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2010年12月31日 (金)

【掲載記事の一覧】

 今年も静かに暮れていこうとしています。
 『明石日常生活語辞典』は、ほぼ1年半にわたって、連続して掲載してきました。
 草稿の完成までにはあと400回程度、すなわち1年程度の連載が必要だろうと思います。連載終了後1~2年かかって書物の形に整えようと思います。
 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
       kyoiku.kokugo@gmail.com
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫

◆明石日常生活語辞典 (1)~(495)~継続予定
    [2009年7月8日~2009年7月24日]
    [2009年8月1日~2009年8月9日]
    [2009年8月14日~2009年8月31日]
    [2009年9月11日~2009年12月28日]
    [2010年1月4日~2010年2月18日]
    [2010年3月11日~2010年12月31日]

◆言葉カメラ (1)~(385)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]
    [2008年9月25日~2008年9月29日]
    [2008年10月1日~2008年10月30日]
    [2008年11月1日~2008年11月11日]
    [2008年12月1日~2008年12月7日]
    [2008年12月16日~2008年12月30日]
    [2009年1月20日~2009年1月30日]
    [2009年2月9日~2009年2月15日]
    [2009年3月17日~2009年3月31日]
    [2009年5月1日~2009年5月17日]
    [2009年5月27日~2009年5月31日]
    [2009年7月1日~2009年7月7日]
    [2009年7月25日~2009年7月31日]
    [2009年8月10日~2009年8月13日]
    [2009年12月29日~2009年12月30日]
    [2010年2月19日~2010年3月10日]

◆朔日・名寸隅 (1)~(13)~継続予定
    [2009年12月1日]
    [2010年1月1日]
    [2010年2月1日]
    [2010年3月1日]
    [2010年4月1日]
    [2010年5月1日]
    [2010年6月1日]
    [2010年7月1日]
    [2010年8月1日]
    [2010年9月1日]
    [2010年10月1日]
    [2010年11月1日]
    [2010年12月1日]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)~継続予定
    [2009年9月1日~2009年9月10日]

◆テクのろヂイ (1)~(40)~継続予定
    [2009年1月11日~2009年1月19日]
    [2009年2月1日~2009年2月8日]
    [2009年3月1日~2009年3月15日]
    [2009年6月23日~2009年6月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]
    [2009年6月1日/2009年6月4日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆足下の観光案内 (1)~(12)~継続予定
    [2008年11月14日~2008年11月25日]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)~継続予定
    [2009年5月18日~2009年5月26日]
    [2009年6月1日~2009年6月22日]

◆写真特集・さくら (1)~(71)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]
    [2009年4月1日~2009年5月8日]

◆写真特集・うめ (1)~(42)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]
    [2009年2月16日~2009年2月27日]
    [2009年3月1日~2009年3月16日]

◆写真特集・きく (1)~(5)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]
    [2008年11月12日~2008年11月13日]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]
    [2008年11月26日~2008年11月29日]
    [2008年12月8日~2008年12月15日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)~継続予定
    [2009年1月1日~2009年1月10日]
    [2010年1月1日~2010年1月3日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日~2008年9月24日]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42) 【再開の可能性あり】
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

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明石日常生活語辞典〔三稿〕(495)

きはんせん【機帆船】《名詞》 エンジンと帆の両方がある船。

きび【黍】《名詞》 ①畑に作る作物。実を、餅や団子に使う。②砂糖黍のこと。

きびき【忌引き】《名詞》 身内の人が亡くなったときに、会社や学校を休むこと。

きびきび《副詞と、動詞する》 動作や言葉がはっきりしていて、素早いこと。「受け付け・の・ 人・が・ きびきびと・ さばい・てくれ・た。」

きびしい〔きびしー〕【厳しい】《形容詞》 ①いいかげんなことを許さない様子。「うち・の・ 部ー・の・ 指導・は・ ごっつー・ きびしー・ねん。」②ひどい。はなはだしい。「今年・の・ 夏・は・ 暑さ・が・ きびしー・な。」

きびす【踵】《名詞》 かかと。「こらっ・ 靴・の・ きびす・を・ 踏ん・だら・ あか・ん・ぞ。」

きひん【気品】《名詞》 どことなく上品であること。「きひん・の・ ある・ 女・の・ 人」

きふ【寄付】《名詞、動詞する》 他の人や団体の事業や仕事を助けるために、金品を差し出すこと。「お寺・の・ 建て替え・の・ ため・に・ きふする。」

きぶい《形容詞》 苦く渋い。酸味が強い。「今日・の・ お茶・は・ きぶい・なー。」◆お茶の味だけに使う言葉だと思われる。

きふきん【寄付金】《名詞》 他の人や団体の事業や仕事を助けるために、差し出すお金。「きふきん・を・ 集め・に・ 回る。」

ぎぶす【ギブス】《名詞》 包帯に石膏を塗って固めたもの。「骨・が・ 折れ・た・さかい・ ぎぶす・を・ はめ・とる・ねん。」

きぶん【気分】《名詞》 ①気持ち。心持ち。「風邪・ ひー・て・ きぶん・が・ 悪い。」②雰囲気。「お祭り・の・ 時・の・ きぶん・は・ 最高や。」

きぼう〔きぼー〕【希望】《名詞、動詞する》 こうあってほしいと願うこと。「大学・を・ 卒業し・たら・ 帰っ・てき・てほしー・と・ 親・は・ きぼーし・とる・ん・や・けど。」

きまえ【気前】《名詞》 金品などを惜しまないような気性。「寄付・の・ 金・を・ きまえ・ 良(よ)ー・ 出し・てくれ・た。」

きまぐれ【気まぐれ】《形容動詞》 気持ちや状況が変わりやすい様子。「きまぐれな・ 人」「きまぐれな・ 天気」

きまつ【期末】《名詞》 全体をいくつかの期間に分けた、ある期間の終わり。「きまつ・の・ 試験」

きまって【決まって】《副詞》 必ず。きっと。「毎年・ きまって 盆・に・ 帰っ・てくる。」

きまま【気儘】《名詞、形容動詞》 自分の思うとおりにすること。わがまま。「きままに・ 育っ・とる・から・ 人・の・ 気持ち・が・ わから・へん・ やつ・や。」

きまりきった【決まり切った】《連体詞》 いつもと同じの。当たり前の。型にはまった。「きまりきった・ 答え・を・ し・ても・ みんな・ 納得せー・へん。」

きまり【決まり】《名詞》 決まっている事柄。規則。「八時・まで・に・ 登校する・の・が・ 小学校・の・ きまり・や。」

きまる【決まる】《動詞》 ①定まる。「代表者・が・ きまる。」②うまくいく。「柔道・の・ 技・が・ きまる。」

きみ【黄身】《名詞》 卵の中にある黄色い部分。

きみがよ【君が代】《名詞》 日本の国歌とされている歌。

きみがわるい【気味が悪い】《成句=形容詞》 何となく感じがよくない。不可解である。「あないに・ 親切に・ し・てもろ・たら・ かえって・ きみがわるー・ 思う・ねん。」

きみじか【気短】《名詞、形容動詞》 気が短い様子。感情の変化などに落ちつきがない人。短気。「あいつ・は・ きみじかで・ じっきに・ 怒り出す。」

きみどり【黄緑】《名詞》 黄色がかった緑色。「きみどり・の・ 新芽・が・ 出・てき・た。」

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2010年12月30日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(494)

きって【切手】《名詞》 お金を払ったしるしとして、手紙・葉書などに貼る小さな紙。「きって・を・ 貼っ・て・ ポスト・に・ 入れ・とい・てんか。」〔⇒ゆうびんきって〕

きつね【狐】《名詞》 ①山や林にすむ犬に似た茶色い動物。「きつね・に・ 騙さ・れる。」②油揚げ入りのうどん。「きつね・を・ 一杯・ 注文し・よー。」〔⇒けつね〕

きつねうどん【狐饂飩】《名詞》 油揚げ入りのうどん。

きつねずし【狐寿司】《名詞》 油揚げで包んだ寿司。いなり寿司。

きつねのよめいり【狐の嫁入り】《名詞》 晴れているときに降る通り雨。「きつねのよめいり・で・ 虹・が・ 出・とる。」

きっぷ【切符】《名詞》 乗り物や映画館・球場などで、お金を払ったしるしとして渡される紙。「電車・の・ きっぷ・を・ 落とし・ても・た・みたいや。」「映画・の・ きっぷ」

きてき【汽笛】《名詞》 汽車・船などが、合図や警告の意味で出す音。「今朝・は・ 靄・が・ 出・とー・さかい・ 船・の・ きてき・が・ よー・ 聞こえる・なー。」「遠く・から・ 汽車・の・ きてき・が・ 聞こえ・てくる。」

きなこ【黄粉】《名詞》 大豆を煎ってひいて作った、黄色い粉。「団子・を・ きなこ・に・ まぶす。」

きにする〔きーにする〕【気にする】《慣用句(動詞)》 心に留めて、心配する。「きーにし・ても・ あか・ん・ 時・は・ あか・ん・ねん。くよくよせ・んとき。」

きぬ【絹】《名詞》 ①蚕の繭からとった糸。②絹織物のこと。「きぬ・の・ ハンカチ」

きぬいと【絹糸】《名詞》 蚕の繭からとった糸。

きぬけ【気抜け】《名詞、動詞する》 ①張り切っていた気持ちが緩むこと。「雨・が・ 降っ・てき・た・さかい・ 試合・は・ きぬけし・ても・た。」②飲み物などの刺激のある感じがなくなること。「栓・を・ 開け・た・まま・に・ し・とっ・た・ので・ この・ サイダー・ きぬけし・とる。」

きね【杵】《名詞》 餅などを臼で搗くための、木の道具。「きね・で・ 手ー・を・ 叩か・れ・たら・ 困る・がな。」

きねん【記念】《名詞、動詞する》 思い出に残しておくこと。思い出として残しておくもの。「近畿大会・に・ 出場し・た・ きねん」

きねんび【記念日】《名詞》 出来事・由来などを明確にするための日。「小学校・の・ 創立きねんび」

きねんひん【記念品】《名詞》 思い出のしるしになる品物。「卒業・の・ きねんひん・に・ 印鑑・を・ 作っ・てもろ・た。」

きのう〔きのー〕【昨日】《名詞》 今日の前の日。「きのー・ 借(か)っ・た・ お金・を・ 返し・ます。」〔⇒きんの〕

きのこ【茸】《名詞》 湿った地面や木などに生える植物。

きのどく【気の毒】《形容動詞》 ①可哀相だと思うこと。「ご主人・が・ 亡くなっ・て・ きのどくな・ こと・です・ね。」②すまないと思うこと。「こんな・ 良(え)ー・ もん・ もろ・て・ きのどくや。」◆②は、感動詞的に「きのどくな・ きのどくな。」と繰り返すことがある。

きば【牙】《名詞》 肉食動物の犬歯が長く鋭く尖ったもの。「ライオン・が・ きば・を・ むい・とる。」

きはつ【揮発】《名詞》 揮発油のこと。「襟・の・ 汚れ・を・ きはつ・で・ 拭い・て・ 取る。」

きばらし【気晴らし】《名詞、動詞する》 暗い気持ちを、晴れ晴れとさせること。「きばらし・に・ どっか・ 遊び・に・ 行っ・といで。」

きばる【気張る】《動詞》 ①息を止めて、腹に力を入れる。「便所・で・ きばる。」②頑張ろうと張り切る。頑張る。「今日・は・ きばっ・て・ 六時・に・ 起き・た。」③辛抱する。「ここ・を・ きばっ・たら・ 何ぞ・ えー・ こと・も・ ある・やろ。」④値引きをする。「もー・ 一声・ きばっ・てんか。」「精一杯・ きばっ・て・ この・ 値ー・に・ し・とき・ます。」⑤奮発する。張り込む。「きばっ・て・ 天丼・を・ 食わし・て・くれ・た。」

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2010年12月29日 (水)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(493)

きちがい【気違い】《名詞》 ①狂人。②何かに夢中になっている人。「切手集め・の・ きちがい・に・ なっ・とる。」

きちきち《名詞、形容動詞》 ぎりぎりの状態。隙間がない状態。限界いっぱい。「きちきちに・ 詰め・て・ 座っ・た・さかい・ 窮屈やっ・た。」「財布・の・ 中・の・ 金・で・ きちきち・ 足り・た。」〔⇒きちきちいっぱい、ぎりぎり、ぎりぎりいっぱい〕

きちきちいっぱい《形容動詞》 ぎりぎりの状態。ぎっしり詰まっている状態。「箱・が・ きちきちいっぱいで・ それ・ 以上・は・ 入れ・られ・へん。」〔⇒きちきち、ぎりぎり、ぎりぎりいっぱい〕

きちきちばった《名詞》 ショウリョウバッタの雄。

きちゃない【汚い】《形容詞》 ①汚れている。「木ー・の・ 葉ー・が・ 散っ・て・ 庭・が・ きちゃない。」②乱暴で、きちんとしていない。③ずるい。心が正しくない。「約束・を・ 破っ・て・ きちゃない・ こと・を・ し・たら・ あか・ん・ぞー。」

きちょうめん〔きちょーめん〕【几帳面】《形容動詞》 きちんとしていて、いい加減でない様子。「きちょーめんで・ 約束・を・ 守る・ 人・は・ つきあいやすい。」

きちんと《副詞、動詞する》 ①よく整理している様子。「きちんとし・た・ 部屋・は・ 気持ち・が・ よろしー。」②決まり通りである様子。「時間どおり・に・ きちんと・ 遅れ・ん・よーに・ 来る。」③はっきりしている様子。「きちんと・ 説明せ・んと・ わから・へん・がな。」

きつい《形容詞》 ①人柄が厳しい。気が強い。激しい。「きつい・ 顔つき・で・ 言わ・れ・たら・ こっち・は・ びびっ・てまう・がな。」「きつーに・ しぼ・られ・た。」②力の入れ方が強い。「きつーに・ ひねきる〔=抓る〕。」③ゆとりや隙間がない。「靴・が・ きつー・て・ 足・が・ 痛い。」④激しい。厳しい。「西日・が・ きつい。」「体・に・ きつい・ 仕事」

きっかけ《名詞》 ものごとをする初め。動機。「二人・の・ 出会う・ きっかけ・は・ 何・やっ・た・ん・かいな。」「柔道・を・ 始め・た・ きっかけ」

きづく〔きずく〕【気付く】《動詞》 気がつく。感づく。「雨・が・ 降り・かけ・た・ こと・を・ 誰・も・ きずか・なかっ・た。」

きつけ【着付け】《名詞、動詞する》 着物をきちんと着せること。「成人式・の・ 日ー・に・ きつけし・てもらい・に・ 行く。」

きつけぐすり【気付け薬】《名詞》 気絶などをした人を正気に戻すための薬。「ひきつけ・ 起こし・た・ 時・の・ きつけぐすり」

きっさてん【喫茶店】《名詞》 コーヒー、紅茶(やケーキなど)を出す店。「近所・に・ きっさてん・は・ あら・へん・ねん。」〔⇒きっちゃてん〕

ぎっしり《副詞と》 いっぱい詰まっている様子。「箱・の・ 中・に・は・ お菓子・が・ ぎっしり・ 詰まっ・とる。」「来月・の・ 予定・は・ ぎっしり・なんや。」〔⇒びっしり、ぐっすら〕

きっちゃてん【喫茶店】《名詞》 コーヒー、紅茶(やケーキなど)を出す店。〔⇒きっさてん〕

きっちゃんちゃんこ【切っちゃんちゃんこ】《形容動詞》 ①細かく切り刻んだ様子。②秩序なく切ってしまっている様子。「大事な・ 紙・を・ 子ども・が・ きっちゃっちゃんこに・ し・て・ 遊ん・どる。」

ぎっちょ《名詞》 左利き。〔鉛筆・や・ 箸・を・ ぎっちょ・で・ 持つ。〕〔⇒ひだりぎっちょ〕

きっちり《副詞、動詞する》 きちんと。「期限・まで・に・ きっちり・ 仕事・を・ する・ 人・や。」「頼ま・れ・た・ 仕事・を・ きっちりする・ 人・や。」

きっちり《形容動詞》 ぴったりである様子。ちょうどである様子。「きっちり・ 百円・や。」「百円・ きっちりや。」

きつつき【啄木鳥】《名詞》 森や林にすみ、木の幹をつついて穴を開け、中の虫などを食べる鳥。

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2010年12月28日 (火)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(492)

ぎすい《形容詞》 人柄が滑らかでない。親しみを感じさせない性格である。「ぎすい・ 人・や・さかい・ 気軽に・ 話・が・ でけ・へん。」

ぎすぎすする《動詞》 人間関係が滑らかでない。親しみを感じられず、つっけんどんな人間関係である。「会社・の・ 人たち・が・ なんとのー・ ぎすぎすし・とる・ねん。」

きずぐち【傷口】《名詞》 傷がついたところ。「きずぐち・から・ 黴菌・が・ 入っ・たら・ 困る。」

きすご【鱚】《名詞》 砂の多い海にすみ、白い色をした魚。「きすご・は・ 釣っ・たら・ じっきに・ 死ん・でまう。」

きずつない【気術ない】《形容詞》 ①気詰まりである。気苦労を感じてしまう。「あの・ 人・は・ きずつのーて・ よー・ 話・が・ でけ・ん。」②恐縮してしまう。「こんな・ えー・ もん・ 貰(もろ)・て・ きずつない・ こと・です・がな。」◆②は、感謝の気持ちの、裏返しの表現である。

