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2008年8月31日 (日)

【掲載記事の一覧】

 ブログを始めて満2年が経過しました。1日も欠かさず書き続けてきましたから、記事数は747件に、掲載写真の数は1219枚になりました。これからも、この調子で続けようと思っております。
 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
       kyoiku.kokugo@gmail.com
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫
◆言葉カメラ (1)~(222)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(27)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆写真特集・うめ (1)~(14)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]

◆写真特集・さくら (1)~(33)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]

◆写真特集・きく (1)~(3)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]

◆写真特集・もみじ (1)~(7)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42) 【再開の可能性あり】
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

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2008年8月30日 (土)

言葉カメラ(222) 【10秒に1人】

どういう基準なのだろうか

 一つ一つの賞品には120円と書いてありますが、「今だけ100円」というのは理解できます。元の値段と、値引き後の値段の両方を示しているのです。
 けれども、「10秒に1人アタル!」というのは、どういうことなのでしょうか。何十秒間(あるいは何分間)にわたって誰も買わないときに、買ったらアタルというわけではないでしょう。何回に1回という確率を、時間に換算されると戸惑います。ひっきりなしに買う人がいたら、10秒に1人がアタルのでしょうか。1人が買うのに要する時間は何秒なのでしょうか。

 さてさて、伊丹シリーズは、これで一段落とします。

【写真は、2008年(平成20年)8月22日に兵庫県伊丹市内で 撮影。】

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2008年8月29日 (金)

言葉カメラ(221) 【侵入禁止②】

進入すれば不法侵入

 言葉カメラ(147)で、奈良の興福寺の「侵入禁止」という道路(交通)についての立て札を紹介しました。(2008年1月23日付け)
 今回、見かけた看板は、理屈が通っているように思いました。ここから先は「進入禁止」であり、それでも進入していくと「不法侵入」になるということです。伊丹市内のマンションの入口で見かけました。

【写真は、2008年(平成20年)8月22日に兵庫県伊丹市内で撮影。】

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2008年8月28日 (木)

言葉カメラ(220) 【エレベーターのカゴ】

エレベーターで、人の乗るところの呼び名

 エレベーターやエスカレーターは、その設備全体の呼び名のように思っていますから、エレベーターの箱の部分を何と呼ぶかということは、気にも留めていません。日常生活では、「エレベーターの来るのが遅い」などと言っています。
 ところで、「チャイムが鳴るとカゴが到着します」とか「カゴ内の操作盤は、左側にあります」とかの言葉を目にすると、人が乗る部分が「カゴ」というものなのだと、初めて気づきます。伊丹市役所内のエレベーターで見かけました。
 「カゴ」と言われると、渓谷などにある人力ロープウェーで、人が乗る場所を示しているようなイメージです。文字通りカゴの形をしているものが多いのです。
 ところが、社団法人・日本エレベータ協会のホームページを見ると、「カゴ」という呼び名が正式のものであって、建築基準法施行令などに使われている言葉であることがわかります。

【写真は、2008年(平成20年)8月22日に兵庫県伊丹市内で撮影。】

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2008年8月27日 (水)

言葉カメラ(219) 【たる、ちゃる】

「…してやる」の方言

 「みんなぁ みゆきで こぉちゃって!」という言葉を見たときは、一瞬、東京の言葉の真似かなとも思いました。
 キャンペーンの言葉も「こぉちゃって」になっています。意味は「買ってやって」ということです。「みゆき」は、姫路市の目抜きの商店街・みゆき通りのことです。
 関西は「買(こ)うてやる」→「買(こ)うたる」が主流だと思っていましたから、「守ったって 子供・お年寄り」という交通標語の「守ったる」を見たときは気持ちが落ち着きました。

【1枚目の写真は、2004年(平成16年)10月19日に兵庫県姫路市内で撮影。2枚目の写真は、2008年(平成20年)8月22日に兵庫県伊丹市内で撮影。】

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2008年8月26日 (火)

言葉カメラ(218) 【アダプション】

ぴったりする日本語は?

