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2008年4月30日 (水)

【掲載記事の一覧】

 桜の花を追いかけている間に、4月が過ぎようとしています。新緑の季節です。
 4月は、「神戸圏の文学散歩」の取材のために赤穂へ行きました。下旬には、思いがけず、「国語教育を素朴に語る」の中の一文が入試問題に引用されたという知らせに接しました。
 今年は阪神タイガースが好調なスタートを切っています。
 あれやこれやの中で新年度が始まりました。
 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
       kyoiku.kokugo@gmail.com
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫
◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(40)~継続予定
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]

◆言葉カメラ (1)~(164)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42)~継続予定
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(27)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆写真特集・うめ (1)~(14)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]

◆写真特集・さくら (1)~(33)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]

◆写真特集・きく (1)~(3)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]

◆写真特集・もみじ (1)~(7)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

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2008年4月29日 (火)

改稿「国語教育を素朴に語る」(40)

20 場面にふさわしい話し方をする〔下〕

 スピーチなどの指導をするときに、あらかじめ原稿を作るようにという指示をすることがあります。話をするには準備が必要だという指導は、当然のことです。
 けれども、どのように準備を整えても、書き言葉としての口調の強い話や、準備が行き届いて言葉が固定してしまっているような印象を与える話は、聞いている人の心を揺り動かさないことがあります。話をしている場面から遊離してしまっていることが原因です。
 一言一言までの原稿を準備して、その原稿に心を引かれてしまうと、話のみずみずしさが損なわれてしまうことになりかねません。話すことには、言葉以外の表情や身振りなども伴っているのに、言葉を優先してしまうからです。
 話すための原稿を推敲することも大切でしょうが、話すことの練習にこそ、準備の重点を移すべきだと思います。原稿を一語一語、頭の中に入れて、それを再現することに意を注げば、話のみずみずしさが失われていくということは誰もが経験していることです。話す人と聞く人の人間関係よりも、話す言葉を優先させてしまうことの弊害だと思います。
 大切なことは、書いた原稿の内容と順序を頭に入れて、あとはその場に臨んだつもりで練習を重ねる方がよいと思います。話は、話す人のペースで進みますから、ゆっくり、はっきりと話して、重要な部分は繰り返したり強調したりして、注意を促すというようなことこそ、話す技術であると思います。
 話した内容が充実していたかどうかということだけで評価をすることは、話すことの正当な評価になっているのだろうかという疑問を、私は強く持っています。

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2008年4月28日 (月)

改稿「国語教育を素朴に語る」(39)

20 場面にふさわしい話し方をする〔上〕

 記者会見というのは、不自然な形を備えたものだと思います。事件・事故や重大な出来事に際して、官庁・会社・団体などの責任ある立場の人が、報道機関の限られた人数の記者などを前にして、しかし、全国の不特定多数の人を相手に想定して話すという緊張を強いられます。記者からは、意地悪で、ぶしつけな質問も飛び出します。
 陳謝しなければならない内容があるときなどは、原稿を準備して、棒読みに近い形で話を進めている姿を見ることがあります。言い落としてはいけない内容をメモに書き、話す順序に気を配り、一語一語を選んで表現しなければならないこともあるでしょう。その結果、原稿やメモを気にするあまりに、話し方がぎこちなくなり、書面に目をやる度合いが高くなることもあるようです。
 その様子をテレビで見た人が、会見には心がこもっていなかったという批判をすることがあります。深々と頭を下げても、形だけのお詫びをしているような印象になってしまうこともあります。
      ◇      ◇      ◇
 国語教育では、読むこと・書くことに重点を置きがちですが、聞くこと・話すことの指導にできるだけ多くの時間を充てたいと思います。日常生活では、話すことを求められる場面が多いのです。授業時間が乏しいなどという理由だけで、話すことの指導を軽んじたくはありません。書く力を培えば、話すことなどは簡単にできるはずだという考えには賛成できません。大勢の人に向かって、まとまった内容を話すという力は、誰もがそなえておかなければならないものであり、指導によって向上するはずだと思います。
 文字で書かれた文章は、既に文章全体が完成したものを読みます。書く人は、いったん書き終えてからも、読む人の目に触れるまでに推敲を重ねることができます。
 それに対して、話すということは、話す人が話し始めた瞬間に、聞く人が聞き始めています。話す人が話し終えたときに、聞いていた人は聞き終えます。話す人と聞く人との関係を軽視していたのでは、話すことの指導はできません。

