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2011年11月30日 (水)

【掲載記事の一覧】

 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
   tachibana@actv.zaq.ne.jp
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫

◆明石日常生活語辞典 (1)~(828)~継続予定
    [2009年7月8日~2009年7月24日]
    [2009年8月1日~2009年8月9日]
    [2009年8月14日~2009年8月31日]
    [2009年9月11日~2009年12月28日]
    [2010年1月4日~2010年2月18日]
    [2010年3月11日~2011年11月30日]

◆『明石日常生活語辞典』写真版 (1)~(4)~継続予定
    [2010年9月10日~2011年9月13日]

◆言葉カメラ (1)~(385)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]
    [2008年9月25日~2008年9月29日]
    [2008年10月1日~2008年10月30日]
    [2008年11月1日~2008年11月11日]
    [2008年12月1日~2008年12月7日]
    [2008年12月16日~2008年12月30日]
    [2009年1月20日~2009年1月30日]
    [2009年2月9日~2009年2月15日]
    [2009年3月17日~2009年3月31日]
    [2009年5月1日~2009年5月17日]
    [2009年5月27日~2009年5月31日]
    [2009年7月1日~2009年7月7日]
    [2009年7月25日~2009年7月31日]
    [2009年8月10日~2009年8月13日]
    [2009年12月29日~2009年12月30日]
    [2010年2月19日~2010年3月10日]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)~継続予定
    [2009年9月1日~2009年9月10日]

◆テクのろヂイ (1)~(40)~継続予定
    [2009年1月11日~2009年1月19日]
    [2009年2月1日~2009年2月8日]
    [2009年3月1日~2009年3月15日]
    [2009年6月23日~2009年6月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]
    [2009年6月1日/2009年6月4日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆足下の観光案内 (1)~(12)~継続予定
    [2008年11月14日~2008年11月25日]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)~継続予定
    [2009年5月18日~2009年5月26日]
    [2009年6月1日~2009年6月22日]

◆写真特集・さくら (1)~(71)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]
    [2009年4月1日~2009年5月8日]

◆写真特集・うめ (1)~(42)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]
    [2009年2月16日~2009年2月27日]
    [2009年3月1日~2009年3月16日]

◆写真特集・きく (1)~(5)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]
    [2008年11月12日~2008年11月13日]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]
    [2008年11月26日~2008年11月29日]
    [2008年12月8日~2008年12月15日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)~継続予定
    [2009年1月1日~2009年1月10日]
    [2010年1月1日~2010年1月3日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆朔日・名寸隅 (1)~(19)
    [2009年12月1日]
    [2010年1月1日]
    [2010年2月1日]
    [2010年3月1日]
    [2010年4月1日]
    [2010年5月1日]
    [2010年6月1日]
    [2010年7月1日]
    [2010年8月1日]
    [2010年9月1日]
    [2010年10月1日]
    [2010年11月1日]
    [2010年12月1日]
    [2011年1月1日]
    [2011年2月1日]
    [2011年3月1日]
    [2011年4月1日]
    [2011年5月1日]
    [2011年6月1日]

◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日~2008年9月24日]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42)
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

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明石日常生活語辞典〔四稿〕(828)

ひびく【響く】《動詞・カ行五段活用》 ①音が辺りに伝わる。「お昼・の・ サイレン・が・ ひびく。」「隣・の・ 家・から・ ピアノ・の・ 音・が・ ひびい・てくる。」②音が跳ね返る。「ひびい・て・ 何・を・ 言(ゆ)ー・とる・の・か・ わから・へん。」③振動が伝わる。「歩い・たら・ 廊下・が・ ひびい・て・ 怖い・なー。」④影響する。「雨降り・の・ 日ー・は・ 売り上げ・に・ ひびく。」

ひびょういん〔ひびょーいん〕【避病院】《名詞》 隔離病院。「伝染病・で・ ひびょーいん・に・ 入っ・た。」

ひびわれる【皹割れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ひびが入って、細かい裂け目ができる。「茶碗・が・ ひびわれ・とる。」

びびる《動詞・ラ行五段活用》 自信を持って、伸び伸びと行動できない。恐れて縮こまる。ひるむ。「びびら・んと・ 元気・ 出し・て・ 行け。」「野次・を・ 言わ・れ・て・ びびっ・ても・て・ 三振し・た。」

ひひん《副詞と》 馬がいななく様子。また、その声。「ひひんと・ 鳴い・て・から・ 歩きだし・た。」

びびんちょ《名詞、形容動詞、動詞する》 ①臆病心が強いこと。また、そのような人。「びびんちょせ・んと・ 堂々と・ 喋り・なはれ。」②賭事などですっからかんになること。また、そのようになった人。「今日・は・ パチンコ・で・ びびんちょし・ても・た。」

ひふ【皮膚】《名詞》 人や動物の体を包んでいる皮。「冬・に・ なっ・たら・ ひふ・が・ 荒れ・て・ 困る。」

ひふみよいむなやこと【一二三四五六七八九十】《唱え言葉》 ものを数えるときに、1から10までを数える代わりに、一字一音で言う言葉。◆子どもたちは「ぼんさんがへをこいた」を使うことが多かったが、大人たちが、そんな言い方をはばかる場合は「ひふみよいむなやこと」(「ひとつ」の「ひ」、「ふたつ」の「ふ」、「みっつ」の「み」…、のそれぞれの最初の一音を連ねた言い方)と言っていた。もちろん、ゆっくりと一つ一つを指しながら「ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と」と言うこともあった。〔⇒ぼんさんがへをこいた〕

ひぼ【紐】《名詞》 糸をよりあわせて太くしたもの。「古い・ 新聞・を・ ひぼ・で・ くくっ・て・ まめる。」〔⇒ひも〕

ひぼし【日干し】《名詞、動詞する》 日に当てて乾かすこと。また、乾かしたもの。「海老・を・ ひぼし・に・ する。」「ひぼしし・た・ 鰈(かれい)」

ひぼし【日乾し】《名詞》 食べ物がなくて飢えること。空腹であること。「仕事・が・ なかっ・たら・ ひぼし・に・ なっ・てまう・がな。」

ひま【暇】《名詞、形容動詞》 ①時間。余裕のある時間。「ここ・で・ 喋っ・とる・ ひま・は・ あら・へん・ねん。」②手が空いていること。仕事をしていないこと。「ひまな・ 人・は・ 手伝(てっと)ー・てくれ・へん・か。」「ひま・で・ ひま・で・ 困っ・とる・ねん。」

ひま(が)いる【暇が要る】《動詞・ラ行五段活用》 時間がかかる。手間取る。「この・ 問題・を・ する・の・は・ だいぶ・ ひまがいる。」

ひま(が)かかる【暇かかる】《動詞・ラ行五段活用》 時間がかかる。手間が必要である。「会議・を・ し・とっ・たら・ 決まる・まで・に・ ひまがかかっ・て・ しょーがない。」

ひまご〔ひーまご〕【曾孫】《名詞》 孫の子ども。「ひまご・が・ 三人・も・ おり・ます・ねん。」

ひまじん【閑人】《名詞》 時間を持て余している人。(その時間の使い方の一つとして)他人のことに何かと口をはさむ人。「ひまじん・同士・で・ 将棋・を・ する。」「ひまじん・が・ 細かい・ こと・に・ 口出し・を・ する。」

ひまつぶし【暇潰し】《名詞、動詞する》 空いている時間を、何かして過ごすこと。「ひまつぶし・に・ 将棋・なと・ し・まへ・ん・か。」「映画・ 見・て・ ひまつぶしする。」

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2011年11月29日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(827)

ひねる【拈る】《動詞・ナ行下一段活用》 ①乾物などが古くなって変質する。「ひね・た・ 素麺」②茄子・胡瓜などが熟しすぎて固くなる。「ひね・た・ 胡瓜・や・さかい・ もー・ 食わ・れ・へん。」「ひね茄子」③年をとる。老成する。「ひね・た・ もの・の・ 言い方・を・ する。」「ひね・た・ 人」「ひね・た・ 顔・を・ し・た・ 子ども」

ひのいり【日の入り】《名詞》 太陽が沈むこと。また、その時刻。「彼岸・が・ 過ぎ・て・ だんだん・ ひのいり・が・ 遅なっ・てき・た。」

ひのき【桧】《名詞》 日本特産の高木で、最上の材木だと考えられている木。「ひのき・の・ 床の間」

ひのくるま【火の車】《名詞》 お金がなくて、生活が非常に苦しいこと。「ひのくるま・に・ なら・ん・うち・に・ 何・か・ 考え・とき・まほ。」

ひのくれ【日の暮れ】《名詞》 太陽が沈む頃。「ひのくれ・まで・に・ 仕事・を・ すまそ・ー。」

ひのけ【火の気】《名詞》 ①火の暖かさ。「ひのけ・が・ ない・ 部屋・や・さかい・ 寒かっ・た。」②火。炎が出るもととなるもの。火元。「火事・に・ なら・ん・よーに・ ひのけ・に・ 気・を・ つける。」

ひのこ【火の粉】《名詞》 火が燃え上がるときに飛び散る、小さな火片。「ひのこ・が・ 飛ん・で・ 燃え移っ・たら・ 困る・と・ 心配し・た。」

ひのし【火伸し】《名詞》 炭火などで熱くしておいて、こてとして使うもの。〔⇒ひごて〕

ひので【日の出】《名詞》 太陽が昇ること。また、その時刻。「早起きし・て・ ひので・を・ 見ー・に・ 山・に・ 登っ・た。」「気温・が・ いちばん・ 低い・の・は・ ひので・の・ 前・や。」

ひのべ【日延べ】《名詞、動詞する》 決められた日や、日数を延ばすこと。延期。「雨・が・ 続い・て・ 試合・の・ 予定・が・ ひのべ・に・ なっ・た。」「もー・ ちょっと・ ひのべせ・んと・ 仕事・は・ 終わら・へん。」

ひのまる【日の丸】《名詞》 白地に赤い丸をつけた、日本の国旗。「祝日・に・ ひのまる・を・ 立てる・ 家・は・ 少(すけ)のー なっ・た。」

ひのまるべんとう〔ひのまるべんとー〕【日の丸弁当】《名詞》 白いご飯のまんなかに梅干しを置いた、質素な弁当。「汗水・ 流し・て・ 働い・た・ 後・は・ ひのまるべんとー・が・ うまかっ・た・なー。」

ひのもと【火の元】《名詞》 火のある場所。火事の原因となるもの。「寝る・ 前・に・ ひのもと・の・ 用心・を・ する。」

ひのようじん〔ひのよーじん〕【火の用心】《名詞、動詞する》 火事を出さないように注意をすること。「冬・に・ なっ・たら・ ひのよーじん・を・ ふれ・て・ 回り・よっ・た・もん・や。」

ひばし【火箸】《名詞》 炭火などを挟むための、金属製の長い箸。「ひばし・で・ 炭・を・ 挟(はそ)む。」

ひばち【火鉢】《名詞》 灰を入れて熾した炭火を入れて、暖をとる道具。「ひばち・で・ 手ー・を・ 温める。」

ひばな【火花】《名詞》 金属や石がぶつかったり、電気が触れ合ったりしたときに、細かく飛び散る火。「新幹線・の・ 青い・ 火花」

ひばり【雲雀】《名詞》 畑や野原に巣を作り、春には空高く舞い上がって鳴く鳥。「ひばり・が・ ピーチク・ 鳴い・とる。」

ひび【日々】《名詞、副詞》 毎日。一日一日。「ひび・ 一生懸命に・ する・こと・が・ 大事や・でー。」

ひび【皹】《名詞》 ①ものの表面にできる、細かい裂け目。「窓・の・ ガラス・に・ ひび・が・ はいっ・とる。」「地震・で・ コンクリート・に・ ひび・が・ でけ・た。」②寒さのために、手足などの皮膚にできる、細かい裂け目。「手ー・の・ ひび・が・ 痛む。」

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2011年11月28日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(826)

びにーる【ビニール】《名詞》 布・皮・ゴムなどの代わりに使うことが多い合成樹脂。「ごみ・を・ びにーる・の・ 袋・に・ 入れる。」

ひにく【皮肉】《名詞、形容動詞》 人の欠点などを遠回しに言うこと。また、その言葉。「そんな・ 言い方・ し・たら・ ひにく・に・ 聞こえ・まっ・せ。」

ひにくる【皮肉る】《動詞・ラ行五段活用》 人の欠点などを遠回しに言う。「ちょっと・ ひにくっ・てみ・た・けど・ 本人・は・ 気・が・ つい・とら・へん・みたいや。」

ひにち【日日】《名詞》 ①日数。「出来上がる・まで・に・ ひにち・が・ だいぶ・ かかる。」②あらかじめ決める、特定の日。「ひにち・を・ 早(はよ)ー・ 決め・んと・ いか・ん。」

ひにちぐすり【日日薬】《名詞、形容動詞》 時の経過とともに病気や怪我などが治っていくこと。「心配せ・ん・でも・ ひにちぐすりで・ 治る・やろ。」「この・ 怪我・は・ ひにちぐすりや・さかい・ もー・ ちょっと・ 辛抱し・とら・な・ しょー・が・ ない。」

ひにひに【日に日に】《副詞》 ①一日ごとに。毎日。「ひにひに・ 千円・ずつ・ 電車賃・が・ 要る。」②一日ずつ日がたつにつれて。◆目に見えるような変化があるときに使うことが多い。「ひにひに・ 草・が・ 伸び・てき・た。」

ひね《名詞》 成熟したもの。盛りを過ぎたもの。「ひね-の・ 茄子」「ひね-生姜」

ひねきる《動詞・ラ行五段活用》 指先でねじる。つねる。「怒ら・れ・て・ ほっぺた・を・ ひねきら・れ・た。」

ひねくる《動詞・ラ行五段活用》 ①手先でいじる。「本・を・ ひねくっ・て・ 傷め・ても・た。」②いろいろ理屈を言う。皮肉を言う。「ひねくら・んと・ ちゃんと・ 教え・てくれ・へん・か。」

ひねくりまわす〔ひねくりまーす〕【ひねくり回す】《動詞・サ行五段活用》 ①手先でいじりまわす。「鉛筆・を・ ひねくりまーし・ながら・ 考え・とる。」②盛んに理屈を言う。皮肉を言う。議論のための議論をして、結論がない。「ひねくりまーし・て・ 結局・ 何・も・ 決まら・ず・や。」

ひねくれる《動詞・ラ行下一段活用》 ①考えや行いが素直でなくなる。「ひねくれ・ても・て・ 協力し・てくれ・へん。」②形がいびつになっている。「石・が・ 多い・ ところ・に・ 植え・た・ さかい・ ひねくれ・た・ 大根・に・ なっ・た。」

ひねなすび【捻茄子】《名詞》 古くなったもの。古くなって縮んだ感じになったもの。◆茄子には限らず、いろいろなものについて言う。「ひねなすび・の・ おっさん・や・さかい・ 素直に・ 言(ゆ)ー・ こと・を・ 聞ー・てくれ・へん。」

ひねりだす【捻り出す】《動詞・サ行五段活用》 ①あれこれ考えて工夫をする。「えー・ 案・を・ ひねりだし・てみ・まほ。」②費用を作り出す。「どっか・から・ 十万円・ほど・ ひねりだせ・まへ・ん・か。」③小さく丸めたものを、指先から作り出す。「小餅・を・ ひねりだす。」

ひねりもち【捻り餅】《名詞》 酒蔵で、酒米が完全に蒸せたかどうかを調べるために、蒸した米を取り出して、押しつぶして餅のように練ったもの。◆普通の餅に比べると、きめが細かく、何とも言えない味わいがある。本来は酒蔵の中での検査用であったはずだが、明石市大久保町西島地区にはたくさんの酒蔵があり、そこに勤めている人も多かったので、何らかのつながりによって、「ひねりもち」を口にする機会があった。たくさんの酒蔵で、酒米を蒸すたびごとに、「ひねりもち」もたくさん作られていたのであろう。酒粕は販売の対象になっても、「ひねりもち」は商品にならないという事情も関係があるのだろう。

ひねる【捻る】《動詞・ラ行五段活用》 ①指先でねじる。つねる。「スイッチ・を・ ひねる。」「栓・を・ ひねっ・たら・ 水・が・ 出る。」②ねじって向きを変える。「腰・を・ ひねる。」③あれこれと考える。「首・を・ ひねっ・て・ 考える。」④簡単に負かす。「ちょっと・ ひねっ・たら・ 勝てる・やろ。」⑤按摩をする。「ひねっ・てもろ・て・ 楽に・ なっ・た。」〔⇒つねる、ひねきる〕

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2011年11月27日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(825)

ひとめ【一目】《名詞》 ①ちょっと見ること。一度見ること。「えー・ 品物・か・ どー・か・は・ ひとめ・で・ わかる。」②一度に見渡すこと。「山・の・ 上・から・ ひとめ・で・ 町・を・ 眺める。」〔⇒しとめ〕

ひとめ【人目】《名詞》 人に見られていること。世間からの注目。「ひとめ・を・ 気ー・に・ する。」〔⇒しとめ〕

ひとめにつく【人目に付く】《動詞・カ行五段活用》 すぐ人の目に触れる。目立って見える。「みんな・の・ ひとめにつく・ 所(とこ)・に・ 張り紙・を・ する。」〔⇒しとめにつく〕

