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2012年5月31日 (木)

【掲載記事の一覧】

 「明石日常生活語辞典」は、そろそろ連載を打ち切ることにしようと思っておりますが、最終稿の「ア」の項目だけを見ていただくことにしました。これまでの原稿に比べてかなり詳しい記述にしています。「ア」の項目だけで40回程度の連載になります。

 明石市生涯学習センターで今年1月~3月に開催した方言講座に参加された方々からの情報をもとにした『みんなで集めた明石の言葉』という冊子を作りました。A4版28ページです。講座に参加された方々に配るために作りましたが、興味・関心がおありの方にはご覧いただくことも可能です。(ご連絡は下記のアドレスにお願いします。)

 「ことことてくてく」の連載は、近日中に再開します。

 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
   tachibana@actv.zaq.ne.jp
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫

◆明石日常生活語辞典 (1)~(1011)~継続予定
    [2009年7月8日~2009年7月24日]
    [2009年8月1日~2009年8月9日]
    [2009年8月14日~2009年8月31日]
    [2009年9月11日~2009年12月28日]
    [2010年1月4日~2010年2月18日]
    [2010年3月11日~2012年5月31日]

◆『明石日常生活語辞典』写真版 (1)~(4)~継続予定
    [2010年9月10日~2011年9月13日]

◆ことことてくてく (1)~(26)~継続予定
    [2012年4月3日~2012年4月11日]
    [2012年4月17日~2012年5月3日]

◆言葉カメラ (1)~(385)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]
    [2008年9月25日~2008年9月29日]
    [2008年10月1日~2008年10月30日]
    [2008年11月1日~2008年11月11日]
    [2008年12月1日~2008年12月7日]
    [2008年12月16日~2008年12月30日]
    [2009年1月20日~2009年1月30日]
    [2009年2月9日~2009年2月15日]
    [2009年3月17日~2009年3月31日]
    [2009年5月1日~2009年5月17日]
    [2009年5月27日~2009年5月31日]
    [2009年7月1日~2009年7月7日]
    [2009年7月25日~2009年7月31日]
    [2009年8月10日~2009年8月13日]
    [2009年12月29日~2009年12月30日]
    [2010年2月19日~2010年3月10日]

◆地名のウフフ (1)~(4)~継続予定
    [2012年1月1日~2012年1月4日]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)~継続予定
    [2009年9月1日~2009年9月10日]

◆テクのろヂイ (1)~(40)~継続予定
    [2009年1月11日~2009年1月19日]
    [2009年2月1日~2009年2月8日]
    [2009年3月1日~2009年3月15日]
    [2009年6月23日~2009年6月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]
    [2009年6月1日/2009年6月4日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆足下の観光案内 (1)~(12)~継続予定
    [2008年11月14日~2008年11月25日]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)~継続予定
    [2009年5月18日~2009年5月26日]
    [2009年6月1日~2009年6月22日]

◆写真特集・さくら (1)~(71)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]
    [2009年4月1日~2009年5月8日]

◆写真特集・うめ (1)~(42)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]
    [2009年2月16日~2009年2月27日]
    [2009年3月1日~2009年3月16日]

◆写真特集・きく (1)~(5)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]
    [2008年11月12日~2008年11月13日]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]
    [2008年11月26日~2008年11月29日]
    [2008年12月8日~2008年12月15日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)~継続予定
    [2009年1月1日~2009年1月10日]
    [2010年1月1日~2010年1月3日]

◆辰の絵馬 (1)~継続予定
    [2012年1月1日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆朔日・名寸隅 (1)~(19)
    [2009年12月1日]
    [2010年1月1日]
    [2010年2月1日]
    [2010年3月1日]
    [2010年4月1日]
    [2010年5月1日]
    [2010年6月1日]
    [2010年7月1日]
    [2010年8月1日]
    [2010年9月1日]
    [2010年10月1日]
    [2010年11月1日]
    [2010年12月1日]
    [2011年1月1日]
    [2011年2月1日]
    [2011年3月1日]
    [2011年4月1日]
    [2011年5月1日]
    [2011年6月1日]

◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日~2008年9月24日]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42)
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

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明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1011)

あく【空く】《動詞・カ行五段活用》 ①空(から)になる。そこにあったものがなくなる。空間に余裕ができる。「一升瓶・が・ 一本・ あい・た。」「冷蔵庫・を・ 小型・に・ し・たら・ すきま・が・ あい・た。」②ひまになる。時間に余裕ができる。「昼から・は・ あい・とる。」③使わなくなる。「手ー・が・ あい・たら・ 手伝(てっと)ー・て・な。」「体・が・ あい・とる。」■他動詞は「あける」

あく【開く・明く】《動詞・カ行五段活用》 ①閉じていたものがひらく。「目ー・が・ あい・たら・ 八時・やっ・た。」「門・が・ あく・まで・ 待つ。」②活動が始まる。営業している。「デパート・が・ あく。」③一定の期間が終わる。「中間試験・が・ あい・た・さかい・ 映画・を・ 見・に・ 行く。」■他動詞は「あける」

あく【飽く】《動詞・カ行五段活用》 ①満たされた気持ちになる。十分すぎてそれ以上は欲しくなくなる。「西瓜・を・ よー・ 食べ・て・ あい・た。」②同じようなことが続いて、いやになる。「勉強・に・ あい・ても・た。」

あく《動詞・カ行五段活用》 できる。うまくいく。足りる。「あく・とか・ あか・ん・とか・なんか・ 考え・んと・ 頑張っ・てみ・ん・かいな。」「そんな・ こと・ し・たっ・て・ あく・もん・か。」
◆「あく」は、打ち消しを伴った表現となることが多い。その場合は、「あかん」「あかへん」「あきまへん」「あかしまへん」「あきゃん」「あきゃへん」「あきゃせん」「あけへん」などとなる。その場合の意味は、次のとおりである。①だめだ。うまくいかない。役に立たない。②弱い。意気地がない。③してはいけない。〔⇒いく〕

あく【灰汁】《名詞》 ①植物の中に含まれている渋み。「茹で・て・ 菜っぱ・の・ あく・を・ 抜く。」②人柄や文章などに見られる癖やどぎつさ。「あく・の・ 強い・ 人」

あくあかん《動詞+動詞+助動詞》⇒「あく」の項、および「あかん」の項を参照
できることと、できないこと。うまくいくことと、うまくいかないこと「あくあかん・は・ やっ・てみ・な・ わから・へん。」

あくかあかんか《動詞+助詞+動詞+助動詞+助詞》⇒「あく」の項、および「あかん」の項を参照
できるか、できないか。うまくいくか、うまくいかないか。「あいつ・の・ 力・やっ・たら・ あくかあかんか・ わから・へん。」

あくしゅ【握手】《名詞、動詞する》 手を握り合うこと。「さいなら・の・ あくしゅ・を・ する。」

あくせく《副詞と、動詞する》 いろんなことに追われて忙しい様子。「一年中・ あくせく・ 働い・とる。」「そないに・ あくせくせ・んと・ もっと・ 落ち着き・なはれ。」

あくだし【灰汁出し】《名詞、動詞する》 野菜などの苦みの強いものを、水につけたり、ゆでたりして、苦みを除くこと。「わらび・の・ あくだし・を・ する。」

あくち《名詞》 口の端などが切れる炎症。口の端にできる小さな腫れ物。口唇炎。「あくち・が・ 切れる。」「あくち・が・ でけ・とる。」

あくどい《形容詞》 やり方がひどい。たちが悪い。「借金・の・ あくどい・ 取り立て」

あくび【欠伸】《名詞、動詞する》 眠くなったときや、退屈したときなどに、ひとりでに出る深い呼吸。「人・の・ 話・を・ 聞き・ながら・ あくび・を・ し・たら・ 失礼や。」

あぐむ【倦む】《動詞・マ行五段活用》 どのようにしようかと考え込む。行き詰まる。持て余す。手のつけようがない。「あぐん・どっ・ても・ 時間・が・ 経つ・ばっかり・や・で。」

あぐら【胡座】《名詞》 両足を腰の前に組んで座ること。「行儀に座っ・たら・ しびれ・が・ きれる・さかい・ あぐら・に・ さし・てもらい・ます。」

あぐらにする【胡座にする】《動詞・サ行変格活用》 両足を腰の前に組んで座る。「行儀に座ら・んと・ どーぞ・ あぐらにし・てください。」〔⇒あぐら(を)かく、あぐら(を)くむ〕

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2012年5月30日 (水)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1010)

あきばこ【空き箱】《名詞》 中に物が入っていない箱。(使ってしまったりして)空になった箱。「お菓子・の・ あきばこ・を・ 使(つこ)・て・ 工作・を・ する。」

あきばれ【秋晴れ】《名詞》 秋の空が晴れ渡ること。「小学校・の・ 運動会・の・ 日ー・は・ 見事な。 あきばれ・やっ・た。」◆他の季節について、同様の表現をすることはない。

あきびん【空き瓶】《名詞》 中に物が入っていない瓶。(飲んだり使ったりして)空になった瓶。「あきびん・は・ きちんと・ 始末し・ておくれ。」

あきまつり【秋祭り】《名詞》 秋に、収穫に感謝するなどの意味を込めて催される祭り。「中尾・の・ 住吉神社・の・ あきまつり・は・ この辺・で・は・ 一番・ 遅い・ 十月・の・ 末・や。」

あきまへん《動詞+助動詞+助動詞》⇒「あく」の項、および「ます」の項を参照
①だめです。うまくいきません。役に立ちません。「そんな・ やり方・で・は・ あきまへん。」「あきまへん。儲かり・まへ・ん。」②弱いです。意気地がありません。「あんた・の・ 気持ち・が・ あきまへん・のや。」③してはいけません。「嘘・を・ つい・たら・ あきまへん・ぞ。」「そんな・ こと・を・ し・たら・ あきまへん。」■類語=「あかん」「あかへん」「あかしまへん」「あきゃん」「あきゃへん」「あきゃせん」「あけへん」

あきまめ【秋豆】《名詞》 大豆。「あきまめ・を・ 茹で・て・ つまみ・に・ する。」◆秋に収穫することから、このように言う。

あきや【空き家】《名詞》 人の住んでいない家。人が住まなくなった家。「あきや・が・ 売り・に・ 出さ・れ・とる。」

あきゃせん《動詞+助動詞》⇒「あく」の項を参照
①だめだ。うまくいかない。役に立たない。「計算を間違(まちご)・たら・ あきゃせん・ぞ。」「試験・を・ なんべん・ 受け・ても・ あきゃせん・ねん。」②弱い。意気地がない。「また・ 負け・ても・て・ あきゃせん・ やつ・や。」③してはいけない。「約束・は・ 守ら・んと・ あきゃせん。」「赤信号・で・ 渡っ・たら・ あきゃせん・やろ。」■類語=「あかん」「あかへん」「あきまへん」「あかしまへん」「あきゃん」「あきゃへん」「あけへん」

あきゃへん《動詞+助動詞》⇒「あく」の項を参照
①だめだ。うまくいかない。役に立たない。「わし・を・ だまそ・ー・と・ 思(おも)・ても・ あきゃへん・ぞ。」②弱い。意気地がない。「ほんまに・ あきゃへん・ チーム・や。」③してはいけない。「今日・は・ 寒い・さかい・ 靴下・を・ はか・んと・ あきゃへん。」■類語=「あかん」「あかへん」「あきまへん」「あかしまへん」「あきゃん」「あきゃせん」「あけへん」

あきゃん《動詞+助動詞》⇒「あく」の項を参照
①だめだ。うまくいかない。役に立たない。「こんな・ 安物・の・ 手袋・は・ じっきに・ 破れ・ても・て・ あきゃん・がな。」②弱い。意気地がない。「前・へ・ 出・たら・ あがっ・ても・て・ あきゃん・ やつ・や。」③してはいけない。「信号・(を・) 守ら・んと・ あきゃん・がな。」■類語=「あかん」「あかへん」「あきまへん」「あかしまへん」「あきゃへん」「あきゃせん」「あけへん」

あきらめる【諦める】《動詞》 仕方がないと思い切る。断念する。望みが持てなくて途中でやめる。「あきらめ・んと・ 最後・まで・ 走ら・な・ あかん・で。」「する・ 前・に・ あきらめ・ん・よーに・ し・なはれ。」

あきれかえる【呆れかえる】《動詞・ラ行五段活用》 あまりのことに驚いて、すっかりあっけにとられる。「あきれかえっ・て・ 何・も・ 言わ・れ・へん。」

あきれる【呆れる】《動詞・ラ行下一段活用》 思いがけないことや、程度の甚だしいことに驚いて、あっけにとられる。「今年・の・ 暑さ・は・ ほんまに・ あきれ・る・ ほど・の・ もん・です・なー。」

あきんど【商人】《名詞》 商売をしている人。「あきんど・は・ 口・が・ 上手や・さかい・ よー・ 確かめ・た・ 方・が・ よろしー・よ。」

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2012年5月29日 (火)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1009)

あかん《動詞+助動詞》⇒「あく」の項を参照
①だめだ。うまくいかない。役に立たない。「あかん。今日中・に・は・ でけ・へん。」「こんな・ 薄い・ 袋・は・ 底・が・ 抜け・そーで・ あかん。」②弱い。意気地がない。「ひとり・で・ よー・ 行か・ん・の・か。あかん・ やつ・や・なー。」③してはいけない。「信号・を・ 無視し・たら・ あかん・がな。」
◆「めだかの学校」という童謡の「そっと のぞいて みてごらん」という部分を、悪童どもは「そっと のぞいて みたらあかん」と言い合っていた思い出がある。■類語=「あかへん」「あきまへん」「あかしまへん」「あきゃん」「あきゃへん」「あきゃせん」「あけへん」

あかんたれ《名詞、形容動詞や・です》 ①うまくできなくて駄目な状態。体や心の持ち方が弱い状態。「人前・で・ しゃべら・れ・へん・の・かいな。そんな・ あかんたれな・ こと・ 言(ゆ)わ・んとき。」②うまくできなくて駄目な人。体や心の持ち方が弱い人。意気地なし。「あんな・ あかんたれ・に・ 任し・ても・ 大丈夫・かいな。」

あかんべ〔あかんべー〕《感動詞》 相手を拒絶したくなったり、嫌悪の気持ちが強くなったりしたときに、相手に向かって言う言葉。「あかんべー。見せ・たる・だけ・や・ やら・へん・わい。」◆実際に、指を目元にあてて、赤目をむく動作を伴うことが多かった。強調するときには「あかんべーのべー」などと言うことがある。〔⇒あかべ、あっかんべ〕

あかんぼう〔あかんぼー、あかんぼ〕【赤ん坊】《名詞》 生まれたばかりの子。「あかんぼー・を・ 育てる・の・に・ 手がかかる。」〔⇒あかご、あかちゃん〕

あき【秋】《名詞》 ①夏と冬の間の季節。「あき・の・ 祭り」②穀物の穫り入れの頃。農繁期。穫り入れの作業。「あき・は・ どの・ 家・も・ みんな・ 忙しー。」「あき・の・ 間・は・ 会社・を・ 休む。」「麦・の・ あき」

あき【空き・明き】《名詞》 ①空いていること。空っぽ。「あき・の・ ある・ アパート」②すきま。休みの時間。「あき・の・ 時間・に・ コーヒー・を・ 飲む。」③欠員。「あき・が・ あっ・たら・ 雇(やと)・てほしー・なー。」

あき【飽き】《名詞》 同じことを続けて、いやになること。「同じ・ もの・を・ 食べ・とっ・たら・ あき・が・ 来・た。」

あきあき【飽き飽き】《形容動詞や・です、動詞する》 すっかり飽きた様子。強くうんざりする様子。「こんな・ 仕事・は・ もー・ あきあきです・わ。」「おもろない・ 話・やっ・た・さかい・ あきあきし・た。」

あきかぜ【秋風】《名詞》 秋に吹く涼しい風。「あきかぜ・が・ 吹い・て・ 虫・も・ よー・ 鳴く・よーに・ なり・まし・た。」

あきかん【空き缶】《名詞》 中に物が入っていない缶。空になった缶。「ジュース・の・ あきかん・は・ 自分・で・ 持っ・てかえっ・てください。」

あきぐち【秋口】《名詞》 秋の初めの頃。「あきぐち・に・ なっ・たら・ 虫・が・ やかましゅー・ 鳴く。」

あきこぐち【秋小口】《名詞》 秋のほんの初めの頃。「あきこぐち・に・は・ ちょっと・ 涼しー・ 風・が・ 吹い・てくる。」

あきざくら【秋桜】《名詞》 コスモス。「まれーな・ あきざくら・が・ いっぱい・ 咲い・とる。」

あきしょう〔あきしょー〕【飽き性】《名詞》 物事にすぐ飽きてしまう性格。すぐに飽きてしまう人。「あきしょー・で・ 仕事・が・ 続か・へん・ 人・や。」

あきち【空き地】《名詞》 使われていない土地。建物が建っていない土地。「こまい・ 頃・は・ みんな・で・ あきち・に・ 入り込ん・で・ よー・ 遊ん・だ・ もん・や。」

あきない【商い】《名詞》 商売。物を売ったり買ったりすること。「あきない・が・ うまい・ 人」

あきなう【商う】《動詞・ワア行五段活用》 商売する。物を売ったり買ったりする。「あそこ・に・ あっ・た・の・は・ 何・を・ あきのー・とる・ 店・やっ・た・かいなー。」

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2012年5月28日 (月)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1008)

あがりこぐち【上がり小口】《名詞》 土間から座敷へ上がるところ。「あがりこぐち・から・ 下・へ・ 滑っ・た。」〔⇒あがりくち〕

あかりとり【明かり取り】《名詞》 家の中に光を取り入れるためのもの。また、それが設けられている場所。「あかりとり・の・ 天窓」

あがりめ【上がり目】《名詞》 狐の目のように、目尻が上に向いているもの。「あいつ・は・ あがりめ・や・さかい・ ちょっと・ 恐(おと)ろしー・ 顔・や。」■類語=「さがりめ」

あがりめさがりめぐるっとまわってにゃんこのめ【上がり目下がり目ぐるっと回ってにゃんこの目】《唱え言葉》 ◆左右両方の目尻を、人差し指を使って、上げたり下げたり廻したりしながら唱える言葉。「ぐるっと」は「ぐるりと」になることがあり、「にゃんこのめ」は「ねこ【猫】のめ」になることがある。

あかる【明かる】《動詞・ラ行五段活用》 ①夜が明けて、明るくなる。しだいに明るさが増す。「夏・は・ あかっ・てくる・の・が・ 早い・なー。」②雨が止んで、しだいに晴れる。「雨・が・ 止ん・で・ 西・の・ 空・が・ あかっ・てき・た。」

あかる【空かる】《動詞・ラ行五段活用》 空(から)にすることができる。空(から)になる。「ごみ箱・を・ あかる・の・は・ どこ・やろ・か。」「みんな・が・ 帰っ・て・ 教室・が・ あかっ・た。」