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2008年4月27日 (日)

改稿「国語教育を素朴に語る」(38)

19 テストなどの選択肢問題を減らす〔下〕

 表現力のない生徒は選択肢の中から正しいものを見つけ出す力も欠けているということを理由にして、選択肢問題で表現力も判断しているのだという論を聞いたことがあります。答えを探し出す作業の際に、表現力が援用されているかもしれませんが、生徒はその作業で表現活動を行っておらず、表現力を評価することはできないと思います。
 問題を解くのは、本文の内容をじゅうぶんに理解した上での作業であるのですが、選択肢問題は、選択肢相互の表現の違いを理解して、その優劣を判断するというような意味しか感じられない場合があります。
 そうであるなら。選択肢の中から正しいものを選ぶということは、間違い探しに堕してしまいます。一つの選択肢の表現の中にちょっとでも間違った内容が含まれていたら、その文の他の部分に関係なく、その選択肢は正しくないという判断をすることになります。それは、ささいな受験技術の一つに過ぎませんが、そのようにして処理をしていかなければ、高得点にいたらないことになるのです。このような作業には、表現活動は姿をあらわしていません。
      ◇      ◇      ◇
 私が言いたいのは、採点の省力化のためには仕方がないというような、言い訳はやめようということです。選択肢問題がなくなれば、生徒は自分で表現することを求められます。それによって、国語教育の姿も変わってくるかもしれないのです。
 大学入試センター試験の問題は選択肢ばかりで作られています。受験者の人数が多いということが理由でしょう。選択肢問題こそが国語力を調べる有効な方法なのだというような理由づけは難しいだろうと思います。
 受験人数が多いからしかたがないという論理が通用すれば、普段のささやかな国語教育の実践などは、いとも簡単に吹き飛ばされてしまいます。生徒の表現力を嘆く前に、入試・その他のあり方を反省した上で、日々の国語教育の営みを大切にしたいと思うのです。

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2008年4月26日 (土)

改稿「国語教育を素朴に語る」(37)

19 テストなどの選択肢問題を減らす〔上〕

 生徒を相手にして日々の指導をしている立場にいたときには、言わなければならないと思いつつも、正面からは主張できなかったことが、いくつかあります。そういう場を離れてから発言するのは卑怯であるという誹りは免れないと思いますが、やはり言っておくべきだと思うことの一つに、テストなどにおける選択肢問題のことがあります。
 テスト問題の選択肢は、採点の労を軽減する目的で、いくかの設問のうちの1つ、2つをこの形式で実施することが、広く行われています。自由に書かせたら採点の際に収拾がつかなくなるという危惧も理由の一つです。実は、私が作った高校生向けの問題集でも、選択肢問題を散りばめてほしいと要請されて、そのようにした経験があります。意に反してかどうかは別として、定期考査・模擬試験・問題集などには、たくさんの選択肢問題があります。
 もちろん、すべての選択肢問題を否定するつもりはありません。それが効果的に使われていることはあります。けれども、ある一定の目的のためだけに選択肢問題は用いるべきであって、設問のすべてを選択肢で答えさせるのは行き過ぎであると思います。
      ◇      ◇      ◇
 文章の深い内容に関する設問の選択肢は、無造作に作れるものではありませんから、作成の際の労力は大きいと思います。また、選択肢は多様な作り方ができますから、一つずつの選択肢が2~3行にわたる長いものも作れます。選択肢を職人技のように作る教員もいます。
 けれども、どんなに苦心して作っても、選択肢の働きには限界があります。どんな意図を持って作っても、どんな工夫を施しても、出来上がった選択肢の中から生徒が正解を選ぶ作業は、読解という言語活動にほぼ限定されてしまっていると思います。

