« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »

2013年12月31日 (火)

さようなら2013年

 2013年12月31日の明石は、風もなく穏やかな晴天に恵まれました。日没とともに少し風が出てきました。
 17時現在で言うと、最高気温が11.0度(14時31分)、最低気温が2.3度(7時31分)、最大瞬間風速が7.7メートル(16時53分)です。
 さまざまなことがあった1年が静かに暮れていこうとしています。
 特定秘密保護法などというものがあろうとなかろうと、世界は平和でなければなりません。アベノミクスによって国家や企業が潤うことも大切でしょうが、ひとりひとりが安心して暮らせる社会でなければなりません。
 ひとりひとりの力がそんな社会の舵取りをしているのだということを忘れないようにしたいと思います。

Cimg6286

|

【掲載記事の一覧】

 長期連載の「改訂最終版・明石日常生活語辞典」は継続しています。最低でもあと1年間は掲載を続けます。
 「中山道をたどる」は、熊谷宿(埼玉県)から松井田宿(群馬県安中市)までの第2シリーズを始めます。
 「放射状に歩く」は、いずれそのうちに再開します。
 もうひとつ、新しく「百載一遇」を断続的に連載していきます。
 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 お気づきのことなどは、下記あてのメールでお願いします。
    gaact108@actv.zaq.ne.jp
 これまでに連載した内容の一覧を記します。

◆改訂最終版・明石日常生活語辞典 (1)~(360)~継続
    [2013年1月6日開始~ 最新は2013年12月31日]

◆中山道をたどる (1)~(61)~継続
    [2013年11月1日開始~ 最新は2013年12月31日]

◆放射状に歩く (1)~(99)~継続
        [2013年4月13日開始~ 最新は2013年12月28日]

◆新・言葉カメラ (1)~(18)~継続
    [2013年10月1日開始~ 最新は2013年10月31日]

◆名寸隅の記 (1)~(138)~継続
    [2012年9月20日開始~ 最新は2013年9月5日]

◆茜の空 (1)~(27)~継続
    [2012年7月4日開始~ 最新は2013年8月28日]

………【以下は、連載を終了したものです。】……………………………

◆言葉カメラ (1)~(385)
    [2007年1月5日開始~2010年3月10日終了]

◆明石日常生活語辞典 (1)~(1116)
    [2009年7月8日開始~2012年9月13日終了]

◆『明石日常生活語辞典』写真版 (1)~(4)
    [2010年9月10日開始~2011年9月13日終了]

◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日開始~2007年12月12日終了]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日開始~2008年7月20日終了]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)
    [2009年9月1日開始~2009年9月10日終了]

◆地名のウフフ (1)~(4)
    [2012年1月1日開始~2012年1月4日終了]

◆ことことてくてく (1)~(26)
    [2012年4月3日開始~2012年5月3日終了]

◆テクのろヂイ (1)~(40)
    [2009年1月11日開始~2009年6月30日終了]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)
    [2006年12月27日開始~2006年12月31日終了]

◆母なる言葉 (1)~(10)
    [2008年1月1日開始~2008年1月10日終了]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)
   [2006年12月23日開始~2006年12月26日終了]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)
    [2007年1月1日開始~2009年6月4日終了]

◆西島物語 (1)~(8)
    [2008年1月11日開始~2008年1月18日終了]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)
    [2007年7月8日開始~2007年7月31日終了]

◆足下の観光案内 (1)~(12)
    [2008年11月14日開始~2008年11月25日終了]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)
    [2009年5月18日開始~2009年6月22日終了]

◆写真特集・さくら (1)~(71)
    [2007年4月7日開始~2009年5月8日終了]

◆写真特集・うめ (1)~(42)
    [2008年2月11日開始~2009年3月16日終了]

◆写真特集・きく (1)~(5)
    [2007年11月27日開始~2008年11月13日終了]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)
    [2007年12月1日開始~2008年12月15日終了]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)
    [2007年5月8日開始~2007年6月30日終了]

◆屏風ヶ浦の四季 [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 [2007年4月18日]

◆小さなニュース [2008年2月28日]

◆辰の絵馬    [2012年1月1日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)
    [2009年1月1日開始~2010年1月3日終了]

◆文章の作成法 (1)~(7)
    [2012年7月2日開始~2012年7月8日終了]

◆朔日・名寸隅 (1)~(19)
    [2009年12月1日開始~2011年6月1日終了]

◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日開始~2008年9月24日終了]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日開始~2006年10月4日終了]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日開始~2006年10月11日終了]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日開始~2006年11月2日終了]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日開始~2007年6月6日終了]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日開始~2007年8月10日終了]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日開始~2007年7月7日終了]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日開始~2007年10月30日終了]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日開始~2006年10月15日終了]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日開始~2007年8月20日終了]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日開始~2007年9月12日終了]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日開始~2007年9月29日終了]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日開始~2006年12月7日終了]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42)
    [2007年2月1日開始~2007年5月7日終了]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日開始~2006年12月22日終了]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日開始~2007年8月27日終了]

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日開始~2007年8月30日終了]

◆失って考えること (1)~(6)
    [2012年9月14日開始~2012年9月19日終了]

|

中山道をたどる(61)

ひとやすみ

 歳末は、毎年のごとく民族大移動です。テレビのニュースは、空港や新幹線や高速道路を映し出します。そして、国内線や国際線の搭乗人数が昨年に比べてどうだとか、新幹線の自由席の混雑度がどうであるとか、高速道路の渋滞距離がどうだとか、ニュースの価値は数字にあるがごとくで、あとはそれに沿って画面を構成していくという手法が取られています。
 私はこういう風景とは無縁の人間です。遠く離れて住んでいる家族や親戚はほとんどいませんし、盆や正月の移動に難渋した経験を語る者は身近にはいません。ありがたいことです。
 飛行機の搭乗人数の増減、新幹線の混雑度の変化、高速道路の状況の変化…。なぜ、そういうことにこだわるのかということを考えるとき、テレビは、疲れた思いをして移動する人の心に添った報道などはほとんどしていないと思われてくるのです。
 人々が先を争う競争社会、金銭が中心になった経済社会という視点を貫いています。速さや強さ・大きさに価値をおいています。速いことも、強いこと・大きいことも数値で表されます。鉄道で言うと、在来線よりも新幹線、それよりもリニアモーター鉄道へと、スピードの向上を重んじています。裕福な人の海外旅行を賞賛するがごとくに映し出している場面は毎度のことです。
 話は変わりますが、「人類の進歩と調和」をテーマに掲げたのは1970年(昭和45年)の大阪万国博覧会でした。文化や文明というものは、進歩・前進を続けるものだという思いにさせられました。40年前の万博の時代はともかくも、21世紀を迎えたわれわれ人類はどこまでも進歩していくものなのでしょうか。もしそうであるとしたら、その進歩した先には、幸せが待っているのでしょうか。私は、はなはだ疑問に思っています。
 現状を肯定して、あるがままの姿にありがたみを感じ、「足るを知る」ということ…。現代人は、そのような考えを喪失してしまっているように思うのです。
 江戸時代は、ある意味で、熟成した文化を持っていたように思います。科学技術は未熟であったでしょうし、世界に開かれた目も狭かったでしょう。けれども、豊かなものがいっぱいあったことを、中山道や東海道を歩くと実感します。江戸時代に人々を物心両面から支えたものが、平成の現代まで残されたり語り伝えられたりしているのです。
 現代の若者たちの多くが、「将来に夢や希望を持たない」という考えを持っていると聞きます。今の境遇に一大変化が期待できないということかもしれませんが、大儲けをしたりスターになったりすることが人生ではありますまい。
 鉄道作家の宮脇俊三さんは、速さに慣れる習性は恐ろしいという趣旨のことを述べておられます。同様に、瞬時に大金を得たり、一夜にしてスターになったりすることに価値を置くような人生観も恐ろしい、と私は思います。
 人生は、地に足をつけて、自分の脚でゆっくり歩いていくものであると思います。地を駆け、空を飛んで、人を蹴落として先へ出ようとする人間が、一人でも少ない社会であってほしいと思います。

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(360)

「明石日常生活語辞典…し」(41)

しょくぶつ【植物】《名詞》 生物を二つに大別したときの動物に対する一群で、木・草・海藻・その他の、一般に移動性がなく光合成によって栄養を作るものをまとめて言う言葉。「しょくぶつ・の・ 油」

しょくよう〔しょくよー〕【食用】《名詞》 食べ物になること。食べ物として用いること。「戦争中・は・ 芋・の・ 茎・まで・ しょくよー・に・ し・た。」

しょくようがえる〔しょくよーがえる〕【食用蛙】《名詞》 体が大きくて、食用にする蛙。◆実際に食べた経験はない。「しょくよーがえる・が・ 低い・ 声・で・ 鳴い・とる。」

しょくよく【食欲】《名詞》 食べたいと思う気持ち。「しょくよく・が・ 旺盛な・ 人・や。」〔⇒くいけ〕

しょくりょうひん〔しょくりょーひん〕【食料品】《名詞》 食べ物。「一週間分・の・ しょくりょーひん・を・ まとめ・て・ 買(こ)ー・とく。」◆穀物以外を指すことが多い。

じょこう〔じょこー〕【徐行】《名詞、動詞する》 電車や自動車などが、ゆっくり進むこと。「四つ角・は・ じょこーせ・な・ 危ない・ぞ。」

しょことなし〔しょーことなし〕【しよう事なし】《形容動詞や》 どうすることもできないという様子。他によい方法がないという様子。「孫・が・ 熱・を・ 出し・て・ 昨日・は・ しょことなしに・ 家・から・ 出・られ・ず・や。」

じょし【女子】《名詞》 おんな。おんなの子。「男子・と・ じょし・が・ 一列・ずつ・ 並ん・だ。」■対語=「じょし」

じょしゅ【助手】《名詞》 ①仕事の手助けをする人。「トラック・の・ じょしゅ」②仕事の上で、一人前ではない人。「まだ・ じょしゅ・や・さかい・ ひとり・で・ 仕事・を・ さし・てもらわ・れ・へん。」

じょじょ《名詞》 ①足に履くもの。「えー・ じょじょ・ 履い・て・ どこ・へ・ 行く・の・や。」②藁・藺草・竹皮などで編み、鼻緒をすげた履き物。「じょじょ・の・ はなご〔=鼻緒〕・が・ 切れ・た。」◆幼児語。〔⇒じょり、はきもん。②⇒じょうり、ぞうり〕

じょじょに【徐々に】《副詞》 少しずつ。ゆるやかに。「三月・に・ なっ・て・ じょじょに・ 温(ぬく)ー・ なっ・てき・まし・た・なー。」

じょせい〔じょせー〕【女性】《名詞》 成人したおんなの人。「受付・に・ おる・ じょせー」

しょたい【所帯】《名詞》 ①独立して生活している一つの家。「大けな・ しょたい・や・さかい・ ご飯・ 作る・の・も・ 大変な・ん・や。」②組織としての全体。「しょたい・の・ 大けな・ グループ」

しょちゅうみまい〔しょちゅーみまい〕【暑中見舞い】《名詞》 夏の暑いときに元気かどうかを尋ねてねぎらうことを書く葉書や手紙。「しょちゅーみまい・の・ 葉書・を・ くれ・た。」

しょちょう〔しょちょー〕【所長】《名詞》 事務所や営業所などのいちばん上に立つ人。「建築事務所・の・ しゅちょーさん」

しょちょう〔しょちょー〕【署長】《名詞》 警察署や消防署などのいちばん上に立つ人。「明石警察・の・ しょちょー」

しょっき【食器】《名詞》 食事の時に使う道具・器具。「給食・の・ しょっき」◆茶碗・皿・箸・ナイフ・フォークなど。

ショック〔しょっく〕【英語=shock】《名詞》 ①予期しない事態に遭遇したときの、激しい驚きや動揺。「大けな・ 事故・が・ あっ・て・ 友達・が・ 怪我し・て・ えらい・ しょっく・や。」②突然の物理的な動きや響き。「地震・の・ しょっく・で・ もの・が・ 落ち・た。」

しょっちゅう〔しょっちゅー〕《副詞》 常に。終始。途絶えることなく続けて。「この・ 辺・は・ 散歩・で・ しょっちゅー・ 歩い・てます・ねん。」「若い・ 時・は・ しょっちゅー・ 腹・を・ 減らし・とっ・た。」〔⇒じょうじ、じょうしき、いつも、いっつも、いっつもかっつも、いつもかも〕

しょどう〔しょどー〕【書道】《名詞、動詞する》 ①文字を毛筆で美しく書く芸術。「子ども・に・ しょどー・を・ 習わす。」②そのことに関する、高等学校の芸術の科目の一つ。「音楽・より・も・ しょどー・が・ 好きな・ん・や。」

|

2013年12月30日 (月)

中山道をたどる(60)

日本橋から熊谷宿まで(58)

のろのろ反芻のブログ

 2013年(平成25年)10月20日から23日まで、日本橋を振り出しに、板橋宿、蕨宿、浦和宿、大宮宿、上尾宿、桶川宿、鴻巣宿、熊谷宿と歩いてきました。武蔵の国をゆっくりと、昔の面影を求めて歩きましたが、かなわなかったところもあります。けれども、自分足で歩くということの喜びと成就感は残りました。
 その距離はおよそ64㎞、すなわち16里でした。昔の人なら2日で歩いたかもしれませんが、私はのんびりと、4日間かけて歩きました。実質は、初日午前と最終日午後を除外して3日間です。昔の人の1.5倍の時間をかけたことになるでしょう。
 熊谷宿は8番目の宿駅です。69次のうちの10%余りを歩いたことになります。初日は雨にたたられましたが、その後は天気に恵まれました。
 熊谷からは高崎線の普通電車で上野まで、そして山手線で浜松町まで、東京モノレールで羽田空港まで、あとは往路と同様に飛行機に乗ります。
 熊谷から逆送して東京へ、車窓のあちこちで歩いたところを反芻しましたが、あっと言う間に上野に着いてしまいました。
 けれども、さらに反芻するために2か月かけて、のろのろとブログを書きました。ブログは1回あたり、平均1㎞で進んだことになります。

00601cimg4255 00602cimg4261 00603cimg4293

【写真・左は、上野駅の啄木の歌碑。写真・中は、東京モノレール浜松町駅。写真・右は、羽田空港国内線。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の12時17分、13時40分、14時42分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(359)

「明石日常生活語辞典…し」(40)

しょき【書記】《名詞》 会議の記録などを取る役割を担う人。「自治会・の・ しょき・の・ 役・を・ する。」◆小学校時代の学級委員の三役は、委員長、副委員長、書記長であった。

しょきゅう〔しょきゅー〕【初級】《名詞》 全体をいくつかの段階に分けたときの、初歩の段階。「ゲートボール・は・ し始め・た・ばっかり・で・ まだ・ しょきゅー・や。」■対語=「ちゅうきゅう」「じょうきゅう」〔⇒かきゅう〕

しょく【食】《名詞》 食べること。食べたいと思う気持ち。「熱・が・ あっ・て・ しょく・が・ 進ま・へん。」

しょく【食】《接尾語》 食べる量。食べる回数。「お前・ 一日・ 何しょく・ し・とる・ん・や。食ー・て・ばっかり・ おる・ん・やろ。」

しょく【色】《接尾語》 色の数を数えるときに使う言葉。「十六しょく・の・ 色鉛筆・を・ 買(こ)ー・てもろ・た。」

しょく【燭】《接尾語》 電球などの明るさを表す言葉。「六しょく・の・ 球(たま)」◆「ワット」を使う以前の言葉。

しょくあん【職安】《名詞》 職業紹介や雇用保険についての業務などを行っているところ。今の「ハローワーク」。かつての「職業安定所」の略語。「しょくあん・で・ 仕事・を・ 探す。」〔⇒あんていしょ、しょくぎょうあんていしょ〕

しょくいん【職員】《名詞》 役所・学校・団体などに勤めている人。「市ー・の・ しょくいん・を・ し・とる。」

しょんいんしつ【職員室】《名詞》 学校の教職員がいる部屋。「学校・へ・ 行っ・とっ・た・ とき・は・ しょくいんしつ・へ・は・ 入り・にくかっ・た・なー。」

しょくがほそい【食が細い】《形容詞》 日常的に食べる量が少ない。「しょくがほそい・さかい・ 痩せ・とる・ねん。」

しょくぎょう〔しょくぎょー〕【職業】《名詞》 ①生活していくために、日常的にしている仕事。「しょくぎょー・を・ 書く・ 欄」②かつて、中学校にあった、男子を対象にした教科の名前。「しょくぎょー・の・ 先生」

しょくぎょうあんていしょ〔しょくぎょーあんてーしょ〕【職業安定所】《名詞》 職業紹介や雇用保険についての業務などを行っているところ。今の「ハローワーク」。◆単に「あんていしょ」と言うことが多い。「明石・の・ しょくぎょーあんてーしょ・は・ 駅・から・ 西・の・ 方・に・ ある。」〔⇒あんていしょ、しょくあん〕

しょくご【食後】《名詞》 食事を済ませた後。「しょくご・に・ 薬・を・ 飲む。」「しょくご・の・ 昼寝」

しょくじ【食事】《名詞、動詞する》 生きていくために必要なものを食べること。また、その食べ物。「もー・ しょくじ・ 済み・まし・た・か。」〔⇒めし〕

しょくぜん【食前】《名詞》 食事をする前。「しょくぜん・に・ 飲む・ 薬」「お前・ よー・ 食う・なー。しょくぜん・ 食後・に・ 飯・ 食(く)・とる・ん・と・ ちゃう・か。」

しょくちゅうどく〔しょくちゅーどく〕【食中毒】《名詞》 飲食したものに含まれる毒やばい菌が原因で、体の具合が悪くなること。食あたり。「梅雨・に・ なっ・たら・ しょくちゅーどく・に・ 気ー・ つけ・んならん。」◆単に「ちゅーどく」と言うことが多い。〔⇒ちゅうどく〕

しょくどう〔しょくどー〕【食堂】《名詞》 ①その建物の中で、食事をするための特定の部屋。「朝飯・は・ しょくどー・で・ バイキング・や・そーや。」②人に食事を提供する店。「ここ・の・ 駅前・に・は・ しょくどー・が・ あんまり・ ない・なー。」〔②⇒たべもんや、くいもんや〕

しょくにん【職人】《名詞》 手先の技術で物を作る仕事をしている人。「仕事・を・ 習(なろ)ー・て・ しょくにん・に・ なる。」◆大工・左官・石工・植木屋などの職業のことに使う。
しょくひ【食費】《名詞》 食事にかかる費用。「就職し・たら・ しょくひ・ぐらい・ 家・へ・ 入れ・ん・かいな。」

しょくひん【食品】《名詞》 食べ物となる品物。「地下・の・ しょくひん・売場・で・ 買う。」

|

2013年12月29日 (日)

中山道をたどる(59)

日本橋から熊谷宿まで(57)

源平合戦と熊谷直実

 駅前に熊谷駅南口開設記念碑(写真・左)があります。1983年(昭和58年)11月12日開設と刻まれています。この年は6月1日に東武鉄道熊谷線が廃止され、それまで北口だけであった駅に南口が設置されたようです。熊谷駅の南側には秩父鉄道のビルと線路とがあります。
 現在はあちらこちらの市町でコミュニティバスの運営が盛んですが、熊谷のそれ(写真・中)は「ゆうゆうバス」と名付けられています。そして、直実号とあります。
 東国の武将、熊谷次郎直実は、熊谷郷の出身で、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍しました。もともとは平家に仕えていましたが、石橋山の戦いを契機に、源頼朝に仕えました。「平家物語」に語られる、須磨海岸における平敦盛との一騎打ちは、能やその他のジャンルで取り上げられました。敦盛を討った直実は、のちに出家して蓮生と名乗りました。
 「平家物語」のこの話はつとに有名で、高等学校の古文の教科書にも載せられています。関西に住んでいると、若い命を落とした敦盛に同情する気持ちが強く、敦盛が吹いていた「青葉の笛」が須磨寺に残っていることなどに関心が注がれるのですが、東国の武士たちが台頭し繁栄していったことについても、熊谷近辺を歩いていると興味がわいてきます。
 熊谷駅コンコース(写真・右)にはJRと秩父鉄道の改札があり、いくつもの店舗も並んでいます。

00591cimg4250 00592cimg4252 00593cimg4254

【写真・左は、熊谷駅南口開設記念碑。写真・中は、熊谷市コミュニティバス。写真・右は、熊谷駅コンコース。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の11時01分、11時01分、11時05分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(358)

「明石日常生活語辞典…し」(39)

しょうめい〔しょーめー〕【証明】《名詞、動詞する》 物事の正しさや、事実などをはっきり示すこと。「昨日・ ちゃんと・ ここ・へ・ 来・とっ・た・ こと・を・ しょーめーし・てくれ・へん・か。」

しょうめい〔しょーめー〕【照明】《名詞、動詞する》 光を当てて明るくすること。また、その光。また、そのための設備。「外灯・の・ しょーめー・が 明(あか)・すぎる。」「しょーめー・を・ つけ・て・ 練習する。」

しょうめいしょ〔しょーめーしょ〕【証明書】《名詞》 物事の正しさや、事実などを示した書類。「保証期間・の・ しょーめーしょ」

しょうめん〔しょーめん〕【正面】《名詞》 ①建物などの表の側。「しょーめん・の・ 入り口・の・ 横・の・ 方・に・ 通用口・が・ あり・ます・ねん。」②真っ直ぐ前の方向。「横・を・ 向か・んと・ しょーめん・を・ 向け。」

しょうもない〔しょーもない〕《形容詞》 価値がない。興味を引かない。「今日・ 見・た・ 芝居・は・ しょーもなかっ・た。」「しょーもない・ 物・です・けど・ 食べ・てみ・て・ください・ね。」◆実際に価値が低いという意味で使うが、へりくだって表現する場合に使うこともある。

しょうゆ〔しょーゆ、しょーゆー〕【醤油】《名詞》 小麦・大豆などに、麹・食塩などを加えて作った液体調味料。「しょーゆー・の・ 瓶・は・ 二リットル・入り・やっ・た。」

しょうよ〔しょーよ〕【賞与】《名詞》 ほうびとして与える金品。月ごとの給与とは別に、夏季・年末などに支給されるもの。「年・に・ 二回・ しょーよ・が・ 出る。」◆かつては、「ボーナス」という言葉を使わず、「しょーよ」と言うことが多かった。

じょうようしゃ〔じょーよーしゃ〕【乗用車】《名詞》 人が乗ることを主目的にした自動車。「初めて・ じょーよーしゃ・を・ 買(こ)ー・た・ とき・は・ うれしかっ・た・なー。」◆昔は、「くるま」とは言わなかった。

じょうり〔じょーり〕【草履】《名詞》 藁・藺草・竹皮などで編み、鼻緒をすげた履き物。◆ゴムで一体的に成形したものもあった。「じょーり・の・ はなご〔=鼻緒〕・が・ 切れ・た。」〔⇒じょじょ、じょり、ぞうり〕

じょうりく〔じょーりく〕【上陸】《名詞、動詞する》 海や船から陸地に上がること。「神戸港・に・ 外国・の・ 船・が・ 着い・て・ ぎょーさん・の・ 人・が・ じょーりくし・た。」

じょうろ〔じょーろ〕【如雨露】《名詞》 植木や草などに水を注ぎかけるときに使う、長い注ぎ口のついた器具。「じょーろ・で・ 花・に・ 水・を・ やる。」

しょうわ〔しょーわ〕【昭和】《名詞》 平成の前の年号。昭和天皇が位についていた時代。「しょーわ・より・ 後・に・ 生まれ・た・ 人・が・ 成人・に・ なっ・た。」

しょうわる〔しょーわる、しょわる〕【性悪】《名詞、形容動詞や、動詞する》 意地の悪い人。意地の悪い様子。いたずらをすること。「小(こ)まい・ 子ー・に・ しょーわるし・たら・ あか・ん・で。」

じょう(を)おとす〔じょー(を)おとす〕【錠(を)落とす】《動詞・サ行五段活用》 金具を操作して、扉や蓋などを開けられないようにする。「じょーをおとし・て・ 入ら・れ・へん・よーに・ する。」〔⇒じょう(を)おろす、じょう(を)かける〕

じょう(を)おろす〔じょー(を)おろす〕【錠(を)下ろす】《動詞・サ行五段活用》 金具を操作して、扉や蓋などを開けられないようにする。「仕事・が・ 済ん・だ・さかい・ 工場・に・ じょーをおろす。」〔⇒じょう(を)おとす、じょう(を)かける〕

じょう(を)かける〔じょー(を)かける〕【錠(を)掛ける】《動詞・カ行下一段活用》 金具を操作して、扉や蓋などを開けられないようにする。「玄関・の・ 戸ー・に・ じょーをかけ・て・ 出かける。」〔⇒じょう(を)おとす、じょう(を)おろす〕

じょおう〔じょおー〕【女王】《名詞》 女性の君主。「イギリス・の・ じょおー」

ショート〔しょーと〕【英語=short】《名詞、動詞する》 二本の電線などが触れ合って、大量の電流が流れること。「しょーとし・て・ 停電し・た。」

しょがない【仕様がない】《形容詞》 ①どうすることもできない。他によい方法がない。「あいつ・の・ 言(ゆ)ー・よーに・ する・しか・ しょがない。」②やむを得ない。反論できない。「黙っ・とか・な・ しょがない。」③望ましくない。してはいけない。「あんな・ しょがない・ こと・を・ し・たら・ あか・ん・ぞ。」④気持ちがおさまらない。たまらない。「あほみたいな・ 失敗・を・ し・て・ 恥ずかしー・て・ しょがない。」〔⇒しゃあない、しょう(が)ない〕

|

2013年12月28日 (土)

放射状に歩く(99)

天満・加古を通って、小野へ⑭

 山田川(写真番号①、撮影時刻13時39分)という小さな流れを渡り、万勝寺川(②、13時49分)という川も渡ります。万勝寺川は1級河川ですが全長は8㎞余りです。2つの川はどちらも加古川に流れ込んでいます。
 垂井町のあたりから緩やかな上り坂(③、13時53分)になっていて、神戸電鉄粟生線の線路をくぐります。ちょうど急行電車が通り過ぎます(④、13時54分)。新開地12時57分発の粟生行の急行で、市場駅13時52分発、小野駅13時55分着の電車です。粟生線は乗客減に悩み、廃止も話題に上りました。この時間帯は上り・下りとも、1時間に1本の運行です。急行といえども、神戸市西区の木幡駅からはすべての駅に停車する電車です。
 市役所、駅、好古館への案内板(⑤、13時59分)に従って、細い道に入って、神戸電鉄小野駅(⑥、14時05分)に着きました。
 所要は6時間15分、休憩は設けず、写真を撮ったりメモを取ったりする以外は、歩き続けてきました。3万5000歩余り、22㎞ほど歩いたことになります。昼食は、この後に市内で摂ります。

14cimg5936 14cimg5941 14cimg5944 14cimg5945 14cimg5952 14cimg5954

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

……………………………………………………………………

 「放射状に歩く」は7つのコースを歩きました。今年はこれでお終いです。次は年が改まってからです。

|

中山道をたどる(58)

日本橋から熊谷宿まで(56)

拠点都市の熊谷

 市内にあるマンホールのふた(写真・左)にもムサシトミヨの姿が描かれています。愛嬌のある姿です。
 中山道は、熊谷駅の手前で踏切を渡って東へ行くのが道筋のようですが、今回は駅の南口でお終いにします。
 駅の向かって左手には送迎用のバス停が林立しています(写真・中)。一般のシャトルバスの他に、東京電機大学(比企郡鳩山町)、東京農業大学第三高等学校・附属中学校(東松山市)、武蔵越生高等学校(入間郡越生町)、大妻嵐山中学校・高等学校(比企郡嵐山町)、星野高等学校・星野学園中学校(川越市)などの文字が並んでいます。ずいぶん遠いところの学校もありますが、鉄道の拠点としての熊谷が果たしている役割が大きいということでしょう。
 熊谷市の人口は約20万人ですが、埼玉県内では川越市に次いで1933年(昭和8年)4月に市制を施行しています。埼玉県北部の中心都市です。
 JR熊谷駅南口(写真・右)は堂々としたビルになっていますが、この時間帯は人通りが少ないようです。
 吹上駅から8時10分に歩き始めて、11時ちょうどまでの2時間50分。帰りの飛行機の時刻が決まっていますので、用心をして早めに到着しました。

00581cimg4244 00582cimg4248 00583cimg4249

【写真・左は、マンホールのふた。写真・中は、送迎用のバス停。写真・右は、熊谷駅南口ビル。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の10時56分、10時59分、11時00分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(357)

「明石日常生活語辞典…し」(38)

じょうひん〔じょーひん〕【上品】《形容動詞や》 人柄などに落ち着きがあって、貴く感じられる様子。品性、品格が良い様子。奥ゆかしい態度や行動をとる様子。「じょーひんな・ 動作・を・ する・ 人」「京都・の・ じょーひんな・ お菓子」■対語=「げひん」

しょうぶ〔しょーぶ〕【勝負】《名詞、動詞する》 ①勝ち負け。「どっち・も・ 強ー・て・ 相撲・の・ しょーぶ・が・ つか・へん。」②対決すること。勝ち負けを争うこと。「いっぺん・ 将棋・で・ しょーぶし・まへ・ん・か。」

しょうぶ〔しょーぶ〕【菖蒲】《名詞》 細長い葉で香りが良く、初夏に花を咲かせる水辺の植物。「しょーぶ・を・ 風呂・に・ 入れる。」

じょうぶ〔じょーぶ〕【丈夫】《形容動詞や》 ①しっかりして、壊れにくい様子。「じょーぶな・ 箱・に・ 入れる。」②体が強くて元気な様子。健康である様子。「じょーぶな・ 体・を・ し・た・ 人・や。」

しょうぶん〔しょーぶん〕【性分】《名詞》 人が生まれつき持っている性格。「細かい・ こと・が・ 気・に・ なっ・て・ しょーがない・ しょーぶん・の・ 人・や。」「おもろい・ こと・が・ 好きな・ しょーぶん」〔⇒たち〕

しょうべん〔しょーべん〕【小便】《名詞、動詞する》 血液の中の老廃物や水分が、体外に排出されるもの。また、それを体の外へ出すこと。「道・の・ はた・で・ しょーべんし・たら・ あか・ん・がな。」〔⇒しょんべん、おしっこ、しっこ、しょう〕

しょうべんたれ〔しょーべんたれ〕【小便垂れ】《名詞、形容動詞や》 ①しばしば放尿する傾向のある人。「また・ 便所・へ・ 行く・ん・かいなー。しょーべんたれ・や・なー。」②じゅうぶん成熟していない人。◆あしざまに言うときに使う言葉。「あんな・ しょーべんたれ・に・ 仕事・を・ 任さ・れ・へん。」〔⇒しょんべんたれ〕

しょうべんたんご〔しょーべんたんご〕【小便たんご】《名詞》 ①尿を溜めておいて、天秤棒などで担う桶。「畑・へ・ しょーべんたんご・を・ にのー・ていく。」②便所に設置されている、男性の放尿を受ける器。「しょーべんたんご・は・ 綺麗に・ 使え。」〔⇒たんご、しょんべんたんご〕