あがる【上がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①下から上へ行く。高いところへ移る。「自転車・を・ 押し・て・ 坂・を・ あがる。」「座敷・へ・ あがる。」「展望台・へ・ あがる。」②海上から陸上へ移る。海上での勤務を終える。「船・から・ おか〔=陸〕・に・ あがる。」③水などの中から、出る。「風呂・から・ あがっ・て・ ビール・を・ 飲む。」「プール・から・ あがっ・て・ 着替える。」④程度が高くなる。上昇する。「温度・が・ あがっ・て・ 暑い。」「野菜・の・ 値ー・が・ 二割・ほど・ あがっ・た。」⑤雨や雪が降りやむ。「あがっ・た・さかい・ 傘・を・ たたむ。」⑥木や草が枯れる。「からから・の・ 日ー・が・ 続い・て・ 胡瓜・が・ あがっ・て・もた。」「虫・に・ 食わ・れ・て・ 木ー・が・ あがっ・た。」⑦上の段階に進む。学校に入学する。進級する。「小学校・に・ あがる。」「算盤・の・ 二級・に・ あがっ・た。」⑧一定の期間や任務が終わる。学校を卒業する。「高等学校・を・ あがっ・て・ 働き・始め・た。」「研修・の・ 期間・が・ あがる。」⑨完成する。できる。終わる。「一週間・で・ なんとか・ 仕事・が・ あがっ・た。」「料理・が・ あがっ・た・よ。」⑩緊張して落ち着きがなくなる。のぼせて呆然となる。「あがっ・ても・て・ 話・を・ 忘れ・た。」「あんた・が・ 司会する・ん・や・から・ あがっ・たら・ 困る・よ。」⑪「食べる」「飲む」の尊敬語。召し上がる。「何・を・ あがり・ます・か。」⑫「行く」の謙譲語。参る。「明日・の・ 朝・に・ あがり・ます。」■対語=①さがる、おりる。③はいる。④さがる。■他動詞は「あげる」。

あがる【挙がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①見つけだされる。「証拠・が・ あがっ・とる。」②手や腕が上に伸びる。「練習し・た・さかい・ 字ー・を・ 書く・ 手ー・が・ あがっ・た。」■他動詞は「あげる」。

あがる【揚がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①空中の高いところへ移る。「凧・が・ 上手に・ あがっ・た。」「花火・が・ あがる。」②揚げ物が出来上がる。「天ぷら・が・ 良(え)ー・ 色・に・ あがっ・た。」■他動詞は「あげる」。

あがる【上がる】《自動詞をつくる接尾語・ラ行五段活用》 ①動作・状態が終わることを表す言葉。「ご飯・が・ 炊き・あがる。」②すっかりそのようになるということを表す言葉。「空・が・ 晴れ・あがっ・た。」■他動詞をつくる接尾語は「あげる」。

あかるい【明るい】《形容詞》 ①光がじゅうぶんにあって、ものがよく見える。「電気・が・ あかるー・て・ まぶしい・ぐらい・や。」②物事をよく知っている。見通しが見える。「あいつ・は・ 経理・に・は・ あかるい・ねん。」③澄んで華やかな色をしている。「もっと・ あかるい・ 色・を・ 使い・なさい。」④晴れ晴れとして朗らかである。「あかるい・ 人・や・さかい・ みんな・に・ 好か・れ・とる。」〔①②⇒あかい〕■対語=くらい。                               

あか(を)かえる〔あか(お)かえる〕【淦をかえる】《動詞・ア行下一段活用》 舟底にたまった水を汲み出す。「伝馬・の・ あかをかえる。」◆「あか(を)くむ」とも言うが、「あか(を)かえる」とか「あかかえ」とかいう言葉が多く使われる。

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2012年5月27日 (日)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1007)

あかのたにん【赤の他人】《名詞》 まったく関係のない人。血のつながりのない人。「あかのたにん・でも・ 震災・の・ 時・は・ みんな・ 兄弟・みたいに・ 助け合(お)ー・た・ん・や。」

あかはじ【赤恥】《名詞》 人前でかくひどい恥。「あいつ・に・ あかはじ・ かか・され・た。」

あかはだか【赤裸】《名詞》 ①何も身に付けていないこと。丸裸。「昔・は・ 追い剥ぎ・に・ あかはだか・に・ さ・れ・た・と・ 言(ゆ)ー・ 話・が・ あっ・た。」②何も持っていないこと。財産などを失ってしまったこと。「会社・が・ つぶれ・て・ あかはだか・に・ なっ・た。」

あかべ〔あかべー〕《感動詞》 相手を拒絶したくなったり、嫌悪の気持ちが強くなったりしたときに、相手に向かって言う言葉。「お前・なんか・に・ やら・へん・わい。あかべー。」◆実際に、指を目元にあてて、赤目をむく動作を伴うことが多かった。強調するときには「あかべのべ」などと言うことがある。〔⇒あかんべ、あっかんべ〕

あかべっぴんさん【赤別嬪さん】《唱え言葉》 「あかべ〔あかべー〕」を強調するために唱える言葉。「あかべっぴんさん。見せ・たる・けど・ やら・へん・わい。」◆「べっぴんさん」は、もともと「弁天さん」と言っていたのかもしれない。〔⇒あかべっぴんさんしりかんのんさん〕

あかべっぴんさんしりかんのんさん【赤別嬪さん尻観音さん】《唱え言葉》 「あかべ〔あかべー〕」を強調するために唱える言葉。「あんた・なんか・と・ 遊ば・へん。あかべっぴんさんしりかんのんさん。」〔⇒あかべっぴんさん〕               

あかべら【赤べら】《名詞》 キュウセンという魚の、赤い色をした雌。「赤べら・の・ うろこ・は・ 小(ちー)そー・て・ やろこい。」◆近海で獲れる、なじみの深い魚である「べら」は、「あかべら」「あおべら」と区別して言うことが多い。■類語=「あおべら」

あかへん《動詞+助動詞》⇒「あく」の項を参照
①だめだ。うまくいかない。役に立たない。「宝くじ・は・ 何べん・ 買(こ)ー・ても・ あかへん・ねん。」②弱い。意気地がない。「気ー・が・ あかへん・ 子ー・や。」③してはいけない。「自転車・に・ 二人乗りし・たら・ あかへん。」「忘れ・たら・ あかへん。」■類語=「あかん」「あきまへん」「あかしまへん」「あきゃん」「あきゃへん」「あきゃせん」「あけへん」

あかみ【赤味】《名詞》 赤さを感じる色。「あかみ・の・ ある・ 紙」■類語=「あおみ」「くろみ」

あかみ【赤身】《名詞》 ①魚や肉の赤い部分。「鮪・の・ あかみ・を・ 食べる。」②肉に赤さを感じる魚。「あかみ・の・ 魚」■類語=「しろみ」

あかり【明かり】《名詞》 ①周りを明るくする光。「月・が・ あかり・に・ なっ・とる。」②暗いところを照らすための光。また、そのために作られた、電灯やろうそくなどの用具。「暗い・さかいに・ 懐中電灯・か・ 何・か・の・ あかり・を・ 持っ・て・ 行け・よ。」

あがり【上がり】《名詞》 ①上がること。高くなること。「点数・の・ 上がり・下がり・が・ 大きー。」②終わりになること。「仕事・は・ 何時・で・ あがり・に・ なる・ん・です・か。」③ものが出来上がること。「へーい・ 一丁・ あがり。」④双六での最後の場所。双六の最後の場所に進むこと。「もー・ ちょっと・で・ あがり・に・ なる。」⑤収入。売り上げ。「今日・は・ 店・の・ あがり・が・ 多い。」

あがり【上がり】《接尾語》 以前にその職業・立場・状態などであったこと。「病気・あがり・は・ 無理し・て・ 働か・ん・よーに・ し・なはれ。」「病人・あがり」「先生・あがり」

あがりくち〔あがりぐち〕【上がり口】《名詞》 ①土間から座敷へ上がるところ。「あがりぐち・で・ 話・を・ する・の・も・ 何・や・さかい・ まー・ 座敷・に・ あがっ・ておくん・なはれ。」②階段などの上がるところ。「ふすま・を・ 開け・たら・ 段ばしご・の・ あがりぐち・が・ ある。」③坂や山などに登るとっかかりの場所。「六甲山・へ・の・ あがりぐち・は・ あっちこっち・に・ ある。」〔①⇒あがりこぐち、②⇒のぼりぐち〕

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2012年5月26日 (土)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1006)

あかごはん【赤御飯】《名詞》 お祝いの時などに作る、餅米に小豆を入れて蒸したご飯。「合格・の・ お祝い・に・ あかごはん・を・ 炊く。」◆幼児語に近い。〔⇒せきはん〕

あかさび【赤錆び】《名詞・形容動詞や・です》 赤い色を帯びた錆び。すっかり錆びていること。また、そのような様子。「あかさび・に・ なっ・た・ 錨・が・ 置い・てある。」

あかじ【赤字】《名詞》 ①赤い色で書いた文字。「間違(まちご)ー・た・ とこ・は・ あかじ・で・ 直し・とい・てんか。」②収入よりも支出が多いこと。「給料・が・ 減っ・た・さかい・ あかじ・に・ なっ・た。」

あかじそ【赤紫蘇】《名詞》 濃い紫色をした紫蘇の葉。「あかじそ・は・ 梅・と・ 漬ける・ 時・に・ 使う。」■類語=「あおじそ」

あかしまへん《動詞+助動詞+助動詞》⇒「あく」の項、および「します」の項を参照
①だめです。うまくいきません。役に立ちません。「そんな・ やり方・で・は・ あかしまへん・やろ。」②弱いのです。意気地がありません。「この・ 子・は・ 家・で・は・ 強い・けど・ 外・へ・ 出・たら・ あかしまへん・ねん。」③してはいけません。「信号・を・ 守ら・な・ あかしまへん。」■類語=「あかん」「あかへん」「あきまへん」「あきゃん」「あきゃへん」「あきゃせん」「あけへん」

あかしんごう〔あかしんごー〕【赤信号】《名詞》 ①進んではいけない、止まれという意味の、赤の信号。「あかしんごー・に・ なっ・たら・ 渡っ・たら・ あか・ん・ぞ。」②危険な状態になっていること。たちゆかなくなっていること。「会社・が・ あかしんごー・に・ なっ・た。」

あかす【明かす】《動詞》 ①内緒の事柄や秘密をうちあける。隠していたことをはっきりさせる。「手品・の・ 種・を・ あかす。」②夜中から朝まで寝ないで過ごす。「山・の・ 中・で・ 道・に・ 迷ー・て・ 一晩・ あかし・た・ 人・が・ おっ・た・ん・やて。」

あかちゃん【赤ちゃん】《名詞》 生まれたばかりの子。「あかちゃん・は・ だいぶ・ 大きなっ・て・やっ・た・なー。」◆親しみを込めて使う言葉。〔⇒あかご、あかんぼう〕

あかちん【赤チン】《名詞》 傷ができたときなどにつけるマーキュロクローム。「擦りむい・たら・ あかちん・ 塗っ・とけ。」

あがったり【上がったり】《形容動詞や・です》 商売などが正常にたちゆかなくなる様子。売り上げなどが少ない様子。「景気・が・ 悪ー・ なっ・て・ 店・は・ あがったりや。」

あかつち【赤土】《名詞》 鉄分を含んだ土。赤茶色で粘りけのある土。「土手・が・ 崩れ・て・ あかつち・が・ 見え・とる。」

あかつめ【赤爪】《名詞》 赤い爪をした蟹。「雨・が・ 降っ・たら・ あかつめ・が・ よー・ 出・てくる。」◆地域でよく見られた蟹であるが、最近では見かけることが少なくなった。開発の影響であろうか。

あかとんぼ【赤蜻蛉】《名詞》 秋に群をつくって飛ぶ、体の色が赤い、小型のとんぼ。「ちょっと・ 涼しゅー・ なっ・た・と・ 思(おも)・たら・ あかとんぼ・が・ 飛ん・どる。」

あかなる〔あかーなる〕【赤なる】《動詞・ラ行五段活用》 ①赤くないものが赤くなる。赤色が濃くなる。「夕焼け・で・ 空・が・ あかなる。」②恥ずかしさなどを感じて赤面する。「道・で・ 転ん・で・ あかなっ・た。」〔⇒あこうなる、あこなる〕■類語=「あおなる」「しろなる」「くろなる」「きいろなる」「ちゃいろなる」

あかなる【明なる】《動詞・ラ行五段活用》 ①暗い状態から明るくなる。「あかなっ・て・ 蝉・が・ 鳴き出し・た・ので・ 目・が・ 覚め・た。」②性格などが、朗らかで楽しそうになる。「会社・に・ 勤める・よーに・ なっ・て・ 人柄・が・ あかなっ・た。」〔⇒あこうなる、あこなる〕■対語=「くらなる」「くろなる」

あかぬけ【垢抜け】《名詞、動詞する》 姿形や行動などが洗練されて、さっぱりしていること。「東京・から・ 来・た・ お嫁さん・は・ やっぱり・ あかぬけ・が・ し・とる・なー。」「タレント・の・ 人・は・ 服・の・ 着方・が・ あかぬけし・とる。」

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2012年5月25日 (金)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1005)

あおもんや【青物屋】《名詞》 野菜などを売っている店。「あおもんや・が・ 無(の)ーなっ・た・ので・ スーパー・で・ 買う。」〔⇒やおや〕

あか【赤】《名詞》 ①血のような色。燃える火のような色。夕焼けのような色。「あか・の・ クレヨン・を・ 塗る。」②進んではいけない、止まれという意味を表す交通信号。「あか・や・さかいに・ 渡っ・たら・ あか・ん。」〔②⇒あかしんごう〕

あか【垢】《名詞》 ①古くなった皮膚と、汗・脂やほこりなどといっしょになった汚れ。「三日・ぶり・の・ 風呂・で・ あか・を・ 落とす。」②水中の混じり物が固まってできたもの。「ポット・の・ 中・の・ あか・を・ 掃除する。」「風呂・の・ あか」

あか【淦】《名詞》 舟板の間からしみ込んできて、舟底にたまる水。「あか・が・ たまっ・た・さかい・ かえ出し・た。」

あか《名詞》 銅。「あか・の・ 針金」〔⇒あかがね〕

あかあか【赤々】《副詞と》 真っ赤な様子。「ストーブ・の・ 火ー・が・ あかあかと・ 燃え・とる。」

あかあか【明々】《副詞と》 非常に明るい様子。「昼間・や・のに・ あかあかと・ 電気・を・ つける。」

あかあんしんしろしんぱい【赤安心白心配】《唱え言葉》 紅組は負けないぞ、白組は心配だろう、ということをはやしたてる言葉。◆小学校の運動会の時に、紅組と白組に分かれて競争するときに、紅組が唱える言葉で、紅組の優位を誇示する言葉である。これに対して白組が自分たちの優位を誇示して唱えるのは、「しろしっかりあかあかん【白しっかり紅あかん】」である。

あかい【赤い】《形容詞》 燃える火の色をしている。血のような色をしている。「あかい・ 林檎・が・ おいしそーや。」「夕焼け・の・ あかい・ 空・に・ 鳶(とんび)・が・ 飛ん・どる。」

あかい【明い】《形容詞》 ①光がじゅうぶんにあって、ものがよく見える。明るい。「空・が・ あこー・に・ なっ・た。」「この・ 家・の・ 座敷・は・ あかい・なー。」②物事をよく知っている。見通しが見える。「村・の・ しきたり・の・ こと・に・ あかい・ 人・や。」〔⇒あかるい〕■対語=くらい。

あかいはね【赤い羽根】《名詞》 毎年十月に行われる共同募金。また、募金をした人に渡す、赤く染めた羽根。「あかいはね・に・ 協力する。」

あかいわし【赤鰯】《名詞、形容動詞や・です》 刃物などが真っ赤に錆び付いていること。また、そのような様子。「あかいわし・の・ 包丁(ほちょ)・で・は・ 切れ・ん・わ・なー。」◆動かなくなった鰯の姿に喩えたものか。

あかえい〔あかえー〕【赤鱏】《名詞》 菱形で平たい形をして、赤みを帯びた色の、海にすむ魚。「あかえー・の・ 骨・は・ こりこりし・て・ うまい。」

あかかえ【淦かえ】《名詞・動詞する》 舟底にたまった水を汲み出す道具。また、その道具を使って水を汲み出すこと。◆道具は、木でできていて、ちり取りのような形をした小さなものである。

あかがね《名詞》 銅。「あかがね・で・ 葺い・た・ 屋根」〔⇒あか〕

あかぎれ【皹】《名詞》 寒さのために手や足の表面にできる細かい裂け目。「あかぎれ・に・ 膏薬・を・ 塗る。」

あがく【足掻く】《動詞・カ行五段活用》 ①苦しんで手足を動かす。ばたばた暴れる。もがく。「釣っ・た・ 魚・が・ あがい・とる。」②焦って、いらいらする。苦しみから逃れるために、いろんなことを試みる。「今さら・ あがい・ても・ 何・の・ 足し・に・も・ なら・ん。」「年とっ・て・から・ あがか・ん・よーに・ し・たい・なー。」

あかご【赤子】《名詞》 生まれたばかりの子。「あかご・は・ かいらしー・なー。」〔⇒あかんぼう、あかちゃん〕

あかごのて(を)ひねる〔あかごのてー(お)ひねる〕【赤子の手を捻る】《動詞・ラ行五段活用》 強い者が弱い者を思いのままに扱う。強い者が弱い者に簡単にうち勝つ。◆比喩表現として使うことが多い。「あかごのてーをひねっ・て・ 月給取り・から・ 税金・を・ ぎょーさん・ 取り・よる。」「わしら・の・ チーム・は・ 弱(よお)ー・て・ あかごのてをひねら・れ・た・よーに・ 負け・ても・た。」

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2012年5月24日 (木)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1004)

あおのけ【仰のけ】《名詞》 ①顔を上に向けること。「みんな・の・ 顔・が・ あおのき・に・ なっ・とる・さかい・ もー・ ちょっと・ 下・を・ 向い・てください。」②体の胸・腹のある方を上に向けること。「あおのけ・の・ 姿勢・で・ 点滴・を・ 打っ・てもらう。」「あおのけ・に・ し・て・ 頭・を・ 冷やし・てやる。」〔⇒あおぬき、あおぬけ、あおむけ〕■対語=①うつむき、うつぶき。②うつぶせ。

あおのける【仰のける】《動詞・カ行下一段活用》 ①顔や物を上に向けさせる。「みんな・で・ 顔・を・ あおのけ・て・ 月食・を・ 見る。」②体の胸・腹のある方を上に向けさせる。「体・を・ あおのけ・て・ 腹・(を・) 出し・て・ よー・ 寝・とる・なー。」〔⇒あおぬける、あおむける〕■対語=うつむける、うつむせる、うつぶける、うつぶせる。

あおのり【青海苔】《名詞》 緑色をした海苔。「あおのり・を・ ご飯・に・ 振りかける。」

あおば【青葉】《名詞》 ①初夏の頃の、木々の鮮やかな緑色をした葉。「あおば・が・ きれーな・ 季節・に・ なっ・た・なー。」②種から芽を出したばかりの葉。「出・てき・た・ あおば・を・ 虫・が・ 食(く)・ても・た・みたいや。」

