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2012年3月31日 (土)

【掲載記事の一覧】

 「明石日常生活語辞典」は二巡目の終わりが近づきました。5月下旬頃まで連載を続けて、それで一旦おしまいにします。およそ1000回の連載になります。
 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
   tachibana@actv.zaq.ne.jp
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫

◆明石日常生活語辞典 (1)~(950)~継続予定
    [2009年7月8日~2009年7月24日]
    [2009年8月1日~2009年8月9日]
    [2009年8月14日~2009年8月31日]
    [2009年9月11日~2009年12月28日]
    [2010年1月4日~2010年2月18日]
    [2010年3月11日~2012年3月31日]

◆『明石日常生活語辞典』写真版 (1)~(4)~継続予定
    [2010年9月10日~2011年9月13日]

◆言葉カメラ (1)~(385)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]
    [2008年9月25日~2008年9月29日]
    [2008年10月1日~2008年10月30日]
    [2008年11月1日~2008年11月11日]
    [2008年12月1日~2008年12月7日]
    [2008年12月16日~2008年12月30日]
    [2009年1月20日~2009年1月30日]
    [2009年2月9日~2009年2月15日]
    [2009年3月17日~2009年3月31日]
    [2009年5月1日~2009年5月17日]
    [2009年5月27日~2009年5月31日]
    [2009年7月1日~2009年7月7日]
    [2009年7月25日~2009年7月31日]
    [2009年8月10日~2009年8月13日]
    [2009年12月29日~2009年12月30日]
    [2010年2月19日~2010年3月10日]

◆地名のウフフ (1)~(4)~継続予定
    [2012年1月1日~2012年1月4日]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)~継続予定
    [2009年9月1日~2009年9月10日]

◆テクのろヂイ (1)~(40)~継続予定
    [2009年1月11日~2009年1月19日]
    [2009年2月1日~2009年2月8日]
    [2009年3月1日~2009年3月15日]
    [2009年6月23日~2009年6月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]
    [2009年6月1日/2009年6月4日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆足下の観光案内 (1)~(12)~継続予定
    [2008年11月14日~2008年11月25日]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)~継続予定
    [2009年5月18日~2009年5月26日]
    [2009年6月1日~2009年6月22日]

◆写真特集・さくら (1)~(71)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]
    [2009年4月1日~2009年5月8日]

◆写真特集・うめ (1)~(42)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]
    [2009年2月16日~2009年2月27日]
    [2009年3月1日~2009年3月16日]

◆写真特集・きく (1)~(5)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]
    [2008年11月12日~2008年11月13日]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]
    [2008年11月26日~2008年11月29日]
    [2008年12月8日~2008年12月15日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)~継続予定
    [2009年1月1日~2009年1月10日]
    [2010年1月1日~2010年1月3日]

◆辰の絵馬 (1)~継続予定
    [2012年1月1日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆朔日・名寸隅 (1)~(19)
    [2009年12月1日]
    [2010年1月1日]
    [2010年2月1日]
    [2010年3月1日]
    [2010年4月1日]
    [2010年5月1日]
    [2010年6月1日]
    [2010年7月1日]
    [2010年8月1日]
    [2010年9月1日]
    [2010年10月1日]
    [2010年11月1日]
    [2010年12月1日]
    [2011年1月1日]
    [2011年2月1日]
    [2011年3月1日]
    [2011年4月1日]
    [2011年5月1日]
    [2011年6月1日]

◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日~2008年9月24日]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42)
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

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明石日常生活語辞典〔四稿〕(950)【や】

や《副助詞》 ①ものごとを並べて言うときに使う言葉。「大きい・の・や・ 小さい・の・や・ いろいろ・ 並ん・どる。」「饅頭・や・ 煎餅・や・ いっぱい・ 食べ・たい・ もの・が・ ある。」②疑問の意味を表す言葉。「行く・や・ 行か・ん・や・ わから・へん。」〔⇒やら〕

や《終助詞》 ①呼びかけたり念を押したりするときに使う言葉。「もー・ そろそろ・ いの・い・や。」「そんな・ こと・を・ せ・んとき・や。」「まー・ よー・ 聞け・や。」②相手に強く迫るような気持ちを表す言葉。「もー・ やめ・なはれ・や。」〔⇒よ、やい〕

や《助動詞》 ①断定する(言い切る)気持ちを表す言葉。「そんな・ こと・ 嘘・や。」②疑問の気持ちを表す言葉。「誰・が・ めん・だ・ん・や。」「誰・や・はん・が・ 来・た。」◆だすやろ→だっしゃろ、ですやろ→でっしゃろ、というように発音が融合することが多い。〔②⇒か〕

や【屋】《接尾語》 ①職業を表す。その職業に就いていることを表す。「あの・ 人・は・ 魚-や・を・ やっ・とる・ねん。」「クリーニング-や・の・ 隣・に・ 公園・が・ ある。」②店の名に添える言葉。「木村-や・の・ 明石焼き」③そのような性質をそなえた人であることを表す。「のんびり-や」「嬉しがり-や」

や〔やー〕【矢】《名詞》 弓のつるにつがえて射るもの。「扇・の・ 的・に・ やー・が・ 当たる。」

や〔やー〕【八】《名詞》 ものの数。やっつ。はち。◆「や」だけを単独で使うことは少ない。「ひー、ふー、みー、よー、いつ、むー、なな、やー、ここ、とー。」

やあ〔やー〕《感動詞》 相手に呼びかけたり、応答したりするときに使う言葉。「やー・ こんにちは。」

やあさん〔やーさん〕《名詞》 やくざ者。「やーさん・に・は・ 相手・に・ なら・んとき。」
やあれこ やあれこ いっさんじゃい〔やーれこ やーれこ いっさんじゃー〕《囃し言葉》 秋祭りの時に、だんじりを引っ張るときの言葉。また、太鼓を叩くときの聞きなし音。

やい《助詞》 ①呼びかけたり念を押したりするときに使う言葉。「わし・は・ そない・ 思う・ねん・やい。」②相手に強く迫るような気持ちを表す言葉。「早(は)よ・ せ・ん・かい・やい。」「そろそろ・ 行け・やい。」「何・(を・) 考え・とる・ん・やい。」〔⇒や、よ〕

やい【合い】《接尾語》 相手や周りの人と競う状態になることを表す言葉。「言い-やい・に・ なっ・ても・た。」「試合・は・ 点・の・ 取り-やい・に・ なっ・た。」「走り-やい」〔⇒やいこ、やいっこ〕

やいこ【合いこ】《接尾語》 相手や周りの人と競う状態になることを表す言葉。「走りやいこ」「言いやいこ」〔⇒やい、やいっこ〕

やいこしい〔やいこしー〕《形容詞》 ①込み入ってわかりにくい。複雑である。「この・駅・は・ やいこしー・て・ 何遍・ 来・ても・ 迷ー・てまう。」②解決の見込みが立たない。「あの・ 二人・は・ いざこざ・が・ あっ・て・ やいこしー・ こと・に・ なっ・とる・ねん。」③難しい。解くのが困難である。「やいこしー・ 問題・や・さかい・ いっこも・ わから・へん。」〔⇒ややこしい〕

やいこらやいこら《副詞と》 一つのことについてうるさく言う様子。しつこく催促したり命じたりして、相手に迫るような様子。細部に至るまであれこれと指図をする様子。急き立てて言う様子。「やいこらやいこら・ 指図さ・れ・て・ 困っ・とる・ん・や。」〔⇒やいやい、やいのやいの、やいこらやいこら〕

やいと《名詞、動詞する》  灸。「やいと・を・ すえる。」「ごんた・ばっかり・ し・よっ・たら・ やいとする・ぞー。」

やいのやいの《副詞と》 一つのことについてうるさく言う様子。しつこく催促したり命じたりして、相手に迫るような様子。細部に至るまであれこれと指図をする様子。急き立てて言う様子。「誰・でも・ やいのやいのと・ 言わ・れ・たら・ 腹・が・ 立つ・がな。」〔⇒やいこらやいこら、やんやん、やいやい〕

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2012年3月30日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(949)

もんくいい〔もんくいー〕【文句言い】《名詞》 不平・不満などをよく口にする者。意見をまくし立てる者。「もんくいー・が・ 一人・ おっ・たら・ 寄り合い・が・ もめ・て・ かなわ・ん。」〔⇒もんくたれ、もんくたたき、もんくぬかし〕

もんくたたき【文句叩き】《名詞》 不平・不満などをよく口にする者。意見をまくし立てる者。「もんくたたき・が・ また・ 何ぞ・ 言い出す・の・と・ ちゃう・か。」〔⇒もんくいい、もんくたれ、もんくぬかし〕

もんくたれ【文句垂れ】《名詞》 不平・不満などをよく口にする者。意見をまくし立てる者。「もんくたれ・が・ ごちゃごちゃ・ ぬかし・やがっ・た。」〔⇒もんくいい、もんくたたき、もんくぬかし〕

もんくぬかし【文句ぬかし】《名詞》 不平・不満などをよく口にする者。意見をまくし立てる者。「あの・ もんくぬかし・が・ 何か・ 言いたそーに・ し・とる。」〔⇒もんくいい、もんくたれ、もんくたたき〕

もんく(を)たたく〔もんく(お)たたく〕《動詞・カ行五段活用》 口答えする。理屈を述べ立てる。「新入り・の・くせに・ もんくたたき・やがる。」◆「もんくばっかりたたく」のようになることもある。

もんしろちょう〔もんしろちょー〕【紋白蝶】《名詞》 白い羽に黒い斑点のある蝶。「菜の花・に・ もんしろちょー・が・ 止まっ・とる。」

もんだい【問題】《名詞》 ①答えを出させるために尋ねることがら。「今日・の・ 試験・の・ もんだい・は・ 難しかっ・た。」②面倒な事柄。課題を含んだ事柄。「廃品回収・の・ もんだい」

もんちゃく【悶着】《名詞》 争い。もめごと。「あいつ・が・ もんちゃく・を・ 起こし・やがっ・た・ん・や。」「一もんちゃく・が・ あっ・て・ 後・で・ 落ち着い・た。」

もんつき【紋付き】《名詞》 家の紋がついている、正式の場で着る和服。「もんつき・を・ 着・て・ 式・に・ 出る。」「もんつき・と・ 袴」

もんどり【戻り】《名詞》 釣り針の先にあるかかり。返し。〔⇒もどり〕

もんなし【文無し】《名詞》 お金を持っていない人。蓄えのない人。「火事・が・ いっ・て・ もんなし・に・ なっ・ても・た。」

もんの《接続助詞》 何かをするのにかかわらず、うまくいかないという意味を表す言葉。…したけれど。「説明・の・ 文章・を・ 読ん・でみ・た・もんの・ 意味・が・ わから・へん。」

もんばん【門番】《名詞》 門を守る人。施設や会社などの門にいて、出入りの見張りなどをする人。「入ろ・う・と・ し・たら・ もんばん・の・ 人・に・ 呼び止め・られ・た。」〔⇒もんえい〕

もんぺ《名詞》 女の人がはく、裾の狭くなったズボンのような形の衣服。「戦時中・は・ もんぺ・を・ 履い・とっ・た。」

もんめ【匁】《名詞》 一貫の千分の一の重さ。◆実際の重さを表すときには、「五百め」のように「め」を使う。

もんやけど《接続助詞》 そうではあるが。「知っ・とる・もんやけど・ ちょっと・ ど忘れし・た。」

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2012年3月29日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(948)

もり【森】《名詞》 木がたくさん茂っているところ。「木・を・ 伐ら・ん・さかい・ 大けな・ もり・に・ なっ・ても・とる。」

もり【銛】《名詞》 魚などを突き刺して獲る道具。「海・に・ 潜っ・て・ もり・で・ 魚・を・ 突く。」

もりあがる【盛り上がる】《動詞・ラ行五段活用》 中から膨らんで高くなる。「波・が・ もりあがっ・て・ 打ち寄せ・てくる。」「カバン・が・ ほんぽこに・ もりあがっ・とる。」

もりもり《副詞と》 旺盛な食欲で、どんどん食べる様子。「どんぶり・を・ 三杯・も・ もりもり・ 食(く)ー・た。」

もる【盛る】《動詞・ラ行五段活用》 ①高く積む。「畝(うね)・に・ 土・を・ もる。」②器にいっぱい入れる。「ご飯・を・ 山・の・よーに・ もる。」

もれる【漏れる】《動詞・ラ行下一段活用》 液体・気体・光などが、小さな隙間から外に出る。「水道管・に・ ひび・が・ 入っ・て・ 水・が・ もれ・とっ・た。」「明かり・が・ もれる。」

もろい【脆い】《形容詞》 ①こわれやすい。欠けやすい。「刃ー・の・ もろい・ 包丁」②固さや粘り気がない。「もろい・ 土・や・さかい・ 雨・が・ 降っ・たら・ じっきに・ 崩れ・てまう。」

もろもろ《形容動詞、動詞する》 ①中に入っているものが十分に溶けきらないで、濁った状態である様子。あるいは、濁りなどが生じている様子。「酒・が・ もろもろに・ なっ・とる・さかい・ 飲ん・だら・ あか・ん。」②中に入れたものが十分に溶けきらないで残っている様子。「メリケン粉・が・ もろもろで・ ままこ・に・ なっ・ても・とる。」

もん【者】《名詞》 人。人間。「えらい・ 出しゃばっ・て・ もの・を・ 言ー・ もん・が・ おる。」

もん【物】《名詞》  物体。品物。「そんな・ もん・ どこ・へ・ 行っ・た・か・ わから・へん。」

もん【門】《名詞》 家や屋敷の出入り口。それを示す柱や建物。「大けな・ もん・の・ ある・ 家」

もん【文】《名詞》 靴や足袋などの大きさの単位。「十もん半(ともんはん)・の・ 靴・を・ 履く。」

もん【紋】《名詞》 ①代々伝えられている、家のしるし。「紋付き・に・ つい・とる・ もん」②円い模様。同心円となっている模様。「石・を・ 放っ・たら・ 池・に・ もん・が・ でける。」
もん《接続助詞、終助詞》 理由を表したり、詠嘆的な気持ちを表したりするときに使う言葉。だから。「わし・が・ 知ら・ん・もん・ 教え・たら・れ・へん。」「そやかて・ わし・は・ 知ら・ん・の・や・もん。」

もん【者】《接尾語》  人を表す言葉。「慌て-もん」

もん【物】《接尾語》  「頼ま・れ・もん・を・ 届ける。」「拾い-もん」「彫り-もん」「漬け-もん」「置き-もん」「読み-もん」「調べ-もん」「入れ-もん」「化け-もん」「縫い-もん」

もんえい〔もんえー、もんえ〕【門衛】《名詞》 施設や会社などの門にいて、出入りの見張りなどをする人。「もんえー・の・ 人・に・ 呼び止めら・れ・た。」〔⇒もんばん、しゅえい〕

もんかい《助詞》 強く打ち消す気持ちを表す言葉。「そないに・ 文句・ 言(ゆ)ー・ん・やっ・たら・ こんな・ 仕事・ し・たる・もんかい。」「行か・ん・と・ 言(ゆ)ー・たら・ 絶対に・ 行く・もんかい。」

もんく【文句】《名詞》 ①文章などの中の短い言葉。「歌・の・ もんく・を・ 忘れ・ても・た。」②言い分。不平。不満。「もんく・ばっかり・ 並べ・やがっ・て・ 腹・が・ 立つ。」

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2012年3月28日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(947)

もめん【木綿】《名詞》 ①綿の実からとれる繊維。②木綿糸。「もめん・の・ 針」③木綿で織った布。「もめん・の・ シーツ」④木綿ごしの豆腐。「絹ごし・より・ もめん・が・ 好きや。」

もめんいと【木綿糸】《名詞》 綿の実からとれる繊維で作った糸。「もめんいと・を・ 通す・ 針」

もめんごし【木綿漉し】《名詞》 きめのやや粗い豆腐。◆「きぬごし」に対する言葉。〔⇒もめん〕

もめんばり【木綿針】《名詞》 木綿糸を通すために、針穴がやや大きい針。
もも【桃】《名詞》 ①薄赤い花が咲き、甘くて種の大きな実がなる果樹。「庭・で・ もも・が・ 咲い・とる。」②桃の木に実った果実。「岡山・の・ もも」③薄い赤色。ピンク。〔③⇒ももいろ〕

もも【腿】《名詞》 足の膝から上の、腰までの部分。「走り過ぎ・て・ もも・が・ 痛(いと)ー・ なっ・た。」

ももいろ【桃色】《名詞》 薄い赤色。ピンク。「ももいろ・の・ チューリップ・の・ 花」〔⇒もも〕

ももける《動詞》  毛織物や編み物や紙などが、こすれて毛羽立つ。「手袋・が・ こすれ・て・ ももけ・た。」

もや【靄】《名詞》 水蒸気が小さな水滴となって、空中に漂っているもの。「もや・が・ 出・て・ 遠い・ とこ・が・ 見え・へん。」

もやし《名詞》 大豆や麦などの種を発芽させて、食用とするもの。「中華そば・に・ もやし・が・ 入っ・とる。」

もやす【燃やす】《動詞・サ行五段活用》 火を付けて、炎を出させる。「庭・で・ 落ち葉・を・ もやす。」〔⇒やく〕

もやもや《名詞、副詞と、動詞する》 ①見えるものが、ぼんやりとしている様子。煙や湯気が立ちこめている様子。「もやもやし・て・ よー・ 見え・へん。」②気持ちが、すっきりしない様子。「気持ち・の・ もやもや・が・ おさまら・へん。」③記憶や考えなどがあいまいである様子。「十年前・の・ こと・や・さかい・ もやもやし・て・ よー・ 憶え・とら・ん。」

