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2010年9月30日 (木)

【掲載記事の一覧】

 彼岸を過ぎて、やっと秋らしさが漂ってきました。
 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 「明石日常生活語辞典」は400回を超えて、「言葉カメラ」の回数を上回ってしまいました。当面は「明石日常生活語辞典」の改訂作業に力を入れます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
       kyoiku.kokugo@gmail.com
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫

◆明石日常生活語辞典 (1)~(403)~継続予定
    [2009年7月8日~2009年7月24日]
    [2009年8月1日~2009年8月9日]
    [2009年8月14日~2009年8月31日]
    [2009年9月11日~2009年12月28日]
    [2010年1月4日~2010年2月18日]
    [2010年3月11日~2010年9月30日]

◆言葉カメラ (1)~(385)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]
    [2008年9月25日~2008年9月29日]
    [2008年10月1日~2008年10月30日]
    [2008年11月1日~2008年11月11日]
    [2008年12月1日~2008年12月7日]
    [2008年12月16日~2008年12月30日]
    [2009年1月20日~2009年1月30日]
    [2009年2月9日~2009年2月15日]
    [2009年3月17日~2009年3月31日]
    [2009年5月1日~2009年5月17日]
    [2009年5月27日~2009年5月31日]
    [2009年7月1日~2009年7月7日]
    [2009年7月25日~2009年7月31日]
    [2009年8月10日~2009年8月13日]
    [2009年12月29日~2009年12月30日]
    [2010年2月19日~2010年3月10日]

◆朔日・名寸隅 (1)~(10)~継続予定
    [2009年12月1日]
    [2010年1月1日]
    [2010年2月1日]
    [2010年3月1日]
    [2010年4月1日]
    [2010年5月1日]
    [2010年6月1日]
    [2010年7月1日]
    [2010年8月1日]
    [2010年9月1日]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)~継続予定
    [2009年9月1日~2009年9月10日]

◆テクのろヂイ (1)~(40)~継続予定
    [2009年1月11日~2009年1月19日]
    [2009年2月1日~2009年2月8日]
    [2009年3月1日~2009年3月15日]
    [2009年6月23日~2009年6月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]
    [2009年6月1日/2009年6月4日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆足下の観光案内 (1)~(12)~継続予定
    [2008年11月14日~2008年11月25日]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)~継続予定
    [2009年5月18日~2009年5月26日]
    [2009年6月1日~2009年6月22日]

◆写真特集・さくら (1)~(71)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]
    [2009年4月1日~2009年5月8日]

◆写真特集・うめ (1)~(42)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]
    [2009年2月16日~2009年2月27日]
    [2009年3月1日~2009年3月16日]

◆写真特集・きく (1)~(5)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]
    [2008年11月12日~2008年11月13日]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]
    [2008年11月26日~2008年11月29日]
    [2008年12月8日~2008年12月15日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)~継続予定
    [2009年1月1日~2009年1月10日]
    [2010年1月1日~2010年1月3日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日~2008年9月24日]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42) 【再開の可能性あり】
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

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明石日常生活語辞典〔三稿〕(403)

いっちゃく【一着】《名詞》  最初に着く(ゴールする)こと。また、それをした人。「走り・で・ いっちゃく・ 取っ・てん。」

いっちゃん《副詞》 一番。最も。「今・が・ いっちゃん・ 暑い・ 時・や。」「わし・が・ いっちゃん・ 前・を・ 歩い・たる。」

いっちゃんはじめ《名詞》 最初。もののとりかかり。「いっちゃんはじめ・に・ あんた・が・ 挨拶し・ておくれ。」

いっちょらい〔いっちょーらい〕【一張羅】《名詞》 晴れ着。もっとも良い着物。最も上等の着物。「いっちょらい・を・ 着・て・ どこ・へ・ おでかけ・や。」

いつつ【五つ】《名詞》 ①数の名。ご。「ぺけ・が・ いつつ・も・ ある。」②五歳。「いつつ・に・ なっ・て・ 幼稚園・へ・ 行っ・とる。」

いっつもかっつも《副詞》 いつも。しょっちゅう。「この・ 道・は・ いっつもかっつも・ 車・が・ 通っ・とる。」

いってらっしゃい《感動詞》 ①出かける人を送り出すときに言う言葉。②「行(い)てきます」の挨拶に呼応して言う言葉。

いつど【何時ど】《名詞》 いつか(不定)の時。「いつど・ いっぺん・ 寄せ・てもらい・まっ・さ。」

いっといで《感動詞》 出かける人を送り出すときに言う言葉。「行(い)てきます」の挨拶に呼応して言うこともある。◆「いっておいで」の発音が融合したもの。

いっとき【一時】《名詞》 一時。しばらくの間。「いっとき・は・ 元気やっ・た・のに・ また・ 入院し・ても・とる。」「食堂・は・ いっとき・に・ 人・が・ やっ・てくる。」

いっともなしに《副詞》 時をわきまえずに。「いっともなしに・ お菓子・ばっかり・ 食べ・とる。」「夜中・でも・ いつ・でも・ いっともなしに・ 電話・を・ し・てくる。」

いつなんどき【何時何時】《名詞》 「いつ」を強めた言い方。「いつなんどき・ 何・が・ 起こる・や・ わから・へん。」

いつのまにか〔いつのまーにか〕【何時の間にか】《副詞》 知らないうちに。意識しないうちに。「いつのまーにか・ 晴れ・てき・とっ・た。」

いつのまにやら〔いつのまーにやら〕【何時の間にやら】《副詞》 知らないうちに。意識しないうちに。「いつのまにやら・ 神戸・に・ 着い・とっ・た。」

いっぱい【一杯】《名詞》 一つの入れ物に入るだけの量。「水・を・ いっぱい・ 飲まし・てー・な。」

いっぱい【一杯】《副詞の》 たくさん。ぎりぎりの限度。「人・で・ いっぱいの・ 会場」「今週・ いっぱい」

いっぷく【一服】《名詞》 ①お茶や煙草の一回分。「いっぷく・ 吸ー・て・から・ 仕事・ 始め・よ・か。」②一休み。「ここら・で・ いっぷく・ し・まへ・ん・か。」

いっぺん【一遍】《名詞》 一度。一回。「いっぺん・ うまい・こと・ いか・なん・でも・ 諦め・たら・ あか・ん。」

いっぺん【一遍】《副詞に》 一度に。「そんな・ ぎょーさん・ いっぺんに・は・ 持た・れ・へん。」

いっぽう〔いっぽー〕【一方】《名詞》 ①一つの方角。「いっぽー・から・だけ・ 風・が・ 吹い・てくる。」②片方。「いっぽー通行」③それだけであること。「雨・は 強(つよ)なる・ いっぽーや。」

いつも《副詞》 どんな時でも。常に。「いつも・ 怒っ・て・ばっかり・や。」

いつも《名詞》 普段。「いつも・と・は・ 違う・ 髪型・を・ し・とる。」

いてくる【行てくる】《動詞》 行く。「あんた・も・ いっぺん・ 海外旅行・に・ いてき・たら・ えー・のに。」◆単に「行く」というのと同じ意味で使う。

いてまう《動詞》 ①やっつける。殴る。「腹・が・ 立つ・さかい・ いてもー・たろ・か・と・ 思(おも)・とる・ねん。」②盗む。「知ら・ん・ 間ー・に・ 泥棒・に・ いてまわ・れ・た。」

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2010年9月29日 (水)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(402)

いっかど《名詞》 一人前の働きをすること。普通以上であること。「若い・けど・ いっかど・の・ 仕事・を・ する。」

いっきうち【一騎打ち】《名詞、動詞する》 勝敗を一対一で争うこと。「騎馬戦・の・ 最後・は・ いっきうち・に・ する。」「いっきうち・みたいな・〔=がむしゃらな〕 食べ方・ せ・ん・とき・なはれ。」

いっきに【一気に】《副詞》 一息に。急に。「いっきに・ 登っ・てしまえ。」「川・の・ 水・が・ いっきに・ 増え・た。」

いっけ【一家】《名詞》 親戚。「あの・ 家・は・ うち・の・ いっけ・です・ねん。」「いっけ・の・ 子ー・が・ 遊び・に・ 来・とる。」

いっこも《副詞》 少しも。まったく。「今日・の・ 試験・は・ いっこも・ わから・なんだ。」「そんな・ こと・は・ いっこも・ 言(ゆ)ー・とら・へん。」「いっこも・ 雨・が・ 降ら・へん。」

いっさい【一切】《名詞、副詞》 すべて。全部。「私・に・ いっさい・ 任し・てくれ・たら・ あんじょーし・ます。」

いっさんごしちはとじゅうに〔いっさんごひちはとじゅーに〕【一三五七八十十二】《唱え言葉》 新暦の大の月を並べた言葉。

いっしゅう〔いっしゅー〕【一周】《名詞、動詞する》 ひとまわり。「村・の・ 中・を・ いっしゅーする。」

いっしょ【一緒】《名詞、副詞に》 ①ひとまとめにすること。「肉・と・ 野菜・を・ いっしょに・ 炒める。」②集まってひとまとまりになること。「毎朝・ いっしょに・ 学校・へ・ 行く。」

いっしょう〔いっしょー〕【一生】《名詞》 生まれてから死ぬまで。「いっしょー・ 酒・ 飲ん・どっ・た・さかい・ あの世・でも・ 飲み屋通い・を・ し・とる・やろ。」

いっしょうけんめい〔いっしょーけんめー〕【一生懸命】《形容動詞》 ある限りの力を出し切って熱心にする。「時間・を・ 忘れ・て・ いっしょーけんめーに・ 練習し・とる。」

いっしょくた【一緒くた】《形容動詞》 区別しないで一緒にしている様子。「自分・の・ もん・と・ 人・の・ もん・と・を・ いっしょくたに・ し・たら・ 後・で・ 困る・やろ・がい。」

いっせい〔いっせー〕【一斉】《副詞に、名詞》 多くのものが揃って行う様子。「いっせーに・ 掃除・を・ する。」「いっせー清掃・の・ 日ー」

いっそ《副詞》 むしろ。かえって。「修繕する・より・ いっそ・ 買い換え・た・ 方・が・ 安(やす)ー・ つく。」

いっそう〔いっそー〕【一層】《副詞》 この上。もっと。ますます。「これ・まで・より・も・ いっそー・ 面倒・を・ み・たっ・て・な。」

いっそくとび【一足飛び】《名詞、副詞に》 順序を踏まないで飛び越えていくこと。「いっそくとびに・ 社長・に・ なっ・たーっ・てん・と。」

いっそのこと《副詞》 思い切って。「いっそのこと・ 辞め・てもたろ・か・と・ 思(おも)・とる・ねん。」

いつぞや【何時ぞや】《名詞、副詞》 いつだったか。先頃。「いつぞや・は・ 良(え)ー・ もん・ もろ・て・ ありがと・ございまし・た。」

いったい【一体】《副詞》 ほんとうに。「いったい・ どない・ し・た・ん。」

いったいこったい《副詞》 「いったい」を強めた言葉。ほんとうに、まったく。「いったいこったい・ あんた・は・ どんな・ つもり・で・ おる・ん・や。」

いったん【一旦】《名詞、副詞》 一度。ひとたび。「いったん・ 去(い)ん・で・ 昼寝・でも・ し・てくる・わ。」

いっち【一】《副詞》 一番。最も。「いっち・ 偉い・人」「この・ 話・が・ いっち・ おもろい。」

いっちはじめ【一初め】《名詞》 最初。もののとりかかり。「いっちはじめ・は・ お前・が・ 言い出し・た・ こと・なん・や。」

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2010年9月28日 (火)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(401)

いちばんのり【一番乗り】《名詞、動詞する》 最も早く、目指すところに着くこと。「阪神・の・ 試合・の・ 切符・を・ 買お・と・ 思(おも)・て・ いちばんのりし・てん。」

いちばんぼし【一番星】《名詞》 夕方、いちばん早く目につく星。「いちばんぼし・が・ 出・た。」

いちびり《名詞》 ①お調子者。ふざけることを好む者。「うち・の・ 孫・は・ いちびり・や・ねん。」②調子に乗って行動すること。「いちびり・が・ 過ぎ・たら・ 怒っ・てやら・な・ あか・ん・よ。」

いちびる《動詞》 調子に乗って行動する。ふざける。はしゃぐ。「いちびり・ながら・ 道・を・ 歩い・とっ・たら・ 怪我する・ぞ。」

いちぶ【一部】《名詞》 全体の中の、ある部分。「この・ 本・は・ いちぶ・ 汚れ・とる・さかい・ とりかえ・てー・な。」

いちぶぶん【一部分】《名詞》 全体の中の、ある部分。「かすれ・て・ いちぶぶん・が・ 読まれ・へん。」

いちめん【一面】《名詞》 あたり一帯。どこも全部。「いちめん・ 田圃・ばっかり・で・ 家・が・ 見あたら・へん。」

いちもん【一文】《名詞》 ごく僅かのお金。「そんな・ 商売し・たっ・て・ いちもん・にも・ なら・へん・で。」

いちもんなし【一文無し】《名詞》 ごく僅かのお金も持っていないこと。お金をまったく持っていない人。「店・が・ つぶれ・て・ いちもんなし・に・ なっ・ても・た。」

いちゃいちゃ《副詞と、動詞する》男女が馴れ合ってふざけあっている様子。「電車・の・ 中・で・ いちゃいちゃさ・れ・たら・ かない・まへ・ん・な。」

いちゃつく《動詞》 男女が馴れ合ってふざけあう。「いちゃつく・ん・やっ・たら・ 人・の・ おら・ん・ 所(とこ)・で・ やり・なはれ。」

いちやづけ〔いちやずけ〕【一夜漬け】《名詞》 ①一晩漬けただけの漬け物。「胡瓜・の・ いちやずけ・が・ うまい。」②間に合わせの勉強や仕事をすること。「いちやづけ・で・は・ 合格でけ・へん。」〔⇒いっちゃづけ〕

いちゃもん《名詞》 言いがかり。難癖。苦情。「子ども・の・ 泣き声・が・ うるさい・ 言(ゆ)ー・て・ いちゃもん・を・ つけ・られ・た。」

いちょう〔いちょー〕【胃腸】《名詞》 胃と腸。「このごろ・ いちょー・の・ 調子・が・ 悪い。」

いちょう〔いちょー〕【銀杏】《名詞》 扇形の葉をして、秋になるとその葉が黄色くなる木。「いちょー・の・ 押し葉」

いちらん【一覧】《名詞》 一目でわかるようにまとめたもの。「ごじゃごじゃ・ 書か・んと・ いちらん・に・ し・てほしー。」

いちりゅう〔いちりゅー〕【一流】《名詞、形容動詞》 ①その方面で最も優れていること。「いちりゅー・の・ 選手」②他の人とは違うこと。「あいつ・は・ いちりゅー・の・ 考え方・を・ する。」

いちれつごんぼ【一列牛蒡】《名詞》 一列になる。「いちれつごんぼ・に・ なっ・て・ 歩い・ていく。」

いちれつれんこん【一列蓮根】《名詞》 一列になる。「いちれつれんこん・で・ 道・の・ 端・を・ 歩く。」◆もともとは、「いちれつれんこう【一列連行】」であったのかもしれない。

いつ【何時】《名詞》 はっきり決められない時。「いつ・に・ なっ・たら・ 梅雨・が・ あがる・ん・やろ。」「いつ・やっ・た・か・ 来・た・ こと・が・ ある。」「いつ・の・ 間ー・に・か・ 雨・が・ やん・どっ・た。」

いついっか【何時何日】《名詞》 明確に言える、その日。「いついっか・の・ こと・やっ・た・と・ はっきり・ 言(ゆ)ー・てほしい。」

いっか【一家】《名詞》 家族全員。「いっか・ 揃(そろ)ー・て・ お出かけ・です・か。」

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2010年9月27日 (月)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(400)

いちだい【一代】《名詞》 ①ある人の一生。「いちだい・ 前」②ある人がその地位・役割を務めている間。「いちだい・で・ 会社・を・ 大きく・ し・た。」

いちだん【一段】《名詞》 階段などの一つの段。「いちだん・ずつ・ 気ー・ つけ・て・ 上り・なはれ。」

いちだん【一段】《副詞・と》 いっそう。前に比べて、ますます。「いちだんと・ 寒(さぶ)ー・ なり・まし・た・なー。」

いちど【一度】《名詞》 一回。いっぺん。「いちど・も・ 行っ・た・ こと・が・ ない。」

いちどう〔いちどー〕【一同】《名詞》 関係ある人の全員。みんな。「親戚・ いちどう・が・ 集まっ・た。」

いちにち【一日】《名詞》 ①午前零時から午後十二時までの間。二十四時間。「いちにち・ 経っ・た・けど・ 風邪・が・ 治ら・へん。」②朝から晩まで。「いちにち・ 休みなく・ 働い・た。」

いちにちはだめ【一日挟め】《名詞》 一日おき。隔日。「いちにちはだめ・に・ 医者・へ・ 行っ・とる・ねん。」

いちにんまえ【一人前】《名詞、形容動詞》 ①ひとりあたりの分量。ひとりぶん。「餃子・ いちにんまえ・で・は・ 足ら・ん。」②大人(や、それを専門とする人)と同じようであること。「いちにんまえ・に・ 挨拶・が・ でける・よーに・ なっ・た。」

いちねん【一年】《名詞》 ①一月から十二月までの十二か月間。「いちねん・ 経つ・の・は・ 早い・もんで・ もー・ 年末・に・ なっ・ても・た。」②ある時からの十二か月間。「いちねん・ 見・ん・ うち・に・ 大きなっ・た・なー。」③児童・生徒・学生の学年。「中学・の・ いちねん・に・ なっ・てます・ねん。」◆③は「いちねんせ(ー)」「にねんせ(ー)」とも言う。

いちねんがいんで にねんがにげて さんねんがさがして よねんがよんで ごねんがごっとして ろくねんがろっきょみさん【一年が去んで 二年が逃げて 三年が探して 四年が呼んで 五年がご馳走して 六年がロッキョミさん】《唱え言葉》 ◆一・二・三・四・五・六の語呂を踏みながら、小学校の六つの学年の立場を読み込んだ言葉。一年生が(何かを恐れて)去(い)ぬ=帰る。二年生も(何かを恐れて)逃げる。低学年はうろたえる立場である。中学年は後輩を探す立場である。三年生が探す。四年生が呼ぶ。それに対して高学年は優雅な立場である。五年生がご馳走をする。六年生はロッキョミさんで買い物をする。「ロッキョミさん」というのは、六右衛門商店の発音が崩れたもので、駄菓子・文房具・その他を扱う地元の商店である。この言葉は、小学校の校区内だけで流布していた言葉と思われる。

いちねんせい〔いちねんせー〕【一年生】《名詞》 ①それぞれの学校の最初の学年の児童・生徒・学生。「小学校・の・ いちねんせー」②初心者。「ゴルフ・は・ まだ・ いちねんせー・や。」

いちねんぼうず〔いちねんぼーず〕【一年坊主】《名詞》 ①それぞれの学校の最初の学年の児童・生徒・学生。(相手を軽く見て使うことが多い)②初心者。「いちねんぼーず・の・ へたくそ。」

いちねんぼうずのはいたたき〔いちねんぼーずのはいたたき〕【一年坊主の蝿叩き】《唱え言葉》 何もできない一年生。◆一年生を罵倒する響きを持った唱え言葉。蝿を叩くことぐらいしかできないという意味か、蝿叩きで叩かれるような弱い存在であるという意味か。

いちば【市場】《名詞》 商店などが集まって、食べ物や日用品などを売っているところ。「大(おー)けな・ スーパー・が・ でけ・て・ いちば・へ・ 行く・ 人・が・ 減っ・た。」

いちばん【一番】《名詞》 順番の第一。一位。「マラソン・で・ いちばん・に・ なっ・た。」

いちばん【一番】《副詞》 最も。「蘭・の・ 花・が・ いちばん・ 好きや。」〔⇒いっちゃん〕

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2010年9月26日 (日)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(399)

いたどり【虎杖】《名詞》 夏に白い小さな花を咲かせる草花。

いたのま〔いたのまー〕【板の間】《名詞》 板の張ってある床。また、張った部屋。「昔・の・ 家・は・ 門口(かどぐち)・ 入っ・たら・ いたのまー・が・ あっ・た。」

いたばり【板張り】《名詞》 板を張ること。また、張った場所。「いたばり・の・ 廊下・を・ 歩く。」

いたみ【痛み】《名詞》 体のどこかを痛いと感じること。「足・の・ いたみ・が・ まだ・ 治ら・へん。」

いたみ【傷み】《名詞》 ①物が壊れていること。「屋根・の・ いたみ・を・ 修繕する。」②食べ物が 傷ついたり腐ったりすること。「いたみ・の・ 早い・ 魚」

いたむ【痛む】《動詞》 体のどこかを痛いと感じる。「擦り剥い・た・ 傷・が・ いたむ。」

いたむ【傷む】《動詞》 ①物が壊れたり傷ついたりする。「機械・が・ だいぶ・ いたん・できた・ので・ 買い換える。」②食べ物が腐ったり傷ついたりする。「買(こ)ー・て・から・ 日・が・ 経つ・ので・ バナナ・が・ いたん・でき・た。」

いためる【痛める】《動詞》 体のどこかを痛くする。「腰・を・ いため・て・ 休ん・どる。」

いためる【傷める】《動詞》 ①物に傷をつける。「机・の・ 上・に・ 物・を・ 落とし・て・ いため・た。」②食べ物を腐らせたり傷つけたりする。「卵・を・ 買い過ぎ・て・ 何個・か・ いため・てしも・た。」

いためる【炒める】《動詞》 肉や野菜などを、油をひいた鍋でかき混ぜながら熱する。「野菜・を・ いため・て・から・ 肉・を・ 入れる。」

いたれりつくせり【至れり尽くせり】《形容動詞》 すべて行き届いている様子。「この・ 宿屋・は・ いたれりつくせりで・ 大満足や。」

いち【一】《名詞》 ①数のいち。ひとつ。②はじめ。「いち・から・ 出直す。」③最も優れたもの。「あの・ 人・の・ 力・は・ みんな・の・ 中・で・ いち・や。」

いち【位置】《名詞》 そのものがある場所。「冷蔵庫・を・ 置く・ いち・は・ この辺・で・ よろしー・か。」

いちいち【一々】《副詞》 一つ一つ。すべて。「いちいち・ 文句・を・ 言わ・んとい・てほしー・ねん。」

いちおう〔いちおー〕【一応】《副詞》 ①だいたい。「いちおー・ 出来上がっ・た・けど・ これから・ 仕上げ・に・ かかり・ます。」②ともかく。念のため。「異常・は・ ない・と・ 思う・けど・ いちおー・ 調べ・ておか・な・ 安心・は・ でき・ませ・ん・よ。」

いちがいに【一概に】《副詞》 ひっくるめて同じように。ひとくちに。「一人一人・ 違う・の・や・さかい・ いちがいに・ 判断・は・ し・にくい。」

いちからじゅうまで〔いちからじゅーまで〕【一から十まで】《慣用句(副詞)》 何から何まで全部。「いちからじゅーまで・ 教(おせ)・たら・んと・ わかっ・てくれ・へん。」

いちご【苺】《名詞》 熟した赤い実を食べる、白い花が咲く作物。「いちご・で・ ジャム・を・ 作っ・てみた・ろ。」

いちころ【一ころ】《形容動詞》 ①たやすい様子。なんでもなくできる様子。「今日・の・ 試験・は・ いちころに・ でけ・た。」②簡単に勝つ(または、負ける)様子。大差で勝つ(または、負ける)様子。「相手・が・ 強すぎ・て・ いちころやっ・た。」◆〈一度に、ころっと〉という感覚の言葉。

いちじ【一時】《名詞》 ①時刻の一つ。零時(十二時の六十分後)。「いちじ・まで・ 休憩・に・ する。」②その時。「だいぶん・ 揺れ・た・さかい・ いちじ・は・ どー・ なる・ こと・や・と・ 心配し・た。」③しばらくの間。「雨・が・ 強ー・ なっ・た・ので・ いちじ・ 中断する。」

いちじく【無花果】《名詞》 大きな葉をしていて、秋に黒紫色の甘い実をつける木。「いちじく・が・ 店・に・ 並ん・どる。」

いちぞく【一族】《名詞》 同じ血筋の人たち。「あの・ いちぞく・の・ 墓・が・ ある。」

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2010年9月25日 (土)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(398)

いじ(を)はる〔いじ(お)はる〕【意地(を)張る】《成句》 自分の考えなどを曲げようとしないで貫く。「いじをはら・んと・ 他人・の・ 気持ち・も・ 分かっ・てやっ・て・ほしー。」

いす【椅子】《名詞》 腰掛け。「小学校時代・の・ 教室・は・ 二人・ずつ・の・ 机・やっ・た・けど・ いす・は・ 一人・ずつ・ 別々やっ・た。」

いすぐ【濯ぐ】《動詞》 ①水の中で揺り動かして、汚れを洗い直す。ざっと洗う。「おむつ・を・ いすい・で・ 絞る。」②水などを口に含み、揺り動かして口の中を綺麗にする。「葉ー・を・ 磨い・て・ 口・の・ 中・を・ いすぐ。」〔⇒ゆすぐ〕

いずみ【泉】《名詞》 地中から水が湧き出ている場所。「山・の・ 中・で・ いずみ・の・ 水・を・ 飲ん・だ。」

いすわる【居座る】《動詞》 座り込んで動かない。「テレビ・の・ 前・に・ いすわっ・とら・んと・ ちょっと・ 勉強・でも・ し・たら・ どない・や。」

いせい〔いせー〕【威勢】《名詞》 勢いがあること。「店・から・ いせー・の・ 良(え)ー・ 掛け声・が・ 聞こえ・てき・た。」

いせえび【伊勢海老】《名詞》 赤褐色で、長いひげのある、大型の海老。「正月・に・ いせえび・を・ 飾る。」

いぜん【以前】《名詞》 ①その時を含んで、それより前。「昭和・より・も・ いぜん・の・ 頃」②昔。もと。「いぜん・に・ 住ん・どっ・た・ 家」

いそ【磯】《名詞》 海岸の波打ち際で、岩の多いところ。「この・ 辺・の・ 海岸・は・ 砂地・で・ いそ・に・ なっ・とら・へん。」

いそべ《名詞》ごかい。河口や浅い海の泥の中にすむ、みみずに似た虫。「いそべ・を・ 掘っ・て・から・ 魚釣り・に・ 行く。」

いそうろう〔いそーろー/いそーろ〕【居候】《名詞》 よその家に住んで世話になっている人。「いそーろ・ する・の・は・ 気ずつない・さかい・ 働か・な・ あか・ん・と・ 思・とる・ねん。」

いそがしい〔いそがしー〕【忙しい】《形容詞》 することが多くて、ゆっくりする暇がない。「人間・は・ いそがしー・ 時・が・ 花・だっ・せ。」「この・ いそがしー・ 時・に・ 用事・を・ 言(ゆ)・ーてくる・な・よ。」

いそぐ【急ぐ】《動詞》  ①早く終わるようにする。「まだ・ 締め切り・は・ 一週間・も・ 先・や・から・ いそが・ん・でも・ 良(え)ー。」②早く(速く)行こうとする。「いそい・だ・かて・ 一時間・は・ かかる・やろ。」

いぞく【遺族】《名詞》 死んだ人の後に残された家族。「いぞく・の・ 人・の・ 焼香」
いた【板】《名詞》 ①材木を薄く平らに切ったもの。「板・を・ 買(こ)ー・てき・て・ 棚・を・ 作る。」②蒲鉾。「正月用・の・ いた」

いたい【痛い】《形容詞》 ①体を打ったり切ったりしたときの辛い感じ。「腹・が・ いたい。」②心に苦しみを感じて辛い。「財布・ 落とし・て・ いたい・ねん。」

いたいた【痛々】《形容動詞、動詞する》 痛いもの。痛いこと。「包丁・は・ いたいたや。触っ・たら・ あか・ん・よ。」「手ー・ 切っ・たら・ いたいたに・ なる・よ。」「いたいたせ・ん・よーに・〔=怪我しないように〕 気ーつけ・なはれ。」◆幼児語。

いたずら【悪戯】《名詞、動詞する》 ふざけて人の迷惑になるようなことをすること。「この・ 落書き・は・ いたずら・に・ し・て・は・ 度ー・が・ 過ぎ・とる。」

いただきます【頂きます】《感動詞》 食事をはじめるときの挨拶の言葉。

いただく【頂く】《動詞》 ①「もらう」のへりくだった言い方。「こないだ・は・ 立派な・ もの・を・ いただい・て・ ありがとう・ござい・ます。」②「食べる」「飲む」のへりくだった言い方。「まるで・ よばれ・に・ 来・た・よーな・ もん・です・けど・ 遠慮なしに・ いただき・ます。」

いたち【鼬】《名詞》 山や野原にすみ、足が短く小さな体で、追いつめられると臭いにおいを出して逃げる動物。

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2010年9月24日 (金)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(397)

いしけり【石蹴り】《名詞、動詞する》 石を蹴って遊ぶこと。石を蹴ってする遊び。

いじける《動詞》 ①寒さに縮こまって元気がなくなる。「家・の・ 中・で・ いじけ・とら・んと・ 外・へ・ 出・ておいで。」②だめだと思って、気が弱くなる。「前・に・ 落第し・た・さかい・ 今度・も・ いじけ・とる。」

いしこい《形容詞》 悪賢い。狡猾である。ずるい。「じゃんけん・で・ 後出しする・の・は・ いしこい・ぞ。」◆「こすい」「すこい」とも言う。

いしころ【石ころ】《名詞》 小さな石。「こんな・ いしころ・でも・ 子ども・に・ とっ・て・は・ 宝物・なん・や・なー。」

いしだん【石段】《名詞》 石で作った階段。「金比羅さん・の・ いしだん・は・ ごっつー・ 長い。」

いしどうろ〔いしどーろ〕【石灯籠】《名詞》 石でできた燈籠。「古い・ いしどーろ・は・ 危ない・さかい・ 近寄ら・ん・とき。」

いじになる【意地になる】《慣用句(動詞)》 しようとしていることにいつまでも拘泥する。「いじになっ・たら・ 人・の・ 言(ゆ)ー・ こと・なんか・ 耳・に・ 入ら・へん・ 人・や。」

いしばい【石灰】《名詞》 石灰岩を焼いて作る白い粉。「庭・の・ 土・に・ いしばい・を・ 混ぜる。」

いじましい〔いじましー〕《形容詞》 ①気持ちが悪い。汚らしい。「雨・に・ 濡れ・て・ 体中・ いじましー。」②けちである。金銭感覚が汚い。「いじましー・ こと・ 言わ・んと・ みんな・に・ おごっ・てやり・なはれ。」「いじましー 計算・を・ する。」③みすぼらしい。せせこましい。「家・の・ 中・は・ いじましー・さかい・ 見・てもらい・とー・ない・ねん。」 

いじめる【苛める】《動詞》 弱い相手を苦しめたり、困らせたりする。「昔・の・ 子ども・は・ とことん・ いじめ・たり・は・ せ・なんだ。」

いしゃ【医者】《名詞》 病気や怪我を治すことを仕事にしている人。「頼り・に・ し・ている・ いしゃ」

いしやり【石やり】《名詞》 Y字型の木や金具にゴム紐を張って、石などを飛ばす玩具。「いしやり・は・ 気ーつけ・て・ 遊ば・な・ 危ない・よ。」◆「いっしゃり」とも言う。

いしょう〔いしょー〕【衣装】《名詞》 着物。衣服。「毎日・ 着る・ もん・を・ 替え・て・ あんた・は・ いしょー・持ち・なん・や・なー。」

いじょう〔いじょー〕【以上】《接尾語》 ①その数を含んで、それより多い数。「七十点いじょー・が・ 合格・や。」②程度や段階が、それより上であること。「高校生いじょー・の・ 者・やっ・たら・ 来・ても・ 良(え)ー。」

いじょう〔いじょー〕【異常・異状】《名詞、形容動詞》 普通や普段とは違った様子。「胃カメラ・ のま・され・て・ 心配し・た・けど・ いじょー・は・ なかっ・た・ん・や。」

いしょく【移植】《名詞、動詞する》 草や木を他の場所に植えかえること。「球根・を・ いしょくする。」

いしょくごて【移植鏝】《名詞》 庭仕事に使う、小型のスコップ。「いしょくごて・で・ 木ー・の・ 根元・を・ 掘る。」

いじる【弄る】《動詞》 ①手で触ったり動かしたりする。もてあそぶ。「花・の・ 種・を・ 蒔い・とる・さかい・ この・ 辺・を・ いじら・ん・よーに・ し・てほしー・ねん。」②楽しみながら手入れや世話などをする。「退職し・て・から・は・ 庭・を・ いじる・の・が・ 日課・や。」◆①は「いじくりまーす」とも言う。〔⇒いじくる、いじくりまわす〕

いしわた【石綿】《名詞》 ある種の石が繊維状に変化した鉱物。「いしわた・の・ つい・た・ 網」

いじわる【意地悪】《形容動詞、動詞する》 人の嫌がることや困ることを、わざとすること。「いじわるし・て・ 邪魔せ・んとい・てんか。」◆「しょわる」とも言う。

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2010年9月23日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(396)

いけん【意見】《名詞》 思っていること。考え。「何・ぞ・ いけん・が・ あっ・たら・ 出し・てんか。」

いごかす【動かす】《動詞》 動かす。「机・を・ ちょっと・ いごかし・たい・ん・や・けど・ 手伝(てっと)ー・てくけ・へん・か。」〔⇒いのかす〕

いごく【動く】《動詞》 動く。「大きな・ 岩・や・けど・ 三人・で・ 押し・たら・ いごい・た。」〔⇒いのく〕

いごこち【居心地】《名詞》 そこにいるときの気持ち。「いごこち・の・ 良(え)ー・ 図書館」

いこす【熾す】《動詞》 薪や炭などが燃えるようにする。「かんてき〔=七輪〕・で・ 練炭・を・ いこす。」

いこつ【遺骨】《名詞》 死んだ人の骨。「戦死し・た・ 人・の・ いこつ・が・ 戻っ・てき・た。」

いこる【熾る】《動詞》 薪や炭火などが勢いよく燃えている。「火鉢・の・ 火ー・が・ よー・ いこっ・とる。」

いさかい【諍い】《名詞、動詞する》 言い争い。喧嘩。「兄弟・で・ いさかいし・たら・ あか・ん・で。」

いざこざ《名詞》 争い。もめごと。「親戚同士・で・ いざこざ・を・ 起こし・たら・ みんな・に・ 笑わ・れる。」

いさぶる《動詞》 揺れるようにさせる。「風・で・ 船・が・ いさぶら・れる。」「いさぶっ・て・ こかし・た。」

いさましい〔いさましー〕【勇ましい】《形容詞》 何事にも恐れを感じない様子。心を奮い立たせる様子。「試合・の・ 前・は・ いさましかっ・た・けど・ 相手・が・ 強すぎ・た・ん・や・さかい・ 負け・ても・ しょがない。」

いさり《名詞、動詞する》 ①船から海底を見ながら、海底の魚を突くこと。「いさり・に・ 行く。」②魚を突く道具。

いざる《動詞》 尻をつけたままで場所を変える。「足・が・ 痛い・さかい・ いざっ・て・ 動い・た。」

いさん【遺産】《名詞》 死んだ人が残した財産。「子ども・を・ 大学・まで・ 通わし・た・けど・ いさん・なんか・ 何・も・ あら・へん。」

いし【石】《名詞》 岩の小さいもの。「石・を・ 蹴っ・て・ 遊ぶ。」

いじ【意地】《名詞》 ①人の性質。気だて。「いじ・の・ 悪い・ 人」②強い意思。「いじ・でも・ 負け・へん・で。」

いじいじ《副詞と、動詞する》 ①はっきりしないで、萎縮してためらっている様子。「いじいじせ・んと・ 言い・たい・ こと・を・ 言い・なはれ。」②他人の理解が行き届かないのをじれったく思う気持ち。「こんな・ こと・が・ わかっ・てもらわ・れ・へん・の・か・と・ いじいじと・ し・てき・た。」

いしうす【石臼】《名詞》 石を刳り抜いて作った臼。「いしうす・で・ 豆・を・ ひー。て・ 粉ー・に・ する。」

いしがき【石垣】《名詞》 石を積み重ねて垣のようにしたもの。「丈夫な・ いしがき・を・ 作っ・た。」

いしがけ【石崖】《名詞》 石を積み重ねて崖のようにしたもの。石垣。「地震・で・ いしがけ・が・ 崩れ・た。」

いじぎたない【意地汚い】《形容詞》 ①やたらに食べたがる。「みんな・ すん・どる・のに・ 一人・だけ・ いじぎたのー・ 食い・よる。」②けちである。「いじぎたない・さかい・ 寄付・は・ 一円・も・ せー・へん。」

いじくる【弄る】《動詞》 手で触ったり動かしたりする。(望ましくないことに使う場合が多い。)もてあそぶ。「消しゴム・を・ いじくっ・て・ ばらばらに・ し・てしまい・よっ・た。」

いじくりまわす〔いじくりまーす〕【弄り回す】《動詞》 過度に手で触ったり動かしたりする。

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2010年9月22日 (水)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(395)

いきゃたる《動詞》 ①触れる。ぶち当たる。突き当たる。「ぼやっと・ し・とっ・て・ 電信柱・に・ いきゃたっ・た。」②幅が狭くて通すことができない。「柱・に・ いきゃたっ・て・ 箪笥・を・ 出さ・れ・へん。」

いきりたつ《動詞》 意気を高める。「いきりたた・んと・ 静かに・ 作戦・を・ 考え・た・ 方・が・ 良(え)ー・と・ 思う・ねん・けど。」

いきる【生きる】《動詞》 ①命がある。「お祖父さん・は・ 九十・まで・ 生き・とっ・た。」②生活する。「働か・な・ いき・ていか・れ・へん。」

いきる《動詞》 ①意気を高める。意気込む。「勝つ・ん・や・ 言(ゆ)ー・て・ いきっ・とる。」②力む。「いきっ・てみ・た・けど・ 便秘・が・ 治ら・へん。」

いきわかれ【生き別れ】《名詞》 (肉親などが)生きたまま、別れ別れになること。「戦争・で・ いきわかれ・に・ なっ・た。」

いきわたる【行き渡る】《動詞》 広く全体に届く。「申込書・は・ みなさん・に・ いきわたり・まし・た・か。」

いく【行く】《動詞》 ①目的地に向かう。「神戸・へ・ いく。」「学校・へ・ いく。」②その場所から遠離る。「どっか・に・ いっ・ても・た。」③ものごとが進む。「うまい・こと・ いっ・た。」④ものごとを行う。「まー・ 一杯・ いこか。」⑤ことが起こる。「朝・ 早(はよ)ー・に・ 火事・が・ いっ・た。」「地震・が・ いく。」

いく【逝く】《動詞》 人が死ぬ。「急に・ 友達・が・ いっ・てまい・よっ・てん。」

いくつ【幾つ】《名詞》 ①どんな数。「いくつ・ 買(こ)ー・た・か・ 覚え・て・へん。」②何歳。「お父さん・は・ おいくつ・です・か。」

いくえ【行方】《名詞》 行ったところ。行った先。「いくえ・が・ わから・へん。」
いくえふめい〔いくえふめー〕【行方不明】《名詞、形容動詞》 行ったところがわからない様子。特に、安否がわからない様子。「水害・で・ いくえふめー・の・ 人・が・ 出・とる。」

いくら【幾ら】《名詞》 どれほど。特に、値段がどれほどであるか。「一つ・ いくら・です・か。」◆「なんぼ」を使うことが多い。

いけ【池】《名詞》 地面を掘って水を溜めたところ。窪んだ地面に水が溜まったところ。「この・ 辺・は・ 雨・が・ 少(すけ)ない・さかい・ いけ・が 多い・ねん。」

いけいけ《形容動詞》 ①隔てる物がない様子。素通しである様子。互いに行き来できる状態。「庭・は・ 隣・の・ 家・と・ いけいけに・ なっ・とる。」②気心が通じ合っている。「あいつら・ 二人・は・ いけいけの・ 仲・や・ねん。」③勘定を相殺にする様子。「これ・で・ 貸し借り・ 無し・の・ いけいけに・ し・とき・まほ。」

いけがき【生け垣】《名詞》 木を植えて作った垣根。「ブロック・を・ やめ・て・ いけがき・に・ しょ・ー・と・ 思・とる・ねん。」

いけす【生け簀】《名詞》 獲った魚を、囲って生かしておくところ。「港・の・ 沖・に・ いけす・を・ 作っ・とる。」◆船の一部分に作るものを「いけま」とも言う。

いけず《名詞、形容動詞》 意地悪なこと。意地悪な人。素直な心でないこと。「いけずな・ 人・に・は・ 気ー・を・ つけ・なはれ。」

いけずし〔いけずしー〕《名詞》 意地悪.な人。「いけずしー・や・さかい・ 皆・に・ 嫌わ・れ・とる。」

いけばな【生け花】《名詞》 草花や木の枝などを、花瓶などに挿すこと。「いけばな・を・ 習い・に・ 行く。」

いけま【生け間】《名詞》 ①獲った魚を、囲って生かしておくところ。②漁船の中で、獲った魚を、囲って生かしておくところ。

いける【生ける】《動詞》  草花や木の枝などを、花瓶などに挿す。「百合・の・ 花・を・ いける。」

いける《動詞》 土や灰の中に埋める。「火鉢・に・ 炭・を・ いける。」「炭団・を・ いける。」「土・の・ 中・に・ 芋・を・ いけ・とく。」

いける【行ける】《動詞》 ①行くことができる。「一人・で・ いける。」②食べられる。「よー・ 煮え・た・さかい・ もー・ いける・でー。」②おいしい。うまい。「今年・の・ 西瓜・は・ いける・なー。」

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2010年9月21日 (火)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(394)

いきがけ【行きがけ】《名詞》 行く途中。往路。「いきがけ・は・ 走っ・ていっ・た・けど・ 帰り・は・ 歩い・てき・た。」

いきかた【生き方】《名詞、動詞する》 生きていく姿勢。生活の仕方。「良(え)ー・ 歳・に・ なっ・た・ん・や・から・ のんびりし・た・ いきかた・を・ し・たら・ どない・や。」

いきかた【行き方】《名詞》 行くための方法。行くための経路。「駅・まで・の・ いきかた・ 教(おせ)・てんか。」

いきがつまる【息が詰まる】《慣用句(動詞)》 ①呼吸が苦しくなる。「風邪・ ひー・て・ 喉・が・ 痛(いと)ー・て・ いきがつまる。」②非常に緊張する。「偉い・ 人・が・ ずらーっと・ 並(なろ)ん・どっ・て・や・さかい・ いきがつまっ・た。」

いきき【行き来】《名詞》 行ったり来たりすること。「三宮・の・ 駅前・は・ 人・の・ いきき・が・ 多い。」

いきぎれ【息切れ】《名詞、動詞する》 息が苦しくなること。「途中・で・ いきぎれし・ても・て・ 山・の・ てっぺん・まで・ 行か・れ・ず・や。」

いきさき【行き先】《名詞》 行こうとする目的の場所。「旅行・の・ いきさき・ 決まっ・た・か。」

いきし【行きし】《名詞》 行く途中。往路。「いきし・の・ 電車・が・ 事故・で・ 遅れ・た。」

いきしな【行きしな】《名詞》 行く途中。「いきしな・に・ ポスト・に・ 手紙・ 入れ・とい・てんか。」

いきすぎ【行き過ぎ】《名詞》 度を越していること。「こんな・ もん・に・ 五万円・も・ 出す・や・なんて・ ちょっと・ いきすぎ・でっ・せ。」

いきすぎる【行き過ぎる】《動詞》 ①止まるべき所を通り過ぎてしまう。「電車・が・ 駅・を・ いきすぎ・た。」②度を越す。「お前・の・ 言(ゆ)ー・た・ 言葉・は・ ちょっと・ いきすぎ・とっ・た・ぞ。」

いきする【息する】《名詞》 呼吸する。「気絶し・とる・だけ・や。いきし・とる・さかい・ べっちょない。」

いきちがい【行き違い】《名詞》 考えなどが一致しないこと。指示などが徹底しないこと。「話・に・ いきちがい・が・ あっ・て・ この・ 商売〔=商談〕・は・ あか・ん・よーに・ なっ・ても・た。」

いきづまる〔いきずまる〕【行き詰まる】《動詞》 打つ手がなくなる。どうしたらよいか、わからなくなる。「商売・が・ いきずまる。」

いきどうしい〔いきどーしー〕《形容詞》 ①息苦しい。「ちょっと・ 走っ・たら・ いきどーしー・ なっ・た。」②狭くて窮屈だ。狭くて鬱陶しい。「狭い・ 部屋・の・ 中・に・ 押し込め・られ・て・ いきどーし・かっ・た。」

いきどしい〔いきどしー〕《形容詞》 ①息苦しい。「無理し・て・ 駅・まで・ 走っ・たら・ いきどしーに・ なっ・てしも・た。」「急に・ 走っ・た・さかい・ いきどしー・ なっ・た。」②狭くて窮屈だ。狭くて鬱陶しい。「ぎょーさん・ 人・が・ 集まっ・て・ 公会堂・が・ いきどしかっ・た。」

いきとどく【行き届く】《動詞》 すべきことをしている。「いきとどい・た・ 人・や・さかい・ ちゃんと・ 礼状・を・ 送っ・てき・た。」

いきどまり【行き止まり】《名詞》 行く先が塞がって進めないこと。「いきどまり・や・さかい・ 引き返さ・な・ しょーがない。」

いきなり《副詞》 急に。何の前触れもなく。「いきなり・ 雨・が・ 降っ・てき・て・ びしょびしょに・ 濡れ・ても・た。」

いきのこる【生き残る】《動詞》 死なずに助かる。「戦争中・に・ 何とか・ いきのこっ・た。」

いきもん【生き物】《名詞》 生きているもの。生物。特に、動物。「いきもん・ 殺し・たら・ ばち・が・ あたり・まっ・せ。」

いきゃたりばったり《形容動詞》 (深く考えないで)その時の思いつきで行動する様子。「いきゃたりばったりに・ 歩い・とっ・たら・ 大けな・ お寺・が・ あっ・た。」

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2010年9月20日 (月)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(393)

いかだ【筏】《名詞》 木材を結び合わせて組んで、水に浮かべたもの。「昔・は・ 港・に・ いかだ・が・ ぎょーさん・ 浮い・とっ・た。」

いがた【鋳型】《名詞》 いろんな形のものを作るための、形を作る型。「いがた・に・ 熔け・た・ 鉄・を・ 流し込む。」

いかたる《動詞》 触れる。「肩・が・ いかたっ・た・ 言(ゆ)ー・て・ 喧嘩・に・ なっ・た・ん・や・そーや。」「柱・に・ いかたっ・て・ 動かさ・れ・へん。」◆「ゆき+当たる」がつづまったものであろう。

いかつい《形容詞》 ごつごつして、角張っている感じがする。「いかつい・ 肩・を・ し・た・ 人」

いがみあう【歪み合う】《動詞》 憎み合って対立する。「兄弟同士・で・ いがみおー・たら・ あか・ん・よ。」

いがみちゃんこ【歪みちゃんこ】《形容動詞》 形が曲がったりねじれたりしている様子。「鞄・の・ 中・に・ 入れ・とっ・た・ 帽子・が・ いがみちゃんこに・ なっ・とる。」

いがむ【歪む】《動詞》 形が曲がったりねじれたりする。「定規・を・ 使わ・んと・ 線・を・ 引ー・た・さかいに・ だいぶ・ いがん・だ。」

いがめる【歪める】《動詞》 曲げたりねじったりして形をおかしくする。「顔・を・ ゆがめ・て・ 泣い・とる。」

いかり【錨】《名詞》 船をとめておくために、海に沈めるおもり。「小(こ)まい・ 舟・でも・ いかり・は・ 一人前・の・ 大きさ・や。」

いがらい《形容詞》 (食べ物で)喉を刺すような刺激がある。「いがらい・ 芋・や・さかい・ よー・ 煮(た)か・んと・ あか・ん。」

いかれる《動詞》 ①先手を打たれる。してやられる。負ける。「今度・も・ また・ あいつ・に・ いかれ・ても・た。」②盗まれる。「財布・を・ すり・に・ いかれ・た。」

いき【息】《名詞》 ①空気を吸ったり吐いたりすること。また、その空気。「寒ー・ なっ・て・ いき・が・ 白なっ・た。」②呼吸。「人間・は・ いき・ し・とる・ 間・は・ 元気で・ 働き・たい・もん・や。」

いき【行き】《名詞》 行くこと。「いき・は・ よいよいや・けど・ うまいこと・ 戻っ・てこ・れる・やろ・か。」

いき【行き】《接尾語》 行き先。「今日・は・ どこ・ いき・です・か。」「神戸いき・の・ 電車」

いきいき《副詞と、動詞する》 元気があふれている様子。「行水・を さし・たら・ 元気・が・ 出・て・ いきいきし・て・ 遊ん・どる。」

いきうめ【生き埋め】《名詞》 生きたまま、土や雪などに埋まること。「豪雨・で・ いきうめ・に・ なっ・た・ 人・が・ ある・ん・や・て。」

いきおい【勢い】《名詞》 ①動くときの強さや速さ。「いきおい・の・ 強い・ 風・で・ 飛ばさ・れ・そーや。」②人を従わせる力。「いきおい・の・ ある・ 時・は・ 何・でも・ うまく・ いく・ん・や。」

いきをきらす〔いきおきらす〕【息を切らす】《慣用句(動詞)》 動きすぎて、呼吸が乱れる。「いきをきらし・て・ 走っ・た・さかいに・ 電車・に・ 間・に・ おー・た。」

いきがあう【息が合う】《慣用句(動詞)》 気持ちや調子が合う。「いきがおー・た・ おもろい・ 漫才・や・なー。」

いきかえり【行き帰り】《名詞》 往復。行きと帰り。「いきかえり・に・ よー・ 出会う・ 人」

いきかえる【生き返る】《動詞》 もとのように元気になる。「冷(ちめ)たい・ 水・ 飲ん・だら・ いきかえっ・た・よーな・ 気持ち・に・ なっ・た。」

いきがかり【行きがかり】《名詞》 やりかけた勢い。「いきがかり・で・ その・ 仕事・を・ 引き受け・ても・た。」

いきがきれる【息が切れる】《慣用句(動詞)》 息をするのが苦しい。「急な・ 坂・で・ いきがきれ・た。」

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2010年9月19日 (日)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(392)

いいふらす〔いーふらす〕【言い触らす】《動詞》 多くの人に言って回る。「口・が・ 軽ー・て・ 何・でも・ いーふらし・てしまう・ 人・や。」

いいぶん〔いーぶん〕【言い分】《名詞》 言いたいこと。文句。言う人が持っている論理。「いーぶん・が・ ある・ん・やっ・たら・ みんな・の・ 前・で・ 言ー・なはれ。」

いいや〔いーや〕《感動詞》 いいえ。「いーや・ そんな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・た・ 憶え・は・ あら・へん。」

いいやい〔いーやい〕【言い合い】《名詞、動詞する》 互いに言うこと。口喧嘩。「いーやいし・たら・ みっともない。」

いいわけ〔いーわけ〕【言い訳】《名詞、動詞する》 弁解。そのようになった理由を話すこと。「いーわけする・の・も・ みっともない。」

いいん〔いーん〕【委員】《名詞》 みんなから選ばれて、そのことを考えたり、決めたり、実際に行ったりする人。「運動会・の・ 実行いいん・を・ 頼ま・れ・た。」

いいん〔いーん〕《名詞、動詞する》 歯を閉じた状態にして、唇を開けてそれを見せること。「いーんし・て・ 歯ー・を・ 見せ・てんか。」

いいんかい〔いーんかい〕【委員会】《名詞》 委員が集まって相談などをする会。

いいんちょう〔いーんちょー/いんちょー〕【委員長】《名詞》 委員の中で中心になって役割を果たす人。

いえ《感動詞》 いいえ。「いえ・ そんな・ こと・は・ あら・しま・へん。」

いえ【家】《名詞》 ①人の住む建物。「この・ 辺・は・ 大けな・ いえ・が・ 多い・なー。」②自分のうち。「いえ・に・ 帰っ・て・から・ 考え・てみ・ます。」③家庭。④親から子へと続いてきている家族のつながり。「商売し・とる・ いえ」〔⇒ええ〕

いえがら【家柄】《名詞》 家の地位や血筋。「縁談・に・ なっ・たら・ いえがら・も・ 気・に・ なる。」

いえじゅう〔いえじゅー〕【家中】《名詞》 ①住んでいる建物の全体。「いえじゅー・ 探し・た・けど・ 見つから・なんだ。」②家族みんな。「いえじゅー・ みんな・で・ 大掃除・を・ し・た。」

いえで【家出】《名詞、動詞する》 帰らないつもりで、黙って家を出ること。「思い詰め・て・ いえで・を・ する。」

いおう〔いおー〕【硫黄】《名詞》 火薬などに使う、黄色くてもろい鉱物。「いおー・の・ 臭い・の・ きつい・ マッチ」

いか【以下】《接尾語》 ①その数を含んで、それより少ない数。「五十点いか・の・ 人・に・は・ 宿題・を・ 出す。」②程度や段階が、それより下であること。「小学生いか・の・ 考え方・や。」

いか【烏賊】《名詞》 十本の足を持ち、墨をはくことがある、海にすむ動物。「いか・の・ 刺身」

いか《名詞》 凧。◆普通は「たこ」であって、よほどの老人しか使わない。

いが【毬】《名詞》 栗の実を包んでいる、外側の殻。

いがい【以外】《接尾語》 それよりほかのもの。「お前らいがい・に・ 誰・も・ おら・へん・の・か。」

いがいが【毬々】《名詞》 栗の実を包んでいる、外側の殻。◆「いが」よりも「いがいが」の方が、棘の生々しさを表しているように感じられる。

いかいよう〔いかいよー〕【胃潰瘍】《名詞》 胃の壁の内側がただれる病気。

いかが【如何】《副詞、形容動詞》 どのようであるか。「お父さん・の・ ご病気・は・ いかが・です・か。」「お茶・ 一杯・ いかがやろ・か。」◆疑問の気持ちや、勧誘の気持ちを表す。

いかき《名詞》 笊(ざる)。「かき餅・を・ いかき・に・ 入れ・て・ えんげ〔=縁側〕・に・ 干し・とく。」

いかす【生かす】《動詞》 ①生きているままにする。「とれとれ・の・ 魚・を・ いかし・て・ 店・に・ 並べる。」②手を加えないで、そのままにしておく。「腹・が・ 立つ・けど・ ちょっと・の・ 間・は・ そのまま・ いかし・とい・たろ。」

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2010年9月18日 (土)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(391)【い】

い〔いー〕【胃】《名詞》 食べたものをこなす内臓。「いっぱい・ 食べ・た・さかい・ いー・が・ 張っ・とる。」

い〔いー〕【亥】《名詞》 十二支の一つ。いのしし。

いいあい〔いーあい〕【言い合い】《名詞、動詞する》 互いに言うこと。口喧嘩。「あの・ 夫婦(みょーと)・は・ いーあい・ばっかり・ し・とる。」〔⇒いいやい〕

いいかえす〔いーかえす〕【言い返す】《動詞》 口答えをする。「負け・んと・ いーかえし・とっ・たら・ しまい・に・ 喧嘩・に・ なる。」

いいかた〔いーかた〕【言い方】《名詞》 言葉遣い。ものの言いよう。「もの・の・ いーかた・で・ 人間・が・ わかる。」

いいかねる〔いーかねる〕【言いかねる】《動詞》 言いにくいことなので、言えない。「それ・は・ ちょっと・ いーかねる・ん・です。」

いいきかす〔いーきかす〕【言い聞かす】《動詞》 わからせるように言う。「子ども・に・は・ ちゃんと・ いーきかし・たら・んと・ 気・が・ 付け・へん・で。」〔⇒いうてきかす〕

いいきる〔いーきる〕【言い切る】《動詞》 はっきり言う。「絶対・ 合格する・と・ いーきっ・た。」

いいぐさ〔いーぐさ〕【言いぐさ】《名詞》 言い方。言い訳。「偉そーな・ あの・ いーぐさ・が・ 気・に・ 入ら・ん。」

いいそこない〔いーそこない〕【言い損ない】《名詞》  間違えて口にした言葉。「いーそこない・を・ し・たら・ 言い直さ・んと・ あか・ん。」◆「いいぞこない〔いーぞこない〕」と濁ることがある。

いいそこなう〔いーそこなう〕【言い損なう】《動詞》 間違えて言う。「舌・を・ かん・で・ いーそこなっ・た。」◆「いいぞこなう〔いーぞこなう〕」と濁ることがある。

いいたいこといい〔いーたいこといー〕【言いたいこと言い】《名詞》 言いたいことを、ずばりと言ってしまう人。「いーたいこといー・が・ また・ おかしな・ 事・を・ 言(ゆ)ー・とる。」

いいだしべえ〔いーだしべー〕【言い出し兵衛】《名詞》 はじめて言い出した人。「いーだしべー・の・ あんた・が・ 世話人・に・ なっ・たら・ どー・や。」

いいだしべえのこきだしべえ〔いーだしべーのこきだしべー〕【言い出し兵衛のこき出し兵衛(屁)】《成句》 誰かが放屁したという話題を持ちだした人こそが、屁をこいた人だ。(照れ隠しのために、他人になすりつけようとしている。)◆放屁だけでなく、同様の事柄にも使う。

いいだす〔いーだす〕【言い出す】《動詞》 口に出して言う。話題にする。「そんな・ 昔・の・ こと・ いーださ・んとい・て。」

いいだこ〔いーだこ〕【飯蛸】《名詞》 腹の中に米粒のような卵を持っている蛸。

いいつたえ〔いーつたえ〕【言い伝え】《名詞》 昔から語り継がれてきたこと。「この・ お地蔵さん・は・ 何(なん)・ぞ・ いーつたえ・が・ あり・まん・の・か。」

いいなり〔いーなり〕【言いなり】《形容動詞》 相手の言うとおりの状態。言うがままの状態。「年・ とっ・たら・ 嫁はん・の・ いーなり・に・ なっ・とる・の・が・ えー・ねん・で。」

いいにくい〔いーにくい〕【言いにくい】《形容詞》 話しにくい。言うのが難しい。「遠慮・も・ せ・んと・ いーにくい・ こと・を・ はっきり・ 言(ゆ)ー・ 人・や・なー。」

いいね〔いーね〕【言い値】《名詞》 売る人が(一方的に)つけた値段。「いーね・で・ 買(こ)ー・た・けど・ 結局・は・ 安い・ 買い物・やっ・た。」

いいのこす〔いーのこす〕【言い残す】《動詞》 ①全部言わないで残す。②後に残る人に言い伝えておく。「いーのこし・ていっ・た・ 事・を・ し・とか・なんだら・ 怒り・よる・で。」

いいはる〔いーはる〕【言い張る】《動詞》 どこまでも言い続ける。考えを変えない。「いーはっ・て・ ちょっとも・ あと・へ・ 引か・へん。」

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2010年9月17日 (金)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(390)

あんじょう〔あんじょー〕《副詞、動詞する》 ①うまく。具合よく。都合よく。「あんじょー・ 合格・が・ でき・まし・てん。」「喧嘩・に・ なら・ん・よーに・ あんじょーし・て・ 分け・てください。」②すっかり。まったく。うまうまと。「信用し・とっ・たら・ あんじょー・ だまさ・れ・ても・た。」

あんじる【案じる】《動詞》 心配する。「電車・が・ 止まっ・とる・と・ 言(ゆ)ー・さかい・ あんじ・とっ・た・ん・や。」

あんしん【安心】《名詞、動詞する》 心配しなくてよいこと。ほっとすること。「台風・が・ 逸れ・た・から・ あんしんや。」

あんする《動詞》 お辞儀をする。「まんまんちゃん〔=仏さま〕・に・ あんし・なさい。」

あんせい〔あんせー〕【安静】《名詞、動詞》 静かにして、体を休めること。「病院・で・ あんせー・に・ し・とっ・てん・けど・ ほんまに・ 退屈やっ・た。」

あんぜん【安全】《名詞》 危なくないこと。「家内あんぜん・を・ 祈る。」「交通あんぜん」

あんた《名詞》 相手を指して言う言葉。「あんた・ 早(は)よ・ 行き・なはれ。」

あんだけ《副詞》 あれほど。「あんだけ・ 注意し・た・のに・ いっこも・ 守っ・てくれ・へん。」

あんていしょ〔あんてーしょ〕【安定所】《名詞》 「職業安定所」のこと。(今の、ハローワーク。)

あんど【行灯】《名詞》 行灯。「あんど・を・ 掛ける。」

あんどん【行灯】《名詞》 木や竹の枠に紙を貼って、中に火をともす道具。「盆・は・ あんどん・ 持っ・て・ 毎晩・ 墓参りする・ん・が・ ここらへん・の・ 風習・なん・や。」〔⇒あんど、あんどー〕

あんな《副詞》 あのような。「あんな・ おかしな・ 話・は・ あら・へん。」

あんな〔あんなー〕《感動詞》 あのね。「あんなー・ ちょっと・ 私・の・ 話・を・ 聞い・てんか。」

あんない【案内】《名詞、動詞する》 道や場所を教えて、そこに連れていくこと。「その・ 家・やっ・たら・ あんないし・てあげ・まっ・さ。」

あんなり《副詞》 あのままで。「あんなり・ 忘れ・とっ・た。」

あんのじょう〔あんのじょー〕【案の定】《副詞》 思った通り。「あんまり・ 勉強・を・ せー・へん・ 子・やっ・た・から・ あんのじょー・ 試験・に・ 落ち・ても・た。」

あんばい【塩梅・案配】《名詞、動詞する》 体や物事の具合。「良(え)ー・ あんばい・に・ 雨・が・ 止ん・でき・た。」「機械・の・ あんばい・が・ 悪ー・て・ とまっ・ても・た。」

あんばいよう〔あんばいよー〕【塩梅良う・案配良う】《副詞》 すっかり。うまく。「あんばいよー・ 話・に・ 乗せ・られ・ても・た。」

あんぱん【餡パン】《名詞》 餡の入ったパン。

あんぽんたん《形容動詞》 馬鹿な状態。(腹立たしさは軽い。)「そんな・ あんぽんたんな・ こと・ し・たら・ あか・ん。」

あんぽんたんのはなくそ《名詞、形容動詞》 馬鹿者。「また・ 同じ・ こと・を・ し・とる・ん・か、この・ あんぽんたんのはなくそ。」

あんまく【暗幕】《名詞》 部屋を暗くするための黒い布。「あんまく・を・ 閉め・て・ 学芸会・の・ 劇・が・ 始まっ・た。」

あんまり《副詞、形容動詞》 ①ひどく度をこしている様子。「あんまりな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・て・ 人・を・ 困らせ・んとい・て。」 ②たいへん。非常に。「あんまり・ しんどい・さかい・ 昨日・は・ 会社・ 休ん・でん。」「あんまり・ えげつない・ こと・を・ し・たら・ あか・ん。」 ③それほど。たいして。「あんまり・ 難し・なかっ・た・よ。」

あんまん【餡饅】《名詞》 餡の入った饅頭。

あんよ《名詞》 ①足。「あんよ・に・ 泥・が・ つい・とる。」②歩くこと。(幼児語)「あんよ・が・ でける・よーに・ なっ・た。」

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2010年9月16日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(389)

あれれ〔あれれー〕《感動詞》 驚いたり疑問に思ったりした時に出る言葉。「あれれー・ 停電・に・ なっ・た。」

あわ【泡】《名詞》 液体の中に空気が入って、丸くふくれた玉。「石鹸・の・ あわ」

あわ【粟】《名詞》 秋に、穂のような小さな実がなる植物。「あわ・で・ でけ・た・ おこし」

あわさる【合わさる】《動詞》 (二つ以上のものが)一緒になる。「道・が・ あわさっ・とる・ 場所」

あわしがき【合わし柿】《名詞》  酒などを使って渋みを取り去った柿。

あわす【合わす】《動詞》  ①足して一つのものにする。「朝・から・ 来・た・ 人・を・ 全部・ あわし・たら・ 十人・を・ 超える。」「三・と・ 六・を・ 合わす。」②揃えて同じにする。「時計・を・ あわす。」③正しいかどうか調べる。「答え・を・ あわす。」④酒などを使って渋柿の渋みを取り去る。

あわす【会わす】《動詞》 ①面会させる。「仕事中・やっ・た・さかい・ あわし・てくれ・へん・ねん。」②受けさせる。「えらい・ めー・に・ あわす。」

あわせ【袷】《名詞》 裏地を付けた和服。「あわせ・に・ 着替える。」

あわせる【合わせる】《動詞》  ①足して一つのものにする。②揃えて同じにする。「端・を・ あわせ・て・ 二つ・に・ 折る。」③正しいかどうか調べる。「答え・を・ あわせる。」

あわせる【会わせる】《動詞》 面会させる。「死ん・だ・ 親父・に・ 一目・だけ・でも・ あわせ・てほしー。」

あわてがみ《名詞》 慌て者。「あんた・は・ あわてがみ・や・けど・ 落ち着き・なはれ。」

あわてる【慌てる】《動詞》 ①驚いてまごまごする。「地震・が・ 起き・て・ あわて・た。」②ひどく急ぐ。「締め切り・の・ 日ー・を・ 思い出し・て・ あわて・た。」

あわてんぼ【慌てん坊】《名詞》 慌て者。

あわれ【哀れ】《形容動詞》 可哀想な様子。惨めな様子。「腹・が・ 減っ・た・よーな・ あわれな・ 声・を・ 出し・とる。」

あん【餡】《名詞》 ①小豆などを煮て、砂糖を入れて練ったもの。「回転焼き・の・ 甘い・ あん」②饅頭などの中に入れるもの。「中・の・ あん・が・ 見え・とる。」〔⇒あんこ〕

あん【案】《名詞》 あらかじめ練る計画や考え。「祭り・を・ 盛り上げる・ あん・を・ 考える。」

あんあん《副詞》 大きな声で泣く様子。「ちょっと・ 怒っ・た・だけ・や・のに・ あんあん・ 泣か・れ・て・ 困っ・とる・ねん。」

あんあん《感動詞》 (幼児などの)泣く声。

あんあんする《動詞》 お辞儀をする。神や仏に祈る。(幼児語)「まんまんちゃん〔仏様〕・に・ あんあんし・なさい。」

あんき【暗記】《名詞、動詞する》 書いたものを見ないで、そらで覚えること。「掛け算・の・ 九九・を・ あんきする。」

あんこ【餡こ】《名詞》 ①小豆などを煮て、砂糖を入れて練ったもの。②饅頭などの中に入れるもの。

あんごう〔あんごー〕【暗号】《名詞》 仲間だけにわかるように決めた、秘密の文字・数字・記号など。

あんざん【安産】《名詞》 無事に子を産むこと。「双子・やっ・た・けど・ あんざん・やっ・た・そーや。」

あんざん【暗算】《名詞、動詞する》 紙や算盤などを使わないで、頭の中だけでする計算。「あんざんし・て・ 間違え・ても・た。」

あんしょう〔あんしょー〕【暗誦】《名詞、動詞する》 書いたものを見ないで、そらで言うこと。または、そらで覚えていること。「国語・の・ 時間・に・は・ よー・ あんしょー・を・ させ・られ・た・なー。」

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2010年9月15日 (水)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(388)

ありきたり【有りきたり】《形容動詞》 ありふれていること。「ありきたり・の・ 物・です・けど・ 食べ・てください・な。」

ありさま【有様】《名詞》 様子。「こんな・ 恥ずかしー・ ありさま・に・ なっ・てしも・た。」

ありつく《動詞》 求めていたものが手に入る。「仕事・が・ 長引い・て・ やっと・ 一時半・に・ 昼飯・に・ ありつい・た。」

ありのまま【有りの儘】《名詞》 隠したり飾ったりせずに、あったままの状態。「ありのまま・に・ 答え・たら・ えー・ねん。」

ありふれた《連体詞》 珍しくない。どこにでもある。「ありふれた・ 茶碗」

ありゃ《名詞+助詞》 「あれわ」が合わさった発音。「ありゃ・ 何・の・ こと・を・ 言(ゆ)ー・とる・ん・やろ。」

ありんこ《名詞》 蟻。◆幼児語。

ある【有る・在る】《動詞》 ①存在する。位置する。「海・の・ 向こー・に・ 島・が・ ある。」②持っている。「大金・が・ ある。」③行われる。予定されている。「今度・の・ 日曜日・に・ 運動会・が・ ある。」

ある【或】《連体詞》 はっきりしないものを指して言う言葉。はっきりさせたくないものを、ぼかして言う言葉。「困っ・とっ・たら・ ある・ 人・が・ 金・を・ 貸し・てくれ・まし・てん。」

あるき【歩き】《名詞》 役場などからの配布物を届けたり、伝達をしたりする人。「あるきさん・が・ 触れ・てまーる。」

あるきあるき《副詞》 歩きながら。「あるきあるき・ 煙草・を・ 吸ー・たら・ あか・ん。」

あるく【歩く】《動詞》 足を動かして進む。「一日・に・ 一万歩・ あるく・よーに・ し・てます・ねん。」

あるこーる【アルコール】《名詞》 ①消毒などにも使う、燃えやすい液体。「怪我し・た・ ところ・を・ あるこーる・で・ 消毒する。」②酒類。「あるこーる・ 飲み過ぎ・たら・ 体・を・ いわす・ぞ。」

あるばいと【アルバイト】《名詞、動詞する》 本来の仕事以外にする仕事。学生などが収入を得るためにする仕事。「家庭教師・の・ あるばいと」

あるばむ【アルバム】《名詞》 写真などを貼って保存しておく帳面。写真帳。「卒業・の・ 時・の・ あるばむ」

あるみ【アルミ】《名詞》 銀色の、軽くて錆びにくい金属。アルミニウム。「あるみ・で・ でけ・た・ 電車」

あれ《名詞》 ①(空間的に)離れているものを指す言葉。「あれ・が・ 淡路島・や。」②(時間的に)離れている時を指す言葉。「早い・もん・で・ あれ・から・ もー・ 十年・も・ 経っ・た。」③目下の人を指す言葉。「あれ・は・ もーじき・ 来る・はず・や。」

あれ【荒れ】《名詞》 荒れていること。「手ー・の・ 荒れ」

あれー《感動詞》 驚いた時に出る言葉。「あれー。あんた・ いつ・の・ 間・に・ 来・とっ・た・ん。」

あれへん《動詞+助動詞》 打ち消しの意味を表す言葉。「そんな・ こと・ あれ・へん。」

あれ(や)これ(や)《名詞》 いろいろなことが重なること。「年末・は・ あれやこれや・ あっ・て・ 落ち着か・へん。」

あれ(やら)これ(やら)《名詞》 いろいろなことが重なること。「あれやらこれやら・で・ 費用・が・ やっと・ 要る・ん・や。」

あれる【荒れる】《動詞》  ①風や雨がひどくなる。「お盆・が・ 済ん・だら・ 海・が・ あれる・さかい・ 泳ぎ・に・ 行っ・たら・ あか・ん。」②手が付けられないようになる。「若い・ 時・は・ だいぶ・ あれ・とっ・てん。」③手入れをしないことによって、汚くなる。「庭・が・ あれる。」④滑らかでなくなる。「手ー・が・ あれる。」

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2010年9月14日 (火)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(387)

あらう【洗う】《動詞》 水・湯などで汚れを落とす。「目ー・に・ 入っ・た・ ごみ・を・ あらう。」「炊く・ 前・に・ 米・を・ あろー・とく。」

あらかた《副詞》 だいたい。大まかに。「もー・ これ・で・ あらかた・ 掃除・は・ 終わっ・た・よ。」

あらき《名詞》 間のあき具合。差。隔たり。「あっち・の・ 店・と・は・ 品物・の・ 値ー・に・ だいぶ・ あらき・が・ ある・なー。」

あらく《動詞》 間があいている。差が生じる。隔たっている。「あの・ 夫婦(みょーと)・は・ 歳・が・ あらい・とる。」「一着・と・ 二着・は・ だいぶ・ あらい・て・ ゴールし・た。」

あらくたい《形容詞》 荒っぽい。粗雑である。「あらくたい・ 運転・や・さかい・ 冷や冷やし・ながら・ 乗せ・てもろ・とっ・た。」「あらくたい・ 掃除する・さかい・ まだ・ ごみ・が・ 残っ・とる。」

あらける《動詞》 間をあける。「五センチ・ほど・ずつ・ あらけ・て・ 苗・を・ 植える。」

あらさがし【あら探し】《名詞、動詞する》 人の欠点や失敗を探し出すこと。「あんまり・ 人・の・  あらさがし・を・ し・たら・ 嫌わ・れる・ぞ。」

あらし【嵐】《名詞》 激しい雨風。「台風・が・ 通り過ぎ・て・ あらし・が・ おさまっ・た。」

あらす【荒らす】《動詞》  ①乱暴に散らかす。壊す。「畑・を・ 猪・が・ あらす。」②泥棒をする。「留守・の・ 間・に・ あらさ・れ・た。」

あらへん《動詞+助動詞》 打ち消しの意を表す言葉。「そんな・ こと・ あらへん。」〔⇒あれへん〕

あらもんや【荒物屋】《名詞》 日用品や台所道具を売っている店。「あらもんや・で・ 徳利・を・ 買う。」

あられ【霰】《名詞》 空中の水蒸気が冷やされて、小さな氷の塊となって落ちてくるもの。

あられ《名詞》 餅を小さく切って煎って味を付けた菓子。「ビール・の・ つまみ・に・ あられ・を・ 食う。」

あらわす【現す】《動詞》 隠れていたものが、姿形などを見えるようにする。「大けな・ 犬・が・ 姿・を・ あらわし・た。」

あらわれ【現れ・表れ】《名詞》 ①隠れていたものの姿形などが見えるようになること。②気持ちなどが表面に出ること。「勉強し・よう・と・ゆー・ 気持ち・の・あらわれ・やっ・たら・ えー・ねん・けど・なー。」

あらわれる【現れる】《動詞》 姿を見せてくる。「半年・ぶり・に・ あらわれ・た。」

あり【蟻】《名詞》 土の中などに巣を作る昆虫。「あり・が・ 砂糖・に・ たかっ・とる。」

あり【有り】《名詞》 有ること。「そんな・ いしこい・ こと・ あり・か。」

ありあまる【有り余る】《動詞》 多すぎるほどある。「今年・は・ 野菜・が・ よー・ 採れ・て・ ありあまっ・とる・さかい・ 近所・に・ 分け・たげ・よー。」

ありあわせ【有り合わせ】《名詞》 ちょうど、その場にあるもの。「ありあわせ・の・ 物(もん)・で・ 昼飯・ 済まし・た。」

ありがたい【有り難い】《形容詞》 ①もったいない。尊い。「ありがたい・ お経・を・ 聞く。」②感謝したい気持ちだ。「車・で・ 送っ・てもろ・て・ ありがたい・ こと・や。」

ありがためいわく〔ありがためーわく〕【有り難迷惑】《名詞、形容動詞、動詞する。》 有り難いようで、かえって困ること。「いっぺん・に・ あっちこっち・から 野菜・を・ もろ・て・ ありがためーわくし・とる。」

ありがとう〔ありがとー〕【有り難う】《感動詞》 お礼を言うときの言葉。「気ー・を・ 使(つこ)・てくれ・て・ ありがとー。」

ありがね【有り金】《名詞》 その時、手元にあるお金。「ありがね・ はたい・ても・ 買わ・れ・へん。」

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2010年9月13日 (月)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(386)

あむ【編む】《動詞》 糸・竹・針金などを互い違いに組み合わせる。「竹・で・ あん・だ・ 籠」

あむない【危ない】《形容詞》 ①危険である。「夜・は・ あむない・さかい・ 気ー・を・ つけ・て・ 帰り・よ。」「道・の・ 真ん中・で・ 遊ん・だら・ あむない・ぞ。」②悪くなりそうだ。良い状態が続かない。「空模様・が・ あむない。」

あめ【飴】《名詞》 堅い塊になった甘い菓子。◆「あめちゃん」「あめさん」と言うこともある。

あめ【雨】《名詞》 ①空気中の水蒸気が水の滴となって落ちてくる物。「朝方・に・ あめ・が・ 降っ・た・けど・ じっきに・ 止ん・でも・た。」②雨が降る日。「明日・は・ あめ・や。」

あめいろ【飴色】《名詞》 水飴のような、透き通った薄茶色。「あめいろ・を・ し・た・ 櫛」

あめがふる【雨が降る】《慣用句(動詞)》 涙を流して泣く。「いじめ・たら・ あめがふる・ぞ。」

あめだま【飴玉】《名詞》 まん丸い飴。「煙草・ 吸う・ かわり・に・ あめだま・を・ 舐める。」

あめのとり【飴の鳥】《名詞、形容動詞》 すぐに壊れやすい状態。また、そのようなもの。「安物・の・ 傘・や・さかい・ 風・が・ 吹い・たら・ あめのとりや。」◆飴細工の鳥を連想したものか。

あめ(を)ねぶらす〔あめ(お)ねぶらす〕【飴(を)ねぶらす】《慣用句(動詞)》 相手に利益を与えて、自分の思うとおりにさせようとする。「ちょっと・ あめをねぶらし・とい・たら・ 賛成し・てくれる・やろ。」

あやしい〔あやしー〕【怪しい】《形容詞》 ①気味が悪い。おかしな様子だ。「あやしー・ 雲・が・ 出・てき・た。」②疑わしい。信用できない。「あやしー・ 話・に・は・ のら・んとき。」

あやしがる【怪しがる】《動詞》 怪しいと思う。「おかしな・ 恰好・を・ し・た・ 見慣れ・ん・ 人・が・ 通り・よっ・た・さかい・ みんな・が・ あやしがっ・とる。」

あやす《動詞》 (小さな子どもの)機嫌をとる。「あやし・たら・ にこっと・ 笑(わろ)・てくれ・た。」

あやとり【綾取り】《名詞、動詞する》 輪にした毛糸や紐を左右の指にかけて、いろいろな形に変化させる遊び。◆「いととり」とも言う。

あやふや《形容動詞》 はっきりしない様子。「あやふやな・ こと・しか・ 言わ・へん・さかい・ 様子・が・ わから・へん。」

あやまる【謝る】《動詞》 許しを請い願う。わびる。「ほんまに・ 申し訳ない・と・ 思う・ん・やっ・たら・ 丁寧に・ あやまり・なはれ。」

あやめ【菖蒲】《名詞》  夏のはじめに紫・白などの花を咲かせる草花。

あゆ【鮎】《名詞》 清流に棲む魚。

あら【粗】《名詞》 ①よくないところ。欠点。「人・の・ あら・を・ 探す・の・は・ やめ・とき・なはれ。」②魚などを料理したあとの、頭や骨の部分。「あら・に・も・ うまい・ とこ・が・ いっぱい・ ある。」

あら《名詞+助詞》 「あれわ」が合わさった発音。「あら・ 何・ し・とる・ 人・や。」

あらい【荒い】《形容詞》 ①勢いが激しい。「あらい・ 風・が・ 吹い・とる。」②乱暴である。「もの・の・ 言い方・が・ あらい。」「気・の・ あらい・ 人・は・ 困り・ます・なー。」

あらい【粗い】《形容詞》 ①隙間などが大きい。「目ー・の・ あらい・ 網」②大雑把である。「あらい・ 仕事・を・ し・たら・ あか・ん。」

あらいはり【洗い張り】《名詞、動詞する》 着物などにしていた布をほどいて、洗って板に張って干すこと。

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2010年9月12日 (日)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(385)

あまずいい〔あまずいー〕【甘酸いい】《形容詞》 甘さと酸っぱさの両方が感じられる。「あまずいー・ 夏みかん」

あまし《副詞》 あまり。たいして。「あまし・ 良(え)ー・ 顔・は・ し・てくれ・へん。」

あまたるい【甘たるい】《形容詞》 嫌になるほど甘い。「ちょっと・ あまたるい・ ジュース」

あまたれる【甘たれる】《動詞》 ひどく甘える。「孫・が・ 来・たら・ あまたれ・て・ 困る・ねん。」

あまだれ【雨垂れ】《名詞》 ①軒先などから落ちる、雨の滴。「あまだれ・が・ 落ち・ん・よーに・ 樋(とゆ)・を・ かける。」②空から落ちてくる雨。「あまがれ・が・ 顔・に・ かかっ・た。」

あまだれおち【雨垂れ落ち】《名詞》  雨の滴が軒先から落ちる、地上の線。「あまだれおち・まで・が・ うち・の・ 土地・や。」◆その線が、それぞれの地所の境界線だとする考えがあった。

あまちゃ【甘茶】《名詞》 甘みのあるお茶。「お釈迦さん・に・ あまちゃ・を・ かける。」◆花祭りの日にお釈迦様の像にかける、とされていた。

あまったるい【甘ったるい】《形容詞》 嫌になるほど甘い。「ちょっと・ あまったるい・ カレー」

あまど【雨戸】《名詞》 雨風を防ぐために、ガラス戸や障子などの外に付ける戸。「台風・で・ あまど・が・ とば・ん・よーに・ 釘・を・ 打つ。」

あまなっとう〔あまなっと〕【甘納豆】《名詞》 小豆などを茹でて、糖蜜で煮詰めて、砂糖をまぶした菓子。「遠足・に・ あまなっと・を・ 持っ・ていく。」◆単に「なっと」と言うことも多い。

あまのかわ【天の川】《名詞》 夜空に川のように見える、星の集まりでできた光の帯。「月・が・ 出・とら・ん・さかい・ あまのかわ・が・ よー・ 見える。」

あまみず【雨水】《名詞》 雨が貯まった水。「あまみず・を・ 溜め・て・ 防火用水・に・ する。」

あまもり【雨漏り】《名詞、動詞する》 雨の水が家の中に垂れてくること。また、その水。「あまもり・を・ 盥・で・ 受ける・」

あまやかす【甘やかす】《動詞》 可愛がりすぎて、わがままにしてしまう。「あまやかさ・ん・よーに・ 育てる。」

あまり【余り】《名詞》 ①残り。「御飯・の・ あまり・を・ 握り飯・に・ する。」②わり算で、割り切れないで残った数。「割り勘・に・ し・て・ 少々・の・ あまり・は・ わし・が・ 払う・わ。」

あまりもん【余り物】《名詞》 ①余ったもの。②食べ残りのもの。「あまりもん・で・ お茶漬け・ 食べ・た。」

あまる【余る】《動詞》 ①残る。余分にある。「来る・ 人・が・ 少のー・て・ 用意し・た・ 資料・が・ あまっ・た。」②わり算で、割り切れないで残る。

あまらす【余らす】《動詞》  多すぎて、残す。「あまらし・たら・ 捨て・んならん・さかい・ もったいない。」

あみ【網】《名詞》 ①糸や針金などで、目を粗く編んだもの。「あみ・に・ 編ん・だ・ 靴下。」②虫や魚をすくう道具。「あみ・で・ 蝶々・を・ すくう。」

あみだ【阿弥陀】《名詞》 人の死後を救うと言われている仏。

あみだな【網棚】《名詞》 列車の客室の上の方に作られている、網で作られた荷物置き場。「傘・を・ あみだな・に・ 載せ・て・ 忘れ・てき・た。」◆現在では、網製でなくなったものも多いが、「あみだな」という言葉を使う。

あみど【網戸】《名詞》 風通しを良くし、虫の入るのを防ぐための、網を張った戸。「窓・を・ あみど・に・ する。」

あみもん【編み物】《名詞、動詞する》 毛糸などを編んで、帽子・セーターなどを作ること。また、編まれた物。「夜なべ仕事・に・ あみもん・を・ する。」

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2010年9月11日 (土)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(384)

あぶれる《動詞》 はじき出されて、ありつけなくなる。「仕事・に・ あぶれる。」

あべこべ《形容動詞》 逆になっていること。「右・と・ 左・を・ あべこべに・ 描い・とる。」

あほ【阿呆】《名詞、形容動詞》 愚かな人。愚かなこと。馬鹿。「あほな・ こと・を・ し・て・ 損・を・ し・た。」

あほしょうじき〔あほしょーじき〕【阿呆正直】《名詞、形容動詞》 あまりに正直すぎて、気が利かない様子。また、そのような人。「あほしょーじきや・さかい・ 損・ばっかり・ し・とる。」

あほたれ【阿呆たれ】《名詞》 愚かな人。馬鹿。「遅刻・ばっかり・ し・て・ あほたれや・なー。」

あほていねい〔あほてーねー〕【阿呆丁寧】《形容動詞》 丁寧すぎる様子。「あほてーねーな・ 挨拶し・たら・ 笑わ・れる。」

あほばかまぬけひょっとこなんきんかぼちゃ【阿呆馬鹿間抜けひょっとこなんきん南瓜】《唱え言葉》  相手をはやしたてて、馬鹿な行為などを笑うときなどに使う言葉。

あほらしい〔あほらしー〕【阿呆らしい】《形容詞》 ①自分が不利益を被った状態だ。「騙さ・れ・て・ 偽物・ 買わさ・れ・て・ あほらしかっ・た。」②馬鹿馬鹿しい。「あほらしー・ 漫才」

あほんだら《名詞、形容動詞》 愚かな人や、うっかりしている人。「あほんだら・ ちゃんと・ 前・ 見・て・ 歩け。」◆感動詞のように使うことも多い。〔⇒あほんだれ〕

あほんだれ《名詞、形容動詞》 愚かな人や、うっかりしている人。「あほんだれ・が・ また・ 失敗し・やがっ・た。」

あまい【甘い】《名詞》 ①砂糖のような味がする。「昔・の・ サッカリン・も・ 甘かっ・た・なー。」②厳しくない。「孫・に・は・ あまい。」「点・の・ 付け方・が・ あまい。」③心を迷わせる。「あまい・ こと・を・ 言(ゆ)ー・ やつ・に・は・ 気ー・ つけ・なはれ・や。」

あまあま【甘々】《副詞》 厳しくない状態。「あまあま・ 言(ゆ)ー・とっ・たら・ つけ上がっ・てくる・かも・ しれ・へん。」

あまえた【甘えた】《名詞》 甘えん坊。甘ったれの子ども。「この・ 子・は・ いつ・まで・ たっ・ても・ あまえた・や・なー。」

あまえたしょうがいた【甘えた生姜板】《唱え言葉》 甘えん坊をはやし立てる言葉。

あまえる【甘える】《動詞》 我が儘を言ったり、慣れ親しむようにする。「母親・に ・ あまえ・て・ 育っ・た。」

あまがえる【雨蛙】《名詞》 緑色をした、小型の蛙。「八つ手・の・ 葉ー・に・ あまがえる・が・ とまっ・とる。」

あまがき【甘柿】《名詞》 甘くて、そのまま食べられる柿。「うち・の・ 家・に・は・ あまがき・の・ 木ー・が・ 一本・ ある・ねん。」

あまがさ【雨傘】《名詞》 雨が降るときに差す傘。「これ・は・ あまがさ・と・ 日傘・の・ 兼用・に・ 使(つこ)・とる・ねん。」

あまぐ【雨具】《名詞》 雨の時に身に付ける、傘・雨靴・レインコートなど。「今日・は・ あまぐ・ 持っ・ていか・んと・ あき・まへん・ぜ。」

あまくち【甘口】《名詞》 他のものに比べて甘みが強い飲み物や食べ物。「あまくち・の・ 酒・や・さかい・ 何ぼ・でも・ 飲める。」

あまぐも【雨雲】《名詞》 雨を降らせる雲。「西・の・ 空・に・ 黒い・ あまぐも・が・ 出・てき・た。」

あまざけ【甘酒】《名詞》 餅米の粥に糀を混ぜて作った、甘い飲み物。「お雛さん・に・ あまざけ・を・ 供える。」

あまざらし【雨晒し】《名詞、形容動詞》 ①雨に濡れたままになっていること。「ブルドーザー・が・ あまざらし・に・ なっ・とる。」②野外にあって、雨に濡れる可能性のあること。「あまざらし・の・ 場所・に・ 掲示板・を・ 作る。」

あます〔⇒あまらす〕【余す】《動詞》  多すぎて、残す。「味噌汁・は・ あまさ・んと・ 飲み・なはれ。」

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2010年9月10日 (金)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(383)

あばてがみ【慌てがみ】《名詞》 慌て者。「あわてがみ・や・なー。もっと・ 落ち着き・なはれ。」

あばてる【慌てる】《動詞》 ①驚いてまごまごする。「あばて・たら・ 怪我する。」②ひどく急ぐ。「あばて・い・でも・ 手ー・を・ 上げ・たら・ バス・が・ 待っ・てくれる。」

あはは《感動詞》 大きく口を開けて笑う様子。大きく口を開けて笑うときに出る声。「あはは・ この・ 漫才・は・ おもろい・なー。」

あばば《名詞、動詞する》 (小さな子が)手を口に当てたり離したりして発音する言葉。

あばら《名詞》 (魚などの)太くて中心になっている骨。「魚・の・ あばら」

あばらぼね《名詞》 肋骨。「こけ・て・ 胸・を・ 打っ・て・ あばらぼね・に・ ひび・が・ はいっ・た。」

あばらや【あばら屋】《名詞》 粗末な家。荒れ果てた家。「わざわざ・ こんな・ あばらや・まで・ 来・てくれ・た・ん・かいなー。」

あばれる【暴れる】《動詞》 ①乱暴なことをする。「牛・が・ あばれ・て・ 怪我 し・そーに・ なっ・た。」②存分に自由に振る舞う。「会社・で・ 好きな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・て・ あばれ・とる・みたいや。」

あばれんぼう〔あばれんぼー/あばれんぼ〕【暴れん坊】《名詞》 乱暴な行いをする人。「小(こ)まい・ 子ー・の・ 時分・は・ あばれんぼー・の・ 方・が・ えー・やろ。」

あびせる【浴びせる】《動詞》 ①水などを勢いよく(または、不意に)かける。「シャワー・の・ 水・を・ あびせる。」②不本意なことをされる。「悪口・を・ あびせ・られ・る。」〔⇒あぶせる〕

あひる【家鴨】《名詞》 大きな水掻きがある、水の近くで飼う鳥。

あびる【浴びる】《動詞》 水などを体にかける。「汗・を・ かい・た・さかい・ シャワー・を・ あび・よー。」

あぶ【虻】《名詞》 蝿に似た昆虫。

あぶく【泡】《名詞》 (口などから出す)泡。「蟹・の・ あぶく」

あぶせる《動詞》 ①水などを勢いよく(または、不意に)かける。②不本意なことをされる。

あぶない【危ない】《形容詞》 ①危険である。「段梯子・から・ 落ち・たら・ あぶない・さかい・ 気ー・ つけ・よ。」②悪くなりそうだ。「昼から・は・ あぶない・ 天気・や。」

あぶら【油】《名詞》 水と混ざらない、燃えやすい液体。◆食用油のことも言い、石油類全般のことも言う。

あぶら【脂】《名詞》 動物の体にある脂肪。「あぶら・の・ 汗・を・ かく。」

あぶらがのる【脂がのる】《慣用句(動詞)》 (魚・肉の)脂肪が多くて美味しい。「今・の・ 鯛・は・ あぶら・が・ のっ・て・ うまい・ぞ。」

あぶらがみ【油紙】《名詞》 油を染み込ませた、防水用の紙。

あぶらげ【油揚げ】《名詞》 豆腐を揚げたもの。◆「あげ」とも言う。

あぶらぜみ【油蝉】《名詞》 黒褐色の大型の蝉。

あぶらみ【脂身】《名詞》 肉の、脂肪の多い部分。「あぶらみ・の・ 多い・ 牛肉」

あぶらむし【油虫】《名詞》 ①ゴキブリ。「床・を・ あぶらむし・が・ 這ー・とる。」②アリマキ。「葉ー・の・ 裏・に・ あぶらむし・が・ つい・とる。」

あぶらめ《名詞》 アイナメ(魚)。「小学生・の・ 頃・は・ ごんぼ竿・を・ 何本・も・ 持っ・て・ 毎日・の・よーに・ あぶらめ・釣り・を・ し・とっ・た・」

あぶりだし【焙り出し】《名詞》 蜜柑の汁などで紙に絵や文字を書いて乾かし、火にあぶると書いたものが見えてくるもの。「正月・の・ 頃・は・ あぶりだし・を・ し・て・ 遊ん・だ・なー。」

あぶる【焙る】《動詞》 ①火に当てて温める。「火鉢・で・ 手・を・ あぶる」②火に当てて軽く焼く。「海苔・を・ あぶっ・て・ 食べる。」

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2010年9月 9日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(382)

あとのつき【後の月】《名詞》 先月。「あとのつき・の・ 五日・に・ 亡くなっ・た・そーや。」

あとばらい【後払い】《名詞、動詞する》 代金をあとで払うこと。「今・ 金・が・ ない・さかい・ あとばらい・に・ し・ておくん・なはれ。」

あとひく【後引く】《動詞》 物事の終末がやってこないで、問題が残っている。「喧嘩・が・ あとひー・て・ しっくり・ いか・へん・ねん。」

あとまわし〔あとまーし〕【後回し】《名詞》  先にすべき事を、後に残してすること。「宿題・を・ あとまーし・に・ し・て・ 遊ん・で・ばっかり・や。」

あともどり【後戻り】《名詞、動詞する》  ①道を引き返すこと。「行き過ぎ・て・ あともどりする。」②良い方へ向かっていたことが、良くない方へ向かうようになること。「寒ー・なっ・て・ 病気・が・ あともどりし・た。」

あとより【後寄り】《名詞、動詞する》 前向きのままで後ろにさがること。「自動車・を・ あとよりさせる。」

あな【穴】《名詞》 ①窪んだ所。「庭・に・ あな・を・ 掘っ・て・ 池・を・ 作る。」②向こうまで突き抜けている部分。「塀・に・ あな・が・ 空い・とる。」③損。不足。「損し・た・ あな・を・ 埋める。」

あない《副詞に》 あのように。「あない・ し・たら・ 速(はよ)ー・ 走れる・ん・や・なー。」「あないに・ 高い・ もん・は・ よー・ 買わ・ん。」

あないな《連体詞》 あのような。「あないな・ 言ー方・ さ・れ・たら・ 誰(だい)・でも・ 怒る・わ・のー。」

あなうめ【穴埋め】《名詞、動詞する》 ①穴を埋めること。②足りないところを補うこと。「借金・の・ あなうめする。」

あなどる【侮る】《動詞》 軽く見る。馬鹿にする。「人・を・ あなどり・やがっ・て。おぼえ・とけ。」

あなもん【穴門】《名詞》 鉄道線路などの下を潜ってトンネルになっている、細い道。

あに【兄】《名詞》 年上の、男のきょうだい。「あに・が・ 二人・ おり・ます・ねん。」

あにき【兄貴】《名詞》 兄のことを親しんで言う言葉。「あにき・は・ 三つ・ 上・なんや。」

あにきさん【兄貴さん】《名詞》 兄のことを敬って言う言葉。「あんた・の・ あにきさん・は・ お元気・です・か。」

あにさん【兄さん】《名詞》 ①兄のことを敬って言う言葉。「本家・の・ あにさん」②話し相手の兄を敬ったり、親しみを込めたりして言う言葉。「あんた・は・ あにさん・と・ なんぼ・ 年・が・ 違う・の。」

あね【姉】《名詞》 年上の、女きょうだい。「私・の・ あね・は・ 姫路・に・ 嫁入りし・とり・ます。」

あねはん【姉はん】《名詞》 姉のことを敬って言う言葉。「あんた・の・ あねはん・は・ どこ・に・ 住ん・どっ・て・のん。」

あねはんにょうぼう〔あねはんにょーぼー〕【姉はん女房】《名詞》 妻が年上である夫婦。「若(わこ)ー・ 見え・て・ あねはんにょーぼー・の・よー・に・は・ 見え・ん・なー。」〔⇒あねさんにょうぼう〕

あの《連体詞》 ①遠くのものを指す言葉。「あの・ 辺り・に・ 駅・が・ ある。」②関係ある人がみんな知っている物事を指す言葉。「あの・ 話・は・ もー・ 解決し・た。」

あのへん《名詞》 あの場所の辺り。あの時のあたり。「あのへん・が・ 一番・ 好調な・ 時代・やっ・た。」

あのよ【あの世】《名詞》 人が死んでから行くと考えられているところ。「あのよ・の・ こと・なんか・ 考え・へん。」

あぱーと【アパート】《名詞》 中を区切って貸している住宅。「若い・ 時・は・ あぱーと・に・ 住ん・どっ・た。」◆「あばーと」と発音する人もいる。

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2010年9月 8日 (水)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(381)

あてはまる【当てはまる】《動詞》 あるものに、よく合う。

あてはめる【当てはめる】《動詞》  ①よく合うようにする。「玄関・に・ あてはめ・て・ 絵ー・を・ 選ぶ。」②配分などをする。「寄付金・の・ 額・を・ 一軒・ごと・に・ あてはめる。」

あてもん【当て物】《名詞》 ①懸賞。くじ引きなどで景品を割り当てるやり方。「あてもん・で・ 一等・が・ 当たっ・た。」②可能性の少ないもの。「あてもん・や・さかい・ 期待せ・んとい・て・な。」

あてる【当てる】《動詞》 ①ぶつける。「自転車・に・ 乗っ・とっ・て・ 大きな・ 木ー・に・ あて・た。」②命中する。「真ん中・に・ あてる。」③狙ったとおりに、うまくいく。「宝くじ・を・ あてる。」④くっつける。あてがう。「手拭い・を・ 鼻・に・ あてる。」「破れ・た・ ところ・に・ 継ぎ・を・ あてる。」⑤受けるようにする。「光・に・ あてる。」⑥予定する。当てにする。「あんた・を・ 当番・の・ 一人・に・ あて・とく・ぞー。」⑦指名する。「前・から・ 五人目・の・ 人・を・ あてる。」

あと【後】《名詞》 ①後ろ。「あと・から・ 何人・ 来・て・です・か。」②これから先。「あと・で・ 連絡し・ます。」③残り。「あと・は・ あいつ・に・ 任せ・とこ・ー。」

あと【跡】《名詞》 ①残った印。「鉛筆・で・ 書い・た・ あと・が・ 残っ・とる。」②昔、何かがあった所。「城・の・ あと・が・ 公園・に・ 整備さ・れ・た。」

あとあし【後足】《名詞》 後ろ足。「犬・が・ あとあし・で・ 砂・を・ かけ・とる。」

あとあじ【後味】《名詞》 ①食べたあとに残る味。「あとあじ・が・ さっぱり・ し・とる。」②物事が終わったあとの感じ。「途中・で・ もめ・て・ あとあじ・の・ 悪い・ 試合・やっ・た。」

あとあと【後々】《名詞》 のちのこと。ずっとあと。「あとあと・ 喧嘩せ・ん・よーに・ きちんと・ 仲直りし・とき。」

あとおし【後押し】《名詞、動詞する》 ①後ろから押すこと。「リヤカー・の・ あとおし・を・ し・てください。」②励ましたり手助けしたりすること。「みんな・の・ あとおし・で・ 優勝・が・ でけ・た。」

あとかけ【後かけ】《名詞、動詞する》 幼児の履き物が脱げないように、足と履き物の後ろとを結びつけること。「草履・の・ あとかけ・を・ する。」

あとかたづけ【後片付け】《名詞、動詞する》 何かした後の始末をすること。「食事・の・ あとかたづけ・を・ する。」

あとさき【後先】《名詞》  ①前と後ろ。②物事の順序。「あとさき・ 考え・て・ もの・を・ 言(ゆ)ー。」

あとさし《名詞、動詞する》 互いに足を向け合う形になること。足を向け合う形に布団を敷いて、足先を一つの炬燵に集めて暖をとって寝ること。「子ども同士・を・ あとさしし・て・ 寝・さす。」

あとしまつ【後始末】《名詞、動詞する》 何かした後を片付けること。「運動会・の・ あとしまつ」

あとつぎ【跡継ぎ】《名詞》 ①(財産などの)家のあとを継ぐ人。「あんたとこ・は・ しっかりし・た・ あとつぎ・が・ おっ・て・ よろしー・なー。」②物事のあとを受け継ぐ人。「先輩・の・ あとつぎ・を・ し・て・ コーチ・に・ なる。」

あとつぐ【跡継ぐ】《動詞》 物事を(親などから)受け継ぐ。「親・の・ あとつい・で・ 商売し・とる・ねん。」

あととり【跡取り】《名詞》 (財産などの)家のあとを継ぐ人。その家に生まれた男子。「女・の・ 子・ばっかり・で・ あとつぎ・が・ おら・ん・ねん。」

あととりむすこ【跡取り息子】《名詞》 (財産などの)家のあとを継ぐ男子。「しっかりし・た・ あととりむすこ・や・なー。」

あととりむすめ【跡取り息子】《名詞》 (婿養子を迎えて、財産などの)家のあとを継ぐ女子。「あととりむすめ・に・ 男・の・ 子ー・が・ 生まれ・て・ 一安心・ し・とる・とこ・や。」

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2010年9月 7日 (火)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(380)

あっはっは《感動詞》 大きく口を開けて笑う様子。大きく口を開けて笑うときに出る声。◆人を小馬鹿にしたような笑いのときにも使う。

あっぱっぱ《名詞》 夏に女性が家の中で着るワンピース。「夏・は・ あっぱっぱ・が・ 涼しー・て・ えー・なー。」

あっぷあっぷ《形容動詞、動詞する》 ①ぎりぎりの状態にある様子。困難な状態に押しつぶされそうになって苦しんでいる様子。「安い・ 給料・で・ 一か月・ あっぷあっぷし・て・ 暮らし・とる・ねん。」②水に溺れそうになってもがく様子。「川・の・ 中・で・ あっぷあっぷし・とる・ 人・が・ おる・さかい・ 早(はよ)ー・ 助け・たれ。」

あっぷる【アップル】《名詞》 林檎ジュース(の味・風味がある飲み物)

あつまり【集まり】《名詞》 ①集まること。「みんな・の・ あつまり・が・ 悪い・なー。」②集会。「あつまり・は・ 来週・に・ しょ・ー・か。」

あつまる【集まる】《動詞》 多くのものがひとつの所に寄る。「八時・に・ 駅前・に・ あつまる。」

あつめる【集める】《動詞》 多くのものをひとつの所に寄せる。「不燃物・を・ あつめる。」◆「よせる【寄せる】」を使うことが多い。

あつらえ【誂え】《名詞》 頼んで作ること。また、頼んで作ったもの。「あつらえ・の・ 一張羅(いっちょらい)・の・ 服。」

あつらえる【誂える】《動詞》 頼んで、思い通りのものを作ってもらう。「久しぶり・に・ 靴・を・ あつらえ・た。」

あて【当て】《名詞》 ①目当て。「あて・も・ 無(の)ー・ 歩き回っ・とる。」②見込み。「何・ぞ・ あて・が・ ある・ん・やろ。」「あて・が・ 外れる。」

あて【当て】《名詞》 酒の肴。「とりあえず・ ビール・や。あて・は・ なん・でも・ かま・へん・よ。」

あて《名詞》 私。自分自身のこと。〔⇒わて〕

あてがう《動詞》 ①ぴったりとくっつける。「折れた・ 腕・に・ 木ー・を・ あてがう。」②割り当てて与える。「パン・ 一個・ずつ・ あてご・とい・たら・ ちょっと・の・ 間・は・ 静かに・ し・とる・やろ。」

あて(が)はずれる【当て(が)が外れる】《動詞》 見込みどおりに事柄が進展しない。「あてがはずれ・て・ 宝くじ・が・ 当たら・なんだ。」

あてこすり《名詞》 遠回しに、人の悪口などを言うこと。他のことにことよせてなじること。「あてこすり・みたいに・ 言(ゆ)わ・んと・ はっきり・ 言(ゆ)ー・てんか。」◆マッチのことを「あてこすり」(当てて擦って発火させる)と表現するのを初めて聞いたときは、驚くとともに、うまい表現だと思った。

あてこする《動詞》 遠回しに、人の悪口などを言う。「あてこすら・れ・て・ 皮肉・ 言わ・れ・てん。」

あてさき【宛先】《名詞》 手紙・荷物などの送り先(の住所や名前)。「贈り物・の・ あてさき」

あてすっぽ《名詞、形容動詞》 特別な理由もなく推量する。適当に言う。「あてすっぽで・ 言(ゆ)ー・たら・ 当たっ・た。」「あてすっぽで・ 打っ・ても・ あたる・ とき・が・ ある。」◆「あてずっぽ」とも言う。

あて《名詞》 私。「この・ 子・は・ あて・の・ 孫・です・ねん。」◆主として女の人が使う。

あてつけ【当て付け】《名詞》 何かにかこつけて、悪く言ったり、態度で現したりすること。「あてつけ・を・ 言わ・んと・ もっと・ はっきり・ 言(ゆ)ー・たら・ どない・や・ねん。」

あてつける【当て付ける】《動詞》 何かにかこつけて、悪く言ったり、態度で現したりする。

あてな【宛名】《名詞》  手紙・荷物などの送り先(の住所や名前)。「葉書・の・ あてな・を・ 間違(まちご)ー・て・ 書い・た。」

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2010年9月 6日 (月)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(379)

あつい【厚い】《形容詞》 物の表と裏、上と下などに幅がある様子。「あつい・ 紙」「あつい・ お好み焼き」

あつい【暑い】《形容詞》  気温が高い。「むちゃくちゃ・ あつい・ 日ー・が・ 続き・まん・なー。」

あつい【熱い】《形容詞》 ものの温度が高い。「あつい・ コーヒー・が・ 飲み・たい。」「ごっつい・ あつい・ 湯ー」

あつかう【扱う】《動詞》 ①使う。「包丁(ほちょ)・は・ 上手に・ あつかわ・な・ 怪我する・で。」②受け持つ。「何・を・ あつこー・とる・ 店・でっ・か。」
あつかましい〔あつかましー〕【厚かましい】《形容詞》 ①物欲が強い。「何・でも・ 自分・の・ もん・に・ し・てまう・ あつかましー・ 人・や。」②ずうずうしい。「自分・の・ こと・を・ まるで・ 人気者・の・よーに・ 思(おも)・とる・ あつかましー・ 人」③粗雑である。「あつかましー・ 歩き方・を・ する・ 人・や。」

あつぎ【厚着】《名詞、動詞する》 衣服を何枚も重ねて着ること。「あつぎし・たら・ かえって・ 風邪・ ひく・よ。」

あつくるしい〔あつくるしー〕【暑苦しい】《形容詞》 見た目に暑く感じて、印象が良くない。「あつくるしー・ 格好・を・ し・て・ すん・まへ・ん。」

あつくろしい〔あつくろしー〕《形容詞》 見た目に暑く感じて、印象が良くない。

あっこ《名詞》 ①あそこ。あの場所。「あっこ・の・ 池・に・ はまっ・てん。」「火事・に・ なっ・た・ 家・は・ あっこ・や・ねん。」②あの時。あの状態。「あっこ・で・ 点・を・ 取ら・なんだ・さかい・ 負け・ても・た・ん・や。」

あつさ【厚さ】《名詞》 厚い程度。厚み。「あつさ・ 五寸・の・ 板」

あつさ【暑さ】《名詞》  暑い程度。「暑さ・ 寒さ・も・ 彼岸・まで・ 言ー・まっ・しゃ・ろ。もうじき・ 温(ぬく)ー・ なり・まっ・せ。」

あつさ【熱さ】《名詞》  熱い程度。「今年・の・ 夏・の・ あつさ・は・ 去年・と・は・ だいぶ・ 違う・なー。」

あっさり《形容動詞、動詞する》 ①人柄が穏やかで、気兼ねをしなくてもよいような様子。態度や性格などがしつこくない様子。「あっさりし・た・ 人・や・さかい・ 信用し・たら・ よろしー・ねん。」②簡単に物事をやってしまう様子。「尋(たん)ね・たら・ あっさり・ 答え・を・ 教(お)せ・てくれ・た。」③味・色・形などが、淡泊であったり簡素であったりしている様子。「あっさりし・た・ 味・の・ ラーメン・を・ 食べ・た。」

あつし《名詞》  木綿などでできた分厚い布を織って作った上っ張りの衣服。「寒い・さかい・ あつし・を・ 着・ていく。」◆漁師などが使った。

あっち《名詞》 ①あちら。あそこ。あの場所。「ここ・や・のー・て・ あっち・に・ 集まっ・てください。」②あの人。「あっち・に・ 言わ・れ・て・ 反対・は・ でけ・なんだ。」

あっちこっち《名詞》 あちらやこちら。「あっちこっち・ 探し・た・けど・ 売っ・とら・なんだ。」◆「あっちゃこっちゃ」とも言う。

あっちゃいこっちゃい《形容動詞、動詞する》 逆さまである様子。互い違いである様子。あべこべである様子。揃っていない様子。「靴・を・ あっちゃいこっちゃいに・ 履い・とる。」◆「へっちゃいこっちゃい」とも言う。

あっちゃこっちゃ《名詞》 あちらやこちら。「あっちゃこっちゃ・に・ 知っ・た・ 人・が・ いっぱい・ おる・ねん。」

あっちゃこっちゃ《形容動詞、動詞する》 逆さまである様子。互い違いである様子。あべこべである様子。揃っていない様子。「二人・に・ 出す・ 手紙・を・ あっちゃこっちゃに・ 封筒・に・ 入れ・て・ 出し・ても・た。」

あっちらへん《名詞》 あちらの辺り。「あっちらへん・を・ 探し・てみ・てください。」

あっというま〔あっとゆーま〕【あっと言う間】《名詞、副詞に》 ほんの僅かな時間。「じらこらもー・とる・うち・に・ あっとゆーまに・ 晩・に・  なっ・ても・た。」

あっぱ《名詞》 (人や動物の)大便。「道・の・ 真ん中・に・ 牛・の・ あっば・が・ 落ち・とる。」

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2010年9月 5日 (日)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(378)

あたま(が)さがる【頭が下がる】《慣用句(動詞)》 感心させられる。尊敬に値する。「毎朝・ 道・を・ 綺麗に・ 掃除し・てくれ・て・ あたまがさがる・ 人・や。」

あたまかず【頭数】《名詞》 人数。「出席者・の・ あたまかず・を・ 揃える。」

あたま(を)ひねる〔あたま(お)ひねる〕【頭を捻る】《慣用句(動詞)》 解決法などをあれこれ考える。「みんな・で・ あたまをひねっ・た・けど・ 何・も・ 思いつか・ず・や。」

あたらしい〔あたらしー〕【新しい】《形容詞》 ①作られたり始まったりしてから、まだ時間があまり経っていない。「あたらしー・ 下駄・や・のに・ 歯ー・が・ 折れ・た。」②今までにない、初めてのものである。「考え方・が・ あたらしー・さかい・ 面白い・と・ 思う。」

あたり【辺り】《名詞》 近く。周り。「急に・ 雨・が・ 降っ・て・ あたり・が・ 暗(くろ)ー・ なっ・た。」

あたり【当たり】《名詞》 ①思い通りにうまくいくこと。「あたり・の・ 籤・を・ 引ー・た。」②ぶつかること。「あたり・が・ 悪ー・て・ ひっくり返っ・た。」③人とつきあったり、物に触ったりしたときの感じ。「周り・の・ 人・へ・の・ あたり・が・ 良(え)ー。」「あたり・が・ 来・た・ので・ 釣り上げる。」

あたり《接尾語》 (何かに)対応して。「一人あたり・ 二本・ずつ・ 取っ・てください。」

あたり《接尾語》 おおよそのものを示す。「来週あたり・ 台風・が・ 来・そーや。」

あたりき《形容動詞》 当たり前だ。「お前・が・ 行か・んと・いか・ん・の・は・ あたりきの・ こと・やろ。」◆やや戯れた言い方。

あたりきしゃりき《形容動詞》 当たり前だ。◆かなり戯れた言い方。

あたりさわり【当たり障り】《名詞》 差し支えがあること。「あたりさわり・の・ 無い・ 言い方・を・ する。」

あたりどし【当たり年】《名詞》 作物がたくさん収穫できる年。「今年・は・ 西瓜・の・ あたりどし・や。」

あたりまえ【当たり前】《名詞、形容動詞》 わかりきっていること。普通であること。当然であること。「梅雨・や・さかい・ 黴・が・ はえる・の・は・ あたりまえや。」

あたる【当たる】《動詞》 ①ぶつかる。「電信柱・に・ あたる。」②命中する。「的(まと)・の・ 真ん中・に・ あたっ・た。」③狙ったとおりにうまくいく。「予想・が・ あたっ・て・ 嬉しかっ・た。」④受けるようにする。「お日さん・に・ あたる。」「火鉢・に・ あたる。」⑤酷い目にあわせる。「あいつ・一人・に・ あたら・ん・でも・ 良(え)ー・やろ。」⑥体に害を受ける。中毒する。「昨日・ 食(く)・た・ もん・に・ あたっ・た。」⑦腐る。「この・ 西瓜・ あたっ・とる・みたいや。」

あたん《名詞、動詞する》 仕返し。復讐。または、そのように思われる行為。「鼠・が・ 家・に・ あたんし・て・ 走り回っ・とる。」

あちい〔あちー〕【熱い】《形容詞》 ものの温度が高い。驚くばかりの高熱だ。「砂浜・が・ 焼け・て・ ごっつい・ あちー・なー。」

あちち《名詞、動詞する》 ①火や湯などに触れて、皮膚がただれること。火傷。「お湯・を・ ひっくり返し・たら・ あちちする・よ。」②お灸。「ごんたし・たら・ あちち・を・ すえる・ぞ。」③熱い思いをすること。◆幼児語。

あちゃら《名詞》 あちら。特に、外国。「あちゃら・から・ 来た・ 舶来品」

あちゃらこちゃら《名詞》 あちらやこちら。「こけ・て・ ズボン・の・ あちゃらこちゃら・が・ 破れ・た。」

あつ【圧】《名詞》 圧力。押さえる力。噴き出す力。「水・の・ あつ・が・ 強い。」

あっ《感動詞》 驚いたり気が付いたり、感動したりしたときに、思わず出る言葉。「あっ・ 遅刻・や。間に合わ・へん。」

あつあつ【熱々】《形容動詞、名詞》 (できたばかりで)熱さが残っている状態。また、そのようなもの。「焼き芋・の・ あつあつ」「あつあつ・の・ 焼き芋」

あつあげ【厚揚げ】《名詞》 豆腐を揚げたもののうち、分厚いもの。「芋・と・ あつあげ・を・ いっしょに・ 炊く。」◆薄いものは「うすあげ」と言う。

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2010年9月 4日 (土)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(377)

