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2007年3月 6日 (火)

ゆったり ほっこり 方言詩(26) 【かなん】

かなん           中澤敦美

冬は寒うて
かなんなぁ
手が
冷とうなって
かなんなぁ
冬ってほんまに
なんぎやなぁ
           [方言取材地……兵庫県明石市]

[たちばな氏の立ち話]
 今年の冬は暖冬で、地球温暖化を心配しなければなりませんが、冬はやっぱり暖かい方がありがたいと思います。既に梅が満開の季節を迎えており、今年の関西は、奈良のお水取りが終わるのを心待ちにしなくてもいいようです。
 作者は、私と同じ明石市大久保町の在住です。同じ兵庫県でも但馬に比べると温暖な気候の瀬戸内沿岸ですが、それでも冬になると、寒いのは「かなんなぁ」と思います。早(はよ)う春になってくれへんかなぁ、と願うのです。
 この詩には、とりわけ意味のわからない言葉は使われていないのですが、言い回しがゆったりとしていて、方言の色合いが強く出ています。私の場合は「冷(つめ)とうなる」を「ちめとうなる」と発音することもあります。

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