もやる【靄る】《動詞・ラ行五段活用》 水蒸気が小さな水滴となって、空中に漂っている。「今朝・は・ だいぶ・ もやっ・とる。」

もよう〔もよー〕【模様】《名詞》 ①飾りになる形や絵。「もよー・の・ 付い・た・ 箱」②様子。有り様。「明日・の・ 空-もよー」

もよおし〔もよーし〕【催し】《名詞》 行事などの計画。行事そのもの。「市民会館・で・ もよーし・が・ ある。」

もよおす〔もよーす〕【催す・サ行五段活用】《動詞》 会などを開く。「踊り・の・ 会・を・ もよーし・ます。」

もらいどく【貰い得】《名詞》 ものを貰いながら、返礼などをしないで済ませてしまうこと。「これ・を・ 受け取っ・てくれ・なんだら・ 私・の・ もらいどく・に・ なっ・てまう・がな。」

もらいなき【貰い泣き】《名詞、動詞する》 泣いている人に同情して、一緒に泣くこと。「葬式・で・ もらいなき・を・ し・た。」

もらう【貰う】《動詞・ワア行五段活用》 ①人からものを受け取る。「誕生日・に・ 贈り物・を・ もろ・た。」「えーもん・ もー・た。」②嫁入りをしてもらう。嫁取りをする。「嫁はん・は・ 姫路・から・ もろ・た。」

もらす【漏らす】《動詞・サ行五段活用》 ①外に漏れるようにする。こぼす。「まだ・ はっきり・ 決まっ・とら・へん・さかい・ 他・の・ 人・に・は・ もらさ・ん・よーに・ し・て・な。」②抜かしたり落としたりする。「名簿・から・ もらし・とっ・て・ すんまへん。」

もり〔もーり〕【守】《名詞、動詞する》 ①子どもの世話をすること。「妹・の・ もり・を・ する。」「ちょっと・の・ 間・ もりし・とっ・てくれ・へん・か。」「子-もり」②子どもの世話をする人。「もり・を・ 一人・ 雇う。」

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2012年3月27日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(946)

ものほしざお【物干し竿】《名詞》 洗濯物を吊したり掛けたりして乾かすための道具。〔⇒ほしざお〕

ものまね【物真似】《名詞、動詞する》 人や動物などの身振りや声などを真似ること。また、その芸。「猿・の・ ものまね・を・ する。」

ものもち【物持ち】《名詞、形容動詞や・です》 ①お金や物をたくさん持っている人。「ものもち・で・ 着物・を・ いっぱい・ 持っ・とる・ 人」②物を大事にいつまでも持っていること。「ものもち・の・ えー・ 人」

ものわかり【物わかり】《名詞》 ものごとのわけがわかること。ものの道理を理解できること。「ものわかり・が・ 良(え)ー・ 人」

ものわすれ【物忘れ】《名詞、動詞する》 ものごとを忘れやすいこと。ものごとを忘れてしまうこと。「このごろ・は・ よー・ ものわすれ・を・ し・て・ 人・に・ 笑わ・れる・ねん。」

ものわらい【物笑い】《名詞》 周りの者にばかにされ、笑われること。「近所・の・ ものわらい」

もはん【模範】《名詞》 正しいもの。見習うべきもの。「子どもたち・の・ もはん・に・ なる。」

もひとつ【も一つ】《形容動詞》 今一歩という様子。満足できない様子。足りない様子。「今年・の・ 米・は・ もひとつや。」「前・の・ 市長・は・ もひとつやっ・た・なー。」〔⇒もっとつ、もうひとつ、もしとつ、もうしとつ〕

もふく【喪服】《名詞》 葬式や法事に着る、黒い色の衣服。「葬式・に・ もふく・を・ 着る。」

もみ【籾】《名詞》 ①稲から採ったままの、殻のついた米。②米の籾の外側の殻。「庭・で・ もみ・を・ 燃やす。」

もみ【樅】《名詞》 針のような細長い緑の葉をつけている木。「クリスマスツリー・は・ もみ・の・ 木ー・や。」

もみ【揉み】《名詞》 指で押さえたりつまんだりすること。「肩もみ・ し・て・くれ・へん・か。」

もみあう【揉み合う】《動詞》 入れ乱れて押し合ったりする。「狭い・ 入口・で・ もみあう。」

もみがら【籾殻】《名詞》 米の籾の外側の殻。〔⇒もみぬか〕

もみくちゃ【揉みくちゃ】《形容動詞や・です》 ①人の間に挟まれて、思うように動けないようになっている様子。人波の中で押し流されるしかない様子。「朝・の・ 満員電車・で・ もみくちゃに・ なっ・た。」②押されたりつままれたりして、しわになっている様子。「ポケット・の・ 中・で・ もみくちゃに・ なっ・とる・ 千円札・を・ 見つけ・た。」

もみじ【紅葉】《名詞》 ①秋の終わりに、木の葉の色が赤や黄色に変わること。また、赤や黄色に変わった葉。「有馬・へ・ もみじ・を・ 見・に・ 行く。」②楓。

もみじ《名詞》 小麦の外皮。〔⇒ふすま〕

もみない《形容詞》 ①味が良くない。「今日・の・ ご飯・は・ もみない。」②味が薄い。③味を感じることができない。「風邪・ ひー・て・ 食べもん・が・ もみない・ねん。」◆ほとんど聞くことがなくなった言葉であるが、「まずい」では言い表せない語感も持っている言葉である。特に、③の意味……〔⇒あじない、うもうない、うまくない、うまない、みずくさい〕

もみぬか【籾糠】《名詞》 米の籾の外側の殻。〔⇒もみがら〕

もむ【揉む】《動詞・マ行五段活用》 ①両手を擦り合わせる。「両手・を・ もむ。」②両手に挟んでこする。「菜っ葉・を・ もん・で・ 漬ける。」「もん・で・ 紙縒(こより)・を・ 作る。」「紙縒・を・ もむ。」③指で押さえたりつまんだりする。「もぐさ・を・ もん・で・ 火ー・ つける。」④心配する。「あんた・の・ こと・を・ 気ー・ もん・どっ・てん。」

もめごと【もめ事】《名詞》 争いごと。ごたごた。「近所・と・ もめごと・が・ 起き・ん・よーに・ し・なはれ。」

もめる【揉める】《動詞・マ行下一段活用》 ①争いが起こる。決着がつかない。「寄り合い・が・ もめ・て・ なかなか・ 決まら・へん。」②気がかりで、気持ちが落ち着かない。「気・が・ もめる。」

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2012年3月26日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(945)

もぬけのから【もぬけの殻】《名詞、形容動詞や・です》 人がいなくて、からっぽになっていること。「夜逃げし・て・ もぬけのからに・ なる。」

もの【者】《名詞》 人。人間。「わし・みたいな・ もの・で・も・ 行っ・て・ 良(え)ー・ん・かいな。」◆自分のことを指す場合は、「ひと」は使いにくく、「もの」「もん」になることが多い。〔⇒もん〕 

もの【物】《名詞》  ①物体。品物。「もの・を・ 大事に・ せ・な・ あかん。」②言葉。「会(お)ー・ても・ もの・も・ 言わ・へん。」〔⇒もん〕

もの《名詞》 皮膚にできる腫れ物。おでき。「もの・が・ でけ・ても・ かい・たら・ あか・ん。」〔⇒できもん、でけもん〕

ものいり【物要り】《名詞、形容動詞や・です》 ①お金がかかること。出費が多いこと。「娘・が・ おっ・たら・ 何・かと・ ものいりや・なー。」「双子・や・さかい・ ものいり・や。」②普段とは異なる出費。「今年・は・ 祭り・の・ 当番・で・ なんやかや・ ものいりな・ こと・や。」

ものいわず【もの言わず】《名詞》 寡黙な人。無口な人。「息子・は・ ものいわず・で・ 愛想(あいそ)・が・ ない・ねん。」

ものうり【物売り】《名詞》 商品を持ち歩いて売ること。行商。「昔・の・ ものうり・は・ 押し売り・は・ せ・なんだ。」

ものおき【物置】《名詞》 あまり使わない物などをしまっておく所。「段ボール・の・ 箱・を・ ものおき・に・ 置い・とく。」

ものおと【物音】《名詞》 何かの音。物の音。「夜中・に・ ものおと・が・ し・て・ びっくりし・た。」

ものおぼえ【物覚え】《名詞》 ものごとをよく記憶すること。また、よく記憶していること。「ものおぼえ・が・ 悪ー・て・ 物忘れ・が・ ひどなっ・た。」

ものごころつく【物心つく】《動詞・カ行五段活用》 成長して世の中のことがわかるようになる。記憶が痕跡をとどめるような年齢になる。「ものごころつい・た・ 時・に・は・ 海・で・ 遊ん・どっ・た。」

ものごっつい《形容詞》 ①びっくりするほど大きい。「ものごっつい・ 船」②他のものとずいぶん違っている。「阪神大震災・の・ 地震・は・ ものごっつい・ もん・やった。」

ものごと【物事】《名詞》 物や事。いろいろな事柄。「準備・を・ しっかり・ せ・んと・ ものごと・は・ うまく・ いか・へん。」

ものさし【物差し】《名詞》 長さを測ったり、直線を引いたりするするときに使う道具。「三十センチ・の・ ものさし・で・ 頭・を・ たたか・れ・た。」〔⇒さし、じょうぎ、せんひき〕

ものずき【物好き】《名詞、形容動詞や・です》 変わったことをしたり、見たりするのが好きなこと。また、そのような人。「世の中・に・は・ ものずきな・ 人・が・ いっぱい・ おる。」
ものすごい《形容詞》 ①びっくりするほど、たいへんである。「ものすごい・ 速さ・で・ 走る。」②他のものとずいぶん違っている。「ものすごい・ 顔・を・ し・て・ 怒っ・とる。」〔⇒ものごっつい〕

ものたりん【もの足りん】《形容詞》 なんとなく満足できない。「今日・の・ 映画・は・ ものたりんかっ・た。」◆「ものたりんかっ・た」のようになるので形容詞として扱うが、終止形は他の形容詞と異なる。

ものでき《名詞》 皮膚にしばしば腫れ物ができる人。「子ども・の・ 頃・は・ ものでき・やっ・てん。」〔⇒ものでけ〕

ものでけ《名詞》 皮膚にしばしば腫れ物ができる人。「ものでけ・や・さかい・ いっつも・ 顔・が・ 腫れ・とる。」〔⇒ものでき〕

ものになる《動詞・ラ行五段活用》 一人前に成長する。「あんな・ 仕事・の・ 仕方・やっ・たら・ ものになら・ん・なー。」

ものほし【物干し】《名詞》 ①洗濯物を乾かす道具。「ものほし・の・ 竿・を・ 買い替える。」②洗濯物を乾かす場所。「うち・は・ 二階・の・ ベランダ・を・ ものほし・に・ し・とる。」

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2012年3月25日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(944)

もてあます【持て余す】《動詞・サ行五段活用》 始末するのに困る。取り扱いに困る。相手とつきあうのに骨が折れる。「時間・が・ ありすぎ・て・ もてあまし・ても・た。」「手・に・ おえ・ん・ やんちゃぼーず・を・ もてあます。」

もていく【持て行く】《動詞・カ行五段活用》 何かを持って、どこかへ行く。「墓・へ・ 花・を・ もていっ・てん。」 

もてくる【持て来る】《動詞・カ行変格活用》 何かを持って、どこかから来る。「家・から・ 何・を・ もてき・た・ん・や。」

もてる【持てる】《動詞・タ行下一段活用》 多くの人の間で人気がある。異性にもてはやされる。「声・が・ 良(よ)ー・て・ みんな・に・ もてる。」「女・の・ 人・に・ もてる・ 顔つき・や。」

もと【本】《名詞》 中心。根元。「ここ・を・ もと・に・ し・て・ 広がっ・ていく。」

もと【元】《名詞》 ①起こり。始まり。原因。「火・の・ もと・に・ 気・を・ つける。」②原料。「醤油・の・ もと・は・ 豆・や。」③元手。資本。「あの・ 商売・は・ もと・が・ ぎょうさん・ 要る。」④昔。以前。「もと・は・ 魚屋・を・ し・とっ・た。」

もとい《感動詞》 しまった、間違えた、という気持ちを表して、発言を取り消そうとするときに言う言葉。◆間違ったことを言ったすぐ後でなければ、この言葉を発する意味が失せる。「もとい。言い直し・ます。」

もどかしい〔もどかしー〕《形容詞》 思うようにならないで、いらいらする。じれったい。はがゆい。「お前・に・ やらし・とい・たら・ もどかしー・て・ かなわ・ん・さかい・ わし・が・ する。」

もどす【戻す】《動詞・サ行五段活用》 ①元に返す。元の状態に復元する。「スコップ・を・ もと・ あっ・た・ 所・へ・ もどす。」②液体を水で薄める。「濃縮ジュース・を・ もどし・て・ 飲む。」③水を使ってやわらかくする。「寒天・を・ 水・で・ もどす。」〔①⇒かえす、かやす〕〔②⇒みずをまわす〕

もどってくる【戻ってくる】《動詞・カ行変格活用》 元に帰る。出発したところへ帰還する。「スペースシャトル・が・ もどってき・た。」「ランナー・が・ 本塁・へ・ もどってくる。」「学校・から・ もどってくる。」〔⇒もどる、もおる、もおってくる、かえってくる〕

もとどおり〔もとどーり〕【元通り】《名詞》 以前と同じ様子。「破れ・た・ ところ・を・ もとどーり・に・ 直し・て・ 返す。」

もとのもくあみ【元の黙阿弥】《名詞》 一時盛んになったものが、また元のようになってしまう状態。以前と同じ状態。元に戻った状態。「途中・は・ 勝っ・とっ・てん・けど・ 最後・は・ もとのもくあみ・に・ なっ・た・」

もともと【元々】《名詞、形容動詞や・です》 初めと変わらないこと。損得のないこと。「三振し・ても・ もともとや・とゆー・ 気持ち・で・ 思い切っ・て・ 打て。」「あか・なんでも・ もともとです。」

もともと【元々】《副詞、形容動詞や・です》 もとから。初めから。元来。「もともと し・とー・なかっ・てん。」

もどり【戻り】《名詞》 釣り針の先にあるかかり。「竿・の・ 先・の・ もどり・で・ 手ー・を・ ひっかけ・た。」〔⇒もんどり〕

もどる【戻る】《動詞・ラ行五段活用》 ①元の場所に帰る。優劣などがなくなる。「ホームラン・を・ 打た・れ・て・ 試合・は・ ふりだし・に・ もどっ・た。」②自宅に帰る。「酒・ 飲ん・で・ 酔ー・て・ 夜中・に・ もどっ・てき・た。」③元の状態に帰る。「三月・に・ なっ・た・のに・ 冬・の・ 寒さ・に・ もどっ・てしも・た。」〔⇒もおる〕

もと(を)とる〔もと(お)とる〕【元(を)取る】《動詞・ラ行五段活用》 出資した額以上のものを手に入れる。払った金額以上のものを得る。「バイキング・で・ いっぱい・ 食(く)ー・て・ もとをとっ・た。」

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2012年3月24日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(943)

もったいない【勿体ない】《形容詞》 ①使えるものが捨てられたり、使う価値のあるものが疎んじられたりして、惜しい。「ご飯粒・を・ こぼし・て・ もったいない・や・ないか。」「時間・を・ 無駄・に・ し・て・ もったいない・ こと・を・ し・た。」②おそれ多い。ありがたい。「そないに・ 褒めら・れ・て・ もったいない・ こと・です。」

もったいぶる【勿体ぶる】《動詞・ラ行五段活用》 わざと重々しい態度をとる。意味ありげな言動をする。持っているものを、人になかなか渡そうとしない。「もったいぶっ・た・ 言ー方・を・ せ・んとい・てんか。」「もったいぶら・んと・ ちょっと・ 見せ・てんか。」〔⇒もったいつける〕

もっちゃそび【持っ遊び】《名詞、動詞する》 ①物をいじくりまわすこと。弄び。「食べ物・を・ もっちゃそび・に・ し・たら・ あき・まへん。」「筆箱・を・ もっちゃそびし・て・ めん・でも・た。」②手に持って慰みとするもの。玩具。物をいじくりまわして、おもちゃにすること。「赤ん坊・の・ もっちゃそび・を・ 買(こ)ー・てくる。」

もっちゃり《副詞と、動詞する》 動作や作品などがあか抜けしていない様子。野暮ったく見映えがしない様子。「もっちゃりし・た・ 話し方・を・ する・ 人・や・なー。」〔⇒もっさり〕

もっちり《副詞と、動詞する》 食べ物に粘り気がある様子。餅のような粘りがある様子。「もっしりし・て・ おいしー・ ご飯・や・なー。」

もって《助詞》  …しながら。…しつつ。◆二つの動作が並行して行われることを表す。「歩き・もって・ パン・を・ 食べ・たら・ あか・ん・ぞ。」「読み・もって・ 考える。」「泣き・もって・ 怒ら・れ・とる。」

もってこい《形容動詞や・です》 最も適している。うってつけである。ちょうど似合っている。「司会・やっ・たら・ あいつ・に・ し・てもー・たら・ もってこいなん・や。」

もっと《副詞》 それ以上。さらに。いっそう。「もっと・ おやつ・ ちょーだい。」「もっと・ 西・の・ 方・に・ ある・ 家」「もっと・ もっと・ 元気・を・ 出し・て・ 歩け。」

もっとも《形容動詞》 理屈に合っている様子。当然。「あんた・の・ 言(ゆ)ー・ こと・は・ もっともや・けど・ みんな・が・ 賛成し・てくれる・と・は・ 限ら・へん・よ。」

