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2014年1月31日 (金)

【掲載記事の一覧】

 記事は必ず1日に1つ以上掲載していますが、1月末現在で3100を超えました。画像は4400余枚です。アクセスしていただいた数は累計で36万回を超えました。感謝いたします。
 12月に比べて、1月の記事数は少なくなっています。
 長期連載の「改訂最終版・明石日常生活語辞典」は継続していきますが、「中山道をたどる」の第2シリーズは明日から始めます。「百載一遇」は断続的な連載です。
 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 お気づきのことなどは、下記あてのメールでお願いします。
    gaact108@actv.zaq.ne.jp
 これまでに連載した内容の一覧を記します。

◆改訂最終版・明石日常生活語辞典 (1)~(391)~継続
    [2013年1月6日開始~ 最新は2014年1月31日]

◆中山道をたどる (1)~(61)~継続
    [2013年11月1日開始~ 最新は2013年12月31日]

◆放射状に歩く (1)~(99)~継続
        [2013年4月13日開始~ 最新は2013年12月28日]

◆百載一遇 (1)~(6)~継続
    [2014年1月1日開始~ 最新は2014年1月30日]

◆新・言葉カメラ (1)~(18)~継続
    [2013年10月1日開始~ 最新は2013年10月31日]

◆名寸隅の記 (1)~(138)~継続
    [2012年9月20日開始~ 最新は2013年9月5日]

◆茜の空 (1)~(27)~継続
    [2012年7月4日開始~ 最新は2013年8月28日]

………【以下は、連載を終了したものです。】……………………………

◆言葉カメラ (1)~(385)
    [2007年1月5日開始~2010年3月10日終了]

◆明石日常生活語辞典 (1)~(1116)
    [2009年7月8日開始~2012年9月13日終了]

◆『明石日常生活語辞典』写真版 (1)~(4)
    [2010年9月10日開始~2011年9月13日終了]

◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日開始~2007年12月12日終了]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日開始~2008年7月20日終了]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)
    [2009年9月1日開始~2009年9月10日終了]

◆地名のウフフ (1)~(4)
    [2012年1月1日開始~2012年1月4日終了]

◆ことことてくてく (1)~(26)
    [2012年4月3日開始~2012年5月3日終了]

◆テクのろヂイ (1)~(40)
    [2009年1月11日開始~2009年6月30日終了]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)
    [2006年12月27日開始~2006年12月31日終了]

◆母なる言葉 (1)~(10)
    [2008年1月1日開始~2008年1月10日終了]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)
   [2006年12月23日開始~2006年12月26日終了]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)
    [2007年1月1日開始~2009年6月4日終了]

◆西島物語 (1)~(8)
    [2008年1月11日開始~2008年1月18日終了]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)
    [2007年7月8日開始~2007年7月31日終了]

◆足下の観光案内 (1)~(12)
    [2008年11月14日開始~2008年11月25日終了]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)
    [2009年5月18日開始~2009年6月22日終了]

◆写真特集・さくら (1)~(71)
    [2007年4月7日開始~2009年5月8日終了]

◆写真特集・うめ (1)~(42)
    [2008年2月11日開始~2009年3月16日終了]

◆写真特集・きく (1)~(5)
    [2007年11月27日開始~2008年11月13日終了]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)
    [2007年12月1日開始~2008年12月15日終了]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)
    [2007年5月8日開始~2007年6月30日終了]

◆屏風ヶ浦の四季 [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 [2007年4月18日]

◆小さなニュース [2008年2月28日]

◆辰の絵馬    [2012年1月1日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)
    [2009年1月1日開始~2010年1月3日終了]

◆文章の作成法 (1)~(7)
    [2012年7月2日開始~2012年7月8日終了]

◆朔日・名寸隅 (1)~(19)
    [2009年12月1日開始~2011年6月1日終了]

◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日開始~2008年9月24日終了]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日開始~2006年10月4日終了]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日開始~2006年10月11日終了]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日開始~2006年11月2日終了]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日開始~2007年6月6日終了]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日開始~2007年8月10日終了]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日開始~2007年7月7日終了]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日開始~2007年10月30日終了]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日開始~2006年10月15日終了]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日開始~2007年8月20日終了]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日開始~2007年9月12日終了]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日開始~2007年9月29日終了]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日開始~2006年12月7日終了]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42)
    [2007年2月1日開始~2007年5月7日終了]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日開始~2006年12月22日終了]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日開始~2007年8月27日終了]

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日開始~2007年8月30日終了]

◆失って考えること (1)~(6)
    [2012年9月14日開始~2012年9月19日終了]

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(391)

「明石日常生活語辞典…せ」(3)

せいたかのっぽ〔せーたかのっぽ〕【背高のっぽ】《名詞、形容動詞や》 背がたいへん高いこと。細くて背が高いこと。また、そのような人。「えらい・ せーたかのっぽ・の・ 小学生・や・なー。」◆単に「のっぽ」と言うことは少ない。

ぜいたく〔ぜーたく〕【贅沢】《名詞、動詞する、形容動詞や》 ①必要以上にお金をかけて、暮らしたり物事を行ったりすること。「一生・に・ 一遍・や・さかい・ ぜーたくし・て・ 結婚式・を・ ホテル・で・ する。」②恵まれすぎている様子。「ぜーたくな・ 生活・を・ せ・んと・ 始末し・なはれ。」

せいだして〔せーだして〕《副詞》 ①じゅうぶんに多く見積もっても。たかだか。「せーだして・も・ 十番・ぐらい・に・しか・ なら・ん・やろ。」②できるだけ。存分に。力の及ぶ限り。「せーだして・ 金儲け・を・ し・なはれ。」〔⇒せいぜい、せいだい〕

せいだす〔せーだす〕【精出す】《動詞・サ行五段活用》 熱心に取り組む。力いっぱい頑張る。「朝・から・ せーだし・て・ 働い・とっ・て・です・なー。」

せいち〔せーち〕【整地】《名詞、動詞する》 家を建てたり作物を植え付けたりするために、土地を平らにすること。「せーち・が・ 済ん・で・から・ 地鎮祭・を・ する。」

せいちょう〔せーちょー〕【成長】《名詞、動詞する》 人や動物が、育って大きくなること。「知ら・ん・ 間ー・に・ この・ 犬・ ごっつい・ せーちょーし・た・なー。」

せいと〔せーと〕【生徒】《名詞》 ①中学生や高校生。「せーと・が・ 煙草・ 吸ー・たら・ あか・ん。」②教えを受けている人。「ピアノ教室・の・ せーと」

せいとん〔せーとん〕【整頓】《名詞、動詞する》 乱れているものをきちんと整えて片付けること。「机・の・ 上・を・ せーとんする。」〔⇒せいり〕

せいねん〔せーねん〕【青年】《名詞》 青春の時期にある人。「えー・ せーねん・が・ 遊ん・どっ・たら・ あか・ん・がな。」〔⇒わかもん〕

せいねんがっぴ〔せーねんがっぴ〕【生年月日】《名詞》 生まれた年と月と日。「ここ・に・ せーねんがっぴ・を・ 書い・てください。」

せいねんだん〔せーねんだん〕【青年団】《名詞》 ①地域の、若い人で作るグループ。「祭り・の・ 時・に・は・ せーねんだん・が・ 協力し・てくれる。」②若いグループに分類できる人。「お前・みたいな・ せーねんだん・は・ 元気・が・ ある・わ・なー。」

せいのう〔せーのー〕【性能】《名詞》 機械などの性質や、働き具合。「この・ 車・は・ せーのー・が・ 良ー・て・ よー・ 走る・ねん。」

せいばつ〔せーばつ〕【征伐】《名詞、動詞する》 悪者や服従しない者を、攻めて懲らしめること。「桃太郎・の・ 鬼・せーばつ」

せいひん〔せーひん〕【製品】《名詞》 あるものを原料などとして作った品物。作って販売している品物。「良(え)ー・ せーひん・やっ・たら・ よー・ 売れる・ はず・や。」

せいふ〔せーふ〕【政府】《名詞》 国の政治を行う中心となる仕組み。「せーふ・が・ しっかり・ し・てくれ・らな・ あか・ん・がな。」

せいふく〔せーふく〕【制服】《名詞》 学校・会社など同じ集団に属する人が着る、色や形などが決められている服装。「詰め襟・の・ せーふく」

せいぶつ〔せーぶつ〕【生物】《名詞》 ①動物と植物に大別される、生きて活動するもの。命あるもの。「地球・に・ おる・ せーぶつ・の・ 種類」②高等学校などの理科の科目の一つで、動物や植物のことについて学習・研究するもの。「せーぶつ・を・ 勉強する。」〔①⇒いきもの、いきもん〕

せいぶん〔せーぶん〕【成分】《名詞》 化合物や混合物を作り上げている、もとになる物質。「この・ 薬・に・は・ よー・ 効く・ せーぶん・が・ 入っ・とる・らしー。」

せいぼ〔せーぼ〕【歳暮】《名詞》 年末に、知人や世話になった人などに贈る品物。「せーぼ・に・ 鮭・を・ 贈る。」

せいまい〔せーまい〕【精米】《名詞、動詞する》 玄米を搗いて、外皮の部分を取り去って白くすること。「せーまい所」

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2014年1月30日 (木)

百載一遇(6)

トングと軍手

 地元自治会の役員を務めています。播磨灘に面した地域ですので、月に1回、海岸清掃を定例の行事にしています。
 赤根川の河口から西に向かって、養浜事業で整備された砂浜が広がっています。砂浜の幅は30メートルほど、砂浜は西に向かって続いているのですが、300メートル余りを集中的に行っています。夏はテントを張って海辺を楽しむ人もありますが、バーベキューの器具やゴミなどを残していく、心ない人もあります。冬でも、捨てられるゴミや漂着するゴミがあって、1か月ごとの清掃ではかなりの量が集まります。
 地域の方々が気軽に参加してくださって、30~40人ほどが、海岸のあちこちに散らばっていきます。参加してくださった人には、可燃物用ゴミ袋、不燃物用ゴミ袋、軍手、ハサミを手渡します。
 ところで、こんな記事に出会いました。
 「昨年12月23日朝、クリスマスに華やぐ東京・表参道で若者や親子連れ約100人がごみを拾っていた。そろいの緑色のビブスにはおしゃれなイラストと背番号。色鮮やかな軍手もはめて、スポーツチームのようだ。」
  (朝日新聞・大阪本社発行 2014年1月29日・夕刊 3版3ページ)
 記事には、ごみ拾いするための4点セットというイラストもあって、ビブス、軍手、ごみ袋、トングの4つが描かれていました。
 ビブスとは、スポーツの競技者などが付けるゼッケンで、ユニホームなどの上に着るベスト状のものです。海岸でも清掃と関係なく、魚釣りをしている人や散歩をしている人がいますから、ビブスを付けると、清掃作業のPRにもなるし参加者の結束感も生まれると思います。
 ゴミ拾いのハサミ、それをトングということを初めて知りました。パンやケーキやパスタなどをはさむ道具をトングというのはわかりますが、汚れたものを拾い集めるハサミもトングというのはどんなものだろうかという気がしないでもありませんが、おしゃれ感には賛成です。もっとも、私たちの海岸清掃では、ハサミと言っています。もっと言うと、ゴミバサミです。トングなどと言うと、参加者がびっくりするかもしれません。
 トングという軽やかな言葉に比べて、軍手は古めかしい言葉です。白色の作業用手袋です。左右の別なく、伸縮性に富んでおり、安価なものですから、実に便利です。軍手はもちろん軍用手袋という言葉の省略形です。旧日本軍の兵士が用いたことに由来していると言われます。日常的に使っている言葉ですが、適切な言い換え語がありません。白手袋と言うと、素材に関して誤解が生じるかもしれません。作業用手袋では、言葉の意味が広がってしまいます。英語のグローブやミトンは既に別の意味で使われています。
 さて、どう言えばよいのでしょうか。すぐに言い換え語は見つかりませんが、トングという言葉と軍手という言葉の落差は大きいと感じているのです。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(390)

「明石日常生活語辞典…せ」(2)

せいけつ〔せーけつ〕【清潔】《形容動詞や》 ①綺麗でさっぱりしている様子。「せーけつな・ 電車」②細菌などが付いていない様子。「せーけつに・ し・とっ・たら・ 病気・も・ うつら・へん・やろ。」■対語=「ふけつ」

せいご〔せーご〕《名詞》 体長20センチ程度までの、すずきの幼魚。「せーご・を・ 塩焼き・に・ する。」

せいこう〔せーこー〕【成功】《名詞、動詞する》 ①ものごとが思い通りにうまくいくこと。「考え・とっ・た・ 作戦・が・ せーこーし・て・ 試合・に・ 勝っ・た。」②高い地位や財産を得ること。「若い・ とき・に・ 大阪・へ・ 出・て・ せーこーし・た・ん・や・て。」

せいざ〔せーざ〕【正座】《名詞、動詞する》 脚を折り重ねて、足の裏に尻をのせて、きちんと座ること。「せーざし・て・ お茶・を・ 飲む。」〔⇒ぎょうぎにすわる〕

せいざ〔せーざ〕【星座】《名詞》 星をいくつかずつまとめて、動物や器物などの形に見立てたもの。「ひしゃく・の・ 形・を・ し・た・ せーざ」

せいざい〔せーざい〕【製材】《名詞、動詞する》 切り出した木を、柱や板の形にすること。「せーざい・を・ 仕事・に・ し・とる・ 家」

せいじ〔せーじ〕【政治】《名詞》 国や地方を治めること。「せーじ・の・ こと・なんか・ よー・ わから・へん。」

せいしつ〔せーしつ〕【性質】《名詞》 ①人が生まれつき持っている気質や、気持ちの現れ方。「穏やかな・ せーしつ・の・ 人」②その物がもともと持っている特徴。「竹・の・ せーしつ・を・ 考え・て・ じょーずに・ 曲げる。」

せいしゅ〔せーしゅ〕【清酒】《名詞》 米から作る日本特有の酒で、濁りのない酒。「せいしゅ・を・ 一升・ 買(こ)ー・てき・てんか。」

せいしゅん〔せーしゅん〕【青春】《名詞》 人生の、若くて元気のある時期。「わしら・の・ せーしゅん・時代・は・ もの・が・ 不足し・とっ・た。」

せいしょ〔せーしょ〕【清書】《名詞、動詞する》  下書きしたものを、きれいに書き直すこと。また、書き直したもの。「下書き・を・ 書い・た・ 作文・を・ せーしょする。」

せいじん〔せーじん〕【成人】《名詞、動詞する》 心身ともに成長して、一人前になること。また、そのようになった人。「うち・の・ 子ども・も・ やっと・ せーじんし・た。」

せいじんのひ〔せーじんのひ、せーじんのひー〕【成人の日】《名詞》 国民の祝日で、満二十歳になった人たちを祝う日。◆1月の第2月曜日が充てられている。「せーじんのひー・は・ 市民会館・で・ 式・が・ ある。」

せいず〔せーず〕【製図】《名詞、動詞する》 器具を使って、設計図などを書くこと。「せーず・を・ 書く。」

せいせい〔せーせー〕【清々】《動詞する、副詞》 心にわだかまりがなく、気持ちがさっぱりする様子。「怒鳴っ・てやっ・たら・ 気持ち・が・ せーせーし・た。」

せいぜい〔せーぜー〕《副詞》 ①じゅうぶんに多く見積もっても。たかだか。「なんぼ・ 大勢やっ・ても・ せーぜー・ 百人・しか・ 来・ん・やろ。」②できるだけ。存分に。力の及ぶ限り。「せーぜー・ 頑張り・なはれ。」〔⇒せいだい、せいだして〕

せいせき〔せーせき〕【成績】《名詞》 仕事や勉強をした結果。試験などの出来具合。「学校・の・ せーせき・は・ よー・なかっ・た。」

せいぞう〔せーぞー〕【製造】《名詞、動詞する》 原料を加工して、品物を作ること。「お菓子・を・ せーぞーする。」

せいぞろい〔せーぞろい〕【勢揃い】《名詞、動詞する》 ある目的などのために、大勢の人やたくさんの物が、一か所に集まること。「今度・の・ 大会・は・ 強い・ やつ・が・ せーぞろいし・とる。」

せいだい〔せーだい〕【盛大】《形容動詞や》 ものごとがたいへん盛んであったり大規模であったりする様子。「せーだいな・ 結婚式・やっ・た。」

せいだい〔せーだい〕《副詞》 ①じゅうぶんに多く見積もっても。たかだか。「せーだい・ 五百円・で・しか・ 売れ・まへ・ん。」②できるだけ。存分に。力の及ぶ限り。「せーだい・ 気張っ・て・ 走る・ん・や・ぜ。」「せーだい・ 粘っ・て・ 頑張り・なはれ。」〔⇒せいぜい、せいだして〕

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2014年1月29日 (水)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(389)

「明石日常生活語辞典…せ」(1)

せ【畝】《名詞》 約1アールにあたる、尺貫法における広さの単位。「一反・五せ・の・ 田んぼ」

せ〔せー〕【背】《名詞》 ①人の身長。「小学1年生・の・ せー・の・ 高さ」②動植物やものの高さ。「せ・の・ 高い・ 松」「せー・の・ 高い・ 梯子」

ぜ〔ぜー〕《終助詞》 念を押したり、呼びかけたりするときに使う言葉。「そろそろ・ 行き・ます・ぜ。」◆「ぜ」にも、「で」にも聞こえる。短く発音すると「行き・まっ・せ」となる。〔⇒で〕

せい〔せ、せー〕【精】《名詞》 ①自分を励まして動くこと。一生懸命であること。活動の源になる気力。張り切って物事に取り組もうとする気持ち。「朝・から・ せー・ 出し・て・ 仕事する。」「毎日・ 遅(おそ)ー・まで・ せ・が・ 出・まん・な。」②生きる勢い。生きるための張り合い。生き甲斐。「子ども・が・ 落第し・て・ せー・の・ ない・ こと・や。」「頑張っ・てん・けど・ 負け・ても・て・ せー・が・ ない。」③生き物が体外から取り入れて、生きていくことに役立つ養分。「えー・ もん・ 食ー・て・ せー・を・ つけ・なはれ。」「鰻・を・ 食べ・て・ せー・を・ つける。」〔①⇒げんき。③⇒えいよう、じよう〕

せい〔せー〕【姓】《名詞》 代々その家に継承される、家の名。「あの・ 家・の・ せー・は・ 卜部・や。」〔⇒みょうじ〕

せい【所為】《名詞》 そのようになった原因や理由。「それ・も・ これ・も・ みんな・ お前・の・ せー・や。」

せいいっぱい〔せーいっぱい〕【精一杯】《副詞、形容動詞や》 ①自分にできる力の限り。「マラソン大会・で・ せーいっぱい・ 走る。」②可能であることの限界。「せーいっぱい・ まけ・て・ こん・だけ・の・ 値段・だす。」

せいかい〔せーかい〕【正解】《名詞、動詞する》 正しく答えること。正しい答え。「せーかいし・たら・ 賞品・が・ もらえる・ねん。」

せいかく〔せーかく〕【正確】《形容動詞や》 細かいところまで間違いのないこと。「せーかく・に・ 寸法・を・ 測る。」

せいかく〔せーかく〕【性格】《名詞》 考え方、感じ方、行動の仕方などに表れる、その人に特有のもの。「あいつ・は・ 生まれつき・ 明るい・ せーかく・や。」

せいかつ〔せーかつ〕【生活】《名詞、動詞する》 ①活動して生きていくこと。「一週間・ 山・の・ 中・で・ せーかつする。」②暮らしを立てること。「会社・に・ 勤め・て・ せーかつし・て・ます・ねん。」

せいがない〔せーがない、せがない〕【精がない】《形容詞》 ①努力に対する結果が悪くて、落胆する様子。「お客さん・が・ 来・なんだら・ 店・ 開け・とっ・ても・ せーがない・なー。」「大学・に・ 落ち・て・ せーがない・ こと・や。」②生きるための張り合いがない様子。生き甲斐がない様子。「子ども・が・ 死ん・で・ 生きる・ せーがない・ねん。」

せいき〔せーき〕【世紀】《名詞》 年代を百年を単位として数えるやり方。「二十一せーき・に・ なっ・て・から・ もー・ 十年・にも・ なる・ねん・なー。」

せいきゅう〔せーきゅー〕【請求】《名詞、動詞する》 受け取るべきものを、相手に求めること。「貸し・た・ 金・を・ 返せ・と・ せーきゅーする。」

せいきゅうしょ〔せいきゅーしょ、せーきゅーしょー〕【請求書】《名詞》 お金を払うように求める書類。「せーきゅーしょ・を・ もろ・たら・ 振り込み・を・ し・まっ・さ。」