あぜみち【畦道】《名詞》 土を盛り上げて区画の仕切りにした、細い道。「あぜみち・に・ たんぽぽ・が・ 咲い・とる。」

あせも【汗疹】《名詞》 汗のため皮膚にできる、小さな吹き出物。「赤ちゃん・の・ あせも・に・ 天花粉・を・ 塗る。」〔⇒あせぼ〕

あせぼ《名詞》 汗のため皮膚にできる、小さな吹き出物。「あせぼ・が・ でけ・て・ かいい・ねん。」

あせり【焦り】《名詞》 先を急いで、気持ちがいらいらすること。「あせり・が・ あっ・たら・ 試合・に・ 勝た・れ・へん・ぞ。」

あせる【焦る】《動詞》 いらいらする。気を揉む。「あせっ・て・ ご飯・ 食べ・とっ・て・ お茶碗・ 落とし・ても・た。」

あせる【褪せる】《動詞》 色が薄くなる。鮮やかさがなくなる。「カーテン・の・ 色・が・ あせる。」

あそこ《名詞》 あの場所。あの時。あの状態。「あそこ・に・ 見える・の・が・ 明石海峡大橋・や。」

あそび【遊び】《名詞》 面白いことや好きなことをして楽しむこと。

あそびはんぶん【遊び半分】《名詞、形容動詞》 物事に一生懸命に取り組まないこと。「あそびはんぶんで・ 勉強し・たら・ 身・に・ つか・へん。」

あそぶ【遊ぶ】《動詞》 ①面白いことや好きなことをして楽しむ。「テニス・を・ し・て・ あそぶ。」②仕事がなくて暇である。「あそん・どっ・たら・ 給料・が・ もらわ・れ・へん。」③働きをしていない。「あそん・どる・ 土地」

あた《接頭語》 大変なという意味を表したり、不快感を表したりするときに使う言葉。なんとまあ。馬鹿げたことに。「今・から・ 行け・(と)・ 言わ・れ・たって、そんな・ あたしんどい・ こと・なんか・ でけ・まへん。」◆形容詞の前に付いて、「あたしんどい」「あたおもろない」「あたおとろしー」「あためんどい」「あためんどくさい」「あた暑い」などとなる。

あだ【仇】《名詞》 相手に害を与えること。

あだうち【仇討ち】《名詞、動詞する》 仕返しをすること。敵討ち。「赤穂浪士・の・ あだうち」

あたたかい【暖かい】《形容詞》 気候・温度などで寒さを感じない。「十二月・に・ 沖縄・へ・ 行っ・たら・ あたたかかっ・た。」

あたたかい【温かい】《形容詞》 情け深い。「あたたかく・ 歓迎し・てくれ・た。」

あだな【渾名】《名詞》 本名以外に、その人の特徴などをとらえて付けた名前。「この頃・の・ 子ども・は・ あだな・で・ 呼び合わ・へん・さかい・ あじけない・ 感じ・が・ する。」

あたふた《副詞、動詞する》 ばたばたと慌てる様子。「あたふたし・とっ・たら・ 怪我する・で。」

あだべた《名詞》 地べた。地面。「あたべた・に・ 座っ・たら・ 服・が・ 汚れる。」〔⇒じべた〕

あたま【頭】《名詞》 ①首から上の部分。「あたま・を・ 動かさ・ない・で・ じっと・ し・てください。」②額よりも上の部分。「あたま・の・ 色・が・ 白い。」③一番上の部分。「釘・の・ あたま」④はじめ。先頭。「あたま・から・ 数え・て・ 五人目」⑤考える力。「あたま・の・ 良(え)ー・ 人」

あたまいた《名詞》 頭が痛むこと。◆「ずつー」よりも、「あたまいた」を使う方が多い。

あたまがあがらん【頭が上がらん】《慣用句(動詞+助動詞)》 恩や引け目があって、威張れない。「子ども・の・ 時・から・ あいつ・に・は・ あたまがあがらん・ねん。」

あたまかくしてしりかくさず【頭隠して尻隠さず】《成句》 全体を隠したつもりであるのに一部分が見えていること。

あたま(を)かかえる【頭(を)かかえる】《慣用句(動詞)》 行き詰まって困ってしまう。「商売・が・ うまい・こと・ いか・へん・さかい・ あたまかかえ・とる。」

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2010年9月 3日 (金)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(376)

あじさい【紫陽花】《名詞》 梅雨の頃などに、小さな花が丸く集まって咲く木。

あした【明日】《名詞》 今日の次の日。「あした・の・ 天気・は・ 雨・みたいや。」◆後ろに向かっての日の言い方は、「あした あさって しあさって ごあさって ろくあさって」となる。

あしつぎ【足継ぎ】《名詞》 高いところで何かをするときに乗る台。高いところのものを取るための台。〔⇒ふんまえ〕

あじない【味ない】《形容詞》 食べ物の味がまずい。味が薄い。味がついていない。「あじない・ ご飯」

あしのこう〔あしのこー〕【足の甲】《名詞》 足の表側。「あしのこー・が・ 腫れ・て・ 歩き・にくい。」

あしば【足場】《名詞》 高い所へ上るときに、足を置く場所。「あしば・を・ 組ん・で・ 家・の・ 壁・を・ 塗る。」

あしぶみ【足踏み】《名詞、動詞する》 同じところで、歩くように足を上げ下げすること。「その・ 場・で・ あしぶみ・を・ し・なさい。」

あじみ【味見】《名詞、動詞する》 少し食べたり飲んだりして、味を試すこと。「あじみ・を・し・たら・ うまかっ・た。」

あじもしゃしゃりもない《慣用句(形容詞)》 味わいに欠ける。深みがない。「あんな・ 言い方・を・ し・たら・ あじもしゃしゃりもない・やない・か。」◆「あじもしゃしゃりもあら・へん」という言い方もする。

あしもと【足元・足下】《名詞》 ①足のそば。足の辺り。「雨・が・ 降っ・て・ あしもと・が・ 悪い・のに・ よー・ 来・てくれ・た。」②歩き方。「あしもと・が・ ふらふらする。」

あじわう【味わう】《動詞》 味をゆっくり楽しむ。「がつがつ・ 食わ・んと・ あじおー・て・ 食べ・なはれ。」

あじをおぼえる〔あじおおぼえる〕《慣用句(動詞)》 味を占める。一度うまくいったので、再び同じことを期待する。「宝くじ・の・ あじをおぼえ・ても・た。」

あずかる【預かる】《動詞》 他の人の物などを引き受けて守る。「赤ちゃん・を・ あずかる。」

あずき【小豆】《名詞》 黒っぽい赤色の豆。(餡や赤飯を作るのに使う。)「あずき・の・ 餡」

あずける【預ける】《動詞》 物などを他の人に引き受けて守ってもらう。「銀行・に・ あずけ・ても・ 利子・が・ 少ない。」

あすこ《名詞》 あの場所。あの時。あの状態。「あすこ・から・ 調子・が・ 悪ー・ なり・かけ・た・ん・や。」

あすこら《名詞》 あの場所。「あすこら・に・ 川・が・ 流れ・とる・はず・や。」◆複数ではない。ぼかして言うときに使う。

あすこらへん《名詞》 あの場所の辺り。

あせ【汗】《名詞》 皮膚から出る、塩気を含んだ水分。「あせ・ かい・て・ べとべとや。」

あぜ【畦】《名詞》 土を盛り上げて区画の仕切りにしたもの。「あぜ・に・ 豆・を・ 植え・た。」

あせかき【汗かき】《名詞》 大量に汗をかく人。「あいつ・は・ あせかき・の・ 性分・や。」

あせだく【汗だく】《形容動詞》 汗を大量にかいている様子。「あせだくで・ 掃除・を・ する。」

あせびっしょり【汗びっしょり】《形容動詞》 汗を大量にかいて(衣類などが濡れて)いる様子。「走っ・て・ 来・た・さかい・ あせびっしょりに・ なっ・た。」

あぜまめ【畦豆】《名詞》 畦を利用して植える大豆。枝豆。「あぜまめ・を・ 入れ・て・ ご飯・を・ 炊く。」

あせみず【汗水】《名詞》 水のように流れ出る汗。(しっかり働いている様子)「あせみず・ 垂らし・て・ 働く。」

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2010年9月 2日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(375)

あさがけ【朝がけ】《名詞》 朝のうち。「あさがけ・に・ 用事・を・ 済ます。」

あさぐろい【浅黒い】《形容詞》 (皮膚の色などが)薄黒い。「日・に・ 焼け・た・ あさぐろい・ 人」

あさせ【浅瀬】《名詞》 海や川で、底が浅いところ。

あさって【明後日】《名詞》 明日の次の日。「あさって・の・ 日曜・は・ 運動会・や。」

あさっぱら【朝っぱら】《名詞》 朝早い時刻。「あさっぱら・から・ 酒・ 飲ん・で・ 困っ・た・ やつ・や。」◆どちらかというと、望ましいことに言及する場合には使わない。「あさっぱらに仕事をする。」

あさばん【朝晩】《名詞》 朝と晩。日中のいつでも。「あさばん・ 冷える・よーに・ なっ・てき・た。」

あさひ【朝日】《名詞》 朝に昇る太陽。また、その光。「窓・に・ あさひ・が・ 当たっ・て・ まぶしー。」

あさぶら【麻裏】《名詞》 平たく編んだ麻の繊維を使って作った草履。麻裏草履に似せて、ゴムだけで成型した草履。「小学校・の・ 頃・は・ あさぶら・ 履い・て・ 学校・へ・ 行き・よっ・た・なー。」

あざみ【薊】《名詞》 野山に生える、赤い花をつける草花。

あさめし【朝飯】《名詞》 朝の食事。「あさめし・に・は・ 味噌汁・が・ ない・と・ あか・ん。」

あさめしまえ【朝飯前】《名詞》 たやすいこと。「その・ぐらい・の・ 計算・は・ あさめしまえ・や。」

あさやけ【朝焼け】《名詞》 日の出前に、空が焼けるように赤くなること。「あさやけ・の・ 空・が・ 綺麗や。」

あざらし【海豹】《名詞》 寒い地方に住む、泳ぎのうまい動物。

あさり【浅蜊】《名詞》 浅い海の砂地にすむ二枚貝。「あさり・の・ お汁(つい)」◆「あさりがい」とも言う。

あさる【漁る】《動詞》 ①食べ物を探し回る。「鴉・が・ ごみ箱・を・ あさっ・とる。」②欲しいものを探し回る。「骨董品・を・ あさる。」

あさんま【朝ん間】《名詞》 朝のうち。午前中。「あさんま・に・ 仕事・を・ すまし・てまう。」◆「あさんま・の・うち」とも言うので、「あさんま」を単に〈朝〉という意味で使うこともあるようである。

あし【足・脚】《名詞》 ①立ったり歩いたりするときに使う体の部分。「こけ・て・ あし・を・ くんにゃかし・た。」②足首から下の部分。「あし・の・ 裏・が・ 痛い。」③物の下の方にあって、それ全体を支えている部分。「机・の・ あし」

あじ【味】《名詞》 食べたり飲んだりしたときに、舌で得られる感じ。「良(え)ー・ 味・の・ 玉子焼き・や。」

あじ【鯵】《名詞》 暖かい海にすむ魚のひとつ。「あじ・の・ 干物」「あじ・の・ 開き」

あしあと【足跡】《名詞》 歩いた後に残る跡。「犬・の・ あしあと・が・ 残っ・とる。」

あしいた【足痛】《名詞》 足が痛むこと。「あしいた・で・ 歩き・にくい。」

あしおと【足音】《名詞》 歩くときの足の音。「下駄・の・ あしおと・が・ 聞こえる。」

あしか【海驢】《名詞》 オットセイよりも大きい、海にすむ動物。

あしかけ【足掛け】《名詞》 年・月・日を数えるときの、はじめ・終わりの半端なときも一として数えるやりかた。「あしかけ・ 三年・ かかっ・て・ 家・を・ 建て・た。」

あしがはやい【足が速い】《慣用句(形容詞)》 食べ物が腐りやすい。「饅頭・は・ あしがはやい・さかい・ 早(は)よ・ 食べ・なはれ。」

あしくび【足首】《名詞》 かかとの上の部分。「あしくび・に・ 包帯・を・ 巻く。」

あじけない【味気ない】《形容詞》 面白みがない。風情に欠ける。「阪神・が・ 負け・た・ 日ー・は・ あじけない・のー。」

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2010年9月 1日 (水)

朔日・名寸隅(10)

 いつまでも酷暑・猛暑です。振り返ってみれば、8月の一か月間は、夕立らしきものもありませんでした。
 今日は二百十日ですが、台風7号は、日本列島を覆う高気圧の外側を進んでいます。
 それでも、雲の様子には秋の気配を感じます。入道雲ではなくなりました。
 対岸の淡路島を望みながら、赤根川の河口で釣り糸を垂れている人がいます。朝の海岸は、海からの風が爽やかです。海上の小舟も涼やかです。

【写真は2枚とも、2010年(平成22年)9月1日8時30分に撮影。】

≪画像をクリックしてください。大きくて鮮明な画像になります。≫Cimg8552 Cimg8551

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明石日常生活語辞典〔三稿〕(374)

あけのつき【明けの月】《名詞》  翌月。

あけのとし【明けの年】《名詞》  翌年。「子ども・が・ 小学校・に・ 入学し・た・ あけのとし・に・ ここ・へ・ 引っ越し・てき・まし・てん。」

あけのひ〔あけのひー〕【明けの日】《名詞》 翌日。

あげはちょう【揚羽蝶】《名詞》 黄色や黒の羽根を持つ、大型の蝶。

あけへん《動詞+助動詞》 だめだ。「じたばたし・ても・ あけへん。」

あげもん【揚げ物】《名詞》 魚・肉・野菜などにパン粉や溶いた小麦粉をつけて、油で揚げた料理。「さつま芋・の・ あげもん・は・ うまかっ・た。」

あける【空ける】《動詞》 ①空いた部分などを作る。「錐・で・ 穴・を・ あける。」「僕・の・ 席・を・ あけ・とい・て。」②からにする。「バケツ・の・ 水・を・ あける。」

あける【明ける】《動詞》 ①前のものが去って、新しいものになる。「夜・が・ あける。」「年・が・ あける。」②ある期間が終わる。「梅雨・が・ あける。」「夏休み・が・ あける。」「四十九日・が・ あける。」

あける【開ける】《動詞》 開く。「戸ー・を・ あける。」

あげる【上げる・挙げる】《動詞》  ①上へやる。高くする「足・を・ あげる。」「凧・を・ あげる。」②高いところへ移す。「棚・に・ あげる。」③値段を高くする。「新聞代・を・ あげ・やがっ・た。」④程度や勢いを高くする。「スピード・を・ あげる。」⑤与える(丁寧な言い方)「お前・に・ この・ 本・ あげる。」⑥式などをする。「結婚式・を・ あげる。」

あげる【揚げる】《動詞》 ①陸に荷物を移す。「おか(陸)・に・ あげる。」②油で揚げ物をする。「芋・を・ あげる。」

あけわたす【明け渡す】《動詞》 自分のいたところを他人に渡す。「部屋・を・ あけわたす。」

あご【顎】《名詞》 ①顔の下の方の部分。②下顎。「あご・が・ とがっ・た・ 人」〔⇒あごた、あごたん、おとがい〕

あこーでおん【アコーデオン】《名詞》 手風琴。

あこする【赤する】《動詞》 顔などを赤くする。赤らめる。「顔・を・ あこし・て・ 怒っ・とる。」

あごた【顎た】《名詞》 ①顔の下の方の部分。②下顎。「あごた・に・ ご飯粒・ つい・とる・よ。」〔⇒あご、あごたん、おとがい〕

あごたん〔【顎たん】《名詞》 ①顔の下の方の部分。「あごたん・で・ 人・を・ 使い・よる。」②下顎。「あごたん・が・ 外れ・た。」〔⇒あご、あごた、おとがい〕

あごでつかう【顎で使う】《慣用句(動詞)》 威張った態度で他人に指図をする。「人・を・ あごでつかう・よーな・ こと・を・ し・たら・ あか・ん。」

あこなる《動詞》 明るくなる。「雨・が・ 止ん・で・ 空・が・ あこなっ・た。」

あこなる《動詞》 赤くなる。「恥ずかしゅー・て・ 顔・が・ あこなっ・た。」

あさ【朝】《名詞》 ①夜が明けた頃。「あさ・ 目・が・ 覚め・たら・ 雨・が・ 降っ・とっ・た。」②午前。「夏休み・は・ あさ・の・ うち・に・ 宿題・を・ する。」

あさ【麻】《名詞》  茎の皮から繊維を作る草。または、その布。「夏・は・ あさ・の・ 座布団・を・ 使う。」

あざ【痣】《名詞》 皮膚にできる、少し異なった色の部分。「顔・に・ あざ・が・ ある。」

あさい【浅い】《形容詞》 ①水面や地面からの距離が短い。「あさい・ 所・に・ 種・を・ まく。」「あさい・ 海・に・ すん・どる・ 魚。」②色が薄い。「あさい・ 緑色。」

あさがお【朝顔】《名詞》 朝に咲いた花が昼頃にはしぼんでしまう、夏の草花。「夏・の・ 朝・は・ あさがお・を・ 見る・の・が・ 楽しみ・や。」

あさがた【朝方】《名詞》 朝のうち。「あさがた・に・ 用事・を・ 済まし・てしまお・ー。」

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