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2012年8月31日 (金)

【掲載記事の一覧】

 「国語教育を素朴に語る」というブログを開設したのは2006年(平成18年)8月29日のことでした。それ以来、まる6年、一日も休むことなく書き続け、時には一日に2つ以上の記事を書きましたから、現在までの記事の数は2340になりました。累計アクセス数は29万件に達しようとしています。
 地味な内容のブログですが、これからも続けていきますので、よろしくお願いします。

 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 これまでに連載した内容の一覧を記します。
 お読みくださって、感想・意見・連絡などがありましたら、
   tachibana@actv.zaq.ne.jp
  宛に、よろしくお願いします。

≪掲載を継続しているもの≫

◆明石日常生活語辞典 (1)~(1103)~継続予定
    [2009年7月8日~2009年7月24日]
    [2009年8月1日~2009年8月9日]
    [2009年8月14日~2009年8月31日]
    [2009年9月11日~2009年12月28日]
    [2010年1月4日~2010年2月18日]
    [2010年3月11日~2012年8月31日]

◆『明石日常生活語辞典』写真版 (1)~(4)~継続予定
    [2010年9月10日~2011年9月13日]

◆ことことてくてく (1)~(26)~継続予定
    [2012年4月3日~2012年4月11日]
    [2012年4月17日~2012年5月3日]

◆言葉カメラ (1)~(385)~継続予定
    [2007年1月5日~2007年1月31日]
    [2007年2月21日~2007年2月28日]
    [2007年3月16日~2007年3月31日]
    [2007年4月19日~2007年4月30日]
    [2007年5月9日~2007年5月30日]
    [2007年10月1日~2007年10月13日]
    [2007年11月1日~2007年11月26日]
    [2007年12月13日~2007年12月30日]
    [2008年1月19日~2008年1月30日]
    [2008年2月1日~2008年2月10日]
    [2008年5月1日~2008年5月10日]
    [2008年6月1日~2008年6月8日]
    [2008年7月21日~2008年7月30日]
    [2008年8月1日~2008年8月30日]
    [2008年9月25日~2008年9月29日]
    [2008年10月1日~2008年10月30日]
    [2008年11月1日~2008年11月11日]
    [2008年12月1日~2008年12月7日]
    [2008年12月16日~2008年12月30日]
    [2009年1月20日~2009年1月30日]
    [2009年2月9日~2009年2月15日]
    [2009年3月17日~2009年3月31日]
    [2009年5月1日~2009年5月17日]
    [2009年5月27日~2009年5月31日]
    [2009年7月1日~2009年7月7日]
    [2009年7月25日~2009年7月31日]
    [2009年8月10日~2009年8月13日]
    [2009年12月29日~2009年12月30日]
    [2010年2月19日~2010年3月10日]

◆地名のウフフ (1)~(4)~継続予定
    [2012年1月1日~2012年1月4日]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)~継続予定
    [2009年9月1日~2009年9月10日]

◆テクのろヂイ (1)~(40)~継続予定
    [2009年1月11日~2009年1月19日]
    [2009年2月1日~2009年2月8日]
    [2009年3月1日~2009年3月15日]
    [2009年6月23日~2009年6月30日]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)~継続予定
    [2006年12月27日~2006年12月31日]

◆母なる言葉 (1)~(10)~継続予定
    [2008年1月1日~2008年1月10日]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)~継続予定
   [2006年12月23日~2006年12月26日]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)~継続予定
    [2007年1月1日~2007年1月4日]
    [2007年6月7日~2007年6月29日]
    [2009年6月1日/2009年6月4日]

◆西島物語 (1)~(8)~継続予定
    [2008年1月11日~2008年1月18日]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)~継続予定
    [2007年7月8日~2007年7月31日]

◆足下の観光案内 (1)~(12)~継続予定
    [2008年11月14日~2008年11月25日]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)~継続予定
    [2009年5月18日~2009年5月26日]
    [2009年6月1日~2009年6月22日]

◆写真特集・さくら (1)~(71)~継続予定
    [2007年4月7日~2007年4月17日]
    [2008年4月1日~2008年4月22日]
    [2009年4月1日~2009年5月8日]

◆写真特集・うめ (1)~(42)~継続予定
    [2008年2月11日~2008年2月24日]
    [2009年2月16日~2009年2月27日]
    [2009年3月1日~2009年3月16日]

◆写真特集・きく (1)~(5)~継続予定
    [2007年11月27日~2007年11月29日]
    [2008年11月12日~2008年11月13日]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)~継続予定
    [2007年12月1日~2007年12月7日]
    [2008年11月26日~2008年11月29日]
    [2008年12月8日~2008年12月15日]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)~継続予定
    [2007年5月8日、5月31日、6月30日]

◆屏風ヶ浦の四季 (1)~継続予定
    [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 (1)~継続予定
    [2007年4月18日]

◆小さなニュース (1)~継続予定
    [2008年2月28日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)~継続予定
    [2009年1月1日~2009年1月10日]
    [2010年1月1日~2010年1月3日]

◆辰の絵馬 (1)~継続予定
    [2012年1月1日]

≪掲載が完結しているもの≫
◆文章の作成法 (1)~(7)
    [2012年7月2日~2012年7月8日]

◆朔日・名寸隅 (1)~(19)
    [2009年12月1日]
    [2010年1月1日]
    [2010年2月1日]
    [2010年3月1日]
    [2010年4月1日]
    [2010年5月1日]
    [2010年6月1日]
    [2010年7月1日]
    [2010年8月1日]
    [2010年9月1日]
    [2010年10月1日]
    [2010年11月1日]
    [2010年12月1日]
    [2011年1月1日]
    [2011年2月1日]
    [2011年3月1日]
    [2011年4月1日]
    [2011年5月1日]
    [2011年6月1日]

◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日~2008年9月24日]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日~2008年3月30日]
    [2008年4月23日~2008年4月29日]
    [2008年5月11日~2008年5月30日]
    [2008年6月9日~2008年7月20日]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日~2006年10月4日]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日~2006年10月11日]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日~2006年11月2日]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日~2007年6月6日]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日~2007年8月10日]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日~2007年7月7日]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日~2007年10月30日]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日~2006年10月15日]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日~2007年8月20日]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日~2007年9月12日]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日~2007年9月29日]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日~2006年12月7日]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42)
    [2007年2月1日~2007年2月20日]
    [2007年3月1日~2007年3月15日]
    [2007年5月1日~2007年5月7日]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日~2006年12月22日]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日~2007年8月27日]

≪絶版として扱うもの≫  (ただし、ブログからは消去しておりません。)
◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日から、2007年12月12日まで] 4回に分けて連載。

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日~2007年8月30日]

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明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1103)

えっちらおっちら《副詞と》 ①坂道を上ったり、重い荷物を持ったりして、ゆっくり歩く様子。「えっちらおっちら・ 高い・ 山・を・ 登る。」②やっとのことであるように、辛そうに動く様子。少しずつ進むのに非常な労力が要る様子。「汗・を・ かい・て・ えっちらおっちら・ 歩い・てき・た。」③慣れていないために、動作がぎこちない様子。「周り・の・ 人・の・ 真似し・て・ えっちらおっちら・ 仕事・を・ し・た。」〔⇒えっちら、おっちら、えっちらえっちら、おっちらおっちら〕

えてかって【得手勝手】《名詞、形容動詞や・です》 自分の都合のよいようにすること。わがままであること。「あいつ・の・ えてかってで・ 予定・を・ 決め・られ・たら・ かなわ・ん。」〔⇒かって〕

えてこ《名詞》 猿。「動物園・で・ えてこ・を・ 見・た。」

えてやん《名詞》 お猿さん。「えてやん・が・ 芸・を・ し・とる。」

えと【干支】《名詞》 ①昔の暦で、十干と十二支を組み合わせて、年や日をあらわしたもの。「日ー・にも・ えと・が・ ある・ねん・な。」②十二支で表した年。「今年・の・ えと・は・ 午(うま)・や。」

えなめる【エナメル】《名詞》 金属・陶器などに塗る、艶があって表面が丈夫な塗料。「えなめる・の・ 靴」

えなめるせん【エナメル線】《名詞》 銅線の表面にエナメルを塗った、ごく細い電線。「えなめるせん・に・ 豆電球・を・ つなぐ。」

えにっき【絵日記】《名詞》 絵と短い文章とで綴った日記。「夏休み・に・は・ 宿題・で・ えにっき・を・ 書い・た。」

えのぐ【絵の具】《名詞》 絵に色をつけるために、といて使う材料。「十二色・の・ えのぐ・を・ 混ぜ・て・ いろんな・ 色・を・ 出す。」

えはがき【絵葉書】《名詞》 片面が絵や写真になっていて、切手を貼って通信にも使える、決まった規格の大きさの紙片。「旅行・に・ 行っ・たら・ あっちこっち・で・ えはがき・を・ 買う。」

えび【海老】《名詞》 海や川にすむ、硬い殻に包まれ五対の足を持つ動物。「えび・の・ 天麩羅・が・ 食べ・たい。」

えびじゃこ【海老雑魚】《名詞》 小海老と雑魚とが区別されないで、混ざっているもの。「えびじゃこ・を・ そのまま・ 佃煮・に・ する。」

えびす【恵比須・蛭子・戎】《名詞》 七福神の一人で、釣り竿で鯛を釣り上げながら笑っている顔の、商売の神様。「えびす・みたいな・ 顔」〔⇒えべす、えびすさん、えべすさん〕

えびすさん〔えびっさん〕【恵比須さん・蛭子さん・戎さん】《名詞》 ①七福神の一人で、釣り竿で鯛を釣り上げながら笑っている顔の、商売の神様。「えびすさん・が・ 鯛・を・ 釣っ・とる。」②「えびす」をまつる神社。「あの・ 神社・は・ えびすさん・や。」③一月十日を中心にした、「えびす」神社の祭礼の日。「えびすさん・の・ 残り福・の・ 日ー・に・ 参る。」④いつもにこにこと、ほほえんでいるような印象の人。「えびっさん・で・ 誰・に・も・ 好か・れる・ 人」〔⇒えべすさん。①⇒えびす、えべす〕

えふ【会符】《名詞》 荷物に付ける札。「大きな・ 箱・に・ えふ・を・ 付け・て・ 送る。」

えぶろん【エプロン】《名詞》 胸から膝をおおう、西洋風の前掛け。「えぷろん・を・ し・て・ 料理・を・ 作る。」

えべす【恵比須・蛭子・戎】《名詞》 七福神の一人で、釣り竿で鯛を釣り上げながら笑っている顔の、商売の神様。「えべす・を・ まつっ・とる・ 神社」〔⇒えびす、えびすさん、えべすさん〕

えべすさん〔えべっさん〕【恵比須さん・蛭子さん・戎さん】《名詞》 ①七福神の一人で、釣り竿で鯛を釣り上げながら笑っている顔の、商売の神様。「えべっさん・は・ いっつも・ 笑(わ)ろ・とっ・て・や。」②「えべす」をまつる神社。「西宮・の・ えべっさん」③一月十日を中心にした、「えべす」神社の祭礼の日。「えべっさん・に・ 行く。」④いつもにこにこと、ほほえんでいるような印象の人。「商売人・は・ えべっさん・で・ なけら・ 務まら・へん・ぞ。」〔⇒えびすさん。①⇒えびす、えべす〕

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2012年8月30日 (木)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1102)

えげつない《形容詞》 ①思いやりが乏しくて悪辣だ。人情味がない。あくどい。「借金・を・ えげつのー・に・ 取り立てる。」②下品で辛辣だ。露骨でいやらしい。美的なものに欠ける。「自分・の・ こと・だけ・(を・) 考え・た・ えげつない・ 質問・を・ する。」「えげつない・ 色・を・ し・た・ カレー」③どぎつく色っぽい。「ちょっと・ えげつない・ 映画・やっ・た。」〔⇒えげつい、えげつないな〕

えげつないな《連体詞》 ①思いやりが乏しくて悪辣だ。人情味がない。あくどい。「えげつないな・ 言い方・で・ 怒ら・れ・た。」②下品で辛辣だ。露骨でいやらしい。美的なものに欠ける。「えげつないな・ 借金取り」「えげつないな・ 味」③どぎつく色っぽい。「この頃・は・ えげつないな・ 漫画・が・ 多い・なー。」◆形容詞が連体詞に転じた言葉である。同様のものとして、「ひどい」→「ひどないな」、「だいじな」→「だいじないな」、「たいせつない」→「たいせつないな」、「おもろい」→「おもろないな」などがある。〔⇒えげつい、えげつない〕

えこひいき〔えこひーき〕【依怙贔屓】《名詞、動詞する》 公平でなく一方だけを重んじたり支持したりすること。特定の人だけによくすること。「先生・が・ えこひーきし・たら・ 困る・がな。」〔⇒えこひき、ひいき〕

えこひき【依怙贔屓】《名詞、動詞する》 公平でなく一方だけを重んじたり支持したりすること。特定の人だけによくすること。「兄貴・を・ えこひきし・たら・ 弟・が・ ひがむ・ぞー。」〔⇒えこひいき、ひいき〕

えさ【餌】《名詞》 ①動物を育てたり、捉えたりするための食べ物。「犬・の・ えさ・を・ ホームセンター・で・ 買う。」②人を誘い込むために与えるもの。「無料・や・ ゆー・ こと・を・ えさ・に・ し・て・ 客・を・ 集める。」

えずく《動詞・カ行五段活用》 気分が悪くなって吐く。戻す。吐き気をもよおす。「悪酔いし・て・ えずい・た。」◆妊娠しているときの様子を表すこともある。
えだ【枝】《名詞》 木や草の幹や茎から分かれ出ている部分。「植木・の・ えだ・を・ 落とす。」

えだぶり【枝ぶり】《名詞》 木や草の枝の格好。枝の姿。「えだぶり・の・ 立派な・ 松・の・ 木」

えだまめ【枝豆】《名詞》 緑色のうちに枝についたまま収穫した大豆や、そのように収穫して鞘に入ったままの緑色をした大豆。「ビール・の・ つまみ・は・ えだまめ・が・ 一番や。」

えっさえっさ《副詞と》 ①掛け声をかけて進んでいく様子。「荷物・を・ 担い・で・ えっさえっさ・ 走っ・ていく。」②調子よく、ものごとを進めている様子。「えっさえっさと・ 糊・で・ 貼っ・ていく。」〔⇒えっさっさ〕

えっさっさ《副詞と》 ①掛け声をかけて進んでいく様子。「えっさっさと・ 調子良(よ)ー・ 駆け足し・とる。」②調子よく、ものごとを進めている様子。「その・ぐらい・の・ 仕事・は・ えっさっさと・ でき・まっ・さ。」〔⇒えっさえっさ〕

えっちゅう〔えっちゅー〕【越中】《名詞》 小幅の布の端に紐をつけたふんどし。「えっちゅう・ 一つ・で・ 床几・で・ 涼む。」〔⇒えっちゅうふんどし〕

えっちゅうふんどし〔えっちゅーふんどし〕【越中褌】《名詞》 小幅の布の端に紐をつけたふんどし。「えっちゅーふんどし・で・ 海水浴する。」〔⇒えっちゅう〕

えっちら《副詞と》 ①坂道を上ったり、重い荷物を持ったりして、ゆっくり歩く様子。「荷物・を・ かたげ・て・ えっちらと・ 運ぶ。」②やっとのことであるように、辛そうに動く様子。少しずつ進むのに非常な労力が要る様子。「一日・に・ 三十キロ・も・ えっちら・ よー・ 歩い・た・もんや。」③慣れていないために、動作がぎこちない様子。「人・の・ 真似し・て・ えっちらと・ 体操・を・ し・た。」〔⇒えっちらおっちら、えっちらえっちら、おっちらおっちら、おっちら〕

えっちらえっちら《副詞と》 ①坂道を上ったり、重い荷物を持ったりして、ゆっくり歩く様子。「えっちらえっちら・ 長い・ 石段・を・ 登る。」②やっとのことであるように、辛そうに動く様子。少しずつ進むのに非常な労力が要る様子。「普通列車・しか・ ない・さかい・ えっちらえっちらと・ 長い・ 時間・が・ かかっ・て・ 着い・た。」③慣れていないために、動作がぎこちない様子。「えっちらえっちら・ 真似・を・ し・て・ 踊っ・た。」〔⇒えっちら、おっちら、えっちらおっちら、おっちらおっちら〕

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2012年8月29日 (水)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1101)

ええもん〔えーもん〕【良い物】《名詞》 ①素晴らしい物。「誕生日・に・ えーもん・を・ 買(こ)ー・てもろ・た・ん・や・なー。」②食事の間の食べ物。間食。おやつ。「三時・に・ なっ・たら・ えーもん・ 食べ・よー・な。」〔②⇒なんど、あいぐい〕

ええように〔えーよーに〕【良い様に】《副詞》 ①相手の気のすむように。どうなりと。「えーよーに・ し・てくれ・たら・ そい・で・ かま・へん。」「あいつ・の・ 思い通りに・ えーよーに・ 使わ・れ・ても・た。」②望ましい方向で。「もっと・ えーよーに・ きれいに・ 飾り・なはれ。」

ええる〔えーる〕《動詞・ア行下一段活用》 ①外にあるものを中に移す。「雨・が・ 降り・そーや・さかい・ 洗濯物・を・ 家・の・ 中・へ・ えーる。」「車・を・ 車庫・に・ えー・た。」②食べ物・飲み物をつぐ。「お茶碗・に・ お茶・を・ えー・てんか。」③入るようにさせる。所属させる。「大学・に・ 子ども・を・ えー・たら・ 授業料・が・ たいへんや・ぞ。」④含める。仲間に加える。「あんた・も・ 釣り・の・ 仲間・に・ えー・たる・わ。」⑤力を注ぐ。「力・(を・) えー・て・ 書い・たら・ 鉛筆・の・ 芯・が・ 折れ・た。」⑥つける。「テレビ・を・ ええ・てんか。」⑦中に入ることを許す。「満員・で・ えー・てもらえ・なんだ。」〔⇒いれる。④⇒よせる〕

えがお【笑顔】《名詞》 にっこり笑っている顔。「みんな・が・ えがお・の・ 一年坊主」

えがおよし【笑顔佳し】《名詞、形容動詞や・です》 いつもにこにこと笑顔を振りまいている人。また、そのような様子。「おたく・の・ 娘さん・は・ えがおよしで・ かいらしー・なー。」◆幼児・子どもはもちろん、若い女性などにも使う。成人男子に使ってもおかしくは感じない。