せいきん〔せーきん〕【精勤】《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①休まず真面目に仕事などに取り組むこと。「あいつは・ せーきんな・ 男・や。」②皆勤でないが、休むことが少ないこと。「一遍・ 休ん・だ・さかい・ 皆勤・や・のー・て・ せーきん・や。」

ぜいきん〔ぜーきん〕【税金】《名詞》 国や地方公共団体が、決められた規則により、住民それぞれから集めるお金。「酒・も・ 煙草・も・ ぜーきん・が・ 高い。」

せいくらべ〔せーくらべ〕【背比べ】《名詞、動詞する》 身長を調べて比較し合うこと。「友達・と・ せーくらべする。」

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2014年1月28日 (火)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(388)

「明石日常生活語辞典…す」(18)

ずるっこい【狡っこい】《形容詞》 自分の利益のために、正しくないことをする。狡猾である。横着である。「じゃんけん・で・ 後出しする・の・は・ ずるっこい・ぞ。」〔⇒ずるい、すこい、すっこい、いしこい、こすい〕

ずるむけ《名詞》 化膿したり、腐ったりしていた箇所が、めくれあがっている状態。「火傷・の・ あと・が・ ずるむけ・に・ なっ・た。」「瓜が・ 腐っ・て・ 皮・が・ ずるむけ・に・ なっ・とる。」

ずるむける《動詞・カ行下一段活用》 化膿したり、腐ったりしていた箇所が、めくれあがる。「手ー・の・ 皮・が・ ずるむけ・た。」

ずれ《名詞》 お互いが一致しないこと。ぴったりと合うことがないこと。「考え方・に・ ずれ・が・ ある。」「高さ・に・ ずれ・が・ でけ・ても・た。」〔⇒くいちがい〕

すれすれ《名詞、形容動詞や》 ①ぎりぎりであること。きわどいこと。「遅刻し・そーで・ すれすれ・ 間に合(お)ー・た。」②くっつきそうであるほど近いこと。「鴉・が・ 地面・ すれすれ・まで・ 下り・てくる。」

すれちがう【擦れ違う】《動詞・ワア行五段活用》 触れ合いそうな近い位置を、それぞれ反対方向へ通り過ぎる。「上り・と・ 下り・の・ 電車・が・ すれちがう。」

すれる【擦れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①二つ以上のものが触れ合って動く。「風・が・ 吹い・て・ 木ー・の・ 枝・が・ 窓・に・ すれ・た。」②触れ合って、切れたり減ったりする。「ズボン・が・ すれ・てしまっ・た。」〔⇒こすれる〕■他動詞は「する」

ずれる《動詞・ラ行下一段活用》 ①あるべき場所から外れる。「地震・で・ 線路・が・ ずれ・た。」②お互いが一致しない。ぴったりと合うことがない。「二人・の・ 考え方・が ずれ・とる。」〔①⇒くいちがう〕

すわりごこち【座り心地】《名詞》 椅子などに座ったときの感じ。「すわりごこち・の・ えー・ 椅子」

すわりこむ【座り込む】《動詞・マ行五段活用》 ある場所に座って、動かない。「道・に・ すわりこん・だら・ あか・ん・ぞ。」

すわりじゅん【座り順】《名詞》 あらかじめ決められた、座る位置や順序。「すわりじゅん・は・ 後ろ・の・ 方・やっ・た。」〔⇒せきじゅん〕

すわる【座る】《動詞・ラ行五段活用》 ①足を折り曲げて、尻をつける。「座布団・に・ すわる。」「畳・に・ すわる。」②膝を曲げて、腰掛ける。「椅子・に・ すわる。」③位置を占める。「上座・に・ すわる。」◆①を「すわる」と言い、②を「こしかける」と言って、区別することがある。

すわる【据わる】《動詞・ラ行五段活用》 ①じっとして動かない。「目ー・が・ すわる。」「赤ちゃん・の・ 首・が・ すわる。」②ものが、あるべき場所にしっかりと置かれる。位置を決めて置かれる。「工場・の・ 中・に・ 機械・が・ すわっ・た。」■他動詞は「すえる」

すん【寸】《名詞》 ①1寸を約30.3センチとする、尺貫法での長さの単位。「五すん・の・ 釘・を・ 打つ。」②ものの長さの度合い。「この・ 木ー・で・ 物干し・を・ 作る・に・は・ すん・が・ 足ら・へん。」〔②⇒すんぽう〕

ずんぐり《副詞と、動詞する》 背が低くて、肉付きが豊かな様子。「ずんぐりし・た・ 人」

ずんた《形容動詞や、動詞する、名詞》 ①怠けている様子。横着である様子。「ずんたし・て・ 仕事・を・ せ・ん・ やつ・が・ おっ・たら・ 困る。」「ずんた・ 言わ・んと・ 仕事せ・んかい。」②怠けている人。横着である人。「ずんた・に・ 仕事・を・ まかし・たら・ うまいこと・ いか・へん・ぞ。」

すんなり《副詞と、動詞する》 曲折なく、順調に進行する様子。「会議・で・ すんなり・ 決まっ・た。」

ずんべら《名詞、形容動詞や、動詞する》 一面に平らで、凹凸がないこと。つるつるで、のっぺりしている様子。「ずんべらの・ 足・の・ 裏」「お化け・の・ 顔・は・ ずんべらし・とる。」〔⇒ずんべらぼう、ずんべらぼん、のっぺらぼう、のっぺらぼん〕

ずんべらぼう〔ずんべらぼー〕《名詞、形容動詞や》 一面に平らで、凹凸がないこと。つるつるで、のっぺりしている様子。「枝・を・ 払いすぎ・て・ ずんべらぼーの・ 木・に・ なっ・ても・た。」「ずんべらぼーの・ 顔・を・ し・た・ お化け」〔⇒ずんべら、ずんべらぼん、のっぺらぼう、のっぺらぼん〕

ずんべらぼん《名詞、形容動詞や》 一面に平らで、凹凸がないこと。つるつるで、のっぺりしている様子。「ずんべらぼんで・ 何・の・ 飾り・も・ つい・とら・へん。」〔⇒ずんべら、ずんべらぼう、のっぺらぼう、のっぺらぼん〕

すんぽう〔すんぽー〕【寸法】《名詞》 ①ものの長さの度合い。「机・の・ 縦・と・ 横・の・ すんぽー・を・ 測る。」②前もって決めておく手はず。予定。計画。「これ・から・ どない・する・ すんぽー・や。」〔①⇒すん〕

すんません《感動詞、動詞+助動詞+助動詞》 「すまない」の丁寧で、心を込めた言い方。①謝るときに言う言葉。「すんまへん。締め切り・に・ 遅れ・てしまい・まし・た。」②ものを頼むときに言う言葉。「すんません・が・ ちょっと・だけ・ 負け・てもらえ・まへ・ん・やろ・か。」③感謝するときに言う言葉。「昨日・は・ 息子・が・ えらい・ お世話・に・なっ・て・ すんません。」〔⇒すみません、すみまへん、すんまへん〕

すんまへん《感動詞、動詞+助動詞+助動詞》 「すまない」の丁寧で、心を込めた言い方。丁寧な言い方であるが、丁寧さがやや軽く、親しい人などに使う。①謝るときに言う言葉。「すんまへん。わし・が・ 悪かっ・た。」②ものを頼むときに言う言葉。「すんまへん・けど・ 明日・まで・に・ でけ・まへん・やろ・か。」③感謝するときに言う言葉。「安ー・ し・てもろ・て・ ほんまに・ すんまへん・でし・た。」〔⇒すみません、すんません、すみまへん〕

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2014年1月27日 (月)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(387)

「明石日常生活語辞典…す」(17)

スリッパ〔すりっぱ〕【英語=slipper】《名詞》 室内などで、つっかけてはく履き物。「廊下・を・ すりっぱ・で・ 歩く。」

すりつぶす【擦り潰す】《動詞・サ行五段活用》 すって、細かくしたり、つぶしたりする。「豆・を・ すりつぶし・て・ 餡・に・ する。」

すりばち【擂り鉢】《名詞》 食べ物をすりつぶすために使う、内側に刻み目の入った鉢。「すりばち・で・ 胡麻・を・ する。」

すりへらす【磨り減らす】《動詞・サ行五段活用》 こすって少なくする。こすって小さくする。「靴・の・ 底・を・ すりへらし・た。」■自動詞は「すりへる」

すりへる【磨り減る】《動詞・ラ行五段活用》 こすられて少なくなる。こすられて小さくなる。「自転車・の・ タイヤ・が・ すりへっ・とる。」■他動詞は「すりへらす」

すりむく【擦り剥く】《動詞・カ行五段活用》 物にこすれて皮膚が剥ける。「こけ・て・ でぼちん〔=額〕・を・ すりむい・た。」

する【刷る】《動詞・ラ行五段活用》 字や絵を、墨やインクで、紙に写し出す。印刷する。「謄写版・で・ プリント・を・ する。」「年賀状・を・ プリントごっこ・で・ する。」

する【擦る】《動詞・ラ行五段活用》  物と物とをこすり合わせる。「マッチ・を・ する。」「硯・で・ 墨・を・ する。」「擂り鉢・で・ 味噌・を・ する。」■自動詞は「すれる」

する《動詞・サ行変格活用》 ①動作や行動を行う。「旅行・を・ する。」「建て前・を・ する。」②あるものに作り上げる。「海老・を・ 天ぷら・に・ する。」③身につける。「ネクタイ・を・ する。」④ある状態が起こる。感じがある。「吐き気・が・ する。」「ぐったりと・ する。」⑤何かの用途に使う。「袋・を・ ごみ入れ・に・ する。」⑥時が経過する。「一月・ し・たら・ 出来上がる。」⑦動作をする人の意思を表す。決める。決断する。「一緒に・ 行か・へん・ こと・に・ する。」⑧費用がかかる。「タクシー・で・ 五千円・ する。」
する《動詞・ラ行五段活用》  人混みの中などで、人の金などをこっそり盗む。「財布・を・ すら・れ・た。」

ずる《動詞・ラ行五段活用》  ①前後・左右などにずれる。「上・の・ 板・が・ 右・へ・ ずっ・とる。」②下の方へゆっくり滑り動く。「地震・で・ かーら・が・ ずっ・ても・た。」「大雨・で・ 山・の・ 土・が・ ずっ・てき・た。」

ずるい【狡い】《形容詞》 自分の利益のために、正しくないことをする。狡猾である。横着である。「ずるい・ 考え・を・ せ・ん・よーに・な。」〔⇒ずるっこい、すこい、すっこい、いしこい、こすい〕

ずるがしこい【狡賢い】《形容詞》 自分の利益のために、正しくないことをしようとして、悪知恵が働く。「ずるがしこい・ 考え方・を・ し・やがっ・た。」

ずるける《動詞・カ行下一段活用》 ①結んでいたものが、解けたり、緩んだりする。「縄・の・ 結び目・が・ ずるけ・た。」「ずるけ・ん・よーに・ しっかり・ くくっ・とけ。」②化膿したり、腐ったりして、表面に水分が多くなる。「火傷し・た・ ところ・が・ ずるけ・てき・た。」③すべきことを怠ける。ずる休みをする。狡いことをする。横着をする。「仕事・を・ ずるける。」〔①⇒すぼける、ほどける。③⇒サボる、どぶせる〕

するする《副詞と》 滑らかに、素早く動く様子。「するすると・ 木ー・に・ 登っ・ていく。」「するすると・ 人・より・ 前・に・ 出・てき・た。」

ずるずる《副詞と、動詞する》 ①ものを引きずる様子。「綱引き・で・ ずるずる・ 引っ張ら・れ・て・ 負け・ても・た。」②結末がつかないで、ものごとが長引く様子。「ずるずるし・て・ いつ・まで・ たっ・ても・ 考え・が・ 決まら・へん。」

ずるずる《形容動詞や》 ①水分が多すぎたり、鼻水を垂れ流したりする様子。「風邪・を・ ひー・て・ 鼻・が・ ずるずるや。」②腐敗が進んでいる様子。「西瓜・が・ 腐っ・て・ ずるずるに・ なっ・とる。」

ずるずるべったり《形容動詞や》 けじめや区切りがなく、なしくずしのようにして、そのままの状態が続く様子。「ずるずるべったりの・ 不景気・で・ しとっつも・ 良(え)ー・ こと・が・ 起こら・へん。」

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2014年1月26日 (日)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(386)

「明石日常生活語辞典…す」(16)

すみれ【菫】《名詞》 春に濃い紫や白の小さな花を咲かせる、野山に生える草。「かいらしー・ すみれ・が・ 咲い・とる。」

すむ【住む】《動詞・マ行五段活用》 ①いるところを決めて生活する。そこに居ついて暮らす。「田舎・に・ すん・でます。」②巣を作るなどして、動物がそこにいる。「池・に・ 大きな・ 亀・が・ すん・どる。」

すむ【済む】《動詞・マ行五段活用》 ①ものごとが終わる。「今日・の・ 仕事・が・ すん・だ。」②懸案などが解決する。「困っ・とっ・た・ん・や・けど・ 金・を・ 払っ・て・ なんとか・ すん・だ。」③気持ちが落ち着く。「あんた・の・ 気・の・ すむ・よーに・ し・たら・ えー・ねん。」④それで間に合う。足りる。「タクシー代・は・ 二千円・で・ すん・だ。」〔①②⇒おわる。④⇒たる。〕

すむ【澄む】《動詞・マ行五段活用》 ①曇りや濁りがなくなる。「秋・に・ なっ・て・ 空・が・ すん・でき・た。」「すん・だ・ 水・が・ 湧き出し・とる。」②音や声が響き通る。「鳥・が・ すん・だ・ 声・で・ 鳴い・とる。」■対語=「にごる」

ずめん【図面】《名詞》 建物、機械などの構造や設計などを図であらわしたもの。「建てる・ 家・の・ ずめん」

すもう〔すもー〕【相撲】《名詞、動詞する》 土俵の上で、相手を倒すか、外に出すかによって勝負を決める運動競技。「すもー・を・ テレビ・で・ 見る・の・が・ 好きや。」〔⇒すもん〕

すもうとり〔すもーとり〕【相撲取り】《名詞》 土俵の上で、相手を倒すか、外に出すかによって勝負を決める運動競技をする人。力士。「街・で・ すもーとり・に・ 出会(でお)・た。」〔⇒すもんとり〕

すもん【相撲】《名詞、動詞する》 土俵の上で、相手を倒すか、外に出すかによって勝負を決める運動競技。〔子ども・が・ する・ すもん・も・ おもろい・なー。〕〔⇒すもう〕

すもんとり【相撲取り】《名詞》 土俵の上で、相手を倒すか、外に出すかによって勝負を決める運動競技をする人。力士。「すもんとり・みたいな・ 体格・の・ 人」〔⇒すもうとり〕

すやき【素焼き】《名詞、動詞する》 粘土で作った器を、薬をかけずに低温で焼くこと。また、そのようにして作った陶器。「すやき・の・ 皿」

すやすや《副詞と》 静かに気持ちよさそうに眠っている様子。「すやすや・ 眠っ・とる・ん・や・から・ 起こさ・んとき。」

ずらす《動詞・サ行五段活用》 ①ある場所から、持ち上げないで滑らすようにして動かす。「箱・の・ 置き場所・を・ 右・の・ 方・へ・ ずらす。」②日や時間を少し変更する。「雨・で・ 運動会・を・ 一日・ ずらす。」

すらすら《副詞と》 ①つかえたりよどんだりすることなく、滑らかに進む様子。「すらすらと・ 本・を・ 読む。」「言い間違え・ず・に・ すらすらと・ 説明する。」②隠し立てをしない様子。「すらすらと・ 白状する。」〔①⇒すらっと〕

すらっと《副詞》 ①ほっそりとして形が良い様子。「すらっと・ 背ー・の・ 高い・ 人・が・ 好きや。」②つかえたりよどんだりすることなく、滑らかに進む様子。「すらっと・ 読める・ 本」〔②⇒すらすら〕

ずらっと《副詞》 人や物などが、ものたくさん並んでいる様子。「自治会・の・ 役員・が・ ずらっと・ 前・に・ 並ぶ。」

すり【掏摸】《名詞》 人混みの中などで、人の金などをこっそり盗むこと。また、それをする人。「財布・を・ すり・に・ やら・れ・た。」

すりガラス〔すりがらす〕【擦り + オランダ語=glas】《名詞》 表面を透き通らないようにしたガラス。「窓・の・ すりがらす・が・ 雨・に・ 濡れ・とる。」

すりきず【擦り傷】《名詞》 物に当たったりして、擦り剥いてできた傷。「すりきず・や・さかい・ じきに・ 治る・やろ。」

すりきれる【擦り切れる】《動詞・ラ行下一段活用》 物と物とがこすれて、切れる。物と物とがこすれて、減る。「シャツ・の・ 袖口・が・ すりきれ・てき・た。」

すりこぎ【擂り粉木】《名詞》 食べ物などをすり鉢ですりつぶすために使う棒。「芋・を・ すりこぎ・で・ すりつぶす。」〔⇒れんげ〕

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2014年1月25日 (土)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(385)

「明石日常生活語辞典…す」(15)

すます【澄ます】《動詞・サ行五段活用》 ①濁りがなくなるようにする。「水・を・ すまし・て・ 上かさ・を・ 汲む。」②真面目そうに振る舞う。気取る。「今日・は・ えらい・ すまし・て・ 歩い・とる・やないか。」③気持ちを集中して行う。「耳・を・ すまし・て・ 聞く。」■自動詞は「すむ」

すまる《名詞》 魚釣りなどに使う、小さな碇の形をしたもの。落ちたものを引っかけて上げる道具。「井戸・に・ 落とし・た・ もん・を・ すまる・で・ 引き上げる。」

すまん《感動詞、動詞+助動詞》 申し訳ない気持ちがする。「すまん。堪忍し・て。」「遅れ・て・ すまん・ こと・を・ し・た。」

すまんこ【隅んこ】《名詞》 角になったところの内側にあたるところ。ものや場所の真ん中からはずれたところ。「すまんこ・に・ ごみ・が・ 残っ・とる。」〔⇒すま、すみ、すみっこ、すまんだ〕

すまんだ【隅んだ】《名詞》 ①角になったところの内側にあたるところ。ものや場所の真ん中からはずれたところ。「納屋・の・ すまんだ・に・ 隠れ・とっ・てん。」②間。狭い空間。「壁・と・ 机・の・ すまんだ・に・ 定規・が・ 落ち・ても・た。」〔①⇒すま、すみ、すみっこ、すまんこ〕

すみ【炭】《名詞》 木を蒸し焼きにしたもの。木が焼けて、黒く残ったもの。「すみ・を・ 入れ・た・ 俵」「すみ・を・ 焼く。」

すみ【墨】《名詞》 ①良質の煤をにかわで固めて、長方形に仕上げたもの。「すみ・を・ 擦っ・て・ 字・を・ 書く。」②蛸や烏賊が吐き出す黒い汁。「蛸・に・ すみ・を・ かけ・られ・た。」〔②⇒くろべ〕

すみ【隅・角】《名詞》 角になったところの内側にあたるところ。ものや場所の真ん中からはずれたところ。「部屋・の・ すみ・に・ ごみ・が・ たまっ・とる。」〔⇒すま、すみっこ、すまんだ、すまんこ〕

すみきる【澄み切る】《動詞・ラ行五段活用》 濁りがなく、すっかり澄む。「秋・に・ なっ・て・ 空・が・ すみきっ・てき・た。」「すみきっ・た・ 水」

すみごこち【住み心地】《名詞》 住宅などに住んでいる気分。「すみごこち・の・ 良(よ)さそーな・ 家」

すみこみ【住み込み】《名詞》 勤務先の店や会社などで寝起きして働くこと。また、そのようにしている人。「すみこみ・で・ 寮・の・ 管理人・を・ し・てます・ねん。」

すみずみ【隅々】《名詞》 ものや場所の真ん中からはずれた、あちらこちら。どこもかしこも全部。「すみずみ・まで・ 綺麗に・ 掃除し・とい・て・な。」

すみっこ【隅っこ・角っこ】《名詞》 角になったところの内側にあたるところ。ものや場所の真ん中からはずれたところ。「鞄・を・ 部屋・の・ すみっこ・に・ 置く。」〔⇒すま、すみ、すまんだ、すまんこ〕

