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2007年2月11日 (日)

ゆったり ほっこり 方言詩(11) 【しんちゃい、しーや】

急かし方         [匿名=おやじ]

広島では相手を急かすとき
「早よ しんちゃい」って言う。
じゃけどこれは機嫌がいいとき。
機嫌が悪いと
「早よ しーや」
「早よ せーや」
すっごい勢いでまくしたてられる。
しまいには
「何しよんねー」とどなられてしまう。
うちの家族はとくに短気じゃけ
急かし方がちょっちガラが悪い。
           [方言取材地……広島市佐伯区]

[たちばな氏の立ち話]
 言葉は心の中を表すものです。ガラがいいとか悪いとかではなくて、その時の機嫌によって言い方は変わっていきます。「しんちゃい」と言われても動かないでいると、「しーや」という言葉が発せられ、「せーや」という言葉に変化していくのです。相手の言葉の変化を感じ取って、そろそろ本気で急がないと爆弾が落ちそうだという気持ちになったりします。
 悪態をつくときなどは、共通語ではなく、方言が似合っています。あっと思った瞬間に、どなりつけるような方言が口に出てしまうのは自然なことだと思います。売り言葉と買い言葉から発展する口喧嘩は、方言でまくしたてる方に勝ち目がありますね。
 私なんぞは、もたもたしている人を見ると、「何しよるんや。早よ せんかい」という言葉が口をついて出てしまうことがありますし、もう一歩進めば、「何さらしとるんや。早よ しやがれ!」と言ってしまったりします。しまった、言い過ぎたと思っても、後の祭りです。

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