じょうほう〔じょーほー〕【両方】《名詞》 二つのものや、二つの事柄の双方。「じょーほー・の・ 手ー・を・ 前・に・ 出す。」「じょーほー・とも・ 強ー・て・ 勝負・が・ つか・ん。」〔⇒じょほ、りょうほう、りょほ〕

しょうぼう〔しょーぼー〕【消防】《名詞》 ①火事を消したり防いだりすること。「しょーぼー・の・ 他・に・ 救急・の・ 仕事・が・ ある。」②消防職員。火事を消したり防いだりする仕事をしている人。「市役所・で・ しょーぼー・を・ 受け持っ・とる。」③消防署。火事を消したり防いだりする仕事や、急病・怪我の人を助けたりする仕事を受け持っているところ。「駅前・に・ しょーぼー・が・ ある。」

しょうぼうじとうしゃ〔しょーぼーじとーしゃ〕【消防自動車】《名詞》 火事を消したり防いだりすることに使う自動車。「早(はよ)ー・ しょーぼーじとーしゃ・が・ 来・てくれ・たら・ 良(え)ー・のに・なー。」〔⇒しょうぼうしゃ、しょうぼうじどうしゃ〕

しょうぼうじどうしゃ〔しょーぼーじどーしゃ〕【消防自動車】《名詞》 火事を消したり防いだりすることに使う自動車。「しょーぼーじどーしゃ・が・ やかましーに・ 走っ・とる。」〔⇒しょうぼうしゃ、しょうぼうじとうしゃ〕

しょうぼうしゃ〔しょーぼーしゃ〕【消防車】《名詞》 火事を消したり防いだりすることに使う自動車。「しょーぼーしゃ・と・ 救急車・が・ 走っ・ていっ・た。」〔⇒しょうぼうじどうしゃ、しょうぼうじとうしゃ〕

しょうぼうしょ〔しょーぼーしょ〕【消防署】《名詞》 火事を消したり防いだりする仕事や、急病・怪我の人を助けたりする仕事を受け持っているところ。「しょーぼーしょ・から・ 救急車・が・ 出・ていっ・た。」

じょうまえ〔じょーまえ〕【錠前】《名詞》 扉や蓋などに付けて、開けられないようにする金具。「頑丈な・ じょーまえ・が・ かかっ・とる。」◆作りつけのものや、大形の錠のことを言うことが多い。〔⇒じょう〕

しょうみ〔しょーみ〕【正味】《名詞》 ①入れ物などの重さを除いた、中身だけの重さ。「ふるたい・を・ 引ー・て・ しょーみ・ 一貫目・ ある。」②容器の中に入る、中身の量。「上げ底・や・さかい・ しょーみ・は・ あんまり・ 入っ・とら・へん。」③実際の数量。掛け値なしの数量。「しょーみ・ 一時間・しか・ 働い・とら・へん。」

|

2013年12月27日 (金)

放射状に歩く(98)

天満・加古を通って、小野へ⑬

 加古川市と同様に小野市にも地区名を大きく書いたものが設けられています。樫山町室山(写真番号①、撮影時刻12時57分)です。
 歩いているのは県道18号で、加古川小野線と呼ばれています。加古川の東岸を通っている幹線道路ですから、車の通行は多いのです。
 道の右側に播磨カントリークラブ(②、13時05分)があり、道が左へカーブしていきます。加古川の堤防に上がる(③、13時12分)と、静かな流れが見通せます。このあたりで歩き始めから3万歩に達しました。
 万才橋南の交差点(④、13時19分)で、加古川の流れから離れます。交差点の植え込みにONO(小野)という文字が作られ、その中に花が植えられています(⑤、13時20分)。
 市場という交差点(⑥、13時31分)で元の国道175号に出ます。明石から舞鶴に向かう道デカ。今は、この市場から小野市街を通らないバイパス新道が作られています。元の道は県道に格下げされていますが、小野市街を貫くのは旧道の方ですから、それを歩きます。

13cimg5917 13cimg5919 13cimg5924 13cimg5927 13cimg5929 13cimg5931

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(57)

日本橋から熊谷宿まで(55)

かつての桑畑と蚕霊碑

 「元荒川ムサシトミヨ生息地」の解説板(写真・左)があります。この解説の中から、生息地についての記述を抜き書きしてみます。

 以前は埼玉県の熊谷市及び本庄市・川越市、東京都西部などに生息していましたが、環境が悪化し、川が汚されてしまったので、現在では、世界で熊谷にしかみられなくなってしまいました。 (中略) 冷たく、きれいなわき水を水源とする細い川で、水草が繁茂(はんも)しているところに生活します。水温は十~十八度が適温です。 (中略) ムサシトミヨは貴重な魚であり、また絶滅寸前の状態なので、源流四百メートル区間内において、埼玉県指定天然記念物に指定され、平成三年十一月十四日の県民の日には清流のシンボルとして県の魚に指定されました。

 各都道府県には、県の花、木、鳥などが定められていますが、県の魚というのは珍しいと思います。海に面しているところは海水魚となる可能性が高いのは当然です。中山道のような内陸部では、群馬県と岐阜県がアユと決めています。
 熊谷市ムサシトミヨ保護センターの入り口を示す看板(写真・中)があります。保護の活動拠点になっているのでしょう。
 大きな木が茂っている万平公園の一画に「蚕霊碑」(写真・右)があります。この公園は、 旧熊谷堤の跡地を公園として整備したもので、わずかに旧堤防が残っています。このあたりは桑畑も広がっていたようです。「蚕霊碑」は埼玉県蚕糸業協会が1961年(昭和36年)に建てたもので、真ん中に大きな繭玉が作られています。
 熊谷市内には、久下一里塚の説明板と八丁一里塚の説明板とがあるようですが、どちらも見落としました。

00571cimg4232 00572cimg4238 00573cimg4242

【写真・左は、「元荒川ムサシトミヨ生息地」の解説板。写真・中は、ムサシトミヨ保護センターの入り口。写真・右は、万平公園の「蚕霊碑」。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の10時29分、10時38分、10時48分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(356)

「明石日常生活語辞典…し」(37)

じょうたい〔じょーたい〕【状態】《名詞》 ものごとや人が変化していく中での、ある時期における有り様。「今・は・ 火の車・の・ じょーたい・や。」

しょうたいじょう〔しょーたいじょー〕【招待状】《名詞》 客として呼んでもてなすために出す手紙や書類。「甥・の・ 結婚式・の・ しょーたいじょー・が・ 届い・た。」

じょうたつ〔じょーたつ〕【上達】《名詞、動詞する》 練習・学習などを積み重ねることによって、学問、スポーツ、芸術などの力が伸びること。腕が上がること。「毎日・毎日・ 練習し・た・さかい・ 水泳・が・ だいぶ・ じょーたつし・てき・た。」

じょうだん〔じょーだん〕【冗談】《名詞、動詞する》 ①面白みを加えて、ふざけて言う話。「じょーだん・ばっかり・ 言う・ 人・や・さかい・ 何・が・ ほんま・や・ わから・へん。」②ふざけて行動すること。「じょーだんし・とっ・たら・ 木ー・から・ 落ちる・ぞー。」

しょうち〔しょーち〕【承知】《名詞、動詞する》 ①相手の言うことを聞き入れること。「無理・を・ 言ー・た・ん・や・けど・ しょーちし・てくれ・た。」②知っていること。「前々から・ しょーちし・てまし・た。」

しょうちくばい〔しょーちくばい〕【松竹梅】《名詞》 めでたいものの取り合わせとしての、松と竹と梅。「しょーちくばい・の・ 絵ー・を・ 描く。」

じょうとう〔じょーとー〕【上等】《名詞、形容動詞や》 ①上の等級。「席・は・ じょーとー・を・ 予約し・た。」②優れていること。立派なこと。「じょーとー・の・ 服・を・ 着・ていく。」③十分ではないが、一応、優れていること。「30番・まで・に・ 入っ・たら・ じょーとーや。」■対語=②「かとう」

しょうどく〔しょーどく〕【消毒】《名詞、動詞する》 薬や熱などで、黴菌を殺すこと。「手ー・を・ アルコール・で・ しょーどくする。」

しょうとつ〔しょーとつ〕【衝突】《名詞、動詞する》 ①行き合ってぶつかること。「自転車・で・ 電信柱・に・ しょーとつし・た。」②考えの違いが露骨になること。また、その結果、言い争ったり腕力を用いたりすること。「あいつ・と・は・ 何遍・も・ しょうとつし・た。」〔①⇒つきあたる、つっきゃたる、つきゃたる、どっしゃげる〕

しょうにん〔しょーにん〕【小人】《名詞》 運賃や入場料などでの、半人分の扱いを受ける人。「入場券・を・ 大人(だいにん)・ 一枚・と・ しょーにん・ 一枚・ ください。」■対語=「だいにん」「おとな」

しょうね〔しょーね〕【性根】《名詞》 ①心の持ち方。頑張り抜こうとする精神力。「しょーね・が・ 入っ・とら・へん・さかい・ 負ける・ん・や。」②その人が生まれつき持っている性格。「しょーね・が・ 腐っ・とる。」〔⇒こんじょう、しょうねん〕

しょうねん〔しょーねん〕【正念】《名詞》 ①心の持ち方。頑張り抜こうとする精神力。「もっと・ しょーねん・ 入れ・て・ やら・んかい。」②その人が生まれつき持っている性格。「あいつ・の・ しょーねん・は・ よー・ わから・ん。」〔⇒こんじょう、しょうね〕

しょうのつき〔しょーのつき〕【小の月】《名詞》 太陽暦で一か月が三十日以下の月。「二月・は・ しょーのつき・や。」■対語=「だいのつき」

しょうばい〔しょーばい〕【商売】《名詞、動詞する》 ①品物を売り買いすること。「しょーばい・が・ 繁盛する。」②生活のためにする仕事。仕事の種類。「今・は・ どんな・ しょーばいし・とっ・てん・です・か。」「体・を・ 使う・ しょーばい」

しょうばいにん〔しょーばいにん〕【商売人】《名詞》 ①ものの売買をしている人。商人。「しょうばいにん・の・ 組合」②駆け引きの上手な人。「あいつ・は・ しょーばいにん・や・さかい・ 騙さ・れ・ん・よーに・ し・なはれ。」〔①⇒あきんど〕

しょうばいや〔しょーばいや〕【商売屋】《名詞》 ものの売買をしている店。商店。「駅前・は・ しょーばいや・が・ 並ん・どる。」

じょうはつ〔じょーはつ〕【蒸発】《名詞、動詞する》 液体が気体に変わる現象。「アルコール・が・ じょーはつし・ても・た。」

しょうひん〔しょーひん〕【賞品】《名詞》 ほうびとしての品物。「運動会・で・ 勝っ・て・ しょーひん・を・ 貰(もろ)・た。」

|

2013年12月26日 (木)

放射状に歩く(97)

天満・加古を通って、小野へ⑫

 加古川市が終わって、三木市に入ります(写真番号①、撮影時刻12時42分)。美嚢川 が加古川に流れ込むところで、美の川橋(②、12時43分)があります。河川管理境界という表示があって、加古川は国土交通省(姫路工事事務所)の管理、美の川(という文字になっています)は兵庫県(社土木事務所)の管理となっています。
 美嚢川(③、12時46分)は三木市の中心市街地を流れてきた川ですから、それなりの川幅を持った、堂々とした流れです。このあたりは三木市別所町正法寺ですが、美嚢川が加古川に合流するのを見届けたかのようにして、10分足らず歩くと、小野市に入ります(④、12時51分)。
 頭の上を山陽自動車道(⑤、12時53分)が通っています。加古川の流れ(⑥、12時57分)も今は水が少ないようです。対岸は雑木林です。厄神駅を出たJR加古川線は、橋を渡って右岸を北に向かって走っています。

12cimg5898 12cimg5901 12cimg5905 12cimg5912 12cimg5915 12cimg5916

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(56)

日本橋から熊谷宿まで(54)

ムサシトミヨに引かれて

 熊谷市は、今年の夏、暑さ日本一のタイトルを高知県四万十市の西土佐江川崎地区に奪われましたが、暑い町には変わりはありません。2007年(平成19年)8月16日の40.9度という記録は熊谷の町を全国に印象づけました。けれども、秋の土手の風は爽やかです。
 長土手はまだまだ続いており、ガイドブックによればもう少し土手の道を行くべきですが、長土手の風景はじゅうぶんに味わいました。
 道に迷うのではなく、一時的には自分勝手な道を進むこともします。熊谷桜堤とムサシトミヨ生息地の矢印(写真・左)がありました。市民マラソンとしての歴史がある熊谷さくらマラソンは3月の開催です。ムサシトミヨ生息地に引かれて、そちらに向かいます。
 やがてムサシトミヨのすむところ(写真・中)に出ました。看板には、

 ここは、世界で熊谷市のみに生息するムサシトミヨがすんでいる川です。
 川の汚れを少なくし、豊かな緑と清流を守るため皆さんのご協力をお願いします。

と書いてあります。絶滅危惧種のムサシトミヨは、唯一の生息地が元荒川の源流域のようです。ムサシトミヨ生息地は環境省が2008年に制定した「平成の名水百選」のひとつに選ばれています。けれども、特別な自然環境のようには見えません。
 その川(写真・右)は細い流れで、水中を見つめてみましたが、ムサシトミヨに出会うことはできませんでした。

00561cimg4225 00562cimg4228 00563cimg4230

【写真・左は、熊谷桜堤とムサシトミヨ生息地の矢印。写真・中は、ムサシトミヨのすむところ。写真・右は、その川。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の10時06分、10時26分、10時28分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(355)

「明石日常生活語辞典…し」(36)

しょうじ〔しょーじ〕【小路】《名詞》 大きな建物の間の、狭い道。横丁。「蔵・の・ 横・の・ しょーじ・は・ 風・が・ よー・ 通っ・て・ 涼しー。」「しょーじ・は・ 自動車・が・ 通ら・ん・さかい・ 子ども・の・ 遊び場・に・ なる。」

じょうじ〔じょーじ〕【常時】《副詞》 常に。終始。途絶えることなく続けて。「あいつ・は・ じょーじ・ うち・へ・ 来る・ねん。」「じょーじ・ 歩い・とる・ねん・けど・ 体重・は・ 減ら・へん。」〔⇒じょうしき、しょっちゅう、いつも、いっつも、いっつもかっつも、いつもかも〕

しょうじがみ〔しょーじがみ〕【障子紙】《名詞》 障子に張っている紙。障子に張るのに適したものとして作られている紙。「しょーじがみ・に・ 穴・を・ あける。」

しょうじき〔しょーじき〕【正直】《名詞、形容動詞や》 心が正しく、嘘やごまかしがないこと。「しょーじきに・ 言ー・て・ 謝る・ 方・が・ えー・やろ。」

じょうしき〔じょーしき〕【常識】《名詞》 普通の人なら、誰でも持っているような考え方、知識、判断力。「どない・ し・たら・ えー・か・ じょーしき・で・ 判断し・てみ・なはれ。」

じょうしき〔じょーしき〕【常しき】《副詞》 常に。終始。途絶えることなく続けて。「じょーしき・ 走っ・て・ 体・を・ 鍛え・とる。」「あいつ・が・ 黙っ・て・ 欠席する・の・は・ じょーしきや。」「家・に・ おっ・ても・ どこ・ぞ・へ・ 行っ・ても・ じょーしき・ 絵ー・を・ 描い・とり・ます・ねん。」〔⇒じょうじ、しょっちゅう、いつも、いっつも、いっつもかっつも、いつもかも〕

しょうしゅう〔しょーしゅー〕【召集・招集】《名詞、動詞する》 ①人々を呼び集めること。「村・の・ 人・を・ しょーしゅーする。」②戦時中に、兵役を命じて呼び集めること。「しょーしゅーさ・れ・て・ 戦争・に・ 行か・され・た。」

しょうしょ〔しょーしょ〕【証書】《名詞》 あることを証明するための書類。「卒業・の・ しょーしょ・を・ 貰う。」「算盤・の・ 二級・の・ しょーしょ」

しょうしょう〔しょーしょー〕【少々】《副詞》 数量や程度がわずかである様子。少しばかり。「しょーしょー・しか・ ない・けど・ 食べ・ておくん・なはれ。」「お前・の・ 言(ゆ)ほ・とる・ こと・は・ しょーしょー・ 気・に・ なる。」〔⇒ちょっと〕

しょうじょう〔しょーじょー〕【賞状】《名詞》 成績や善行などを誉めて、書き与える紙片。「作文・ 書い・て・ 佳作・に・ なっ・て・ しょーじょー・を・ 貰(もろ)・た。」

しょうしんしょうめい〔しょーしんしょーめー〕【正真正銘】《形容動詞や》 間違いなく本物であること。「これ・は・ しょーしんしょーめーの・ 昔・の・ 銀貨・や。」

じょうず〔じょーず〕【上手】《形容動詞や、動詞する》 ①何かをしたり、作ったりするのがうまく優れている様子。「じょーずに・ 自転車・に・ 乗れる・よーに・ なっ・た。」②人をおだてたり、お世辞を言ったりするのが巧みである様子。「人・に・ じょーずし・て・ 出世し・たっ・て・ しょーがない。」

しょうすう〔しょーすー〕【小数】《名詞》 ①0よりも大きくて、1よりも小さい数。「しょーすー・は・ 切り捨てる。」②1より小さい数を含んで、小数点を使って書き表す数字。「割っ・たら・ しょーすー・に・ なっ・ても・た。」

しょうすうてん〔しょーすーてん〕【小数点】《名詞》 小数を書き表すとき、1の位の右につける点。「しょーすーてん・ 以下・ 二位・を・ 四捨五入し・て・ 書く。」

じょうず(を)いう〔じょーず(を)ゆー〕【上手(を)言う】《動詞・ワア行五段活用》 相手におべっかを使って言う。追従した言い方をする。「じょーずゆー・の・が・ うまい・ 人」

しょうせつ〔しょーせつ〕【小説】《名詞》 作者の想像力・構成力によって、登場人物の行動や事件を筋にして、人間の生き方や、社会の在り方などを描いた作品。「図書館・で・ しょーせつ・を・ 借(か)っ・てき・た。」

しょうたい〔しょーたい〕【正体】《名詞》 そのもののほんとうの姿。「お化け・の・ しょーたい・は・ 何・やろ。」

しょうたい〔しょーたい〕【招待】《名詞、動詞する》 客として呼んでもてなすこと。「娘・の・ 結婚式・に・ しょーたいする・ 人・を・ 決める。」

|

2013年12月25日 (水)

放射状に歩く(96)

天満・加古を通って、小野へ⑪

 加古川市に入ると、地区名の表示板が目に入ります。八幡町野村地区(写真番号①、撮影時刻11時58分)です。加古川市内のどこにもあるというわけではありませんが、外部の者からすれば、こういう表示はありがたいと思います。
 厄除八幡宮という表示と矢印があって、丘の麓に八幡神社が見えます(②、12時03分)。近郷に「八幡の厄神さん」「宗佐(そうさ)の厄神さん」として知られている社です。バス停は厄神前(③、12時03分)ですが、2月の厄神大祭の時には臨時バスが多発されますので、バス乗降のための用地が広く設けられています。近くのJR加古川線に厄神駅があります。厄神駅はかつては三木線の分岐する駅でした。
 草谷川(④、12時06分)を渡ります。稲美町の旧・母里村から三木に向かって歩いたときにも渡った川です。東から西に向かって流れて加古川に流れ入ります。
 道が少し高くなったところで線路を越えます(⑤、12時24分)。と言っても、現在はレールが外され、道床が残るのみです。かつてのJR三木線で、その後、第三セクターの三木鉄道に引き継がれ、2008年(平成20年)3月に廃止されました。
 加古川の川が近づいて、県道84号は県道18号に合流します(⑥、12時38分)。

11cimg5874_2 11cimg5875 11cimg5877 11cimg5878 11cimg5888 11cimg5893

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(55)

日本橋から熊谷宿まで(53)

選挙カーの走り回る熊谷市内

  長土手を歩いて、「海まで73.0㎞」の表示が見えて、黄緑色の久下橋が見えてきました。(写真・左)。高い土手を歩いていると、町の方から、ボリュームをいっぱい上げた声が聞こえてきます。候補者名を連呼しているのです。
 この日の新聞に熊谷市長選挙のことが記事になっていました。(朝日新聞・東京本社発行、「埼玉」版、13版、29ページ)

 さいたま市浦和区と熊谷市、久喜市にある三つの県立図書館を統合し、熊谷市に新たな県立図書館を作る構想が、27日投開票の熊谷市長選挙で論戦のテーマになっている。同市中心部には20年以上放置される空き地があり、これを活用したい市には〝渡りに船〟。ただ久喜市などが反発しており、先行きは見通せない。(以下略)

 町を行く拡声器からは、図書館などという言葉はまったく聞こえてきませんでした。
 「荒川」の表示とともに久下橋が近づいてきます(写真・中)。橋の向こう側がどのあたりなのか、長くてわかりません。
 久下橋(写真・右)は、上下1車線ずつですが、自転車・歩行者用道路をそなえた大きな橋です。長さは778メートルだそうです。熊谷市内と大里地区を結んでいる県道です。
 長土手と久下橋とは平面交差です。車の来ないことを確かめて横断します。候補者の車が向こうの方へ走っていきました。

00551cimg4211 00552cimg4216 00553cimg4219

【写真・左は、「海まで73.0㎞」の表示。写真・中は、「荒川」の表示。写真・右は、久下橋。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の9時52分、9時54分、9時56分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(354)

「明石日常生活語辞典…し」(35)

しょうぎ〔しょーぎ〕【将棋】《名詞、動詞する》 縦横10本の升目の中で、20枚ずつの駒を動かして、相手の王を先に取った方を勝ちとする遊び。「友だち・と・ しょーぎ・を・ さし・て・ 遊ぶ。」

しょうぎ〔しょーぎ〕【床几】《名詞》 広い板に四本の足を付けた腰掛け。涼み台。「夏・に・ なっ・たら・ 庭・に・ しょーぎ・を・ 出す。」「しょーぎ・の・ 上・で・ 風・に・ 吹か・れ・て・ 西瓜・を・ 食べる。」

じょうき〔じょーき〕【蒸気】《名詞》 湯などから立ち上る湯気。液体や固体が気体になったもの。「茶瓶・から・ 出・とる・ じょーき・で・ 火傷せ・ん・よーに・ 気ー・ つけ・なはれ。」〔⇒ゆげ〕

じょうぎ〔じょーぎ〕【定規】《名詞》 ①長さを測ったり、あてがって直線を引いたりするときに使う、横に長い道具。「長い・ じょーぎ」②三つのうちの一つの角が直角になっている三角形に作られている定規。「じょーぎ・に・は・ 60度・と・ 30度・の・ ところ・が・ ある。」〔⇒ものさし。①⇒さし、せんひき。②⇒さんかくじょうぎ〕

じょうききかんしゃ〔じょーききかんしゃ〕【蒸気機関車】《名詞》 石炭を燃やして、水を蒸気に変え、その力で走る鉄道の機関車。「じょーききかんしゃ・が・ 客車・を・ 引っ張る。」「じょーききかんしゃ・の・ こと・を・ SL・てな・ こと・ 言わ・んとい・てほしー・な。」

じょうきゅう〔じょーきゅー〕【上級】《名詞、形容動詞や》 ①先に生まれたこと。「あの・ 人・の・ 方・が・ 三つ・ じょーきゅー・や。」②程度や価値などが優れていること。「はりこん・で・ 一つ・ じょーきゅー・の・ 品物・を・ 買う・こと・に・ しま・ほ。」③全体をいくつかの段階に分けたときの、優れた段階。「じょーきゅー・の・ 試験・に・ 合格し・た。」■対語=②③「ちゅうきゅう」、「しょきゅう」「かきゅう」

じょうきゅうせい〔じょーきゅーせー〕【上級生】《名詞》 ①上の学年の児童・生徒。「息子・より・ 一つ・ じょーきゅーせー・の・ 子」②小学校の高学年の子ども。「じょーきゅーせー・に・ なっ・て・ ちょっと・ 勉強する・ 気持ち・が・ 出・てき・た・みたいや。」■対語=「かきゅうせい」

しょうきん〔しょーきん〕【賞金】《名詞》 ほうびとして与えられる金。「懸賞・に・ 当たっ・て・ しょーきん・を・ 貰(もろ)・た。」

しょうぐん〔しょーぐん〕【将軍】《名詞》 幕府のいちばん上の位の人。「三代目・の・ しょーぐん」

しょうこ〔しょーこ〕【証拠】《名詞》 物事を明らかにする、拠りどころとなるもの。「金・を・ 払(はろ)・た・ しょーこ・の・ 受け取り」「しょーこ・が・ ない・と・ 捕まえる・の・が・ 難しー。」

じょうご〔じょーご〕【漏斗】《名詞》 口の狭い器に液体などを入れるときに使う、上が広く下が細くなって穴の付いている器具。「豆・を・ じょーご・で・ 瓶・に・ 入れる。」「一升瓶・に・ 使う・ じょーご」

しょうこう〔しょーこー〕【焼香】《名詞、動詞する》 仏や死んだ人を弔って、香を焚いて拝むこと。「先輩・の・ 葬式・に・ 行っ・て・ しょーこー・を・ し・てき・てん。」

しょうことなしに〔しょーことなしに、しょことなしに〕《副詞》 仕方なしに。どうしようもなくて。やむを得ず。「風邪・を・ ひー・て・ しょーことなしに・ 一日中・ 寝・とっ・た。」「誰・も・ する・ 人・が・ おら・なんだ・さかい・ しょことなしに・ 引き受け・た。」

じょうさし〔じょーさし〕【状挿し】《名詞》 柱や壁に掛けて、手紙・葉書などを入れておくもの。「じょーさし・に・ 入れ・た・まま・で・ 返事・ 書く・の・を・ 忘れ・とっ・た。」

じょうさん〔じょーさん〕《副詞、形容動詞や》 数や量が多い様子。「お祝い・を・ じょーさん・ 貰(もろ)・て・ すま・ん・ こと・です。」〔⇒たんと、よおけ、ぎょうさん、やっと、たくさん、どっさり〕

しょうじ〔しょーじ〕【障子】《名詞》 部屋の仕切や明かり取りのために、木の枠にたくさんの細い桟を付けて、薄い紙を貼って戸のようにしたもの。「しょーじ・の・ 貼り替え・を・ する。」「しょーじ・の・ 桟・が・ 折れる。」

|

2013年12月24日 (火)

放射状に歩く(95)

天満・加古を通って、小野へ⑩

 49ヘクタール、甲子園球場の約12倍の面積があるといわれる加古大池の堤防への上り口に案内板(写真番号①、撮影時刻11時19分)があります。池をぐるっと一周すると3㎞になるようです。堤防から見ると水面が広がっています(②、11時21分)。池の中には遊歩道が設けられて、池が大きく3つに区切られています。その遊歩道を歩いている人たちがいます。遊歩道とは別に、小さな島(③、11時23分)も浮かんでいます。
 加古大池は稲美町にありますが、中西条村(現在の加古川市八幡町)とのつながりも強いようです。県道に戻って北に向かいますと、しばらくして稲美町と加古川市の境になります(④、11時47分)。加古川市八幡町です。
 道が林の中に入り(⑤、11時49分)、それを下ると、県道84号(⑥、11時57分)は田圃が広がる地域を通ります。

10cimg5852 10cimg5854 10cimg5857 10cimg5867 10cimg5869 10cimg5872

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(54)

日本橋から熊谷宿まで(52)

馬子唄のどかな長土手

 堤防の下に広がる住宅街の向こうにJR行田駅(写真・左)が見えます。行田駅は行田市の南西端に位置し、駅の周辺と北東方向だけが行田市の市域で、駅か南東方面に行くと鴻巣市になり、それ以外の方向に行くと熊谷市になるようです。行田市の中心市街地には、熊谷駅から出る秩父鉄道が通っていて、その行田市駅とはおよそ5kmも離れています。
 「一般車両通行禁止」の表示(写真・中)があります。このあたりの堤防天端(てんば)道路は、非常時の巡視や洪水時の水防活動などのために、ふだんから自動車通行禁止になっているようです。
 堤防に、かるたを書いた札(写真・右)が立てられています。

 長土手に 馬子唄のどか 春の風
「下に下に」は 大名行列 中山道

とありますが、吹上宿から久下村を抜ける中山道の荒川堤は「久下の長土手」と呼ばれて、2㎞半にも及びます。馬子唄には、「久下の長土手 深谷の並木 さぞや寒かろ 寂しかろ」と歌われたそうです。
 かるたの札は、他にも次のような言葉を見かけました。

 屋敷森のみが残りて 昔を語る
 昔栄えた 新川の河岸
 灯籠も 昔がたりの 白蛇さま
 「ほうだい」は 名のみ残りて 麦畑

00541cimg4198 00542cimg4201 00543cimg4203_2

【写真・左は、JR行田駅。写真・中は、「一般車両通行禁止」の表示。写真・右は、かるたを書いた札。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の9時18分、9時25分、9時32分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(353)

「明石日常生活語辞典…し」(34)

じょう〔じょー〕【丈】《名詞》 およそ3メートルを1丈とする、尺貫法の長さの単位。「一じょー・も・ ある・ 垂れ幕」

じょう〔じょー〕【錠】《名詞》 扉や蓋などに付けて、開けられないようにする金具。「じょー・を・ かけ・て・ 家・を・ 出る。」〔⇒じょうまえ〕

じょう〔じょー〕【畳】《接尾語》 部屋の広さを表すために、畳の数を数える言葉。「八じょー・の・ 部屋」

じょう〔じょー〕【帖】《接尾語》 和紙や海苔などを数える言葉。「海苔・ 十じょー・を・ 歳暮・に・ 贈る。」

しょういだん〔しょーいだん〕【焼夷弾】《名詞》 戦争中に使われた、辺りを焼き払うために投下する爆弾。「工場・の・ 近く・に・ しょーいだん・を・ いっぱい・ 落とさ・れ・た。」

しょうか〔しょーか〕【消化】《名詞、動詞する》 食べたものを、体のためになるようにこなすこと。「胃ー・で・ しょーかする。」「しょーか・の・ えー・ もん・を・ 食べる。」

しょうか〔しょーか〕【消火】《名詞、動詞する》 火を消しとめること。火災を消すこと。「気・が・ つい・て・ 早(はよ)ー・に・ しょーかし・た・さかい・ 火事・に・ なら・なんだ・ん・や・て。」

しょうか〔しょーか〕【唱歌】《名詞》 歌を歌うこと。歌うために作られた作品。「学校・の・ 時・ しょーか・が・ 歌え・なんだ・さかい・ カラオケ・は・ 嫌い・なん・や。」「しょーか・の・ 時間」

しょうが〔しょーが〕【生姜】《名詞》 黄色い地下茎が香りと辛みの強い作物。「しょーが・を・ 摺っ・て・ 素麺・の・ 薬味・に・ する。」

しょうかい〔しょーかい〕【紹介】《名詞、動詞する》 知らない人同士を引き合わせること。よく知られていないものを解説して知らせること。「友達・を・ しょーかいする。」