すみび【炭火】《名詞》 炭でおこした火。「すみび・で・ 焼い・た・ 魚・は・ うまい。」

すみません《感動詞、動詞+助動詞+助動詞》 「すまない」の丁寧で、心を込めた言い方。①謝るときに言う言葉。「すみません。遅く・ なっ・てしまい・まし・た」②ものを頼むときに言う言葉。「すみません・が・ 一緒に・ 行っ・てもらえ・ませ・んか。」③感謝するときに言う言葉。「いい・ もの・を・ いただい・て・ 本当に・ すみません。」〔⇒すんません、すみまへん、すんまへん〕

すみまへん《感動詞、動詞+助動詞+助動詞》 「すまない」の丁寧で、心を込めた言い方。丁寧な言い方であるが、丁寧さがやや軽く、親しい人などに使う。①謝るときに言う言葉。「すみまへん。壊れ・てしまい・ました。」「遅れ・て・ どーも・ すみまへん。」②ものを頼むときに言う言葉。「すみまへん・が・ 梯子・を・ 貸し・てくれ・へん・やろ・か。」③感謝するときに言う言葉。「貸し・てもろ・て・ すみまへん。」〔⇒すみません、すんません、すんまへん〕

すみやき【炭焼き】《名詞、動詞する》 木を焼いて木炭を作ること。また、それを仕事にしている人「真っ黒に・ なっ・て・ すみやきし・とる・ 人」

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2014年1月24日 (金)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(384)

「明石日常生活語辞典…す」(14)

すぼし【素干し】《名詞》 小さな鰯を干したもの。ごまめ。「すぼし・を・ 焜炉・で・ 焼い・て・ 食う。」

すぼっこい《形容詞》 ①人に対して愛想を示さない様子。すげない態度をとる様子。「すぼっこい・ もの・の・ 言ー方・を・ する・ 人・や・なー。」②じっとしていなくて、いつの間にかいなくなるような様子。すり抜けてしまう様子。「すぼっこい・さかい・ 気・が・ もー・ おら・へん・がな。」

ずぼっと《副詞》 足などを、柔らかいものの中に踏み入れる様子。また、そこから抜き出す様子。「じゅるい・ 田圃・に・ ずぼっと・ 足・が・ 入っ・ても・た。」「足・を・ ずぼっと・ 引き抜く。」

すぼぬける《動詞・カ行下一段活用》 くくっていたものがほどけて、落ちたり外れたりする。「自転車・の・ 後ろ・に・ くくっ・とっ・た・のに・ すぼぬけ・て・ 落とし・てき・た。」「巻い・とっ・た・ 包帯・が・ すぼぬけ・た。」

すぼむ【萎む】《動詞・マ行五段活用》 ①ふくらんでいたものが、小さくなって縮む。大きかったり生き生きしたりしていたものが、小さくなって縮む。ぺしゃんこになる。「空気・が・ 抜け・て・ 風船・が・ すぼん・でも・た。」②開いていた花が、水分を失って閉じたり小さくなったりする。「昼・に・ なっ・たら・ 朝顔・が・ すぼん・でまう。」③ものの一方が、他の部分よりも、狭く小さくなる。「すそ・が・ すぼん・だ・ スカート・を・ はい・とる。」〔⇒しぼむ、しゅぼむ。②⇒しおれる〕■他動詞は「すぼめる」

すぼめる【窄める】《動詞・マ行下一段活用》 開いていたり、ふくらんでいたりしたものを狭く小さくする。「傘・を・ すぼめる。」〔⇒しぼめる、しゅぼめる〕■自動詞は「すぼむ」

ずぼら《形容動詞や、動詞する》 だらしなく、いいかげんな様子。なすべきことをしない様子。横着である様子。「手ー・を・ ズボン・に・ つっこん・だ・ ずぼらな・ 格好」「ずぼらし・て・ 家・の・ 中・から・ 出・てき・やへん。」

すぽん《副詞と》 締まっていたものが、瞬間的に開く様子。「すぽんと・ 一升瓶・の・ 栓・が・ 抜け・た。」◆音を立てる場合にも使い、音を立てない場合にも使う。

ズボン〔ずぼん〕【フランス語=jupnoから】《名詞》 洋服で、二股になっていて、腰から下にはくもの。「こけ・て・ ずぼん・が・ 破れ・た。」◆長さによって「長ずぼん」「半ずぼん」と言い分ける。

スポンジ〔すぽんじ〕【英語=sponge】《名詞》 ①柔らかく、水をよく吸うもの。もとは、海底の岩についている海綿動物の繊維状の骨を乾燥させたもの。「すぽんじ・で・ 指・を・ 濡らし・て・ 紙・を・ 数える。」②合成樹脂で、水をよく吸うようにした製品。「すぽんじ・で・ お皿・を・ 洗う・」〔①⇒かいめん〕

すぽんすぽん《形容動詞や》 中のものが、外側のものとぴったりしていない様子。隙間がある様子。「箱・の・ 中・が・ すぽんすぽんで・ 動い・てまう。」

すぽんと《副詞》 物がすっきりと中に入っている様子。「隙間・に・ すぼんと・ はまっ・た。」

すま【隅】《名詞》 角になったところの内側にあたるところ。ものや場所の真ん中からはずれたところ。「部屋・の・ すま・で・ 内緒話・を・ する。」〔⇒すみ、すみっこ、すまんだ、すまんこ〕

スマート〔すまーと〕【英語=smart】《形容動詞や》 ①身なり・動作・言葉遣いなどに、気がきいている様子。「すまーとに・ 走る。」②体つきがすらりとして、格好がよい様子。「すまーとに・ なっ・て・ 体重・が・ 減っ・た。」

すまい【住まい】《名詞》 住んでいるところ。住所。「あんた・の・ すまい・は・ どちら・です・か。」

すまし【澄まし】《名詞》 野菜や魚などを入れて、味付けをした透き通った汁。「味噌汁・より・も・ すまし・が 好きや。」〔⇒すましじる、すいもん〕

すましじる【澄まし汁】《名詞》 野菜や魚などを入れて、味付けをした透き通った汁。「若布の すましじる」〔⇒すまし、すいもん〕

すます【済ます】《動詞・サ行五段活用》 ①そのことをやり遂げる。終える。終わらせる。「今日・の・ 宿題・を・ すまし・た。」②そのことで間に合わせる。それでよいことにする。「昼飯・は・ ある・ もん・で・ すまし・とく。」■自動詞は「すむ」

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2014年1月23日 (木)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(383)

「明石日常生活語辞典…す」(13)

すばらしい〔すばらしー〕【素晴らしい】《形容詞》見事に優れている。感心させられるほど立派である。「すばらしー・ 声・を・ し・とる・やないか。」

スピーカー〔すぴーかー〕【英語=speaker】《名詞》  ①声や音を大きくして、遠くまで聞こえるようにする器械。「村中・に・ 聞こえる・よーに・ 作っ・た・ すぴーかー」「ラジオ・の・ すぴーかー」②ラジオ、テレビ、蓄音機(プレイヤー)などで、電流を音に変える装置。〔①⇒かくせいき〕

スピード〔すぴーど〕【英語=speed】《名詞》  物やものごとの進む度合い。速力。「新幹線・の・ すぴーど」〔⇒はやさ〕

スプーン〔すぷーん、すぷん〕【英語=spoon】《名詞》 液体や粉末の食べ物をすくい取る、小さな道具。「すぷーん・で・ カレー・を・ 食べる。」〔⇒さじ、しゃじ〕

ずぶずぶ《副詞に、形容動詞や》 ひどく濡れている様子。「雨・に・ 降ら・れ・て・ ずぶずぶに・ なっ・た。」

ずぶとい【図太い】《形容詞》 少しぐらいのことには動じない様子。開き直った感じで、ふてぶてしい様子。「しーしー・(と・) 言(ゆ)ー・ても・ 逃げ・ていか・へん・ ずぶとい・ 猫・や。」〔⇒ずうとい〕

ずぶぬれ【ずぶ濡れ】《名詞、形容動詞や》 全体がひどく濡れること。すっかり濡れてしまうこと。「夕立・で・ ずぶぬれに・ なる。」〔⇒びしょぬれ〕

スプリング〔すぷりんぐ〕【英語=spring】《名詞》 鉄線などを巻いたり曲げたりして、強い弾力性を持たせたもの。「ソファー・の・ 中・に・ 入っ・とる・ すぷりんぐ」〔⇒ばね〕

すべ【術】《名詞》 手段。方法。「どない・ し・たら・ 良(え)ー・の・か・ すべ・が・ わから・へん。」「試験・に・ 合格する・ すべ・を・ 教え・てほしー。」〔⇒やりかた〕

すべ【蘂】《名詞》 藁の穂の芯。「すべ・を・ くくっ・て・ 箒・に・ する。」「すべ・の・ 箒」〔⇒しべ〕

すべりこむ【滑り込む】《動詞・マ行五段活用》 ①滑って入る。なめらかに入る。「三塁・の・ ベース・に・ すべりこむ。」「電車・が・ ホーム・に・ すべりこむ。」②ぎりぎりで間に合う。やっとのことで間に合う。「なんとか・ 遅刻せ・ん・よーに・ 教室・に・ すべりこん・だ。」

すべりだい【滑り台】《名詞》 高いところから滑り降りるようにした、子ども用の遊具。「遊園地・の・ すべりだい」

すべる【滑る】《動詞・ラ行五段活用》 ①ものの上を、滑らかに進む。「スケート・で・ すべる。」②足元がつるつるして倒れたり、倒れそうになったりする。「急な・ 坂・で・ すべっ・た。」③試験に落ちる。「大学・に・ すべる。」④言うべきでないようなことまで、思わず言ってしまう。「口・が・ すべっ・て・ 言わ・んでも・ えー・ こと・を・ 言(ゆ)ー・ても・た。」

スポーク〔すぽーく〕【英語=spoke】《名詞》 自転車の車輪と車軸をつなぐ、骨のようなもの。「すぽーく・が・ 折れる。」

スポーツ〔すぽーつ〕【英語=sports】《名詞、動詞する》 ①健康を保つために体を動かすこと。「何・ぞ・ すぽーつ・を・ やっ・とっ・た・ん・か。」②体を動かして腕前や勝負を競い合う、さまざまな種目。「プロ・の・ すぽーつ・の・ 選手」〔①⇒うんどう〕

スポイト〔すぽいと、すぽいど〕【オランダ語=spuit】《名詞》 端を細くしたガラス管などの他端にゴムなどの袋を付けて、液体を吸い上げて他へ移すための器具。「すぽいと・で・ 万年筆・に・ インキ・を・ 入れる。」

すぼける《動詞・カ行下一段活用》 ①結んでいたものが、解けたり、緩んだりする。「風呂敷・が・ すぼけ・て・ 中・が・ 見え・とる。」②くくっていた中身が、すり抜けて外れる。外れて落ちる。「自転車・の・ 後ろ・に・ くくっ・てい・た・ 荷物・が・ すぼけ・て・ 落とし・てき・た。」③人の間から、すり抜けていく。すばしこい行動をする。「あいつ・は・ いつの間ー・に・か・ すぼけ・て・ おら・ん・よーに・ なっ・た。」〔①⇒ずるける、ほどける〕

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2014年1月22日 (水)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(382)

「明石日常生活語辞典…す」(12)

ずにのる〔ずーにのる〕【図に乗る】《動詞・ラ行五段活用》 自分の思い描くたくらみ工夫にそって、調子に乗る。つけあがって、ふてぶてしく行動する。少しぐらいのことには動じない様子で行動する。「ずーにのっ・て・ まだ・ 大けな・ 声・を・ 出し・とる。」「ずーにのっ・て・ 大けなっ・た・ 会社」

すね【脛】《名詞》 足の、膝から足首までの間。特に、その前面。「階段・を・ 上り・よっ・て・ すね・を・ 撲っ・た。」〔⇒すねぼん、すねぼし〕

すね【拗ね】《名詞、形容動詞や》 文句を言ったり、わざと逆らったりする性格の人。また、そのようにしている様子。「あいつ・は・ すね・や・さかい・ きつい・ こと・を・ 言(ゆ)ー・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒すねぼし、すねぼん、すねなすび〕

すねかじり【臑齧り】《名詞、動詞する》 親から生活費や学費などをもらって世話になっていること。また、そのようにしている人。「まだ・ すねかじり・が・ 二人・も・ おり・ます・ねん。」

すねなすび【拗ね茄子】《名詞、形容動詞や、動詞する》 文句を言ったり、逆らったりする性格の人。また、そのようにしている様子。「この・ 子ー・は・ このごろ・ すねなすび・に・ なっ・とり・ます・ねん。」〔⇒すね、すねぼし、すねぼん〕

すねぼし【脛ぼし】《名詞》 足の、膝から足首までの間。特に、その前面。「すねぼし・に・ 膏薬・を・ 貼る。」〔⇒すね、すねぼん〕

すねぼし【拗ねぼし】《名詞、形容動詞や、動詞する》 文句を言ったり、逆らったりする性格の人。また、そのようにしている様子。「すねぼし・ばっかり・ 言(ゆ)ー・ 年頃・や・さかい・ 扱いにくい。」〔⇒すね、すねぼん、すねなすび〕

すねぼん【脛ぼん】《名詞》 足の、膝から足首までの間。特に、その前面。「ひっくり返っ・て・ すねぼん・に・ 怪我・を・ し・た。」〔⇒すね、すねぼし〕

すねぼん【拗ねぼん】《名詞、形容動詞や、動詞する》 文句を言ったり、逆らったりする性格の人。また、そのようにしている様子。「あいつ・は・ いっぺん・ すねぼんし・たら・ なかなか・ 機嫌・が・ 直ら・へん・なー。」〔⇒すね、すねぼし、すねなすび〕

すねる【拗ねる】《動詞・ナ行下一段活用》 ①自分の気に入らないことに、文句を言ったり、わざと逆らったりする。「みんな・に・ 反対さ・れ・て・ すね・とる。」②野菜の実などが、曲がって成長する。「えらい・ すね・た・ 胡瓜・や・なー。」

すのこ【簀の子】《名詞》 細い板や竹を、隙間を開けて横に並べて、編んだり木に打ちつけたりしたもの。「風呂場・に・ すのこ・を・ 敷(ひ)く。」〔⇒す〕

すのもん【酢の物】《名詞》 魚・貝・野菜などを酢で味付けした食べ物。「若布・の・ すのもん」

すばい【素灰・炭灰】《名詞》 炭を焼いたときにできる、粉のようになった炭。籾殻を焼いたもの。「火鉢・に・ すばい・を・ 入れる。」

スパイ〔すぱい〕【英語=spy】《名詞、動詞する》 相手の情報をひそかに調べること。相手側の内部に入って秘密を探ること。また、それをする人。「すぱい・の・ 映画・を・ 見・た。」

スパイク〔すぱいく〕【英語=spike】《名詞》 滑らないように、底に釘を打った靴。「野球選手・が・ 履い・とる・ すぱいく」

すばこ【巣箱】《名詞》 鳥が巣として住めるように、木などにかけてやる箱。「すばこ・を・ 作っ・て・ 木ー・に・ ぶらさげる。」

すばしこい《形容詞》 ①動作が素早い。「あの・ 選手・は・ すばしこー・に・ 動い・とる。」②人のすきをうかがって行動する。抜け目がない。「すばしこい・さかい・ じっきに・ おら・ん・よーに・ なっ・てまう。」

ずばずば《副詞と》 遠慮なく言ったり、したりする様子。「ずばずば・ 言わ・れ・たら・ 言い返さ・れ・へん。」「ずばずばと・ 仕事・を・ する。」

ずばっと《副詞》 ものごとの要点や核心を鋭く指摘する様子。「問題点・を・ ずばっと・ 言(ゆ)わ・れ・たら・ なるほど・なー・と・ 思う。」

ずばぬける【ずば抜ける】《動詞・カ行下一段活用》 普通の程度よりもぐんと優れている。群を抜いている。「ずばぬけ・た・ 成績・を・ とる。」「ずばぬけ・た・ 背ー・の・ 高さ」

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2014年1月21日 (火)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(381)

「明石日常生活語辞典…す」(11)

すてる【捨てる】《動詞・タ行下一段活用》 ①要らないとして投げ出す。「どこ・に・でも・ ごみ・を・ すて・たら・ あか・ん・やろ。」②望みが持てなくて、努力することをやめる。「試合・を・ すて・てまう・の・は・ もったいない。」〔⇒ぽいする、ほかす、してる、ちゃいする。②⇒あきらめる〕■対語=①「ひろう」「ひらう」

すてる【捨てる】《補助動詞・タ行下一段活用》 要らないとして投げ出す。「着・てい・た・ もの・を・ 脱ぎすてる。」「盗ま・れ・た・ 自転車・が・ 乗りすてられ・とる・の・が・ 見つかっ・た。」

ステン〔すてん〕【英語=stainlessの省略形】《名詞》  錆びないことを目的にした、鉄とニッケル、クロムの合金。「すてん・の・ 包丁(ほちょ)」〔⇒ステンレス〕

ステンレス〔すてんれす〕【英語=stainless】《名詞》 錆びないことを目的にした、鉄とニッケル、クロムの合金。「山陽電車・の・ すてんれす・カー」〔⇒ステン〕

スト〔すと〕【英語=strikeの省略形】《名詞、動詞する》 働く人が、要求をかかげて、一斉に仕事を休むこと。「このごろ・は・ 電車・の・ すと・が・ 無い・ので・ ありがたい。」〔⇒ストライキ〕

すど【簾戸】《名詞》 土間や座敷などにある、ガラスや紙などが張られていなくて縦の桟が密になっている格子戸。「夏・は・ すど・に・ 風・が・ 通っ・て・ 涼しー。」

すどおり〔すどーり〕【素通り】《名詞、動詞する》 立ち寄らないで、通り過ぎること。「すどーりし・たろ・(と・) 思(おも)・とっ・てん・けど・ あんた・に・ 見つかっ・ても・た。」

ストーブ〔すとーぶ〕【英語=stove】《名詞》 電気、ガス、石油、薪、炭などを使って部屋を暖める道具。「昔・は・ 石炭すとーぶ・で・ 煙・が・ よー・ 出・た・もんや。」

ストップ〔すとっぷ〕【英語=stop】《名詞、動詞する》 ①動いているものが止まること。動いているものを止めること。「事故・で・ 電車・が・ すとっぷし・た。」②交通信号などにおける止まれという合図、または言葉。「待て。すとっぷ、すとっぷ。」

ストライキ〔すとらいき〕【英語=strike】《名詞、動詞する》 働く人が、要求をかかげて、一斉に仕事を休むこと。「工場・が・ すとらいき・で・ 休ん・どる。」〔⇒スト〕

ストライク〔すとらいく〕【英語=strike ストライク】《名詞》 野球で、投手の投げた玉が、決められた範囲を通ること。「すとらいく・が・ 入ら・へん。」

すとんと《副詞》 ①ものを真下に落とす様子。ものが真下に落ちる様子。「かかえ・とっ・た・ もの・を・ すとんと・ 落とし・た。」「成績・が・ すとんと・ 落ちる。」②真っ直ぐなものが続く様子。「一本道・を・ すとんと・ 行く。」

ずどんと《副詞》 相手にぶち当たったりして、打撃を与える様子。「ずどんと・ 一発・ かまし・たれ。」

すな【砂】《名詞》 岩石が砕かれた、とても小さな粒。「浜・を・ 歩い・て・ 靴・に・ すな・が・ 入っ・た。」

すなお【素直】《形容動詞や》 ①性質が穏やかで、ひねくれていない様子。人に逆らうことがない様子。「すなおに・ 言(ゆ)ー・ こと・を・ 聞く・ 子」②曲がったり歪んだりしていない様子。「すなおな・ 文章・や・さかい・ わかりやすい。」

すなじ【砂地】《名詞》 ①砂ばかりの土地。砂の多い土地。「下・が・ すなじ・や・さかい・ 雨・が・ 降っ・ても・ じっきに・ 乾く。」②海底で、砂になっているところ。「すなじ・で・ 鰈・を・ 釣る。」

すなどけい〔すなどけー〕【砂時計】《名詞》 真ん中がくびれたガラス容器に砂を入れて、落ちる砂の量によって時間を計る仕掛け。「すなどけー・で・ 五分・ 計る。」

すなば【砂場】《名詞》  運動場や公園などの一画に囲いを作って、砂を入れた遊び場。「すなば・で・ トンネル・を・ 作る。」

すなはま【砂浜】《名詞》 砂が一面に広がっている海岸。「周り・は・ 埋め立て・を・ し・ても・た・さかい・ この・ 辺・の・ すなはま・は・ 貴重品・なん・や。」