 「市とのアダプション・プログラム(里親協定)によりボランティアで美化活動をしています。」ということの意義はじゅうぶん理解できるのですが、日本語が「里親」となっていることには違和感を覚えました。相手が人間や動物ではなく、植物であることに理由があるのかもしれません。
 ホーム・ページを見ていたら、「アダプション・プログラム(里親制度)って?」というタイトルで、次のような説明を見つけました。

 「アダプション」とは養子縁組のことで、公共施設(公園や道路など)を養子とみなし、市民のボランティアが里親となって清掃などの美化活動を実施するものです。この制度は、米国で散乱ゴミ対策のためにはじめられたもので、日本でも1998年から導入が始まりました。2003年には150件を越える自治体が取り入れています。

 内容によっては「世話役」などと言えると思います。それらをすべて「里親」と言ってしまってよいのでしょうか。ただし、「アダプション・プログラム」というカタカナ語だけが広まるよりも、日本語を添える方がずっとよいと思います。

【写真は、2008年(平成20年)8月22日に兵庫県伊丹市内で撮影。】

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2008年8月25日 (月)

言葉カメラ(217) 【千僧大橋】

道路幅より短い「大橋」

 「大橋」というのは、周囲にある橋の中でも、とりわけ大きなものに名付けられるものと思っていましたが……。
 伊丹市内の県道334号にある「千僧大橋」はご覧の通りの川幅に架けられた橋です。細い流れの金岡川に架かっている橋は、長さが10メートル以下で、交通の激しい県道の道幅にも満たない橋でした。

 なお、千僧という地名については、
「千僧は『せんぞ』と短く読む。行基の49院建立祈願が成就したことから、願成就院と名付けて千人の僧を集めて供養した。千僧の地名はこれに由来する。」(『醸しの郷 伊丹新書』 神戸新聞総合出版センター、2007年8月27日発行。86ページ)
とあります。
 地元の呼び名に従わないで、読み方を決めてしまうやり方は、国でも都道府県でもよくある話です。

【写真は2枚とも、2008年(平成20年)8月22日に兵庫県伊丹市内で撮影。】

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2008年8月24日 (日)

言葉カメラ(216) 【ポイ!捨てないで】

「ポイ!」と捨てたのを咎める

 空き缶や、煙草の吸い殻の「ポイ捨て」は困りものです。そのような行為を禁じる看板や貼り紙などは町のあちこちに見られます。
 たいていは「ポイ捨て禁止」のような表現ですが、「ポイ!捨てないで」という書き方を2つ、見かけました。
 この書き方には、「ポイ!」と捨てたのを見つけて、「捨てないで」とお願いをしているような風情があるように思います。「ポイ捨て(を)しないで」というのではなく、「ポイ!」と行ってしまった行為をたしなめているように感じるのです。「ポイ捨て」を事前に禁じるような表現の方が望ましいのではないかと思ったのです。

【1枚目の写真は、2007年(平成19年)5月9日に兵庫県加古郡播磨町内で撮影。2枚目の写真は、2008年(平成20年)8月22日に兵庫県伊丹市内で撮影。】

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2008年8月23日 (土)

言葉カメラ(215) 【あそばないで!】

「で」の文字一つで印象が変わる

 言葉カメラ(212)の続きです。
 「あそばない!」の響きの強さについて書きましたが、わずか文字一つが加えられ.ことによって印象が和らげられるという例です。
 「ここでは、あそばないで!」という注意書きにも、前記の例と同じように「!」が使われています。けれども、「あそばないで」の「で」が一文字あることによって、お願いしている姿勢が読み取れて、言葉全体がやわらかくなっています。

【写真は、2008年(平成20年)8月22日に兵庫県伊丹市内で撮影。】

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2008年8月22日 (金)

言葉カメラ(214) 【ええ】

日常的な発音「ええ」

 良いという意味の「ええ」は、関西では日常的な発音です。地域の人たちにとっては、特徴的な関西弁だという意識があるからでしょうか、方言を用いた表現の中にはしばしば登場します。
 「ええもん そろてまっせ」というのは、選りすぐった品物が揃っているという意味です。関西では、おやつのことを「ええもん」と言っている地域もあります。
 「残していってええのは足あとだけやで」というのは、「…してもかまわない」という許可・許容を示しています。

【1枚目の写真は、2004年(平成16年)10月19日に、兵庫県姫路市内で撮影。2枚目の写真は、2008年(平成20年)3月27日に和歌山県東牟婁郡那智勝浦町内で撮影。】

≪画像をクリックしてください。大きくて鮮明な画像になります。≫Photo Cimg2852

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2008年8月21日 (木)