きせいふく〔きせーふく〕【既製服】《名詞》 注文によるのではなく、前もって作られている服。「種類・が・ ぎょーさん・ ある・さかい・ きせーふく・でも・ 合う・の・が・ 見付かり・まっ・さ。」

きせいちゅう〔きせーちゅー〕【寄生虫】《名詞》 他の生物から養分をとって生きている虫。「虫下し・を・ 飲ん・で・ きせーちゅー・を・ おら・ん・よーに・ する。」

きせつ【季節】《名詞》 ①春・夏・秋・冬のそれぞれの期間。「きせつ・が・ 変わっ・た。」②何かがよく行われる時期。「花見・の・ きせつ」

きぜつ【気絶】《名詞、動詞する》 しばらく息が止まり、気を失うこと。「鉄棒・から・ 落ち・て・ きぜつし・た。」

きせる【着せる】《動詞》 ①衣服を体に着けさせる。「子ども・に・ 浴衣・を・ きせる。」②同じ傘に入らせる。「強(つよ)ーに・ 降っ・とる・さかい・ 傘・ きせ・たる・わ。」「降っ・てき・た・ので・ きせ・てんか。」③布団を被せる。「寝冷えせ・ん・よーに・ 布団・を・ きせ・たる。」

きせる【煙管】《名詞》 刻み煙草を吸う道具。「きせる・の・ 灰・を・ ぽんぽんと・ 落とす。」

きせん【汽船】《名詞》 蒸気機関などによって動く、大型の船。「神戸・から・ 洲本・まで・ 昔・は・ きせん・が・ 通(かよ)・とっ・た。」

きそ【基礎】《名詞》 ①建物の土台。「家・の・ きそ工事」②物事のおおもと。「英語・の・ きそ」

きそく【規則】《名詞》 ①物事を行う方法や順序などを決めたもの。「交通・の・ きそく・を・ 守る。」②物事の一定の進め方。「きそく・ 正しい・ 生活」

きた【北】《名詞》 方角の一つ。日の出る方に向かって左の方。「神戸・の・ 街・の・ きた・は・ 六甲山・や。」

きた【北】《名詞》 北から吹く風。「きた・が・ 強なっ・た。」

きたい【期待】《名詞、動詞する》 そうなってほしいと望むこと。「きたいし・た・ 通り・に・ 勝っ・てくれ・た。」

きたえる【鍛える】《動詞》 何度も練習して、優れたものにする。「走っ・て・ 体・を・ きたえる。」「計算する・ 力・を・ きたえる。」

きたかぜ【北風】《名詞》 北から南に向かって吹く風。「冬・に・ なっ・て・ きたかぜ・が・ 吹く・よーに・ なり・まし・た・なー。」

きたごち【北東風】《名詞》 北寄りの東風(こち)。「今日・は・ きたごち・や・さかい・ ちょっと・ 温い・な。」

きたない【汚い】《形容詞》 ①汚れている。「きたない・ ズボン・は・ 早(はよ)ー・ 洗濯せ・な・あか・ん。」②乱暴で、きちんとしていない。「きたない・ 字ー・や・さかい・ 読ま・れ・へん。」③ずるい。心が正しくない。「きたない・ やり方・は・ せ・んとき。」

きたなか《名詞》 一反の半分。五畝。

きち【吉】《名詞》 よいこと。めでたいこと。「お神籤・ 引ー・たら・ きち・が・ 出・た。」

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2010年12月27日 (月)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(491)

きこえ【聞こえ】《名詞》 ①聞こえること。「きこえ・の・ 方・は・ 大丈夫や・けど・ 見る・ 方・が・ 衰え・てき・た。」②評判。噂。「みんな・に・ きこえ・が・ えー・ 人」

きこえる【聞こえる】《動詞》 ①声や音が耳に伝わって理解できる。「スピーカー・の・ 音・が・ きこえる。」②そのように受け取られる。「まるで・ 反対し・とる・よーに・ きこえる。」

きこく【帰国】《名詞、動詞する》 自分の国へ帰ること。「戦争・が・ 済ん・で・ きこくし・た・ 時・は・ これから・ どない・ し・たら・ えー・の・か・ わから・なんだ。」

きごこち【着心地】《名詞》 衣服を着たときの感じ。「きごこち・の・ えー・ 服」

きさく【気さく】《形容動詞》 さっぱりしていて、細かなことにこだわらない様子。「きさくで・ 付き合いやすい・ 人」

きざみ【刻み】《名詞》 ①刻むこと。「こーこ〔=沢庵漬け〕・の・ きざみ」②細かく区切ること。「十分ごと・の・ きざみ」③煙草の葉を細かく刻み、キセルで吸うもの。刻み煙草。

きざみたばこ【刻み煙草】《名詞》 煙草の葉を細かく刻み、キセルで吸うもの。

きさま【貴様】《名詞》 お前。◆敬意というよりも、相手をぞんざいに扱うような響きがある。

きざむ【刻む】《動詞》 ①細かく切る。「野菜・を・ きざむ。」②刃物で彫る。「木ーに・ 名前・を・ きざむ。」

きざら《名詞》 ざらめ砂糖。

きし【岸】《名詞》 海・川などの、水との境目の陸地。「舟・を・ きし・に・ 繋ぐ。」

きじ【生地】《名詞》 ①衣服などを作るための織物。「麻・の・ きじ」「木綿・の・ きじ」②生まれつきの性質。「油断し・とっ・たら・ きじ・が・ 出・てまう。」

きじ【雉】《名詞》 鶏ぐらいの大きさで、山や林にすむ、尾の長い鳥。

ぎし【技師】《名詞》 専門の技術を持っている人。「酒造会社・の・ ぎし」

きしな【来しな】《名詞》 来る途中。「きしな・に・ 友達・に・ 会(お)ー・た。」

きしむ【軋む】《動詞》 物と物とがこすれて、音を立てる。「地震・の・ 時・は・ 家・が・ きしん・で・ 恐(おと)ろしかっ・た。」

きしゃ【汽車】《名詞》 機関車にひかれて鉄道を走る列車。「きしゃ・に・ 乗って・ 四国・へ・ 行く。」◆旧・国鉄(現在のJR)を「きしゃ」と言い、私鉄を「でんしゃ」と呼び分けていたことがある。「明石・と・ 神戸・の・ 間・は・ きしゃ・も・ でんしゃ・も・ 走っ・とる。」

きじゅ【喜寿】《名詞》 七十七歳。七十七歳のお祝い。

きじゅうき〔きじゅーき〕【起重機】《名詞》 重いものを持ち上げたり、動かしたりする機械。クレーン。

きしゅくしゃ【寄宿舎】《名詞》 学生などが共同で生活する建物。「昔・は・ 下宿する・ 学生・より・も・ 寄宿舎・に・ 入る・ 方・が・ 多かっ・た。」

きしょう〔きしょー〕【気象】《名詞》 天候・風速・気圧など、大気中で起こる天気の様子。「きしょー予報・が・ よー・ 当たる・よーに・ なっ・た。」

きしょう〔きしょー〕【起床】《名詞、動詞する》 寝床から起き出すこと。「明日・は・ 六時・に・ きしょーせ・な・ あか・ん・ねん。」

きしょう〔きしょー〕【記章、徽章】《名詞》 帽子や上着などに付けて、所属団体などを示すしるし。バッジ。「きしょー・を・ 付け・た・ 学生帽・を・ かぶる。」「背広・の・ 襟・に・ きしょー・を・ 付ける。」

きしょく【気色】《名詞》 気持ち。心持ち。気分。感覚。「きしょく・が・ 悪ー・て・ 困る・さかい・ そない・ べたべた・ 引っ付い・てこ・んとい・て。」

きしょく(が)わるい【気色悪い】《形容詞》 気持ちが悪い。良い感じがしない。「きしょくわるい・ 色・の・ 服」

きず【傷】《名詞》 ①切ったり撲ったりして、皮膚を傷めたところ。「こけ・て・ 足・に・ きず・が・ でけ・た。」②品物や設備などの痛んだところ。または、わざと痛めたところ。「桃・の・ 実ー・は・ じっきに・ きず・が・ つく・さかい・ 触ら・んとい・て・な。」「柱・に・ きず・を・ 付ける。」

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2010年12月26日 (日)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(490)

ききあわせ【聞き合わせ】《名詞》 ある人の評判などを、その人の住まいの近所の人に尋ねて回ること。「あんたとこ・の・ お嬢さん・の・ こと・を・ ききあわせ・に・ 来・た・ 人・が・ あり・まし・た・よ。」

ききおとす【聞き落とす】《動詞》 うっかりして、聞き漏らしてしまう。「先生・の・ 言(ゆ)ー・ こと・を・ ききおとさ・ん・よーに・ し・なはれ・よ。」

ききおぼえ【聞き覚え】《名詞》 前に聞いたことがあること。「ききおぼえ・の・ ある・ 声・や・ 思(おも)・たら・ あんた・やっ・た・ん・かいな。」

ききおぼえる【聞き覚える】《動詞》 前に聞いて話の内容などを覚えている。「ききおぼえ・とる・ こと・が・ あっ・たら・ 教(おせ)・てー・な。」

ききかえす【聞き返す】《動詞》 言われたことについて、もう一度、こちらから尋ねる。「分から・なん・だら・ ききかえし・なはれ。」

ききぐるしい〔ききぐるしー〕【聞き苦しい】《形容詞》 ①嫌な感じがして、聞いているのが辛い。「人・の・ 悪口・は・ ききぐるしー・もん・や。」②言っていることが聞き取りにくい。「周り・の・ 人・が・ 喋っ・とっ・た・さかい・ 前・で・ 話・を・ し・とる・の・が・ ききぐるしー・なー。」

ききづらい〔ききずらい〕【聞きづらい】《形容詞》 聞き取るのに苦労する。「周り・が・ 喧しゅー・て・ ききずらかっ・た。」

ききながす【聞き流す】《動詞》 聞いても、そのままにして気にかけない。「意見・を・ 言(ゆ)ー・た・ん・や・けど・ ききながさ・れ・ても・た。」

ききめ【効き目】《名詞》 効く力。効果。「この・ 薬・ ごっつい・ ききめ・が・ あり・まん・の・や。」「いっぺん・ どなっ・てやっ・たら・ ききめ・が・ あっ・て・ みんな・ 静かに・ なっ・た。」

ききょう〔ききょー〕【桔梗】《名詞》 秋の初めに、釣り鐘型の紫や白の花が咲く草。秋の七草の一つ。

ききわけ【聞き分け】《名詞》 言われたことがよくわかり、その通りにすること。「ききわけ・の・ ない・ 子」

きく【菊】《名詞》 秋に香りの良い花を咲かせる植物。庭に植えたり、盆栽にしたりする。

きく【利く】《動詞》 働きがよい。「焼き物・を・ 見る・ 目ー・が・ きく。」

きく【効く】《動詞》 効果がある。「風邪薬・が・ よー・ きー・た。」

きく【聞く】《動詞》 ①声や音などを耳に感じ取る。「音楽・を・ きく。」②尋ねる。「駅・へ・ 行く・ 道・を・ きく。」

ぎくっと《副詞、動詞する》 ①驚いて、どきりとする様子。「急に・ 名前・を・ 呼ば・れ・て・ ぎくっと・ し・た。」②体をひねったように感じる様子。「重たい・ 物・を・ 持っ・たら・ 腰・が・ ぎくっと・ し・た。」

きくな【菊菜】《名詞》 春菊。「水炊き・に・ きくな・を・ 入れる。」

きくにんぎょう〔きくにんぎょー〕【菊人形】《名詞》 たくさんの菊の花や葉を、着物のように飾り付けた見せ物の人形。「昔・ 明石公園・で・ 毎年・ きくにんぎょー・を・ し・とっ・た・ん・や・で。」◆かつて、明石公園では、春に「はなにんぎょう」が開催されていたことがある。菊の代わりに、春の花々を人形に着せていたのである。

きけん【危険】《名詞、形容動詞》 あぶないこと。「道・の・ 真ん中・ 歩い・たら・ きけんや・で。」

きげん【期限】《名詞》 あらかじめ決められている、終わりの時期。締め切りの時期。「賞味きげん・が・ 切れ・そーや。」「文章・の・ 提出・は・ 月末・が・ きげん・や。」

きげん【機嫌】《名詞》 気持ち。気分。「きげん・ 良ー・ 酒・ 飲ん・どっ・たら・ 電話・が・ かかっ・てき・た。」

きこう〔きこー〕【気候】《名詞》 気温・雨量などの天気の変化の様子。「この頃・は・ 地球・の・ きこー・が・ おかしく・ なっ・とる・ねー。」

きごう〔きごー〕【記号】《名詞》 何かを表すために決めたしるし。「字ー・で・ 書く・より・も・ きごー・の・ 方・が・ 見やすい。」

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2010年12月25日 (土)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(489)

きがけ【来がけ】《名詞》 来る途中。「きがけ・に・ 雨・は・ まだ・ 降っ・とら・なんだ。」

きかす【利かす】《動詞》 ①心を働かせる。「周り・に・ 気・を・ きかす。」②効果を発揮させる。「ブレーキ・を・ きかす。」

きかす【聞かす】《名詞》 ①話などを読んでやって、理解させる。「童話・を・ 読ん・で・ きかす。」②話してわからせる。「わかりやすーに・ 子ども・に・ 言(ゆ)ー・て きかす。」

きがすむ〔きーがすむ〕【気が済む】《慣用句(動詞)》 気持ちが収まる。納得した思いになる。「あんた・の・ きーがすむ・まで・ 好きな・よーに・ し・たら・ えー・ねん。」

きがちる〔きーがちる〕【気が散る】《慣用句(動詞)》 周りのことが気になって集中できない。気持ちが落ち着かない。気持ちが他のものに引かれる。「テレビ・ 見・ながら・ 勉強し・たら・ きーがちる・やろ。」「しゃべっ・とる・ 人・が・ おっ・た・さかい・ きがちっ・て・ 話・が・ 聞け・なんだ。」

きがつく〔きーがつく〕【気が付く】《慣用句(動詞)》 ①思い出す。「忘れ物・に・ きーがつい・た。」②注意が行き届く。「周り・の・ 人・の・ こと・に・ よー・ きーがつく・ 人・や。」

きがながい〔きーがながい〕【気が長い】《慣用句(形容詞)》 のんびりしている。暢気である。「あの・ 人・は・ きーがながい・さかい・ 人・に・ 怒っ・たり・ せー・へん。」

きがね【気兼ね】《名詞、動詞する》 周りの人に気を遣うこと。「近所・に・ きがねする。」

きがはる〔きーがはる〕【気が張る】《慣用句(動詞)》 緊張する。気遣いをする。気持ちの緩む時がない状態が続く。「震災・の・ 後・は・ きーがはっ・た・ 日ー・が・ 続い・た。」

きがひける〔きーがひける〕【気が引ける】《慣用句(動詞)》 遠慮したい気持ちになる。気後れがする。「そんな・ 大層な・ 所・へ・は・ きーがひけ・て・ よー・ 行き・まへ・ん。」

きがみじかい〔きーがみじかい〕【気が短い】《慣用句(形容詞)》 せっかちだ。かっとなりやすい。「きーがみじかい・ 人・や・さかい・ じっきに・ 人・と・ 喧嘩し・てまう・ねん。」◆「きがみしかい」とも言う。連体修飾の働きをする場合は「きのみじかい」となることがある。

きがもめる〔きーがもめる〕【気が揉める】《慣用句(動詞)》 心配で、気持ちが落ち着かない。

きがる【気軽】《形容動詞》 大げさに考えないで、あっさり行う様子。「かちんかちんに・ なら・んと・ きがるに・ 話し・ましょ。」

きかん【期間】《名詞》 ある時からある時までという間。「博覧会・が・ 開かれ・とる・ きかん」

きかんし【気管支】《名詞》 気管から分かれて肺に入る二本の管。「きかんし・が・ ぜーぜー・ 言ー・とる。」

きかんしえん【気管支炎】《名詞》 気管支が腫れて、熱を出す病気。「医者・へ・ 行っ・たら・ きかんしえん・や・ 言わ・れ・た。」

きかんしゃ【機関車】《名詞》 機関を動かして客車や貨車を引いて、線路を走る車。蒸気機関車、ディーゼル機関車、電気機関車があるが、昔はもっぱら蒸気機関車を指した。「きかんしゃ・の・ こと・を・ 今・は・ エスエル・ 言(ゆ)ー・ねん・て。」

きかんじゅう〔きかんじゅー〕【機関銃】《名詞》 引き金を引き続けると、弾丸が続けて発射される銃。

ききあわす【聞き合わす】《動詞》 ある人の評判などを、その人の住まいの近所の人に尋ねて回る。◆かつて、結婚や就職に際して行われていたが、現在ではほとんど行われていないと思われる。

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2010年12月24日 (金)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(488)【き】

き〔きー〕【気】《名詞》 心。心の持ち様。「きー・が・ 小(こま)い。」「きー・の・ 良(え)ー・ 人」

き〔きー〕【黄】《名詞》 赤・青とともに、絵の具の三原色の一つ。「信号・が・ きー・に・ 変わっ・た。」

き〔きー〕【木】《名詞》 ①幹が固く、寿命の長い植物。「校庭・の・ 大きな・ きー・は・ 今・も・ その・まま・の・ 場所・に・ 立っ・とる。」②材木。「きー・で・ 建て・た・ 家・は・ 涼しー・なー。」

きあい【気合い】《名詞》 強い意気込み。気力を込めた掛け声。「きあい・を・ 入れ・て・ 逆転しょ・ー。」

きいろ〔きーろ〕【黄色】《名詞》 赤・青とともに、絵の具の三原色の一つ。レモンのような色。「きーろ・の・ チューリップ」

きいろい〔きーろい〕【黄色い】《形容詞》 黄色である。「出・た・ばっかり・の・ お月さん・は・ きーろい・なー。」

ぎいん【議員】《名詞》 選挙で選ばれた、国・都道府県・市町村の政治に携わる人。「県会・の・ ぎいん・に・ 当選する。」

きうり〔きゅーり〕【胡瓜】《名詞》 長い円柱形の実を食用にする野菜。「きうり・の・ 酢の物(もん)」「今・で・は・ 年がら年中・ きゅーり・が・ ある。」

きえる【消える】《動詞》 ①光や熱が出なくなる。「風・が・ 吹い・て・ 蝋燭・が・ きえ・た。」②あったものが、なくなる。「建て替え・で・ 昔・の・ 校舎・が・ きえ・ても・た。」

きおち【気落ち】《名詞、動詞する》 がっかりして、力を落とすこと。「ご主人・が・ 亡くなり・はっ・た・けど・ きおちせ・ん・よーに・ 頑張っ・てください・よ。」

きおん【気温】《名詞》 大気の温度。「今年・の・ 夏・は・ きおん・が・ ごっつー・ 高かっ・た。」

き(が)あう〔きー(が)あう〕【気が合う】《慣用句(動詞)》 気持ちが通じ合う。「きーがあう・ 者・ 同士・で・ よー・ 遊び・に・ 行き・まし・た・なー。」

きかい【機械】《名詞》 人間に代わって仕事をする仕掛け。「きかい・が・ 入っ・て・ 仕事・が・ 楽・に・ なっ・た。」

きかい【機会】《名詞》 ちょうどよい時。チャンス。「自分・の・ こと・を・ 宣伝する・ きかい」

きかいせん【機械船】《名詞》 漁業に使う小型の船で、発動機でスクリューを回して進むもの。エンジンの付いた船。◆昔は、小型の舟である「てんま」や「かりこ」は手で漕いでいたが、今では小型のものにも動力が付いているので、「きかいせん」という区別は意味を失っている。

きかいたいそう〔きかいたいそー〕【器械体操】《名詞》 鉄棒、平均台、吊り輪などの器具を使ってする体操。「部活動・で・ きかいたいそー・を・ やっ・とる・ねん。」

きがえ【着替え】《名詞、動詞する》 着ているものを取り替えること。取り替えるための衣服。「野外活動・に・ 行く・ 時・は・ 何日分・の・ きがえ・が・ 要る・のん。」

きがえる【着替える】《動詞》 着ているものを取り替える。「風呂・に・ 入っ・て・ きがえる。」

きがおもたい〔きーがおもたい〕【気が重たい】《慣用句(形容詞)》 よくないことや嫌なことがありそうで、気持ちがすっきりしない様子。「家内・が・ 入院し・て・ きーがおもとー・て・ 困っ・とり・ます・ねん。」

きがかり【気懸かり】《名詞》 気になること。心配。「明日・の・ 天気・が・ きがかり・や。」

き(が)きく〔きー(が)きく〕【気が利く】《慣用句(動詞)》 ①よく気が付く。「細かい・ こと・に・ よー・ きーがきく・ 人・や。」②洒落ている。「きーがきー・た・ 靴・が・ 一足・も・ ない・ねん。」

きがく【器楽】《名詞》 楽器を使って演奏する音楽。「歌う・ こと・より・も・ きがく・が・ 好き・です。」

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2010年12月23日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(487)

かんぬき【閂】《名詞》 門の戸が開かないように、内側で横に差し渡すもの。

かんぬし【神主】《名詞》 神社に仕えて、神を祀る人。「家・ 建てる・ 時、かんぬしさん・に・ お祓い・を・ し・てもらう。」◆「かんぬしさん」が「かんぬっさん」という発音になることがある。

がんねん【元年】《名詞》 年号が変わった、初めの年。「昭和・の・ がんねん・に・ 生まれ・た。」

かんのあけ【寒の明け】《名詞》 暦の上で、冬の最も寒い頃が終わること。立春になること。「かんのあけ・に・ なっ・た・けど・ まだ・ 寒い・なー。」

かんのいり【寒の入り】《名詞》 暦の上で、冬の最も寒い頃になること。小寒になること。「かんのいり・に・ なっ・て・ 朝晩・ 震え・まん・なー。」

かんのんさん【観音さん】《名詞》 ①情け深く、苦しみから救ってくれるという仏さん。②観音堂。「かんのんさん・に・ 線香・を・ 立てる。」

かんぱい【乾杯】《名詞、動詞する》 健康や成功などを祈って、杯を上げて、酒を飲み干すこと。「わし・は・ アルコール・は・ あか・ん・さかい・ ジュース・で・ かんぱいする。」

がんばる【頑張る】《動詞》 ①一生懸命に取り組む。目標に向かって進む。「がんばっ・て・ 合格し・てください・ね。」②どこまでも自説を曲げない。頑固さを貫き通す。「そない・に・ がんばら・んと・ 他・の・ 人・の・ 気持ち・も・ 考え・てやっ・てください。」

かんばん【看板】《名詞》 店の名前、商品名、催し物の内容などを書いて、人目につくところに出しておくもの。「明日・から・ 大売り出し・や・ 言(ゆ)ー・て・ かんばん・に・ 書い・てある。」

かんぱん【乾パン】《名詞》 保存用として、小さく固く焼いておくパン。「戦争中・は・ かんぱん・の・ 配給・が・ あっ・た。」

かんびょう〔かんびょー〕【看病】《名詞、動詞する》 病人や怪我人の世話をすること。「親・の・ かんびょー・を・ する。」

かんぴょう〔かんぴょー〕【干瓢】《名詞》 夕顔の実を細長く紐のようにむいて干した食べ物。「巻き寿司・に・ 使う・ かんぴょー・を・ 甘ー・に・ 炊く。」

かんぴんたん《形容動詞》 干からびた様子。⇒「ほそかんぴんたん」

かんぶつ【乾物】《名詞》 野菜・海藻・魚などを干した食べ物。

かんべん【勘弁】《名詞、動詞する》 怒りたいのを抑えて、相手を許すこと。過ちを許してやること。「そんな・ 言い訳・を・ し・たっ・て・ かんべん・は・ でけ・へん。」

かんぽうやく〔かんぽーやく〕【漢方薬】《名詞》 中国から伝わってきた薬。「かんぽーやく・の・ 風邪薬」

かんむり【冠】《名詞》 国王や優勝者などが頭にかぶるもの。「マラソン・で・ 優勝し・た・ 人・が・ かんむり・を・ 被せ・てもらい・よる。」

かんめ【貫目】《名詞》 ①重さ。「どの・ぐらい・の・ かんめ・に・ なる・ん・やろ。」②一貫、二貫と数えるときに「かんめ」という言い方をすることがある。「魚・が・ よー・ 釣れ・て・ 一かんめ・も・ あっ・た。」  

かんゆ【肝油】《名詞》 魚の肝臓からとった油。「昔・ 飲ん・だ・ こと・が・ ある・けど・ 今・でも・ かんゆ・は・ 売っ・とる・ん・かいなー。」

かんり【管理】《名詞、動詞する》 ものごとを取り締まったり、良い状態に保ったりすること。「アパート・を・ かんりする・ 人」

かんれき【還暦】《名詞》 数え年で六十一歳のこと。「今・の・ 人・は・ かんれき・や 言(ゆ)ー・ても・ みんな・ 元気な・ もん・や・なー。」

かんろく【貫禄】《名詞》 身に備わった重み。威厳。「腹ぼて・で・ かんろく・の・ ある・ 人・や。」「背ー・は・ 低い・けど・ かんろく・の・ つい・た・ 話し方・を・ し・て・ みなん・を・ ひっばる・ 力・が・ ある。」

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2010年12月22日 (水)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(486)

かんそうぶん〔かんそーぶん〕【感想文】《名詞》 見たり聞いたり読んだりして、心に感じることを書き綴った文章。「読書・の・ かんそーぶん・が・ 宿題・に・ なっ・とる・ねん。」

かんそく【観測】《名詞、動詞する》 自然物や自然現象などの様子を観察して、変化の様子などを調べること。「ガラス・に・ 煤・を・ 塗っ・て・ 日食・の・ かんそく・を・ する。」

がんた【蟹た】《名詞》 蟹。「赤爪・の・ がんた・が・ 歩い・とる。」

がんたい【眼帯】《名詞》 目やその周りのの病気や怪我の時、目の上を覆うもの。「がんたい・ 付け・たら・ 歩きにくい・わ。」

かんたん【簡単】《形容動詞》 込み入っていない様子。手軽な様子。「かんたんな・ 問題・を・ 出し・ます。」 

がんたん【元旦】《名詞》 一月一日(の朝)。年の初め。「がんたん・に・ 神社・に・ お詣りする。」

かんだんけい〔かんだんけー〕【寒暖計】《名詞》 温度計。寒さや暖かさの度合いを調べる器具。「かんだんけー・が・ 三十度・を・ 超え・とる。」◆「おんどけー」は新しく使うようになった言葉である。〔⇒おんどけい〕

かんち《名詞》 ①視覚に障害がある人。(盲目の人のことも、片目が見えにくい人のことも意味した。)②ものがよく見えていないこと。ものの考え方に偏りがあること。「あの・ 時・は・ 寝起き・で・ めかんち・やっ・てん。」③片目の人。眼帯をつけて片目である状態。〔⇒めかんち〕

かんちがい【勘違い】《名詞、動詞する》 考え違い。思い違い。「かんちがいし・て・ 一日・ 早(はよ)ー・に・ 行っ・ても・た。」

かんちゅう〔かんちゅー〕【寒中】《名詞》 ①暦で、小寒から大寒までの間。②一年で一番寒い期間。「かんちゅー・の・ 見舞い状」

かんちょう〔かんちょー〕【浣腸】《名詞、動詞する》 肛門から薬液を注入すること。◆両手を組み合わせて、左右の人差し指を前に突き出して、人のお尻を突こうとする、「かんちょう」という子どもの遊びもあった。

かんてき《名詞》 ①七輪。コンロ。「かんてき・で・ 焼い・た・ 秋刀魚・は・ 美味い・ぞー。」②短気で怒りっぽい人。癇癪持ちの人。「また・ かんてき・が・ 怒り出し・た。」

かんてん【寒天】《名詞》 テングサの煮汁を固めて、低温で凍らせたもの。お菓子などを作るのに使う。「蜜豆・に・ 入っ・とる・ かんてん」

かんでん【感電】《名詞、動詞する》 電流が体の中を流れて、ショックを受けること。「びりびりっと・ かんでんし・て・ びっくりし・た。」

かんでんち【乾電池】《名詞》 持ち運べるように作った電池。「ラジオ・の・ かんでんち・が・ 切れ・ても・た。」◆懐中電灯のことを「かんでんち」と言うこともある。「暗い・さかい・ かんでんち・を・ 持っ・ていき・よ。」

かんとうだき〔かんとーだき/かんとだき〕【関東炊き】《名詞》 醤油などで炊き込んだおでん。「秋・の・ 祭り・の・ 時・に・ 食う・ かんとだき・は・ 美味い・なー。」

かんとく【監督】《名詞、動詞する》 全体についての指図や取り締まりなどをすること。それをする人。「野球・の・ かんとく」◆仕事を懸命にしない人のことを揶揄して言うこともある。「お前・は・ 仕事・を・ せ・んと・ みんな・の・ かんとくし・とる・ん・か。」

かんな【鉋】《名詞》 板などを削って平らにする道具。「かんな・で・ 板・を・ 削る。」

かんなくず【鉋屑】《名詞》 鉋で削ってできる、板の薄いもの。「くるくる・ 巻い・た・ かんなくず」

かんにん【堪忍】《名詞、動詞する》 怒りたいのを抑えて、相手を許すこと。「腹・が・ 立っ・とー・か・も・ しれ・ん・けど・ かんにんし・たっ・て・な。」〔⇒かんべん〕

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2010年12月21日 (火)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(485)

かんじ【幹事】《名詞》 中心になって仲間の世話をする役。「忘年会・の・ かんじ・が・ 当たっ・ても・た。」

かんじ【感じ】《名詞》 ①見たり聞いたり触ったりして、体に受ける働き。「ざらざらし・た・ かんじ・が・ する。」②心に思うこと。印象。「かんじ・の・ 良(え)ー・ 人」

がんじき《名詞》 竹でできた熊手。「小学校・の・ 頃・は・ 日曜・に・ なっ・たら・ がんじき・ 持っ・て・ みんな・で・ 道・を・ 掃除し・た。」◆もともとは、竹でできているものを指して言ったが、金属製のものも作られている。

がんじつ【元日】《名詞》 一年の最初の日。一月一日。

かんしゃ【感謝】《名詞、動詞する》 ありがたいと思う気持ち。ありがたいと思う気持ちを表すこと。「親・に・ かんしゃし・て・ ご飯・を・ 食べ・なはれ。」

かんじゃ【患者】《名詞》 病気や怪我で治療を受けている人。「今日・の・ 病院・は・ かんじゃ・が・ 多かっ・た・なー。」

がんしょ【願書】《名詞》 願い事を書いて提出する書類。受験などの意志を表明する書類。「入学・の・ がんしょ・を・ 提出する。」

かんじょう〔かんじょー〕【勘定】《名詞、動詞する》 ①数えること。計算すること。「参加者・の・ 人数・を・ かんじょーする。」②支払をする金額。支払う金額を決めること。「宴会・の・ かんじょー・を・ 払う。」

がんじょう〔がんじょー〕【頑丈】《形容動詞》 がっしりしていて強い様子。「がんじょーな・ 体格・や・けど・ 負けん気・が・ 足ら・ん・ので・ 弱い・なー。」「がんじょーな・ 箱」

かんじる【感じる】《動詞》 ①見たり聞いたり触ったりして、ある思いを体に受ける。「部屋・が・ 寒い・と・ かんじる。」②心に思う。「わし・が・ 間違(まちご)・とっ・た・と・ かんじる。」

かんしん【感心】《形容動詞、名詞、動詞する》 立派であると思う様子。素晴らしいと深く感じる様子。「わかりやすい・ 話し方・を・ する・ 人・や・なー・と・ かんしんする。」

かんじん【肝心】《形容動詞》 一番大事であるという様子。大切。「自分・から・ 進ん・で・ する・ こと・が・ かんじんな・ん・や。」

かんづめ〔かんずめ〕【缶詰】《名詞》 ①加工した食品を缶に入れ、空気を抜いて、長持ちするようにしたもの。「鮪・の・ かんずめ・を・ 開ける。」②人を部屋などに閉じこめること。「事故・が・ あっ・て・ 電車・の・ 中・で・ かんずめ・に・ なっ・た。」

かんせい〔かんせー〕【完成】《名詞、動詞する》 すっかりできあがること。「夏休み・の・ 宿題・が・ かんせーし・た。」

かんせつ【関節】《名詞》 二つの骨と骨とが、動くようにつながっているところ。「かんせつ・が・ 痛む。」

がんぜない【頑是無い】《形容詞》 幼くて、ものの道理が分からない。「がんぜない・ 子ども・なん・や・から・ 無茶な・ こと・を・ さし・たら・ あか・ん。」

かんぜん【完全】《名詞、形容動詞》 足りないところや欠けたところがない様子。「人間・なん・や・さかい・ かんぜんな・ こと・は・ できる・もん・や・ない。」

がんそ【元祖】《名詞》 あるものごとを最初に始めた人。「明石・の・ 玉子焼き・の・ がんそ・や・と・ 言う・ 店・へ・ 行っ・た。」「インスタントラーメン・の・ がんそ」

かんそう〔かんそー〕【乾燥】《名詞、動詞する》 空気や物が乾いていること。空気や物を乾かすこと。「冬・に・ なっ・て・ 空気・が・ かんそーし・て・ 喉・が・ からからや。」

かんそう〔かんそー〕【感想】《名詞》 ものごとについて、心に感じることを持つこと。「あの・ 映画・の・ かんそー・は・ どー・です・か。」

かんぞう〔かんぞー〕【肝臓】《名詞》 消化を助けたり、血液中の毒物を壊したりする器官。「酒・を・ 飲み過ぎ・て・ かんぞー・を・ 悪ー・ し・た。」

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2010年12月20日 (月)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(484)

かんかん《形容動詞〔擬態語〕》 ①激しく怒っている様子。「お前・の・ こと・で・ 親父・が・ かんかんに・ なっ・とる・ぞ。」②物事に専念している様子。「かんかんに・ なっ・て・ 仕事し・たら・ 体・ 壊す・ぞ。」③日の光が強く当たっている様子。「朝・から・ かんかん・ 照っ・とる。」

かんかん【缶缶】《名詞》 缶。「かんかん・に・ 穴・を・ 開け・て・ 紐・を・ 通し・て・ 下駄・みたいに・ し・て・ 遊ぶ。」「ビール・の・ かんかん」◆「かん」とも言うが、「かんかん」と言う頻度が高い。ただし、比較的小さなものについて言うのであって、大きなドラム缶などには使わない。