すなぼこり【砂埃】《名詞》  細かい砂が、ほこりのように舞い上がったもの。「すなぼこり・が・ 立っ・て・ 目ー・ 開け・とら・れ・へん。」

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2014年1月20日 (月)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(380)

「明石日常生活語辞典…す」(10)

ずっしり《副詞と》 手応えや、ものの重みを強く感じさせる様子。「この・ 箱・は・ ずっしりと・ 重たい。」「小さい・ こと・に・は・ うろちょろし・ない・ ずっしりし・た・ 人」〔⇒ずしん〕

すってんてん《形容動詞や》 持っていた金銭やものなどがなくなってしまう様子。無一物になってしまう様子。「競馬・で・ すってんてんに・ なっ・ても・た。」〔⇒すっからかん〕

すっと《副詞、動詞する》 ①動きが滑らかに、すばやい様子。「燕・が・ すっと・ 飛ん・でいく。」「手ー・を すっと・ 出す。」②もやもやしていたものから解放されて、気持ちが良くなる様子。「屁ー・ こい・たら・ すっとし・た。」③まっすぐに長く伸びる様子。「枝・が・ すっと・ 伸び・とる。」

ずっと《副詞》 ①ある状態が長い間にわたって続く様子。「ずっと・ 野球・を・ し続け・てき・た。」②大きな差や違いがある様子。はるかに。うんと。「こーゆー・ やり方・の・ 方・が・ ずっと・ 早(はよ)ー・ 出来上がる。」

ずっとこせ《副詞に、形容動詞や》 ある動作や状態などを、休みなく続ける様子。「ずっとこせに・ 歩い・てき・た。」「ずっとこせーに・ 走っ・たら・ 倒れ・てまう・さかい・ いっぺん・ 休も・と・ 思う。」

すっとんとん《形容動詞や》 ①身に何もつけていない、裸の様子。「子ども・が・ すっとんとん・で・ 遊ん・どる。」②何も持っていない。無一物である。「競馬・で・ 負け・て・ すっとんとんに・ なっ・ても・た。」③遠くまで見渡せるほどの様子。遮るものがない様子。「家・の・ 中・が・ すっとんとんや。」〔①②⇒すっぽん、すっぽんぽん、すっぽんぽんのまるはだか、まるはだか〕

ずつない【術無い】《形容詞》 ①息苦しくて、気持ちが悪い。「咳・が・ 出・て・ 喉・が・ ずつない。」②満腹で動きにくい。「食い過ぎ・て・ ずつない・ねん。」③やりきれない気持ちである。「金・が・ 無(の)ー・て・ ずつない。」

すっぽかす《動詞・サ行五段活用》 約束を守らないで、放置しておく。「すっぽかし・て・ 約束・の・ 時間・に・ 来・なんだ。」

すっぽり《副詞と》 ①物がすっかり中に入っている様子。全体にかぶさっている様子。「すっぽり・ 布団・を・ 被る。」②全体が抜けたり漏れ落ちたりする様子。「酒・に・ 酔ー・て・から・の・ こと・は・ すっぽり・ 何・も・ 覚え・とら・へん・ねん。」

すっぽん【鼈】《名詞》 亀に似ているが、甲羅が柔らかい動物。「すっぽん・は・ くらいつい・たら・ 離れ・へん。」

すっぽん《名詞、形容動詞や》 ①身に何もつけていない、裸の様子。「すっぽんで・ 歩き回っ・たら・ あか・ん・がな。」②何も持っていない。無一物である。「今日・は・ すっぽんや・さかい・ おごっ・てくれ・へん・か。」〔⇒すっぽんぽん、すっぽんぽんのまるはだか、まるはだか、すっとんとん〕

すっぽんたび【鼈足袋】《名詞》 足にぴったりとくっつくようにできている、運動用の足袋。「毎年・ 運動会・に・は・ すっぽんたび・を・ 買(こ)ー・た。」

すっぽんぽん《名詞、形容動詞や》 ①身に何もつけていない、裸の様子。「風呂・から・ あがっ・て・ すっぽんぽん・の・ 時・に・ 電話・が・ かかっ・てき・た。」②何も持っていない。無一物である。「金・が・ 無(の)ー・て・ すっぽんぽんに・ なっ・ても・た。」〔⇒すっぽん、すっぽんぽんのまるはだか、まるはだか、すっとんとん〕

すっぽんぽんのまるはだか《名詞、形容動詞や》 ①身に何もつけていない、裸の様子。「夏・は・ すっぽんぽんのまるはだかで・ 寝・たい・なー。」②何も持っていない。無一物である。「会社・が・ 倒産し・て・ すっぽんぽんのまるはだか・に・ なっ・た。」〔⇒すっぽん、すっぽんぽん、すっとんとん、まるはだか〕

すてき【素敵】《形容動詞や》 非常に優れている様子。素晴らしい様子。「すてきな・ 着物」◆やや共通語的な意識で使う。

すてご【捨て子】《名詞》 何らかの事情で、親に置き去りにされた子。「病院・に・ すてご・を・ する・ 人・が・ あっ・た・ん・やて。」

すててこ《名詞》 男性用の、ひざ下まである下着。短い股引。「夏・は・ すててこ・で・ 家・の・ 中・を・ 歩い・とる。」

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2014年1月19日 (日)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(379)

「明石日常生活語辞典…す」(9)

すそ【裾】《名詞》 ①和服、洋服などの下のふち。「背中・の・ すそ・が・ 汚れ・とる・ぞ。」②順番に並べたときの最後のあたり。「学校・の・ 成績・は・ すそ・やっ・てん。」③髪の毛の末端。「すそ・は・ バリカン・で・ 刈る。」④兄弟姉妹のうち、いちばん後に生まれた子。「すそ・の・ 子ー・は・ まだ・ 小学生・や。」〔④⇒すえっこ、おとんぼ、おとご、おとんご〕

ずたずた《形容動詞や》 細かく切れ切れになる様子。「紙・を・ ずたずたに・ 破っ・てまう。」「鋏・で・ ずたずたに・ 切る。」「電車・の・ ダイヤ・が・ ずたずたに・ なっ・とる。」

すだれ【簾】《名詞》 日除けや目隠しなどにする目的に使う、細く裂いた竹や、葦の茎などを糸で編んだもの。「縁側・に・ すだれ・を・ 掛ける。」〔⇒す〕

スタンド〔すたんど〕【英語=stqnd】《名詞》 ①机の上などに置く、台の付いた電灯。「すたんど・で・ 机・を・ 照らす。」②自転車を止めるときに、立つようにする部分。「自転車・の・ すたんど・を・ 立てる。」〔①⇒でんきスタンド〕

スタンプ〔すたんぷ〕【英語=stamp】《名詞》 ①インクを付けて押すゴム印。ゴム印で押された印影。「シャチハタ・の・ すたんぷ」②郵便物の消印。「すたんぷ・を・ 押し忘れ・た・ 葉書・が・ 来・た。」

ずつ《副助詞》 ①同じ分量を割り当てるときに使う言葉。「一人・が・ 五枚・ずつ・ 取っ・てください。」②同じような程度を何度も繰り返すことを表す言葉。「ちょっと・ずつ・ 進ん・でいく。」

ずつう〔ずつー〕【頭痛】《名詞》 ①頭が痛むこと。「ずつー・の・ 薬」②困った事柄。心の痛み。「今・は・ 息子・が・ ずつー・や・ねん。」〔⇒あたまいた〕

すっかり《副詞》 ①残らず、全部。「すっかり・ 無い・よーに・ なっ・ても・た。」②まったく。「すっかり・ 秋・に・ なり・まし・た・なー。」〔①⇒こっきり、こっきら、こっきらこ、こっきらこい〕

すっからかん《形容動詞や》 ①空っぽである様子。中に何もない様子。「引っ越しし・て・ 家・の・ 中・は・ すっからかんに・ なっ・た。」②持っていた金銭やものなどがなくなってしまう様子。無一物になってしまう様子。「パチンコ・で・ すっからかんに・ なる。」〔②⇒すってんてん〕

すっきゃき【すき焼き】《名詞》 肉・豆腐・葱などを入れて、たれで煮焼きしながら食べる料理。「祭り・の・ 晩・は・ すっきゃき・を・ 食う。」〔⇒すきやき〕

すっきり《副詞と、動詞する》 ①さっぱりとして、気持ちがよい様子。「要ら・ん・ 物・を・ 捨て・て・ 部屋・の・ 中・が・ すっきりし・た。」②気持ちのもやもやがない様子。「頭痛(あたまいた)・が・ 治っ・て・ すっきりと・ し・た。」③複雑に入り組んでいなくて、わかりやすい様子。「すっきりし・た・ 話・で・ よー・ わかっ・た。」

ずっきん【頭巾】《名詞》 布で袋の形に縫って、頭や顔にかぶるもの。「ずっきん・を・ かぶっ・た・ 泥棒」「鞍馬天狗・の・ ずっきん」〔⇒ずきん〕

ズック〔ずっく〕【オランダ語=doek】《名詞》 ①木綿・麻などの糸で織った、厚い布。「ずっく・で・ でき・とる・ テント」②木綿・麻などの糸で作った、ゴム底の靴。「ずっく・ 履い・て・ 学校・へ・ 行く。」

すっこい《形容詞》 自分の利益のために、正しくないことをする。狡猾である。横着である。「後・から・ 来・て・ 前・へ・ 割り込む・の・は・ すっこい・ぞ。」〔⇒ずるい、ずるっこい、すこい、いしこい、こすい〕

すっこむ《動詞・マ行五段活用》 ①人や動物が、中に入って、外に出ない。閉じこもる。「風邪・ ひー・て・ 家・に・ すっこん・どっ・た。」②出ていたものが中に入る。「亀・の・ 首・が・ すっこん・だ。」「すっこん・だ・ 眼」③後ろへ下がって、表面に出ない。「退職し・て・から・は・ すっこん・で・ 自治会・の・ 役員・も・ やめ・ても・た。」〔⇒ひっこむ〕■他動詞は「すっこめる」

すっこめる《動詞・マ行下一段活用》 ①出ていたものを、中に入れる。「竿・の・ 先・を・ すっこめる。」「亀・が・ 首・を・ すっこめ・た。」②取り下げる。元に戻す。「前・に・ 言(ゆ)ー・た・ 話・を・ すっこめる。」〔⇒ひっこめる〕■自動詞は「すっこむ」

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2014年1月18日 (土)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(378)

「明石日常生活語辞典…す」(8)

ずしん《副詞と》 手応えや、ものの重みを強く感じさせる様子。「大きな・ 箱・を・ ずしんと・ 置い・た。」「ずしんと・ 肩・に・ こたえる。」〔⇒ずっしり〕

すす【煤】《名詞》 ①煙に混じっている黒い粉。「蝋燭・の・ すす」②煙とほこりが一緒になって、天井などにくっついているもの。「天窓・の・ とこ・に・ すす・が・ 溜まっ・とる。」

すず【鈴】《名詞》 中が空洞になっている丸い形の金属製や陶器製のものに、小さな玉などを入れて振って鳴らすもの。「猫・に・ すず・を・ つける。」

すすき【薄】《名詞》 秋の七草の一つで、細長い葉で、白くて長い穂を出し、山や野原に群がって生える植物。「すすき・に・ 穂ー・が・ 出る。」

すずき【鱸】《名詞》 河口にすみ、食用になる、1メートル近い魚。「すずき・の・ 小(こ)まい・の・が・ せいご・や。」

すすきにからまつ【薄に唐松】《名詞》 こよりの先に火薬を包み込んだ、小さな花火。「すすきにからまつ・を・ 買(こ)ー・てき・て・ 花火・を・ する。」◆はじける火の形をなぞらえた表現である。〔⇒せんこうはなび〕

すすける【煤ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①すすが付いて黒くなる。「すすけ・とる・ 窓・を・ 拭い・て・ 綺麗に・ する。」②古くなって薄汚れる。「本・の・ 表紙・が・ すすけ・とる。」

すずしい〔すずしー〕【涼しい】《形容詞》 暑さを感じないで、かすかに寒さを感じるような快い気温である。ひんやりとして、気持ちがいい。「風・が・ 吹い・て・ すずしー・なー。」

ずうずうしい〔ずーずーしー、ずーずしー〕【図々しい】《形容詞》 恥ずかしげもなく、厚かましい様子。自分勝手に好きなことをする様子。自分の利益になるように行動する様子。「自分・の・ こと・しか・ 考え・へん・よーな・ ずーずーしー・ 男・や」

すすはらい【煤払い】《名詞、動詞する》 建物の内外などにたまった、煙から生じた黒い粉やほこりなどを除いてきれいにすること。「年末・に・ みんな・で・ すすはらいする。」

すすむ【進む】《動詞・マ行五段活用》 ①前方や目的地などに向かって動く。「前・へ・ すすみ・なさい。」②程度が上がる。上達する。「算盤・の・ 三級・へ・ すすむ。」③ものごとが進行する。はかどる。「仕事・が・ ちょっと・ずつ・ すすむ。」④盛んになる。勢いがつく。積極的にそうしようとする。「行け・と・ 言(ゆ)わ・れ・ても・ 気持ち・が・ すすま・へん。」⑤時計が、正しい時刻より早まる。「一日・に・ 一分・も・ すすむ・ 時計・は・ 困る・なー。」

すずむ【涼む】《動詞・マ行五段活用》 風にあたって、暑さを避ける。「床几・で・ すずん・で・ 将棋・を・ する。」「扇風機・で・ すずむ。」

すずむし【鈴虫】《名詞》 雄は鈴を振るような澄んだ声で鳴く、触角が長くて黒褐色をした昆虫。「すずむし・が・ 綺麗な・ 声・で・ 鳴い・とる。」

すずめ【雀】《名詞》 人家の近くに群れをなしてすむ、茶色の小さな鳥。「すずめ・を・ 空気銃・で・ 撃つ。」〔⇒ちゅんちゅん〕

すすめる【進める】《動詞・マ行下一段活用》 ①物事をはかどらせる。「仕事・を・ どんどん・ すすめる。」「その・ 話・は・ 賛成・でっ・さかい・ 前・へ・ すすめ・てください。」②時計の針を早める。「昔・は・ 一時間・ すすめる・ サマータイム・ 言(ゆ)ー・の・が・ あっ・た。」

すすめる【勧める】《動詞・マ行下一段活用》 良いと思われることを、人にもするようにと誘う。「旅行・に・ 一緒に・ 行か・へん・か・と・ すすめ・た。」

すずり【硯】《名詞》 石や瓦などで作り、墨を水で練りおろすのに使う道具。「すずり・に・ 水・を・ 入れ・て・ 擦る。」〔⇒すずりいし〕

すずりいし【硯石】《名詞》 石や瓦などで作り、墨を水で練りおろすのに使う道具。「値打ちもん・の・ すずりいし・や。」〔⇒すずり〕

すずりばこ【硯箱】《名詞》 書道に使う、硯、墨、筆などを入れておく箱。「すずりばこ・を・ 机・の・ 上・に・ 置く。」

すする【啜る】《動詞・ラ行五段活用》 息とともに、ずるずると吸い込む。「風邪・を・ ひー・て・ 鼻・を・ すする。」「饂飩・を・ すする。」「汁・を・ すする。」

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2014年1月17日 (金)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(377)

「明石日常生活語辞典…す」(7)

ずこう〔ずこー〕【図工】《名詞》 絵を描いたり、物を作ったりする、小学校の教科。◆「ずがこうさく〔ずがこーさく〕【図画工作】」をつづめて言う言葉。「ずこー・は・ 好きや・けど・ 音楽・は・ 苦手や。」〔⇒ずがこうさく、ずが〕

すこし【少し】《副詞、形容動詞や》 数量などが僅かである様子。「すこし・だけ・や・けど・ 値段・が・ 下がっ・た。」「すこしや・けど・ どーぞ・ 食べ・てください。」〔⇒ちょっと〕

すごす【過ごす】《動詞・サ行五段活用》 ①その状態のままにしておく。無視する。「一本・ すごし・て・ 次・の・ 電車・に・ 乗っ・た。」②時間を使う。時間が過ぎていくのにまかせる。「寝・て・ すごし・た。」

すこすこ《副詞と、形容動詞や、動詞する》 ①少し堅いが、歯切れのよい口触りである様子。「すこすこし・た・ 蓮根・で・ 美味い。」②風や冷気などによって、肌寒く感じる。「背中・が・ すこすこする。」

すこたん《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①手応えがないこと。目標などに当たらないこと。「てっころ〔=木槌〕・で・ すかたん・ 叩い・て・ 手・が・ しびれ・た。」②くじや抽選などに当たらないこと。あてが外れること。はずれ。「福引き・の・ すこたん・の・ 券・ 十枚・で・ キャラメル・を・ 一箱・ くれ・た。」③見当違いなことをして失敗すること。「人・の・ 言(ゆ)ー・とる・ こと・を・ 聞か・んと・ すこたんな・ こと・を・ し・とる。」④期待はずれであること。期待が裏切られること。「会社・を・ 変わっ・たら・ すこたんな・ 給料・しか・ くれ・なんだ。」〔⇒すか、すかたん、はずれ〕

スコップ〔すこっぷ〕【英語=schop】《名詞》 土や砂などをすくったり、穴を掘ったりするための道具。「すこっぷ・で・ 庭・に・ 穴・を・ 掘る。」

すこぶ【酢昆布】《名詞》 酢・砂糖などで漬けた、おやつにする昆布。「遠足・に・ すこぶ・を・ 持っ・ていく。」

すこべ【透か屁】《名詞、動詞する》 音のしない屁。こっそりとする屁。「すこべ・ こい・た・ やつ・が・ おる・みたいや。」〔⇒すかべ〕

すごろく【双六】《名詞》 紙面に多くの区画を作って進む順序を決めておいて、サイコロを振って進んで、あがりに到達することを競う遊び。「雑誌・の・ 付録・の・ すごろく・で・ 遊ぶ。」

すし【寿司】《名詞》 ①酢で味を付けたご飯の上に魚・貝・野菜などを載せて、にぎったり混ぜたりして作った食べ物。「鯖・の・ すし」②ご飯や具を海苔で巻いたもの。「太巻き・の・ すし」

すじ【筋】《名詞》 ①点が動いた跡。「紙・の・ 上・に・ すじ・を・ 引く。」②糸のように、細長いもの。「白い・ 雲・が・ 三つ・の・ すじ・に・ なっ・とる。」③電車、バスや、道路の通る経路。「どの・ すじ・の・ 市電・に・ 乗っ・たら・ えー・の・やろ・か。」④街。細長く続いている通り。「本町・の・ すじ・に・ ある・ お菓子屋さん」⑤動物の体を動かすために、細い筋(すじ)が集まってできている運動器官。「走っ・て・から・ すじ・が・ 痛(いと)ー・ なっ・た。」⑥血管。特に、皮膚の表面に浮き上がって見える血管。「顔・に・ すじ・を・ 立て・て・ 怒っ・とる。」⑦植物の繊維質。「すじ・の・ 多い・ 芋」⑧血統や家柄。「長生き・を・ する・ すじ」⑨物語や映画などの大まかな内容。また、それを書きつづったもの。「話・の・ すじ・を・ 聞い・たら・ その・ 本・を・ 読み・とー・ なっ・た。」⑩ものごとの道理。順序。論理的な正しさ。「すじ・の・ 通っ・た・ 考え方・を・ する・ 人・や。」〔①②③⇒せん。⑤⇒きんにく。⑨⇒すじがき。⑩⇒すじみち〕

すじかい【筋交い】《名詞》 ①斜めに交差していること。斜め前の方角。「すじかい・の・ 家」②家の柱と柱の間に斜めに取り付ける材木。「すじかい・を・ 入れる。」〔①⇒はすかい〕

すじがき【筋書き】《名詞》 物語や映画などの大まかな内容。また、それを書きつづったもの。「面白い・ すじがき・の・ 話・や。」〔⇒すじ〕

すじみち【筋道】《名詞》 ものごとの道理。順序。論理的な正しさ。「すじみち・(を・) 立て・て・ 話・を・ せ・なんだら・ 何・(を・) 言(ゆ・とる・ん・か・ わから・へん・やん。」〔⇒すじ〕

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2014年1月16日 (木)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(376)

「明石日常生活語辞典…す」(6)

