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2009年1月15日 (木)

テクのろヂイ(5)

浜の散歩道④

 藤江海岸(写真①)は、万葉集にも詠み込まれている景勝の地です。明石海峡が次第に近づいてきて、淡路の島影が大きくなります。海面の輝き(写真②)が広がっていますが、海苔養殖の筏が海面に点々と広がっています。昔と違って、海面に何もない風景は望むべくもありません。むしろ、埋め立てから免れている海岸線のことを喜ぶべきかもしれません。
 島の位置を示す案内板(写真③)がありますが、間違っています。家島群島(兵庫県姫路市)が近くて小豆島(香川県)が遠いのですが、実際には、小豆島が左側(東側)に見えます。この日は島影が霞んでいました(写真④)が、位置関係の誤りは実物を見れば自明のことなのです。
 藤江海岸の休憩施設に、柿本人麻呂の像(写真⑤)があります。手をかざして眺める先は淡路島の方向です。像の下には歌が刻まれています(写真⑥)。海路の旅をする人麻呂自身の姿を詠み込んでいます。
 松江海岸の崖の上にも休憩施設があって、南国を思わせる植樹がされています(写真⑦)。違和感はありませんが、本来の海岸がこういう風景であったとは思われません。このような休憩施設(写真⑧)が次々と整備されているのが「浜の散歩道」のよいところです。このあたりから、ちょっと望遠で写すと、淡路島の家々も見えるのです(写真⑨)。

【写真は9枚とも、2009年(平成21年)1月3日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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