かんかん【看貫】《名詞》 台秤。「体重・を・ かんかん・で はかる。」「かんかん・に・ のる。」「かんかん・に・ のせる。」

がんがん【蟹蟹】《名詞》 蟹。「見・てみ、がんがん・が・ 歩い・とる・よ。」◆幼児語。

かんかんでり【かんかん照り】《名詞、形容動詞》 日光が強く当たっている様子。「かんかんでり・や・さかい・ 帽子・ 着ていき・なはれ。」

かんかんぼし【かんかん干し】《名詞、形容動詞》 ①日光が強く当たっている中にいる様子。「かんかんぼし・で・ 歩い・たら・ あか・ん。帽子・を・ 着・なはれ。」②日光に長時間あたって、水分が乏しくなっている様子。「茄子(なすび)・の・ 木ー・が・ かんかんぼしに・ なっ・て・ 枯れ・ても・とー。」〔⇒かんからぼし〕

かんけい〔かんけー/かんけ〕【関係】《名詞、動詞する》 ①関わり合うこと。「あいつ・も・ 何・か・ かんけーし・とる・ はず・や。」②間柄。「親子・の・ かんけー・が・ ちょっと・ 良ー・ない。」③影響。都合。「天気・の・ かんけー・で・ 今日・は・ 中止・に・ する。」

かんげい〔かんげー〕【歓迎】《名詞、動詞する》 喜んで迎えること。「新入り・の・ 人・の・ かんげー会・を・ する。」

かんげいこ〔かんげーこ〕【寒稽古】《名詞》 厳冬期に、運動や武道をして、体を鍛えること。「この頃・は・ かんげーこ・を・ する・ 学校・が・ 少(すけ)のー・ なっ・た。」

かんけいない〔かんけーない/かんけない〕【関係ない】《形容詞》 ①関わり合いがない。「わし・は・ あの・ 事件・と・ かんけーない。」②間柄としては無縁である。「同じ・ 苗字・や・けど・ あの・ 家・と・は・ かんけーない・ねん。」③影響しない。「明日・の・ 天気・は・ 台風・と・ かんけーない。」

かんげき【感激】《名詞、動詞する》 心に強く感じること。「映画・を・ 見・て・ かんげきし・て・ 涙・が・ こぼれ・た。」「感謝・ かんげき・ 雨・ 霰(あられ)・や。」

かんご【看護】《名詞、動詞する》 病人や怪我人の世話をすること。「夜中・も・ かんご・で・ 付き添ー・とっ・てん。」

がんこ【頑固】《形容動詞》 人の言うことを受け入れず、自分の考えや立場を貫こうとする様子。「ほんまに・ がんこな・ おっさん・や。」

かんこう〔かんこー〕【観光】《名詞、動詞する》 景色の良いところや、名所旧跡などを見て回ること。「連休・に・ 九州・の・ かんこー・を・ し・ょー・と・ 思(おも)・とる。」

かんごふ【看護婦】《名詞》 医者の手助けや、病人の世話を仕事にしている女性。「優しー・ かんごふさん・が・ 面倒み・てくれる・から・ ありがたい。」◆「かんごし」という言葉も定着しつつある。

かんざし【簪】《名詞》 女の人が着物を着たときに、髪に挿す飾り物。

かんさつ【観察】《名詞、動詞する》 ものごとの姿や状況を、注意深く見ること。「病気・の・ 具合・を・ かんさつする。」

かんさつ【鑑札】《名詞》 役所などから許可をもらったことを示す札。「学校・から・ 貰(もろ)ー・た・ 自転車・の・ かんさつ」

かんじ【漢字】《名詞》 中国で作られ、日本でも使っている文字。「かんじ・の・ 書き取り・を・ する。」

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2010年12月19日 (日)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(483)

かわる〔かーる〕【代わる・替わる】《動詞》 役目や働きを、他のものが引き受ける。「親父・に・ かわっ・て・ 店番・を・ する。」「息子・の・ 担任・の・ 先生・が・ かーっ・た。」

かん【寒】《名詞》 暦の上で、冬の最も寒い頃。「かん・に・ 入っ・た・ので・ 寒稽古・が・ 始まる。」

かん【缶】《名詞》 金属で作った入れ物。「ビール・の・ かん・を・ 廃品回収・に・ 出す。」〔⇒かんかん〕

かん【勘】《名詞》 物事を瞬間的に感じたり判断したりする心の働き。「かん・が・ 当たっ・た。」

かん【貫】《名詞》 尺貫法の重さの単位。「ベラ・を・ いっかんめ・ 釣っ・た。」◆一貫は三・七五キログラム。

かん《名詞》 小児期に見られる、神経性の病気や癖。「かん・の・ 強い・ 子・や・さかい・ 気ー・ つけ・たり・や。」

がん【雁】《名詞》 秋の終わり頃に北の方から渡ってくる水鳥。空を一列になって飛ぶのが見える。

がん【癌】《名詞》 悪性の腫れ物ができる病気。「がん・で・ 亡くなっ・て・やっ・た・ん・やて。」「この頃・は・ がん・も・ だいぶ・ 治る・よーに・ なっ・てき・た。」

がん《接尾語=名詞に接続する》 量や金額を表す。分。「飴・を・ 五百円がん・ 買う。」〔⇒がとこ〕

かんおけ【棺桶】《名詞》 人の遺体を入れる箱。ひつぎ。「年・ とっ・た・さかい・ かんおけ・に・ 半分・ 足・を・ つっこん・だ・よーな・ もん・や。」

がんか【眼科】《名詞》 目の病気を治す病院や医院。「目ー・が・ しょぼしょぼする・さかい がんか・で・ 診・てもらう。」

かんかいん【感化院】《名詞》 教護院の旧称。少年の更生を助けるところ。

かんがえ【考え】《名詞》 頭を働かせてあれこれと思うこと。頭を働かせてあれこれと思った内容。「やっぱり・ わし・の・ かんがえ・が・ ちょっと・ 足(たら)・なんだ・みたいや。」

かんがえこむ【考え込む】《動詞》 ある事柄だけを深く考える。気にしてしまう。「そないに・ かんがえこん・だら・ 体・に・ 毒・や・でー。」

かんがえちがい【考え違い】《名詞》 間違った考え。「ごめん。わし・の・ かんがえちがい・やっ・た。」

かんがえもん【考え物】《名詞》 よく考えなければならない物事。判断に迷う事柄。「どっち・を・ 買う・か・ かんがえもん・や・なー。」

かんがえる【考える】《動詞》 頭を働かせてあれこれと思う。「自分・の・ 頭・で・ かんがえ・なはれ。」

かんかく【間隔】《名詞》 物と物との間。人と人との間。隔たり。「一メートル・の・ かんかく・で・ 縦・に・ 並び・なさい。」「かんかく・を・ 開ける。」◆空間の間隔とともに、時間の間隔についても使うことがある。「一か月・の・ かんかく・で・ 散髪屋・に・ 行く。」

がんがら《名詞》 魚の名前。

かんからかん《形容動詞〔擬態語〕》 すっかり乾いている様子。からからに乾燥している様子。「庭・の・ 土・が・ かんからかんに・ 乾い・ても・とっ・た・さかい・ 水・を・ 撒い・た。」「喉・が・ かんからかんや・さかい・ 水・が・ 飲み・たい。」〔⇒からから〕

かんからぼし【かんから干し】《名詞、形容動詞》 ①日光が強く当たっている中にいる様子。「かんからぼしで・ 仕事し・た。」②日光に長時間あたって、水分が乏しくなっている様子。〔⇒かんかんぼし〕

かんがるー【カンガルー】《名詞》 オーストラリアにすむ草食動物。「かんがるー・が・ ぴょこびょこ・ 跳ん・どる。」

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2010年12月18日 (土)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(482)

かわき〔かーき〕【乾き】《名詞》 かわくこと。かわく速さ。「風・が・ ない・ので・ 洗濯物・の・ かわき・が・ 遅い。」

かわき〔かーき〕【渇き】《名詞》 喉に湿り気がなくなること。

かわく〔かーく〕【乾く】《動詞》 水分や湿り気がなくなる。「風・が・ 暖(あった)かい・さかい・ よー・ かわいた。」

かわく〔かーく〕【渇く】《動詞》 喉に湿り気がなくなる。「喉・が・ かーい・て・ ビール・が・ 飲み・とー・ なっ・た。」

かわぐつ〔かーぐつ〕【革靴】《名詞》 革で作った靴。「新しい・ かわぐつ・を・ 履い・て・ まめ・が・ でけ・た。」

かわばた〔かーばた〕【川端】《名詞》 ①川のそばの地域。「洪水・で・ かーばた・が・ 水・に・ 浸かっ・た。」②川岸。「沖・から・ 戻っ・て・ かーばた・に・ 舟・を・ つない・でおく。」

かわほりじょうき〔かわほりじょーき/かーほりじょーき〕【川掘り蒸気】《名詞》 海底や川底を浚渫する機械などを備えた船。「波止・の・ 沖・の・ 方・で・ かわほりじょーき・が・ 海・の・ 底・を・ さらえ・とる。」◆海岸近くにやってきて、海底を浚渫する様子を何度も見たことがある。バケツ状のものを連ねて海底を浚渫していたようで、作業が始まるとガラガラという大きな音が遠くまで響いていた。海でしか見ないのに「かわほり」と言うのを不思議に思ったことがある。「じょーき」は動力源として、かつて蒸気を使っていたためかと、勝手に想像していた。

かわら〔かーら〕【瓦】《名詞》 屋根をおおうのに使うために、粘土を一定の形にして窯で焼いたもの。「地震・で・ 揺れ・て・ かーら・が・ ずっ・てき・た。」「八木・の・ かーら・の・ 工場」◆「くろがわら」「あかがわら」「いろがわら」などと言い分けることがある。

かわらし〔かーらし〕【瓦師】《名詞》 瓦を作る人。瓦工場を経営する人。「この・ 辺・は・ かーらし・が・ 多(おか)い。」「かわらし・の・ 煙突・から・ 煙・が・ 出始め・たら・ 洗濯物・を・ 取り込ま・んならん。」

かわらぶき〔かーらぶき〕【瓦葺き】《名詞、動詞する》 瓦で屋根をおおうこと。瓦でおおわれた屋根。「藁葺き・の・ 家・を・ かわらぶき・に・ する。」「赤い・ かーらぶき・の・ 家」

かわらやね〔かーらやね〕【瓦屋根】《名詞》 瓦でおおった屋根。「恐ろしい・ 鬼瓦・の・ かわらやね」

かわり〔かーり〕【代わり・替わり】《名詞》 ①ある人の役目を、他の人がすること。また、それをする人。「あいつ・の・ かーり・に・ 僕・が・ 行き・ます。」②埋め合わせ。「これ・を・ あげる・ かわり・に・ それ・を・ くれ・へん・か。」③取り換えること。「故障し・た・ バス・の・ かーり・が・ 出る。」「保証期間中・や・さかい・ かわり・の・ もの・と・ 交換し・ます。」

かわり〔かーり〕【変わり】《名詞》 変わること。変化。「かわり・も・ なく・ 元気です。」

かわりばんこ〔かーりばんこ〕【代わり番こ】《副詞に、形容動詞》 交互に行う様子。交替して行う様子。「喧嘩せ・んと・ かわりばんこに・ 使い・なさい。」〔⇒かたみかわり〕

かわりめ〔かーりめ〕【変わり目】《名詞》 ものごとが移り変わるとき。「季節・の・ かわりめ・は・ 風邪・を・ ひきやすい。」

かわりもん〔かーりもん〕【変わり者】《名詞》 普通の人とは違う性格の持ち主。一般とは違う考え方をする人。「何・でも・ 反対する・ かーりもん・が・ おる・さかい・ 気ー・ つけ・なはれ・よ。」

かわる〔かーる〕【変わる】《動詞》 ①前とは違うようになる。「駅前・の・ バス・の・ 乗り場・が・ かーっ・た・ん・で・ ちょっと・ 迷(まよ)ー・た。」②新しくなる。「月・が・ かわっ・たら・ いっぺん・ お邪魔し・ます。」「年・が・ かわっ・た・さかい・ 気持ち・も・ 切り替え・て・ 頑張っ・てみ・ます・わ。」

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2010年12月17日 (金)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(481)

かれい〔かれー/かれ〕【鰈】《名詞》 体が平たい、海の魚。「かれ・を・ 釣り・に・ 行こ・か。」「小(こ)まい・ かれ・が・ ぎょーさん・ 釣れ・た・さかい・ 焼い・て・ 干す。」

かれー【カレー】《名詞》 肉・野菜などにカレー粉を入れて煮込んだもの。それをご飯にかけたもの。「子ども・は・ ほんまに・ かれー・が・ 好き・なんや・なー。」

かれーこ【カレー粉】《名詞》 肉・野菜などを入れて煮込んだものに味や香りをつける粉。◆かつては、文字通り粉のものを使っていた。

かれし【彼氏】《名詞》 親しい男の友達。恋人。「かれし・は・ まだ・ でけ・へん・のん・かいなー。」

かれは【枯れ葉】《名詞》 枯れた葉。「かれは・が・ 飛び散っ・て・ 掃く・の・に・ 難儀(なぎ)する。」

かれる【枯れる】《動詞》 ①木や草が水分を失う。「日照り・が・ 続い・て・ 葉ー・が・ かれる。」②木や草が命を失う。「かれ・て・ 倒れ・た・ 木ー・を・ 燃やす。」

かれる【嗄れる】《動詞》 ①声がかすれて出にくくなる。「応援し・て・ 怒鳴っ・とっ・た・ん・で・ 声・が・ かれ・ても・た。」②川、池、井戸などの水が無くなる。「水不足・で・ ダム・が・ かれ・よる。」

かれんだー〔かれんだ〕【カレンダー】《名詞》 一年中の月・日・週・行事などを、日の順に書き込んだもの。暦。「かいらしー・ 絵ー・の・ かれんだ・を・ 部屋・に・ 掛ける。」

かわ〔かー〕【川】《名詞》 ①水が地表の窪んだところへ集まって、流れ下っていく水路。「かわ・に・ 沿っ・て・ 細い・ 道・が・ 続い・とる。」②普通以上に、水や液体の流れがあること。「涙・が・ かわ・に・ なっ・とる・ぞ。」◆②は隠喩としての使い方である。

かわ〔かー〕【皮】《名詞》 ①動植物の外側を包んでいるもの。「蜜柑・の・ かー・を・ むい・て・ 食べる。」②中身をおおって包んでいるもの。「饅頭・の・ 薄い・ かわ」

かわ〔かー〕【革】《名詞》 動物の皮をなめして柔らかくしたもの。「かわ・の・ 財布・を・ 買(こ)ー・た。」

がわ〔がー〕【側】《名詞》 ①並び。列。「あっち・の・ がー・に・ 並ん・でください。」②外側を巻くようになっているもの。「マッチ箱・の・ がー・を・ 貼る・ 内職・を・ し・た・ こと・が・ ある。」◆「かわ」と発音することもある。「右っかわ」「下っかわ」

かわいい〔かわいー/かーいー〕【可愛い】《形容詞》 ①大切にしたい、優しくしたいという気持ちを起こす様子。「かわいー・ 女・の・ 子・が・ 受付係・を・ し・とる。」②小さい。「かわいー・ 箱・やっ・た・さかい・ ある・の・に・ 気・が・ つか・なんだ。」〔⇒かいらしい〕

かわいがる〔かーいがる〕【可愛がる】《動詞》 愛して大事にする。「孫・を・ かーいがっ・て・ あっちこっち・へ・ 連れ・ていく。」「犬・を・ かわいがる。」〔⇒かいがる〕

かわいげ〔かーいげ〕【可愛げ】《名詞》 可愛らしさ。無邪気さ。「ちゃんと・ 返事・も・ せ・んと・ かわいげ・の・ ない・ 子ー・や・なー。」

かわいそう〔かわいそー/かーいそー〕【可哀相】《形容動詞》 気の毒な様子。「かわいそーな・ 映画・を・ 見・て・ 涙・が・ こぼれ・た。」「この・ 小説・の・ 主人公・は・ かーいそーな・ 人・なんや。」

かわおび〔かーおび〕【革帯】《名詞》 皮でできた、ズボンなどの腰を締める帯。ベルト。「かわおび・の・ 前・に・ バックル・を・ つける。」

かわかす〔かーかす〕【乾かす】《動詞》 日光や風に当てて、湿り気を取る。干す。「急な・ 雨・に・ 当たっ・て・ 濡れ・た・ 服・を・ かーかす。」「筆・で・ 書い・た・ 字ー・を・ かわかす。」

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2010年12月16日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(480)

かり【借り】《名詞》 借りること。借りた金品。「友だち・に・ 一万円・の・ かり・が・ ある。」

かりかり《副詞と、動詞する〔擬声語〕》 ①気持ちよい音を立てて噛む様子。「青い・ 梅・を・ 噛ん・だら・ かりかり・ 音・が・ し・た。」②心の中が穏やかでない様子。「静かに・ 話・を・ し始め・た・ん・や・けど・ 途中・から・ 腹・が・ 立っ・て・ かりかりし・ても・た。」

がりがり《副詞と〔擬声語〕》 小刻みに鈍い音を立てている様子。「鼠・が・ がりがりと・ 板・を・ かじっ・とる。」「のこぎり・で・ がりがりと・ 木ー・を・ 切る。」