スクーター〔すくーたー〕【英語=scooter】《名詞》 膝を揃えて乗る、エンジンで動かして車輪の小さな二輪車。「すくーたー・で・ 買い物・に・ 行く。」

すくすく《副詞と》 元気よく、勢いを伴って育つ様子。「孫・が・ すくすく・ 大(おー)け・ なっ・た。」

ずくずく《形容動詞や》 雨や水などに、したたるほどに濡れている様子。「雨・に・ 降ら・れ・て・ 服・が・ ずくずくに・ なっ・た。」〔⇒じゅくじゅく、びしょびしょ〕

すくない【少ない】《形容詞》 数や量が僅かである。「残り・の・ お金・が・ すくない。」〔⇒すけない〕■対語=「おおい」

すくないめ【少ない目】《名詞、形容動詞や》 普通に比べて、あるいは予期していたことに比べて、数や量が僅かであること。「ご飯・は・ すくないめに し・てんか。」◆「すくなめ」よりも「すくないめ」を使う方が日常語らしいと思われる。〔⇒すくなめ、すけなめ、すけないめ〕■対語=「おおめ」「おおいめ」

すくなめ【少な目】《名詞、形容動詞や》 普通に比べて、あるいは予期していたことに比べて、数や量が僅かであること。「塩・を・ すくなめに・ 入れる。」〔⇒すくないめ、すけなめ、すけないめ〕■対語=「おおめ」「おおいめ」

スクリュー〔すくりゅー〕【英語=screw】《名詞》 扇風機の羽根のような形をして、船を進める装置。「すくりゅー・の・ 付い・とる・ 機械船」

すけ【助け】《名詞》 手助けすること。手伝うこと。加勢すること。「友だち・の・ 宿替え・の・ すけ・に・ 行こ・-・と・ 思(おも)・とる・ねん。」

すけ【助】《接尾語》 あまり望ましくないことに対して、非難したり批判したりする気持ちがあることを、人の名前のようになぞらえて言う言葉。「寝坊(ねぼ)すけ」「飲みすけ」「食いすけ」

スケート〔すけーと〕【英語=skate】《名詞、動詞する》底に金具の刃がついている靴を履いて、氷の上を滑るスポーツ。「氷・の・ 上・で・ すけーとする。」

ずけずけ《副詞と》 遠慮しないで、ものを言う様子。単刀直入に言う様子。「あいつ・に・は・ ずけずけ・ 言わ・れ・ても・ 腹・が・ 立た・ん・なー。」〔⇒ずけっと〕

ずけっと《副詞》 遠慮しないで、ものを言う様子。単刀直入に言う様子。「ずけっと・ 言わ・なんだら・ あいつ・は・ 気ー・ 付け・へん・」〔⇒ずけずけ〕

すけない【少ない】《形容詞》 数や量が僅かである。「今日・は・ お客さん・が・ すけない。」〔⇒すくない〕■対語=「おおい」

すけないめ【少ない目】《名詞、形容動詞や》 普通に比べて、あるいは予期していたことに比べて、数や量が僅かであること。「冬休み・の・ 宿題・は・ すけないめや・さかい・ 嬉しー・なー。」〔⇒すくないめ、すくなめ、すけなめ〕■対語=「おおめ」「おおいめ」

すけなめ【少な目】《名詞、形容動詞や》 普通に比べて、あるいは予期していたことに比べて、数や量が僅かであること。「昨日・ 飲ん・だ・さかい・ 今日・の・ 朝飯・は・ すけなめに・ 食べ・てん。」〔⇒すくないめ、すくなめ、すけないめ〕■対語=「おおめ」「おおいめ」

すける【助ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①ものごとがうまくいくように力を添える。手助けをする。「手ー・を・ すける。」「食べる・の・を・ すける。」②軽く持ち上げる。「ちょっと・ そっち側・を・ 持っ・て・ すけ・てんか。」〔①⇒たすける、てつだう〕

すける【透ける】《動詞・カ行下一段活用》 薄い物を通して向こう側が見える。「スカート・が・ すけ・てまっ・せ。」〔⇒すく〕

すこい《形容詞》 自分の利益のために、正しくないことをする。狡猾である。横着である。「横取りする・の・は・ すこい・ぞー。」〔⇒ずるい、ずるっこい、すっこい、いしこい、こすい〕

すごい【凄い】《形容詞》 ①程度が甚だしい。「雲・が・ すごい・ 出・てき・た・ 思(おも)・たら・ 急に・ 降っ・てき・た。」②素晴らしい。「すごい・なー。褒め・たる・よ。」〔⇒ごつい、ごっつい〕

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2014年1月15日 (水)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(375)

「明石日常生活語辞典…す」(5)

すききらい【好き嫌い】《名詞》 好むことと好まないこと。選り好み。「すききらい・ 言(ゆ)ー・とっ・たら・ 丈夫な・ 体・に・ なら・れ・へん・ぞ。」

すきずき【好き好きや】《形容動詞や》 人によって好みが違う様子。「みんな・ すきずきな・ 所・で・ 弁当・を・ 食べ・とる。」

すきとおる〔すきとーる〕【透き通る】《動詞・ラ行五段活用》 ①表面にあるものや、遮っているものを通して、透けて向こうがよく見える。「沖縄・の・ すきとーっ・た・ 海・は・ 綺麗やっ・た。」②声などが澄んで、よく通る。「すきとーっ・た・ 声・で・ 歌う。」

すぎな【杉菜】《名詞》 地下茎から土筆が出てくる、野原や土手などに生える植物。「すぎな・が・ ある・さかい・ 土筆・も・ 見つかる・ はず・や。」

すきま【隙間】《名詞》 物と物と間の、あいているところ。「すきま・に・ 挟まっ・ても・て・ 取ら・れ・へん。」「すきま・から・ 風・が・ 吹き込ん・でき・て・ 寒い。」〔⇒すき〕

すきまかぜ【隙間風】《名詞》 戸、障子、窓などの隙間から入ってくる寒い風。「田舎・の・ 家・や・さかい・ すきまかぜ・で・ 寒(さぶ)い・ねん。」

すきやき【すき焼き】《名詞》 肉・豆腐・葱などを入れて、たれで煮焼きしながら食べる料理。「冬・は・ すきやき・が・ 美味い・なー。」〔⇒すっきゃき〕

すぎる【過ぎる】《動詞・ガ行上一段活用》  ①時間や場所などが移っていく。経過する。「知ら・ん・ 間ー・に・ 半年・も・ すぎ・ても・た。」「電車・は・ もー・ 神戸・を・ すぎ・た。」②ものごとが、数量・程度や時間などの限界をこえる。「忘れ・とっ・て・ 締め切り日・を・ すぎ・ても・とっ・た。」「六十・の・ 坂・を・ 過ぎ・て・ 体・が・ しんどなっ・てき・た。」

すぎる【過ぎる】《動詞の連用形および形容詞・形容動詞の語幹に接続する接尾語。動詞としての働き・ガ行上一段活用》  ものごとの程度がこえていることを表す言葉。「きつい・ こと・を・ 言ーすぎ・たら・ あか・ん・よ。」「食いすぎる」「少なすぎる」「元気すぎる」

ずきん【頭巾】《名詞》 布で袋の形に縫って、頭や顔にかぶるもの。「防空・ずきん」「赤・ずきん」〔⇒ずっきん〕

すく【好く】《動詞・カ行五段活用》 愛情を感じる。心が引かれる。いいと思う。「人・の・ 世話・を・ する・の・を・ すい・て・ 何・でも・ 引き受け・てくれる。」「みんな・に・ すか・れ・とる。」■対語=「きらう」

すく【空く】《動詞・カ行五段活用》 ①隙間ができる。「柱・と・ 障子・の・ 間・が・ すい・とる。」②詰まっているものがなく、まばらになる。少なくなる。「おなか・が・ すい・た。」「電車・が・ すい・とる。」③時間の空きができる。ひまになる。忙しくなくなる。「手ー・が・ すい・とっ・たら・ 手伝(てつど)ー・てくれ・へん・か。」

すく【透く】《動詞・カ行五段活用》 薄い物を通して向こう側が見える。物と物の間から向こう側が見える。「外側・が・ すい・て・ 見える。」〔⇒すける〕

すく【鋤く】《動詞・カ行五段活用》  田畑を鋤などを使って掘り返す。「畑・を・ すい・て・ 種・を・ 蒔く・ こしらえ〔=準備〕・を・ する。」

すく【梳く】《動詞・カ行五段活用》 ①髪の毛を櫛でとかす。「髪・の・ 毛ー・を・ 櫛・で・ すく。」「犬・の・ 毛ー・お・ すい・たる。」②水にとかしたものを、薄く伸ばす。「海苔・を・ すく。」

すぐ【直ぐ】《副詞に》 時間や距離を置かず、近い様子を表す言葉。「すぐに・ 行き・まっ・さ。」「すぐ・ 隣・の・ 家」

すくう〔すくー〕【救う】《動詞・ワア行五段活用》 危ないことや困ったことから抜け出させるために、手を貸して援助する。「溺れ・とる・ 子・を・ すくー・たる。」〔⇒たすける〕

すくう〔すくー〕【掬う】《動詞・ワア行五段活用》 ①液体や粉末などを、下から上へ汲み上げる。「魚・を・ 網・で・ すくー・た。」「水・を・ 手ー・で・ すくー・て・ 飲む。」②液体の中からものを取り出す。「魚・を・ 網・で・ すくう。」

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2014年1月14日 (火)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(374)

「明石日常生活語辞典…す」(4)

すかす【空かす】《動詞・サ行五段活用》 腹を減らす。空腹を感じる。「みんな・は・ 腹・を・ すかし・て・ 待っ・とる・やろ・なー。」

すかす【透かす】《動詞・サ行五段活用》  ①隙間や物を通して見る。「垣・の・ 合間・から・ すかし・て・ 見る。」②紙でできているものなどの裏や中身が見えやすいようにする。「封筒・を・ すかし・て・ 何・が・ はいっ・とる・か・ 見・てみる。」

すかす【賺す】《動詞・サ行五段活用》 ①相手を言いくるめたりして、うまく外す。「すかし・て・ 今日・は・ 行く・ こと・を・ やめ・た。」②相手をなだめる。機嫌をとる。「泣い・とる・ 子ども・を・ すかす。」

すかすか《形容動詞や》 ①紙などが薄くて、透けて見えるような様子。「すかすかの・ 封筒・に・ 入れ・たら・ 中身・が・ わかっ・てしまう・やろ。」②中身が乏しくて、からっぽに近いような様子。「給料袋・は・ すかすかで・ 一万円札・が・ ちょっと・しか・ 入っ・とら・ん。」③根菜の芯に隙間ができている様子。「すかすかの・ 大根」

すがた【姿】《名詞》 ①人やものの身なりや形。「役者・の・ すがた・に・ 惚れる。」②全体としての存在感。「親父・の・ すがた・が・ 見え・へん。」〔①⇒かっこう〕

すかたん《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①手応えがないこと。目標などに当たらないこと。「釘・を・ すかたん・ 打っ・て・ 金槌・で・ 手ー・ たたい・た。」②くじや抽選などに当たらないこと。あてが外れること。はずれ。「くじ運・が・ 弱い・さかい・ すかたん・ばっかり・ 引ー・た。」③見当違いなことをして失敗すること。「仕事・を・ すかたんし・て・ 怒鳴ら・れ・た。」④期待はずれであること。期待が裏切られること。「あいつら・ 三振・ばっかり・ し・て・ ほんまに・ すかたんな・ やつ・や。」〔⇒すか、すこたん、はずれ〕

すかっと《副詞》 ①さわやかな感じを伴う様子。「すかっと・ し・た・ 味・の・ ジュース」②気持ちよくものが切れる様子。「西瓜・を・ すかっと・ 二つ・に・ 切る。」

すかべ【透か屁】《名詞、動詞する》 音のしない屁。こっそりとする屁。「誰・か・ すかべ・を・ こい・た・な。」〔⇒すこべ〕

すかみたい《形容動詞や》 手応えがない様子。期待はずれである様子。とるにたりない様子。「すかみたいな・ 点数・を・ 取っ・た・ん・や・なー。」

ずがら【図柄】《名詞》 配置されている図や形や模様。デザイン。「昔・の・ 百円玉・と・は・ 違う・ ずがら・の・ お金」「手拭い・の・ ずがら」

ずかん【図鑑】《名詞》 動物・植物・その他のものを、絵を見てわかるようにした本。「花・の・ ずかん・を・ 見る・の・が・ 好きや。」

すき【好き】《形容動詞や》 ①気に入っている様子。心が引かれる様子。「あの・ 人・が・ 好きや。」「旅行・が・ すきな・ん・や。」②好みである様子。自分の判断に従う様子。「すきで・ やっ・とる・ 仕事・や・さかい・ 人・が・ どない・ 言ー・ても・ 気・に・ なら・へん。」③したいようにする様子。「みんな・が・ すきな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・さかい・ まとまら・へん。」〔②③⇒すきかって〕

すき【隙】《名詞》 ①油断しているところ。気のゆるみ。「すき・が・ 無(の)ー・て・ 斬り込ま・れ・へん。」②物と物と間の、あいているところ。「板・の・ すき・に・ 落ち・た。」〔②⇒すきま〕

すぎ【杉】《名詞》 建築や器具製作などの広い用途に使われる、針のような葉をもっている、背の高い常緑樹。「すぎ・の・ 香り・の・ する・ 桶」

すぎ【過ぎ】《接尾語》 ①その時刻や年齢などを超えたことを表す言葉。「五時すぎ・に・ 目・が・ 覚め・た。」「五十すぎ・の・ 男」②その程度が度を超していることを表す言葉。「食いすぎ」「さぼりすぎ」◆①の場合は数値を表す言葉に付き、②の場合は動詞の連用形に付く。

スキー〔すきー〕【英語=ski】《名詞、動詞する》 一対の細長い板を両足につけて、雪の上を滑るスポーツ。また、その細長い板。「修学旅行・で・ すきー・に・ 行く。」

すきかって【好き勝手】《形容動詞や》 ①好みである様子。自分の判断に従う様子。「食堂・で・ すきかってな・ もの・を・ 注文する。」②したいようにする様子。「すきかってな・ 方・へ・ 行か・よーに・ し・て・ この辺・に・ おっ・てください。」〔⇒すき〕

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2014年1月13日 (月)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(373)

「明石日常生活語辞典…す」(3)

すうじ〔すーじ〕【数字】《名詞》 数を表すのに用いる文字。「すーじ・を・ 書き写す・ とき・に・ 間違え・た。」◆日常としては、漢数字とアラビア数字の両方を使う・アラビア数字を「さんようすうじ〔さんよーすーじ〕【算用数字】」と言うことがある。

ずうずうしい〔ずーずーしー、ずーずしー、ずずしー〕【図々しい】《形容詞》 恥を恥とも感じないほど、厚かましい様子。自分勝手に、好きなことをする様子。自分の利益になるように行動する様子。「家・の・ 前・の・ 道・に・ もの・を・ 干し・て・ ずーずーしー・ 人・や・なー。」

ずうたい〔ずーたい〕【図体】《名詞》 体格。体つき。「大けな・ ずーたい・ し・とっ・て・ 喧嘩・は・ 弱い。」〔⇒から、がら、なり〕

ずうとい〔ずーとい〕【図太い】《形容詞》 少しぐらいのことには動じない様子。開き直った感じで、ふてぶてしい様子。「ちょっと・ぐらい・ ずーとーなかっ・たら・ 生き・ていか・れ・へん・よ・なー。」〔⇒ずぶとい〕

すうどん【素饂飩】《名詞》 具の入っていない饂飩。「すうどん・と・ どんぶり飯・を・ 食う。」◆実際には、葱だけが入れられることが多い。関東で言う「かけ饂飩」にあたる。

スープ〔すーぷ〕【英語=soup】《名詞》 肉や野菜を煮たものに味を付けた汁。「昼ご飯・は・ パン・と・ すーぷ・に・ する。」

すうりょう〔すーりょー〕【数量】《名詞》 ものの数。分量。「荷物・の・ すーりょー・を・ 調べる。」

すえ【末】《名詞》 ①年や月の終わりや、ある期間の終わり。「二月・の・ すえ・は・ まだ・ 寒い・ 日ー・が・ 続く。」②もののいちばん先端。末端。「すえ・に・ 並ん・どっ・たら・ もらわ・れ・へん・なんだ。」

すえつける【据え付ける】《動詞・カ行下一段活用》 ものを、ある場所に動かないように固定して置く。「発動機・を・ すえつける。」◆「すえる」と比較すると、「すえつける」には、固定するための何らかの作業が加わるように思われる。〔⇒すえる〕

すえっこ【末っ子】《名詞》 兄弟姉妹のうち、いちばん後に生まれた子。「すえっこ・は・ 甘えた・で・ 困り・ます。」〔⇒おとんぼ、おとご、おとんご、すそ〕

すえる【据える】《動詞・ア行下一段活用》 ①じっとして動かないようにする。「腰・を・ すえ・て・ 仕事・を・ する。」②ものを、ある場所にしっかりと置く。位置を決めて置く。「植木鉢・を・ 置く・ 台・を・ すえる。」「あの・ 人・を・ 会長・に・ すえ・たら・ えー。」〔②⇒すえつける〕■自動詞は「すわる」

すえる【饐える】《動詞・ア行下一段活用》 食べ物や飲み物が腐って、酸っぱい味や臭いがする。「夏・は・ じっきに・ 飯・が・ すえる。」

すか《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①手応えがないこと。目標などに当たらないこと。「投網・を・ 打っ・た・けど・ すかやっ・た。」②くじや抽選などに当たらないこと。あてが外れること。はずれ。「福引き・を・ 引ー・た・けど・ すか・ばっかり・やっ・た。」③見当違いなことをして失敗すること。「電車・の・ 時間・を・ すかし・て・ 駅・へ・ 行っ・て・ 半時間・も・ 待た・さ・れ・た。」④期待はずれであること。期待が裏切られること。「新任・三人・の・ うち・ 一人・は・ すかやっ・た。」〔⇒すかたん、すこたん、はずれ〕

ずが【図画】《名詞》 ①絵を描くこと。また、描いた絵。「夏休み・の・ 宿題・で・ ずが・を・ 三枚・ 描く・ねん。」②絵を描いたり、物を作ったりする、小学校の教科。◆「ずがこうさく〔ずがこーさく〕【図画工作】」という言葉の後半を省いて言う言葉。「ずが・の・ 時間・に・ 写生する。」〔②⇒ずがこうさく、ずこう〕

スカート〔すかーと〕《英語=skirt》 腰の部分から下を覆う、女の人の着る筒形の洋服。「スカート・が・ めくれる。」

ずがこうさく〔ずがこーさく〕【図画工作】《名詞》 絵を描いたり、物を作ったりする、小学校の教科。「ずがこーさく・の・ 時間・に・ 外・へ・ 写生・に・ 行く。」〔⇒ずこう、ずが〕

すかし【透かし】《名詞》 紙を光にかざすと見えるようにしてある模様や文字。「一万円札・の・ すかし」

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2014年1月12日 (日)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(372)

「明石日常生活語辞典…す」(2)

すいすい《副詞と》 滞りなく、軽やかに進む様子。「蜻蛉(とんぼ)・が・ すいすいと・ 飛ん・どる。」「問題・が・ すいすいと・ 解ける。」「すいすい・ 泳ぐ。」

すいすい《名詞》 いたどり。

すいせん【水仙】《名詞》 春のはじめに、香りの良い白・黄色の花を横向きに咲かせる植物。「淡路・の・ すいせん・の・ 名所・へ・ 見・に・ 行っ・た。」

すいぞっかん【水族館】《名詞》 水にすむ生き物を集めて、生きたままの様子を見せるようにした施設。「遠足・で・ 須磨・の・ すいぞっかん・へ・ 行っ・た。」

すいた【簀板】《名詞》 細い板を横に並べて間を空かして張り付けたもの。「すいた・の・ 上・を・ 歩く。」〔⇒す、すのこ〕

すいつく【吸い付く】《動詞・カ行五段活用》 吸ってくっつく。ぴったりとくっつく。「蛸・に・ すいつか・れ・た。」「針・が・ 畳・に・ すいつい・て・ 取れ・へん。」

スイッチ〔すいっち〕【英語=switch】《名詞》 電流を止めたり、通したり、切り替えたりする装置。「扇風機・の・ すいっち・を・ 切る。」

すいとう〔すいとー〕【水筒】《名詞》 飲み水を入れて携帯するための容器。「弁当・と・ すいとー・を・ 忘れ・ん・よーに・ しー・や。」

すいどう〔すいどー〕【水道】《名詞》 ①飲料水を各家庭などに送るための設備。「すいどー・が・ 無い・ とき・は・ 井戸・の・ 水・を・ 風呂・まで・ 運ん・だ。」②飲料水を送るための管。「すいどー・が・ 凍っ・た・さかい・ 湯ー・を・ かけ・て・ 溶かす。」