しょうがいた〔しょーがいた〕【生姜板】《名詞》 生姜をつぶして砂糖と混ぜ合わせて作った菓子。「伊勢・の・ 土産・の・ しょーがいた・を・ 貰(もろ)・た。」

しょうがいぶつ〔しょーがいぶつ〕【障害物】《名詞》 何かを行おうとするときに妨げになるもの。「運動会・の・ しょーがいぶつ・競走・に・ 出る。」

じょうがうつる〔じょーがうつる〕【情が移る】《動詞・ラ行五段活用》 つきあっているうちに、相手に愛情を感じるようになる。「犬・でも・ じょーがうつっ・て・ 死ん・だら・ 涙・が・ 出・てき・た。」

しょうかき〔しょーかき〕【消火器】《名詞》 薬品の働きによって火を消し止める器具。「しょーかき・の・ 中身・を・ 詰め替え・てもらう。」

しょうがくきん〔しょーがくきん、しょーがっきん〕【奨学金】《名詞》 勉強を続けるために、生徒・学生などに貸したり与えたりする金。「大学生・の・ とき・は・ しょーがくきん・を・ 貰(もろ)・とっ・た。」

しょうがくせい〔しょーがくせー〕【小学生】《名詞》 義務教育の最初の6年間に在籍する学校に通っている子ども。「息子・は・ まだ・ しょーがくせー・や。」

しょうがつ〔しょーがつ〕【正月】《名詞》 ①新年を祝う3日間、または7日間。「今年・の・ しょーがつ・は・ 寝・て・ 過ごし・た。」②一年の最初の月。「しょーがつ・の 一月・は・ あっという間・に・ 過ぎ・た。」〔⇒しょんがつ〕

しょうがっこう〔しょーがっこー〕【小学校】《名詞》 満6歳の4月から6年間、義務教育の最初の段階として在籍する学校。「しょーがっこー・の・ 前・に・ バス・の・ 停留所・が・ ある。」

しょう(が)ない〔しょー(が)ない、しょがない〕【仕様(が)ない】《形容詞》 ①どうすることもできない。他によい方法がない。「そない・ する・しか・ しょーがない・やろ。」②やむを得ない。反論できない。「こっちも 悪い・ん・や・さかい・ 言われても しょーない。」③望ましくない。してはいけない。「しょーがない・ こと・を・ する・ 人・や・なー。」④気持ちがおさまらない。たまらない。「嬉しゅー・て・ 嬉しゅー・て・ しょーがない・ねん。」〔⇒しゃあない、しょがない〕      

しょう(が)わるい〔しょー(が)わるい〕【性(が)悪い】《形容詞》 他人への接し方が意地悪い。性格がよくない。「人・の・ もの・を・ 隠し・たり・ し・て・ しょーがわるい・ 人・や。」「じっきに・ 手ー・を・ 出し・たり・ し・て・ しょーがわるい・ 人・や。」

|

2013年12月23日 (月)

放射状に歩く(94)

天満・加古を通って、小野へ⑨

 上新田という表示(写真番号①、撮影時刻10時59分)がありますが、このあたりは既に旧・加古村の地域です。上新田の交差点(②、11時05分)は東西と南北の県道が交差する地点です。
 なんとも懐かしい感じの火の見櫓(③、11時10分)があります。子どもの頃には、こんなものは珍しくも何ともない、どこにでもあるものでしたが、今では、本当に珍しい存在になりました。長い梯子を上っていった先には、半鐘がぶらさがっています。半鐘のそばにはサイレンも設置されているようで、半鐘を叩くことはないのでしょう。
 長い堤防が見えるようになりました。県道から右に折れると、「興農 稲美の郷」と書かれた碑(④、11時16分)があります。県営の圃場整備事業竣工記念のものです。
 堤は加古大池を取り囲むものです。加古大池へのゲート(⑤、11時18分)が作られ、少し行くと池の名前を刻んだ石柱(⑥、11時19分)があります。加古大池は1661年(万治4年)に築造された、県下最大の溜め池です。香川県の満農池、大阪府の狭山池に次ぐ大きさだと言われています。野鳥の観察施設や水生植物園なども設けられています。ジョギングやカヌーを楽しむスポーツの場でもあります。

09cimg5842 09cimg5844 09cimg5845 09cimg5848 09cimg5849 09cimg5851

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(53)

日本橋から熊谷宿まで(51)

荒川の決壊を思い浮かべる

 工事を行っているような、いないような場所があって、「荒川スーパー堤防(久下地区)」という広報板(写真・左)があります。風雨にさらされて読みにくくなっています。計画諸元として、次のようなことが書かれています。

 位置  埼玉県熊谷市久下地先(荒川左岸約70.8㎞付近)
 工期  平成9~18年度
 面積  約1.5ヘクタール
 延長  約150メートル
 幅   約50メートル
 盛土高 最大10メートル
 関連事業 水防拠点整備事業(事業者:国土交通省)

 工期は終わっているのですが、資材のようなものが残されています。あるいは、いざの時に備えているのかもしれません。広報板には「久下地区の特色」として、次のことが書かれています。

 〇決壊箇所周辺の堤防の強化
 〇洪水時の水防及び緊急復旧活動の拠点整備

 民主党政権の時代に、政府の事業仕分けによってスーパー堤防を「廃止」と判定することが話題になりました。スーパー堤防は、予想を超える大きな洪水の場合でも市街地の被害を最小限にすることのできる、土で造られた幅の広い堤防のことのようですが、実際の場所に出会うのは初めてです。

 「荒川の水害」という説明板(写真・中)があります。1947年(昭和22年)9月のカスリーン台風による被害です。国土交通省荒川上流河川事務所の立てた説明板の中には次のような文章があります。

 流れ出た洪水は埼玉県北部の村々を次々と襲い、おりしも利根川の決壊した濁流と合流し、はるか東京まで達し尊い多くの人命を奪うとともに付近一帯に甚大な被害を与えました。
 あの恐ろしい洪水から半世紀経った現在、決壊跡付近の整備は概成しましたが、昭和五十七年の洪水の時のように、水位が堤防天端近くまで達したことを考えると、いつまた大災害が起きないともかぎりません。

 東京湾近くまで濁流が襲った地図も書かれています。平成の現在では起こり得ないような広範な被害です。
 説明板の隣に「決潰の跡」の碑(写真・右)があります。この地点で濁流が堤防を越えたのです。川幅2000メートルの川の水が堤防を越える様子は想像を超えたものですが、現実に起こったことなのです。現在の堤防は、当時に比べると、だいぶ高く作られているようです。

00531cimg4188 00532cimg4194 00533cimg4197

【写真・左は、。写真・中は、。写真・右は、。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の9時08分、9時16分、9時17分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(352)

「明石日常生活語辞典…し」(33)

じゅんじゅんに【順々に】《副詞》 順序に従って次々と。「バトン・を・ じゅんじゅんに・ 渡し・ていく。」「じゅんじゅんに・ 並び・なはれ。」〔⇒じゅんに、じゅんばんに、じゅんぐりに〕

じゅんに【順に】《副詞》 順序に従って次々と。「一遍に・ 来・んと・ じゅんに・ 並び・なさい。」〔⇒じゅんばんに、じゅんじゅんに、じゅんぐりに〕

じゅんばん【順番】《名詞》 ①ある規則などによって決められた並び方。決められた並び方に従って行うこと。物事を行う段取り。「申し込ん・だ・ 時・の・ じゅんばん・を・ 覚え・ておい・てください。」②前から番号を施したときの、その番号。「うち・の・ 学校・の・ 演奏する・ じゅんばん・は・ 三番・や。」〔①⇒じゅん、じゅんじゅん〕

じゅんばんに【順番に】《副詞》 順序に従って次々と。「申し込ん・だ・ 人・から・ じゅんばんに・ 渡し・ます。」〔⇒じゅんに、じゅんじゅんに、じゅんぐりに〕

じゅんび【準備】《名詞、動詞する》 物事を行う前に、あらかじめ用意をすること。また、その用意。「朝ご飯・の・ じゅんび」

じゅんびうんどう〔じゅんびうんどー〕【準備運動】《名詞、動詞する》 激しく体を動かす前に、あらかじめ軽く体を動かすこと。また、そのための体操など。「走る・ 前・に・ しっかり・ じゅんびうんどー・を・ する。」

しゅんぶんのひ〔しゅんぶんのひー〕【春分の日】《名詞》 国民の祝日の一つで、自然をたたえ、生物をいつくしむ日。春の彼岸の中日。「しゅんぶんのひー・ 言(ゆ)ー・たら・ 彼岸・の・ 中日(ちゅーにち)・や。」

じゅんもう〔じゅんもー〕【純毛】《名詞》 羊などの動物の毛だけで作った毛糸や毛織物。「じゅんもー・の・ 背広」

しょ【署】《名詞》 警察署、消防署、税務署などを略していう言葉。「盗ま・れ・た・ 自転車・が・ 見つかっ・た・ので・ しょ・まで・ 行っ・てき・た・ん・や。」

じょい【女医】《名詞》 女性の医者。「あそこ・の・ 眼科・の・ 先生・は・ じょいさん・や。」

しよう〔しよー〕【私用】《名詞》 自分のための用事。自分個人のために使うもの。「明日・は・ しよー・で・ 休ま・し・てください。」「しよう・の・ パソコン」

じよう〔じよー〕【滋養】《名詞》 生き物が体外から取り入れて、生きていくことに役立つ養分。「風邪・ ひー・た・さかい・ じよー・の・ ある・ もん・を・ 食べ・て・ 寝・とっ・た。」〔⇒えいよう、せい〕

しょう〔しょー〕【小】《名詞》 ①数量、形、範囲などが小さいもの。「大・は・ しょー・を・ 兼ねる・と・ 言い・ます・やろ。」「しょー・の・ 方・の・ 箱・に・ 入れる。」②切符などで一人前の金額から割り引いて払う人。「しょー・の・ 切符・を・ 一枚・ お願いし・ます。」③太陽暦で一か月が三十日以下の月。「四月・は・ しょー・や。」④血液の中の老廃物や水分が、体外に排出されるもの。「しょー・の・ 便所・に・ 入り・たい。」〔②⇒こども。④⇒しょうべん、しょんべん、おしっこ、しっこ〕■対語=「だい」「ちゅう」

しょう〔しょー〕【賞】《名詞》 品物や書状など、努力や功績に対して与えられるほうび。「一番・に・ なっ・て・ 何・ぞ・ しょー・でも・ 貰(もろ)・た・ん・か。」

しょう〔しょー〕【升】《名詞》 およそ1.8リットルを1升とする、尺貫法の容積の単位。「一しょー・の・ 升(ます)・に・ 酒・を・ 入れる。」

しょう〔しょー〕【性】《名詞》 生まれつきの性質。ものの考え方や感じ方の方向。「人・の・ 前・で・ 話する・の・は・ しょー・に・ 合わ・ん。」

じょう〔じょー〕【上】《名詞》 ①価値や程度が、ある水準より優れていること。「料理・は・ じょー・を・ 頼も・ー・か。」②全体を二つまたは三つに分けたときの、最初の部分。順序が先であること。「じょー・を・ 読む・の・に・ 一週間・ かかっ・た。」■対語=「げ」

じょう〔じょー〕【情】《名詞》 他人を思いやる気持ち。ものごとに感じて起こる心の動き。「じょー・の・ ある・ 人・や・さかい・ 何・かと・ 声・を・ かけ・てくれる。」「一緒に・ 住ん・どっ・たら・ じょー・が・ わく。」

|

2013年12月22日 (日)

放射状に歩く(93)

天満・加古を通って、小野へ⑧

 小池(写真番号①、撮影時刻10時34分)がありますが、このあたりは国岡という地名です。母の実家である蛸草へ行った帰り道に、蛸草を通るバスが少なかったのでしょうか、国岡まで歩いてバスを待ったことが、二、三度あります。池があって、道のそばに古い家(店?)があって、そのあたりでバスを待ったように思います。「国岡まで歩いバスに乗る」と言われると、長い道のりを歩いたような記憶があります。幼い頃の思い出です。今は、市街化されてしまっていますから、その池がどの池であったのか、一致させることはできません。
 池の北側に六甲バターの稲美工場(②、10時38分)があります。稲美町内にはいくつもの会社の工場があります。
 このあたり、国岡は今では稲美町の中心部です。歩いている道から少し入ったところに稲美町役場があります(③、10時40分)。稲美中央公園があって、いなみ文化の森、万葉の森、郷土資料館、体育センターなどが整備されていますが、今日はそちらに立ち寄ることはしません。
 城の池(④、10時48分)のそばを通って北へ北へと歩きます。残念なことに、このあたりの道路は狭くて、車と出会うたびに立ち止まらなければなりません(⑤、10時53分)。
 小さな流れの曇川(⑥、10時56分)を渡ります。この川は東へ流れて、加古川に流れ入ります。

08cimg5825 08cimg5829 08cimg5830 08cimg5836 08cimg5837 08cimg5839

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(52)

日本橋から熊谷宿まで(50)

追い剥ぎ名所をのんびり歩く

 権八地蔵から道は、荒川土手への上り坂(写真・左)になります。久下の長土手と言われているところです。展望が一気に開けます。右手からは、高崎線を走る電車の音なども直接に響いてきます。
 左手は荒川の河川敷(写真・中)ですが、水がどこを流れているのか、そして、対岸の土手がどこにあるのか、わかりません。田があり畑があり、水たまり(池?)があり、林のようになったところもあります。鴻巣市のパンフレットには、川幅日本一ということが書かれています。JR鴻巣駅に近いところの御成橋で、荒川の川幅は2537メートルあるのだそうです。その地点より上流なのですが、相当な川幅であることには違いありません。
 平井権八の話にもあるように、この土手は追い剥ぎの名所でもあったようです。平成の時代の真っ昼間は、時々、ウオーキングをしている人に出会います。車が走れる道幅ですが、人と自転車に出会うだけです。
 「荒川左岸 70.8k」という標柱(写真・右)があります。荒川は、埼玉・山梨・長野県境の甲武信ヶ岳に源を発し、秩父盆地を東に流れ、長瀞渓谷あたりを北向きに、そして東に流れて関東平野に出ます。熊谷・川越・戸田市などを経て、都内で隅田川を分けて、江東区・江戸川区の境(新木場、葛西臨海公園付近)で東京湾に注いでいます。その河口から遡ること70㎞を超えた地点です。

00521cimg4174 00522cimg4182 00523cimg4185

【写真・左は、荒川土手への上り坂。写真・中は、荒川の河川敷。写真・右は、「荒川左岸 70.8k」の標柱。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の8時51分、9時03分、9時04分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(351)

「明石日常生活語辞典…し」(32)

しゅみこむ【染み込む】《動詞・マ行五段活用》 液体やにおいなどが深く染み通る。「「味・が・ しゅみこん・だ・ おでん」〔汗・の・ におい・が・ しゅみこん・だ・ 服」〔⇒しみこむ〕

しゅみとおる〔しゅみとーる〕【染み通る】《動詞・ラ行五段活用》 ①熱さ冷たさ、風味などが体の中まで強く感じられる。「熱い・ 酒・が・ 腹・に・ しゅみとーる・なー。」「味・が・ しゅみとーっ・た・ 大根」②痛みを感じる。「消毒し・たら・ しゅみとーっ・て・ 痛い。」〔⇒しみとおる〕

じゅみょう〔じゅみょー〕【寿命】《名詞》 ①命。命の長さ。「男・の・ じゅみょー・も・ 七十・ 超え・とる・ん・や。」②物が役に立って使える期間。「紙・に・も・ じゅみょー・が・ あっ・て・ 本・が・ ぼろぼろに・ なる。」③物が壊れて使えなくなるとき。「うち・の・ テレビ・も・ もー・ じゅみょー・が・ 来・た。」〔⇒じみょう〕

しゅむ【染む】《動詞・マ行五段活用》 ①水や液体が中まで染み込む。味などが染みついている。「大根・に・ だし・が・ よー・ しゅん・どる。」「味・が・ しゅん・だ・ こんにゃく」②痛みを感じて、体にこたえる。「傷口・が・ しゅん・で・ 痛い。」「消毒・の・ アルコール・が・ しゅむ。」③心に深く感じる。「可哀相な・ 話・が・ 胸・に・ しゅむ。」〔⇒しむ〕

しゅもく【種目】《名詞》 種類に分けた項目。スポーツなどにおいて、競技内容を細分したもの。「運動会・で・ 何・の・ しゅもく・に・ 出る・ん・かいな。」

しゅりけん【手裏剣】《名詞》 手の中に持って、敵に投げつけるのに使う、小さな剣。「忍者・が・ しゅりけん・を・ 投げる。」

しゅるい【種類】《名詞》 共通する形や性質によって分けたもの。また、そのまとまり。「この・ 蘭・の・ 花・の・ しゅるい・は・ 何・やろ・か。」

じゅるい《形容詞》 土地がぬかるんでいる様子。土が水分を多く含んで歩きにくくなっている様子。「水・を・ 打ち過ぎ・て・ じゅるー・ なっ・た。」〔⇒じるい〕

じゅるじゅる《形容動詞や》 土地がぬかるんでいる状態。土が水分を多く含んで歩きにくくなっている状態。「運動場・が・ じゅるじゅるや・さかい・ 外・で・ 遊ば・れ・へん。」〔⇒じるじる〕

じゅるなる〔じゅるーなる〕《動詞・ラ行五段活用》 ぬかるんだ状態になる。土が水分を多く含んで歩きにくくなる。「雨・が・ 降っ・て・ じゅるーなっ・た。」〔⇒じるなる〕

しゅろ【棕櫚】《名詞》 幹が黒褐色の毛で覆われ、木の頂の葉は長い柄の団扇の形をしている、背の高い常緑樹。「風・が・ 強ー・て・ しゅろ・の・ 葉ー・が・ ばさばさ・ ゆー・とる。」〔⇒しゅうろ〕

しゅわっと《副詞》 気泡などがはじけるような感覚を表す言葉。「サイダー・を・ 飲ん・だら・ しゅわっと・ し・て・ 気持ち・が・ えー。」

しゅん【旬】《名詞》 魚・野菜などの出盛りで、いちばん味の良い時期。「鰹・の・ しゅん・は・ もー・ 済ん・でも・た。」

じゅん【順】《名詞》 ある規則などによって決められた並び方。決められた並び方に従って行うこと。物事を行う段取り。「一遍に・ 来・んと・ じゅん・に・ 並び・なさい。」「次・は・ 逆・の・ じゅん・で・ 名前・を・ 呼び・ます。」〔⇒じゅんじゅん、じゅんばん〕

じゅんきゅう〔じゅんきゅー〕【準急】《名詞》 急行の次に速い電車・バスなど。「国鉄・の・ 時代・は・ じゅんきゅー・が・ よーけ・ 走っ・とっ・た。」

じゅんぐりに【順繰りに】《副詞》 ①順序に従って次々と。「じゅんぐり・に・ 渡す・さかいに・ 並ん・でください。」②繰り返して次々と。「五人・で・ じゅんぐりに・ 走る。」〔①⇒じゅんに、じゅんばんに、じゅんじゅんに〕

じゅんさ【巡査】《名詞》 警察官。警察官でいちばん位の低い人。「じゅんささん・が・ 交通整理・を・ する。」

じゅんじゅん【順々】《名詞》 ある規則などによって決められた並び方。決められた並び方に従って行うこと。物事を行う段取り。「じゅんじゅん・を・ 守っ・て・ 並び・なさい。」「話・の・ 仕方・の・ じゅんじゅん・が・ 間違っ・とる・さかい・ わかりにくかっ・た。」〔⇒じゅん、じゅんばん〕

|

2013年12月21日 (土)

放射状に歩く(92)

天満・加古を通って、小野へ⑦

 天満大池の北西の地点に、菅原道真の有名な歌「東風吹かばにほひおこせよ梅の花主なしとて春を忘るな」の碑(写真番号①、撮影時刻10時16分)があります。ここは、道真を祀る天満神社の本殿(②、10時17分)です。「丘の宮」とも呼ばれる神社は、立てられている碑によれば、653年(白雉4年)に王子権現として創立され、1565年(永禄8年)に天満神社と改称されたそうです。旧・天満村の村名はこの神社に由来します。
 境内には、「家にして吾は恋むな印南野の浅茅(あさぢ)が上に照りし月夜を」の歌碑(③、10時18分)もあります。万葉集の巻七の歌で、作者不詳ですが、この地域(印南野)を詠んだ歌です。意味は、印南野の浅茅の上に照った美しい月夜は、家に帰っても忘れられず恋しく思うであろう、ということです。
 神社を囲む玉垣(④、10時22分)には寄進者の名前が刻まれています。旧・母里村蛸草に住む、筆者の従兄弟の名前も刻まれています。
 天満神社から少し歩くと、道の右側に稲美町指定文化財の説明板(⑤、10時29分)があります。南北朝時代のものです。五輪塔、宝篋印塔とともに、地蔵菩薩立像(⑥、10時29分)があります。

07cimg5808 07cimg5810 07cimg5814 07cimg5817 07cimg5821 07cimg5823

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(51)

日本橋から熊谷宿まで(49)

中山道の「公式トイレ」

 「中山道 榎戸」という石柱(写真・右)があります。石柱の横側には、榎戸村の紹介が次のように書かれています。

  ここは旧榎戸村の上方。村は中山道に面して東西五丁南北六丁余の小村だが、江戸以来、吹上、大芦村から糠田村に至る八ケ村へ田用水を供給する元荒川の「榎戸堰」があり、風光明媚な所として知られた。

 中山道トイレという案内板(写真・中)があります。中山道の「公式トイレ」という感じの言葉ですが、田舎道ですから、あたりを見渡しても公衆便所らしいものはありません。地元の人のご厚意によるものでしょう。中山道を歩いている人なら、どなたでもどうぞという気持ちがこもっているのでしょう。嬉しいことです。
 道が右にカーブして、荒川の土手が近づいてきます。その上り口に権八地蔵(写真・右)があります。お堂のそばに、鴻巣市民俗資料として「権八地蔵とその物語」が書かれています。鳥取藩士の平井権八が、同僚を殺害し江戸へ逃れ、その途中、金に困ってこのあたりの土手で絹商人を殺害し、大金を奪い取ったと言います。その後、自分の罪の深さを思い、地蔵様を祀った祠に賽銭をあげたそうです。その続きは、説明板の言葉を引用します。

 「今、私が犯した悪行を見ていたようですが、どうか見逃してください。また、誰にも言わないでください。」と手を合わせると、地蔵が「吾(われ)は言わぬが汝(なれ)言うな。」と口をきいたと伝えられている。
 この話から、この地蔵は「物言い地蔵」と呼ばれるようになった。権八はその後捕えられ、延宝八年(延宝七年とも)に鈴ケ森の刑場(東京都品川区南大井)で磔(はりつけ)の刑に処された。

 歌舞伎の白井権八で知られる話のゆかりです。

00511cimg4162 00512cimg4165 00513cimg4170

【写真・左は、「中山道 榎戸」の石柱。写真・中は、中山道トイレの案内板。写真・右は、権八地蔵。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の8時44分、8時46分、8時50分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(350)

「明石日常生活語辞典…し」(31)

しゅっさん【出産】《名詞、動詞する》 子どもが生まれること。子どもを生むこと。「しゅっさん・の・ お祝い・を・ 贈る。」

しゅつじょう〔しゅつじょー〕【出場】《名詞、動詞する》 競技や催しなどに出ること。競技や催しなどに出る資格を得ること。「予選・に・ 勝っ・て・ 全国大会・に・ しゅつじょーする。」

しゅっしん【出身】《名詞》 ①その土地で生まれたこと。生まれて成長した土地。「私・は・ 四国・の・ しゅっしん・です。」②その学校を卒業したこと。卒業した学校。「みんな・ 同じ・ 中学校・の・ しゅっしん・です・ねん。」〔①⇒そだち〕

しゅっせ【出世】《名詞、動詞する》 ①立派な地位について、周りから認められること。「しゅっせし・て・ 重役・に・ なっ・とる・そーや。」②地位が上がること。「あんた・は・ 毎年・ しゅっせする・ん・や・なー。」

しゅっせき【出席】《名詞、動詞する》 会合や授業などに出ること。「しゅっせき・を・ とる〔=調べる〕。」「父兄会・に・ しゅっせきする。」

しゅっちょう〔しゅっちょー〕【出張】《名詞、動詞する》 仕事のために、臨時によそへ出かけること。「一週間・ほど・ 九州・へ・ しゅっちょうする。」②よそで店などを開くこと。「しゅっちょーし・て・ 売る。」〔⇒しっちゅう〕

しゅっちょうしょ〔しゅっちょーしょ、しゅっちょーじょ〕【出張所】《名詞》 会社や官庁などの本部から離れた場所に作った、比較的小さな事務所。「駅前・に・ 市役所・の・ しゅっちょーしょ・が・ ある。」〔⇒しっちょうしょ〕

しゅっぱつ【出発】《名詞、動詞する》 ある地点を離れること。目的地に向かって出かけること。「六時・に・ しゅっぱつし・て・ 今・ 着き・まし・てん。」〔⇒しっぱつ〕

しゅっぴ【出費】《名詞》 必要に応じて費用を出すこと。買い物などにお金を使うこと。「年末・は・ 何やかし・ しゅっぴ・が・ 多(おか)い。」「村・の・ 祭り・の・ ため・の・ しゅっぴ」

しゅっぽ《名詞》 蒸気機関車。蒸気機関車と、それが引いている客車を合わせたもの。「煙・ 吐い・て・ しゅっぽ・が・ 走っ・とる。」◆幼児語。〔⇒しゅっぽっぽ、しっぽっぽ〕

しゅっぽっぽ《名詞》 蒸気機関車。蒸気機関車と、それが引いている客車を合わせたもの。「しゅっぽっぽ・に・ 乗っ・て・ トンネル・に・ 入る。」◆幼児語。〔⇒しゅっぽ、しっぽっぽ〕

しゅにく【朱肉】《名詞》 印鑑に赤い色を付けるために使う、顔料を染み込ませたもの。「しゅにく・を・ つけ・て・ 判子・を・ 押す。」〔⇒いんにく〕

しゅにん【主任】《名詞》 その仕事の中心になったり、責任を持ったりする役割の人。「学年・しゅにん・の・ 先生」

じゅばん【襦袢】《名詞》 ①和服を着るとき、肌に直に着るもの。「じゅばん・を・ 着・て・から・ 服・を・ 着る。」②(一般的に)下着。「ランニング・の・ じゅばん」〔⇒じばん〕

しゅふ【主婦】《名詞》 妻で、家庭の仕事の中心となる人。「しゅふ・の・ 仕事・も・ 忙しー・もん・です。」

しゅぼむ【萎む】《動詞・マ行五段活用》 ①ふくらんでいたものが、小さくなって縮む。大きかったり生き生きしたりしていたものが、小さくなって縮む。ぺしゃんこになる。「ボール・の・ 空気・が・ 抜け・て・ しゅぼん・でき・た。」②開いていた花が、水分を失って閉じたり小さくなったりする。「しゅぼん・だ・ 花・を・ 新しい・の・に・ とりかえる。」③ものの一方が、他の部分よりも、狭く小さくなる。「先・の・ しゅぼん・だ・ 竿」〔⇒すぼむ、しぼむ。②⇒しおれる〕■他動詞は「しゅぼめる」

しゅぼめる【窄める】《動詞・マ行下一段活用》 開いていたり、ふくらんでいたりしたものを狭く小さくする。「肩・を・ しゅぼめ・た・よーに・ し・て・ 歩く」〔⇒すぼめる、しぼめる〕■自動詞は「しゅぼむ」

しゅみ【趣味】《名詞》 楽しみとなること。仕事ではなく、楽しみとして愛好するもの。「しゅみ・は・ 写真・で・ あっちこっち・ 出歩い・とる・ん・です。」

|

2013年12月20日 (金)

放射状に歩く(91)

天満・加古を通って、小野へ⑥

 喜瀬川の天満橋(写真番号①、撮影時刻9時52分)を渡ります。このあたりは稲美町の旧・天満村の地域です。
 道路の右側に河原山池(②、9時54分)があります。看板に天満大池土地改良区という文字が見えますが、天満大池と隣接する池です。
 道路から天満大池の堤防に上がります。展望が開けて、水面が広がっています。円いモニュメント(③、9時58分)があって、これは天満大池土地改良区工事竣工記念碑と書いてあります。
 天満大池は、満水面積が35ヘクタールに及ぶ、兵庫県内で2番目に大きな溜め池ですが、それとともに、兵庫県内で最も古い溜め池です。その原型となる岡大池(蛸草大池)が作られたのは675年(白鳳3年)です。この池は2010年(平成22年)に農林水産省の溜め池百選に選定されています。この池の水利権に関する古文書は多く残されているそうです。
 既述したように筆者の母は旧・母里村蛸草の生まれですが、母の実家への行き帰り、この池の近く(東側)を通るとき、母は「岡の大池」という名で呼んでいました。江戸時代には蛸草大池と呼ばれ、1888年(明治21年)の旧・天満村発足後に天満大池と呼ばれるようになったのだろうと言われています。
 広い天満大池(④、10時00分)には、万葉集の時代にも歌に詠まれた水生植物・アサザが生育しており、今では絶滅の恐れがあると言われています。その説明板(⑤、10時00分)が立てられています。
 大きな池ですので、今では自動車の通る道路も作られ、池が分断されている感もありますが、北寄りの池の真ん中には弁天さん(⑥、10時12分)が祀られています。

06img5784 06cimg5785 06cimg5789 06cimg5791 06cimg5792 06cimg5804

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(50)

日本橋から熊谷宿まで(48)

足袋に鰻に目薬に

 線路を渡って反対側に出るために跨線橋に近づきますと、「江戸時代の吹上」という案内板(写真・左)があります。その説明文の中には、次のようなことも書かれています。

 信濃の俳人小林一茶や加舎白雄、狂歌師で戯作者でもあった太田南畝、浮世絵師の池田英泉などはそれぞれ得意な作品をのこしています。そして江戸以来、吹上の名物は「忍のさし足袋」と荒川の「うなぎ」、「榎戸の目薬」も街道の名品にかぞえられていました。
 この場所は、かつての中山道が鉄道の開通によって分断された地点にあたっています。

 道路に、「いい風ふくよ吹上町」という板(写真・中)がはめこまれています。歩いていて、埼玉県北足立郡吹上町榎戸という文字の書かれた表札を、この後で見ました。吹上町が、北埼玉郡川里町とともに鴻巣市に合併したのは2005年(平成17年)10月です。
 さて、鉄道によって分断されたところを跨線橋によって越えます(写真・右)。高崎線は、昼間でも上り・下りそれぞれ10分おきぐらいにを電車が行き来しています。

00501cimg4155 00502cimg4157 00503cimg4158

【写真・左は、「江戸時代の吹上」の案内板。写真・中は、「いい風ふくよ吹上町」板。写真・右は、高崎線の電車。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の8時31分、8時32分、8時33分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(349)

「明石日常生活語辞典…し」(30)

じゅくじゅく《形容動詞や》 雨や水などに、したたるほどに濡れている様子。「ごっつい・ 汗・を・ かい・て・ シャツ・が・ じゅくじゅくに・ なっ・た。」〔⇒ずくずく、びしょびしょ〕