えかき【絵描き】《名詞》 絵を描くことを職業としている人。画家。「えかき・に・ 憧れ・た・けど・ なれ・なんだ。」

えき【駅】《名詞》  列車や電車が止まり、人が乗り降りしたり貨物を取り扱ったりするところ。「えき・まで・ 歩い・て・ 十分・ かかる。」

えき【液】《名詞》 水のように流動するもの。「緑色・の・ えき」〔⇒えきたい〕

えぎ《名詞》 住宅などで部屋の外側に作った細長い板敷き。「えぎ・で・ 日向ぼっこし・とる・ おばあさん」〔⇒えんぎ、えんげ、えんがわ〕

えきいん【駅員】《名詞》 駅に勤めている人。「毎朝・ えきいん・が・ 挨拶し・てくれる。」

えきしゃ【易者】《名詞》 占いをすることを仕事にしている人。「商店街・に・ えきしゃ・が・ おる。」

えきたい【液体】《名詞》 水のように流動するもの。「えきたい・の・ 石鹸・で・ 手・を・ 洗う。」〔⇒えき〕

えきちょう〔えきちょー〕【駅長】《名詞》 駅でいちばん上の役の人。「えきちょー・が・ 発車・の・ 笛・を・ 吹く。」

えきでん【駅伝】《名詞》 道路を使って、長い距離をいくつかの区間に分けて、チームの何人かで走り継いでいく競走。「あいつ・は・ えきでん・で・ 五人抜き・を・ し・た・ん・やて。」

えきべん【駅弁】《名詞》 駅で売っている弁当。「汽車・に・ 乗っ・て・ えきべん・を・ 食べる。」

えきり【疫痢】《名詞》 子どもがかかる感染症の一つで、赤痢菌によって起こる病気。「えきり・に・ かかっ・たら・ 恐い・よ。」

えくぼ【靨】《名詞》 笑うとき、頬にできる小さな窪み。「えくぼ・が・ 可愛い・ 人」

えぐる【抉る】《動詞・ラ行五段活用》 刃物などを突き刺して、回しながらくり抜く。「丸太・を・ えぐっ・て・ 作っ・た・ 舟」

えげつい《形容詞》 ①思いやりが乏しくて悪辣だ。人情味がない。あくどい。「利子・の・ 取り方・が・ えげつい。」②下品で辛辣だ。露骨でいやらしい。美的なものに欠ける。「えげつい・ もの・の・ 言ー方・を・ する・ 人・や。」「えげつい・ 切り方・を・ し・た・ 野菜」③どぎつく色っぽい。「えげつい・ こと・を・ 書い・とる・さかい・ 子ども・に・ 読まし・たら・ あか・ん。」〔⇒えげつない、えげつないな〕

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2012年8月28日 (火)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1100)

ええ〔えー、ええっ〕《感動詞》 驚いたとき、疑問を感じたときなどに発する言葉。「ええっ・ そんな・ 話・は・ はじめて・ 聞い・た。」「えー・ そないに・ 金・が・ 要る・ん・かいな。」

ええがい〔えーがい〕【良え具合】《形容動詞や・です》 物事の状況などが望ましい様子。ものごとが順調に進む様子。「縁談・は・ えーがいに・ いっ・てん。」「えーがいに・ 晴れ・てき・た。」〔⇒ええかげん〕

ええかげん〔えーかげん〕【良え加減】《形容動詞や・です》 ①物事の状況などが望ましい様子。「風呂・は・ ちょーど・ えーかげんや。」②物事が中途半端である様子。投げやりである様子。その場しのぎである様子。でたらめだ。粗略だ。「えーかげんな・ こと・ばっかり・ 言(ゆ)ー・とる・さかい・ 信用・でけ・へん。」③適当な状態。適切な様子。「作業・は・ えーかげんで・ 置い・とこ・か。」④限度をあまり超えない段階。「文句・ばっかり・ ぬかし・やがっ・て・ えーかげんに・ せ・んかい。」〔①⇒ええがい〕

ええかげん〔えーかげん〕【良え加減】《副詞》 限界を超えて、かなり。「あんな・ こと・ばっかり・ 言わ・れ・たら・ えーかげん・ 腹・が・ 立っ・てくる。」「えーかげん・ しんどなっ・てき・た・なー。」「今日・は・ えーかげん・ 暑い・なー。」

ええかっこう〔えーかーこー、えーかっこ〕【良え恰好】《名詞、動詞する》 ①形が整っていること。「えーかっこ・の・ 机・と・ 椅子」②人から見られたときに、よく見えるように整える姿勢や態度。「えーかっこし・て・ みんな・に・ おごっ・たる。」◆②には、動詞としての用法があるが、「ええかっこする」ことを「かっこうつける〔かっこつける〕」とも言う。

ええかっこうし〔えーかっこーし、えーかっこしー〕【良え恰好仕】《名詞》 人から見られることを意識して、よく見えるような姿勢や態度などをとる人。「あいつ・は・ えーかっこしー・なんや。」

ええき〔えーき〕《形容動詞や・です》 ひとりで得意になっている様子。自分自身のことをひとりで嬉しがっている様子。「ちょっと・ 誉め・られ・て・ えーき・に・ なっ・とる。」

ええことにして〔えーことにして〕【良い事にして】《副詞》 独りよがりになって。それを理由にして。「えーことにして・ 人・の・ 話・を・ いっこも・ 聞き・よら・へん。」「風邪ひき・を・ えーことにして・ 長い・ 間・ 休ん・どる・ねん。」

ええざま〔えーざま〕【良い様】《形容動詞》 他人から見て、よい気味であると思うような様子。「調子・に・ 乗りすぎ・とっ・た・さかい・ ひっくりかえっ・て・ えーざまや。」「あいつ・だけ・が・ 成功する・の・は・ おかしー・さかい・ 大損し・て・ えーざまや。」

ええし〔えーし〕【良い衆】《名詞》 財産家。金持ちの人。良い家系の人。「あそこ・の 家・は・ えーし・や・さかい・ 子ども・を・ 私立・の・ 学校・へ・ やり・よる。」〔⇒ええしゅ〕

ええしゅ〔えーしゅ〕【良い衆】《名詞》 財産家。金持ちの人。良い家系の人。「あいつ・は・ えーしゅ・の・ ぼんぼん・や・さかい・ 良(え)ー・ 時計・を・ 持っ・とる。」〔⇒ええし〕

ええと〔えーと、えっと〕《感動詞》  ①口ごったり、言葉が見つからなかったりしたときに、つなぎに発する言葉。「えーと・ どない・ 言(ゆ)ー・たら・ わかっ・てくれる・やろ・か。」②何かに気づいたときなどに、思わず発する言葉。「えっと・ それ・は・ 忘れ・とっ・た。」

ええとこ〔えーとこ〕【良い所】《名詞》 良いところ。楽しいところ。「えーとこ・ えーとこ・ 新開地」

ええとこどり〔えーとこどり〕【良い所取り】《名詞、動詞する》 良いところばかりを選び集めること。良いものばかりを集めること。「人・から・ 聞い・た・ 話・の・ えーとこどりし・て・ 挨拶・を・ し・よる。」「季節・の・ 野菜・の・ えーとこどり・を・ し・た・ 料理・は・ うまい。」

ええもん〔えーもん〕【入え物】《名詞》 ものを収める器。容器。「えーもん・が・ ない・さかい・ 手・で・ ぶらさげ・て・ 持って帰る。」〔⇒いれもん〕

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2012年8月27日 (月)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1099)【え】

え〔えー〕【絵】《名詞》 ①鉛筆や絵の具などを使って、ものの姿・彩りや、自分の思いなどを描いて表現したもの。「えー・ 描く・の・が・ 好きや。」②説明するために、ものの形などを書いたもの。「駅・まで・の・ 道・を・ えー・ 書い・て・ 教え・たる。」〔②⇒ず〕

え〔えー〕【柄】《名詞》 手で持ちやすいように、道具などに取り付けた細長いもの。「傘・の・ えー」「杓・の・ え」

え〔えー、えっ〕《感動詞》 ①返事として発する言葉。「え・ 何・です・か。」②意外であるという気持ちを表す言葉。「えー。そんな・ こと・ 知ら・なんだ。」

え〔えー〕《終助詞》 念を押したり、強く尋ねたりするときに使う言葉。「早(はよ)ー・ せ・んかい・え。」「誰・が・ 来・た・ん・え。」◆前にある言葉の音と結んで、発音が変化することがある。例えば、「です・え」→「でっ・せ」など。〔⇒よ、ぞ〕

えい〔えー〕《名詞》 菱形で平たい形をしている、海にすむ魚。「えい・の・ 骨・は・ こりこりし・て・ 美味い。」

えいが〔えーが〕【映画】《名詞》 連続して撮影したフィルムをスクリーンに映し出し、動く映像として見せるもの。「村・の・ 小学校・の・ 校庭・で・ えーが・を・ 映す。」〔⇒かつどうしゃしん、かつどう〕

えいぎょう〔えーぎょー〕【営業】《名詞、動詞する》 ①儲けるために仕事や商売をすること。「勤め・を・ やめ・て・ 自分・で・ 店・を・ えーぎょーする。」②店や事務所などを開くこと。「この・ 喫茶店・ まだ・ えーぎょーし・とら・へん。」③販売関係の仕事や部署。「会社・では・ えーぎょー・の・ 担当・や。」

えいご〔えーご〕【英語】《名詞》 イギリスの国語。イギリスやアメリカを中心に、世界中で広く話されている言葉。「えーご・の・ 発音・は・ むずかしー。」

えいこら〔えーこら〕《感動詞、副詞と》 力を入れて引っ張ったりするときの様子。また、そのときの掛け声。◆舟を櫂でこぐときなどにも使う。「綱引き・で・ えーこら・ えーこらと・ 頑張っ・た。」

えいしゃ〔えーしゃ〕【映写】《名詞、動詞する》 フィルムの画像をスクリーンに映し出すこと。「幻灯・を・ えーしゃする。」

えいしゃき〔えーしゃき〕【映写機】《名詞》 映画などのフィルムをスクリーンに映し出す機械。

えいせい〔えーせー〕【衛生】《名詞》 体を綺麗にしたり、丈夫にしたりして、病気にかからないようにすること。「風邪・が・ はやっ・とる・ので・ えーせー・に・ 気・を・ つける。」

えいゆう〔えーゆー〕【英雄】《名詞》 知恵や力が人々よりも優れていて、大きな事業などを成し遂げられる人。「ナポレオン・は・ えーゆー・や。」

えいよう〔えーよー〕【栄養】《名詞》 生き物が体外から取り入れて、生きていくことに役立つ養分。「えーよー・が・ 偏ら・ん・よーに・ し・なさい・よ。」

えいようしっちょう〔えーよーしっちょー〕【栄養失調】《名詞》  ①栄養がじゅうぶんでないこと。「好き嫌い・(を・) 言(ゆ)ー・とっ・たら・ えーよーしっちょー・に・ なる・ぞ。」②栄養がじゅうぶんでない人。「戦争中・は・ えーよーしっちょー・ばっかり・やっ・た。」

ええ〔えー〕【家】《名詞》 ①人の住む建物。「うち・の・ えー・は・ 川・の・ 西側・や・ねん。」「あんた・は・ 良(え)ー・ えー・を・ 建て・た・ん・や・なー。」②自分の家庭。「ええ・の・ 中・が・ ちょっと・ もめ・とる・ねん。」③親から子へと続いてきている家族のつながり。家の地位や血筋。「良(え)ー・ ええ・の・ ぼんぼん」◆「あんた・の・ えー」は、音が融合して「あんた・ねー」となる。「うち・の・ えー」は「うち・ねー」となる。「田中・ねー」「吉田・ねー」という言い方もする。〔⇒いえ。①②⇒うち。③⇒いえがら〕

ええ〔えー〕【良え】《形容詞》 ①正邪・善悪などから判断して、正しい。「えー・ 行い・を・ する。」②優れている。立派だ。「えー・ 体・ し・とる・なー。」③かまわない。よろしい。許せる。「明日・は・ 休ん・でも・ えー・ぞ。」④適切である。望ましい様子である。「ちょーど・ えー・ 大きさ・や。」⑤親しい。「仲・が・ えー・ 友だち」⑥美しい。「えー・ 色・の・ 服・や。」「えー・ 声・の・ 鳥」■対語=「わるい」

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2012年8月26日 (日)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1098)

うんてい【雲梯】《名詞》 左右に支柱を立てて、はしごを円弧の形に張って、それを懸垂しながら前へ前へと渡っていくようにした遊戯施設。◆小学校時代にあったものは、すべてが木製であった。リズムをとって、「ひとつとばし」や「ふたつとばし」で進んでいくのが格好よく、憧れた。それ以外に、「うんてい」の上にのぼってしまって、辺りの景色を眺めるということもした。「うんてい」というのは聞き慣れない言葉であり、その言葉の意味を理解していなかったから、「うんてん」と言うことも多かった。

うんてん【運転】《名詞、動詞する》 乗り物や機械を動力で動かすこと。「オートバイ・を・ うんてんする。」

うんてんし【運転士】《名詞》 自動車・電車・機械などを動かす人。「電車・の・ うんてんし・に・ 女・の・ 人・が・ 増え・てき・た。」〔⇒うんてんしゅ〕

うんてんしゅ【運転手】《名詞》 自動車・電車などを動かす人。「疲れ・た・さかい・ うんてんしゅ・を・ 代わっ・てくれ・へん・か。」〔⇒うんてんし〕

うんと《副詞》 程度が甚だしいことや、たくさんの量であることを表す言葉。非常に。存分に。「飯・を・ 腹いっぱい・ うんと・ 食べ・た。」〔⇒うんとこさ、うんとこせ、うんとこしょ〕

うんどう〔うんどー〕【運動】《名詞、動詞する》  ①健康を保つために体を動かすこと。「うんどーせ・なんだ・さかい・ 体重・が・ 増え・ても・た。」②体育の授業。「学校・へ・ 行っ・たら・ 勉強・の・ 時間・も・ うんどー・の・ 時間・も・ しっかり・ やり・なはれ。」

うんどうかい〔うんどーかい、うんどかい〕【運動会】《名詞》  学校、会社、地域などの人たちが、広い場所に集まって、いろいろな競技や運動をする催し。「小学校・の・ うんどーかい・が・ 雨・で・ 延び・た。」

うんどうじょう〔うんどーじょー、うんどじょー〕【運動場】《名詞》  運動をするための広い場所。グランド。「うんどーじょー・で・ ラジオ体操・を・ する。」

うんとこさ《副詞》 程度が甚だしいことや、たくさんの量であることを表す言葉。非常に。存分に。「うんとこさ・ 練習し・た・けど・ 一番・に・は・ なれ・なんだ。」「うんとこさ・ 買(こ)ー・てき・た。」〔⇒うんと、うんとこせ、うんとこしょ〕

うんとこさ《感動詞》 物事を始めるときや、力を入れるときなどにかける声。「うんとこさ・ そーれ・ もーいっぺん。」◆「うんとこさ どっこいさ」などというように続けることがある。〔⇒うんとこしょ、うんとこせ、うんとしょ、どっこいせ、どっこらせ、よっこいせ、よっこらせ〕

うんとこしょ《副詞》 程度が甚だしいことや、たくさんの量であることを表す言葉。非常に。存分に。「うんとこしょ・ 走っ・た・けど・ 電車・に・ 間に合わ・なんだ。」〔⇒うんと、うんとこさ、うんとこせ〕

うんとこしょ《感動詞》 物事を始めるときや、力を入れるときなどにかける声。「うんとこしょ・ そら・ 頑張ろ・かい。」◆「うんとこしょ どっこいしょ」などというように続けることがある。〔⇒うんとこさ、うんとこせ、うんとしょ、どっこいせ、どっこらせ、よっこいせ、よっこらせ〕

うんとこせ《副詞》 程度が甚だしいことや、たくさんの量であることを表す言葉。非常に。存分に。「うんとこせ・ 勉強し・た・ はず・なん・や・けど・ 合格する・やろ・か。」〔⇒うんと、うんとこさ、うんとこしょ〕

うんとこせ《感動詞》 物事を始めるときや、力を入れるときなどにかける声。「そら・ うんとこせ。引っ張れ・よ。」◆「うんとこせ どっこいせ」などというように続けることがある。〔⇒うんとこさ、うんとこしょ、うんとしょ、どっこいせ、どっこらせ、よっこいせ、よっこらせ〕

うんとしょ《感動詞》 物事を始めるときや、力を入れるときなどにかける声。「うんとしょ・ ほら・ よっこらせ。」〔⇒うんとこさ、うんとこしょ、うんとこせ、どっこいせ、どっこらせ、よっこいせ、よっこらせ〕

うんともすんとも《副詞》 話しかけたりしても、返事や反応をしない様子。「うんともすんとも・ 言わ・へん・ので・ 気持ち・が・ わから・へん。」

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2012年8月25日 (土)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1097)

うわまえ(を)はねる【上米をはねる】《動詞・ナ行下一段活用》 売買や譲渡などの仲介をして、金や品物をかすめ取る。「あいつ・に・ 世話し・てもろ・た・ん・や・けど・ だいぶ・ うわまえはねら・れ・た・みたいや。」

うわまわる〔うわまーる〕【上回る】《動詞・ラ行五段活用》  ある数量や基準を超える。「去年・を・ うわまわる・ 人出・で・ 賑おー・た。」「合格最低点・を・ うわまわる。」

うわむき【上向き】《名詞、形容動詞や・です》  上の方を向いていること。だんだんよくなる傾向にあること。「景気・が・ 早(は)よ・ うわむき・に・ なっ・てくれ・なんだら・ 困り・まん・ねん。」■対語=「したむき」。〔⇒うえむき〕

うわる【植わる】《動詞・ラ行五段活用》 ①植えられている。植えた状態にある。「庭・に・ うわっ・とる・ 木」「田圃・ 一まち・ うわっ・た・よ。」②植えることができる。「庭・に・は・ 木ー・が・ 何本・ うわる・やろ・か。」

うん【運】《名詞》 ある結果をもたらす、人智を超えた作用や力。巡り合わせ。「若い・のに・ 病気・に・ なっ・ても・て・ うん・の・ 悪い・ 人・や・なー。」

うん《感動詞》 ①応答などの掛け声として発する声。はい。「うん。ちょっと・ 待っ・とい・てんか。」②承知したり、同意したりしたときに発する声。そうだ。「うん。その・ とーり・や。」

うんうん《名詞》 大便。「うんうん・が・ 出・そーや。」◆幼児語。〔⇒うんこ、うんち、うんちゃん、ばば〕

うんうん《副詞と》 ①痛みなどによって、苦しがってうなる様子。力を込めている様子。また、そのときに発する声。「昨日・は・ 腹痛・で・ うんうん・ うなっ・とっ・てん。」②相手の言うことに頷いている様子。肯定している様子。また、そのときに発する声。「うんうんと・ うなずい・て・ 聞い・とる。」

うんこ《名詞》 大便。「うんこ・が・ し・とー・て・ 急い・で・ 戻っ・てき・た。」〔⇒うんうん、うんち、うんちゃん、ばば〕

うんこくさい《形容詞》 大便の臭いがする様子。嫌な臭いがする様子。「この・ 子・は・ ちょっと・ うんこくさい・ん・や・けど・ 大丈夫・か。」〔⇒うんちくさい、うんちゃんくさい、ばばくさい〕

うんざり《副詞と、形容動詞、動詞する》 同じ状態が続いたり、繰り返されたりして、ものごとに飽きる様子。飽きていやになった様子。疲れてしまった様子。「雨・が・ 続い・て・ うんざりや。」「長い・ 話・で・ うんざりし・た。」

うんせい〔うんせー、うんせ〕【運勢】《名詞》  ある結果をもたらす、人智を超えた作用や力の、将来の姿。将来の巡り合わせ。「八卦見ー・に・ うんせ・を・ 見・てもらう。」

うんち《名詞》 大便。「うんち・が・ し・たい・ねん。」〔⇒うんうん、うんこ、うんちゃん、ばば〕

うんちくさい《形容詞》 大便の臭いがする様子。嫌な臭いがする様子。「古い・ 宿屋・で・ うんちくさい・ 部屋・に・ 泊まら・され・た。」〔⇒うんこくさい、うんちゃんくさい、ばばくさい〕

うんちゃん《名詞》 運転手。「タクシー・の・ うんちゃん・が・ 良(え)ー・ 人・で・ 丁寧に・ 案内し・てくれ・た。」

うんちゃん《名詞》 大便。「うんちゃん・が・ し・とー・ なっ・たら 早よ・ 言い・なはれ・よ。」「犬・の・ うんちゃん・は・ ちゃんと・ 始末し・なはれ。」◆幼児語。〔⇒うんこ、うんち、ばば〕

うんちゃんくさい《形容詞》 大便の臭いがする様子。嫌な臭いがする様子。「どうけ・に・ はまっ・て・ うんちゃんくそー・ なっ・た。」◆幼児語。〔⇒うんこくさい、うんちくさい、ばばくさい〕

うんちん【運賃】《名詞》 ①乗り物に乗るときの料金。「バス・の・ うんちん・は・ 電車・に・ 比べ・て・ 高い・なー。」②品物を運んでもらうときの料金。「荷物・の・ うんちん」

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2012年8月24日 (金)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1096)

うろちょろ《副詞と、動詞する》 目障りでうるさいぐらいに、落ち着きなくあちらこちらを動き回る様子。「うろちょろせ・んと・ ちょっと・ 落ち着け。」「鼠・が・ うろちょろ・ 出・てき・た。」◆「うろうろ」と「ちょろちょろ」が混合した言葉である。〔⇒うろうろ、ちょろちょろ、ちょこちょこ〕

うろん【饂飩】《名詞》 小麦粉をこねて、薄く延ばして細く切った食べ物。「寒い・さかい・ 熱い・ うろん・が・ 食い・たい。」〔⇒うどん〕

うろんや【饂飩屋】《名詞》 饂飩を食べさせる店。麺類を中心にした食堂。「うろんや・で・ いっぱい・ やり・まほ・か。」〔⇒うどんや〕

うわあん〔うわーん〕《感動詞》 大声をあげて泣く声。「うわーん。お母ちゃん・が・ おら・へん。」

うわがき【上書き】《名詞、動詞する》  ①郵便物などに宛名を書くこと。「封筒・の・ うわがき・を・ する。」②箱などにそのものの名前や説明などを書くこと。「うわがき・に・は・ 良(え)ー・ こと・が・ 書い・てある。」〔⇒おもてがき〕

うわかさ【上嵩】《名詞》 上の方の部分。表面的な部分。上部の層。「ご飯・の・ うわかさ・を・ ちょっと・ 減らし・てくれ・へん・か。」「溝・の・ 水・の・ 濁っ・とら・へん・ うわかさ・を・ 汲む。」

うわぎ【上着】《名詞》 上半身のいちばん外側に着る服。「暑い・さかい・ うわぎ・を・ 脱い・で・ 歩い・た。」

うわごと《名詞》 高い熱が出たときなどに、無意識で口にすることば。「うわごと・を 言い出し・たら・ 危ない。」

うわさ【噂】《名詞、動詞する》 ①辺りに広まっている話。世間で言いふらす話。「あんた・は・ よー・ 儲け・た・らしー・と・ うわさ・に・ なっ・て・ます・で。」②その場にいない人について話すこと。「うわさし・とっ・たら・ その・ 本人・が・ やって来・た。」

うわしき〔うわじき〕【上敷き】《名詞》  畳の汚れや痛みを防ぐために畳の上に敷く、藺草でできた薄い敷物。「子ども・が・ 使う・ 部屋・に・ うわじき・を・ 敷く。」

うわずみ【上澄み】《名詞》 混合物などが底に沈んで、液体の上部にある澄んだ部分。「お粥・の・ うわずみ・を・ 赤ちゃん・に・ 食べ・さし・てみる。」

うわずる【上擦る】《動詞・ラ行五段活用》 ①緊張や興奮が原因で、声の調子がはずれて、高くなる。「あがっ・ても・て・ 声・が・ うわずっ・ても・た。」②行動が落ち着かないで上滑りする。「うわずっ・ても・て・ 歩き方・が・ おかしい・ぞ。」

うわっぱり【上っ張り】《名詞》  衣服が汚れないように、着ているものの上に重ねて着るもの。仕事のための上着。「うわっぱり・を・ 着・て・ 機械・の・ 修繕・を・ する。」

うわて【上手】《形容動詞や・です》 知恵や能力や計略などが他より優れていること。「あいつ・の・ 方・が・ 一枚・ うわてや。」

うわぬり【上塗り】《名詞》  仕上げのために、塗ってある面の上にもう一度塗ること。「壁・の・ うわぬり・を・ する。」

うわのせ【上乗せ】《名詞、動詞する》 既に示されているものの上に、更に追加をすること。「もー・ ちょっと・ うわのせし・てもらわ・なんだら・ 儲け・に・ なり・まへ・ん・がな。」

うわばき【上履き】《名詞》  建物の中で使う履き物。屋外で履くものと区別する履き物。「体育館・で・は・ うわばき・を・ 履い・てください。」■対語=「したばき」

うわぶとん【上蒲団】《名詞》 体の上にかけて寝る蒲団。掛け蒲団。「暑い・さかい・ うわぶとん・を・ けっ飛ばし・て・ 寝・とる。」■対語=「しきぶん」「ひきぶとん」

うわべ《名詞》 ものごとの表面。中身に深く立ち入らないもの。「うわべ・だけ・の・ 話・ せ・んと・ もっと・ 実(み)ー・の・ ある・ こと・を・ 考え・まへ・ん・か。」「うわべ・の・ きれいな・ 箱」

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2012年8月23日 (木)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1095)

うるどし【閏年】《名詞》  1年が366日になる年。「四年・に・ いっぺん・ うるどし・が・ ある。」〔⇒うるうどし〕

うれいき【売れ行き】《名詞》 お金をもらって品物や権利などを渡すものの売れていく様子。「新しー・ 品物・の・ 方・が・ うれいき・が・ 良(え)ー。」

うれしい〔うれしー〕【嬉しい】《形容詞》 ものごとが望ましい方向に展開したり、満足すべき様子になったりして快い。喜ばしい。ありがたい。「明日・は・ 遠足・で・ うれしー・な。」

うれしがり【嬉しがり】《名詞》 ものごとが望ましい方向に展開したり、満足すべき様子になったりしたときに、すぐに手放しで喜ぶ人。調子に乗って物事を何でも喜ぶ人。お調子者。「うれしがり・で・ やかましー・ 人・や。」〔⇒うれしがりや〕

うれしがりや【嬉しがり屋】《名詞》 ものごとが望ましい方向に展開したり、満足すべき様子になったりしたときに、すぐに手放しで喜ぶ人。調子に乗って物事を何でも喜ぶ人。お調子者。「こんな・ もの・を・ あげ・ても・ あの・ 人・は・ うれしがりや・や・さかい・ ごっつい・ 喜ん・でくれる。」〔⇒うれしがり〕

うれしがる【嬉しがる】《動詞・ラ行五段活用》 ものごとが望ましい方向に展開したり、満足すべき様子になったりしたことを快く思う。喜ばしいと感じる。ありがたいと思う。
「うれしがっ・て・ 涙・を・ 流し・てくれ・た。」

うれしなき【嬉し泣き】《名詞、動詞する》 ものごとが望ましい方向に展開したり、満足すべき様子になったりしたことを喜ぶあまりに泣くこと。「試合・に・ 勝っ・て・ うれしなきする。」

うれしなみだ【嬉し涙】《名詞》 ものごとが望ましい方向に展開したり、満足すべき様子になったりした嬉しさのあまりに出る涙。「みんな・ 無事やっ・た・さかい・ 思わず・ うれしなみだ・が・ 出・た。」

うれのこり【売れ残り】《名詞》 お金をもらって渡そうとする品物が、引き取られないこと。また、その品物。「うりのこり・を・ 安く・ 買う。」

うれる【売れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①品物や権利などが買われる。「安い・ 方・が・ よー・ うれる。」②用意してあるもののうち、人気のあるものが少なくなっていく。「パン・より・ 握り飯・の・ 方・が・ うれ・とる。」◆②は、お金のやりとりがない場合の、なくなり方のことである。

うれる【熟れる】《動詞・ラ行下一段活用》 果物などが熟す。実が食べ頃になる。「よー・ うれ・た・ 西瓜」

うろうろ《副詞と、動詞する》 ①どうしたらよいかがわからないまま、無駄に動き回る様子。どうしたらよいか、わからないで困っている様子。ひどく動揺している様子。「うろうろする・より・は・ 試し・に・ やっ・てみたら・ どない・や。」②特別の目的もなくあちらこちらを動き回る様子。同じところを行ったり来たりしている様子。「人・の・ 周り・で・ うろうろせ・んとい・てほしー。」〔⇒うろちょろ、ちょろちょろ、ちょこちょこ〕

うろおぼえ【うろ覚え】《名詞、動詞する》 ぼんやりと覚えていること。はっきりとしない記憶。「うろおぼえ・で・ 自信・が・ ない。」

うろがくる《動詞・カ行変格活用》 うろたえる。どうしてよいかわからず立ち往生する。うろうろして、ぼんやりする。「忙し過ぎ・て・ うろがき・ても・た。」「三宮・の・ 街・へ・ 行っ・たら・ うろがき・て・ 方角・が・ わから・ん・よーに・ なっ・た。」

うろこ【鱗】《名詞》  魚や爬虫類などの体の表面をおおっている硬い小片。「魚・の・ うろこ・を・ おとし・て・ 腑(はらばた)・を・ 出す。」

うろつく《動詞・カ行五段活用》 あちらこちらを動き回る。同じところを行ったり来たりして動き回る。「夜中・に・ うろつい・とっ・たら・ 怪しま・れる・ぞ。」

うろっと《副詞、動詞する》 ①注意力が足りなくて、気を緩めている様子。あまり深く考えずに物事を行う様子。必要なことに気づかないで時間が経過していく様子。「うろっと・ 忘れ・とっ・た。」「うろっとし・て・ 話・を・ 聞ー・とっ・た。」②先程までと違って、記憶力や判断力などが失われる様子。「急に・ うろっと・ なっ・て・ どない・ し・たら・ えー・の・か・ わから・ん・よーに・ なっ・ても・た。」〔⇒ぼやんと、①⇒うかうか、うかっと、うっかり、ぼんやり、ぼやぼや〕

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2012年8月22日 (水)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1094)

うらもん【裏門】《名詞》  裏にある門。「学校・の・ うらもん・は・ 北側・に・ ある。」■対語=「おもてもん」

うらやましい〔うらやましー〕【羨ましい】《形容詞》 人の様子を見て、自分より優れていたり恵まれていたりするように思えて、自分もそうでありたいと思う。「合格し・た・ 人・が・ うらやましー。」

うり【瓜】《名詞》 畑で作る、蔓のある作物。また、その実。「きゅうり」「なしうり」「かもうり」などがある。「うり・の・ 漬け物」

うりあげ【売り上げ】《名詞》 品物を売ったり、サービスをしたりして得るお金。「去年・より・も・ うりあげ・が・ 増え・た。」

うりかい【売り買い】《名詞、動詞する》 お金をもらって品物や権利などを渡したり、お金を払って品物や権利などを受けたりすること。「株・の・ うりかい・を・ する。」

うりきれ【売り切れ】《名詞》 お金をもらって品物や権利などを渡そうとしたものの残りがなくなること。「買い・たい・ パン・が・ うりきれ・に・ なっ・とっ・た。」

うりきれる【売り切れる】《動詞・ラ行下一段活用》 お金をもらって品物や権利などを渡そうとしたものの残りがなくなる。「豆腐・を・ 買い・に・ 行っ・たら・ うりきれ・とっ・た。」

うりだし【売り出し】《名詞》 ①お金をもらって品物や権利などを渡すことを始めること。「明日・の・ 朝・の・ 八時・が・ うりだし・の・ 時間・なん・や・て。」②客を集めるために品物や権利などを安く渡すこと。「うりだし・の・ 時・に・ 買(こ)ー・たら・ 得する。」「商店街・の・ おおうりだし」

うりだす【売り出す】《動詞・サ行五段活用》 お金をもらって品物や権利などを渡すことを始める。「うりだし・たら・ じきに・ 売り切れ・た。」

うりつける【売りつける】《動詞・カ行下一段活用》 無理やりに買わせる。「安物・の・ 時計・を・ うまい・こと・ 騙さ・れ・て・ 高(たこ)ー・に・ うりつけ・られ・てしも・た。」

うりね【売り値】《名詞》 お金をもらって品物や権利などを渡そうとするものの値段。「値切ら・んと・ うりね・の・ まま・で・ 買(こ)ー・た。」

うりば【売り場】《名詞》 お金をもらって品物や権利などを渡そうとする場所。「切符・の・ うりば」「デパート・の・ うりば」

うりもん【売り物】《名詞》 お金をもらって渡そうとする品物。「傷・が・ つい・たら・ うりもん・に・ なら・へん。」

うる【売る】《動詞・ラ行五段活用》 お金をもらって品物や権利などを渡す。「畑・で・ とれ・た・ 野菜・を・ うる。」■対語=「かう」

うるうどし〔うるーどし〕【閏年】《名詞》 1年が366日になる年。「オリンピック・は・ うるーどし・に・ ある・ねん。」〔⇒うるどし〕

うるうる《副詞と、動詞する》 涙ぐんでいる様子。「映画・を・ 見・て・ 目ー・が・ うるうるし・た。」

うるさい《形容詞》 ①騒がしい。やかましい。「宣伝カー・が・ うるさい。」②しつこくて、鬱陶しい。「蚊ー・が・ 飛ん・でき・て・ うるさい。」③口喧しい。「うるさい・ 母親」④扱い方が面倒だ。「うるさい・ やつ・や・さかい・ 相手・に・ なら・んとき。」

うるさがる《動詞・ガ行五段活用》 ①騒がしいと感じる。やかましいと思う。また、そのことに抗議するような気持ちを持つ。「電車・の・ 中・の・ 携帯電話・を・ うるさがる。」②しつこくて、鬱陶しいと感じる。「蠅・が・ 飛ん・でくる・の・を・ うるさがる。」③口喧しいと思う。「うるさがっ・とる・ん・やっ・たら・ 話・を・ し・ても・ 頭・に・ 入ら・へん・やろ。」④扱い方を面倒がる。「うるさがら・んと・ 説明書・を・ ちゃんと・ 読み・なはれ。」

うるし【漆】《名詞》 ①樹皮から液を取って塗料とするが、手で触るとかぶれることがある木。「うるし・に・ 負ける。」②漆の木から取った液を原料とした塗料。「うるし・を・ 塗っ・て・ 仕上げる。」③漆を塗った器や家具など。「うるし・の・ お椀」

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2012年8月21日 (火)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1093)

うらがえす【裏返す】《動詞・サ行五段活用》 もともと表面から見える側を、見えない側にする。両面をひっくり返す。「日ー・に・ 焼け・た・ので・ 畳・の・ 上敷き・を・ うらがえす。」「魚・を・ うらがえし・て・ 焼く。」〔⇒うらがやす〕■対語=「おもてがえす」

うらがやし【裏返し】《名詞》  もともと表面から見える側を、見えない側にすること。両面をひっくり返すこと。「シャツ・を・ うらがやし・に・ 着・とる。」〔⇒うらがえし〕

うらがやす【裏返す】《動詞・サ行五段活用》 もともと表面から見える側を、見えない側にする。両面をひっくり返す。「レコード・を・ うらがやす。」〔⇒うらがえす〕■対語=「おもてがやす」

うらがわ〔うらがー〕【裏側】《名詞》 ①表面から見えない側。「うらがー・の・ 注意書き・を・ 読む。」②家や建物などの後ろ側。「寺・の・ うらがわ・に・ 墓・が・ ある。」〔⇒うらっかわ〕■対語=「おもてがわ」

うらかわまんじゅう〔うらかわまんじゅー〕【裏皮饅頭】《名詞》 表皮をむいた、紅白の饅頭。「うらかわまんじゅー・に・ お祝い・の・ 焼き印・を・ 押す。」

うらぎる【裏切る】《動詞・ラ行五段活用》 味方を騙す。約束に反したことをする。「約束し・とい・て・ うらぎっ・たら・ あか・ん・ぞ。」

うらぐち【裏口】《名詞》 ①家の正面でない出入り口。勝手口。「ごみ・を・ うらぐち・から・ 出す。」②正式でない、陰に回って行う方法。「うらぐち・で・ 合格・は・ でけ・へん。」

うらじ【裏地】《名詞》 衣服の内側につける布地。「背広・の・ うらじ・が・ 擦り切れ・てき・た。」

うらじろ【裏白】《名詞》 正月の飾りに付ける、葉の裏が白い羊歯。「おしめ〔=注連縄〕・に・ うらじろ・を・ つける。」

うらっかわ【裏側】《名詞》 ①表面から見えない側。「紙・の・ うらっかわ・まで・ インキ・が・ にじん・どる。」②家や建物などの後ろ側。「学校・の・ うらっかわ・に・ 川・が・ 流れ・とる。」◆「がわ(側)」を「かわ」と発音する例は多い。「東っかわ」「北っかわ」など。〔⇒うらがわ〕■対語=「おもてっかわ」

うらて【裏手】《名詞》 家や建物などの後ろの方。中心や表通りから離れたところ。「お堂・の・ うらて・は・ じめじめし・とる。」〔⇒おくて〕

うらない【占い】《名詞、動詞する》 人の運命やこれからの出来事などを、手相・人相・名前などから予想すること。「うらない・が・ 好きで・ おみくじ・を・ 引く・の・が・ 好きや。」

うらなう【占う】《動詞・ワア行五段活用》 人の運命やこれからの出来事などを、手相・人相・名前などから予想する。「結婚相手・を・ うらのー・てもらう。」

うらみ【恨み】《名詞》 ①憎いと思う気持ち。「人・に・ うらみ・を・ 持っ・たら・ あか・ん。」②不満足に思う気持ち。残念に思う気持ち。「うらみ・の・ 残ら・ん・よーに・ 頑張っ・たら・ 良(え)ー・ねん。」

うらみごと【恨み言】《名詞》 ①憎いと思う気持ちを表す言葉。恨んで言う言葉。「うらみごと・を・ 言(ゆ)ー・たら・ 逆に・ 恨ま・れる・ぞ。」②不満足に思う気持ちを表す言葉。残念に思う気持ちを表す言葉。「今頃・に・ なっ・て・ うらみごと・ 言(ゆ)ー・ても・ 相手・は・ 去(い)ん・だ・ あと・やないか。」

うらみち【裏道】《名詞》 人があまり利用していない道。人通りの少ない道。「うらみち・ 通っ・て・ 早(はよ)ー・ 行く。」

うらむ【恨む】《動詞・マ行五段活用》 相手を憎いと思う。「お前・が・ 悪い・ん・や・さかい・ わし・を・ うらむ・な・よ。」

うらめしい〔うらめしー〕【恨めしい】《形容詞》  ①憎いと思いたい気持ちである。「うらめしー・ 言ー・て・ 幽霊・が・ 出・てくる・ぞ。」②不満足に思う気持ちである。残念に思う気持ちである。②「後・に・ なっ・て・から・ うらめしー・と・ 思う・な・よ。」

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2012年8月20日 (月)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1092)

うめく【呻く】《動詞・カ行五段活用》 苦しくて唸る。「腹痛(はらいた)・で・ うめー・とっ・た。」

うめたて【埋め立て】《名詞、動詞する》  海や池などに土を入れて陸地にすること。もとは海や池などであったが、土を入れて陸地になったところ。「うめたて・の・ 人工島」「うめたて・に・ 学校・を・ 建てる。」

うめたてる【埋め立てる】《動詞・タ行下一段活用》  海や池などに土を入れて陸地にする。「池・を・ うめたて・て・ 公園・に・ する。」

うめぼし【梅干し】《名詞》 ①梅の実を漬けたもの。「毎朝・ うめぼし・を・ 一個・ 食べる。」②足首の付け根のところにある、高くなっている骨。くるぶし。「うめぼし・を・ 撲っ・て・ 痛い・ねん。」

うめぼしばあさん〔うめぼしばーさん〕【梅干し婆さん】《名詞》 いつも梅干しをかむように口を動かし続けているように見える老女。◆梅干しの皺との連想が働いて、このような比喩になっているのかもしれない。やや悪たれ口になると「うめぼしばばあ〔うめぼしばばー〕」と言う。

うめる【埋める】《動詞・マ行下一段活用》 ①穴を掘って物を入れて、土や砂をかぶせる。「落ち葉・を・ うめ・とい・たら・ 肥料・に・ なる。」②ふさいで平らにする。「へっこん・どる・ ところ・を・ うめる。」③湯に水を注いで、温度を低くする。「熱い・ 風呂・を・ うめる。」

うもない〔うもーない〕【美味ない・上手ない】《形容詞》 ①味が良くない。美味しくない。「明石の魚を食(く)・たら・ よそ・の・ん・は・ うもーない・なー。」「夏・の・ 大根・は・ うもーない・なー。」②味を感じることができない。「歯・が・ 痛(いと)ー・て・ 食う・ もん・が・ うもーない。」③上手でない。手際が悪い。「お前・の・ 運転・は・ うもない・さかい・ わし・が・ 代わっ・たる・わ。」〔⇒うまない。①②⇒あじない。①⇒もみない、みずくさい〕

うやむや《形容動詞や・です》 ①物事の結論・結末などが、はっきりしない様子。「あの・ 話・は・ いつの間に・か・ うやむやに・ なっ・た。」②物事に対する態度・考えなどがあいまいである様子。「うやむやに・ 考え・とっ・たら・ みんな・に・ 笑わ・れる・ぞ。」

うようよ《副詞と》 ①小さな生き物が、いっぱい集まって、それぞれが勝手に動いている様子。また、それを見たり感じたりすることによって、不快感やうるささを感じる様子。「葉ー・の・ 裏・に・ こまい・ 虫・が・ うようよ・ おる。」②同じような人が大勢いる様子。同じようなものがたくさんある様子。「大学・へ・ 行き・たい・と・ 思っ・とる・ 人・は・ うようよ・ おる。」〔⇒うじょうじょ、うじゃうじゃ。①⇒うざうざ〕

うら【裏】《名詞》 ①表面から見えない側。「紙・の・ うら・に・ メモ・を・ する。」②家や建物などの後ろ側。「校舎・の・ うら・に・ ある・ 塵焼き場」

うらうち【裏打ち】《名詞、動詞する》 紙や布の裏に、さらに紙や布を貼って丈夫にすること。「ポスター・の・ 四隅・を・ うらうちし・て・ 押しピン・で・ 貼る。」

うらえき【裏駅】《名詞》 駅の、正面でない方の出入り口。「明石・の・ 城・へ・ 行く・の・は・ うらえき・の・ 方・が・ 便利や。」◆旧・国鉄が地上を走っていた時は、明石駅の北側と南側とは様子がかなり異なっていた。「えき」(正面側)と「うらえき」とは違った雰囲気を持っていた。けれども、線路が高架になった後は、駅の正面側も裏側も一体化されて、便利さに変わりがなくなり、この言葉は聞かれなくなった。「えきうら【駅裏】」という言葉もあったが、「うらえき」が多用されていた。

うらおもて【裏表】《名詞》 ①表面から見える側と見えない側。両側。両面。「紙・の・ うらおもて・に・ いっぱい・ 字ー・を・ 書く。」②表面から見える側と見えない側が逆であること。両面が逆であること。「服・を・ うらおもて・に・ 着る。」

うらがえし【裏返し】《名詞》  もともと表面から見える側を、見えない側にすること。両面をひっくり返すこと。「風・で・ 木ー・の・ 札・が・ うらがえし・に・ なっ・ても・た。」〔⇒うらがやし〕

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2012年8月19日 (日)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1091)

うまない【美味ない・上手ない】《形容詞》 ①味が良くない。美味しくない。「季節はずれ・の・ 西瓜・は・ うまない。」②味を感じることができない。「熱・が・ あっ・て・ 飯・が・ うまない・ねん。」③上手でない。手際が悪い。「あいつ・の・ 書い・た・ 字ー・は・ うまない・な。」〔⇒うもない。①②⇒あじない。①⇒もみない、みずくさい〕

うまのしょうべん〔うまのしょーべん〕【馬の小便】《形容動詞や・です》 時間的に長く続くものを喩えて言う言葉。「話・が・ 長(なご)ー・て・ うまのしょーべんや。」〔⇒うまのしょんべん〕

うまのしょんべん【馬の小便】《形容動詞や・です》 時間的に長く続くものを喩えて言う言葉。「歯医者・は・ うまのしょんべん・みたいに・ 何遍・も・ 何遍・も・ 行か・んならん・ねん。」〔⇒うまのしょうべん〕

うまのほね【馬の骨】《名詞》 素性がわからない人のことをあざけって言う言葉。「どこ・の・ うまのほね・とも・ わから・ん・ 人」

うまのり【馬乗り】《名詞、動詞する》 ①馬に乗ること。「うまのり・が・ 上手な・ 人」②人や物の上にまたがること。「うまのりし・て・ 殴る。」

うまる【埋まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①たくさんの物に覆われて、見えなくなる。窪んだところに詰まる。「土砂崩れ・で・ 家・が・ うまる。」②すき間がなく、いっぱいになる。空いているところが詰まる。「この・ 店・ うまっ・とる・さかい・ 別・の・ 所(とこ)・へ・ 行こ。」③足りないところが補われる。「あと・ 十人・ なんとか・ うまら・んと・ いか・ん・なー。」

うまれ【生まれ】《名詞》 生まれた場所や時や環境。「明石・の・ うまれ」「平成・の・ うまれ」「農家・の・ うまれ」

うまれかわり【生まれ変わり】《名詞》 死んだ者が、もう一度、他の者になって生まれること。「昔・の・ 人・の・ うまれかわり・と・ 思う・ほど・ あの・ 人・は・ 歴史・が・ 好きや・ねん。」

うまれかわる【生まれ変わる】《動詞・ラ行五段活用》 死んだ者が、もう一度、他の者になって生まれる。「この・ 子・は・ お祖父さん・が・ うまれかわっ・た・よーな・ 顔・を・ し・とる・なー。」

うまれつき【生まれつき】《名詞》 生まれたときからそなわっている性質や才能など。「うまれつき・ 音楽・が・ 好きやっ・た。」

うまれる【生まれる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①子が母親の体から出る。誕生する。「三人目・の・ 子ー・が・ うまれ・た。」②卵から子が出る。「雛・が・ うまれ・た。」

うまや【馬屋】《名詞》 馬を飼っておく建物。馬を飼っておく場所。「うまや・を・ 掃除する。」〔⇒うまごや、うまやご〕

うまやご【馬屋ご】《名詞》 馬を飼っておく建物。馬を飼っておく場所。「うまやご・に・ かいば・を・ 持っ・ていく。」〔⇒うまごや、うまや〕

うまんま《名詞》 食べ物。ご飯。うまいもの。「うまんま・を・ 食べ・る・ 前・に・ 手・を・ 洗お・う・ね。」◆幼児語。〔⇒うまうま、まんま〕

うみ【海】《名詞》 地球上の陸地以外の、塩水でおおわれているところ。「うみ・を・ 渡っ・て・ 淡路・へ・ 行く。」

うみ【膿】《名詞》 傷口や腫れ物のところに黴菌がついてできる黄色い液体。「怪我し・た・ とこ・から・ うみ・が・ 出・た。」

うむ【生む】《動詞・マ行五段活用》 ①母親が赤ん坊を体の外に出す。出産する。「子ども・を・ 二人・ うん・だ。」②卵を母体の外に出す。「海亀・が・ 卵・を・ うみ・に・ 来・た。」

うむ【膿む】《動詞・マ行五段活用》 傷口や腫れ物のところに黴菌がついて、黄色い液体を持つ。「傷口・が・ うん・で・ 痛い。」

うむ【熟む】《動詞・マ行五段活用》 果物などが熟して柔らかくなる。「ほっとい・たら・ 柿・が・ だいぶ・ うん・でき・た。」

うめ【梅】《名詞》 春の初めに香りのよい花を咲かせ、その実は梅干しなどに使う木。また、その木にできる実。「天神さん・の・ うめ・の・ 木ー・が・ 咲い・た。」「青い・ うめ・を・ 漬ける。」

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2012年8月18日 (土)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1090)

うひひ《感動詞》 ①うまくいったと、ほくそ笑んだときに出る言葉。「うひひ・ 宝くじ・が・ 当たっ・た。」②何かのたくらみを持って、下卑た感じで笑う声。「うひひ・ あいつ・を・ 騙し・たろ・と・ 思(おも)・とる・ねん。」

うふっ《感動詞》 小声で短く笑う声。笑いをこらえながらも、ふともらしてしまう声。「うふっ・ よー・ そんな・ あほな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・ん・や・なー。」

うふふ《感動詞》 戸惑ったり、嬉しく感じたりして、押さえた感じで笑うときの声。「うふふ・ 承知し・てくれ・て・ 嬉しー・わぁ。」

うま【馬】《名詞》 家畜として飼われ農耕・運搬・乗馬などに活用される、たてがみがあって首の長い動物。「昔・は・ うま・が・ 車・の・ 代わり・やっ・た。」〔⇒んま〕

うま【午】《名詞》 十二支の七番目。「昭和十七年・の・ うま年・の・ 生まれ」〔⇒んま〕

うま《名詞》 相性。気心。気性。「あの・ 二人・は・ うま・が・ あわ・へん・みたい・や。」〔⇒んま〕

うまあい《名詞、形容動詞や・です》 気が合う間柄。相性が良い間柄。「うまあい・の・ 友だち」

うまい【美味い・上手い】《形容詞》 ①味が良い。「あー・ うまかっ・た。うし・ まけ・た。」〔=美味しかったの意。馬、勝った、牛、負けた、という洒落〕②上手だ。手際がよい。「車・の・ 運転・が・ うまい。」③都合がよい。「うまい・ 具合・に・ 仕事・が・ 見つかっ・た。」〔①⇒おいしい〕■対語=「まずい」「もみない」「あじない」「うまない」

うまいこと《副詞》 上手に。うまく。すっかり。「うまいこと・ 言(ゆ)ー・て・ ごまかす・ つもり・や・な。」「うまいこと・ 騙さ・れ・た。」

うまいもんや【旨い物屋】《名詞》 うまいものを食べさせる店。食堂。「駅前・に・ 一軒・ぐらい・ うまいもんや・が・ ある・やろ。」

うまうま《名詞》 食べ物。ご飯。うまいもの。「うまうま・が・ 欲しー・の・か。」◆幼児語。〔⇒うまんま、まんま〕

うまうま《副詞と》 巧みに事をし遂げる様子。うまく。手際よく。都合よく。「うまうま・ 逃げ・てしまい・よっ・た。」

うまうまする〔うまんまする〕《動詞・サ行変格活用》 食べ物を食べる。食事をする。うまいものを食べる。「うまうまし・た・(と・) 思(おも)・たら・ じっきに・ うんこ・を・ し・た・な。」◆幼児語。〔⇒まんまする〕

うまがあう《動詞・ワア行五段活用》 気が合う。相性が良い。意気投合する。「うまがあう・ 人・と・ 旅行し・たら・ 楽しー。」〔⇒んまがあう〕

うまがる【美味がる】《動詞・ラ行五段活用》 味が良いと感じる。味が良いということを言動などで示す。「この・ ラーメン・は・ みんな・が・ うまがっ・て・ 評判・が・ 良(え)ー・ん・や。」◆「おいしがる」よりもぞんざいな言い方であるという印象がある。〔⇒おいしがる〕■対語=「みずくさがる」

うまごや【馬小屋】《名詞》 馬を飼っておく建物。馬を飼っておく場所。「納屋・を・ うまごや・に・ し・とる。」〔⇒うまや、うまやご〕

うます【生ます】《動詞・サ行五段活用》 子どもを生むようにさせる。「家内・に・は・ 今度・は・ 男・の・ 子・を・ うまし・たい・なー。」「牛・に・ 子・を・ うます。」◆動詞「うむ【生む】」に助動詞(使役の意味)「す」が続いたものであるが、「うまれる」と同様に、一語に熟しているという意識がある。

うます【膿ます】《動詞・サ行五段活用》 膿みを持つようにさせてしまう。化膿させてしまう。「怪我し・て・ ほっとい・て・ 脛・を・ うまし・ても・た。」◆動詞「うむ【膿む】」に助動詞(使役の意味)「す」が続いたものであるが、一語に熟しているという意識がある。

うます【熟ます】《動詞・サ行五段活用》 ①果物などをおいておいて、熟して柔らかくさせる。「堅い・ 柿・や・さかい・ ほっとい・て・ うまし・て・から・ 食べ・ろ・か。」②炊きあがった飯を、火を止めて、熟成させる。「もー・ 五分・ほど・ うまし・て・から・ 食べ・よー・か。」◆動詞「うむ【熟む】」に助動詞(使役の意味)「す」が続いたものであるが、一語に熟しているという意識がある。〔②⇒むらす〕

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2012年8月17日 (金)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1089)

うで【腕】《名詞》 ①肩と手首の間。「うで・を・ 振り回す。」②ものごとを上手にする力。「うで・の・ 良(え)ー・ 左官(しゃかん)さん」〔②⇒うでまえ、ちから〕

うでがあがる【腕が上がる】《動詞・ラ行五段活用》 ものごとを行う力が上達する。力量がよくなる。「車・の・ 運転・の・ うでがあがる。」■他動詞は「うで(を)あげる」
うでぐみ【腕組み】《名詞、動詞する》 両方の腕を、胸の辺りで交差して組み合わせること。「うでぐみし・て・ 思案する。」

うでずもう〔うでずもー〕【腕相撲】《名詞、動詞する》 肘を下につけて、互いの手のひらを握り合って、相手の腕を倒し合う遊び。「うでずもーし・たら・ 誰・に・も・ 負け・へん・ぞ。」

うでぬき【腕貫】《名詞》 作業などをするときに、着物の袖口が汚れるのを防ぐために、腕につける布製のカバー。「うでぬき・を・ つけ・て・ 仕分け・の・ 作業・を・ する。」

うでまえ【腕前】《名詞》 ものごとを上手にする力。「料理・の・ うでまえ・は・ 一流や。」〔⇒うで、ちから〕

うで(を)あげる〔うで(お)あげる〕【腕を上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ものごとを行う力を上達させる。力量をよくする。「魚釣り・の・ うでをあげ・た。」■自動詞は「うでがあがる」

うでまえ【腕前】《名詞》 物事をうまくやり遂げる力。「なかなか・の・ 将棋・の・ うでまえ」

うとうと《副詞と、動詞する》 浅く眠っている様子。半ば眠り半ば覚めているような様子。「本・を・ 読み・ながら・ うとうとし・てしまっ・た。」〔⇒うつらうつら、とろとろ〕

うどん【饂飩】《名詞》 小麦粉をこねて、薄く延ばして細く切った食べ物。「うどん・を・ ゆでる。」「天麩羅うどん」「素(す)うどん」〔⇒うろん〕

うどんや【饂飩屋】《名詞》 饂飩を食べさせる店。麺類を中心にした食堂。「駅前・の・ うどんや・で・ 昼飯・に・ しょ・ー。」「うどんや・や・けど・ 蕎麦・も・ ある・やろ。」〔⇒うろんや〕

うなぎ【鰻】《名詞》 蒲焼きなどにして食べる、ぬるぬるして細長く海や川にすむ魚。「土用・の・ 丑・の・ 日ー・の・ うなぎ」〔⇒おなぎ〕

うなずく【頷く】《動詞・カ行五段活用》 肯定・承諾などの気持ちを表すために、頭を軽く前に振る。「うなずき・ながら・ 話・を・ 聞い・てくれ・た。」

うなる【唸る】《動詞・ラ行五段活用》 ①苦しそうに声を出す。苦しそうな様子を見せる。「昨日・は・ 腰・が・ 痛(いと)ー・て・ 一日中・ うなっ・とっ・た。」②動物が低く声を出す。「犬・が・ 怒っ・て・ うなっ・た。」③鈍い音を出して長く鳴り響く。「エンジン・が・ うなる。」
うに【雲丹】《名詞》 岩の多い海底にすみ、体に棘がはえている動物。「うに・の・ 握り寿司」

うね【畝】《名詞》 畑で、作物を植えるために、土を細長く盛り上げたもの。「うね・の・ 間・を・ 歩く。」

うねうね《副詞と、動詞する》 ①高くなったり低くなったりしながら、長く続いている様子。「山・の・ 上・まで・ 細い・ 道・が・ うねうねと・ 続い・とる。」②右に曲がったり左に曲がったりしながら、長く続いている様子。「田舎・の・ うねうねし・た・ 道」〔②⇒くねくね〕

うねり《名詞》 波の大きな上下の揺れ。「台風・が・ 近づい・て・ うねり・が・ 大きく・ なっ・てき・た。」

うねる《動詞・ラ行五段活用》 ①波が大きく上下に揺れる。「台風・で・ 海・が・ うねっ・とる。」②曲がりくねる。「あんた・の・ 引い・た・ 線・は・ 真っ直ぐで・ のー・て・ うねっ・とる。」

うはは《感動詞》 大きく口を開けて笑う声。「うはは・ そんな・ あほな・ 話・は・ あら・へん・やろ。」

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2012年8月16日 (木)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1088)

うつぶけ【俯け】《名詞》 顔や物を下を向けること。「お茶碗・を・ うつぶけ・に・ 置い・た。」〔⇒うつぶき、うつむき、うつむけ、うつぶせ〕■対語=「あおぬき」「あおぬけ」「あおのけ」「あおむけ」

うつぶける【俯ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①顔や物を下に向ける。「お茶碗・を・ うつぶける。」②裏返す。「うつぶけ・た・ 紙・を・ ひっくり返し・て・ 見る。」〔⇒うつむける。①⇒うつぶせる、うつむせる。②⇒うらむける〕■対義語=「あおむける」「あおぬける」「あおのける」

うつぶせ【俯せ】《名詞》 ①顔や物を下を向けること。「紙・を・ うつぶせ・で・ 配る。」②体の胸・腹のある方を下に向けること。下向きになって寝転ぶこと。「うつぶせ・に・ なっ・て・ 本・を・ 読む。」〔①⇒うつぶき、うつむき、うつぶけ、うつむけ、うつぶせ〕■対語=①「あおぬき」「あおぬけ」「あおのけ」「あおむけ」

うつぶせる【俯伏せる】《動詞・サ行下一段活用》 ①下へ向ける。「顔・を・ うつぶせ・て・ 隠れる。」②体の胸・腹のある方を下に向ける。下向きになって寝転ぶ。「うつぶせ・て・ 眠る。」〔⇒うつむける、うつぶける、うつむせる〕

うつむき【俯き】《名詞》 顔を下を向けること。「うつむき・が・ 過ぎ・とる・さかい・ ちょっと・ 上・の・ 方・を・ 見・てください。」〔⇒うつぶき、うつぶけ、うつむけ、うつぶせ〕■対語=「あおぬき」「あおぬけ」「あおのけ」「あおむけ」

うつむく【俯く】《動詞・カ行五段活用》 頭を前へ垂れる。下を向く。顔を伏せる。「泣き・そーに・ なっ・て・ うつむい・とる。」「うつむい・て・ 泣く。」〔⇒うつぶく〕■対義語=「あおむく」「あおぬく」「あおのく」

うつむけ【俯け】《名詞》 顔や物を下を向けること。「うつむけ・の・ まま・で・ くじ・を・ 引く。」〔⇒うつぶき、うつむき、うつぶけ、うつぶせ〕■対語=「あおぬき」「あおぬけ」「あおのけ」「あおむけ」

うつむける【俯ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①顔や物を下に向ける。「恥ずかしい・さかい・ 顔・を・ うつむけ・とっ・てん。」②裏返す。「紙・を・ うつむけ・て・ 配る。」〔⇒うつぶける。①⇒うつぶせる、うつむせる。②⇒うらむける〕■対義語=「あおむける」「あおぬける」「あおのける」

うつむせる【俯むせる】《動詞・サ行下一段活用》 ①下へ向ける。「顔・を・ うつむせ・て・ 泣い・とる。」②体の胸・腹のある方を下に向ける。下向きになって寝転ぶ。「うつむせ・て・ 担架・に・ 乗せる。」〔⇒うつむける、うつぶける、うつぶせる〕

うつらうつら《副詞と、動詞する》 ①眠気や病気などのせいで、意識が薄れたり戻ったりしている様子。「歳・を・ 取っ・て・ うつらうつらする・ 時間・が・ 増え・た。」
②浅く眠っている様子。半ば眠り半ば覚めているような様子。「電車・の・ 中・で・ うつらうつらする・の・は・ 気持ち・が・ 良(え)ー。」◆「うつらうつら」は、「うとうと」よりも眠りの度合いは浅い感じがする。〔②⇒うとうと、とろとろ〕

うつり【映り】《名詞》 ものの形などが映ること。「テレビ・の・ うつり・が・ 悪い。」「あんた・は・ 写真・の・ うつり・が・ 良(え)ー・なー。」

うつりかわり【移り変わり】《名詞》 物事がだんだんと変わっていくこと。「明石・の・ 町・の・ うつりかわり・を・ 調べる。」

うつりかわる【移り変わる】《動詞・ラ行五段活用》 物事がだんだんと変わっていく。「駅前・も・ 十年・で・ だいぶ・ うつりかわっ・た。」

うつる【写る】《動詞》 ①透けて見える。「裏・の・ 字ー・が・ うつっ・とる。」②別のものに付く。「インク・の・ 字ー・が・ 上・の・ 紙・に・ うつっ・た。」③写真に撮られる。「みんな・ 澄まし・て・ うつっ・とる。」

うつる【映る】《動詞》 ①ものの姿が他のものの表面に現れる。「池・に・ 山・の・ 姿・が・ うつっ・とる。」②スクリーンなどの上に映像を表す。「テレビ・が・うつる。」③色・形などの取り合わせが良い。色・形などの釣り合いがとれる。目立ってよく見える。「その・ 服・は・ あんた・に・ よー・ うつる。」■他動詞は「うつす」

うつる【移る】《動詞》 ①場所が変わる。「別・の・ 店・へ・ うつっ・て・ 飲み直す。」②病気などが感染する。「風邪・が・ うつる。」■他動詞は「うつす」

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2012年8月15日 (水)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1087)

うっすら《副詞と》 物事の度合いがかすかである様子。薄くほのかである様子。ほんの少しである様子。「屋根・の・ 上・に・ うっすら・ 雪・が・ 積もっ・た。」「その・ 話・やっ・たら・ うっすら・ 知っ・とる・ねん。」「うっすらと・ 汗・を・ かい・た。」〔⇒うっすり〕

うっすり《副詞と》 物事の度合いがかすかである様子。薄くほのかである様子。ほんの少しである様子。「消しゴム・で・ 消し・た・ん・や・けど・ まだ・ うっすり・ 字ー・が・ 見える。」〔⇒うっすら〕

うっちゃがる【打っちゃがる】《動詞・ラ行五段活用》 ①波によって物が海岸に運び上げられる。「台風・の・ 後・に・は・ ごみ・が・ いっぱい・ うっちゃがっ・とる。」「貝殻・が・ うちゃがる。」②打たれて高く飛ぶ。「ロケット・が・ うっちゃがっ・た。」〔⇒うちあがる、うちゃがる〕■他動詞は「うっちゃげる」。

うっちゃげ【打っちゃげ】《名詞》 ①ものを空中に上げること。「人工衛星・の・ うっちゃげ・は・ 明日・や。」②ものごとを終わること。「今日・は・ このへん・で・ うっちゃげ・に・ しよ・ー。」〔⇒うちあげ〕

うっちゃげる【打っちゃげる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①波が物を海岸に運び上げる。「海藻・を・ いっぱい・ うっちゃげ・とる。」②高く飛ばす。「人工衛星・を・ うっちゃげる。」〔⇒うちあげる、うちゃげる〕■自動詞は「うっちゃがる」。

うっつい《形容詞》 姿形や色や音などが綺麗で、感じがいい。「うっつい・ おべべ・を・ 着・とる・なー。」「顔・ 拭い・た・から・ うっつー・ なっ・た・ね。」◆幼児語。

うっつん《形容動詞や・です》 姿形などが綺麗で、感じがいい様子。「顔・を・ 拭い・て・ うっつんに・ する。」◆幼児語。

うっとうしい〔うっとーしー、うっとしー〕【鬱陶しい】《形容詞》 ①陰気で重苦しい。「梅雨・で・ うっとしー・ 天気・が・ 続い・とる。」②邪魔でうるさい。汚らしい。「前・の・ 髪・が・ うっとしー・さかい・ 切っ・た。」③気になって仕方がない。気持ちが乱れる。「あいつら・が・ おっ・たら・ うっとしー・ねん。」④はっきりしない。決着がつかない。面倒である。「あの・ 話・は・ うっとしー・まま・で・ こじれ・てます・ねん。」

うっとぐらい【鬱陶暗い】《形容詞》 ①陰気で重苦しく暗い。「山・の・ 中・の・ うっとぐらい・ 道・を・ 歩い・た。」②薄暗い。「雨・が・ 降っ・て・ うっとぐらい。」◆「うっとうしい」と「くらい」が合わさったことば。

うっとこ《名詞》 ①自分の家。我が家。「うっとこ・は・ 海・の・ はた〔=傍〕・や・ねん。」②自分の家族。自分の家庭。「うっとこ・は・ みんな・ 早起き・や・ねん。」③自分の夫。「うっとこ・は・ 酒・が・ 好き・や。」〔⇒うちとこ、うちね、うちとことこ、うっとことこ〕

うっとことこ《名詞》 ①自分の家。我が家。「うっとことこ・は・ 二階建て・や。」②自分の家族。自分の家庭。「うっとことこ・は・ 朝・は・ パン・に・ し・とる。」③自分の夫。「うっとことこ・は・ 休み・に・ なっ・たら・ 釣り・に・ 行っ・とる。」◆「とこ」を重ねて言うが、「うっとこ」と意味は同じである。〔⇒うちとこ、うっとこ、うちね、うちとことこ〕

うっとり《副詞と、動詞する》 美しいもの、好ましいものなどに心が引きつけられて、我を忘れている様子。快感に身をゆだねている様子。「映画俳優・に・ うっとりと・ 見とれる。」

うつぶき【俯き】《名詞》 顔を下を向けること。「うつぶき・の・ 姿勢・の・ まま・で・ 歩く。」「うつぶき・加減」〔⇒うつむき、うつぶけ、うつむけ、うつぶせ〕■対語=「あおぬき」「あおぬけ」「あおのけ」「あおむけ」

うつぶく【俯く】《動詞・カ行五段活用》 頭を前へ垂れる。下を向く。顔を伏せる。「わから・へん・さかい・ じっと・ うつぶい・とっ・てん。」〔⇒うつむく〕■対義語=「あおむく」「あおぬく」「あおのく」

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2012年8月14日 (火)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1086)

うちらがわ〔うちらがー〕【内ら側】《名詞》 ものの中の側。内部。「コート・の・ 線・の・ うちらがわ・に・ ボール・が・ 落ち・た。」「ズボン・の・ 裾・を・ うちらがー・に・ 折り込む。」〔⇒うちら、うちがわ、うちっかわ〕

うちわ【団扇】《名詞》 細い骨に紙を張って作り、あおいで風を起こす用具。「うちわ・で・ かんてき・を・ あおぐ。」

うちわ【内輪】《名詞》 ①家族や仲間同士の範囲の中。「うちわ・で・ 祝賀会・を・ する。」②他の人に知らせないこと。「うちわ・で・ 相談し・て・から・ みんな・の・ 前・に・ 出す。」③ある数量よりも少ない数量。少なく見積もること。出過ぎないこと。「もー・ ちょっと・ 予算・を・ うちわ・に・ し・たい。」〔①②⇒うちうち、ないない〕

うちわけ【内訳】《名詞》 費用・品物などの総量を、種類や項目ごとに分けたもの。「修理代・の・ うちわけ」

うつ【打つ】《動詞・タ行五段活用》 ①ものに強く当てる。たたく。「力いっぱい・ 太鼓・を・ うつ。」②体をぶつける。「ひっくり返っ・て・ 脛(すね)ぼん・を・ うっ・た。」③叩いて入れ込む。「板・に・ 釘・を・ うつ。」④射して入れる。「注射・を・ うつ。」⑤印す。記入する。「木ー・の・ 札・に・ 番号・を・ うつ。」⑥体を強く動かす。「寝返り・を・ うつ。」⑦送るようにする。「電報・を・ うつ。」⑧石などを置く。「碁・を・ うつ。」

うつ【討つ】《動詞・タ行五段活用》 攻めて滅ぼす。「仇・を・ うつ。」「吉良上野介・を・ うつ。」

うつ【撃つ】《動詞・タ行五段活用》 鉄砲などを発射する。「鉄砲・を・ うつ。」「雀・を うつ。」

うっかり《副詞と、動詞する》 注意力が足りなくて、気を緩めている様子。あまり深く考えずに物事を行う様子。必要なことに気づかないで時間が経過していく様子。「うっかりし・とっ・て・ 電車・を・ 降りる・の・を・ 忘れ・た。」「うっかり・ 手・を・ 挙げ・たら・ 当て・られ・た。」〔⇒うかうか、うかっと、うろっと、ぼんやり、ぼやんと、ぼやぼや〕

うっかりもん【うっかり者】《名詞》 注意力が足りなくて、気を緩めている人。あまり深く考えずに物事を行う人。「うっかりもん・が・ また・ 忘れ物・を・ し・た。」

うつくしい〔うつくしー〕【美しい】《形容詞》 姿形や色や音などが綺麗で、感じがいい。「うつくしー・ 絵」「うつくしー・ 花」「うつくしー・に・ 掃除する。」◆日常的には、「うつくしい《形容詞》」よりも「きれい《形容動詞や・です》」を多く使う。

うつし【写し】《名詞》 ①書類などをそのまま写したもの。コピー。「領収書・の・ うつし・を・ 残し・とく。」②本物に似せて作ったもの。模写。「博物館・に・ うつし・が・ 置い・てあっ・た。」

うつしえ【写し絵】《名詞》 子どもの玩具で、台紙に水に溶けやすい糊を塗って、その上に絵や模様などを印刷したもの。水に濡らして何かに貼って、はがすと印刷した部分が残るもの。「うつしえ・を・ 窓ガラス・に・ 貼っ・て・ 怒ら・れ・た。」

うっしっし《感動詞》 うまくいった、ざまみろ、などという気持ちを表す言葉。「うっしっし。わし・の・ 勝ち・や。」

うつす【写す】《動詞・サ行五段活用》 ①字や絵や図などを、そのままなぞって書く。「上・に・ 薄い・ 紙・を・ 置い・て・ うつす。」②字や絵や図などを、同じように別に書き取る。「お経・を・ 手本・の・ とーり・に・ うつす。」③同じ内容になるように書く。「ノート・を・ うつす。」④写真に撮る。「子ども・の・ 運動会・を・ うつす。」

うつす【映す】《動詞・サ行五段活用》 ①ものの姿を他のものの表面に現す。「水・に・ 顔・を・ うつす。」②スクリーンなどの上に映像を表す。「小さい・ 頃・は・ 幻灯・を・ うつし・て・ 楽しん・だ・もんや。」■自動詞は「うつる」

うつす【移す】《動詞・サ行五段活用》 ①場所を変える。「店・を・ 駅前・に・ うつす。」②病気などを感染させる。「風邪・を・ うつさ・れ・た。」■自動詞は「うつる」

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2012年8月13日 (月)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1085)

うちうち【内々】《名詞》 ①家族や仲間同士の範囲の中。「わし・の・ 葬式・は・ うちうち・で・ やっ・てくれ・へん・か。」②他の人に知らせないこと。「この・ 話・は・ うちうち・に・ し・とい・ておくれ。」〔⇒うちわ、ないない〕

うちおとす【撃ち落とす】《動詞・サ行五段活用》 ①たたき落とす。「うるさい・ 蠅(はい)・を・ うちおとす。」②鉄砲などで撃って落とす。「空気銃・で・ 雀・を・ うちおとす。」

うちかけ【打ち掛け】《名詞》 上着の上にかけて着る小袖。

うちがわ〔うちがー、うちかわ、うちかー〕【内側】《名詞》 ものの中の側。内部。「背広・の・  うちかわ・の・ ポケット・に・ 入れる。」〔⇒うちら、うちっかわ、うちらがわ〕

うちこむ【打ち込む】《動詞・マ行五段活用》 たたいて中に入れる。「板・に・ 釘・を うちこむ。」

うちっかわ〔うちっかー〕【内側】《名詞》 ものの中の側。内部。「塀・の・ うちっかわ・に・ つっぱり・を・ 作る。」〔⇒うちら、うちがわ、うちらがわ〕

うちとこ《名詞》 ①自分の家。我が家。「うちとこ・は・ 駅・から・ 歩い・て・ 十分・や。」②自分の家族。自分の家庭。「うちとこ・は・ 子ども・が・ 二人・や。」
③自分の夫。「うちとこ・は・ 会社・に・ 勤め・とる。」〔⇒うっとこ、うちね、うちとことこ、うっとことこ〕

うちとことこ《名詞》 ①自分の家。我が家。「うちとことこは・ 建て・て・から・ もー・ 二十年・に・ なる。」②自分の家族。自分の家庭。「うちとことこ・は・ 子ども・が・ 出・ていっ・て・ 今・は・ 二人・だけ・や。」③自分の夫。「うちとことこ・に・ そない・ 言(ゆ)ー・とき・ます。」◆「とこ」を重ねて言うが、「うちとこ」と意味は同じである。〔⇒うちとこ、うっとこ、うちね、うっとことこ〕

うちね〔うちねー〕《名詞》 ①自分の家。我が家。「いっぺん・ うちねー・に・も・ 寄っ・てください。」②自分の家族。自分の家庭。「うちねー・は・ みんな・ 眼鏡・を・ かけ・とる。」③自分の夫。「うちねー・は・ 来年・ 退職・や・ねん。」〔⇒うちとこ、うっとこ、うちとことこ、うっとことこ〕

うちの《連体詞》 自分の。「うちの・ 向かい・の・ 家」「うちの・ 嫁はん」「うちの・ 子ー」

うちのひと【うちの人】《名詞》 自分の夫。「うちのひと・は・ 煙草・が・ 嫌いや・ねん。」〔⇒うちとこ、うっとこ、うちね、うちとことこ、うっとことこ〕

うちはらい《名詞》 部屋や器物の塵をはらうための、棒の先に細い布などをつけた道具。「障子・を・ うちはらい・で・ はたく。」〔⇒はたき〕

うちべんけい〔うちべんけー〕【内弁慶】《名詞、形容動詞や・です》 家の中では威張っているが、外に出ると意気地がないこと。また、そのような人。「孫・は・ うちべんけーで・ 情けない・ やつ・や。」

うちまた【内股】《名詞》 足先を内側に向けた歩き方。足先が内側に向いた体型。「うちまた・で・ 歩く。」■対語=「そとまた」

うちゃがる【打ちゃがる】《動詞・ラ行五段活用》 ①波によって物が海岸に運び上げられる。「貝殻・が・ 浜・に・ うちゃがっ・とる。」②打たれて高く飛ぶ。「ボール・が・ 高(たこ)ー・ うちゃがっ・た。」〔⇒うちあがる、うっちゃがる〕■他動詞は「うちゃげる」。

うちゃげる【打ちゃげる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①波が物を海岸に運び上げる。「強い・ 風・で・ 伝馬・が・ うちゃげ・られ・とる。」②高く飛ばす。「フライ・の・ ボール・を・ うちゃげる。」〔⇒うちあげる、うっちゃげる〕■自動詞は「うちゃがる」。

うちら【内ら】《名詞》 ものの中の側。内部。「色紙・を うちら・に・ 折り曲げる。」「線・の・ うちら・から・ 出・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒うちがわ、うちっかわ、うちらがわ〕

うちら〔うちらー〕《名詞》 ①私。「うちら・ そんな・ こと・は・ 知ら・ん。」②私たち。「うちらー・は・ 中学校・の・ 同級生・や。」◆主として女性の使う一人称であるが、単数でも複数でも使う。①は、私ごとき者というような、やや身を引いたような姿勢で使うことがある。■類語=「わいら」(主として男性の使う一人称)

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2012年8月12日 (日)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1084)

うた【歌】《名詞》 節や拍子をつけて言葉に出すもの。「学芸会・は・ 劇・の・ 人・
と・ うた・の・ 人・に・ 分かれ・て・ 出る。」

うたい【謡い】《名詞》 能楽の言葉に節を付けてうたうこと。「うたい・を・ 習う。」〔⇒ようきょく〕

うたいて【歌い手】《名詞》 歌を歌う人。歌手。「美空ひばり・みたいな・ うたいて・は・ もー・ 二度と・ 出・てこ・ん。」〔⇒うたうたい〕

うたう【歌う】《動詞・ワア行五段活用》  節や拍子をつけて言葉に出す。「同窓会・で・ 校歌・を・ うたう。」「流行歌・を・ うたう。」

うたう《動詞・ワア行五段活用》 挫折する。悲鳴を上げる。投げ出す。疲れてしまう。「高い・ 山・に・ 登っ・て・ うと・ても・た。」

うだうだ《副詞と》 ①みんなであれこれ言い合うこと。とやかく言う。「うだうだ・ 言(ゆ)ー・とる・うち・に・ 結論・が・ 出・てくる・やろ。」②どうでもよいようなことを、くどくど言う様子。周りの者の気持ちなどを考えずに、際限なく言い続ける様子。「うだうだ・ 文句・ 言わ・んとい・て。」「酒・ 飲ん・で・ うだうだ・ 言(ゆ)ー・ やつ・は・ 困っ・た・もんや。」

うたうたい【歌歌い】《名詞》 歌を歌う人。歌手。「手品師・が・ すん・だら・ 次・は・ うたうたい・が・ 出る。」〔⇒うたいて〕

うたがいぶかい【疑い深い】《形容詞》 ものごとを素直に受け取らないで、なかなか信じようとしない。「うたがいぶかい・ 人・や・さかい・ なかなか・ 信用し・てくれ・へん。」〔⇒うたぐりぶかい〕

うたがう【疑う】《動詞・ワア行五段活用》 本当にそうだろうかと思う。あやしいと思う。「犯人・に・ うたがわ・れる。」〔⇒うたぐる〕

うたぐりぶかい【疑り深い】《形容詞》 ものごとを素直に受け取らないで、なかなか信じようとしない。「こんな・ 世の中・や・さかい・ なん・でも・ かん・でも・ うたぐりぶこー・ 考え・てしまう。」〔⇒うたがいぶかい〕

うたぐる【疑ぐる】《動詞・ラ行五段活用》 本当にそうだろうかと思う。あやしいと思う。「人・を・ うたぐっ・たら・ きり・が・ ない。」〔⇒うたがう〕

うち【内】《名詞》 ①ある範囲や区画の中。「福・は・ うち」②自分の側のもの。自分の属するところ。「うち・の・ 会社」③一定の時間の間。「朝・の・ うち・に・ 勉強し・とき・なさい・よ。」「その・ うち・に・ 気・が・ つく・やろ。」■対語=①「そと」、②「よそ」

うち【家】《名詞》 ①人の住む建物。「大けな・ うち・に・ 住ん・どる。」②自分の家庭。「うち・は・ 四人家族・や。」〔⇒いえ〕

うち《名詞》 私。「うち・が・ 代わり・に・ 行っ・たげ・まほ・か。」◆主として女性の使う一人称の言葉である。〔⇒わたし、わたい、わて〕

うちあがる【打ち上がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①波によって物が海岸に運び上げられる。「若布・が・ 浜・に・ うちあがる。」②打たれて高く飛ぶ。「花火・が・ うちあがっ・た。」〔⇒うっちゃがる、うちゃがる〕■他動詞は「うちあげる」。

うちあげ【打ち上げ】《名詞》 ①ものを空中に上げること。「花火・の・ うちあげ」②ものごとを終わること。「工事・は・ 明日・で・ うちあげ・や。」〔⇒うっちゃげ〕

うちあげる【打ち上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①波が物を海岸に運び上げる。「波・が・ 木ー・を・ うちあげ・とる。」②高く飛ばす。「花火・を・ うちあげる。」〔⇒うっちゃげる、うちゃげる〕■自動詞は「うちあがる」。

うちあわす【打ち合わす】《動詞・サ行五段活用》 前もって相談する。「どこ・に・ 集まる・か・を・ うちあわす。」〔⇒うちあわせる〕

うちあわせ【打ち合わせ】《名詞、動詞する》 前もって相談すること。「村・の・ 行事・の・ うちあわせ・を・ する。」

うちあわせる【打ち合わせる】《動詞・サ行下一段活用》 前もって相談する。「明日・の・ 仕事・を・ うちあわせる。」〔⇒うちあわす〕

うちいわい【内祝い】《名詞、動詞する》 親しい者だけで祝うこと。また、その時に配る贈り物。「子ども・が・ 生まれ・た・ うちいわい・を・ する。」

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2012年8月11日 (土)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1083)

うずら【鶉】《名詞》 卵も肉も食用とする、尾が短く丸みを帯びた体の20センチほどの鳥。「ざるそば・に・ うずら・の・ 卵・が・ つい・とる。」

うせる【失せる】《動詞・サ行下一段活用》 ①ものがなくなる。ものが見あたらなくなる。紛失する。「爪切り・が・ うせ・て・ あら・へん。」②人や動物が行ってしまう。人や動物の姿が見えなくなる。いなくなる。「どこ・へ・なと・ うせ・やがれ。」

うそ【嘘】《名詞》 本当でないこと。相手が本当であると信じるように伝える言葉。「うそ・ つい・たら・ あか・ん・よ。」◆小学生の頃、疑わしいと感じたときには、「その・ うそ・ ほんま・か。」などと言って、相手を茶化すようなことをしていた経験がある。

うそけ【嘘け】《名詞》 勝負事を、本気でなかったことにすること。賭け事にしないでゲームをすること。無かったことにすること。「さっき・の・ 勝負・は・ うそけ・に・ しょ・ー。」■対語=「ほんき」「ほんけ」

うそこき【嘘こき】《名詞》  ①本当でないことをしばしば言う人。「あの・ うそこき・が・ また・ そんな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・た・ん・かいな。」②相手が本当であると信じるようなことを言うこと。「うそこき・は・ やめ・とい・てんか。」〔⇒うそたれ、うそつき、うそだまし〕

うそだまし【嘘騙し】《名詞》 ①本当でないことをしばしば言う人。「うそだまし・の・ 言(ゆ)ー・ こと・を・ 本気に・ し・なはる・な。」②相手が本当であると信じるようなことを言うこと。「その・ 話・は・ うそだまし・かも・ しれ・へんめなあ。」
〔⇒うそこき、うそたれ、うそつき〕

うそだます【嘘騙す】《動詞・サ行五段活用》 本当でないことを言う。相手が本当であると信じるようなことを言う。「うそだまし・たら・ みんな・が・ 信用し・てくれ・へん・で。」◆「うそ(を・つく)」と「だます」という同義の言葉を重ねて表現して、強調している。〔⇒うそ(を)つく、うそ(を)こく、だます〕

うそたれ【嘘垂れ】《名詞》 ①本当でないことをしばしば言う人。「うそたれ・は・ 人・に・ 信用さ・れ・へん。」②相手が本当であると信じるようなことを言うこと。
「うそたれ・ばっかり・ ぬかし・やがっ・て・ しょーない・ やつ・や。」〔⇒うそこき、うそつき、うそだまし〕

うそつき【嘘つき】《名詞》 ①本当でないことをしばしば言う人。「うそつき・は・ 泥棒・の・ 始まり・や・と・ 言(い)ー・まっ・せ。」②相手が本当であると信じるようなことを言うこと。「うそつき・ばっかり・ いっぱい・ 並べ・たら・ あき・まへ・ん。」〔⇒うそこき、うそたれ、うそだまし〕

うそつきごんぼ【嘘つきごんぼ】《囃し言葉》 「うそをつく人よ、やーい。」という意味で、相手をはやしたてたり、からかったりする言葉。

うそね【嘘寝】《名詞、動詞する》 眠ったふりをすること。「うそねし・とる・ 思・たら・ ほんまに・ 寝・ても・た。」

うそのかんぱち【嘘のかんぱち】《名詞、形容動詞や・です》 まったくの嘘であること。「うそ」を強めた言葉。「うそのかんぱち・ばっかり・ 並べ・やがっ・て・ 腹・が・ 立つ。」◆「やけのやんぱち」「やけのかんぱち」という言い方に引かれた言葉であろうか。〔⇒うそのやんぱち〕

うそのやんぱち【嘘のやんぱち】《名詞、形容動詞や・です》 まったくの嘘であること。「うそ」を強めた言葉。「あの・ 話・は・ うそのやんぱちや・と・ じきに・ わかっ・た。」〔⇒うそのかんぱち〕

うそ(を)こく〔うそ(お)こく〕【嘘(を)こく】《動詞・カ行五段活用》 本当でないことを言う。相手が本当であると信じるようなことを言う。「あの・ 野郎・ うそこき・やがっ・た・なー。」◆「うそ(を)こく」の「こく」は、「屁をこく」の「こく」と同義であると思われる。嘘を言い放つという語感である。〔⇒うそだます、うそ(を)つく、だます〕

うそ(を)つく〔うそ(お)つく〕【嘘(を)つく】《動詞・カ行五段活用》 本当でないことを言う。相手が本当であると信じるようなことを言う。「うそつい・たら・ 舌・を・ 抜か・れる・ぞ。」「うそをつい・たら・ 承知せー・へん・ぞ。」〔⇒うそだます、うそ(を)こく、だます〕

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2012年8月10日 (金)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1082)

うすぎたない【薄汚い】《形容詞》 なんとなく汚れている。洗練されていない。「うすぎたない・ なり・を・ し・た・ 男・が・ おる。」

うずく【疼く】《動詞・カ行五段活用》 ずきずき痛む。身にこたえるように痛む。「昨日・の・ 晩・から・ 歯ー・が・ うずい・とる・ねん。」「今朝・から・ 腹・が・ うずく・ねん。」

うすくち【薄口、淡口】《名詞》 黒色が強くない、関西人が好む醤油。「うすくち・は・ 龍野・が・ 本場・や。」〔⇒うすくちしょうゆ〕■対語=「こいくち」

うすくちしょうゆ〔うすくちしょーゆ〕【薄口醤油、淡口醤油】《名詞》 黒色が強くない、関西人が好む醤油。「うすくちしょうゆ・の・ うどん・が・ おいしそーや。」〔⇒うすくち〕■対語=「こいくちしょうゆ」

うすぐもり【薄曇り】《名詞》 雲が空一面に薄くかかっていること。「一日中・ うすぐもり・やっ・た。」

うすぐらい【薄暗い】《形容詞》  光が弱くて少し暗い。光が入りにくくてほの暗い。「雨・が・ 降っ・て・ 家・の・ 中・が・ うすぐらい。」

うすすり【臼摺り】《名詞、動詞する》 篩にかけて、籾殻を取り除くこと。「うすすりし・て・ ごみ・を・ 払う。」

うすちゃ【薄茶】《名詞》 濃くない茶色。「うすちゃ・の・ 地味な・ 服」〔⇒うすちゃいろ〕

うすちゃいろ【薄茶色】《名詞》 濃くない茶色。「うすちゃいろ・の・ ほうじ茶」〔⇒うすちゃ〕

うすっぺら【薄平ら】《名詞》 ものの厚みがなくて、貧弱な感じのするもの。「うすっぺら・の・ 本・を・ 二冊・ 買(こ)ー・た。」「うすっぺら・の・ 座布団」〔⇒うすぺら〕  

うすっぺらい【薄平らい】《形容詞》 ①ものの厚みがなくて、貧弱な感じがする。「うすっぺらい・ 煎餅」②考えや、ものの言い方が浅い。「うすっぺらい・ 意見」〔⇒うすぺらい〕 

うすっぺらな【薄平らな】《連体詞》①ものの厚みがなくて、貧弱な。「うすっぺらな・ にくてん」②考えや、ものの言い方が浅い。「うすっぺらな・ こと・しか・ 言わ・へん・さかい・ ほんま・の・ 気持ち・が・ わから・へん。」〔⇒うすぺらな〕 

うすび【薄日】《名詞》 弱い日の光。「台風・が・ 通り過ぎ・て・ 昼から・は・ うすび・が・ さし・てき・た。」

うすぺら【薄ぺら】《名詞》 ものの厚みがなくて、貧弱な感じのするもの。「うすぺら・の・ 下敷き」〔⇒うすっぺら〕  

うすぺらい【薄ぺらい】《形容詞》 ①ものの厚みがなくて、貧弱な感じがする。「うすぺらい・ オーバー・や・さかい・ 寒い。」②考えや、ものの言い方が浅い。「うすぺらい・ こと・を・ 言(ゆ)ー・て・ 質問し・たら・ よー・ 答え・へん・ねん。」〔⇒うすっぺらい〕 

うすぺらな【薄平らな】《連体詞》①ものの厚みがなくて、貧弱な。「うすぺらな・ 箱・に・ 入っ・とる。」②考えや、ものの言い方が浅い。「気持ち・が・ こもら・ん・ うすぺらな・ 挨拶状」〔⇒うすっぺらな〕 

うずまき【渦巻き】《名詞》 ①水や空気の、ぐるぐると巻き込むような流れ。「川・の・ 真ん中・へん・が・ うずまき・に・ なっ・とる。」②ぐるぐる巻いている模様や形。「うずまき・の・ 模様・が・ つい・とる・ 浴衣」

うすみどり【薄緑】《名詞》 濃くない緑色。「うすみどり・の・ ジュース」〔⇒うすみどりいろ〕

うすみどりいろ【薄緑色】《名詞》 濃くない緑色。「うすみどりいろ・の・ 葉っぱ・が・ 出・てき・た。」〔⇒うすみどり〕

うすめ【薄目】《名詞》 少しだけ開いた目。「うすめ・を・ 開け・て・ 見る。」

うすめる【薄める】《動詞・マ行下一段活用》  水などを加えて、もとの液体を薄くする。「濃縮ジュース・を・ うすめ・て・ 飲む。」

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2012年8月 9日 (木)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1081)

うじょうじょ《副詞と》 ①小さな生き物が、いっぱい集まって、それぞれが勝手に動いている様子。また、それを見たり感じたりすることによって、不快感やうるささを感じる様子。「落ち・とる・ ビスケット・に・ 蟻・が・ うじゃうじゃ・ 集まっ・とる。」②同じような人が大勢いる様子。同じようなものがたくさんある様子。「旅行・の・ 参加希望者・が・ うじょうじょ・ おる・ねん。」〔⇒うようよ、うじゃうじゃ。①⇒うざうざ〕

うしろ【後ろ】《名詞》 ①正面とは反対の方角にあたるところ。向いている方向とは逆の方。背後。「学校・の・ うしろ・は・ 山・に・ なっ・とる。」「この・ 線・から・ うしろ・に・ 並ん・でください。」②正面から見えない部分。ものの陰。「山・の・ うしろ・に・ なっ・て・ 見え・へん。」③背中。「リュックサック・を・ うしろ・に・ 背負う。」〔⇒おしろ〕

うしろあし【後ろ足】《名詞》 動物の四本足のうち、あとの二本の足。「犬・が・ うしろあし・で・ 砂・を・ かけ・た。」〔⇒おしろあし〕

うしろすがた【後ろ姿】《名詞》 人や動物などの、正面とは反対側から見た姿。「うしろすがた・しか・ 見え・なんだ・けど・ 二十歳過ぎ・の・ 人・や・と・ 思(おも)・た。」〔⇒おしろすがた〕

うしろまえ【後ろ前】《名詞》 服を着たとき、前と後ろが逆になること。「こまい・ 子ー・が・ 服・を・ うしろまえ・に・ 着・とる。」〔⇒おしろまえ〕

うしろむき【後ろ向き】《名詞》 ①人に背中を見せること。裏側を見せる方向。「うしろむき・に・ 坐っ・たら・ おかしー・やろ。」②背中の方向に向かうこと。「うしろむき・で・ 歩く。」◆「うしろむき」と「うしろむけ」は同じ意味にも使うが、「うしろむき」は本人の意思が加わって、そのようにしているというような語感が伴うことがある。〔⇒おしろむき、うしろむけ、おしろむけ〕

うしろむけ【後ろ向け】《名詞》 ①人に背中を見せること。裏側を見せる方向。「うしろむけ・に・ し・て・ 置い・てあっ・た。」②背中の方向に向かうこと。「うしろむけ・に・ こかさ・れ・た。」〔⇒うしろむき、おしろむき、おしろむけ〕

うす【臼】《名詞》 木や石でできており、餅をついたり、穀物を粉にしたりするときに使う道具。「うす・の・ 底・に・ 餅・が・ ひっつく。」

うず【渦】《名詞》 水や空気の、ぐるぐると巻き込むような流れ。「鳴門海峡・の・ うず・を・ 見ー・に・ 行っ・た。」◆頭の旋毛を言うこともあるが、それは「ぎりぎり」と言う方が圧倒的に多い。

うすあか【薄赤】《名詞》 濃くない赤色。「うすあか・の・ 朝顔・が・ 咲い・た。」〔⇒うすあかいろ〕

うすあかいろ【薄赤色】《名詞》 濃くない赤色。「トマト・が・ うすあかいろ・に・ なっ・てき・た。」〔⇒うすあか〕

うすあげ【薄揚げ】《名詞》 薄く切った豆腐を油で揚げたもの。油揚げ豆腐。「うすあげ・を・ 入れ・て・ 菜っ葉・を・ 炊く。」〔⇒あげ、あぶらあげ、あぶらげ、あげさん〕

うすい【薄い】《形容詞》 ①厚さやボリュームがが少ない。「うすい・ 紙・や・さかい・ 裏・の・ 字・が・ 見える。」「年・を とっ・て・ 髪・が・ うすー・ なっ・た。」②色や味があっさりしている。「うすい・ 味付け・が・ 好きや。」③程度が強くない。軽い。「思いやり・が・ うすい・ 人・や。」〔②⇒みずくさい〕■対語=「こい」「こいい」