スイトピー〔すいとぴー〕【英語=aweet pea】《名詞》 つる性の茎に、春、蝶の形に似たとりどりの色が咲く草花。「紫色・の・ すいとぴー」

すいとりがみ【吸い取り紙】《名詞》 手などを汚さないようにするために、書いたばかりのインクや、押したばかりのスタンプの水分などを吸って取る紙。「判子・を・ 押し・て・ すいとりがみ・を・ あてる。」

すいとる【吸い取る】《動詞・ラ行五段活用》  ①吸い出して取る。「牛乳パック・の・ 底・の・ 方・を・ ストロー・で・ すいとる。」②吸うような感じで、中に収め入れる。「こぼし・た・ 水・を・ 雑巾・で・ すいとる。」

すいな【粋な】《連体詞》 ①一風、変わった。「コーラ・と・ 言(ゆ)ー・の・は・ すいな・ 味・が・ する・ 食べ物・や・なー。」②地味で渋い感じがする。「すいな・ 着物・を・ 着・とる・なー。」

すいにいる【水に入る】《動詞・ラ行五段活用》 水の中に潜る。「すいにいっ・て・ 魚・を・ 突い・て・ 獲る。」

すいぶん【水分】《名詞》 ものに含まれている水の量。「すいぶん・の・ 多い・ トマト」〔⇒みずけ〕

すいへい〔すいへー〕【水平】《名詞、形容動詞や》 表面が、静かな水面のように、上がり下がりがなく平らなこと。「坂・が・ 無(の)ー・て・ 道・が・ すいへー・に・ 続い・とる。」

すいへいせん〔すいへーせん〕【水平線】《名詞》 空と海が接して見える、平らな線。「すいへーせん・に・ お日さん・が・ 沈ん・だ。」

すいもん【吸い物】《名詞》 野菜や魚などを入れて、味付けをした透き通った汁。「松茸・の・ すいもん・の・ 香り・が・ 良(え)ー。」〔⇒すまし、すましじる〕

すいよう〔すいよー〕【水曜】《名詞》 火曜の次の日。「先週・の・ すいよー・は・ 雨・やっ・た。」〔⇒すい、すいようび〕

すいようび〔すいよーび〕【水曜日】《名詞》 火曜の次の日。「すいよーび・に・ ゴミ・の・ 回収・が・ ある。」〔⇒すい、すいよう〕

すいれん【睡蓮】《名詞》 池などに生え、葉は水面に浮き、夏に白・桃色などの花を咲かせる植物。「公園・の・ すいれん・が・ 咲い・た。」

すう〔すー〕【吸う】《動詞・ワア行五段活用》 ①空気や水や液体を、鼻や口から取り入れる。「赤ちゃん・が・ 乳・を・ すー・とる。」「人・の・ 煙草・の・ 煙・を・ すー・の・は・ 嫌な・ん・や。」②水分や養分などを取り込む。「よー・ 水・を・ すー・ 花・や。」③水分がなくなる。「夏・は・ 水・を・ 撒い・ても・ じっきに・ 土・が・ すー・てまう。」

すうがく〔すーがく〕【数学】《名詞》 数や図形などについて研究する学問。「中学校・の・ 時・から・ すーがく・は・ 苦手やっ・た。」

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2014年1月11日 (土)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(371)

「明石日常生活語辞典…す」(1)

す〔すー〕【巣】《名詞》 鳥・虫などが籠もってすむところ。ねぐら。「軒・に・ 燕・が・ すー・を・ 作り・よっ・た。」「鳥・の・ すー・みたいな・ ぼさぼさの・ 頭・の・ 毛ー。」

す〔すー〕【酢】《名詞》 食べ物の味付けに使う酸っぱい液体。「寿司飯・に・ 入れる・ すー」

す〔すー〕【簾】《名詞》 日除けや目隠しなどにする目的に使う、細く裂いた竹や、葦の茎などを糸で編んだもの。「夏・に・ なっ・たら・ えんげ〔=縁側〕・に・ すー・を・ ぶらくる〔=吊す〕。」〔⇒すだれ〕

す〔すー〕【簀】《名詞》 細い板や竹を、隙間を開けて横に並べて、編んだり木に打ちつけたりしたもの。「廊下・に・ すー・を・ 並べる。」〔⇒すのこ〕

す〔すー〕【鬆】《名詞》 ①根菜の芯にできる隙間。「大根・に・ すー・が・ 入っ・とる。」②七輪の中などに置く火格子。「焜炉・の・ すー」③火の上の方に置く焼き網。「練炭・の・ 上・に・ すー・を・ 置い・て・ するめ・を・ 焼く。」

す《助動詞》 他の人に何かをさせるという意味を表す言葉。「子ども・を・ 寝ら・す。」「薬・を・ 飲ま・す。」「言(ゆ)ー・て・ 聞か・す。」「パン・を・ 買い・に・ 走ら・す」〔⇒さす、らす〕

ず〔ずー〕【図】《名詞》 ①物の形や様子を描いたもの。「ずー・(を・) 書い・て・ 道案内・(を・) する。」②面や線などからできあがっている形。「教科書・に・ 載っ・とる・ ずー」

ず〔ずー〕《名詞》 野菜などの実の真ん中にある、種などを含んで、ねばねばした部分。「瓜・の・ ずー・は・ 甘(あも)ー・て・ うまい。」

ず《助動詞》 打ち消しの意味を表す言葉。「昨日・は・ 行っ・た・けど・ 今日・は・ 行か・ず・や。」「時間・が・ 無(の)ー・て・ 昼飯・ 食わ・ず・に・ すん・でも・た。」「徹夜し・て・ 寝・ず・やっ・た。」

すあげ【素揚げ】《名詞、動詞する》 魚、野菜などを、小麦粉を付けないで油で揚げたもの。「さつまいも・の・ すあげ」

すい【水】《名詞》 ①海や池などの水。「すい・に・ もぐっ・て・ 魚・を・ 捕まえる。」②火曜の次の日。「すい・が・ 定休日・や。」〔②⇒すいよう、すいようび〕

すい〔すいー〕【酸い】《形容詞》 酸味があって、酢のような味がする。「ごっつい・ すいー・ 梅干し・や・なー。」

すいえい〔すいえー〕【水泳】《名詞、動詞する》 水の中を泳ぐこと。「七月・に・ なっ・たら・ すいえー・の・ 授業・が・ ある。」

すいか【西瓜】《名詞》 夏に、水分が多く甘い大きな実をつける作物。「すいか・を・ 食ー・たら・ 夏・に・ なっ・た・なー・と・ 思う。」「井戸・に・ すいか・を・ 浸け・とく。」

すいがい【水害】《名詞》 人家や田畑などが、洪水などによって受ける被害。「すいがい・で・ 田圃・が・ いか・れ・ても・た。」

ずいき【芋茎】《名詞》 食用にする里芋類の茎。「ずいき・を・ 炊く。」

すいぎん【水銀】《名詞》 銀色をしていて重い、常温で液体の金属元素。「寒暖計・に・ すいぎん・が・ 入っ・とる。」

すいくち【吸い口】《名詞》 瓶、食器、ストローなどで、食べ物や飲み物などを吸う位置。口で吸う部分。「すいくち・を・ 噛ん・でも・たら・ 牛乳・を・ 吸わ・れ・へん。」〔⇒のみくち、たべくち〕

すいこむ【吸い込む】《動詞・マ行五段活用》 液体や気体を吸って中へ入れる。「煙草・の・ 煙・を・ すいこむ。」「掃除機・が・ ごみ・を・ すいこむ。」

すいじ【炊事】《名詞、動詞する》 食べ物を煮炊きすること。食事の支度をすること。特に、会社などでその仕事を専門に受け持つこと。「寮・の・ すいじ・の・ 仕事・を・ し・てます。」「キャンプ・の・ すいじ・当番」

すいじば【炊事場】《名詞》 食べ物を煮炊きする場所。食事の支度をする場所。◆台所のことにも使うが、炊事専用の仕事場などにも使う。「すいじば・で・は・ 長靴・を・ 履く。」

すいしょう〔すいしょー〕【水晶】《名詞》 石英が結晶して六角形の柱になっているもの。「す いしょー・で・ でけ・た・ 判子」

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2014年1月10日 (金)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(370)

「明石日常生活語辞典…し」(51)

しんぶん【新聞】《名詞》 社会の出来事などを知らせることを主な目的にして、さまざまな種類の記事をあわせて載せる、毎日または定期的に発行する印刷物。また、そのために用いている用紙。「しんぶん・を・ 配達する。」「学校しんぶん」「しんぶん・を・ 使(つこ)・て・ 習字・を・ する。」

しんぶんがみ【新聞紙】《名詞》 新聞の用紙。◆内容としての役割とは別に、紙としての使用価値がある新聞の紙。「しんぶんがみ・で・ 弁当・を・ 包む。」「しんぶんがみ・で・ 尻・を・ 拭く。」

じんべえ〔じんぺー、じんべ〕【甚平】《名詞》 男性がくつろいだときに着る、袖のない羽織で、胸の前をひもで結ぶ着物。◆もとは、綿入れで冬のもの。「子ども・に・ じんべ・を・ 着せ・て・ 連れ・ていく。」。

しんぼう〔しんぼー、しんぼ〕【心棒】《名詞》 回転するものの中心にある軸。「車力(しゃりき)・の・ しんぼ・が・ 折れ・た。」「独楽(ごま)・の・ しんぼ」

しんぼう〔しんぼー、しんぼ〕【辛抱】《名詞、動詞する》 辛いことや悲しいことなどを我慢すること。我慢して努力を続けること。「泣い・たら・ あか・ん。しんぼし・なはれ。」「しんぼーし・て・ 練習し・て・ 強(つよ)ー・ なっ・た。」

しんぼうづよい〔しんぼーづよい、しんぼづよい〕【辛抱強い】《形容詞》 辛いことや悲しいことなどをよく我慢する様子。我慢して努力を続ける様子。「しんぼづよーに・ 頑張り・なはれ。」「しんぼづよい・ 子ー」

しんぼとけ【新仏】《名詞》 ①葬儀を終えたばかりの人。「しんぼとけ・が・ でけ・た・ 家」②前年のお盆から今年のお盆までの間に亡くなった人。「盆・に・ しんぼとけ・の・ 施餓鬼・を・ する。」

しんまい【新米】《名詞》 ①そのことに従事して日が浅く、慣れていないこと。また、そのような人。「しんまい・に・ いろいろ・ 教え・てやる。」②その年に新しく穫れた米。「しんまい・は・ やっぱり・ 美味い。」〔⇒しんまえ〕■②対語=「こまい」

しんまえ【新米】《名詞》 ①そのことに従事して日が浅く、慣れていないこと。また、そのような人。「しんまえ・や・さかい・ 失敗し・ても・ しょーがない・やろ。」②その年に新しく穫れた米。「今年・の・ しんまえ・は・ 出来(でけ)・が・ 良(え)ー。」〔⇒しんまい〕■②対語=「こまえ」

じんましん【蕁麻疹】《名詞》 食べ物や薬などが原因で、皮膚に赤いぶつぶつができたり、痒くなったりする症状。「海老・を・ 食ー・たら・ じんましん・が・ 出る・ねん。」「あいつ・の・ 顔・を・ 見・たら・ じんましん・が・ 出・そーに・ なる・ねん。」

しんみり《副詞と、動詞する》 ①寂しくて、心が沈んでいる様子。「子ども・を・ 亡くし・た・ 話・を・ 聞ー・て・ みんな・ しんみりし・ても・た。」②落ち着いて、静かな様子。しみじみ。「久しぶりに・ 同級生・に・ 会(お)ー・て・ しんみり・ 話・を・ し・た。」

しんめ【新芽】《名詞》 木の枝や球根などから新しく出てきた芽。「桜・の・ 枝・の・ しんめ」

しんや【深夜】《名詞》 極端に夜遅い時刻。「しんや・も・ 店・を・ 開け・とる・ コンビニ」〔⇒よなか、まよなか〕

しんゆう〔しんゆー〕【親友】《名詞》 気心の知れた、仲の良い友だち。「中学時代・から・の・ しんゆー」

しんよう〔しんよー〕【信用】《名詞、動詞する》 ①信じて疑わないこと。確かであると思うこと。「友だち・を・ しんよーする。」②高い評価があること。人望があること。「しんよー・の・ ある・ 店・で・ 買う。」

じんりきしゃ【人力車】《名詞》 人を乗せて、人が引いていく二輪車。「京都・の・ 嵐山・に・ じんりきしゃ・が・ ある・さかい・ 乗っ・てん。」

しんるい【親類】《名詞》 親子兄弟などの血縁関係や、結婚などによってつながりのある人。血族と姻族。「苗字・が・ 同じや・けど・ あそこ・と・は・ しんるい・や・ ない・ねん。」〔⇒いっけ、いっとう、しんせき、みうち〕

しんれき【新暦】《名詞》 かつて用いられていた太陰太陽暦に対して、明治以後に用いられている太陽暦のこと。「しんれき・で・は・ 一月・ 遅らし・て・ 七夕・を・ する。」〔⇒しん〕■対語=「きゅうれき」

じんわり《副詞と》 ①ゆっくりと程度が進むようす。ゆっくりと体に感じられてくる様子。「この・ 懐炉・は・ じんわりと・ 温(ぬく)ー・ なっ・てくる。」「怒ら・れ・て・ じんわり・ 説教さ・れ・ても・た。」②水分がゆっくりとにじみ出る様子。「暑ー・て・ じわっと・ 汗・を・ かい・た。」〔⇒じわっ。①⇒やんわり〕

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2014年1月 9日 (木)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(369)

「明石日常生活語辞典…し」(50)

しんぞうまひ〔しんぞーまひ〕【心臓麻痺】《名詞》 心臓が急に活動しなくなること。「しんぞーまひ・で・ 急に・ 亡くなっ・た。」

しんだい【寝台】《名詞》 その上で寝るために使う台。「汽車・の・ しんだい車」「しんだい特急」

しんたいけんさ【身体検査】《名詞、動詞する》 ①身長・体重を測ったり、医者に体の様子を見てもらったりすること。「新学期・の・ しんたいけんさ」②持ち物などを調べること。「煙草・を・ 持っ・とら・へん・か・と・ しんたいけんささ・れ・た。」

しんたく【新宅】《名詞》 本家から分かれた親戚の家。分家。「あそこ・は・ うち・の・ しんたく・な・ん・や。」〔⇒しんたくや〕

しんたくや【新宅家】《名詞》 本家から分かれた親戚の家。分家。「同じ・ 村・に・ しんたくや・が・ 三軒・ ある。」〔⇒しんたく〕

じんち【陣地】《名詞》 遊びのときの、味方同士が集まっているところ。本拠地。「相手・の・ じんち・に・ 近づく。」

しんちく【新築】《名詞、動詞する》 新しく建物を建てること。新しく建てられた建物。「場所・が・ 変わっ・て・ しんちくし・た・ 学校」

しんちゅう〔しんちゅー〕【真鍮】《名詞》 銅と亜鉛の合金。「しんちゅー・の・ 五円玉」
しんちゅうぐん〔しんちゅーぐん〕【進駐軍】《名詞》 国内にやって来た、外国の軍隊。「しんちゅーぐん・の・ ジープ」◆第二次大戦後のことで、もはや死語。

しんちょう〔しんちょー〕【身長】《名詞》 背の高さ。「しんちょー・が・ 五センチ・ 伸び・た。」〔⇒せたけ〕

しんでん【新田】《名詞》 新しく切り開いてできた田。また、その地域に付けられた地名。「元・の・ 村・の・ 近く・に・ しんでん・が・ ある。」◆「松陰(まつかげ)しんでん」「清水しんでん」「鳥羽しんでん」などの地名がある。

しんどう〔しんどー〕【振動】《名詞、動詞する》 揺れ動くこと。揺らせて動かすこと。「この・ 電車・は・ よー・ しんどーする。」

しんどい《形容詞》 ①だるい。疲れた。つらい。「六甲山・に・ 登っ・て・ しんどかっ・た。」「しんどい・ 話し方・を・ する・ 人・や。」②無理である。できないと思う。「二日・で・ 仕上げる・の・は・ しんどい・ こと・や。」③気が進まず億劫だ。とても気を使わなければならない。「あいつ・と・ 話・を・ する・の・は・ しんどい。」〔⇒えらい〕

じんとり【陣取り】《名詞、動詞する》 子どもの遊びの一つで、二つのグループに分かれて、相手方の本拠地を取り合う遊び。「大きな・ 子・も・ 小さな・ 子・も・ いっしょに・ なっ・て・ じんとりし・て・ 遊ぶ。」

しんにゅうせい〔しんにゅーせー〕【新入生】《名詞》 ①新しく学校に入学した人。「小学校・の・ 今年・の・ しんにゅーせー・は・ 百人・ほど・や・そーや。」②会社などに新しく入った人。新しく仲間に加わった人。「しんにゅーせー・です・ので・ よろしく・ お願いし・ます。」

しんにん【新任】《名詞》 これまでとは違う地位や役割に、新しく就くこと。「うち・の・ 子ども・の・ 受け持ち・は・ しんにん・の・ 先生・や。」「しんにん・や・さかい・ 頼りない。」◆経験が乏しい人というイメージも伴う。

しんねん【新年】《名詞》 新しい年。新春。「新年・ おめでとー・ございます。」「しんねん・は・ 四日・の・ 日ー・から・ 仕事・や。」

しんぱい【心配】《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①成り行きを気にかけること。悪くなるかもしれないと気遣うこと。「台風・の・ 進路・が・ しんぱいや。」「親・が・ しんぱいし・て・ 毎日・ 電話・を・ かけ・てくる。」②心をくばること。気遣いをすること。「しんぱいし・て・ わし・の・ 弁当・まで・ 作っ・てくれ・た。」

しんぱん〔しんばん〕【審判】《名詞、動詞する》 スポーツなどの勝ち負けを判定すること。また、それをする人。「しんぱん・が・ 笛・を・ 吹い・た。」

しんぴん【新品】《名詞》 新しい品物。使っていない物や、使いはじめの物。「古ー・ なっ・た・ 機械・の・ 代わり・に・ しんぴん・を・ 買う。」「しんぴん・や・のに・ 調子・が・ 悪い。」■対語=「ちゅうこ」「ちゅうぶる」

じんぶつ【人物】《名詞》 ①人間。「歴史上・の・ じんぶつ」②人間としての器量や品格。人柄。「あの・ 人・は・ なかなかの・ じんぶつ・や。」〔⇒ひと〕

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2014年1月 8日 (水)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(368)

「明石日常生活語辞典…し」(49)

じんじょう〔じんじょー〕【尋常】《名詞》 第二次大戦が始まる前まで、我が国にあった「じんじょうしょうがっこう【尋常小学校】」のことで、初等教育機関。「じんじょー・の・ 一年生・の・ 頃・の・ 思い出」

しんじる【信じる】《動詞・ザ行下一段活用》 ほんとうだと、心から思う。神仏を信仰する。「あの・ 話・は・ ほんまに・ しんじ・てまし・た・ん・や。」

しんじん【信心】《名詞、動詞する》 神や仏を信じて祈ること。また、信じる気持ち。「天理教・を・ しんじんし・とる・ 人」

しんじん【新人】《名詞》 ①新しく仲間に入ってきた人。「しんじん・や・さかい・ いろいろ・ 教(おせ)・たっ・てください。」②新しく知られるようになった人。「しんじん・の・ 俳優」

じんじん《副詞と、動詞する》 辛さなどによって、舌が強く刺激される様子。「山椒・の・ 実・を・ 噛ん・だら・ 舌・が・ じんじんし・た。」

しんじんぶかい【信心深い】《形容詞》 神や仏を熱心に信じる様子。「しんじんぶかい・ 人・や・さかい・ 虫・を・ つぶす・の・も・ いやがっ・とる。」◆心が温かいという語感が伴う。

しんすい【浸水】《名詞、動詞する》 水が入り込むこと。水びたしになること。「台風・で・ 床下しんすいし・ても・た・ん・や。」

しんすいしき【進水式】《名詞》 新しく作った船を、水上に始めて浮かべるときに行う儀式。「神戸・で・ しんすいしき・を・ 見・た。」

しんせい〔しんせー〕【新制】《名詞》 第二次大戦終了後に、我が国にできた「しんせいちゅうがっこう【新制中学校】」のことで、小学校卒業後の義務教育機関。「しんせー・の・ 一年生」◆戦後の教育制度の変更によって生まれた学校のことであるが、この言葉はもはや死語である。

しんせき【親戚】《名詞》 親子兄弟などの血縁関係や、結婚などによってつながりのある人。血族と姻族。「しんせき・は・ 神戸・と・ 西宮・に・ おり・ます・ねん。」〔⇒いっけ、いっとう、しんるい、みうち〕

しんせつ【親切】《名詞、形容動詞や》 他の人に対して、思いやりの気持ちが深い様子。また、その気持ちの表れとしての行動。「ちょっと・ し・た・ しんせつ・が・ 嬉しー・もん・や。」

しんぞう〔しんぞー、しんぞ〕【新造】《名詞》 新しく作って進水させた船。「しんぞ・の・ 船・で・ 金比羅さん・へ・ 行く。」

しんぞう〔しんぞー〕【心臓】《名詞》 ①血液をからだ全体に循環させる働きをする器官。「びっくりし・て・ しんぞー・が・ どっきん・どっきん・ ゆー・とる。」②心の働きの無遠慮さや、恐れる気持ちの無さ。「厚かましー・て・ しんぞー・の・ 強い・ 男」

じんぞう〔じんぞー〕【人造】《名詞》 自然に存在するものに対して、人が作るもの。「昔・は・ じんぞー・米(まい)・が・ あっ・た。」◆人造絹糸→人絹、人造人間(ロボットのこと)、などの言葉があった。 

じんぞう〔じんぞー〕【腎臓】《名詞》 血液中から不要物質を尿として取り出す器官。「じんぞー・が・ 悪ー・て・ 透析・に・ 行っ・とる。」

しんぞう(が)つおい〔しんぞー(が)つおい〕【心臓(が)強い】《形容詞》 ①心臓の機能が優れている。「しんぞーがつおい・さかい・ マラソン・に・ 出・なはれ。」②気が強い様子。厚かましく図々しい様子。「出しゃばっ・て・ 出しゃばっ・て・ あないに・ しんぞーつおい・ やつ・は・ 他・に・は・ おら・へん・なー。」〔⇒しんぞう(が)つよい〕

しんぞう(が)つよい〔しんぞー(が)つよい〕【心臓(が)強い】《形容詞》 ①心臓の機能が優れている。「しんぞーがつよい・さかい・ 少々・の・ こと・で・は・ へたばり・よら・へん。」②気が強い様子。厚かましく図々しい様子。「しんぞーがつよー・て・ 言いたいこと言い・の・ 人・や。」〔⇒しんぞう(が)つおい〕

しんぞう(が)よわい〔しんぞー(が)よわい〕【心臓(が)弱い】《形容詞》 ①心臓の機能が劣っている。「しんぞーがよわー・て・ ちょっと・ 走っ・たら・ はーはー・ 言(ゆ)ー・ねん。」②押しが弱くて気持ちが挫ける様子。人前できちんと振る舞えない様子。「しんぞーがよおー・て・ 思(おも)・た・ こと・が・ 言わ・れ・へん。」

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2014年1月 7日 (火)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(367)

「明石日常生活語辞典…し」(48)

しんから【心から】《副詞》 心の底から。ほんとうに。「魚釣り・が・ しんから・ 好きな・ 人」

しんきろく【新記録】《名詞》 それまでの最高・最長などを破った、新しい成績。「晴れ・た・ 日ー・ばっかり・ 続く・ しんきろく」

しんくう〔しんくー〕【真空】《名詞、形容動詞や》 空気などの気体が全くない様子。「しんくー・に・ し・て・ 黴菌・が・ 入ら・ん・よーに・ する。」

しんくうかん〔しんくーかん〕【真空管】《名詞》 真空のガラス管の中に、電極を入れて電気が流れるようにしたもの。「しんくーかん・の・ ラジオ・で・ 聞い・とっ・た・ ころ・は・ 雑音・が・ 大きかっ・た。」

しんけい〔しんけー〕【神経】《名詞》 ①心の働き。気の配り方。「細かい・ 仕事・で・ しんけー・ 使う・わ。」②鋭くて過敏な、感覚の作用。「しんけー・が・ 細かい・ 人・で・ ちょっと・ し・た・ こと・で・ 怒る・ん・や。」

しんけいしつ〔しんけーしつ〕【神経質】《名詞、形容動詞や》 物事に感じやすく、細かなことにも反応する性質。「あいつ・は・ しんけーしつな・ やつ・や・さかい・ もの・ 言ー・の・も・ 気ー・ 使わ・んならん。」

しんけん【真剣】《形容動詞や》 物事に本気で取り組む様子。「もー・ ちょっと・ しんけんに・ 勉強せー・や。」「しんけんさ・が・ 足ら・ん。」

しんげんち【震源地】《名詞》 ①地震が起こった場所。「今度・の・ 地震・の・ しんげんち・は・ 淡路・の・ 野島・や・そーや。」②物事の原因などにあたる場所やもの。「騒動・の・ しんげんち」

しんこう〔しんこー〕【信仰】《名詞、動詞する》 神や仏を信じて心から敬うこと。「何・や・ 知ら・ん・けど・ しんこーし・とっ・てや。」◆仏教などよりも新興宗教のことなどを指して言うことが多い。

しんごう〔しんごー〕【信号】《名詞》 電車、自動車、人などに向けて、通行についての指示を出すこと。また、その指示を出す装置。「赤・の・ しんごー・が・ 変わら・へん。」「駅前・に・ しんごー・が・ ある・やろ。」

しんごうき〔しんごーき〕【信号機】《名詞》 電車、自動車、人などに向けて、通行についての指示を出す装置。「しんごーき・の・ ある・ 交差点」

しんこきゅう〔しんこきゅー〕【深呼吸】《名詞、動詞する》 大きく息を吸ったりはいたりすること。「体操・の・ 終わり・の・ しんこきゅー」

しんこつ【芯こつ】《名詞》 炊きあげたときに、芯が固いままのご飯。「この・ 飯・は・ しんこつ・に・ なっ・とる。」〔⇒しんこつめし〕

しんこつめし【芯こつ飯】《名詞》 炊きあげたときに、芯が固いままのご飯。「しんこつめし・や・さかい・ 食べにくい・な。」〔⇒しんこつ〕

しんし【紳士】《名詞》 礼儀正しくて、上品で立派な男性。「あの・ 人・は・ しんし・や・さかい・ 言葉・も・ 丁寧や。」

しんし【伸子】《名詞、動詞する》 竹製で両端に針のついた串を用いて、布の洗い張りなどをすること。また、その針のついた串。「しんし・で・ 伸ばす。」

しんしき【新式】《名詞》 新しいやり方。新しい型。「しんしき・の・ 家・の・ 建て方」「しんしき・の・ 自動車」■対語=「きゅうしき」

しんしはり【伸子張り】《名詞、動詞する》 竹製で両端に針のついた串を用いて、布の洗い張りなどをすること。「晴れ・た・ 日ー・に・ しんしはり・を・ する。」

しんしばり【伸子針】《名詞》 布の洗い張りのときに、布を伸ばすために使う竹製で両端に針のついた串。「しんしばり・で・ 切れ・を・ 留め・ていく。」

じんじゃ【神社】《名詞》 日本固有の信仰の対象である神をまつってある施設。「住吉じんじゃ・の・ 秋祭り」〔⇒みや〕

しんじゅ【真珠】《名詞》 宝石として珍重されている、あこや貝などの殻の中にできる光沢のある玉。「しんじゅ・の・ 首飾り」

しんじゅう〔しんじゅー、しんちゅー〕【心中】《名詞、動詞する》 相愛の男女、あるいは二人以上の人たちが、一緒に死ぬこと。「また・ 親子しんじゅー・や・なんて・ 可哀相な・ こと・や・なー。」

しんじゅがい【真珠貝】《名詞》 真珠ができる貝。あこや貝。「伊勢・へ・ 修学旅行・に・ 行っ・て・ しんじゅがい・の・ 見学・も・ し・た。」

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2014年1月 6日 (月)

改訂最終版・明石日常生活語辞典(366)

「明石日常生活語辞典…し」(47)

しろぼんてん【白梵天】《形容動詞や》 真っ白なものが、そのままである様子。「帳面・が・ しろぼんてんで・ 勉強し・とら・へん・やない・か。」〔⇒しろべったん〕

しろみ【白身】《名詞》 ①鶏などの卵の周りにある透明の部分。卵白。「黄身・と・ しろみ・に・ 分ける。」②魚や肉の身が白いこと。肉に白さが強い魚。「しろみ・の・ 魚・を・ フライ・に・ する。」■対語①=「きみ」。対語②=「あかみ」

しわ【皺】《名詞》 ①皮膚が弛んでできる筋。「顔・に・ しわ・が・ よる。」②紙や布などが折れたりしてできる細かい筋。「シャツ・の・ しわ・に・ アイロン・を・ あてる。」

しわい《形容詞》 弾力があって緩やかに曲がり、折れたり切れたりしない様子。「細い・けど・ しわい・ 竹・や。」「しわい・体」

しわくた【皺くた】《形容動詞や》 ①皮膚が弛んでできる筋が多くある様子。「年・を・ とっ・て・ 痩せ・て・ 手足・も・ しわくたに・ なっ・た。」②紙や布などが折れたりしてできる細かい筋が多くある様子。「紙・を・ 丸め・て・ しわくたに・ する。」〔⇒しわくちゃ〕

しわくちゃ【皺くちゃ】《形容動詞や》 ①皮膚が弛んでできる筋が多くある様子。「私・も・ 年・を・ とっ・て・ しわくちゃ・の・ お婆さん・に・ なっ・ても・た。」②紙や布などが折れたりしてできる細かい筋が多くある様子。「大事な・ こと・が・ 書い・てある・ 紙・や・さかい・ しわくちゃに・ せ・んとい・て・な。」〔⇒しわくた〕

しわける【仕分ける】《動詞・カ行下一段活用》 品物などを種類・用途・届け先などによって区別して分ける。「缶・と・ 瓶・を・ しわけ・て・ 回収し・てもらう。」

しわしわ【皺々】《形容動詞や》 ①皮膚に、弛んでできる筋がある様子。「顔じゅー・ しわしわや。」②紙や布などに、折れたりしてできる細かい筋がある様子。「しわしわに・ なっ・た・ 紙・を・ 伸ばす。」

じわじわ《副詞と》 物事がゆっくり進む様子。液体が少しずつ出たり滲んだりする様子。「風呂・に つかっ・とっ・たら・ じわじわと・ 温もっ・てき・た。」「水漏れ・が・ じわじわ・ 広がっ・た。」

じわっ《副詞と》 ①ゆっくりと程度が進むようす。ゆっくりと体に感じられてくる様子。「じわっ・ じわっと・ 痛み・が・ 強なっ・てき・た。」②水分がゆっくりとにじみ出る様子。「夕立・で・ 庭・が・ じわっと・ 濡れ・てき・た。」〔⇒じんわり。①⇒やんわり〕

                                                             
しわよせ【皺寄せ】《名詞、動詞する》 他の人に良くないことが影響する。他の人に負担がかかるようにする。また、そういうことが、ある部分や人に集まってしまう様子。「あいつら・の・ 喧嘩・の・ しわよせ・が・ わし・の・ 方・に・ 回っ・てき・た。」

しわる【撓る】《動詞・ラ行五段活用》 細く長く弾力のあるものが、折れないで弓のように曲がる。「重たい・ もの・を・ ぶら下げ・とる・さかい・ 物干し竿・が・ しわっ・てき・とる。」〔⇒しなる〕

しん【新】《名詞》 ①かつて用いられていた太陰太陽暦に対して、明治以後に用いられている太陽暦のこと。「七夕・は・ しん・の・ 八月七日・に・ する。」②新しいやり方によるもの。現在のもの。「しん・の・ 規則・で・ ものごと・を・ 決める。」〔①⇒しんれき〕■対語=「きゅう」

しん【芯】《名詞》 物の中心にあるもの。「鉛筆・の・ しん・が・ 折れ・た。」「蝋燭・の・ しん」「車・の・ しん」

じん【陣】《名詞》 遊びのときの、味方同士が集まっているところ。本拠地。「じん・を・ 取る・ 遊び」

しんいり【新入り】《名詞》 新しく仲間に加わった人。「しんいり・や・さかい・ お手柔らかに・ 頼(たの)ん・ます。」

しんがく【進学】《名詞、動詞する》 上級の学校に進むこと。「大学・に・ しんがくさし・たら・ だいぶ・ 金・が・ かかり・ます・なー。」

しんがつ【四月】《名詞》 新年から数えて4つ目の月。「入学式・は・ しんがつ・や。」◆「しがつ」と言う他に、「しんがつ」となることも多い。特に、一月から順に並べる場合は、「いちがつ、にんがつ、さんがつ、しんがつ、……」と言う。〔⇒しがつ〕

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2014年1月 5日 (日)

百載一遇(5)

おひとりさまの我が儘

 「単身世帯、未婚の若者 増加傾向 / おひとりさま / 鍋もおせちも充実」という見出しの記事を、元日の新聞で読みました。
 単身世帯数は1500万を超え、65歳以上の単身世帯も500万に近いと言われます。そんな中で、デパートやスーパーの食料品売場には1人で食べきれる「個食」商品が並び、その内容が充実してきているということを伝える新聞記事です。「ひとり鍋」「ひとりおせち」などというのもあるそうです。
 いろいろな事情で単身赴任をしている人とか、年齢を重ねながら独りで暮らしている人とかは大勢いますから、「おひとりさま」向けの食品は、たしかに便利でしょうし、無駄を省く役割も果たしていると思います。
 ところで、何人かの家族構成でありながら、この「おひとりさま」食品を利用することはないでしょうか。家族のうちの誰かが、他の人と同じものを食べたくないという好き嫌いや我が儘に対応して「おひとりさま」を使うなら、その好き嫌いや我が儘を助長していくことになります。
 人は、その人の好き嫌いや、我が儘勝手で生きられるものではありますまい。他の人の心を思い描くこともなく、自分の思いのままの食生活をするなら、食は文化でもないし、コミュニケーションの役割も果たしません。自分をとりまくものを見る目が失われてしまっては困ります。いや、困るのは他人ではありません。そんな考えや習慣が身についてしまった、その人が困るのです。思いのままに行動するような若者を「おひとりさま」と言って持ち上げるようなことはしてほしくないと思います。それは食品のことだけには限りません。
 消費者の需要に対応するという触れ込みで、売れるものなら何でも作るという社会現象が加速しています。「おひとりさま」というネーミングは新聞やテレビも使っていますが、売る側にとって魅力ある言葉だろうと思います。そんな言葉に乗せられてしまわないような心構えも大事です。
 便利であるとか経済的であるとかの理由で利用して、大切なことを見落としてしまわないようにしたいと思います。人はひとりで生きているものではありません。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(365)

「明石日常生活語辞典…し」(46)

じるじる《形容動詞や》 土地がぬかるんでいる状態。土が水分を多く含んで歩きにくくなっている状態。「雨・で・ じるじるや・さかい・ 運動場・で・ 遊ば・れ・へん。」〔⇒じゅるじゅる〕

じるなる〔じるーなる〕《動詞・ラ行五段活用》 ぬかるんだ状態になる。土が水分を多く含んで歩きにくくなる。「道・が・ じるなっ・とる・さかい・ 気ーつけ・て・ 歩き・よ。」〔⇒じゅるなる〕

しれる【知れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①みんなにわかるようになる。衆知の状態になる。「顔・が・ しれ・たら・ あか・ん・ぞ。」「名前・の・ しれた・ 人」②たいしたことではない。「これ・は・ そない・に・ 高い・ もん・やない・やろ。しれとー・やろ。」「今夜・の・ 飲み代・ ゆー・たら・ しれ・た・ もん・や。」

じれる【焦れる】《動詞・ラ行下一段活用》 事柄の進展が遅れたり、望むことを妨げられたりして、いらいらする。思うようにならなくて、いらいらする。「電車・が・ 止まっ・て・ 駅・で・ じれ・て・ 待っ・とっ・た。」■他動詞は「じらす」

しろ【白】《名詞》 雪や塩のような色。「家・の・ 垣・に・ しろ・の・ ペンキ・を・ 塗る。」

しろ【城】《名詞》 昔の大名などが作った、大がかりな軍事的な施設。「姫路・の・ しろ・は・ 日本一・や。」

しろあり【白蟻】《名詞》 家屋や樹木などに害を与えることがある、体は白く蟻に似て湿ったところを好む昆虫。「しろあり・が・ わい・たら・ 困る・なー。」

しろい【白い】《形容詞》 ①雪や塩のような色である。「しろい・ 饅頭」②何も書いていない。「帳面・は・ しろい・まま・や。」

しろうと〔しろーと〕【素人】《名詞》 経験が乏しく、専門でない人。そのことに慣れていない人。「しろーと・が・ 作っ・た・ 焼きもん」〔⇒しろと〕■対語=「くろうと」

しろかき【代掻き】《名詞、動詞する》 田植えの前に、田に水を入れて、平らにすること。「牛・に・ しろかき・を・ させる。」

しろくろ【白黒】《名詞》 ①白と黒。「しろくろ・の・ 模様・を・ 描く。」②写真・映画などで、白と黒以外の色彩のついていないもの。「子ども・の・ 時・は・ しろくろ・の・ テレビ・で・ プロレス・を・ 見・た。」

しろじ【白地】《名詞》 布や紙の地色が白いこと。「しろじ・に・ 赤・の・ 日の丸・の・ 旗」

じろじろ《副詞と》 繰り返し見ること。無遠慮に目を据えてみること。「そないに・ じろじろ・ 見・んとい・てんか。」

シロップ〔しろっぷ〕【オランダ語=siroop】《名詞》 砂糖や水飴などを溶かして煮詰めた液。「林檎・を・ しろっぷ・に・ する。」

しろと【素人】《名詞》 経験が乏しく、専門でない人。そのことに慣れていない人。「ゴルフ・は・ まだ・ しろと・や・ねん。」「しろと・が・ 描く・ 絵ー・や・さかい・ 下手くそや・けど・ 辛抱(しんぼ)し・て・な。」〔⇒しろうと〕■対語=「しろと」

しろびょうたん〔しろびょーたん〕【白瓢箪】《形容動詞や》 肌や顔つきなどが、白く弱々しい様子。「入院し・て・ しろびょーたんに・ なっ・ても・た。」〔⇒しろびょったん、しろべったん〕

しろびょったん【白瓢箪】《形容動詞や》 肌や顔つきなどが、白く弱々しい様子。「しろびょったんに・ なっ・て・ なんか・ 弱々しー・に・ なっ・とる。」〔⇒しろびょうたん、しろべったん〕

しろべったん【白瓢箪】《形容動詞や》 ①肌や顔つきなどが、白く弱々しい様子。「夏休み・が・ 終わっ・た・けど・ 日焼け・を・ せ・ず・に・ しろべったんの・ まま・や。」②真っ白なものが、そのままである様子。「早(はよ)ー・ 描か・んと・ しろべったんで・ 出さ・んならん・で。」〔①⇒しろびょうたん、しろびょったん。②⇒しろぼんてん〕

シロホン〔しろほん〕【ドイツ語=Xylophon】《名詞》 長さの違う板を音階の順に並べて、玉を付けた二本の棒で叩いて鳴らす楽器。「音楽会・で・ しろほん・を・ たたい・た。」〔⇒もっきん〕

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2014年1月 4日 (土)

百載一遇(4)

偽声語・偽音語

 テレビ番組で、例えば2人が対談をしているとき、その出演者の周りにはカメラや音声の係をはじめ、大勢のスタッフがいて仕事をしています。
 たまたま、出演している2人に面白い発言や感動的な話があったときに、その場に居合わせたスタッフが反応してしまって、声を出したり拍手をしたりしてしまうことがあります。そのようなことが偶発したとき、それはむしろ、ほほえましい出来事であると思っていました。それは限られた人数のスタッフの、抑制された反応であるからです。
 ところで、最近の番組には、画面に登場している人以外の笑い声や拍手を意図的に取り入れた番組があります。大々的にそれを行っている番組もあります。
 「やらせ」とか、でっち上げとか、1年の間にはテレビ番組制作に関する不正が指摘されることが、何度もあります。事実でないものをあたかも事実であるかのように伝えるのは罪悪です。
 擬声語・擬音語を盛んに挿入する番組が増えていますが、公開生放送でも公開録画でもないものに、歓声や拍手が加えられるのです。いったい誰の歓声なのでしょう。効果音を挿入して、架空の人間に声を出させているのです。
 それは擬声語・擬音語ではなく、偽声語・偽音語です。偽声語・偽音語を番組制作上の方便であり、効果的な音声挿入であると考えている人がいたとしたら、とんでもない勘違いをしていると言わなければなりません。
 面白みのない内容に、偽声語・偽音語を加えることは、「やらせ」や、でっち上げと何ら異なりません。たいして面白くもない部分に偽声語・偽音語を加えることは、事実でないものをあたかも事実であるかのように伝えることと同類です。
 番組名を並べ上げればキリがないほど、はびこっています。他局がやっているから自分も、というような料簡は捨てて、番組内容を高める努力をしなければなりますまい。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(364)