あおばな【青洟】《名詞》 青い鼻汁。「あおばな・を・ 垂らし・て・ 服・の・ 袖口・で・ 拭き・よる。」◆「あおばなを たらす」ことを、かつては比喩的に「うどん(饂飩)を たらす」と言っていた。最近は、「あおばな」を垂らした子どもを見かけなくてしまった。

あおびょうたん〔あおびょーたん〕【青瓢箪】《名詞、形容動詞や・です》 青白くて弱々しく感じられる様子、また、そのような人。「あんな・ あおびょーたんや・さかい・ 早ー・に・は・ よー・ 走ら・へん・やろ。」〔⇒あおびょったん、あおべったん〕

あおびょったん【青瓢箪】《名詞、形容動詞や・です》  青白くて弱々しく感じられる様子、また、そのような人。「子ども・の・ 頃・は・ あおびょったんで・ みんな・が・ 心配し・てくれ・て・た・ん・や。」〔⇒あおびょうたん、あおべったん〕

あおべったん【青瓢箪】《名詞、形容動詞や・です》  青白くて弱々しく感じられる様子、また、そのような人。「入院し・て・ 顔・が・ 日ー・に・ あたら・ん・さかい・ あおべったんに・ なっ・ても・た。」〔⇒あおびょうたん、あおびよったん〕

あおべら【青べら】《名詞》 キュウセンという魚の、青い色をした雄。「赤べら・より・も あおべら・の・方・が・ 大きい。」◆近海で獲れる、なじみの深い魚である「べら」は、「あおべら」「あかべら」と区別して言うことが多い。■類語=「あかべら」

あおみ【青み】《名詞》 ①緑色をした野菜類。「肉・が・ 多ー・て・ あおみ・が・ 足ら・へん。」②青い感じの色。「この・ 写真・は・ 海・や・ 空・の・ あおみ・が・ きれいや。」③緑っぽい感じの色。「枯れ・とっ・た・ 草・に・ あおみ・が・ 出・てき・た。」〔①⇒あおもん〕

あおむく【仰向く】《動詞・カ行五段活用》 ①顔を上に向ける。「あおむい・とっ・たら・ 目ー・に・ 塵・が・ 入っ・た。」②体の胸・腹のある方を上に向ける。「あおむい・て・ 横・に・ なる。」〔⇒あおぬく、あおのく〕■対語=うつむく、うつぶく。

あおむけ【仰向け】《名詞》 ①顔を上に向けること。「顔・を・ あおむけ・に・ し・て・ 腹・から・ 声・を・ 出せ。」②体の胸・腹のある方を上に向けること。「あおむけ・に・ 寝ころん・で・ 本・を・ 読む。」〔⇒あおぬき、あおぬけ、あおのけ〕■対語=①うつむき、うつぶき。②うつぶせ。

あおむける【仰向ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①顔や物を上に向けさせる。「あおむけ・てくれ・なんだら・ 顔・が・ 見え・へん。」②体の胸・腹のある方を上に向けさせる。「亀・を・ あおむけ・たら・ よー・ ひっくり返っ・て・ もと・に・ もどら・へん。」〔⇒あおのける、あおぬける〕■対語=うつむける、うつむせる、うつぶける、うつぶせる。

あおむし【青虫】《名詞》 蝶などの、緑色をした幼虫。「葉ー・の・ 裏・に・ あおむし・が・ 付い・とる。」

あおもん【青物】《名詞》  緑色をした野菜類。「雨・が・ 続い・て・ あおもん・の・ 値段・が・ 上がっ・た。」◆「あおもん」は野菜という種類に重点を置いた表現であるのに対して、「あおみ」は色に注目した表現である。〔⇒あおみ〕

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2012年5月23日 (水)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1003)

あおかび【青黴】《名詞》 青みがかったり、白っぽかったりする黴。「あおかび・が・ はえ・た・ 餅・は・ 食う・な・よ。」

あおぐ【扇ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 うちわ・扇子などを動かして風を起こして送る。「寝・とる・ 子ども・を・ うちわ・で・ あおい・だる。」「おくどさん・が・ 消え・そーに・ なっ・た・さかい・ ばたばた・ あおぐ。」

あおくさい【青臭い】《形容詞》 草のような臭いがする。「この・ きゅーり・は・ あおくさい・ かだ・が・ する。」

あおさ《名詞》 緑色をした、やや硬くて葉の広い海藻。「磯・の・ 石・に・ あおさ・が・ いっぱい・ 生え・とる。」「あおさ・は・ 食べら・れ・へん・から・ 採ら・んとき。」

あおじそ【青紫蘇】《名詞》 緑色をした紫蘇の葉。「素麺・の・ 薬味・に・ あおじそ・を・ 使う。」■類語=「あかじそ」

あおじろい【青白い】《形容詞》 ①青みがかって白い。「あおじろい・ 顔・を・ し・て・ 体・の・ 具合・が・ 悪い・の・と・ ちゃう・か。」②緑色が乏しくて白っぽい。「まだ・ あおじろい・ 色・の・ トマト・は・ ちぎら・ん・よーに・な。」

あおしんごう〔あおしんごー〕【青信号】《名詞》 通ってよい(進んでよい)という意味の、青または緑色の信号。「あわて・たら・ あか・ん。まだ・ あおしんごー・に・ なっ・とら・へん。」

あおすじ(を)たてる〔あおすじ(お)たてる〕【青筋(を)立てる】《動詞・タ行下一段活用》 額の血管が見えるほどに、かんかんになる。かんかんになって怒る。「あおすじたて・て・ どなりこん・でき・た。」

あおぞら【青空】《名詞》 ①青く晴れわたった空。「夏・の・ あおぞら・に・ 入道雲・が・ 出・てき・た。」②屋根がなくて、空が丸見えである場所。「あおぞら・で・ 市場・を・ 開い・とる。」「あおぞら教室」

あおなる〔あおーなる〕【青なる】《動詞・ラ行五段活用》 ①恐さを感じたり、心配したりして、顔から血の気がなくなる。「財布・を・ 落とし・て・ あおなっ・た。」②青くないものが青くなる。青色が濃くなる。緑色でないものが緑色になる。緑色が濃くなる。「沖・へ・ 出・たら・ 海・の・ 色・が・ あおーなっ・た。」「白い・ トマト・が・ あおーなり・かけ・た。」■類語=「あかなる」「しろなる」「くろなる」「きいろなる」「ちゃいろなる」

あおぬき【仰ぬき】《名詞》 ①顔を上に向けること。「写真・が・ ちょっと・ あおぬき・に・ なっ・とる。」②体の胸・腹のある方を上に向けること。「赤ん坊・を・ あおぬき・に・ 寝かす。」〔⇒あおぬけ、あおのけ、あおむけ〕■対語=①うつむき、うつぶき。②うつぶせ。

あおぬく【仰ぬく】《動詞・カ行五段活用》 ①顔を上に向ける。「写真・ 撮り・まっ・さかい・ もー・ ちょっと・ あおぬい・てください。」②体の胸・腹のある方を上に向ける。「あおぬか・し・て・ 担架・に・ 載せる。」〔⇒あおのく、あおむく〕■対語=うつむく、うつぶく。    

あおぬけ【仰ぬけ】《名詞》 ①顔を上に向けること。「あおぬけ・の・ まま・やっ・たら・ まぶしー・て・ しょがない。」②体の胸・腹のある方を上に向けること。「人形・を・ あおぬけ・に・ 転ばし・とる。」「ベッド・から・ あおぬけ・で・ 落ち・た。」〔⇒あおぬき、あおのけ、あおむけ〕■対語=①うつむき、うつぶき。②うつぶせ。

あおぬける【仰ぬける】《動詞・カ行下一段活用》 ①顔や物を上に向けさせる。「鏡・を・ もー・ ちょっと・ あおぬけ・てくれ・へん・か。」②体の胸・腹のある方を上に向けさせる。「体・を・ あおぬけ・て・ 寝・なはれ。」〔⇒あおのける、あおむける〕
■対語=うつむける、うつむせる、うつぶける、うつぶせる。

あおねぎ【青葱】《名詞》 緑色の部分が多いねぎ。■類語=「しろねぎ」

あおのく【仰ぬく】《動詞・カ行五段活用》 ①顔を上に向ける。「雪が降ってきたのであおのいて口を開ける。」②体の胸・腹のある方を上に向ける。「あおのい・て・ 昼寝・を・ する。」〔⇒あおぬく、あおむく〕■対語=うつむく、うつぶく。    

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2012年5月22日 (火)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1002)

あいよ《名詞、動詞する》 ①足。「あいよ・が・ もつれ・て・ こけ・ても・た。」②小さな子どもが歩くこと。「早(はよ)ー・ あいよする・よーに・ なっ・たら・ 良(え)ー・のに・なー。」◆幼児語。〔⇒あいや、あんよ〕

あいろん【アイロン】《名詞》 炭火や電熱などによって、布などのしわを伸ばしたり、折り目をつけたりする道具。「昔・は・ 炭・を・ 入れ・て・ 使う・ あいろん・が・ あっ・た。」

あう【合う・会う・遭う】《動詞・ワア行五段活用》 ①約束をして出会う。顔をあわせる。「十時・に・ 駅・で・ あう・ こと・に・ し・とる。」②たまたま出会う。偶然に出会う。思いがけなく出会う。「偶然に・ 目ー・が・ あう。」「道・が・ 混ん・で・ 時間・が・ かかっ・て・ えらい・ めー・に・ おー・た。」「事故・に・ あわ・ん・よーに・ 気ーつけ・よ。」③同じになる。一致する。「友だち・と・ 考え・が・ おー・た。」④集まって一つになる。合流する。「ここ・で・ 二つ・の・ 道・が・ あう。」⑤ぴったりする。つりあう。調和する。「体・に・ おー・た・ 服・を・ 着る。」「服・と・ ズボン・の・ 色・が・ おー・とる。」「瓶・と・ 蓋・と・が・ ちょうど・ あう。」

あう【合う】《接尾語》 一緒に何かをすることを表す言葉。「みんな・で・ 話し・あう。」「兄弟・で・ けんかし・あう・ こと・は・ やめ・なはれ。」

あうと【アウト】《名詞》 ①野球などの遊びやスポーツで、塁に出られなくなったり、安全圏を逸脱したりすること。「そこ・へ・ 行っ・たら・ あうと・や・ぞ。」②野球などの遊びやスポーツで、失敗・失格であると判定・判断されること。「あうと・が・ 三つ・で・ チェンジ・や。」

あえます《動詞・サ行五段活用》 差し上げる。「子ども・の・ お古・の・ 服・を・ あえまし・て・ 着・てもろ・て・ます。」◆一語に熟している意識が強いが、もともとは動詞「あげる」に助動詞「ます」がついたもので、それが音変化をした。〔⇒あいます、あげます〕

あげます《動詞・サ行五段活用》 差し上げる。「この・ 饅頭・(を・) あんた・に・ あげます。」◆動詞「あげる」に助動詞「ます」がついたものであるが、音変化をしている「あいます」「あえます」が一語に熟している意識が強いので、「あげます」もそれに準じて考える。〔⇒あいます、あえます〕                        

あえる《動詞・ア行下一段活用》 野菜や魚などを、味噌・酢・醤油・胡麻などと混ぜて味付けをする。「ほうれん草・と・ ちりめんじゃこ・を・ あえる。」

あえん【亜鉛】《名詞》 青白い色をした錆びにくい金属(元素)。「薄い・ 鉄板・に・ あえん・を・ メッキし・た・ トタン板」

あお【青】《名詞》 ①よく晴れた空のような色。「海・も・ あお・や・し・ 空・も・ あお・や。」②緑色。「あお・の・ 色・を・ し・た・ 虫・が・ 動い・とる。」③進んでもよいという意味を表す交通信号。「横断歩道・を・ あお・で・ わたる。」〔③⇒あおしんごう〕

あおあお【青々】《副詞と、動詞する》青や緑の植物などがあたりに広がっている様子。青や緑が鮮やかに見える様子。「春・に・ なっ・て・ 畑・が・ あおあお・ 見える・よーに・ なっ・た。」「あおあおし・て・ 美味しそーな・ 水菜・や・な。」

あおい【葵】《名詞》 夏に白・赤・紫などの花を咲かせる草花。「あおい・の・ 花・が・ 下・の・ 方・から・ 順番・に・ 咲き・よる。」

あおい【青い】《形容詞》 ①晴れわたった空のような色である。「あおい・ 海・の・ 向こー・に・ 入道雲・が・ 出・とる。」「沖縄・の・ あおい・ 海・で・ 泳い・でみ・たい・なー。」②緑色である。「あおい・ ピーマン・が・ おいしそーや。」③顔に赤みがない。顔色が悪い。「まだ・ 顔・が・ あおい・さかい・ 寝・とっ・た・ 方・が・ えー。」④実などが、まだ熟していない。◆実際の色合いとしては白っぽいものを指すことが多い。「この・ トマト・は・ まだ・ あおい・さかい・ ちぎっ・たら・ あか・ん。」

あおうめ【青梅】《名詞》 熟しきっていない、緑色の梅の実。「あおうめ・が・ 店・に・ 並ぶ・ 頃・に・ なっ・た。」

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2012年5月21日 (月)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1001)

あいちゃく【愛着】《名詞》 人やものに心引かれる気持ち。人やものを失うまいとする思い。「自分・が・ 生まれ・た・ 村・に・は・ やっぱり・ あいちゃく・が・ ある。」

あいつ【彼奴】《名詞》 ①あの人。「あいつ・は・ わし・の・ 後輩・や。」②あの物。「あいつ・は・ 安物・やっ・た・さかい・ じっきに・ めげ・ても・た。」◆①②ともに、くだけた言い方、相手に親しみをこめた言い方、相手を見下げた言い方、目下に対する言い方などの働きをしている。

あいつとこ【彼奴所】《名詞》 ①あの人の家屋。「あいつとこ・は・ 二階建て・や。」②あの人の家族。「あいつとこ・は・ 五人家族・や。」◆①②ともに、くだけた言い方、相手に親しみをこめた言い方、相手を見下げた言い方、目下に対する言い方などの働きをしている。〔⇒あいつんとこ〕

あいつんとこ【彼奴ん所】《名詞》 ①あの人の家屋。「あいつんとこ・は・ こないだ・ 建て替え・た。」②あの人の家族。「あいつんとこ・は・ 子ども・が・ 二人・ おる。」◆①②ともに、くだけた言い方、相手に親しみをこめた言い方、相手を見下げた言い方、目下に対する言い方などの働きをしている。「あいつんとこ」の「ん」は、格助詞の「の」が撥音便となったものである。〔⇒あいつとこ〕

あいて【相手】《名詞》 ①一緒に何かをする人。「旅行・に・ 行き・たい・けど・ あいて・が・ おら・なん・だら・ おもろない。」②何かをするときの、一方の立場でなく、もう一方の立場の人。対抗して勝負を競う人。「あいて・が・ 強すぎ・た・ん・や・さかい・ 負け・ても・ しょがない。」

あいにく【生憎】《副詞、形容動詞や・です》 都合の悪い様子。ことがうまく運ばなかった様子。◆自分の意志とは裏腹に、そのようになってしまったという語感が伴う。「運動会・の・ 日・は・ あいにく・ 雨・に・ なっ・ても・た。」「さっき・ 売れ・ても・てん。あいにくやっ・た・なー。」

あいのこ【間の子】《名詞》 ①混血の人や動物。「いのぶた・ 言(ゆ)ー・たら・ 猪・と・ 豚・の・ あいのこ・なん・やて。」②どちらにも属しにくいような、中間的な存在。「こうもり・は・ 鳥・と・ けもの・の・ あいのこ・や。」「トロリーバス(・と)・ 言(ゆ)ー・たら・ 電車・と・ バス・の・ あいのこ・やろ。」

あいのて〔あいのてー〕【合いの手】《名詞》 ①歌・踊りなどの間に挟む掛け声や手拍子。「歌・の・ 合い間・に・ あいのて・(を・) 入れる。」②会話の間に、相手が挟むちょっとした言葉。◆相づちよりも長い言葉を指して言う。「あいのてー・ 入れ・られ・たら・ しゃべりにくい。」

あいのり【相乗り】《名詞、動詞する》 同じ乗り物に、他の人と一緒に乗ること。「知ら・ん・ 人・と・ あいのり・の・ 船・で・ 釣り・に・ 行っ・た。」「タクシー・で・ あいのりし・まへ・ん・か。」

あいふく【合い服】《名詞》 春・秋などに着る服。暑い盛りや寒い盛りでないときに着る服。「暑ー・ なっ・てき・た・さかい・ あいふく・に・ しょ・ー。」「裏地・の・ 薄い・ あいふく」

あいぼう〔あいぼー〕【相棒】《名詞》 二人(以上)で一緒に物事を行う場合の相手。「背ー・の・ 違う・ あいぼー・やっ・たら・ 重たい・ 荷物・を・ かきにくい。」「漫才・の・ あいぼー」

あいま【合間】《名詞》 ①二つ以上のものにはさまれた場所。すき間。間隔。「箪笥・の・ あいま・に・ 扇子・を・ 落とし・ても・た。」②行っていることが途切れた時間。あることが終わってから、次のことをするまでの時間。「仕事・の・ あいま・に・ 煙草・を・ 吸う。」〔⇒あいだ〕                                 

あいまい【曖昧】《形容動詞や・です》 ものごとがはっきりしない様子。はっきりせず、判断がつかない様子。ものごとを決定したり、結論づけたりしない様子。「あいまいな・ 言ー方・(を・) し・たら・ みんな・に・ わから・へん・やろ。」〔⇒あやふや〕

あいます《動詞・サ行五段活用》 差し上げる。「珍(めんら)しー・ お菓子・やっ・た・さかい・ 買(こ)ー・てき・て・ 友だち・に・ あいまし・てん。」◆一語に熟している意識が強いが、もともとは動詞「あげる」に助動詞「ます」がついたもので、それが音変化をした。〔⇒あげます、あえます〕

あいや《名詞、動詞する》 ①足。「あいや・が・ 痺(しび)れ・た。」②小さな子どもが歩くこと。「たった・ し・たろ・か・ あいやする・か。」◆幼児語。〔⇒あいよ、あんよ〕

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2012年5月20日 (日)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1000)

あいすくりん【アイスクリン】《名詞》 「あいすくりーむ」の発音が変化した言葉。◆かつては、乳脂肪分が少なくてシャーベットのようなものを「あいすくりん」と言っていたことがある。◆「アイスクリン」という言い方を、地方色のある言い方として意図的に使っているような場合もある。

あいそう〔あいそー、あいそ〕【愛想】《名詞、動詞する》 ①相手を喜ばせる言葉。お世辞。「ほんまに・ 何・を・ 思・とる・か・しら・ん・けど・ あいそ・だけ・は・ 上手な・ 人・や。」②相手に対する特別な接し方。「何・も・ あいそ・ でき・まへ・ん・けど・ ゆっくりし・ていっ・て・な。」③人に愛情や好意を持とうとする気持ち。「言(ゆ)ー・た・ こと・を・ 守ら・へん・さかい・ あいつ・に・は・ あいそ・が・ 尽きる。」④人に好感を持たれるような動作。「あいそ・が・ 良(え)ー・ 人・は・ なにかと・ 気持ち・が・ えー。」◆人に好感を持たれるような動作の片鱗も見せない場合に、「あいそもくそも ない【愛想も糞も無い】」というように表現することがある。つっけんどんな様子、とりつく島もないほどに人を寄せつけない様子のことである。「あんな・ 言い方・を・ し・たら・ あいそもくそも・ あら・へん。」
あいそがつきる【愛想が尽きる】《動詞・カ行上一段活用》 がっかりして嫌になる。特別な思いを持ち続けることをやめる。「あいそがつき・て・ それ・から・は・ つきあい・を・ し・とら・へん・ねん。」