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2008年4月25日 (金)

改稿「国語教育を素朴に語る」(36)

18 手紙の意義を認識する〔下〕

 生徒の書いた文章は、授業中に互いに読み合ったり、文集のような形にしたりして、生徒相互が読んで評価することがあります。けれども、レポートや答案の形になったものは、一人の教員が読んですませることが、案外に多いのです。本来は大勢に向かって書いたはずのものを、一人の教員が読んで、一人の教員が評価しているのです。そして、教員は、それを正常な姿であると思ってしまい、生徒も、そのような状況に慣れてしまっています。
 レポートや答案が、生徒から教員に宛てた私信に近い働きになって、評価をする教員の気に入るような書き方を工夫しなければならないということになれば、いびつな表現指導であると言わなければなりません。
      ◇      ◇      ◇
 逆に、手紙のような私信の指導がおろそかになっていると、私は感じています。不特定多数向けの文章が書けたら、個人の手紙などは書けるはずだという考えが正しいとは思えません。私は、手紙をきちんと書けるかどうかということは、表現指導のひとつの典型であると思っています。
 正しい文字を用いて、言葉のきまりにかなった言葉遣いをする。相手と自分との人間関係を考えて、ひとつひとつの言葉や敬語を誤りなく使う。時候の挨拶が必要になる場合もある。一定の形式も意識しながら、その枠内にとどまらない工夫をする。そして何よりも、相手のことを考えて、理解しやすい書き方をする……等。これらは、国語の総合力です。手紙を書くことに慣れる意義は大きいと思います。
 手紙は、一人と一人という簡単な人間関係で成り立ちますが、相手や状況を考えて臨機応変な書き方が求められることも多いのです。
 電話の話し方にも、メールなどの書き方にも習熟させるべきでしょうが、「手紙一本すら書けない」生徒を育ててしまっては、国語科教員としては恥ずかしいことであると思うのです。

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2008年4月24日 (木)

改稿「国語教育を素朴に語る」(35)

18 手紙の意義を認識する〔上〕

 誰かが誰かに向かって、何かを伝えようとする場合、今では電話、ファックス、メール、その他の通信手段が可能です。電話には電話の話し方が、メールにはメールの文体があります。そして、手紙には手紙の書き方があり、独特の効用があるように思います。
 ある新聞に載った、読者の投稿文を紹介することから始めたいと思います。短いので、全文を引用します。
      ◇      ◇      ◇
 田舎育ちの娘が、この春大阪の大学に入り、一人暮らしを始めた。だが、お互い携帯電話を持っているためか、すぐそばにいるような気がして、寂しさも不安も半減されていた。
 先日、娘の誕生日が近いので、米や冬服とちょっとしたプレゼントを送った。だのに、「届いた」のメールも電話もない。バイトや勉強が忙しくても、「礼のひと言もないのか」と腹が立った。
 こちらも意地になってメールもせず、むしゃくしゃしたまま過ごした翌日、会社から帰ると、なんと娘から手紙が来ているではないか。荷物のお礼や自分の近況、おじいさん、おばあさんへのねぎらいや弟へのアドバイス。何度も何度も読み返し、涙した。あの音さたのない2日間は、これだったのか。メールより何倍もうれしい手紙だった。  (兵庫県丹波市・大内明子さん)
      ◇      ◇      ◇
 文章には必ず相手が想定されている、ということは誰にもわかっていることなのですが、表現指導の現実はどうかと考えますと、不思議な現象が生じているように思います。
 表現には、不特定多数の人(あるいは、一定の枠内の人たち)に伝えようとして書く場合と、特定の個人やごく少数の人に向かって書く場合とがあります。文章を読むはずの人のことをきちんと想定しないで表現することは正しいとは思えませんが、あいまいなままで指導していることも多いようです。大多数の人に理解できるような文章を書けば、それでいいのだというような考え方です。

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2008年4月23日 (水)

改稿「国語教育を素朴に語る」(番外)