かりこ《名詞》 釣りなどに使う木造の船で、「てんま」より大きいもの。手こぎで動かす。◆発動機などを搭載しているものは「きかいせん」と言う。

かりとる【刈り取る】《動詞》 切り取る。取り除く。「かりとっ・た・ 草・を・ 一箇所・に・ 集める。」

かりぬい【仮縫い】《名詞、動詞する》 洋服などを作るときに、具合を見るために簡単に縫ってみること。「かりぬい・まで・ でき・た・さかい・ いっぺん・ 着・てみ・てくれ・へん・か。」

かりばた【軽業】《名詞》 綱渡りや玉乗りなどを身軽にやって見せる芸。サーカス。「かりばた・みたいに・ 細い・ 橋・を・ 渡る。」

かりもん【借り物】《名詞》 人から借りるもの。「運動会・の・ かりもん競争・に・ 出る。」

かる【借る】《動詞》 ①返す約束で、人の金品を使う。「図書館・で・ 本・を・ かる。」②助けを受ける。「みんな・の・ 良(え)ー・ 考え・を・ かり・たい・ねん・けど・ 協力し・てー・な。」

かる【刈る】《動詞》 ①地面に生えている草などを切り取る。「鎌・で・ 稲・を・ かる。」②散髪をする。頭髪を切り揃える。「できるだけ・ 短め・に・ かっ・てください。」

がる《接尾語=形容詞や形容動詞の語幹に付く》 そのように思う。「デッドボール・に・ なっ・て・ ごっつい・ 痛がっ・とる。」「寒がる」「不思議がる」◆動詞に付く場合は「たがる」を使う。

かるい【軽い】《形容詞》 ①重さが少ない。「中身・が・ 空っぽ・の・ かるい・ 箱」②簡単である。「かるーく・ 一杯・ 飲ん・でいこ・か。」③深く考えずに他人に話してしまう。「あの・ 人・は・ 口・が・ かるい・さかい・ 教え・たら・ あかん。」

かるいし【軽石】《名詞》 溶岩が急に冷えてできた、軽い石。「かるいし・で・ 足・の・ 裏・を・ こする。」

かるうなる〔かるーなる/かるなる〕【軽うなる】《動詞》 前よりも軽くなる。「体重・が・ 二キロ・ほど・ かるーなっ・てん。」◆重い場合は「おもたなる」「おもとなる」となる。

かるがる【軽々】《副詞と》 重さを感じていない様子。「かるがると・ 放(ほ)り投げ・た。」

かるしゅーむ【カルシウム】《名詞》 動物の歯や骨を作っている物質。「牛乳・に・は・ かるしゅーむ・が・ ぎょーさん・ 含ま・れ・とる。」

かるた【カルタ】《名詞》 遊びに使う、絵や字をかいた札。「正月・に・ なっ・たら・ 雑誌・の・ 付録・の・ かるた・で・ 遊ん・だ・なー。」◆子どもの場合は、いろはカルタを指すことが多い。

かるわざ【軽業】《名詞》 綱渡りや玉乗りなどを身軽にやって見せる芸。サーカス。〔⇒かりばた〕

かれ【彼】《名詞》 ①あの男の人。②親しい男の友達。◆①の使い方は稀である。「あいつ」「あの男」などの言い方が多い。②は、「かれし」と言うことが多い。

かれ《助詞》 そうではないという意味のことを、反語的に表す言葉。「わし・が・ 知っ・とる・かれ。」〔⇒かい〕

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2010年12月15日 (水)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(479)

からげる《動詞》 着物の裾や袂をまくり上げる。「雨・の・ 降る・ 日ー・は・ ズボン・を・ からげ・て・ 歩い・た・ 方・が・ えー・よ。」「尻・を・ からげる。」

からげんき【空元気】《名詞、形容動詞》 うわべだけの元気。見せかけの元気。「からげんきで・ 喧嘩し・たら・ いつも・ 負け・て・ばっかり・や。」

からし【芥子】《名詞》 カラシナの種を粉にした調味料。「関東(かんと)炊き・に・ からし・ 塗っ・て・ 食う。」

からす【鴉】《名詞》 人家の近くにすむ黒い鳥。「からす・が・ 塵置き場・を・ あさっ・て・ 困る。」

からす【嗄らす】《動詞》 声を出しすぎて、声がかすれるようになる。「声・を・ からし・て・ 野球・の・ 応援する。」

からす【枯らす】《動詞》 木や草などを枯れさせる。「暑い・ 夏・で・ トマト・を・ みんな・ からし・ても・た。」

がらす【ガラス】《名詞》 石英・炭酸ナトリウムなどを原料として、透き通って固い物体としたもの。「がらす・ めん〔=壊し〕・で・ よー・ 怒ら・れ・た・もんや。」

がらすき【がら空き】《名詞、形容動詞》 中ががらがらに空いていること。「がらすきの・ 電車・で・ 座っ・て・ 通勤する。」

がらすしょうじ〔がらすしょーじ〕【ガラス障子】《名詞》 ①障子の一部にガラスをはめ込んだもの。②枠以外の全体がガラスでできている建具。ガラス戸。「がらすしょーじ・に・ 替え・たら・ 玄関・が・ 明(あこ)ー・ なっ・た。」

からだ【体】《名詞》 ①人や動物の頭・胴・手足などの全体。「相撲取り・は・ 大きな・ からだ・で・ないと・ 務まら・へん。」②健康の具合。「からだ・を・ こわし・ている。」〔⇒かだら〕

からだつき【体つき】《名詞》 体のかっこう。「華奢な・ からだつき・で・ 声・も・ ぼそぼそし・た・ 人・や。」

からっぽ【空っぽ】《名詞、形容動詞》 中に何も入っていないこと。からっぽ。「気・が・ つい・たら・ 財布・の・ 中・は・ からっぽやっ・て・ 買い物・が・ でけ・なんだ。」

からて【空手】《名詞》 防具などを付けず、手足だけで戦う武術。「趣味・で・ からて・を・ 習う。」

からぶり【空振り】《名詞、動詞する》 振ったバットやラケットにボールが当たらないこと。「からぶりし・て・ 三振・や。」

からまわり〔からまーり〕【空回り】《名詞、動詞する》 ①機械などが無駄に回ること。「車輪・が・ からまーりし・て・ 坂・を・ 上ら・れ・へん。」②本人が力んでも、他の人が反応しないこと。「周り・の・ 人・が・ 協力し・てくれ・ず・で・ 一人・で・ からまーりし・とっ・た。」

からっと《副詞〔擬態語〕》 ①暗いのが明るくなる様子。「昨日・と・ 違(ちご)・て・ 今日・は・ からっと・ 晴れ・た。」②湿っていたものが渇いた様子。「おかげ・で・ 洗濯物・が・ からっと・ 乾い・た。」

がらっと《副詞、動詞する》 すっかり、前とは変わる様子。「がらっと・ 人・が・ 入れ替わっ・た。」「みんな・に・ 攻撃さ・れ・て・ あいつ・の・ 考え方・が・ がらっと・ 変わっ・た。」

がらんと《副詞、動詞する》 中に何もない様子。「体育館・が・ がらんと・ し・とる。」

がらんど〔がらんどー〕《名詞、形容動詞》 ①広いところの内部に何もない様子。「ビル・の・ 中・は・ 店屋・も・ ないよーなっ・て・ がらんどや。」②空洞になっている様子。「柱・の・ 芯・の・ 方・は・ 腐っ・て・ がらんどーに・ なっ・ても・とる。」

かり【仮】《名詞》 ①本当のことではないこと。「かり・の・ 親子・の・ 役・に・ なっ・て・ 芝居・を・ する。」②そうでないことを、そのように考えてみること。「かり・の・ 話」

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2010年12月14日 (火)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(478)

かよい【通い】《名詞》 金品の出入りを書き付けておく帳面。通帳。「かよい・を・ 持っ・て・ 買い物・に・ 行く。」◆掛け売りなどの時に使うことが多い。

かよう【通う】《動詞》 ある場所から別の場所へ、行ったり来たりする。「学校・へ・ 電車・で・ かよう。」

から【空】《名詞》 ①中に何も入っていないこと。からっぽ。「から・の・ 一升瓶」②籤などで、当たっていないもの。「大売り出し・の・ 抽選・で・ から・ばっかり・ 引い・た。」◆②は、「すか」とも言う。

から【殻】《名詞》 ①外側を覆っている堅い皮。「卵・の・ から」「貝・の・ から」②中身がなくなった後に残る、外側の皮。「蝉・が・ 脱け・た・ から・が・ 庭・に・ 残っ・とる。」

から【柄】《名詞》 体格。身体。「えー・ から・ し・とる・のに・ 相撲・を・ とらし・たら・ 弱い・なー。」「から・の・ 大きい・ 人」◆「がら」とも言うが、「から」の方を多く使う。複合語は「大きな どんがら」などのように言う。

から《格助詞》 ①時間や空間の起点を表す。「神戸・から・ 明石・まで」「月曜・から・ 金曜・まで」②原料、材料などを表す。「麦・から・ 仕込ん・だ・ 焼酎」

から《接続助詞》 原因や理由を表す。「行く・から・ 待っ・とい・て。」(もともとは、「さかい」を使うことが多かった。)

がら【柄】《名詞》 ①人に与える感じや印象。品格。「がら・が・ 悪い。」②その人にふさわしいこと。「がら・に・も・ ない・ こと・を・ 言(ゆ)ー。」③体格。「がら・の・ 大きい・ 人」④模様。「着物・の・ 小さい・ がら」

がら《名詞》 ①小石。土に混じっている石。②滓のようになったもの。「コークス・の・ がら」

からー【カラー】《名詞》 詰め襟の服の襟の内側に取り付けるもの。「学生服・の・ 白い・ からー」

がらあき【がら空き】《名詞、形容動詞》 中ががらがらに空いていること。「日曜日・の・ 電車・は・ がらあきやっ・た。」

からあげ【空揚げ】《名詞》 衣を付けずに油で揚げること。「さつまいも・の・ からあげ」◆「鶏の唐揚げ」というような使い方とは異なっている。

からい【辛い】《形容詞》 ①塩味がする。「からい・ 味噌汁」②ひりひりと舌を刺すような感じがする。「からい・ 唐辛子(とんがらし)」③厳しい。「からい・ 点・を・ つけ・られ・た。」

からいばり【空威張り】《名詞、動詞する》 虚勢を張ること。うわべだけ威張ること。「あの・ 子・は・ 内弁慶で・ からいばりし・とる・ん・や。」

からから《形容動詞》 水分が無くなって乾いた様子。水がない様子。「喉・が・ からからに・ なっ・た。」「池・が・ からからに・ 干上がっ・とる。」

からから《副詞と》 堅いものが触れ合って出る音。「鯉のぼり・の・ 風車・が・ からからと・ 鳴っ・とる。」

がらがら《形容動詞》 ①中に人や物がほとんど入っていない様子。「がらがらの・ 教室・に・ 一番乗りし・た。」②声が悪い様子。「声・が・ 荒れ・て・ がらがらに・ なっ・た。」

がらがら《副詞と〔擬声語〕》 堅いものが触れ合ったり壊れたりする音。「雨戸・を・ がらがらと・ 開ける。」

がらがら《名詞〔擬声語〕》 振るとガラガラと音のする、赤ん坊の玩具。「がらがら・を・ 振っ・たら・ にこっと・ する。」

がらくた《名詞》 役に立たない品物。「お前に・は・ がらくた・でも・ 俺・に・は・ 宝物・や。」

からくち【辛口】《名詞》 味が(一般のものよりも)辛いもの。「からくち・の・ カレー・が・ 好きな・ん・や。」「からくち醤油」

からけつ《形容動詞》 何もないこと。「競馬・で・ 負け・て・ からけつに・ なっ・ても・た。」

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2010年12月13日 (月)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(477)

がめつい《形容詞》 けちで、抜け目がない。「がめつい・ やつ・や・さかい・ 人・の・ 物・でも・ 持って帰っ・てまう。」〔⇒がみつい〕

かめへん《動詞+助動詞》 差し支えない。「今日中・に・ せ・ん・でも・ かめへん・よー。」

かも【鴨】《名詞》 家鴨(あひる)よりやや小さい鳥。

かもつ【貨物】《名詞》 ①鉄道、トラック、船などで運ぶ荷物。「かもつ船」「かもつ列車」②荷物などを運搬するための鉄道車両、トラック、船など。「電車・が・ 来・た・ 思・たら・ かもつ・やっ・た。」

かもめ【鴎】《名詞》 体の白っぽい海鳥。海面近くを滑るように飛ぶ。

かや【蚊帳】《名詞》 蚊を防ぐために寝床を覆って吊すもの。「子ども・の・ 頃・は・ かや・の・ 中・で・ あばれ・た・もんや。」◆蚊帳を吊るために、部屋に「つりて(釣り手)」をつるしていた。

がやがや《副詞と》 大勢の人がやかましく声をたてる様子。望ましくないことを口にしている様子。「がやがや・ 言わ・んと・ 静かに・ し・なさい。」

かやく【火薬】《名詞》 熱や力を加えると爆発する薬品。「花火・の・ かやく・の・ 臭い・が・ する。」

かやく【加薬】《名詞》 五目飯・混ぜ飯などに入れる具。「かやく・を・ ぎょーさん・ 入れ・た・ 飯」

かやくうどん【加薬饂飩】《名詞》 具がたくさん入った饂飩。

かやくめし【加薬飯】《名詞》 混ぜご飯。五目飯。◆具を米と一緒に炊きあげるものと、炊いた飯に後から具を添えるものとがある。〔⇒かやくごはん〕

かやす【返す】《動詞》 ①もとのところや、もとの持ち主に戻す。「この・ 本・は・ 一週間・ 経っ・たら・ かやし・て・よ。」②表と裏をひっくりかえす。「焦げ・ん・よーに・ 上手に・ かやし・なはれ。」〔⇒かえす〕

かやす【帰す】《動詞》 もとのところへ戻らせる。帰らせる。「土曜日・は・ 昼・まで・で・ かやし・てもらえ・た。」〔⇒かえす〕

かやす【孵す】《動詞》 卵を温めて、子を産むようにさせる。「鶏・が・ 雛・を・ かやし・た。」〔⇒かえす〕

かやぶき【傾き】《名詞》 傾くこと。傾き具合。「お寺・の・ 屋根・の・ かやぶき・は・ 急や・なー。」〔⇒かやむき、かたむき〕

かやぶく【傾く】《動詞》 ①斜めになる。「片一方(かたっぽ)・に・ 乗っ・たら・ 舟・が・ かやぶく・さかい・ やめ・てんか。」②太陽や月が沈もうとする。「お月さん・が・ 西・に・ かやぶい・とる。」③うまくいかなくなる。衰える。「会社・が・ かやぶい・て・ 残業・が・ 無いよ・ なっ・た。」〔⇒かたむく、かたぶく〕

かやぶける【傾ける】《動詞》 斜めにする。「一升瓶・を・ かやぶける。」

かやる【返る】《動詞》 ①もとのところや、もとの持ち主に戻る。「貸し・とっ・た・ 金・が・ かやっ・てっ・た。」②表と裏が反対になる。「亀・が・ かやっ・て・ ばたばたし・とる。」〔⇒かえる〕

かやる【孵る】《動詞》 卵から子になる。「おたまじゃくし・が・ かやっ・て・ 蛙・に・ なっ・た。」〔⇒かえる〕

かゆ【粥】《名詞》 水を多くして、やわらかく炊いたご飯。「さつまいも・を・ 入れ・た・ かゆ」

かよう〔かよー〕【火曜】《名詞》 月曜の次の日。

かようきょく〔かよーきょく〕【歌謡曲】《名詞》 はやり歌。流行歌。「美空ひばり・の・ かよーきょく・が・ 好きや・ねん。」

がようし〔がよーし〕【画用紙】《名詞》 絵を描くのに使う、少し厚手の紙。「色がよーし」

かようび〔かよーび〕【火曜日】《名詞》 月曜の次の日。

かよい【通い】《名詞》 自宅から行って仕事などをすること。「遠い・ん・や・けど・ 住み込み・やのー・て・ かよい・です・ねん。」

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2010年12月12日 (日)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(476)

かみそり【剃刀】《名詞》 ①髪や髭を剃るために使う、薄くて鋭い刃物。「かみそり・で・ 髭・を・ 剃っ・てもらう。」②鉛筆を削るための薄い刃物。◆②の場合、肥後の守を「ないふ」と言い、薄い刃物を「かみそり」と言っていた。今は、作られていないかもしれない。

かみだな【神棚】《名詞》 家の中で神を祀るための棚。「かみだな・の・ 蝋燭・に・ 火ー・を・ 点ける。」

がみつい《形容詞》 ①けちで、抜け目がない。「がみつー・に・ 分け前・を・ ぎょーさん・ 取っ・てまう・ 人・が・ おる。」②乱暴である。「がみつい・ もの・の・ 言い方・を・ する・ 人・や。」◆もともとは「がめつい」は使わなかったが、今では「がめつい」と言うことが多くなっている。

かみつく【噛み付く】《動詞》 ①歯でくいつく。「犬・に・ かみつか・れ・て・ 怪我し・た。」②激しく文句を言う。「電車・が・ 遅れ・た・ので・ 駅員・に・ かみつい・とる・ 人・が・ おっ・た。」

かみでっぽー【紙鉄砲】《名詞》 細い竹の筒に濡らした紙を詰めて、後ろから棒で押して紙の玉を飛び出させる玩具。「かみでっぽー・でも・ 当たっ・たら・ 怪我する・ こと・が・ ある・ねん・で。」

かみなり【雷】《名詞》 電気が空気中を流れて、大きな音と、強い光とを出すもの。「かみなり・の・ 音・に・ びっくりし・た。」②腹を立てて怒鳴りつけること。「おやじ・の・ かみなり・が・ 落ち・た。」

かみなりぐも【雷雲】《名詞》 稲妻を発しているのが見える雲。「かみなりぐも・が・ 光っ・とる。」

かみなりよけ【雷避け】《名詞》 落雷の害を防ぐために、高い建物の上や煙突などに取り付けた金属の棒。「酒蔵・の・ 大屋根・に・ かみなりよけ・が・ つい・とる。」〔⇒ひらいしん〕

かみのけ〔かみのけー〕【髪の毛】《名詞》 頭髪。「あんた・は・ まだ・ かみのけー・が・ 黒い・ん・や・なー。」

かみふだ《名詞》 結婚式のあった翌朝、その家が近所の人に向けて配る、硬貨の入ったのし袋。「明日・ 早(はよ)ー・ 起き・て・ かみふだ・ 貰い・に・ 行こ。」◆子どもたちが楽しみにしていた習慣は、既に消滅してしまった。(新築家屋の棟上げの時に行う「もちまき」も同じように過去のものとなってしまった。)

かみゆいさん【髪結いさん】《名詞》 日本髪を結うことを仕事にしている人。現在のパーマネントを指すこともある。

かむ《動詞》 鼻汁を息で噴き出して拭き取る。「青鼻・を かむ。」「服・の・ 袖口・で・ 鼻・を・ かん・だら・ あか・ん・よ。」

かむ【噛む】《動詞》 ①歯と歯を合わせて、ものをかみ砕く。「しっかり・ かん・で・ 食べ・なさい。」②上と下の歯を強く合わせる。「舌・を・ かま・ん・よーに・ 話・を・ し・なはれ。」③互いにうまく組み合う。「歯車・が・ かん・どる。」④かみつく。「犬・に・ かま・れる。」「蛇・に・ かま・れる。」「蚊ー・に・ かま・れる。」◆④の「蚊」の場合は、「蚊ー・に・ ささ・れる。」とも言う。蛭(ひる)の場合は、特別に、「ひるい・に・ 血ー・を・ 吸わ・れる。」と言う。「蚊ー・に・ 血ー・を・ 吸わ・れる。」という表現もすることがある。

がむ【ガム】《名詞》 チューインガム。「がむ・が・ 歯ー・に・ はさまる。」◆昔は「ふうせんがむ」が多く売られていた。

がむしゃら《形容動詞》 後先のことや周囲のことに気を留めずに、むちゃくちゃにふるまう様子。「がむしゃらに・ 勉強し・て・ 合格し・た。」「がむしゃらに・ 走る。」

かむせる【被せる】《動詞》 上から覆う。外から覆う。「寝冷え・ せ・ん・よーに・ 布団・を・ かむせる。」〔⇒かぶせる〕

かむる【被る】《動詞》 ①頭や顔やからだ全体を覆う。「布団・ かむっ・て・ 寝る。」②頭から浴びる。「冷(ちめ)たい・ 水・を・ 頭・から・ かむる。」〔⇒かぶる〕

かめ【亀】《名詞》 体が堅い甲羅でおおわれていて、水中や陸上にすむ動物。長寿の象徴と考えられている。「池・に・ かめ・が・ 集まっ・とる。」

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2010年12月11日 (土)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(475)

かます《動詞》 ①あてがう。間に入れる。「陸(おか)・に・ あげる・ とき・に・ 船・の・ 底・に・ そろばん・を・ かます。」②支える。「小屋・が・ こけ・ん・よーに・ つっぱり・を・ かます。」◆「噛ませる」からか?③相手に向かって何かを仕掛ける。「屁ー・を・ かます。」「嘘・ かます。」「はったり・を・ かます。」

かまへん《動詞+助動詞》 差し支えない。「嫌やっ・たら・ やめ・て・も・ かまへん。」

かまぼこ【蒲鉾】《名詞》 魚肉をすりつぶして味を付け、蒸したり焼いたりした食べ物。「かまぼこ・を・ 切っ・て・ ビール・を・ 飲む。」

かまや【釜屋】《名詞》 かまどのあるところ。台所。「かまや・に・ 天窓・が・ つい・とる。」

かまわん《動詞+助動詞》 ①差し支えない。「いつ・ 来・ても・ かまわん・よ。」②気にしない。「周り・が・ 何・を・ 言(ゆ)ー・ても・ かまわん・ 人・や。」

かま(を)かける〔かま(お)かける〕【鎌を掛ける】《慣用句(動詞)》 うまく問いかけて、本当のことを言わせようとすること。「かまかけ・たら・ 白状し・よっ・た。」

がまん【我慢】《名詞、動詞する》 苦しさ、痛さ、辛さなどをこらえること。「もー・ ちょっと・ がまんし・て・ 練習せ・んかい・な。」〔⇒しんぼう〕

かみ【紙】《名詞》 ①植物繊維を溶かして、漉いて平らにしたもの。「かみ・に・ 字ー・を・ 書く。」②じゃんけんで、手を開いた形。◆②は、「ぱー」とも言う。

かみ【髪】《名詞》 頭に生える毛。「かみ・を・ 梳(す)く。」◆「かみの けー」と言うことが多い。

かみ【神】《名詞》 人智をこえた存在として、信仰されているもの。「かみ・も・ 仏・も・ あら・へん・ほど・ 貧乏し・た。」

かみ【上】《名詞》 ①(都のある方角としての)東の方。あるいは、北の方。「ここ・から・ かみ・に・ 行っ・たら・ 明石駅・や。」②水が流れてくる高い方。「川・の・ かみ・の・ 方」

かみあう【噛み合う】《動詞》 互いにうまく組み合う。「歯車・が・ かみあう。」「二枚・の・ 板・が・ かみおー・て・ 隙間・が・ ない。」

かみいさん【髪結いさん】《名詞》 日本髪を結うことを仕事にしている人。現在のパーマネントを指すこともある。〔⇒かみゆいさん〕

かみいぬ【噛み犬】《名詞》 噛み付く癖のある犬。「かみいぬ・や・さかい・ 気ー・ つけ・なはれ。」

がみがみ《副詞と》 うるさく、叱ったり文句を言ったりする様子。「がみがみ・ 言ー・たら・ 子ども・が・ 縮こまっ・てしまう。」

かみきり【蟷螂】《名詞》 大きな前足が鎌のような形をした昆虫。〔⇒かまきり〕

かみきりむし【噛み切り虫】《名詞》 長い触覚と、丈夫な顎を持つ昆虫。◆「ぎーぎー」とも言う。

かみくず【紙屑】《名詞》 反古になった紙。紙の切れ端。「かみくず・を・ 散らかし・とる。」

かみくずいれ【紙屑入れ】《名詞》 不要になったかみくずを入れる物。「廊下・に・ かみくずいれ・が・ ある。」

かみくずかご【紙屑籠】《名詞》 不要になったかみくずを入れるために、竹などを編んで作った物。

かみざ【上座】《名詞》 目上の人などが座る席。「この・ 部屋・は・ どっち・が・ かみざ・や・ねん。」

かみさん【神様】《名詞》 「かみ(神)」を敬った言い方。「かみさん・が・ 見・とっ・て・や。」

かみさん《名詞》 妻を親しんで言う言葉。「かみさん・も・ 働い・てます・ねん。」

かみしばい【紙芝居】《名詞》 絵を次々に見せながら、物語を進めていく方法。また、その時に使う、何枚かの絵。「小学校・の・ 時・は・ よー・ かみしばい・ 見・た・なー。」

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2010年12月10日 (金)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(474)

かぶる《動詞》 ①口を大きく開けて食いつく。かじる。「林檎・を・ かぶる。」◆「かじる」に比べると、大きなかたまりを口に入れる感じが強い。②噛みつく。「犬・が・ かぶる。」「蛇・に・ かぶ・られ・た。」

がぶる《動詞》 ①揺する。揺さぶる。「舟・を・ がぶる。」②揺れる。「波・で・ がぶる。」
かぶれる【被れる】《動詞》 他のものの影響で、皮膚が赤く腫れたりする。「漆・に・ かぶれる。」

かぶれる《動詞》 熱中する。夢中になる。「パチンコ・に・ かぶれ・とる。」◆望ましくない場合や、ほめられることではないような場合などに使うことが多い。

かぶわけ【株分け】《名詞、動詞する》 草木の根を、親株から分けて植えること。「菊・の・ かぶわけ・を・ する。」

かふん【花粉】《名詞》 花の雄蘂の先から出る、細かな粉。「かふん・が・ 飛ぶ・ 季節・に・は・ 鼻・が・ ずるずるする。」

かべ【壁】《名詞》 家の周りや部屋の区分のために、土、板、コンクリートなどで作った仕切り。「部屋・の・ かべ・に・ ひび・が・ 入っ・た。」「ブロック・で・ でき・た・ かべ」

かべ【黴】《名詞》 湿った食べ物や衣類などに生える、糸のような形の下等植物。〔⇒かび〕

かべくさい【黴臭い】《形容詞》 黴の臭いがする。「古い・ 素麺・は・ ちょっと・ かべくさい・ 臭い・が・ する。」〔⇒かびくさい〕

かべしんぶん【壁新聞】《名詞》 壁に貼って、みんなに見せる新聞。「班・ごと・に・ かべしんぶん・を・ 作る。」

かべつち【壁土】《名詞》 壁を作るために使う土。「藁・ 入れ・て・ かべつち・を・ 混ぜる。」

かほう〔かほー〕【家宝】《名詞》 家に伝わる宝物。「かほー・と・ 言える・の・は・ この・ 焼き物・ぐらい・や。」

かぼちゃ【南瓜】《名詞》 夏に黄色の花を咲かせ、実は食用となる植物。◆「なんきん」を多用し、「かぼちゃ」と言うことは少ない。けれども、「なにわ・なんきん・とーなす・かぼちゃ」のような唱え言葉がある。〔⇒なんきん〕

かま【釜】《名詞》 竈にかけて、ご飯を炊く器具。鉄でできていて、底が丸く、中ほどに輪をはめたような部分がある。「かま・の・ 上・に・ せーろ・を・ 載せ・て・ 団子・を 蒸す。」

かま【窯】《名詞》 物を高い温度で熱して、炭や陶器などを焼く装置。「電気・の・ かま・で・ 皿・を・ 焼く。」

かま【鎌】《名詞》 稲や草を刈り取る道具。「田んぼ・の・ 草・を・ かま・で・ 刈る。」

がま【蒲】《名詞》 水辺に生える草。先の方に小さな茶色の花が集まって咲く。

かまう【構う・庇う】《動詞》 ①気に掛ける。助けて守ってやる。かかわる。「仲・の・ 良(え)ー・ 友達・を・ かまう。」「弟・を・ かも・てやら・な・ あか・ん・で。」②お節介をする。からかう。相手になる。「いら・ん・ こと・ 言(ゆ)ー・て・ かまわ・んとい・てんか。」〔⇒かばう〕

かまえ【構え】《名詞》 ①作られている様子。出来上がっている様子。「大きな・ かまえ・の・ 家」②姿勢。様子。「上・から・の・ かまえ」

かまえる【構える】《動詞》 ある姿勢や態度をとる。「のんびり・ かまえ・とっ・たら・ 締め切り・に・ 間に合わ・へん・ぞ。」「隙・を・ 見せ・ん・よーに・ かまえる。」

かまきり【蟷螂】《名詞》 大きな前足が鎌のような形をした昆虫。〔⇒かみきり〕

がまぐち【蝦蟇口】《名詞》 口金の付いた財布。「大けな・ がまぐち・ 持っ・とる・ん・や・なー。」

かます《名詞》 穀物や肥料などを入れるために、藁の筵で作った袋。「かます・に・ 入れ・た・ 肥料」

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2010年12月 9日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(473)

がはる〔がーはる〕【我張る】《慣用句(動詞)》 自分勝手な考えを押し通す。「そないに・ がーはら・んと・ 人・の・ こと・も・ 考え・たれ・よ。」

かばん【鞄】《名詞》 物を入れて持ち歩くために、革、布などで作った入れ物。「かばん・を・ 肩・に・ かける。」

がばん【画板】《名詞》 屋外などで絵を描くときに、肩や首から下げて画用紙をのせる板。「がばん・を・ 持っ・て・ 写生・に・ 行く。」

かび【黴】《名詞》 湿った食べ物や衣類などに生える、糸のような形の下等植物。「醤油・に・ かび・が・ 生え・とる。」〔⇒かべ〕

かびくさい【黴臭い】《形容詞》 黴の臭いがする。「かびくさい・ 古本」〔⇒かべくさい〕

かびん【花瓶】《名詞》 花を挿したり生けたりする瓶。「玄関・に・ かびん・を・ 置く。」

かぶ【株】《名詞》 ①木や草の根もと。「菊・の・ かぶ・を・ 分け・てもらう。」②株式。「会社・の・ かぶ・を・ 持つ。」

がぶがぶ《副詞と》 水などをぐんぐん飲む様子。「暑い・さかい・ ジュース・を・ がぶがぶ・ 飲ん・だ。」

がぶがぶ《形容動詞、動詞する》 外側のものが大きすぎて、中身が動く様子。「教科書・が・ ランドセル・の・ 中・で・ がぶがぶし・とる。」

かぶしき【株式】《名詞》 株式会社の元手(出資金)の単位。
◆地域では、戦後(昭和20~30年代)、江井ヶ嶋酒造株式会社を「かぶしき」と呼んだ。株式会社という組織が珍しかった時代に設立されたので、社名を言うまでもなく、「かぶしき」と言えば通用したものと思われる。西宮市から神戸市に至る灘五郷に対して、明石市を中心とした酒造地帯を西灘と呼ぶことがあるが、江井ヶ嶋酒造は、地域の酒造家が合同して、明治初年に株式会社として設立したものである。「息子・が・ かぶしき・に・ 勤め・とる。」
◎日経ビジネス(編)『会社の寿命 盛者必衰の理』(1989年8月25日発行、新潮文庫)の巻末に「日本の会社ベスト100の変遷」という資料が掲載されている。明治29年(上期)の総資産額によるデータであるが、その80位に「江井ヶ島酒造」の名があがっている。この年トップの「鐘淵紡績」の総資産額が3284千円であるのに対して、「江井ヶ島酒造」は213千円となっている。

かぶせ【被せ】《名詞》 被せるもの。ふた。「鉛筆・の・ かぶせ〔=キャップ〕」「一升瓶・の・ かぶせ〔=王冠〕」

かぶせる【被せる】《動詞》 上から覆う。外から覆う。「寝冷え・を・ せ・ん・よーに・ 布団・を・ かぶせる。」

かぶと【兜】《名詞》 武士が戦いの時に、頭を守るためにかぶったもの。「折り紙・で・ かぶと・を・ 作る。」

かぶとむし【甲虫】《名詞》 黒褐色で艶のある昆虫で、雄には長い角がある。夏、樹液を吸いに集まる。

がぶのみ【がぶ飲み】《名詞、動詞する》 一気にたくさん飲むこと。「ビール・を・ がぶのみし・たら・ あか・ん・よ。」

かぶら【蕪】《名詞》 白くて丸く膨らんだ根ができる野菜。「かぶら・を・ 薄く・ 切っ・て・ 漬け物・に・ する。」

かぶりつく《動詞》 ①口を大きく開けて噛みつく。食いつく。「西瓜・に・ かぶりつく。」②近づいて抱きつく。近づく。「舞台・に・ かぶりつい・て・ 見・とる。」

かぶりふる《慣用句(動詞)》 頭を左右に振って、承知しないという気持ちをあらわす。「一緒に・ 行く・か(と)・ 聞ー・たら・ かぶりふっ・とる。」

かぶる【被る】《動詞》 ①頭や顔の上を覆う。体の上を覆う。「帽子・を・ かぶる。」「傘・を・ かぶる。」「合羽・を・ かぶる。」「覆面・を・ かぶっ・た・ 強盗」◆帽子や合羽の場合は「きる」とも言う。②体ぜんたいを覆う。「布団・を・ かぶる。」「毛布・を・ かぶる。」◆布団の場合は「きる」とも言う。③頭から浴びる。「滝・の・ 水・を・ かぶる。」〔⇒かむる〕

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2010年12月 8日 (水)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(472)

かなしい〔かなしー〕【悲しい】《形容詞》 辛く、心が痛む。「かなしー・ 小説・を・ 読ん・だ。」

かなしみ【悲しみ】《名詞》 悲しいこと。「遺族・の・ かなしみ・は・ 他・の・ 人・に・は・ わから・へん。」

かなしむ【悲しむ】《動詞》 悲しく思う。「火事・に・ 遭(お)ー・て・ 悲しん・どっ・て・です。」

かなづち〔かなずち〕【金槌】《名詞》 ①頭の部分が鉄でできている槌。「かなずち・で・ 釘・を・ 打つ。」②泳げない人。「あいつ・は・ かなずち・なん・や。」

かなぶん《名詞》 夏に見かける昆虫である、黄金虫。「電気・の・ 灯(ひ)ー・に・ かなぶん・が・ 飛ん・でき・た。」

かなもん【金物】《名詞》 金属でできている道具。「鍋・や・ 釜・の・よーな・ かなもん」

かなもんや【金物屋】《名詞》 金物(や日用器具)などを売っている店。「かなもんや・で・ トタン・を・ 買う。」

かならず【必ず】《副詞》 きっと。確かに。「来年・に・は・ かならず・ 来・てください・な。」

かなり《副詞、形容動詞》 ずいぶん。よほど。「かなりの・ 値段・が・ する。」「明日・まで・に・ 作れ・と・ 言(ゆ)ー・の・は・ かなり・ 難しー・ 話・や。」

かなりや【カナリア】《名詞》 小さくて、色の美しい鳥。「籠・に・ 入れ・て・ かなりや・を・ 飼う。」

かなん《動詞+助動詞》 ①かなわない。大変だ。「仕事・が・ えろー・て・ かなん。」②我慢できない。「暑ー・て・ かなん。」〔⇒かなわん〕

かに【蟹】《名詞》 堅い甲羅で覆われて、はさみを持っている動物。「但馬・へ・ かに・を・ 食い・に・ 行く。」〔⇒がに〕

がに【蟹】《名詞》 堅い甲羅で覆われて、はさみを持っている動物。「浜・を・ 小(こ)まい・ がに・が・ 歩い・とる。」◆地元で見かける蟹は、「かに」よりも「がに」と言うことの方が多い。

かね【金】《名詞》 ①金属。特に、鉄。「かね・で・ でき・とる・ 風鈴・や・さかい・ 高い・ 音・が・ する・」②お金。貨幣。「手持ち・の・ かね・で・は・ 足ら・へん。」

かね【鐘】《名詞》 寺や教会にある釣り鐘。釣り鐘の音色。「除夜・の・ かね・を・ 鳴らす。」

かねじゃく【曲尺】《名詞》 直角に曲がった金属製の物差し。差し金。

かねめ【金目】《名詞》 お金に換えるときに、値打ちがあること。また、その品物。「かねめ・の・ もの・を・ 質屋・に・ 持っ・ていく。」

かねもち【金持ち】《名詞》 お金をたくさん持っている人。資産家。「あんな・ かねもち・の・ 真似・は・ でけ・へん。」

かのう〔かのー〕【可能】《名詞、形容動詞》 できること。「そのうち・ 宇宙・へ・ 行く・ こと・も・ かのーに・ なる。」

かのじょ【彼女】《名詞》 親しい女の友達。「息子はん・に・ かのじょ・は・ おっ・て・です・か。」

かば【河馬】《名詞》 アフリカの川や沼にすむ草食動物。◆戦後、カバヤ食品(岡山市)が河馬を車に乗せて巡回したので、広く知られた。

かばー〔かば〕【カバー】《名詞》 覆うもの。「本・に・ かばー・を・ つけ・て・ 読む。」「枕かばー」◆「かば」と短く言うこともある。

かばう【庇う】《動詞》 助けて守ってやる。「仲・の・ 良(え)ー・ 友達・を・ かぼー・てやる。」「子ども・を・ かぼ・たる。」〔⇒かまう〕

がばがば《形容動詞》 外側のものが大きすぎて、中身が動く様子。「兄貴・から・ 貰(もろ)・た・ 服・や・さかい・ がばがばや。」

がばっと《副詞》 一気につかむ様子。「がばっと・ 全部・ 持っ・ていか・れ・ても・た。」

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2010年12月 7日 (火)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(471)

がっぺい〔がっぺー〕【合併】《名詞、動詞する》 いくつかのものが一つに合わさること。いくつかのものを一つに合わせること。「会社・が・ がっぺーする。」「今日・は・ 隣・の・ 組・と・ がっぺーし・た・ 授業・が・ あっ・た。」

かつやく【活躍】《名詞、動詞する》 めざましく働いたり、活動したりすること。「野球・の・ 試合・で・ ホームラン・を・ 打っ・て・ かつやくし・た。」

かつら【鬘】《名詞》 髪の形を変えたり、髪を補ったりするために、頭につけるもの。「わし・は・ かつら・やおま・へん。親・に・ もろ・た・ 髪・の・ 毛ー・でっ・せ。」

かつ(を)いれる〔かつ(お)いれる〕【活を入れる】《成句》 叱る。励ます。「たるん・どる・さかい・ かつおいれ・たっ・てくれ。」

がつん《副詞と》 ①人や物がぶつかる様子。「ラグビー選手・が・ 相手チーム・に・ がつんと・ 当たっ・た。」②殴りつける様子。「がつんと・ いわし・たろ・か。」
かて《副助詞》 だって。でも。にも。「そんな・ こと・やっ・たら・ わし・かて・ 知っ・とる。」「子ども・かて・ わかる・ 話・や。」

かて《接続助詞》 そうであっても。「説明し・た・かて・ 誰・も・ わかっ・てくれ・へん。」

かてい〔かてー〕【家庭】《名詞》 家族が一緒に生活しているところ。「かてー・で・の・ 躾・が・ 足り・ん。」

かていきょうし〔かてーきょーし〕【家庭教師】《名詞》 家に来て、勉強を教えてくれる人。「かてーきょーし・を・ つけ・て・ 勉強さす。」

がてら《接尾語》 ついでに。「散歩がてら・に・ 葉書・を・ 入れ・に・ 行く。」「散歩しーがてら・に・ 喫茶店・に・ 入る。」◆名詞または動詞に付く。

かど【角】《名詞》 ①ものの尖っているところ。「机・の・ かど・に・ 当たっ・て・ 痛かっ・た。」②道の折れ曲がっているところ。「かど・の・ 散髪屋・へ・ 行く。」「四つかど」

かど【門】《名詞》 ①玄関の外。家の入口。「かど・に・ 誰・か・ 来・とる・みたいや。」②庭。家の建物の外。「かど・で・ 籾・を・ 干す。」「かど・に・ 花・を・ 植える。」「家・の・ 中・で・ 遊ば・んと・ かど・へ・ 出・て・ 遊べ。」

かどがたつ【角が立つ】《慣用句(動詞)》 人との関係が穏やかでなくなる。「かどがたつ・ 言い方・を・ し・たら・ あか・ん。」

かどぐち【門口】《名詞》 家の入口。玄関。「かどぐち・に・ おしめ〔=注連縄〕・を・ 張る。」

がとこ《接尾語=名詞に接続する》 量や金額を表す。分。「野菜・を・ 千円・がとこ・ 買(こ)ー・た。」〔⇒がん〕

かどまつ【門松】《名詞》 正月を祝って玄関に立てる松の枝。「百貨店・の・ 大けな・ かどまつ」

かな《助詞》 感動や詠嘆を表す言葉。「それ・は・ 結構な・ 話・やない・かな。」〔⇒か〕

かな《助詞》 少し疑う気持ちを表す言葉。「信用し・て・ 良(え)ー・ん・かな。」◆「か」とも言う。

かなあみ【金網】《名詞》 針金を編んで作った網。「かなあみ・の・ すき間・から・ 犬・が・ 入っ・てき・た。」「かなあみ・で・ 餅・を・ 焼く。」

かない【家内】《名詞》 ①家の中。家族。「いただい・た・ もの・を・ かない・で・ 喜ん・で・ 食べ・まし・てん。」②(夫から見て)自分の妻。「かない・も・ 賛成し・てます。」

かないじゅう〔かないじゅー〕【家内中】《名詞》 家族全員。「今年・の・ 冬・は・ かないじゅー・ 誰(だい)・も・ 風邪・ ひか・なんだ。」

かながい《名詞》 汁を椀に注ぎ入れる道具。「かながい・で・ おつゆ・を・ すくう。」

かなぐ【金具】《名詞》 物に取り付けるための、金属製の小さな器具や部分品。「竿・に・ かなぐ・が・ 付い・とる・さかい・ 怪我せ・ん・よーに・ し・て・な。」

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2010年12月 6日 (月)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(470)

がったんごっとん《名詞》 ①電車。列車。「がったんごっとん・が・ 通る・さかい・ 踏切・で・ 止まっ・て・ 待と・ー・な。」②電車や列車の通る音を表す言葉。◆①は、幼児語。〔⇒がたごと〕

かっちり《副詞と、動詞する》 ①きちんとしている様子。「夏休み・の・ 宿題・は・ かっちり・ 仕上げ・た・か。」②お金などに抜け目がない様子。「かっちりと・ 細かい・ 人」

がっちり《副詞と、動詞する》 ①体つきや、物の作りがしっかりしていて、丈夫そうな様子。「肩幅・の・ がっちりし・た・ 人」②しっかりと組み合っている様子。「がっちり・ 手ー・ 組ん・で・ 仕事し・まほ・か。」〔⇒がっしり〕

がっちゃん《名詞、動詞する》 ①たまたま出会うこと。「会い・とー・なかっ・た・のに・ 駅・で・ がっちゃんし・た。」②軽くぶつかること。衝突すること。「バス・が・ がっちゃんし・た。」③重なること。「予定・が・ 二つ・ がっちゃんし・ても・た。」〔⇒がっしゃん〕

かっっお【鰹】《名詞》 ①暖かい海でとれる回遊魚。鰹節にも加工する。②鰹節。〔⇒かつお〕

かっっおのこ〔かっっおのこー〕【鰹の粉】《名詞》 鰹の削り節。◆戦後すぐのころは、花かつおのようなものではなくて、粉状のものも混じっていたので、このようにも言った。鰹以外の魚も使っていた。〔⇒かつおのこ〕

かっっおぶし【鰹節】《名詞》 鰹の身を煮て干して、堅くしたもの。〔⇒かつおぶし〕

かって【勝手】《名詞、形容動詞》 ①様子。状況。「はじめて・ 来・た・さかい・ かって・が・ わから・ん。」②わがまま。自分のしたいようにする様子。「かってな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・ 人」

かってきまま【勝手気儘】《名詞、形容動詞》 自分の思うとおりにする様子。「あの 人・は・ かってきままに・ 育っ・てき・とる・ねん。」

かってぐち【勝手口】《名詞》 台所に近い入り口。「かってぐち・から・ 出入(ではい)りする。」

かってつんぼ【勝手つんぼ】《名詞、動詞する》 自分の都合の悪いことに対して、聞こえないふりをすること。「耳が痛かっ・たら・ かってつんぼし・てまう・ 人・は・ 困る・なー。」

かってもん【勝手者】《名詞》 わがままな人。自己中心な考えや行動をする人。「あんな・ かってもん・と・は・ 一緒に・ 仕事・は・ でけ・しまへ・ん。」

かっと【鰹】《名詞》 暖かい海でとれる回遊魚。

かつどう〔かつどー〕【活動】《名詞、動詞する》 ①元気よく動くこと。スポーツをすること。「かつどーし・て・ 良(え)ー・ 体・に・ なっ・た。」②何かをすること。「部かつどー」③映画。「面白い・ かつどー・を・ 見・た。」◆③は、今では耳にすることは、ほとんどなくなった。

かつどうしゃしん〔かつどーしゃしん〕【活動写真】《名詞》 映画。◆今では耳にすることは、ほとんどなくなった。使用頻度は、「かつどう」よりも「かつどうしゃしん」の方が低かったように思う。

かっとなる〔かーっとなる〕《慣用句(動詞)》 興奮する。前後の見境がなくなる。「あいつ・は・ かーっとなっ・たら・ 何・を・ する・やら・ わから・へん。」

かっとのこ【鰹の粉】《名詞》 鰹の削り節。

かっとぶし【鰹節】《名詞》 鰹の身を煮て干して、堅くしたもの。

かっぱ【合羽】《名詞》 雨が降るときに、服などの外側に付けるもの。「かっぱ・ 着・て・ 自転車・に・ 乗る。」

かっぱ【河童】《名詞》 沼や川にすむという、想像上の動物。

かっぱつ【活発】《形容動詞》 元気で勢いがよい様子。生き生きしている様子。「かっぱつな・ 子ー・や・さかい・ ちょっとも・ じっと・ し・ておら・ん。」

かっぷ【カップ】《名詞》 ①取っ手のある湯飲み茶碗。「かっぷ・が・ 良かっ・たら・ コーヒー・が・ うまい・なー。」②目盛りの付いた器。「計量かっぷ」③大きな杯の形をしたもの。「優勝かっぷ」

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2010年12月 5日 (日)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(469)

がつがつ《副詞と》 食べ物をむさぼって食べる様子。「がつがつ・ 食べ・たら・ 喉・に・ つかえる・ぜ。」

がっかり《副詞と、動詞する》 思い通りにいかなくて、気を落とす様子。「遠足・が・ 中止・に・ なっ・て・ がっかりし・とん・ねん。」

がっき【学期】《名詞》 学校で、一年間を二つまたは三つに分けた、その一つ分。「がっき・の・ 末・に・ 試験・が・ ある。」

がっき【楽器】《名詞》 音楽を演奏するために使う器具。「歌う・ こと・より・も・ がっき・を・ いらう〔=扱う〕・ こと・の・ 方・が・ 好きや。」

がっきゅう〔がっきゅー〕【学級】《名詞》 学校などで、児童・生徒などをいくつかの組みに分けたもの。「がっきゅー・の・ 委員・を・ し・た。」「がっきゅー日誌」「がっきゅー会」

かつぐ【担ぐ】《動詞》 ①ものを肩にのせて支える。「たいこ〔=布団屋台〕・を・ かつぐ。」「俵・を・ かつい・で・ 運ぶ。」②縁起を気にする。「げん・を・ かつぐ。」〔⇒かたげる〕

がっくり《副詞と、動詞する》 力が抜けて、気を落とす様子。「がっくり・ 肩・を・ 落とす。」「試験・に・ 落ち・て・ がっくりし・とる。」

かっけ【脚気】《名詞》 足がむくんで、体がだるくなる病気。ビタミンB1が不足して起こる。「昔・は・ かっけ・に・ なる・ 人・が・ ぎょーさん・ おっ・た。」

かつける《動詞》 投げつける。ぶつける。「石・を・ かつけ・て・ 雀・を・ 追い払う。」「ボール・を・ かつけ・たら・ ガラス・が・ めげる・やないか。」〔⇒かちける〕

かっこ【括弧】《名詞》 文字、句、文などの前後を囲んで、他の部分と区別するためのしるし。「かっこ・の・ 中・に・ 説明・を・ 書き込む。」

かっこう〔かっこー/かっこ〕【格好】《名詞、動詞する》 ①姿。形。「電車・に・ 乗る・ん・やっ・たら・ きちんと・ し・た・ かっこ・を・ し・ていけ・よ。」②体裁。「こんな・ こと・で・は・ かっこー・が・ つか・ん。」

がっこう〔がっこー/がっこ〕【学校】《名詞》 児童・生徒などが、先生に教わって勉強をするところ。「がっこ・から・ 帰っ・たら・ じっきに・ 遊び・に・ 行っ・てまう。」

がっこいき【学校行き】《名詞》 学校に行っている子ども。児童・生徒。「がっこいき・が・ 多い・さかい・ 給食代・も・ たいへんや。」

かっこむ【かっ込む】《動詞》  短い時間で一気に食べる。「時間・が・ ない・さかい・ お茶漬け・を・ かっこん・で・ 出・てき・た。」       

かっし【カ氏】《名詞》 温度計の目盛りの決め方の一つ。「摂氏・と・ かっし・の・ つい・た・ 寒暖計・が・ あっ・た。」

がっしゅく【合宿】《名詞、動詞する》 練習や勉強などのために、大勢のものが一緒に泊まって生活すること。「夏休み・に・ 運動部・の・ がっしゅく・が・ ある・ねん。」

がっしょう〔がっしょー〕【合唱】《名詞、動詞する》 大勢の人が声を揃えて歌うこと。「みんな・と・ がっしょーし・たら・ 気持ち・が・ 良(え)ー・もん・や。」

がっしょう〔がっしょー〕【合掌】《名詞、動詞する》 左右の手のひらを合わせて拝むこと。「みんな・で・ 故人・に・ がっしょーする。」

がっしり《副詞と、動詞する》 体つきや、物の作りがしっかりしていて、丈夫そうな様子。「がっしりし・た・ 体格・でん・な。何ど・ 運動・でも・ し・とっ・てやっ・た・ん・か。」〔⇒がっちり〕

がっそう〔がっそー〕【合奏】《名詞、動詞する》 一つの曲を、二つ以上の楽器で演奏すること。「学芸会・で・ がっそーする。」

かったー【カッター】《名詞》 薄い刃で物を切る道具。「かったー・で・ 切っ・て・ 小包み・を・ 開ける。」

がったんこ《名詞、副詞と》 ①電車。列車。「がったんこ・に・ 乗っ・て・ 神戸・へ・ 行く。」②電車や列車の通る音を表す言葉。「がったんこと・ 言(ゆ)ー・て・ 市電・が・ 走っ・とる。」◆①は、幼児語。

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2010年12月 4日 (土)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(468)

かちます《動詞》 ①殴る。叩く。打つ。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ 頭・を・ かちまし・たっ・てん。」「釘・を・ かちまし・て・ ひっこま・す。」②間違って叩いてしまう。「金槌・で・ 手ー・を・ かちまし・た。」〔⇒どつく、たたく〕

かちめ【勝ち目】《名詞》 勝つ見込み。「今度・の・ 試合・は・ かちめ・が・ ある・ぞ。」

かちめぐ《動詞》 荒々しく壊す。思い切って壊す。「金槌・で・ たたい・て・ 思い切り・ かちめん・だ。」

がちゃがちゃ《副詞と》 ①物が無秩序にぶつかり合う様子。「箱・の・ 中・で・ がちゃがちゃと・ 音・が・ し・とる。」②あれこれと文句を言ったり、難癖をつけたりする様子。「近所・の・ 人・から・ がちゃがちゃ・ 言わ・れ・て・ 困っ・とる・ねん。」

がちゃがちゃ《名詞》 くつわ虫。「がちゃがちゃ・が・ 鳴い・とる。」

かちゃだける《動詞》 転がり落ちる。「二階・から・ かちゃだけ・て・ 怪我し・た。」「床几・から・ かちゃだける。」◆兵庫県内各地に「あだける」という言葉がある。「落ちる」という意味である。この「あだける」に、接頭語の「かち」が付いて「かちあだける」となったものの発音が変化したのが「かちゃだける」であると思われる。〔⇒かちゃらける〕

がちゃん《副詞と》 物がぶつかって、大きな音を立てる様子。「窓・に・ ボール・が・ 当たっ・て・ ガラス・が・ がちゃんと・ めげた。」〔⇒がしゃん〕

がちょう〔がちょー〕【鵞鳥】《名詞》 アヒルより大きい水鳥。

かちわめく【かち喚く】《動詞》 荒々しく怒鳴る。「気・に・ いら・ん・ こと・を・ ぬかし・た・さかい・ かちわめい・たっ・た。」「かちわめい・たら・ 慌て・て・ 逃げ・て・ 行き・よっ・た。」

かちわる【かち割る】《動詞》 ①荒々しく割る。思い切って割る。「丸太・を・ よき〔=斧〕・で・ かちわる。」②思っていることを、ありのままに表す。「かちわっ・て・ 言ー・たら・ ほんま・の・ 気持ち・は・ どない・や・ねん。」

かちわり【かち割り】《名詞》 荒々しく割ったもの。(特に、氷を割ったもの) 「かちわり・を・ ジュース・の・ 中・に・ 入れる。」「夏・の・ 甲子園・の・ かちわり」

かちわりだいく【かち割り大工】《名詞》 腕の劣る大工。「かちわりだいく・に・ 頼ん・だら・ あか・ん・ぞ。」

かつ【カツ】《名詞》 牛や豚の肉を平たく切って、小麦粉・パン粉などをつけて、油で揚げたもの。◆豚の肉を使ったものを「とんかつ」と言う。

かつ【勝つ】《動詞》 ①相手を負かす。「一点差・で・ なんとか・ かっ・た。」②相手より上の成績を取る。「入試・で・ かつ。」③努力して、抑え付ける。「病気・に・ かつ。」

がつ【月】《接尾語》 一か月の単位を示す。「一月」「十二月」

かつお【鰹】《名詞》 ①暖かい海でとれる回遊魚。鰹節にも加工する。②鰹節。〔⇒かっつぉ、かっと〕

かつおのこ〔かつおのこー〕【鰹の粉】《名詞》 鰹の削り節。◆戦後すぐのころは、花かつおのようなものではなくて、粉状のものも混じっていたので、このようにも言った。鰹以外の魚も使っていた。〔⇒かっつぉのこ、かっとのこ〕

かつおぶし【鰹節】《名詞》 鰹の身を煮て干して、堅くしたもの。〔⇒かっつぉぶし、かっとぶし〕

かっか《名詞》 下駄。「雨・が・ 降っ・とる・さかい・ かっか・ 履い・て・ 行き・なはれ。」◆幼児語。

かっかする《動詞》 腹を立てる。激情する。「自分勝手な・ こと・ばっかり・ ぬかし・やがる・さかい・ かっかし・てき・た。」

かつかつ《形容動詞》 ぎりぎりである様子。余裕がない様子。なんとか間に合う様子。「五分・ あっ・たら・ 走っ・ていっ・て・ かつかつ・ 次・の・ 電車・に・ 間に合う。」「会費・を・ 二千円・に・ し・たら・ かつかつ・の・ 予算・に・ なっ・てまう・なー。」◆「かつかつ・ 儲かっ・とる」という言い方の裏には、いくらかの儲けが出ているという気持ちがある。

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2010年12月 3日 (金)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(467)

かたむける【傾ける】《動詞》 斜めにする。「瓶・を・ かたむける。」〔⇒かやぶける〕

かために《副詞》 ①お互い同士で。②交互に。「かたみに・ 当番・を・ する。」〔⇒かたみに〕

かためる【固める】《動詞》 ①柔らかいものを堅くする。「コンクリート・で・ かためる。」②一つに集める。「ごみ・を・ 置き場・に・ かためる。」

かたよる【偏る】《動詞》 ①一方に寄る。一方に集まる。「希望者・が・ かたよっ・た。」②つりあいが取れなくなる。「栄養・が・ かたよる。」

かだら【体】《名詞》 ①人や動物の頭・胴・手足などの全体。「かだら・の・ 色・が・ 黒い。」②健康の具合。「かだら・の・ 具合・が・ 悪ー・て・ 入院し・た。」〔⇒からだ〕

かたろぐ【カタログ】《名詞》 品物の目録や見本。「かたろぐ・を・ 見・て・ 注文する。」

かた(を)もつ〔かた(お)もつ〕【肩を持つ】《慣用句(動詞)》 ひいきにする。味方をする。「すまん・けど・ わし・の・ かたおもっ・てくれ・へん・やろ・か。」

かだん【花壇】《名詞》 土を盛り上げて、草花を植えている場所。「チューリップ・を・ 植え・た・ かだん」

かたん《副詞と》 固いものが触れ合って、軽い音をたてる様子。「棚・から・ 箱・が・ かたんと・ 落ち・た。」

がたん《副詞と》  ①大きな衝撃が加わる様子。「地震・で・ 家・が・ がたんと・ 揺れ・た。」②落差のあるところを物が動くときの音。「車・が・ 溝・に・ がたんと・ 落ちる。」③ものごとに大きな落差がある様子。「成績・が・ がたんと・ 落ちた。」「兄貴・より・も・ がたんと・ 悪い・ 成績」

かたんかたん《副詞と》 固いものが触れ合うときに、軽い音が連続する様子。「レール・の・ 継ぎ目・で・ かたんかたんと・ 音・が・ する。」

がたんがたん《副詞と》  落差のあるところを物が動くときの音が連続する様子。「舗装さ・れ・とら・ん・ 道・で・ バス・が・ がたんがたんと・ 揺れる。」

かち【勝ち】《名詞》 勝つこと。「赤組・の・ かち・や。」

かち《接頭語=動詞に続く》 荒々しく行うという様子を表す言葉。「かちおとす」「かちめぐ」「かちぼかす」「かちわめく」

がち《接尾語=名詞、動詞の連用形に付く》 そうなることが多いという意味を表す。「病気がち」「遅れがち」「遅刻しがち」

かちあう【かち合う】《動詞》 ①ぶつかる。「四つ角・で・ かちおー・た。」②偶然、出会う。「駅・で・ 二人・の・ 候補者・が・ かちおー・て・ 演説し・とる。」③重なる。「日曜・と・ 祭日・が・ かちあう。」〔⇒かっちゃう〕

かちおとす【かち落とす】《動詞》 たたき落とす。「栗・の・ 実ー・を・ かちおとす。」

かちかち《形容動詞》 ①とても固い様子。「餅・が・ かちかちに・ なっ・とる。」②頑固な様子。考えなどが働きにくい様子「かちかちの・ 頭・や・さかい・ 良(え)ー・ 考え・が・ 出・てこ・ん。」③ひどく緊張している様子。「挨拶する・ 前・から・ かちかちに・ なっ・とる。」

かちかち《副詞と》 固いものがぶつかり合って出る音。「火・の・ 用心・の・ 音・が・ かちかちと・ 響い・てくる。」

かちける《動詞》 投げつける。ぶつける。「ボール・を・ かちけ・て・ デートボール・に・ し・ても・た。」〔⇒かつける〕

かちぼかす《動詞》 放置する。構ってやらない。「無茶な・ こと・を・ 言(ゆ)ー・てき・た・さかい・ 聞か・んと・ かちぼかし・たっ・とる・ねん。」

かちぼる《動詞》 放置する。構ってやらない。「その・ へん・に・ かちぼっ・とい・ても・ 盗ま・れる・ 心配・は・ ない・やろ。」

かちまけ【勝ち負け】《名詞》 勝つことと負けること。「かちまけ・なんか・は・ 時・の・ 運・や。」

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2010年12月 2日 (木)

明石日常生活語辞典〔三稿〕(466)

かたちんば【片ちんば】《形容動詞》 左右などが不揃いであること。「手袋・が・ かたちんばや。」〔⇒かたちん〕

かたづく〔かたずく〕【片付く】《動詞》 ①整理・整頓が行き届いている。「綺麗に・ かたずい・とる・ 店」②始末が付く。終わる。「問題・が・ かたずい・た。」③結婚する。「娘・が・ かたずい・た。」「娘さん・は・ どこ・へ・ かたずき・なはっ・た・ん・です・か。」

かたづける〔かたずける〕【片付ける】《動詞》 ①整理・整頓をする。「散らかっ・とる・ ごみ・を・ かたずけ・た。」②始末を付ける。終わらせる。「仕事・を・ かたずける。」③結婚させる。「やっと・ 娘・を・ かたずけ・て・ ほっと・ し・た。」

かたっぱしから【片っ端から】《副詞》 手当たり次第に。次々と。「かたっぱしから・ 草・を・ 刈る。」

かたっぽう〔かたっぽー/かたっぽ〕【片っ方】《名詞》 二つあるうちの一方。相手。「かたっぽ・の・ 人・は・ まだ・ 納得せ・んと・ 怒っ・た・まま・や。」〔⇒かたいっぽう〕

かたつむり【蝸牛】《名詞》 陸上の湿ったところにすむ巻き貝。〔⇒でんでんむし〕

かたて【片手】《名詞》 ①片方の手。「かたて・で・ ボール・を・ 受ける。」②五という数字を意味する。「かたて〔例えば、五万円〕・で・は・ 売ら・れ・へん。」

かたてま【片手間】《名詞》 主な仕事の合間。「かたてま・に・ ワープロ・を・ 習(なろ)・てます・ねん。」

かたな【刀】《名詞》 片側に刃を付けた、細長い武器。

かたびき【肩引き】《名詞》 人が引っ張って動かす荷車。

かたぶく【傾く】《動詞》 ①斜めになる。「船・が かたぶい・た。」②太陽や月が沈もうとする。「月・が・ かたぶい・た。」③うまくいかなくなる。衰える。〔⇒かたむく、かやぶく〕

かたぶける【傾ける】《動詞》 斜めにする。「瓶・を・ かたむけ・て・ 中身・を・ 出す。」〔⇒かたむける〕

かたほう〔かたほー〕【片方】《名詞》 二つのうちの一つの方。

かたまり【塊・固まり】《名詞》 ①かたまったもの。「土・の・ かたまり」②集まり。群。「鰯・の・ かたまり・が・ 泳い・どる。」

かたまる【固まる】《動詞》 ①柔らかいものが堅くなる。「ペンキ・が・ かたまる。」②一つに集まる。「かたまっ・て・ 学校・へ・ 行く。」

かたみ【形見】《名詞》 故人や、離別した人の、思い出となる品物。「親・の・ かたみ・の・ 万年筆」

かたみがせばい【肩身が狭い】《慣用句(形容詞)》 引け目を感じる。「試験・に・ 落ち・て・ かたみがせばい。」〔⇒かたみがせまい〕

かたみがせまい【肩身が狭い】《慣用句(形容詞)》 引け目を感じる。「負け・て・ばっかり・で・ かたみがせまい。」〔⇒かたみがせばい〕

かたみかわりに〔かたみかーりに〕《副詞》 交互に。入れ替わって。「忙しー・の・で・ かたみかーりに・ 昼飯・を・ 食べる。」〔⇒かためかわりに〕

かたみち【片道】《名詞》 行きか帰りの、どちらか一方。「かたみち・ 一時間・ かかる。」

かたみに《副詞》 ①お互い同士で。「かたみに・ 勉強・を・ 教え合う。」②交互に。「かたみに・ 本・を・ 読む。」「かたみに・ 休む。」〔⇒かために〕

かたみばんこに【副詞】《副詞》 交互に。入れ替わって。「車・を・ かたみばんこに・ 運転する。」

かたむき【傾き】《名詞》 傾くこと。傾き具合。「屋根・の・ かたむき・が・ きつい。」

かたむく【傾く】《動詞》 ①斜めになる。「地震・で・ 家・が・ かたむい・た。」②太陽や月が沈もうとする。「日ー・が・ 西・に・ かたむく。」③うまくいかなくなる。衰える。「会社・が・ かたむい・たら・ 困る。」〔⇒かたぶく、かやぶく〕

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2010年12月 1日 (水)

朔日・名寸隅(13)

 師走の初日は暖かい朝です。のどかな海岸です。
  神戸の日の出は6時47分ですから、それより約30分後、太陽が少し昇ったときの写真です。
 1枚目の写真は、赤根川の河口に架かっている西島橋です。2枚目の写真は、その橋から海岸へ下りていくコンクリートのスロープです。

【写真は2枚とも、2010年(平成22年)12月1日7時20分に撮影。】

≪画像をクリックしてください。大きくて鮮明な画像になります。≫Cimg1959 Cimg1967

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明石日常生活語辞典〔三稿〕(465)

かたがき【肩書き】《名詞》 地位や身分など。「退職し・たら・ かたがき・が・ 無(の)ーなっ・た。」

かだかぐ《動詞》 匂いをかぐ。「かだかい・だら・ 腐っ・とる・みたいやっ・た。」〔⇒かだをかぐ〕

かだかす《動詞》 匂いをかぐ。「かだかし・たら・ 香ばしかっ・た。」

かたかた《副詞と》 堅いものがぶつかって音を立てる様子。「背中・の・ ランドセル・が・ かたかたと・ 鳴る。」

がたがた《副詞と》 ①堅くて重いものが音を立てる様子。「風・が・ 吹い・て・ 戸ー・が・ がたがた・ ゆー・とる。」②寒さや恐ろしさで体が震える様子。「寒ー・て・ がたがた・ し・とっ・た。」③不平や不満を言う様子。「今頃・に・ なっ・て・から・ がたがた・ 言わ・んとい・て。」

がたがた《形容動詞》 体や物が壊れかかっている様子。「歯ー・が・ がたがたに・ なっ・た。」

かたかな【片仮名】《名詞》 漢字の一部を利用して作られた文字。外来語などを書くときに使う。「振り仮名・を・ かたかな・で・ 書く。」

かたがみ【型紙】《名詞》 洋服などを作るときに使う、型を切り抜いた紙。「付録・に・ かたがみ・が・ ある・さかい・ それ・を・ 使ー・て・ 服・を・ 作る。」

かたがわ【片側】《名詞》 一方の側。「道・の・ かたがわ・は・ 崖・に・ なっ・とる・ねん。」〔⇒かたっかわ〕

かたき【敵】《名詞》 恨みのある相手。争いの相手。競争相手。「あいつ・と・は・ 商売・の・ 上・の・ かたき・や・ねん。」

かたきうち【敵討ち】《名詞、動詞する》 仕返し。仇(あだ)討ち。「今日・は・ 昨日・の・ 将棋・の・ かたきうち・を・ し・たい・ねん。」

かたくま【肩車】《名詞、動詞する》 子どもなどを、両肩にまたがらせて、かつぐこと。肩車。「かたしまし・たる・さかい・ 手ー・ 伸ばし・て・ あの・ 柿・の・ 実ー・ 採り・なはれ。」

かたくり【片栗】《名詞》 片栗(植物)の根から取った澱粉。「かたくり・を・ 入れ・て・ 粘り・を・ 出す。」〔⇒かたくりこ〕

かたくりこ【片栗粉】《名詞》 片栗(植物)の根から取った澱粉。「かたくりこ・を・ 入れ・て・ 汁・を・ 粘(ねば)つか・せ・よー・か。」〔⇒かたくり〕

かたくるしい〔かたくるしー〕【堅苦しい】《形容詞》 ①窮屈でゆとりがない。相手を受け入れない。「かたくるしー・ 考え方・ し・たっ・ても・ みんな・が・ 賛成し・てくれ・へん・やろ。」②場所にゆとりがない。「かたくるしー・て・ 狭い・ 路地」〔⇒かたくろしい〕

かたくろしい〔かたくろしー〕【堅苦しい】《形容詞》 窮屈でゆとりがない。相手を受け入れない。〔⇒かたくるしい〕

かたげる【担げる】《動詞》 肩に担ぐ。になう。「ひとり・で・ 俵・を・ かたげ・ていく。」

かたげる【傾げる】《動詞》  傾げる。「首・を・ かたげ・て・ 考える。」

かたこと【片言】《名詞》 たどたどしくて、発音がはっきりしない言い方。「こまい・ 子ども・が・ かたこと・を・ 言い始め・た。」

がたごと〔⇒がったんごっとん〕《名詞》 ①電車。列車。「がたごと・が・ 走っ・てき・た。」②電車や列車が走る音。「がたごと・ 言(ゆ)ー・て・ 走っ・ていく。」◆幼児語。

かたずみ【堅炭】《名詞》 木を焼いて作った、堅い炭。「火鉢・に・ かたずみ・を・ いける。」◆「けしずみ」の軟らかさに対して使う言葉。

かたち【形】《名詞》 ①外から見た、物の様子。格好。「家・の・ かたち」②うわべだけのこと。「かたち・だけ・の・ 挨拶」

かたちん【片ちん】《形容動詞》 左右などが不揃いであること。「下駄・を・ かたちんに・ 履い・とる。」〔⇒かたちんば〕

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