あいそ(が)ない【愛想(が)無い】《形容詞》 ①可愛げがない。思いやりがない。風情がない。「あいそがない・ 人・は・ 損・を・ し・まっ・せ。」②人に対する接し方が悪い。「あいそない・ 返事・を・ し・やがっ・た。」

あいそなし【愛想無し】《形容動詞や・です、名詞》 ①つっけんどんで、高くとまっているような様子。また、そのような性格の人。「挨拶・も・ せ・ん・よーな・ あいそなしな・ やつ・や。」「あの・ あいそなし・は・ ちゃんと・ 返事・を・ し・よら・ん。」②もてなしが十分でない様子。「せっかく・ 来・てくれ・た・のに・ えらい・ あいそなしで・ すん・まへ・ん。」

あいそらしい〔あいそらしー〕【愛想らしい】《形容詞》 人に好感を持たれるような動作や言葉をそなえて、好ましい。「あいそらしー・ 娘・はん・や・さかい・ 誰・に・でも・ 好か・れる。」

あいそわらい【愛想笑い】《名詞、動詞する》 人に気に入られようとして意識的に笑ったり微笑んだりすること。「あの・ 人・の・ あいそわらい・に・は・ だまさ・れ・へん・ぞ。」

あいだ【間】《名詞》 ①二つ以上のものにはさまれた場所。すき間。間隔。「木ー・と・ 木ー・の・ あいだ・に・ 蜘蛛・が・ 巣ー・を・ 張っ・とる。」②ある場所からある場所までの一続きの空間や、距離。「明石・と・ 淡路・の・ あいだ・の・ 明石海峡大橋」③ある時からある時までの一続きの時間や、期間。合間。暇。「十年・も・の・ 長い・ あいだ・ お世話・に・ なり・まし・た。」④人と人との関係。「親子・の・ あいだ・は・ うまい・こと・ いっ・とる。」⑤行っていることが途切れた時間。あることが終わってから、次のことをするまでの時間。「テレビ・の・ コマーシャル・が・ ある・ あいま・に・ 便所・へ・ 行く。」⑥特別ではない普段の日。平生。「あいだ・は・ 正月・みたいな・ 美味い・ もん・は・ 食わ・れ・へん。」「試験・の・ 時・だけ・や・なしに・ あいだ・から・ 勉強し・とき・や。」⑦休日でない日。月曜日から金曜日(または土曜日)までの日。「たいだ・は・ 六時・に・ なっ・たら・ 店・が・ 閉まる。」〔①③⑥⇒あい、⑥⑦⇒あいだのひ、①⑤⇒あいま〕

あいだのひ〔あいだのひー〕【間の日】《名詞》 ①特別ではない普段の日。平生。「ふいだのひ・は・ 働い・て・ 祭り・に・ なっ・たら・ 休む・ねん。」②休日でない日。月曜日から金曜日(または土曜日)までの日。「たいだのひー・は・ 忙しゅー・て・ 散髪屋・に・も・ 行か・れ・へん。」〔⇒あい、あいだ〕                         

あいだがら【間柄】《名詞》 人と人との結びつきや、家族や親戚としての関係。「仲・の・ 良(え)ー・ あいだがら・や・から・ 頼みやすい。」「あの・ 人・と・は・ 従姉妹・の・ あいだがら・や。」

あいたくちがふさがらへん【開いた口が塞がらへん】《慣用表現》 あきれて、ものが言えない。「口・から・ 出まかせ・ばっかり・ 言(ゆ)ー・て・ あの・ 人・に・は・ あいたくちがふさがらへん。」

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2012年5月19日 (土)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(999)

あい【間】《名詞》 ①二つ以上のものにはさまれた場所。すき間。間隔。「偉い・ 人・の・ あい・に・ はさまっ・て・ 小(こも)ー・に・ なっ・とっ・てん。」②ある時からある時までの一続きの時間や、期間。合間。暇。「仕事・の・ あい・に・ 一服し・て・ 煙草・を・ 吸う。」③特別ではない普段の日。平生。「あい・は・ 美味い・ もん・を・ 食ー・とら・へん・ねん。」④休日でない日。月曜日から金曜日(または土曜日)までの日。「あい・は・ あんまり・ お客さん・は・ 来・てくれ・へん。」〔⇒あいだ、③④⇒あいだのひ〕

あい【藍】《名詞》 濃い青色。黒みを帯びた青色。「あい・の・ 絞り・の・ 手拭い」〔⇒あいいろ〕                                       

あいいろ【藍色】《名詞》 濃い青色。黒みを帯びた青色。「今日・の・ 海・は・ あいいろ・に・ 見える。」〔⇒あい〕

あいかぎ【合い鍵】《名詞》 一つの錠に合うように作った別の鍵。「部室・の・ あいかぎ・を・ 持っ・とる。」

あいかわらず【相変わらず】《副詞》 いつものように。これまでと変わりなく。「あいかわらず・ 元気で・ やっ・とり・ます。」「あの・ 人・は・ あいかわらず・ 同じ・ 話・ばっかり・ する。」

あいきょう〔あいきょー、あいきょ〕【愛嬌】《名詞》 にこにこして可愛いこと。人づきあいが良く、好ましい感情を(あるいは、滑稽さなども)感じさせること。「あんた・ 孫はん・は・ あいきょー・が・ あっ・て・ かいらしー・なー。」

あいぐい【間食い】《名詞、動詞する》 ①食事の間の食べ物。間食。おやつ。「あいぐい・は・ 南京豆・が・ ある・ぞ。」②食事の間にものを食べること。おやつを食べること。「あいぐいする・さかい・ 晩飯・を・ 食わ・れ・へん・の・やろ。」〔 ①⇒なんど〕

あいこ《名詞》 ①勝ち負けがないこと。「どっこんでー〔=じゃんけんぽん〕・ あいこ・で・ ほい。」「じゃんけんほい・ あいこ・や・ ほい。」②差し引きがゼロであること。差し引きをゼロにすること。引き分け。「こないだ・ 魚・ もろ・た・さかい・ これ・で・ あいこ・に・ し・とこ。」「試合・は・ あいこ・で・ 終わっ・ても・た。」

あいことば【合い言葉】《名詞》 ①前もって決めておく合図の言葉。「あいことば・は・ 山・と・ 川・に・ し・とこ・か。」②仲間の者たちの目標として決めた言葉(や内容)。「一回戦・に・ 勝つ・ こと・を・ あいことば・に・ し・て・  練習する。」

あいさつ【挨拶】《名詞、動詞する》 ①人に会ったときや別れるときに、やりとりする言葉やお辞儀。「あいさつ・も・ せ・んと・ 帰っ・てき・た・ん・かいな。そら・ あか・ん・で。」②会合や手紙などで、改まって話したり書いたりする言葉。「あんた・が・ あいさつせ・なんだら・ 忘年会・が・ 始まら・へん・がな。」「あわて・とっ・た・さかい・ あいさつ・抜き・で・ 用事・を・ 書い・た。」

あいさに《副詞》 時たま。時折り。稀に。期間をおいて。「あいさに・ 大阪・から・ 戻っ・てき・て・ うっとこ・に・ 寄っ・てくれる・ねん。」「入院し・とる・さかい・ あいさに・ 顔・を・ 見・に・ 行っ・たげ・て・な。」「あいさに・ 夕立・が・ あっ・て・ 涼しー・ なっ・て・ ありがたい・なー。」

あいしょう〔あいしょー〕【相性】《名詞》 互いの性格や気持ちの響き具合。「あいつ・と・は・ 昔・から・ あいしょー・が・ 悪い・ねん。」「あいしょー・の・ 良(え)ー・ 夫婦(みょーと)」

あいす【アイス】《名詞》 「あいすくりーむ【アイスクリーム】」や、「あいすきゃんでー【アイスキャンデー】」のことを短く言う言葉。。「暑い・さかい・ あいす・でも・ 食い・たい・な。」
あいず【合図】《名詞、動詞する》 前もって決めておいた方法で知らせ合うこと。「片目・ つむっ・て・ あいずする。」

あいすきゃんでー【アイスキャンデー】《名詞》 果汁などを冷凍した氷菓子。◆単に「きゃんでー」と言うときにも「アイスキャンデー」を指すことがあった。「自転車・に・ 箱・を・ 積ん・で・ あいすきゃんでー・を・ 売り・に・ 来る。」

あいすくりーむ【アイスクリーム】《名詞》 牛乳・砂糖・卵の黄身などを混ぜて凍らせた菓子。◆単に「くりーむ」と言うときにも「アイスクリーム」を指すことがあった。

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2012年5月18日 (金)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(998)【あ】

あ〔あっ〕《感動詞》 物事に強く感じたときに、瞬間的に発する言葉。驚いたり感動したりするときや、呼びかけたり呼びかけに応じたりするときに発する言葉。「あ・ 危ない。」「あっ・ 誰・や・と・ 思(おも)・たら・ あんた・やっ・た・ん・かいな。」

ああ〔あー〕《感動詞》 ①物事に強く感じたときに発する言葉。◆瞬間的でなく、状況や心の中を振り返って、思いを表すような傾向が強い。「あー・ しんど。ちょっと・ 休み・たい・な。」「あー・ 怖(こわ)。あの・ 人・に・ もの・を・ 言(ゆ)ー・たら・ 言い返さ・れ・てまう。」②肯定の気持ちや、承諾の意思などを伝えるときに発する言葉。「あー・ お前・の・ 言(ゆ)ー・通り・や。」「あー・ わかっ・た。わし・に・ まかし・とき。」

ああ〔あー〕《副詞》 あのように。「あー・ せー・ こー・ せー・ 言わ・れ・たら・ どない・ し・たら・ 良(え)ー・の・か・ 困っ・てまう。」

ああああ〔あーあー〕《感動詞》 物事に強く感じたときに出す言葉。◆「ああ」を二回繰り返した言葉であるが、特に深く嘆いたり心配したりするときに使うことが多い。追いつめられたような気持ちを表すことも多い。「あーあー・ こない・ 点・を・ 取ら・れ・たら・ この・ 試合・は・ もー・ あか・ん。」

ああいう〔あーゆー〕《連体詞》 あのような。「終戦直後・の・ あーゆー・ 時代・は・ みんな・ 辛い・ 思い・を・ し・た・なー。」「あーゆー・ がい〔=具合〕・に・は・ いか・へん。」■類語=「こういう」「そういう」「どういう」。

ああいうよう〔あーゆーよー〕《形容動詞や・です》 あのような様子。「あーゆーよーな・ やり方・を・ し・たら・ うまい・こと・ いく・ねん・なー。」■類語=「こういうよう」「そういうよう」「どういうよう」。

ああいうたらこういう〔あーゆーたらこーゆー〕【ああ言うたらこう言う】《慣用表現》 (こちらが)あのように言えば(相手が)このように言う。達者な口答えをする。逆らった言い方をする。言い訳をして逃れようとする。「あーゆーたらこーいい・やがっ・て・ なんぼ・でも・ 逆らい・やがる・ねん。」「あーゆーたらこーゆー・ 人・や・さかい・ あの・ 人・に・は・ 口・で・は・ 勝て・ん。」〔⇒ああいやこういう〕

ああいやこういう〔あーいやこーゆー〕【ああ言やこう言う】《慣用表現》 (こちらが)あのように言えば(相手が)このように言う。達者な口答えをする。逆らった言い方をする。言い訳をして逃れようとする。「あーいやこーゆー・て・ こっち・の・ 言(ゆ)ー・ こと・なんか・ いっこも・ 聞こ・ー・と・ せー・へん。」〔⇒ああいうたらこういう〕

ああめんそうめんひやそうめん〔あーめんそーめんひやそーめん〕【アーメン素麺冷素麺】《唱え言葉(感動詞)》  何かが起こることや、何かが起こらないことを祈って唱える言葉。◆キリスト教徒が唱える「アーメン」という言葉を基にして、「めん」という発音を脚韻として続けた言葉である。敬虔な祈りの意識は薄れて、言葉遊びのようになっている。「そーめん」は素麺、「ひやそーめん」は冷やした素麺のことである。「あーめんそーめんひやそーめん・ 私・に・ 当たら・んよーに・ し・てください。」

ああん〔あーん〕《感動詞》 (子どもなどが)大声を出して泣くときの、その声。「あーん・ あーん(・と)・ 泣か・れ・て・ 困っ・ても・た。」〔⇒わあん〕

ああん〔あーん〕《感動詞、名詞、動詞する》 口を大きく開くこと。また、そのときに出す声。「口・を・ 大きく・ あーんし・てください。」「あーん(・と)・ 言(ゆ)ー・て・ 声・を・ 出し・てみ・なさい。」

あーす【アース】《名詞》 電気機器から地面へ電気が流れるようにした線。「あーす・(を・)・ 引い・とか・んと・ 感電し・まっ・せ。」

あい〔あえ〕《代名詞》 離れた場所にあるものを指す言葉。離れた時を指す言葉。あれ。「あい(・を・) 取っ・てほしー・ねん。」「私・は・ あい・から・ 電車・に・ 乗っ・て・ 帰り・まし・てん。」〔⇒あれ〕■類語=「こい〔こえ〕」「そい〔そえ〕」「どい〔どえ〕」。

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2012年5月17日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(997)【ん】

ん《感動詞》 軽くうなずいたり、聞き返したりする気持ちを表す言葉。「ん、そー・や・ そー・や。」〔⇒うん〕

ん《助動詞》 前にある言葉を打ち消すときに使う言葉。「明日・は・ 行か・ん・ つもり・や。」〔⇒へん〕

ん《助詞》 疑問を表す言葉。「もー・ 無い・ん。」「あんた・は・ 行か・へん・の。」〔⇒の、のん〕

ん《格助詞》 格助詞(および準体助詞)「の」に相当する言葉。「勉強する・ ん・ か。せー・へん・の・か。」「今・ 来・た・ とこ・な・ん・や。」「それ・は・ わし・ん・や。」〔⇒の〕

んか《助動詞+助詞》 しないか。せよ。「早(は)よー・ 行か・んか。」「もっと・ 飲み・んか。」「飲ま・んか。」◆強い命令口調になると「行か・んかい」「飲み・んかい」「飲ま・んかい」と言う。〔⇒んかい〕

んかい《助動詞+助詞》 しないか。せよ。「もー・ 止め・んかい。」「黙っ・て・ 聞か・んかい・な。」〔⇒んか〕

んかて《助動詞+助詞》 しないでも。「言わ・れ・んかて・ わかっ・とる・がな。」「そないに・ せか・んかて・ 間に合う。」〔⇒んかとて〕

んかとて《助動詞+助詞》 しないでも。「走ら・んかとて・ 間に合う・やろ。」〔⇒んかて〕

んじまい《助動詞+名詞》 しないで終わること。「病院・へ・ 見舞い・に・ 行か・んじまい・に・ なっ・ても・た。」「聞か・んじまい・で・ 別れ・た。」〔⇒ずじまい〕

んで《接続助詞》 しなくて。「尋ねる・ こと・を・ せ・んで・ 帰っ・てき・た。」「飲ま・んで・ 損し・た・」〔⇒いで〕

んでか《終助詞》 しないでおくものか。「腹・の・ 立つ・ あいつ・を・ 殴ら・んでか。」〔⇒いでか〕

んでも《接続助詞》 しなくても。「明日・は・ 来(こ)・んでも・ えー。」「お前・が・ せ・んでも・ かま・へん。」◆「せ・んでも・ えー。」が「せ・ーでも・ えー。」となることがある。〔⇒いでも〕

んと《接続助詞》 しなくては。ないでは。「行か・んと・ わから・へん・やろ。」〔⇒なんだら、へんかったら〕

んと《接続助詞》 しないで。「金・を・ 払わ・んと・ 去(い)ん・でも・た。」

んならん《補助動詞》 しなければならない。「明日中・に・ 行か・んならん・ ところ・が・ ある。」「死ぬ・まで・に・ 『明石日常生活語辞典』・を・ 作っ・とか・んならん・と・ 思(おも)・とる。」〔⇒んなん〕

んなん《補助動詞》 しなければならない。「明日・まで・に・ 行か・んなん。」「せ・んなん・ こと・は・ 早(はよ)ー・ すまし・なはれ。」「人間・は・ 生きる・ ため・に・は・ 食わ・んなん・やろ。」〔⇒んならん〕

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2012年5月16日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(996)

わるやく【悪役】《名詞》 悪い立場に立つという役割。責任などを引きかぶる役割。「映画・の・ わるやく」「おやじ・が・ わるやく・に・ なっ・た。」

われ《名詞》 お前。「われ・の・ 方・から・ 殴っ・てき・た・ん・やろ。」◆二人称であって、「われ」を一人称では使わなかった。〔⇒おのれ、おんどれ、おまえ〕

われめ【割れ目】《名詞》 割れたところ。裂け目。ひび。「ガラス・の・ われめ・で・ 手ー・を・ 切ら・ん・よーに・ 気ー・を つれ・なはれ。」「われめ・に・ テープ・を・ 貼る。」

われもん【割れ物】《名詞》 ①割れやすいもの。割れる可能性のあるもの。「われもん・や・さかい・ 大事に・ 運ん・で・な。」②割れたもの。「われもん・は・ どこ・に・ 捨て・たら・ よろしー・か。」

われら〔われらー〕《名詞》 お前たち。「われらー・ みんな・ そこ・に・ 立っ・とれ。」

われる【割れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①壊れる。「茶碗・が・ われ・た。」②割り算で、割り切れる。

わん【椀】《名詞》 ご飯や汁を入れる食器。◆「飯(めし)-わん」「汁-わん」というように言い分ける。

わん《副詞と》 犬などの動物が鳴く様子。「犬・が・ 一声・だけ・ わんと・ 鳴い・た。」

わんこ〔わんこー〕【ワン公】《名詞》 犬。「かいらしー・ わんこ・が・ おる。」◆幼児語。〔⇒わんわん〕

わんさか《副詞》 ①物がたくさん集まった様子。「バザー・の・ 品物・が・ わんさか・ 集まっ・た。」②人が大勢集まったり押しかけたりする様子。「見物・の・ 人・が・ わんさか・ 来・た。」◆①②ともに、歓迎する気持ちを表現することがあるとともに、多すぎてうんざりするという気持ちを表すこともある。「わんさか わんさか」と二度続けて言うことも多い。〔⇒わんさと〕

わんさと《副詞》 ①物がたくさん集まった様子。②人が大勢集まったり押しかけたりする様子。◆①②ともに、歓迎する気持ちを表現することがあるとともに、多すぎてうんざりするという気持ちを表すこともある。〔⇒わんさか〕