びっくりニュース

 4月21日に、意外なところから郵便物が届きました。日本著作権教育研究会という、私にとっては聞き慣れないところからでした。一瞬、私が何か著作権を侵害するようなことをしてしまったのを咎める通知かと思いました。このブログの文章は私が書いたものばかりですが、他者の文章を引用することは、時たま行っているからです。
 恐る恐る郵便物を開いてみると、「著作物利用の許諾のお願い」という内容の文書が入っていました。
 それを見ると、雑誌『月刊国語教育』に連載した「国語教育を素朴に語る」の、2006年8月号の文章を、今年の入試に利用したということでした。
 2008年度 北海道教育大学 教育学部 教員養成課程 旭川校 国語教育専攻
の編入学入試の小論文問題として、全文を使って問題作成をしたというものでした。入試問題のコピーも添えられていました。
 そして、二次利用として、北海道教育大学ホームページに、2008年6月1日から2009年5月31日までその入試問題を掲載するということでした。
 なお、その小論文問題の設問は、次のようになっていました。
 問1 読書とその指導に対する筆者の考えがよくわかるように、この文章を要約しなさい。(40点)
 問2 傍線部「生徒の生活習慣の改善に関して、教員がさりげない日常の中で果たす役割が大きいということを忘れてはならないと思うのです」に関わって、生徒の日常の言語生活において国語教師としてどのような関わり方ができるか、読書以外の例を示しながら、あなたの考えを述べなさい。(60点)
 入試に引用された文章は、今、改稿「国語教育を素朴に語る」としてブログに掲載しているものの一つ(その原文)です。後日、その文章は改めて掲載しますが、6月になったら北海道教育大学のホームページもご覧ください。
 さてさて、他人の文章を使っていろんな設問を作ることは、学習指導の過程でしばしば行っていますが、自分の文章でこのような質問をされると、私はどう答えたらよいのか、とまどうような気持ちになりました。問2の設問は、私にとっても大きな課題です。

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2008年4月22日 (火)

写真特集・さくら(33)

赤穂市内(赤穂城、赤穂御崎など)

  葉桜の季節になりました。大阪・造幣局の通り抜けもそろそろ終わりを迎えます。というわけで、「さくら」シリーズも、今年はこれで終わります。
                                   ◆      ◆     ◆
 播州赤穂で、春の義士祭が開催されていた日の桜です。赤穂市内あちこちと、温泉と桜で知られた赤穂御崎の花です。

【写真は、2008年(平成20年)4月13日に、兵庫県赤穂市内で撮影。】

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2008年4月21日 (月)

写真特集・さくら(32)

万葉に詠まれている日笠

 日笠は、万葉集の歌にも出てきますし、菅原道真にまつわる伝承のあるところでもあります。
 日笠山は高砂・姫路の市境ですが、大部分は高砂側にあって山上には高砂市の水道施設も作られています。
 桜にはもちろん見とれるのですが、それとともにここからの展望は素晴らしいと思います。東の方には「石の宝殿」に続く岩山が、南の方には「上島」と家島群島が見えます。高砂、加古川、姫路市内の展望が開けています。

【写真は、2008年(平成20年)4月10日に、兵庫県高砂市・姫路市の境界地域で撮影。】

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2008年4月20日 (日)

写真特集・さくら(31)

高砂の鹿島川

 山陽電気鉄道の曽根駅から東へちょっと歩くと鹿島川に出会います。およそ2キロにわたって川の両岸に桜並木が続きます。ただひとつ残念なのは、川の上に鉄塔が続いて高圧電線が張られていることですが、それを忘れたらなかなかの眺めです。鉄塔の殺風景を補うために桜が植えられたのかもしれません。

【写真は、2008年(平成20年)4月10日に、兵庫県高砂市内で撮影。】

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2008年4月19日 (土)

写真特集・さくら(30)