ひとやすみ【一休み】《名詞、動詞する》 仕事などの途中で、ちょっと休むこと。「ここら・で・ ひとやすみし・て・ お茶・でも・ 飲もー・か。」〔⇒しとやすみ〕

ひとり【一人】《名詞》 ①単数の人。相手や仲間がいない状態。「ひとり・で・ 下宿し・とる。」「ひとり・で・ 考える。」②独身。結婚していないこと。「まだ・ ひとり・です。」〔⇒しとり。②⇒ひとりもん、しとりもん〕

ひどり【日取り】《名詞》 何かを行うための日。また、それを決めること。「結婚式・の・ ひどり・を・ 決める。」

ひとりごと【独り言】《名詞》 相手がいない場で、ひとりでものを言うこと。また、言った言葉。「ぶつぶつ・ ひとりごと・を・ 言(ゆ)ー・とる。」〔⇒しとりごと〕

ひとりでに【独りでに】《副詞》 自然に。いつの間にか。自分の意志・意図などとは無関係に。「風・が・ 出・てき・て・ ひとりでに・ 戸ー・が・ 開い・て・ びっくりし・た。」「日向水・に・ し・とい・たら・ ひとりでに・ 温ー・ なる。」〔⇒しとりでに〕

ひとりぼっち【独りぼっち】《名詞、形容動詞》 相手や仲間がいなくて、ただ一人でいること。行動をともにする人がいないこと。「ひとりぼっち・で・ 東京・へ・ 試験・を・ 受け・に・ 行っ・た。」〔⇒しとりぼっち〕

ひとりもん【独り者】《名詞》 独身。結婚していないこと。「息子・は・ まだ・ ひとりもん・や・ねん。」〔⇒しとりもん、ひとり、しとり〕

ひな【雛】《名詞》 ①卵から孵ったばかりの鳥の子。ひな鳥。「鶏・の・ ひな」②桃の節句のときに飾る人形。「そろそろ・ お-ひな-はん・を・ 飾ろー・か。」

ひなか【日中】《名詞》 ①半日。「掃除する・の・に・ ひなか・ かかっ・た。」②日中。昼間。「ひなか・に・ 働か・んと・ パチンコし・て・ 遊ん・どっ・たら・ あか・ん・やろ。」〔①⇒はんにち、②⇒ひるひなか、ひるのひなか〕

ひなかしごと【日中仕事】《名詞》 半日ほどの長い時間が必要な作業や用務。「弟・の・ 家・まで・ 行く・の・は・ ひなかしごと・や・ねん。」

ひながた【雛形】《名詞》 ①見本。手本。「ひながた・を・ 見・て・ 書く。」②実物に似せて小さく作ったもの。模型。「建物・の・ ひながた・を・ 作っ・て・ いろいろ・ 考える。」

ひなた【日向】《名詞》 日光の当たるところ。「寒い・さかい・ ひなた・で・ 遊ぼー・か。」

ひなたぼっこ【日向ぼっこ】《名詞、動詞する》 日光の当たること。日光の当たるところで暖まること。「雀・が・ 電線・に・ 止まっ・て・ ひなたぼっこし・とる。」

ひなたみず【日向水】《名詞》 夏の季節に、盥などに入れて、長い時間、日光に当てておいて温度を高めた水。「ひなたみず・で・ 行水・を・ する。」

ひなどり【雛鳥】《名詞》 卵から孵ったばかりの鳥の子。「ひなどり・や・さかい・ 上手に・ よー・ 飛ば・へん。」

ひなにんぎょう〔ひなにんぎょー〕【雛人形】《名詞》 桃の節句のときに飾る人形。「三月三日・が・ すん・だら・ ひなにんぎょー・は・ 早(はよ)ー・ しまい・なはれ・よ。」

ひなまつり【雛祭り】《名詞》 女の子の成長や幸せを祈るお祭り。三月三日に行う桃の節句。「ひなまつり・の・ あられ・を・ 買う。」

ひなん【避難】《名詞、動詞する》 危険な目に遭わないように逃げること。「津波・の・ 時・は・ 早く・ 高い・ 所(とこ)・へ・ ひなんし・てください・ね。」

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2011年11月26日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(824)

ひとつも【一つも】《副詞》 少しも。まったく。◆後ろに打ち消しの表現が伴う。「今日・の・ 試験・は・ 難しー・て・ ひとつも・ わから・なんだ。」〔⇒ひとっつも、しとつも、しとっつも、いっこも、ちょっとも、とっつも〕

ひとで【人手】《名詞》 ①働く人。労働力。「この・ 仕事・は・ ひとで・が・ ぎょーさん・ 要る。」「ひとで・が・ 足ら・ん。」②他人。「ひとで・に・ 渡っ・ても・た。」〔⇒しとで〕

ひとで【人出】《名詞》 行楽や買い物などに、人が出ること。「今日・の・ ひとで・は・ 少(すけ)ない。」〔⇒しとで〕

ひとで【海星】《名詞》 星の形をしていて、海底にすむ動物。「網・に・ ぎょーさん・ ひとで・が・ かかっ・てき・た。」〔⇒しとで〕

ひととおり〔ひととーり〕【一通り】《名詞》 初めから終わりまで全部。全体のあらましに関すること。「ひととーり・ 読ん・だ・けど・ よー・ わから・へん。」〔⇒しととおり〕

ひとどおり〔ひとどーり〕【人通り】《名詞》 人が往来を行き来すること。「ここらへん・は・ ひとどーり・が・ 多い・ 所・や。」〔⇒しとどおり〕

ひどないな【酷ないな】《連体詞》 ①むごい。むごたらしい。「えらい・ ひどないな・ 台風・やっ・た。」「ひどないな・ 殴り方・や・なー。」②程度が甚だしい。激しい。「ひどないな・ 言い方・を・ する・ 人・や。」③内容がとても劣っている。「試験・で・ ひどないな・ 点・を・ 取っ・て・ 怒ら・れ・た。」

ひとなみ【人並み】《名詞、形容動詞》 他の人と同じぐらいであること。世間並みであること。「贅沢せ・なんだら・ ひとなみ・に・ 生き・ていけ・まっ・さ。」〔⇒しとなみ〕

ひとねいり【一寝入り】《名詞、動詞する》 しばらくの間、眠ること。「ひとねいりし・て・から・ 起き・て・ 勉強する。」〔⇒しとねいり〕

ひとばん【一晩】《名詞》 夕方から翌朝までの間。一夜。「ひとばん・ 考え・て・から・ 返事する・わ。」〔⇒しとばん〕

ひとびと【人々】《名詞》 大勢の人たち。自分以外の人たち。「大昔・に・ 生き・とっ・た・ ひとびと」〔⇒しとびと〕

ひとふでがき【一筆書き】《名詞、動詞する》 筆記具を紙から離さないで、同じところを行き来しないで、図形を書くこと。また、そのようにして書いたもの。「ひとふでがき・の・ 模様」〔⇒しとふでがき〕

ひとまえ【人前】《名詞》 人の見ているところ。人から見つめられているところ。公衆の面前。「ひとまえ・に・ 出る・の・は・ 嫌いや・ねん。」「ひとまえ・で・は・ よー・ 話・を・ せ・ん。」「ひとまえ・で・ 恥・を・ かく。」〔⇒しとまえ〕

ひとまかせ【人任せ】《名詞、動詞する》 仕事などを自分でしないで、人に頼ったり頼んだりしてしまうこと。自分は無関係であるというような姿勢を見せること。「ひとまかせ・に・ し・とっ・たら・ 身ー・に・ つか・へん・で。」〔⇒しとまかせ、ひとまかし、しとまかし〕

ひとまとめ【一纏め】《名詞、動詞する》 ばらばらになっているものを一括すること。「雑誌・を・ ひとまとめし・て・ くくる。」「習(なろ)ー・た・ こと・を・ ひとまとめに・ 復習する。」〔⇒しとまとめ〕

ひとまね【人真似】《名詞、動詞する》 ①他の人のまねをすること。「ひとまねし・ながら・ 仕事・を・ 覚える。」②他の動物が、人のまねをすること。「鸚鵡・が・ ひとまね・を・ し・よる。」〔⇒しとまね〕

ひとまわり〔ひとまーり〕【一回り】《名詞、動詞する》 ①ぐるっとまわること。一周。「村・の・ 中・を・ ひとまーりする。」②十二支が一周する年数である十二年。「年・が・ ひとまーり・ 違う。」③ものの大きさなどの一つの段階。「ひとまーり・ 大きな・ 箱」〔⇒しとまわり〕

ひとみしり【人見知り】《名詞、動詞する》 子どもなどが、見慣れない人を見て、恥ずかしがったり恐がったりすること。「ひとみしり・が・ 激しー・ 子ー・や。」〔⇒しとみしり〕

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2011年11月25日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(823)

ひとくち【一口】《名詞》 ①一度に食べること。「ひとくち・で・ みんな・ 食べ・ても・た。」②軽く飲んだり食べたりすること。「ほんの・ ひとくち・だけ・です・けど・ 食べ・てください。」「ひとくち・ 味見・を・ し・てみる。」③まとめて短く言うこと。「いろいろ・ 説明し・てくれ・た・けど ひとくち・で・ 言ー・たら・ どーゆー・ こと・なん・や。」〔⇒しとくち〕

ひとけ【人気】《名詞》 人のいる様子。人のいる気配。「ひとけ・の・ ない・ あばら屋」〔⇒しとけ〕

ひどけい〔ひどけー〕【日時計】《名詞》 立てた棒の影の長さと方向によって時刻を知る、太陽を利用した時計。「公園・に・ ひどけー・が・ でき・た。」

ひとこと【一言】《名詞》 ①短い言葉。「ひとこと・ 挨拶・を・ さし・てください。」②一つの言葉。「あいつ・は・ 今日・は・ ひとこと・も・ しゃべら・なんだ。」〔⇒しとこと〕

ひとごと【他人事】《名詞》 他の人のことで、自分には関係のないこと。「なんぼ・ 注意し・たっ・ても・ ひとごと・の・よーに・ 聞ー・とる。」「しとごと・や・ ない・ねん・さかい・ 身ー入れ・て・ 聞け。」〔⇒しとごと〕

ひとごみ【人混み】《名詞》 たくさんの人で混み合っていること。混み合っている場所。「ひとごみ・の・ 中・で・ 花見ー・を・ する・の・は・ 好きや・ない・ねん。」〔⇒しとごみ〕

ひところ【一頃】《名詞》 以前のある時期。しばらくの間。一時。「ひところ・は・ 体・が・ 悪ー・て・ 仕事・を・ やめ・とっ・てん。」「ひところ・は・ 寒い・ 日ー・が・ あり・まし・た・なー。」「あの・ 店・は・ ひところ・は・ 繁盛し・とっ・た。」〔⇒しところ〕

ひとさしゆび【人差し指】《名詞》 手の親指の次の指。「ひとさしゆび・を・ 突き指し・た。」〔⇒ひとさしゆべ、しとさしゆび、しとさしゆべ〕

ひとさしゆべ【人差し指】《名詞》 手の親指の次の指。「ひとさしゆべ・で・ 地図・を・ 指さす。」〔⇒ひとさしゆび、しとさしゆび、しとさしゆべ〕

ひとしきり《副詞》 しばらく盛んに続く様子。「朝・の・うち・ 蝉・が・ ひとしきり・ 鳴い・とっ・た。」〔⇒しとしきり〕

ひとしごと【一仕事】《名詞、動詞する》 一つのまとまった単位の仕事。一続きの仕事。「夜なべ・で・ 編み物・の・ ひとしごと・を・ し・た。」〔⇒しとしごと〕

ひとすじ【一筋】《名詞》 一本の細長いもの。「道・は・ ひとすじ・だけ・や・さかい・ 間違う・こと・ あら・へん。」「ひとすじ・の・ 赤い・ 糸・が・ 落ち・とる。」〔⇒しとすじ〕

ひとだま【人魂】《名詞》 青白い光を放つという、人の霊。「墓・に・ ひとだま・が・ 出る・ん・やて。」〔⇒しとだま〕

ひとちがい【人違い】《名詞、動詞する》 別の人を、その人と思い違えること。「友だち・や・(と・) 思(おも)・て・ 声・を・ かけ・たら・ ひとちがい・やっ・た。」〔⇒しとちがい〕 

ひとつ【一つ】《名詞》  ①数の名。整数で最も小さい数字。いち。「ひとつ・だけ・ 売れ残っ・た。」②一歳。「この・ 子ー・は・ もーじき・ ひとつ・に・ なる・ん・や。」〔⇒しとつ〕

ひとづかい〔ひとずかい〕【人使い】《名詞》 人に仕事をさせるときの、させ方。「何・でも・ 命令し・て・ ひとずかい・の・ ごっつー・ 荒い・ 人・や。」〔⇒しとづかい〕
ひとつき【一月】《名詞》 一か月。ほぼ三十日。「ひとつき・ごと・に・ 給料・を・ もらう。」「ひとつき・の・ 電気代」〔⇒しとつき、いっかげつ〕

ひとづきあい〔ひとずきあい〕【人付き合い】《名詞》 人との交際。人との接し方。「ひとずきあい・が・ へた・で・ 困っ・とる。ねん。」〔⇒しとづきあい〕

ひとづて〔ひとずて〕【人伝】《名詞》 ①人に頼んで伝えてもらうこと。「ひとずて・に・ 言(ゆ)ー・てもらう。」②直接ではなく、他の人から伝わること。「ひとずて・に・ 聞い・た・ 話・や。」〔⇒しとづて〕

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2011年11月24日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(822)

ひっぱる【引っ張る】《動詞・ラ行五段活用》 ①強く引き寄せる。「段ボール箱・の・ 荷物・を・ ひっぱっ・ていく。」「着物・の・ 袖・を・ ひっぱっ・たら・ こける・やんか。」②たるまないように、ぴんと張る。「柱・と・ 柱・の・ 間・に・ ロープ・を・ ひっぱっ・て・ 洗濯物・を・ 干す。」③無理に連れていく。「一人・ 足ら・ん・さかい・ 彼奴(あいつ)・を・ ひっぱっ・てこー・か。」④長く延ばす。「声・を・ ひっぱっ・て・ 歌う。」

ひっぱりおこす【引っ張り起こす】《動詞・サ行五段活用》 倒れたものを引っ張って、起こす。「こけ・た・ 人・を・ ひっぱりおこし・た。」「台風・で・ こけ・た・ 庭・の・ 木ー・を・ ひっぱりおこす。」

ひつよう〔ひつよー〕【必要】《名詞、形容動詞》 必ずいること。なくてはならないこと。「旅行・に・ 行く・に・は・ あと・ なんぼ・ほど・の・ 金・が・ ひつよー・です・か。」 

ひでり【日照り】《名詞》 ①夏の期間に、雨が降らずに晴天の日が続くこと。「ひでり・で・ 田圃・の・ 水・が・ ないよーなっ・た。」②直射日光が強く感じられるとき。「今日・は・ ひでり・が・ きつい。」

ひと【一】《接頭語》[名詞(または、それに準じるもの)が続く] 少しという意味を添える言葉。「ひと-休み・ し・まほ・か。」「たった・ ひと-口・だけ・です・けど・ どーぞ。」「ひと-足違い・で・ 会え・なんだ。」「さっと・ ひと-風呂・ 浴びる。」「走っ・て・ ひと-汗・ かく。」「ひと-雨・ 来・そーや・なー。」「まー・ これ・で・ ひと-安心・や。」〔⇒しと〕

ひと【人】《名詞》 ①人間。人類。「冬・に・ なっ・たら・ ひと・が・ 生き・とれ・ん・ほど・の・ 寒さ・に・ なる。」②他人。他の人。「ひと・の・ こと・は・ かまわ・んとき・なはれ。」③人柄。性質。「ひと・が・ 良すぎ・て・ 騙さ・れ・た・ん・や。」〔⇒しと〕

ひとあたり【人当たり】《名詞》 人と話したり行動をともにしたりするときに、相手の人たちに与える感じ。「ひとあたり・が・ やろこい〔=柔らかい〕・ 人・や。」〔⇒しとあたり〕

ひどい【酷い】《形容詞》 ①むごい。むごたらしい。「ひどい・ こと・を・ 平気で・ する。」②程度が甚だしい。激しい。「ひどい・ 水害・や。」

ひといき【一息】《名詞、形容動詞》 ①しばらくの間。「ひといき・は・ 元気・を・ し・とっ・た・けど・ また・ 入院し・た・らしー・ねん。」②息を一回吸い込む間。一気。「喉・が・ 乾い・とっ・た・さかい・ ジュース・を・ ひといき・に・ 飲ん・だ。」③一休み。「ここら・で・ ちょっと・ ひといき・ 入れ・まほ・か。」④休まずに続けること。「面白い・ 本・やっ・た・さかい・ 二時間ほど・で・ ひといきに・ 読ん・でも・た。」⑤更に力を注ぐこと。「もー・ ひといき・ 頑張っ・てみ・なはれ。」⑥少し。「山・の・ てっぺん・まで・ もー・ ひといきや。」〔⇒しといき。①⇒いっとき、ちいとま、ちとま、いちじ〕