わんしょう〔わんしょー〕【腕章】《名詞》 係や役割を負っていることを示すために、服の袖の上部につけるしるし。「当番・の・ わんしょー・を・ つける。」

わんだん【ワンダン】《名詞》 野球のワン・アウト(一死)のこと。「やっと・ わんだん・に・ なっ・た。」◆子どもの遊び言葉。

わんぱん【ワンパン】《名詞、動詞する》 野球などでの、ワンバウンドのこと。「わんぱん・で・ 受け・た・さかい・ セーフ・や。」

わんぱんやきゅう【ワンパン野球】《名詞・動詞する》 小さな子どもの野球で、柔らかいボールを使って、打ったときには、(フライやライナーでなく)ワンバウンドすることを義務づけた野球。

わんりゃい【割合】《名詞》 ものとものとの関係を数で表したもの。「醤油・と・ 酢ー・を・ 半々・の・ わんりゃい・で・ 入れる。」〔⇒わりあい〕

わんりゃい【割合】《副詞に・と》 比較的。思いのほか。予想外に。「あんた・は・ わんりゃい・ 綺麗な・ 字ー・を・ 書く・ん・や・なー。」「安かっ・た・けど・ わんりゃい・ 良(え)ー・ 品物(しなもん)・や。」〔⇒わりあい〕

わんわん《副詞と》 ①子どもなどが大声で泣く様子。うるさくわめき立てるように泣く様子。また、その声。「道・で・ こけ・て・ わんわん・ 泣い・とる。」②犬などの動物が吠える様子。「夜中・に・ わんわん・ 吠え・て・ うるさい。」③蚊などがたくさん集まって、羽音が聞こえてくる様子。「藪・の・ 中・に・は・ 蚊ー・が・ わんわん・ おる。」

わんわん《名詞、副詞と》 ①犬。「わんわん・を・ 連れ・て・ 散歩・に・ 行く。」◆幼児語。②犬の鳴き声を表す言葉。「夜中・に・ わんわんと・ 鳴か・れ・て・ 目・が・ 覚め・た。」〔①⇒わんこ〕

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2012年5月15日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(995)

わりと【割と】《副詞》 比較的。思っていたよりも。「今日・は・ わりと・ しんどい・ 仕事・やっ・た。」「わりと・ 高い・ 値ー・や・さかい・ 買わ・なんだ。」〔⇒わりかた、わりかし、わりに〕

わりに【割に】《副詞》 比較的。思っていたよりも。「わりに・ 時間・の・ かかる・ 仕事・やっ・た。」〔⇒わりかた、わりかし、わりと〕

わりばし【割り箸】《名詞》 二本に割って使うようになっている、木や竹の箸。「弁当・を・ 買(こ)ー・た・けど・ わりばし・が・ つい・とら・へん。」

わりびき【割り引き】《名詞、動詞する》 決まった値段よりも、(一定の割合で)安くすること。「大売り出し・の・ 日ー・に・ わりびき・で・ 売る。」「ちょっと・ぐらい・ わりびきし・てくれ・ても・ えー・やろ・に。」

わりびく【割り引く】《動詞・カ行五段活用》 ①決まった値段よりも、(一定の割合で)安くする。「残っ・た・ 品物・を・ わりびー・で・ 売る。」②表面よりも、中味を少なく見積もる。「あいつ・の・ 言(ゆ)ー・ こと・は・ ちょっと・ わりびー・て・ 考え・とか・んと・ えらい・ 目ー・に・ あう・ぞ。」

わりふる【割り振る】《動詞》 仕事などをわけて、銘々に受け持たせる。物品や金額などを銘々に振り分ける。「寄付金・の・ 金額・を・ みんな・に・ わりふる。」〔⇒わりあてる〕

わる【割る】《動詞・ラ行五段活用》 ①壊す。完全な物を欠けた物にする。「手ー・が・ 滑っ・て・ 皿・を・ わっ・ても・た。」②細かくする。小さくする。◆縦方向に行うときに使うことが多い。「木ー・を 細く・ わる。」③混ぜて薄める。「水・で・ わる。」④割り算をする。「百・を・ 三・で・ わる。」 

わる【悪】《名詞》 ①悪者。悪人。悪い性格や考えの人。「わる・の・ 真似・を・ し・たら・ あか・ん・よ。」②芝居や物語などに出てくる悪役。「あの・ 人・は・ わる・みたいや。」「わる・が・ 攻め・てき・た。」「あれ・は・ わる・か・ えーほー・か・ わから・へん。」

わる【悪】《接頭語》 悪いことや程度が過ぎることを表す言葉。「わる-知恵・を・ 働かす。」「えらい・ わる-まん・やっ・た・なー。」

わるい【悪い】《形容詞》 ①よくない。正しくない。「考え方・が・ わるい。」②好ましくない。望ましい状況でない。「天気・が・ わるー・ なり・そーや。」③劣っている。まずい。「学校・の・ 成績・が・ わるー・て・ 落第した。」④相手や第三者ににすまない。自分を責めるような気持ちになる。「友だち・に・ わるい・ こと・を・ し・た。」

わるがしこい【悪賢い】《形容詞》 ずる賢い。悪知恵がよく働く。「わるがしこい・ カラス」

わるぎ【悪気】《名詞》 本来持っている悪い心。あらかじめ考えていた悪意。「あいつ・に・ わるぎ・が・ あっ・た・ん・やない・さかい・ かんにんし・たっ・て・な。」

わるくち〔わるぐち〕【悪口】《名詞》 人を悪く言うこと。また、その言葉。「わるくち・を・ 言わ・れ・て・ 怒っ・とる。」

わるさ【悪さ】《名詞》 悪いこと。悪い程度。「わるさ・は・ だいぶ・ ひどい・ もん・や。」

わるさ【悪さ】《名詞、動詞する》 悪戯。悪ふざけ。「犬・が・ わるさし・て・ 植木鉢・を・ めん〔=壊し〕・だ。」

わるぢえ〔わるじえ〕【悪知恵】《名詞》 悪いことをするときに働く知恵。よこしまな考え。「小学校・に・ 行く・よーに・ なっ・たら・ わるじえ・も・ だいぶ・ つい・てくる。」

わるまん【悪まん】《名詞》 ①時運が悪いこと。悲運。「去年・は・ わるまん・で・ 試験・に・ 落ち・ても・た。」②よくないこと。「留守し・とっ・て・ わるまん・で・ すん・まへ・ん・でし・た。」

わるもん【悪者】《名詞》 悪いことをする人。悪人。◆小学生の時代などでは、映画・紙芝居・物語などに登場する人物を「わるもん」と「えー・もん」に分けてしまうということがあった。

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2012年5月14日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(994)

わらばい【藁灰】《名詞》 藁を燃やした後にできる灰。「わらばい・を・ 火鉢・に・ 入れる。」「風・が・ 吹い・て・ わらばい・が・ 飛び回る。」

わらぼうき〔わらぼーき〕【藁箒】《名詞》 藁で作った箒。「わらぼーき・は・ 先・が・ じっきに・ ちび・てまう。」◆他に、「しゅろぼうき【棕櫚箒】」「たけぼうき【竹箒】」などがある。

わらび【蕨】《名詞》 ①山地に生える羊歯類の植物。「わらび・や・ ぜんまい・を・ 採る。」②わらびを原料にした餅。「夏・に・ なっ・たら・ わらび・が・ 食い・とー・ なる。」〔②⇒わらびもち〕

わらびもち【蕨餅】《名詞》 わらびを原料にした餅。「わらびもち・に・ 黄粉・を・ まぶす。」〔⇒わらび〕

わらぶき【藁葺き】《名詞》 屋根を藁で覆うこと。藁で覆った屋根。「わらぶき・を・ 瓦屋根・に・ 変える。」

わらや【藁屋】《名詞》  藁で覆った屋根の家。「うち・の・ 里・の・ 家・は・ わらや・です・ねん。」〔⇒わらやね〕

わらやね【藁屋根】《名詞》  藁で覆った屋根。「わらやね・に・ 草・が・ はえ・とる。」〔⇒わらや〕

わらんじ【草鞋】《名詞》 藁で編んだ履き物。「わらんじ・の・ はなご・が・ 切れる。」〔⇒わらじ〕

わり【割り】《名詞》 ①割り当て。「時間わり」②割ること。「手伝い・に・ 薪わり・を・ する。」

わり【割】《名詞》 ①割合の単位。全体の十分の一。「打率・が・ 三わり・を・ 超え・た。」②割合。「五人・に・ 一人・の・ わり」③損得。「わり・が・ 合わ・ん・ 仕事」

わりあい【割合】《名詞》 ものとものとの数量の関係を表したもの。「半分・の・ わりあい・で・ 当選する。」〔⇒わんりゃい〕

わりあい【割合】《副詞に・と》 比較的。思いのほか。「このごろ・の・ 阪神・は・ わりあいに・ 強ー・ なっ・てき・た。」〔⇒わんりゃい〕

わりあて【割り当て】《名詞》 銘々にわけて、与えたり取ったりすること。また、わけたもの。「寄付・の・ わりあて・を・ する。」

わりあてる【割り当てる】《動詞・タ行下一段活用》 仕事などをわけて、銘々に受け持たせる。物品や金額などを銘々に振り分ける。「掃除・の・ 区域・を・ わりあてる。」「寄付・の・ 額・を・ わりあてる。」〔⇒わりふる〕

わりかし【割りかし】《副詞》 比較的。思っていたよりも。「わりかし・ おもろい・ 映画・やっ・た。」「わりかし・ 遠い・ とこ・まで・ 行っ・た・ん・や。」〔⇒わりかた、わりと、わりに〕

わりかた【割り方】《副詞》 比較的。思っていたよりも。「今日・は・ わりかた・ 良(え)ー・ 天気・や。」「わりかた・ しんどい・ 仕事・や。」〔⇒わりかし、わりと、わりに〕

わりき【割り木】《名詞》 薪を小割りにしたもの。割った木。「正月(しょんがつ)・ 言(ゆ)ー・たら・ えー・ もん・や。雪・より・ 白い・ 飯(まま)・ 食べ・て・ わりき・みたいな・ 魚(とと)・ 添え・て。」

わりきれる【割り切れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①割り算の答えに、余りが出ない。「三・で・ わりきれる・ 数」②納得できる。「わりきれ・ん・ 気持ち・で・ 戻っ・てき・た。」

わりこむ【割り込む】《動詞・マ行五段活用》 ①人と人との間を押し分けて入る。きちんと並んでいるところへ、横から入り込む。「列・の・ 横・から・ わりこん・だら・ あき・まへん。」②人が話をしているところに、口をはさむ。「話・に・ わりこん・でくる・ あつかましー・ やつ」

わりざん【割り算】《名詞》 ある数が、他の数の何倍であるかを調べる計算。「わりざんし・て・ 一つ・の・ 値ー・を・ 調べる。」

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2012年5月13日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(993)

わめく【喚く】《動詞・カ行五段活用》 ①大声で叫ぶ。「子ども・が・ 泣い・て・ わめー・とる。」②大声で叱る。「言う・ こと・を・ 聞か・へん・さかい・ わめい・たっ・た。」〔⇒かちわめく〕

わや《名詞、形容動詞》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりして、滅茶苦茶な様子。「そんな・ わやな・ 話・は・ 誰・も・ 信用し・てくれ・へん。」②乱雑になっている様子。「部屋中・ わやに・ し・て・ 片づけ・とら・ん。」③壊れてしまった様子。駄目になった様子。「何・も・か・も・ わやに・ なっ・ても・た。」「時計・を・ 分解し・て・ とーとー・ わやに・ し・ても・た。」〔⇒わやくちゃ、わちゃくちゃ、わっちゃくちゃ、わやくそ〕

わやくそ《名詞、形容動詞》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりして、滅茶苦茶な様子。②乱雑になっている様子。「犬・が・ 畑・を・ 踏みまわっ・て・ わやくそに・ し・ても・た。」③壊れてしまった様子。駄目になった様子。「話・を・ わやくそに・ し・てまい・やがっ・た。」〔⇒わや、わやくちゃ、わちゃくちゃ、わっちゃくちゃ〕

わやくちゃ《名詞、形容動詞》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりして、滅茶苦茶な様子。「あいつ・の・ 言(ゆ)ー・ 意見・は・ わやくちゃや・さかい・ 聞ー・たら・ あか・ん・ぞ。」②乱雑になっている様子。「水害・で・ 家・の・ 中・が・ わやくちゃに・ なっ・た。」③壊れてしまった様子。駄目になった様子。「時計・を・ 落とし・て・ わやくちゃに・ なっ・た。」〔⇒わや、わっちゃくちゃ、わちゃくちゃ、わやくそ〕

わやにする《動詞・サ行変格活用》 ①駄目にする。壊す。「ラジオ・を・ 直そ・ー・と・ し・た・ん・や・けど・ 結局・ わやにし・ても・た。」②まとまりを乱す。「決まりかけ・とっ・た・のに・ いら・ん・ こと・を・ 言(ゆ)ー・て・ わやにし・てまい・やがっ・た。」③馬鹿にする。ふざける。「みんな・で・ わし・の・ こと・を・ わやにし・やがっ・た。」

わら【藁】《名詞》 稲や麦の茎を干したもの。「わら・で・ お注連〔=注連縄〕・を・ 作る。」「わら・を・ 追い炊き・に・ 使う。」

わらい【笑い】《名詞》 ①笑うこと。「泣き・も・ わらい・も・ あんた・の・ 好きな・よーに・ し・なはれ。」②よく笑う人。「あの・ 子ー・は・ わらい・や・さかい・ いっぺん・ 笑い出し・たら・ 止まら・へん。」〔②⇒げら〕

わらいごと【笑い事】《名詞》 笑ってすませるような、小さな事柄。深刻でないこと。「大事(おーごと)・に・ なら・んと・ わらいごと・で・ 済ん・だら・ 有り難い・ こと・や。」

わらいばなし【笑い話】《名詞》 ①滑稽な、短い話。「落語・の・ わらいばなし・は・ おもろい。」②笑いながら話す程度の、軽い話。「財布・を・ 落とし・た・ゆーて・ 大騒ぎ・を・ し・た・けど・ 家・の・ 中・から・ 出・てき・て・ わらいばなし・で・ すん・だ・ん・や。」

わらいもん【笑い物・笑い者】《名詞》 人に馬鹿にされて笑いの種になる物や人。「近所・の・ わらいもん・に・ なる。」

わらう【笑う】《動詞・ワア行五段活用》 ①喜んだり面白がったりして、声を出す。「漫才・を・ 見・て・ げらげら・ 笑う。」②喜んだり面白がったりして、表情に表す。「赤ん坊・が・ にこっと・ わらう。」③馬鹿にする。「失敗し・た・けど・ わらわ・んとい・てんか。」

わらかす【笑かす】《動詞・サ行五段活用》 笑わせる。「あの・ 漫才・は・ よー・ 人・を・ わらかす・なー。」〔⇒わらわす〕

わらける【笑ける】《動詞・カ行下一段活用》 自然と笑える。「ごっつい・ わらける・ 漫才・や。」

わらじ【草鞋】《名詞》 藁で編んだ履き物。「お寺・の・ 門・に・ 大けな・ わらじ・が・ 吊っ・てある。」〔⇒わらんじ〕

わらしごと【藁仕事】《名詞、動詞する》 藁を打ったり、縄を綯ったりする作業。「わらしごと・で・ 縄・を・ なう。」「家・の・ 中・で・ わらしごとし・たら・ ごみ・が・ いっぱい・ 貯まっ・た。」

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2012年5月12日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(992)

わたる【渡る】《動詞・ラ行五段活用》 ①一方から他方へ移る。「踏切・を・ わたる。」「海・を・ わたる。」「橋・を・ わたる。」「田圃・が・ 人・の・ 手ー・に・ わたっ・ても・た。」②みんなの手元に広く届く。「お菓子・が・ みんな・に・ わたっ・た。」

わたる《動詞・ラ行五段活用》 ①ある期間、続く。「祭り・は・ 三日・に・ わたっ・て・ 続く。」②ある範囲に、広がる。「ここら・ 一帯・に・ わたっ・て・ ごみ・が・ 散らばっ・とる。」

わちゃくちゃ《名詞、形容動詞や・です》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりして、滅茶苦茶な様子。「あんな・ わちゃくちゃな・ 考え・に・は・ 賛成でけ・へん。」②乱雑になっている様子。③壊れてしまった様子。駄目になった様子。「ホームラン・を・ 打た・れ・て・ 試合・は・ わちゃくちゃに・ なっ・ても・た。」〔⇒わや、わっちゃくちゃ、わやくちゃ〕

わっし《名詞》  私。「誰・も・ 行か・へん・の・やっ・たら・ わっし・が・ 行か・し・てもらい・ます。」〔⇒わい、わし〕

わっせ【忘せ】《名詞》 忘れ癖のある人。よく忘れる人。「わっせ・が・ ひとっつも・ 直ら・へん。」〔⇒わすれ〕

わっせもん【忘せ物】《名詞》 うっかり置き忘れてしまうこと。また、置き忘れたもの。「わっせもん・を・ し・て・ 休み時間・に・ 家・へ・ 取り・に・ 戻る。」〔⇒わすれもん〕

わっせる【忘せる】《動詞・サ行下一段活用》 ①記憶がなくなる。「昨日・の・ こと・でも・ じっきに・ わっせ・てまう。」②うっかりして気が付かない。「持っ・てくる・の・を・ わっせ・た。」〔⇒わすれる〕

わっちゃくちゃ《名詞、形容動詞》 ①筋道が通らなかったり、秩序がなかったりして、滅茶苦茶な様子。②乱雑になっている様子。「掃除・を・ せー・へん・さかい・ 家・の・ 中・が・ わっちゃくちゃに・ なっ・とる。」③壊れてしまった様子。駄目になった様子。「時計・が・ わっちゃくちゃに・ なっ・ても・た。」〔⇒わやくちゃ、わや、わやくそ〕

わっと【ワット】《名詞》 電力の単位。「わっと・が・ 大きい・さかい・ 明(あか)い・なー。」「百-わっと・の・ 電球」

わっと《副詞》 ①一つ所に一斉に集まる様子。「餌(えさ)・を・ まい・たら・ 鳩・が・ わっと・ 集まっ・た。」②一斉に声を上げる様子。「みんな・が・ わっと・ 笑っ・た。」
わて《名詞》 私。「わて・ ほんまに・ よー・ 言わ・ん・わ。」〔⇒あて〕

わな【罠】《名詞》 ①鳥や獣をおびき寄せて、捕まえる仕掛け。「イタチ・が・ おる・らしー・ので・ わな・でも・ 作っ・たろ・か。」②人を陥れる方法。「仕事・を・ 請け負う・の・は・ 良(え)ー・けど・ わな・が・ ない・か・ 気ーつけ・なはれ。」

わなげ【輪投げ】《名詞、動詞する》 輪を投げて、立てた棒にかける遊び。また、それに使う道具。「わなげ・の・ 台・を・ 作っ・て・ ペンキ・を・ 塗る。」「暇・や・さかい・ わなげし・て・ 遊ん・だ。」

わに【鰐】《名詞》 熱帯地域に住む、トカゲに似た大きな動物。「動物園・に・ わに・が・ おっ・た。」

わはは《感動詞》 大きく口を開いて豪快に笑うときの声。「わし・の・ 話・を・ 聞ー・て・ わはは・ゆーて・ 笑い・やがっ・た。」

わびしい〔わびしー〕【侘びしい】《形容詞》 ①寂しくて心細い。「わびしー・ 山・の・ 中・を・ 通っ・た。」②貧しい。「今日・の・ 昼飯・は・ わびしー・ もん・やっ・た。」