じゅくす【熟す】《動詞・サ行五段活用》 果物が十分に実る。実が食べ頃になる。「じゅくし・た・ 林檎・を・ むい・て・ 食う。」「やろこーに・ じゅくし・た・ 柿・を・ 食べる。」〔⇒じくす、うれる〕

しゅくだい【宿題】《名詞》 ①家で勉強してくるようにと、出された問題・課題。「夏休み・の・ しゅくだい・が・ 残っ・とる。」②後に残った問題・課題。「今日・は・ 決まら・ず・に・ しゅくだい・に・ なっ・ても・た。」〔⇒しくだい〕

しゅくちょく【宿直】《名詞、動詞する》 会社・学校などで、交替で泊まって番をすること。また、その役割の人。「しゅくちょく・の・ 晩・は・ やっぱり・ いろいろ・ 心配やっ・た・なー。」〔⇒しくちょく〕

しゅくでん【祝電】《名詞》 祝いの気持ちを伝えるために送る電報。「合格し・た・ 甥・に・ しゅくでん・を・ 打つ。」「卒業式・で・ しゅくでん・の・ 披露・が・ あっ・た。」

しゅげい〔しゅげー〕【手芸】《名詞、動詞する》 刺繍、編み物など、手先を使ってする細工。「しゅげー・で・ レース・を・ 編ん・どる・ 女・の・ 子」

じゅけん【受験】《名詞、動詞する》 入学や資格取得のために、試験を受けること。
「今年・は・ じゅけんする・ 息子・が・ おる・さかい・ なんやかし・ 気ー・ 遣い・まっ・せ。」「3つ・の・ 学校・を・ じゅけんする。」〔⇒じけん〕

しゅこう〔しゅこー〕【手工】《名詞》 ①手先でする工芸。「上手に・ しゅこー・を・ 作る・の・に・ 感心する。」②学校の科目としての工作。「しこー・の・ 材料・の・ 板」〔⇒しこう〕

しゅざん【珠算】《名詞》 算盤を使ってする計算。「しゅざん・の・ 塾・に・ 通(かよ)・とる・ねん。」〔⇒そろばん〕

しゅじつ【手術】《名詞、動詞する》 病気や傷になっているところを、切り開いたり切断したりして治療すること。「盲腸・の・ しゅじつ・を・ し・た。」〔⇒しゅじゅつ、しじつ、しうつ〕

しゅじゅつ【手術】《名詞、動詞する》 病気や傷になっているところを、切り開いたり切断したりして治療すること。「しゅじゅつ・に・ 一時間・ほど・ かかっ・た。」〔⇒しゅじつ、しじつ、しうつ〕

しゅしょう〔しゅしょー〕【主将】《名詞》 チームや団体などの選手の中心になって率いる人。「野球部・の・ しゅしょー」

しゅじん【主人】《名詞》 ①その家を代表している人。その店を代表している人。「料理屋・の・ しゅじん」②自分の仕えている人。他の人を雇って仕事をさせている人。「うち・の・ 店・の・ しゅじん」③妻から見て、夫のこと。「うち・の・ しゅじん」

しゅす【繻子】《名詞》 表面に縦糸または横糸を浮かせたような絹織物。「しゅす・の・ 織物」〔⇒しす〕

じゅず【数珠】《名詞》 仏を拝むときなどに使う、小さな玉を糸に通して輪にしたもの。「じゅず・で・ 念仏・の・ 回数・を・ 数える。」「お通夜・や・のに・ じゅず・を・ 忘れ・て・ 行っ・た。」「じゅず・みたいに・ つながっ・とる。」〔⇒じず〕

しゅつえん【出演】《名詞、動詞する》 劇・映画・放送などに出て、役を演じること。「あの・ テレビ・の・ 番組・に・ しゅつえんし・とる・ 俳優・は・ 見覚え・が・ ある。」

しゅっきん【出勤】《名詞、動詞する》 ①勤めのために家を出ること。「毎朝・ 八時・に・ しゅっきんし・て・ます。」②勤め先にいること。「その・ 人・は・ 今日・は・ しゅっきんし・とら・へん。」

しゅっけつ【出欠】《名詞》 会合や授業などに出ているか否かという区別。「しゅっけつ・を・ 調べる。」

しゅっけつ【出血】《名詞、動詞する》 血液が血管の外に出ること。「鼻血・で・ しゅっけつ・が・ 止まら・へん。」

|

2013年12月19日 (木)

放射状に歩く(90)

天満・加古を通って、小野へ⑤

 西国街道が太い道路と直角にぶつかるところ(写真番号①、撮影時刻9時30分)で、その道路を北に向かいます。そして高速道路の第二神明道路(②、9時33分)をくぐります。すぐ東に明石西料金所があって、ここから東は有料区間です。
 少し歩いてから県道84号(③、9時43分)に入ります。このあたりはJR土山駅の北にあたりますが、84号は土山から小野市に向かう道です。明石市が終わって加古郡稲美町(④、9時44分)に入ります。
 六分一の交差点(⑤、9時46分)は車の行き来が多いところです。六分一という地名の由来には諸説があって、江戸時代の税法の六分の一課税によるとも、検田で蛸草の六分の一を占めるとも言われているようです。
 続いて六分一山の交差点(⑥、9時50分)があります。このあたりに山らしきものはありません。方言としては、雑木が生えている林を「やま」と言いますから、その意味が込められているのかもしれません。

05cimg5765 05cimg5768 05cimg5770 05cimg5772 05cimg5776 05cimg5780

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(49)

日本橋から熊谷宿まで(47)

間の宿の吹上

 最終日は、吹上に戻って、改めて熊谷を目指します。
 熊谷駅には、高崎線と熊谷駅の130周年記念した写真が掲出され、横断幕が張られています(写真・左)。旧・日本鉄道によって上野-熊谷間が開通したのは1883年(明治16年)7月で、途中駅は王子、浦和、上尾、鴻巣であったようです。この路線を旅客案内では仲仙道汽車と案内したこともあると言います。
 吹上駅を8時10分に歩き始めます。駅には「ものつくり大学」の案内も出ていて、ものつくりの基本に沿ったスペシャリストを養成するところとして話題になった大学が、近くの行田市内にあることを思い出しました。
 「間の宿 吹上」の石柱(写真・中)があります。鴻巣から熊谷までは16㎞(4里)以上もありますから、その中間に宿場が必要であったことは頷けます。一方、日光東照宮を警護するための武士たちの通る千人同心街道(日光火の番道)には吹上宿が正規のものとしてありましたから、公認の宿場でなくとも、中山道を旅する人がこの宿を利用するのは自然なことだったでしょう。
 歩いていると、元荒川の流れ(写真・右)に出会います。その名の通り、荒川と利根川が合流していた時代の荒川の本流であったそうです。細い流れですが、風情があります。南の方に流れて越谷市で中川に合流します。大河の荒川は西の方を流れています。

00491cimg4141 00492cimg4150 00493cimg4153

【写真・左は、高崎線と熊谷駅の130周年記念した写真が掲出され、横断幕。写真・中は、「間の宿 吹上」の石柱。写真・右は、元荒川。左から順に、2013年(平成25年)10月23日の7時53分、8時16分、8時26分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(348)

「明石日常生活語辞典…し」(29)

しゅうばん〔しゅーばん〕【週番】《名詞》 一週間ごとに代わり合って当番をする仕事。また、それに当たる人。「今週・は・ しゅーばん・や・さかい・ 毎日・ 早(は)よ・ 行か・んならん・ねん。」「しゅーばん・の・ 腕章・を・ 巻い・て・ 道・に・ 立っ・とる。」

じゅうびょう〔じゅーびょー〕【重病】《名詞》 生死に関わるような重い病気。なかなか治らない病気。治る見込みのない病気。「じゅーびょー・に・ なっ・て・ 寝込ま・ん・よーに・ ふだん・から・ 運動・を・ する。」

じゅうぶん〔じゅーぶん〕【十分】《副詞、形容動詞や》 ものごとが満ち足りて、不足のない様子。「じゅーぶんな・だけ・ 取っ・てください。」「もー・ じゅーぶん・ いただき・まし・た。」

しゅうぶんのひ〔しゅーぶんのひ、しゅーぶんのひー〕【秋分の日】《名詞》 国民の祝日の一つで、祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日。秋の彼岸の中日。「しゅーぶんのひー・に・ みんな・で・ 墓参り・に・ 行く。」

じゅうもんじ〔じゅーもんじ〕【十文字】《名詞》 縦横に交わった、十の字の形。「箱・に・ じゅーもんじ・に・ 紐・を・ かけ・て・ ほどけ・ん・よーに・ する。」

じゅうやく〔じゅーやく〕【重役】《名詞》 会社などの、取り締まりをする重要な役の人。「わし・の・ 友だち・が・ じゅーやく・に・ なっ・て・ 祝賀会・ する・ねん。」

じゅうやく〔じゅーやく〕《名詞》 乾燥させて煎じ薬とすることがある、茎や葉に強い臭気がある草。「じゅーやく・を・ 引い・たら・ 手ー・が・ 臭(くそ)・なっ・た。」

じゅうよう〔じゅーよー〕【重要】《形容動詞や》 ものごとの根幹などに関わって、大切であることや様子。忘れたり見落としたりしてはいけないことや様子。「じゅーよーな・ とこ・を・ きちんと・ 忘れ・ん・よーに・ 伝え・とい・て・な。」

しゅうり〔しゅーり〕【修理】《名詞、動詞する》 こわれたものを直すこと。こわれたところを直すこと。「パソコン・を・ しゅーり・に・ 出す。」「しゅーり・代・の・ 方・が・ 高い・ので・ 新しー・ テレビ・を・ 買(こ)ー・た。」◆使用頻度は「しゅうぜん」の方が多い。〔⇒しゅうぜん〕

しゅうりょう〔しゅーりょー〕【終了】《名詞、動詞する》 ものごとがすっかり終わること。ものごとがすっかり終わる時。「夏休み・の・ しゅーりょー・は・ 八月三十一日・や。」「雨・が・ 降ら・ず・に・ 運動会・が・ しゅーりょーし・た。」

しゅうろ〔しゅーろ〕【棕櫚】《名詞》 幹が黒褐色の毛で覆われ、木の頂の葉は長い柄の団扇の形をしている、背の高い常緑樹。「しゅーろ・で・ 作っ・た・ 箒」〔⇒しゅろ〕

しゅえい〔しゅえー〕【守衛】《名詞》 会社・学校などで警備にあたる仕事。また、その仕事を担当する人。「しゅえーさん・に・ 事務所・は・ どこ・に・ ある・の・か・ 尋ねる。」〔⇒もんえい〕

しゅぎょう〔しゅぎょー〕【修行】《名詞、動詞する》 ①知識・技能などを身に付けるように努めること。「まだまー・ しゅぎょー・が・ 足ら・ん。」②仏の教えを学び、戒律を守って、苦行すること。「高野山・で・ しゅぎょーし・て・ 坊さん・に・ なっ・て・やっ・た・そーや。」

じゅぎょう〔じゅぎょー〕【授業】《名詞、動詞する》 学校などで、勉強を教えること。教える時間の区切り。「六時間・の・ じゅぎょー・を・ 受ける。」「あの・ 先生・に・ じゅぎょーし・てもろ・た。」「昼から・は・ じゅぎょー・が・ 二時間・ ある。」〔⇒じぎょう〕

じゅく【塾】《名詞》 児童・生徒などに、勉強や算盤・習字などを教えるところ。「小(こ)まい・ 時・は・ 算盤・の・ じゅく・へ・ 通(かよ)ー・た。」「じゅく・へ・ 行か・し・て 習い事・を・ させる。」〔⇒じく〕

しゅくがかい【祝賀会】《名詞》 めでたいことがあるときに、お祝いをして喜び合う会合。「退職する・ 人・の・ しゅくがかい・を・ 開く。」

しゅくじ【祝辞】《名詞》 祝いの気持ちを述べる言葉。「結婚式・の・ 披露宴・で・ しゅくじ・を・ 言う・ こと・に・ なっ・とる・ねん。」

しゅくじつ【祝日】《名詞》 国民がみんなで祝う休日。祝い事のある日。「しゅくじつ・は・ 電車・の・ ダイヤ・が・ 普段・と・ 違う。」「しゅくじつ・も・ 部活・の・ 練習・を・ する。」

|

2013年12月18日 (水)

放射状に歩く(89)

天満・加古を通って、小野へ④

 清水神社(写真番号①、撮影時刻9時04分)があって、オクワハンの行事の説明板(②、9時05分)が立てられています。オクワハンは、田植えを終えた祝いと、稲作の無事を祈る行事で、明石市の無形民俗行事に指定されています。
 神社の隣に、西福寺(③、9時08分)という落ち着いた寺があります。臨済宗の寺院です。
 道が少し下っていって瀬戸川(④、9時11分)を渡ります。そして、上り道になっていきます。
 清水新田にある宝篋印塔(⑤、9時20分)は、江戸時代、西国街道を行き来する旅の途中で行き倒れになった人を供養するために立てられたものであると言われています。それととともに、地域に災いが起こらないようにという願いが込められているようです。
 塔のすぐそばに豊澤燕子の墓(⑥、9時21分)があります。下段の石には「浄瑠璃連中」と刻まれています。

04cimg5751 04cimg5752 04cimg5754 04cimg5758 04cimg5762 04cimg5764

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(48)

日本橋から熊谷宿まで(46)

歩き続けて30キロ

 埼玉県道365号(鎌塚鴻巣線)(写真・左)を歩きます。吹上富士見という地名が書いてあります。新しく開かれた感じのする住宅地の中を通る道です。空が暗くなって、時折、小雨が降ってきます。
 吹上駅には南側からも北側からも入れるようですが、線路を渡って北側に回ります。そこに第四中仙道踏切(写真・中)があります。
 17時ちょうどにJR吹上駅(写真・右)に着きました。7時30分にホテルを出発して、9時間30分です。
 途中は東間浅間神社で15分ほど休憩しただけでした。パンをかじったり、ジュースを口にしたりしながら歩きました。北本市内で、上に着ていたものを脱いでリュックにくくりつけました。ほのかに汗をかく程度で、快適な一日でした。大宮から吹上までの歩数は4万7500歩余り。距離は30㎞ほどです。7里半ですから、昔の人に対して自慢できるほどの距離ではありません。
 予約しているホテルは熊谷市内ですので、JR高崎線で移動し、明日は、吹上に戻って歩き継ぐことにします。

00481cimg4118 00482cimg4121 00483cimg4131_2

【写真・左は、県道365号の表示。写真・中は、第四中仙道踏切。写真・右は、JR吹上駅。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の16時37分、16時44分、17時00分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(347)

「明石日常生活語辞典…し」(28)

しゅうせん〔しゅーせん〕【終戦】《名詞》 戦争が終わること。◆一般的には、第二次世界大戦の終結を指すことが多い。「しゅーせん・から・ 六十年・以上・ 経っ・た・ん・や・なー。」

しゅうぜん〔しゅーぜん〕【修繕】《名詞、動詞する》 こわれたものを直すこと。こわれたところを直すこと。「棚・を・ しゅーぜんする。」〔⇒しゅうり〕

じゅうたく〔じゅーたく〕【住宅】《名詞》 人が住むための家。住居。「この・ 広っぱ・に・ じゅうたく・が・ 建つ・ん・や・て。」〔⇒すまい〕

しゅうちょう〔しゅーちょー〕【酋長】《名詞》 一つの部族のかしらの人。「南洋・の・ 島・の・ しゅーちょー」

しゅうつ【手術】《名詞、動詞する》 病気や傷になっているところを、切り開いたり切断したりして治療すること。「しゅうつせ・んと・ 盲腸・を・ 薬・で・ 散らし・た。」〔⇒しうつ、しじつ〕

しゅうと〔しゅーと〕【舅・姑】《名詞》 ①夫または妻の父。「しゅうと・は・ 若い・ とき・に・ 野球・を・ し・とっ・た・そーや。」②夫または妻の母。「しゅーとさん・に・ 料理・を・ 教え・てもらう。」〔②⇒しゅうとめ〕

しゅうと〔しゅーと、しゅーっと〕《副詞》 液体や物体が勢いよく飛び出る様子。みのが勢いよく回る様子。「ホース・の・ 水・が・ しゅーっと・ 出た・ん・で・ びっくりし・た。」「鼠花火・が・ しゅーっと・ 回りだし・た。」

しゅうとめ〔しゅーとめ〕【姑】《名詞》 夫または妻の母。「しゅーとめ・は・ 今年・ 八十・に・ なり・ます。」〔⇒しゅうと〕

しゅうてん〔しゅーてん〕【終点】《名詞》 ①電車・バスなどが、一番最後に着く駅や停留所。「電車・の・ 姫路・の・ しゅーてん・まで・ 行っ・て・ そこ・から・ バス・に・ 乗り換える。」②ものごとの一番終わりのところ。「一生・の・ 勉強・に・ しゅーてん・は・ あら・へん。」

しゅうでん〔しゅーでん〕【終電】《名詞》 その日の最後に出る電車。「明石駅・の・ しゅーでん・は・ 夜中・の・ 十二時半・や。」〔⇒しゅうでんしゃ〕

しゅうでんしゃ〔しゅーでんしゃ〕【終電車】《名詞》 その日の最後に出る電車。「忘年会・が・ あっ・て・ 帰り・は・ しゅーでんしゃ・に・ 乗っ・た。」〔⇒しゅうでん〕

じゅうどう〔じゅーどー〕【柔道】《名詞》 素手で相手と組み合って、様々な技を用いて身を守ったり相手を倒したりするスポーツ。「高校時代・は・ じゅーどー・を・ し・とっ・てん。」

じゅうにし〔じゅーにし〕【十二支】《名詞》 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の呼び名によって、年・日や時刻や方角などを示すのに用いられる動物。「じゅーにし・の・ 絵ー・を・ 描い・た・ 年賀状・が・ 多い。」

じゅうにしちょう〔じゅーにしちょー〕【十二指腸】《名詞》 胃の出口から小腸に続く部分。「じゅーにしちょー・が・ 潰瘍・に・ なっ・て・ しばらく・ 入院し・とっ・てん。」

じゅうにんがつ〔じゅーにんがつ〕【十二月】《名詞》 一年間の最後の月。◆「二」という一音節語を延ばして発音するときに、「じゅーにーがつ」でなく、「じゅーにんがつ」となる。

しゅうねんぶかい〔しゅーねんぶかい〕【執念深い】《形容詞》 深く思い込んで、忘れない様子。相手のことをしつこく恨んでいる様子。非常にしつこい様子。「怒ら・れ・ても・ しゅーねんぶこーに・ 恨ん・だら・ あか・ん・よ。」「魚・を・ ねらう・ しゅーねんぶかい・ 猫」

じゅうのう〔じゅーのー、じゅーの〕【十能】《名詞》 金属製の容器に木の柄をつけた、炭火を載せて運ぶもの。「燃え残り・の・ 炭・を・ じゅーのー・に・ 集める。」

じゅうばこ〔じゅーばこ〕【重箱】《名詞》 食べ物を入れる木製の箱で、二重、三重に重ねることができるもの。「正月・の・ にしめ・を・ じゅーばこ・に・ 詰める。」

じゅうはちばん〔じゅーはちばん〕【十八番】《名詞》 得意とする芸事。おはこ。「お前・の・ じゅーはちばん・の・ 歌・を・ 歌え・や。」

|

2013年12月17日 (火)

放射状に歩く(88)

天満・加古を通って、小野へ③

 国道2号から北側の細い道に入ります。しばらく歩くと17号池(写真番号①、撮影時刻8時39分)があります。淡河川山田川疎水事業によって大正時代に作られた池です。この疎水の岩岡支線では、疎水の水を貯めるために溜め池が作られ、上流から順に番号がつけられました。17号池はその最末端にある池です。
 池の堤防に上がってみると、向こうに校舎が見えます(②、8時42分)。明石市立魚住小学校です。堤防から下りて、ぐるっと回っていくと小学校の正門付近(③、8時48分)に出ます。
 小学校のすぐ北側の道を西に向かって歩きます。家並みの間から県立明石清水高等学校の校舎が見えます(④、8時52分)。歩いているのは西国街道の細い道(⑤、8時52分)です。
 少し歩くと道の南側に、兵庫県指定文化財の石造五輪塔(⑥、9時03分)があります。 団形・半球形・三角形・球形・方形の石を積み重ねた塔です。南北朝時代の1346年(貞和2年)の造立です。この5つの石は、上から空・風・日・水・地を表しているそうです。

03cimg5735 03cimg5737 03cimg5740 03cimg5744 03cimg5745 03cimg5748

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(47)

日本橋から熊谷宿まで(45)

個人のお宅に文化財

 鴻巣市指定文化財の説明板(写真・左)があって、高札(十二枚)と忍領界石標のことが述べられています。高札について述べた一節は次のとおりです。

 高札は幕府のお触れを庶民に知らせる重要な手段の一つであるが、江原家(旧名主)に保管されている十二枚は切支丹札、鉄砲札、人売買札、浪人札等当時の動きを知る上で貴重な資料といえる。

 また、忍領界石標については次のように説明されています。(全文です。)

 天正十八年(一五九〇)徳川家康が江戸に入ってその領地となった関東は、幕府直轄地や旗本領社寺地など入りくんで諸所境界争いが絶えなかった。そのため各領主は、自分の領域を示す杭を建てた。御分木ともいったが忍藩では安永九年(一七八〇)六月領主阿部正敏の時「従是西忍領」の石標を旧中仙道で隣接する中井村との境南側に建てた。
 本石標は、高さ二メートル、幅三〇センチメートル、厚み二一センチメートルの堂々たるものである。

 江原さんというお宅の庭に、立派な石標(写真・中)があります。忍領という文字を見て、石田三成の水攻めにも耐えた史実や、映画「のぼうの城」を思い出しました。
 少し歩くと中仙道の標柱(写真・右)があって「熊谷宿へ二里二十二丁(約十粁)」と書いてあります。右に分かれる道に入って、JR吹上駅へ歩きます。

00471cimg4111 00472cimg4112 00473cimg4115

【写真・左は、鴻巣市指定文化財の説明板。写真・中は、忍領界石標。写真・右は、中仙道の標柱。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の16時27分、16時27分、16時29分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(346)

「明石日常生活語辞典…し」(27)

しゅうかん〔しゅーかん〕【週刊】《名詞》 新聞・雑誌などを一週間に一回、発行すること。「お知らせ・を・ しゅーかん・で・ 出す。」

しゅうかん〔しゅーかん〕【週間】《名詞》 期間を指し示すときの、日曜日から土曜日までの七日間。「一しゅーかん・に・ 二回・も・ 遅刻し・た。」

しゅうかん〔しゅーかん〕【習慣】《名詞》 ①何回も繰り返しているうちに、自然とそのようになっていること。「この頃・は・ 朝・ 六時・に・ 起きる・ しゅーかん・に・ なっ・とる。」②ある国や地域などで、当たり前のこととして、前から続いている事柄。「冬至・に・ なんきん〔南瓜〕・を・ 食べる・ しゅーかん」

しゅうかんし〔しゅーかんし〕【週刊誌】《名詞》 一週間に一回、発行する雑誌。「しゅーかんし・に・は・ 嘘・も・ いっぱい・ 書い・てある。」

しゅうぎ〔しゅーぎ〕【祝儀】《名詞》 ①祝いの気持ちを表すための金品。「嫁・を・ 貰(もろ)・た・ので・ しゅーぎ・を・ 配る。」②祝いの儀式。とりわけ、結婚式。「今年・は・ しゅーぎ・が・ 二つ・も・ あっ・た。」

しゅうきょう〔しゅーきょー〕【宗教】《名詞》 ①神仏など、人間を超えたものを信じること。神や仏などの教え。「困っ・た・ とき・に・は・ しゅーきょー・を・ 頼り・に・ する。」②特に新興の教えや教団。「しゅーきょー・の・ 勧誘・は・ お断り・や。」

じゅうぎょういん〔じゅーぎょーいん〕【従業員】《名詞》 会社・工場などに勤めて働いている人。「十年・で・ じゅーぎょーいん・が・ 倍・に・ 増え・た。」

しゅうぎょうしき〔しゅーぎょーしき〕【終業式】《名詞》 学年や学期の終わりに、区切りをつけるために行う儀式。「一学期・の・ しゅーぎょーしき・は・ 七月二十日・や。」

しゅうきん〔しゅーきん〕【集金】《名詞、動詞する》 お金を集めること。また、集めた金銭。「新聞代・の・ しゅーきん」

じゅうけつ〔じゅーけつ〕【充血】《名詞、動詞する》 目などに、動脈の血が集まって赤く見えること。「徹夜し・た・さかい・ じゅーけつし・て・ 目ー・が・ しょぼしょぼする。」

しゅうげん〔しゅーげん〕【祝言】《名詞》 男女が正式に夫婦になることを誓い合う式典。「五月・に・ しゅーげん・を・ 挙げる。」〔⇒けっこんしき、こんれい〕

しゅうごう〔しゅーごー〕【集合】《名詞、動詞する》 一箇所に集まること。一箇所に集めること。一定の時刻に集まること。「運動場・に・ しゅーごーし・て・ 遠足・に・ 行く。」「八時・に・ しゅーごーする。」

じゅうごや〔じゅーごや〕【十五夜】《名詞》 陰暦十五日の、満月の夜。「じゅーごや・ お月さん・ 年・ なんぼ。」

しゅうし〔しゅーし〕【宗旨】《名詞》 仏教の、もとのものから分かれ出た派。「うち・の・ しゅーし・は・ 真言宗・や。」〔⇒しゅう〕

しゅうじ〔しゅーじ〕【習字】《名詞》 主に毛筆で、文字の書き方を習うこと。「しゅーじ・を・ 習い・に・ 塾・へ・ 行く。」

じゅうしょ〔じゅーしょ〕【住所】《名詞》 生活の本拠として住んでいる場所。「友達・の・ じゅーしょ・が・ 変わっ・た・らしー。」

じゅうしょう〔じゅーしょー〕【重傷】《名詞》 重い傷。大きな怪我。「近く・で・ 交通事故・が・ あっ・て・ じゅーしょー・の・ 人・が・ あっ・てん。」

しゅうしょく〔しゅーしょく〕【就職】《名詞、動詞する》 仕事に就くこと。職業を得ること。「学校・ 出・ても・ なかなか・ しゅーしょくでけ・へん・ 時代・に・ なっ・て・ えらい・こと・です・なー。」■対語=「たいしょく」

しゅうしょくぐち〔しゅーしょくぐち〕【就職口】《名詞》 仕事をすることになる先。勤め先。〔⇒つとめぐち〕

じゅうじろ〔じゅーじろ〕【十字路】《名詞》 十の字に交わった道。「駅前・の・ じゅーじろ」〔⇒よつかど、よつつじ、こうさてん〕

ジュース〔じゅーす〕【英語=juice】《名詞》 果物や野菜を搾った汁。「汗・ かい・て・ じゅーす・が・ 飲み・とー・ なっ・た。」

ジュース〔じゅーす〕【英語=deuce】《名詞》 卓球やテニスなどで、あと一点連取すれば勝ちになるというときに、同点になること。「また・ じゅーす・に・ なっ・て・ なかなか・ 終わら・へん。」

|

2013年12月16日 (月)

放射状に歩く(87)

天満・加古を通って、小野へ②

 踏切を渡ってすぐ道が分かれますが、線路に沿った道を歩きます。すぐにJR魚住駅の北口(写真番号①、撮影時刻8時24分)に出ます。魚住駅は近年、橋上駅に建て替えられました。
 魚住駅前に「イチバンボシ ミツケタ」の碑があります。台座に説明板(②、8時24分)があり、その上に、二人の子どもが空を指さしている像(③、8時25分)があります。この歌は大正時代から昭和にかけて、一年生用の小学唱歌として歌われました。作詞者の生沼勝さんは、県立明石南高等学校の前身である明石高等女学校の初代校長です。「イチバンボシ ミツケタ」の歌碑は、明石市立天文科学館にもあります。
 魚住駅正面から北へ伸びる道路は緩い坂道になっていて、途中に明石西郵便局(④、8時28分)があります。
 その道路をどんどん進んでいくと国道2号と交差して、そこが長坂寺西の交差点(⑤、8時35分)です。バスが通っています(⑥、8時35分)。

02cimg5723 02cimg5725 02cimg5727 02cimg5732 02cimg5733 02cimg5734

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(46)

日本橋から熊谷宿まで(44)

名所絵と一里塚

 北鴻巣駅のあるあたりを過ぎて、JR吹上駅まで歩く覚悟を決めました。空はかなり暗くなってきています。
 これまでは市街化されたところを歩くことが多かったのですが、このあたりでは、道のそばに田圃を見ることができるようになりました。右手をJR高崎線の電車が走っています。
 民家の庭先のようなところに、小さな社殿(写真・左)があります。鳥居の額には「平成十三年八月吉日 記念宮」とあります。この鳥居は背が低くて、腰を屈めないと通れないと思います。小さな社殿には狐の姿が見えます。何かの記念のために祀られたのでしょうが、それは何だったのでしょうか。
 前砂村の碑(写真・中)があって、「池田英泉の『鴻巣・吹上富士』はこのあたりで描かれた」と書かれています。池田英泉は江戸時代後期に活躍した浮世絵師で、美人画で一世を風靡しています。『木曽街道六十九次』の名所絵は、英泉が途中で手を引いて、広重に引き継がれたという経緯があります。吹上からの富士山を見たいとは思いますが、夕暮れが迫っていて、残念ですが、それらしきものは見えません。
 前砂一里塚(写真・右)の碑があります。なんとも久しぶりの一里塚ですが、読みにくくなった標柱があるだけです。明治の初年は、神社の合祀やら一里塚の消滅やら、今から思えば残念なことが続いたようです。

00461cimg4104 00462cimg4107 00463cimg4109

【写真・左は、小さな社殿。写真・中は、前砂村の碑。写真・右は、前砂一里塚。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の16時11分、16時17分、16時21分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(345)

「明石日常生活語辞典…し」(26)

じゃんじゃんもり【じゃんじゃん漏り】《名詞、形容動詞や、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「大雨・で・ 傘・が・ じゃんじゃんもりで・ 役に立た・へん。」〔⇒ざざもり、ざざもれ、ざんざんもり、ざんざんもれ、じゃじゃもり、じゃじゃもれ、じゃんじゃんもれ、だだもり、だだもれ、だんだんもり、だんだんもれ〕

じゃんじゃんもれ【じゃじゃ漏れ】《名詞、形容動詞や、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「大雨・で・ テント・が・ じゃんじゃんもれに・ なっ・た。」〔⇒ざざもり、ざざもれ、ざんざんもり、ざんざんもれ、じゃじゃもり、じゃじゃもれ、じゃんじゃんもり、だだもり、だだもれ、だんだんもり、だんだんもれ〕

しゃんと《副詞、動詞する》 ①背筋を伸ばして、姿勢をよくする様子。「しゃんと・ 立て。」②きちんとしている様子。「しゃんとし・た・ 服・を・ 着・ていか・な・ あか・ん・ぞ。」③気持ちが引き締まっている様子。気力がある様子。「今日・は・ 試験・や・さかい・ しゃんと・ し・て・ 行き・なはれ。」「年寄り・や・けど・ しゃんと・ 歩い・とる・ 人」〔⇒ちゃんと〕