須磨浦公園の桜と電車

  桜の名所である須磨浦公園は東西に長く延びている公園で、北側を山陽電気鉄道本線が、南側をJR西日本の神戸線が走っています。最寄り駅は山陽電気鉄道の須磨浦公園駅ですが、ここには阪神電気鉄道の電車も乗り入れて、カラフルでバラエティ豊かな電車が桜の中を走り抜けています
 南北の鉄路をしょっちゅう、電車が行き来していますが、最後の2枚の写真がJRです。

【写真は、2008年(平成20年)4月8日に、神戸市須磨区内で撮影。】

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2008年4月18日 (金)

写真特集・さくら(29)

剛ノ池の周りの桜

 明石公園の北側にある剛ノ池は2万9千平方メートルの広さがあり、その周りは桜の名所になっています。ボートが浮かぶ池面には水鳥もたくさん浮かんでいます。

【写真は、2008年(平成20年)4月8日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2008年4月17日 (木)

写真特集・さくら(28)

城に映える桜

 明石城の別名は、喜春城であり、錦江城とも呼ばれています。名前からも春の桜は明石城の面目躍如という感じがします。
 もともと天守閣はありませんでしたが、巽櫓と坤櫓が現存しており、ともに国の重要文化財に指定されています。

【写真は、2008年(平成20年)4月8日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2008年4月16日 (水)

写真特集・さくら(27)

明石公園の桜

 明石公園は、兵庫県立で55万平方メートルの面積を持つ公園です。大正時代の中期に開園して以来、地元の人たちに親しまれている桜の名所です。日本さくらの会による「さくら名所100選」の一つです。
 この明石公園の桜を、3回に分けて紹介します。

【写真は、2008年(平成20年)4月8日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2008年4月15日 (火)

写真特集・さくら(26)

母校の桜

 入学式には桜がよく似合います。満開の頃に新学期を迎えるというのは心浮き立つものです。学校に勤め続けてきた私は、そんな風景に毎年、出会ってきました。
 今年は、自分の卒業した小学校の桜を見に行ってみました。明治4年に創立された、明石市内でも最も古い小学校です。私は生まれてから今に至るまで同じところに住んでいますから、見慣れた学校です。そうではあっても、桜に包まれた学校は、やっぱり普段とは印象が異なりました。
 もっとも、小学校の位置は昔とは変わっています。私が卒業した頃の学校は、現在地よりも南にありました。位置が変わったとはいえ、新しい場所でも30年以上が経過しましたから、桜にも貫禄が出てきました。
 元の小学校の跡地は、今は明石市立少年自然の家になっています。そこにもたくさんの桜が咲いています。

【写真は、2008年(平成20年)4月6日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2008年4月14日 (月)

写真特集・さくら(25)

氏神さんの桜

 明石市魚住町中尾にある住吉神社は、藤の花でも知られているところです。最近は、紫陽花もたくさん植えられています。
 ところで、この神社は、私たちの地域(魚住町南部と、大久保町西島)の鎮守です。広い境内は住吉公園としても整備されています。

【写真は、2008年(平成20年)4月6日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2008年4月13日 (日)

写真特集・さくら(24)

  明石海浜公園の桜

 明石海浜公園は、明石市の西端、二見町の沖合を埋め立てた人工島の北側の一部を公園にしているところです。工業用地として造成された地域に潤いをもたらしています。二見町の海沿いは漁業に従事している人が多いのですが、漁港やモーターボートの係留地を眺めることのできる公園です。
 高台の展望地からの眺めもよいのですが、両側に木々が植えられた遊歩道は桜のトンネルになっています。

【写真は、2008年(平成20年)4月6日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2008年4月12日 (土)

写真特集・さくら(23)

えべっさんの桜

 阪神香櫨園からのんびり歩いていくと、ほどなく西宮神社に着きます。西宮の「えべっさん」として知られている神社です。
 芭蕉の「扇にて 酒くむかげや ちる桜」の句碑がありますから、桜との縁はあるのですが、西宮神社の桜は微かな彩りを添えているという風情です。絢爛豪華でないところが似つかわしいとも思えてきます。

