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2007年2月 7日 (水)

ゆったり ほっこり 方言詩(07) 【お腹おきる】

おきた          森元悠加

「お腹すいたなぁ」
「うちも、腹減ったわ」
と食事中の会話。
そして、食後の会話。
「とてもおいしかったね」
「うん、うち、お腹おきたわ」
…お腹おきた…
とても不思議な会話…。
お腹が起きるということではなく、
これは、おなかいっぱいということ。
           [方言取材地……香川県高松市]

[たちばな氏の立ち話]
 前回に続いて香川県の方言です。お腹がいっぱいになったときの言い方は、全国でいろんな表現があると思います。けれども、「お腹がおきる」というのは珍しい言い方ではないでしょうか。お腹いっぱいを通りすぎたら、私の場合は「ずつない」を使います。このブログの1月22日(言葉カメラ)に紹介しました。
 さて、『日本方言大辞典』(小学館、1989年刊)を見ると、「おなかが とっぶり おきる」という言葉があって、〝食事が十分で、腹がいっぱいになる〟という意味が書いてあります。香川県三豊郡という地名が出ています。香川県はなしことば研究会編・発行『讃岐弁あれこれ』(2003年刊)には「ハラガオキル」も「ズツナイ」も載っています。

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