うすうす【薄々】《副詞と》 かすかに。ぼんやり。少し。「うすうす・ わかっ・とっ・てん・けど・ 言わ・ず・に・ おい・とい・た。」

うずうず《副詞と、動詞する》 何かをしたくて気持ちを抑えきれない様子。「遊び・に・ 行き・とー・て・ うずうずする。」

うすぎ【薄着】《名詞、動詞する》 衣服をたくさん重ねないで着ること。薄い布でできたものを着ること。「うすぎし・て・ 風邪・ ひー・た。」

うすきいろ〔うすきーろ〕【薄黄色】《名詞》 濃くない黄色。「うすきーろ・の・ 毛糸・の・ 手袋」

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2012年8月 8日 (水)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1080)

うごかす【動かす】《動詞・サ行五段活用》 ①止まっていたものを活動させる。「スイッチ・を・ 入れ・て・ モーター・を・ うごかす。」②場所を別のところに変える。位置を変える。「椅子・を・ 前・の・ 方・に・ うごかす。」〔⇒いごかす、いのかす〕

うごき【動き】《名詞》 変化すること。活動すること。位置が変わること。「足・の・ うごき・が・ 速い。」〔⇒いごき、いのき〕

うごく【動く】《動詞・カ行五段活用》 ①あった場所や、いた場所が変わる。「時計・の・ 針・が・ うごく。」②一か所に落ち着いていないで、揺れる。「木ー・の・ 葉ー・が・ 風・で・ うごい・とる。」〔⇒いごく、いのく〕

うざうざ《副詞と》 ①話などが長たらしくて、際限のない様子。「うざうざと・ 長い・ 挨拶・は・ 聞い・とら・れ・まへ・ん・なー。」②不満などをぶつぶつ小声で言っている様子。ぐずぐず文句を言う様子。つまらないことを執拗に言い立てる様子。「うざうざ・ 言わ・んと・ 言ー・たい・ こと・を・ はっきり・ 言え。」③小さな生き物が、いっぱい集まって、それぞれが勝手に動いている様子。また、それを見たり感じたりすることによって、不快感やうるささを感じる様子。「葉ー・の・ 裏・に・ 青虫・が・ うざうざ・ おっ・た。」〔⇒うじゃうじゃ。③⇒うじょうじょ、うようよ〕

うさぎ【兎】《名詞》 耳が長く、よく飛び跳ねる小型の動物。「小学校・の・ 時・に・ みんな・で・ うさぎ・を・ 飼(こ)ー・とっ・た。」〔⇒おさぎ、うさちゃん〕

うさちゃん【兎ちゃん】《名詞》 耳が長く、よく飛び跳ねる小型の動物。「お月さん・の・ 中・で・ うさちゃん・が・ 餅・を・ つい・とる・よ。」◆幼児語。〔⇒うさぎ〕

うし【牛】《名詞》 肉や乳を食用とするために飼われ、かつては運搬・耕作などのために使われていた、頭に二本の角があり、皮膚は白・黒・褐色の短い毛でおおわれている動物。「うし・で・ 田圃・を・ 鋤く。」「うし・の・ 乳・を・ 搾る。」

うし【丑】《名詞》 十二支の二番目。「妹・は・ うし・です・ねん。」

うじ【蛆】《名詞》 蝿や虻などの幼虫。「昔・は・ 便所・に・ うじ・が・ わい・た。」〔⇒うじむし〕

うじうじ《副詞と、動詞する》 ①決断力がなかったり、実行力が乏しかったりして、ためらっている様子。実行に移さないで、じっとしている様子。「うじうじ・ し・とら・んと・ しっかり・ せー。」②からっとしないで、しつこくする様子。「また・ うじうじ・ 文句・を・ 言(ゆ)ー・とる。」③小さな虫がはいまわっている様子。「うじうじと・ 変な・ 虫・が・ ぎょーさん・ おる。」〔①⇒ぐずぐず、もじもじ〕

うじがみ【氏神】《名詞》 その土地を守る神。「ここらへん・の・ 村・は・住吉(すみよっ)さん・が・ うじがみ・や。」

うしなう【失う】《動詞・ワア行五段活用》 持っていたものや、自分と関係のあったものを、なくす。「定期・を・ うしのー・て・ 駅・で・ 困っ・とっ・てん。」〔⇒うしなえる〕

うしなえる【失える】《動詞・ア行下一段活用》 持っていたものや、自分と関係のあったものを、なくす。「人・から・ 借っ・た・ 本・を・ うしなえ・て・ 怒ら・れ・た。」〔⇒うしなう〕

うしのした【牛の舌】《名詞》 舌平目。◆その形が扁平で、舌の形をしているので、牛の舌になぞらえて言う。

うじむし【蛆虫】《名詞》 蝿や虻などの幼虫。「うじむし・が・ わか・ん・よーに・ 石灰・を・ 撒く。」〔⇒うじ〕

うじゃうじゃ《副詞と》 ①話などが長たらしくて、際限のない様子。「うじゃうじゃと・ 聞かさ・れ・た・けど・ 何か・ よー・ わから・ん・ 話・やっ・た。」②不満などをぶつぶつ小声で言っている様子。ぐずぐず文句を言う様子。つまらないことを執拗に言い立てる様子。「陰・で・ うじゃうじゃと・ 言(い)わ・んと・ はっきり・ 言(ゆ)ー・たら・ どない・や。」③小さな生き物が、いっぱい集まって、それぞれが勝手に動いている様子。また、それを見たり感じたりすることによって、不快感やうるささを感じる様子。「土・の・ 中・に・ みみず・が・ うじゃうじゃ・ おっ・た。」④同じような人が大勢いる様子。同じようなものがたくさんある様子。「金・が・ うじゃうじゃ・ ある・ん・やろ・から・ ちょっと・ぐらい・ 寄付・を・ し・てんか。」  〔⇒うざうざ。③④⇒うじょうじょ、うようよ〕

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2012年8月 7日 (火)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1079)

うきぶくろ【浮き袋】《名詞》 ①人が水に浮くために使う、空気を入れた袋。(古くなった車のタイヤなどを代用することもあった。)「泳ぐ・ 時・は・ うきぶくろ・を・ 離さ・ん・よーに・ し・なはれ。」②魚の体の中にある、浮き沈みを調節するための袋。「魚・の・ はらばた〔=内蔵〕・の・ 中・に・ うきぶくろ・も・ ある。」〔①⇒うきわ〕

うきわ【浮き輪】《名詞》 人が水に浮くために使う、空気を入れた袋。「うきわ・を・ 持っ・て・ 海・へ・ 行く。」〔⇒うきぶくろ〕

うく【浮く】《動詞・カ行五段活用》 ①沈まないで、水上や水中にある。底の面から離れて上がる。「盥・が・ 水・に・ うく。」②落ちないで、空中にとどまる。「飛行船・が・ 空・に・ うい・とる。」③表面に表れる。「汗・が・ うい・てき・た。」④身体の全体や一部が持ち上がる。「足・が・ うい・て・ 土俵・の・ 外・に・ 出・た。」⑤時間や金銭などに余りが出る。「時間・が・ うい・ても・て・ どない・ し・たら・ えー・の・か・ 困っ・た。」⑥しっかりとくっついていない。「糊・が・ とれ・て・ 紙・が・ うい・とる。」「歯ー・が・ うい・てき・て・ 痛い・ねん。」■対語=「しずむ」〔①②③⇒うかぶ〕

うぐいす【鶯】《名詞》 緑がかった茶色の体で、早春に美しい声で「ほーほけきょ」と鳴く鳥。「竹・の・ 林・でも・ うぐいす・が・ 鳴い・とる。」

うけ【受け】《名詞》 ①周りの人からの評価・評判。「あの・ 人・は・ みんな・から・ 受け・が・ 良(え)ー。」②うけるもの。「郵便うけ」

うけあう【請け合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①責任を持って引き受ける。「半月・で・ 仕上げる・と・ うけおー・てくれ・た。」②大丈夫だと、保証する。「あの・ 人・の・ こと・なら・ 間違い・ない・と・ うけあい・ます。」

うけいれる【受け入れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①引き受けて、面倒をみる。「新入社員・を・ うけいれる。」②承知する。聞き入れる。「無理・を・ 承知・で・ 頼ん・だら・ うけいれ・てくれ・た。」

うけうり【受け売り】《名詞、動詞する》 人の考えや、人から聞いた話を、自分のもののように人に言う。「うけうり・で・ 言わめんと・ 自分・で・ よー・ 考え・なはれ。」

うけおう【請け負う】《動詞・ワア行五段活用》 報酬をもらって、仕事を引き受ける。「工事・を・ うけおう。」

うけくち〔うけぐち〕【受け口】《名詞》 下唇が上唇よりも出ている口。

うけつぐ【受け継ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①人が残した物や仕事などを引き受ける。「親父・が・ やっ・てい・た・ 店・を・ うけつい・だ。」②人の性質や意志などを引き継ぐ。「親・を・ うけつい・で・ 歌・が・ 上手や。」

うけつけ【受け付け】《名詞、動詞する》 申込みを受けたり、用件を取り次いだりするところ。また、それをする人。「会場・の・ 入口・の・ うけつけ・の・ 係・を・ 頼ま・れ・た。」

うけつける【受け付ける】《動詞・カ行下一段活用》 申込みを受けたり、用件を取り次いだりする。「一週間・の・ 間・ うけつけ・とり・ます。」

うけとり【受け取り】《名詞》 ①金品などを一方が渡して、他方が手に入れたというしるしの書き付け。領収書など。「金・を・ 払(はろ)・て・ うけつけ・を・ 貰(もろ)・ておいで。」②金品などを一方が渡して、他方が手に入れること。「誰・ど・ 品物・の・ うけとり・に・ 行っ・てき・てくれ・ん・か。」

うけとる【受け取る】《動詞・ラ行五段活用》 金品などを一方が渡して、他方が手に入れる。「宅配便・を・ うけとる。」

うけもち【受け持ち】《名詞》 担当する人。特に、学校などの担任の先生。「子ども・の・ うけもち・の・ 先生」

うけもつ【受け持つ】《動詞・タ行五段活用》 自分の仕事として担当する。「これ・だけ・の・ 仕事・が・ お前・の・ うけもち・や。」

うける【受ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①落ちてくるものや、向かってくるものを、支え止める。「キャッチャー・が・ ボール・を・ うける。」②自分の身に、他から何かの働き・作用が加えられる。「台風・で・ えらい・ 被害・を・ うけ・た。」③他からの働きかけに応じる。相手の頼みを聞く。「注文・を・ うける。」「電話・で・ 連絡・を・ うける。」④自分から進んで取り組む。「検定試験・を・ うける。」「検査・を・ うける。」

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2012年8月 6日 (月)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1078)

うがい《名詞、動詞する》 水や消毒液で口や喉をすすぐこと。「風邪・が・ はやっ・とる・さかい・ 家・に・ もどっ・たら・ うがいせ・な・ あか・ん。」

うかうか《副詞と、動詞する》 注意力が足りなくて、気を緩めている様子。あまり深く考えずに物事を行う様子。必要なことに気づかないで時間が経過していく様子。「うかうかし・とっ・たら・ 追い抜か・れ・てまう・ぞ。」〔⇒うっかり、うかっと、うろっと、ぼんやり、ぼやんと、ぼやぼや〕

うかがう【伺う】《動詞・ワア行五段活用》 ①人にものを尋ねる。◆へりくだった言い方である。「うかがい・たい・と・ 思ー・て・た・ こと・が・ おます・ねん。」②人の家などを訪問する。◆へりくだった言い方である。「明日・ うかごー・ても・ よろしい・か。」

うかす【浮かす】《動詞・サ行五段活用》 ①沈まないで、水上や水中にあるようにさせる。底の面から離れて上がるようにさせる。「海・に・ 船・を・ うかす。」②落ちないで、空中にとどまるようにさせる。「風船・を・ うかす。」③身体の全体や一部を持ち上げるようにする。「腰・を・ うかし・て・ ボール・を・ 受ける。」④時間や金銭などに余りが出るようにする。「うかし・た・ 費用・で・ お茶・の・ 葉・を・ 買う。」■対語=「しずます」〔①⇒うかべる〕

うかつ【迂闊】《形容動詞や・です》 注意が足りない様子。うっかりしている様子。「うかつに・ し・とっ・たら・ 怪我する・ぞ。」

うかっと《副詞、動詞する》 注意力が足りなくて、気を緩めている様子。あまり深く考えずに物事を行う様子。必要なことに気づかないで時間が経過していく様子。「本・を・ 返す・の・を・ うかっと・ 忘れ・ても・とっ・た。」「うかっとし・て・ 電車・を・ 乗り過ごし・た。」〔⇒うっかり、うかうか、うろっと、ぼんやり、ぼやんと、ぼやぼや〕

うかぶ【浮かぶ】《動詞・バ行五段活用》 ①沈まないで、水上や水中にある。底の面から離れて上がる。「蓮・の・ 葉ー・が・ うかん・どる。」②落ちないで、空中にとどまる。「アドバルーン・が・ うかん・どる。」③思い出される。「あの・ 時・の・ あんた・の・ 心配そーな・ 顔・が・ うかぶ・なー。」〔⇒うく〕

うかべる【浮かべる】《動詞・バ行下一段活用》 ①沈まないで、水上や水中にあるようにさせる。底の面から離れて上がるようにさせる。「池・に・ ボート・を・ うかべる。」
②表面にあらわす。「涙・を うかべる。」③泣きそうな顔つきになる。不機嫌になる。しょげる。「うかべ・てき・た・さかい・ きつい・ こと・を・ 言ー・たら・ あか・ん。泣い・てまう・ぞ。」〔①⇒うかす〕

うかる【受かる】《動詞・ラ行五段活用》 試験に合格する。審査に通る。「高等学校・の・ 入学試験・に・ うかる。」

うかれる【浮かれる】《動詞・ラ行下一段活用》 心が自然と陽気になる。気持ちが浮き立って落ち着かなくなる。「土曜日・の・ 晩・は・ 花見・に・ 行っ・て・ うかれ・とっ・た。」

うき【浮き】《名詞》 ①魚が餌に食いついたことを知るために、釣り糸に付けて水に浮かばせるもの。「うき・が・ 沈ん・だ・さかい・ 竿・を・ 上げ・てみ・なはれ。」②水中の漁網や延縄などの位置を知るために、水に浮かばせるもの。「うき・を・ 見付け・て・ 網・を・ あげる。」③泳ぐときに使う、救命用の浮き輪。「海水浴・に・は・ うき・を・ 持っ・ていか・ん・と・ 危ない・ぞ。」

うきうき【浮き浮き】《形容動詞や・です、動詞する》 ①楽しくて心が弾む様子。晴れやかな様子。軽快で快活な様子。「春・に・ 桜・を・ 見・たら・ 気持ち・が・ うきうきに・ なり・まん・な。」「うきうきし・て・ キャンプ・に・ 行っ・た。」②気持ちが集中しないで、注意が足りない様子。「うきうきせ・んと・ 前・を・ よー・ 見・て・ 運転し・なはれ。」

うきしずみ【浮き沈み】《名詞、動詞する》 ①浮いたり沈んだりすること。「竿・の・ 先・の・ 浮き・が・ うきしずみし・とる。」②物事がうまくいったり、いかなかったりすること。「この・ 商売・は・ うきしずみ・が・ 大きい。」

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2012年8月 5日 (日)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1077)【う】

う〔うー〕【卯】《名詞》 十二支の四番目の「うさぎ」。十二支の四番目。うさぎ。「うー・の・ 年・や・さかい・ 今年・は・ ぴょんぴょん・ 跳ね・たろ・か。」

ういすきー【ウイスキー】《名詞》 麦などを原料として作った強い酒。「江井ヶ島・で・ 作られ・とる・ ういすきー・は・ ホワイトオーク・ちゅー・ 名前・や。」

ういたういた【浮いた浮いた】《形容動詞や・です》 ①豪雨などによって、溝などの水があふれて辺り一帯が水浸しになった様子。「大雨・で・ 周り・が・ ういたういたで・ 外・へ・ 出・られ・なんだ。」◆実際に家屋は浮いていないが、浮き上がらんばかりの状態であるという気持ちを表現したものである。②本来は浮かばせないものが、浮き上がっている様子。「風呂・の・ げすいた・が・ ういたういたに・ なっ・とる。」

ういろう〔ういろー、ういろ〕【外郎】《名詞》 餅米の粉と小麦粉にザラメ砂糖を加えて練り、蒸し上げた菓子。「神戸・の・ 長田・に・ 名物・の・ ういろー・が・ ある。」

ういん〔ういーん〕《副詞と》 金属性の、うなりをあげるような音の様子。「旋盤・が・ ういーんと・ 回っ・とる。」

うううう〔うーうー〕《副詞と》 うなりをあげるような音の様子。サイレンの音の様子。「自動車・が・ うーうーと・ 走っ・とる。」

うーる【ウール】《名詞》 羊毛。羊毛で作った織物。「うーる・の・ 背広」

ううん〔うーん〕《感動詞》 そうではないということを相手に伝えるときに使う言葉。「ううん。私・は・ 行か・へん。」

ううん〔うーん〕《感動詞》 考え込んだり、あいまいな返事をしたりするときに使う言葉。「うーん・ まだ・ 決め・て・ない・ねん。」

うえ【上】《名詞》 ①位置が高いこと。「屋根・の・ うえ・の・ アンテナ」②ものの表面。「海・の・ うえ・に・ 浮い・とる。」③年齢、学年、地位などが高いこと。「三つ・ うえ・の・ 姉」④優れていること。「大工・の・ 腕・は・ あの・ 人・の・ 方・が・ うえ・や。」■対語=「した」

うえき【植木】《名詞》 ①庭や鉢などに植えてある木。「日曜日・に・ うえき・の・ 手入れ・を・ する。」②植えるための木。「うえき・の・ 市・が・ ある。」

うえきばち【植木鉢】《名詞》 地面に直接に植えるのではなく、土を入れた容器に木や草を植えるときに使う、その入れ物。「庭・に・ うえきばち・を・ 並べる。」

うえつける【植え付ける】《動詞・カ行下一段活用》 草や木の小さなものや苗を、移して植える。「トマト・の・ 苗・を・ うえつける。」

うえのうえ【上の上】《名詞、形容動詞や・です》 ①最上のもの。「この・ 弁当・は・ うえのうえ・や。」②さらにその上となるもの。「あいつ・は・ 口・が・ 上手で・ みんな・の・ うえのうえや。」■類語=「ちゅうのちゅう」「したのした」「げのげ」〔⇒じょうのじょう〕

うえむき【上向き】《名詞、形容動詞や・です》  上の方を向いていること。だんだんよくなること。「成績・は・ ちょっと・ うえむきに・ なっ・てき・た・みたいや。」■対語=「したむき」。〔⇒うわむき〕