【写真は、2008年(平成20年)4月4日に、兵庫県西宮市内で撮影。】

≪画像をクリックしてください。大きくて鮮明な画像になります。≫Photo_31 Photo_32 Photo_33 Photo_34 Photo_35 Photo_36
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2008年4月11日 (金)

写真特集・さくら(22)

  夙川駅から香櫨園駅へ

 阪急夙川駅から南に向かって、JR線の下をくぐって、阪神香櫨園駅までの間は、人出も次第に少なくなっていきます。桜の本数も少な目ですが、そのかわり、ゆっくりと落ちついて花を楽しむことができます。
 阪急夙川駅の少し下流で、西宮市オリジナルの桜というのを見ました。夙川舞桜と西宮権現平桜のふたつです。
 4月6日には西宮さくら祭が催されましたが、私が訪れたのは、それより少し前でした。 終着地の香櫨園駅はどっしりとした風格で桜を見下ろしておりました。

【写真は、2008年(平成20年)4月4日に、兵庫県西宮市内で撮影。】

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2008年4月10日 (木)

写真特集・さくら(21)

桜を楽しみ、水の流れとたわむれる

 両岸にぎっしりと連なる桜を楽しみながら、川の水に接することができるのが夙川公園のいいところです。
 右岸から左岸へ、再び右岸へ。川の中に作られた飛び石伝いに、思ったところへ行けるのです。
 阪急の夙川駅は、川の真上に作られています。下流の阪神・香櫨園駅も夙川の流れの上に作られた駅です。阪神間には、この他にも、川の上にホームのある駅が幾つもあります。

【写真は、2008年(平成20年)4月4日に、兵庫県西宮市内で撮影。】

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2008年4月 9日 (水)

写真特集・さくら(20)

苦楽園口駅から夙川駅に向かって

 夙川公園は、西宮市の夙川(しゅくがわ)の河川敷に沿った、およそ4kmにわたる公園で、昭和12年に竣工しています。桜が植えられている夙川堤は、阪急甲陽園線「苦楽園口駅」から、阪急神戸線「夙川駅」を通り、JR神戸線「さくら夙川駅」の少し西を経て、阪神電鉄本線「香櫨園駅」まで続いています。特に華やかなのは苦楽園口駅~夙川駅の間です。
 平成2年に、夙川公園の桜は日本さくらの会によって「さくら名所100選」として認定されています。
 この夙川公園の桜を3回に分けて紹介します。第1回は、苦楽園口駅から夙川駅の手前までです。

【写真は、2008年(平成20年)4月4日に、兵庫県西宮市内で撮影。】

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2008年4月 8日 (火)

写真特集・さくら(19)

高瀬川と鴨川

 地下にある阪急河原町駅から地上に出ると、細い高瀬川にかぶさるように桜の花が満開でした。電車を降りるとすぐに目の前に展開する風景で、桜の季節の京都の第一印象が決まってしまうような感じがします。
 最後の一枚は、鴨川べりに咲く桜です。高瀬川から東に歩くとすぐに鴨川に出て、視界がぱっと広がります。

【写真は、2008年(平成20年)4月2日に、京都市中京区内で撮影。】

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2008年4月 7日 (月)

写真特集・さくら(18)

舞台で知られる清水寺

 音羽山と号する清水寺も桜の名所です。
 金閣寺(鹿苑寺)、嵐山などと並ぶ、京都でも指折りの観光名所で、季節を問わず多くの参詣人で賑わっていますが、桜の季節はまた格別です。文学作品などにもたびたび登場する寺院であり、京都の文化財の一部としてユネスコ世界遺産にも登録されています。
 「松風や音羽の滝の清水をむすぶ心は涼しかるらん」という御詠歌で知られ、音羽の滝の周りはいつも人だかりがしています。

【写真は、2008年(平成20年)4月2日に、京都市東山区内で撮影。】

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2008年4月 6日 (日)

写真特集・さくら(17)

高台寺の枝垂れ桜

 高台寺は、豊臣秀吉が没した後、菩提を弔うために夫人の北政所(ねね)が開いた寺である。たびたびの火災にあって多くの堂宇を失って、いま残っているのは旧持仏堂の開山堂と霊屋、傘亭、時雨亭、表門、観月台等で、国の重要文化財に指定されている。
 方丈の前庭にある枝垂れ桜は見事です。この桜を見た瞬間にもらす感嘆の声を次々に耳にします。