言葉カメラ(213) 【広げ隊、見守りたい】

「…したい」という隊

 「まちの安心・安全・広げ隊」も、「子ども見守りたい」も、発想は同じであろうと推測します。
 「…したい」という人たちが集まって「隊」を作っているのです。自治会、委員会などが推進している活動に、このような名付けが多く見られます。

【写真は2枚とも、2008年(平成20年)5月1日に、京都市下京区内で撮影。】

≪画像をクリックしてください。大きくて鮮明な画像になります。≫Cimg4963 Cimg4988

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2008年8月20日 (水)

言葉カメラ(212) 【あそばない!】

やわらかく聞こえるか、厳しく聞こえるか

 街角で、何かを禁止する看板は無数にあります。「…してはいけない」「…しないようにしてください」「…するな」等々です。
 写真の「このふきんで あそばない!」は平仮名ばかりで書かれていますから、子どもたちを対象にしているようです。
 「…あそばない」だけでは、やわらかすぎて禁止の意図が薄らいでしまうからでしょうか、「!」が添えられています。この記号ひとつで全体の響きがかなり厳しいものとなっているように、私は感じました。

【写真は、2008年(平成20年)4月13日に、兵庫県赤穂市内で撮影。】

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2008年8月19日 (火)

言葉カメラ(211) 【KY】

「空気を読めない」だけではない

 「KY」という文字を見ると、「空気を読めない」という流行語(略語)を思い浮かべますが、写真の「KY」は、そのような意味ではないと思われます。けれども、この場合はどういう意味かと考えても答えることはできません。
 そこで、試みにウィキペディアで「KY」を引いてみました。

 危険予知(KY) 危険予知訓練(KYT)・危険予知活動(KYK)の略。
 京セラの略。NTTドコモのPDC規格の端末製造会社識別のコードで用いられていた。
 キルギス語のISO 639-1言語コード
 ケイマン諸島の国名コードおよびccTLD
 アメリカ合衆国の州、ケンタッキー州(Kentucky)
 JR東日本郡山総合車両センター(KoriYama)の略号。
 札幌テレビ放送旭川放送局(アナログテレビジョン放送)の識別信号(JOKY-TV)
 KYゼリー-ジョンソン・エンド・ジョンソンが製造する潤滑剤。
 朝日新聞珊瑚記事捏造事件にて落書きされたイニシャル。
 今年も宜しくという意味でも使われた。
 AKB48のメンバーである柏木由紀のニックネーム。
 「空気を読めない」の略語として2007年に一部のメディアが紹介した。現在では既に死語となった。

 「危険予知」というのがトップに書かれていて、これはまさに、その使い方なのだと納得しました。
 それにしても、「空気を読めない」の略語としての使い方が、既に死語となったという説明には、時の流れの素早さを感じました。

【写真は、2008年(平成20年)5月28日に、大阪市浪速区内で撮影。】

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2008年8月18日 (月)

言葉カメラ(210) 【不苦労】

苦労せずに幸せを呼ぶ

 フクロウという鳥は、知恵の神というイメージがありますが、幸せということと結びついたイメージはいつから生まれたのでしょうか。
 「不苦労」で「幸せ」を呼ぶことができれば有り難いとは思いますが、ちょっとムシが良すぎるという気がしないわけでもありません。

【写真は、2008年(平成20年)3月27日に、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町内で撮影。】

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2008年8月17日 (日)

言葉カメラ(209) 【胸壁】

普段使わない言葉だから…

 神戸港で見かけた看板に、「高潮対策として 防潮胸壁を作ります。」と書いてありました。
 「胸壁」というのは、医学などの用語としても使っているようですが、この看板は土木に関する言葉として使われています。
 とっさに思ったのは「胸の高さの壁」ということでした。この看板は市民向けのものですから、簡単な国語辞典にも載っている言葉でないと困ります。
 小さな国語辞典を見てみると、説明の仕方がいろいろでした。(医学方面からの説明は除きます。)普段使わない言葉ですから、説明の仕方が違うのは当然なのでしょう。
 岩波国語辞典・第4版は「とりで」、現代国語例解辞典・第2版(小学館)は「とりで。要塞」です。軍事の言葉から由来していることがわかります。
 旺文社国語辞典・改訂新版は「胸の高さに築いた垣。とりで」で、「胸」という文字との関係がわかります。
 三省堂国語辞典・第5版は、「敵の射撃をふせぐために、土を一メートル以上積み上げたもの」となっています。
 高潮という敵を防ぐために、垣とか、土を積み上げたものとかではなく、コンクリートでの壁を作るのが、現代の「胸壁」なのでしょう。