ジャンパー〔じゃんばー、じゃんぱ〕【英語=junper】《名詞》 運動や作業をするときなどに着る、ゆったりとした上着。「寒ー・ なっ・た・ので・ じゃんぱー・を・ 着・て 行く。」

シャンプー〔しゃんぷー、しゃんぷ〕【英語=shsmpoo】《名詞、動詞する》 ①髪を洗うときに使う粉末や液体の洗剤。「しゃんぷー・が・ 切れ・た・さかい・ 買(こ)ー・てきて。」②洗剤を使って髪を洗うこと。「うち・の・ 娘・は・ 毎朝・ しゃんぷーし・とる・みたいや。」

ジャンプ〔じゃんぷ〕【英語=jump】《名詞、動詞する》 跳び上がること。「土手・から・ じゃんぷし・て・ 下りる。」

しゅ〔しゅー〕【朱】《名詞》 黄色を帯びた赤。「帳面・の・ 表紙・の・ 色・は・ しゅ・や。」〔⇒しゅいろ〕

しゅいろ〔しゅーいろ〕【朱色】《名詞》 黄色を帯びた赤。「しゅいろ・の・ 印肉・を・ 使う。」〔⇒しゅ〕

じゆう〔じゆー〕【自由】《名詞、形容動詞や》 自分の思いのままに動ける状態。特別の制約などを受けていない状態。「慰安旅行・の・ 目的地・を・ 決め・たい・ので・ じゆーに・ 意見・を・ 言(ゆ)ー・てください。」

しゅう〔しゅー〕【週】《名詞》 暦の単位としての、日曜日から土曜日までの七日間。「しゅー・に・ 三日・ アルバイト・に・ 行っ・てます・ねん。」

しゅう〔しゅー〕【宗】《名詞》 宗教の、特に仏教の、もとのものから分かれ出たもの。「うち・は・ 真言宗・や・けど・ あんたとこ・の・ しゅー・は・ 何・です・の。」〔⇒しゅうし〕

しゅう〔しゅー〕【州】《名詞》 世界の地域を、大陸によって大別した区切り。「ヨーロッパしゅー・の・ 北・の・ 方・に・ ある・ 国」

しゅう〔しゅー〕【秀】《名詞》 成績や品質などが、最も優れていること。「絵ー・の・ 展覧会・で・ しゅー・を・ 貰(もろ)・てん。」

しゅう〔しゅー〕【周】《接尾語》 周りを回る数を数える言葉。「運動場・を・ 三しゅー・ し・てこい。」

じゅう〔じゅー〕【十】《名詞》 九の次の数の名で、五の二倍の数。「じゅう・まで・ き・たら・ 位・が・ ひとつ・ 上がる。」〔⇒じっ〕

じゅう〔じゅー〕【中】《接尾語》 ①その間。「冬じゅー・ オーバー・は・ 着・なかっ・てん。」「一年じゅー・ 働い・て・ばっかり・や。」②そのすべて。「そこらじゅー〔=辺り一帯〕・ 塵・だらけ・や。」「日本じゅー・ 台風・で・ 大雨・や。」

しゅうかい〔しゅーかい〕【集会】《名詞》 一定の目的を持って、大勢の人が集まること。また、その集まり。「全校・の・ しゅーかい」

しゅうがくりょこう〔しゅーがくりょこー〕【修学旅行】《名詞》 知識・技能や教養を深める目的で、学校行事として行う旅行。「外国・へ・ 行く・ しゅーがくりょこー・が・ 増え・た・なー。」

|

2013年12月15日 (日)

放射状に歩く(86)

天満・加古を通って、小野へ①

 「放射状に歩く」の7回目は、2013年(平成25年)11月28日です。もはや神戸市域を歩くことはなく、明石市域から、加古郡稲美町の旧・天満村と旧・加古村を歩いて、加古川市八幡町を通って、神戸電鉄小野駅を目指します。
 ほぼ真北に向かうコースです。途中で瀬戸川と喜瀬川を渡りますが、県下第一の川である加古川にも出会うことになります。
 7時50分に歩き始めます。空は薄く曇っています。南の方から山陽電気鉄道西江井ヶ島駅に通じる道は3本ありますが、前回よりは西側の道を歩いて、県道718号に出ます。西江井ヶ島プラザ(写真番号①、撮影時刻8時03分)という店舗群の前を西に向かいます。
 中尾の交差点で折れて、北に向かいます。すぐに山陽電気鉄道の線路をくぐります(②、8時08分)が、桁下3メートルという低い道です。蛇行した緩い坂を上っていくと国道250号(明姫幹線)に出会って、中尾北という交差点(③、8時12分)になります。横断して、北への進路を続けます。
 山陽新幹線(④、8時17分)をくぐると、目の前をJR山陽本線(神戸線)が走っています。折しも京都発・倉吉行の智頭急行の特急「スーパーはくと」(⑤、8時18分)が駆け抜けていきます。JRの線路を向山西踏切で渡ります。西の方に魚住駅が見えます(⑥、8時19分)。

01cimg5710 01cimg5713 01cimg5714 01cimg5715 01cimg5717 01cimg5721

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(45)

日本橋から熊谷宿まで(43)

武蔵武士の活躍に思いを馳せて

 鴻巣市立箕田小学校があって、校門に「思いやり」と題した、かわいい彫刻が載せられていました。男女二人の児童が背中合わせにして、手をつないでいる像です。
 少し歩くと氷川八幡神社(写真・左)があります。市教育委員会による「氷川八幡社と箕田(みだ)源氏」という解説板が立てられていますが、「箕田氷川八幡神社御由緒」(写真・中)には、次のような言葉があります。

 氷川八幡神社は、明治六年、当時箕田郷内に祀られていた氷川社、八幡社など二十余社のお社を併合して、箕田郷の郷社として八幡社のあった現在地に祀られたものである。
 氷川社は、承平八年(西暦九三八年)清和天皇の孫である源経基が (中略) 大宮の氷川神社から勧請したと伝えられており、(中略)
 八幡社は、(中略) 天慶四年(西暦九四一年)現在地に京都の石清水八幡宮から勧請したもので源仕の孫の渡辺綱によって神田が寄進され再興されたものである。

 渡辺綱は丹波の大江山の鬼退治で名を馳せた武将です。このあたりには、明治時代に合祀されたという神社がいくつもあります。なるほど、門前にある石に彫られた社名には、氷川と八幡という文字が横に並べられて、その下に大きく神社の文字が書かれていました。この神社の境内には、「箕田碑」という金石文があって、箕田が武蔵武士の発祥の地であることを伝えています。
 そこから10分ほど歩くと、武蔵水路(写真・右)があって、工事をしています。水資源機構が管理している武蔵水路は、利根川の水を荒川に導くための導水路で、行田市から鴻巣市までの14.5kmを流れています。半世紀近く前に完成したものですが、何かの改修工事をしているのでしょう。このあたりにJR北鴻巣駅があります。

00451cimg4096 00452cimg4098 00453cimg4100

【写真・左は、氷川八幡神社。写真・中は、箕田氷川八幡神社御由緒。写真・右は、武蔵水路。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の15時43分、15時44分、15時56分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(344)

「明石日常生活語辞典…し」(25)

じゃま【邪魔】《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①妨げになること。支障。「ビル・が・ じゃま・に・ なっ・て・ 景色・が・ 見え・へん。」②妨げること。「あいつ・が・ じゃまし・た・さかい・ 負け・ても・た。」③訪問をすること。「明日・ あんたとこ・へ・ じゃまし・たい・ねん・けど・ かま・へん・か。」

じゃまくさい【邪魔臭い】《形容詞》 手数がかかって厄介だ。するのが億劫である。「わざわざ・ 銀行・まで・ 行か・んと・ 払い戻しし・てくれ・へん・の・か。じゃまくさい・ こと・や・なー。」〔⇒めんどくさい〕

しゃみせん【三味線】《名詞》 三本の弦を張って、ばちで弾いて音を出す日本古来の楽器。「しゃみせん・(を・) 弾ー・て・ 歌・を・ 歌う。」

ジャム〔じゃむ〕【英語=jam】《名詞》 果物の実に、砂糖を加えて煮詰めた食品。「パン・に・ じゃむ・を・ 塗っ・て・ 食べる。」

しゃもじ【杓文字】《名詞》 ①ご飯を茶碗に入れるときに使う道具。「宮島・の・ 土産・の・ しゃもじ」②汁を椀に注ぎ入れるときに使う道具。「穴・の・ あい・た・ しゃもじ・で・ 豆腐・を・ 入れる。」〔②(金属でできているもの)⇒かながい〕

じゃら《名詞》 硬貨。少額の貨幣。「じゃら・で・ 五百円・ほど・ 持っ・とる。」〔⇒じゃらせん〕

じゃらかしい〔じゃらかしー〕《形容詞》 華美に過ぎる。落ち着いた風情がない。「じゃらかしー・ 服・を・ 着・て・ やっ・てき・た。」「じゃらかしー・ 看板・の・ 店」

じゃらじゃら《副詞と、動詞する》 ①多弁である様子。「じゃらじゃらと・ しゃべる・ やつ・や・なー。」②男女が人前で親しくする様子。「電車・の・ 中・で・ じゃらじゃらし・やがっ・て。」③硬貨や小石などがたくさん触れ合っている様子。また、そのときの音。「財布・が・ ない・さかい・ ポケット・の・ 中・が・ じゃらじゃら・ ゆー・とる。」〔①⇒べらべら。②⇒ちゃらちゃら〕

じゃらせん【じゃら銭】《名詞》 硬貨。少額の貨幣。「じゃらせん・ばっかり・で・ 千円分・を・ 払う。」〔⇒じゃら〕

じゃり【砂利】《名詞》 細かな石。「じゃり・の・ 道・を・ 踏ん・で・ 神社・に・ 参る。」

しゃりき【車力】《名詞》 左右に大きな二輪をつけた、人力で引く運搬用の車。大八車。「しゃりき・で・ 俵・を・ 運ぶ。」

しゃりきひき【車力曳き】《名詞》 人力で引く荷車を使って運搬を仕事にしている人。「兄弟・で・ しゃりきひき・を・ し・とっ・た。」

じゃりじゃり《形容動詞や、動詞する》 手に触れたり口の中に感じたりすることに、砂のようなものなどが混じっているように思われる様子。また、その音。「運動場・が・ 砂ぼこり・やっ・た・さかい・ 口・の・ 中・が・ じゃりじゃりする・なー。」

しゃりん【車輪】《名詞》 車の輪。「リヤカー・の・ しゃりん」「電車・の・ しゃりん」

しやるく《動詞・カ行五段活用》 あちらこちらで、してまわる。「わるさ・を・ しやるい・とる。」〔⇒しあるく、しやく〕

じゃれる《動詞・ラ行下一段活用》 ①おどけたことを言ったり、さわいだりする。「じゃれ・た・ こと・を・ 言(ゆ)ー・ 男・や・なー。」②からみあう。ふざけて戯れる。「犬・が・ 足下・に・ じゃれ・てくる。」

ジャングル〔じゃんぐる〕【英語=jungle】《名詞》 熱帯地方にある、樹木が密生している森林。「ターザン・が・ 出・てくる・ じゃんぐる」〔⇒みつりん〕

じゃんけん《名詞、動詞する》 片手で、「ぐー」(石の形)、「ぱー」(紙の形)、「ぴー」(鋏の形)を出し合って、勝敗を決める遊び。「誰・が・ 当番・に・ なる・か・ じゃんけん・で・ 決め・よー・か。」〔⇒どっこん〕

じゃんじゃんぶり【じゃんじゃん降り】《名詞、形容動詞や》 強く激しく降る雨。また、その様子。「じゃんじゃんぶりで・ 道・が・ 川・に・ なっ・とる。」〔⇒ざんざんぶり、ざざぶり〕

|

2013年12月14日 (土)

放射状に歩く(85)

母里を通って、三木へ⑭

 だらだらと下っていって三木市街に入ります。初めての交差点が福井(写真番号①、撮影時刻14時02分)です。
 町の中を歩いていくと美嚢川(みのうがわ)(②、14時11分)の福有橋に出ます。川は東から西に向かって流れていますが、東の方には別の橋があり、その向こうに神戸電鉄の線路橋が見えます。下流の方(③、14時11分)も広々とした川幅が遠くまで続いています。1級河川の美嚢川は神戸市北区大沢町に発して、いくつかの川を合わせて流れて、延長35㎞で加古川に合流します。
 福有橋を渡ったところが神戸電鉄三木駅(④、14時14分)です。この駅は元は三木福有橋駅と名乗っていました。駅前に「湯の山街道」の解説板(⑤、14時14分)がありますが、神戸市北部の名湯・有馬温泉に通じる道が通っていたのです。神戸電鉄はこのあたりは単線で小野方面への線路(⑥、14時17分)が続いています。駅の部分だけが複線です。
 さて、8時35分に歩き始めて、ほとんど休みなく歩いて、三木駅到着まで5時間40分かかりました。歩数計は32907歩を指していました。距離は21㎞余りだと思います。食事はこれからです。

14cimg5690 14cimg5693 14cimg5694 14cimg5697 14cimg5699 14cimg5702

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(44)

日本橋から熊谷宿まで(42)

中仙道踏切を越えて進む

 鴻巣の地名のいわれとも関係のある鴻神社(写真・左)があります。鴻巣宿総鎮守と書かれています。明治の初めに来電社、熊野社、氷川社を集めて祀り、その後には東照宮なども合祀したようです。境内に大きなイチョウの木があります。コウノトリにまつわる伝説があって、コウノトリが巣を作ったところへ大蛇が現れて卵を取ろうとしたので、大蛇と戦って退散させたという話です。
 高崎線を渡って線路の西側に出ます。それが第三中仙道踏切(写真・中)です。「中仙道」という文字を使っています。第一、第二中仙道踏切は、いつ、どこで渡ったのか、気がつきませんでした。東海道を歩いたときにも東海道踏切というのがありました。神奈川県下にも愛知県下にもありました。踏切の名前は地元の小さな地名をつけることが多いと思いますが、なんとも雄大な名付けもあるものです。
 どんどん歩き続けて龍昌寺(写真・右)の前を通ります。この寺は俳句寺とも呼ばれており、板石塔婆が80基もあるようです。客殿内部の天井絵も見たい気持ちはしますが、先を急ぐことにします。
 JR北鴻巣駅が近づいているのですが、もっと先まで歩いてみようという気持ちも強まってきました。

00441cimg4077 00442cimg4087 00443cimg4092

【写真・左は、鴻神社。写真・中は、第三中仙道踏切。写真・右は、龍昌寺。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の14時48分、15時03分、15時38分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(343)

「明石日常生活語辞典…し」(24)

しゃちほこ【鯱】《名詞》 城などの最も高い棟の両端に取り付ける、魚の形をした飾り瓦。「姫路城・の・ しゃちほこ・の・ 模型・が・ 公園・に・ 置い・てある。」〔⇒しゃち〕

しゃちょう〔しゃちょー〕【社長】《名詞》 会社の最も上位に位置して最高責任を果たす人。「出世し・て・ しゃちょー・に・ なっ・てやっ・てん。」

シャツ〔しゃつ〕【英語=shirt】《名詞》 ①肌にじかに着る衣類。「汗・ かい・た・さかい・ しゃつ・を・ 着替える。」②男子が背広の下に着る、襟付きで袖のあるもの。「柄物・の・ しゃつ・に・ ネクタイ・を・ 締める。」③上半身に着る、簡便なもの。「丸首・の・ 袖無し・の・ しゃつ」〔①⇒したぎ。②⇒ワイシャツ〕

ジャッキ〔じゃっき〕【英語=jack】《名詞》 ①歯車や油圧を用いて、 重い物を垂直に持ち上げる機械。「じゃっき・を・ かまし・て・ 箱・を・ 上げる。」②二枚の櫛状の刃を重ねて、毛髪を切るようにした理髪用具。「じゃっき・で・ 丸坊主・に・ する。」〔②⇒バリカン〕

しゃっきん【借金】《名詞、動詞する》 お金を借りること。また、借りたお金。「友だち・に・ しゃっきんする。」「しゃっきん・を・ 返(かや)す。」

シャッポ〔しゃっぽ〕【フランス語=chapeau】《名詞》 寒暑を防いだり、頭を守ったり、身なりを整えたりするために頭に被るもの。「今日・は・ 暑ーなる・さかい・ しゃっぽ・を・ 着・ていき・なはれ・よ。」〔⇒シャッポン、ぼうし〕

シャッポン〔しゃっぽん〕【フランス語=chapeau】《名詞》 寒暑を防いだり、頭を守ったり、身なりを整えたりするために頭に被るもの。「かわいい・ しゃっぽん・を・ 着・とっ・て・や・なー。」〔⇒シャッポ、ぼうし〕

じゃぶじゃぶ《名詞、動詞する》 ①水を使って遊ぶこと。水の中を泳ぐこと。「暑い・ので・ 浜・で・ じゃぶじゃぶし・て・ 遊ん・だ。」②たらいに湯や水を入れて、簡単に汗などを洗い流すこと。「裏・の・ 庭・で・ じゃぶじゃぶ・を・ する。」③衣類を洗って汚れや汗を落とし、きれいにすること。「汚れ・た・さかい・ 川・で・ じゃぶじゃぶし・て・から・ 干す。」〔⇒ざぶざぶ。②⇒ぎょうずい。③⇒せんたく〕

じゃぶじゃぶ《副詞と》 ①音を立てて水の中を進む様子。また、そのときの音。「じゃぶじゃぶ・ 川・の・ 中・を・ 通っ・ていく。」②水をかき回したり、水で洗ったりしている様子。また、そのときの音。「じゃぶじゃぶと・ 洗濯・を・ する。」〔⇒ざぶざぶ〕

しゃぶる《動詞・ラ行五段活用》 口の中に入れて、舐める。噛みしめる。「煙草・ 吸う・かわりに・ 飴玉・を・ しゃぶっ・てまん・ねん。」〔⇒ねぶる〕

じゃぶん《副詞と》 水の中などに飛び込んだり落ち込んだりする様子。水の中にものを落としたり投げ入れたりする様子。また、それらのときの音。「水・の・ 中・に・ じゃぶんと・ しりもち・を・ つい・た。」〔⇒ざぶん、どぶん、どぼん〕

しゃべり【喋り】《名詞、形容動詞や》 口数が多く、盛んにものを言う様子。また、そのような人。「しゃべり・が・ 聞い・たら・ 言いふらさ・れる・ぞ。」◆非難の気持ちが加わった場合、「どしゃべり」と言うことがある。

しゃべる【喋る】《動詞・ラ行五段活用》 ①口に出して話す。「黙っ・とっ・たら・ わから・へん・さかい・ 何・ぞ・ しゃべり・なはれ。」②口数が多く、盛んにものを言う。「あいつ・は・ 言い出し・たら・ しゃべっ・て・ 止まら・へん・ねん。」

しやへん《動詞に接続する補助動詞・特殊活動》 打ち消しの意味を、丁寧な気持ちを添えて表現する言葉。「そんな・ 難しい・ 本・は・ 読ま・しやへん。」◆「する」という動詞+丁寧の意味の助動詞+打ち消しの助動詞から成り立って、それが熟したものである。〔⇒しまへん〕

シャボテン〔しゃぼてん〕【外国語から?】《名詞》 葉が針の形になった、乾いた土地に育つ多年草。「しゃぼてん・を・ 鉢植え・に・ する。」〔⇒サボテン〕

シャボンだま〔しゃぼんだま〕【スペイン語=jabon(?) + 玉】《名詞》 石鹸水をストローなどの先につけて、息を吹き入れて作る泡の玉。「しゃぼんだま・を・ 飛ばす。」〔⇒ふうせんだま〕

|

2013年12月13日 (金)

放射状に歩く(84)

母里を通って、三木へ⑬

 森の中の道をゆるやかに上っていくと県道22号と交差するところ(写真番号①、撮影時刻13時39分)に出ます。東に進めば三木市役所などがあり、神戸市内に通じます。神戸電鉄三木駅へ続くのは西への道です。このあたりを鶯谷(②、13時41分)と呼んでいます。鶯の声がよく聞こえるところなのでしょうか。
 県立三木山森林公園のうぐいす谷口(③、13時44分)があります。三木山森林公園の広さは、80ヘクタール(甲子園球場の20倍ほど)で、四季折々の自然を感じることのできるところです。音楽ホールのような施設も設けられています。
 道を下っていくと、別の入り口(④、13時55分)もあります。正門は1.5㎞先と書いてありますから、広大さがわかります。実はまだ中に入ったことはありません。この入り口からちょっと上っていって様子を見てみると、里山林が広がっています(⑤、13時56分)。北の方を見ると、ここで初めて三木市街が見えてきます(⑥、13時56分)。

13cimg5679 13cimg5680 13cimg5682 13cimg5684 13cimg5686 13cimg5688

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(43)

日本橋から熊谷宿まで(41)

どこまで歩くか思案して

 鴻巣市産業観光館・ひなの里から少し進んだところが鴻巣宿の入り口のようです。鴻巣市は「こうのす歴史を描く」と題した案内板(写真・左)を町のあちこちに掲出しています。街道筋の様子や主な史跡の説明がしてありますから、他の土地から来た者にとっては便利です。
 鴻巣本陣跡(写真・中)の碑があります。鴻巣宿には1つの本陣と2つの脇本陣があったようですが、その姿を見ることができないのは残念です。
 本陣跡のすぐ近く、中山道のJR鴻巣駅への入り口にあたるところには、小さな広場がありますが、自動販売機も宿場案内に化粧されています(写真・右)。
 どこまでで一日の歩行を終えるかという決断をしなければなりません。できるだけ前へ進みたいのですが、明日も歩き続けるつもりですから、無理はしたくありません。JRのどこかの駅を今日の終着点にして、宿泊予約をしている熊谷に行かなければなりません。鴻巣か、北鴻巣か、吹上かと迷うのですが、とりあえず北鴻巣までは歩こうと考えました。鴻巣-北鴻巣間の駅間距離は、意外に長くて4.3㎞あります。日暮れまでの時間はじゅうぶんありますが、自分の脚の疲れ具合との兼ね合いです。

00431cimg4060 00432cimg4068 00433cimg4073

【写真・左は、「こうのす歴史を描く」の案内板。写真・中は、鴻巣本陣跡。写真・右は、鴻巣宿の自動販売機。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の14時16分、14時31分、14時35分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(342)

「明石日常生活語辞典…し」(23)

しゃくる《動詞・ラ行五段活用》 ①力まかせに、ぐいぐいと引っ張る。急に引っ張る。「その・ 竿・ 大きな・ 魚・が・ しゃくっ・とる・ぞ。」②息や声を強く吸い込むようにして泣く。「可哀想に・ しゃくっ・て・ 泣い・とる・がな。」③下からすくうように動かす。「あご・で・ しゃくっ・て・ 命令し・やがっ・た。」

じゃくろ【石榴】《名詞》 夏に花が咲き、秋に球状の熟した種が食べられる庭木。「じゃくろ・が・ はぜっ・て・〔=はじけて〕 中・の・ 実ー・が・ 見え・とる。」〔⇒ざくろ〕

しゃけ【鮭】《名詞》 寒流の川で生まれ、海に下って育ち、再びその川をさかのぼる、体長の大きな魚。「荒巻・の・ しゃけ」〔⇒さけ〕

しゃこ【車庫】《名詞》 電車・バス・乗用車などを入れておく、建物やスペース。「昔・ 山陽電車・は・ 西新町・に・ しゃこ・が・ あっ・た・ん・や。」

しゃこ【蝦蛄】《名詞》 海老に似ているが平たく腹部の広い、浅い海にすむ動物。「しゃこ・を・ 天ぷら・に・ する。」〔⇒しゃこえび〕

じゃこ【雑魚】《名詞》 ①いろいろな種類が入り交じった小魚。また、それを干した食べ物。「網・に・ じゃこ・が・ いっぱい・ 入っ・た。」②つまらない者。地位の高くない者。「じゃこ・に・ 相手・に・ なっ・ても・ しょがない。」

しゃこえび【蝦蛄蝦】《名詞》 海老に似ているが平たく腹部の広い、浅い海にすむ動物。「しゃこえび・を・ 茹で・て・ 皮・を・ 剥(む)く。」〔⇒しゃこ〕

じゃことり【雑魚】《名詞、動詞する》 いろいろな種類の小さな魚を、網などで捕ること。「田圃・の・ 溝・で・ じゃことりする。」

しゃじ【匙】《名詞》 液体や粉末の食べ物をすくい取る、小さな道具。「おかいさん・を・ しゃじ・で・ 食べる。」〔⇒さじ、スプーン〕

しゃしゃき《名詞》 香気があり、枝を仏に供える木。「彼岸・の・ 前・に・ 山・で・ しゃしゃき・を・ 採っ・てくる。」〔⇒しきび〕

じゃじゃもり〔じゃーじゃーもり〕【じゃじゃ漏り】《名詞、形容動詞や、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「水道・が・ 破裂し・て・ じゃじゃもりに・ なっ・とる。」〔⇒ざざもり、ざざもれ、ざんざんもり、ざんざんもれ、じゃじゃもれ、じゃんじゃんもり、じゃんじゃんもれ、だだもり、だだもれ、だんだんもり、だんだんもれ〕

じゃじゃもれ〔じゃーじゃーもれ〕【じゃじゃ漏れ】《名詞、形容動詞や、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「樽・が・ はっしゃい・で・ 水・を・ 入れ・たら・ じゃじゃもれし・た。」〔⇒ざざもり、ざざもれ、ざんざんもり、ざんざんもれ、じゃじゃもり、じゃんじゃんもり、じゃんじゃんもれ、だだもり、だだもれ、だんだんもり、だんだんもれ〕

しゃしょう〔しゃしょー〕【車掌】《名詞》 鉄道の車内でドアの開閉や乗客に向かっての案内・世話をする人。「しゃしょー・が・ 笛・を・ 吹い・た。」

しゃしん【写真】《名詞》 レンズを通して被写体の像を作り、紙に焼き付けたり印刷したりしたもの。「天然色・の・ しゃしん」

しゃしんき【写真機】《名詞》 レンズを通して被写体の像を作る機械。写真を撮るための機械。カメラ。「良(え)ー・ しゃしんき・を・ 買(こ)ー・た・ん・や・なー。」

しゃせい〔しゃせー〕【写生】《名詞、動詞する》 景色や物などを、見たままに描くこと。「小学校・の・ しゃせー会」

しゃたく【社宅】《名詞》 会社が、社員やその家族を住まわせるために建てた住宅。「昔・は・ 中学校・の・ 前・に・ ある・ 神鋼・の・ しゃたく・に・ 住ん・でまし・てん。」

しゃだんき【遮断機】《名詞》 踏切で、列車が通るときに、道路側の人や車の通行を一時止めるための装置。また、その装置で、横に渡した棒。「しゃだんき・を・ 潜っ・て・ 通っ・たら・ あか・ん・よ。」「しゃだんき・が・ 下り・た。」

しゃち【鯱】《名詞》 ①イルカの仲間で長い体長があり、丸い頭をして鋭い歯をもつ、海にすむ動物。「しゃち・は・ 人・を・ 襲っ・たり・は・ せー・へん。」②城などの最も高い棟の両端に取り付ける、魚の形をした飾り瓦。「金・の・ しゃち」〔②⇒しゃちほこ〕

|

2013年12月12日 (木)

放射状に歩く(83)

母里を通って、三木へ⑫

 東に向かって歩き続けます。田園地帯で溜め池(写真番号①、撮影時刻13時10分)もあります。三木市は、1954年(昭和29年)に、美嚢(みのう)郡三木町、別所村、細川村、口吉川村が合併して市制を施行しましたが、小林(②、13時22分)も旧・別所村です。
 その小林で、歩いている県道は、国道175号と交差します。国道175号は明石と舞鶴を結んでいます。帰宅播磨地域では南北の幹線道路になっています。小林からは175を三木まで歩きます。
 すぐに、東播用水別所支線の水路(③、13時22分)があります。私の住んでいる地域は雨が少ないところで、個人的には喜んでいるのですが、農業にとっては恒常的な水不足に悩まされてきたところです。神戸市の北部から東播磨の地域には溜め池が7000箇所もあって対策をしているのですが、国営の東播用水農業水利事業も展開されています。
 しばらくすると国道175号は、バイパス部分(④、13時25分)に入ります。三木市街に入らずに、小野市の方向に新しく作られた道です。北側の測道を歩いて、旧道に入って三木の古い市街を目指します。
 「ようこそ 金物の町、山田錦の郷 三木市へ」という表示板(⑤、13時28分)があります。三木市は、三木城を中心に城下町が形作られましたが。戦国時代には三木合戦がありました。江戸時代から金物の本格的な生産が始まりました。来年のNHK大河ドラマは「軍師官兵衛」ですが、主人公の戦国武将・黒田官兵衛ゆかりの地であることを三木市はアピールしようとしています。
 バイパスから離れた道は、三木市街までのしばらくの間、静かな森の中を通ります。青い水をたたえた池(⑥、13時33分)もあります。

12cimg5665 12cimg5668 12cimg5669 12cimg5672 12cimg5674 12cimg5676

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(42)

日本橋から熊谷宿まで(40)

「日本一」の町・鴻巣

 歩いて行くにつれて、広田屋、太刀屋、吉見屋などという、大きな人形店が立ち並ぶようになってきます(写真・左)。
 歩いているのは埼玉県道57号で、ここでは地名表記が鴻巣市人形となっています。鴻巣宿の旗も風に揺れています(写真・中)。
 道の左側に鴻巣市産業観光館・ひなの里(写真・右)があります。「ひな人形と花のまち」というのれんがかかっています。観光物産コーナーの他に、産業歴史展示コーナーもあり、明治時代に建てられた蔵も残っています。時間の都合で、リーフレットなどをいただくだけで、見学はしません。
 リーフレットによれば、鴻巣には8つの「日本一」があるのだそうです。日本一高いピラミッド雛壇(高さ7メートル)というのは人形の町らしいものですが、花の方では、日本一広いポピー畑、出荷量日本一のプリムラ、同サルビア、同マリーゴールドだそうです。鴻巣は荒川河川敷での花火大会が知られていますが、1分あたりの尺玉以上の打ち上げ花火数が日本一だそうです。(これで、日本一は6つになります。)
 あとの2つは、川幅日本一(2537メートル)と、日本一長い水管橋だそうですが、これは町の西の方を流れる荒川に関するものです。荒川とは、もう少し歩いていくと出会えることになります

00421cimg4053 00422cimg4056 00423cimg4058

。【写真・左は、鴻巣の人形店。写真・中は、鴻巣宿の旗。写真・右は、鴻巣市産業観光館・ひなの里。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の14時05分、14時09分、14時10分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(341)

「明石日常生活語辞典…し」(22)

シャープペン〔しゃーぷぺん〕【英語=sharp pencil】《名詞》 中にある芯を少しずつ繰り出して使う鉛筆。◆短く「シャーペン」「シャープ」と言うこともある。「しゃーぷぺん・の・ 芯・が・ 折れ・た。」