もっともらしい〔もっともらしー〕《形容詞》 いかにも理屈に合っているように見える。「もっともらしー・ 言い方・を・ する・ 人・や。」

もっとらしい〔もっとらしー〕《形容詞》 もう少しそれらしい。ましである。きちんと整っている。格が高い。「もっとらしー・ 話・を・ せ・なんだら・ みんな・が・ 笑う・ぞ。」「言い逃れする・ん・やっ・たら・ もっとらしー・ 嘘・を・ つき・なはれ。」

もっぺん《名詞、副詞》 もう一度。「何・ 言(ゆ)ー・とん・ねや、もっぺん・ 言ー・てみー。」◆「もういっぺん(一遍)」の発音が融合したもの。

もつらかす【縺らかす】《動詞・サ行五段活用》 ①(わざとではなくても、)からみついて、ほどけなくしてしまう。「釣り道具・を・ さわっ・とっ・て・ もつらかし・ても・た。」②思うように動かなくしてしまう。「話・を・ もつらかし・たら・ あか・ん・やない・か。」〔⇒もつらす〕

もつらす【縺らす】《動詞・サ行五段活用》 ①(わざとではなくても、)からみついて、ほどけなくしてしまう。「二本・の・ 竿・を・ もつらし・た。」②思うように動かなくしてしまう。〔⇒もつらかす〕

もつれる【縺れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①からみついて、ほどけなくなる。「糸・が・ もつれ・ても・て・ ほどけ・へん。」②思うように動かなくなる。「足・が・ もつれ・て・ ひょろけ・そーで・ 歩かれ・へん・ねん。」「舌・が・ もつれ・て・ 言いにくい。」

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2012年3月23日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(942)

もちあげる【持ち上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①持って、上に上げる。「重たい・ もの・を・ もちあげる・ とき・に・は・ ぎっくり腰・に・ 気・を・ つけ・なはれ・よ。」②褒める。「いっぺん・ もちあげ・とい・た・ 後・で・ 落とさ・んといて・な。」

もちごめ【餅米】《名詞》 粘り気の強い種類の米。蒸して搗いて餅にするための米。〔⇒もち〕

もちだす【持ち出す】《動詞・サ行五段活用》 持って外へ出す。「布団・を・ ベランダ・に・ 持ち出し・て・ 風・に・ 当てる。」

もちつき【餅搗き】《名詞、動詞する》 餅米をついて、餅を作ること。「もちつき・に・ 使う・ 臼・と・ 杵・を・ 出し・てき・とい・てんか。」

もちっと《副詞》 もう少し。「もちっと・ 前・の・ 方・へ・ 来・てくれ・へん・か。」

もちぬし【持ち主】《名詞》 所有者。自分のものとして持っている人。「この・ 忘れ物・の・ もちぬし・は・ おっ・てや・ない・です・か。」

もちのき《名詞》 赤い実をつける、常緑で、背の高い木。〔⇒もち〕

もちまき【餅撒き】《名詞、動詞する》 祝い事などがあるときに餅を撒くこと。「棟上げ・で・ もちまきする。」「お宮はん・で・ 正月・に・ もちまき・が・ ある。」〔⇒もちほり〕

もちもち《副詞と、動詞する》 食べ物に粘り気や弾力がある様子。食べたときに歯切れが悪い様子。「もちもちし・た・ 饅頭」〔⇒もっちり〕

もちもん【持ち物】《名詞》 手元に持っている物。「もちもん・を・ 忘れ・ん・よーに・ する。」

もちゃつく《動詞・カ行五段活用》 粘り気があって、ものにくっついて離れないように感じられる。「餅・が・ 歯ー・に・ ひっつい・て・ もちゃつい・た・ 感じ・が・ する。」

もちろん【勿論】《副詞》 言うまでもなく。当然のこととして。「私・は・ もちろん・ 行き・ます・よ。」

もつ【持つ】《動詞・タ行五段活用》 ①手に取る。握る。「片手・で・ ハンドル・を・ もつ。」②身に付ける。「忘れ・ん・よーに・ 定期・を・ もっ・とる・か。」③自分のものとする。所有する。「去年・から・ 携帯電話・を・ もっ・とる。」④力などが備わる。「粘りけ・を・ もっ・た・ 走り方・を・ し・とる。」⑤そのままの状態が続く。腐らない。「佃煮・に・ し・とい・たら・ 三月・は・ もつ。」⑥長く使用に耐える。「この・ 懐炉・は・ 朝・まで・ もつ。」「良(え)ー・ もん・は・ 長いこと・ もち・ます・なー。」

もつい《副詞》 もうすぐ。まもなく。やがて。「バス・は・ もつい・ 来る・と・ 思う。」「もつい・ 春・に・ なり・ます・なー。」〔⇒もうつい〕

もっきん【木琴】《名詞》 長さの違う固い板を並べて、玉の付いた棒で叩いて鳴らす楽器。〔⇒しろほん〕

もっこ《名詞》 土などを運ぶときに使う、藁を編んだ運搬用の入れ物。「砂・を・ もっこ・に・ 入れ・て・ 二人・で・ かい・ていく。」 

もっこう〔もっこー〕【木工】《名詞》 木を使って家具などを作ること。「技術家庭・の・ 時間・に・ もっこー・で・ 本立て・を・ こしらえ・た・ こと・が・ あっ・た。」

もっさり《副詞と、動詞する》 動作や作品などがあか抜けしていない様子。野暮ったく洗練されていない様子。無粋で気がきかない様子。映えず、ぱっとしない様子。「もっさりし・た・ 話し方・を・ する・ 人・や。」「もっさりし・た・ 服・を・ 着・とる。」「もっさりし・た・ パン」〔⇒もっちゃり〕

もったいつける【勿体つける】《動詞・カ行下一段活用》 わざと重々しい態度をとる。意味ありげな言動をする。持っているものを、人になかなか渡そうとしない。「もったいつけ・た・ 話し方・を・ し・やがる。」〔⇒もったいぶる〕

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2012年3月22日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(941)

もしかして《副詞》 仮に。ひょっとして。「もしかして・ 行け・なん・だら・ ごめん・な。」〔⇒もし、もしも、もしかしたら、ひょっとして、ひょっとしたら〕

もしも《副詞》 仮に。ひょっとして。「もしも・ あんた・が・ 遅れ・たら・ 待た・んと・ 行き・まっ・せ。」〔⇒もし、もしかして、もしかしたら、ひょっとして、ひょっとしたら〕

もしもし《感動詞》 近くにいる人や、電話の相手などに呼びかける言葉。「もしもし・ 手ー・から・ ハンカチ・が・ 落ち・まし・た・よ。」「もしもし・ 聞こえ・てまっ・しゃろ・か。」

もじもじ《副詞と、動詞する》 遠慮したり、恥ずかしがったりして、すぐに行動できない様子。「初めて・の・ 人・と・ 会(お)ー・たら・ もじもじし・て・ 何・も・ 言わ・れ・へん。」

もじゃもじゃ《名詞、副詞と》 手入れをしていなくて、毛や髭などが乱雑な感じである様子。「もじゃもじゃ・の・ 頭・の・ 毛ー・を・ ちょっと・は・ 手入れし・なはれ・よ。」

もず【百舌】《名詞》 雀より少し大きい鳥。「秋・に・ なっ・たら・ もず・が・ よー・ 飛ん・でくる。」

もぞうし〔もぞーし〕【模造紙】《名詞》 図表などを書くときに使う、表面が滑らかな大きな紙。「もぞーし・で・ 年表・を・ 作っ・た。」

もそもそ《副詞と》  声が小さく、他の人に伝わりにくい様子。「もそもそ・ 言(ゆ)ー・て・ 何・の・こと・やら・ わから・なんだ。」〔⇒ぼそぼそ〕

もぞもぞ《副詞と》 ①虫などが動き回る様子。「新聞・の・ 上・を・ 何・やら・ もぞもぞ・ 動い・とる。」②体を小さく動かす様子。「もぞもぞせ・んと・ じっと・ し・とり・なはれ。」

もたす【持たす】《動詞・サ行五段活用》 ①持つようにさせる。「人・に・ 荷物・を・ もたさ・んと・ 自分・で・ 持ち・なはれ。」②持って行かせる。「親戚・の・ 家・に・ おみやげ・を・ もたし・た・ん・や。」③費用を払わせる。「今日・の・ 払い・は・ あいつ・に・ もたそ・-・か。」④変わらないようにする。保たせる。「冷蔵庫・に・ 入れ・て・ 一週間・ もたす。」

もたつく《動詞・カ行五段活用》 ものごとが円滑に進まないで滞る。動作や行動が滑らかに行われない。「司会・が・ もたつい・て・ 時間・が・ かかっ・ても・た。」「もたつい・て・ 下手な・ しゃべり方・を・ し・た。」

もたもた《副詞、動詞する》 しっかりした考えや態度が現れず、ものごとが円滑に進まない様子。前進しないで、滞っている様子。「もたもた・が・ あっ・て・ なかなか・ 始まら・へん。」「もたもたせ・んと・ 上手に・ 説明し・てほしー・なー。」〔⇒ごたごた、ごじゃごじゃ、ごちゃごちゃ〕

もたらかす【凭らかす】《動詞・サ行五段活用》 ものに寄りかからせる。「梯子・を・ 塀・に・ もたらかす。」〔⇒もたらす〕

もたらす【凭らす】《動詞・サ行五段活用》 ものに寄りかからせる。「自転車・を・ 壁・に・ もたらす。」〔⇒もたらかす〕

もたれる【凭れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①ものに寄りかかる。「椅子・に・ もたれ・て・ 居眠り・を・ する。」「人・に・ もたれ・んと・ 自分・で・ 考え・んかい。」②食べ物が胃に溜まっている感じがする。「食い過ぎ・て・ 胃ー・に・ もたれる。」

もち【餅】《名詞》 ①餅米を蒸して搗いた食べ物。「九ー・の・ 日・の・ もち・は・ 搗か・ん・もん・や。」②餅米。

もち《名詞》 赤い実をつける、常緑で、背の高い木。「もち・の・ 実ー・が・ きれーや。」〔⇒もちのき〕

もち【持ち】《名詞》 ①持つこと。「右手・で・の・ 方・が・ もち・が・ 楽や。」②それに向いていること。それにふさわしいこと。「男もち・の・ 傘」③費用を負担すること。「旅行・の・ 費用・は・ 会社もち・や。」④使える期間。「この・ 蝋燭・は・ もち・が・ 長い。」⑤所有すること。「金もち」「土地もち」

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2012年3月21日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(940)

もくてき【目的】《名詞》 目当て。ねらい。「寄付・の・ もくてき・が・ よー・ わから・へん・さかい・ 協力し・たい・と・ 思(おも)・ても・ でき・まへ・ん・ねん。」

もくとう〔もくとー〕【黙祷】《名詞、動詞する》 黙って祈ること。「出棺・の・ 時・に・ みんな・で・ もくとーする。」「震災・の・ 起き・た・ 時間・に・ 合わし・て・ もくとーし・た。」

もくねじ【木ねじ】《名詞》 木材に使うねじ釘。「ちょうつがい・を・ もくねじ・で・ 留める。」

もくねじまわし〔もくねじまーし〕【木ねじ回し】《名詞》 木ねじを回すもの。ドライバー。「もくねじまーし・で・ ねじ・を・ 締める。」

もくひょう〔もくひょー〕【目標】《名詞》 目当て。目印。「ポートタワー・を・ もくひょー・に・ し・て・ 歩く。」

もくめ【木目】《名詞》 木の切り口に現れている、模様のような筋。「綺麗な・ もくめ・の・ 机」

もくもく【黙々】《副詞と》 黙ってものごとに集中する様子。「もくもくと・ ご飯・を・ 食べる。」「何にも・ しゃべら・んと・ もくもくと・ 仕事・を・ する。」

もくもく《副詞と》 煙や雲などが、重なり合うように、後から後から出てくる様子。「煙突・から・ 黒い・ 煙・が・ もくもくと・ 出・とる。」〔⇒むくむく〕

もぐもぐ《副詞と、動詞する》 ①口を開けないで、ものを噛む様子。食べ物をほおばって、かんでいる様子。「歯・が・ 痛(いと)ー・て・ もぐもぐ・ 噛む・しか・ しょーがなかっ・てん。」②ものを言いかけて、口だけ動かす様子。「もぐもぐ 言(ゆ)ー・とっ・た・さかい・ 何・か・ よー・ わから・なんだ。」③発音が明瞭でない様子。「もぐもぐし・た・ 発音・や・さかい・ 言(ゆ)ー・とる・ こと・が・ よー・ わから・へん。」〔⇒もごもご〕

もくよう〔もくよー〕【木曜】《名詞》 日曜日から4つ先の日。水曜日の次の日。「お医者はん・は・ もくよー・の・ 昼から・は・ 休み・や。」

もぐら【土竜】《名詞》 土の中に穴を掘ってすむ、鼠に似た動物。「もぐら・は・ まだ・ 見・た・ こと・が・ あら・へん。」

もぐり【潜り】《名詞、形容動詞》 正式・公式ではなく、密かに物事を行うこと。また、そのようにする人。「もぐり・の・ タクシー」

もぐる【潜る】《動詞・ラ行五段活用》 ①水の中に深く入る。水の底に向かっていく。「海・に・ もぐっ・て・ 魚・を・ 突く。」②ものの下に入り込む。「だんのした〔=床下〕・に・ もぐる。」

もくれん【木蓮】《名詞》 春に白などの大きな花を咲かせる、庭に植える木。「風・が・ 吹い・たら・ もくれん・の・ 花・が・ よー・ 散っ・て・ 困る。」

もくろく【目録】《名詞》 所蔵物や贈り物などの名前を整理して書き並べたもの。「寄付・の・ もくろく・を・ 渡す。」「結納・の・ もくろく」

もけい〔もけー〕【模型】《名詞》 実物の形や仕組みを真似て作ったもの。雛形。「もけー・の・ 飛行機・を・ こしらえ・て・ 飛ばす。」

もこもこ《副詞、形容動詞》 ①水や泥などが、後から後から出てくる様子。「池・の・ 底・から・ 水・が・ もこもこ・ 湧い・とる。」②毛織物や編み物などが毛羽立っている様子。「毛糸・の・ 手袋・が・ もこもこに・ なっ・た。」

もごもご《副詞と》 ①口を開けないで、ものを噛む様子。「口・を・ もごもご・ 動かし・とる。」②ものを言いかけて、口だけ動かす様子。③言葉が口の中にこもって、聞き取りにくい様子。〔⇒もぐもぐ〕

もし《副詞》 仮に。ひょっとして。「もし・ 明日・ 雨・やっ・たら・ 運動会・は・ 延期し・ます。」〔⇒もしも、もしかして、もしかしたら、ひょっとして、ひょっとしたら〕

もしかしたら《副詞》 ひょっとすると。場合によっては。「もしかしたら・ 明日・は・ 来・られ・へん・かも・ わから・へん。」〔⇒もし、もしも、もしかして、ひょっとして、ひょっとしたら〕

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2012年3月20日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(939)

もうとう〔もーとー〕【もう疾う】《副詞に》 ずっと以前。もうとっくに。「宿題・は・ もーとーに・ 済まし・た。」〔⇒とう〕

もうひとつ〔もーひとつ〕【もう一つ】《形容動詞》 足りないところがある様子。欠けているものがある様子。不満が残る様子。「もーひとつ・ 真剣さ・が・ 足ら・へん。」「この・ 絵ー・の・ でき・は・ もーひとつや。」〔⇒もひとつ〕

もうふ〔もーふ〕【毛布】《名詞》 羊毛などで織った、厚い織物。「寝冷えせ・ん・よーに・ もーふ・を・ 掛け・とき。」

もうもう〔もーもー〕《名詞》 ①牛。「もーもー・が・ 田圃・を・ 鋤い・とる。」②牛の鳴き声。③四つん這いになること。◆幼児語。〔⇒もう〕

もうもう〔もーもー〕《副詞と、動詞する》 ①牛が鳴く様子。また、その声。「飼い葉・を・ やっ・たら・ もーもーと・ 喜ん・だ。」②四つん這いになる様子。「お尻・を・ 拭い・たげる・さかい・ もーもーし・なさい。」◆②は、幼児語。

もうもうと〔もーもーと〕《副詞、動詞する》 煙や埃などが立ちこめる様子。「湯気・が・ もーもーと・ 立っ・とる。」「昔・の・ 県道・は・ バス・が・ 走っ・た・ あと・は・ もーもーと・ ほこり・が・ 立っ・た。」

もうろうと〔もーろーと〕【朦朧と】《副詞、動詞する》 ぼんやりして、はっきりしない様子。「お祖父さん・は・ だいぶ・ もーろーとし・てき・とる・ねん。」「もーろーと・ 霞・が・ かかっ・とる。」

もうろく〔もーろく〕【耄碌】《名詞、動詞する》 年をとって、頭や体の働きが衰えること。「もーろくし・たら・ 長生き・は・ しとー・ない。」

もえさし【燃えさし】《名詞》 燃え切らないで残っているもの。燃え残り。「もえさし・に・ ちゃんと・ 水・を・ かけ・とい・て・な。」

もえる【燃える】《動詞・ア行下一段活用》 ①火がついて炎が上がる。「たいまつ・が・ もえ・とる。」②火事になる。「近所・が・ もえ・て・ えらい・ こと・やっ・た。」

もおる〔もーる〕【戻る】《動詞・ラ行五段活用》 ①元の場所に帰る。「転居先・が・ わから・ん・ ゆー・て・ 葉書・が・ もーっ・てき・た。」②自宅に帰る。「おーい・ 今・ もーっ・た・ぞ。」③元の状態に帰る。「ハンドル・が・ 元・に・ もーっ・ても・た。」〔⇒もどる〕

