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2009年7月31日 (金)

【掲載記事の一覧】

 九州・山口を中心とした地域が大雨の被害を受けています。ニュース画面を見ていて、心が痛みます。関西の空模様も不順です。梅雨明けが8月にずれ込むのは珍しいことです。
 今月から、「明石日常生活語辞典」の連載を始めました。とりあえずは〔初稿〕として掲載していきますが、辞典の編集作業はそれとは別に進めていきます。したがって、ある段階までは〔初稿〕として掲載し、編集作業が進んで様相が変化した段階からは〔二稿〕として掲載するつもりです。(例えば、サ行までは〔初稿〕、タ行からは〔二稿〕、マ行からは〔三稿〕というようなことになるでしょう。) 合計で数百回の連載になると思いますから、気長に進めていきます。
 明石の方、兵庫県内の方、関西の方が、興味を持って読んでくだされば嬉しいと思います。

 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
       kyoiku.kokugo@gmail.com
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫

◆明石日常生活語辞典〔初稿〕 (1)~(17)
    [2009年7月8日~2009年7月24日]

◆言葉カメラ (1)~(359)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]
    [2008年9月25日~2008年9月29日]
    [2008年10月1日~2008年10月30日]
    [2008年11月1日~2008年11月11日]
    [2008年12月1日~2008年12月7日]
    [2008年12月16日~2008年12月30日]
    [2009年1月20日~2009年1月30日]
    [2009年2月9日~2009年2月15日]
    [2009年3月17日~2009年3月31日]
    [2009年5月1日~2009年5月17日]
    [2009年5月27日~2009年5月31日]
    [2009年7月1日~2009年7月7日]
    [2009年7月25日~2009年7月31日]

◆テクのろヂイ (1)~(40)~継続予定
    [2009年1月11日~2009年1月19日]
    [2009年2月1日~2009年2月8日]
    [2009年3月1日~2009年3月15日]
    [2009年6月23日~2009年6月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]
    [2009年6月1日/2009年6月4日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆足下の観光案内 (1)~(12)~継続予定
    [2008年11月14日~2008年11月25日]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)~継続予定
    [2009年5月18日~2009年5月26日]
    [2009年6月1日~2009年6月22日]

◆写真特集・さくら (1)~(71)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]
    [2009年4月1日~2009年5月8日]

◆写真特集・うめ (1)~(42)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]
    [2009年2月16日~2009年2月27日]
    [2009年3月1日~2009年3月16日]

◆写真特集・きく (1)~(5)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]
    [2008年11月12日~2008年11月13日]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]
    [2008年11月26日~2008年11月29日]
    [2008年12月8日~2008年12月15日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(10)
    [2009年1月1日~2009年1月10日]

◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日~2008年9月24日]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42) 【再開の可能性あり】
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

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言葉カメラ(359) 【東海道北品川】

大げさな地名

 最後は、日本の幹線道路であった東海道です。
 単に「北品川」と言ってもよいはずですが、「東海道北品川」というのが、何とも大げさで、ほほえましく感じられます。
 北品川は、東海道の品川宿が置かれていたところで、いろんな旧蹟が残っています。そのような気負いが、交差点の地名表示にもあらわれているのでしょう。

【写真は、2007年(平成19年)9月2日に、東京都品川区内で撮影。】

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2009年7月30日 (木)

言葉カメラ(358) 【西国街道】

旧称をそのまま使う

 国道一号線の経路が変わったり、海岸通りという名称をそのまま使えない事情がある場合は「旧」という文字を冠する必要があるのでしょう。
 けれども、旧称が旧称として完結している場合、すなわち、今その名称を使うことに支障がない場合は、使い続けてもよいでしょう。
 「西国街道」は、関西ではかつての幹線道路です。一説によれば、奈良時代の昔から、奈良・京都から西国に向かう街道だったとも言われています。それほど古い道ですから、時代によってルートが変わったりすることもあったでしょう。現在は、旧街道に並行するように国道171号線が京都~西宮間を結んでいます。(それを西国街道と言う人もいます。)
 古来の道のルートであった一部を「西国街道」と称しても、異論が出ないということなのだろうと思います。

【写真は、2002年(平成14年)1月14日に、京都府向日市内で撮影。】

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2009年7月29日 (水)

言葉カメラ(357) 【旧海岸通り】

「海岸通り」という名称も捨てがたい

 もう一つ、「旧」のつく道路を紹介します。
 「旧海岸通り」というのは、「旧海岸」の通りなのでしょうか。それとも、旧名称が「海岸通り」なのでしょうか。
 一枚目の写真(ローマ字書き)からは、旧名称が「海岸通り」であるように思うのですが、それでよいでしょうか。
 もし、この通りに新しい名称が付けられていないのなら、現在も「海岸通り」のままであってもよいと思うのですが…。

【写真は2枚とも、2007年(平成19年)9月3日に、東京都港区内で撮影。】

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2009年7月28日 (火)

言葉カメラ(356) 【旧国一】

誇り高き道

 狭かった旧道にバイパスなどが作られて、車の流れがスムーズになるというのは喜ばしいことでしょうが、元の道が寂れるということも起こり得ます。新参者にお株を奪われることもあります。
 それをくい止める手だてはいろいろあるのでしょうが、かつての国道一号線が通っていたところだということを主張する「旧国一通り」という名前には、誇らしさが感じられるではありませんか。

【写真は、2009年(平成21年)3月21日に、静岡県沼津市内で撮影。】

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2009年7月27日 (月)

言葉カメラ(355) 【多忙につき】

多忙を覚悟で応募

 お店がオープンするからスタッフを募集するという場合は、仕事が忙しいのか忙しくないのかは未知数であるかもしれません。
 けれども、「多忙につきスタッフ募集」という言葉を見て応募する人は、多忙であることを承知しないわけにはいかないでしょう。応募する限りは、仕事に就いた後に、多忙であることに文句を言うことはできないように思います。
 これは、なかなか深い意味をこめた募集告知であるように思います。

【写真は、2009年(平成21年)7月11日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月26日 (日)

言葉カメラ(354) 【駐機】

自動車の「駐機」

 「駐機」というのは航空機に関することで、自動車などは「駐車」と言うのが普通だと思います。自動車も「機械」のひとつでしょうが、「自動車が駐機する」という表現は初めて目にしました。
 「機」には、《とき、しおどき、きっかけ》という意味があって「機会」という熟語もあります。無理な解釈かもしれませんが、「駐機」を《駐=とめる》《機=とき》と考えると、「この場所での駐機(とめようとするとき)は、ご遠慮して(とめないで)下さい」という意味も成り立つのでしょうか。

【写真は、2009年(平成21年)7月7日に、神戸市垂水区内(山陽電気鉄道塩屋駅前)で撮影。】

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2009年7月25日 (土)

言葉カメラ(353) 【土納袋】

「土嚢」は消えゆく?

 豪雨の季節には、出水に備えて土嚢の出番が多くなります。けれども「嚢」は常用漢字表に入っていないから、新聞などでは「土のう」という表記を見かけます。漢字・仮名の混ぜ書きです。
 「土納袋」という表記を見たときは、意表をつかれた思いで、ちょっと驚きました。さすがに「土嚢」を「土納」と書くのは気がひけるからでしょうか、「土を納める袋」、すなわち「土納袋」としています。
 けれども、無理な宛て字ではありませんから、次第に定着していくかもしれません。

【写真は、2009年(平成21年)7月4日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月24日 (金)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(17)

編集雑記(1)

 「あ」の項が終わりました。
 『明石日常生活語辞典』は、日常生活に使う言葉を集めた辞典です。「日常生活に使う」というのをどの範囲とするかは、正直なところ、まだ迷っています。学校や職場で教育されたから覚えた言葉ではなく、近所づきあいの中で使う言葉というぐらいの気持ちです。
 そうは言っても、一つ一つの言葉になると、リストに入れる・入れないということで迷い続けています。だから、〔初稿〕のリストは、現段階での案に過ぎません。今後、いろいろな加除が生じると思っています。選択の基準は今後、明確にしていくつもりです。
 日常生活語は、方言だけではありません。共通語と重なるものが過半を占めています。けれども、例えば「あげる(上げる・挙げる・揚げる)」という語ひとつを取り上げても、共通語辞典に載せられている意味をすべて方言で使っているわけではありません。共通語にはない意味・用法で使うこともあります。共通語と重なる語を取り上げる意義は、語形が同じであるか否かということではなく、意味・用法の違いを述べることにあるのです。
 基本のリストは既に「あ」から「ん」まで作っています。その数は1万を超えています。全編にわたって意味・用法の記述を続けながら、「あ」の項から順番に掲載をしているのです。
 「い」「う」の項は、8月1日から掲載します。
 もう一つの連載『言葉カメラ』を休んでしまうことは忍びないからです。

      ◆  ◆  ◆
【写真は、睡蓮。2009年(平成21年)7月8日に、神戸市須磨区内(須磨離宮公園)で撮影。 睡蓮やぐるりの水の盛り上がり (松根東洋城)】

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2009年7月23日 (木)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(16)

あんざん【安産】《名詞》 無事に子を産むこと。「双子やったけど あんざんやったそーや。」

あんざん【暗算】《名詞、動詞する》 紙や算盤などを使わないで、頭の中だけでする計算。「あんざんして 間違えてもた。」

あんしょー【暗誦】《名詞、動詞する》 書いたものを見ないで、そらで言うこと。または、そらで覚えていること。「国語の 時間わ よー あんしょー させられたなー。」

あんじょー《副詞》 ①うまく。「あんじょー 合格 できましたかいなー。」②すっかり。まったく。「あんじょー 騙されてもた。」

あんじる【案じる】《動詞》 心配する。「電車が 止まっとる 言うさかい、あんじとったんや。」

あんしん【安心】《名詞、動詞する》 心配しなくてよいこと。ほっとすること。「台風が 逸れたから あんしんや。」

あんする《動詞》 お辞儀をする。「まんまんちゃん〔仏さま〕に あんしなさい。」

あんせい【安静】《動詞》 静かにして、体を休めること。「病院で あんせいに しとったけど、ほんまに 退屈やった。」

あんぜん【安全】《名詞》 危なくないこと。「交通あんぜん」「家内あんぜん」

あんた《名詞》 相手を指して言う言葉。「あんた 早(は)よ 行きなはれ。」

あんだけ《副詞》 あれほど。「あんだけ 注意 したのに、いっこも 守ってくれへん。」

あんど【行灯】《名詞》 行灯。「あんど掛け」

あんどん【行灯】《名詞》 木や竹の枠に紙を貼って、中に火をともす道具。「盆わ あんどん 持って 毎晩 墓参りするんが ここらへんの 風習なんや。」◆「あんど」とも言う。

あんな《副詞》 あのような。「あんな おかしな 話 あらへん。」

あんな(ー)《感動詞》 あのね。「あんなー ちょっと 聞いてんか。」

あんない【案内】《名詞、動詞する》 道や場所を教えて、そこに連れていくこと。「その 家やったら あんないしてあげまっさ。」

あんなり《副詞》 あのままで。「あんなり 忘れとった。」

あんのじょー【案の定】《副詞》 思った通り。「あんまり 勉強 せーへん 子やったから、あんのじょー 試験 落ちてもた。」

あんばい【塩梅・案配】《名詞、動詞する》 体や物事の具合。「良(え)ー あんばいに 雨が 止んできた。」「機械の あんばいが 悪ーて とまってもた。」

あんばいよー《副詞》 すっかり。「あんばいよー 話に 乗せられてもた。」

あんぱん【餡パン】《名詞》 餡の入ったパン。

あんぽんたん《形容動詞》 馬鹿な状態。(腹立たしさは軽い。)「そんな あんぽんたんな こと したらあかん。」

あんぽんたんの・はなくそ《成句》 馬鹿者め。「また 同じ ことお しとるんか、この あんぽんたんのはなくそ。」

あんまく【暗幕】《名詞》 部屋を暗くするための黒い布。「あんまくが 閉まって 学芸会の 劇が 始まった。」

あんまり《副詞、形容動詞や》 ①ひどく度をこしている様子。「あんまりな 事 言うて 人を 困らせんといて。」 ②たいへん。非常に。「あんまり しんどいさかい 昨日わ 会社 休んでん。」「あんまり えげつないことを したら あかん。」 ③それほど。たいして。「あんまり 難しなかったよ。」

あんまん【餡饅】《名詞》 餡の入った饅頭。

あんよ《名詞》 ①足。「あんよに 泥が ついとる。」②歩くこと。(幼児語)「あんよが でけるよーに なった。」

【「あ」の項の補遺】
あか【淦】《名詞》 舟板の間からしみ込んできて、舟底にたまる水。「あかが たまる。」

あかかえ【淦かえ】《名詞》 舟底にたまった水を汲み出す道具。◆ちり取りのような形をした小型のもの。

あか・かえる【淦・かえる】《成句》 舟底にたまった水を汲み出す。

あかつめ【赤爪】《名詞》 赤い爪をした蟹。◆地域でよく見られた蟹であるが、最近では見かけることが少なくなった。開発の影響であろうか。

あがりぐち【上がり口】《名詞》 玄関先。

あきざくら【秋桜】《名詞》 コスモス。

あさぶら【麻裏】《名詞》 平たく編んだ麻の繊維を使って作った草履。麻裏草履に似せて、ゴムだけで成型した草履。

あしつぎ【足継ぎ】《名詞》 踏み台。◆「ふんまえ」とも言う。

あせくさい【汗臭い】《形容詞》 汗の臭いがする。「走ってきたので あせくさいやろ。」

あたりき《形容動詞》 当たり前だ。◆やや戯れた言い方。

あぶらげ【油揚げ】《名詞》 豆腐を揚げたもの。◆「あげ」とも言う。

      ◆  ◆  ◆
【写真は、神戸市東部から大阪湾の対岸を遠望。2009年(平成21年)4月1日に、神戸市東灘区内から撮影。】

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2009年7月22日 (水)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(15)

ある【有る・在る】《動詞》 ①存在する。位置する。「海の 向こうに 島が ある。」②持っている。「大金が ある。」③行われる。予定されている。「今度の 日曜日に 運動会が ある。」

ある【或】《連体詞》 はっきりしないものを指して言う言葉。はっきりさせたくないものを、ぼかして言う言葉。「ある 人が 金を 貸してくれましてん。」

あるき【歩き】《名詞》 役場などからの配布物を届けたり、伝達をしたりする人。「あるきさんが 触れて回る。」

あるきあるき《副詞》 歩きながら。「あるきあるき 煙草 吸うたら あかん。」

あるく【歩く】《動詞》 足を動かして進む。「1日に 1万歩 あるくように してますねん。」

あるこーる【アルコール[英語]】《名詞》 ①消毒などにも使う、燃えやすい液体。「怪我した ところお あるこーるで 消毒する。」②酒類。「あるこーる 飲み過ぎたら 体 いわす。」

あるばいと【アルバイト[英語]】《名詞、動詞する》 本来の仕事以外にする仕事。学生などが収入を得るためにする仕事。「家庭教師の あるばいと」

あるばむ【アルバム[英語]】《名詞》 写真などを貼って保存しておく帳面。写真帳。「卒業の 時の あるばむ」

あるみ【アルミ[英語]】《名詞》 銀色の、軽くて錆びにくい金属。アルミニウム。「あるみで でけた 電車」

あれ《名詞》 ①(空間的に)離れているものを指す言葉。「あれが 淡路島や。」②(時間的に)離れている時を指す言葉。「早いもんで あれから もう 十年も 経った。」③目下の人を指す言葉。「あれは もうじき 来るはずや。」

あれ【荒れ】《名詞》 荒れていること。「手ーの 荒れ」

あれー《感動詞》 驚いた時に出る言葉。

あれや・これや《成句》 いろいろなことが重なること。「年末わ あれや・これや あって 落ち着かへん。」

あれる【荒れる】《動詞》  ①風や雨がひどくなる。「お盆が 済んだら 海が あれるさかい 泳ぎにいったら あかん。」②手が付けられないようになる。「若い 時わ だいぶ あれとってん。」③手入れをしないことによって、汚くなる。「庭が あれる。」④滑らかでなくなる。「手ーが あれる。」

あれれ《感動詞》 驚いたり疑問に思ったりした時に出る言葉。

あわ【泡】《名詞》 液体の中に空気が入って、丸くふくれた玉。「石鹸の あわ」

あわ【粟】《名詞》 秋に、穂のような小さな実がなる植物。「あわで でけた おこし」

あわさる【合わさる】《動詞》 (二つ以上のものが)一緒になる。「道が あわさっている 場所」

あわしがき【合わし柿】《名詞》  酒などを使って渋みを取り去った柿。

あわす【合わす】《動詞》  ①足して一つのものにする。「朝から 来た 人お 全部 あわしたら 十人お 超える。」「三と 六を 合わす。」②揃えて同じにする。「時計お あわす。」③正しいかどうか調べる。「答えお あわす。」④酒などを使って渋柿の渋みを取り去る。

あわす【会わす】《動詞》 ①面会させる。②受けさせる。「えらい めーに あわす。」

あわせ【袷】《名詞》 裏地を付けた和服。

あわせる【合わせる】《動詞》  ①足して一つのものにする。②揃えて同じにする。「端お あわせて 二つに 折る。」③正しいかどうか調べる。「答えお あわせる。」

あわせる【会わせる】《動詞》 ①面会させる。「死んだ 親父に 一目だけでも あわせてほしい。」②受けさせる。

あわてがみ《名詞》 慌て者。

あわてる【慌てる】《動詞》 ①驚いてまごまごする。「地震で あわてる。」②ひどく急ぐ。「締め切りを 思い出して あわてた。」

あわれ【哀れ】《形容動詞》 可哀想な様子。惨めな様子。「腹が 減ったよーな あわれな 声」

あん【餡】《名詞》 ①小豆などを煮て、砂糖を入れて練ったもの。「回転焼きの 甘い あん。」②饅頭などの中に入れるもの。「中の あんが 見えとる。」

あん【案】《名詞》 あらかじめ練る計画や考え。「祭りお 盛り上げる あん」

あんあん《感動詞》 (幼児などの)泣く声

あんあんする《動詞》 お辞儀をする。神や仏に祈る。(幼児語)「まんまんちゃん〔仏様〕に あんあんしなさい。」

あんき【暗記】《名詞、動詞する》 書いたものを見ないで、そらで覚えること。「掛け算の 九九お あんきする。」

あんごー【暗号】《名詞》 仲間だけにわかるように決めた、秘密の文字・数字・記号など。

      ◆  ◆  ◆
【写真は、明治時代の雰囲気を残している明石・中崎公会堂。夏目漱石が講演に訪れたこともある建物。2009年(平成21年)6月30日に、兵庫県明石市内で撮影。】

≪画像をクリックしてください。大きくて鮮明な画像になります。≫Cimg4283

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2009年7月21日 (火)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(14)

あやしー【怪しい】《形容詞》 ①気味が悪い。おかしな様子だ。「あやしい 雲が 出てきた。」②疑わしい。信用できない。「あやしー 話にわ のらんとき。」

あやしがる【怪しがる】《動詞》 怪しいと思う。

あやす《動詞》 (小さな子どもの)機嫌をとる。

あやとり【綾取り】《名詞、動詞する》 輪にした毛糸や紐を左右の指にかけて、いろいろな形に変化させる遊び。◆「いととり」とも言う。

あやふや《形容動詞》 はっきりしない様子。「あやふやな 事しか 言わへんさかい、様子が わからへん。」

あやまる【謝る】《動詞》 許しを請い願う。わびる。「丁寧に あやまりなはれ。」

あやめ【菖蒲】《名詞》  夏のはじめに紫・白などの花を咲かせる草花。

あゆ【鮎】《名詞》 清流に棲む魚。

あら【粗】《名詞》 ①よくないところ。欠点。「人の あらお 探すのは やめとき。」②魚などを料理したあとの、頭や骨の部分。「あらにも うまい とこが いっぱい ある。」

あら《名詞+助詞》 「あれわ」が合わさった発音。「あら 何 しとる 人や。」

あらい【荒い】《形容詞》 ①勢いが激しい。「あらい 風」②乱暴である。「ものの 言い方が あらい」「気の あらい 人」

あらい【粗い】《形容詞》 ①隙間などが大きい。「目ーが あらい 網」②大雑把である。「あらい 仕事」

あらう【洗う】《動詞》 水・湯などで汚れを落とす。「目ーお あらう。」

あらかた《副詞》 だいたい。大まかに。「あらかた 掃除は 終わったよ。」

あらく《動詞》 間があいている。差がある。「歳が あらいとる 夫婦」「一着と 二着は だいぶ あらいとる。」

あらくたい《形容詞》 粗雑である。「あらくたい 掃除するさかい、まだ ごみが 残っとる。」

あらける《動詞》 間をあける。「五センチほどずつ あらけて 植える。」

あらさがし【あら探し】《名詞、動詞する》 人の欠点や失敗を探し出すこと。「あんまり あらさがししたら 嫌われるぞ。」

あらし【嵐】《名詞》 激しい雨風。

あらす【荒らす】《動詞》  ①乱暴に散らかす。壊す。「畑お 犬が あらす。」②泥棒をする。「留守の 間に あらされた。」

あらもんや【荒物屋】《名詞》 日用品や台所道具を売っている店。

あられ【霰】《名詞》 空中の水蒸気が冷やされて、小さな氷の塊となって落ちてくるもの。

あられ《名詞》 餅を小さく切って煎って味を付けた菓子。

あらわす【現す】《動詞》 隠れていたものが、姿形などを見えるようにする。「大けな 犬が 姿を あらわした。」

あらわれ【現れ・表れ】《名詞》 ①隠れていたものが、姿形などを見えるようになること。②気持ちなどが表面に出ること。

あらわれる【現れる】《動詞》 姿を見せてくる。「半年ぶりに あらわれた。」

あり【蟻】《名詞》 土の中などに巣を作る昆虫。

あり【有り】《名詞》 有ること。「そんな いしこい こと ありか?」

ありあまる【有り余る】《動詞》 多すぎるほどある。「今年わ 野菜が よー 採れて ありあまっとるさかい 近所に 分けたげよー。」

ありあわせ【有り合わせ】《名詞》 ちょうど、その場にあるもの。「ありあわせの 物(もん)で 昼飯 済ました。」

ありがたい【有り難い】《形容詞》 ①もったいない。尊い。「ありがたい お経」②感謝したい気持ちだ。「車で 送ってもろて ありがたい ことや。」

ありがためいわく【有り難迷惑】《名詞、形容動詞や》 有り難いようで、かえって困ること。

ありがとう【有り難う】《感動詞》 お礼を言うときの言葉。

ありがね【有り金】《名詞》 その時、手元にあるお金。「ありがね はたいても 買われへん。」

ありきたり【有りきたり】《形容動詞》 ありふれていること。「ありきたりの 物ですけど 食べてくださいな。」

ありさま【有様】《名詞》 様子。「こんな 恥ずかしい ありさまに なってしもた。」

ありつく《動詞》 求めていたものが手に入る。「やっと 昼飯に ありついた。」

ありのまま【有りの儘】《名詞》 隠したり飾ったりせずに、あったままの状態。

ありふれた《連体詞》 珍しくない。どこにでもある。「ありふれた 茶碗」

ありゃ《名詞+助詞》 「あれわ」が合わさった発音。「ありゃ 何の ことや。」

ありんこ《名詞》 蟻。(幼児語)

      ◆  ◆  ◆
【写真は、明石城を背にして走る特急「スーパーはくと」。2009年(平成21年)6月30日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月20日 (月)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(13)

あまい【甘い】《名詞》 ①砂糖のような味がする。「砂糖が甘い」②厳しくない。「孫にわ あまい。」「点の 付け方が あまい。」③心を迷わせる。「あまい 事を 言う 奴には 気ー つけなはれや。」

あまあま【甘々】《副詞》 厳しくない状態。「あまあま 言うとったら つけ上がってくるかもしれへん。」

あまえた【甘えた】《名詞》 甘えん坊。

あまえた・しょうがいた【甘えた生姜板】《成句》 甘えん坊をはやし立てる言葉。

あまえる【甘える】《動詞》 我が儘を言ったり、慣れ親しむようにする。「母親に あまえて 育った。」

あまがえる【雨蛙】《名詞》 緑色をした、小型の蛙。

あまがさ【雨傘】《名詞》 雨が降るときに差す傘。「これわ あまがさと 日傘の 兼用に 使(つこ)とるねん。」

あまぐ【雨具】《名詞》 雨の時に身に付ける、傘・雨靴・レインコートなど。「今日わ あまぐ 持って行かんと あきまへんぜ。」

あまくち【甘口】《名詞》 他のものに比べて甘みが強い飲み物や食べ物。「あまくちの 酒やさかい 何ぼでも 飲める。」

あまぐも【雨雲】《名詞》 雨を降らせる雲。

あまざけ【甘酒】《名詞》 餅米の粥に糀を混ぜて作った、甘い飲み物。

あまざらし【雨晒し】《名詞、形容動詞や》 雨に濡れたままになっていること。

あます【余す】《動詞》  多すぎて、残す。◆「あまらす」とも言う。

あまずいい【甘酸いい】《形容詞》 甘さと酸っぱさの両方が感じられる。

あまし《副詞》 あまり。たいして。「あまし 良ー 顔わ してくれへん。」

あまたるい【甘たるい】《形容詞》 嫌になるほど甘い。

あまたれる【甘たれる】《動詞》 ひどく甘える。

あまだれ【雨垂れ】《名詞》 ①軒先などから落ちる、雨の滴。②空から落ちてくる雨。

あまだれおち【雨垂れ落ち】《名詞》  雨の滴が軒先から落ちる、地上の線。◆その線が、それぞれの地所の境界線だとする考えがあった。

あまちゃ【甘茶】《名詞》 甘みのあるお茶。◆花祭りの日にお釈迦様の像にかける、とされていた。

あまったるい【甘ったるい】《形容詞》 嫌になるほど甘い。

あまど【雨戸】《名詞》 雨風を防ぐために、ガラス戸や障子などの外に付ける戸。

あまのかわ【天の川】《名詞》 夜空に川のように見える、星の集まりでできた光の帯。

あまみず【雨水】《名詞》 雨が貯まった水。

あまもり【雨漏り】《名詞、動詞する》 雨の水が家の中に垂れてくること。また、その水。

あまやかす【甘やかす】《動詞》 可愛がりすぎて、わがままにしてしまう。

あまり【余り】《名詞》 ①残り。「御飯の あまりを 握り飯に する。」②わり算で、割り切れないで残った数。

あまりもん【余り物】《名詞》 ①余ったもの。②食べ残りのもの。「あまりもんで お茶漬け 食べた。」

あまる【余る】《動詞》 ①残る。余分にある。②わり算で、割り切れないで残る。

あまらす【余らす】《動詞》  多すぎて、残す。「あまらしたら 捨てんならんさかい もったい ない。」

あみ【網】《名詞》 ①糸や針金などで、目を粗く編んだもの。「あみに 編んだ 靴下。」②虫や魚をすくう道具。「あみで すくう。」

あみだ【阿弥陀】《名詞》 人の死後を救うと言われている仏。

あみだな【網棚】《名詞》 列車の客室の上の方に作られている、網で作られた荷物置き場。◆現在では、網製でなくなったものも多いが、「あみだな」という言葉を使う。

あみど【網戸】《名詞》 風通しを良くし、虫の入るのを防ぐための、網を張った戸。

あみもん【編み物】《名詞、動詞する》 毛糸などを編んで、帽子・セーターなどを作ること。また、編まれた物。

あむ【編む】《動詞》 糸・竹・針金などを互い違いに組み合わせる。「竹で あんだ 籠」

あむない【危ない】《形容詞》 ①危険である。「夜わ あむないさかい 気ー 付けて 帰りよ。」②悪くなりそうだ。「空模様が あむない。」

あめ【飴】《名詞》 堅い塊になった甘い菓子。◆「あめちゃん」「あめさん」と言うこともある。

あめ【雨】《名詞》 ①空気中の水蒸気が水の滴となって落ちてくる物。②雨が降る日。「明日は あめや。」

あめいろ【飴色】《名詞》 水飴のような、透き通った薄茶色。

あめが・ふる【雨が降る】《成句》 涙を流して泣く。「いじめたら あめが・ふるぞ。」

あめだま【飴玉】《名詞》 まん丸い飴。「煙草 吸うかわりに あめだま 舐める。」

あめのとり【飴の鳥】《名詞、形容動詞や》 すぐに壊れやすい状態。また、そのようなもの。「安物の 傘やさかい 風が 吹いたら あめのとりや。」◆飴細工の鳥を連想したものか。

      ◆  ◆  ◆
【写真は、ジャイアントパンダ。2009年(平成21年)6月2日に、神戸市灘区内(神戸市立王子動物園)で撮影。】

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2009年7月19日 (日)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(12)

あな【穴】《名詞》 ①窪んだ所。「庭に あなを 掘って 池お 作る。」②向こうまで突き抜けている部分。「塀に あなが 空いとる。」③損。不足。「損した あなお 埋める。」

あない《副詞》 あのように。「あない したら 速(はよ)う 走れるんやなー。」

あないな《連体詞》 あのような。「あないな 言われ方 したら 誰(だい)でも 怒るわなー。」

あなうめ【穴埋め】《名詞、動詞する》 ①穴を埋めること。②足りないところを補うこと。

あなどる【侮る】《動詞》 軽く見る。馬鹿にする。

あに【兄】《名詞》 年上の、男のきょうだい。

あにき【兄貴】《名詞》 兄のことを親しんで言う言葉。

あにきさん【兄貴さん】《名詞》 兄のことを敬って言う言葉。

あね【姉】《名詞》 年上の、女きょうだい。

あねはん【姉はん】《名詞》 姉のことを敬って言う言葉。

あねはんにょーぼー【姉はん女房】《名詞》 妻が年上である夫婦。

あの《連体詞》 ①遠くのものを指す言葉。②関係ある人がみんな知っている物事を指す言葉。

あのへん《名詞》 あの場所の辺り。あの時のあたり。

あのよ【あの世】《名詞》 人が死んでから行くと考えられているところ。

あぱーと【アパート[英語]】《名詞》 中を区切って貸している住宅。

あばてがみ【慌てがみ】《名詞》 慌て者。

あばてる【慌てる】《動詞》 ①驚いてまごまごする。「あばてたら 怪我する。」②ひどく急ぐ。「あばていでも バスが 待ってくれる。」

あはは《感動詞》 笑う様子。笑うときに出る言葉。

あばば《名詞、動詞する》 (小さな子が)手を口に当てたり離したりして発音する言葉。

あばら《名詞》 (魚などの)太くて中心になっている骨。「魚の あばら」

あばらぼね《名詞》 肋骨。

あばらや【あばら屋】《名詞》 粗末な家。荒れ果てた家。

あばれる【暴れる】《動詞》 ①乱暴なことをする。「あばれて 人に 怪我 さしたら あかん。」②存分に自由に振る舞う。

あばれんぼ【暴れん坊】《名詞》 乱暴な行いをする人。

あびせる【浴びせる】《動詞》 ①水などを勢いよく(または、不意に)かける。「」②不本意なことをされる。

あひる【家鴨】《名詞》 大きな水掻きがある、水の近くで飼う鳥。

あびる【浴びる】《動詞》 水などを体にかける。「シャワーお あびる。」

あぶ【虻】《名詞》 蝿ににた昆虫。

あぶく【泡】《名詞》 (口などから出す)泡。「蟹の あぶく」

あぶせる《動詞》 ①水などを勢いよく(または、不意に)かける。②不本意なことをされる。

あぶない【危ない】《形容詞》 ①危険である。「段梯子から 落ちたら あぶない。」②悪くなりそうだ。「昼からわ あぶない 天気や。」

あぶら【油】《名詞》 水と混ざらない、燃えやすい液体。

あぶら【脂】《名詞》 動物の体にある脂肪。

あぶらが・のる【脂がのる】《成句》 (魚・肉が)脂肪が多くて美味しい。「今の 鯛は あぶらが のって うまいぞ。」

あぶらがみ【油紙】《名詞》 油を染み込ませた、防水用の紙。

あぶらぜみ【油蝉】《名詞》 黒褐色の大型の蝉。

あぶらみ【脂身】《名詞》 肉の、脂肪の多い部分。

あぶらむし【油虫】《名詞》 ①ゴキブリ。②アリマキ。

あぶりだし【焙り出し】《名詞》 蜜柑の汁などで紙に絵や文字を書いて乾かし、火にあぶると書いたものが見えてくるもの。

あぶる【焙る】《動詞》 ①火に当てて温める。「手をあぶる」②火に当てて軽く焼く。「海苔を あぶる」

あぶれる《動詞》 はじき出されて、ありつけなくなる。「仕事に あぶれる」

あべこべ《形容動詞》 逆になっていること。

あほ【阿呆】《名詞》 愚かな人。馬鹿。

あほらしい【阿呆らしい】《形容詞》 ①自分が不利益を被った状態だ。「騙されて 偽物 買わされて あほらしかった。」②馬鹿馬鹿しい。「」

あほんだら《名詞》 愚かな人や、うっかりしている人。「あほんだら 前 見て 歩け。」

      ◆  ◆  ◆
【写真は、鉢伏山から眺めた須磨海岸。2009年(平成21年)4月2日に、神戸市須磨区内で撮影。】

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2009年7月18日 (土)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(11)

あて【当て】《名詞》 ①目当て。「あても 無(の)ー 歩き回っとる。」②見込み。「何ぞ あてが あるんやろ。」「当てが 外れる。」

あてがう《動詞》 ①ぴったりとくっつける。「折れた 腕に 木ーお あてがう。」②割り当てて与える。「パン 一個ずつ あてごといたら ちょっとの 間は 静かに しとるやろ。」

あてが・はずれる【当てが外れる】《成句》 見込みどおりに事柄が進展しない。

あてこすり《名詞》 遠回しに、人の悪口などを言うこと。「あてこすりみたいに 言(ゆ)わんと はっきり 言(ゆ)ーてんか。」

あてこする《動詞》 遠回しに、人の悪口などを言う。「あてこすられて 皮肉 言われてん。」

あてさき【宛先】《名詞》 手紙・荷物などの送り先(の住所や名前)。「贈り物の あてさき」

あてすっぽ《名詞》 特別な理由もなく推量する。適当に言う。「あてすっぽで 言(ゆ)ーたら 当たった。」◆「あてずっぽ」とも言う。

あて《名詞》 私。「あての 孫」◆主として女の人が使う。

あてつけ【当て付け】《名詞》 何かにかこつけて、悪く言ったり、態度で現したりすること。

あてつける【当て付ける】《動詞》 何かにかこつけて、悪く言ったり、態度で現したりする。

あてな【宛名】《名詞》  手紙・荷物などの送り先(の住所や名前)。「葉書の あてな」

あてはまる【当てはまる】《動詞》 あるものに、よく合う。

あてはめる【当てはめる】《動詞》  ①よく合うようにする。②配分などをする。「寄付金の 額お 一軒ごとに あてはめる。」

あてもん【当て物】《名詞》 ①懸賞。くじ引きなどで景品を割り当てるやり方。「あてもんで 一等が 当たった。」②可能性の少ないもの。「あてもんやさかい 期待せんといてな。」