うえる【植える】《動詞・ア行下一段活用》  草や木の根を土の中に埋める。根を土に埋めて立たせる。「買(こ)ー・てき・た・ 苗・を・ 鉢・に・ 植える。」「卒業・の・ 記念・に・ 桜・を・ うえ・た。」

うおぐし【魚串】《名詞》  魚を焼いたり干したりするときに、魚を刺す串。「べら・を・ うおぐし・に・ 刺し・て・ 焼く。」〔⇒かなぐし〕

うおのたな〔うおんたな〕【魚の棚】《名詞》 魚屋がたくさん集まっている町。「うおのたな・で・ 蛸・を・ 買う。」◆魚の町である明石は、明石鯛や明石蛸で全国に名を馳せているが、新鮮な魚介類を手に入れるところとして、やはり全国的に知られているのが「魚の棚」である。この名称をホームページを検索すると明石の「魚の棚」のことが圧倒的に多いが、高知市なども同じ呼び名の町がある。

うおのめ〔うおのめー〕【魚の目】《名詞》 足の裏などにできる皮膚病で、固い小さな突起ができるもの。「うおのめ・が・ でけ・て・ 痛い・ねん。」◆関西ではよく知られているコマーシャル・ソングに「うおのめ たこにも イボコロリ」というのがあるが、このイボコロリという薬品を作っているのは、明石市にある横山製薬である。

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2012年8月 4日 (土)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1076)

いんち【インチ】《名詞》 ①ヤードポンド法の長さの単位の一つ。「二十四いんち・の・ 自転車」②ものの大きさ。「この・ 瓶・に・ この・ 蓋・は・ いんち・が・ 合わ・へん。」

いんちき《名詞、形容動詞や・です、動詞する》 ごまかしが含まれていること。不正であること。「いんちきな・ 話・に・ あんじょー・ 騙され・ても・た。」〔⇒いんちきとんちき〕
いんちきとんちき《名詞、形容動詞や・です、動詞する》 ごまかしが含まれていること。不正であること。「いんちきとんちきし・て・ 儲け・やがっ・た。」◆「いんちき」を強調し、ちょっとふざけた言い方。〔⇒いんちき〕

いんちょう〔いんちょー〕【員長】《名詞》 選ばれたり委嘱されたりした人が集まって、ある内容について考えたり、決めたり、実際に行ったりする会の、その中心になって推進する人。「いんちょー・に・ なっ・たら・ 忙しー・ぞ。」②学級活動の中心になる児童・生徒。「一年二組・の・ いんちょー」◆「委」の文字が省略されたというよりも、「い」という発音が脱落したという印象が強い。〔⇒いいんちょう〕

いんであん【インディアン】《名詞》 アメリカ大陸にすむ原住民。「いんであん・の・ 出・てくる・ 西部劇」

いんねん【因縁】《名詞》 ①関わり合い。「子ども・の・ 頃・から・ いんねん・が・ ある。」②言いがかり。「知ら・ん・ 奴(やつ)・から・ いんねん・ つけ・られ・て・ 困っ・た。」

いんぴつ【鉛筆】《名詞》 木の軸の中に黒鉛の芯を入れた筆記用具。「いんぴつ・の・ 芯・が・ 折れ・た。」〔⇒えんぴつ、えんぺつ〕

いんぴつけずり【鉛筆削り】《名詞》 芯のすり減った鉛筆を削るための道具。「いんぴつけずり・で・ 怪我・を・ する。」◆かつての「いんぴつけずり」はナイフ(肥後の守)であり、電動削り器が現れたときは驚いたものである。ナイフ系のものにもいろいろな種類があり、「けずり」「とげり」とも呼んだ。〔⇒えんぴつけずり、えんぺつけずり、けずり、とげり〕

いんふるえんざ【インフルエンザ】《名詞》 流行性感冒。「いんふるえんざ・で・ 学級閉鎖・に・ なる。」

いんま【今】《名詞》 ①現在。「いんま・ 十人・ほど・が・ 集まっ・とる。」②まさに、この時。つい先ほど。「いんま・ 来・た・ばっかり・や。」「いんま・ 電車・が・ 出・ても・た・ とこ・で・ 二十分・も・ 待つ・ん・や。」③現代。「いま・は・ 携帯電話・を・ 持っ・とら・なんだら・ 笑わ・れる。」〔⇒いま。②⇒いまさっき、いんまさっき、いまのいま、いんまのいんま、さいぜん〕

いんまさっき【今さっき】《名詞》 まさに、この時。つい先ほど。「あいつ・が・ 来・た・ん・は・ いんまさっき・や。」「いんまさっき・ 帰っ・た・ばっかり・や。」〔⇒いま、いんま、いまさっき、いまのいま、いんまのいんま、さいぜん〕

いんまのいんま【今の今】《名詞》 まさに、この時。つい先ほど。「いんまのいんま・ テレビ・で・ 事故・を・ 知っ・た。」「いんまのいま・ ここ・に・ おっ・た・のに・ どこ・へ・ 行っ・た・ん・かいなー。」◆「いまさっき」や「いんまさっき」よりも意味が強まる。「いまのいんま」や「いんまのいま」という言い方の変化はある。〔⇒いま、いんま、いまのいま、いまさっき、いんまさっき、さいぜん〕

いんまのま〔いんまのまー〕【今の間】《名詞、副詞に》 今のうち。今の短い時間。今の機会。「いんまのまー・に・  ご飯・ 食べ・とか・んと・ 昼から・は・ 忙しゅー・ なる・ぞ。」◆今こそ好機だというような語感や、今の限られた時間をうまく利用するという語感がある。〔⇒いまのま〕

いんまのまま【今の儘】《名詞、副詞》 今の状態。現状で変化のないありさま。「いんまのまま・やっ・たら・ 負け・てまう・さかい・ もっと・ 応援し・たろ・やないか。」〔⇒いまのまま〕

いんりょく【引力】《名詞》 ものとものとが引き合う力。「地球・の・ いんりょく」

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2012年8月 3日 (金)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1075)

いわれ【謂われ】《名詞》 古くからの言い伝え。由来。「神社・が・ 建て・られ・た・ いわれ」

いわんこっちゃない【言わんこっちゃ】《慣用句》 言うまでもない。言ったとおりである。◆言ったことがわからないのか、という気持ちを表している。「勉強せー・へん・さかい・ いわんこっちゃない・ 試験・に・ 落ち・ても・たろ・やろ。」〔⇒いわんことやない〕

いわんことやない【言わんことやない】《慣用句》 言うまでもない。言ったとおりである。◆言ったことがわからないのか、という気持ちを表している。「し・たら・ あか・ん・と・ 言(ゆ)ー・た・のに・ やっぱり・ めん・でも・た・ん・か。いわんことやない・のに。」〔⇒いわんこっちゃない〕

いん【印】《名詞》 文書の責任などを明らかにするために押すもの。また、その押したあと。「いん・が・ 薄い・さかい・ 押し直し・た。」〔⇒いんかん、はんこ〕

いんかん【印鑑】《名詞》 文書の責任などを明らかにするために押すもの。また、その押したあと。「銀行・へ・ 行っ・た・ん・や・けど・ いんかん・ 忘れ・て・ 出直し・や。」〔⇒いん、はんこ〕

いんき【インキ】《名詞》 ペンで文字を書くときなどに使う、色の付いた液体。「縦書き・ し・たら・ いんき・が・ 手ー・に・ つく。」〔⇒いんく〕

いんき【陰気】《形容動詞や・です》  暗く鬱陶しい様子。じめじめした感じがする様子。「いんきな・ 顔・ せ・んと・ 元気・ 出し・なはれ。」「暗(くろ)ー・て・ いんきな・ 部屋」

いんきょ【隠居】《名詞、動詞する》 仕事などから引退して静かに暮らすこと。また、そのようにしている人。「この頃・は・ 七十・に・ なっ・ても・ いんきょする・ 人・は・ 少(すけ)ない。」

いんく【インク】《名詞》  ペンで文字を書くときなどに使う、色の付いた液体。「昔・は・ 青い・ いんく・で・ 書く・ こと・が・ 多かっ・た・なー。」〔⇒いんき〕

いんげん【隠元】《名詞》 豆やさやを食べる、つるのある植物。「庭・に・ いんげん・を・ 植える。」〔⇒いんげんまめ、ささげ〕

いんげんまめ【隠元豆】《名詞》 豆やさやを食べる、つるのある植物。「いんげんまめ・を・ めー・と・ いっしょに・ 炊く。」〔⇒いんげん、ささげ〕

いんこ〔いんこー〕【鸚哥】《名詞》 鸚鵡に似てそれよりは小さく、羽の色が鮮やかな鳥。「いんこ・を・ 飼う。」

いんさつ【印刷】《名詞、動詞する》 文字や絵などの版を作り、インクを使って機械で同じものをたくさん作ること。「年末・に・ なっ・た・さかい・ プリントごっこ・で・ 年賀状・を・ いんさつする。」

いんし【印紙】《名詞》 手数料などを納めたしるしとして、領収書や証書などに貼る、小さな紙。収入印紙。「書類・に・ いんし・を・ 貼っ・て・ 出す。」

いんしょう〔いんしょー〕【印象】《名詞》 見たり聞いたりしたときに心に受ける感じ。「あんな・ 言い方・ し・たら・ みんな・ 悪い・ いんしょー・を・ 持っ・てまう。」

いんしょく【飲食】《名詞、動詞する》 飲んだり食べたりすること。「近所・に・ いんしょく・の・ 店・は・ ぎょーさん・ あり・ます。」

いんせい〔いんせー〕【陰性】《名詞》 病気・免疫などの検査で、その反応が出ないこと。「ツベルクリン・ し・た・けど・ いんせー・やっ・た。」

いんたい【引退】《名詞、動詞する》 これまでの地位や仕事をやめて、しりぞくこと。「横綱・が・ いんたいし・た。」

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2012年8月 2日 (木)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1074)

いろずり【色刷り】《名詞、動詞する》 白黒だけでなく、赤・青・黄などのインクも使って印刷すること。また、そのように印刷したもの。「いろずり・の・ チラシ・を・ 作っ・た。」

いろどり【彩り】《名詞》 色の取り合わせ。配色。「いろどり・の・ 綺麗な・ 料理・は・ おいしそーに・ 見える。」

いろつきめがね【色付き眼鏡】《名詞》 レンズに色が付いている眼鏡。「いろつきめがね・を・ かけ・たら・ 人相・が・ 悪ー・ なる。」〔⇒いろめがね〕

いろつや【色艶】《名詞》 ①人の顔色や皮膚の艶。「退院し・て・ いろつや・が・ 元気そーに・ なっ・とる・さかい・ 安心し・た。」②ものの色と艶。「この・ トマト・は・ いろつや・が・ 見事や。」

いろは《名詞》 ①「いろはにほへと…」の四十七文字のこと。「いろは・を・ 習字・で・ 書く。」②入門的でわかりやすい事柄。物事の手始め。「俳句・を・ いろは・から・ 教え・てもらう。」

いろはがるた《名詞》 いろは四十七文字のそれぞれの発音が、最初に出てくる諺などを書いたカルタ。「こんまい・ 時・に・ いろはがるた・で・ 字・を・ 覚え・た。」〔⇒かるた〕

いろめがね【色眼鏡】《名詞》 レンズに色が付いている眼鏡。「まぶしー・さかい・ いろめがね・を・ かける。」〔⇒いろつきめがね〕

いろわけ【色分け】《名詞、動詞する》 ①違った色を付けて区別すること。「小学校・の・ 運動会・は・ いろわけ・に・ し・て・ 競争する・ん・や・て。」②種類によって区別すること。「考え方・を・ いろわけする。」

いろんな《連体詞》 さまざまな。「いろんな・ 考え・を・ 持っ・とる。」「いろんな・ 傘・の・ 形」◆「いろいろな・ 本・を・ 見・て・ 調べる。」というような場合の「いろいろな」は、形容動詞の連体形と考えられる。「いろんな」は活用が考えられないので、連体詞とする。

いわ【岩】《名詞》 石の巨大なかたまり。「いわ・が・ 落ち・てき・て・ 道・が・ 通行止め・に・ なっ・た。」

いわい【祝い】《名詞、動詞する》 ①めでたいことを喜ぶこと。「喜寿・の・ いわい・の・ 会・を・ する。」②祝って送る品物やお金。「入学・の・ いわい・を・ 買う。」

いわいばし【祝い箸】《名詞》 正月の間に使う、普段使っているものとは違う箸。「いわいばし・の・ 袋・に・ 名前・を・ 書く。」

いわう【祝う】《動詞・ワア行五段活用》 ①めでたいことを喜び、言葉や行動などにあらわす。「創立記念日・を・ いわう。」②お祝いの金品を贈る。「新築し・てやっ・た・さかい・ いおー・ていっ・た。」◆②の場合は、「いおーていく」という言い方になる。立場が逆になる場合は、「いおーてくる」となる。「あいつ・は・ いおー・てこ・なんだ。」

いわえる【結わえる】《動詞・ア行下一段活用》 紐などの端と端とを結ぶ。何かの物に結びつける。「ほどけ・ん・よーに・ 綱・を・ いわえる。」「箱・に・ 名札・を・ いわえる。」〔⇒ゆわえる〕

いわおこし【岩おこし】《名詞》 粟を蒸して練り、砂糖・水飴などで堅く固めた菓子。「大阪名物・の・ いわおこし・を・ 買(こ)ー・てき・た。」〔⇒いわこし〕

いわこし【岩こし】《名詞》 粟を蒸して練り、砂糖・水飴などで堅く固めた菓子。「堅い・ いわこし・や・さかい・ 歯ー・を・ 痛め・ん・よーに・ 噛ん・で・な。」〔⇒いわおこし〕

いわし【鰯】《名詞》 暖かな海に、群を作ってすんでいる、青黒い色をした小型の魚。「いわし・が・ 今年・は・ 高い・ん・やっ・て。」

いわす《動詞・サ行五段活用》 ①やっつける。やり込める。殴る。「負け・て・ばっかり・ おれる・かい。今度・は・ いわし・ても・たる。」②懲らしめる。「いっぺん・ いわし・とか・な・ 増長する・ぞ。」③駄目にする。「無理し・て・ 体・を・ いわし・ても・たら・ あか・ん・ぞ。」④言うことをさせる。「あいつ・の・ 口・から・ いわさ・な・ あか・ん・やろ。」〔①⇒いてまう〕

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2012年8月 1日 (水)

明石日常生活語辞典〔最終稿〕(1073)

いれあい【入れ合い】《名詞、動詞する》 お互いに相殺すること。「あんたとこ・も・ うち・も・ 葬式で・ 忙しかっ・た・さかい・ 香典・は・ もー・ いれあい・に・ し・とき・まほ。」

いれあう【入れ合う】《動詞・ワア行五段活用》 お互いに相殺する。「貸し借り・を・ いれおー・て・ ない・ こと・に・ しょ・ー・か。」

いれかえる【入れ替える】《動詞・ア行下一段活用》 ①今あるものの代わりに別のものを入れる。「部屋・の・ 空気・を・ いれかえる。」②前の者の代わりに、別の者にする。「担当者・を・ いれかえる。」③収めるところを、別のものにする。「別・の・ 入れ物・に・ いれかえる。」

いれかわり【入れ替わり】《名詞》 前のものの代わりに、別のものが入ること。交替すること。「息子・が・ 出・ていっ・た・の・と・ いれかわり・に・ 娘・が・ 戻っ・てき・た。」

いれかわる【入れ替わる】《動詞・ラ行五段活用》 前のものの代わりに、別のものが入る。交替する。「選手・が・ いれかわる。」

いれぐい【入れ食い】《名詞、形容動詞や・です》 釣り糸を垂らすと、繰り返しすぐに魚が釣れる様子。「ここっちょいなー。まるで・ いれぐい・の・よーに・ よー・ 釣れる。」

いれこ【入れ子】《名詞》 同じ形で大小さまざまな形の容器を組み合わせて、大きなものの中へ小さなものを順次、入れて重ねるようにしたもの。「いれこ・の・ 弁当箱・や・さかい・ 食べ終わっ・たら・ かさ・が・ 小(こも)ー・ なる。」

いれこむ【入れ込む】《動詞・マ行五段活用》 ①熱中する。熱中して支援する。「今・は・ 阪神タイガース・に・ いれこん・どる・ねん。」②異性に熱意を持って接する。「いれこん・どる・ 人・が・ おる・らしー・よ。」

いれそめ〔いれぞめ〕《名詞》 ものを贈られたときに、その場で返す少額のお金。「半紙・に・ 包ん・で・ いれそめ・を・ 渡す。」◆贈り主に対する返礼の意味や、贈り物の使者に対する礼の意味などがある〔⇒おため〕

いれちがい【入れ違い】《名詞》 ある人が出たあと、他の人が来ること。「兄貴・と・ いれちがい・に・ 弟・が・ 戻っ・てき・た。」

いれば【入れ歯】《名詞、動詞する》 抜けたり欠けたりした歯の後に、作った歯を入れること。また、その歯。義歯。「いれば・が・ がたつい・てき・た。」

いれもん【入れ物】《名詞》 ものを収める器。容器。「昔・は・ いれもん・ 持っ・て・ 豆腐(とふ)・ 買い・に・ 行き・よっ・た・もん・や。」〔⇒ええもん〕

いれる【入れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①外にあるものを中に移す。「田植え・の・ 前・に・ 田圃・に・ 水・を・ いれる。」②食べ物・飲み物をつぐ。「お茶碗・に・ ご飯・を・ いれる。」「お茶・を・ いれ・てんか。」③入るようにさせる。所属させる。「子ども・を・ 学校・に・ いれる。」④含める。仲間に加える。「僕・も・ いれ・てんか。」「わし・も・ 人数・に・ いれ・とい・て・な。」⑤力を注ぐ。「念・を・ いれ・て・ 書き・なはれ。」⑥つける。「スイッチ・を・ いれる。」⑦中に入ることを許す。「わし・の・ 傘・に・ いれ・たる。」〔⇒ええる。④⇒よせる〕

いろ【色】《名詞》 ①光がものに反射して、目に受ける赤・青・黄などの感じ。「いろ・の・ 付い・た・ 折り紙」②人の体の色。「顔・の・ いろ・が・ 青い。」③種類。「十・いろ・に・ 分ける。」

いろあい【色合い】《名詞》 色の具合。色の調子。「良(え)ー・ いろあい・の・ 服・を・ 着・とる。」

いろいろ【色々】《形容動詞》 さまざまであること。種類がたくさんあること。「いろいろな・ 形・の・ 家・が・ 建ち並ん・どる。」「考え方・が・ いろいろ・ ある。」

いろがみ【色紙】《名詞》 折り紙などに使う、いろんな色の紙。「いろがみ・で・ 船・を・ 折る。」

いろこ【色粉】《名詞》 食品に色を付けるための添加物。着色料。「いろこ・を・ 入れ・たら・ 綺麗な・ 赤い・ 色・に・ なっ・た。」「いろこ・を・ 入れ過ぎ・たら・ 毒や・ぞ。」

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