しやい【試合】《名詞、動詞する》 運動競技などで、勝ち負けを競うこと。「ソフト・の・ しやい・に・ 出る。」〔⇒しあい〕

しゃいん【社員】《名詞》 会社に勤めている人。「しゃいん・が・ 五百人・も・ おる・ 会社」

しゃかい【社会】《名詞》 ①世の中。世間。「しゃかい・で・ 通用する・よーに・ せ・な・ あか・ん。」②地理、歴史、公民、政治経済などにわたる、学校の教科。「しゃかい・の・ 点数・は・ よかっ・てん。」〔②⇒しゃかいか〕

しゃかいか【社会科】《名詞》 地理、歴史、公民、政治経済などにわたる、学校の教科。「しゃかいか・で・ 歴史・を・ 勉強する。」〔⇒しゃかい〕

じゃがいも【馬鈴薯】《名詞》 夏に白または薄紫色の花が咲き、地下にできる芋を食用にする作物。「じゃがいも・を・ つぶし・て・ コロッケ・を・ 作る。」

しゃかしゃか《副詞と、動詞する》 ①ものが擦れ合って、小刻みに音がする様子。また、その音。「豆・を・ 筒・に・ 入れ・て・ しゃかしゃか・ 振る。」②言葉や行動が、整っていて敏速である様子。言葉や態度がはっきりしている様子。「しゃかしゃかと・ 動き回る・ 人」〔②⇒はきはき、しゃきしゃき、ちゃきちゃき〕

じゃかましい〔じゃかましー〕【喧しい】《形容詞》 ①声や音が大きく騒がしくて、気持ちが落ち着かない。「車・が・ 通っ・て・ じゃかましー・ 所(とこ)・や。」②細かいことまでうるさく言う。煩わしくて面倒である。「やかましーに・ 指図・を・ し・やがっ・た。」◆「やかましい」よりも、腹立たしさや苛立たしさが強いときに使う傾向がある。〔①⇒そうぞうしい。①②⇒やかましい、うるさい〕

しゃかん【左官】《名詞》 壁塗りなどを専門にしている職人。「しゃかん・は・ やっぱり・ 塗る・の・が・ うまい。」〔⇒さかん〕

しゃきしゃき《副詞と、動詞する》 ①歯触りや歯切れの良い様子。また、その音。「しゃきしゃきし・た・ キャベツ」②言葉や行動が、整っていて敏速である様子。言葉や態度がはっきりしている様子。「人・に・ 言わ・れ・ん・でも・ しゃきしゃき・ 動く・ 人」〔②⇒はきはき、しゃかしゃか、ちゃきちゃき〕

しやく《動詞・ヤ行五段活用》 ①あちらこちらで、してまわる。「暇な・ 時・に・は・ あっちこっち・で・ 写生・を・ しやい・とり・ます・ねん。」②相手の行為を非難するときに使う言葉で、「する」を意味する。「そんな・ こと・を・ しやい・たら・ 人・が・ 迷惑する・やない・か。」〔⇒しやるく、しやく。②⇒しくさる〕

しゃく【尺】《名詞》 ①30.3センチにあたる、尺貫法での長さの基本単位。「六しゃく・の・ ふんどし」②長さ。幅。「あんた・の・ 家・の・ 前・の・ 道・の・ しゃく・は・ どれ・ぐらい・ あり・まん・の。」③物差し。「そこ・に・ ある・ しゃく・を・ 取っ・てくれ・へん・か。」〔③⇒ものさし、さしがね〕

しゃく【勺】《名詞》 一升の100分の1にあたる、尺貫法での容積の単位。「一合五しゃく・の・ 米」

しゃく【杓】《名詞》 筒または椀のような形のものに柄を取り付けた、水を汲む道具。「しゃく・で・ 道・に・ 水・を・ 撒く。」

しやくしょ【市役所】《名詞》 市の行政事務の仕事をする役所。「しやくしょ・で・ 戸籍謄本・を・ 取る。」

しゃくとりむし【尺取り虫】《名詞》 細長い体を曲げたり伸ばしたりして進む、蛾の幼虫。「しゃくとりむし・が・ 葉・の・ 上・に・ おる。」

しゃくはち【尺八】《名詞》 竹の根元の部分で作った縦笛。「しゃくはち・の・ 練習・を・ し・た・けど・ 上手に・ なら・なんだ。」

しゃくや【借家】《名詞》 ①人から借りて住んでいる家。「家・を・ 建て・て・ しゃくや・から・ 出る。」②人に貸すための家。「しゃくや・を・ ぎょーさん・ 持っ・とる・ 金持ち」

しゃくやく【芍薬】《名詞》 夏の初めに赤や白の大きな花が咲く、牡丹に似た草花。「背ー・の 高い・ しゃくやく・の・ 花」

|

2013年12月11日 (水)

放射状に歩く(82)

母里を通って、三木へ⑪

 草谷川(写真番号①、撮影時刻12時35分)を渡ります。細い流れです。この川は西に向かって流れて、加古川に合流します。
 正面の雑木林が迫ってきます。真っ直ぐ進んでもよいような段丘ですが、道はほぼ直角に東に折れて、ゆっくりと丘を上っていきます(②、12時41分)。
 林の中のその道は長くは続かず、林から出て空が開けます。そして、三木工場公園への分岐点(③、12時44分)に出ます。三木工場公園は1978年(昭和53年)に完成していますから、工場公園の先がけです。
 県道514号を東に向かって歩きますが、「三木市街12㎞」という表示には疑問があります。20分ほど前に通った野谷では、「三木8㎞」という表示がありました。キロ数が増えるのは大きな疑問ですが、自分が目指している神戸電鉄三木駅までは12㎞もあるとは思われません。先ほどの「三木8㎞」の方が信頼できます。三木という地点と三木市街という地点とが異なるとは思えません。
 ほどなく、稲美町から三木市(④、12時47分)に入ります。空は開けていますが、周囲は山の風情です(⑤、12時50分)。
 少し進んでいくと農村で集落が広がります。稲美町よりも高い段丘にある地域です。三木市別所町興治(おきはる)(⑥、13時02分)です。このあたりの北部には、かつての国鉄三木線、後の三木鉄道が走っていましたが、2008年(平成20年)に廃止されています。

11cimg5648 11cimg5651 11cimg5653 11cimg5655 11cimg5658 11cimg5663

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(41)

日本橋から熊谷宿まで(39)

雛人形の町・鴻巣へ

 北本市から市街地は途切れなく鴻巣市に入ります(写真・左)。鴻巣宿は江戸から数えて7番目の宿ですが、鴻巣市は人口およそ12万人で、雛人形で知られています。関東三大雛市は、鴻巣、越谷、江戸・十軒店ですが、十軒店は日本橋のすぐ近くでした。越谷(埼玉県)は日光街道の宿場町です。
 鴻巣宿加宿上谷新田という標柱(写真・中)が立っています。上谷村の新田開発による地域のようです。加宿とは、宿場(鴻巣宿)に人家が少なく人馬を出しにくい場合、隣接する村(上谷新田村)を加え人馬の用を行わせたもののことです。
 続いて、人形町という町名の地域になり、その町名の説明板(写真・右)があります。全文を書き写します。

 江戸時代は上谷新田村と呼ばれた鴻巣宿の加宿で、旗本「藤堂家」の知行地でした。村民の多くは、農閑期に雛人形「鴻巣雛」を製作して各地に売ることを生業とし、その後、幟・兜・菖蒲刀・破魔弓・羽子板・盆華などの製造も盛んに行われるようになり、伝統ある地場産業である「雛人形の町」として「人形町」と名付けられました。

 加宿ということと照らし合わせると、この人形町のあたりは鴻巣の中心部ではなかったようですが、しだいに家並みが鴻巣宿につながっていったのでしょう。

00411cimg4045 00412cimg4047 00413cimg4049

【写真・左は、鴻巣市に入る表示。写真・中は、鴻巣宿加宿上谷新田の標柱。写真・右は、人形町の町名由来の説明板。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の13時57分、13時58分、14時01分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(340)

「明石日常生活語辞典…し」(21)

しめなわ【注連縄】《名詞》 正月を迎えるために、あるいは神聖な場所であることを示すために、神社、家の入り口、神棚などに張る、藁で作った縄。「正月・に・ 飾る・ しめなわ・を・ 買(こ)ー・てき・た。」〔⇒おしめ、かざり、かだり〕

しめらす【湿らす】《動詞・サ行五段活用》 水気を帯びさせる。濡らす。「しめらし・て・ 切手・を・ 貼る。」■自動詞は「しめる」〔⇒しめす〕

しめり【湿り】《名詞》 ①空気などに含まれている水分。ものが水気を帯びていること。「庭・に・ しめり・が・ ない・ので・ ほこり・が・ たち・やすい。」②雨が降ること。「昨日・は・ 良(え)ー・ しめり・が・ あっ・た。」〔①⇒しめりけ、しっけ〕

しめりけ【湿り気】《名詞》 空気などに含まれている水分。ものが水気を帯びていること。「しめりけ・が・ 少ない・ので・ 喉・が・ 乾く。」〔⇒しめり、しっけ〕

しめる【湿る】《動詞・ラ行五段活用》 ①空気などに含まれている水分が増える。ものが水気を帯びる。「家・の・ 中・が・ しめっ・て・ 黴・が・ 生え・た。」②雨が降る。「昨日・は・ 久しぶりに・ しめっ・た。」■他動詞は「しめらす」「しめす」

しめる【閉める】《動詞・マ行下一段活用》 開いていたものをとじる。「戸・を・ しめる。」「店・を・ しめる。」■自動詞は「しまる」

しめる【締める・絞める】《動詞・マ行下一段活用》 ①強い力を加えて、ゆるみをなくす。「ねじ・を・ しめる。」②堅く結ぶ。きつく縛る。「帯・を・ しめる。」「ネクタイ・を・ しめる。」③無駄遣いをしない。「今月・は・ ちょっと・ しめ・とか・んと・ いか・ん・ねん。」④酢や塩を使って、魚の身を締まらせる。「鯖・を・ しめる。」⑤区切りをつける。合計する。「しめ・て・ 五千円・に・ なり・ます。」「月末・に・ 会計・を・ しめる。」⑥家畜などを、殺す。「鶏・を・ しめ・て・ すき焼き・に・ する。」■対語=①②「ゆるめる」

じめん【地面】《名詞》 土地の表面。土の上。「じめん・から・ 芽ー・が・ 出る。」「道・が・ 舗装さ・れ・とら・ん・ 頃・は・ じめん・を 掘っ・て・ 字ー・を 書い・たり・ し・た。」〔⇒じべた〕

しも【下】《名詞》 ①水の流れていく、低い方。「しも・へ・ 流す・ 下水管」②都(京都)から遠い方。具体的には、西の方。「高砂・の・ 町・は・ しも・の・ 方・に・ あり・ます。」③中心から遠ざかるところ。地位の低い方。下位の席。「しも・に・ 座る。」④排便に関すること。「しも・の・ 世話・を・ する。」〔①③⇒しもて〕

しも【霜】《名詞》 空気中の水蒸気が、地面やものに付いて凍ったもの。「屋根・に・ しも・が・ おり・て・ 真っ白に・ なっ・た。」「冷蔵庫・に・ しも・が・ つい・とる。」

しもた《感動詞》 失敗したり、残念に感じたりしたときに、口に出る言葉。「しもた・ 瓶・を・ 割っ・ても・た。」

しもて【下手】《名詞》 ①水の流れていく、低い方。「しもて・に・ 池・を・ 作る。」②中心から遠ざかるところ。地位の低い方。下位の席。「しもて・の・ 席・やっ・たら・ 失礼や。」〔⇒しも〕

しもばれ【霜腫れ】《名詞、動詞する》 寒さのために、手足、耳などが赤く腫れて、痒みや痛みを感じるようになること。「しもばれ・で・ かわいそーな・ 手ー・を・ し・とる。」〔⇒しもやけ〕

しもやけ【霜焼け】《名詞、動詞する》 寒さのために、手足、耳などが赤く腫れて、痒みや痛みを感じるようになること。「しもやけ・に・ なっ・て・ かいー・ かいー。」〔⇒しもばれ〕

じゃ《助動詞》 ①断定する気持ちを表す言葉。「そら・ そー・じゃ。」②相手に対して説明したり、命令したりするするときに使う言葉。「そんな・ こと・は・ 自分・で・ 考える・ん・じゃ。」「何・を・ 言(ゆ)ー・とる・ん・じゃ。」〔⇒や〕

じゃあじゃあ〔じゃーじゃー〕《副詞と》 水などが盛んに流れる様子。また、その音。「水道管・から・ 水・が・ じゃーじゃー・ 漏れ・とる。」「天井・から・ 雨・が・ じゃーじゃーと・ 流れ・てくる。」

しゃあない〔しゃーない〕【仕様ない】《形容詞》 ①どうすることもできない。他によい方法がない。「こっち・の・ 落ち度・や・さかい・ 謝る・しか・ しゃーない。」②やむを得ない。反論できない。「みんな・が・ 寄付する・ん・や・さかい・ うち・も・ 出さ・んと・ しゃーない・なー。」③望ましくない。してはいけない。「どない・も・ こない・も・ しゃーない・ こと・に・ なっ・た。」④気持ちがおさまらない。たまらない。「腹・が・ 立っ・て・ しゃーない・ねん。」⑤意味がない。「後・から・ 言い訳・ 言(ゆ)ー・ても・ しゃーない・やろ。」⑥値打ちがない。「安い・けど・ しゃーない・ 品物・や。」⑦困った。「ごんた・で・ しょがない・ やつ・や。」〔⇒しよう(が)ない、しょがない、しょうない〕

|

2013年12月10日 (火)

放射状に歩く(81)

母里を通って、三木へ⑩

 少し行くと、広谷池のそばの道と離れて走っていたバイパス道路が、旧道に合流します。現在のバス路線は新しいバイパスの方に設定されています。合流したところにある喫茶・軽食の店の名前が「さんさろ」(写真番号①、撮影時刻12時11分)です。三叉路、まさにその通りの位置にあります。
 少し離れたところに穴沢池(②、12時16分)が見えます。稲美町内では次々と溜め池が現れてきます。                                          
 高薗寺(こうおんじ)の方向を知らせる案内板(③、12時23分)があります。この寺は、650年頃の開基で、32坊が連なったときもあったということです。早春の頃に催される鬼追い式で知られています。高薗寺へ迂回することはしませんが、隣接してナイター設備のある球場があるというから驚きます。この寺を母は「野寺の観音さん」と言っていました。
 田圃が広がって野谷(④、12時25分)という地域になります。道が少しずつ下っていって、正面に雑木の丘が見えてきます(⑤、12時29分)。なんとも懐かしい風景です。
 雑木林の丘が目の前に迫ってきたところが草谷(⑥、12時32分)という地域です。野寺、野谷、草谷など、のどかな地名が広がっています。

10cimg5635 10cimg5637 10cimg5641 10cimg5644 10cimg5646 10cimg5647

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(40)

日本橋から熊谷宿まで(38)

浅間神社の富士塚に上る

 北本市の中心部(写真・左)を歩きます。北本ピアノコンクールという旗が吊り下げられています。就学前の子どもから大学生・一般にいたるコンクールのようで、10年の歴史を重ねているようです。
 北本駅近くを通って東間(あずま)浅間神社(写真・中)があります。この神社には立派な富士塚(写真・右)があります。境内に立てられている北本市指定有形民俗文化財「東間の富士塚」の説明板の中には、次のような文章があります。

 地元で「センゲンサマ」と呼ばれているこの富士塚は、東西約三十七m、南北約二十七m、高さ約六mの規模で、頂には木造の社殿が建てられている。参道と東側の石段および社殿は直線上に配置され、これを延長した先は実際の富士山を正確に指向する。 (中略) 東間の富士塚は、江戸時代後期に隆盛した「富士講」以前の古い富士信仰による築造であり、近在においても類例が少なく大変貴重である。

 関西には見られませんが、関東にはあちこちに富士塚があります。富士塚は、富士山信仰に基づいて、富士山を模して作られた人工の山や塚のことです。中には実際に富士山の溶岩を運んで積み上げたものもありますが、すでにある丘などを利用したものもあるようです。頂上には浅間神社を祀っています。東間のは規模が大きいと思いますが、浅間神社そのものも富士山信仰によるものなのでしょう。この神社の例大祭は6月30日と7月1日に行われ、境内には露店が並ぶそうです。
 富士塚を社殿まで上って、そこで一休みしました。

00401cimg4028 00402cimg4036 00403cimg4038

【写真・左は、北本市の中心部。写真・中は、東間浅間神社。写真・右は、東間浅間神社の富士塚。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の13時03分、13時16分、13時17分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(339)

「明石日常生活語辞典…し」(20)

じみ【地味】《形容動詞や》 性格や行動などに飾り気がなく、落ち着いている様子。他に比べて目立たない様子。「この・ 服・ ちょっと・ じみや・と・ 思う。」■対語=「はで」

しみこむ【染み込む】《動詞・マ行五段活用》 液体やにおいなどが深く染み通る。「水・を・ 撒い・た・けど・ じっきに・ しみこん・でも・た。」〔⇒しゅみこむ〕

じみち【地道】《形容動詞や》 しっかりした姿勢で、物事に取り組む様子。手堅く着実である様子。「じみちに・ やっ・とっ・たら・ そのうち・ なんとか・ なる・やろ。」

しみとおる〔しみとーる〕【染み通る】《動詞・ラ行五段活用》 ①熱さ冷たさ、風味などが体の中まで強く感じられる。「歯ー・に・ しみとーる・ほど・ 冷たい・ アイスクリーム」②痛みを感じる。「虫歯・が・ しみとーる。」〔⇒しゅみとおる〕

じみょう〔じみょー〕【寿命】《名詞》 ①命。命の長さ。「日本人・の・ じみょー・が・ 伸び・た。」②物が役に立って使える期間。「電池・の・ じみょー・は・ 三年間・ぐらい・や。」③物が壊れて使えなくなるとき。「この・ ワープロ・は・ もー・ じみょー・みたいや。」〔⇒じゅみょう〕

しむ【染む】《動詞・マ行五段活用》 ①水や液体が中まで染み込む。味などが染みついている。「この・ 関東(かんと)炊き・は・ よー・ 味・が・ しゅん・どる。」②痛みを感じて、体にこたえる。「虫歯・が・ しん・で・ 痛い。」「塗り薬・が・ しむ。」③心に深く感じる。「胸・に・ しむ・ 話」〔⇒しゅむ〕

じむ【事務】《名詞》 ①主に机の上でする、書類などを扱う仕事。「仕事・は・ 部屋・の・ 中・で・ する・ じむ・や。」②書類などを扱う仕事をする人。「じむ・の・ 人・に・ 頼ん・でください。」〔②⇒じむいん〕

じむいん【事務員】《名詞》 書類などを扱う仕事をする人。「じむいん・で・ 会社・に・ 勤め・とる・ねん。」〔⇒じむ〕

じむしょ【事務所】《名詞》 書類などを扱う仕事をするところ。「二階・が・ じむしょ・に・ なっ・とる。」

しめい〔しめー〕【氏名】《名詞》 苗字と名前。「はじめ・に・ あんた・の・ しめい・を・ 書い・てください。」

しめきり【締切】《名詞》 期限や数などの制限をして、取り扱いをそれで終わりにすること。また、設定した期限や数。「明日・が・ 締め切り・や。」

しめきる【締め切る】《動詞・ラ行五段活用》 期限や数などの制限をして、取り扱いをそれで終わりにする。受け付けることを終わる。「募集・は・ 昨日・で・ しめきり・まし・た。」

しめきる【閉め切る】《動詞・ラ行五段活用》 ①入口、窓、戸などをぴったり閉ざす。また、閉ざしたままにしておく。「風・が・ 入ら・ん・よーに・ 窓・を・ しめきる。」②閉ざして行き来をさせない。「会議中・は・ 部屋・を・ しめきる。」

しめくくり【締め括り】《名詞》 まとまりや決着をつけること。「しめくくり・を・ 上手に・ せ・んと・ また・ もめる・ぞ。」

しめくくる【締め括る】《動詞・ラ行五段活用》 まとまりや決着をつけて終わりにする。「上手に・ 話・を・ しめくくる。」

しめじ《名詞》 多くまとまって株をつくる、薄い灰色をした茸。「しめじ・を・ 炒め・て・ おかず・に・ する。」

じめじめ《副詞と、動詞する》 ①水分を多く含んで、強く不快感を感じる様子。「梅雨・で・ じめじめし・とる・の・が・ 嫌や・なー。」②言動や性格などが陰気である様子。「じめじめし・た・ もの・の・ 言い方・を・ する・ 人・や。」〔①⇒じっとり、じとじと〕

しめす【湿す】《動詞・サ行五段活用》 水気を帯びさせる。濡らす。「タオル・を・ しめし・て・ 顔・を・ 拭く。」■自動詞は「しめる」〔⇒しめらす〕

しめだす【締め出す】《動詞・サ行五段活用》 ①門や扉などを閉ざして、中に入れないようにする。「遅れ・ていっ・て・ 会場・から・ しめださ・れ・ても・た。」②よそ者などを排斥する。「幼稚園・の・ 子・も・ しめださ・んと・ 一緒に・ 遊ん・たり・なはれ。」

|

2013年12月 9日 (月)

放射状に歩く(80)

母里を通って、三木へ⑨

 広谷池の堤を上ると遊歩道(写真番号①、撮影時刻11時53分)が続いています。県道と並行した方向の距離が長いのです
 県道と直角方向の遊歩道(②、11時53分)もきれいに整備されています。筆者の幼い記憶にある広谷池は、水が涸れたようになった季節に、草が茂っている池の中で従兄弟たちと遊んだことがあるということです。
 池の下を、母里小学校の子どもたちが、先生に引率されて通ります(③、11時58分)。校外学習の帰りでしょう。手には大根などの野菜が見えます。農村地域の小学校ですが、校外での実地見学は興味深いものだったでしょう。
 県道に下りて見上げると、広谷池の大きな表示(④、12時00分)が見えます。亡母の実家は、この道路の左手を少し行ったところにあって、筆者と同年齢の従兄弟(母の兄の長男)が元気に農業に携わっています。ところで、母の実家のあるところは「蛸草」と言うよりは、「六十丁」と言うことが多かったように思います。前述の「十七丁」とどのような関係になるのか、興味深い地名です。「六十丁」は「ろくじっちょ」とか「ろくいっちょ」とかの発音に聞こえました。
 「母の里」という和菓子の名前(⑤、12時09分)が見えます。「稲美餅」というのもあります。
 菓子舗は松葉堂(⑥、12時09分)ですが、この名前にもなじみがあります。母の実家やその親戚などでの法事などのときは、ここのお菓子がよく登場したからです。

09cimg5624 09cimg5625 09cimg5627 09cimg5629 09cimg5631 09cimg5634

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(39)

日本橋から熊谷宿まで(37)

鴻巣宿の元の位置である北本

 市街地は連続したままですが、桶川市から北本市(写真・左)に入ります。北本市は人口約7万人で、桶川市と鴻巣市の間にある町で、もともとは中山道の宿があったところです。北本と鴻巣の市境は、JR線に近いところは東西方向ではなく、むしろ南北方向になっています。したがって、JR北本駅は鴻巣市との境に近いところにありますし、一方で、JR鴻巣市に近いところにも北本市域は広がっています。
 北本市に入っても中山道ゆかりのものはなかなか登場しません。30分以上歩いて、やっと「中山道北本宿」という表柱と案内板(写真・中)があります。「中山道と本宿」という説明

 今日の北本のもととなる街並みがつくられたのは、江戸時代の初期に本宿村が中山道の宿駅として整えられたのが始まりです。現在の本宿付近は、そのころ本鴻巣村と呼ばれていました。その宿駅も中山道が整備された頃には、現在の鴻巣の地に移されました。宿場のあったところは、その後、本宿(元宿)村と呼ばれ、これが北本の地名の起こりともなっています。

 北本宿というのは中山道六十九次には数えられませんが、本宿には立場が設けられていたと言われますから、桶川と鴻巣を結ぶ中継地点の役割を果たしていたのでしょう。
 本宿にある天神社(写真・右)の前を通って北に向かいます。

00391cimg4016 00392cimg4024 00393cimg4027

【写真・左は、北本市に入る表示。写真・中は、北本宿の表示と、本宿についての説明板。写真・右は、天神社。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の12時13分、12時51分、13時01分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(338)

「明石日常生活語辞典…し」(19)

しぼる【絞る・搾る】《動詞・ラ行五段活用》 ①強くねじって、含まれている水気や液体を出させる。「バケツ・で・ 雑巾・を・ しぼる。」「牛・の・ 乳・を・ しぼる。」②無理に取り立てる。「税金・を・ しぼっ・て・ 取ら・れる。」③厳しく鍛える。「野球部・で・ 一日中・ しぼら・れる。」

しま【島】《名詞》 周りを水で囲まれた、比較的小さな陸地。「家島・の・ 横・に・ ある・ しま」「しま・に・ なっ・て・ 残る。」◆明石市大久保町江井ヶ島のことを、略称として「しま」ということもあった。

しま【縞】《名詞》 織物などに縦糸または横糸を強く織り出して、筋になった模様。「縦じま・の・ 模様・の・ ユニホーム」

しまい【姉妹】《名詞》 女のきょうだい。姉と妹。「三人・しまい」

しまい【終い】《名詞》 ①終わること。やめること。「もー・ これで・ 今日・は・ しまい・に・ しょ・ー。」②物事などの終わり。最後尾。「ここが 行列の しまいや。」③食事などの後始末。後片づけ。「しまい・を・ きちんと・ せ・な・ あか・ん・やろ。」〔③⇒しまいごと〕
じまい《接尾語》 しないで、そのまま終わってしまうこと。「行か・ず・じまい・で・ すん・でも・た。」「今年・の・ 桜・は・ 見・ず・じまい・やっ・た。」◆動詞の未然形+打消の助動詞「ず」+「じまい」という形で使う。

しまいごと【終い事】《名詞、動詞する》 食事などの後始末。後片づけ。「しまいごとし・て・から・ テレビ・を・ 見る。」〔⇒しまい〕

しまう【終う】《動詞・ワア行五段活用》 ①終わりにする。仕事を終える。「今日・の・ 仕事・は・ これ・で・ しまい・まほ。」②置くべき場所におさめる。片付ける。「道具・を・ 箱・の・ 中・に・ しまう。」〔②⇒なおす〕

しまうま【縞馬】《名詞》 アフリカにすむ、全身に白と黒の縞のある馬。「動物園・で・ しまうま・を・ 見・た。」〔⇒しまんま〕

しまつ【始末】《名詞、動詞する》 片付けること。処分すること。決着をつけること。「落ち・とる・ 塵・を・ しまつする。」「この・ 問題・を・ しまつせ・なんだら・ 年・が・ 越さ・れ・へん。」「火ー・の・ しまつ・を・ する。」

しまつ《形容動詞や、動詞する》 無駄使いしない様子。倹約している様子。「しまつな・ 人」「しまつし・て・ 貯金する。」

しまへん《動詞に接続する補助動詞・特殊活動》 打ち消しの意味を、丁寧な気持ちを添えて表現する言葉。「明日・は・ どこ・へ・も・ 行か・しまへん。」「そんな・ こと・は・ せー・しまへん。」◆「する」という動詞+丁寧の意味の助動詞+打ち消しの助動詞から成り立って、それが熟したものである。〔⇒しやへん〕

しまり【締まり】《名詞》 ①弛みがないこと。ひきしまっていること。「顔・に・ しまり・の・ ある・ 人」「しまり・の・ 良(え)ー・ ねじ」②ものごとの決着。「しまり・を・ つける。」

しまる【閉まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①すき間のないように閉じる。「風・で・ 戸ー・が・ ぴしゃんと・ しまる。」②店などが営業していない。「今日・は・ 百貨店・が・ しまっ・とる。」■他動詞は「しめる」

しまる【締まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①緩みがなくなる。きつくなる。「蓋・が・ しまっ・て・ 開け・にくい。」「しまっ・た・ 体格・の・ 人」②相手にすきを見せない。「もー・ ちょっと・ しまっ・た・ 試合・に・ せ・な・ 面白ない。」■他動詞は「しめる」

じまん【自慢】《名詞、動詞する》 自分に関する良さを他人に示して得意になること。「足・の・ 速い・ こと・を・ じまんする。」

しまんま【縞馬】《名詞》 アフリカにすむ、全身に白と黒の縞のある馬。「しまんま・の・ 模様・の・ 横断歩道」〔⇒しまうま〕

しみ【紙魚】《名詞》 本や着物などを食い荒らす、銀白色の小さな虫。「本・を・ 開け・たら・ しみ・が・ 這(ほ)ー・とっ・た。」

しみ【染み】《名詞》 ①油や汁などが付いて、汚れたところ。また、その汚れ。「醤油・が・ こぼれ・て・ ズボン・に・ しみ・が・ つい・た。」②皮膚にできる茶色の斑点。「年・ とっ・て・ 顔・に・ しみ・が・ でけ・た。」

|

2013年12月 8日 (日)

放射状に歩く(79)

母里を通って、三木へ⑧

 地名の表示があって「蛸草 下条」(写真番号①、撮影時刻11時43分)とあります。字の名と小字の名です。筆者の亡母の実家は蛸草の中条にあります。このあたりは1955年(昭和30年)に3つの村が合併して稲美町となる前は、母里村でした。母里は「もり」と読みますが、筆者にとってはまさに「母の里(実家)」のある村でした。
 母里郵便局の跡(②、11時47分)が残っています。小学生の頃には何度も通った道ですから、郵便局の位置もよく覚えています。国鉄(当時)の土山駅から母の実家まで歩いたこともあります。自分の家から母の実家まで歩き続けたこともありますが、そのとき母はその距離を「三里」と言っていましたが、今回はかなりの迂回路を経由して3時間余りです。最短距離を歩けば2時間余りでしょう。小学生の頃は道路は舗装されていませんでした。日に何本かあるバスに乗れたときは、もうもうとした土煙をあげてバスは走りました。
 山口材木店(③、11時49分)があって、電話母里局33番という看板がつるされています。記憶になじみのある材木店です。
 池のそばに亀の背中に据えられた碑(④、11時49分)があります。これは廣谷池増築記念碑です。母里村長の北條直正の文で、建立は1900年(明治33年)5月10日となっています。
 亀の碑の横に「広谷池改修記念」の碑(⑤、11時50分)がありますが、真ん中にあるのは廣谷池及廣澤池増築功労者松尾嘉一郎君頌徳碑です。1910年(明治43年)の建立です。功労者の「まつお・かいちろう」という名前は母から何度も聞きました。
 広谷池改修記念碑の裏側の文字によると、この度の改修工事は1996年(平成8年)から1999年(平成11年)にかけて実施され、3億2700万円の事業費が投じられたようです。ここに書かれている数字によれば、溜め池の堤の高さ7.9メートル、堤の長さは1272メートルだそうで、総貯水量は56万平方メートル、受益面積は88.2ヘクタールだそうです。
 広谷池の説明板(⑥、11時51分)があります。雨の少ない印南野台地の稲作のために、明治から大正時代にかけて、淡河川疎水事業と山田川疎水事業が展開されましたが、難工事が続きました。旧・蛸草村の人たちは疎水の完成を信じて、溜め池の拡張工事に取り組み、疎水の通水前の1891年(明治24年)4月に完成させ、淡河川疎水を初めて受け入れたのが広谷池です。この池の拡張工事のために、拡張範囲にあった母里小学校の移転まで行っています。