【写真は、2008年(平成20年)1月25日に、神戸市中央区内で撮影。】

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2008年8月16日 (土)

言葉カメラ(208) 【豊・岡】

「豊」と「岡」を区切る

 JR山陰本線の豊岡駅から少し離れたところに古いロータリーがあります。ぐるりと円くなった交通標識は珍しいかもしれません。
 ところで、豊岡駅が「Toyo-oka Sta.」と表記されています。語源がどうであれ、市の名前を「豊」と「岡」に区切るのは珍しいことであると思います。

【写真は、2004年(平成16年)8月24日に、兵庫県豊岡市内で撮影。】

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2008年8月15日 (金)

言葉カメラ(207) 【!】

警告もお願いも「!」

 道路標識の一つに「!」というのがあります。交通に関する標識にはいろいろな種類がありますが、「!」は「その他の危険」だそうです。「その他」というのは、一つ一つ分類されたものに当てはまらないのですから、何に注意すべきかわからないわけです。
 神戸市で見かけた標識は、道路脇に立っているのですが、交通標識と言えるかどうかはわかりません。これは「!」の記号だけではなく「土石流危険渓流」という文字が書かれていますから、警告内容がよく理解できます。1枚目の写真です。
 列車内で見かけた「!」は、警告ではなく、お願いです。「…してください」という言葉と「!」の記号とには、ちょっと違和感を覚えます。2枚目の写真です。

【1枚目の写真は、2007年(平成19年)3月14日に、神戸市東灘区内で撮影。2枚目の写真は、2008年(平成20年)3月28日に、JR紀勢本線(きのくに線)を走る「特急・スーパーくろしお」車内で撮影。】

≪画像をクリックしてください。大きくて鮮明な画像になります。≫Photo Cimg3161

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2008年8月14日 (木)

言葉カメラ(206) 【一三六〇円】

読みにくい漢数字

 一瞬、「特」と「上」とはどちらが高いのか、迷いました。「上」が二二六〇円のように見えたからかもしれません。「、」が打たれているから「上」が一三六〇円であると、かろうじて判断できます。

【写真は、2008年(平成20年)5月28日に、大阪市西区内で撮影。】

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2008年8月13日 (水)

言葉カメラ(205) 【三大うどん】

奈良は「うどん」の本場であるか

 日本三景(松島、天橋立、宮島)とか、三名園(偕楽園、兼六園、後楽園)とか、三大都市圏(首都、中部、近畿)とかは、それぞれどこを指すかということに異論はないと思います。
 けれども、三大急流(最上川、富士川、球磨川) や、三古湯(道後温泉、白浜温泉、有馬温泉)などになりますと、それ以外のメンバーを主張する人々や地域があるように思います。
 昔から決まっているものもあれば、時代の流れに沿って中身が入れ替わることもあるでしょう。食べ物などはその典型で、「三大うどん」「三大そば」「三大ラーメン」などというものが不動のものとなることはないでしょう。
 極論すれば、自分で勝手に、都合のよいものを並べて「三大……」と主張することもあるわけです。
 だから、奈良市で見かけた「三大うどん処」という言葉も、自分の店のことを主張したいから、どこかの他の二軒を道連れにして「三大」と名乗ったのだろうと思いました。そもそも、奈良市がうどんの名所(本場)であろうはずはないのです。
 ところで、一説によれば、「三大うどん」とは、水沢うどん(群馬県伊香保町)、稲庭うどん(秋田県稲川町)、讃岐うどん(香川県高松市など)を指しているのですが、メンバーの入れ替えの主張も聞こえます。
 写真の店は「麺闘庵」というのですが、ホームページを見ていると、こんな紹介があって、ファンが多いようです。
 「秋田の稲庭うどん、群馬の水沢うどん、長崎の船頭(ふなさき)うどん(椿油が練り込まれている)の三大うどんが一度に味わえる(讃岐うどんが入っていないのは謎)。実はゆで時間がそれぞれ違うのだが、食べ比べたいときは一度に持ってきてほしい旨を伝えるとそうしてもらえる。それぞれの味の違いを楽しんでほしい。」
 自分の店が「三大うどん処」なのではなくて、「三大うどんを味わえる処」という意味であるとわかって、納得した次第です。