【写真は、2008年(平成20年)4月2日に、京都市東山区内で撮影。】

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2008年4月 5日 (土)

写真特集・さくら(16)

円山公園のあたり

 京都の桜の名所として知られている円山公園は、国指定の名勝で、八坂神社や知恩院に隣接しています。園内には回遊式の日本庭園や、祇園枝垂れ桜もあります。
 枝垂れ桜を見て、高台寺に向かって足早に通りすぎました。その途中で見た桜の風景のいくつかです。

【写真は、2008年(平成20年)4月2日に、京都市東山区内で撮影。】

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2008年4月 4日 (金)

写真特集・さくら(15)

知恩院の三門あたり

 知恩院の辺りも晴れ晴れとした雰囲気に包まれていました。
 京都の東山、華頂山の麓に壮大な伽藍を持つ知恩院ですが、三門の辺りだけを歩きました。三門は元和7年(1621年)の建立で、高さ24メートル、横幅50メートルで、屋根瓦が約7万枚という規模で、現存する木造建築として最大の楼門だと言われています。

【写真は、2008年(平成20年)4月2日に、京都市東山区内で撮影。】

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2008年4月 3日 (木)

写真特集・さくら(14)

白川に沿った祇園新橋地区

 京都の桜は満開を迎えていました。しっとりと、落ち着いたたたずまいを見せる祇園新橋地区も華やかな雰囲気に包まれていました。白川べりには、吉井勇の「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる」の歌碑が立っています。
 白川は京阪四条駅の北方で鴨川に流れ入りますが、新橋辺りの「祇園白川」と呼ばれる地域は町並保存地区に指定されていて、石畳に格子戸の茶屋が並ぶ花街の風情が残っています。ソメイヨシノや枝垂桜が植えられています。

【写真は、2008年(平成20年)4月2日に、京都市東山区内で撮影。】

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2008年4月 2日 (水)

写真特集・さくら(13)

熊野那智大社と周辺の桜

 前回の続きです。青岸渡寺と熊野那智大社とは隣接しています。
 今回は、熊野那智大社と、その周辺の桜です。ヤマザクラも満開に近づいていました。 熊野古道の大門坂のあたりや、バス道路に沿った辺りも華やかな彩りでした。
 バスの終点は、熊野那智大社と青岸渡寺の両方に敬意を表して「神社お寺前駐車場」という名前になっていました。

【写真は、2008年(平成20年)3月27日に、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町内で撮影。】

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2008年4月 1日 (火)

写真特集・さくら(12)

西国札所1番・青岸渡寺の桜

 春4月。年度も改まって、心も浮き立つ頃を迎えました。
 今年も、何回かの「写真特集・さくら」を連載します。
 「やや春深く霞みわたりて、花もやうやう気色だつほどこそあれ、折しも雨風うち続きて、心あわたたしく散り過ぎぬ。」(徒然草)の季節です。満開を待ち望み、落花を惜しむ気持ちが交錯するときです。
    ☆    ☆    ☆
 昨秋、母が他界して、西国三十三カ所の集印帳を棺に入れました。改めて西国の寺々を巡ることを始めました。今度は自分が世を去るときの準備です。花の命も短いけれど、人の命も同じです。
 まずは第一番の札所である那智山・青岸渡寺へ行きました。3月の末でしたが、桜は満開に近づいていました。このとき東京は既に満開というニュースが伝わっていましたが、関西は遅れ気味です。それでも南紀はやはり温暖の地です。京阪神よりは春の進みが早いのです。
 那智の滝と桜、寺の伽藍や三重の塔と桜、というような構図は、まとまりすぎている風景かもしれませんが、春のひとときの華やかさを感じました。枝垂れ桜も優雅な姿を見せていました。

【写真は、2008年(平成20年)3月27日に、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町内で撮影。】

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