わふく【和服】《名詞》 日本古来の着物。「わふく・を・ 着・て・ 卒業式・に・ 出る。」

わまわし〔わまーし、わーまーし〕【輪回し】《名詞、動詞する》 自転車の車輪の外枠(リム)や、樽や桶のたがの廃物などを利用して、それを道路などで転がす遊び。〔⇒りむまわし〕

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2012年5月11日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(991)

わし《名詞》  私。「お前・が・ 行か・んでも、わし・が・ 行っ・たる。」◆自分を指す言葉のうちで、主に男性が使って、偉そうな感じが伴う言葉。◆女性の場合は「わっし」と言うのが、落ち着いた感じを与える。〔⇒わい、わっし〕

わし【和紙】《名詞》 日本で昔から作られてきた紙。「わし・で・ でけ・とる・ 葉書」

わし【鷲】《名詞》 森や山にすみ、嘴の尖った、目の鋭い、大型の鳥。「わし・が・ 近づい・てき・たら・ 恐ろしい・なー。」

わしつ【和室】《名詞》 畳の敷いてある、日本風の部屋。日本間。「わしつ・に・ 仏壇・を・ 置く。」

わしゃ《名詞+助詞》  私は。「わしゃ・ そんなこと 知らん。」◆もともとは「わし+は」が「わしゃ」となったものであろうが、単に名詞としても使っている。

わすれ【忘れ】《名詞》 忘れ癖のある人。よく忘れる人。「あの・ わすれ・に・ 頼ん・でも・ 覚え・とら・へん・やろ。」〔⇒わっせ〕

わすれもん【忘れ物】《名詞》 うっかり置き忘れてしまうこと。また、置き忘れたもの。「わすれもん・を・ 取り・に・ 帰る。」〔⇒わっせもん〕

わすれる【忘れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①記憶がなくなる。「聞い・た・ はし・から・ みんな・ わすれ・とる。」②うっかりして気が付かない。「時間・が・ 経つ・の・を・ わすれ・て・ 遊ぶ。」〔⇒わっせる〕

わせ【早生、早稲】《名詞》 普通より早くできる稲、野菜、果物など。「わせ・の・ 蜜柑・が・ 店・に・ 出・とる。」

わた【綿】《名詞》 ①実の中から、柔らかい毛が出てきて、繊維となる植物。「わた・を・ 植え・たら・ 黄色い・ 花・が・ 咲い・た。」②その木から採れる繊維のかたまり。「わた・を・ 打ち直す。」

わたあめ【綿飴】《名詞》  砂糖を溶かして、綿のように噴き出させたお菓子。「祭り・に・ 出・とる・ 店・で・ わたあめ・を・ 買う。」〔⇒わたがし〕

わたい《名詞》 自分を指す言葉。「わたい・は・ そんな・ 話・は・ 聞い・とら・しま・へん。」〔⇒わたし〕

わたいとこ《名詞》 自分の家。「わたいとこ・は・ みんな・ 朝・が・ 早い・ねん。」〔⇒わたしとこ〕

わたいら《名詞》 遠慮や卑下をしながら、自分を指す言葉。「わたいら・は・ 恥ずかしー・て・ 行け・まへ・ん。」〔⇒わたしら〕

わたいれ【綿入れ】《名詞》 中に薄く綿を入れた、冬用の和服。「わたいれ・の・ ねんねこ」

わたがし【綿菓子】《名詞》 砂糖を溶かして、綿のように噴き出させたお菓子。「夜店・で・ わたがし・を・ 買う。」〔⇒わたあめ、わたがしん〕

わたし【私】《名詞》 自分を指す言葉。「わたし・は・ 病気し・た・ こと・が・ ない・ねん。」〔⇒わたい〕

わたしとこ【私とこ】《名詞》 自分の家。「わたしとこ・の・ 晩ご飯・は・ 七時頃・や。」

わたしぶね【渡し船】《名詞》 人や物を乗せて、対岸へ運ぶ船。「釣り・を・ する・ 波止・まで・ わたしぶね・で・ 連れ・ていっ・て・もらう。」

わたしら【私ら】《名詞》 遠慮や卑下をしながら、自分を指す言葉。「わたしら・でも・ 行っ・ても・ よろしー・ん・か。」〔⇒わたいら〕

わたす【渡す】《動詞・サ行五段活用》 ①相手や、相手の手元に移す。「お祝い・を・ わたす。」「役員・を・ 別・の・ 人・に・ わたす。」②船で対岸へ運ぶ。「沖・の・ 波止・へ・ わたす・ 船」

わたりどり【渡り鳥】《名詞》 季節によって住むところをかえる鳥。「春・に・ なっ・たら・ やっ・てくる・ わたりどり」

わたりろうか〔わたりろーか〕【渡り廊下】《名詞》 建物同士をつなぐ廊下。◆小学校時代の校舎を思い出すと、屋根がなく、渡り板を敷き並べていたようなものであっても「わたりろうか」と言っていたように思う。

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2012年5月10日 (木)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(990)

わきばら【脇腹】《名詞》 腹の左右の側。横腹。「戸ー・に・ ぶつかっ・て・ わきばら・が・ 痛い。」

わきまえる《動詞・ア行下一段活用》 よく知っている。心得る。「自分・の・ 立場・を・ わきまえ・とき・なはれ。」

わきみ【脇見】《名詞、動詞する》 正面でない方向を見ること。見るべきところをしっかりと見ないこと。「運転し・とっ・て・ わきみし・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒よそみ〕

わぎり【輪切り】《名詞、動詞する》 切り口が輪の形になるように切ること。断面が円い形のものを断面に沿って切り分けること。「大根・を・ わぎり・に・ し・て・ 関東炊き・に・ する。」

わく【枠】《名詞》 ①木や竹などで作った縁。囲い。「窓・は・ サッシ・より・ 木ー・の・ わく・の・ 方・が・ 良(え)ー。」②決められた範囲。「一時間・の・ わく・で・ 話・を・ する。」「一つ・の・ わく・の・ 中・に・ 一つ・の・ 字・を・ 書く。」

わく【湧く】《動詞・カ行五段活用》 ①水などが地上に噴き出る。「どっこいしょ〔=地上に噴き出る浅井戸〕・が・ わい・とる。」「温泉・が・ わく。」②魚や虫などが発生する。「いかなご・が・ よー・ わい・とる・そーや。」「今年・は・ きょーさん・ 蚊ー・が・ わい・とる。」            

わく【沸く】《動詞・カ行五段活用》 水が沸騰して湯になる。熱い温度になる。「風呂・が・ わい・た。」

わくわく《副詞、動詞する》 嬉しくて心が弾む様子。喜びや期待で胸が躍る様子。「明日・は・ 遠足・や・さかい・ 子ども・が・ わくわくし・とる。」

わけ【訳】《名詞》 ①物事の筋道。「わけ・の・ わから・ん・ 話・を・ 聞か・され・た。」②事情。理由。「遅れ・た・ わけ・を・ 説明する。」③意味。「言葉・の・ わけ・が・ わから・へん・さかい・ 字引・で・ 調べる。」

わけぎ【分葱】《名詞》 冬葱。「わけぎ・を・ ぬた・に・ する。」

わけへだて【分け隔て】《名詞、動詞する》 相手によって異なった扱い方をすること。「兄弟・を・ わけへだてし・たら・ あか・ん・よ。」

わけまえ【分け前】《名詞》 分けて、一人一人が得る分量。「釣っ・た・ 魚・の・ わけまえ・を・ もらう。」

わける【分ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①別々にする。離す。「二つ・の・ 袋・に・ わけ・て・ 入れる。」②配る。「お金・を・ みんな・に・ わける。」③両側に押し開く。「草・を・ わけ・て・ 前・へ・ 進む。」④売る。「安ー・ わけ・てもろ・てん。」◆④は、一部を売ることも、全部を売ることも「わける」と言う。

わけわけ【分け分け】《名詞、動詞する》 分配すること。分け合うこと。おすそ分けをすること。分担し合うこと。「みんな・で・ わけわけし・て・ 食べ・なはれ。」「二人・で・ 別の・ もの・を・ 注文し・て・ わけわけ・を・ し・て・ 食べ・たら・ おいしー・よ。」「ちょっと・だけ・や・けど・ わけわけし・た・さかい・ 食べ・てんか。」◆やや幼児語的であるが、言葉を重ねて表現する関西弁の特徴が現れていて、温かみが感じられる。「半分ずつ食べる」とか「分け合って食べる」とか言うよりも、親近感のある表現である。食べることだけでなく、仕事を「わけわけし・て」担当し、協力することもある。

わさ《名詞》 紐などで作る、輪の部分。「わさ・を・ 作っ・て・ 紐・を・ 通す。」

わさい【和裁】《名詞、動詞する》 着物などの和服を作ること。「内職・で・ わさい・を・ する。」

わざと《副詞》 特にそのようにする様子。「わざと・ 遅刻し・た・ん・と・ 違う・か。」

わさび【山葵】《名詞》 根が辛く、味付けなどに使う作物。「刺身・に・ わさび・を・ 添える。」

わざわざ《副詞》 ①特別に。特別の心遣いで。「会社・を・ 休ん・で・ わざわざ・ 見舞い・に・ 来・てくれ・た。」②わざと。意識的に。意図的に。「わざわざ・ めが〔=壊さ〕・ん・でも・ えー・のに。」

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2012年5月 9日 (水)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(989)

わがえ〔わがえー〕【我が家】《名詞》 自分の家。「わがえー・の・ こと・だけ・で・ 頭・が・ いっぱいや。」

わかがえる【若返る】《動詞・ラ行五段活用》 体力などが若々しくなる。若々しい様子になる。「髪・を・ 短こー・に・ 切っ・て・ わかがえっ・た。」

わがし【和菓子】《名詞》 饅頭、羊羹などのような、日本風の菓子。「わがし・は・ 日持ち・が・ 短い。」

わかじに【若死に】《名詞、動詞する》 若いうちに死ぬこと。「事故・で・ わかじにし・た・ 人・は・ かわいそーや。」〔⇒はやじに〕

わかす【沸かす】《動詞・サ行五段活用》 水などを煮え立たせる。水などの温度を上げる。「コーヒー・の・ 湯ー・を・ わかす。」「今日・は・ 早め・に・ 風呂・を・ わかそ・ー・か。」

わかて【若手】《名詞》 元気のある、若い人。「わかて・が・ 頑張っ・てくれ・た・さかい・ 勝て・た・ん・や。」

わがの【我がの】《連体詞》 自分の。「わがの・ こと・は・ 自分・で・ せー。」「わが・の・ もん・は・ 自分・で・ 持っ・とけ。」〔⇒わが〕

わがまま【我が儘】《名詞、形容動詞》 自分勝手。気まま。「わがまま・ 言(ゆ)わ・んと・ 何・でも・ 食べ・なはれ。」

わかめ【若布】《名詞》 浅い海の岩に生える海藻。「筍・と・ わかめ・を・ いっしょに・ 炊く。」

わかめ【若芽】《名詞》  草や木のでたばかりの芽。「菊・の・ わかめ・を・ 挿し木する。」

わがみ【我が身】《名詞》 自分自身。「みんな・ わがみ・の・ こと・ばっかり・ 考え・とる。」

わかもん【若者】《名詞》 若い人。青年。「わかもん・が・ もの・を・ 食べ・ながら・ 道・を・ 歩い・とる。」

わからずじまい【分からず仕舞い】《名詞》 疑問であったことがわからないままになってしまうこと。「あの・ 本・の・ 行方・は・ わからずじまい・や。」

わからずや【分からず屋】《名詞》 ものごとの道理がわからない人。聞き分けのない人。「わからずや・が・ ごて・たら・ 話・が・ なかなか・ まとまら・へん。」

わかりきった【分かりきった】《連体詞》 もともとから分かっている。誰にもわかっている。「わかりきった・ 話・を・ なんべん・も・ せ・んとい・て・か。」

わかる【分かる】《動詞・ラ行五段活用》 ①ものごとの意味を理解する。「よー・ 説明し・てくれ・た・さかい・ わかっ・た。」②明らかになる。はっきりする。「試験・の・ 結果・が・ わかる。」③世の中のことをよく知っている。「話・が・ よー・ わかる・ 人・に・ 頼み・なはれ。」

わかれ【別れ】《名詞》 一緒にいた人が離れること。「卒業式・の・ わかれ・が・ 辛い。」

わかれめ【分かれ目】《名詞》 離れる時やところ。違いが現れるところ。「ここ・が・ 勝ち負け・の・ わかれめ・や。」

わかれる【別れる】《動詞・ラ行下一段活用》 一緒にいた人が離れる。「好きやっ・た・ 人・と・ わかれる。」「みんな・と・ わかれ・て・ 一人・で・ 電車・に・ 乗る。」

わかれる【分かれる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①一つだったものが別々になる。「道・が・ 二股・に・ わかれ・とる。」②全体がいくつかに区切られている。「十人・ごと・に・ わかれ・た・ 班・に・ なっ・とる。」

わき【脇】《名詞》 ①胸の横側で、腕の付け根の下の部分。「わき・に・ 荷物・を・ 挟む。」②そば。かたわら。横。「鞄・を・ 机・の・ わき・に・ 置く。」「あんた・の・ わき・に・ おら・し・てください。」〔②⇒ねき〕

わきでる【湧き出る】《動詞・ダ行下一段活用》 噴いて出る。「深(ふこ)ー・ 掘っ・たら・ 温泉・が・ わきで・た・そーや。」

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2012年5月 8日 (火)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(988)【わ】

わ〔わー〕【輪】《名詞》 ①円い形。「わー・に・ なっ・て・ 座る。」②軸の周りを回って、車を動かすもの。「自転車・の・ わー・を・ 回(まー)し・て・ 遊ぶ。」③桶などの「たが」。「わー・が・ 外れ・た。」

わ〔ば、ぱ〕【羽】《助数詞》 鳥などを数える言葉。「烏・が・ 一わ・ 飛ん・どる。」◆一わ、二わ、三ば、四(し)わ、五わ、六わ、七(ひち)わ、八わ、九(く)わ、十(じっ)ぱ、というように数える。

わ〔ば、ぱ〕【把】《助数詞》 束にしたものを数える言葉。「ほうれん草・が・ 二わ・ ある。」「焚きもん〔=薪〕・ 一わ」◆一わ、二わ、三ば、四(し)わ、五わ、六わ、七(ひち)わ、八わ、九(く)わ、十(じっ)ぱ、というように数える。

わ〔わー〕《終助詞》 ①調子を和らげたりやさしくしたりする言葉。「そない・ 思・た・ん・や・わ。」「雨・が・ 降っ・てき・た・わ。」②疑問の気持ちや、相手に仕向けようとする気持ちなどを表す言葉。どうか。「早よ・ 行っ・たら・わ。」

わあわあ〔わーわー〕《副詞と》 ①大きな声を出して話したり騒いだりする様子。がやがやと言い立てる様子。意見を出し合う様子。また、それらのその声。「わーわー・ 言(い)わ・んと・ 一人・ずつ・ しゃべっ・てくれ。」②大きな声を出して泣く様子。また、その声。「迷子・が・ わーわー・ 泣い・とる。」〔①⇒わいわい〕

わい《名詞》 ①私。僕。男が自分のことを指して使う言葉。「わい・に・ 任し・とい・てんか。」②お前。「わい・が・ し・た・ん・やっ・たら・ ちゃんと・ 謝り・なはれ。」

わい《終助詞》 相手に強く響くような意図を伝える言葉。自分の言いたいことを強く伝えようとするときに使う言葉。「わい〔=私〕・は・ 知ら・ん・わい。」「お前・が・ 責任・を・ 取ら・な・ あか・ん・の・や・わい。」◆さらに強める場合は、別の助詞を添えて、「わい・な」「わい・や」となる。〔⇒がい〕

わいしゃつ〔⇒かったーしゃつ、かったー〕【ワイシャツ】《名詞》 背広などの上着の下に着る、襟の付いたシャツ。「ワイシャツ・は・ 毎日・ 取り替え・て・ 着・なはれ。」

わいとこ《名詞》 ①私の家。自宅。「わいとこ・で・ 酒・ 飲ま・へん・か。」②私の手元。「わいとこ・に・は・ 金・は・ あら・へん・ねん。」〔①⇒うっとこ、うちね、わいね〕

わいね〔わいねー〕《名詞》 私の家。自宅。「わいねー・は・ 駅・から・ 歩い・て・ 十分・ほど・や。」〔⇒わいとこ、うっとこ、うちね〕

わいやー【ワイヤー】《名詞》 針金。鋼鉄製の太い綱。「わいやー・を・ 束・に・ し・て・ でけ・た・ 太い・ 線」

わいら〔わいらー〕《名詞》 ①私たち。僕たち。「わいらー・は・ 昭和・の・ 時代・の・ 子ども・や。」②私なんか。「そんな・ こと・は・ わいら・ わかっ・とる・ぞ。」③お前たち。「わいらー・ もー・ ちょっと・ 上手に・ 歌・を・ 歌え。」④お前なんか。「わいら・に・ 負け・たり・なんか・ せー・へん。」

わいわい《副詞と》 大きな声を出して話したり騒いだりする様子。がやがやと言い立てる様子。意見を出し合う様子。また、それらのその声。がやがやと言い立てる様子。意見を出し合う様子。「わいわい・ 言(ゆ)ー・て・ いっこも・ 意見・が・ まとまら・へん。」〔⇒わあわあ〕

わが【我が】《連体詞》 自分の。自身の。「わが・ こと・ばっかり・ 考え・てくさる。」〔⇒わがの〕

わかい【若い】《形容詞》 ①生まれてからの年月が少ない。「わかい・ 人・が・ うらやましー。」②年下である。「兄貴・より・ 三つ・ わかい。」③人生経験や知恵などがしっかりと身に付いていない。④元気がある。老いぼれていない。「気・が・ わかい・ 人・や。」⑤実などがじゅうぶんに熟していない。「まだ・ わかい・ 瓜・や・さかい・ 苦い・なー。」

わかいしゅ〔わかいし〕【若い衆】《名詞》 若い者。元気な者。「わかいしゅ・が・ もっと・ 村・の・ 役・に・ 立っ・てほしい・な。」

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2012年5月 7日 (月)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(987)

ろうひ〔ろーひ〕【浪費】《名詞、動詞する》 お金・時間・力などを無駄に使うこと。「電気・を・ つけっぱなしに・ し・て・ ろーひし・たら・ あか・ん・ぞ。」

ろうや〔ろーや〕【牢屋】《名詞》 悪いことをした人を、閉じこめておくところ。「人・の・ もの・を・ 盗ん・だら・ ろーや・に・ 入れら・れる。」

ろーぷ【ロープ】《名詞》 麻糸や針金などで作った、丈夫な綱。「船・の・ ろーぷ・を・ しっかり・ くくる。」

ろーぷうえー【ロープウエー】《名詞》 ロープを張って箱を吊して、人や物を運ぶもの。「須磨・の・ 鉢伏山・の・ ろーぷうえー・に・ 乗っ・た。」

ろーまじ【ローマ字】《名詞》 アルファベットを使って国語を書き表すもの。「孫・が・ ろーまじ・を・ 読める・よーに・ なっ・た。」 

ろく〔ろっ〕【六】《名詞》 数の名。むっつ。「小学校・の・ 学年・は・ ろく・に・ 分かれ・とる。」

ろくおん【録音】《名詞、動詞する》 音や声をレコードやテープなどに収めること。また、収められた音。「昨日・の・ ラジオ・を・ ろくおんし・た。」「CD・の・ ろくおん・は・ 音・が・ 澄ん・で・ 味気ない。」

ろくおんき【録音機】《名詞》 録音をするための機械。テープレコーダー。「ろくおんき・を・ 回し・て・ 話・を・ 聞く。」

ろくしょう〔ろくしょー〕【緑青】《名詞》 銅の表面にできる、緑色の錆び。「寺・の・ 屋根・の・ ろくしょー」

ろくすっぽ《副詞》 あまり勤勉でない様子。あまり熱を入れていない様子。あまり十分でない様子。「わし・の・ 話・を・ ろくすっぽ・ 聞い・とら・へん。」「ろくすっぽ・ 仕事・が・ でけ・ん・ やつ・や。」〔⇒ろくに、どくすっぽ〕

ろくでなし《名詞》 ものの役に立たない者。正しくない者。働きがなく、のらくらしている者。◆後ろに打ち消しの言葉を伴う。「就職せ・んと・ ちょっとの間・は・ ろくでなしの・ 生活・を・ し・とっ・た。」

ろくでもない《形容詞》 役に立たない。価値が低い。「ろくでもない・ 物・を・ 買わ・され・ても・た。」

ろくな《連体詞》 ①たいした。まともな。「弱(よお)ー・て・ ろくな・ 試合・が・ でけ・へん。」◆後ろに打ち消しの言葉を伴う。②望ましい。「ろくな・ 人間・に・ なる・ために・ ちゃんと・ 勉強し・なはれ・よ。」〔⇒どくな〕

ろくに《副詞》 十分に。満足に。まともに。「昨日・は・ 台風・が・ 来・て・ ろくに・ 寝・とら・へん・ねん。」◆後ろに打ち消しの言葉を伴う。〔⇒どくに、ろくすっぽ〕

ろくぼく【肋木】《名詞》 何本かの柱の間に丸い横木をたくさん取り付けた、体操用具。「ろくぼく・を・ 上る。」

ろくろ【轆轤】《名詞》 重いものを引っ張ったり、持ち上げたりするときに、回しながら使う道具。◆漁船を海岸に引き上げるときなどに用いるもの。

ろくろく《副詞》 十分に。ろくに。「あいつ・と・ 話・を・ する・ 時間・が・ ろくろく・ なかっ・た。」◆後ろに打ち消しの言葉を伴う。〔⇒どくどく〕

ろけっと【ロケット】《名詞》 筒の中に入れた火薬などを爆発させて、後ろへ噴き出す勢いの反動で飛ぶしかけ。「人工衛星・を・ ろけっと・で・ 打ち上げる。」

ろこつ【露骨】《形容動詞》 隠さず、むき出しにすること。「ろこつな・ もの・の・ 言い方・を・ する・ 人・や・なー。」

ろじ〔ろーじ〕【路地】《名詞》 家の間の細い道。

ろっこつ【肋骨】《名詞》 胸の形を作っている左右十二本ずつの骨。「こけ・て・ 胸・を・ 打っ・て・ ろっこつ・に・ ひび・が・ はいっ・た。」〔⇒あばらぼね、あばら〕

ろば【驢馬】《名詞》 馬に似て、それより小さく、耳が長い動物。「ろば・の・ パン屋・が・ 来・た。」

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2012年5月 6日 (日)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(986)【ろ】

ろ〔ろー〕【櫓】《名詞》 和船を漕ぐ道具。「伝馬・の・ ろー・を・ こい・で・ 釣り・に・ 行く。」

ろ〔ろー〕【炉】《名詞》 火を燃やすところ。「おくど・の・ ろー・の・ 中・に・ 灰・が・ たまっ・とる。」

ろ〔ろー〕【絽】《名詞》 絹でできた、模様の入った薄い布地。「ろー・の・ のれん・が・ 涼しそーや。」

ろう〔ろー〕【蝋】《名詞》  動物や植物から採る、脂肪に似た柔らかいもの。「敷居・に・ ろー・を・ 塗っ・て・ 滑りやすく・ する。」

ろうか〔ろーか〕【廊下】《名詞》 建物の中にある、細長い通り道。「校舎・の・ ろーか・を・ 走っ・たら・ あか・ん。」

ろうか〔ろーか〕【老化】《名詞、動詞する》 年をとるにしたがって、体の働きが衰えていくこと。「体じゅう・が・ ろーかし・てき・て・ あっちこっち・が・ 痛い・ねん。」

ろうがん〔ろーがん〕【老眼】《名詞》 年をとって、近くのものが見えにくくなった目。「ろーがん・に・ なっ・て・ 近目・の・ めがね・が・ いら・ん・よーに・ なっ・た。」

ろうがんきょう〔ろーがんきょー〕【老眼鏡】《名詞》 老眼になった人向けの、凸レンズの眼鏡。「ろーがんきょー・を・ かけ・て・ 新聞・を・ 読む。」

ろうきょく〔ろーきょく〕【浪曲】《名詞》 三味線の伴奏で、物語に節を付けて一人で語る芸。「ろーきょく・の・ 番組・は・ あんまり・ あら・へん・なー。」〔⇒なにわぶし〕

ろうご〔ろーご〕【老後】《名詞》 年をとってから後。「退職し・て・から・の・ ろーご・が・ 長い。」

ろうじ〔ろーじ〕【路地】《名詞》 大通りから脇に入ったところにある、建物と建物との間の狭い道。「ろーじ・は・ 車・が・ 来・ん・さかい・ 子ども・の・ 遊び場・に・ 良(え)ー。」

ろうじん〔ろーじん〕【老人】《名詞》 年をとった人。「ろーじん・の・ 集まり」〔⇒としより〕

ろうすい〔ろーすい〕【老衰】《名詞》 年をとって体がひどく弱ること。「癌・やのー・て・ ろーすい・で・ 死に・たい。」◆かっては、死因が「老衰」とされるものが多く、「老衰」は身近な言葉であった。

ろうそく〔ろーそく〕【蝋燭】《名詞》 糸やこよりを芯にして、周りを蝋で細長く固めた、明かりをとるためのもの。「ろーそく・を・ ともし・て・ 線香・に・ 火・を・ つける。」

ろうそくたて〔ろーそくたて〕【蝋燭立て】《名詞》 仏壇などで、蝋燭を立てて灯すための器具。「ろーそくたて・を・ こかし・たら・ 火事・に・ なる・ぞ。」

ろうでん〔ろーでん〕【漏電】《名詞、動詞する》 電線や電気器具から電気が外へ漏れて流れること。「ろーでんし・たら・ 危ない・さかい・ よー・ 調べ・てください・な。」

ろうどう〔ろーどー〕【労働】《名詞、動詞する》 働くこと。「ろーどー・の・ 時間・は・ 八時間・や。」

ろうどうくみあい〔ろーどーくみあい〕【労働組合】《名詞》 労働者が、自分たちの権利を守り、生活を良くするために作る団体。「ろーどーくみあい・が・ ストライキ・を・ する。」

ろうどく〔ろーどく〕【朗読】《名詞、動詞する》 文章や詩などを声に出して読むこと。「上手な・ ろーどく・を・ 聞く・の・は・ 気持ち・が・ 良(え)ー。」

ろうにん〔ろーにん〕【浪人】《名詞、動詞する》 入学試験に失敗して、次の年の合格を目指している人。「ろーにん・は・ 一年間・だけ・や・ぞー。あか・なんだら・ 働け。」

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2012年5月 5日 (土)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(985)

れこーど【レコード】《名詞》 音楽などが録音されているプラスチックの円盤。「れこーど・を・ かける。」

れすりんぐ【レスリング】《名詞》 マット上で組み合って行う格闘技。◆特に、「ぷろれすりんぐ」を指して言うことがあった。

れつ【列】《名詞》 長く並んだもの。「一れつ・に・ 並ん・でください。」

れっしゃ【列車】《名詞》 鉄道線路の上で、何台もつながっている客車や貨車。「貨物・の・ れっしゃ・は・ 五十台・も・ つない・どっ・た。」

れってる【レッテル】《名詞》 商品に貼ってある、品名や社名を書いた紙。「酒・の・ 瓶・に・ れってる・が・ 貼っ・てある。」
◆小学生の頃、酒瓶の「れってる」を集めるということが流行したことがあった。明石市の酒どころで、造り酒屋が多かったという地域の事情があったからであろう。もちろん、酒瓶からレッテルをはがすというようなことではなく、未使用のレッテルを、何枚かずつ、親や知り合いからもらってきたものであろう。金・銀の色も使った、豪華な印刷もあり、それに魅了されたものである。一つの酒蔵でいくつもの商品名のもがあったから変化に富んでいたが、大きさには規格が設けられていたようである。見せてもらうだけでも心が躍ったりしたが、珍しいものを持っていると自慢になり、教室で交換をしている者もいた。

れっとうせい〔れっとーせー〕【劣等生】《名詞》 他の人よりも劣っている人。特に、そのような児童・生徒・学生。「自慢でけ・へん・けど・ わし・は・ 小学校・の・ 時・は・ れっとーせー・やっ・た・ん・や。」

れもん【レモン】《名詞》 香りが良くて酸っぱい、黄色く楕円形をした果物。「紅茶・に・ れもん・を・ 入れる。」

れる《助動詞》 ①他から働きかけを受けること(受け身)を表す言葉。「無理に・ 行か・され・てん。」②することができるということ(可能)を表す言葉。「五分・で・ 行か・れる・ 場所・や。」③自然とそうなるということ(自発)を表す言葉。「地震・の・ 時・の・ こと・が・ 思い出さ・れる。」〔⇒える〕

れんあい【恋愛】《名詞、動詞する》 男女が互いに相手をこいしく思うこと。「れんあい・結婚」

れんが【煉瓦】《名詞》 粘土に砂や石灰などを混ぜて固めて焼いた建築用材。「れんが・の・ 塀」

れんきゅう〔れんきゅー〕【連休】《名詞》 休みの日が続くこと。また、続いた休みの日。「五月・の・ れんきゅー・に・ 旅行する。」

れんげ【蓮華】《名詞》 春に赤紫色の花が咲く、田畑に生える草。「れんげ・を・ 植え・て・ 肥(こえ)・に・ する。」

れんげ《名詞》 擂り粉木。「すり鉢・に・ じゃが芋・を・ 入れ・て・ れんげ・で・ つぶす。」〔⇒すりこぎ〕

れんこん【蓮根】《名詞》 食用になる、蓮の地下茎。「れんこん・を・ てんぷら・に・ する。」

れんさい【連載】《名詞、動詞する》 文章や小説などを続き物として、雑誌や新聞などに何回かに分けて載せること。「今・ れんさいさ・れ・とる・ 小説・が・ 好きや・ねん。」

れんしゅう〔れんしゅー〕【練習】《名詞、動詞する》 何度も繰り返して稽古をすること。「普段・から・の・ れんしゅー・が・ 足ら・へん・さかい・ 負け・ても・た・ん・や。」

れんじゅう〔れんじゅー〕【連中】《名詞》 仲間。連れ。「不良・の・ れんじゅー・が・ 集まっ・とる。」

れんず【レンズ】《名詞》 ガラスなどを片面または両面を丸く作ったもの。「眼鏡・の・ れんず」

れんぞく【連続】《名詞、動詞する》 ものごとが次から次へと続くこと。「この・ 道・は・ 信号・が・ れんぞくし・とる。」

れんたん【練炭】《名詞》 炭の粉を練り固めて作った燃料。「焜炉・で・ れんたん・を・ いこす。」

れんちゅう〔れんちゅー〕【連中】《名詞》 仲間。連れ。「若い・ れんちゅー・が・ もっと・ 頑張ら・んと・ あか・ん・やろ。」

れんとげん【レントゲン】《名詞》 エックス線の性質を利用して、体の中の様子を写し出したもの。「健康診断・で・ れんとげん・を・ 撮る。」

れんらく【連絡】《名詞、動詞する》 ①つながりがあること。「明石・から・ れんらく・の・ 船・が・ ある。」②知らせること。通知すること。「葬式・が・ でけ・た・さかい・ みんな・に・ れんらくする。」 

れんらくせん【連絡船】《名詞》 両岸を結んで人や物を運ぶ船。「淡路行き・の・ れんらくせん」

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2012年5月 4日 (金)

明石日常生活語辞典〔四稿〕(984)【る】【れ】

るい【塁】《名詞》 野球のベース。「なんとかし・て・ るい・に・ 出・んと・ 点・が・ 取れ・へん。」

るす【留守】《名詞、動詞する》 ①外に出かけていて、家にいないこと。「るす・やっ・たら・ もーいっぺん・ 行き直さ・な・ しょがない・なー。」「昨日・は・ るすし・てまし・てん。」②活動していないことにすること。「今日・は・ 耳・ るす・や・ねん。何・も・ 言わ・んとい・てんか。」

るすばん【留守番】《名詞、動詞する》 家の人がいないときに、その家を守ること。また、その役目の人。「るすばん・を・ しっかり・ 頼み・まっ・せ。」「犬・が・ るすばんし・とり・ます・ねん。」

るんぺん【ルンペン】《名詞》 浮浪者。「昔・は・ 公園・なんか・に・ るんぺん・が・ おっ・た。」

………………………………………………………………………………………………

れい〔れー〕【礼】《名詞、動詞する》 ①ありがたいと思う気持ちをあらわすための、言葉や金品。「世話・に・ なっ・た・ れー・を・ 言(ゆ)ー。」②お辞儀。「頭・を・ さげ・て・ 軽く・ れー・を・ する。」

れい〔れー〕【例】《名詞》 同じようなこと。「何・か・ れー・を・ 書い・てくれ・たら・ わかりやすい・ん・や・けど。」

れい〔れー〕【霊】《名詞》 死んだ人の魂。「先祖・の・ れー」

れい〔れー〕【零】《名詞》 数がまったくないこと。最も低い基準点。「寒暖計・が・ れー・まで・ 下がっ・た。」「数学・の・ 試験・は・ 難しー・て・ れー点・やっ・た。」

れいか〔れーか〕【零下】《名詞》 温度が零度よりも低いこと。「れーか一度・に・ なっ・た。」

れいがい〔れーがい〕【例外】《名詞》 いつものやり方や決まりから外れていること。一般的な基準から外れていること。「世の中・に・は・ れーがい・も・ ある・わい・なー。」

れいぎ〔れーぎ〕【礼儀】《名詞》 人に対して失礼にならないようにする作法。「れーぎ・ 正しい・ 人・や。」

れいきゅうしゃ〔れーきゅーしゃ〕【霊柩車】《名詞》 遺体を入れた棺を運ぶ自動車。「真っ黒・の・ れーきゅーしゃ」

れいじょう〔れーじょー〕【礼状】《名詞》 お礼の手紙。「早め・に・ れーじょー・を・ 書い・とけ・よ。」

れいぞうこ〔れーぞーこ〕【冷蔵庫】《名詞》 食べ物を冷やしたり保存したりするために、中を冷たくしてある入れ物。「昔・は・ 氷・で・ 冷やす・ れーぞーこ・を 使(つこ)・とっ・た。」

れいど〔れーど〕【零度】《名詞》 温度を測るときの基準点となるもの。「今朝・は・ ごっつい・ 冷え・て・ れーど・より・ 下・に・ なっ・た。」

れいとう〔れーとー〕【冷凍】《名詞、動詞する》 食べ物を保存するために凍らせること。「買(こ)ー・てき・た・ 魚・を・ れーとーする。」

れいねん〔れーねん〕【例年】《名詞》 いつもの年。毎年。「秋・の・ 祭り・は・ れーねん・ 十月・の・ 最後・の・ 土曜・と・ 日曜・や・ねん。」

れいふく〔れーふく〕【礼服】《名詞》 儀式などのときに着る服。「今晩・ お通夜・が・ でけ・た・さかい・ れーふく・を・ 出し・てんか。」

れいぼう〔れーぼー〕【冷房】《名詞、動詞する》  室内・車内などの温度を外より下げて、涼しくすること。「れーぼーの・ つい・た・ 電車」

れーす【レース】《名詞》 細い糸で透かし模様を編んだ布。「れーす・に・ なっ・とる・ 服」

れーる【レール】《名詞》 ①鉄道の線路。「れーる・の・ はた・で・ 遊ん・だら・ 危ない・ぞ。」②引き戸やカーテンの開閉のために取り付けた棒。「れーる・に・ 油・を・ 塗っ・て・ 滑りやすい・よーに・ する。」

れきし【歴史】《名詞》 昔からの社会の移り変わり。移り変わりの記録。「日本・の・ れきし・を・ 勉強する。」「れきし・の・ ある・ 学校」

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2012年5月 3日 (木)

ことことてくてく(26)

魚崎~三宮~新開地⑧

 JR元町駅から神戸駅までは、高架下が商店街になっています。元町高架下商店街をつづめて「モトコー」という愛称で、懐かしい昭和の時代を感じさせるような店もあります。シャッターを下ろしている店があちこちにあるのは残念です。
 さて、神戸駅へ来ました。神戸駅付近の地下街には「デュオ神戸」という名前がつけられていますが、南側のハーバーランド方面へ広がる地下街と、北側の神戸高速鉄道の高速神戸駅方面へ広がる地下街にわかれます。南側を「デュオ神戸・浜の手」(写真①)、北側を「デュオ神戸・山の手」(写真②)と呼んでいます。
 北側の地下街へ足を進めていると、「ほっとしませんか」(写真③)という文字が目につきました。ほっと一息つきませんか、という意味であることは理解できますが、「ほっとする」にはもう一つ、疲れたりしてうんざりするという意味でも使う言葉ですね。
 高速神戸駅の改札口には、道案内の矢印があって、「浜手方面」(写真④)と「山手方面」(写真⑤)という言葉が使われています。
 そして、その近くには、楠公さんとして知られる湊川神社の広告板があって「山側すぐ」(写真⑥)という言葉が見えます。
 海と山にはさまれた神戸の町で方角がわからなくなってしまうことはありません。北側には六甲の山並みが見え、南側は神戸港に続きます。山や海が見えなくても、土地の傾斜で察知することもできます。
 「浜手」「山手」という対応や、「浜の手」「山の手」という対応の言葉遣いは目にしますが、「海手」や「海の手」はないようです。
 神戸の町では「海側」「浜側」と「山側」という言葉がよく使われます。百貨店の大丸の店内には、各階に「海側」「山側」という表示があります。兵庫県庁でも庁内案内図に「海側」「山側」という文字が見えます。東京や大阪のような町では使いにくい言葉だろうと思います。
 地下街を西に向かって歩くと、高速神戸駅から新開地駅まではすぐ近くです。線路の上の階を地下道で結んでいるのです。神戸駅周辺は中央区であり、新開地は兵庫区です。15時30分の少し前に新開地駅に着いて、今日はここでおしまいです。魚崎からの歩数はおよそ2万2400歩でした。

【写真は6枚とも、2012年(平成24年)4月23日に、神戸市中央区内で撮影。】

≪写真には番号を付けていませんが、上段左端が(写真①)です。横に向かって見ていってください。下段右端が(写真⑥)です。画像をクリックしてください。すこし大きな画像になります。≫Cimg3934 Cimg3935 Cimg3943 Cimg3946 Cimg3945 Cimg3947

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明石日常生活語辞典〔四稿〕(983)

りょう〔りょー〕【漁】《名詞》 魚などを獲ること。「海・が・ 荒れ・て・ りょー・は・ 休み・や。」

りょう〔りょー〕【寮】《名詞》 学生や勤め人が、共同で暮らしているところ。「学生時代・は・ りょー・に・ 入っ・とっ・た。」

りょうあし〔りょーあし〕【両足】《名詞》 左右二本の、二つの足。「りょーあし・に・ まめ・が・ でけ・た。」

りょうがえ〔りょーがえ〕【両替】《名詞、動詞する》 種類の違うお金に取り替えること。「一万円札・を・ りょーがえし・てもらう。」

りょうがわ〔りょーがわ〕【両側】《名詞》 左右、表裏などの両方の側。「道・の・ りょーがわ・に・ 広がっ・たら・ あか・ん。」

りょうきん〔りょーきん〕【料金】《名詞》 ものを使ったり見たりしたことに対して支払う金。「映画・の・ りょーきん」

りょうし〔りょーし〕【漁師】《名詞》 魚介などを獲ることを仕事としている人。「会社・を・ 辞め・て・ りょーし・を・ する。」

りょうしゅうしょう〔りょーしゅーしょー〕【領収証】《名詞》 お金を受け取ったしるしとして出す書類。〔⇒うけとり〕

りょうしん〔りょーしん〕【両親】《名詞》 父と母。「りょーしん・とも・に・ 働い・とる。」

りょうて〔りょーて〕【両手】《名詞》 左右二本の、二つの手。左右二つの手先。「りょーて・で・ かかえる。」

りょうはし〔りょーはし〕【両端】《名詞》 両方のはし。「風呂敷・の・ りょーはし・を・ 結ぶ。」

りょうほう〔りょーほー〕【両方】《名詞》 二つのものごとの、どちらも。双方。「りょーほー・ 合わし・て・ 千円・で・ 買(こ)ー・た。」〔⇒りょほ、じょうほう、じょほ〕

りょうり〔りょーり〕【料理】《名詞、動詞する》 煮たり焼いたりなどして、食べ物をこしらえること。また、こしらえた食べ物。「りょーり・が・ 上手な・ 奥さん・やっ・たら・ ありがたい。」

りょうわき〔りょーわき〕【両脇】《名詞》 左右両方の脇。「新聞・を・ りょーわき・に・ 挟む。」

りょかん【旅館】《名詞》 料金を取って、旅行する人を泊める家。「港・の・ そば・に・ ある・ りょかん」

りょこう〔りょこー〕【旅行】《名詞、動詞する》 たびをすること。家を離れて、他の場所に出かけること。「たまに・は・ 奥さん・を・ りょこー・に・ 連れ・ていっ・てあげ・なはれ。」

りょひ【旅費】《名詞》 旅行に必要なお金。「温泉旅行・の・ りょひ・を・ 積み立てる。」

りょほ【両方】《名詞》 二つのものごとの、どちらも。双方。「りょほ・とも・ 欲しー・ねん。」

りれー【リレー】《名詞、動詞する》 ①次々と伝え渡していくこと。「バケツ・りれー・を・ する。」②陸上競技や水泳競技で、一チームの選手が、次々と決められた距離を受け継いで、速さを競うもの。「四百メートルりれー」

りれきしょ【履歴書】《名詞》 人がたどってきた学校や仕事などに関することを書き記したもの。「りれきしょ・を・ 書い・て・ 面接・を・ 受け・に・ 行く。」

りん【鈴】《名詞》  ①ベル。「玄関・の・ りん・が・ 鳴っ・た。」②仏壇に置いて、たたいて音を出すもの。「線香・を・ 立て・て・ りん・を・ 鳴らす。」

りん【厘】《名詞》 ①昔のお金の単位。一円の一〇〇〇分の一。「一銭五りん・の・ 葉書」②尺貫法で長さの単位。「二寸三分四りん」③割合の単位。「打率・が・ 三割三分三りん」 

りんかく【輪郭】《名詞》 ものの形の、周りの線。「暗(くろ)ー・て・ 山・の・ りんかく・が・ よー・ わから・へん。」

りんかんがっこう〔りんかんがっこー〕【林間学校】《名詞》 山や高原などで集団生活をして、体を鍛えたり学習したりする行事。「夏休み・に・ りんかんがっこー・に・ 行く。」

りんご【林檎】《名詞》 寒い地域で作られる、甘酸っぱく香りがよい果物。「りんご・で・ ジャム・を・ 作る。」

りんじ【臨時】《名詞》  ①決まったときでなく、必要なときに行うこと。「りんじ・の・ 電車」②その時限りのこと。「りんじ・に・ 人・を・ 雇う。」

りんじゅう〔りんじゅー〕【臨終】《名詞》 死の間際。死の瞬間。

りんりき【人力】《名詞》 人力車。〔⇒じんりき、じんりきしゃ、りんりきしゃ〕

りんりきしゃ【人力車】《名詞》 人力車。〔⇒じんりき、じんりきしゃ、りんりき〕

りんりん《副詞と》 金属が何度も触れ合う様子。また、その音。

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2012年5月 2日 (水)

ことことてくてく(25)

魚崎~三宮~新開地⑦

 税関前の交差点を、跨線橋を渡って南側に出ます。
 「日本で一番短い国道です」という表示(写真①)があります。国道174号は、神戸港と国道2号とを結ぶ国道です。税関前交差点は国道2号と合流するところですが、神戸税関との間の187.1mの長さしかありません。頭の上を阪神高速3号線が越えています。短いけれども11車線もある太い道路です。
 神戸税関の前には「税関本庁前」という交差点(写真②)があります。税関前と税関本庁前とは別の交差点であるのです。
 神戸税関には広報展示室(写真③)がありましたので、ちょっと見学させていただきました。密輸取り締まりに関する展示がありました。
 税関の前から西に向かって歩きます。ほどなく京橋という橋があり、そこから更に西に向かいます。港がすぐ傍にあって海上保安庁や兵庫県警や港湾パイロットなどの小型船舶が係留されています。
 すぐにメリケン波止場(写真④)に着きます。「近くにアメリカ領事館があったので人びとはアメリカ桟橋をなまってメリケン桟橋と呼ぶようになった」という説明が彫られています。メリケン粉のメリケンという発音も同じ由来です。
 北に折れて進むと「乙仲通」(写真⑤)と交差します。中央区の栄町通と海岸通の間を東西に通っている通りです。かつて海運貨物取扱業者が軒を並べていて、それが乙種海運仲立業と呼ばれるようになり、略して乙仲というのは、名前の由来としては珍しい部類に属するでしょう。
 JRと阪神電鉄の元町駅前に出ました。南側にあるのが「穴門商店街」(写真⑥)という細い商店街です。
 鉄道線路の下をくぐる、赤レンガで巻かれたアーチ式の出入り口を穴門と言うことがあります。谷崎潤一郎の『細雪』では、阪神間のそれを「マンボウ」と呼んでいます。今は神戸市内のJR高架線は立派なガードになっていますが、昔々の鉄道線路の下は穴門のような小さな抜け道であったのかもしれません。
  京都の町家では、築地塀などの土塀などに穴をあけて出入り口とした門のことを穴門と言うようです。

【写真は6枚とも、2012年(平成24年)4月23日に、神戸市中央区内で撮影。】

≪写真には番号を付けていませんが、上段左端が(写真①)です。横に向かって見ていってください。下段右端が(写真⑥)です。画像をクリックしてください。すこし大きな画像になります。≫Cimg3895 Cimg3898 Cimg3907 Cimg3915 Cimg3920 Cimg3922

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明石日常生活語辞典〔四稿〕(982)

りっぱ【立派】《形容動詞》 ①堂々としている様子。周りの人が感心するようなことである様子。「りっぱな・ 挨拶・を・ する。」「りっぱな・ 体格・を・ し・とる。」「りっぱな・ 家・を・ 建て・た・ん・や・なー。」②完全で十分な様子。「りっぱな・ 成績・を・ 取り・なはれ・よ。」

りぼん【リボン】《名詞、動詞する》 飾りや目印などのために使う、綺麗な色の、幅の狭い布。「入学式・で・ りぼん・を・ つけ・てもらう。」「頭・に・ りぼんし・て・ かいなしー・なー。」

りむまわし〔りむまーし、りんまーし〕【リム回し】《名詞、動詞する》 自転車の車輪の外枠(リム)や、樽や桶のたがの廃物などを利用して、それを道路などで転がす遊び。「りんまーしし・て・ 道・を・ 走り回る・ とき・は・ 気ーつけ・なはれ・よ。」◆リムという言葉を、車輪の「輪(りん)」と誤解して発音していたようにも思われる。〔⇒わまわし〕

りやかー【リヤカー】《名詞》 荷物を運ぶのに使う、荷台の広い二輪車。「自転車・で・ りやかー・を・ 引っ張っ・ていく。」

りゃく【略】《名詞、動詞する》 ①省くこと。予定からはずすこと。「はじめ・の・ 挨拶・は・ りゃくし・ます。」②縮めて簡単にすること。「短く・ りゃくし・て・ 説明する。」

りゃくしき【略式】《名詞》 ものごとの一部分を省いたり、簡単にしたりしたもの。「りゃくしき・の・ 地図・を・ 書い・て・ 説明する。」

りゃくず【略図】《名詞》 必要なところだけを書いた図。「家・から・ 駅・まで・の・ りゃくず」「家・の・ 間取り・の・ りゃくず」

りゃくれき【略歴】《名詞》 その人の今までの学業・仕事などのあらまし。「講師・の・ りゃくれき・を・ 紹介する。」

りゆう〔りゆー〕【理由】《名詞》 ものごとが、そのようであるわけ。「決まり・を・ 変える・ りゆー・を・ ちゃんと・ 説明せ・なんだら・ みんな・が・ 賛成し・てくれ・へん・やろ。」

りゅう〔りゅー〕【龍】《名詞》 「たつ」とも言う、想像上の動物。「りゅー・の・ 絵・の・ 掛け軸」

りゅうがく〔りゅーがく〕【留学】《名詞、動詞する》 外国に行って勉強をすること。「一年間・ アメリカ・へ・ りゅーがくする。」

りゅうかん〔りゅーかん〕【流感】《名詞》 インフルエンザ。「流行性感冒」の略。「りゅーかん・に・ かかっ・て・ 学校・へ・ 行け・なんだ。」

りゅうぎ〔りゅーぎ〕【流儀】《名詞》 やり方。仕方。「人・に・ よっ・て・ りゅーぎ・が・ 違う。」

りゅうぐうじょう〔りゅーぐーじょー〕【竜宮城】《名詞》 想像上(または、話の中にあらわれる)海の中にある城。「りゅーぐーじょー・の・ 乙姫さん」

りゅうこう〔りゅーこー〕【流行】《名詞、動詞する》 世の中に、広くはやること。「今年・の・ りゅーこー・の・ 服」

りゅうこうか〔りゅーこーか〕【流行歌】《名詞》 ある時期にはやっている歌。「美空ひばり・の・ りゅーこーか・が・ 好きやっ・た。」

りゅうせんけい〔りゅーせんけー〕【流線型】《名詞》 空気や水の抵抗を少なくして速く走らせるために、乗り物などの角を滑らかな形にしたもの。「りゅーせんけー・の・ 新幹線」

りゅうちょう〔りゅーちょー〕【流暢】《形容動詞》 つかえないで、滑らかに話したり動いたりする様子。「りゅーちょーな・ 日本語・を・ 話す・ 外国・の・ 人」「りゅーちょーに・ 踊る。」

りゅうは〔りゅーは〕【流派】《名詞》 芸術などで、それぞれの人などのやり方や考え方。

りよう〔りよー〕【利用】《名詞、動詞する》 役に立つように、うまく使うこと。「割引券・を・ りよーする。」

りょう〔りょー〕【良】《名詞》 よいということを表す言葉。「大学・の・ 単位・は・ りょー・が・ 多かっ・た。」

りょう〔りょー〕【量】《名詞》 かさ。ますめ。体積。「薬・の・ りょー・を・ 増やす。」「今年・は・ 雨・の・ りょー・が・ 多い。」

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2012年5月 1日 (火)

ことことてくてく(24)

魚崎~三宮~新開地⑥

 市道の神戸臨港線を歩きます。「見通し不良区間」(写真①)という標識があって、神戸臨港線という文字もそのまま残されています。300メートルの間の見通しが悪いようですが、この市道からはその状況は読み取ることができません。
 「阪神国道架道橋」(写真②)を渡ります。国道2号をまたいでいた貨物専用線は、その下をバスで行き来したことがありますから、記憶に残っています。国道を越えて、道は続きます。
  かつての線路がそのままの形で、短い距離ですが、道路の浜側に残されています(写真③)。
 散策道路が終わって、地上の道を歩きます。生田川の流れを越えていくと、「このクリーンステーションは廃止になります」というお知らせがあって、その下に「このクリーンステーションは廃止になりました」というお知らせが張ってあるところ(写真④)がありました。2枚のお知らせが張られた時間の間隔はわかりませんが、それにしても上側のお知らせは取り外すべきではないでしょうか。
 コンビニがあって、「ちょい飲み始めました!」「イートインコーナー」(写真⑤)という文字が見えます。コンビニ内のコーナーというのは珍しいように思います。
 「税関前」という交差点(写真⑥)に来ました。このあたりでは、税関前というのはちょっとした目印になる場所なのですが、この交差点からは神戸税関はまだ見えません。この辺りは、JR・阪神・阪急の三宮駅の真南です。今日は三宮の駅前には立ち寄りません。

【写真は6枚とも、2012年(平成24年)4月23日に、神戸市中央区内で撮影。】

≪写真には番号を付けていませんが、上段左端が(写真①)です。横に向かって見ていってください。下段右端が(写真⑥)です。画像をクリックしてください。すこし大きな画像になります。≫Cimg3861 Cimg3867 Cimg3876 Cimg3881 Cimg3882 Cimg3891

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明石日常生活語辞典〔四稿〕(981)【り】

り【里】《名詞》 尺貫法での距離の単位。一里は約3.9キロ。「一時間・に・ 一り・を・ 歩く。」「昔・の・ 人・は・ 一日・に・ 十り・も・ 十五り・も・ 歩い・た。」

りいん〔りーん〕《副詞と》 電話、ベル、鈴などが鳴る様子。また、その音。「電話・の・ りーん・で・ 目・が・ 覚め・た。」

りえき【利益】《名詞》 ①儲け。得。「りえき・が・ 上がら・へん。」②役に立つこと。ためになること。「みんな・の・ りえき・を・ 考え・て・ 自治会・の・ 行事・を・ 決める。」

りか【理科】《名詞》 自然にあるものや、自然の出来事について学習する科目。「りか・の・ 実験」

りく【陸】《名詞》 広い土地のあるところ。「りく・に・ 住ん・どる・ 動物」「りく・に・ 上がっ・た・ 亀」

りくぐん【陸軍】《名詞》 主に陸地で戦う軍隊。「りくぐん・と・ 海軍・と・が・ あっ・た。」

りくじょう〔りくじょー〕【陸上】《名詞》 ①陸の上。「船・で・は・ なく・て・ りくじょー・で・ 運ぶ。」②陸上競技のこと。「部活・で・ りくじょー・を・ し・とる。」

りくじょうきょうぎ〔りくじょーきょーぎ〕【陸上競技】《名詞》 走る、投げる、跳ぶことなどを競うスポーツ。「私・は・ りくじょーきょーぎ・の・ 短距離・が・ 専門・や。」〔⇒りくじょう〕

りくち【陸地】《名詞》 土地が広がっているところ。山野ではない土地。「淡路島・は・ りくち・が・ 少ない・よーに・ 見える・けど・ 平野・も・ ある・ん・や・ぜ。」

りくつ【理屈】《名詞》 ①物事の筋道。「りくつ・が・ 通っ・とら・ん・ 話」②無理につけた理由。「りくつ・ばっかり・ 言(ゆ)ー・て・ 仕事・を・ せ・ん・ 人・や。」

りこん【離婚】《名詞、動詞する》 夫婦としての法律上の関係をやめて、別れること。「りこんし・たら・ 子ども・が・ 可哀相や。」

りし【利子】《名詞》 金銭を貸したり預けたりしたことに対して、一定の割合で受け取るお金。「このごろ・は・ 銀行・に・ 貯金し・ても・ りし・なんか・ あて・に・ でけ・へん。」〔⇒りそく〕

りす【栗鼠】《名詞》 森林にすみ、木の上を走り回る小型の動物。「かいらしー・ りす・が・ 木ー・の・ 上・に・ すん・どる。」

りずむ【リズム】《名詞》 音の強弱、長短などの規則正しい繰り返し。「りずむ・に・ 合わし・て・ 踊る。」

りそく【利息】《名詞》 金銭を貸したり預けたりしたことに対して、一定の割合で受け取るお金。「サラ金・で・ 金・を・ 借っ・たら・ 高い・ りそく・を・ 取ら・れる・ぞ。」〔⇒りし〕

りつ【率】《名詞》 割合。「儲け・の・ りつ・が・ 高い。」

りっきょう〔りっきょー〕【陸橋】《名詞》 道路や鉄道線路の上に架けた橋。「但馬・の・ 余部・の・ りっきょー・が・ 架け替え・られ・た。」

りっくさっく【リックサック】《名詞》 山登りやハイキングなどのとき、食べ物や持ち物などを入れて背負う袋。「りっくさっく・に・ 弁当・と・ 水筒・を・ 入れ・て・ 持っ・ていく。」

りっこうほ【立候補】《名詞、動詞する》 選挙のときに、選ばれる側に立つことを名のり出ること。「市会議員・に・ りっこーほする。」

りっとる【リットル】《名詞》 メートル法の量の単位。「一りっとる・入り・の・ 牛乳・の・ パック」

りっとるびん【リットル瓶】《名詞》 (醤油を入れる)2リットル入りのガラス瓶。◆酒などを入れる「いっしょうびん〔いっしょーびん〕【一升瓶】」に対して、醤油などを入れる瓶はやや容量の多い、2リットル入りである。

りっぱ【立派】《形容動詞》 ①堂々としている様子。周りの人が感心するようなことである様子。「りっぱな・ 挨拶・を・ する。」「りっぱな・ 体格・を・ し・とる。」「りっぱな・ 家・を・ 建て・た・ん・や・なー。」②完全で十分な様子。「りっぱな・ 成績・を・ 取り・なはれ・よ。」

りぼん【リボン】《名詞、動詞する》 飾りや目印などのために使う、綺麗な色の、幅の狭い布。「入学式・で・ りぼん・を・ つけ・てもらう。」「頭・に・ りぼんし・て・ かいなしー・なー。」

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