08cimg5611 08cimg5615 08cimg5618 08cimg5619 08cimg5621 08cimg5622

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(38)

日本橋から熊谷宿まで(36)

往来手形をもらって、浮世絵を摺る

 横一文字に「武州桶川宿」という看板がかかっている中山道宿場館(写真・左)があります。「ご自由にどうぞ」という文字に引かれて入ります。桶川宿についてはもちろんですが、中山道全体についても、さまざまな展示がしてあります。係の方は話好きで、親切です。
 ここで「通行記念 往来手形 武州桶川宿」というのをもらいます。「証 この往来手形を持参する者は武州桶川宿(木曽街道六十九次第七番)を通行することを許可する 誠に御苦労さまでござります」と書かれています。「誠に御苦労さま」と言われて、嬉しくないはずはありません。黄色い紙を三つに折り畳んだ通行証ですが、旅の記念になります。
 「どうです、やってみませんか?」と声を掛けられて、版画に挑戦です。と言っても実に簡単で、3枚の版木にそれぞれ異なった色のインクをつけて、一枚の紙に押しつけるものです。場所をずらさないように気をつけます。これがなかなか楽しい作業で、あっと言う間に、「第七 岐阻街道桶川宿曠原の景」の浮世絵が出来上がりました。これもまた旅の記念になります。
 宿場館を出ると、花壇とベンチがあって、桶川宿の表示(写真・中)があります。ちょっとしたものですが、このようなものがあるのと無いのとでは、旅する者の気持ちには大きな差が生まれます。30分ほど歩いても「中山道」という案内板ひとつすらないような地域は味気ないものです。桶川は嬉しい町です。
 一里塚跡(写真・右)があります。桶川一里塚は現存しないのですが、明治9年に取り壊されたという記述があります。横断歩道橋を支える円柱にくくりつけられた格好であるのがちょっと残念な説明板でした。

00381cimg4008 00382cimg4009 00383cimg4013

【写真・左は、中山道宿場館。写真・中は、桶川宿の表示。写真・右は、一里塚跡の説明板。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の11時54分、11時55分、12時01分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(337)

「明石日常生活語辞典…し」(18)

しぶがき【渋柿】《名詞》 渋くてそのままでは食べられない柿。「しぶがき・や・さかい・ 干し柿・に・ する。」

しぶき【飛沫】《名詞》 水や液体が細かく飛び散ったもの。「くしゃみ・を・ し・て・ しぶき・が・ 飛ぶ。」「滝・の・ 水・の・ しぶき」

しぶちん【渋ちん】《名詞、形容動詞や、動詞する》 けちであること。金品を出すのを嫌がること。また、そのような人。「あいつ・は・ しぶちん・や・さかい・ 寄付・は・ 出さ・ん・やろ。」「しぶちんし・て・ 一円・も・ 出し・てくれ・へん。」〔⇒しぶ〕

しぶとい《形容詞》 ①しつこくて頑固である。強情である。「しぶとー・て・ 白状せー・へん。」②我慢をして粘り強い。へこたれず、弱音を吐かない。「しぶとーに・ 頑張っ・たら・ なんとか・ なる・やろ。」〔⇒しびとい〕

じぶん【自分】《名詞》 ①自己自身。「じぶん・で・ 考え・たら・ えー・やろ。」②話をしている人自身。「じぶん・が・ 行っ・てき・ます。」③話をしている人の相手。「じぶん・ 何・ 考え・とる・ねん。」〔②⇒わし、わい。③⇒あんた、おまえ〕

じぶんかって【自分勝手】《名詞、形容動詞や》 他人を顧みることなく、自分に都合のよいようにすること。わがまま。「じぶんかってな・ こと・を・ し・とっ・た・さかい・ 人・に・ 嫌わ・れ・た・ん・や。」

じぶんとこ【自分所】《名詞》 ①自宅。「じぶんとこ・は・ 瓦屋根・の・ 二階建て・や。」②自己自身の側。自己自身に関わる事柄。「野菜・は・ じぶんとこ・で・ 作っ・てます。」

しべ【蘂】《名詞》 稲の穂の芯。「しべ・を・ 束・に・ し・て・ 箒・を・ 作る。」〔⇒すべ〕

じべた【地べた】《名詞》 ①土地の表面。土の上。「しべた・に・ 座りこん・だら・ あき・まへ・ん・やろ。」②布団・畳などから外れた場所。下にものを敷かないで、そこから外れたところ。「布団・から・ 出・ても・て・ じべた・で・ 寝・とっ・た。」〔⇒あだべた。①⇒じめん〕

しほう〔しほー〕【四方】《名詞》 ①東・西・南・北の4つの方角。「しほー・に・ 柱・を・ 立てる。」②周りのすべての方角。「しほー・から・ 見物する・ 人・が・ 集まっ・てくる。」〔②⇒しほうはっぽう〕

しぼう〔しぼー〕【死亡】《名詞、動詞する》 息が絶えること。命がなくなること。「しぼー・の・ 届け・を・ 出す。」

しほうだい〔しほーだい〕【仕放題】《形容動詞や、動詞する》 したいことを思いのままにする様子。行動に抑制がかからない様子。「自分・の・ 思っ・た・ままに・ しほーだいし・とる。」〔⇒したいほうだい〕

しほうはっぽう〔しほーはっぽー〕【四方八方】《名詞》 周りのすべての方角。「しほーはっぽー・ 探し回る。」◆「しほう」よりも意味は強まる。〔⇒しほう〕

しぼむ【萎む】《動詞・マ行五段活用》 ①ふくらんでいたものが、小さくなって縮む。大きかったり生き生きしたりしていたものが、小さくなって縮む。ぺしゃんこになる。「自転車・の・ タイヤ・の・ 空気・が・ 抜け・て・ しぼん・だ。」②開いていた花が、水分を失って閉じたり小さくなったりする。「花瓶・の・ 花・が・ しぼん・でき・た。」③ものの一方が、他の部分よりも、狭く小さくなる。「歩い・とっ・た・ 道・が・ だんだん・ しぼん・でいっ・た。」〔⇒すぼむ、しゅぼむ。②⇒しおれる〕■他動詞は「しぼめる」

しぼめる【窄める】《動詞・マ行下一段活用》 開いていたり、ふくらんでいたりしたものを狭く小さくする。「口・を・ しぼめ・て・ 口笛・を・ 鳴らす。」〔⇒すぼめる、しゅぼめる〕■自動詞は「しぼむ」

しぼり【絞り】《名詞》 布のところどころを糸でくくり、染め残した部分が模様になるようにしたもの。また、そのような染め方。「しぼり・の・ 浴衣・を・ 着る。」〔⇒しぼりぞめ〕

しぼりぞめ【絞り染め】《名詞》 布のところどころを糸でくくり、染め残した部分が模様になるようにしたもの。また、そのような染め方。「しぼりぞめ・の・ 手拭い」〔⇒しぼり〕

|

2013年12月 7日 (土)

放射状に歩く(78)

母里を通って、三木へ⑦

 川北口というバス停(写真番号①、撮影時刻11時17分)があります。一つ前が百丁場口、ひとつ先が新川北口です。どれにも「口」という文字がある、珍しい例です。百丁場口は前回に書いた百町歩池、百丁歩池、百丁場池のあるあたりへの入り口に当たる場所なのでしょう。川北口はこの県道の東の方に川北という地名がありますからそこへの入り口ということでしょう。新川北口というのは川北口の次の場所にできた「新しい」バス停ということでしょうか。
 枯川という細い川に架かっている橋(②、11時18分)を渡ります。枯川とはいえ、水は涸れてはいません。県道514号を歩いているのですが、広い地名ではまだ岡(③、11時19分)の地域内のようです。
 左手に溝ケ沢池(④、11時26分)があって、その向こうに町立稲美中学校の校舎が見えます。
 池の手前のバス停は十七丁でした。そのバス停の表示は読み取りにくくなっていて、写真では明瞭には撮れないと思って、ひとつ先のバス停を撮りました。土橋バス停ですが、ひとつ前は十七丁(⑤、11時37分)です。このあたりには数字の地名がいくつかあります。土山駅の近くに「六分一(ろくぶいち)」があり、ここが「十七丁」です。実は、もう少し行くと筆者の亡母の実家のあるところです。幼い頃、母に連れられて、このあたりを何度か歩いたことがあります。母は、十七丁を「じゅーひっちょ」と言っていました。
 土橋のバス停から道が二つに分かれます。左へ進むのが新しい道(バイパス)で、右へ進むのが古くからの道です。幼い頃にバイパスはありませんでした。古い道をたどります。池(⑥、11時41分)があります。内ケ池というようですが、池の名の表示が近くにはありません。

07cimg5598 07cimg5599 07cimg5600 07cimg5601 07cimg5605 07cimg5609

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(37)

日本橋から熊谷宿まで(35)

県内唯一の本陣遺構

 矢部家の向かい、道の左側には小林家があります。小林家住宅主屋の説明板(写真・左)の一節に、次のような言葉があります。

 小林家住宅主屋は、江戸時代末期頃に旅籠(宿屋)として建てられました。発見された棟札から、穀屋(古久屋)吉右衛門が『子(ね)三月吉日』に建てたことがわかります。この『子』の年がいつかは不明ですが、文政10年(1827・亥年)に桶川宿に大火があったこと、また文久元年(1861・酉年)皇女和宮の下向時の割書帳にはすでに吉右衛門の名が記されていることなどから、文政11年(1828)、天保11年(1840)、嘉永5年(1852)のいずれかの『子』の年と考えられています。
 その後の当主となった小林家は材木商を営み、それに伴い大きく改修されましたが、外観は当時の姿をとどめています。

 小林家住宅(写真・中)は、説明板にも書かれていますが、国登録有形文化財です。2階は出窓、格子戸になっています。玄関前には車が止まっていましたが、その後ろ側には製材された材木が立てかけられていました。このような古い建物が残っていると、町並み全体に奥行きが感じられます。
 ほんの少し行くと、道の右側に桶川宿本陣遺構(写真・右)があって、その説明板には、次のように書かれています。

 桶川宿本陣は、加賀百万石前田家の宿所とされたほか、水戸藩主徳川斉昭(十五代将軍徳川慶喜の父)も利用しました。また、文久元年(一八六一)には江戸に向かう皇女和宮が宿泊したことでも知られています。
 建坪二〇七坪のうち、上段の間、次の間、湯殿が現在保存されています。県内の中山道筋では、今に残る唯一の本陣遺構です。

 門をくぐっていくと、「明治天皇桶川行在所」という石柱が立っていました。本陣遺構では、この時、個人の作陶家の展覧会が開かれているようでした。

00371cimg4000 00372cimg4002 00373cimg4003

【写真・左は、小林家住宅主屋の説明板。写真・中は、小林家住宅。写真・右は、桶川宿本陣遺構。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の11時35分、11時35分、11時37分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(336)

「明石日常生活語辞典…し」(17)

しばふ【芝生】《名詞》 芝が一面に生えているところ。「明石公園・の・ しばふ・で・ 寝転ん・で・ 昼寝する。」

しはらい【支払】《名詞》 代金などを渡すこと。「しはらい・は・ 月末・に・ し・てください。」

しはらう【支払う】《動詞・ワア行五段活用》 代金などを渡す。「手付け金・を・ しはろー・た。」

しばらく【暫く】《副詞》 ①ほんの少しの間。「しばらく・ 待っ・とい・てんか。」②少し長い間。久しく。「しばらく・ 会わ・なんだ・なー。」〔⇒ちょっと〕

しばる【縛る】《動詞・ラ行五段活用》 ものの周りに紐などを巻き付けて強く結ぶ。「袋・の・ 口・を・ しばっ・て・ 開か・ん・よーに・ する。」〔⇒くくる〕

じばん【襦袢】《名詞》 ①和服を着るとき、肌に直に着るもの。「着物・の・ 下・に・ 着る・ じばん」②(一般的に)下着。「雨・が・ 降っ・て・ じばん・まで・ びしょ濡れ・に・ なっ・ても・た。」〔⇒じゅばん〕

しはんぶん【四半分】《名詞、動詞する》 ①四つに分けること。「大きな・ どら焼き・を・ しはんぶんする。」②四つに分けたうちの一つ。四分の一。「一人・が・ しはんぶん・ずつ・ 貰う。」

じびき【字引】《名詞》 言葉や文字を、一定の順序に並べて、読み方、意味、使い方などを説明した本。「わから・ん・ 字ー・は・ じびき・で・ 調べ・なはれ。」〔⇒じてん〕

しびと【死人】《名詞》 死んだ人。「津波・で・ 大勢・の・ しびと・が・ 出・た・そーや。」〔⇒ししゃ、しにん〕

しびとい《形容詞》 ①しつこくて頑固である。強情である。「しびとい・ やつ・や・さかい・ いつ・まで・ 経っ・ても・ 賛成し・てくれ・へん。」②我慢をして粘り強い。へこたれず、弱音を吐かない。「なかなか・ しびとい・ 試合・を・ する・さかい・ 見・とっ・ても・ 面白い。」〔⇒しぶとい〕

しびとばな【死人花】《名詞》 あぜ道などに群生し、秋の彼岸の頃に輪のようになった赤い花が咲く草。また、その球根のこと。曼珠沙華。彼岸花。「あぜ道・に・ しびとばな・が・ 咲い・とる。」〔⇒てくさり〕

しびる《動詞・ラ行五段活用》 ①磨り減る。擦り切れて小さくなったり薄くなったりする。「自転車・の・ タイヤ・が・ しび・た。」「消しゴム・が・ しびる。」②大小便などを漏らす。少し出す。「小便・を・ しびっ・た。」③出し惜しみをする。「寄付・を・ しびる。」〔⇒ちびる〕
しびれ【痺れ】《名詞》 身体全体や手足などの感覚がなくなり、自由に動かなくなること。また、そうなった状態。「座っ・とっ・たら・ 足・の・ しびれ・が・ 切れ・た。」「手ー・に・ しびれ・が・ 来・た。」

しびれる【痺れる】《動詞・ラ行下一段活用》 身体全体や手足などの感覚がなくなり、自由に動かなくなる。「体・が・ しびれ・て・ 歩け・ん・よーに・ なっ・ても・た。」「正座し・とっ・て・ 足・が・ しびれ・た。」「麻酔・を・ かけ・られ・て・ しびれ・た。」

しぶ【渋】《名詞》 ①渋柿などを食べたときの下を刺激する味。「干し柿・に・ し・て・ しぶ・を・ 抜く。」②防腐剤などとして用いる、渋柿から採った茶色の液体。「板・に・ しぶ・を・ 塗っ・て・ 腐ら・ん・よーに・ する。」

しぶ【渋】《名詞、形容動詞や、動詞する》 けちであること。金品を出すのを嫌がること。また、そのような人。「しぶ・に・ 頼ん・だ・かて・ 金・は・ 出し・てくれ・へん・やろ。」〔⇒しぶちん〕

しぶ【支部】《名詞》 本部から離れたところに設けられた事務所や会。「同窓会・に・ 東京・しぶ・が・ でけ・た。」

しぶい【渋い】《形容詞》 ①舌が痺れるような味がする。「しぶい・ お茶・を・ 飲む。」「しぶい・ 柿・を・ 干す。」②地味で、落ち着きがある。「しぶい・ 服・を・ 着・とっ・てや。」③けちである。金品を出すのを嫌がる。「しぶい・さかい・ 金・は・ 出し・てくれ・へん・やろ。」

|

2013年12月 6日 (金)

放射状に歩く(77)

母里を通って、三木へ⑥

 早く稲美町に行き着きたいという気持ちがつのります。稲美町の道へ出れば、三木までの道筋がわかるからです。工場が見えたので(写真番号①、撮影時刻10時58分)、それに近づいて、西に進みます。工場に添って歩いているうちに、電柱の防犯灯のシールが稲美町(②、11時07分)に変わっていました。加古郡稲美町は人口3万人余り、もともとは農村地域ですが、工場も増えて、市と同格の力を持った町です。
 百町歩池碑(③、11時08分)というのがあって、池の名前は百丁歩池(通称・百丁場池)(④、11時09分)と書かれています。百町歩池、百丁歩池、百丁場池というように、呼び名も表記も統一されていないのが、いかにも鷹揚な感じです。
 そこからはすぐに、広くて交通量の多い道に出ます。日の出工業団地への入り口を示す表示(⑤、11時12分)があります。さきほどの工場もその団地の一画にあったのでしょうが、日の出工業団地というのは、むしろ神戸市西区岩岡町よりも稲美町が占める割合が大きいようです。
 そのまま歩くと、すぐに岡という交差点(⑥、11時15分)に出ます。いくつもの道が集まる要衝です。ここからは県道514号、すなわち志染土山(しじみ・つちやま)線を進めば三木に通じます。土山とはJR土山駅のあるところ、志染には神戸電鉄志染駅があります。

06cimg5588 06cimg5589 06cimg5590 06cimg5591 06cimg5594 06cimg5596

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(36)

日本橋から熊谷宿まで(34)

1世紀前に立ち返る

 道の右側に、古い家屋が残されて、軒の上の看板には「御茶處」と書かれた店(写真・左)があります。かつては宿場の茶店の役割を果たしていたところでしょうか。今もお菓子などを販売しているようです。
 やはり道の右側には、重厚な造りの市指定文化財・矢部家住宅(写真・中)があって、このあたりでは1世紀ほど昔に立ち返ったような気持ちになります。それよりさらに1世紀昔の頃は、中山道を旅人が往来していたはずです。矢部家住宅の説明板(写真・右)には、次のような言葉が書かれています。

 矢部家は屋号を「木半」(木嶋屋半七)といい、主には穀物問屋を営んでいました。また紅花の商いも行い、桶川の稲荷神社境内に残る「紅花商人寄進の石燈籠」(市指定文化財)に刻まれた24人の紅花商人の中に名を連ねています。(中略) 中山道に面した土蔵造りの店蔵は、矢部家第6代当主の五三郎氏(安政4~大正9年)が明治38年に建立しました。(中略) 桶川宿で現存する土蔵造りの店蔵はこの矢部家一軒のみとなりましたが、往時の桶川宿の繁栄と賑わいを偲ぶことのできる貴重な建造物のひとつです。

 矢部家の手前には、島村家住宅土蔵があって、江戸時代の生活用具を展示しているようですが、この日は閉館でした。

00361cimg3994 00362cimg3995 00363cimg3996

【写真・左は、「御茶處」の店。写真・中は、矢部家住宅。写真・右は、その説明板。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の11時31分、11時32分、11時33分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(335)

「明石日常生活語辞典…し」(16)

しなぎれ【品切れ】《名詞》 売れてしまって、一時的に品物がなくなること。「今・は・ しなぎれ・や・けど・ もー・ じっきに・ 入る・と・ 思い・ます。」◆同様の状況を「うりきれ」とも言うが、「うりきれ」は生産終了などで補充がされない場合にも使う。

しなびる【萎びる】《動詞・バ行上一段活用》 水気がなくなって、皺が寄る。「長い・こと・ ほっ・とい・た・さかい・ 蜜柑・が・ しなび・ても・とる。」〔⇒ひなびる〕

しなもん【品物】《名詞》 ①人が使ったり飲食したりするもの。「よーけ・の・ しなもん・を・ 売っ・とる・ 店」②ものの品質や性能。もの。しな。いろいろな物。「これ・は・ 売れる・よーな・ しなもん・や・ない。」〔⇒しな〕

じならし【地均し】《名詞、動詞する》 凹凸・高低のある地面を平らにすること。「じならしし・て・から・ コンクリート・で・ 固める。」

しなる【撓る】《動詞・ラ行五段活用》 細く長く弾力のあるものが、折れないで弓のように曲がる。「強い・ 風・が・ 吹い・て・ 竹・が・ しなっ・とる。」〔⇒しわる〕

じなん【次男】《名詞》 二番目に生まれた男子。「じなん・が・ 小学校・に・ 入る。」

しにぎわ【死に際】《名詞》 死ぬ間際。また、そのときの様子。「しにぎわ・に・ にっこりし・てくれ・た。」

しにくい【仕憎い】《形容詞》 相手が扱いにくい。相手との対応に困る。「なんやかし・ 文句・を・ 言(ゆ)ー・て・ しにくい・ 人・や。」

しにめ【死に目】《名詞》 死ぬ瞬間。臨終。「親・の・ しにめ・に・ 間に合(お)ー・た。」

しにん【死人】《名詞》 死んだ人。「戦争・で・ しにん・が・ ぎょーさん・ 出・た。」〔⇒しびと、ししゃ〕

しぬ【死ぬ】《動詞・ナ行五段活用》 ①息が絶える。命がなくなる。「親父・は・ 九十・で・ しん・だ。」②打ち身をして、青あざができる。「棒・で・ 叩か・れ・て・ しん・だ。」「腕・が・ しん・どる。」③ゲームなどで、失格となる。負ける。「これ・で・ (将棋・の・) 王さん・は・ しん・でまう・やろ。」■対語=①「うまれる」、③「いきる」

じぬし【地主】《名詞》 土地の持ち主。「あの・ 人・の・ 先祖・は・ 大けな・ じぬし・やっ・た。」

じねんじょ【自然薯】《名詞》 根を食べる、山野に自生する、つる性の植物。「じねんじょ・を・ 擦っ・て・ 蕎麦・に・ かける。」〔⇒やまのいも、やまいも〕

しば【芝】《名詞》 葉が細く短く、茎が地面をはう植物。「公園・の・ しば」◆「しばふ」が広く植えられている様子について言うのに対して、「しば」は一株や一本についても言う。

しば【柴】《名詞》 野山に生える低い雑木。割らずに燃やせる程度の太さの木。「しば・を・ 刈っ・て・ 燃やす。」

しば【皺】《名詞》 ①皮膚が弛んでできる筋。「でぼちん・の・ しば」②紙や布などが折れたりしてできる細かい筋。「ズボン・の・ しば・に・ アイロン・を・ あてる。」〔⇒しわ〕

しばい【芝居】《名詞、動詞する》 ①演劇。「しばい・を・ 見・に・ 行く。」②人を騙すための作り事。「あいつ・は・ しばい・が・ うまい・さかい・ だまさ・れ・たら・ あか・ん・ぞ。」

しばく《動詞・カ行五段活用》 ①強く叩く。殴る。「あんな・ やつ・ しばい・ても・たれ。」②細い綱や紐で打つ。「細い・ 綱・で・ 牛・の・ 尻・を・ しばく。」

しばくちゃ【皺くちゃ】《形容動詞や》 ①皮膚が弛んで筋ができている様子。「手・が・ 荒れ・て・ しわくちゃ・に・ なっ・た。」②紙や布などが折れたりして細かい筋ができている様子。「ポケット・に・ 入れ・とっ・た・ メモ・が・ しばくちゃに・ なっ・とる。」〔⇒しわくちゃ〕

しばたれごえ《名詞》 滑らかでなく、かすれたようになった声。「しばたれごえ・で・ 商売し・とる・ 魚屋・の・ おっさん」〔⇒しわがれごえ〕

しばたれる《動詞・ラ行下一段活用》 声が滑らかさを失って、かすれる。「風邪・を・ ひー・て・ 声・が・ しばたれ・ても・た。」〔⇒しわがれる〕

|

2013年12月 5日 (木)

放射状に歩く(76)

母里を通って、三木へ⑤

 このあたりの地理は不案内で、地図を持って歩いていませんので、どういう道筋を歩けばよいのかわかりません。目指すのは稲美町ですから、ともかくも北西方向へ行こうとします。岩岡公園(写真番号①、撮影時刻10時32分)というのがあります。
 しばらく歩いていると、池があって地蔵さんが祀られています(②、10時37分)。池の堤の内側には真っ黒な鳥と真っ白な鳥とが仲良く、たくさん群れています。その池に沿って少し回り込んだところで、やや広い道に出ました。
 市道のようですが、その道を進んでいると、寺上というバス停(③、10時47分)があります。JR大久保駅と神戸市営地下鉄・西神中央駅を結んでいるようです。
 その道を右に折れて農道を歩いていると 瀬戸川の流れに出会います。野中の清水(④、10時51分)が近いようです。野中の清水は、古歌に詠まれたところで、ずいぶん前に写真を撮るために訪れたことがあります。今回は先を急ぎますので、寄り道しないことにします。
 このあたりは、みんなの森づくり事業(⑤、10時52分)の助成を受けているところのようです。瀬戸川(⑥、10時54分)は、細い流れです。蛇行しながら南に向かって播磨灘に流れ入る川です。

05cimg5563 05cimg5564 05cimg5572 05img5575 05cimg5577 05cimg5582 

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(35)

日本橋から熊谷宿まで(33)

狭い道こそ街道の道

 道の左側に「中山道ふれあい館」(写真・左)というのがあるので入ってみます。観光案内もしているのではないかと思ったのですが、そうではありませんでした。看板に書かれているイラストはお年寄りの方などが和やかに過ごしている姿ですが、まさにそのような場所です。談笑したり将棋を指したりしている人の姿がありました。ここの係の方に、もう少し進んでいけば中山道宿場館という施設があるということを教えていただきました。
 JR桶川駅は、歩いている中山道から少し離れていますが、その駅への入り口が近づいたあたりの、桶川の町の中心部かと思われるあたりの商店街(写真・中)は、狭い道路の両側に商店が並んでいます。車がすれ違うのがやっとであるという感じの道幅で、そこをバスも通っています。センターラインも引かれていません。けれども、それがかえって、昔の道がそのまま残っている感じで、むしろ好ましく思います。
 中山道桶川宿商店会の旗(写真・右)がつるされて、紅花の町らしく「べにばなカード」と文字も見えます。「中山道ふれあい館」も「中山道桶川宿商店会」も、日常生活の中に中山道という言葉をきちんと置いておこうという気持ちが表れているように思います。

00351cimg3990 00352cimg3992 00353cimg3993

【写真・左は、中山道ふれあい館。写真・中は、桶川の商店街。写真・右は、中山道桶川宿商店会の旗。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の11時27分、11時30分、11時30分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(334)

「明石日常生活語辞典…し」(15)

しとまとめ【一纏め】《名詞、動詞する》 ①ばらばらになっているものを一括すること。「あっちこっち・に・ 置い・とっ・た・ 古雑誌・を・ しとまとめ・に・ する。」②似たようなものを同類として扱うこと。「あいつ・と・ わし・と・を・ しとめとめ・に・は・ せ・んとい・てんか。」〔⇒ひとまとめ〕

しとまね【人真似】《名詞、動詞する》 ①他の人の行動や特徴にならって、同じようにすること。「しとまね・を・ し・て・ 宝くじ・を・ 買(こ)ー・た・けど・ いっこも・ 当たら・なんだ。」②他の動物が、人のまねをすること。「動物園・の・ 猿・が・ しとまね・を・ する。」〔⇒ひとまね〕

しとまわり〔しとまーり〕【一回り】《名詞、動詞する》 ①ぐるっとまわること。一周すること。「火の用心・で・ 村・の・ 中・を・ しとまーりする。」②十二支が一周する年数である十二年。「あの・ 人・と・は・ 年・が・ しとまーり・ 違う・ねん。」③ものの大きさなどの一つの段階。「しとまーり・ 大きい・ 箱・に・ 入れ換える。」〔⇒ひとまわり〕

しとみしり【人見知り】《名詞、動詞する》 子どもなどが、見慣れない人を見て、恥ずかしがったり恐がったりすること。「だいぶ・ しとみしり・が・ 直っ・てき・た。」〔⇒ひとみしり〕

しとめ【一目】《名詞》 ①ちょっと見ること。一度見ること。「ひとめ・ 見・て・ 中学校・の・ 同級生・や・と・ わかっ・た。」②全体を一度に見渡すこと。「しとめ・で・ 神戸・の・ 街・が・ 見下ろせ・る。」〔⇒ひとめ〕

しとめ【人目】《名詞》 他人の見る目。人に見られていること。世間からの注目。「しとめ・を・ 気ー・に・ する。」〔⇒ひとめ〕

しとめにつく【人目に付く】《動詞・カ行五段活用》 すぐ人の目に触れる。注目されやすい。「しとめにつく・ 恰好・を・ する・ 人・や。」〔⇒ひとめにつく、めだつ〕

しとやすみ【一休み】《名詞、動詞する》 仕事などの途中で、ちょっと休むこと。「しとやすみし・て・ お茶・でも・ 飲み・まほ・か。」〔⇒ひとやすみ〕

しとり【一人】《名詞》 ①単数の人。「しとり・で・ 映画・を・ 見・に・ 行く。」②結婚していないこと。結婚していない人。「しとり・の・ とき・は・ 釣り・が・ 趣味・やっ・てん。」〔⇒ひとり〕

しとりごと【独り言】《名詞》 相手がいない場で、ひとりでものを言うこと。また、言った言葉。「ぶつぶつ・ しとりごと・を・ 言う。」〔⇒ひとりごと〕

しとりでに【独りでに】《副詞》 ①自然に。いつの間にか。「しとりでに・ 道・が・ 下り坂・に・ なっ・とっ・た。」②機械などに一定の操作をしておいたとき、あとは自然に動くようになる様子。「しとりでに・ 録音し・てくれる・ 機械」〔⇒ひとりでに〕

しとりぼっち【独りぼっち】《名詞、形容動詞や》 周りに仲間などがいなくて、ただ一人でいること。身寄りや仲間などが存在しないこと。「しとりぼっちで・ 飯・を・ 食う・の・は・ おもろない・もん・や。」〔⇒ひとりぼっち〕

しとりもん【独り者】《名詞》 結婚していない人。独身。「息子・は・ まだ・ しとりもん・です。」〔⇒ひとりもん〕

しな【品】《名詞》 ①人が使ったり飲食したりするもの。「祝い・の・ しな・を・ 買う。」②ものの品質や性能。「こっち・の・は・ しな・が・ 悪い。」〔⇒しなもん〕

しな【品】《接尾語・数詞》 ものを数えるときの単位。種類。「三しな・の・ 料理」

しな《動詞の連用形に接続する接尾語》 ①その動作などをするちょうど、その時。「寝しな・に・ コーヒー・を・ 飲ん・だ。」②その動作をしている途中。「葉書・を・ ポスト・へ・ 入れしな・に・ もー・ 一遍・ 宛先・を・ 確かめ・た。」「行きしな」「帰りしな」「戻りしな」「出しな」◆②は、「し」となることがある。〔⇒し〕

しない【市内】《名詞》 ①「市」という名を持っている自治体の区域に含まれるところ。「神戸しない・まで・の・ 切符」②市街地。「有馬・は・ 神戸・の・ しない・と・は・ 言わ・れ・へん・やろ。」

しない【竹刀】《名詞》 剣道で使う、割り竹で作った刀。「しない・で・ 打ち合う。」

|

2013年12月 4日 (水)

放射状に歩く(75)