ひとえ【一重】《名詞、形容動詞》 花びらなどが、重なっていないこと。「八重・も・ えー・けど・ ひとえ・の・ 花・も・ かいらしー・なー。」〔⇒しとえ〕

ひとかど《名詞》 一人前の働きをすること。普通以上であること。「ひとかど・の・ もの・の・ 言い方・を・ する・ 高校生・や。」〔⇒いっかど〕

ひとがら【人柄】《名詞》 人の性格。「ひとがら・の・ 円い・ 男・や・さかい・ つきあいやすい。」〔⇒しとがら〕

ひとぎき【人聞き】《名詞》 人が聞いたときの感じ・印象。「ひとぎき・の・ 悪い・ こと・を・ 言わ・んとい・てんか。」〔⇒しとぎき〕

ひとくえたく【一くえ焚く】《動詞・カ行五段活用》 暖めるために、薪などを少しばかり燃やす。「風呂・が・ 冷め・てっ・た・さかい・ ひとくえたい・てんか。」◆「二くえ」というような言い方はない。〔⇒しとくえたく〕

ひとくせ【一癖】《名詞》 性格に癖があること。油断できないような性格があること。「ひとくせ・も・ 二癖・も・ ある・ 人・や。」〔⇒しとくせ〕

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2011年11月23日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(821)

ぴったし《副詞と、形容動詞、動詞する》 ①完全に合う様子。「ぴったし・ 十時・に・ やってき・た。」②隙間がない様子。③よく似合う様子。「ぴったし・ よー・ 似合う・ 帽子・や・な。」〔⇒ぴったり、ぴったんこ、ぺったんこ。①②⇒ぴたっと〕

ぴったり《副詞と、形容動詞、動詞する》 ①完全に合う様子。「ぴったり・ 予想通り・に・ なっ・た。」②隙間がない様子。「二枚・の・ 紙・を・ ぴったり・ 繋ぐ。」③よく似合う様子。「あんた・に・は・ 赤い・ 服・が・ ぴったりや。」〔⇒ぴったし、ぴったんこ、ぺったんこ。①②⇒ぴたっと〕

ぴったんこ《副詞、形容動詞、動詞する》  ①完全に合う様子。「ぴったんこで・ 間違い・は・ なかっ・た。」②隙間がない様子。「ぴったんこに・ 貼り合わす。」③よく似合う様子。〔⇒ぴったんこ、ぺったんこ。①②⇒ぴたっと〕

びっちばば《名詞》 柔らかい大便。「腹痛・で・ びっちばば・が・ 出・た。」〔⇒びちびちばば〕

ぴっちゃー【ピッチャー】《名詞》 投手。野球で、バッターに向かってボールを投げる人。

びっちゅう〔びっちゅー〕《名詞》 先端が三つ、または四つに分かれた歯になっている鍬。〔⇒びっちゅうぐわ〕

びっちり《副詞と、形容動詞》 ①隙間なく、いっぱいである様子。「お菓子・が・ 箱・に・ びっちり・ 詰まっ・とる。」②ぴったりあてはまる様子。「計算通り・ びっちりやっ・た。」〔⇒ぴっちり〕

ぴっちり《副詞と、形容動詞》 ①隙間なく、いっぱいである様子。「狭い・ 部屋・で・ ぴっちり・ 詰め・て・ 座る。」②ぴったりあてはまる様子。「箱・の・ 中・に・ ぴっちり・ 入っ・た。」〔⇒びっちり〕

ぴっちん《名詞》 衣服などの合わせ目をとめる凸型と凹型の、対になった小さな留め金。スナップ。〔⇒ぺっちん〕

ひっつきぐさ【ひっつき草】《名詞》 衣服にくっつきやすい実や穂がある草。〔⇒へっつきぐさ〕

ひっつきむし【ひっつき虫】《名詞》 いつもくっついて、離れない者。「こまい・ とき・は・ お母ちゃん・の・  ひっつきむし・やっ・てん。」〔⇒へっつきむし〕

ひっつく《動詞・カ行五段活用》 ①くっつく。「糊・が・ 手ー・に・ ひっつい・て・ 取れ・へん。」②男女が親しくなる。「あいつら・ いつも・ ひっつい・とる・なー。」〔⇒へっつく〕

ひっと【ヒット】《名詞、動詞する》 野球で、安打を打つこと。安打。「今日・は・ ひっと・を・ 二本・ 打っ・た。」

ひっぱり【引っ張り】《名詞》 単衣の着物の上に着る、婦人用の上っ張り。

ひっぱりだこ【引っ張り蛸】《形容動詞》 一つのもの、または少ないものを手に入れようとして、あちこちから引っ張ること。「看護士・の・ 資格・が・ あっ・たら・ ひっぱりだこやろ。」
◆「語源ハンター」というコラム記事に、「たこの乾物を作るとき、足を四方にひっぱり拡(ひろ)げて干すその形が、あちこちから求められているように見えることに由来する。かつて、たこの吊(つる)し干しは、明石の夏の風物詩だった。夏の日差しと潮風が旨味(うまみ)を凝縮。炙(あぶ)って良し、刻んでたこ飯にしても良し。」とあった。[読売新聞・大阪本社発行、2011年(平成23年)8月19日・夕刊、3版、5ページ]
 大きな蛸を、足を拡げるようにして干す風景は、あまりにも見慣れていて、それが「ひっぱりだこ」の語源であるとは、思ってもみなかった。驚きである。
 『日本国語大辞典』は、「引張蛸・引張凧」の文字を当てて、「①(肢体をひっぱりひろげてつくる凧の乾物にその形が似ているところから)磔(はりつけ)の刑に処せられること。はりつけ。また、手足を広げて縛られること。②一つのものまたは少ないものを手に入れようとしてあちらこちらから争ってひっぱること。多くの人から求められること。」とある。①の意味は縁起の良くない連想に基づいており、②の意味は嬉しい悲鳴というような、望ましい状況である。用例を浮世草子や歌舞伎から得ているので、古い言葉であるということになろう。『広辞苑』もほぼ同様の意味・用例を記している。
 吊るし干しで作られた蛸を「ほしだこ」と言うが、それを「ひっぱりだこ」と言うのは聞いたことがない。
 なお、新幹線西明石駅など駅弁に「ひっぱりだこ飯」があって、デパートの駅弁大会などでの人気商品であると聞く。

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2011年11月22日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(820)

びっくりしゃっくり《形容動詞、動詞する》 意外な出来事などに驚く様子。「宝くじ・に・ 当たっ・て・ びっくりしゃっくりし・た。」◆「くり」という脚韻を踏んだ、言葉のしゃれ。

ひつけ【火付け】《名詞、動詞する》 家などに、わざと火をつけること。放火。「ひつけ・の・ 火事・は・ 恐い・なー。」

ひづけ〔ひずけ〕【日付】《名詞》 その書類に書き入れた、その書類を書いた年月日(あるいは月日、あるいは日)。「ひずけ・を・ 忘れ・ん・よーに・ 書い・とい・てください。」

ひっこ【挽っ粉】《形容詞》 ノコギリでひいたときに出る、粉のような木の屑。おがくず。「のこぎり・の・ 目ー・に・ ひっこ・が・ たまっ・て・ 動きにくい。」「木ー・の 箱・に・ 籾殻・やら・ ひっこ・やら・を・ 入れ・て・ そこ・へ・ 林檎・を・ 入れる。」

ひつこい《形容詞》 ①くどい。しつこい。「自分・の・ 考え・を・ 通そ・ー・と・ し・て・ ひつこい・ほど・ もの・を・ 言(ゆ)ー。」②味が濃厚である。「甘すぎ・て・ ちょっと・ ひつこい・なー。」〔⇒しつこい〕

ひっこし【引っ越し】《名詞、動詞する》 住まいを移すこと。家や場所を変えること。「事務所・の・ ひっこし」◆「やどがえ」と言う方が多い。〔⇒やどがえ〕

ひっこす【引っ越す】《動詞・サ行五段活用》 住まいを移す。家や場所を変える。「こないだ・ 神戸・から・ ひっこし・てき・まし・てん。」〔⇒やどがえする〕

ひっこむ【引っ込む】《動詞・マ行五段活用》 ①人や動物が、中に入って、外に出ない。「今・は・ 寒い・さかい・ おやじ・は・ 毎日・ 家・に・ ひっこん・どる・ばっかり・や。」②窪む。凹む。「田圃・の 畦・が・ ひっこん・だ・ん・を・ 直す。」〔⇒へっこむ〕

ひっこめる【引っ込める】《動詞・マ行下一段活用》 ①出していたものを、中に入れる。「亀・が・ 首・を・ ひっこめ・た。」②いったん言ったり出したりしていたものを、取り下げる。「さっき・ 言(ゆ)ー・た・ こと・は・ ひっこめ・ます。」〔⇒へっこめる〕

ひっこんだ【引っ込んだ】《名詞》 ①土地が窪んだところ。凹んだ土地。「うち・の・ 田圃・は・ ひっこんだ・に・ ある・さかい・ 水・が・ 溜まりやすい。」「道・の・ ひっこんだ・に・ 貯まっ・た・ 水・が・ 氷っ・とる。」②表から奥まったところ。「大きな・ 道・から・ 離れ・た・ ひっこんだ・に・ ある・ 家」〔⇒へっこんだ〕

ひつじ【羊】《名詞》 毛は織物に、肉は食用にされる家畜。「六甲山牧場・に・は・ ひつじ・が・ ぎょーさん・ おる。」

ひつじ【未】《名詞》 十二支の八番目。「ひつじ・の・ 生まれ・や。」
びっしょり《副詞と》 ひどく濡れる様子。「雨・で・ びっしょり・ 濡れ・ても・た。」〔⇒ぐっしょり〕

びっしり《副詞と》 ①隙間なく、いっぱいになっている様子。「家・が・ びっしり・ 建っ・とる。」②ひどく濡れる様子。「走っ・て・ びっしり・ 汗・を・ かい・た。」③いつも。絶えず。「毎日・ びっしり・ 顔・を・ 見せ・に・ 来る。」〔①⇒ぴっちり、ぎっしり〕

ひっそり《副詞と、動詞する》 ①静まりかえって寂しい様子。人気がなく、物音がしない様子。「商店街・が・ ひっそりし・とる。」②目立たないようにしている様子。「ひっそり・ 一人・で・ 暮らし・とる。」③人数が少ない様子。「ひっそりし・た・ 集まり・や・なー。」

ひったくる《動詞・ラ行五段活用》 人の持っているものを無理やりに奪い取る。「暗闇・で・ 鞄・を・ ひったくら・れ・た。」

ぴたっと《副詞》 ①完全に合う様子。「聞い・とっ・た・ こと・と・ ぴたっと・ 合(お)ー・た。」「ぴたっと・ 鍵・が・ 合う。」②隙間がない様子。「戸ー・が・ ぴたっと・ 閉まっ・た。」③動いていたものが、急に止まる様子。継続していたものが、急に中断する様子。「時計・が・ ぴたっと・ 止まっ・た。」「歳暮・が・ ぴたっと・ 来・ん・よーに・ なっ・た。」〔⇒ぴったり、ぴったし〕

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2011年11月21日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(819)

ひっかえる【引き替える】《動詞・ア行下一段活用》 物と物とを取り換える。交換する。「大売り出し・の・ くじ・の・ 当選し・た・の・を・ 景品・と・ ひっかえ・た。」〔⇒ひきかえる〕

ひっかかる【引っ掛かる】《動詞・ラ行五段活用》 ①ものに掛かって止まる。「服・が・ 釘・に・ ひっかかっ・て・ 破れ・た。」②騙される。「上手な・ 言葉・に・ ひっかかっ・ても・た。」〔⇒へっかかる〕

ひっかけ【引っ掛け】《名詞》 スリッパ、下駄など、ひっかけるようにして履くもの。「ひっかけ・で・ 足・を・ ひきずっ・て・ 歩い・とる。」〔⇒つっかけ〕

ひっかける【引っ掛ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①ものに掛けて止まるようにする。ぶらさげる。「ロープ・を・ 柱・に・ ひっかける。」「服・を・ ハンガー・に・ ひっかける。」②無意識のうちに、ものに掛かって損傷する。「何・か・に・ ひっかけ・て 破れ・とる。」③騙す。「真面目な・ 人・を・ ひっかけ・たら・ あか・ん・ぞ。」④酒をちょっと飲む。「帰りに・ 一杯・ ひっかけ・て・から・ 電車・に・ 乗る。」〔⇒へっかける〕

ぴっかぴか《形容動詞》 ものや人が、まぶしいほどに光り輝いている様子。「ガラス・を・ ぴっかぴかに・ 磨く。」「ぴっかぴかの・ 新入生」〔⇒ぴかぴか〕

ひっきゃう【引き合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①引っ張り合う。「綱・を・ ひっきょー・て・ 勝負する。」②苦労しただけの価値がある。苦労しただけの利益がある。また、その価値や利益に見合うものを得る。「しんどい・のに・ 安い・ 給料・で・は・ ひっきゃわ・へん。」

ひっきゃす【引き会わす】《動詞・サ行五段活用》 知らない人同士を会わせる。紹介する仲立ちをつとめる。「先輩・に・ ひっきゃし・たろ・か。」

びっくり【吃驚】《形容動詞、動詞する》 意外な出来事などに驚く様子。「大けな・ 地震・で・ びっくりした。」「夜中・に・ 救急車・の・ 音・が・ し・て・ びっくりし・て・ 飛び起き・た。」

ひっくりかえす【ひっくり返す】《動詞・サ行五段活用》 ①裏返しにする。「ひっくりかえし・て・ 裏側・を・ 焼く。」②倒す。「慌て・て・ 湯飲み・を・ ひっくりかえし・た。」③関係や立場を逆転する。「負け・とっ・た・ 試合・を・ ひっくりかえす。」〔⇒へっくりかえす、ひっくりかやす、へっくりかやす、とんぶりがえす、とんぶりがやす〕

ひっくりかやす【ひっくり返す】《動詞・サ行五段活用》 ①裏返しにする。「座っ・とっ・た・ 座布団・を・ ひっくりかやす。」②倒す。「慌て・て・ 花瓶・を・ ひっくりかやし・た。」③関係や立場を逆転する。「油断し・て・ ひっくりかやさ・れ・た。」〔⇒へっくりかえす、ひっくりかえす、へっくりかやす、とんぶりがえす、とんぶりがやす〕

ひっくりかえる【ひっくり返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①裏返しになる。「畦・で・ 亀・が・ ひっくりかえっ・とる。」②転覆する。横倒しになる。「台風・の・ 風・で・ 船・が・ ひっくりかえる。」「事故・で・ 電車・が・ ひっくりかえる。」③倒れる。「ゴール・に・ 入っ・て・から・ ひっくりかえっ・た。」④関係や立場が逆転する。「9回・に・ なっ・て・から・ 試合・が・ ひっくりかえっ・た。」〔⇒ひっくりかやる、とんぶりがえる、とんぶりがやる〕

ひっくりかやる【ひっくり返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①裏返しになる。②転覆する。横倒しになる。③倒れる。④関係や立場が逆転する。〔⇒ひっくりかえる、とんぶりがえる、とんぶりがやる〕

びっくりぎょうてん〔びっくりぎょーてん〕【びっくり仰天】《名詞、動詞する》 たいそう驚くこと。「お前・が・ 満点・を・ とる・や・なんて・ びっくりぎょーてんや。」「思いがけない・ 話・を・ 聞ー・て・ びっくりぎょーてんし・た。」

びっくりさす《動詞・サ行五段活用》 ①驚かせる。「大けな・ 声・で・ びっくりささ・んといて。」②麺類・豆類などを煮たときに、沸騰した湯に、水を差す。「びっくりささ・んと・ 湯ー・が・ こぼれる。」

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2011年11月20日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(818)

ひだりぎっちょ【左ぎっちょ】《名詞》 右手よりも左手がよく使えること。「ひだりぎっちょ・で・ 箸・を・ 持つ。」

ひだりて【左手】《名詞》 ①左の手。「荷物・を・ ひだりて・で・ 提げる。」②左の方向。「駅・を・ 降り・て・ ひだりて・を・ 見・たら・ 学校・が・ 見える・ はず・や。」

ひだりまえ【左前】《名詞》 ①和服を、普通と違って、左の前を内側にして着ること。「子ども・が・ ひだりまえ・に・ 帯・を・ 結ん・どる。」②商売などがうまくいかないこと。収入が乏しいこと。「会社・は・ 今・ ちょっと・だけ・ ひだりまえ・なん・や」

ひち【七】《名詞》 数の七。「一週間・は・ ひち-日・や。」◆関西方言では「しちや〔質屋〕」を「ひちや」と言うことが話題になるが、本方言では、「しっちゃ」と言うことが多い。「ひっちゃ」という発音がないというわけではないが、聞くことは稀である。〔⇒なな〕

ぴちっと《副詞》 ぴったりとはまる様子。「箱・の・ 中・に・ 羊羹・が・ ぴちっと・ 詰まっ・とる。」

ひちならべ【七並べ】《名詞》 トランプの遊び方の一つ。

びちびち《副詞、形容動詞》 固形物であるのに柔らかく、流動性がある様子。「びちびち・の・ うんこ」

ぴちぴち《副詞と、形容動詞、動詞する》 ①魚や海老などが元気よくはねる様子。「釣っ・て・ 間なし・の・ ぴちぴちし・た・ 魚」②水泡がはじけたり、水がはねたりする様子。また、その音。「泡・が・ 出・て・ サイダー・が・ ぴちぴち・ 言(ゆ)ー・とる。」③若くて元気の良い様子。「ぴちぴち・の・ 現役」

びちゃいも【びちゃ芋】《名詞》 ふかしたときに、水分が多くて、びちょびちょした感じになったサツマイモやジャガイモ。「これ・は・ 炊い・たら・ びしゃいも・に・ なり・そーや。」

びちゃっと《副詞、動詞する》 ①濡れている様子。水気を多く含んでいる様子。「雨・に・ 当たっ・て・ 自転車・の・ サドル・が・ びちゃっとし・とる。」②水などが勢いよく跳ね上がる様子。また、その音。「水たまり・を・ 踏ん・だら・ びちゃっと・ はね・が・ あがっ・た。」〔⇒ぴちゃっと〕

ぴちゃっと《副詞、動詞する》 ①濡れている様子。水気を多く含んでいる様子。②水などが勢いよく跳ね上がる様子。また、その音。「石・を・ ほっ・たら・ ぴちゃっと・ 池・に・ 落ち・た。」〔⇒びちゃっと〕

びちゃぬれ【びちゃ濡れ】《形容動詞》 すっかり濡れている様子。「カバン・が・ びちゅぬれに・ なっ・た。」〔⇒びしょぬれ〕

びちゃびちゃ《副詞と、形容動詞》 ①ひどく水にぬれている様子。「雨・に・ 降ら・れ・て・ 髪・の・ 毛・が・ びちゃびちゃに・ なっ・た。」②水分を多く含んでいる様子。「今日・の・ ご飯・は・ ふっくらせ・んと・ びちゃびちゃや。」③水などが跳ね返る様子。また、その音。〔⇒びちょびちょ〕

ぴちゃぴちゃ《副詞と、形容動詞》  ①水が跳ね返る様子。また、その軽快な音。「ズボン・に・ びちゃびちゃ・ はね・が・ あがる。」「雨・が・ ぴちゃぴちゃ・ 降っ・とる。」②ものを食べるときにたてる、耳障りな音。「ぴちゃぴちゃと・ させ・んと・ 上品に・ 食べ・なはれ。」

びちょびちょ《副詞と、形容動詞》 ①ひどく水にぬれている様子。「川・に・ はまっ・て・ びちょびちょに・ なっ・た。」②水分を多く含んでいる様子。「今日・の・ 雪・は・ びちょびちょ・ 降っ・てくる。」〔⇒びちゃびちゃ〕

ぴちんと《副詞》 ①かたい音を立てる様子。「石・が・ 当たっ・て・ ぴちんと・ 音・が・ し・た。」②ぴったりとはまる様子。「戸・を・ ぴちんと・ 閉める。」

ひっかえ【引き換え】《名詞》 物と物とを取り換えること。「お金・と・ ひっかえ・に・ 渡す。」〔⇒ひきかえ〕

ひっかえす【引き返す】《動詞・サ行五段活用》 元のところへ戻る。「忘れ物・を・ 取り・に・ ひっかえし・た。」〔⇒ひきかえす〕

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2011年11月18日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(816)

ひさし【庇】《名詞》 家の出入り口や窓の上に差し出した、小さな屋根。「ひさし・の・ 下・に・ つばめ・が・ 巣・を・ 作っ・た。」

ひざし【日差し】《名詞》 日光が差すこと。日の光。「今日・は・ ひざし・が・ なかっ・た。」
ひさしぶり【久しぶり】《名詞、形容動詞》 ある時から、ずいぶん長い時間が経っている状態。「ひさしぶりに・ 小学校・の・ 同窓会・を・ し・た。」

ひざぼん【膝ぼん】《名詞》 膝の関節の前の方の部分。「ひざぼん・が・ 見える・ スカート・は・ みっともない。」

ひし【菱】《名詞》 堅い実ができる、池などに生えている水草。〔⇒へし〕

ひじ【肘】《名詞》 腕の関節で、曲がる外側の部分。「走っ・とっ・て・ こけ・て・ ひじ・を・ 擦りむい・た。」

ひしがた【菱形】《名詞》 辺の長さがすべて等しく、どの角も直角でない四角形。「ひしがた・の・ マーク」

びじつ【美術】《名詞》 ①色や形で美しく表現する芸術。②中学校・高等学校の教科の一つ。「びじつ・の・ 時間・に・ 工作・も・ し・た。」〔⇒びじゅつ〕

びじつかん【美術館】《名詞》 美術品を展示して見せるための建物。「びじつかん・で・ 展覧会・を・ 見る。」〔⇒びじゅつかん〕

びしっと《副詞》 ①強い姿勢・態度でものごとを行う様子。「悪い・ やつ・には・ びしっと・ 怒っ・たれ。」②しっかりした姿勢である様子。「びしっと・ 背中・を・ 伸ばせ。」③鋭くたたく様子。また、その音。「背中・を・ びしっと・ どつか・れ・た。」〔⇒ぴしっと、びしゃっと、ぴしゃっと〕

ぴしっと《副詞》 ①強い姿勢・態度でものごとを行う様子。②しっかりした姿勢である様子。きちんと。「もたもたせ・んと・ ぴしっと・ せー。」③鋭くたたく様子。また、その音。「竹・で・ ぴしっと・ たたか・れ・た。」〔⇒びしっと、びしゃっと、ぴしゃっと〕

ひしぼる【干しぼる】《動詞・ラ行五段活用》 ①水気がなくなって、乾ききって、形が小さくなる。「蜜柑・の・ 皮・が・ ひしぼっ・とる。」「石鹸・が・ ひしぼっ・て・ 小(こも)ー・に・ なる。」「干し・たら・ 梅干し・が・ ひしぼっ・ても・た。」②しおれる。「昼前・に・ なっ・たら・ 朝顔・の・ 花・が・ ひしぼっ・た。」

びしびし《副詞と》 遠慮しないで、厳しく接する様子。「息子・を・ びしびし・ 鍛える。」

びしゃっと《副詞、動詞する》 ①強い姿勢・態度でものごとを行う様子。「戸・を・ びしゃっと・ 閉める。」②しっかりした姿勢である様子。③鋭くたたく様子。また、その音。④水気が多かったり、水分を含んで軟らかかったりする様子。「びしゃっとし・た・ 芋」⑤水や液体がはねる様子。また、その音。「車・に・ びしゃっと・ はね・を・ かけ・られ・た。」〔①②③⇒びしっと、ぴしっと、ぴしゃっと、びしゃんと〕

ぴしゃっと《副詞》 ①強い姿勢・態度でものごとを行う様子。「ぴしゃっと・ 断る。」「ぴしゃっと・ 言(ゆ)ー・たら・んと・ わかっ・てくれ・へん。」②しっかりした姿勢である様子。③鋭くたたく様子。また、その音。「馬・にめ ぴしゃっと・ 鞭・を・ 当てる。」④水気が多かったり、水分を含んで軟らかかったりする様子。⑤水や液体がはねる様子。また、その音。〔①②③⇒びしっと、ぴしっと、びしゃっと、びしゃんと〕

びしゃぬれ【びしゃ濡れ】《形容動詞》 すっかり濡れている様子。「溝・に・ 落ち・て・ びしゃぬれや。」〔⇒びしょぬれ、びちょぬれ〕

びしゃびしゃ《副詞と、形容動詞》 ①びっしょり濡れて、しずくが垂れる様子。水浸しである様子。「雨風・で・ 服・が・ びしゃびしゃに・ なっ・た。」「ごっつい・ 雨・が・ 降っ・て・ 庭・が・ びしゃびしゃや。」②水たまりなどを歩く様子。水をはねかえす様子。水がはねかえる様子。また、その音。「びしゃびしゃと・ 水・の・ 中・を・ 歩く。」〔⇒びしょびしょ〕

びしゃん《副詞と》 鋭くたたく様子。「言(ゆ)ー・ こと・を・ 聞か・なん・だら・ びしゃんと・ たたか・な・ わから・へん。」

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2011年11月17日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(815)

ひく【轢く】《動詞・カ行五段活用》  車輪が人や物などの上を通る。「自動車・に・ ひか・れる。」

ひく【敷く】《動詞・カ行五段活用》 ①平らに敷く。「どーぞ・ 座布団・を・ ひー・てください。」「寝間〔=布団〕・を・ ひく。」「むしろ・を・ ひー・て・ 座る。」「茣蓙・を・ ひく。」②一帯に撒く。「じゅるい・ ところ・に・ 砂利・を・ ひく。」

ひく《動詞》 ①鋸で切る。「丸太・を・ ひー・て・ 二つ・に・ する。」②臼や器械で、豆類や肉を細かくする。「コーヒー・を・ ひー・てもらう。」

ひくい【低い】《形容詞》 ①高さが小さい。「背ー・の・ ひくい・ 人」②程度が下の方である。「今朝・は・ 気温・が・ ひくい。」③音程や声が高くない。「ひくい・ 声・で・ しゃべる。」

ひくいめ【低いめ】《名詞、形容動詞》 すこし低いと思われる程度。「野菜・の・ 値ー・が・ ひくいめ・に・ なっ・た。」◆「ひくめ」よりは、「ひくいめ」と言うことの方が多い。

びくっと《副詞、動詞する》 ①驚いたり恐れたりして体が動く様子。「急に・ 名前・を・ 呼ば・れ・て・ びくっとし・た。」②体や物などが細かく動く様子。「少々の・ 地震・で・は・ びくっと・も・ 揺れ・へん・よーに・ 作っ・てある。」「たたい・ても・ びくっと・も・ 動か・へん。」

ひくなる【低なる】《動詞・ラ行五段活用》 低くなる。「前・の・ 人・は・ 腰・を・ かがめ・て・ ひくなれ。」

ひくひく《副詞と、動詞する》 ①小刻みにふるえる様子。「風邪・(を・) ひー・て・ 鼻・が・ ひくひくする。」②しゃっくりが出ている様子。「ひくひくし・て・ 止まら・へん。」③喉が詰まっている様子。「冷たい・ 弁当・を・ 食べ・たら・ ひくひくし・て・ 苦し・ なっ・た。」〔①⇒ぴくぴく〕

びくびく《副詞と、動詞する》 よくないことが起こらないかと恐れている様子。「大雨・で・ 崖・が・ 崩れ・へん・か・なー・と・ 思(おも)・て・ びくびくし・とっ・てん。」

ぴくぴく《副詞と、動詞する》 小刻みにふるえる様子。「わさび・が・ きつー・て・ のど・が・ ぴくぴくする。」「魚・が・ まな板・の・ 上・で・ まだ・ ぴく
ぴく・ 動い・とる。」〔⇒ひくひく〕

ひぐれ【日暮れ】《名詞》 太陽が沈む頃。「ひぐれ・に・ なら・ん・うち・に・ 去(い)に・なはれ。」〔⇒ひのくれ〕

ひげ【髭】《名詞》 人や動物の口の周りに生えている毛。「むさくるしー・ ひげ・を・ 剃っ・たら・ どない・や・ねん。」

ひける【引ける】《動詞・カ行下一段活用》 引くことができる。引っ張り抜くことができる。「庭・の・ 草・は・ 手ー・で・ ひける。」

ひご《名詞》 竹を細く削ったもの。「太い・ ひご・を・ 組ん・で・ こまい・ 凧・を・ 作る。」

ひこうき〔ひこーき〕【飛行機】《名詞》 プロペラやジェットエンジンの力で、空を飛ぶ乗り物。「沖縄・へ・ ひこーき・で・ 行く。」

ひこうきぐも〔ひこーきぐも〕【飛行機雲】《名詞》 飛行機が高く飛んだときにできる、筋のような白い雲。「ひこーきぐも・が・ 夕焼け・に・ なっ・とる。」

ひこうじょう〔ひこーじょー〕【飛行場】《名詞》 空港。「戦争中・は・ 加古川・の・ 尾上(おのえ)・に・も・ ひこーじょー・が・ あっ・た。」

ひごて【火鏝】《名詞》 炭火で熱くして、ものに当てる鏝。〔⇒ひのし〕

ひごと【日毎】《名詞、副詞に》 毎日。日がたつにつれて。「ひごとに・ 温(ぬく)ー・ なっ・てき・まし・た・なー。」

ひごろ【日頃】《名詞》 普段。平生。「ひごろ・の・ 練習・を・ さぼっ・とっ・たら・ 負け・てまう・ぞ。」

ひざ【膝】《名詞》 ①座ったときの、腿の上の部分。「ひざ・に・ 手・を・ 置い・て・ 話・を・ する。」②腿と脛のつなぎ目にある関節の、前側の部分。「こけ・て・ ひざ・を 擦りむい・た。」

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2011年11月16日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(814)

ひきつぎ【引き継ぎ】《名詞、動詞する》 仕事や任務を、次の人に渡すこと。「ひきつぎ・の・ 打ち合わせ・を・ する。」

ひきつけ【引き付け】《名詞》 (小さい子などの)痙攣。「男・の・ 子ー・は・ よー・ ひきつけ・を 起こす。」

ひきつける【引き付ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①(小さい子などが)痙攣を起こす。「ひきつけ・た・ん・で・ どない・ し・たら・ えー・の・か・ わから・んで・ 慌て・ても・た。」②自分の方に近づける。「ボール・を・ ひきつけ・とい・て・ 打つ。」

ひきつる【引きつる】《動詞・ラ行五段活用》 ①緊張などをして、皮膚が引っ張られる。「怒っ・て・ 顔・が・ ひきつっ・とる。」②痙攣を起こす。「足・が・ 急に・ ひきつっ・た。」

ひきて【引き手】《名詞》 戸・障子などの開閉で、手をかけるところ。また、その金具。「ひきて・が・ 汚れ・た・さかい・ 磨く。」

ひきとめる【引き止める】《動詞・マ行下一段活用》 ①動こうとする人をとどめる。「道・で・ 友だち・を・ ひきとめ・て・ 話・を・ し・た。」②辞めようとする人をとどめる。「ひきとめ・て・ もー・ 一年・ 働い・てもろ・た。」

ひきとる【引き取る】《動詞・ラ行五段活用》 ①預けてあったものを受け取る。「郵便局・で・ 小包・を・ ひきとる。」②引き受けて世話をする。「犬・を・ ひきとっ・て・ 飼う。」

ひきにく【挽肉】《名詞》 細かく挽きつぶした肉。ミンチ。「ひきにく・の・ 団子・を・ 作る。」

ひきのばす【引き伸ばす】《動詞・サ行五段活用》  ①引っ張って、長くする。「饂飩・を・ もっと・ 細ーに・ ひきのばす。」②押さえつけて、広げる。「鉄板・の・ 上・で・ お好み焼き・を・ ひきのばす。」③(写真などを)拡大する。「ひきのばし・て・ 見・たら・ 迫力・が・ あっ・た。」

ひきのばす【引き延ばす】《動詞・サ行五段活用》 ①時間を長引かせる。「予定・の・ 時間・を・ ひきのばし・て・ 説明・を・ する。」②日や時刻を遅らせる。「合格発表・の 日ー・を・ ひきのばさ・れ・た。」

ひきょう〔ひきょー〕【卑怯】《形容動詞》 ずるくて、心が汚い様子。「じゃんけん・を・ あと・から・ 出す・の・は・ ひきょーや・よ。」

ひきわけ【引き分け】《名詞》 勝ち負けが決まらないで終わること。「昨日・の・ 試合・は・ ひきわけ・やっ・た。」

ひきわける【引き分ける】《動詞・カ行下一段活用》 勝ち負けが決まらないで終わる。「阪神・は・ 巨人・と・ ひきわけ・た。」

ひく【引く】《動詞・カ行五段活用》  ①手元の方へ寄せる。「だんじり・の・ 綱・を・ ひく。」「アンテナ・から・ 線・を・ ひく。」②体の中へ入れる「昨日・から・ 風邪・を・ ひー・とる・ねん。」③選び出す。「大売り出し・の・ 福引き・の・ 籤・を・ ひく。」④探すために使う。「わから・へん・ 字ー・を・ 字引・で・ ひく。」「電話帳・を ひく。」⑤引き算をする。減らす。⑥値段を安くする。値段を割り引く。「ちょっと・ ひー・てくれ・へん・か。」「定価・から・ 二割・ ひい・とき・ます。」⑦長く延ばして書く。「線・を・ ひー・て・ 枠・を・ 作る。」取り付ける。「電話・を・ ひく。」⑧受け継ぐ。「親・の・ 血ー・を・ ひー・とる。」⑨一面に塗る。「フライパン・に・ 油・を・ ひく。」⑩少なくなる。「だいぶ・ 熱・が・ ひー・てき・た。」「喉・の・ 腫れ・が・ ひー・た。」⑪退く。下がる。「あと・へ・ ひか・へん・ 性格・の・ 奴・や。」⑫引退する。退職する。「会社・を・ ひー・て・ のんびり・ し・とる。」⑬引き潮になる。「潮・が・ ひー・てき・た。」⑭取り寄せる。注文する。「雑誌・を・ 毎月・ ひー・とる。」「神戸新聞・を・ ひー・て・ 読ん・どる。」

ひく【弾く】《動詞・カ行五段活用》 楽器を鳴らす。演奏する。「教室・の・ オルガン・を・ ひく。」

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2011年11月15日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(813)

ひき〔びき、ぴき〕【匹】《助数詞》 ①生き物を数える言葉。「鼠・が・ 一-ぴき・ おっ・た。」「からす・が・ 三-びき・ 飛ん・どる。」②相手の人たちを軽んじて言うときに、その人数を数えて言う言葉。「お前ら・ いっ-ぴき・や・ に-ひき・に・は・ 負け・へん・ぞ。」◆鳥の場合は、「わ【羽】」という言い方をすることは少なく、「ひき」という言い方をすることが多い。

ひきあう【引き合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①引っ張り合う。「運動会・で・ 綱・を・ ひきあう。」②苦労しただけの価値がある。「休み・の・ 日ー・に・ 手伝(てつど)ー・たっ・た・のに・ 文句・ 言わ・れ・たら・ ひきあわ・へん・わー。」③採算がとれる。商売が成り立つ。「ひきあわ・へん・ 仕事・は・ 断り・たい・ねん。」〔⇒ひっきゃう〕

ひきあげる【引き上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①引っ張って上に上げる。「大けな・ 魚・を・ 船・の・ 上・に・ ひきあげる。」②金額を高くする。「ガス代・を・ ひきあげ・られ・た。」〔⇒ひっきゃげる〕

ひきあげる【引き揚げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①元のところへ帰る。「戦争・が・ 済ん・で・ 外地・から・ ひきあげ・てき・た・ 人・が・ ぎょーさん・ おっ・た。」②用が終わって帰る。「係・の・ 人・は・ もー・ みんな・ ひきあげ・ても・た。」〔⇒ひっきゃげる〕

ひきあわす【引き会わす】《動詞・サ行五段活用》 知らない人同士を会わせる。紹介する仲立ちをつとめる。「あんた・を・ 私・の・ 友だち・に・ ひきあわし・たい・と・ 思ー・とる・ん・や。」〔⇒ひっきゃわす〕

ひきうける【引き受ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①責任を持って受け持つ。「自治会・の・ 役員・を・ ひきうける。」②あとを受け継ぐ。「この・ 仕事・は・ 来年・ あんた・に・ ひきうけ・てもらい・たい・ねん。」

ひきかえ【引き換え】《名詞》 物と物とを取り換えること。「お金・と・ ひきかえ・や・ない・と・ 渡し・ませ・ん。」「ひきかえ券」〔⇒ひっかえ〕

ひきかえす【引き返す】《動詞・サ行五段活用》 元のところへ戻る。「風・が・ 強(つよ)ー・ なっ・た・の・で・ 港・に・ ひきかえす。」〔⇒ひっかえす〕

ひきかえる【引き替える】《動詞・ア行下一段活用》 物と物とを取り換える。交換する。「当選し・た・ 券・を・ 賞品・に・ ひきかえる。」〔⇒ひっかえる〕

ひきざん【引き算】《名詞、動詞する》 ある数から、他の数を引く計算。「かかっ・た・ 費用・を・ ひきざんし・たら・ 赤字・に・ なっ・た。」

ひきしお【引き潮】《名詞》 海水が沖の方へ引いていくこと。「ひきしお・で・ 磯・が・ 干上がっ・た。」

ひきしまる【引き締まる】《動詞・ラ行五段活用》 硬く締まる。「運動し・とる・さかい・ 体・が・ ひきしまっ・とる。」「新年・に・ なっ・て・ 気持ち・が・ ひきしまる。」

ひきしめる【引き締める】《動詞・マ行下一段活用》 ①硬く締める。「綱・を ひきしめる。」「ひきしめ・た・ 気持ち・で・ 試合・に・ 出る。」②家計などの出費を少なくする。

ひきずる【引きずる】《動詞・ラ行五段活用》 ①地面の上などを擦っていく。「足・を・ ひきずっ・て・ 歩く。」②地面の上などを擦って動かす。「段ボール箱・を・ ひきずっ・て・ 動かす。」

ひきだし【引き出し】《名詞》 机・箪笥などに何段かある、引いて出し入れできる箱。「上・の・ 段・の・ ひきだし・に・ 入っ・とる・ はず・や。」

ひきだす【引き出す】《動詞・サ行五段活用》 ①引いて外に出す。「棚・から・ 箱・を・ ひきだす。」②貯金をおろす。「十万円・ ひきだす。」

ひきたつ【引き立つ】《動詞・タ行五段活用》 見栄えがする。よく見える。「置物・を・ 磨い・たら・ ひきたっ・て・ 見える・よーに・ なっ・た。」

ひきつぐ【引き継ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 あとを引き受ける。内容を変化させないで継承する。「前任・の・ 人・が・ 退職し・た・さかい・ 仕事・を・ ひきつい・だ。」

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2011年11月14日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(812)

ひがい【被害】《名詞》 損害を受けること。受けた害。「台風・で・ えらい・ ひがい・や。」

ひがいしゃ【被害者】《名詞》 損害を受けた人。「地震・の・ ひがいしゃ・が・ 何万人・も・ 出・た。」「事件・の・ ひがいしゃ」

ひかえ【控え】《名詞》 忘れないため、また、証拠のために書き留めておくもの。「ひかえ・の・ 書き物・を・ 残し・とく。」

ひかえしつ【控え室】《名詞》 ものごとが始まる前に、待っているための部屋。「結婚式・の・ ひかえしつ」

ひかえめ【控えめ】《名詞、形容動詞》 ①遠慮がちなこと。「ひかえめな・ 性分・の・ 人」②少な目。「塩・は・ ひかえめ・に・ 入れる。」

ひがえり【日帰り】《名詞、動詞する》 出かけて、その日のうちに帰ること。「今年・の・ 旅行・は・ ひがえり・に・ 決まっ・た。」

ひかえる【控える】《動詞・ア行下一段活用》 ①書き留める。メモをする。「帳面・に・ ひかえ・とく。」②少な目にする。「砂糖・を・ ひかえる。」「口数・を・ ひかえ・なはれ。」
ひがかかる〔ひーがかかる〕【火がかかる】《動詞・ラ行五段活用》 家族・親戚などが亡くなって、忌中になっている。「ひーがかかっ・とる・さかい・ 太鼓〔=秋祭りの布団屋台〕・に・ 乗ら・れ・へん。」◆祝い事や神事、交際などを避けることがある。その期間は、1年間ぐらいに及ぶことがある。

ひかげ【日陰】《名詞》 日光の当たらない場所。「大きな・ 木ー・の・ ひかげ・で・ 休む。」

ひかげん【火加減】《名詞、動詞する》 日の燃え具合。また、その調節。火力の強さ。「ひかげん・を・ 間違え・て・ 焦がさ・ん・よーに・ し・なはれ。」

ひがさ【日傘】《名詞》 強い日差しを避けるためにさす傘。「ひがさ・を・ さし・て・ 道・を・ 歩く。」

ひがし【東】《名詞》 方角の一つで、太陽が出る方角。「ひがし・の・ 空・が・ 赤(あこ)ー・に・ なっ・てき・た。」

ひがし【干菓子】《名詞》 水分の少ない菓子。「京都・の・ 土産・の・ ひがし・です。」

ぴかっと《副詞、動詞する》 ①艶があって、光る様子。「ぴかっとし・た・ 指輪」②一瞬、鋭く光る様子。「雷・が・ ぴかっと・ 光っ・た。」〔⇒ぴかぴか〕

ぴかぴか《副詞と、形容動詞、動詞する》 ①艶があって、光る様子。光を反射している様子。「ぴかぴかし・た・ ランドセル・を・ おたし〔=背負っ〕・て・ 一年生・が・ 歩い・とる。」②繰り返して光る様子。「星・が・ ぴかぴか・ 光っ・とる。」〔⇒ぴっかぴか〕

ひがむ【僻む】《動詞・マ行五段活用》 ものごとを素直に受け取らないで、ひねくれて考える。「試験・に・ 落ち・て・ ひがん・どる。」「兄貴・も・ 弟・も・ ひがま・し・たら・ あか・ん・ぞ。」

ひからす【光らす】《動詞・サ行五段活用》 ①光るようにする。点滅させる。「自転車・の・ ランプ・を・ ひからし・て・ 走る。」②反射させる。「鏡・で・ ひからす。」③光沢を出す。「靴・を・ 磨い・て・ ひからす。」

ひかり【光】《名詞》 ①太陽や電灯などから出る、明るく感じられるもの。「六甲山・から・ 見る・ 神戸・の・ 街・の・ ひかり・は・ 綺麗や。」「星・の・ ひかり」②輝き。艶。「メダル・を・ 磨い・たら・ ひかり・が・ 出・てき・た。」

ひかる【光る】《動詞・ラ行五段活用》 光を出す。輝く。反射して輝く。「星・が・ ひかる。」「鏡・が・ ひかっ・た。」

ひがん【彼岸】《名詞》 春分の日と秋分の日を中心にして、それぞれ、前後の三日間を合わせた七日間。「ひがん・の・ 中日・に・ 墓参り・に・ 行く。」

ひき【引き】《名詞》 ①人を引き寄せること。推薦などをすること。「知っ・た・ 人・の・ ひき・が・ あっ・て・ 就職・が・ でけ・た。」②引き潮。「今・の・ 時間・の・ 潮・は・ ひき・や。」

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2011年11月13日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(811)

ぴいひょろ〔ぴーひょろ〕《副詞と》 とんびが鳴いている様子。また、その鳴き声。「高い・ 空・で・ ぴーひょろ・ 鳴い・とる。」

ぴいぽお〔ぴーぽー〕《副詞と》 救急車が非常音を鳴らして走っている様子。また、その音。「夜中・に・ ぴーぽーと・ 聞こえ・てき・たら・ どきっと・ し・ます・なー。」

ぴいぽお〔ぴーぽー〕《名詞》 救急車。◆幼児語。「ぴーぽー・に・ 乗っ・て・ 病院・へ・ 行っ・た。」

ひいまご〔ひーまご〕【曾孫】《名詞》 孫の子ども。「長生きし・たら・ ひーまご・の・ 顔・も・ 見・られる・ぞ。」〔⇒ひまご〕

ひいやり〔ひーやり〕【冷いやり】《副詞と、動詞する》 冷たく感じる様子。涼しく感じる様子。寒さを感じる様子。不安やおそれを感じる様子。「朝晩・ ひーやりし・てき・た。」「ひーやりし・た・ ビール・が・ 飲み・たい。」〔⇒ひんやり〕

ひいらぎ〔ひーらぎ〕【柊】《名詞》 葉の周りに棘がある、常緑樹。

ぴいん〔ぴーん〕《副詞と》 ①勢いよく、真っ直ぐに張りつめている様子。引き締まっている様子。「ゴム・が・ ぴーんと・ 張っ・て・ 切れ・そーに・ なっ・とる。」②一瞬のうちに、心に浮かぶ様子。「あいつ・が・ 怪しー・と・ ぴーんと・ き・た。」〔⇒ぴん〕

びーかー【ビーカー】《名詞》 口の広い、ガラスの入れ物。理科の実験などに使う。「びーかー・で・ 湯ー・を・ 沸かす。」

びーしーじー【ビーシージー】《名詞》 結核を予防するワクチン。「腕・に・ びーしーじー・の・ 注射・を・ し・た。」

びーず【ビーズ】《名詞》 さまざまの色をした、飾り用の小さなガラス玉。「びーず・を・ 糸・に・ 通し・て・ 遊ん・だ。」

ぴーす【ピース】《名詞》 広く知られていた煙草の銘柄。「ぴーす・ 買(こ)ー・てき・てんか。」

ぴーてーえー【ピーティーエー】《名詞》 親と教員が協力して、教育を推進する働きをする会。「ぴーてーえー・の・ 役員・を・ せ・んならん・ こと・に・ なっ・ても・た。」◆かつては「いくゆうかい〔いくゆーかい〕【育友会】」と言っていたが、なだれのように改名が進んだ。

ぴーまん【ピーマン】《名詞》 長い円形の実で、中は空洞になっている、唐辛子の仲間の野菜。「青い・ ぴーまん・と・ 赤い・ ぴーまん・が・ ある。」

びーる【ビール】《名詞》 大麦を原料にした酒。「暑い・ 日ー・に・は・ びーる・が・ 一番や。」

びーるす【ビールス】《名詞》 病気を引き起こす、非常に小さな生物。ウィルス。「インフルエンザ・の・ びーるす」

びーるびん【ビール瓶】《名詞》 ビールを入れる、茶色の専用瓶。「びーるびん・を・ 一輪挿し・に・ する。」

ぴーなつ【ピーナッツ】《名詞》 落花生の実。特に、煎って塩味をつけたもの。「ぴーなつ・ つまん・で・ ビール・を・ 飲む。」

ひえこむ【冷え込む】《動詞・マ行五段活用》 ①冷たさが強くなる。寒さが進む。「京都・の・ 冬・は・ ひえこむ・そーや。」②冷たさが体にしみ通る。からだ全体が冷たくなってしまう。「歩い・て・ 帰っ・てき・た・さかい・ 体・が・ ひえこん・でも・た。」

ひえる【冷える】《動詞・ア行下一段活用》 ①温度が下がって、冷たくなる。「夜・に・ なっ・て・から・ ひえ・てき・た。」②寒く感じる。「手先・が・ ひえる。」③冷やそうとしたものが、そのとおりになる。「井戸・で・ ひやし・とい・た・ 西瓜・が・ ひえ・た。」「ひえ・た・ ビール」

びか【美化】《名詞》 美しくすること。きれいにすること。「クラス・の・ びか-委員・に・ なっ・た。」

ひがあさい〔ひーがあさい〕【日が浅い】《形容詞》 あまり日が経っていない。「種・を・ 蒔い・て・から・ ひーがあさい・さかい・ まだ・芽ー・が・ 出・てこ・ん・なー。」

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2011年11月12日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(810)【ひ】

ひ〔ひー〕【日】《名詞》 ①太陽。「ひー・が・ 昇っ・た。」②太陽の光や熱。「ひー・が・ よー・ 当たる。」③昼間。昼間の時間の長さ。「だんだん・ ひー・が・ 短(みじこ)ー・に・ なっ・てき・た。」④日数。「締め切り・まで・ まだ・ ひー・が・ ある。」⑤一日。「ひー・に・ 三時間・ 勉強する。」

ひ〔ひー〕【火】《名詞》 ①ものが燃えて、光や熱を出しているもの。「寒い・けど・ ひー・の・ 気・が・ ない。」②炎。「蝋燭・の・ ひー・が。 揺れ・とる。」③たき火・炭火などの熱源となるもの。「火鉢・の・ ひー・に・ 当たる。」④火事。「近所・から・ ひー・が・ 出・て・ 恐ろしかっ・た。」

ひ〔ひー〕【灯】《名詞》 明かり。灯火。「淡路島・の・ ひー・が・ 見える。」「淡路・の・ 灯台・の・ ひー」

ひ〔ひー〕【碑】《名詞》 語や文章などを彫りつけて、記念に建てた石。「池・の・ 改修工事・が 済ん・で・ ひー・を・ 建て・た。」「寛政池・の・ ひー」

ひあがる【干上がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①水がすっかりなくなる。乾ききる。「池・が・ ひあがっ・て 底・が・ 見え・とる。」②金がなくなって生活に困る。「会社・を・ 首・に・ なっ・て・ 今・ ひあがっ・とる・ねん。」

ひあそび【火遊び】《名詞、動詞する》 火を使って遊ぶこと。「ひあそびし・たら・ 火事・に・ なる・ぞー。」「ひあそびし・たら・ 寝小便する・と・ 言ー・ます・やろ。」

ひあたり【日当たり】《名詞》 ①日光が当たること。日光の当たり具合。「ひあたり・の・ えー・ 家・は・ うらやましー。」②日光が当たっている場所。「ひあたり・に・ 干し・とく。」〔⇒ひやたり〕

ぴあの【ピアノ】《名詞》 鍵盤をたたくと金属線を打って音が出る仕組みの楽器。「三つ・の・ 時・から・ ぴあの・を・ 習(なろ)・た。」

ぴい〔ぴー〕《名詞、動詞する》 ①じゃんけんで使う「はさみ」。「ぴー・は・ ぐー・に・ 負ける。」②じゃんけんの「はさみ」の形をすること。

ひいき〔ひーき〕【贔屓】《名詞、動詞する》 気に入った人や、人の集まりを、特別に可愛がったり助けたりすること。また、その相手。「阪神・が・ ひーき・の・ チーム・なんや。」

ひいこら〔ひーこら〕《副詞と、動詞する》 悲鳴や鳴き声を上げている様子。「不景気・で・ ひーこら・ ひーこらし・とり・ます。」「ひーこらし・ながら・ 駅・まで・ 歩い・た。」〔⇒ひいひい〕

ひいじいさん〔ひーじーさん〕【曾祖父さん】《名詞》 父や母の祖父。「ひーじーさん・は・ 八十・まで・ 生き・とっ・た・ん・や・そーや。」

ぴいちくぱあちく〔ぴーちくぱーちく〕《副詞と》 ①小鳥がにぎやかに声をたてる様子。また、その声。「朝・から・ 雀・が・ ぴーちくぱーちくと・ 鳴い・とる。」②人がやかましく話す様子。また、その声。「みんな・が・ ぴーちくぱーちく・ 言(ゆ)ー・て・ 話・が・ まとまら・へん。」

ひいばあさん〔ひーばーさん〕【曾祖母さん】《名詞》 父や母の祖母。「ひーばーさん・も・ 長生き・やっ・てん・と。」

ひいひい〔ひーひー〕《副詞と、動詞する》 悲鳴や鳴き声を上げている様子。「ひーひー・ 言ー・ながら・ 駅・まで・ 走っ・た。」「会社・を・ 首・に・ なっ・て・ ひーひーし・てまん・ねん。」〔⇒ひいこら、ぴいぴい〕 

ぴいぴい〔ぴーぴー〕《副詞、動詞する》 ①下痢になっている様子。「腹・が・ ぴーぴー・ 言(ゆ)ー・とる。」②生活が苦しくなっている様子。「子ども・が・ 三人・も・ 学校・へ・ 行っ・とる・さかい・ ぴーぴーし・てます・ねん。」③悲鳴や鳴き声を上げている様子。「仕事・が・ 多すぎ・て・ ぴーぴー・ 言(ゆ)ー・とる。」④鳥や虫などが鳴いている様子。また、その声。「雀・の・ 子ー・が・ ぴーぴー・ 鳴い・とる。」⑤笛などが鳴っている様子。また、その音。⑥子どもが泣き声をあげている様子。また、その声。〔③⇒ひいひい〕

ぴいひゃら〔ぴーひゃら〕《副詞と》 笛やラッパを鳴らしている様子。また、その音。「神社・から・ ぴーひゃら・ ぴーひゃらと・ 聞こえ・てくる。」

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2011年11月11日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(809)

はんにん【犯人】《名詞》 罪を犯した人。「盗人(ぬすっと)・の・ はんにん・が・ 捕まっ・た・そーや。」

ばんにん【番人】《名詞》 見張りをする人。「西瓜・を・ 盗られ・ん・よーに・ 畑・の・ ばんにん・を・ する。」

はんねん【半年】《名詞》 一年の半分。「あの・ 会社・は・ はんねん・で・ 辞め・た。」〔⇒はんとし〕

はんぱ【半端】《名詞、形容動詞》 ①数量が揃っていないこと。ちょうどの数に満たない部分。「はんぱな・ 数・しか・ 残っ・とら・へん。」②どっちつかずで、はっきりしないこと。いいかげんなこと。「はんぱな・ こと・を・ 言ー・たら・ みんな・が・ 迷ー・てまう。」〔①⇒はした〕

はんはん【半々】《名詞、動詞する》 半分ずつであること。五分五分。「釣れ・た・ 魚・を・ はんはんし・て・ 持って帰る。」「勝つ・か・ 負ける・か・は・ はんはん・やろ。」〔⇒はんぶんはんぶん〕

ぱんぱん《副詞に、形容動詞》 ①中身などがいっぱいになって、破裂しそうなほど膨らんでいる様子。「鞄・が・ ぱんぱんに・ なっ・とる。」②満腹になって、それ以上は食べられないという様子。「カレー・を・ 三杯・も・ 食べ・て・ 腹・が・ ぱんぱんや。」

ぱんぱん《副詞と》 ①ものをたたいたり、手を打ち合わせたりする様子。また、その音。「賽銭・を・ 入れ・て・ ぱんぱんと・ 手ー・を・ 打つ。」②ものが当たったり、ものが破裂する様子。また、その音。「ぱんぱんと・ 花火・が・ 上がっ・た。」

はんぶ【半分】《名詞、動詞する》 一つのものを、同じように二つに分けた、その一つ分。二分の一。「二人・で・ はんぶ・ずつ・ 食べ・なはれ。」〔⇒はんぶん、はんぶんこ〕

はんぶん【半分】《名詞、動詞する》 一つのものを、同じように二つに分けた、その一つ分。二分の一。「林檎・を・ はんぶん・に・ 切る。」「仲良ー・ はんぶんし・なさい。」〔⇒はんぶんこ、はんぶ〕

はんぶんこ【半分個】《名詞、動詞する》 一つのものを、同じように二つに分けた、その一つ分。二分の一。◆幼児語。

はんぶんはんぶん【半分半分】《名詞、動詞する》 半分ずつであること。五分五分。「儲け・た・ お金・を・ はんぶんはんぶんする。」

はんぶんみち【半分道】《名詞》 ①全体の距離の半分の長さ。目的地までの半分の距離。「この・ 辺・で・ はんぶちみち・やろ・なー。」②すべき仕事などの半分の量。「仕事・が・ はんぶんみち・ すん・だ。」〔①⇒はんみち〕 

はんぺら《名詞》 半分の大きさの紙片。「はんぺら・の・ 方・の・ 紙・を・ 見・てください。」〔⇒はんまいもん〕

はんまい【飯米】《名詞》 ①食べるための米。「給料・を・ 貰(もろ)ー・ても・ はんまい・ 買(こ)ー・たら・ 残ら・へん。」②自家消費用の米。「田圃・が・ 小さい・さかい・ はんまい・しか・ でけ・へん。」

はんまい【半枚】《名詞》 一枚の半分。「はんまい・の・ 海苔・で・ 握り飯・を・ 巻く。」

はんまいもん《名詞》 半分の大きさの紙片。「はんまいもん・に・ まとめ・て・ 書き・まし・た。」〔⇒はんぺら〕

はんみち【半道】《名詞》 ①一里(約4㎞)の半分。「はんみち・ほど・や・さかい・ 半時間・ぐらい・で・ 歩ける・やろ。」②全体の距離の半分の長さ。目的地までの半分の距離。「もー・ 駅・まで・の・ はんみち・ 行っ・とる・やろ。」〔②⇒はんぶんみち〕

ばんめし【晩飯】《名詞》 夕飯。

ばんもっく【ハンモック】《名詞》 粗く編んだ細長い網のようなもので、両端を柱や木に結んで、その上で横になって眠ったり涼んだりするもの。「涼しー・ 所・に・ はんもっく・を・ 吊る。」

はんりゃう【張り合う】《動詞・ワア行五段活用》 競り合う。互いに譲らずに競う。「兄弟・で・ はんりょー・とる。」〔⇒はりあう〕

はんりゃげる【張り上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 声を強く、高く出す。「声・を・ はりりゃげ・て・ 歌う。」〔⇒はりあげる〕

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2011年11月10日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(808)

はんじょう〔はんじょー〕【繁盛】《名詞、動詞する》 賑わって栄えること。客が多いこと。「店・が・ はんじょーする。」

はんせい〔はんせー〕【反省】《名詞、動詞する》 行いを振り返って、よく考えること。「はんせーし・て・ もー・ いっぺん・ 出直し・や。」

ばんそう〔ばんそー〕【伴奏】《名詞、動詞する》 中心となる歌や楽器の演奏を引き立てるために、それに合わせて演奏すること。「ピアノ・の・ ばんそー・で・ 歌・を・ 歌う。」

ばんそうこう〔ばんそーこー、ばんそーこ、ばんそこ〕【絆創膏】《名詞》 傷口を守るために貼る、粘り気のある小さな布。「靴擦れ・の・ ところ・に・ ばんそーこー・を・ 貼る。」

はんそで【半袖】《名詞》 肘までの長さの袖。肘までの長さの服。「汗・を・ かく・よーに・ なっ・た・ので・ はんそで・の・ 服・に・ 着替える。」

はんだ【半田】《名詞》 金属をつなぎ合わせるのに使う、錫と鉛の合金。「はんだ・で・ ひっつける。」

ぱんた【パンタ】《名詞》 電車や電気機関車の、電線から電気を取り入れるための装置。「ぱんた・から・ 火花・が・ 出・とる。」〔⇒ぱんたぐらふ〕

はんたい【反対】《名詞、動詞する》 ①逆であること。あべこべ。逆さま。「靴・を はんたい・に・ 履い・とる。」②考えや、やり方に逆らうこと。「合併・に・ はんたいする。」

はんだい【飯台】《名詞》 畳の上に置く、足の短い食卓。ちゃぶ台。「もーじき・ ご飯・が・ でける・さかい・ はんだい・を・ 出し・とい・てんか。」◆円いものや、長方形のものがあった。

はんだづけ【半田付け】《名詞、動詞する》 錫と鉛の合金で、金属をつなぎ合わせること。「はんだづけ・の・ 鏝・を・ 使う。」

ぱんたぐらふ【バンタグラフ】《名詞》 電車や電気機関車の、電線から電気を取り入れるための装置。〔⇒ぱんた〕

ばんち【番地】《名詞》 住所・所在地などを表すために、地名のあとに、細かく分けて付けた番号。「ばんち・も・ 忘れ・ん・よーに・ ちゃんと・ 書い・てください・よ。」

ばんちゃ【番茶】《名詞》 硬い葉を使ったお茶。「ばんちゃ・を・ 冷まし・て・ 水筒・に・ 入れる。」

はんちょう〔はんちょー〕【班長】《名詞》 班のいちばん上に立って、班の仕事を取り仕切る人。

はんつ【半つ】《名詞》 半端になったもの。余ったもの。「五人・ずつ・で・ 組・に・ し・たら・ 三人・が・ はんつ・に・ なっ・た。」

ぱんつ【パンツ】《名詞》 腰から下に履く、短い下着。「ぱんつ・の・ 紐・が・ 切れ・た。」

はんつき【半月】《名詞》 一か月の半分の日数。「給料・の・ はんつき-分」〔⇒はんげつ〕

ばんど【バンド】《名詞》 ①ズボンなどの、腰を締める帯。ベルト。「食べ過ぎ・て・ ばんど・を・ 緩める。」②幅の広い、平たいもの。「時計・の・ ばんど・を・ 取り替える。」

ばんとう〔ばんとー〕【番頭】《名詞》 商店などで雇われている人の中で、いちばん上に立っている人。「長い・こと・ 働い・て・ ばんとーさん・に・ 出世・を・ し・た。」

はんとし【半年】《名詞》 一年の半分。「今年・も・ 早(はや)・ はんとし・ 過ぎ・ても・た。」〔⇒はんねん〕

はんどばっく【ハンドバック】《名詞》 女性が手に提げて持ち歩く、小さな鞄。「はんどばっく・に・ 定期・を・ 入れる。」

はんどる【ハンドル】《名詞》 ①取っ手。握るもの。「入口・の・ 戸ー・に・ 付い・とる・ はんどる」②手で握って、機械を動かすもの。「自動車・の・ はんどる・を 動かす。」「自転車・の・ はんどる」◆ぐるぐる回転させるものもあり、左右や上下に動かすものもある。

はんにち【半日】《名詞》 一日の半分。「はんにち・ かかっ・て・ 掃除・を・ する。」〔⇒はんにちひなか、ひなか〕

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2011年11月 9日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(807)

ばん【晩】《名詞》 ①暗くなる頃。「冬・は・ ばん・に・ なる・の・が・ 早い。」②夕方。夜。「ばん・の・ 寄り合い・に・ 行く。」

ばん【番】《名詞、動詞する》 ①交代で受け持つこと。当番になること。「五年・に・ 一回・ ばん・が・ 回っ・てくる。」②見張ること。見張る人。「店・の・ ばん・を・ する。」「ばん・は・ おら・へん・の・か。」③順序。順番。「今度・は・ そっち・の・ ばん・や。」

ぱん【パン】《名詞》 小麦粉にイースト菌を加えて、発酵させて焼いた食べ物。「朝・は・ パン・に・ 決め・とる・ねん。」

ばんかい【挽回】《名詞、動詞する》 負けなどを取り戻すこと。「もー・ 一点・ ばんかい・や。」

はんがく【半額】《名詞》 決まった金額の半分。「はんがく・の・ 大安売り」「子ども・の・ 電車賃・は・ はんがく・や。」

ばんがさ【番傘】《名詞》 紙を張った、日常に使う傘。「子ども・の・ 時・は・ 喧嘩し・て・ ばんがさ・で・ たたき合い・ し・た・ こと・が・ ある。」

ばんがた【晩方】《名詞》 夕方。夜の早い時刻。「ばんがた・に・ 寄せ・てもらい・ます。」

はんかち【ハンカチ】《名詞》 四角い形の手拭きの布。「はんかち・で・ 涙・を・ 拭く。」

ぱんく【パンク】《名詞、動詞する》 ①タイヤなどに穴が空くこと。「自転車・の・ ぱんく・を・ 貼る。」②膨れて破れること。「食い過ぎ・て・ 腹・が・ ぱんくし・そーや。」

ばんぐみ【番組】《名詞》 放送や催し物などの、順番や組み合わせ。「今日・は・ どんな・ ばんぐみ・が・ ある・ん・やろ。」

はんげつ【半月】《名詞》 ①半円形に見える月。「西・の・ 空・に・ はんげつ・が・ 残っ・とる。」②一か月の半分の日数。「給料・の・ はんげつ-分・を・ もろ・た。」〔②⇒はんつき〕

はんこ【判子】《名詞》 ①印鑑。「はんこ・を・ 落とし・た。」②印鑑で押した印影。「はんこ・が・ 薄い。」〔⇒はん〕

ぱんこ【パン粉】《名詞》 パンを乾かして細かく砕いたもの。「ぱんこ・を・ 付け・て・ あげもん・に・ する。」

はんごう〔はんごー〕【飯盒】《名詞》 野外でご飯を炊く時などに使う、アルミニウムでできた容器。「キャンプ・で・ はんごー-炊爨する。」

ばんごう〔ばんごー〕【番号】《名詞》 順番を表す数字。「ばんごー・が・ 書い・てある・ 札・を・ もらう。」

ばんごうじゅん〔ばんごーじゅん〕【番号順】《名詞》 割り振られた番号の順番。また、それに沿うこと。「ばんごーじゅん・に・ 並(なろ)ん・でください。」

ばんごはん【晩ご飯】《名詞》 夕飯。「ばんごはん・は・ いつも・ 七時ごろ・や。」

ばんざい【万歳】《感動詞、名詞、形容動詞、動詞する》 ①嬉しいときや、めでたいときに、両手を挙げて気持ちを表すこと。また、そのときに大声で言う言葉。「みんな・で・ 手・を・ 上げ・て・ ばんざいする。」「ばんざい・ 勝っ・た・ぞー。」②めでたいこと。祝うべきこと。「怪我・も・ せ・んと・ 帰れ・て・ ほんまに・ ばんざいや。」

はんし【半紙】《名詞》 習字などに使う、あまり上等ではない和紙。「はんし・に・ 包ん・で・ お金・を・ 渡す。」

はんじく【半熟】《名詞、形容動詞》 ①ゆで卵の、じゅうぶん固まっていないこと。また、そのもの。②果物の、まだ熟していないこと。また、そのもの。〔⇒はんじゅく〕

はんしゃ【反射】《名詞、動詞する》 光、音、電波などが、物に当たって跳ね返ること。「鏡・が・ はんしゃし・て まぶしー。」

はんじゅく【半熟】《名詞》 ①ゆで卵の、じゅうぶん固まっていないこと。また、そのもの。「はんじゅく・や・さかい・ 気ー・ つけ・て・ 皮・を・ むき・なはれ。」②果物の、まだ熟していないこと。また、そのもの。「まだ・ はんじゅく・や。もー・ ちょっと・ し・て・から・ ちぎっ・た・ 方・が・ えー。」〔⇒はんじく〕

はんしょう〔はんしょー〕【半鐘】《名詞》 ①火災の時に、火の見櫓で打ち鳴らすための鐘。「はんしょー・が・ 鳴っ・とる・けど・ 火事・は・ どこ・やろ・なー。」②打ち鳴らすための鐘を吊した、火災を見つけるための櫓。「はんしょー・に・ 上っ・て・ あたり・を・ 見る。」

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2011年11月 8日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(806)

はる【貼る】《動詞・ラ行五段活用》 糊などを使って、ぴったりとくっつける。「封筒・に・ 切手・を・ はる。」

はる《補助動詞》 ⇒てはる 尊敬語。◆「何 し・て・はる。」という言い方はするが、「何 し・はる。」という言い方はしない。

はるさき【春先】《名詞》 春の初め頃。「はるさき・は・ 雨・が・ よー・ 降り・まん・なー。」

はるさめ【春雨】《名詞》 澱粉から作った、透き通った糸のような食べ物。「すき焼きに・ はるさめ・を・ 入れる。」

はるばる【遙々】《副詞と》 遠くから来たり、遠くへ行ったりする様子。「はるばる・ 遠い・ とこ・から・ 来・てもろ・て・ すん・まへ・ん。」

はるやすみ【春休み】《名詞》 学年末の休み。三月末から四月初めにかけての休み。「はるやすみ・は・ 宿題・が・ あら・へん・さかい・ 嬉しー・なー。」

はれ【晴れ】《名詞》 空が晴れて、天気がよいこと。「朝・の・ うち・は・ はれ・やっ・た。」

はれ【腫れ】《名詞》 皮膚の一部がふくれあがっていること。「まだ・ はれ・が・ 引か・へん。」

ばれー【バレー】《名詞、動詞する》 ネットを挟んで、6人または9人ずつで、ボールを落とさないように手で打ち合う競技。「ばれーぼーる【バレーボール】」を略した言い方。 

ばれー【バレイ】《名詞、動詞する》 西洋の踊り。音楽に合わせて踊って表現するもの。

ばれーぼーる【バレーボール】《名詞、動詞する》 ネットを挟んで、6人または9人ずつで、ボールを落とさないように手で打ち合う競技。「中学校・の・ 部活・で・ ばれーぼーる・を・ し・とっ・てん。」 

はれぎ【晴れ着】《名詞》 表だったところへ行くときに着る、綺麗な衣服。「結婚式・に・ よばれ・た・ 時・の・ はれぎ」

はれすがた【晴れ姿】《名詞》 晴れやかな姿。「息子・の・ 卒業式・の・ はれすがた・を・ 見る。」

はれつ【破裂】《名詞、動詞する》 勢いよく破れること。「水道管・が・ はれつし・て・ 道・が・ 水浸し・や。」

ぱれっと【パレット】《名詞》 絵の具を溶いたり混ぜたりするときに使う板状のもの。「ぱれっと・で・ 絵の具・を・ とく。」

はれま【晴れ間】《名詞》 雨などが止んで、太陽が見えている、短い時間。降り続いていた雨がやんだ、短い日数。「はれま・に・ 布団・を・ 干す。」「梅雨・の・ はれま・に・ 虫干し・を・ する。」

はれもん【腫れ物】《名詞》 できもの。「ほっぺた・に・ はれもん・が・ でけ・て・ 格好(かっこ)・が・ 悪い。」

はれる【晴れる】《動詞・ラ行下一段活用》 晴れになる。青空が見える。「雨・が・ 止ん・で・ はれ・た。」

はれる【腫れる】《動詞・ラ行下一段活用》 怪我などによって、皮膚の一部が膨れ上がる。「殴ら・れ・て・ 顔・が・ はれ・た。」

はれる【張れる】《動詞・ラ行下一段活用》 張ることができる。「ここ・に・ ポスター・は・ はれ・ます・か。」

ばれる《動詞・ラ行下一段活用》 秘密や嘘が、人に知られてしまう。「仮病・が・ ばれ・ても・た。」

はん【判】《名詞》 ①印鑑。判子。「はん・を・ 入れる・ ケース」②印鑑で押した印影。「はん・が・ 抜け・てまっ・せ。」〔⇒はんこ〕

はん【班】《名詞》 全体をいくつかのグループに分けた、その一つ一つのもの。「五つ・の・ はん・に・ 分ける。」

はん《接尾語》[名詞(特に、人を表すもの)につける] 人の名や職名などに付ける敬称。「田中-はん」「社長-はん」「おば-はん」◆「さん」よりは、くだけた言い方である。親愛感を表すのに役立つこともある。

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2011年11月 7日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(805)

はりしごと【針仕事】《名詞、動詞する》 縫い針を使ってする作業。裁縫。縫い物。「夜なべ・に・ はりしごとする。」

はりたおす【はり倒す】《動詞・サ行五段活用》 殴り倒す。「喧嘩し・て・ はりたおさ・れ・た。」〔⇒はったおす〕

ばりっと《副詞》 硬いものや厚いものが、割れたり破れたりする様子。硬いものや厚いものを、割ったり破ったりする様子。また、その音。「筆箱・を・ 踏ん・だら・ ばりっと・ つぶれ・た。」「段ボール・の・ 箱・を・ ばりっと・ つぶす。」

ぱりっと《副詞、動詞する》 ①服装などが整っている様子。衣服などが新しい、折り目正しい様子。「ぱりっとし・た・ 服・で・ 就職試験・を・ 受け・に・ 行く。」②張りがあってきちんと整っている様子。「ぱりっと・ 糊・が・ きい・た・ ワイシャツ」③姿勢・態度などがきちんとしている様子。「姿勢・も・ ぱりっとせ・なんだら・ 試験・に・ 通ら・へん・ぞ。」④小さくて硬いものや厚いものが、割れたり破れたりする様子。小さくて硬いものや厚いものを、割ったり破ったりする様子。また、その軽い音。「プラスチック・の・ 箱・が・ ぱりっと・ 割れる。」

はりとばす【はり飛ばす】《動詞・サ行五段活用》 殴り倒す。殴る。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ はりとばし・たっ・た。」〔⇒はっとばす〕

はりつけ【磔】《名詞》 罪人を柱や板に縛り付けた、昔の刑罰。「捕まえ・られ・て・ はりつけ・に・ なっ・た。」

はりばこ【針箱】《名詞》 裁縫するための道具や用品を入れた箱。裁縫箱。「はさみ・は・ はりばこ・に・ 入れ・てある。」

ばりばり《副詞と、形容動詞》 ①硬いものが擦れ合ったり引き裂かれたりする様子。また、その音。「台風・の・ 風・で・ 看板・が・ ばりばりと・ めくれ・た。」②弾丸などが連続して打ち出される様子。また、そのときの音。「空襲・の・ 時・は・ アメリカ・の・ 飛行機・が・ ばりばり・ 撃っ・てき・た。」③硬いものや歯ごたえのあるものをかみ砕く様子。また、その音。「こーこ〔=沢庵漬け〕・を・ ばりばり・ 食べる。」④熱意を持って、きちんと行動する様子。勢いが盛んで活動的な様子。「あいつ・は・ ばりばり・ 働く・ 男・や。」「まだ・ 現役・の・ ばりばりや。」

ぱりぱり《副詞、形容動詞、動詞する》 ①粘り気がない様子。「ぱりぱりし・た・ 海苔」②歯切れよく、ものをかむ様子。また、その音。「煎餅・を・ ぱりぱり・ 食う。」③凍って硬くなっている様子。「外・に・ 干し・とい・た・ タオル・が・ ぱりぱりに・ なっ・とる。」

はりぼて【貼りぼて】《名詞》 紙を貼り重ねて作ったもの。中が空洞になっているもの。紙張り子。「はりぼて・の・ 達磨」

はります《動詞・サ行五段活用》 激しく叩く。激しく殴る。「ほかんばち・を・ はりまし・てやり・たい・よーな・ 気持ち・や。」

はりやい【張り合い】《名詞》 何かに取り組むためのやりがい。「震災・の・ 後・は・ 何・を・ する・に・も・ はりやい・が・ なかっ・た・もん・や。」〔⇒はりあい〕

ばりんと《副詞》 硬いものや厚いものが、割れたり破れたりする様子。硬いものや厚いものを、割ったり破ったりする様子。また、その音。「椅子・の・ 板・が・ ばりんと・ 割れる。」〔⇒ばりっと〕

ぱりんと《副詞》 小さくて硬いものや厚いものが、割れたり破れたりする様子。小さくて硬いものや厚いものを、割ったり破ったりする様子。また、その軽い音。「ガラス・に・ ぱりんと・ ひび・が・ 入っ・た。」「煎餅・を・ ぱりんと・ かむ。」〔⇒ぱりっと〕

はる【春】《名詞》 四季の一つ。三月、四月、五月の三か月間。「はる・の・ 花見・が・ 待ち遠しー・な。」

はる【張る】《動詞・ラ行五段活用》 ①引っ張って渡す。「運動場・に・ 紐・を・ はっ・て・ 旗・を・ 吊る。」②伸びて広がる。「竹・の・ 根ー・が・ はる。」③一面を覆う。「池・に・ 氷・が・ はっ・とる。」④突き出す。突き出る。「肘・を・ はっ・て・ 人・を・ 通さ・ん・よーに・ する。」「胸・を・ はっ・て・ 歩け。」⑤膨れる。「食い過ぎ・て・ 腹・が・ はっ・た。」「いっぱい・ 入れ・て・ 袋・が・ はっ・とる。」⑥押し通す。「意地・を・ はっ・て・ 引き・よら・へん。」⑦高くなる。多くなる。「値ー・が・ はる・ 買い物・です・な。」⑧叩く。殴る。「横っ面・を・ はっ・たっ・た。」

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2011年11月 6日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(804)

ばらまく【ばら撒く】《動詞・カ行五段活用》 ①あたり一帯に撒く。あちらこちらに散らして撒く。「庭・に・ 水・を・ ばらまく。」「砂・を・ ばらまく。」②金品を多くの人に与える。「選挙・で・ 金・を・ ばらまい・た・ 人」

はらもち【腹持ち】《名詞》 食べたものが腹の中に残っていること。満腹感が続いていること。「パン・より・ ご飯・の・ 方・が・ はらもち・が・ えー。」

はらわた【腑】《名詞》 ①人の心。「はらわた・が・ 煮えくり返る。」②動物の内臓。「魚・の・ はらわた・は・ 取っ・て・ 捨て・んと・ 苦い。」〔⇒はらばた〕

はら(を)きめる〔はら(お)きめる〕【腹を決める】《動詞・マ行下一段活用》 考えを決める。決心する。「はらをきめ・て・から・ 相手・の・ 家・へ・ 行く。」

はら(を)たてる〔はら(お)たてる〕【腹を立てる】《慣用句・タ行下一段活用》 気持ちが安らかでなくなる。怒る。立腹する。「騙され・た・ 言(ゆ)ー・て・ はらをたて・とる。」

はり【針】《名詞》 ①糸を通して、布などを縫う、細くて先の尖ったもの。「はり・に・ 糸・を・ 通す。」②細くて先が尖っていて、位置などを示すためのもの。「時計・の・ はり」「秤・の・ はり」③魚を釣るための釣り針。「魚・に・ はり・を・ 食いちぎら・れ・た。」

はり【鍼】《名詞、動詞する》 先の尖ったものを使って行う民間療法。「腰・が・ 痛い・さかい・ はり・に・ 通(かよ)・てます・ねん。」 

はり【梁】《名詞》 屋根の重みを支えるために、柱の上に横に渡した木。「この・ 家・は・ 太い・ はり・を・ 使(つこ)・てる・ん・や・なー。」

はり【張り】《名詞》 ①引き締まっていること。「顔・の・ はり・が・ なくなっ・て・ むくん・どる。」「はり・の・ ある・ 声」②引っ張る力。「綱・の・ はり・が・ 弱い。」③何かに取り組むためのやりがい。「仕事・の・ はり・を・ 持た・な・あか・ん。」〔③⇒はりあい、はりやい〕

はりあい【張り合い】《名詞》 何かに取り組むためのやりがい。「子ども・が・ 結婚し・ても・て・ はりあい・が・ 無(の)ー・なっ・た。」〔⇒はりやい〕

はりあう【張り合う】《動詞・ワア行五段活用》 競り合う。互いに譲らずに競う。「阪神・と・ 巨人・が・ はりあわ・んと・ おもろない・なー。」〔⇒はんりゃう〕

はりあげる【張り上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 声を強く、高く出す。「大声・を・ はりあげ・て・ 喧嘩せ・んとい・てー・な。」〔⇒はんりゃげる〕

はりがね【針金】《名詞》 銅や鉄などを線のように細長くしたもの。「はりがね・で・ くくる。」

はりがみ【貼り紙・張り紙】《名詞》 知らせたいことを書いて、張り出した紙。「はりがみ・で・ 中止・を・ 知らす。」

ばりかん【バリカン】《名詞》 頭髪を刈る道具。「ばりかん・で・ 丸坊主・に・ する。」〔⇒じゃっき〕

ばりき【馬力】《名詞》 ①頑張る力。頑張ろうとする気構え。「なかなか・ ばりき・の・ ある・ 人・や。」②馬に引かせる荷車。「ばりき・に・ 米・を・ 載せ・て・ 運ぶ。」

ばりき【馬力】《接尾語》[数字につける] ものを動かす力の単位。「百-ばりき」

ばりきひき【馬力曳き】《名詞》 馬に荷車を引かせる御者。馬に引かせる荷車の持ち主。「ばりきひき・を・ 仕事・に・ する。」

はりきる【張り切る】《動詞・ラ行五段活用》 やる気を出す。元気があふれている。「はりきっ・て・ 歌・を・ 歌う。」

はりこむ【張り込む】《動詞・マ行五段活用》 ①思い切ってお金を出す。大金を奮発する。「はりこん・で・ 背広・を・ 買(こ)ー・た。」「年・に・ 一遍・ぐらい・ はりこん・で・ みんな・で・ 忘年会を・ しま・へん・か。」②人に施す。おごる。「一遍・ 晩飯・を・ はりこん・だろ・か。」「社長・が・ はりこん・でくれ・た。」

はりし【歯りし】《名詞》 歯茎。歯の根元を包んでいる肉。「歯ー・が・ ぐらぐらし・て・ はりし・が・ 痛い。」

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2011年11月 5日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(803)

はらす【腫らす】《動詞》 皮膚の一部がふくれ上がるような結果を招くことをする。皮膚の一部をふくれ上がるにまかせている。「でぼちん〔=おでこ〕・を・ 真っ赤っかに・ はらし・て・ どない・ し・た・ん。」

はらす【貼らす】《動詞》  ①貼ることを認める。「ここ・に・ ポスター・を・ はらし・てくれ・へん・か。」②命じて、貼ることをさせる。「画用紙・に・ 桜・の・ 花びら・を・ いっぱい・ はらす。」

ばらす《動詞》 ①バラバラにする。「機械・を・ ばらし・て・ 掃除する。」②動物や魚を解体する。「牛・を・ ばらす。」③人の秘密を言ってしまう。暴く。「中学校・の・ 時・の・ こと・を・ ばらさ・れ・た。」

ばらす【バラス】《名詞》 ①握りこぶしほどの大きさで、尖った形の石。「レール・の・ 下・の・ ばらす」②砂利。「庭・に・ ばらす・を・ 敷く。」

ばらずし【ばら寿司】《名詞》 具をご飯に混ぜた寿司。散らし寿司。「じっきに・ 作れる・ ばらずし」

ばらっく【バラック】《名詞》 間に合わせに作った、小さな建物。「戦後・に・ 建て・た・ ばらっく」

ばらっと《副詞》 ①広がりながら、ものに垂れかかっている様子。「前髪・が・ ばらっと・ 目ー・に・ かかる。」②ものが勢いよく広がる様子。ものを勢いよく広げる様子。一つにまとまらないで、散らばっている様子。「瓶・を・ こかし・たら・ 中・に・ 入っ・とっ・た・ 豆・が・ ばらっと・ こぼれ・ても・た。」③わずかに重みを感じさせながら、落ちる様子。「チューリップ・の・ 花びら・が・ ばらっと・ 落ち・た。」〔②⇒ばあっと〕

ぱらっと《副詞》 ①軽いものが落ちる様子。「新聞・に・ 挟まれ・とっ・た・ ちらし・が・ ぱらっと・ 落ち・た。」②まばらに散らす様子。「ご飯・に・ ぱらっと・ 振りかける。」 

はらっぱ【原っぱ】《名詞》 草の生えた、広い平地。「ヨーロッパ・に・ はらっぱ」

はらのむし【腹の虫】《名詞》 ①腹の中。(空腹の時の訴えなどに使う。)「はらのむし・が・ 鳴い・とる・さかい・ 飯・を・ 食お・ー。」②寄生虫。回虫。「薬・で・ はらのむし・を・ 下す。」

はらばた【腑】《名詞》 動物の内臓。特に、魚の内臓。「はらばた・を・ 取っ・て・から・ 串・に・ 刺し・て・ 焼く。」〔⇒はらわた〕

はらはちぶ【腹八分】《形容動詞》 満腹の少し手前の様子。〔⇒はらはちぶんめ〕

はらはちぶんめ【腹八分目】《形容動詞》 満腹の少し手前の様子。「はらはちぶんめで・ やめ・とこ・か。」〔⇒はらはちぶ〕

はらはら《副詞と、動詞する》 深く心配をする様子。よくないことを予想して肝をつぶす様子。「はらはらする・ サーカス・を・ 見・てき・た。」

ばらばら《副詞と、形容動詞》 ①一所に集まらないで、広がっている様子。「運動場・の・ あっちこっち・に・ ばらばらと・ 集まっ・とる。」②一斉でなく、それぞれが異なっている様子。「八時過ぎ・から・ ばらばらに・ 集まり始め・た。」③まとまりがない様子。「みんな・の・ 考え・が・ ばらばらやっ・た。」④粒状のものがものにぶつかる様子。また、その音。「大きな・ 雨・が・ ばらばらと・ 窓・に・ 当たる。」

ぱらぱら《副詞と、動詞する》 ①広がりがまばらである様子。一つに固まらないで、分散している様子。「運動場・に・ ぱらぱらと・ 人・が・ おる。」②ページなどをめくる様子。「初め・の・ 方・から・ ぱらぱらと・ 見・ていく。」③雨などが少し降る様子。「曇っ・た・と・ 思(おも)・とっ・たら・ ぱらぱらし・てき・た。」④まばらに振りかける様子。「塩・を・ ぱらぱら・ 振る。」

はらぴい〔はらぴー〕【腹ぴい】《形容動詞》 下痢などによって、腹を下している様子。「刺身・を・ 食い過ぎ・て・ はらぴーに・ なっ・た。」

はらぺこ【腹ぺこ】《形容動詞》 極端に空腹である様子。「はらぺこや・さかい・ 早(はよ)ー・ ご飯・が・ 食べ・たい。」

はらぼて【腹ぼて】《名詞、形容動詞》 ①腹が膨らんでいること。下腹が出ていること。「運動せ・なんだ・さかい・ はらぼてに・ なっ・た。」「はらぼてで・ もー・ これ以上・は・ 食わ・れ・へん。」②妊娠をしていること。「あんた・の・ 奥さん・ はらぼてに・ なっ・とっ・てや・なー。」

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2011年11月 4日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(802)

はよなる〔はよーなる〕【早なる、速なる】《動詞・ラ行五段活用》 ①前になる。「始業時間・が・ はよ・なった。」②速度を増す。時間がかからなくなる。敏捷になる。「計算・が・ はよなっ・た。」〔⇒はやなる〕

はら【腹】《名詞》 ①おなか。胃腸などのあるところ。「はら・を・ こわし・て・ もの・が・ 食え・へん。」②考え。思い。「あいつ・の・ はら・は・ わかっ・とる・ねん。」③度胸。気持ち。「はら・を・ 据え・て・ 話・を・ し・ましょー。」

はら【原】《名詞》 草などが生えている、平らで広い土地。田や畑になっていない土地。〔⇒はらっぱ〕

ばら【薔薇】《名詞》 庭に植える、棘のある低木で、さまざまの園芸品種がある木。「ばら・の・ 木ー・を・ 触っ・て・ 痛かっ・た。」

ばら《名詞》  組になっているものを一つ、または小さな単位に分けたもの。「煙草・を・ ばら・で・ 売る。」

はらい【払い】《名詞》 ①代金などを支払うこと。「八百屋・の・ はらい・を・ つけ・に・ し・とる。」②取り除くこと。「天井・の・ 煤-はらい・を・ する。」

はらいさげ【払い下げ】《名詞、動詞する》 要らなくなったものを、他の人に売り渡すこと。「進駐軍・の・ はらいさげ・の・ 品物(しなもん)」「兄貴・の・ はらいさげ・の・ 服」

はらいさげる【払い下げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①要らなくなったものを、他の人に売り渡す。②譲り渡す。「古ー・ なっ・た・ 服・を・ 弟・に・ はらいさげる。」

はらいた【腹痛】《名詞》 食べ過ぎや食あたりなどによって、おなかが痛むこと。「はらいた・で・ うなっ・とっ・てん。」

はらいっぱい【腹一杯】《形容動詞》 満腹である様子。「今日・は・ はらいっぱいに・ 食べ・た・」

はらいもどし【払い戻し】《名詞、動詞する》 ①余分に払ったお金を返すこと。「会費・の・ 余り・を・ はらいもどしし・た。」②一旦預かった金を返すこと。「列車・が・ 遅れ・て・ 特急券・を・ はらいもどしし・てもろ・た。」③預金・貯金を預けた人に返すこと。「満期・で・ はらいもどし・に・ なっ・た。」

はらいもどす【払い戻す】《動詞・サ行五段活用》 ①余分に払ったお金を返す。「税金・を はらいもどし・てもろ・た。」②一旦預かった金を返す。③預金・貯金を預けた人に返す。「満期・で・ はらいもどし・てもろ・た。」

はらう【払う】《動詞・ワア行五段活用》 ①代金や給料などを渡す。「定期代・を・ はらう。」②取り除く。「服・に・ 付い・た・ 塵・を・ はらう。」「木・の・ 枝・を・ はらう。」

はらおび【腹帯】《名詞》 腹に当てる帯。「寝冷えせ・ん・よーに・ はらおび・を・ し・て・ 寝・なはれ。」

はらかけ【腹掛け】《名詞、動詞する》 胸や腹を覆って、背中で紐を結ぶ形の、小さな子どもが着る肌着。腹当て。「金太郎・の・よーな・ はらかけし・て・ かいらしー・なー。」

はらがすわる【腹が据わる】《動詞・ラ行五段活用》 落ち着いている。落ち着いて行動する。考えがしっかり定まって、他人の言葉などに動じない。「なかなか・ はらがすわっ・た・ 人・や。」

はらがたつ【腹が立つ】《動詞・タ行五段活用》 しゃくにさわる。「はらがたっ・た・さかい・ 手ー・が・ 出・ても・た。」

ばらける《動詞・カ行下一段活用》 まとまっていたものが、ばらばらになる。別々になって広がる。「紐・が・ ほどけ・て・ くくっ・とっ・た・ 細い・ 木ー・が・ ばらけ・ても・た。」「ここ・で・ 解散する・(と・) 言(ゆ)ー・たら・ 列・が・ ばらけ・た。」

はらごしらえ【腹ごしらえ】《名詞、動詞する》 何かをする前に食事をしておくこと。「歩き始める・ 前・に・ はらごしらえしょー・か。」

はらす【晴らす】《動詞・サ行五段活用》 晴れるようにさせる。「明日・は・ 運動会・や・から・ はらし・たい・なー。」

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2011年11月 3日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(801)

はやから【早から】《副詞》 早くも。もう。「さっき・ 来・た・ばっかり・や・のに・ はやから・ 帰る・ん・か。」「はやから・ 弁当・を・ 食い・よる・の・か。」「はやから・ 諦め・たら・ あか・ん・がな。」

はやくち【早口】《名詞》 ①ものの言い方が早いこと。「はやくち・で・ 喋る・さかい・ 何・ 言(ゆ)ー・とる・ん・や・ よー・ わから・ん。」②「はやくちことば【早口言葉】」のこと。

はやくちことば【早口言葉】《名詞》 発音しにくいような言葉や語句を選んで、それを早口で言う言葉遊び。◆小学生の頃に言っていた憶えがあるのは、「生米・生麦・生卵」「東京特許許可局」など。

はやさ【速さ】《名詞》 速い程度。乗り物などの速度。「この・ 船・の・ はやさ・は・ どれ・ぐらい・です・か。」「びっくりする・よーな・ はやさ・で・ 走っ・とる・ねん。」

はやざき【早咲き】《名詞》 花が、普通より早く咲くこと。「はやざき・の・ 梅・が・ 咲い・た。」

はやし【林】《名詞》 たくさんの木が集まって生えているところ。「道・は・ はやし・の・ 中・を・ 通っ・ていく。」

はやじに【早死に】《名詞、動詞する》 若いうちに死ぬこと。平均年齢よりかなり早く死ぬこと。「病気・で・ はやじにする。」

はやじまい【早仕舞】《名詞、動詞する》 いつもより早く、仕事や営業を終えること。「台風・が・ 近づい・とる・さかい・ はやじまいし・た。」

はやしらいす【ハヤシライス】《名詞》 トマト味のソースで、牛肉や野菜などを煮込んで、ご飯にかけた料理。「孫・は・ はやしらいす・が・ 好きや・ねん。」

はやす【生やす】《動詞・サ行五段活用》 ①生えるようにする。「種・を・ まい・て・ 朝顔・を・ はやす。」②生えたままにする。「髭・を・ はやし・た・ 男・の・ 人」「畑・に・ 草・を・ はやす。」

はやなる【早なる、速なる】《動詞・ラ行五段活用》 ①前になる。「お日ーさん・が・ 出る・の・が・ はや・なった。」②速度を増す。時間がかからなくなる。敏捷になる。「動作・が・ はやなっ・た。」〔⇒はよなる〕

はやね【早寝】《名詞、動詞する》 早く寝ること。「明日・は・ 遠足・や・さかい・ はやねし・なはれ・や。」

はやねはやおき【早寝早起き】《名詞、動詞する》 早く寝て、翌朝に早く起きること。「はやねはやおきし・たら・ 気持ち・が・ 良(え)ー・やろ。」

はやびき【早引き】《名詞、動詞する》 決められている時刻よりも早く、学校や勤め先などから帰ること。早退。「風邪・が・ 酷(ひど)・なっ・た・ので・ はやびきし・た。」

はやびる【早昼】《名詞》 早めの時刻に食べる昼食。「一時・に・ 始まる・そーや・さかい・ はやびる・ 食べ・て・ 出かけ・よー・か。」 

はやみち【早道】《名詞》 ①目的地に早く行ける道。近道。「駅・へ・ 行ける・ はやみち・が・ ある。」②簡単で便利な方法。「上手に・ 絵ー・が・ 描ける・よーに・ なる・ はやみち・を・ 教え・てください。」

はやめる【早める】《動詞・マ行下一段活用》 時期や時刻を早くする。「運動会・を・ 去年・より・ 一週間・ はやめ・た。」「去年・より・ はやめ・て・ 種・を・ まく。」

はやり【流行】《名詞》 はやっているものごと。「はやり・の・ 歌・を・ 歌う。」「今・ はやり・の・ 靴」

はやる【流行る】《動詞・ラ行五段活用》  ①繁盛する。「よー・ はやっ・とる・ 饂飩屋・を・ 知っ・とる・ねん。」②病気などが流行する。「麻疹(はしか)・が・ はやっ・とる・さかい・ 気ー・ つけ・や。」③世の中で盛んに行われる。「短い・ スカート・が・ はやっ・た・ こと・が・ ある。」

はよ〔はよー〕【早よ】《副詞》  早く。すぐに。「はよー・ 起き・なはれ。」「はよ・ おら・ん・よーに・ なり・やがれ。」「はよー・ 帰っ・てき・てほしー・ねん。」◆相手に向かって求める気持ちを表す。

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2011年11月 2日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(800)

はみだす【はみ出す】《動詞・サ行五段活用》 場所から出ている。「欄・から・ はみだし・て・ 字ー・を・ 書い・とる。」

はみでる【はみ出る】《動詞・ダ行下一段活用》 場所から出ている。「シャツ・の・ 裾・が・ はみで・とる。」

はむ【ハム】《名詞》 豚肉を塩漬けにして薫製にした食べ物。「歳暮・に・ はむ・を・ 贈る。」

はむかう【刃向かう】《動詞・ワア行五段活用》 強い者に向かっていく。「泥棒・に・ はむこー・たら・ 怪我させ・られる・さかい・ やめ・とき。」

はめ《名詞》 まむし。毒蛇。「山・の・中・で・は・ はめ・に・ 噛ま・れ・ん・よーに・ 気ー・ つけ・て・な。」

はめこむ【填め込む】《動詞・マ行五段活用》 ぴったりと入れる。「窓・に・ ガラス・を・ はめこむ。」〔⇒はげこむ〕

はめる【填める】《動詞・マ行下一段活用》 ①ぴったり入れる。「障子・を・ はめる。」②びったりと被せる。「グローブ・を・ はめる。」〔⇒はげる〕

はも【鱧】《名詞》 夏に獲れる、細長い魚。「はも・の・ 骨・を・ 切る。」

はもの【刃物】《名詞》 包丁などの、刃のついている道具。「はもの・は・ 子ども・の・ 目ー・の・ つか・ん・ ところ・に・ 置い・とき・よ。」◆「はもん」という発音にはならない。

はや【早】《副詞》 早くも。早いもので。既に。「震災・から・ はや・ 十五年・も・ たっ・た・ん・や・なー。」「その・ 本・ はや・ 百ページ・まで・ 読ん・だ・ん。」

はやあし【早足】《名詞》 速く歩くこと。足の速い人。「はやあし・で・ 行か・んと・ 間・に・ 合わ・へん。」「あんた・は・ はやあし・や・さかい・ ついていか・れ・へん。」

はやい【早い】《形容詞》 ①時刻が前である。「朝・ 起きる・の・が・ はやい。」②まだその時になっていない。「予定・より・も・ はよー・に・ 着い・た。」③他より先である。「みんな・より・も・ はよー・に・ 学校・へ・ 行く。」④時間が短い。「はよー・に・ 仕事・が・ 済ん・だ。」

はやい【速い】《形容詞》 ①動きが激しい。「心臓・が・ はやい。」②時間がかからない。速度がある。「飛行機・の・ 方・が・ はやい。」

ばやい【場合】《名詞》 折り。時。様子。事情。「どんな・ ばやい・でも・ 落ち着い・て・ 動き・なはれ。」〔⇒ばあい〕

はやいき【早行き】《名詞》 早生まれ。1月1日から4月1日までに生まれること。また、その人。「息子・は・ はやいき・で・ 一年生・に・ なっ・た。」◆数え年で言うと、小学校への入学が1歳早くなるということ。〔⇒はよいき、はやうまれ、はようまれ〕〔⇔おそいき、おそうまれ〕

はやいはなし【早い話】《副詞が》 簡単に言えば。結論を言えば。つまり。「はやいはなし・が・ あんた・は・ 行き・とー・ない・ん・や・なー。」

はやいめ【早いめ】《名詞、形容動詞》 すこし早いと思われる程度。「会場・に・は・ はやいめ・に・ 着く・よーに・ し・とき。」◆「はやめ」よりは、「はやいめ」と言う方が多い。

はやいめ【速いめ】《名詞、形容動詞》 すこし速いと思われる程度。「いつも・より・も・ はやいめ・に・ 走っ・た・けど・ やっぱり・ 電車・に・ 乗り遅れ・た。」◆「はやめ」よりは、「はやいめ」と言う方が多い。

はやいもんがち【速い者勝ち】《名詞、形容動詞》 何かを先にした者の方が利益を得ること。先に申し出た者が権利を確保すること。「はやいもんがち・に・ し・たら・ 喧嘩・に・ なっ・てまう・ぞ。」

はやうまれ【早生まれ】《名詞》 1月1日から4月1日までに生まれること、また、その人。

はやおき【早起き】《名詞、動詞する》 朝早く起きること。朝早く起きる人。「今日・は・ はやおきし・た・さかい・ 気持ち・が・ えー。」

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2011年11月 1日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(799)

ばばぶいぶい《名詞》 黄金虫で、色の薄いもの。〔⇒ばば〕

はば(を)きかす〔はば(お)きかす〕【幅を利かす】《動詞》 他の人を押しのけて、ものを言ったり、行動したりする。「課長・が・ はばをきかし・て・ 他・の・ 者(もん)・に・ 仕事・を・ させ・へん。」〔⇒はば(を)する〕

はば(を)する〔はば(お)する〕【幅をする】《動詞》 他の人を押しのけて、ものを言ったり、行動したりする。「兄貴・が・ はばし・て・ 弟・が・ 小(こも)ー・に・ なっ・とる。」〔⇒はば(を)きかす〕

はびこる【蔓延る】《動詞・ラ行五段活用》 ①木や草が茂って広がる。延び広がる。「雑草・が・ はびこっ・て・ 困る。」②よくない者が勢いを振るう。「怠け者・が・ はびこっ・たら・ あか・ん・がな。」

はぶく【省く】《動詞・カ行五段活用》 ①取り除く。「今回・は・ 私・の・ 名前・は・ はぶい・とっ・てんか。」②減らす。簡単にする。「手間・を・ はぶく。」

はぶたい【羽二重】《名詞》 薄く滑らかな絹織物。「はぶたい・を・ 着る。」〔⇒はぶたえ〕

はぶたえ【羽二重】《名詞》 薄く滑らかな絹織物。〔⇒はぶたい〕

はぶり【羽振り】《名詞》 人がそなえている、望ましい勢い。特に、金銭的に恵まれていること。「はぶり・の・ えー・ 人」

ばふんし【馬糞紙】《名詞》 ボール紙。特に粗悪な感じのボール紙。◆力を加えるとさくさくと砕けてしまいそうな感じのボール紙。馬の糞の色をしていることから名付けた。〔⇒ぼーるがみ〕

ばべ《名詞》 ①姥目樫の木。「ばべ・の・ 木ー・に・ 登る。」②姥目樫の木の実。「ばべ・で・ 独楽(ごま)・を・ こしらえる。」

はぼたん【葉牡丹】《名詞》 縮れた葉が牡丹の花のように見える、観賞用の草花。「正月・に・ はぼたん・を・ 植える。」

はほや【母親】《名詞》 女の親。「わしの・ はほや・は・ 九十・に・ なる・ねん。」〔⇒ははおや〕

はま【浜】《名詞》 ①海岸のあたり一帯。「はま・の・ ごみ拾(ひら)い・を・ する。」②海の水際に沿った砂浜。「はま・に・ 船・を・ 上(のぼ)す。」

はまぐり【蛤】《名詞》 海の砂にすむ二枚貝。

はまち《名詞》 鰤の、少し小さなもの。「沖・で・ 獲れ・た・ はまち」

はまぢしゃ〔はまじしゃ〕【浜苣】《名詞》 海岸の砂地に生える植物で、葉を食用とするもの。

はまて【浜手】《名詞》 ①海岸に近いところ。「はまて・は・ 工場・が・ 並(なろ)ん・どる。」②海岸に向かった方向。「駅・から・ はまて・に・ 歩い・ていく。」〔②⇒はまべ〕

はまべ【浜辺】《名詞》 海岸に近いところ。「はまべ・に・ 建っ・とる・ 家」〔⇒はまて〕

はまる【填る】《動詞・ラ行五段活用》 ①ぴったりと合って入る。「蓋・が・ ぴしゃんと・ はまる。」②穴などに落ち込む。「どーけ〔=野壺〕・に・ はまっ・て・ 臭い。」〔①⇒はがる〕

はみ《名詞》 餌。「鶏・に・ はみ・を・ 食わす。」「牛・の・ はみ代・が・ ぎょーさん・ かかる。」◆「はむ(食む)」という動詞は使わなくなっている。

はみがき《名詞、動詞する》 ①歯を磨くこと。「朝晩・に・ はみがきする。」②歯を磨くときに使う粉や、ペースト状のもの。「香り・の・ 良(え)ー・ はみがき」

はみがきこ【歯磨き粉】《名詞》 歯を磨くときに使う粉や、ペースト状のもの。「はみがきこ・を・ つけ・て・ 磨く。」◆現在では主流を占めるのはペースト状のもので、それも「はみがきこ」と言うが、本来は粉末のものが「はみがきこ」である。〔⇒はみがっこ〕

はみがっこ【歯磨き粉】《名詞》 歯を磨くときに使う粉や、ペースト状のもの。〔⇒はみがきこ〕

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