【写真は、2007年(平成19年)11月26日に、奈良県奈良市内で撮影。】

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2008年8月12日 (火)

言葉カメラ(204) 【やて】

「やって」と「やと」と「やて」

 東京の宣伝を大阪の言葉で行った例です。新幹線の新大阪駅の構内にありました。
 「日本で初めてやって」の「やって」も、「人気キャラクターもいっぱいなんやと」の「やと」も、「東京駅八重洲口地下1階やて」の「やて」も、いずれも「…だそうだ」という伝聞の意味だろうと思います。
 それを「やって」「やと」「やて」と言い分けているのは、関西の言葉遣いに堪能な人がいろんなバラエティで表現したからなのでしょうか。
 そして最後は「ほんなら行ってくるわ」となっています。「ほんなら」も、「ほなら」「ほな」のバラエティがあります。(これは、1回限りの表現ですから、使い分けができなかったのですよね。)

【写真は、2008年(平成20年)8月3日に、大阪市中央区内で撮影。】

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2008年8月11日 (月)

言葉カメラ(203) 【ガラガラとガラポン】

関西では「ガラガラ」が多いようですが

 大売り出しなどのときに、券をもらって抽選をするときには、いろんな期待を抱いてしまいます。
 抽選の仕方にはいろいろあると思いますが、抽選器をガラガラと回すと、小さな玉がポンと飛び出すというのが、よくある方法です。
 あの器械を関西では「ガラガラ」と呼ぶことが多いのですが、東京で見たのは「ガラポン」という言葉でした。違和感はありませんが、自分で口にするとすればやっぱり「ガラガラ」です。

【1枚目の写真は、2007年(平成19年)12月6日に、和歌山県和歌山市内で撮影。2枚目の写真は、2008年(平成20年)5月16日に、東京都世田谷区内で撮影。】

≪画像をクリックしてください。大きくて鮮明な画像になります。≫Cimg3786 Cimg5455

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2008年8月10日 (日)

言葉カメラ(202) 【二輪の自転車】

「二輪の」はなくてもよい?

 「二輪の自転車以外の 自動車通行止」という看板が立っていました。言いたいことは、自転車以外は通ってはいけません、ということだろうと思います。
 けれども、「二輪の自転車」と言われると、子供用の三輪車もダメなのですねと問いかけたくなります。
 わざわざ「二輪の」と言ったのは、二輪車にもいろいろあるけれども、バイクなどの二輪車も通ってはいけないということを強調しているのだろうと推測します。
 もう一つ、言いがかりをつければ、自転車も自動車の範疇に入るということも述べているような気持ちになりましたよ。

【写真は、2008年(平成20年)2月7日に、神戸市須磨区内で撮影。】

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2008年8月 9日 (土)

言葉カメラ(201) 【がようし】

がようし=ようがし

 大きく書かれた「がようし」(画用紙?)というのが店の名前のようです。おやつ屋さんです。
 ところが軒先の文字は順番が違っています。「ようがし」。一瞬、間違えて書いたのかと思いましたが、これは「洋菓子」なんだと気付きました。
 どちらも平仮名書きにしているところがミソです。

【写真は、2008年(平成20年)8月4日に、東京都台東区内で撮影。】

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2008年8月 8日 (金)

言葉カメラ(200) 【アミスタ→】

矢印のついたホテル名

 入口はあるのですが、どうも正面玄関とは思えないような場所にホテルの名前が書かれていました。「ホテルアミスタ」に、右から上に折れた線が添えられていました。単なる看板とは思えません。自分の名前を主張している表記のように思いました。
 矢印なのか、長音の符号なのか、迷いますが、英文表記では長音ではないようです。
 後日、JR京浜東北線・大井町駅に看板があるのを見つけました。やっぱり、玄関のある方向を示す矢印であったようです。ここが玄関ではないということを示しているわけですが、それなら、色を変えるとか、線の太さを変えるとかの工夫がほしいと感じます。

【1枚目の写真は、2008年(平成20年)5月17日に、東京都品川区内で撮影。2枚目の写真は、2008年(平成20年)8月4日に、東京都品川区内で撮影。】

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2008年8月 7日 (木)