あてる【当てる】《動詞》 ①ぶつける。「大きな 木ーに あてる。」②命中する。「真ん中に あてる。」③狙ったとおりに、うまくいく。「宝くじお あてる。」④くっつける。あてがう。「手拭いを 鼻に あてる。」「破れた 所に 継ぎお あてる。」⑤受けるようにする。「光に あてる。」⑥予定する。当てにする。「当番の 一人に あてとくぞー。」⑦指名する。「前から 五人目の 人を あてる。」

あと【後】《名詞》 ①後ろ。「あとから 何人 来てですか。」②これから先。「あとで 連絡します。」③残り。「あとわ あいつに 任せとこう。」

あと【跡】《名詞》 ①残った印。「鉛筆で 書いた あとが 残っとる。」②昔、何かがあった所。「城の あとが 整備された。」

あとあし【後足】《名詞》 後ろ足。「犬が あとあしで 砂お かけとる。」

あとあじ【後味】《名詞》 ①食べたあとに残る味。「あとあじが さっぱり しとる。」②物事が終わったあとの感じ。「あとあじの 悪い 試合」

あとあと【後々】《名詞》 のちのこと。ずっとあと。「あとあと 喧嘩せんよーに きちんと 仲直りしとき。」

あとおし【後押し】《名詞、動詞する》 ①後ろから押すこと。「リヤカーの あとおしお してください。」②励ましたり手助けしたりすること。「みんなの あとおしで 優勝でけた。」

あとかけ【後かけ】《名詞、動詞する》 幼児の履き物が脱げないように、足と履き物の後ろとを結びつけること。「草履の あとかけ」

あとかたづけ【後片付け】《名詞、動詞する》 何かした後の始末をすること。「食事の あとかたづけ」

あとさき【後先】《名詞》  ①前と後ろ。②物事の順序。「あとさき 考えて ものお 言う。」

あとさし《名詞、動詞する》 布団を違う方向に敷いて、足先を一つの炬燵に集めて暖をとって寝ること。

あとしまつ【後始末】《名詞、動詞する》 何かした後を片付けること。「運動会の あとしまつ。」

あとつぎ【跡継ぎ】《名詞》 ①(財産などの)家のあとを継ぐ人。②物事のあとを受け継ぐ人。

あとつぐ【跡継ぐ】《動詞》 物事を(親などから)受け継ぐ。「あとついで 商売 しとる。」

あととり【跡取り】《名詞》 (財産などの)家のあとを継ぐ人。その家に生まれた男子。

あととりむすこ【跡取り息子】《名詞》 (財産などの)家のあとを継ぐ男子。

あととりむすめ【跡取り息子】《名詞》 (婿養子を迎えて、財産などの)家のあとを継ぐ女子。

あとのつき【後の月】《名詞》 先月。「あとのつきの 五日に 亡くなったそうや。」

あとばらい【後払い】《名詞、動詞する》 代金をあとで払うこと。

あとひく【後引く】《動詞》 物事の終末がやってこないで、問題が残っている。

あとまわし【後回し】《名詞》  先にすべき事を、後に残してすること。

あともどり【後戻り】《名詞、動詞する》  ①道を引き返すこと。②良い方へ向かっていたことが、良くない方へ向かうようになること。

あとより【後寄り】《名詞、動詞する》 前向きのままで後ろにさがること。

      ◆  ◆  ◆
【写真は、明石と淡路を結ぶ「たこフェリー」。2009年(平成21年)3月12日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月17日 (金)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(10)

あちー【熱い】《形容詞》 ものの温度が高い。驚くばかりの高熱だ。

あちち《名詞》 火傷。(幼児語)

あちゃら《名詞》 あちら。「あちゃらから 来た 舶来品」

あちゃら・こちゃら《名詞》 あちらやこちら。

あつ【圧】《名詞》 圧力。押さえる力。噴き出す力。「水の あつが 強い。」
あっ《感動詞》 驚いたり気が付いたり、感動したりしたときに、思わず出る言葉。「あっ 遅刻や。間に合わへん。」

あつあつ【熱々】《形容動詞、名詞》 (できたばかりで)熱さが残っている状態。また、そのようなもの。「焼き芋の あつあつ」「あつあつの 焼き芋」

あつあげ【厚揚げ】《名詞》 豆腐を揚げたもののうち、分厚いもの。◆薄いものは「うすあげ」と言う。

あつい【厚い】《形容詞》 物の表と裏、上と下などに幅がある様子。「あつい お好み焼き。」

あつい【暑い】《形容詞》  気温が高い。「むちゃくちゃ あつい 日ーが 続きまんなー。」

あつい【熱い】《形容詞》 ものの温度が高い。「ごっつい あつい 湯ー。」「あつい コーヒーが 飲みたい。」

あつかう【扱う】《動詞》 ①使う。「包丁(ほちょ)わ 上手に あつかわな 怪我するで。」②受け持つ。「何を あつこーとる 店でっか。」

あつかましー【厚かましい】《形容詞》 ①物欲が強い。「何でも 自分の もんに してまう あつかましい 人や。」②ずうずうしい。「自分の ことお まるで 人気者のように 思(おも)とる あつかましー 人」

あつぎ【厚着】《名詞》 衣服を何枚も重ねて着ること。「あつぎ したら かえって 風邪 ひくよ。」

あつくるしー【暑苦しい】《形容詞》 見た目に暑く感じて、印象が良くない。「あつくるしい 格好 して すんまへん。」

あつくろしー《形容詞》 見た目に暑く感じて、印象が良くない。

あっこ《名詞》 あそこ。あの場所。あの時。あの状態。「あっこの 池に はまってん。」

あつさ【厚さ】《名詞》 厚い程度。厚み。「あつさ 五寸の 板」

あつさ【暑さ】《名詞》  暑い程度。「暑さ 寒さも 彼岸まで 言いまっしゃろ。もうじき 温(ぬく)ー なりまっせ。」

あつさ【熱さ】《名詞》  熱い程度。

あっさり《形容動詞、動詞する》 ①人柄が穏やかで、気兼ねをしなくてもよいような人。「あっさりした 人やさかい 信用したら よろしいねん。」②さっぱりしている様子。「あっさりした 味。」

あっち《名詞》 ①あちら。あそこ。あの場所。②あの人。「あっちに 言われて 反対 でけなんだ。」

あっち・こっち《名詞》 あちらやこちら。「あっちこっち 探したけど 売っとらなんだ。」

あっちゃ・こっちゃ《名詞》 あちらやこちら。「あっちゃこっちゃに 知った 人が いっぱい おるねん。」

あっちゃいこっちゃい《形容動詞》 逆さまである様子。「靴お あっちゃいこっちゃいに 履いとる。」◆「へっちゃいこっちゃい」とも言う。

あっちらへん《名詞》 あちらの辺り。

あっと・ゆー・ま【あっと言う間】《成句》 ほんの僅かな時間。

あっぱ《名詞》 (人や動物の)大便。「道に 牛の あっばが 落ちとる。」

あっはっは《感動詞》 大声で快活に笑う声。

あっぱっぱ《名詞》 夏に女性が家の中で着るワンピース。

あっぷあっぷ《形容動詞、動詞する》 ①ぎりぎりの状態にある様子。困難な状態に苦しんでいる様子。「安い 給料で 一か月 あっぷあっぷして 暮らしとるねん。」②水に溺れて苦しむ様子。「川の 中で あっぷあっぷしとる。早(はよ)ー 助けたれ。」

あっぷる【アップル[英語]】《名詞》 林檎ジュース(の味・風味がある飲み物)

あつまり【集まり】《名詞》 ①集まること。「みんなの あつまりが 悪いなー。」②集会。「あつまりわ 来週に しょーか。」

あつまる【集まる】《動詞》 多くのものがひとつの所に寄る。「駅前に あつまる。」

あつめる【集める】《動詞》 多くのものをひとつの所に寄せる。「不燃物お あつめる。」◆「よせる【寄せる】」を使うことが多い。

あつらえ【誂え】《名詞》 頼んで作ること。また、頼んで作ったもの。「あつらえの 一張羅(いっちょらい)の 服。」

あつらえる【誂える】《動詞》 頼んで、思い通りのものを作ってもらう。「久しぶりに 靴お あつらえた。」

      ◆  ◆  ◆
【写真は、小学唱歌「青葉の笛」の碑。2009年(平成21年)7月8日に、神戸市須磨区内(須磨寺)で撮影。】

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2009年7月16日 (木)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(9)

あせ【汗】《名詞》 皮膚から出る、塩気を含んだ水分。「あせ かいて べとべとや。」

あぜ【畦】《名詞》 土を盛り上げて区画の仕切りにしたもの。「あぜに 豆お 植えた。」

あせかき【汗かき】《名詞》 大量に汗をかく人。「あいつわ あせかきの 性分や。」

あせだく【汗だく】《形容動詞》 汗を大量にかいている様子。

あせびっしょり【汗びっしょり】《形容動詞》 汗を大量にかいて(衣類などが濡れて)いる様子。

あぜまめ【畦豆】《名詞》 畦を利用して植える大豆。

あせみず【汗水】《名詞》 水のように流れ出る汗。(しっかり働いている様子)「あせみず 垂らして 働く。」

あぜみち【畦道】《名詞》 土を盛り上げて区画の仕切りにした、細い道。

あせも【汗疹】《名詞》 汗のため皮膚にできる、小さな吹き出物。

あせぼ《名詞》 汗疹(あせも)。「あせぼが でけたさかい、てんかふ〔天花粉〕 塗る。」

あせり【焦り】《名詞》 先を急いで、気持ちがいらいらすること。

あせる【焦る】《動詞》 いらいらする。気を揉む。「あせって ご飯 食べとって お茶碗 落としてもた。」

あせる【褪せる】《動詞》 色が薄くなる。鮮やかさがなくなる。「カーテンの 色が あせる。」

あそこ《名詞》 あの場所。あの時。あの状態。

あそび【遊び】《名詞》 面白いことや好きなことをして楽しむこと。

あそびはんぶん【遊び半分】《名詞、形容動詞》 物事に一生懸命に取り組まないこと。

あそぶ【遊ぶ】《動詞》 ①面白いことや好きなことをして楽しむ。「テニスお して あそぶ。」②仕事がなくて暇である。「あそんどる 土地」

あた《副詞》 なんとまあ。馬鹿げたことに。「あたしんどい」「あたおもろない」

あだ【仇】《名詞》 相手に害を与えること。

あだうち【仇討ち】《名詞、動詞する》 仕返しをすること。敵討ち。

あたたかい【暖かい】《形容詞》 気候・温度などで寒さを感じない。「沖縄え 行ったら あたたかかった。」

あたたかい【温かい】《形容詞》 情け深い。「あたたかく 歓迎してくれた。」
あだな【渾名】《名詞》 本名以外に、その人の特徴などをとらえて付けた名前。「この頃の 子どもわ あだなで 呼び合わへんさかい あじけない 感じが する。」

あたふた《副詞、動詞する》 ばたばたと慌てる様子。「あたふたしとったら 怪我するで。」

あだべた《名詞》 地べた。地面。「あたべたに 座ったら 服が 汚れる。」

あたま【頭】《名詞》 ①首から上の部分。「あたまを 動かさないで じっと してください。」②額よりも上の部分。「あたまの 色が 白い。」③一番上の部分。「釘の あたま」④はじめ。先頭。「あたまから 数えて 五人目。」⑤考える力。「あたまの 良ー 人」

あたまが・あがらん【頭が上がらん】《成句》 恩や引け目があって、威張れない。「子どもの 時から あいつにわ あたまが・あがらへん。」

あたま・かくして・しり・かくさず【頭隠して尻隠さず】《成句》 全体を隠したつもりであるのに一部分が見えていること。

あたま・かかえる【頭かかえる】《成句》 行き詰まって困ってしまう。「商売が うまいこと いかへんさかい あたま・かかえとる。」

あたまが・さがる【頭が下がる】《成句》 感心させられる。尊敬に値する。「毎朝 道お 綺麗に 掃除してくれて あたまが・さがる 人や。」

あたまかず【頭数】《名詞》 人数。「あたまかずお 揃える。」

あたまお・ひねる【頭を捻る】《成句》 解決法などをあれこれ考える。

あたらしい【新しい】《形容詞》 ①作られたり始まったりしてから、まだ時間があまり経っていない。「あたらしい 下駄やのに 歯ーが 折れた。」②今までにない、初めてのものである。「考え方が あたらしい。」

あたり【辺り】 ①《名詞》近く。周り。「急に 雨が 降って あたりが 暗(くろ)ー なった。」②《接尾語》おおよそのものを示す。「来週あたり 台風が 来そーや。」

あたり【当たり】《名詞》 ①思い通りにうまくいくこと。「あたりの 籤を 引いた。」②ぶつかること。「あたりが 悪ーて ひっくり返った。」③人とつきあったり、物に触ったりしたときの感じ。「周りの 人への あたりが 良(え)ー。」「あたりが 来たので 釣り上げる。」④《接尾語》(何かに)対して。「一人あたり 二本ずつ 取ってください。」

あたりき・しゃりき《成句》 当たり前だ。◆やや戯れた言い方。

あたりさわり【当たり障り】《名詞》 差し支えがあること。「あたりさわりの 無い 言い方お する。」

あたりどし【当たり年】《名詞》 作物がたくさん収穫できる年。「西瓜の あたりどし」

あたりまえ【当たり前】《名詞、形容動詞》 わかりきっていること。普通であること。「梅雨やさかい 黴が はえるのわ あたりまえや。」

あたる【当たる】《動詞》 ①ぶつかる。「電信柱に あたる。」②命中する。③狙ったとおりにうまくいく。「予想が あたった。」④受けるようにする。「お日さんに あたる。」「火鉢に あたる。」⑤酷い目にあわせる。「あいつ一人に あたらんでも 良ーやろ。」⑥体に害を受ける。「昨日 食た もんに あたった。」

あたん《名詞》 仕返し。または、そのように思われる行為。「鼠が 家に あたんして 走り回っとる。」

      ◆  ◆  ◆
【写真は、明石市(江井ヶ島海岸)より遠望した家島群島。2009年(平成21年)7月2日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月15日 (水)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(8)

あさ【朝】《名詞》 ①夜が明けた頃。「あさ 目が 覚めたら 雨が 降っておった。」②午前。「夏休みわ あさに 宿題お する。」

あさ【麻】《名詞》  茎の皮から繊維を作る草。または、その布。

あざ【痣】《名詞》 皮膚にできる、少し異なった色の部分。「顔に あざが ある。」

あさい【浅い】《形容詞》 ①水面や地面からの距離が短い。「あさい 所に 種を まく。」「あさい 海に すんどる 魚。」②色が薄い。「あさい 緑色。」

あさがお【朝顔】《名詞》 朝に咲いた花が昼頃にはしぼんでしまう、夏の草花。

あさがた【朝方】《名詞》 朝のうち。

あさがけ【朝がけ】《名詞》 朝のうち。「あさがけに 用事お 済ます。」

あさぐろい【浅黒い】《形容詞》 (皮膚の色などが)薄黒い。

あさせ【浅瀬】《名詞》 海や川で、底が浅いところ。

あさって【明後日】《名詞》 明日の次の日。

あさっぱら【朝っぱら】《名詞》 朝早い時刻。「あさっぱらから 酒 飲んで、困った 奴や。」◆どちらかというと、望ましいことに言及する場合には使わない。「あさっぱらに仕事をする。」

あさのま【朝の間】《名詞》 朝のうち。

あさばん【朝晩】《名詞》 朝と晩。日中のいつでも。「あさばん 冷えるよーに なってきた。」

あさひ【朝日】《名詞》 朝に昇る太陽。また、その光。

あざみ【薊】《名詞》 野山に生える草花の一つ。

あさめし【朝飯】《名詞》 朝の食事。

あさめしまえ【朝飯前】《名詞》 たやすいこと。

あさやけ【朝焼け】《名詞》 日の出前に、空が焼けるように赤くなること。

あざらし【海豹】《名詞》 寒い地方に住む、泳ぎのうまい動物。

あさり【浅蜊】《名詞》 浅い海の砂地にすむ二枚貝。「あさりの お汁(つい)」

あさる【漁る】《動詞》 ①食べ物を探し回る。「犬が ごみ箱お あさる。」②欲しいものを探し回る。「骨董品お あさる。」

あさんま《名詞》 朝の間。

あし【足・脚】《名詞》 ①立ったり歩いたりするときに使う体の部分。②足首から下の部分。「あしの 裏」③物の下の方にあって、それ全体を支えている部分。「机の あし」

あじ【味】《名詞》 食べたり飲んだりしたときに、舌で得られる感じ。

あじ【鯵】《名詞》 暖かい海にすむ魚のひとつ。「あじの 干物」「あじの 開き」

あしあと【足跡】《名詞》 歩いた後に残る跡。「犬の あしあとが 残っとる。」

あしおと【足音】《名詞》 歩くときの足の音。「下駄の あしおと。」

あしか【海驢】《名詞》 オットセイよりも大きい、海にすむ動物。

あしかけ【足掛け】《名詞》 年・月・日を数えるときの、はじめ・終わりの半端なときも一として数えるやりかた。「あしかけ 三年 かかって 家を 建てた。」

あしが・はやい【足が速い】《成句》 食べ物が腐りやすい。「饅頭わ あしが・はやい。」

あしくび【足首】《名詞》 かかとの上の部分。

あじけない【味気ない】《形容詞》 面白みがない。風情に欠ける。

あじさい【紫陽花】《名詞》 梅雨の頃などに、小さな花が丸く集まって咲く木。

あした【明日】《名詞》 今日の次の日。「あしたの 天気わ 雨みたいや。」◆日の言い方は、「あした あさって しあさって ごあさって ろくあさって……」

あじない【味ない】《形容詞》 食べ物の味がまずい。味が薄い。

あしのこう【足の甲】《名詞》 足の表側。

あしば【足場】《名詞》 高い所へ上るときに、足を置く場所。

あしぶみ【足踏み】《名詞、動詞する》 同じところで、歩くように足を上げ下げすること。「その 場で あしぶみ しなさい。」

あじみ【味見】《名詞、動詞する》 少し食べたり飲んだりして、味を試すこと。

あじも・しゃしゃりも・ない《成句》 味わいに欠ける。深みがない。「あんな 言い方 したら あじも・しゃしゃりも・あらへん。」

あしもと【足元・足下】《名詞》 ①足のそば。足の辺り。「雨が 降って、あしもとが 悪い。」②歩き方。「あしもとが ふらふら する。」

あじわう【味わう】《動詞》 味をゆっくり楽しむ。「がつがつ 食わんと、あじおーて 食べなはれ。」

あずかる【預かる】《動詞》 他の人の物などを引き受けて守る。「赤ちゃんお あずかる。」

あずき【小豆】《名詞》 黒っぽい赤色の豆。(餡や赤飯を作るのに使う。)

あずける【預ける】《動詞》 物などを他の人に引き受けて守ってもらう。「銀行に あずけても 利子が 少ない。」

あすこ《名詞》 あの場所。あの時。あの状態。「あすこから 調子が 悪ー なりかけたんや。」

あすこら《名詞》 あの場所。「あすこらに 川が 流れとるはずや。」◆複数ではない。ぼかして言うときに使う。

あすこらへん《名詞》 あの場所の辺り。

      ◆  ◆  ◆
【写真は、明石市立天文科学館。2009年(平成21年)6月18日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月14日 (火)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(7)

あく【空く】《動詞》 ①空になる。あきができる。「瓶が 一本 あいた。」②ひまになる。「時間が あいとる。」③使わなくなる。「手ーが あいたら 手伝うてな。」

あく【開く・明く】《動詞》 ①閉じていたものがひらく。「目ーが あいたら 八時やった。」「門が あくまで 待つ。」②活動が始まる。「デパートが あく。」

あく【飽く】《動詞》 ①十分すぎて、それ以上は欲しくなくなる。「西瓜を よう 食べて、飽いてもた。」②同じようなことが続いて、いやになる。「勉強に 飽く。」

あく《動詞》 できる。うまくいく。「そんな こと したって あくもんか。」◆打ち消しの言い方は、「あかへん」「あきまへん」「あかしまへん」。

あく【灰汁】《名詞》 ①植物の中に含まれている渋み。「菜っぱの あくを 抜く。」②人柄や文章などに見られる癖やどぎつさ。「あくの 強い 人」

あく(か)・あかん(か)《成句》 できる(か)、できない(か)。「あくか・あかんか やってみな わからへん。」

あくしゅ【握手】《名詞、動詞する》 手を握り合うこと。「さいならの あくしゅ」

あくせく(と)《副詞、動詞する》 いろんなことに追われて忙しい様子。「そないに あくせくせんと 落ち着きなはれ。」

あくち《名詞》 口角にできる小さな腫れ物。「あくちが 切れる」

あくどい《形容詞》 やり方がひどい。たちが悪い。「あくどい 借金取り」

あくび【欠伸】《名詞、動詞する》 眠くなったときや、退屈なときに、ひとりでに出る深い呼吸。

あぐむ【倦む】《動詞》 (どのようにしようかと)考え込んでいる。「あぐんどっても 時間が 経つばっかりや。」

あぐら【胡座】《名詞》 両足を腰の前に組んで座ること。

あぐら・かく【胡座。かく】《成句》 あぐらの状態になる。

あぐら・くむ【胡座・組む】《成句》  あぐらの状態になる。

あくる【明くる】《連体詞》 翌。「明くる朝」「明くる日」「明くる年」

あげ【揚げ】《名詞》 油揚げ。

あげあし【揚げ足】《名詞》 ちょっとした言葉遣いを捉えて指摘する内容。

あげあしとり【揚げ足とり】《名詞》 ちょっとした言葉遣いを捉えて指摘すること。また、しばしばそれをする人。

あげあしを・とる【揚げ足を取る】《成句》 ちょっとした言葉遣いを捉えて指摘し、相手を困らせる。

あけがた【明け方】《名詞》 夜が明けようとする頃。「あけがたわ 寒かった。」

あげく【挙げ句】《名詞》 すべての終わりの段階。「あげくに 何も 決まらへんねん。」

あけすけ《副詞》 遠慮をしないで。「あけすけ もの 言う 人や。」

あけたて【開けたて】《名詞》 開けたばかり。「あけたての 酒」

あけっぱなす【開けっ放す】《動詞》 窓や戸などをいっぱいに開ける。

あけっぱなし【開けっ放し】《形容動詞》  ①窓や戸などをいっぱいに開けている様子。②無防備な人の様子。

あけても・くれても【明けても暮れても】《成句》 毎日毎日。いつも。しょっちゅう。「孫わ あけても・くれても 部活ばっかり して 勉強 しよらへん。」

あげはちょう【揚羽蝶】《名詞》 黄色や黒の羽根を持つ、大型の蝶。

あけへん《動詞+助動詞》 だめだ。「じたばたしても あけへん。」

あげもん【揚げ物】《名詞》 油で揚げた食べ物。

あける【空ける】《動詞》 ①空いた部分などを作る。「錐で 穴を あける。」「僕の 席を あけといて。」②からにする。「バケツの 水お あける。」

あける【明ける】《動詞》 ①朝になる。「夜が あける。」②新しい年になる。「年が あける。」③ある期間が終わる。「梅雨が あける。」「夏休みが あける。」

あける【開ける】《動詞》 開く。「戸ーお あける。」

あげる【上げる・挙げる】《動詞》  ①上へやる。高くする「足を あげる。」「凧お あげる。」②高いところへ移す。「棚に あげる。」③値段を高くする。「新聞代を あげやがった。」④程度や勢いを高くする。「スピードお あげる。」⑤与える(丁寧な言い方)「お前に この 本 あげる。」⑥式などをする。「結婚式お あげる。」

あげる【揚げる】《動詞》 ①陸に荷物を移す。「おか(陸)に あげる。」②油で揚げ物をする。

あけわたす【明け渡す】《動詞》 自分のいたところを他人に渡す。「部屋お あけわたす。」

あご【顎】《名詞》 ①顔の下の方の部分。②下顎。

あこーでおん【アコーデオン[英語]】《名詞》 手風琴。

あこする《動詞》 顔などを赤くする。赤らめる。「顔お あこして 怒っとる。」

あごた《名詞》 顎。「あごたに ご飯粒 ついとるよ。」

あごたん《名詞》 顎。「あごたんで 人お 使いよる。」

あごで・つかう【顎で使う】《成句》 威張った態度で他人に指図をする。

あこなる《動詞》 明るくなる。「雨が 止んで 空が あこなった。」

      ◆  ◆  ◆
【写真は、カシワバアジサイ(北アメリカ分布)。2009年(平成21年)7月8日に、神戸市須磨区内(須磨離宮公園)で撮影。】

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2009年7月13日 (月)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(6)

あがる【上がる】《動詞》 ①下から上へ行く。高いところへ移る。「坂を上がる」「二階へ上がる」②(水などの中から)出る。「風呂から あがる。」「プールから あがった。」③海上から陸上へ移る。「船から おか(陸)に あがる。」④程度が高くなる。「温度が あがって 暑い。」「値ーが 一割 あがる。」⑤上の段階に進む。入学する。「小学校に あがる」⑥緊張して落ち着きがなくなる。のぼせて、ほうっとなる。「あがってもて、話を 忘れた。」「あんた 司会なんやから あがったら 困るよ。」⑦終わる。「一週間で 仕事が あがった。」⑧「食べる」「飲む」の尊敬語。「何を あがりますか。」⑨「行く」の謙譲語。「明日の 朝に あがります。」⑩[他の言葉の後につけて]し終わる。「ご飯が 炊きあがる。」⑪[他の言葉の後につけて]すっかりそのようになる。「晴れあがる」

あがる【挙がる】《動詞》 ①見付け出される。「証拠が あがっとる。」②手や腕が上に伸びる。「みんなの 手が あがった。」

あがる【揚がる】《動詞》 ①空中の高いところへ移る。「凧が 上手に あがった。」「花火が あがる。」②揚げ物が出来上がる。「天ぷらが えー(良い) 色に あがった。」

あかるい【明るい】《動詞》 晴れ晴れとして朗らかである。「あかるい 人やさかい みんなに 好かれとる。」

あかん《動詞+助動詞》 だめだ。「そんな こと したら あかん。」

あかんたれ《名詞》 駄目な人。体や心の持ち方が弱い人。また、その状態。「人前で しゃべられへんのかいな。あかんたれやなー。」

あかんぼ【赤ん坊】《名詞》 生まれたばかりの子。赤ん坊。

あかんぼー【赤ん坊】《名詞》 生まれたばかりの子。

あき【秋】《名詞》 ①夏と冬の間の季節。「あきの 祭り」②穀物の取り入れの頃。「麦の あき。」

あき【空き・明き】《名詞》 ①空いていること。空っぽ。「あきの ある アパート」②隙。「あきの 時間に コーヒーを 飲む。」③欠員。「あきが あったら、雇てほしいなー。」

あき【飽き】《名詞》 同じことを続けて、いやになること。「同じ もの 食べとったら あきが 来た。」

あきあき【飽き飽き】《形容動詞、動詞する》 すっかり飽きた状態。うんざりする状態。「こんな 仕事、もう あきあきや。」

あきかぜ【秋風】《名詞》 秋に吹く涼しい風。「あきかぜが 吹いて 虫も よー 鳴くよーに なりました。」

あきかん【空き缶】《名詞》 中に物が入っていない缶。(飲んで)空になった缶。「あきかんわ 自分で 始末してください。」

あきぐち【秋口】《名詞》 秋の初めの頃。「あきぐちに なったら 虫が やかましゅー 鳴く。」

あきこぐち【秋小口】《名詞》 秋のほんの初めの頃。

あきち【空き地】《名詞》 使われていない土地。「こまい 頃わ あきちに 入り込んで よー 遊んだもんや。」

あきない【商い】《名詞》 商売。物を売ったり買ったりすること。「あきないが うまい 人」

あきなう【商う】《動詞》 商売する。売り買いをする。「何を あきのーとる 店やったかいなー。」

あきばこ【空き箱】《名詞》 中に物が入っていない箱。「お菓子の あきばこ。」

あきばれ【秋晴れ】《名詞》 秋の空が晴れ渡ること。「運動会の 日ーは あきばれやった。」

あきびん【空き瓶】《名詞》 中に物が入っていない瓶。(飲んだり使ったりして)空になった瓶。

あきまつり【秋祭り】《名詞》 秋に催される祭り。「住吉神社の あきまつりは 十月の 末です。」

あきまめ【秋豆】《名詞》 大豆。〔秋に収穫することから〕

あきや【空き家】《名詞》 人の住んでいない家。「あきやが 売り出されとる。」

あきらめる【諦める】《動詞》 望みが持てなくて途中でやめる。「あきらめんと 最後まで 走らな あかんで。」

あきれかえる【呆れかえる】《動詞》 あまりの状態に、すっかりあきれる。「あきれかえって、何も 言われへん。」

あきれる【呆れる】《動詞》 思いがけないことや、程度の甚だしいことに驚いて、あっけにとられる。

あきんど【商人】《名詞》 商売をしている人。「あきんどに 騙されんよーに しなさいよ。」

      ◆  ◆  ◆
【写真は、明石・稲爪神社の茅の輪くぐり。2009年(平成21年)7月11日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月12日 (日)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(5)

あかあか(と)【赤々】《副詞》 真っ赤な様子。「火ーが あかあかと 燃えとる。」

あかあか(と)【明々】《副詞》 非常に明るい様子。「昼間に あかあかと 電気 つける。」

あかい【赤い】《形容詞》 燃える火の色をしている。血のような色をしている。「あかい 林檎」「夕焼けの あかい 空に 鳶(とんび)が 飛んどる。」

あかい【明い】《形容詞》 ①光がじゅうぶんにあって、ものがよく見える。「あかい 座敷」②物事をよく知っている。見通しが見える。「村の しきたりの ことに あかい 人や。」
あかいはね【赤い羽根】《名詞》 毎年十月に行われる共同募金。また、募金をした人に渡す、赤く染めた羽根。

あかいわし【赤鰯】《名詞、形容動詞や》 刃物などが真っ赤に錆び付いている様子。「あかいわしの 包丁(ほちょ)」◆動かなくなった鰯のようになったイメージから喩え?

あかえい《名詞》 菱形で平たい形をしている、海にすむ魚。

あかがね《名詞》 銅。

あかぎれ【皹】《名詞》 寒さのために手や足の表面にできる細かい裂け目。「あかぎれに 膏薬お 塗る。」

あがく【足掻く】《動詞》 ①ばたばた暴れる。「魚が あがいとる。」②苦しみから逃れるために、いろんなことをする。「今さら あがいても、何の 足しにも ならん。」

あかご【赤子】《名詞》 生まれたばかりの子。赤ん坊。

あかごの・てお・ひねる【赤子の手を捻る】《成句》 弱い者に簡単にうち勝つことのたとえ。

あかさび【赤錆び】《名詞》 赤い色の錆び。「あかさびに なった 錨」

あかじ【赤字】《名詞》 ①赤い色で書いた文字。「間違(まちご)ーた とこは あかじで 直しといてんか。」②収入よりも支出が多いこと。「給料が 減ったので あかじに なった。」

あかしんごー【赤信号】《名詞》 ①危険なこと、止まることを示す交通の合図。②危険な状態になったこと。「会社が あかしんごーに なった。」

あかす【明かす】《動詞》 ①内緒の事柄や秘密をうちあける。隠していたことをはっきりさせる。「手品の 種を あかす。」②朝まで寝ないでいる。「山の 中で 一晩 あかした 人が おったんやて。」

あかちゃん【赤ちゃん】《名詞》 赤ん坊。〔親しみを込めて使う言葉〕

あかちん【赤チン】《名詞》 マーキュロクローム。「擦り剥いたら あかちん 塗っとけ。」

あがったり【上がったり】《形容動詞》 商売などがだめになること。「店は あがったりや。」

あかつち【赤土】《名詞》 鉄分を含んだ土。赤茶色で粘りけのある土。

あかとんぼ【赤蜻蛉】《名詞》 秋に群をつくって飛ぶ、体の色が赤い、小型のとんぼ。「ちょっと 涼し なったと 思(おも)たら あかとんぼが 飛んどる。」

あかなる【赤なる】《動詞》 赤い色を帯びてくる。「夕焼けで 空が あかなる。」

あかなる【明なる】《動詞》 だんだんと明るくなる。「あかなって 蝉が 鳴き出したので 目が 覚めた。」

あかぬける【垢抜ける】《動詞》 (姿形や行動などが)洗練されて、さっぱりしている。「東京から 来た お嫁さんやて、やっぱり あかぬけとるなー。」

あかの・たにん【赤の他人】《名詞》 まったく関係のない人。

あかはじ【赤恥】《名詞》 人前でかくひどい恥。

あかはだか【赤裸】《名詞》 丸裸。何も身に付けていないこと。

あかべー《感動詞》あかんべー。拒絶したり嫌悪の気持ちを表したりするときに言う。◆実際に、指を目元にあてて、赤目をむく動作を伴うことが多かった。

あか・べっぴんさん・しり・かんのんさん《唱え言葉》 あかんべー。あかべー。

あかべら【赤べら】《名詞》 赤い色のべら(魚)。◆べらは、必ず「あかべら」「あおべら」と区別して言う。

あかへん《動詞+助動詞》 だめだ。◆「あかん」とも言う。「あかん」と「あかへん」には意味や語感の違いはない。

あかみ【赤み】《名詞》 赤い感じの色。「あかみの ある 紙」

あかみ【赤身】《名詞》 魚の赤い肉。

あかり【明かり】《名詞》 ①周りを明るくする光。「月が あかりに なっとる。」②暗いところを照らすための、電灯やろうそくなどの光。「懐中電灯か 何かの あかりを 持って行けよ。」

あがり【上がり】《名詞》 ①上がること。高くなること。「点数の 上がり・下がり。」②終わりになること。「仕事は 何時で あがりに なるのか。」③ものが出来上がること。「へーい 一丁あがり。」④双六で、最後の場所に進むこと。⑤収入。売り上げ。「今日は あがりが 多い。」⑥[他の言葉の後につけて]以前にその職業・立場・状態などであったこと。「先生あがり」「病気あがり」

あかりとり【明かり取り】《名詞》 家の中に光を取り入れるための窓。「あかりとりの 天窓」

あかる【明かる】《動詞》 明るさが増してくる。「雨が 止んで 空が あかってきた。」

      ◆  ◆  ◆
【写真は、明石・魚棚(うおんたな)商店街の七夕飾り。2009年(平成21年)7月11日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月11日 (土)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(4)

あう【合う・会う・遭う】《動詞》 ①約束をして出会う。顔をあわせる。「十時に 駅で あう 約束に しとる。」 ②たまたま出会う。偶然に出会う。思いがけなく出会う。「事故に あう。」「道が 混んで 時間がかかって、えらい めーに おーた。」「目ーが あう。」③同じになる。「考えが あう。」④集まって一つになる。「ここで 二つの 道が あう。」⑤ぴったりする。つりあう。「体に おーた 服を 着る。」「服と ズボンの 色が おーとる。」「瓶と 蓋とが ちょうど あう。」⑥《接尾語》一緒に…する。「話しあう」「喧嘩しあう」

あうと【アウト[英語]】《名詞》 野球やそのほかの遊びで、塁に出られなくなったり、安全圏を逸脱したりすること。「あうとが 三つで チェンジや。」

あえる《動詞》 野菜や魚などを、味噌・酢・醤油・胡麻などと混ぜる。「ほうれん草と あえる。」

あえん【亜鉛】《名詞》 青白い色をした錆びにくい金属。「あえんお メッキした トタン板」

あお【青】《名詞》 ①よく晴れた空のような色。「沖縄の あおい 海で 泳いでみたい。」②緑色。「青虫」

あおあお【青々】《副詞、動詞する》青や緑があたりに広がっている様子。「あおあおして 美味しそーな 水菜」

あおい【葵】《名詞》 夏に赤・ピンクなどの花を咲かせる草花。

あおい【青い】《形容詞》 ①晴れわたった空のような色をしている。「沖縄の あおい 海」②顔に赤みがない。顔色が悪い。「まだ 顔が あおいさかい 寝ておった方が ええ。」③緑色である。「あおい ピーマン」④まだ熟していない。「あおいので まだ ちぎったら あかん。」

あおうめ【青梅】《名詞》 ちぎったばかりの梅。「あおうめが 店に 並んどる 頃に なった。」

あおかび【青黴】《名詞》 青みがかった黴。「あおかびが はえた 餅」

あおぐ【扇ぐ】《動詞》 団扇などを動かして風を起こす。「団扇で あおぐ。」

あおくさい【青臭い】《形容詞》 草のような臭いがする。

あおさ《名詞》 緑色をした、葉の広い海藻。

あおじそ【青紫蘇】《名詞》 緑色をした紫蘇の葉。

あおじろい【青白い】《形容詞》 青みがかって白い。「あおじろい 顔 した 病人。」

あおしんごう【青信号】《名詞》 通ってよい、という意味の青または緑色の信号。

あおすじ・たてる【青筋立てる】《成句》 (額の血管が見えるほどに)かんかんになって怒る。「あおすじ たてて 怒鳴り込んできた。」

あおぞら【青空】《名詞》 青く晴れわたった空。「あおぞらに 入道雲が 見える。」②屋根のないこと。「あおぞら市場」

あおなる【青なる】《動詞》 恐かったり、心配したりして、顔から血の気がなくなる。

あおぬく《動詞》 顔を上に向ける。体の胸・腹のある方を上に向ける。

あおぬけ《名詞》 体の胸・腹のある方を上に向けること。

あおのけ《名詞》 体の胸・腹のある方を上に向けること。

あおのり【青海苔】《名詞》 緑色をした海苔。

あおば【青葉】《名詞》 初夏の頃の、木々の鮮やかな緑色をした葉。

あおびょーたん【青瓢箪】《名詞、形容動詞》 青白くて弱々しく感じられる人。「あんな あおびょーたんやさかい よー 走らへんやろ。」

あおびょったん《名詞、形容動詞》  青白くて弱々しく感じられる人。

あおべら【青べら】《名詞》 青い色のべら(魚)。

あおみ【青み】《名詞》 ①野菜類。「肉が 多くて あおみが 足らへん。」②青い感じの色。

あおむく【仰向く】《動詞》 顔を上に向ける。体の胸・腹のある方を上に向ける。「あおむいとったら 目ーに 塵が 入った。」

あおむけ【仰向け】《名詞》 体の胸・腹のある方を上に向けること。

あおむし【青虫】《名詞》 蝶などの、緑色をした幼虫。

あおもん【青物】《名詞》  野菜類。

あおもんや【青物屋】《名詞》 八百屋。

あか【赤】《名詞》 ①血のような色。燃える火の色。夕焼けの色。②赤信号。「あかやさかいに 渡ったらあかん。」

あか【垢】《名詞》 ①古くなった皮膚と、汗・脂やほこりなどにいっしょになった汚れ。「三日ぶりの 風呂で あかお 落とす。」②水中の混じり物が固まってできたもの。「ポットの 中の あか」

あか《名詞》 銅。「あかの針金」

      ◆  ◆  ◆
【写真は山陽電鉄のラッピング電車。2009年(平成21年)7月4日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月10日 (金)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(3)

あいす【アイス[英語]】《名詞》 アイスクリームやアイスキャンデーのこと。「暑いなー。あいすでも 食いたいな。」

あいず【合図】《名詞、動詞する》 前もって決めておいた方法で知らせ合うこと。「目ーで あいずする。」

あいすきゃんでー【アイスキャンデー[英語]】《名詞》 氷菓子。

あいすくりーむ【アイスクリーム[英語]】《名詞》 牛乳・砂糖・卵の黄身などを混ぜて凍らせた菓子。

あいすくりん【アイスクリン】《名詞》 アイスクリームの発音が変化したもの。◆かつては、シャーベットのようなものを「アイスクリン」と言っていたことがある。

あいそ【愛想】《名詞、動詞する》 ①人に好感を持たれるような動作や言葉。②相手を喜ばせる言葉。お世辞。「ほんまに 何を 思とるかしらんけど、あいそが 上手な 人や。」③もてなすこと。「何にも あいそ できまへんけど、ゆっくりしていってな。」④人に愛情や好意を持とうとする気持ち。「言うたことを 守らへんさかい 誰でも あいそが 尽きる。」

あいそー【愛想】《名詞》  相手を喜ばせる言葉。お世辞。

あいそが・つきる【愛想が尽きる】《成句》 がっかりして嫌になる。

あいそが・ない【愛想が無い】《成句》 可愛げがない。もてなし方が悪い。「あいそが ない 人」

あいそなしで《成句》 客が帰るときなどの挨拶の言葉。「えらい あいそなしで すんまへん。」

あいそわらい【愛想笑い】《名詞、動詞する》 人に気に入られようとして笑ったり微笑んだりすること。

あいだ【間】《名詞》 ①二つ以上のものに挟まれたところ。すき間。「木ーと 木ーの あいだに 蜘蛛が 巣を 張っとる。」 ②ある場所からある場所までの一続きの空間や、距離。③ある時からある時までの一続きの時間や、期間。「長い あいだ お世話に なりました。」④人と人との関係。「親子の あいだが うまいこと いっとる。」⑤普段の日。平生。「あいだわ 正月みたいな 美味い もんわ 食われへん。」

あいだがら【間柄】《名詞》 人と人との結びつきや関係。「従姉妹の あいだがら」
あいた・くちが・ふさがらへん【開いた口が塞がらへん】《成句》 あきれて、ものが言えない。

あいちゃく【愛着】《名詞》 心引かれる気持ち。「生まれた 村にわ やっぱり あいちゃくが ある。」

あいつ【彼奴】《名詞》 あの人。あの物。◆くだけた言い方、または、相手を見下げた言い方、あるいは、目下に対する言い方。

あいて【相手】《名詞》 ①一緒に何かをする人。「旅行に 行きたいけど あいてが おらなんだら おもろない。」②何かをするときの、自分(自分たち)でない、一方の人(人たち)。「あいてが 強すぎたんや。負けても しょがない。」

あいにく【生憎】《副詞》 都合の悪いようす。「さっき 売れてもてん。あいにくやったなー。」

あいのこ【間の子】《名詞》 ①混血の人や動物。「いのぶた ゆーたら 猪と 豚の あいのこなんやて。」②(どちらにも属しにくいような)中間的な存在。

あいのてー【合いの手】《名詞》 ①歌・踊りなどの間に挟む掛け声や手拍子。②会話の間に、相手が挟むちょっとした言葉。「あいのてー 入れられたら しゃべりにくい。」

あいのり【相乗り】《名詞、動詞する》 同じ乗り物に、他の人と一緒に乗ること。「知らん 人と あいのりの 船で 釣りに 行った。」

あいふく【合い服】《名詞》 春・秋などに着る服。「暑ー なってきたさかい、あいふくに しよう。」

あいぼー【相棒】《名詞》 二人で物事を一緒にする場合の相手。「背ーの 違う あいぼーやったら 重たい 荷物お かきにくい。」

あいま【合間】《名詞》 物事が途切れた間。あることが終わってから、次のことをするまでの間。「仕事の あいまに 煙草を 吸う。」

あいまい【曖昧】《形容動詞》 はっきりしないようす。あやふやなようす。「あいまいな 言い方 したら、みんなに わからへんやろ。」

あいや《名詞》 足。「あいやが 痺(しび)れた。」

あいよ《名詞》 足。(幼児語)

あいろん【アイロン[英語]】《名詞》 電気などの熱で、布などのしわを伸ばしたり、折り目をつけたりする道具。「昔は 炭を 入れる あいろんが あった。」
      ◆  ◆  ◆
【写真は志貴皇子の万葉歌碑。2009年(平成21年)7月7日に、神戸市垂水区内で撮影。】

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2009年7月 9日 (木)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(2)【あ】

①見出し語、用例ともに、長音は「ー」で記します。
②【 】内は、その言葉に該当する漢字です。
③《 》内は品詞名です。成句や唱え言葉としているものもあります。
④「 」内の表現は、その言葉を用いた使用例です。
⑤「 」内の( )は読み仮名です。
⑥「 」内の〔 〕は共通語訳です。
⑦◆以下の記述は、参考事項です。

あー《副詞》 あのように。「あー せー〔せよ〕 こー せー 言われたら 困ってまう。」

あー《感動詞》 ①物事に強く感じたときに出す言葉。「あー しんど。ちょっと 休みたいな。」「あー 怖(こわ)、あの 人に もの言うたら 言い返されてまう。」②肯定の気持ちや、承諾の意思などを表す返事の言葉。「あー、お前の 言(ゆ)う通りや。」「あー わかった。まかしとき。」

あー・いやー・こー・ゆー 【ああ言や、こう言う】《成句》 (こちらが)あのように言えば、(相手が)このように言う。逆らった発言をすること。言い訳をして逃れようとす る。

あーめん・そーめん・ひやそーめん《唱え言葉》  アーメン(祈りのことば)。◆「めん」を脚韻とした遊びことば。祈りの意識は薄れて、言葉遊びのようになっている。「そーめん」は素麺、「ひやそーめん」は冷や素麺。

あーす【アース[英語]】《名詞》 電気機器から地面へ電気が流れるようにした電線。「アース 引いとかな〔引いておかないと〕 感電する。」

あー・ゆーたら・こー・ゆー【ああ言うたら、こう言う】《成句》 (こちらが)あのように言えば、(相手が)このように言う。逆らった発言をすること。言い訳をして逃れようとする。「あー ゆーたら こー ゆーやさかい、あの 人には 勝てん。」

あーん《感動詞》 ①口を大きく開くようす。「大きく あーん しなさい。」②(子どもなどが)声を大きく出して泣く声。

あい《代名詞》 あれ。◆[こそあど]言葉は、「こい」「そい」「あい」「どい」となる。

あい【間】《名詞》 ①二つ以上のものに挟まれたところ。「偉い 人の あいに 挟まって 小(こも)ーに なっとってん。」 ②普段。平生。「あいは 美味いもん 食うとらへんねん。」

あいいろ【藍色】《名詞》 濃い青色。「あいいろの 海」

あいかぎ【合い鍵】《名詞》 一つの錠に合うように作った別の鍵。「部室の あいかぎ」

あいかわらず【相変わらず】《副詞》 いつものように。これまでと変わりなく。「あいかわらず 元気で やっとります。」

あいきょー【愛嬌】《名詞》 にこにこして可愛いこと。「この子 あいきょーがあって かわいらしいなー。」◆「あいきょ」とも言う。

あいこ《名詞》 ①勝ち負けがないこと。「どっこんでー〔じゃんけんぽん〕。あいこで ほい。」②差し引きがゼロであること。引き分け。「こないだ 魚 もろたさかい、これで あいこに しとこ。」

あいことば【合い言葉】《名詞》 ①前もって決めておく合図の言葉。②みんなの目標として決めた言葉。「一回戦に 勝つことを あいことばにして 練習する。」

あいさ(に)《副詞》 時たま。期間をおいて。稀に。「あいさに 顔 見に 行ったげてな〔行ってあげてね〕。」

あいさつ【挨拶】《名詞、動詞する》 ①人に会ったときや別れるときに、やりとりする言葉やお辞儀。また、それをすること。「あいさつも せんと 帰ってきたんかいな。そら あかんで。」②会合や手紙などで、改まって話したり書いたりする言葉。「あんたが あいさつせなんだら〔挨拶しなかったら〕、忘年会を 始められへん。」

あいしょー【相性】《名詞》 互いの性格や気持ちの響き具合。「あいつとは あいしょーが 悪いねん。」

      ◆  ◆  ◆
【写真は柿本人麻呂の万葉歌碑。2009年(平成21年)7月7日に、神戸市垂水区内で撮影。】

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2009年7月 8日 (水)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(1)

はじめに

 この地に生まれて、この地で大きくなり、年齢を重ね、今もこの地に住んでいます。方言調査で言うと、調査者であるとともに被調査者としての最適の条件を具えていることになります。
 学生時代に「明石方言の語法」を卒業論文のテーマとして以来、方言を調べたり記述したりすることが日常生活の一部のようになっています。「研究」も必要でしょうが、もっと大事なことは「記録」だと思っています。消えつつある(あるいは、もはや使ったり聞いたりすることがない)言葉の記録です。その言葉の意味、その言葉の使用例などを忠実に書き留めておきたいと思うのです。
 人生の最終章にやっておこうとする仕事を『明石日常生活語辞典』の完成と決めました。私が、日常生活の中で使った言葉、日常生活の中で聞いた言葉の集大成をしようと考えているのです。方言とか共通語とかの区別はしません。私という人間が使ったり聞いたりしてきた、日常生活の言葉のすべてを採り上げます。
 本日から連載を始める『明石日常生活語辞典』〔初稿〕は、荒削りなままで、ともかくお目にかけることにします。連載は数百回に及ぶと思います。ブログはこの辞典のみに専念するわけではありませんから、連載終了までおよそ3年間かかると考えています。
 これは〔初稿〕ですが、実際の私の仕事は、初稿→再稿→三稿→完成稿という作業を続けます。〔初稿〕はいわばリストのようなものです。〔完成稿〕はかなり違った形のものになるだろうと思います。
 『明石日常生活語辞典』の刊行は、私が往生することになる日の前日を予定しています。それが、何年先の何月何日になるのかは、私にもわかりません。(神仏のおぼしめしによって、本当にそういうことになれば、それ以上の喜びはありますまい。)
 私がこの世に生きた証として、楽しみながら、この作業を続けることにします。
      ◆  ◆  ◆
 文字ばかりの連載になりますから、毎回、何か1枚ずつの写真を添えることにします。辞典の内容とは直接の関係はありません。

【写真は柿本人麻呂の万葉歌碑。2009年(平成21年)7月7日に、神戸市垂水区内で撮影。】

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2009年7月 7日 (火)

言葉カメラ(352) 【無人自動】

自動は、無人のはず

 「現金自動預入支払処」(350)に関連するものです。
 特に気にする必要はなかったのかもしれませんが、やっぱり写真に撮らずにはおられなかったのが、この1枚です。
 「自動石取り 無人自動精米所」というのは、「自動」が強調されています。精米を「自動」で行うということは、機械を扱う係員がいない、すなわち「無人」であるということは当然です。
 銀行の現金自動預け払い機も「無人」ですし、飲料水の自動販売機も「無人」ですが、無人という文字を添えていません。「無人自動精米所」も、「無人」という文字を削って自動精米所だけでもよいのではないでしょうか。
 「自動石取り」というのは、米に混ざっている小粒の石を自動で排出する装置のようです。

【写真は、2007年(平成19年)4月11日に、兵庫県赤穂市内で撮影。】

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2009年7月 6日 (月)

言葉カメラ(351) 【危険/責任】

危険の放置?

 危険物を告知する立て札は、いたるところで見かけます。危険を知らせておいたからといっても、事故が起きた場合に責任から逃れられることはないと思います。
 ところで、この文章にはびっくりしました。「危険なものが沢山ある」、だから「責任を負いかねる」という論理です。こういう文章は初めて見たように思います。裏には、「危険なものが少なければ、責任は取るのだが…」という気持ちがあるようです。
 たぶん、これは、3行目に書くべきことが欠落しているのだろうと思います。つまり、
 「境内には石灯篭及び大木の枯木等
  危険なものが沢山ありますので
  〔各自でじゅうぶん御注意ください。〕
  万一、事故がおきましても責任を
  負いかねます〔ので御注意下さい=トル〕。」
 というのが、自然な書き方だろうと思うのです。

【写真は、2009年(平成21年)6月13日に、神戸市西区内で撮影。】

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2009年7月 5日 (日)

言葉カメラ(350) 【預入支払処】

ATMがあるところ

 「現金自動預入支払処」というのを見かけました。店内にATMがあるということを知らせていることは、すぐにわかります。
 ATM(Automatic Teller Machine)には普通、現金自動預け払い機という日本語が与えられていますが、それに「処(所)」という文字が加えられることは少ないのではないでしょうか。
 それは、「自動販売機」のあるところを「自動販売所」と言うことはほとんどない、ということと関連していると思います。

【写真は、2009年(平成21年)3月19日に、神奈川県小田原市内で撮影。】

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2009年7月 4日 (土)

言葉カメラ(349) 【未使用車】

「新車」とどう違う?

 軽自動車の「未使用車」を販売しているという看板がありました。「未使用車」とは何なのでしょうか。
 例えば切手の場合は、「未使用」と「使用済み」とがあります。綺麗な記念切手であっても、使ったかどうかで価値が違ってしまいます。コインの場合は、使っても使わなくても額面金額に差がありませんが、収集家は傷んでいるかどうかを気にします。手に入れたまま、「未使用品」や「新品」として保存することがあるでしょう。
 ところで、車の場合は、博物館に収蔵するようなことでないかぎり、保存を目的に買うことはないでしょう。手に入れた「未使用」のままで保管し、それを売るというのはどういうことなのでしょうか。「未使用車」は「新車」とどう違うのでしょうか。
 ホームページを見ていると、次のような記述に出会いました。
「未使用車とは、登録(登録とは、陸運局で車検証に名前が記載される事)だけして、実際の走行はしていない車の事。新車もだれかに売れたら、同じ手順で登録をするので新車となんら変わりがありません。」
 買って、登録だけをして、それを他の人に売るということが商売になる? しかも、新車よりも安く販売できる? 私にはわからないことが世の中にいっぱいあるようてす。

【写真は、2009年(平成21年)6月13日に、神戸市西区内で撮影。】

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2009年7月 3日 (金)

言葉カメラ(348) 【◯◯さん】

建物などの「さん」づけ

 新聞折り込み広告で、自分の店の場所を示す地図に、自店以外の店や施設のすべてに「さん」を付けているのを見たことがあります。くどいと感じました。
 1枚目の写真の「伊川谷コープデイズさん裏側」という看板は、他店に対する心遣いの表れとして納得します。
 ところが、2枚目の写真の「アコムさんビル1F」というのには、ちょっとびっくりしました。「アコムさんビル」という名前の建物ではないことは、「さん」という文字が小さく書かれていることから理解できますが、「アコムビル」という名前の真ん中に「さん」を入れるのは珍しいと思います。「アコムビルさん」とは書きにくかったのでしょうか。
 しかも、この店はアコムビルの1階にあるようです。ということは、大家さんに対して気を遣っているということなのでしょう。

【1枚目の写真は、2009年(平成21年)6月13日に、神戸市西区内で撮影。2枚目の写真は、2009年(平成21年)6月13日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月 2日 (木)

言葉カメラ(347) 【終日】

いったい いつまで?

 国道の上に予告されているように跨線橋(「誇線橋」となっているのが気になります)の撤去工事は9月8日に始まるようですが、その工事はいつ終わるのでしょうか。
 ごく普通に考えれば、9月8日の朝から「終日」だろうと思うのですが、そのような理解でよいのでしょうか。「終日」とは、一日中、朝から晩まで、という意味です。9月8日から次の日に日付が変わる時刻には、工事は終了していると考えてよいのでしょうか。
 実は、この工事は、国道2号線が山陽電気鉄道の線路を跨いでいるのを、山陽電気鉄道の高架工事の進行に伴って、道路と線路の「上・下」を逆にするものなのです。そのための工事は既に進行しています。跨線橋を取り除いて、しばらくは道路と線路とを平面交差(踏切)にするための切り換えなら、一昼夜でできるものかもしれません。けれども、「上・下」を逆転させるためには何日もの期間が必要だろうと思います。
 改めて、予告の言葉を見てみると「9/8~終日」となっています。この工事は「9月8日に始まり〔終わりの日は未定〕、その間は〔終日=一日中、朝から晩まで〕交通規制が実施される」と考えるべきなのでしょうか。
 それとも、「9/8~終日」は、「9月8日から、工事の終わる日まで」という意味なのでしょうか。
 いずれにしても、わかりにくい表現だと思います。

【写真は、2009年(平成21年)6月10日に、兵庫県明石市内で撮影。】

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2009年7月 1日 (水)

言葉カメラ(346) 【めっちゃ…】

関西弁の自動販売機

 「めっちゃ冷えてんで!」という言葉の意味を瞬時に理解できるのは、どの程度の人数なのでしょうか。
 「めっちゃ」とか「むっちゃ」とかは、関西でも、どちらかというと新しい表現だろうと思います。私が言う場合は、「めちゃくちゃ しんどい」とか、「むちゃくちゃ 腹が立った」とかいう、「めちゃくちゃ」「むちゃくちゃ」です。それを短くして、「めちゃ しんどい」とか、「むちゃ 腹が立った」というのは、耳にしたように思います。ところが、初めて「めっちゃ」「むっちゃ」という発音を聞いたときは、ちょっとびっくりしたと記憶しています。今では「めっちゃ」「むっちゃ」の花盛りです。
 「冷えてん(で)」は、「冷えている(で)」という意味です。私の場合は、「読んでいる」というのは、「読んどる」とか「読んでる」とか言います。「読んどる」と言うのが圧倒的で、「読んでる」と言うのは稀です。「読んどる」は関西言葉そのもの、「読んでる」は共通語に寄り添っていっているような印象のある関西言葉です。
 「読んどる」は「読んどー」となり、「読んどる(ねん)」は「読んどん(ねん)」となります。「読んでる」が「読んでー」となることはありませんが、「読んでる(ねん)」が「読んでん(ねん)」となることはあります。
 さて、自動販売機の言葉遣いは、「めっちゃ」関西っぽい表現だと思います。しかも、若者向けに敏感に訴えかける力があるのでしょう。一方で、ごく普通の関西言葉とはどこか違うところがあるように感じる人もいるかもしれません。

【写真は、2009年(平成21年)6月13日に、神戸市西区内で撮影。】

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