もーたー【モーター】《名詞》 発動機。電動機。ものを動かす力を起こす機械。「もーたー・が・ 焼け・て・ 電車・が・ 止まっ・た。」

もがく《動詞》 ①苦しんで手足を動かす。ばたばた暴れる。「溺れそーに・ なっ・て・ もがい・た。」②焦って、いらいらする。苦しみから逃れるために、いろんなことをする。◆「あがく」の方が方言色が強いように感じられる。〔⇒あがく〕

もく【木】《名詞》 木曜日。「来週・は・ 火ー・もく・土ー・が・ 休み・に・ なっ・とる。」

もくぎょ〔もくぎょー〕【木魚】《名詞》 木で作られ、魚が口を開けた形をしており、お経をよむときに叩く道具。「嫁はん・の・ 里・は・ 曹洞宗・で・ もくぎょー・を・ たたい・て・ お参りする・ねん。」

もぐさ《名詞》 よもぎの葉を干して作り、綿のようになったもの。(お灸の時に使う。)「背中・に・ もぐさ・を・ 置い・て・ 火・を・ つける。」〔⇒もんさ〕

もくじ【目次】《名詞》 本などのはじめにあって、内容の見出しを並べたもの。「もくじ・を・ 見・て・ 書い・てある・ ところ・を・ 探す。」

もくせい〔もくせー〕【木製】《名詞》 木で作ること。木で作ったもの。「椅子・は・ もくせー・の・ 方・が・ 気持ち・が・ 良(え)ー。」

もくぞう〔もくぞー〕【木造】《名詞》 建物などを木で作ること。木で作った建物など。「小学校・の・ とき・の・ もくぞー・の・ 校舎・が・ 懐かしい。」「昔・は・ 電車・の・ 床・が・ もくぞー・のん・が・ 走っ・とっ・た・なー。」

もくたん【木炭】《名詞》 木を蒸し焼きにして作った燃料。「もくたん自動車・は・ 坂・を・ よー・ 上ら・へん・さかい・ 降り・て・ 後ろ・から・ 押し・たり・ し・た・ こと・が・ ある。」

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2012年3月19日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(938)【も】

も《助詞》 ①同じようなものを並べて言うときに使う。「将棋・も・ 碁ー・も・ 好きや。」「どいつ・も・ こいつ・も・ あて・に・ なら・へん。」②他と同じだという気持ちを表すときに使う。「私・も・ いっしょに・ 行き・たい。」③「…でさえ」という気持ちを表すときに使う。「専門家・の・ 人・も・ わかっ・てくれ・へん・ねん。」④意味を強めるときに使う。「一時間・も・ 待っ・とっ・た・ん・や。」「五千円・も・ くれ・た。」⑤最低限のものを表す。「こんな・ こと・も・ 知ら・へん。」 

も〔もー〕【藻】《名詞》 水の中に生える植物。水草。海藻。「金魚鉢・に・ もー・を・ 入れ・てやる。」

もう〔もー、も〕《副詞》 ①既に。もはや。「もー・ 今頃・は・ 大阪・に・ 着い・とる・やろ。」②まもなく。やがて。「もー・ 来る・ 頃・や。」③さらに。「もー・ ちょっと・ 待っ・てみよ・か。」「も・ 一つ・ 欲しい。」④まったく。「もー・ あか・ん。」

もう〔もー〕《名詞》 ①牛。「もー・が・ 歩い・とる。」②牛の鳴き声。③四つん這いになること。「お尻・ 拭い・たる・さかい・ もー・を・ し・なはれ。」◆幼児語。〔⇒もうもう〕

もうかる〔もーかる〕【儲かる】《動詞・ラ行五段活用》 利益になる。得をする。「バザー・を・ し・たら・ だいぶ・ もーかる・かも・しれ・ん。」

もうけ〔もーけ〕【儲け】《名詞》 儲けた額。利益。「もーけ・が・ 無(の)ー・て・ とんとんや〔=差し引きゼロだ〕。」

もうける〔もーける〕【儲ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①利益を自分のものとする。得をする。「店・を・ 出し・て・から・ だいぶ・ もーけ・た。」②うまくいく。「試験・の・ やま・が・ 当たっ・て・ もーけ・た。」

もうしあげる〔もーしあげる〕【申し上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 「言う〔ゆー〕」のとりわけ、へりくだった言い方。「お詫び・を・ もーしあげ・た・けど・ なかなか・ こらえ・てくれ・なんだ。」

もうしあわす〔もーしあわす〕【申し合わす】《動詞・サ行五段活用》 言葉を交わして、多くの人同士で約束する。「寄付・を・ お断りする・ こと・を・ 村中・で・ もーしあわす。」

もうしこみ〔もーしこみ〕【申し込み】《名詞》 願望や意思を相手に伝えること。「旅行・に・ 参加する・ もーしこみ・を・ し・た。」

もうしこむ〔もーしこむ〕【申し込む】《動詞・マ行五段活用》 ①願望や意思を相手に伝える。「結婚・を・ もーしこむ。」②参加したりするための手続きをする。「健康診断・に・ もーしこん・だ。」

もうしでる〔もーしでる〕【申し出る】《動詞・ダ行下一段活用》 願望や意思などを自分から進んで、言って出る。「今年・は・ 委員・を・ 止め・さし・てほしい・と・ もーしで・た。」
もうしわけない〔もーしわけない〕【申し訳ない】《形容詞》 たいへんすまない。言い訳ができない。「ガラス・を・ めん〔=壊し〕・で・ もーしわけない・ こと・を・ し・まし・た。」

もうす〔もーす〕【申す】《動詞・サ行五段活用》 「言う〔ゆー〕」のへりくだった言い方。「主人・が・ そない・ もーし・てます・ねん。」

もうす〔もーす〕【申す】《補助動詞・サ行五段活用》 へりくだった気持ちを表す言葉。「お頼(たの)・もーし・ます。」

もうする〔もーする〕《動詞・サ行変格活用》 (牛のような格好をして)四つん這いになる。「お尻・ 拭い・たげる・さかい・ もーし・なさい。」◆幼児語。

もうそう〔もーそー〕【孟宗】《名詞》 節と節の間隔が比較的に短い竹。「もーそー・の・ 筍」

もうちょう〔もーちょー〕【盲腸】《名詞》 ①大腸の一部で、小腸との境目の部分。②盲腸が炎症を起こして痛むこと。「もーちょー・に・ なっ・て・ 入院し・た。」

もうつい〔もーつい〕《副詞》  もうすぐ。まもなく。やがて。「もーつい・ 梅雨・に・ なり・ます・やろ。」〔⇒もつい〕

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2012年3月18日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(937)

め(を)まわす〔めー(お)まーす〕【目(を)回す】《動詞・サ行五段活用》 ①気を失う。「暑い・の・で・ めーまーし・て・ 倒れ・ても・た。」②忙しくて慌てる。「月末・は・ 忙しー・て・ めーまーし・てます・ねん。」

め(を)むく〔めー(お)むく〕【目(を)むく】《動詞・カ行五段活用》 ①大きな目を見開く。「めーむい・て・ 怒り・やがっ・た。」②高い金額に驚く。「めーむい・ても・て・ よー・ 買わ・なんだ。」

めん【面】《名詞》 顔に付けるかぶりもの。「猿・の・ めん・を・ かぶっ・て・ 劇・に・ 出る。」

めん【綿】《名詞》 わた。木綿。「めん・の・ 靴下・の・ 方・が・ 丈夫や。」「めん・で・ でけ・た・ シャツ」

めん【雌】《名詞》 動物で、子や卵を生む能力のある方。「めん・の・ 蝉・は・ 鳴か・へん・の・やろ。」「めん松」〔⇒めんた〕

めんかい【面会】《名詞、動詞する》 人に会うこと。「病院・へ・ 見舞い・に・ 行っ・た・ん・や・けど・ めんかい・でき・なんだ。」「仕事中・の・ めんかい・は・ あか・ん・ねん・て。」

めんきょ【免許】《名詞》 公的な許しを与えること。「運転めんきょ・を・ 取り・に・ 行く。」

めんじょう〔めんじょー〕【免状】《名詞》 ①免許を与えたことの証明書。「あの・ 人・は・ お茶・の・ めんじょー・を・ 持っ・とっ・て・や。」②卒業証書。「高等学校・の・ めんじょー・を・ 貰(もろ)・た。」

めんせつ【面接】《名詞、動詞する》 じかに会うこと。「保護者会・の・ めんせつ・が・ ある・ねん。」「履歴書・を・ 持っ・て・ めんせつ・を・ 受け・に・ 行っ・てき・てん。」

めんた【雌た】《名詞》 動物で、子や卵を生む能力のある方。◆やや蔑視したような感じの言い方である。女子を罵倒するような言い方にも使う。〔⇒めん〕

めんたま【目ん玉】《名詞》 目の玉。「魚・の・ めんたま・を・ 食べる。」〔⇒めのたま〕

めんたまがとびでる【目ん玉が飛び出る】《動詞・ダ行下一段活用》 値段が高くて驚く。「買いたかっ・た・れど・ 値段・を・ 聞い・て・ めんたまがとびで・て・ 手ー・が・ 出・なんだ。」〔⇒めのたまがとびでる〕

めんちょう〔めんちょー〕《名詞》 顔にできる腫れ物。「めんちょー・が・ でけ・て・ 顔・が・ いがん・どる。」

めんどい《形容詞》 ①醜い。「めんどい・ 顔・を・ し・た・ 犬」②体裁がよくない。恥ずかしい。見苦しい。「なんべん・も・ 訂正する・の・は・ めんどい・ こと・や。」

めんどくさい【面倒臭い】《形容詞》 手数がかかって厄介だ。行うのが億劫である。面倒だ。じれったい。「めんどくさい・けど・ もーいっぺん・ 計算しなおし・て・くれ・へん・か。」〔⇒じゃまくさい〕

めんどくさがり【面倒臭がり】《名詞》 手数がかかることを厄介だと思う人。行うのが億劫であると考える人。「めんどくさがり・や・さかい・ ややこしい・ 仕事・は・ 人・に・ 押しつけ・てくる。」〔⇒じゃまくさがり〕

めんどくさがる【面倒臭がる】《動詞・ラ行五段活用》 手数がかかることを厄介だと思う。行うのが億劫であると考える。「返事・を・ 書く・の・を・ めんどくさがっ・とる。」〔⇒じゃまくさがる〕

めんどり【雌鶏】《名詞》 雌の鶏。「めんどり・が・ 卵・を・ 生む。」

めんめ《名詞》 ①お互い。銘々。「めんめ・で・ 気ー・ つける。」②自分自身。「そんな・ こと・を・ し・たら・ めんめ・が・ 困る・ こと・に・ なる・ん・や・で。」

めんらしい〔めんらしー〕【珍しい】《形容詞》 ①めったにない。稀である。◆数量的に少ない。「あんた・が・ 出席し・てくれる・や・なんて・ めんらしー・ こと・や・なー。」②普通とは違っている。◆内容的に特徴がある。「めんらしー・ 形・の・ 貝殻・を・ 拾(ひろ)・た。」〔⇒めずらしい〕

めんらしがる【珍しがる】《動詞・ラ行五段活用》 ①めったにないと思う。稀であると思う。「黄色い・ 朝顔・が・ 咲い・て・ みんな・で・ めんらしがっ・とっ・てん。」②普通とは違っていると思う。〔⇒めずらしがる〕

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2012年3月17日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(936)

めめ《名詞》 自分自身。「めめ・の・ こと・を・ 棚に上げ・て・ 人・の・ 悪口・を・ 言(ゆ)ー・たら・ あか・ん・よ。」

めめ【目々】《名詞》 目のこと。「めめ・を・ ちゃーんと・ 開け・て・ 見・なはれ。」◆幼児語。

めめくそ【目々糞】《名詞》 目やに。「顔・を・ 洗っ・て・ めめくそ・を・ 取れ。」〔⇒めくそ、めやに〕

めめず【蚯蚓】《名詞》 土の中にすむ、紐のような形をした動物。「植木鉢・の・ 下・に・ めめず・が・ おっ・た。」〔⇒みみず〕

めめら〔めめらー〕《名詞》 ①自分たち。「小学校・の・ 時・の・ めめらー・の・ 組・の・ 同窓会・を・ し・た。」②あなた達。「それ・は・ めめらー・で・ 考え・なはれ。」

めめんちょ《感動詞、動詞する》 駄目だよ。いけないよ。◆めっ、と叱るときの言葉。「めめんちょ。そんな・ こと・を・ し・たら・ あか・ん。」「今度・ し・たら・ めめんちょ・や・ぞ。」

めもと【目元】《名詞》 目の下の辺り。「めもと・に・ ほくろ・が・ あっ・て・ かいらしー。」

めもり【目盛り】《名詞》 はかり・ものさし・温度計などに刻んであるしるし。「メーター・の・ めもり・を・ よむ。」

めやす【目安】《名詞》 見当。目当て。「寄付・は・ し・ょー・と・ 思う・けど・ どの・ぐらい・ し・たら・ えー・の・か・ めやす・が・ わから・へん。」〔⇒けんとう〕

めやに【目やに】《名詞》 目から出た液が、目の縁に固まってついたもの。「寝起き・で・ 顔・に・ めやに・が・ つい・とる。」〔⇒めくそ、めめくそ〕

めりけんこ〔めりけんこー〕【メリケン粉】《名詞》 小麦粉。「めりけんこ・で・ どら焼き・を・ 作る。」

めりっと《副詞》 ものが瞬間的に砕けたり、つぶれたりする様子。「地震・で・ ガラス・に・ めりっと・ ひび・が・ 入っ・た。」〔⇒めりめり〕

めりめり《副詞と》 ①ものが瞬間的に砕けたり、つぶれたりする様子。「めりめり・ つぶれる。」②ものが音を立てて、はがれていく様子。〔⇒めりっと〕

めろん【メロン】《名詞》 瓜の一種の果物。「見舞い・に・ めろん・を・ 買(こ)ー・ていく。」
め(を)かける〔めー(お)かける〕【目(を)かける】《動詞・カ行下一段活用》 気持ちを込めて面倒を見る。「先生・に・ めーかけ・て・もろ・た。」

め(を)さます〔めー(お)さます〕【目(を)覚ます】《動詞・サ行五段活用》 眠りから覚める。「今朝・は・ 六時・に・ めーおさまし・た。」

め(を)すえる〔めー(お)すえる〕【目(を)据える】《動詞・ア行下一段活用》 じっと見つめる。「めーおすえ・て・ 睨ん・どる。」

め(を)そらす〔めー(お)そらす〕【目(を)反らす】《動詞・サ行五段活用》 真っ直ぐ見ないで、他の方を見る。「恥ずかしそーに・ めーをそらし・た。」

め(を)つける〔めー(お)つける〕【目(を)付ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①特に注意する。「めーをつけら・れ・て・ いっつも・ 怒ら・れ・とっ・た。」②見当をつける。

め(を)とおす〔めー(お)とーす〕【目(を)通す】《動詞・サ行五段活用》 一通り見る。「朝・は・ 新聞・に・ めーおとーす・の・が・ 日課・や。」

め(を)はなす〔めー(お)はなす〕【目(を)離す】《動詞・サ行五段活用》  見ていたのをやめる。少しの間、見ないでおく。「ちょっと・ めーおはなし・とる・うち・に・ 猫・に・ 魚・を・ 盗ら・れ・た。」

め(を)ひからす〔めー(お)ひからす〕【目(を)光らす】《動詞・サ行五段活用》 注意をして見張る。「巡査・が・ めーをひからし・て・ 警戒し・とる。」

め(を)まかす〔めー(お)まかす〕《動詞・サ行五段活用》 ①目を回す。「ぐるぐる・ 回っ・て・ めーをまかし・た。」②気絶する。「二階・から・ かちゃだけ・て・ めーをまかし・た。」③びっくりする。「野菜・の・ 高い・の・に・ めーまかし・た・けど・ 買わ・な・ しょーがない。」

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2012年3月16日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(935)

めっちゃくっちゃ【目茶苦茶】《名詞、形容動詞》 ①あまりにも筋道が通らないこと。②あまりにも程度がひどすぎること。「めっちゃくっちゃな・ 字ー・や・さかい・ 読ま・れ・へん。」③壊れ方がひどいこと。「卵・を・ 落とし・て・ めっちゃくっちゃに・ なっ・ても・た。」

めでたい【目出度い】《形容詞》 喜ばしい。お祝いをする価値がある。「九十・まで・も・ 生き・られ・て・ めでたい・ こと・や。」

めど【目途】《名詞》 目当て。見当。見込み。「いつ・ 出来上がる・か・ めど・は・ ついとら・へん。」〔⇒みこみ〕

めにかかる〔めーにかかる〕【目に掛かる】《動詞・ラ行五段活用》 ①目に入る。見える。「八百屋・で・ 柿・が・ めにかかる・ 時期・に・ なっ・た。」「眼鏡・が・ めにかから・ん・ので・ 探し・とる・ねん。」「めにかから・ん・よーな・ 速さ・で・ 走る。」②見つかる。「探し・とる・ねん・けど・ まだ・ めにかから・へん・ねん。」③人に会う。◆「あう【会う】」よりも敬意を込めた言い方である。「あんた・に・ めにかかっ・て・ 頼み・たい・ こと・が・ ある・ねん。」

めにしむ〔めーにしゅむ〕【目に染む】《動詞・マ行五段活用》 ①目を刺激する。「煙・が・ めにしゅん・だ。」②鮮やかに目に入る。「めーにしゅむ・よーな・ 緑・の・ 木ー」

めにつく〔めーにつく〕【目に付く】《動詞・カ行五段活用》 目立つ。目に入る。「ガラス・の・ 汚れ・が・ めについ・た。」

めにはいる〔めーにはいる〕【目に入る】《動詞・ラ行五段活用》 しぜんと見える。「あんな・ 大きな・ 箱・が・ めーにはいら・なんだ・か。」

めにみえて〔めーにみえて〕【目に見えて】《副詞》 目立って。はっきりと。「めーにみえ・て・ 大き・なっ・てき・た。」

めのいろ(を)かえる〔めーのいろ(お)かえる〕【目の色を変える】《動詞・ア行下一段活用》 心の中の状態にそって、目つきを変える。「やっと・ めのいろかえ・て・ 勉強する・よーに・ なっ・た。」

めのかたき〔めーのかたき〕【目の敵】《名詞、形容動詞》 何かにつけて憎く思うこと。「わし・を・ めのかたきに・ し・やがっ・とる・ん・や。」

めのつけどころ〔めーのつけどころ〕【目の付けどころ】《名詞》 気をつけて見るところ。「めーのつけどころ・が・ 違(ちご)・とる・さかい・ 間違い・が・ 多い・ん・や。」

めのどく〔めーのどく〕【目の毒】《形容動詞》 見ると欲しくなってしまう様子。「百貨店・へ・ 連れ・ていっ・たら・ めーのどくに・ なる。」

めのまえ〔めーのまえ〕【目の前】《名詞》 ①見ている人の前。目前。「めのまえ・で・ 人・が・ 倒れ・た。」②すぐ近い将来。「祭り・が・ めーのまえ・に・ 近ずい・た。」〔⇒まんまえ〕

めばちこ《名詞》 ものもらい。瞼にできる腫れ物。「めばちこ・が・ でけ・て・ かっこ悪い・ねん。」

めばり【目張り】《名詞、動詞する》 紙などを貼って、隙間をふさぐこと。「風・が・ 入ら・ん・よーに・ 障子・に・ めばりする。」

めばる《名詞》 体長20センチぐらいで、目や口が大きい魚の名前。「めばる・を・ 醤油・で・ 炊く。」

めひく〔めーひく〕【目引く】《動詞・カ行五段活用》 人目につく。注目を集める。「めーひく・よーな・ 派手な・ 服」

めまい【目眩】《名詞、動詞する》 目が回るように感じること。「高い・ とこ・から・ 下・を・ 見・たら・ めまい・が・ する。」「道・で・ めまいし・て・ ひょろける。」

めまわす〔めーまーす〕【目回す】《動詞・サ行五段活用》 ①めまいがする。「高い・ 所(とこ)・から・ 下・を・ 見・て・ めーまーし・た。」②気絶する。「めーまーし・た・さかい・ 救急車・を・ 呼ん・だ。」

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2012年3月15日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(934)

めずらしがる【珍しがる】《動詞・ガ行五段活用》 ①めったにないと思う。稀であると思う。②普通とは違っていると思う。「みんな・は・ めずらしがっ・て・ 食べ・てくれ・た。」〔⇒めんらしがる〕

めずらしものずき【珍しもん好き】《名詞》 珍しいものばかりを選り好みすること。また、そのような人。「めずらしものずき・や・さかい・ 携帯電話・も・ 人・より・ 先・に・ 買(こ)ー・た。」〔⇒めずらしがり〕

めだか【目高】《名詞》 池や川などにすみ、水面近くを群れて泳ぐ小さな魚。「このごろ・は・ めだか・が・ 少(すけ)のー・ なっ・た。」

めだつ【目立つ】《動詞・タ行五段活用》  目につきやすい。はっきり見える。「めだっ・て・ 背ー・の・ 高い・人」

めだま【目玉】《名詞》 ①目の玉。「めだま・ むい・て・ 怒っ・とる。」②注意を引くためのもの。「安い・ 卵・を・ めだま・に・ し・て・ 売っ・とる。」〔①⇒めっくりだま、めんたま〕

めだまがとびでる【目玉が飛び出る】《動詞・ダ行下一段活用》 値段が高くて驚く。「めだまがとびでる・よーな・ 値段・やっ・た・さかい・ 買う・の・を・ やめ・た。」〔⇒めっくりだまがとびでる、めんかまがとびでる〕

めだまやき【目玉焼き】《名詞、動詞する》 フライパンに生卵を落として焼いたもの。「パン・と・ めだまやき・を・ 食う。」

めたる【メタル】《名詞》 金属の板に、絵や字などを刻印したもの。「絵ー・の・ コンクール・に・ 入賞し・て・ めたる・を・ 貰(もろ)・た。」〔⇒めだる〕

めだる【メダル】《名詞》 金属の板に、絵や字などを刻印したもの。〔⇒めたる〕

めちゃくちゃ【目茶苦茶】《名詞、形容動詞》 ①あまりにも筋道が通らないこと。「あんた・の・ 言(ゆ)ー・とる・ こと・は・ めちゅくちゃや・さかい・ 聞い・てやら・れ・へん。」②あまりにも程度がひどすぎること。「めちゅくちゃな・ 成績・を・ とっ・て・ 怒ら・れ・た。」③壊れ方がひどいこと。〔めちゃくちゃに・ なっ・た・ 箱〕〔⇒めちゃめちゃ〕

めちゃちゃ【目ちゃちゃ】《形容動詞》 ①目が大きくない様子。目元が大きく見開いていない様子。「めちゃちゃや・けど・ かいらしー・ 子」②目のあたりが赤くなったり、病的になっている様子。「めちゃちゃに・ なっ・とる・さかい・ 目薬・を・ さし・なはれ。」

めちゃめちゃ【目茶目茶】《名詞、形容動詞》 ①あまりにも筋道が通らないこと。②あまりにも程度がひどすぎること。③壊れ方がひどいこと。「コップ・を・ 落とし・たら・ めちゃめちゃに・ めげ・ても・た。」

めちゃんこ《副詞に》 程度がはなはだしい様子。とても。「めちゃんこ・ しんどい。」〔⇒めちゃくちゃ〕

めつき【目つき】《名詞》 ものを見るときの目の様子。「めつき・の・ 悪い・の・が・ うろつい・とる・さかい・ 気ー・つけ・なはれ。」

めっき【メッキ】《名詞、動詞する》 金属の上に、他の金属の薄い膜を被せて、美しく見せたり、錆が出ないようにしたもの。「金・の・ めっき・を・ する。」

めっくりだま【目っくり玉】《名詞》 目の玉。「大きな・ めっくりだま・の・ 犬・や。」

めっくりだまがとびでる【目っくり玉が飛び出る】《動詞・ダ行下一段活用》 値段が高くて驚く。

めったに【滅多に】《副詞》 ほとんど。たまにしか。「海水浴・に・は・ めったに・ 行か・へん。」◆後ろに打ち消しの言葉を伴う。

めったやたら【滅多やたら】《副詞に》 ずいぶんと。「海外旅行・で・ めったやたらに・ 買い物・を・ し・て・ 帰っ・てき・た。」

めっちゃ《副詞》 とても。やたらに。「駅・まで・ 走っ・て・ めっちゃ・ しんどかっ・てん。」

めっちゃくちゃ【目茶苦茶】《名詞、形容動詞》 ①あまりにも筋道が通らないこと。「自分勝手な・ めっちゃくちゃな・ 考え」②あまりにも程度がひどすぎること。「あいつ・の・ 英語・は・ めっちゃくちゃで・ わから・へん。」③壊れ方がひどいこと。

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2012年3月14日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(933)

めくれる《動詞・ラ行下一段活用》 ①風などによって、剥がされる。「ポスター・が・ めくれ・とる。」(吹き飛んでしまっているのではなく、一部分が剥がれているような様子のときに言う。)②繰られる。「本・の・ ページ・が・ めくれる。」③露出させられて、内側のものが現れる。「壁・が・ めくれる。」〔⇒むくれる〕

めげ《名詞》  壊れたもの。壊れた破片。かけら。「ガラス・の・ めげ・が・ 落ち・とる・さかい・ 気ーつけ・て・な。」「煎餅・の・ めげ・を・ 安ー・ 売っ・とる。」「めげ・の・ 煎餅」

めげちゃんこ《形容動詞》 あまりにもひどく壊れている様子。「花瓶・を・ 落とし・て・ めげちゃんこに・ なっ・た。」

めげる《動詞・ガ行下一段活用》 欠けたりつぶれたりする。壊れる。破損する。「強い・ 風・が・ 吹い・て・ 看板・が・ 落ち・て・ めげ・た。」◆気持ちがくじける、という意味で使うことは少ない。

めけん【眉間】《名詞》 眉と眉との間の部分。「めけん・に・ 怪我・を・ し・たら・ 格好悪い。」〔⇒みけん〕

めざし【目刺し】《名詞》 串で刺して連ねた、鰯の干物。「こんろ・で・ めざし・を・ 焼く。」

めざましどけい〔めざましどけー〕【目覚まし時計】《名詞》 予定の時刻にベルなどが鳴る仕掛けの時計。「遠足・の・ 朝・は・ めざましどけー・を・ 六時・に・ 合わし・とく。」

めざわり【目障り】《名詞、形容動詞》 ものを見るのに邪魔になること。見えるものが気になって仕方がないこと。「前・の・ 人・が・ めざわり・で・ 舞台・が・ よー・ 見え・へん。」

めし【飯】《名詞》 ①ご飯。「めし・を・ 炊く。」②食事。「昼・の・ めし・は・ 済ん・だ・か。」〔⇒まま、ごはん〕

めしごしらえ【飯拵え】《名詞、動詞する》 食事の準備をすること。「早(はよ)ー・ めしごしらえせ・んと・ 間に合わ・ん。」〔⇒ごはんごしらえ〕

めした【目下】《名詞》 年齢・地位などが下の人。「めした・に・ 偉そーに・ し・たら・ あか・ん・よ。」

めしつぶ【飯粒】《名詞》 ご飯の粒。「ほっぺた・に・ めしつぶ・が・ つい・とる・ぞ。」〔⇒ごはんつぶ、ままつぶ、めしつぼ、ごはんつぼ、ままつぼ〕

めしつぼ【飯粒】《名詞》 ご飯の粒。「めしつぼ・を・ こぼし・たら・ あか・ん・がな。」〔⇒ごはんつぶ、ままつぶ、めしつぶ、ごはんつぼ、ままつぼ〕

めしびつ【飯櫃】《名詞》 炊いたご飯を入れるお櫃。「みんな・ よー・ 食べ・た・さかい・ めしびつ・が・ 空(から)・に・ なっ・た。」

めしべ【雌蘂】《名詞》 花の真ん中にあって、雄蘂から花粉を受けるもの。

めじり【目尻】《名詞》 目の、耳に近い方の端。「めじり・に・ 皺・を・ 寄せ・て・ 怒っ・とる。」

めじるし【目印】《名詞》 見つけやすいようにしたしるし。「めじるし・に・ リボン・を・ つけ・とく。」

めじろ《名詞》 鰤の幼魚で、やや大きくなったもの。つばす→はまち→めじろ→ぶり、と呼び名が変化する。

めしわん【飯椀】《名詞》 ご飯を入れる椀。〔⇒ちゃわん〕

めす【雌】《名詞》 動物で、子や卵を生む能力のある方。〔⇒めん、めんた〕

めす【見す】《動詞・マ行五段活用》 見せる。「ちょっと・ それ・を・ めし・てんか。」「宿題・を・ 友達・に・ めし・たっ・た。」〔⇒みす、みせる〕

めずらしい〔めずらしー〕【珍しい】《形容詞》 ①めったにない。稀である。「こないに・ 寒い・ 冬・は・ めずらしー。」②普通とは違っている。「めずらしー・ お菓子・を・ 食べ・た。」〔⇒めんらしい〕

めずらしがり【珍しがり】《名詞》 珍しいものばかりを選り好みすること。また、そのような人。◆新しいものばかりを選り好みすることや、そのようにする人は、「あたらしがり」。〔⇒めずらしもんずき〕

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2012年3月13日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(932)

めがさめる〔めーがさめる〕【目が覚める】《動詞・マ行下一段活用》 眠りから覚める。「今朝・は・ 六時・に・ めがさめ・た。」

めかた【目方】《名詞》 ①ものの重さ。「かんかん・で・ めかた・を・ 計る。」②体重。「食欲・の・ 秋・で・ めかた・が・ 増え・ても・た。」

めがね【眼鏡】《名詞》 ①ものがよく見えるようにしたり、目を守ったりするために、レンズやガラスで作って目にかける器具。「高校生・の・ 時・から・ 近目〔=近視〕・に・ なっ・て・ めがね・を・ かけ・とる。」②眼鏡の形をした、正月用の簡単なお飾り。「勝手口・に・も・ めがね・を・ 飾る。」

めがまう【目が舞う】《動詞・ワア行五段活用》 ①めまいがする。くらくらする。「高い・ とこ・へ・ 上っ・たら・ めーがもー・て・ 下・を・ 見・られ・へん。」②たいへん忙しい。「来る・ 人・が・ 多すぎ・て・ めーがもー・ても・た。」〔⇒めがまわる〕

めがまわる〔めがまーる〕【目が回る】《動詞・ラ行五段活用》 ①めまいがする。くらくらする。「新幹線・から・ 外・を・ 見とっ・たら・ めーがまーっ・た。」②たいへん忙しい。「仕事・が・ 多すぎ・て・ めーがまーる。」〔⇒めがまう〕

めがむく〔めーがむく〕【目が剥く】《動詞・カ行五段活用》 驚く。特に、高価さに驚く。「みんな・ めーがむい・て・ よー・ 買わ・へん。」〔⇒めがむける〕

めがむける〔めーがむける〕【目が剥ける】《動詞・カ行下一段活用》 驚く。特に、高価さに驚く。「値ー・を・ 聞い・て・ めーがむけ・た。」〔⇒めがむく〕

めかんち《名詞》 ①片方の目が不自由なこと。片目であること。また、そのような人。「左・の・ 目ー・の・ 手術(しうつ)・を・ し・て・ 今・は・ めかんち・に・ なっ・とる・ねん。」②目がよく見えないこと。③ものに気づかないこと。また、そのような人。「めかんち・が・ 人・の・ 足・を・ 踏ん・でいき・やがっ・た。」〔⇒かんち〕

めぎちゃんこ《形容動詞》 あまりにもひどく壊している様子。「時計・を・ 分解し・て・ めぎちゃんこに・ し・ても・た。」

めきめき《副詞と、動詞する》 ①木や板、骨組みなどが続けてきしむ様子。また、その音。「廊下・が・ めきめき・ 言(ゆ)ー・とる。」②ものが壊れる様子。「地震・で・ 小屋・が・ めきめきと・ つぶれ・た。」③力などが伸びる様子。「成績・が・ めきめき・ 伸び・た。」〔①②⇒みしみし、めりめり〕

めぐ《動詞・ガ行五段活用》  壊す。破損する。台無しにする。「ボール・を・ 当て・て・ 窓・の・ ガラス・を・ めん・でも・た。」

めくそ【目糞】《名詞》  目やに。「めくそ・が・ 付い・とる・さかい・ 顔・を・ 洗(あろ)・てこい。」

めくそほど【目糞ほど】《副詞》  ほんの少し。ごく僅か。「めくそほど・の・ 給料・しか・ くれ・へん。」〔⇒まねほど〕

めぐまれる【恵まれる】《動詞・ラ行下一段活用》 幸せな状態を与えられる。満ち足りている。「あんた・は・ 子ども・に・も・ めぐまれ・とる・なー。」

めぐむ【恵む】《動詞・マ行五段活用》 気の毒に思って、自分の持っている物や金を与える。「外国・の・ 子ども・の・ こと・を・ テレビ・で・ 見・たら・ めぐん・でやり・たい・と・ 思う・ こと・も・ ある・なー。」

めくら【盲】《名詞》 目が見えないこと。目が見えない人。「めくら・の・ 人・に・ あんま・を・ し・てもろ・た。」

めくらめっぽう〔めくらめっぽー〕【盲滅法】《形容動詞》 見当もつけないで、物事を行う様子。目的もなく行動する様子。「めくらめっぽーに・ 走る。」

めぐり【巡り】《名詞》 ぐるっと回ること。順に回っていくこと。「血ー・の・ めぐり・が・ 悪ー・て・ 霜焼け・に・ なっ・た。」

めぐりあわせ【巡り合わせ】《名詞》 自然とそうなるように決まっていること。運命。「試験・に・ 通ら・へん・ めぐりあわせ・やっ・た・ん・やろ・か。」

めくる《動詞・ラ行五段活用》 ①繰る。「カレンダー・を・ めくる。」「ページ・を・ めくる。」②はがす。「壁・に・ 貼っ・てある・ ポスター・を・ めくっ・て・ 捨てる。」③取り除けて露出させる。「畳・を・ めくっ・たら・ 古新聞・が・ 出・てき・た。」「スカート・を・ めくる。」〔⇒むくる〕

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2012年3月12日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(931)

めいぼ〔めーぼ〕【名簿】《名詞》 一定の枠組みなどに基づいて、大勢の人の名前が書いてある本や帳簿。「卒業生・の・ めーぼ」

めいめい〔めーめー〕【銘々】《名詞》 一人一人。それぞれ。各自。「切符・は・ めーめー・が・ 持っ・てください。」

めいれい〔めーれー〕【命令】《名詞、動詞する》 相手に自分の考えや仕事内容などを言いつけること。「明日・ 出張せー・と・ めーれーさ・れ・た。」

めいろ〔めーろ〕【迷路】《名詞》 迷いやすい道。出口がわからなくなるような道。「地下道・に・ 入っ・たら・ めーろ・みたいで・ どっち・へ・ 行っ・たら・えー・の・か・ わから・ん・よーに・ なる。」

めいわく〔めーわく〕【迷惑】《名詞、形容動詞、動詞する》 他人のしたことで、困ったり、嫌な思いを持ったりすること。「事故・で・ 電車・が・ 止まっ・て・ えらい・ めーわくし・た。」

めうえ【目上】《名詞》 年齢や地位などが上の人。「めうえ・を・ 大事に・ せ・な・ あか・ん・やろ。」

めうつり【目移り】《名詞、動詞する》 次々に別のものに心を引かれること。あれこれ見て心が迷うこと。「電気屋・で・ テレビ・を・ 見・たら・ めうつりし・て・ どれ・を・ 買う・か・ 決まら・へん。」

めえめえ〔めーめー〕《名詞》 山羊。◆幼児語。

めえめえ〔めーめー〕【見え見え】《形容動詞》 隠そうとしている意図や内容が、見え透いていること。すっかりわかってしまっていること。「お前・の・ 言ー・たい・ こと・は・ めーめーや。」〔⇒みえみえ〕

めえる〔めーる〕【見える】《動詞・ア行下一段活用》 ①ものの形が目に映る。「今日・は・ よー・ 晴れ・て・ 四国・まで・も・が・ めー・とる・ぞ。」②隠れていたものが、あらわになる。「背伸び・を・ し・たら・ へそ・が・ めーる・ぞ。」〔⇒みえる〕

めーたー〔めーた〕【メーター】《名詞》 計器。「電気・の・ めーたー・を・ 調べ・に・ 来る。」

めーとる【メートル】《名詞》 電力契約で、使用量に応じて費用を払う仕組み。◆今では考えられないことであるが、かつて、電気代には、「ていがく【定額】」と「めーとる」とがあった。戦後の昭和20年代にはその制度は残っていた。「ていがく」は、家屋内の電灯の数に応じて電気代を払うもので、電灯の増設はできなかった。電球が2つとか3つとかで契約をしていた。電球は買うものではなかった。タングステン電球はフィラメントがよく切れた。電球が切れたときは、電力会社の店(取次店かもしれない)に電球を持っていって、新しい電球に取り替えてもらっていた。「めーとる」の家は、「ていがく」の家に比べて、当然、格が高い家のように思われていた。その時代には、停電は珍しくなかった。

めがかたい〔めーがかたい〕【目が堅い】《形容詞》 なかなか眠ろうとしない。眠ろうとしても目がさえている。「めーがかとー・て・ ずっと・ 起き・とる。」

めかくし【目隠し】《名詞、動詞する》 ①目を手や布などで覆って見えなくすること。また、その布など。「かくれんぼ・の・ とき・ 手ー・で・ めかくしする。」②外から家の中が見えないようにすること。また、そのための物。「めかくし・に・ 木ー・を・ 植える。」

めかける〔めーかける〕【目掛ける】《動詞・カ行下一段活用》 心を寄せていたわる。心に留めて応援する。「習字・が・ 上手やっ・た・ので・ 先生・に・ めーかけ・てもろ・とっ・た。」

めがける【目掛ける】《動詞・カ行下一段活用》 目当てにする。目指す。ねらう。「駅・を・ めがけ・て・ 歩い・た・けど・ 途中・で・ 道・を・ 間違え・た。」「的・を・ めがけ・て・ 撃つ。」

めがこえる〔めーがこえる〕【目が肥える】《動詞・ア行下一段活用》  芸術作品などの良いものを見慣れていて、見分ける力がある。鑑識眼がある。「焼き物・の・ めーがこえ・た・ 人」

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2012年3月11日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(930)【め】

め〔めー〕【匁】《名詞》 尺貫法による重さの単位で、一貫の千分の一。3.75グラム。「肉・を・ 三百・め・ 買う。」

め〔めー〕【目】《名詞》 ①ものを見る働きをする器官。「めー・の・ 近く・に・ ほくろ・が・ ある。」「めー・が・ 腐る・ほど・ よー・ 寝・た。」②視力。「めー・が・ 悪い。」「めー・が・ 遠い。」③目の様子。目つき。「おかしな・ めー・で・ 見・んとい・て・ほしー・な。」④見張ること。注目すること。「周り・の・ めー・が・ 気・に・ なる。」⑤見方。「子ども・の・ めー・で・ 見る。」⑥ものを見分ける力。「焼き物・を・ 見る・ めー・が・ ある。」⑦経験。「辛い・ めー・に・ 遭(お)ー・た。」⑧区切られた小さな隙間。「畳・の・ めー・に・ ごみ・が・ たまる。」「網・の・ めー」⑨一列に連なっているものの一つ一つ。「鋸・の・ めー」⑩しるし。「さいころ・の・ めー」

め〔めー〕【芽】《名詞》 ①植物の種や根から生えだしたばかりのもの。「朝顔・の・ めー・が・ 出・てき・た。」②枝や茎についていて、葉や花になるはずのもの。「桜・の・ めー・が・ 赤(あこ)ー・ なっ・てき・た。」

め〔めー〕【目】《接尾語》 ①順番を表す言葉。「一日-め」「二人-め」「三番-め」「四丁-め」②区切りを表す言葉。「境-め」「切れ-め」③程度を表す言葉。「早い-めー・に・ 集まる。」「高い-め・に・ 値ー・を・ 決める。」「太い-めー・の・ 丸太・を・ 立てる。」

め《接尾語》 人をあしざまに言うときに使う言葉。「阿呆め・が・ また・ 失敗し・やがっ・た。」「くそ餓鬼め」「畜生め」

めーたー【メーター】《名詞》 電気・ガス・水道などの使用量などを自動的に表す器械。「冬・は・ 電気・の・ めーたー・が・ よー・ 上がる。」

めーとる【メートル】《名詞》 長さの基本の単位。「百めーとる・の・ 競走」

めーめー《名詞》 山羊。◆幼児語。

めーめー《副詞と》 羊や山羊が鳴く様子。また、その声。「めーめー・が・ めーめー・ 鳴い・とる。」

めあて【目当て】《名詞》 目を付けて見るところ。目指すところ。「めあて・を・ 持っ・て・ 勉強する。」

めい〔めー〕【姪】《名詞》 兄弟姉妹の子で、女の子。「めー・に・ 入学祝い・を・ 贈る。」

めい〔めー〕《名詞》 ひじき。「めー・と・ 揚げ・と・を・ 炊く。」

めいげつ〔めーげつ〕【名月】《名詞》 美しい月。「今夜・の・ 月・も・ めーげつ・や・なー。」

めいさん〔めーさん〕【名産】《名詞》 それぞれの土地にできる、有名な産物。名物。「明石・の・ めーさん・の・ 鯛・を・ 送っ・たる・ぞ。」

めいし〔めーし〕【名刺】《名詞》 名前・職業・住所などを印刷していて、挨拶するときなどに相手に差し出す小型カード。「退職し・たら・ めーし・が・ 無(の)ー・なっ・て・ 寂しい・ こと・や。」

めいしょ〔めーしょ〕【名所】《名詞》 景色などがよくて、知られているところ。歴史上で有名であるところ。「月・の・ めーしょ・は・ 須磨・や。」

めいしん〔めーしん〕【迷信】《名詞》 理屈に合わないことを正しいと信じること。また、その信じている事柄。「西瓜・と・ 天麩羅・が・ 食い合わせ・や・と 言(ゆ)ー・の・は・ めーしん・だっ・か。」

めいじん〔めーじん〕【名人】《名詞》 腕前の優れた人。「あの・ 人・は・ 魚釣り・の・ めーじん・や・なー。」

めいちゅう〔めーちゅー〕【命中】《名詞、動詞する》 目当てとしているところに当たること。「矢ー・が・ めーちゅーし・た。」

めいにち〔めーにち〕【命日】《名詞》 死んだときと同じ月日。「一周忌・を・ めーにち・の・ ちょっと・ 前・の・ 日曜日・に・ する。」

めいぶつ〔めーぶつ〕【名物】《名詞》 ①その土地の名高い産物。「神戸・の・ めーぶつ・の・ 瓦煎餅」②評判になっている、有名な人やもの。「学校・の・ めーぶつ・に・ なっ・とる・ 先生」

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2012年3月10日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(929)

むねやけ【胸焼け】《名詞、動詞する》 食べ過ぎや、胃の具合の悪さによって、胸の辺りが焼け付くように感じられること。「焼き芋・を・ 食べ過ぎ・て・ むねやけ・が・ する。」

むね(を)はる〔むね(お)はる〕【胸を張る】《動詞・ラ行五段活用》 自信のある様子を見せる。「これまで・ 頑張っ・た・ん・や・さかい・ むねをはっ・て・ 試験・を・ 受け・てき・なはれ。」

むやみ《副詞に》 度を超している様子。善し悪しなどを深く考えないで動く様子。「むやみに・ 食べ・たら・ あか・ん・よ。」〔⇒むやみやたら〕 

むやみやたら【無闇矢鱈】《副詞に》 極端に度を超している様子。善し悪しなどを全く考えないで動く様子。前後のことなどを考えない様子。「むやみやたらに・ 飲み過ぎ・たら・ 後・で・ 困る・ぞ。」〔⇒むやみ〕

むら【村】《名詞》 ①田舎で家が集まっているところ。「山・の・ 中・に・も・ 小さい・ むら・が・ ある。」②地域の単位。部落。「西島・の・ むら・の・ 自治会」「むら・の・ 寄り合い」

むら《名詞、形容動詞》 ①色の濃淡などがあって、まだらであること。「壁・の・ 塗り方・に・ むら・が・ ある。」②ものごとが一定していないこと。「むらに・ 食べ・とっ・たら・ 体・に・ 悪い。」

むらぐい【斑食い・群食い】《名詞、動詞する》 ①食べるときと食べないときの差が大きいこと。「むらぐいし・て・ 朝・は・ 食わ・へん。」②大いに食いあさること。「好きな・ もん・が・ あっ・たら・ むらぐいし・よる・ねん。」

むらさき【紫】《名詞》 赤と青の混じった色。「むらさき・の・ 風呂敷」

むらさきいろ【紫色】《名詞》 赤と青の混じった色。「むらさきいろ・の・ 朝顔・が・ 咲い・た。」

むらす【蒸らす】《動詞》 煮たり炊いたりした後、食べ物にじゅうぶん湯気を通してふっくらとさせる。「ご飯・を・ むらし・て・から・ 食べる。」

むらむら《副詞と、動詞する》 ①急に強い気持ちがつのる。「やる・ 気・が・ むらむら・ 湧い・た。」②怒りの気持ちが強くなる様子。「腹・が・ 立っ・て・ むらむらし・てき・た。」③性欲が起こる様子。〔②⇒むしゃくしゃ〕

むり【無理】《名詞、形容動詞、動詞する》 ①理屈に合わないこと。「決まり・から・ 言(ゆ)ー・たら・ あんた・の・ 考え・は・ むりな・ ところ・が・ ある。」②ものごとを押し切ってすること。「むりし・たら・ 後・で・ 困る・やろ。」③するのが難しいこと。「一週間・で・ する・の・は・ むりな・ 仕事・や。」

むりから【無理から】《副詞に》 ものごとを押し切ってする様子。「むりからに・ 連れ・ていか・れ・た。」〔⇒むりと、むりやり〕

むりと【無理と】《副詞に》 ものごとを押し切ってする様子。「むりと・ 選手・に・ され・ても・た。」〔⇒むりから、むりやり〕

むりやり【無理矢理】《形容動詞》 ものごとを押し切ってする様子。「むりやりに・ し・たら・ みんな・が・ 迷惑する。」〔⇒むりから、むりと〕

むりょう〔むりょー〕【無料】《名詞》 料金が要らないこと。「むりょー・や・さかい・ 大勢・が・ 来・てくれる・やろ。」

むれ【群れ】《名詞》 多くのものが一箇所に集まっている状態。「魚・が・ むれ・に・ なっ・て・ 泳い・どる。」

むれる【蒸れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①食べ物にじゅうぶん湯気が通る。「十分・ほど・ おい・たら・ よー・ むれる・やろ。」②熱や湿気がこもる。「夏・の・ 間・は・ 靴・が・ むれ・て・ 困る。」

むんと〔むーんと〕《副詞、動詞する》 蒸し暑さや臭いによって、息が詰まりそうになる様子。「電車・の・ 中・で・ ぱたぱた・ 化粧さ・れ・たら・ むーんとし・て・ 気持ち・が・ 悪い・なー。」〔⇒むんむん〕

むんむん《副詞と、動詞する》 蒸し暑さや臭いが強く漂う様子。蒸し暑さや臭いによって、息が詰まりそうな様子。「部屋・の・ 中・が・ むんむんし・とる・さかい・ 窓・を・ 開け・た。」〔⇒むんと〕

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2012年3月 9日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(928)

むっちゃ《副詞》 とても。「駅・まで・は・ むっちゃ・ 遠かっ・てん。」◆「むちゃくちゃ」が短くなった発音。

むっつ【六つ】《名詞》 五つの次の数。「一袋・に・ 饅頭・が・ むっつ・ 入っ・とる。」
むつっと《副詞、動詞する》 口数が少なく、愛想がない様子。「聞ー・ても・ むつっとし・て・ 何・も・ 答え・へん。」〔⇒むっつり〕

むっつり《副詞と、動詞する》 口数が少なく、愛想がない様子。黙っていて、自分の気持ちや考えを言わない様子。「いつも・ むっつりし・とる・さかい・ 話・が・ しにくい・ 人・や。」〔⇒むつっと〕

むっつりや《名詞》 口数が少なく、愛想がない人。表情の乏しい人。「むっつりや・の・ 男・の・ 子」〔⇒だんまりや〕

むっと〔むーっと〕《副詞、動詞する》 ①怒りなどを感じて不機嫌になる様子。また、それを表情に現す様子。機嫌が悪くなって、口を閉ざす様子。「むーっとし・て・ 何・を・ 言(ゆ)ー・ても・ 返事・を・ し・てくれ・へん。」②暑さや強い臭いなどが迫ってくる様子。暑さや臭いによって息が詰まりそうな様子。「むーっとし・とる・さかい・ 窓・を・ 開け・たら・ どない・です・か。」

むとんじゃく【無頓着】《名詞、形容動詞》 ものにこだわらないこと。ものごとを気にかけないこと。細かな注意が行き届かないこと。「家・の・ 中・が・ 汚れ・とっ・ても・ むとんじゃくな・ 人・や。」

むなくそ(が)わるい【胸くそ(が)悪い】《形容詞》 腹が立つ。不愉快である。いまいましく思う。「何やかや・ 文句・を・ 言ー・やがっ・て・ むなくそわるい・ 奴(やつ)・や。」〔むねがわるい〕

むなぐら【胸倉】《名詞》 着物の襟が重なり合う辺り。「むなぐら・ つかん・で・ はり倒し・てやり・たかっ・た。」

むなもと【胸元】《名詞》 胸の辺り。着ているものの、胸の合わせ目。「むなもと・に・ 寒い・ 風・が・ 入る・ので・ 襟巻き・を・ し・た。」「むなもと・を・ つかま・れ・て・ 殴ら・れ・た。」

むにゃむにゃ《名詞》 念仏。「お坊さん・が・ むにゃむにゃ・を・ 言(い)・よっ・て・やろ。」◆幼児語。

むにゃむにゃ《副詞と》 ①わけのわからないことを小声でつぶやく様子。「むにゃむにゃ・ 言わ・んと・ はっきり・ 言い・なはれ。」②言いたくないことを、わけのわからない言い方にして、あいまいにしてしまう様子。「むにゃむにゃ・ 言(ゆ)ー・て・ ごまかし・やがっ・た。」③寝言を言う様子。「よだれ・ 垂らし・て・ むにゃむにゃ・ 言(ゆ)ー・とる。」

むね【胸】《名詞》 ①体の前の部分で、首と腹の間。「こけ・て・ むね・を・ 撲っ・た。」②心。心の中。「むね・に・ 手ー・ 当て・て・ よー・ 考え・てみー。」③心臓。肺。「むね・の・ 病気・で・ 亡くなっ・た。」

むね【棟】《名詞》 屋根の一番高いところ。「むね・に・ カラス・が・ とまっ・とる。」

むねあげ【棟上げ】《名詞、動詞する》 家の骨組みができて、棟木を上げること。また、そのときの祝い事。「神主さん・に・ 来・てもー・て・ むねあげ・を・ する。」〔⇒たてまえ〕

むねがいっぱいになる【胸が一杯になる】《慣用句(動詞・ラ行五段活用)》 心が強く動かされる。涙が出そうになる。「可哀相な・ 話・を・ 聞ー・て・ むねがいっぱいになっ・た。」

むねがつまる【胸が詰まる】《慣用句(動詞・ラ行五段活用)》 ①心が強く動かされる。涙が出そうになる。「映画・を・ 見・て・ むねがつまっ・た。」②食べ物が詰まって息苦しくなる。「冷たい・ 弁当・を・ 食べ・とっ・て・ むねが つまっ・た。」〔②⇒のどがつまる〕

むねがわるい【胸が悪い】《形容詞》 ①気分が優れない。「船・に・ 酔ー・て・ むねがわるい。」②腹が立つ。不愉快である。いまいましく思う。「みんな・の・ 前・で・ 怒ら・れ・て・ むねがわるい・ねん。」〔②⇒むなくそ(が)わるい〕

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2012年3月 8日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(927)

むせかえる《動詞・ラ行五段活用》 ①息が詰まりそうになって、ひどく咳き込む。「隣・で・ 煙草・を・ 吸わ・れ・て・ むせかえっ・た。」②蒸し暑く感じられる。「むせかえっ・た・ 一日・やっ・た。」

むせる《動詞・サ行下一段活用》 ①息が詰まりそうになって、咳き込む。「焚き火・に・ あたっ・とっ・て・ 煙・に・ むせ・た。」②食べ物が喉に詰まる。「むせ・た・さかい・ 背中・を・ さすっ・てやっ・た。」③蒸し暑い状態が続く。「今年の夏は 何時までも むせまんなー。」

むだ【無駄】《名詞、形容動詞》 効果がないこと。役に立たないこと。「今さら・ 走っ・ても・ むだや。電車・に・は・ 間に合わ・へん。」「税金・を・ むだに・ 使わ・ん・とい・て・ほしー。」

むだごと【無駄事、無駄言】《名詞》 ①無駄なこと。役に立たないこと。「むだごと・や・と・ 思う・ 仕事・を・ 手伝わさ・れ・た。」②無駄な言葉。役に立たない言葉。「むだごと・ばっかり・ 言(ゆ)ー・て・ 寄り合い・が・ 長引ー・た。」〔⇒うだごと〕

むだづかい〔むだずかい〕【無駄遣い】《名詞、動詞する》 お金や物を、役に立たないことに使うこと。「むだずかいせ・んと・ 貯金し・とき。」「税金・の・ むだずかい・は・ やめ・てんか。」

むだばなし【無駄話】《名詞、動詞する》 役に立たない話。単なるおしゃべり。「道・で・ むだばなしし・とっ・て・ 時間・が・ 経(た)っ・ても・た。」

むち【鞭】《名詞》 細長い棒や紐。「馬・に・ むち・を・ 打つ。」

むちゃ【無茶】《名詞、形容動詞》 ①筋道が通らないこと。「明日・まで・に・ せー・ 言(ゆ)ー・て・ そら・ むちゃやろ。」②程度がひどすぎること。「むちゃな・ 値段・や・さかい・ 買わ・れ・へん。」③乱暴をすること。「むちゃな 決め方をしたら あかんぞ。」〔⇒むちゃくちゃ〕

むちゃくちゃ【無茶苦茶】《名詞、形容動詞》 ①あまりにも筋道が通らない様子。「むちゃくちゃな・ やり方・を・ した・さかい・ みんな・に・ 好かん・を・ くろ・た。」②あまりにも程度がひどすぎる様子。「むちゃくちゃに・ 高い・ 値ー・や。」〔⇒むちゃ、めちゃくちゃ、むっちゃくちゃ、めっちゃくちゃ、むっちゃくっちゃ、めっちゃくっちゃ〕

むちゃもん【無茶者】《名詞》 無法者。道理にかなわないことを言ったりしたりする者。「むちゃもん・に・は・ 相手・に・ なら・ん・ 方・が・ 良(え)ー。」

むちゅう〔むちゅー〕【夢中】《名詞、形容動詞》 一生懸命になって取り組む様子。「切手集め・に・ むちゅーに・ なっ・た・ こと・が・ あっ・た。」

むつかしい〔むつかしー〕【難しい】《形容詞》 ①わかりにくい。「むつかしー・ 話・の・ 仕方・やっ・た。」②なかなか結末がつかない。厄介だ。「反対する・ 人・も・ 多い・さかい・ 決める・の・は・ むつかしー・と・ 思う。」③面倒だ。「手続き・が・ ぎょーさん・ あっ・て・ むつかしー・ こと・や。」④機嫌が悪い。「朝・から・ むつかしー・ 顔・を・ し・とる。」⑤扱いにくい。「むつかしー・ 人・が・ 一人・ おっ・たら・ 話・が・ おさまら・へん。」◆濁音で「むずかしー」と言うことは少ない。

むつかしないな【難しないな】《連体詞》 ①わかりにくい。「むつかしないな・ 問題・や・さかい・ わからへん。」②なかなか結末がつかない。厄介だ。「寄り合い・は・ むつかしないな・ こと・に・ なっ・て・ まだ・ 何・も・ 決まっ・とら・へん。」③面倒だ。「むつかしないな・ 書き方・を・ せ・な・ いか・ん・よーや。」④機嫌が悪い。「むつかないな・ 顔・を・ せ・んと・ にっこりせー。」⑤扱いにくい。「むつかしないな・ 人」

むつかしや【難し屋】《名詞》 扱いにくい人。「むずかしや・が・ 一人・ おっ・たら・ 相談事・が・ まとまら・へん。」

むつき【襁褓】《名詞》 おしめ。「だいぶ・ 大きなっ・て・ むつき・が・ とれ・た。」〔⇒おむつ、おしめ〕

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2012年3月 7日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(926)

むしぼし【虫干し】《名詞、動詞する》 黴や虫を防ぐために、衣類などを風や日光に当てること。「梅雨・が・ 明け・た・ので・ むしぼしする。」

むしまんじゅう〔むしまんじゅー〕【蒸し饅頭】《名詞》 蒸して作った饅頭。「有馬温泉・の・ むしまんじゅー」

むしむし【蒸し蒸し】《副詞と、動詞する》 湿気が多くて暑く感じる様子。「雨降り・で・ 窓・を・ 閉め・とっ・たら・ むしむしと・ 気分・が・ 悪い。」「今日・は・ 朝・から・ むしむしする。」

むしめがね【虫眼鏡】《名詞》 小さなものを大きく見せるための、凸レンズでできた道具。「むしめがね・で・ 字引・を・ 見る。」

むしやき【蒸し焼き】《名詞、動詞する》 材料を鍋や釜に入れて、蓋をして焼くこと。また、そのようにしてできた料理。「芋・を・ むしやき・に・ する。」

むしゃくしゃ《副詞と、動詞する》 腹が立ってたまらない様子。気分が優れず、落ち着かない様子。「 みんな・から・ 文句・を・ 言わ・れ・て・ むしゃくしゃし・た。」〔⇒むしゃむしゃ〕

むしゃむしゃ《副詞と、動詞する》 ①周りの人を気にしないで、勢いよく食べる様子。「むしゃむしゃと・ かぶりつい・て・ 食べる。」②腹が立ってたまらない様子。気分が優れず、落ち着かない様子。「むしゃむしゃする・よーな・ こと・を・ 言わ・んとい・てんか。」〔②⇒むしゃくしゃ〕

むしょうに〔むしょーに〕【無性に】《副詞》 やたらに。むやみに。この上なく。「むしょーに・ 腹・が・ 立っ・て・ しょーがない。」

むしる【毟る】《動詞・ラ行五段活用》 ①つかんで引き抜く。「庭・の・ 草・を・ むしる。」②少しずつ、つまんで、ちぎる。「パン・を・ むしっ・て・ 食べる。」③奪い取る。「蕎麦・ 一杯・で・ 千五百円・も・ むしら・れ・た。」「満員電車・で・ ボタン・を・ むしら・れ・た。」〔①⇒みしきる、むしきる〕

むしろ【筵】《名詞》 藁などで編んで作った敷物。「むしろ・を・ 引ー・て・ 腰・を・ おろす。」

むじんとう〔むじんとー〕【無人島】《名詞》 人が住んでいない島。「高砂・の・ 沖・の・ ほーらく島・は・ むじんとー・や・」

むす【蒸す】《動詞・サ行五段活用》 ①湯気を立てて熱する。「豚饅・を・ むし・て・ 売っ・とる。」②蒸し暑く感じられる。「今日・は・ 朝・から・ むし・て・ 汗だくや。」〔②⇒むしむしする〕

むすこ【息子】《名詞》 男の子。自分の男の子。「むすこ・が・ 高等学校・に・ 入っ・た。」

むすっと《副詞、動詞する》 機嫌が悪い様子。愛想がない様子。「返事・も・ せ・んと・ むすっと・ 下・を・ 向い・とる。」〔⇒ぶすっと〕

むすび【結び】《名詞》 握り飯。「山登り・の・ 弁当・に・ むすび・を・ 持っ・ていく。」

むすびと【結び処】《名詞》 糸や紐などの、結び合わさったところ。「この・ 紐・の・ むすびと・は・ どこ・なん・や。」〔⇒むすびめ〕

むすびめ【結び目】《名詞》 糸や紐などの、結び合わさったところ。「むすびめ・が・ ほどきにくい。」〔⇒むすびと〕

むすぶ【結ぶ】《動詞・バ行五段活用》 ①くくる。つなぐ。しばる。「縄・を・ むすぶ。」②離れているものなどを合わせる。「隣・の・ 人・と・ 手・を・ むすぶ。」「淡路・の・ 岩屋・と・ むすぶ・ フェリーボート」③固く閉じる。「男・の・ 子・は・ 口・を・ むすん・どけ。」

むすめ【娘】《名詞》 ①女の子。自分の女の子。「むすめ・が・ 高等学校・を・ 卒業し・た。」②若くて、結婚していない時。「むすめ・の・ 時・に・ 料理・を・ 習っ・た。」

むすめむこ【娘婿】《名詞》 娘の結婚相手。「うち・の・ むすめむこ・は・ 役場・に・ 勤め・とる。」◆息子の嫁のことは「むすこよめ」とは言わない。「むすこ・の・ よめ」という言い方になる。

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2012年3月 6日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(925)

むこ【婿】《名詞》 ①結婚相手の男性。「おむこさん・は・ どんな・ 方・です・か。」②娘の夫。「むこ・が・ 退職祝い・を・ し・てくれ・た。」

むこう〔むこー、むこ〕【向こう】《名詞》 ①前の方。「まっすぐ・ むこー・へ・ 歩く。」②遠くの方。「むこー・の・ 山・に・ 登り・たい。」③あちら。「むこー・で・ 待っ・とっ・てくれ・へん・か。」④相手の方。「この・ 事故・は・ むこ・の・ 不注意や・ねん。」

むこういき〔むこーいき、むこいき〕【向こう意気】《名詞》 がむしゃらに進んで、後へ引かないこと。また、そのような心持ちや性格。「あいつ・は・ むこーいき・が・ 強い・さかい・ 言(ゆ)ー・たら・ 引っ込ま・へん。」

むこうずね〔むこーずね〕【向こう臑】《名詞》 膝から足首までの、前側の部分。「こけ・て・ むこーずね・を・ 撲っ・た。」

むこはん【婿はん】《名詞》 結婚相手の男性。「むこはん・は・ 羽織袴・で・ 結婚式・に・ 出・た。」

むさくるしい〔むさくるしー〕【むさ苦しい】《形容詞》 散らかって、汚らしい。「むさくるしー・ 家・や・けど・ 上がっ・ておくん・なはれ。」◆実際にはそうでなくても。謙遜して使うこともある。〔⇒むさくろしい〕

むさくろしい〔むさくろしー〕【むさ苦しい】《形容詞》 散らかって、汚らしい。「むさくろしー・ 部屋」〔⇒むさくるしい〕

むし【虫】《名詞》 ①昆虫や、昆虫のような小さな生き物。「むし・が・ はい回っ・とる。」②人の心の中にあって、さまざまな影響を与えるもの。「腹・の・ むし・が・ おさまら・へん。」③空気を押さえる、ゴム製の短い管。「自転車・の・ タイヤ・の・ むし・を・ 替える。」

むし【虫】《接尾語》 人をからかったり、蔑んだりして言う言葉。「泣き-むし」「怒り-むし」「弱-むし」

むじ【無地】《名詞》 全体が一つの色で、模様のないこと。「むじ・の・ 服・を・ 着る。」

むしあつい【蒸し暑い】《形容詞》 湿り気が多くて、蒸されるように暑い。「京都・の・ 夏・は・ むしあつい・そーや。」

むしおさえ【虫押さえ】《名詞》 少し食べて、空腹感をやわらげる食べ物。一時しのぎの食べ物。「饅頭・を・ 食べ・て・ むしおさえ・に・ する。」◆食事の時刻に間があるときなどに食べるものである。

むしがあわん【虫が合わん】《慣用句(動詞+助動詞)》  なんとなく気に入らない。相性がよくない。「えらそーな・ 話し方・を・ する・ やつ・は・ むしがあわん。」〔⇒むしがすかん〕

むしかご【虫籠】《名詞》 虫を飼うための籠。「むしかご・に・ かまきり・を・ 入れる。」

むしがすかん【虫が好かん】《慣用句(動詞+助動詞)》 なんとなく気に入らない。相性がよくない。「むしがすかん・ やつ・と・は・ いっしょに・ 仕事・を・ し・とー・ない。」〔⇒むしがあわん〕

むしきる【毟切る】《動詞》 つかんで引き抜いてちぎる。荒っぽく切る。「手ー・で・ むしきら・んと・ 鋏・を・ 使い・なはれ。」〔⇒みしきる〕

むしば【虫歯】《名詞》 傷んだり穴があいたりした歯。「むしば・を・ 治し・てる・ねん。」

むしぱん【蒸しパン】《名詞》 蒸して作ったパン。玄米パンなどのように、ふかしたもの。

むしぴん【虫ピン】《名詞》 昆虫の標本を作るときに、虫をとめておく、針のようなピン。

むしぶろ【蒸し風呂】《名詞》 湯を使わず、湯気で体を温める風呂。◆現実には、家庭に蒸し風呂はなく、比喩表現として使う。「今日・は・ むしぶろ・みたいに・ 暑い・なー。」

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2012年3月 5日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(924)

むかわり《名詞》 一周忌。「親父・の・ むかわり・の・ 時・に・ 兄弟・が・ 集まっ・た。」

むき【向き】《名詞》 ①向いている方向。「風・の・ むき・が・ 変わっ・た。」「東むき・の・ 家」②ちょうど合っていること。適していること。「中学生むき・の・ 本・を・ 読む。」

むぎ【麦】《名詞》 畑で作る穀物。「むぎ・の・ 粉(こ)ー・で・ パン・を・ 焼く。」「むぎ・の 穂ー」

むぎあき【麦秋】《名詞》 麦の収穫をする頃。五月の収穫期。「むぎあき・で・ 忙しー・」

むぎちゃ【麦茶】《名詞》 大麦を煎ったもの。それを入れて沸かしたお茶。「夏・は・ むぎちゃ・が・ よろしー・なー。」

むぎばたけ【麦畑】《名詞》 麦を作る畑。「むぎばたけ・で・ くろべ・を・ 抜い・て・ 笛・に・ する。」

むきむきする《動詞》 果物の皮をむく。「蜜柑・の・ 皮・を・ むきむきする。」◆幼児語。〔⇒むいむいする〕

むぎわら【麦藁】《名詞》 実を取ったあとの麦の茎。「むぎわら・で・ 人形・を・ 作る。」〔⇒むんぎゃら〕

むぎわらぼうし〔むぎわらぼーし〕【麦藁帽子】《名詞》 実を取ったあとの麦の茎を編んで作った帽子。「夏・は・ むぎわらぼーし・が・ 涼し・そーや。」〔⇒むんぎゃらぼうし〕

むく【向く】《動詞》 ①顔や体をその方へ向ける。「声・の・ し・た・ 方・を・ むく。」②その方に面している。「南・に・ むい・た・ 家・を・ 建てる。」③うまく合う。適している。「家族連れ・に・ むい・た・ 食堂・や。」

むく【剥く】《動詞》 ①外側を覆っているものを取り除いて、中のものを取り出す。「蜜柑・の・ 皮・を・ むく。」②大きく見せる。強く見せる。「猿・が・ 目・を・ むい・たり・ 歯ー・を・ むい・たり・ し・とる。」

むくち【無口】《名詞、形容動詞》 口数が少ないこと。「むくちな・ 子ー・で・ 困っ・とり・ます。」 

むくっと《副詞》 ①急に、起きたり立ち上がったりする様子。「むくっと・ 立っ・た・さかい・ びっくりし・た。」②急に、わきあがる様子。「むくっと・ 入道雲・が・ でけ・とる。」〔⇒むっくり、むくむく〕

むくみ《名詞》 腫れぼったく、膨らんでいること。「足・の・ むくみ・が・ 治ら・へん。」

むくむ《動詞》 顔や手などが腫れて膨れる。「ほっぺた・が・ ちょっと・ むくん・どる・みたいや。」

むくむく《副詞と、動詞する》 ①重なり合って、わき上がる様子。「入道雲・が・ むくむくと・ 湧い・とる。」「煙・が・ むくむく・ 出・とる。」②寝ていたものが起き上がる様子。「牛・が・ むくむくと・ 起き上がっ・た。」③厚く膨らんでいる様子。「むくむくし・た・ 毛ー・の・ 犬」〔⇒むくっと〕

むぐむぐ《副詞と》 ①口を大きく開けないで、つぶやく様子。「むぐむぐ・ 言(ゆ)ー・とる・けど・ よー・ 聞こえ・へん。」②口を開けないで、ものをかむ様子。「するめ・を・ むぐむぐ・ かん・どる。」〔⇒もくもぐ〕

むくる《動詞》 ①剥ぐ。「布団・を・ むくる。」②めくる。「日めくり・を・ むくる。」〔⇒めくる〕

むくれる《動詞》 ①風などによって、剥がされる。「お知らせ・の・ 掲示・が・ むくれ・とる。」(吹き飛んでしまっているのではなく、一部分が剥がれているような様子のときに言う。)②繰られる。「本・が・ むくれる。」〔⇒めくれる〕

むける【向ける】《動詞》 向くようにする。「顔・を・ 正面・に・ むける。」

むける【剥ける】《動詞》 はがれる。「日・に・ 焼け・て・ 顔・の・ 皮・が・ むける。」

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2012年3月 4日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(923)【む】

むいか【六日】《名詞》 ①月の六番目の日。「一月・の・ むいか・の・ 日ー」②六日間。「月曜・から・ 土曜・まで・の・ むいか」

むいむい《名詞》 虫。「むいむい・が・ 飛ん・でき・た。」「菜っ葉・に・ つい・とる・ むいむい・を・ 洗う。」◆幼児語。

むいむいする《動詞》 果物の皮をむく。「林檎・を・ むいむいし・たろ・か。」◆幼児語。「むきむきする」よりも、「むいむいする」の方が、より幼児性が強い印象がある。〔⇒むきむきする〕

むう〔むー〕【六】《名詞》 六。◆「ひ・ふ・み・よ・いつ・むー・なな・やー・ここ・とー」と数える・

むえんぼとけ【無縁仏】《名詞》 死んだ後を弔ったり祀ったりする身寄りがない仏。「誰・も・ 参っ・てこ・ん・ むえんぼとけ・が・ ある。」

むかい【向かい】《名詞》 向き合っていること。「床屋・の・ むかい・に・ ある・ 店」

むかいかぜ【向かい風】《名詞》 進む方向の前から吹いてくる風。「むかいかぜ・で・ 歩きにくい。」

むかう【向かう】《動詞》 ①その方へ顔を向けたり、動いていったりする。「西・に・ むかう。」②はむかう。抵抗する。対抗する。「もっと・ 正面・から・ 相手・に・ むこー・ていけ。」

むかえ【迎え】《名詞》 来るのを待っていること。来るのを待っている人。「子ども・を・ むかえ・に・ 行く。」〔⇒むかい〕

むかえみず【迎え水】《名詞》 井戸の水をポンプで汲み上げられないときに、ポンプに流し入れる水。「ポンプ・が・ すか・に・ なっ・とる・さかい・ むかえみず・を・ 入れる。」〔⇒むかいみず〕

むかえる【迎える】《動詞》 ①来るのを待っている。「駅・で・ 友だち・を・ むかえる。」②来てもらう。「先生・を・ むかえ・て・ 同窓会・を・ 開く。」③その時期になる。「暑い・ 夏・を・ むかえ・た。」

むかし【昔】《名詞》 長い年月を隔てた、ずっと前。「むかし・の・ こと・を・ 思い出し・た。」

むかしにんげん【昔人間】《名詞》 昔気質の人。古風な考えをする人。「むかしにんげん・に・は・ パソコン・てな・ もん・ わかる・はず・が・ あら・へん。」〔⇒むかしもん〕

むかしばなし【昔話】《名詞》 ①ずっと以前の話題。かつて経験したことなどの話題。「年寄り・が・ むかしばなし・を・ し・てまし・てん。」②ずっと以前から伝えられてきた、子供向きの話。「桃太郎・の・ むかしばなし」

むかっと〔むかーっと〕《副詞、動詞する》 ①急に、強い怒りがこみ上げてくる様子。「耕二・の・ やつ・が・ あることないこと・ ぬかし・やがっ・て・ むかっーとし・た。」②急に、吐き気をもよおす様子。「飲み過ぎ・て・ むかーっとし・て・ 吐い・ても・た。」〔⇒むかむか〕

むかつき《名詞》 ①体調が悪くて、吐き気などを感じること。「むかつき・が・ 治ら・へん・さかい・ 薬・を・ のむ。」②腹立たしく感じること。

むかつく《動詞》 ①むかむかして、吐き気がする。「車・に・ 酔(よ)ー・て・ むかつい・た。」②腹が立つ。「むかつく・よーな・ 話・は・ やめ・とい・てんか。」◆本来の使い方は①である。

むかっぱら【むかっ腹】《名詞》 わけもなく腹を立てること。「あいつ・の・ 顔・を・ 見・たら・ むかっぱら・が・ 立っ・て・ しょーがない。」

むかで【百足】《名詞》 足のたくさんある、平たくて長い虫。

むかできょうそう〔むかできょーそー〕【百足競争】《名詞》 何人もがはけるようにした長い下駄で、速く歩く遊び。「運動会・で・ むかできょーそー・を・ する。」

むかむか《名詞、副詞と、動詞する》 ①強い怒りがこみ上げてくる様子。「あいつ・は・ 何でもかんでも・ 反対し・やがる・さかい・ むかむかする。」②急に、吐き気をもよおす様子。「電車・の・ 中・で・ 調子・が・ 悪なっ・て・ むかむかし・た。」「薬・を・ 飲ん・だら・ むかむか・は・ 治っ・た。」〔⇒むかっと〕

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2012年3月 3日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(922)

みやげばなし【土産話】《名詞、動詞する》 旅先で見聞きしたことについての話。「帰っ・てき・たら・ みやげばなしし・ておくれ。」

みやこ【都】《名詞》 天皇が住んでいるところ。政治の中心地。「京都・が・ みやこ・やっ・た・ 時・の・ 話・や。」

みやすい【見やすい】《形容詞》 ①楽に見られる。「花火・の・ みやすい・ 場所」②わかりやすい。読みやすい。「みやすい・ 字ー・を・ 書い・てんか。」「みやすい・ ちらし」

みやまいり【宮参り】《名詞、動詞する》 神社にお参りすること。特に、赤ちゃんを連れて神社に参ること。「みやまいり・に・ 行っ・て・ 神主さん・に・ 拝ん・でもらう。」

みょう〔みょー〕【妙】《形容動詞や・です》 ①普通でない。変わっている。「みょーな・ 恰好・の・ 人・が・ 来・た。」②不思議だ。「この頃・ みょーに・ 気・に・ なっ・とっ・てん。」◆変わっているという意味の場合は、「すいな」とも言う。

みょうけんさん〔みょーけんさん〕【妙見さん】《名詞》 日蓮宗の信者。「冬・の・ 寒い・ 時・に・ みょーけんさん・が・ 太鼓・ 叩い・て・ 回っ・てくる。」

みょうじ〔みょーじ〕【苗字】《名詞》 姓。「この辺・は・ 同じ・ みょーじ・が・ 多い・ねん。」〔⇒みよじ〕

みょうと〔みょーと〕【夫婦】《名詞》 夫と妻。「みょーと・に・ なる。」

みよし《名詞》 漁船の最前部の、波を左右に切り分けて進む部分。

みよじ【苗字】《名詞》 姓。「珍しー・ みよじ・の・ 人」〔⇒みょうじ〕

みより【身寄り】《名詞》 親類。身内。「みより・が・ なかっ・たら・ どこ・に・ 連絡し・たら・ えー・ね・やろ。」

みり【ミリ】《名詞》 長さの単位で、1センチの100分の1。

みりょく【魅力】《名詞》 人を引き付ける力。「みりょく・の・ ある・ 政治家・は・ 少(すけ)ない・なー。」

みりん【味醂】《名詞》 料理などに使う、甘みのある酒。「みりん・を・ 味付け・に・ 使う。」

みる【見る】《動詞・マ行上一段活用》 ①目を向ける。「横・を・ みる。」②見物する。眺める。「映画・を・ みる。」③読む。目を通す。「新聞・を・ みる。」④調べる。「味・の・ 具合・を・ みる。」「風呂・の・ かげん・を・ みる。」⑤世話をする。「親・を・ みん・なら・ん・ねん。」「ちょっと・ 行・てくる・さかい・ 子ども・を・ み・とっ・て・か。」

みる【診る】《動詞・マ行上一段活用》  体の様子を調べる。医者が診察をする。「風邪・みたい・やっ・た・さかい・ み・てもろ・た。」

みるまに【見る間に】《副詞》  見ているうちに。急速に。またたく間に。「みるまに・ ぐんぐん・ 痩せ・ても・た。」〔⇒みるみる、みとるまに〕

みるみる【見る見る】《副詞》 見ているうちに。急速に。またたく間に。「みるみる・ 雨・が・ 強(つよ)なっ・た。」〔⇒みるまに、みとるまに、みるみるうちに〕

みるみるうちに【見る見るうちに】《副詞》 見ているうちに。急速に。またたく間に。「みるみるうちに・ 雪・が・ 積もっ・た。」〔⇒みるみる〕

みわけ【見分け】《名詞》 見て区別すること。「双子・や・さかい・ みわけ・が・ つか・へん。」

みわたす【見渡す】《動詞・タ行五段活用》 遠くまで眺める。「山・の・ 上・から・ 海・の・ 方・を・ みわたす。」

み(を)かためる〔みー(お)かためる〕【身を固める】《動詞・マ行下一段活用》 結婚して家庭を持つ。「お前・も・ そろそろ・ みーをかため・なはれ。」

み(を)ひく〔みー(お)ひく〕【身を引く】《動詞・カ行五段活用》 それまでの立場などから退く。「みーをひー・て・ 息子・に・ 店・を・ 任す。」

みんじゃ【水屋】《名詞》 食器や食べ物を入れておく戸棚。〔⇒みずや〕

みんな【皆】《名詞、副詞》 ①すべてのもの。たいていのもの。②すべての人。たいていの人。

みんみん《副詞と》 蝉が鳴く声を表す言葉。

みんみんぜみ【みんみん蝉】《名詞》 大型の蝉。

みんよう〔みんよー〕【民謡】《名詞》 地域で生まれ、歌い継がれてきている歌。「デカンショ・は・ 丹波・の・ 篠山・の・ みんよー・や。」

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2012年3月 2日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(921)

みみたぶ【耳朶】《名詞》 耳の下の方の、柔らかくふくらんだ部分。「みみたぶ・に・ きらきら・を・ つけ・た・ 若い・ 子ー・が・ おる。」

みみだれ【耳垂れ】《名詞》 耳から分泌物が流れ出ていること。また、流れ出ているもの。「昔・は・ ぎょーさん・ おっ・た・よーに・ 思(おも)・た・けど・ 今・は・ みみだれ・の・ 子ー・は・ おら・へん・なー。」

みみっちい〔みみっちー〕《形容詞》 ①けちである。出し惜しみをする。「みみっちー・ こと・を・ 言(ゆ)わ・んと・ ぼーんと・ 寄付し・たれ・や。」②細か過ぎる。「計算・が・ みみっちー・て・ ややこしー・なー。」

みみにする【耳にする】《動詞・サ行変格活用》 何気なく聞き知る。人づてに知る。「お祖父さん・が・ 入院し・てやっ・た・と・ みみにし・た・ん・や・けど・ ほんま・ですか。」

みみにちよう〔みみにちよー〕【耳日曜】《形容動詞や・です》 聞く耳を持たない状態。「みみにちよーや・さかい・ 何・を・ 言(ゆ)ー・ても・ 聞い・たら・へん。」〔⇒みみにっちょう〕

みみにっちょう〔みみにっちょー、みみにっちょ〕【耳日曜】《形容動詞や・です》 聞く耳を持たない状態。「みみにちよーや・さかい・ 何・を・ 言(ゆ)ー・ても・ 聞い・たら・へん。」〔⇒みみにちよう〕

みみにはいる【耳に入る】《動詞・ラ行五段活用》 聞こうとはしないのに、聞こえてくる。人づてに知る。「もー・ あんた・の・ みみにはいっ・とる・ん・かいなー、早い・なー。」

みみにはさむ【耳に挟む】《動詞・マ行五段活用》 ちらっと聞く。「噂・を・ みみにはさん・だ。」

みみもと【耳元】《名詞》 耳のすぐそば。「二人・で・ みみもと・で・ 話し・とっ・たら・ 周り・の・ もん・は・ 気・に・ なる・がな。」

みみ(を)かす〔みみ(お)かす〕【耳を貸す】《動詞・サ行五段活用》 周りの人には内緒で特定の相手から何かの内容を聞く。「ちょっと・ すま・ん・けど・ みみかし・てくれ・へん・か。」

みみ(を)すます〔みみ(お)すます〕【耳を澄ます】《動詞・サ行五段活用》 心を落ち着かせて聞こうとする。聞き耳を立てる。「みみおすまし・て 間違え・ん・よーに・ 話・を・ 聞く。」

みみ(を)そろえる〔みみ(お)そろえる〕【耳を揃える】《動詞・ア行下一段活用》 決められた額のお金をきちんと準備する。「借っ・た・ 金・を・ みみおそろえ・て・ 返し・たい・けど・ 急に・は・ 無理や。」

みもち【身持ち】《名詞》 行動の仕方。身の持ちよう。「みもち・が・ 悪い・さかい・ 嫁はん・が・ 逃げ・ても・た・そーや。」

みもと【身元】《名詞》 人の名前、生まれ、経歴、住所など。「みもと・の・ よー・ わかっ・た・ 人・は・ 安心や。」

みや【宮】《名詞》 神をまつってあるところ。神社。「中尾・の・ みやはん」「みや・で・ 拝ん・でもろ・た。」

みやい【見合い】《名詞、動詞する》 結婚相手を決めるために、本人同士が会ってみること。「わしらー・は・ みやい・です・ねん。」

みやいり【宮入】《名詞、動詞する》 秋祭りで、各地区の布団太鼓が、神社に集まること。「昼宮・の・ みやいり・は・ 十時・に・ なっ・とる・ん・や。」

みゃく【脈】《名詞》 血液の流れ。「走っ・た・ 後・や・さかい・ みゃく・が・ 早(はよ)ー・ なっ・とる。」

みやげ【土産】《名詞》 ①旅先から持って帰る、その土地の産物。「みやげ・に・ 団子・を・ 買(こ)ー・てき・た・よ。」②よそへ行くときの贈り物。「菓子箱・でも・ みやげ・に・ 持っ・ていこ・か。」

みやげ【身上げ】《名詞、動詞する》 着物の肩上げ。「背ー・が・ 高(たこ)ー・ なっ・た・さかい・ みやげ・を・ ほどく。」〔⇒みあげ〕

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2012年3月 1日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(920)

みばえ【見映え】《名詞》 外から見て立派なこと。見かけがよいこと。「みばえ・の・ えー・ もの・を・ 贈る。」

みはからう【見計らう】《動詞》 ①見て、望ましいものを決める。「五千円・ほど・の・ もの・を・ みはかろー・て・ 買(こ)ー・てき・てんか。」②見当をつける。「時間・を みはかろー・て・ 家・を・ 出る。」

みはらし【見晴らし】《名詞》 広く遠くまで見渡せること。眺め。「みはらし・の・ えー・ 展望台」

みはり【見張り】《名詞、動詞する》 ①辺りの様子に注意を払いながら、番をすること。「西瓜畑・の・ みはりする。」②辺りの様子に注意を払いながら、番をする人。「道・の・ 角・に・ みはり・の・ 人・が・ 立っ・とる。」

みはる【見張る】《動詞・ラ行五段活用》 じっと見る。辺りの様子に注意を払いながら、番をする。「巡査・が・ みはっ・とる。」

みぶん【身分】《名詞》 ①世の中での地位。「会社・の・ 中・で・ 高い・ みぶん・に・ おる・ 人」②身の上。立場。「今・は・ 退職し・て・ 楽な・ みぶん・な・ん・や。」

みぶんしょうめいしょ〔みぶんしょーめーしょ〕【身分証明書】《名詞》 その学校や会社などの者であることを明らかにする書き付け。「みぶんしょーめーしょ・を・ 見せ・て・ 定期・を・ 買(こ)ー・た。」

みほん【見本】《名詞》 ①商品などの様子を知らせるために見せる、その中の一部分のもの。サンプル。「みほん・を・ 見てから 注文する。」②良い例。「あいつ・は・ 運動・の・ 上手な・ 人・の・ みほん・や。」

みまい【見舞い】《名詞、動詞する》 病気・怪我や災難にあった人を慰めること。また、その人に贈るお金や品物など。「水害・の・ みまい・に・ 行く。」「みまい・を・ 送っ・た。」

みまわす〔みまーす〕【見回す】《動詞・サ行五段活用》 周りの様子を見る。何かを探そうとして見る。「知っ・た・ 人・が・ おら・ん・かな・と・ 思っ・て・ みまーし・た。」

みまわり〔みまーり〕【見回り】《名詞、動詞する》 動き回って監視や見物などをすること。動き回って監視や見物などをする人。「今日・は・ みまーり・の・ 当番・の・ 日ー・や。」 

みまわる〔みまーる〕【見回る】《動詞・ラ行五段活用》 監視や見物などをするために動き回る。「拍子木・を・ 持っ・て・ 村・の・ 中・を・ みまーる。」

みみ【耳】《名詞》 ①音を聞く働きをする器官。「ボール・が・ みみ・に・ 当たっ・て・ 痛かっ・た。」「馬・の・ みみ」②音を聞く力。「みみ・が・ よー・ない。」「みみ・が・ 遠ー・ なっ・た。」③物の両側に付いていて、耳のような形に似ているもの。「鍋・の・ みみ」「食パン・の・ みみ」

みみがいたい【耳が痛い】《形容詞》 悪いところを指摘されて、聞くのが辛い。「ごんたし・とっ・た・さかい・ 子ども・の・ 時・の・ こと・を・ 言わ・れ・たら・ みみがいたい・ねん。」

みみかき【耳掻き】《名詞》 耳の中の掃除をする、小さな器具。「みみかき・で・ 耳・を・ ほじくる。」

みみがとおい〔みみがとーい〕【耳が遠い】《形容詞》 聞く力が弱い。「みみがとおー・ なっ・て・ 補聴器・ 使(つこ)・て・ます・ねん。」

みみがはやい【耳が早い】《形容詞》 ものごとを人より早く聞きつける。「あんた・は・ みみがはよー・て・ 何・でも・ 知っ・とる・ねん・な。」

みみくそ【耳糞】《名詞》 ①耳の垢(あか)。「大けな・ みみくそ」②わずかなもの。「みみくそ・だけ・ 寄付し・てくれ・た。」〔②⇒はなくそ〕

みみざわり【耳障り】《形容動詞や・です》  聞いて、うるさく思う様子。「飛行機・の・ 音・が・ みみざわりや。」

みみず【蚯蚓】《名詞》 土の中にすむ、紐のような形をした動物。「土・を・ かじい・たら・ みみず・が・ ぎょーさん・ 出・てき・た。」〔⇒めめず〕

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