言葉カメラ(199) 【11づくし】

平成11年11月11日11時11分11秒

 町内循環バスの運行開始時刻です。この土地を訪れたのは、運行開始より3か月後のことでしたが、この看板は、誇らしげに立ち続けていました。
 このような数字に因んだものはよく見かけますが、「年」から「秒」に至るまで同一の数字というのは珍しいと思います。井原鉄道吉備真備駅前の広場にありました。
 なお、1952年(昭和27年)4月1日に合併によって発足した吉備郡真備町は、2005年(平成17年)8月1日に浅口郡船穂町とともに倉敷市に編入合併され、倉敷市真備町となっています。

【写真は、2000年(平成12年)2月12日に、岡山県吉備郡真備町(現在は、倉敷市)内で撮影。】

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2008年8月 6日 (水)

言葉カメラ(198) 【田中さんちの靴やさん】

自分の名前を「さん」づけにする

 最近は、自分の店のことを「パン屋さん」と言ったり「本屋さん」と言ったりするような呼称が増えています。親しみをこめた命名にしようとしているのかもしれませんが、敬語の使い方に戸惑いを感じるのです。
 そして、写真の例は「田中さん」と「靴やさん」の二重使用です。「田中靴店」というような固さを避けたのでしょう。けれども、これは買い物に訪れる人の側からの言い方であって、自称する言い方ではないように思うのです。

【写真は、2008年(平成20年)5月16日に、東京都世田谷区内で撮影。】

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2008年8月 5日 (火)

言葉カメラ(197) 【移植】

動物の「移植」

 移植というのは、植物を他の場所に植え替えることだと思います。医学の世界では「臓器移植」のような使い方がありますが、それは身体の一部分のことです。
 写真のポスターの言葉の使い方は、動物の個体全体の生育環境を他の場所に移し替えることを意味しています。これを「移植」と言うことには、何となく抵抗を感じます。

【写真は、2000年(平成12年)5月3日に、大阪市中央区内で撮影。】

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2008年8月 4日 (月)

言葉カメラ(196) 【町や通の入口】

信号機の位置を示す地名

 信号機には地名が添えられていますが、たいていの場合は、その場所の地名です。例外的には、著名な地名や施設名が近くにあって、それに因んで名付けることがあります。
 けれども、南仲通入口とか大黒町入口とかの名前が連続すると、信号機がある場所は何町なのかと疑問に思ってしまいます。信号機の目の前が南仲通や大黒町なのでしょうか。それとも、少し離れているのでしょうか。
 関西では、このような名付けをする場合は「南仲通口」とか「大黒町口」と言って、「入口」とは言いません。
 「入口」という言葉の意味・用法は、首都圏と関西では明らかに異なっていると感じます。

【写真は、2007年(平成19年)9月4日に、横浜市鶴見区内で撮影。】

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2008年8月 3日 (日)

言葉カメラ(195) 【区役所入口】

区役所の近くであっても「入口」そのものではない

 「区役所入口」と言っても、区役所の玄関ではありません。区役所に近い場所に設けられているバス停の名前です。
 関西では、このような場合は「区役所前」という名付け方をしています。「入口」と言うのは極めて稀です。
 首都圏でも、鉄道は「駒場東大前」「成城学園前」「鎌倉高校前」などという名付けをしていますが、それは駅と学校との距離が離れているからでしょうか。
 「入口」と言うのは、バス停と目的施設との距離がどの程度の範囲内にある場合なのでしょうか。

【写真は、2008年(平成20年)5月17日に、東京都品川区内で撮影。】

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2008年8月 2日 (土)

言葉カメラ(194) 【東口入口】

東口の入口

 大きな駅には東口や西口、あるいは北口や南口があるものですが、「東口」の「入口」と言われると、言葉遣いにちょっと戸惑いを感じます。
 前回(193)の例は「玄関」だけでもよいのではないか、今回(194)の例は「東口」だけでもよいのではないか、というのが関西に住む者の素朴な感想なのです。

【写真は、2007年(平成19年)9月4日に、横浜市鶴見区内で撮影。】

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2008年8月 1日 (金)

言葉カメラ(193) 【玄関入口】

玄関の入口

 「玄関」は、辞書には「建物の正面の入口」のことであると説明されています。
 ということは、「玄関入口」とは、「『建物の正面の入口』に通じる入口」ということになります。
 大きな施設ならばともかくも、個人の住宅の「玄関入口」というのには、ちょっと驚きました。

【写真は、2008年(平成20年)5月17日に、東京都世田谷区内で撮影。】

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