母里を通って、三木へ④

 大歳神社の前、北場交差点から北西方向に歩きます。NTT西日本の兵庫支店岩岡別館(写真番号①、撮影時刻9時51分)がありますが、この建物の上の鉄塔は高くて、岩岡の周辺のどこからも目につきます。ランドマークみたいなものです。
 竜が岡中央公園(②、9時55分)のそばを通って、高速・有料の第二神明道路(③、9時56分)の下をくぐります。
 上新地西公園(④、10時00分)から住宅地の中を歩きます。印籠池の池畔に神社があります(⑤、10時10分)。しばらくは、右往左往するように歩きましたが、そのあたりを通り抜けたら風景が広がって、ビニールハウスがあちこちにあって、形の美しい雌岡山(⑥、10時29分)が見えました。

04cimg5545 04cimg5548 04cimg5550 04cimg5551 04cimg5555 04cimg5562

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(34)

日本橋から熊谷宿まで(32)

宿場町にやってきたという気持ちになる桶川

 桶川市に入ります(写真・左)。旧・中山道沿いの家並みは上尾から一続きになっています。埼玉県下にある中山道六十九次の宿場は蕨、浦和、大宮、上尾、桶川、鴻巣、熊谷、深谷、本庄の9つですが、既に歩いてきた蕨に宿場町の雰囲気が残っていましたが、桶川もそれに劣らぬところです。
 歩いていると、桶川市に来たというよりも、桶川宿を歩いているという気持ちになります。桶川は優れた紅花が集められる町として知られて、各地から多くの商人が集まり、宿場町としても繁栄してきたようです。1970年(昭和45年)の市制施行で、人口は7万人余りのかわいらしい町です。面積は25平方キロ余りですが、東西の幅が広いので、中山道の通る南北の道のりは短いのです。
 桶川市域に入ってすぐに、宿場筋を説明する案内板(写真・中)があります。木戸跡(下)から木戸跡(上)までの街道筋の主なものがわかりやすく書かれています。
 しばらく行くと、道の右側に旧跡・木戸址の石柱(写真・右)が立っています。木戸は警備のためのものですから宿場の出入り口に設置されていました。江戸から京都に上る中山道ですから、京都が上(かみ)、江戸が下(しも)という位置関係になります。ここは下の木戸です。

00341cimg3983 00342cimg3985 00343cimg3989

【写真・左は、桶川市に入る表示。写真・中は、桶川宿の街道筋の案内板。写真・右は、旧跡・木戸址の石柱。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の11時14分、11時17分、11時24分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(333)

「明石日常生活語辞典…し」(14)

しとしと《副詞と》 雨が静かに降る様子。「昨日・は・ しとしと・ 降っ・とっ・た・なー。」〔⇒しっとり〕

じとじと《副詞と、動詞する》 水分を多く含んで、強く不快感を感じる様子。濡れている様子。「汗・ かい・て・ 服・が・ じとじとし・とる。」〔⇒じっとり、じめじめ〕

しとすじ【一筋】《名詞、形容動詞や》 ①一本の細長いもの。「道・は・ しとすじ・や・さかい・ 間違う・ こと・は・ あら・へん。」②一途に集中する様子。「あいつ・は・ 仕事・しとすじや。」〔⇒ひとすじ〕

しとちがい【人違い】《名詞、動詞する》 別の人を、その人と思い違えること。「声・を・ かけ・たら・ しとちがい・やっ・た。」〔⇒ひとちがい〕

しとつ【一つ】《名詞》  ①ものを数えるときの最も小さな単位。「しとつ・が・ 百円・の・ お菓子」②一歳。「ひとつ・を・ 過ぎ・たら・ 歩き始める・やろ。」〔⇒ひとつ〕

しとづかい【人使い】《名詞》 人に仕事をさせたり動かしたりするときの、させ方。「しとずかい・が・ 荒い。」〔⇒ひとづかい〕

しとつき【一月】《名詞》 一年を十二に分けたときの、その一つ分。ほぼ三十日。「あっという間・に・ しとつき・ 経っ・た。」〔⇒ひとつき〕

しとづきあい【人付き合い】《名詞》 人との付き合い方。交際の仕方。「しとずきあい・が・ 上手や。」〔⇒ひとづきあい〕

しとづて【人伝】《名詞》 ①人に頼んで伝えてもらうこと。「しとづて・で・ 知らせ・たろ・と・ 思う・ねん・けど・ そんな・ 人・ 見あたら・へん。」②直接ではなく、他の人から伝わること。「しとづて・に・ 噂・を・ 聞ー・た。」〔⇒ひとづて〕

しとで【人手】《名詞》 ①働く人。労働力。「しとで・が・ 足ら・へん。」②他人。他人が支配するもの。「田圃・が・ しとで・に・ 渡っ・た。」〔⇒ひとで〕

しとで【人出】《名詞》 行楽や買い物などに、人が多く出ること。「生田神社・の・ 初詣・は・ えらい・ しとで・やっ・た。」〔⇒ひとで〕

しとで【海星】《名詞》 星の形をして棘が密生している、海底にすむ動物。「網・に・ しとで・が・ いっぱい・ 入っ・とっ・た。」〔⇒ひとで〕

しととおり〔しととーり〕【一通り】《名詞》 ①初めから終わりまで全部。あらまし。「報告書・は・ しととーり・ 読ん・だ。」②複数のものがないこと。「案・は・ しととーり・しか・ あら・へん。」③程度が普通であること。「ひととーり・の・ 頑張り・で・は・ 相手・に・は・ 勝た・れ・へん。」〔⇒ひととおり〕

しとどおり〔しとどーり〕【人通り】《名詞》 人が行き来すること。人の往来。「うち・の・ 近所・は・  夜・に・ なっ・たら・ しとどーり・は・ 少ない。」〔⇒ひとどおり〕

しとなみ【人並み】《名詞、形容動詞や》 他の人と同じぐらいであること。世間並み。「寄付・は・ しとなみ・の・ 額・を・ する。」〔⇒ひとなみ〕

しとねいり〔ひとねーり〕【一寝入り】《名詞、動詞する》 しばらくの間、眠ること。「しとねいりし・て・から・ 夜中・に・ 本・を・ 読む。」〔⇒ひとねいり〕

しとばん【一晩】《名詞》 ある日夕方から翌日の朝までの間。夜を一つ経ること。「しとばん・ 考え・て・から・ 返事し・まっ・さ。」〔⇒ひとばん〕

しとびと【人々】《名詞》 大勢の人たち。自分以外の人たち。「江戸時代・の・ しとびと」〔⇒ひとびと〕

しとふでがき【一筆書き】《名詞、動詞する》 筆記具を紙から離さないで、同じところを行き来しないで、図形を書くこと。また、そのようにして書いたもの。「ひとふでがき・の・ 猿・の・ 顔」〔⇒ひとふでがき〕

しとまえ【人前】《名詞》 ①人の見ているところ。人から見つめられているところ。公衆の面前。「しとまえ・で・ 恥・を・ かく。」②人に見える形。体裁。「しとまえ・を・ 気・に・ する。」〔⇒ひとまえ〕

しとまかせ【人任せ】《名詞、動詞する》 仕事などを自分でしないで、人に頼ったり頼んだりすること。「しとまかせ・に・ せ・んと・ 自分・で・ 計画・を・ 作れ。」〔⇒ひとまかせ〕

|

2013年12月 3日 (火)

放射状に歩く(74)

母里を通って、三木へ③

 家並みが途切れ途切れになって、しばらくすると明石市立魚住東中学校(写真番号①、撮影時刻9時22分)のグランドの横を通ります。バス停は「明石商業高校前」となっていますが、高校の校舎は中学校の西側に隠れています。明石市魚住町の北端で田圃が広がっています。
 歩き始めて1時間、明石市から神戸市に入ります(②、9時30分)。西区岩岡町です。岩岡町は広い面積ですが、前回は大久保町高丘を通って北上して通りました。前回のコースに近づかないようにして西寄りに進みます。歩いているのは県道379号、岩岡魚住線(③、9時31分)です。
 しばらく歩くと、小さな池があって「豊水の古郷」という碑(④、9時39分)が立っています。このあたりは岩岡町古郷です。豊水というのは梨の種類にありますが、このあたりがその産地であるのかどうかわかりません。溜め池があちこちにありますから、水に恵まれている地域であるということかもしれません。
 北場という交差点がありますが379号はこの地点までです。そこに大歳神社(⑤、9時46分)があります。地域の鎮守であるようで、紅葉・黄葉がきれいです(⑥、9時50分)。

03cimg5521 03cimg5528 03cimg5530 03cimg5537 03cimg5541 03cimg5544

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(33)

日本橋から熊谷宿まで(31)

中山道と東海道

 お江戸・日本橋が五街道の起点として定められたのは1604年(慶長9年)のようですが、まずは東海道の整備が優先され、次いで日光街道、奥州街道に力が注がれたようです。その後に中山道が整備され、甲州街道が最も遅くなったようです。
 中山道と東海道を比べてみるとき、実際に江戸-上方間における通行量が、2つの街道でどのような比率であったのかは知りませんが、(そのような資料を探しているのですが)、たぶん東海道の方が多かったであろうとは容易に想像がつきます。幕末には海からの外国の攻勢にそなえて中山道が重要視されたとも言われますが、旅は中山道の方がたいへんであったかもしれません。距離の長さや、山間部の旅という要素が加わるからです。
 実際に中山道を歩き始めてみて、残されている街道の史跡などが東海道よりも少なく感じられるのは、実際に江戸時代に中山道を利用した人の数が、東海道よりも少なかったからという要因もあるのではないかと思ったりするのです。
 さて、上尾市内ですが、氷川鍬神社のあたりを過ぎると中山道の雰囲気が薄らぎます。JR上尾駅(写真・左)の駅前には「上尾市制施行55周年」の横断幕や、スポーツ宣言都市の標柱がありますが、中山道のことはあまり意識されていないようです。
 「中山道上尾宿」の標柱(写真・中)が設けられ、そばに、上尾宿の歴史や上尾市の史跡・文化財の説明があったりしますが、文字や図が読みにくいという難点があります。
 JR北上尾駅(写真・右)の近くを通り過ぎて、先を急ぎます。

00331cimg3969 00332cimg3974 00333cimg3981

【写真・左は、JR上尾駅。写真・中は、「中山道上尾宿」の標柱。写真・右は、JR北上尾駅。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の10時28分、10時42分、10時58分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(332)

「明石日常生活語辞典…し」(13)

しと【人】《名詞》 ①人間。人類。「しと・は・ 猿・より・ 賢い。」②他の人。周りの人。「しと・の・ 話・を・ よー・ 聞き・なはれ。」「しと・の・ 真似・を・ する。」③人柄。性質。気性。「しと・の・ 悪い・ 尋ね方・を・ する。」〔⇒ひと〕

じどう〔じどー〕【自動】《名詞》 機械などに一定の操作をしておくと、あとは自然に動くようになっていること。「じどー・の・ 洗濯機」

じとうしゃ〔じとーしゃ〕【自動車】《名詞》 エンジンの力で車輪を回して進む乗り物。「じとーしゃ・に・ 乗せ・てもろ・たら・ 楽や・なー。」〔⇒じどうしゃ〕

じどうしゃ〔じどーしゃ〕【自動車】《名詞》 エンジンの力で車輪を回して進む乗り物。「どこ・の・ 家・でも・ じどーしゃ・が・ ある・ 時代・に・ なっ・た・なー。」〔⇒じとうしゃ〕

しとあたり【人当たり】《名詞》 人と話したりするときに、相手に与える感じ。人に対応する様子。「しとあたり・が・ 柔(やろ)こい・ 人」〔⇒ひとあたり〕

しといき【一息】《名詞、形容動詞や》 ①息を一回吸い込む間。一気。「しといきに・ 歌う。」②休まずに続けること。「しといき・に・ 仕事・を・ する。」③一休み。「ちょっと・ しといき・ 入れ・まほ・か。」④少しである様子。「もー・ しといき・で・ 終わり・に・ なる。」〔⇒ひといき〕

しとえ【一重】《名詞》 花びらなどが、そのものだけで、重なっていないこと。「ひとえ・の・ 桜」〔⇒ひとえ〕

しとえ【単衣】《名詞》 一重で、裏が付いていない和服。「夏・に・ 着る・ しとえ」〔⇒ひとえ、ひとえもん、しとえもん〕

しとえもん【単衣物】《名詞》 一重で、裏が付いていない和服。「しとえもん・の・ 方・が・ 涼しい。」〔⇒しとえ、ひとえ、ひとえもん〕

しとかど《形容動詞や》 一人前の働きをする様子。大人や、専門家と同じような働きをする様子。普通以上である様子。格段である様子。「しとかど・の・ 挨拶・が・ でける・よーに・ なっ・た。」〔⇒ひとかど、いっかど、いっぱし、いちにんまえ〕

しとがら【人柄】《名詞》 人の性格。人の品性。「しとがら・の・ えー・ 人(しと)・や。」〔⇒ひとがら〕

しとぎき【人聞き】《名詞》 人が聞いたときの感じ・印象。「しとぎき・の・ 悪い・ こと・を・ 言わ・んとい・てんか。」〔⇒ひとぎき〕

しとくせ【一癖】《名詞》 性格や個性に普通の人とは異なって扱いにくいものがあること。油断できないような性格があること。「ひとくせ・も・ ふたくせ・も・ ある・ やつ・や。」〔⇒ひとくせ〕

しとくち【一口】《名詞》 ①一度に食べること。また、その量。「饅頭・を・ しとくち・で・ 頬張る。」②軽く飲んだり食べたりすること。「しとくち・だけ・でも・ 食べ・ていっ・て・ください。」③まとめて短く言うこと。「しとくち・で・ 言ー・たら・ 誰・も・ 賛成し・とら・へん・と・ 言(ゆ)ー・ こと・や。」〔⇒ひとくち〕

しとけ【人気】《名詞》 人のいそうな様子。人のいそうな気配。「しとけ・の・ ない・ 山・の・ 中」〔⇒ひとけ〕

しとこと【一言】《名詞》 ①短い言葉。「しとこと・ 挨拶・を・ し・てください。」②一つの言葉。「しとこと・ 何・か・ 言(ゆ)ー・た・けど・ 何・や・ わから・なんだ。」〔⇒ひとこと〕

しとごと【他人事】《名詞》 他の人のことで、自分には関係のないこと。世間一般のこと。「しとごと・や・のー・て・ あんた・の・ こと・を・ 言(ゆ)ー・とる・ん・や・で。」〔⇒ひとごと〕

しとごみ【人混み】《名詞》 たくさんの人で混み合っていること。混み合っている場所。「映画館・は・ しとごみ・で・ 暑かっ・た。」〔⇒ひとごみ〕

しところ【一頃】《名詞》 以前のある時期。「しところ・は・ アイスキャンデー・が・ よー・ 売れ・た。」〔⇒ひところ、いちじ〕

しとさしゆび【人差し指】《名詞》 手の親指の次の指。「しとさしゆび・に・ 包帯・を・ 巻い・とる。」〔⇒しとさしゆべ、ひとさしゆび、ひとさしゆべ〕

しとさしゆべ【人差し指】《名詞》 手の親指の次の指。「しとさしゆべ・を・ 突き指し・た。」〔⇒しとさしゆび、ひとさしゆび、ひとさしゆべ〕

|

2013年12月 2日 (月)

放射状に歩く(73)

母里を通って、三木へ②

 地西踏切という名前の山陽本線の踏切を越えると、道は幾筋かに分かれていますが、まっすぐ北に向かう道を歩きます。かなり急な坂ですが、あたりには住宅が建ち並んでいます。(写真番号①、撮影時刻8時58分)
 その坂を上りながら振り返ると(②、9時00分)、新幹線なども目の下になります。このあたりはかつて住宅は少なかったのですが、開発が進んだ結果、魚住町錦が丘(にしきがおか)という地名が新たにつけられました。海岸地域を錦浦(きんぽ)と呼んでいましたから、その北方の丘ということで錦が丘となったのでしょう。明石市立錦が丘小学校・幼稚園(③、9時02分)の前を通って、国道2号に出ます。国道との交差点は長坂寺西(④、9時09分)となっていますが、長坂寺(ちょうはんじ)というのがこのあたりの旧来の地名です。錦が丘を除いた地域にはこの地名が残っています。国道2号(⑤、9時10分)は片側1車線ですが、沿道には高層マンションなども建っています。
 国道2号を横断して北へ進みます。ほどなく東西に伸びる1本の細い道(⑥、9時15分)と交差しますが、この道は家々の間を縫って続く旧来の道です。国道が開かれるまでの西国街道で、大蔵谷(明石市)、加古川(加古川市)、御着(姫路市)などに宿駅がありました。江戸時代までの幹線道路が静かに残っているのです。

02cimg5505 02cimg5507 02cimg5510 02cimg5511 02cimg5513 02cimg5518

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(32)

日本橋から熊谷宿まで(30)

上尾宿の中心地域

 上尾宿総鎮守の氷川鍬神社(写真・左)があります。かつての鍬大神宮です。その正面に本陣があり、その両側に脇本陣が2軒あったそうです。脇本陣は合わせて3軒であったようです。それらは既に失われていますが、説明板などはいくつも設けられています。付近に一里塚もあったようですが、残念ながら残っていません。
 氷川鍬神社の説明は宮司の説明によるものですが、次のような記述が見えます。

 氷川鍬神社は「武蔵国足立郡御鍬太神宮略来」によると百九代明正天皇の御代、寛永九年(一六三二)の御創立と伝えられます。 (中略) 氷川鍬神社は上尾宿総鎮守として広く世人の崇敬を集めた古社(で)あり、通称「お鍬さま」と呼ばれております。

 境内には聖徳太子像碑や上尾郷二賢堂跡碑もあります。二賢堂は江戸時代の郷学舎の名称です。折しも七五三(写真・中)が近づいて、大きな絵馬が作られています。
 「中山道上尾宿と本陣」の説明板(写真・右)は市教育委員会などによるものです。そこには次のような言葉が見えます。

 上尾市の市街の中心は、中山道にそった上尾宿をその源にしていますが、この上尾宿はすでに後北条時代に宿駅として成立したようです。宿駅として整備されたのは、慶長七年(一六〇三)の伝馬制施行以降のことです。幕府は中山道各宿駅に、五十人五十匹の人馬を用意させ、主要幹線路としての役割をはたさせました。

00321cimg3960 00322cimg3964 00323cimg3967

【写真・左は、氷川鍬神社。写真・中は、氷川鍬神社の絵馬。写真・右は、「中山道上尾宿と本陣」の説明板。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の10時21分、10時23分、10時25分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(331)

「明石日常生活語辞典…し」(12)

しっばい【失敗】《名詞、動詞する》 やりそこなって目的とは違った結果になること。「しっぱいし・たら・ もー・ 一遍・ 初め・から・ やり直し・たら・ えー・がな。」

しっぱつ【出発】《名詞、動詞する》 ある地点を離れること。目的地に向かって出かけること。「遠足・の・ バス・は・ 校門・の・ 前・から・ しっぱつし・ます。」〔⇒しゅっぱつ〕

しっぷ【湿布】《名詞、動詞する》 痛みや腫れをとるために、ぬらしたり薬を塗ったりした布を、その部分に当てること。「腰・が・ 痛い・さかい・ しっぷし・て・ 寝・た。」                           

しっぺ〔しっぺー〕【竹箆】《名詞、動詞する》 人差し指と中指とを揃えて、相手の手首などをはじき打つこと。「勝っ・た・ もん・が・ 負け・た・ もん・に・ しっぺする。」

しっぽ【尻尾】《名詞》 ①動物の尻に生えている尾。「馬・の・ しっぽ・に・ 蠅・が・ たかっ・とる。」②魚の尾鰭。「雑魚(じゃこ)・の・ しっぽ・まで・ 食う。」③細長いものの端。「大根・の・ しっぽ」「行列・の・ しっぽ・に・ 並(なろ)ぶ。」〔⇒しり〕

しっぽっぽ《名詞》 蒸気機関車。蒸気機関車と、それが引いている客車を合わせたもの。「しっぽっぽ・が・ 鉄橋・を・ 渡っ・とる。」◆幼児語。〔⇒しゅっぽっぽ、しゅっぽ〕

しっぽり《副詞と》 ①一生懸命に行動したり考えたりする様子。「慌て・んと・ しっぽり・ よー・ 考え・てください。」②遅くまで活動している様子。「暗(くろ)ー・ なる・まで・ しっぽりと・ 精・が・ 出・ます・ねー。」◆②は、少人数の場合に使う。大勢で仕事をしているような場合にはあまり使わない。

しつもん【質問】《名詞、動詞する》 わからないことを尋ねること。「何・ぞ・ しつもん・は・ おま・へん・やろ・か。」

じつよう〔じつよー〕【実用】《名詞》 実際の役に立つこと。実際に使うこと。「そんな・ 遊び半分で・ 作っ・たら・ じつよー・に・ なら・へん。」

しっりゃい【知り合い】《名詞》 互いに知っていること。互いに知っている人。知人。「しっりゃい・の・ 顔・を・ 忘れ・ても・て・ 恥・を・ かい・た・わ。」〔⇒しりあい〕

しつれい〔しつれー〕【失礼】《名詞、動詞する、形容動詞や》 ①礼儀に外れたこと。「返事・も・ せー・へん・よーな・ しつれーな・ やつ・や。」②出会った人と別れること。「ほな・ これ・で・ しつれーし・ます。」③軽い気持ちでわびるときに使う言葉。「前・を・ しつれーし・ます。」

してる【捨てる】《動詞・タ行下一段活用》 ①要らないとして投げ出す。「古い・ 新聞・は・ まとめ・て・ して・とい・てんか。」②望みが持てなくて、努力することをやめる。「今年・の・ 入学試験・は・ もー・ して・ても・とる・ねん。」〔⇒ぽいする、ほかす、すてる、ちゃいする。②⇒あきらめる〕■対語=①「ひろう」「ひらう」

してん【支店】《名詞》 本店から分かれて、離れた場所に設けられた店。「駅前・に・ 銀行・の・ してん・が・ でき・た。」

しでん【市電】《名詞》 ①市が経営している電車。「緑色・の・ 神戸・の・ しでん」②市街地を走る路面電車。「昔・ 山陽電車・は・ 長田・から・ しでん・に・ なっ・とっ・てん。」

じてん【辞典・字典】《名詞》 言葉や文字を、一定の順序に並べて、読み方、意味、使い方などを説明した本。「じてん・で・ 字ー・を・ 調べる。」「じてん・に・ 載っ・とら・へん・ 字」〔⇒じびき〕

じてんしゃ【自転車】《名詞》 足でペダルを踏み、二つの車輪を回して進む乗り物。「じてんしゃ・で・ 加古川・まで・ 行っ・てき・てん。」〔⇒ちりちり、ちりんちりん、ちんちん〕

しと【一】《接頭語》 少しの数量であるという意味を添える言葉。「しと芝居・を・ する。」「塩・を・ しと振り・ する。」〔⇒ひと〕

|

2013年12月 1日 (日)

放射状に歩く(72)

母里を通って、三木へ①

 10月下旬と11月中旬に中山道を歩きましので、「放射状に歩く」を実行していませんでした。
 6回目は、2013年(平成25年)11月26日、神戸市西区岩岡町の西部をかすめて、加古郡稲美町の旧・母里(もり)村の地域を北に歩いて、三木市別所町に入って神戸電鉄三木駅を目指します。
 コースが東向きからしだいに北向きに変化してきました。今回からは赤根川を渡ることはありません。赤根川の西を流れる川は瀬戸川で、その更に西を流れるのは喜瀬川ですが、今回は、北の方へ歩いた段階で瀬戸川と出会います。
 8時35分に歩き始めます。空模様は良好で、寒さは感じません。西島公会堂(写真番号①、撮影時刻8時37分)と西島地区コミュニティ会館(②、8時37分)の東側の道を通ります。西島公会堂は明石市内でもかなり古い建物に位置づけられるようで、地域の行事でも今はあまり使うことがありません。自治会活動などではもっぱらコミュニティ会館を利用しています。
 浜県道と呼ばれる、片側1車線の県道718号を横断します。山陽電気鉄道の西江井ヶ島駅(③、8時46分)の前を通ります。山陽電鉄の江井ヶ島駅と西江井ヶ島駅の駅間はおよそ1400メートルです。
 踏切を渡ってから少し西に折れて北に向かうと、明姫幹線と呼ばれる国道250号(愛称・明姫グリーンロード)(④、8時51分)と交差しますので、横断して北に向かいます。これは片側2車線で交通量が大きい道路です。
 さらに進むと山陽新幹線の高架橋(⑤、8時55分)をくぐりますが、その向こうをJR山陽本線(神戸線)の快速電車が通り過ぎています。
 その山陽本線の踏切(⑥、8時57分)は、左右ともに急カーブを描いていますが、東の方には魚住駅があります。

01cimg5491 01cimg5493 01cimg5496 01cimg5498 01cimg5500_2 01cimg5504

【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

|

中山道をたどる(31)

日本橋から熊谷宿まで(29)

上尾で中山道の雰囲気に

 市街地の途切れはなく、さいたま市から上尾市に入ります(写真・左)。このような表示において、関東では公的な市章よりもシンボルマークを使う例があちこちにあるようです。
 愛宕神社(写真・中)があって、由緒を書いた説明板があります。その一節には、

 愛宕神社の本社が鎮座せられたのは、今から一二五〇数年前、和気清麿公が勅を奉じて王城の火災防火、開運勝利、諸病厄除等、鎮護祈願の神として、山城と丹波の国境旭ケ峯の頂上(今は京都市内)にお祀りしたのが始まりであると言い伝えられております。

と書いてありますが、どうもこれは京都市左京区にある愛宕神社の由緒を混ぜ合わせて書いているようです。もっとも、この説明板は、愛宕町内会が作ったものですから、歴史の事実よりも、地域の人たちの信仰心に訴えかける目的のようにも見えます。
 上尾市の中心部(写真・右)はビル街となっています。人口が20万人を超える、中核的な町のようです。氷川鍬神社が近づいて、中山道の雰囲気が少し感じられるようになります。

00311cimg3947 00312cimg3955 00313cimg3959

【写真・左は、上尾市に入る表示。写真・中は、愛宕神社。写真・右は、上尾市の中心市街地。左から順に、2013年(平成25年)10月22日の9時46分、10時04分、10時18分に撮影。】

|

改訂最終版・明石日常生活語辞典(330)

「明石日常生活語辞典…し」(11)

しっける【湿気る】《動詞・カ行下一段活用》 ものに含まれている水分が増える。しめりけを帯びる。「梅雨・の・ 間・は・ 家・の・ 中・が・ しっけ・て・ かなわ・ん・なー。」「この・ 煎餅・ しっけ・とる・な。」

じっけん【実験】《名詞、動詞する》 考えたことがその通りであるかどうか、実際に試してみること。「これ・で・ 水・が・ 漏ら・ん・よーに・ なっ・た・か・ じっけんし・てみよ・ー。」「理科・の・ じっけん・で・ 怪我し・た。」

しっこ《名詞、動詞する》 血液の中の老廃物や水分が、体外に排出されるもの。また、それを体の外へ出すこと。「しっこ・が・ し・とー・ なっ・た・のに・ バス・が・ 停まっ・てくれ・へん・さかい・ 困っ・た。」〔⇒しょうべん、しょんべん、おしっこ〕

しつこい《形容詞》 ①味・香り・色などが濃厚で、あっさりしていない。「甘すぎ・て・ しつこい・ 味・や。」「油・が・ しつこい・ てんぷら・や。」②くどくて、うるさい。煩わしい。「いつまでも・ ごじゃごじゃ・ 言(ゆ)ー・て・ しつこい・ 人・や。」「しつこー・に・ し・たら・ 人・に・ 嫌わ・れる・ぞ。」〔⇒ひつこい〕

じっこう〔じっこー〕【実行】《名詞、動詞する》 構想したり計画したりしたことなどを実際に行うこと。「計画どおり・に・ じっこーす・る。」「言(ゆ)ー・た・ こと・は・ ちゃんと・ じっこーし・なはれ・よ。」

じっさい【実際】《名詞、副詞に》 ①ありのままの様子。「これ・は・ じっさいに・ 起こっ・た・ 出来事・なんや。」②それが本当である様子。実に。「じっさい・ 困っ・た・ 人・や・なー。」

じっしゅう〔じっしゅー〕【実習】《名詞、動詞する》 習ったことを実際にやってみて、技術などを身に付けること。講義などを聞くのではなく、実物によって学ぶこと。「看護婦さん・に・ なる・ため・の・ じっしゅー・を・ 受ける。」

しっそ【質素】《名詞、形容動詞》 地味で飾り気のない様子。生活ぶりが控えめで贅沢でない様子。「しっそな・ 暮らし・を・ する。」「しっそな・ 着物」

しっちゃ【質屋】《名詞》 品物を預かって、お金を貸す仕事。また、その店。「しっちゃ・の・ 息子・が・ 友だち・に・ おる・ねん。」〔⇒しちや〕

しっちょう〔しっちょー〕【出張】《名詞、動詞する》 仕事のために、臨時によそへ出かけること。「来週・は・ 一週間・ しっちょー・で・ 家・に・ 帰ら・れ・へん。」〔⇒しゅっちゅう〕

しっちょうしょ〔しっちょーしょ、しっちょーじょ〕【出張所】《名詞》 会社や官庁などの本部から離れた場所に作った、比較的小さな事務所。「大阪・に・ しっちょーしょ・を・ 作る。」〔⇒しゅっちょうしょ〕

しつど【湿度】《名詞》 空気中に含まれている水蒸気の割合。空気の湿り具合。「しつど・が・ 高(たこ)ー・て・ 蒸し暑い。」

じっと〔じーっと〕《副詞、動詞する》 ①体を動かさないで静かにしている様子。「じっと・ 木・に・ とまっ・た・まま・の・ 虫」「ここ・で・ じっとし・とり。動い・たら・ あか・ん・で。」②他に関心を示さないで、一つのことに集中している様子。「じーっと・ 我慢・を・ する。」「じっと・ 画面・を・ 見る。」

しっとり《副詞と、動詞する》 ①雨が静かに降る様子。「昨日・は・ しっとりと・ 降っ・とっ・た・なー。」②適度の湿り気が全体にゆきわたっている様子。「雨・で・ しっとりし・ている・ 庭・の・ 花」③落ち着いて潤いがあって、味わいがある様子。「しっとりと・ 落ち着い・た・ 感じ・の・ 絵」〔①⇒しとしと〕

じっとり《副詞と、動詞する》 湿っていたり、汗をかいたりして、やや不快な様子。「じっとり・ 汗・を・ かい・た。」「でぼちん〔=おでこ〕・が・ じっとりし・てき・た。」〔⇒じとじと、じめじめ〕

じつに【実に】《副詞》 ほんとうに。まったく。「今日・ 聞い・た・ ダイマル・ラケット・の・ 漫才・は・ じつに・ 面白(おもろ)かっ・た・なー。」

じつの【実の】《連体詞》 血のつながりのある。ほんとうの。「あの・ 二人・は・ じつの・ 親子・や・ねん。」「嘘・みたいや・けど・ じつ・の・ 話・なん・や。」

じつは〔じつわ〕【実は】《副詞》 打ち明けて言うと。実際のところは。「休ん・だ・ 理由・は・ じつは・ 病気・やなかっ・た・ん・です。」

|

« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »