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2010年3月31日 (水)

【掲載記事の一覧】

 「明石日常生活語辞典」は、な行の「ね」まで来ました。「の」が終わると、は行になりますが、その段階からは記述の方法に改訂を加えます。見出し語の書き方、用例の書き方などを変えることにします。タイトルも〔初稿〕から〔二稿〕に移行します。
 このブログの掲載記事数は、現在で1367件になりました。

 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
       kyoiku.kokugo@gmail.com
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫

◆明石日常生活語辞典〔初稿〕 (1)~(220)~継続予定
    [2009年7月8日~2009年7月24日]
    [2009年8月1日~2009年8月9日]
    [2009年8月14日~2009年8月31日]
    [2009年9月11日~2009年12月28日]
    [2010年1月4日~2010年2月18日]
    [2010年3月11日~2010年3月31日]

◆言葉カメラ (1)~(385)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]
    [2008年9月25日~2008年9月29日]
    [2008年10月1日~2008年10月30日]
    [2008年11月1日~2008年11月11日]
    [2008年12月1日~2008年12月7日]
    [2008年12月16日~2008年12月30日]
    [2009年1月20日~2009年1月30日]
    [2009年2月9日~2009年2月15日]
    [2009年3月17日~2009年3月31日]
    [2009年5月1日~2009年5月17日]
    [2009年5月27日~2009年5月31日]
    [2009年7月1日~2009年7月7日]
    [2009年7月25日~2009年7月31日]
    [2009年8月10日~2009年8月13日]
    [2009年12月29日~2009年12月30日]
    [2010年2月19日~2010年3月10日]

◆朔日・名寸隅 (1)~(4)~継続予定
    [2009年12月1日]
    [2010年1月1日]
    [2010年2月1日]
    [2010年3月1日]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)~継続予定
    [2009年9月1日~2009年9月10日]

◆テクのろヂイ (1)~(40)~継続予定
    [2009年1月11日~2009年1月19日]
    [2009年2月1日~2009年2月8日]
    [2009年3月1日~2009年3月15日]
    [2009年6月23日~2009年6月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]
    [2009年6月1日/2009年6月4日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆足下の観光案内 (1)~(12)~継続予定
    [2008年11月14日~2008年11月25日]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)~継続予定
    [2009年5月18日~2009年5月26日]
    [2009年6月1日~2009年6月22日]

◆写真特集・さくら (1)~(71)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]
    [2009年4月1日~2009年5月8日]

◆写真特集・うめ (1)~(42)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]
    [2009年2月16日~2009年2月27日]
    [2009年3月1日~2009年3月16日]

◆写真特集・きく (1)~(5)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]
    [2008年11月12日~2008年11月13日]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]
    [2008年11月26日~2008年11月29日]
    [2008年12月8日~2008年12月15日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)~継続予定
    [2009年1月1日~2009年1月10日]
    [2010年1月1日~2010年1月3日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日~2008年9月24日]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42) 【再開の可能性あり】
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

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明石日常生活語辞典〔初稿〕(220)

ねんお・いれる【念を入れる】《成句=動詞》 十分に注意する。「ねんお・いれて 勘定する。」

ねんお・おす【念を押す】《成句=動詞》 もう一度確かめる。「間違いが ないか ねんお・おして 確かめる。」

ねんがじょー【年賀状】《名詞》 新年を祝って、挨拶に出す葉書。「今年ワ 正月に なってから ねんがじょーお 書いた。」

ねんがっぴ【年月日】《名詞》 年と月と日。「生まれた ねんがっびお 書いてください。」

ねんがらねんじゅー【年がら年中】《副詞》 一年中。いつも。「ねんがらねんじゅー 朝わ 散歩しとりますねん。」

ねんかん【年間】《名詞》 一年の間。「ねんかん 百日わ 雨が 降る。」

ねんき【年季】《名詞》 一定の年月。「修業する ねんき」

ねんきが・はいっとる【年季が入っとる】《成句=動詞》 何年もかけて、技が磨かれている。「あんたの 歌わ ねんきが・はいっとるなー。」

ねんきん【年金】《名詞》 毎年いくらと決まって受け取る金。「ねんきんから 介護保険料お 引かれとる。」

ねんぐ【年貢】《名詞》 昔、田畑を借りていた人が、地主に納めた米や金。「ねんぐが 高かったそーや。」

ねんげつ【年月】《名詞》 年と月。長い間。「十年の ねんげつが 経った。」

ねんごー【年号】《名詞》 日本で、年に付ける呼び名。「ねんごーが 平成に なってからも 二十何年に なる。」

ねんざ【捻挫】《名詞、動詞する》 手や足の関節を、捻ってくじくこと。「こけて 足お ねんざした。」◆動詞は「くんにゃかす」とも言う。

ねんじゅー【年中】《名詞》 ①一年の間、ずっと。「ねんじゅー 休みなしの 店」②いつも、絶えず。「ねんじゅー 忙しーに 働いとる。」

ねんだい【年代】《名詞》 同じ年頃の人たち。「みんな ねんだいが 同じなんや。」

ねんど【年度】《名詞》 仕事の都合で決めた、一年の期間。「自治会の 新しい ねんどわ 一月からやねん」

ねんど【粘土】《名詞》 粘り気のある、きめの細かい土。「ねんどに よー 似た ゴム・ねんど」

ねんどざいく【粘土細工】《名詞》 粘土を使って、ものの形を作ること。また、作ったもの。「図画工作の 時間に ねんどざいくお したなー。」

ねんない【年内】《名詞》 その年が終わるまでの期間。「年賀状わ ねんないに 書けなんだ。」

ねんねこ《名詞》 寒いときなどに、背中に負った子供の上から着る、綿の入ったはんてん。「この頃わ ねんねこお あんまり 見んよーに なった。」

ねんねん【年々】《名詞》  毎年。一年ごと。「ねんねん 歳を とる。」

ねんの・ため【念の為】《成句=副詞に》 確実にするため。間違いのないようにするため。「ねんの・ために 帳面に 書いとく。」

ねんぱい【年配・年輩】《名詞》 ①だいたいの年齢層。「どのぐらいの ねんぱいの 人やったか。」②中年。「ねんぱいの 男の 人が 来た。」

ねんぶつ【念仏】《名詞》 仏に祈る、一定の言葉。「西国三十三番の ねんぶつお あげる。」

ねんまつ【年末】《名詞》 一年の終わりの頃。年の暮れ。「ねんまつまでに 仕上げます。」

ねんりょー【燃料】《名詞》 火を燃やして、熱や光を得るもの。薪、炭、ガスなど。「風呂の ねんりょーも 昔とわ 変わってしまいましたなー。」

ねんりん【年輪】《名詞》 木を横に切ったときに見える、円い輪。「ねんりんが つんどる〔=詰まっている〕 木」

ねんれー【年齢】《名詞》  生まれてからの年の数。「年お とると ねんれーの ことわ あんまり 言いとないなー。」

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2010年3月30日 (火)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(219)

ねばる【粘る】《動詞》 ①粘ついて離れにくい。②ねばねばする。「ねばっとる 蠅取り紙」③辛抱強くする。「もっと ねばれ。諦めたら あかん。」

ねびえ【寝冷え】《名詞、動詞する》 眠っている間に体が冷えて、風邪を引いたり腹痛になったりすること。「ねびえせんよーに 腹巻きお する。」

ねびき【値引き】《名詞、動詞する》 決めていた値段より安くすること。安売りをすること。「ねびきせな 買(こ)ーてくれへん。」

ねぶか【葱】《名詞》 葱。「太い ねぶかお 炊く。」

ねぶたい【眠たい】《形容詞》 眠りたい気持ちが強まる。「ねぶたかったら 一寝入り しなはれ。」

ねぼー【寝坊】《名詞、動詞する》 朝、遅くまで寝ていること。また、それをする人。「ねぼーせんと さっさと 起きなはれ。」

ねぼける【寝惚ける】《動詞》 ①目が覚めたときに、辺りの様子が理解できず、なじめない。「ねぼけて よろよろ 歩いとる。」②周りの様子にとけ込めない。

ねま【寝間】《名詞》 寝床。布団。「ねま ひいてんか。」

ねまき【寝間着・寝巻き】《名詞》 夜、寝るときに着るもの。「ねまきに 着替える。」

ねむけ【眠気】《名詞》 眠くなること。眠たい気持ち。「今日わ ねむけに 勝たれへん。」

ねむけざまし【眠気覚まし】《名詞》 眠くなるを避けようとする方法。「ねむけざましに お茶お 飲む。」

ねむたい【眠たい】《形容詞》 眠りたい気持ちが強まる。「本 読んどったら ねむとー なった。」◆「ねぶたい」とも言う。

ねむる【眠る】《動詞》 ①目をつむって、心や体が活動をやめる。「電車に 乗って ねむるのわ 気持ちが えーもんや。」②物が使われないで、そのままになっている。「本が ねむっとる。」

ねもと【根元】《名詞》 草や木の、根の出ているところ。付け根。「松の 木ーの ねもとが 腐っとる。」

ねらい【狙い】《名詞》 狙うこと。目当て。「受ける 学校の ねらいお 決めて 勉強する。」

ねらう【狙う】《動詞》 ①目当てとする物に当てようとする。「真ん中お ねろーて ボールお 放(ほ)る。」②目標・目当てとする。「優勝お ねらう。」

ねり【練り】《名詞》 練ること。

ねりあるく【練り歩く】《動詞》 列を作って、ゆっくりと歩く。「祭りの 日ーに ねりあるいとる 人が おる。」

ねりなおす【練り直す】《動詞》 もう一度、よく練る。「これでわ ねりが 足らんさかい ねりなおせ。」

ねる【寝る】《動詞》 ①眠る。「毎晩 十時に ねる。」②横になる。「ねて 本お 読む。」③病気で床につく。「一週間 ねとった。」

ねる【練る】《動詞》 ①水でこね合わせる。「うどん粉お ねる。」「壁土お ねる。」②火にかけて、こねる。「餡お ねる。」③列を作って、ゆっくり進む。「ねりながら 行列が 通っていく。」

ねれる【寝れる】《動詞》 眠ることができる。「涼し なって よー ねれるよーに なった。」

ねれる【練れる】《動詞》 練った状態になる。「餡が よー ねれた。」

ねん【年】《助数詞》 としを数える言葉。年次を数える言葉。「今年わ 平成の 何ねんや。」「中学校の 何ねんに なったんかいなー。」

ねん【念】《名詞》 よく注意すること。「ねんが 入って 丁寧や。」

ねんいり【念入り】《形容動詞》 気を付けて、丁寧にする様子。「表書きわ ねんいりに 書かんと いかん。」 

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2010年3月29日 (月)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(218)

ねすごす【寝過ごす】《動詞》 予定していた時刻よりも遅くまで寝ている。「今朝わ ねすごして 遅刻した。」

ねずみ【鼠】《名詞》 家や畑などにすみ、ものを食い荒らす小さな動物。「天井で ねずみが 運動会お しとる。」

ねずみいろ【鼠色】《名詞》 灰色。「ねずみいろの 雲」

ねぞー【寝相】《名詞》 寝ているときの格好。「ねぞーが 悪い。」

ねだる《動詞》 甘えるようにして、欲しいものを手に入れようとする。「ねだっても 何も 買(こ)ーてきまへんよ。」

ねだん【値段】《名詞》 品物を売り買いするときの金額。「売り物が 多くて ねだんお 覚えきられへん。」

ねちがえる【寝違える】《動詞》 寝方が悪くて、首や肩を痛くする。「ねちがえて 首が 回りにくい。」

ねちねち《副詞と》 執念深い感じで繰り返す様子。いつまでもしつこく続ける様子。「ねちねち 文句お 言われた。」

ねちゃねちゃ《形容動詞》 粘り着くような様子。「チューインガムが 靴の 裏に 付いて ねちゃねちゃや。」

ねつ【熱】《名詞》 ①温度が高いこと。「電気の コードが ねつお 持っとる。」②体温。「ねつが 38度 ある。」

ねつい《形容詞》 粘っこい様子。しつこい様子。「ねつい こと 言わんと さっさと 忘れてやりなはれ。」

ねっから【根っから】《副詞》 ①もとから。底から。「ねっから 野球が 好きな 人や。」②まったく。「ねっから あきらめへん。」

ねつき【寝付き】《名詞》 眠りにつくこと。「ねつきが 良(よ)ーて バタン・キューや。」

ねっしん【熱心】《名詞、形容動詞》 一心に励むこと。心を集中させること。「ねっしんに 練習する。」

ねっちゅー【熱中】《名詞、動詞する》 一つのことに夢中になること。「漫画お 読むのに ねっちゅーしとる。」

ねても・さめても【寝ても・覚めても】《成句=副詞》 いつでも。寝ているときでも起きているときでも。「ねても・さめても 子どもの ことが 心配や。」

ねとねと《副詞と、動詞する》 ものが粘る様子。「炊き詰めたら ねとねとに なってきた。」

ねとぼける【寝惚ける】《動詞》 ①目が覚めたときに、辺りの様子が理解できず、なじめない。「昼寝しすぎて ねとぼけとる。」②周りの様子・雰囲気や仕事の内容などにとけ込めない。「会社え 行って ねとぼけとったら あかんぞ。」◆「ねぼける」とも言う。

ねばい【粘い】《形容詞》 ①粘り気が強い。「特別に ねばい 糊」②しつこい。「ねばい 性格」

ねばこい【粘こい】《形容詞》 ①粘り気が強い。「ねばこい 片栗粉」②しつこい。「ねばこー いかんと 試合に 勝たれへん。」◆「ねばっこい」とも言う。

ねばつち【粘土】《名詞》 粘っこい土。粘土。「深(ふこ)ー 掘ったら ねばつちが 出てきた。」

ねばねば【粘々】《副詞と、動詞する》 ものがしつこく粘り着く様子。「ねばねばの 水飴」

ねばり【粘り】《名詞》 ①粘ること。粘り気。「ねばりの ない 納豆」②最後までやり遂げようとする気持ちや力。「もー ちょっと ねばりが ほしいなー。」

ねばりけ【粘り気】《名詞》 ①粘ること。「ねばりけの 少ない 納豆」②最後までやり遂げようとする気持ちや力。「ねばりけが ないさかい 逆転されてもた。」

ねばりずよい【粘り強い】《形容詞》 ①粘り気が多い。②辛抱強い。「ねばりずよーに 勉強せーよ。」

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2010年3月28日 (日)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(217)

ねがお【寝顔】《名詞》 寝ているときの顔の様子。「かいらしー ねがおやなー。」

ねかす【寝かす】《動詞》 ①寝かしつける。寝るようにさせる。「さっき ねかしてん。」②横にする。「電信柱お ねかす。」③そのまま手元に置いておく。「売れへんさかい ねかしたままや。」④一定の温度の場所に置いて、発酵させる。「ねかして 味噌にする。」◆「ねさす」とも言う。 

ねき《名詞》 すぐ傍。「木ーの ねきに 草が 生えとる。」「学校の ねきに パン屋が でけた。」 

ねぎ【葱】《名詞》 葉が筒のようになった、細長い野菜。「すき焼きに ねぎお 入れる。」 

ねぎる【値切る】《動詞》 付けられている値段よりも安くさせる。「ねぎらんと 買(こ)ーたら 損や。」

ねぐせ【寝癖】《名詞》 ①寝たときの、体を動かす癖。「ねぐせが 悪い。」②寝たときの状態によって、髪の形がおかしくなること。「朝 起きたら ねぐせが ついとった。」

ねくたい【ネクタイ[英語]】《名詞》 ワイシャツの襟に巻いて、前で結ぶ装飾用の細長い布。「派手な ねくたい してきたんやなー。」

ねぐるしー【寝苦しい】《形容詞》 気持ちよく眠れない。「暑苦しくて ねぐろしー 晩や。」

ねこ【猫】《名詞》 家の中で飼うことが多い動物。「油断も 隙も ない ねこや。」

ねごこち【寝心地】《名詞》 寝たときの気分。「この 布団わ ねごこちが えー。」

ねこじた【猫舌】《名詞》 熱い食べ物が苦手なこと。また、そのような人。「ねこじたやさかい 熱い もんわ こらえてーな。」

ねこぜ【猫背】《名詞》 背中の上の方が曲がっていること。また、そのような人。「机に かじりついとったら ねこぜに なるぞ。」

ねごと【寝言】《名詞》 ①眠っているときに言う言葉。「急に ねごと 言(ゆ)ーたら びっくりするがな。」②わけのわからない言葉。「なに ねごと 言ーとるねんな。」

ねこばば【猫ばば】《名詞、動詞する》 拾ったものなどを、こっそり自分のものにすること。「たとえ 百円でも ねこばばしたら あかん。」

ねこむ【寝込む】《動詞》 ①ぐっすりと眠る。「ねこんどって 地震に 気ーが つかなんだ。」②病気になって、床につく。「風邪で 一週間 ねこんどってん。」

ねころぶ【寝転ぶ】《動詞》 横になって寝る。ごろりと寝る。「草の 上に ねころぶ。」

ねさがり【名詞、動詞する】《動詞》 ものの値段が安くなること。「魚が よー 獲れて ねさがりした。」

ねさげ【値下げ】《名詞、動詞する》 ものの値段を安くすること。「二割 ねさげしました。」 

ねじ【螺子】《名詞》 ①物を締め付けたり、くっつけたりするための、螺旋状の溝がある金具。「ねじお もどいて 中お 開ける。」②ぜんまいを巻くもの。「柱時計の ねじを まく。」

ねじくぎ【螺子釘】《名詞》 先の方が螺子のようになっている釘。「ねじくぎ 打ったら 頑丈に なるやろ。」

ねじこむ【ねじ込む】《動詞》 ①ねじって入れる。「筒の 中に ねじこむ。」②無理に入れる。「ねじこんだら 取れんよーに なるぞ。」

ねしな【寝しな】《名詞》 寝ようとするとき。寝際。「ねしなに 歯磨き 忘れんよーにな。」

ねじまわし【螺子回し】《名詞》 螺子を回すための道具。ドライバー。「ねじまーしで ねじお 緩める。」

ねしょんべん【寝小便】《名詞、動詞する》 眠っていて気づかないときに、小便をしてしまうこと。「この 子わ まだ ねしょんべんが 直らへん。」

ねじる【捻る】《動詞》 ①力を加えて回す。「蓋お ねじって 開ける。」②両端を互いに逆に回す。「体お ねじる。」

ねじれる【捻れる】《動詞》 ①捻ったようになる。「紐が ねじれる。」②もつれる。「天蚕糸(てぐす)が ねじれて 使いもんに ならん。」

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2010年3月27日 (土)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(216)【ね】

ね《助詞》 ①相手に同意を求める気持ちを表す。「だいぶ 温(ぬく)ー なってきたね。」②念を押す気持ちを表す。「今の 話 わかったやろね。」③親しみを込めて使う。「おいしい ものでもね 食べよーか。」 

ねー【根】《名詞》 ①草や木の、土の中にある部分。「ねーが 伸びて 広がっとる。」②生まれつきの性格。「ねーは 優しい 子」 

ねー【値】《名詞》 ものの値段。「石油の ねーが あがった。」  

ねー【子】《名詞》 十二支の一番め。ねずみ。「ねーの 生まれやねん。」 

ねー《感動詞》 呼びかけたり、念を押したりするときに使うことば。「ねー、お願いが あるねん。」

ねーが・はる【値が張る】《成句=動詞》 値段が高い。「買い換えの テレビわ ねーが・はるんやなー。」

ねーさん【姉さん】《名詞》 ①姉を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。②若い女の人。「ねーさん、その パンわ なんばですか。」③自分の兄の配偶者。「入院しとっての ねーさん」

ねーちゃん【姉ちゃん】《名詞》 ①姉を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。②若い女の人。「ねーちゃん お勘定 しておくれ。」

ねーに・もつ【根に持つ】《成句=動詞》 いつまでも恨みを忘れないでいる。「子どもの 時の ことお いつまでも ねーに・もったら あかんよ。」 

ねー・ほり・はー・ほり【根・掘り・葉・掘り】《成句=副詞》 こと細かく。残らず。「ねー・ほり・はー・ほり 聞かれて 困ってもた。」

ねーやん【姉やん】《名詞》 ①姉を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。「うちの ねーやんは 三つ 年上ですねん。」②若い女の人。「あの 店の ねーやんわ 愛想が えー 人や。」

ねあがり【値上がり】《名詞、動詞する》 ものの値段が高くなること。「天気が 悪ーて 野菜が ねあがりした。」 

ねあげ【値上げ】《名詞、動詞する》 ものの値段を高くすること。「すんまへんけど ねあげせな やっていけまへんねん。」 

ねあせ【寝汗】《名詞》 寝ている間に出る汗。「昼寝しとって ねあせお かいた。」 

ねいき【寝息】《名詞》 寝ているときの息。「大の 字ーに なって ねいき たてて 寝とるなー。」

ねうち【値打ち】《名詞》 ①価値。役に立つ程度。「この 番組わ 見る ねうちが ある。」②値段に相当する良さ。「これわ 一万円の ねうちわ じゅーぶん あると 思う。」◆「ねぶち」という発音になることもある。

ねおき【寝起き】《名詞》 ①寝ることと起きること。生活。「今わ 実家で ねおきしとるねん。」②眠りから覚めたときの様子。「ねおきが 悪ーて ぐずぐず 言(ゆ)ーとる。」

ねおん【ネオン[英語]】《名詞》 「ねおんさいん」のこと。「この 店わ 賑やかな ねおんやなー。」

ねおんさいん【ネオンサイン[英語]】《名詞》 広告などに使う、いろいろな色に輝く明かり。 

ねがい【願い】《名詞》 願うこと。願っていること。「ねがいが かのーて 第一志望の 会社に 入れた。」「おねがいが あるねん。」 

ねがう【願う】《動詞》 ①頼む。望む。「うまいこと いくよーに ねごーてますねん。」②神仏に頼む。③(警察などに)訴えて出る。「あんまりな ことお しよったら ねごーたらな あかん。」

ねがいましてわ【願いましては】《慣用句(接続詞)》 珠算の問題を読み上げるときに発する言葉。「ねがいましてわ 二千五百円也 三百三十五円也 ……」

ねがえり【寝返り】《名詞、動詞する》 寝たまま、体の向きを変えること。「ねがえり うって 布団の 外え 出てもとる。」

ねがえる【寝返る】《動詞》 寝たまま、体の向きを変える。「ねがえって ベッドから 落ちる。」

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2010年3月26日 (金)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(215)

ぬけみち【抜け道】《名詞》 ①近道。裏道。「駅え 行く ぬけみちが あるねん。」②逃げ道。 

ぬけめが・ない【抜け目が・ない】《慣用句=形容詞》 打算的である。しっかりしている。

ぬける【抜ける】《動詞》 ①はまっていたものが取れる。「スコップの 柄ーが ぬける。」「腰がぬけて 歩かれへん。」②取れてきれいになる。「濁りが ぬけた。」③漏れて落ちる。「私の 名前が ぬけとる。」④狭いところや、混雑しているところを通り過ぎる。「駅前お ぬける。」⑤そっと、いなくなる。「寄り合いから ぬけてきた。」⑥知恵が足りない。「ちょっと ぬけた ところの ある 人や。」⑦なくなる。「気合いが ぬけてもた。」⑧メンバーからはずれる。「自治会の 役員わ ぬけられへんねん。」 

ぬげる【脱げる】《動詞》 ①身に付けていたものが、離れ落ちる。「走っとって 靴が
 ぬげてもた。」②脱ぐことができる。「ひとりで 服が ぬげる。」 

ぬさくる《動詞》 なすりつける。「鼻くそお 服に ぬさくったら あかん。」◆「ぬたくる」とも言う。

ぬすっと【盗人】《名詞、動詞する》 泥棒。人のものを盗むこと。また、それをする人。「ぬすっとに 気ー つけなはれ。」 

ぬすみぎき【盗み聞き】《名詞、動詞する》 気づかれないように、人の話をそっと聞くこと。「ぬすみぎきせんと あんたも 自分の 考えお 言いなはれ。」 

ぬすむ【盗む】《動詞》 人のものをこっそりと取る。「鞄お ぬすまれてもた。」 

ぬた《名詞》 魚、貝、野菜などを酢味噌で和えた食べ物。「葱の ぬた」

ぬたくる《動詞》 なすりつける。

ぬの【布】《名詞》 糸で織ったもの。きれ。

ぬのじ【布地】《名詞》 衣服に仕立てる前のきれ。「ぬのじが えーさかい 仕上がりも えーなー。」 

ぬらす【濡らす】《動詞》 ①濡れるようにする。湿らせる。「切手の 裏お ぬらして 貼る。」②知らない間に、濡れてしまう。「子どもが 布団お ぬらした。」「洗濯物お 雨で ぬらした。」

ぬらす【塗らす】《動詞》 塗るようにさせる。「壁お ぬらす。」

ぬり【塗り】《名詞》 ①塗ったもの。漆器。「ぬりの 汁碗」②漆などの塗り具合。「ぬりの 良(え)ー お椀」 

ぬりえ【塗り絵】《名詞、動詞する》 線で書かれている絵を塗って遊ぶもの。「付録に ぬりえが ついとる。」

ぬりたて【塗り立て】《名詞、形容動詞》 塗ったばかりで、時間が経っていないこと。また、その塗られたもの。「ペンキ ぬりたてやったさかい 手ーに ついてもた。」 

ぬりつぶす【塗りつぶす】《動詞》 隙間なく、一面に塗る。「青ばっかりで ぬりつぶす。」 

ぬりもん【塗り物】《名詞》 漆を塗ったもの。漆器。「ぬりもんの お盆」 

ぬる【塗る】《動詞》 表面に他のものをなすりつける。「ペンキお ぬる。」「壁お ぬる。」 

ぬるい【温い】《形容詞》 お湯などが少し冷めた感じである。「ぬるい コーヒー」「風呂お ぬるー する。」

ぬるめる【温める】《動詞》 お湯などの熱いものを、水を足して温度を下げる。「風呂お ぬるめる。」

ぬるぬる《副詞と、形容動詞、動詞する》 表面が滑らかで、やや粘りを感じるような様子。「蛸お つかんで 手ーが ぬるぬるや。」「床が ぬるぬるで 滑りやすい。」 

ぬれぎぬ【濡れ衣】《名詞》 悪いことをしていないのに、したように言われること。無実の罪。「ぬれぎぬお 着せられる。」 

ぬれる【濡れる】《動詞》 表面に水がつく。水がかかって染み込む。「小(こ)まい 傘やったさかい 体が ぬれた。」 

ぬれる【塗れる】《動詞》 塗ることができる。「上手に 塗り絵が ぬれた。」

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2010年3月25日 (木)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(214)【ぬ】

ぬいぐるみ【縫いぐるみ】《名詞》 袋のような物に綿などを詰めて、人や動物の形などに似せて作ったもの。「孫わ 熊の ぬいぐるみが 好きやねん。」

ぬいしろ【縫い代】《名詞》 布を縫い合わせるとき、中に縫い込まれる、端の部分。「ぬいしろが 細いさかい 気ー つけて 縫いよ。」 

ぬいめ【縫い目】《名詞》 縫い合わせた布と布との境目。「ぬいめの 糸が 切れてもた。」 

ぬいもん【縫い物】《名詞、動詞する》 ①衣服などを縫うこと。裁縫。「内職で ぬいもんお する。」②縫って作った物。「ぬいもんお 届けに 行く。」 

ぬう【縫う】《動詞》 ①糸を通した針で、布などをつなぎ合わせる。「着物お ぬう。」②体の傷口をとじ合わせる。「怪我お して 三針 ぬーた。」 

ぬか【糠】《名詞》 精米の時に、玄米からはがれた皮が粉になったもの。「ぬかで 筍の あくお 取る。」 

ぬかす《動詞》 「言(ゆ)う」をぞんざいに言った言葉。「何お あほみたいなこと ぬかしてけつかるねん。」

ぬかす【抜かす】《動詞》 追い抜く。追い越す。「途中で 五人 ぬかして 一番で ゴールインした。」 

ぬかす【抜かす】《動詞》 落とす。漏らす。「せな いかん 仕事お 一つ ぬかしてもた。」 

ぬかずけ【糠漬け】《名詞、動詞する》 ①糠に漬けた食べ物。「ぬかずけの 胡瓜」②食べ物を糠に漬けること。「なすびお ぬかずけする。」

ぬかり【抜かり】《名詞》 手抜かり。油断。「ぬかりが あったら 勝たれへんぞ。」 

ぬかる【抜かる】《動詞》 手抜かりをする。油断する。「あんたが ぬかっとったさかい わしらーわ 負けてもたんや。」

ぬき【抜き】《接尾語》 ①続けて相手を負かすこと。「三人ぬき」②省くこと。「朝飯ぬき」 

ぬく【抜く】《動詞》 ①中に入っているものを外に出す。「釘お ぬく。」②いくつかの中から選び出す。「棚から 一冊お 抜いて 出す。」③取り払って、きれいにする。「染みお ぬく。」④先のものを追い越す。「一人 ぬいて ゴールした。」⑤省く。「手ー ぬいたら あかん。」⑥気持ちを緩める。「気ー ぬいたら 負けやで。」 

ぬぐ【脱ぐ】《動詞》 ①身に着けているものを取り払う。「帽子お ぬぐ。」「手袋お ぬぐ。」「上着お ぬぐ。」②裸になる。「ぬいで 風呂に 入る。」

ぬくぬく【温温】《副詞と、形容動詞、動詞する》 ①暖かくて気持ちがよい様子。「炬燵で ぬくぬくと 本お 読む。」②楽をしている様子。 

ぬくぬく【温温】《形容動詞》 食べ物などが、温かい様子。「できたてで、ぬくぬくの豚饅」 

ぬくみ【温味】《名詞》 ほのかな温かさ。「産み立てで ぬくみの ある 卵」 

ぬくめる【温める】《動詞》 暖める。「風呂お 焚いて ぬくめる。」 

ぬくもり【温もり】《名詞》 体に感じる暖かさ。「ぬくもりが 残っとる 酒」

ぬくもる【温もる】《動詞》 暖まる。「風呂に 入って ぬくもる。」 

ぬけあな【抜け穴】《名詞》 ①通り抜けられる穴。「蟻の ぬけあなが 続いとる。」②逃げるための穴。逃げ道。◆②は「ぬけみち」とも言う。 

ぬけがら【抜け殻】《名詞》 脱皮したあと、放置した殻や幕など。「蝉の ぬけがら」「蛇の ぬけがら」

ぬけさく【抜け作】《名詞》 ものごとに真剣に取り組まない人。少し智恵が足りない人。「ぬけさくやさかい 後先の ことお 考えとらへん。」

ぬけだす【抜け出す】《動詞》 そっと抜けて出る。逃げ出す。「仕事から ぬけだしたら あかん。」 

ぬけぬけ【抜け抜け】《副詞と》 恥ずかしげもなく。「ぬけぬけと 嘘お 言いやがった。」

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2010年3月24日 (水)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(213)

によい【匂い・臭い】《名詞》 ①鼻に感じるもの。香り。「こばしー〔=香ばしい〕 によいが してくる。」②くさい感じ。「煙草の によいわ 嫌いや。」

にら【韮】《名詞》 細長くて平たい葉のある野菜。匂いが強い。

にらみあい【睨み合い】《名詞、動詞する》 ①二人で向かい合って、相手を笑わせようとする遊び。にらめっこ。「にらみあいしたら いっつも 笑(わろ)て 負けてまうねん。」②仲の悪い状態。その間柄。 

にらみあう【睨み合う】《動詞》 ①互いに、じっと睨み続ける。②仲の悪い状態が続く。「あの 二人わ いつまでも にらみおーとる。」
にらみつける【睨み付ける】《動詞》 強く、目を見据える。「きつい 目ーで にらみつけられた。」 

にらむ【睨む】《動詞》 ①こわい目でじっと見る。②見当を付ける。「たぶん あいつが したんやろと にらんどんねんけどな。」 

にる【似る】《動詞》 互いに、同じように見える。「よー にた 親子や。」「あんたと にたよーな 考え方お してます。」 

にわ【庭】《名詞》 ①敷地内で、草花や木が植えてあるところ。「にわに 花壇お 作る。」②建物の中の、土間の部分。「にわで 餅つきお する。」

にわいし【庭石】《名詞》 庭に置いてある石。 

にわかあめ【俄雨】《名詞》 急に降り出して、しばらくすると止むと思われる雨。「にわかあめで、狐の 嫁入りや。」 

にわき【庭木】《名詞》 庭に植えてある木。「にわきの 枝お 払う。」 

にわとり【鶏】《名詞》 卵や肉をとるために飼われる鳥。「にわとりお つぶして 鋤焼きお する。」 

にん【人】《接尾語》 ①人の数を表す。「五にんが 揃った。」②そのような性質や傾向をそなえているということを表す。「苦労にんやさかい 人の 気持ちお よー わかってくれる。」 

にんき【人気】《名詞》 世間の人たちの評判。「にんきが 出てきた。」 

にんぎゃか【賑やか】《形容動詞》 ①人がたくさん集まって、活気のある様子。「にんぎゃかな 祭り」②明るくて陽気な様子。「にんぎゃかな 子ーで、ひとりで しゃべっとる。」③いろんなものがたくさん並んでいる様子。「今日の 晩ご飯わ にんぎゃかやなー。」

にんぎょー【人形】《名詞》 おもちゃや飾りなどに使うために、人の形に似せて作ったもの。「雛にんぎょー」◆「にんぎょ」とも言う。 

にんぎょーげき【人形劇】《名詞》 指人形や操り人形などを使ってする劇。◆「にんぎょげき」とも言う。 

にんげん【人間】《名詞》 ①人。人類。「犬わ ずーっと 昔から にんげんに 飼われとる。」②人柄。人物。「にんげんが 悪い。」「にんげんが できとらん。」 

にんじゃ【忍者】《名詞》 忍術を使う人。「伊賀の にんじゃが 出てくる 話」

にんじゅつ【忍術】《名詞》 人目に付かないようにして、すばやく行動する術。「にんじゅつで ドロンと 消える。」◆「にんじつ」とも言う。 

にんじゅつつかい【忍術使い】《名詞》 人目に付かないようにして、すばやく行動する
術をわきまえている人。◆「にんじつつかい」とも言う。 

にんじょー【人情】《名詞》 人が一般的に持っている気持ち。人に優しくする心。「震災の 時わ にんじょーが 身に しみた。」

にんじょーみ【人情味】《名詞》 人に優しくする心。「にんじょーみの ある 人」

にんじん【人参】《名詞》 赤みがかった太い根を食用にする野菜。「西洋の にんじんが 多(おー)なりましたな。」◆「ねんじん」とも言う。 

にんずー【人数】《名詞》 人の数。「欠席しとる 人の にんずー」

にんそー【人相】《名詞》 ①人の顔の形。「どんな にんそーの 人が 来たんかいな。」②顔にあらわれた性格や運勢。「にんそーで 占う。」 

にんにく【大蒜】《名詞》 においの強い、地下の球形の茎を食べる野菜。 

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2010年3月23日 (火)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(212)

になう【担う】《動詞》 ①天秤棒を使って、一人で、前後二つの荷物を担ぐ。「水お 入れた たんご〔=長い桶〕お にのーていく。」②天秤棒を使って、前後二人で担ぐ。「大けな 石お 二人で になう。」◆「いなう」とも言う。

にひゃくとーか【二百十日】《名詞》 立春から数えて二百十日目の日。九月初めで、よく台風が来る頃。「今年わ にひゃくとーかに 荒れんで よかった。」 

にぶい【鈍い】《形容詞》 ①切れ味が悪い。よく切れない。「にぶい ナイフお 研ぐ。」②すばしこくない。鈍感だ。のろい。「今日わ 頭が ちょっと にぶい。」③色が濁っている。「にぶい 青」 

にぶる【鈍る】《動詞》 ①腕前が落ちる。「勘が にぶってきた。」切れ味が悪くなる。「包丁が にぶった。」

にほん【日本】《名詞》 我が国の名。「にほんの 昔話お 聞かせたる。」

にほんご【日本語】《名詞》 日本人が昔から使い、今も使っている言葉。「にほんごにも カタカナが 多(おー)なりましたな。」 

にほんしゅ【日本酒】《名詞》 米から作る、日本特有の酒。「冬わ にほんしゅの 熱燗が よろしーな。」 

にほんのーえん【日本脳炎】《名詞》 感染症の一つで、高熱が出る。 

にほんばれ【日本晴れ】《名詞》 雲一つなく晴れ渡った空。「にほんばれで 運動会が でけた。」 

にほんま【日本間】《名詞》 畳や襖のある、日本風の部屋。「襖や 障子の ある にほんまわ 気持ちが えーなー。」

にもつ【荷物】《名詞》 ①持ち運んだり、送ったりするもの。「旅行の 前に にもつお 送っとく。」②邪魔になるもの。「にもつに なるけど 持って帰っておくんなはれ。」

にもの【煮物】《名詞》 味を付けて煮た食べ物。「鯖の にものお 食べたい。」 

にやう【似合う】《動詞》 ふさわしい。よく釣り合う。「その 服、あんたに よー にやいますな。」

にゃんこ《名詞》 猫。「上がり目 下がり目 ぐるりと 回って にゃんこの 目」◆幼児語。

にゅーいん【入院】《名詞、動詞する》 病気や怪我を治すために、ある期間、病院に入ること。「にゅーいんしとるそーやさかい 見舞いに 行ったらへんか。」

にゅーえん【入園】《名詞、動詞する》 ①幼稚園や保育園に入ること。「今年から 保育園に にゅーえんさしますねん、」②見学などのために、動物園などに入ること。「にゅうえん料わ なんぼですか。」

にゅーがく【入学】《名詞、動詞する》 学校に入ること。「中学校に にゅうがくする。」

にゅーがくしけん【入学試験】《名詞》 入学する人を選考するための試験。「にゅーがくしけんに とーるよーに 勉強する。」

にゅーし【乳歯】《名詞》 乳幼児の時に生えて、永久歯に抜け替わる歯。「下の にゅーしが 取れたら 便所の 屋根に ほりあげるんや。」

にゅーし【入試】《名詞》 入学試験。「にゅーしに とーる〔=合格する〕。」 

にゅーしゃ【入社】《名詞、動詞する》 会社に入って、勤めるようになること。「にゅーしゃして 三年目やねん。」

にゅーじょー【入場】《名詞、動詞する》 場内に入ること。「にゅーじょーの 行進お する。」「にゅーじょー式」「にゅーじょー券」 

にゅーす【ニュース[英語]】《名詞》 ①新しい出来事。出来事を知らせること。「何ぞ おもろい にゅーすわ あらへんか。」②ラジオ・テレビの報道番組。「この頃の にゅーすにわ 暗い ことが ぎょーさん あるなー。」

にゅーせん【入選】《名詞、動詞する》 優れたものとして選ばれること。「にゅーせんしたさかい 展覧会に 出してもらえる。」 

にゅーどーぐも【入道雲】《名詞》 夏空に、もくもくと立ち上るように見える雲。「にゅーどーぐもが 出て、今日も 暑いなー。」 

にょーぼー【女房】《名詞》 妻。(親しみを込めて言うが、ややくだけた言い方でもある。)「にょーほーが こしらえてくれた 弁当 持って 会社え 行っとるんや。」◆「にょーぼ」とも言う。

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2010年3月22日 (月)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(211)

にす【ニス[英語]】《名詞》 木のやにをアルコールで溶かしたもの。木に塗って艶を出すために使う。「工作で 作った 本立てに にすお 塗る。」

にずくり【荷造り】《名詞、動詞する》 送ったり運んだりするために、荷物をくくったり、包んだりすること。「しっかり にずくりしとかんと ほどけて 割れまっせ。」 

にせ【偽】《名詞》 本物に似せて作ること。本物に似せて作ったもの。「にせの ハンドバック」 

にせもん【偽物・偽者】《名詞》 ①本物に似せて作ったもの。「にせもんやけど よー でけた 品物や。」②その人にように見せかけた、別の人。「にせもんの お医者はん」

にたりよったり【似たり寄ったり】《形容動詞》 あまり違わない様子。「どこの 店も にたりよったりの 値ーや。」 

にち【日】《名詞》 日曜日のこと。「土ー・にちわ 連休や。」 《接尾語》日数を数えるときに使う言葉。「一にちか 二日わ 様子お みとこ。」

にちゃにちゃ《形容動詞》 粘り着くような様子。「ガムお 踏んで 靴の 裏が にちゃにちゃや。」◆「ねちゃねちゃ」とも言う。

にちよー【日曜】《名詞》 ①週の一日目。学校などの休日。②休みの日。「今日わ 耳 にちよーや。」◆「にっちょー」とも言う。 

にちよーひん【日用品】《名詞》 家庭でふだん使う品物。 

にっか【日課】《名詞》 毎日きまってする仕事。「風呂掃除わ 子どもの にっかに してます。」 

にっき【日記】《名詞》 その日の出来事や感じたことなどを書いておくもの。「夏休みの 宿題(しくだい)の にっき」

にっきゅー【日給】《名詞》 一日いくらと決められた給料。「アルバイトわ にっきゅーで 貰(もろ)とるんや。」 

につけ【煮付け】《名詞、動詞する》 魚などを汁で煮たもの。「今わ 鯖の につけが 美味い 頃や。」 

にっこー【日光】《名詞》 太陽の光。「にっこーが よー 当たる 部屋」

にっこーしゃしん【日光写真】《名詞》 太陽にあてて、絵や字を浮き上がらせるようにした紙。子どもの玩具として売られていた。 

にっこり《副詞と、動詞する》 嬉しそうに、声を出さずに笑顔をつくる様子。「にっこりされたら こっちも 嬉しなりますなー。」

にっし【日誌】《名詞》 学校・会社・団体などで、毎日の出来事などを書き記しておくもの。「一日の 終わりに にっしお 書く。」 

にっしゃびょー【日射病】《名詞》 強い日光にさらされたときに起こる病気。「にっしゃびょーに ならんよーに 帽子お 被って 行きなはれ。」

にっすー【日数】《名詞》 日の数。「出席した にっすーが 多い。」 

にっちもさっちも《副詞》 どうにも動きがとれない。「道が 渋滞して にっちもさっちも いかなんだ。」 

にっちゅー【日中】《名詞》 昼間。太陽の照っている間。「にっちゅーの 日当たりの えー 部屋」 

にっちょー【日曜】《名詞》 ①週の一日目。学校などの休日。②休みの日。

にっちょく【日直】《名詞》 昼間または休日の当番。当番の人。「月に 二回 にっちょくが 当たる ことに なっとる。」 

にってー【日程】《名詞》 ①前もって決めた、その日の計画。「この 日わ どんな にってーに なっとるんやろか。」②それぞれの日の予定。日取り。「運動会の にってーわ いつですか。」 

にっとー【日当】《名詞》 一日いくらと決められた給料や手当。「にっとーお 出さんと 手伝いにわ 来てくれへん。」 

にっぽん【日本】《名詞》 我が国の名。「にっぽんわ 島国や。」

にっぽんじん【日本人】《名詞》 我が国の国籍を持っている人。「にっぽんじんの 体格が よー なってきとる。」

につまる【煮詰まる】《動詞》 煮えて水分がなくなる。「カレーが につまったさかい 水お 足さんと いかん。」

につめる【煮詰める】《動詞》 水分がなくなるまで煮る。「いかなごお につめて 釘煮に する。」

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2010年3月21日 (日)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(210)

にぎる【握る】《動詞》 ①手の指を全部、内側に曲げる。「にぎって 手の 中お 見せへん。」②手の指を曲げて、ものをつかむ。「ハンドルお にぎる。」③握り寿司や、握り飯を作る。「鮪お にぎる。」

にく【肉】《名詞》 ①動物の体の、骨を包んでいる柔らかい部分。②食用にする動物の肉。「食べ物わ にくが 好きや。」③判を押すときにつけるもの。印肉。「判に にくお つける。」 

にくい【憎い】《形容詞》 可愛らしさがない。しゃくにさわる。いやだ。「にくーて しょーがない 奴(やつ)や。」

にくい《接尾語》 することが難しい。「読みにくい 本」「書きにくい 鉛筆」「行きにくい 所」

にくずき【肉付き】《名詞》 体の肉のつき具合。太り具合。「にくずきの えー 人」

にくたらしー【憎たらしい】《形容詞》 いかにも憎らしい。「にくたらしー ことお する 奴や。」 

にくむ【憎む】《動詞》 憎いと思う。嫌う。「友だちお にくんだら あかんよ。」 

にぐるま【荷車】《名詞》 人力や牛馬の力によって引き、荷物を運ぶ車。 

にげごし【逃げ腰】《名詞》 逃れようとする態度。「にげごしで 勉強しとったら 成績わ あがらへんぞ。」 

にげみち【逃げ道】《名詞》 ①逃げることのできる道。「にげみちお 考えといて 隠れん坊お する。」②仕事や責任から逃れる方法。

にげる【逃げる】《動詞》 ①つかまらないように、その場を離れる。「泥棒に にげられてもた。」②仕事や責任を避ける。 

にごす【濁す】《動詞》 きれいな水などを汚して、透き通らなくする。「雨が 降って 池お にごしてもた。」◆「にごらす」とも言う。 

にこっと《副詞、動詞する》 嬉しそうに、声を出さずに笑顔をつくる様子。「赤ちゃんの にこっとする 顔」

にこにこ《副詞と、動詞する》 嬉しそうに、声を出さずに笑っている様子。「にこにこしとらなんだら お客さんが 来てくれへん。」

にこむ【煮込む】《動詞》 ①いろいろなものを一緒に煮る。「大きな 鍋に いろんな ものお 入れて にこんだ。」②時間をかけて、よく煮る。「カレーお にこむ。」

にごらす【濁らす】《動詞》 きれいな水などを汚して、透き通らなくする。「瓶お 振り回して にごらさんよーに しなはれ。」

にごり【濁り】《名詞》 濁っていること。濁っているもの。「底に にごりが ある。」

にごる【濁る】《動詞》 混じりものがあって、澄んでいない。汚れる。「大雨で 川の 水が にごっとる。」 

にし【西】《名詞》 ①太陽が沈む方角。②西風のこと。「にしが 吹く。」 

にじ【虹】《名詞》 夕立の後などに空にあらわれる、七色で弓形の光の帯。「夕立の あとの にじ」

にしかぜ【西風】《名詞》 冬に吹く、北西の季節風。「にしかぜが 吹いて 身ーに こたえる。」

にしび【西日】《名詞》 西に沈みかけている太陽の光。西から照りつける太陽の光。「にしびが 当たる。」 

にじむ【滲む】《動詞》 ①液体の色などが、染みて広がる。「インキが にじんどる。」②汗や血や涙などが、うっすらと出る。「汗が にじんできた。」◆「にじゅむ」とも言う。

にじゅー【二重】《名詞》 二つ重ねること。二つが重なること。「お祝いお にじゅーに もろた。」 

にじゅむ【滲む】《動詞》 ①液体の色などが、染みて広がる。「半紙に にじゅんだ 字ーも 味が あるなー。」②汗や血や涙などが、うっすらと出る。

にしん【鰊】《名詞》 北の海にすむ魚。卵は数の子と言う。

にじる《動詞》 座ったままで、膝を動かして近づく。「痺れが きれたさかい にじんで 動いてん。」

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2010年3月20日 (土)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(209)【に】

に【二】《名詞》 数の名。ふたつ。「に台 つないだ 電車」 

に【荷】《名詞》 ①荷物。運ばれる物。「宿替えの にーお 車で 運ぶ。」②厄介に感じるもの。手数のかかるもの。「子どもの 世話わ にーに なる。」

に《助詞》  ①時、所、目的、相手などを示す言葉。「八時に 始まる。」「神戸に 行く。」「映画お 見に 行く。」「あいつに 教えたろ。」②付け加えるときに使う言葉。「おせん〔=煎餅〕に キャラメル」③原因や結果を表す言葉。「事故に 遭う。」「入院する ことに 決まった。」④割合を表す言葉。「十人に 一人が 当選する。」

にーさん【兄さん】《名詞》 ①兄を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。②若い男の人。「ちょっと そこの にーさん、これ 買(こ)ーてくれへんか。」③自分の姉の配偶者。「にーさんわ 元気に しとってですか。」

にーちゃん【兄ちゃん】《名詞》 ①兄を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。「にーちゃん、宿題 教(おせ)てーな。」②若い男の人。

にーやん【兄やん】《名詞》 ①兄を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。「にーやんわ 三つ 年上やねん。」②若い男の人。

にあう【似合う】《動詞》 ふさわしい。よく釣り合う。「よー におーた 服」◆「にやう」とも言う。

にえくりかえる【煮えくり返る】《動詞》 ①煮えて、ぐらぐら沸き立つ。「茶瓶の 湯ーが にえくりかえっとる。」②ひどく腹が立つ。「あの 時わ 腹の 中が にえくりかえっとってん。」 

にえる【煮える】《動詞》 水やだし汁に入れて熱を加えたものに、熱が通って食べられる状態になる。「関東(かんと)炊きが よー にえとる。」 

におい【匂い・臭い】《名詞》 ①鼻に感じるもの。香り。「良(え)ー においの する 花」②くさい感じ。「においが するさかい もー 食べられへん。」◆「によい」とも言う。 

におう【匂う・臭う】《動詞》 ①鼻に感じる。香りが漂う。「梅の 花が におう。」②くさい感じがする。「ガスが におーてくる。」 

にかい【二階】《名詞》 ①平屋の上に、もう一階重ねて作った部分。「にかいにわ 二間 ある。」②ビルなどの二段目の階。「にかいの 売場で 買いましてん。」

にがい【苦い】《形容詞》 濃いお茶、コーヒー、薬などを飲んだときのような味がする。「饅頭の あとわ にがい お茶が よろしーな。」

にかいだち【二階建ち】《名詞》 平屋の上に、もう一階重ねて作った建物。「にかいだちやさかい 海が よー 見える。」

にかいだて【二階建て】《名詞》 平屋の上に、もう一階重ねて作った建物。

にがす【逃がす】《動詞》 ①逃げさせる。逃げることを見逃す。「釣った 魚お にがしたる。」②捕まえそこねる。「犯人お にがしてもた。」 

にがて【苦手】《名詞、形容動詞》 いやな相手であるもの。上手でないもの。「あいつと 話お するのわ にがてや。」「にがてわ 音楽や。」

にがみ【苦味】《名詞》 濃いお茶、コーヒー、薬などを飲んだときのような味。「にがみの ない 薬わ 嬉しいな。」 

にがり【苦汁】《名詞》 海水から塩を作るときにできる、苦い汁。豆腐を作るときなどに使う。

にかわ【膠】《名詞》 動物の骨・皮などを煮た液を冷まして固めたもの。 

にきび【面皰】《名詞》 顔などにできる、小さな吹き出物。

にぎやか【賑やか】《形容動詞》 ①人がたくさん集まって、活気のある様子。「にぎやかな 祭り」②明るくて陽気な様子。「にぎやかな 人」③いろんなものがたくさん並んでいる様子。「にぎやかな プログラム」◆「にんぎゃか」とも言う。

にぎり【握り】《名詞》 ①手で持つ部分。「木ーで でけた にぎり」②握り寿司。「うまい にぎりが 食える 店」③握り飯。 

にぎりずし【握り寿司】《名詞》 酢を入れたご飯を握って、魚・貝などをのせたもの。

にぎりめし【握り飯】《名詞》 ご飯を握ってかためたもの。◆「おにぎり」「むすび」とも言う。

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2010年3月19日 (金)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(208)

なん【何】《名詞》 わからないものや、わからない数字を表す言葉。「それわ なんや。」

なんぎ【難儀】《名詞、動詞する、形容動詞》 ①苦しんだり、苦労したりすること。「山お 登るのに なんぎした。」②困ったこと。難題。「そんな なんぎな こと 命令せんといて。」◆「なぎ」とも言う。

なんきゅー【軟球】《名詞》 野球やテニスなどで使う、柔らかいボール。「なんきゅーやさかい 当たっても 痛(いと)ーない。」

なんきょく【南極】《名詞》 地球の南の端。「なんきょくに おる ペンギン」

なんきんまめ【南京豆】《名詞》 落花生の皮をむいたもの。「なんきんまめわ 食べだしたら 止まらへん。」

なんざん【難産】《名詞》 苦しいお産。「なんざんやったけど 丈夫な 子ーお 生んだんやって。」

なんしき【軟式】《名詞》 柔らかいボールを使ってするスポーツ。「なんしきの 野球」

なんじゃら《副詞》 何やら。「なんじゃら よー わからん。」

なんじゃらほい《副詞》 何やら。何なのだ。「あの 向こうに 見えとるのわ なんじゃらほい。」

なんで【何故】《副詞》 どうして。どういうわけで。「なんで わしが 行かんならんねんな。」

なんでも【何でも】《副詞》 どんなものでも。「なんでも えーさかい 早よー 持ってきてんか。」

なんでもこい【何でも・来い】《形容動詞》 恐れない様子、自信のある様子、無敵である様子など。「運動やったら なんでもこいで 上手な 人や。」

なんでや・ゆーたら【何故や(と)・言えば】《成句→接続詞》 理由は。どうしてかと言えば。「なんでや・ゆーたら わしが その 人お よー 知っとるさかいなんや。」

なんてん【南天】《名詞》 冬に丸く赤い実がなる庭木。「正月の 飾りに なんてんお 差しとく。」

なんと【何と】《副詞》 どのように。「なんと 言われたって やめへんぞ。」

なんど【納戸】《名詞》 衣服や道具などをしまっておく部屋。「なんどに 置いとる タンス」

なんど《名詞》 ①はっきりさせないで言うときに使う言葉。「なんど 土産に なる もん あらへんか。」②おやつ。(幼児語)「なんど 食べたいなー。」

なんど《助詞》 ①例を挙げるために使う言葉。「見舞いやったら 林檎なんどが えーのと 違うやろか。」②相手を軽く見たり、自分をへりくだったりするときに使う言葉。「わしなんどに 言ーても 引き受けられへんがな。」

なんとか【何とか】《副詞》 どうにか。「言われた 仕事が なんとか すんだ。」

なんとのー【何となく】《副詞》 どことなく。はっきりしたわけでもなく。「なんとのー 風邪気味なんや。」

なんとも【何とも】《副詞》 どうとも。どのようにも。「なんとも 言われへん。」

なんなら【何なら】《副詞》 もし、よければ。「なんなら あの 人に 頼んであげまほか。」

なんにも【何にも】《副詞》 少しも。「こんな もん なんにも 役に 立たへん。」「なんにも 聞こえへん。」◆後ろに打ち消しの言葉を伴う。

なんにも・かも【何も・彼も】《成句=副詞》 すべて。「地震で なんにも・かも 潰れてもた。」◆「なんも・かも」とも言う。

なんの・かの【何の・彼の】《副詞=副詞と》 あれこれと。「なんの・かのと 文句 つけられた。」

なんの・き・なしに【何の・気・無しに】《成句=副詞》 特別な意図を持たずに。「なんの・き・なしに 散歩しとったら 雨に 遭ーてもた。」

なんまいだぶつ【南無阿弥陀仏】《名詞》 念仏を唱えるときの言葉。

なんも・かも【何も・彼も】《成句=副詞》 すべて。「なんも・かもで 一万円に しときます。」

なんや【何や】《副詞》 何であるか。なんとなく。「なんや よー わからん 話やった。」

なんやかし【何やかし】《副詞》 いろいろ。さまざま。「なんやかし 世話に なりました。」 

なんやら【何やら】《副詞》 何であるのか。なぜなのか。「なんやら 説明の 意味が よー わからへん。」

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2010年3月18日 (木)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(207)

なめくじ《名詞》 湿ったところにすむ動物。かたつむりに似ているが、殻を持たない。「なめくじに 塩お かける。」

なめくじら《名詞》 湿ったところにすむ動物。かたつむりに似ているが、殻を持たない。「井戸に なめくじらが 上っとる。」

なめる【舐める】《動詞》 ①舌でものに触る。味を見る。「なめたら ちょっと 辛すぎた。」「喉が 痛いさかい 飴お なめる。」②軽く見る。馬鹿にする。侮る。「なめとったら あかんぞ。」 

なや【納屋】《名詞》 物を入れてしまっておくための、部屋や建物。物置。「スコップやったら なやに あるやろ。」

なやむ【悩む】《動詞》 思って苦しむ。心配する。「勉強が わからへんので なやんだ 時期が あってん。」 

ならう【習う】《動詞》 ①知識や方法を人に教えてもらう。「ピアノお ならう。」「そろばんお ならう。」②練習して身につける。「算数お もっと ちゃんと ならわなあかんやろ。」

ならす【鳴らす】《動詞》 音を出す。「太鼓お ならす。」「サイレンお ならす。」 

ならす【慣らす】《動詞》 ①慣れるようにする。慣れさせる。「冷たい 水に ならす。」②動物を手なずける。「猿お ならして 芸お しこむ。」

ならす【均す】《動詞》 平らにする。「スコップで 凸凹お ならす。」

ならずけ【奈良漬け】《名詞》 瓜や大根などを酒粕に漬けたもの。

ならぶ【並ぶ】《動詞》 ①列を作る。「三列に ならぶ。」②縦または横につながる。「二人 ならんで 座る。」◆「なろぶ」とも言う。 

ならべる【並べる】《動詞》 ①列を作って揃える。「机お ならべる。」②比べる。「二つ ならべたら 違いが わかるやろ。」③続ける。「小言を ならべる。」◆「なろべる」とも言う。 

なり《名詞》 ①体つき。姿。「なりわ ごっつーても 相撲わ 弱い。」②服装。身なり。「もー ちょっと えー なりお しなはれ。」③世間の評判。「なりお 気に する。」

なり《助詞》 ①…するとすぐ。「立ち上がるなり こけた。」②…のまま。「行ったなり 戻ってきーひん。」

なりが・わるい《成句=形容詞》 世間に顔向けできない。面目ない。恥ずかしい。「落第したら なりが・わるいさかい 頑張る。」

なる【成る・為る】《動詞》 ①他のものや、他の状態に変わる。「おたまじゃくしが 蛙に なる。」「大学生に なる。」②その時が来る。「十月に なった。」③その数に達する。「合わして 五人に なった。」 

なる【鳴る】《動詞》 音がする。響く。「サイレンが なった。」「腹が なる。」 

なる【生る】《動詞》 植物が実を結ぶ。実る。「大きな 柿が なった。」

なるべく《副詞》 できるだけ。「なるべく 大きなんお 選ぶ。」「なるべく 遅ーに 行く。」

なるほど【成る程】《副詞》 確かに。ほんとうに。「なるほど 言(ゆ)ーとったとおりの 大雨に なった。」 

なれる【慣れる】《動詞》 ①繰り返しているうちに、特別な感じがなくなる。「中学校の 部活に なれてきた。」②繰り返しているうちに、うまくなる。「自転車に 乗るのに なれた。」 

なれる《動詞》 動物が、人になつく。「よー なれた 牛」

なろぶ【並ぶ】《動詞》 ①列を作る。「まっすぐ なろばな あかんやろ。」②縦または横につながる。「大けな 車と こまい 車が なろんどる。」

なろべる【並べる】《動詞》 ①列を作って揃える。「石お なろべて 区切りを 作る」②比べる。「二つお なろべて 良(え)ー 方お 取る。」③続ける。「次々に 注文お なろべてくる。」

なわ【縄】《名詞》 藁などをよりあわせて作ったひも。「立入禁止の なわお 張る。」「なわお なう。」 

なわしろ【苗代】《名詞》 稲の種を蒔いて、苗を育てる田。◆「なしろ」とも言う。

なわとび【縄跳び】《名詞、動詞する》 縄を回して跳んだり、張った縄を飛び越したりする遊び。「なわとびの 後ろ跳びが でけるよーに なった。」

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2010年3月17日 (水)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(206)

なま【生】《名詞、形容動詞》 ①煮たり、焼いたり、干したりしていない、そのままのもの。「なまの 卵を ご飯に かける。」②煮たり、焼いたり、干したりしようとしていて、じゅうぶんにその状態に達していないもの。「この 芋 まだ なまや。」 

なま《副詞、形容動詞》 程度が少ない様子。「今日の 方が なま 寒(さぶ)ーない。」「寒さわ 今日の 方が なまや。」

なま【生】《接頭語》 ①十分でない様子。「なま煮え」「なま焼け」「なま乾き」②中途半端である様子。「なま温い」 

なまいき【生意気】《名詞、形容動詞》 偉そうにしたり、知ったかぶりをしたりすること。でしゃばった態度をとること。「なまいきな ことお 言(ゆ)ーよーですけど、やめといた 方が えーと 思いまっせ。」 

なまえ【名前】《名詞》 ①他と区別するために、人や物につける呼び方。「この 花の なまえわ わからへん。」②氏名。姓の下の名。「苗字と なまえお 言(ゆ)ーてください。」

なまがし【生菓子】《名詞》 ①餡を使って作った、和風の菓子。饅頭など。「なまがしわ 足が はやい。」②クリームや果物などを使って作った、洋風の菓子。「西洋の なまがし」 

なまぐさい【生臭い】《形容詞》 生の魚や肉の臭いがする。「なまぐさいさかい 食べにくいなー。」 

なまくら《名詞、形容動詞、動詞する》 怠けること。怠け者。「なまくらして 学校お 休んだら あかんよ。」

なまくらぼーず《名詞、形容動詞、動詞する》 怠けること。怠け者。「うちの 子ーわ なまくらぼーずやけど 会社で 働くことに なりましてん。」

なまける【怠ける】《動詞》 仕事や勉強をしないで、ほうっておく。おこたる。「勉強お なまけとったら 卒業でけへんぞ。」 

なまこ【海鼠】《名詞》 海底にすむ、柔らかい動物。「なまこの 酢のものが 好きやねん。」

なます【膾】《名詞》 生の魚、貝、大根、人参などを刻んで、酢にひたした食べ物。「鯖お 刻んで 入れた なます」 

なまず【鯰】《名詞》 池や川の底の泥の中にすむ魚。「なまずにわ 大けな 髭が 生えとる。」 

なまにえ【生煮え】《名詞、形容動詞》 よく煮えていないこと。「この芋、まだ なまにえや。」

なまぬるい【生温い】《形容詞》 少し温かい。「なまぬるい 風が 吹いとる。」◆「ほろぬるい」という言い方もする。

なまみず【生水】《名詞》 沸かしていない水。「なまみず 飲んだら 腹お こわしまっせ。」

なまもん【生物】《名詞》  煮たり焼いたりしていないもの。「この 饅頭わ なまもんやさかい 早(はよ)ー 食べておくれんか。」

なまやけ【生焼け】《名詞、形容動詞》 よく焼けていないこと。「なまやけで 中の 方が まだ 冷たいままや。」

なまり【鉛】《名詞》 青みがかった、灰色の金属。重くて柔らかい。「寒暖計に 入っとる なまり」

なまる《動詞》 ①切れ味が悪くなる。「包丁が なまったさかい 研がないかん。」②技能などが弱くなる。「腕が なまってきた。」

なみ【波】《名詞》 ①海・川・池などの水面が、高くなったり低くなったりすること。また、水面が高く盛り上がっているところ。「なみが 寄してくる。」②物事の調子が、良くなったり悪くなったりすること。「成績に なみが あって 安定せーへん。」 

なみ【並み】《名詞、形容動詞》 良くも悪くもなく、普通であること。「なみの 料理」《接尾語》「人なみ」 

なみうちぎわ【波打ち際】《名詞》 海などで、波の打ち寄せるところ。「なみうちぎわに 塵が 流れてきとる。」

なみだ【涙】《名詞》 泣いたときなどに、目から出る、水のようなもの。「花粉症で なみだが 出て かなんなー。」

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2010年3月16日 (火)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(205)

なな【七】《名詞》 数の名。◆「ひち」とも言う。

ななめ【斜め】《名詞、形容動詞》 傾いていること。平衡を失っていること。「ななめに 線お 引く。」「船が ななめに 傾いとる。」

なに【何】《代名詞》 ①わからないものを指す言葉。「なにが 起きたのか わからなんだ。」②はっきりしないものを指す言葉。「なにか 買(こ)ーたろか。」③物事のすべてを指す言葉。「なにも わからへん。」◆「なん」と言うことが多い。

なに【何】《副詞》 ①どうして。「なに 知らん顔 しとるんや。」②まったく。「なに 不自由ない 暮らしお しとる。」 

なに【何】《感動詞》 驚いたり、問い返したりするときに使う言葉。「なに ほんまかいな。」◆「なんや」とも言う。

なにが・なんでも【何が何でも】《成句=副詞》 他のことはともかくも。是非とも。「なにが・なんでも 合格できるよーに 勉強しなさいな。」 

なに・かと【何彼と】《副詞》 何やかやと。いろいろと。「なにかと お世話に なりました。」 

なに・かに・つけて【何彼につけて】《成句=副詞》 あのこと、このことに関して。あれこれと。「なに・かに・つけて 指導してもろた。」 

なにごと【何事】《名詞》 ①どんなこと。何のこと。「えらい〔=大勢の〕 人やけど、なにごとが あったんやろか。」②すべてのこと。「なにごとも 真面目に 頑張りなはれ。」③問題のあること。特別なこと。「なにごとも 起こらなんだ。」 

なにしろ【何しろ】《副詞》 とにかく。何と言っても。「あすこえ 行くのわ なにしろ 時間が かかる。」

なにひとつ【何一つ】《副詞》 「一つ」を強めて言う言葉。「恐ろしー もんわ なにひとつ あらへん。」◆後ろに打ち消しの言葉が伴う。「なにしとつ」とも言う。

なにぶん【何分】《副詞》 どうぞ。「なにぶん よろしゅー お願いします。」

なにも【何も】《副詞》 特に。わざわざ。「なにも 怒らんでも えーやろ。」◆「なんも」「なんにも」とも言う。

なにも・かも【何もかも】《成句=副詞》 すべて。「なにも・かも 捨ててもた。」◆「なんにも・かも」とも言う。

なにやかし【何やかし】《副詞》 いろいろ。さまざま。「なにやかし 世話に なりました。」◆「なんやかし」とも言う。 

なにやかや【何やかや】《副詞》 いろいろ。さまざま。「なにやかや わからん ことが ぎょーさん ある。」◆「なんやかや」とも言う。

なにやら【何やら】《副詞》 何かわからないが。「なにやら 大きな 声で 呼んどるみたいや。」◆「なんやら」とも言う。

なにより【何より】《名詞》 いちばん良いこと。「命が あるのが なによりや。」 

なにわぶし【浪花節】《名詞》 浪曲。「広沢虎造の なにわぶしが 好きや。」 

なぬし【名主】《名詞》 昔の「しょーや【庄屋】」のこと。

なのはな【菜の花】《名詞》 油菜の花。「なのはなが いっぱい 咲いて 綺麗やなー。」

なはる《動詞》 「する」の敬意を込めた言い方。「行くのか 行かんのか どっちに しなはるんですか。」 

なはれ《動詞の命令形》 「なはる」の命令・指示する言い方。「あんたの 思うよーに しなはれ。」 

なびく【靡く】《動詞》 風や水の動きによって、ゆらゆらと動く。「旗が なびいとる。」

なぷきん【ナプキン[英語]】《動詞》 食事の時に、膝にかけたり、口を拭いたりする布。「汚れた とこわ なぷきんで 拭いといてんか。」 

なふだ【名札】《名詞》 名前を書いた札。「なふだお 付けた 一年生わ かわいらしーなー。」 

なふたりん【ナフタリン[ドイツ語]】《名詞》 衣類の虫除けなどに使う、臭いの強い結晶。◆「なすたりん」とも言う。 

なぶる【嬲る】《動詞》 弱い者をからかって虐める。「人お なぶっとったら 承知せーへんぞ。」 

なべ【鍋】《名詞》 ①食べ物を煮るのに使う道具。②鍋で煮ながら食べる料理。「冬の 晩わ なべが よろしーな。」 

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2010年3月15日 (月)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(204)

なすりつける【なすり付ける】《動詞》 ①擦り付ける。「袖口に 鼻くそを なすりつける。」②罪や責任を人のせいにする。「仕事お 人に なすりつけたら あかんよ。」◆①は、「ぬさくる」「ぬさくりつける」と言うことが多い。 

なする《動詞》 ①擦り付ける。「汚れた 手ーで 服お なすらんよーに しーや。」②罪や責任を人のせいにする。◆①は、「ぬさくる」と言うことが多い。 

なぞ【謎】《名詞》 意味・理由・様子などがはっきりとつかめないこと。「世の中にわ なぞが ぎょーさん ある。」 

なぞなぞ【謎々】《名詞》 言葉遊びの一つで、隠している言葉を言い当てさせようとするもの。

なぞる《動詞》 ①文字や絵の上を、その通りにたどって、同じようにかく。「手本お なぞって 練習する。」②人のしたことをそっくりまねる。 

なだかい【名高い】《形容詞》 広く人に知られている。有名だ。「なだかい 芸人さんお 呼びたいな。」

なたね【菜種】《名詞》 油菜。「なたねの 黄色い 花」

なだめすかす《動詞》 怒ったり泣いたりしている人を慰めて、気持ちを落ち着かせる。◆単に「すかす」とも言う。 

なだめる《動詞》 怒ったり泣いたりしている人を慰めて、気持ちを落ち着かせる。「なだめても なかなか 泣き止まへん。」

なつ【夏】《名詞》 四季の一つで、六月から八月頃までを指す。「なつの 休み」

なつかしー【懐かしい】《形容詞》 昔のことや古いことに心を引かれる。慕わしく思う。「子どもの 頃が なつかしー。」「なつかしー 写真」 

なつく【懐く】《動詞》 慣れ親しくなる。馴染む。「犬が 飼い主に なつく。」「孫が なついてくれる。」

なっちゃすみ【夏休み】《名詞》 夏の期間に、暑さを避けるために休むこと。また、その期間。「なっちゃすみの キャンプ」

なっと【ナット[英語]】《名詞》 ボルトにはめて、ものを締め付けるのに使う金具。「なっとが 緩んどる。」

なっと【納豆】《名詞》 ①蒸した大豆に納豆菌をはたらかせて作った食べ物。②甘納豆。すなわち、小豆などを茹でて、糖蜜で煮詰めて、砂糖をまぶした菓子。「遠足の おやつに なっとお 持っていく。」◆かつては②の意味で使うことが多かった。

なっぱ【菜っ葉】《名詞》 野菜の葉。葉が食べられる野菜。「大根の なっぱお 捨てるのわ もったいないさかい 漬け物に する。」

なっぱふく【菜っ葉服】《名詞》 野外で作業をする人が切る服。作業服。「なっぱふくに 着替えて 溝掃除お する。」

なつまけ【夏負け】《名詞、動詞する》 夏の暑さのために、体が弱ること。「なつまけせんよーに 飯お よー 食いなはれ。」 

なつみかん【夏蜜柑】《名詞》 蜜柑の一種で、春頃から初夏にかけて出回るもの。「昔の なつみかんわ 無茶苦茶に 酸(す)いかった。」

なつもん【夏物】《名詞》 ①夏に着るもの。「もー なつもんの 服お 売っとる。」②夏向けの商品。 

なつやすみ【夏休み】《名詞》 夏の期間に、暑さを避けるために休むこと。また、その期間。「なつやすみの 宿題(しくだい)わ 早(はよ)ーに 済ましときや。」

なつやせ【夏痩せ】《名詞、動詞する》 夏の暑さのために、体が貧弱になること。「毎年 なつやせしますねん。」

なでしこ【撫子】《名詞》 山野に生えて、秋の初め頃に薄紅色の花を咲かせる植物。 

なでる【撫でる】《動詞》 手のひらで、優しくさする。「頭に ボールが 当たったんかいな。なでたら 治る、なでたら 治る。」

なと《助詞》 例を挙げるために使う言葉。「赤なと 青なと 好きな 色に 塗ったら えー。」「バスに 乗るなと 歩くなと 好きに したら えー。」「何なと 好きな 物 持って行け。」

など《助詞》 ①例を挙げるために使う言葉。「花などに 趣味がある。」②相手を軽く見たり、自分をへりくだったりするときに使う言葉。「お前など わからへんやろ。」「私などにわ とてもとても できまへん。」③はっきりさせないで言うときに使う言葉。「お茶など 一杯 どーですか。」◆「なんか」とも言う。

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2010年3月14日 (日)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(203)

なぎなた【長刀】《名詞》 長い柄の先に、長く反り返った刃をつけた武器。「なぎなたの 試合に 出る。」「弁慶の なぎなた」

なきねいり【泣き寝入り】《名詞、動詞する》 ①泣きながら眠ってしまうこと。②不満を持ちながら、強く求めることをしないで、あきらめること。「詐欺に おーたら なきねいりしたら あかんよ。」 

なきはらす【泣き腫らす】《動詞》 ひどく泣いて、涙でまぶたを腫らす。「なきはらした 顔で 買い物に 連れていったら 可哀相やで。」

なきむし【泣き虫】《名詞》 ちょっとしたことで泣く人。すぐに泣く人。「大人に なっても なきむしが 直らへんのやなー。」 

なきわらい【泣き笑い】《名詞、動詞する》 ①泣きながら笑ってしまうこと。②悲しみと喜びで、泣いたり笑ったりすること。「映画お 見て なきわらいした。」 

なく【泣く】《動詞》 悲しさ・苦しさや、嬉しさを心に感じて、涙を流す。「ちょっとの ことで ないたら あかんがな。」 

なく【鳴く】《動詞》 鳥・虫・獣などが、声を出したり、音を立てたりする。「朝から 犬が ないて うるさい。」 

なぐ【凪ぐ】《動詞》 風が止んで、波が静かになる。「台風が 通り過ぎて 海が だんだん ないできた。」

なぐさみ【慰み】《名詞》 気晴らし。寂しさや悲しさなどを慰めてくれるもの。「年寄りの なぐさみに 犬お 飼う。」 

なぐさめる【慰める】《動詞》 悲しみや苦しみをやわらげる。いたわる。「旦那さんお 亡くした 人お なぐさめる。」

なくなる【亡くなる】《動詞》 「死ぬ」の敬意を込めた言い方。「おじいさんが なくなったんやてなー。」 

なくなる【無くなる】《動詞》 ①見あたらなくなる。失う。「鍵が なくなった。」②すっかり使い果たす。「小遣いが なくなった。」◆「のーなる」「ないよー(に)なる」とも言う。 

なぐりがき【殴り書き】《名詞、動詞する》 文字や絵を乱雑に書くこと。また、そのようにして書いたもの。「なぐりがきやさかい 読まれへん。」

なぐる【殴る】《動詞》 強く撲つ。「喧嘩して なぐられた。」 

なげうり【投げ売り】《名詞、動詞する》 儲けを考えないで安く売ること。大安売り。「閉店する 言(ゆ)ーて なげうりしとる。」

なげく【嘆く】《動詞》 ①心を痛めて悲しむ。「友達が 死んだのお なげく。」②悲しさや苦しさを口に出して言う。「景気が 悪いのお なげいとる。」

なげとばす【投げ飛ばす】《動詞》 相手を放るようにして倒す。「なげとばして 逃げていきやがった。」

なげる【投げる】《動詞》 ①放る。「ボールお なげる。」②相手を倒す。「なげて 相撲に 勝つ。」◆①は、「ほる」と言うことが多い。

なこーど【仲人】《名詞、動詞する》 結婚の仲立ちをする人。「先輩に なこーどしてもろた。」◆「なこど」と言うことが多い。 

なこど【仲人】《名詞、動詞する》 結婚の仲立ちをする人。

なさけ【情け】《名詞》 温かい気持ち。思いやる気持ち。気の毒に思う心。「なさけの 無い 人」 

なさけない【情けない】《形容詞》 自分が惨めに思われる。残念だ。「裏切られたよーで なさけない。」「子どもが 言う ことお 聞いてくれへんので なさけない。」 

なし【梨】《名詞》 秋に甘い大きな実がなる果樹。「秋の 運動会の 頃にわ なしが 美味(うも)ーに なる。」 

なし【無し】《名詞》 ものごとが存在しないこと。持っていないこと。「借金も 貯金も なしや。」 

なしろ【苗代】《名詞》 稲の種を蒔いて、苗を育てる田。

なすたりん【ナフタリン[ドイツ語]】《名詞》 衣類の虫除けなどに使う、臭いの強い結晶。

なすび【茄子】《名詞》 濃い紫色の実が生る野菜。◆「なす」とは言わない。 

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2010年3月13日 (土)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(202)

ながびく【長引く】《動詞》 なかなか終わりにならず、時間がかかる。「寄り合いが ながびーて 去(い)なれへん。」

なかま【仲間】《名詞》 一緒に物事をする人。グループ。「青年団の なかま」「酒飲みの なかま」 

なかみ【中身】《名詞》 ①中に入っているもの。中の物。「お祝いの なかみわ 何に したら えーねんやろか。」②文章や話などの内容。「なかみの ない 話お 聞くのわ しんどい。」

ながめ【眺め】《名詞》 見渡した風景や様子。風景。「窓から 見る ながめが えーなー。」 

ながめ【長め】《名詞》 少し長いこと。「時間お ながめに 取って 相談お する。」「ながめの ズボンの 裾」

ながめる【眺める】《動詞》 ①遠くを見る。離れたところを見る。「六甲山お ながめる。」②じっくりと見つめる。「よー ながめたら 知った 人やった。」③傍観する。「ながめとらんと お前も 掃除お しなはれ。」

ながもち【長持ち】《名詞》 衣服などを入れておく、長方形の大きな箱。「ながもちに 布団お 入れとく。」

ながもち【長持ち】《名詞、動詞する》 長い間、持ちこたえること。長い間にわたって使えること。「ながもちする 石鹸やなー。」「丈夫で ながもちする 買い物袋」

ながや【長屋】《名詞》 細長い一棟を、いくつかに区切って、それぞれを一軒として使えるようにした建物。「ながやに 住む。」

なかやすみ【中休み】《名詞、動詞する》 途中で休むこと。また、その休み。「仕事の なかやすみ」

なかゆび【中指】《名詞》 手の、真ん中の指。◆「たかたかゆび」とも言う。

なかよー・する【仲良くする】《成句=動詞》 仲がよい状態を保つ。「この 子と なかよー・したってな。」

なかよし【仲良し】《名詞》 仲がよいこと。仲がよい人。「小学校時代からの なかよしなんや。」

ながら《助詞》 二つの動作が同時に行われることを表す。「ものお 食いながら しゃべったら あかん。」「歩きながら 話お する。」◆「もって」とも言う。 

ながれ【流れ】《名詞》 ①流れる水。流れること。流れ方。「溝の ながれが 悪い。」②たえることなく動いていること。長く続いていること。「車の ながれが 切れへん。」

ながれぼし【流れ星】《名詞》 小さな星が、地球の引力に引かれて燃えながら落ちること。「ながれぼしお 探す。」 

ながれる【流れる】《動詞》 ①液体などが、低い方へ動く。「川の 水が ながれる。」②浮かんで動いていく。「潮で 船が ながれる。」③取りやめになる。「雨で 遠足が ながれる。」 

なぎ【凪】《名詞》 風が止んで、波が静かになること。「なぎで 風が あらへん。」

なぎ【難儀】《名詞、動詞する、形容動詞》 ①苦しむこと。苦労すること。「雨の 中お なぎして 歩いてきた。」②困ったこと。難題であること。「明日までに してしまえ ゆーて なぎな 事お 言われた。」 

なきごえ【泣き声】《名詞》 ①人の泣く声。「赤ん坊(ぼ)の なきごえが 聞こえる。」②泣き出しそうな声。悲痛な感じの声。「なきごえで 頼まれたら してやらん わけにわ いかへん。」

なきごえ【鳴き声】《名詞》 鳥・虫・獣などの鳴く声。「朝っぱらから 蝉の うるさい なきごえが する。」

なきごと【泣き言】《名詞》 自分の不運や不幸を嘆いて言う言葉。愚痴。「なきごと 言(ゆ)ーて 逃げとったら あかん。」 

なきじゃくる【泣きじゃくる】《動詞》 しゃくりあげながら泣く。「なきじゃくって なかなか おさまらへん。」

なきつく【泣き付く】《動詞》 ①泣きながら、すがりつく。「子どもが 母親に なきつく。」②泣くようにして頼み込む。「借金お なきつかれた。」 

なきなき【泣き泣き】《副詞》 かろうじて、ぎりぎりの状態。「なきなき 雨が 降らなんだ。」「なきなき 合格した。」 

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2010年3月12日 (金)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(201)

なおる【直る】《動詞》 ①元通りの状態になる。「故障が なおる。」②よくない状態が改まる。「悪い 癖が なおる。」「天気が なおってきた。」 

なおる【治る】《動詞》 病気や怪我がよくなる。「傷口が なおった。」「風邪が 早(は)よ なおってほしいなー。」

なか【中】《名詞》 ①ものの内側。「家の なかに 日ーが 差し込む。」②間。「なか 一日 休んで 仕事お 続ける。」③範囲。「明石の なかから 一つの チームが 代表に なる。」④最中。「雪の 降っとる なかお 来てくれた。」

なか【仲】《名詞》 人と人との間柄。「彼奴ら 二人わ 昔から なかが 良(え)ーねん。」 

ながい【長い】《形容詞》 ①端から端までが大きく離れている。「ながい 橋お 渡る。」「ながい 小説お 読んだ。」②時間がたくさんかかる。「合格するまでの 勉強が ながかった。」 

ながいき【長生き】《名詞、動詞する》 長く生きること。「母親わ 九十まで ながいきしてん。」

なかお・とる【中を取る】《成句=動詞》 ①二つの意見の中間的なところで折り合いをつける。「言ーとっても 切りが ないさかい、なかお・とって 決めなあかん。」②二つの数字の平均的な数字を採用する。「なかお・とって 六百円に しときまほか。」◆「なかとる」とも言う。 

ながぐつ【長靴】《名詞》 膝の近くまである、長い靴。「ながぐつ 履いて 田圃え 行く。」◆「ごむなが」とも言う。長靴そのものが、日常生活から姿を消しつつある。 

なかごろ【中頃】《名詞》 その期間の真ん中の辺り。「十月の なかごろ」「一学期の なかごろ」

ながさ【長さ】《名詞》 ①ものの端から端までの距離。「明石海峡大橋の ながさは 世界一や。」「縦・横の ながさ」②時間の隔たり。「彼岸の 頃わ 夜の ながさと 昼の ながさが 同(おんな)じや。」

ながし【流し】《名詞》 台所にある、ものを洗ったり水を流したりするところ。「茶碗わ ながしに 浸けといてんか。」◆「はしり」とも言う。

ながしかく【長四角】《名詞》 長方形。縦と横の長さが違う四角形。「ながしかくの 机」 

ながす【流す】《動詞》 ①液体などを、低い方へ動くようにする。「水お 溝に ながす。」②水などに浮かべて動かす。「おもちゃの 舟お ながす。」「お盆の お供えお 海に ながす。」③汚れを洗い落とす。「汗お ながす。」 

ながす【流す】《補助動詞》 ①気に留めないという意味を表す。「えーかげんに 聞きながす。」②集中して取り組んでいないという意味を表す。「読みながしたさかい 頭に 入っとらへん。」

ながったらしー【長たらしい】《形容詞》 だらだらと長い。必要以上に長い。「ながったらしー 話わ 聞く 方が いらいらする。」 

ながつずき【長続き】《名詞、動詞する》 ものごとが長い間、途切れずに続くこと。「日記は 毎年 ながつずきせーへんねん。」

なかなおり【仲直り】《名詞、動詞する》 以前のように、仲が良くなること。「頼むさかい なかなおりしてくれへんやろか。」 

なかなか《副詞》 ①どうしても。簡単には。「なかなか 出来上がらへん。」「なかなか 答えが わからへん。」②ずいぶん。かなり。「なかなか しんどい 坂道やなー。」「なかなか 難しい 問題や。」◆①は、後ろに打ち消しの言葉を伴う。

ながなが【長々】《副詞と》 たいへん長い様子。「ながなが お世話に なりました。」「ながながと しゃべる。」 

なかにわ【中庭】《名詞》 建物に取り囲まれた庭。「校舎の なかにわに 花壇が ある。」 

ながねん【長年】《名詞》 長い年月。「ながねん 駅前で 商売しとったけど、やめることに なりました。」 

ながばなし【長話】《名詞、動詞する》 長い時間をかけて話をすること。「ながばなしに なってもて どーも すんまへん。」「人の ながばなしお 聞くのは しんどいもんや。」 

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2010年3月11日 (木)

明石日常生活語辞典〔初稿〕(200)【な】

な《助詞》 ①禁止する気持ちを表す。「明日わ 遅刻するな。」②感動したことなどを表す。「綺麗な 花やな。」③念を押す気持ちを表す。「間違い おまへんな。」◆②③は、「なー」とも言う。 

なー【名】《名詞》 名前。「あんたの なーわ 何と 言うのか。」「なーの わからん 花」 

なー【菜】《名詞》 葉や茎を食べ物にする植物。「なーお 漬け物に する。」 

ない【無い】《形容詞》 ①存在しない。「西脇の 町わ 海が ない。」②持っていない。「小遣いが ない。」③欠けている。足りない。「香りが ない。」 

ない《助動詞》 打ち消しの意味を表す。「今日わ 昨日のよーにわ 寒いない。」「寒(さぶ)ーない」「親父わ 年とったさかい 元気やないねん。」◆動詞に接続する場合は、「行かない」と言うよりも、「行かん」「行かへん」のように「ん」「へん」を使う方が多い。

ないか【内科】《名詞》 内臓の病気を手術しないで治す医者。また、その病院・医院。

ないしょ【内緒】《名詞》 人に知られないように、秘密にしておくこと。「ないしょに しとっても どーせ わかってしまうやろ。」 

ないしょく【内職】《名詞、動詞する》 ①本職の他に、収入を得るためにする仕事。「何ぞ ないしょくでも せな 食(く)ていかれへん。」②自宅でする仕事。「戦争が すんだ 後の 頃わ、家で マッチ箱貼りの ないしょくしよったなー。」 

ないしょごと【内緒事】《名詞》 人に知られないように、秘密にしている事柄。

ないたー【ナイター】《名詞》 夜に行う試合。「甲子園え ないたー 見にいかへんか。」

ないち【内地】《名詞》 国内。本土。「ないちに 引き揚げる。」◆現在では、ほとんど使うことはない。 

ないない【内々】《名詞、形容動詞》 ①表に現さないこと。他言しないこと。「まだ 言ーたらあかんで。ないないに しときよ。」②こっそり行うこと。「ないないに 気持ちお 聞いておく。」 

ないふ【ナイフ】《名詞》 小刀。「ないふで 鉛筆お 削る。」◆肥後守のナイフを指すことが多かった。 

ないよー【内容】《名詞》 中身。言おうとしていること。「話の ないよーわ さっぱり わからなんだ。」 

ないよーする【無いようする】《動詞》 無い状態にする。ゼロにする。「借金お ないよーする。」

ないよーなる【無いようなる】《動詞》 無い状態になる。失う。「財布お ないよーしてもた。」◆「なよなる」とも言う。

ないろん【ナイロン】《名詞》 合成繊維の一つ。「ないろんで でけた 袋」 

なう【綯う】《動詞》 何本かの藁や糸をよりあわせて、一本の縄・綱などにする。「てっころ〔=木槌〕で 打ってから 縄お なう。」「藁お のーて 草鞋お 作る。」

なえ【苗】《名詞》 芽を出したばかりの植物。植え付ける前の小さな植物。「苗お 買(こ)ーてきて 庭に 植える。」

なえどこ【苗床】《名詞》 苗を育てるところ。「稲の なえどこ」

なおさら《副詞》 いっそう。ますます。「あかんと 言われたら なおさら してみとー なる。」 

なおし【直し】《名詞》 直すこと。とりわけ、衣類を縫い改めること。「浴衣の なおし」「故障したさかい なおしに 出す。」 

なおす【直す】《動詞》 ①悪いところを改める。「答えの 間違いお なおす。」「箸の 持ち方お なおす。」②変えたものを元通りにする。「機嫌お なおしなはれ。」③書き換える。訳す。「漢字に なおして 書く。」「英語お 日本語に なおす。」④単位などを変更する。「坪数に なおして 計算する。」 

なおす【治す】《動詞》 病気や怪我をよくする。「注射 打って 早(は)よ なおしておくんなはれ。」 

なおす《動詞》 しまう。元通りの位置に納める。◆「なおす【直す】」の②から派生した意味かもしれない。

なおのこと《副詞》 さらに。「こっちの 方が なおのこと 骨が折れる。」「近道したつもりが なおのこと 遠回りに なってもた。」◆予想外であったというような気持ちを表すことが多い。

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2010年3月10日 (水)

言葉カメラ(385) 【一里塚】

地名としての「一里塚」

 一里塚は、その言葉の通り、一里ずつに置かれていたものです。東海道の地域を歩いていますと、あちらこちらで一里塚に出会います。
 ところで、ずばり「一里塚」というバス停がありました。普通なら「○○一里塚」となるはずですが、ここは「一里塚」が地名のような役割を主張しています。
 バス停の同じ名称のものはいくらでもあって、例えば「小学校前」などというのも各地にあるはずですが、一里塚は小学校などに比べると数が少なく、それゆえにかえって「○○一里塚」という区別をしてほしいと思いました。

【写真は2枚とも、2009年(平成21年)3月19日に、神奈川県小田原市内で撮影。】

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2010年3月 9日 (火)

言葉カメラ(384) 【公共基準点】

マンホールの基準点

 マンホールの蓋に「公共基準点」と書いてありました。三角点などはよく見かけますが、「公共基準点」とか「基準点」とかは、初めて目にするものでした。同じ日に二つ見たので、よけいに印象に残りました。
 川崎市建設局のホームページには、「基準点とは、地球上の位置や平均海面からの高さが正確に測定された三角点、水準点、電子基準点などの測量の基準となる点をいいます。……(中略)……このような基準点のうち、川崎市などの地方公共団体が設置したものを公共基準点といいます。川崎市では、国土地理院が設置した三角点を補完する基準点を整備しています。公共基準点の整備によって、測量の正確さを確保するとともに、測量経費の節減に役立っています。そして各種の公共事業はもとより、私たちの土地の地籍調査や都市計画基本図の作成、上水道・下水道工事、大震災時の復興のためなどに広く利用されています。」と書いてあります。
 横浜のものも藤沢のものも、どちらもマンホールの蓋でした。マンホール(の蓋)自体が基準点になっているのでしょうか。

【1枚目の写真は、2008年(平成20年)11月21日に、横浜市保土ヶ谷区内で撮影。2枚目の写真は、2008年(平成20年)11月22日に、神奈川県藤沢市内で撮影。】

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2010年3月 8日 (月)

言葉カメラ(383) 【四ツ角】

町の代表の交差点

 駅前から延びてきた道路と、ちれに直角に交わる国道との交差点を「四ツ角」と呼ぶのは、この地域の特長なのでしょうか。
 「四つ角」というのは、全国どこにでもある交差点ですが、その町の代表的な交差点を「四ツ角」と命名しているように思います。交差点の名前にも、バス停の名前にも使われています。

【1枚目の写真は、2008年(平成20年)11月22日に、神奈川県茅ヶ崎市内で撮影。2枚目の写真は、2008年(平成20年)11月22日に、神奈川県平塚市内で撮影。】

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2010年3月 7日 (日)

言葉カメラ(382) 【駅前と前駅】

「鎌倉高校前駅前」とは言いにくい?

 信号機には「鎌倉高校駅前」とありますが、その江ノ島電鉄の駅名は「鎌倉高校前駅」です。だから正確には、この信号機は「鎌倉高校前駅前」と表記すべきなのですが、それではちょっと回りくどいのでしょうね。
 ところで、この駅は「駅100選駅」に選ばれています。色分けされているから紛らわしくないけれども、黒文字ばかりで書くのなら、やっぱり「駅」という文字を一つ省略して「100選駅」とでも書くことになるでしょう。

【写真は3枚とも、2008年(平成20年)11月23日に、神奈川県鎌倉市内で撮影。】

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2010年3月 6日 (土)

言葉カメラ(381) 【おおきにさん】

「おおきに」に「さん」を付ける

 飴のことを「あめちゃん」と言ったり、芋のことを「おいもさん」と言ったりすることは、関西では珍しいことではありません。だから、「まいど おおきに」の「おおきに」に「さん」を付けても違和感はありません。
 そう言えば、「ありがとサンガリア」と言って、「ありがとうさん」との掛詞のコマーシャルを使っているのも関西の会社です。

【写真は、2008年(平成20年)1月6日に、京都府宇治市内で撮影。】

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2010年3月 5日 (金)

言葉カメラ(380) 【まいどおおきに】

「まいど」だけで感謝の気持ちが伝わる

 関西では、「まいど おおきに」という言葉が日常的に使われています。「まいど」は「毎度」であって、〔いつも〕という意味ですが、「まいど」だけで感謝の気持ちを伝えています。
 商店街に掲げられている「まいど おおきに~」という言葉が、やわらかく響きます。そして、店の名前にまで「まいど」が使われています。

【写真は2枚とも、2010年(平成22年)3月3日に、大阪市中央区内で撮影。】

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2010年3月 4日 (木)

言葉カメラ(379) 【期間限定の交通標識②】

除外する日が、ごくわずか

 先日の(373)に関連した話題です。
 「1月4日から12月31日まで」というのは、除外するのがわずか3日間しかありません。けれども、「1月1日~1月3日を除く」と書いてはいけない理由が何か、あるのでしょう。
 「ここから」というのは、この位置から先に向かって、という意味のようです。一つの標識の中に、時間の始まりを表す「から」と、空間の始まりを表す「から」とが使われています。しかも「8-20」という表示も「8時から20時まで」を表しています。

【写真は、2008年(平成20年)11月21日に、横浜市保土ヶ谷区内で撮影。】

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2010年3月 3日 (水)

言葉カメラ(378) 【プール】

水のないプール

 関西では、営業用駐車場を「モータープール」と言う例が多いのですが、それを短くして「プール」と言うのを見つけました。
 水のないプールですが、関西人には、水泳着を持って訪れるような間違いは起こらないと思います。他の地域の人が見たら、どのように思うのでしょうか。

【写真は、2009年(平成21年)11月18日に、神戸市東灘区内で撮影。】

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2010年3月 2日 (火)

言葉カメラ(377) 【回し鮨】

相撲からの連想?

 「回転すし」という言葉は既に国語辞典にも載っていますが、「回し鮨」というのはどういうものなのでしょうか。
 私は、「回転すし」と同じであろうと想像しましたが、お客となって確かめることはしていません。
 店名の「若貴」は力士の名前から採ったものではないでしょうか。そうすると、相撲にゆかりの深い「まわし」という言葉を、鮨店の言葉として取り入れたのではないかと思いました。「まわし」は言うまでもなく、ふんどし、締め込みという意味を持っています。化粧まわしというような言葉もあります。

【写真は、2009年(平成21年)8月5日に、東京都大田区内で撮影。】

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2010年3月 1日 (月)

朔日・名寸隅(4)

 チリの地震の影響による津波は、兵庫県の沿岸にも注意報が出ました。実際には、神戸・姫路で10~20㎝の津波が観測されたようです。
 名寸隅の海岸は、春らしさがあふれて、河口には釣り人の姿がありました。午前7時現在では、気温は4.3度、降水量は0、風向は北、風速は4メートルでしが、10時には気温が10.5度になりました。
 河口の沖には海苔養殖場の作業に携わる船が見えます。明石海峡では、2月27日から、春を告げるイカナゴ漁が始まっています。

【写真は2枚とも、2010年(平成22年)3月1日7時45分に撮影。】

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言葉カメラ(376) 【居食亭】

「立ち食い」の対語?

 「立ち食い蕎麦」とか「立食パーティ」とかいう言葉があります。それと対になる言葉は「居食」なのでしょうか。
 「居酒屋」という言葉に倣って「居食亭」と名付けたのかもしれませんね。
 もっとも、ホームページを見ていると、「居食屋」「居食家」「居食処」「居食ダイニング」「居食酒屋」などという言葉がずいぶん広く使われていることがわかります。

【写真は、2007年(平成19年)9月3日に、東京都品川区内で撮影。】

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