「明石日常生活語辞典…し」(45)

しりにひがつく〔しりにひーがつく〕【尻に火がつく】《動詞・カ行五段活用》 物事が差し迫ってきて慌てる。「しりにひーがつい・て・から・ 夏休み・の・ 宿題・を・ し・とる・ん・か。」〔⇒けつにひがつく〕

しりふき【尻拭き】《名詞、動詞する》 ①用便の後に尻をぬぐうこと。また、それに用いる紙。「新聞紙・を・ しりふき・に・ 使う。」②人が失敗したことの後始末をすること。「失敗し・て・ わし・に・ しりふきさ・せ・ん・よーに・ きっちり・ 仕事・を・ し・なはれ・や。」〔⇒けつふき〕

しりまくり【尻捲り】《名詞、動詞する》 ①着ているものの腰の後ろの部分を上にあげて、中のものが見えるようにすること。「強い・ 雨・やっ・た・さかい・ しりまくりし・て・ 歩い・た。」②対決する姿勢をあらわにすること。「いっぺん・ しりまくりし・て・ あいつ・に・ 文句・を・ 言ー・たり・たい・なー〔=言ってやりたいなぁ〕。」〔⇒けつまくり、しりめくり、けつめくり〕

しりめくり【尻捲り】《名詞、動詞する》 ①着ているものの腰の後ろの部分を上にあげて、中のものが見えるようにすること。「じゅるい・ 道・を・ しりめくりし・て・ 歩い・た。」②対決する姿勢をあらわにすること。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ しりめくりし・て・ 喧嘩し・たっ・た。」〔⇒しりまくり、けつまくり、けつめくり〕

しりむき【尻向き】《名詞、形容動詞や、動詞する》 後ろを向いた方向であること。「お客さん・に・ しりむきし・たら・ あきま・へん・がな。」〔⇒しりむけ、けつむき、けつむけ、うしろむき、うしろむけ、おしろむき、おしろむけ〕

しりむけ【尻向け】《名詞、形容動詞や、動詞する》 後ろを向いた方向であること。「魚・を・ 開い・て・ しりむけ・に・ 並べ・て・ 干す。」〔⇒しりむき、けつむき、けつむけ、うしろむき、うしろむけ、おしろむき、おしろむけ〕

しりもち【尻餅】《名詞》 後ろに倒れて、地面に尻をつくこと。「バス・が・ 急に・ 止まっ・た・さかい・ こけ・て・ しりもち・を・ つい・た。」

しり(を)つける【尻(を)付ける】《動詞・カ行下一段活用》 後ろに並ぶ。後から従って行く。「兄貴・の・ しりつけ・て・ 大きく・ なっ・た・よーな・ もん・や。」〔⇒けつにつく、しりにつく、けつ(を)つける〕

しり(を)まくる【尻(を)まくる】《動詞・ラ行五段活用》 ①着ているものの腰の後ろの部分を上にあげて、中のものが見えるようにする。「しりをまくっ・て・ 芝居・を・ する。」②意を決して相手に立ち向かう。後へ引かないという思いで立ち向かう。「いったん・ しりをまくっ・て・ 出・ていっ・たら・ 相手・が・ 謝ら・なんだら・ 帰ろ・ー・と・ せ・ん。」③急に強い姿勢や、脅すような態度に変わる。居直る。「急に・ しりまくっ・て・ 怒鳴り・やがっ・た。」〔⇒けつ(を)まくる〕

しり(を)わる【穴(を)割る】《動詞・ラ行五段活用》 体力や気力などが失せて、途中で止めてしまう。力不足でついていけなくなる。落伍する。「クラブ活動・の・ しりをわっ・た。」〔⇒けつ(を)わる〕

しる【汁】《名詞》 ①ご飯に添える、味噌汁や吸い物。「ご飯・と・ しる」②しみ出た液体や、搾った液体。「蜜柑・の・ しる」〔①⇒つゆ、おつゆ、おつい、おしる〕

しる【知る】《動詞・ラ行五段活用》 ①ものごとの発生や存在がわかる。新しいことがわかる。「火事・の・ 原因・を・ しる。」②それについての知識がある。「その・ 話・は・ しっ・とっ・てん。」③付き合いがある。面識がある。「しっ・とる・ 人・に・ 会(お)ー・た。」④経験する。「煙草・なんか・ しら・ん・ 方・が・ 良(え)ー。」

じるい《形容詞》 土地がぬかるんでいる様子。土が水分を多く含んで歩きにくくなっている様子。「じるい・ 道・を・ 歩い・て・ ズボン・に・ はね・が・ 上がっ・た。」〔⇒じゅるい〕

しるけ【汁気】《名詞》 ものの中に含まれている水分。「しるけ・の・ 多い・ 西瓜・や・なー。」

しるし【印】《名詞》 ①他と区別するために付けるもの。記号。「鞄・に・ しるし・を・ つける。」②事実を証明するもの。証拠。「顔・に・ しるし・が・ つい・とる・ぞ。」③微かな気持ちを表したもの。「ほんの・ しるし・だけ・の・ お礼・です。」

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2014年1月 3日 (金)

百載一遇(3)

千載一遇

 元日にこのコラムを始めました。断続的に掲載していくつもりです。
 「千載一遇」という言葉があります。千年にたった一度しか巡り会えないような、得がたい機会のことです。この言葉は、得がたい機会ということを強調した表現です。
 私は年齢を重ねてきて、一日一日をもったいなく過ごしていると思うようになりました。本当は毎日毎日、得がたい体験をしているはずなのに、なんとはなしに過ごしているようなのです。一見、同じように見える毎日ですが、それは、自分がそう思ってしまうから、そうなっているのでしょう。
 百年にも満たない人生の中で、千年にたった一度しか巡り会えないようなものはありませんが、見ようによっては、毎日毎日、得がたい体験をしているのです。
 日々の新しい体験の中で感じたことを「百載一遇」と題して書いていきます。百年にも満たない人生の中で、私が行ったり、感じたり、考えたりすることですから、珍しくもない話になるかもしれませんが、自分を見つめながら、自分の身の回りのことを書いていこうと思います。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(363)

「明石日常生活語辞典…し」(44)

しり【尻】《名詞》 ①動物の胴体の後部で、肛門のあるあたり。腰の後ろの、肉のふっくらした部分。臀部。「階段・から・ 落ち・て・ しり・を・ 打っ・た。」②入れ物の底の内側や外側の部分。果物などの底の部分。「鍋・の・ しり・に・ 焦げ付い・た。」「茶瓶・の・ しり・が・ 真っ黒けに・ なっ・とる。」③前後のあるものの後ろの部分。「列・の・ しり・に・ 並ん・で・ 前・の・ 人・の・ 真似・ばっかり・ し・とる。」④順番をつけたときの最後尾。最も下の順位。びり。「足・が・ 遅い・さかい・ 何遍・ 走っ・ても・ しり・ばっかり・や。」〔⇒けつ。④⇒げつ、げっつう、げっとう、げっとくそ、げっとうしょう。〕

しりあい【知り合い】《名詞》 互いに知っていること。互いに知っている人。知人。「わし・の・ しりあい・を・ 紹介し・たる・わ。」〔⇒しっりゃい〕

しりあがり【尻上がり】《名詞、動詞する》  ①鉄棒を握って、足の方から体を逆さにして鉄棒に上がること。「しりあがり・が・ でける・よーに・ なっ・た。」②終わりまたは端の方の数値などが上がること。「成績・は・ しりあがり・に・ よー・ なっ・てき・た。」〔⇒けつあがり〕

しりあげ【尻上げ】《名詞、動詞する》 着物などの腰の後ろのあたりをまくり上げるようにすること。「小さい・ 子ー・の・ 着物・を・ しりあげ・に・ する。」〔⇒しりからげ〕

しりがおもたい【尻が重たい】《形容詞》 なかなか動こうとしない。機敏に行動しない。決断力が乏しい。「みんな・ 動い・とる・のに・ あんた・は・ しりがおもたい・ 人・や・なー。」〔⇒けつがおもたい〕

しりがかるい【尻が軽い】《形容詞》 気軽に動こうとする。落ちつきがない。「しりがかるー・て・ よー・ 仕事し・てくれる・ 人・や。」「しりがかるー・て・ じっと・ し・とら・ん・ 人・や。」〔⇒けつがかるい〕

しりがこそばい【尻がこそばい】《形容詞》 ほめられたりして、きまりがわるい。良いように言われて、精神的に落ち着かない。「そんな・ こと・ 言わ・れ・たら・ しりがこそぼー・て・ ここ・に・ おら・れ・へん・がな。」〔⇒けつがこそばい〕

しりかばち【尻かばち】《名詞》 腰の後ろの、肉のふっくらした部分や、その側面。臀部。「長い・こと・ 座っ・て・ しりかばち・が・ 痛い。」〔⇒しりこぶた〕

しりからげ【尻絡げ】《名詞、動詞する》 着物などの腰の後ろのあたりをまくり上げるようにすること。「雨・が・ 降っ・た・さかい・ しりからげし・て・ 走っ・て・ 帰っ・てき・まし・た。」〔⇒しりあげ〕

しりきれとんぼ【尻切れ蜻蛉】《名詞》 物事が最後まで続かず、途中でなくなっていること。「遊び・に・ 出・ていっ・ても・て・ 勉強・が・ しりきれとんぼ・に・ なっ・ても・とる。」「しりきれとんぼ・の・ 文章」

しりこぶた【尻こぶた】《名詞》 腰の後ろの、肉のふっくらした部分や、その側面。臀部。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ あいつ・の・ しりこぶた・を・ 叩い・たっ・た。」〔⇒しりかばち〕

しりすぼみ【尻窄み】《形容動詞や》 初めは勢いがよくて、後になるにしたがって、成績・意欲・情熱などが劣るようになっていく様子。「初め・は・ 一位・やっ・てん・けど・ だんだん・ しりつぼみに・ なっ・ても・た。」〔⇒しりつぼみ〕

しりつ【私立】《名詞》 個人や、民間団体が作って運営しているもの。「子ども・を・ しつつ・の・ 学校・に・ 入れる。」

しりつ【市立】《名詞》 市が作って運営しているもの。「しりつ病院」

しりつぼみ【尻窄み】《形容動詞や》 初めは勢いがよくて、後になるにしたがって、成績・意欲・情熱などが劣るようになっていく様子。「中学校・の・ 成績・は・ しりすぼみに・ なっ・た。」〔⇒しりすぼみ〕

しりとり【尻取り】《名詞、動詞する》 前の言葉のいちばん後の音を、次の言葉のいちばん前の音として、次々に言葉を連ねていく遊び。「遠足・の・ バス・の・ 中・で・ しりとりし・て・ 遊ん・だ。」

しりにつく【尻に付く】《動詞・カ行五段活用》 後ろに並ぶ。後から従って行く。「みんな・の・ しりについ・て・ 真似・ばっかり・ し・とる。」〔⇒けつにつく、けつ(を)つける、しり(を)つける〕

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2014年1月 2日 (木)

百載一遇(2)

48歳の同窓会

 同窓会に招かれました。今日(1月2日)、平成の大修理の完成が近づいている白鷺城下のホテルで開催されます。
  高等学校卒業30周年同窓会です。卒業生にとっては48歳の新春です。お察しの通り、教員と生徒という間柄になりますから、私はもっと年上です。
 旧制中学校の伝統を引く学校です。彼ら彼女らが入学する前に、この学校は創立100周年記念行事を終えておりまして、実に大部な記念誌の編集に私も少し関わらせていただきました。
 そのような学校ですから、同窓会はどの回生の卒業生も、卒業5年目、10年目、15年目…と続くことが伝統になっております。開催日もたいていは1月2日に固定されているのです。思えば、この学校の卒業生の多くの回生が、5年に1度ずつ、同時期に行いますから、市内のいくつかのホテルの協力なしには成り立たないことでしょう。
 私は、この学校で3つの回生の担任をしましたから、5年間に3回、1月2日には同窓会があるのです。必ず出席します。1月2日の定例行事です。
 ところで、元日の新聞に、午年生まれの年男と年女の人数のことが掲載されていました。私も午年生まれですから気になるのですが、合わせて958万人で、十二支別では最も少ないのだそうです。特に丙午(ひのえ・うま)にあたっていた1966年生まれは133万人で、前後の年に比べて少ないのだそうです。
 卒業30周年同窓会に集まる人たちは、1965年の乙巳(きのと・み)の生まれか、1966年の丙午の早生まれかのどちらかです。
 「丙午の年の生まれの女性は、…」というような言い伝えを信じる人は、もはやいないと思いますが、ほぼ半世紀前は出生状況に影響を及ぼしていたのです。そんな言い伝えに意味がないのは、卒業生の様子にもあらわれています。5年ぶりの同窓会で卒業生に出会うのが楽しみです。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(362)

「明石日常生活語辞典…し」(43)

しょんべんたんご《名詞》 ①尿を溜めておいて、天秤棒などで担う桶。「しょんべんたんご・を・ こぼさ・ん・よーに・ 運ぶ。」「しょんべんたんご・に・ 木ー・の・ ふた・を・ し・て・ 運ぶ。」②便所に設置されている、男性の放尿を受ける器。「昔・の・ 家・に・ 木ー・で・ でけ・た・ 四角い・ しょんべんたんご・が・ あっ・た。」〔⇒たんご、しょうべんたんご〕

しょんぼり《副詞、動詞する》 孤立した感じで寂しそうな様子。気力を失って元気のない様子。「試合・に・ 負け・て・ しょんぼりし・とる。」〔⇒しょぼんと〕

しらが【白髪】《名詞》 白くなった髪の毛。「親・に・ もろ・た・ 頭・の・ 毛ー・が・ しらが・に・ なっ・てき・た。」〔⇒しらげ〕

しらがあたま【白髪頭】《名詞》 白くなった髪の毛が生えている頭。「同級生・に・ しらがあたま・が・ 増え・た。」

しらき【白木】《名詞》 皮を剥ぎ削ったままで、何も塗っていない木材。「しらき・の・ 棺桶」

しらくも《名詞》 頭が白くなる皮膚病。「この頃・は・ しらくも・の・ 人・は・ おら・ん・よーに・ なっ・た・なー。」

しらげ【白毛】《名詞》 白くなった髪の毛。「頭・に・ しらげ・が・ 増え・てき・た。」〔⇒しらが〕

しらける【白ける】《動詞・カ行下一段活用》 その場が気まずくなる。その場が面白くなくなる。「あいつ・が・ 来・て・から・ しらけ・ても・た。」

じらこらまう【じらこら舞う】《動詞・ワア行五段活用》 すべき事柄が多くて、てんてこ舞いをする。一生懸命に動き回る。「今日・は・ 忙しー・て・ 一日中・ じらこらもー・とっ・た。」「じらこらもー・た・けど・ 仕事・が・ 進ま・なんだ。」

しらす【知らす】《動詞・サ行五段活用》 他の人が知るようにする。通知する。「親・が・ 危篤・や・ ゆー・て・ 知らさ・れ・て・ びっくりし・て・ 飛んで去(い)ん・だ。」〔⇒しらせる〕■自動詞は「しる」。

じらす【焦らす】《動詞・サ行五段活用》 事柄の進展を遅らせたり、相手の望むことを妨げたりして、相手をいらいらさせる。「じらさ・れ・て・ やる・ 気・が・ 無(の)ー・ なっ・た。」■自動詞は「じれる」。

しらせ【知らせ】《名詞》 ①消息や連絡などを伝えるもの。「同窓会・の・ こと・は・ 何・ぞ・ しらせ・が・ あり・まし・た・か。」②物事が起ころうとする兆し。「今・から・ 思(おも)・たら・ あの・ 時・の・ 小(こま)い・ 地震・が・ 大地震・の・ しらせ・やっ・た・ん・や。」「虫・の・ しらせ・が・ あっ・た。」〔①⇒たより〕

しらせる【知らせる】《動詞・サ行下一段活用》 他の人が知るようにする。通知する。「決まっ・たら・ 早(はよ)ー・ しらせ・んと・いか・ん。」〔⇒しらす〕■自動詞は「しる」。

しらべる【調べる】《動詞・バ行下一段活用》 ①わからないことをはっきりさせるために、見聞きする。探索する。「図書館・の・ 本・を・ 見・て・ しらべる。」②不都合なことがないかどうか点検する。検査する。「カバン・の・ 中・を・ しらべ・たら・ 見つかっ・た。」③聞いて問いただす。「警察・で・ しらべ・られ・た。」

しらみ【虱】《名詞》 人や動物にとりついて血を吸う、小さな昆虫。「しらみ・は・ 見かけ・ん・よーに・ なっ・た・なー。」〔⇒しらめ〕

しらめ【虱】《名詞》 人や動物にとりついて血を吸う、小さな昆虫。「昔・は・ 頭・の・ 髪・の・ 毛ー・の・ 中・に・ しらめ・が・ おっ・たり・し・た。」〔⇒しらみ〕

しらんかお【知らん顔】《名詞、動詞する》 知っていながら、知らないような表情やふりをしている様子。「あいつ・は・ 二人連れ・やっ・た・さかい・ しらんかおし・とっ・たっ・た。」〔⇒そしらんかお〕

しらんふり【知らん振り】《名詞、動詞する》 知っていながら、知らないように装っている様子。「しらんふりする・の・も・ いか・ん・ 思(おも)・て・ 挨拶し・まし・てん。」〔⇒そしらんふり〕

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2014年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます

 還暦と退職を迎えたのは前回の午の年でした。あれから干支が一巡りして再び午の年を迎えました。なんとか達者にしています。
 お江戸日本橋から始めた東海道五十三次は5年余りをかけて、昨年6月に京都三条大橋に着きました。10月には再びお江戸日本橋から、今度は中山道六十九次を歩き始めました。熊谷宿、高崎宿などを経て、松井田宿(群馬県安中市)に着きました。
 現在は冬眠中です。春になったら碓氷峠を上って信濃路に入ります。元気なうちに歩き終えなければなりませんから、今回は何年もかけるわけにはいきません。人生最後の頑張りです。
 新しい年のはじめにあたり、ご家族の皆さま方にとって幸せな一年でありますようお祈り申し上げます。

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百載一遇(1)

私の年賀状

 何年も前から考えていたこと、一部では既に実行していたことを、2013年の年賀状から全面的に実行しました。2014年も、それを貫きます。
 2013年の年賀状で、私は次のようなことを書きました。

 「今年から、年賀状を出さないことにしました。手紙や葉書を書くのは大好きですが、同じものを印刷して書き送ることはやめようと思うのです。1年に1回は葉書をお送りしますが、ひとりひとり異なった写真と文面でお送りしようと思っています。
 年賀状をいただくことは大好きですから、取りやめてくださらなくてもかまいません。私が書き送る葉書に返事をくださらなくてもかまいません。私の勝手をお許しくださるようお願いします。」

 このような内容の文章です。もちろん、この文章もひとりひとり、少しずつ異なっていたのですが、ともかく私の決意表明です。
 2013年の場合は、歳末までに葉書を書き送った方もありますし、年賀状をいただいてから書いた方もありますが、1か月以内にすべての方に葉書を書き終えました。
 さて、2014年にいただく年賀状は減るのでしょうか、どうでしょうか。2014年は、1か月以内ではなく、もう少し期間を延ばして葉書を書くつもりです。理想は、毎月、何通かずつ書いて、1年間でひととおりの方々と交換することです。
 私は、年賀状の意義を軽く見ているわけではありません。年齢を重ねてきますと、年賀状はお互いの生存証明、元気報告のようなものになっていますから、大切なやりとりです。それゆえに、同じ文面で作って、わずか一言を書き添えるという程度にしたくないのです。ひとりひとりの方との人間関係はそれぞれ異なっています。ひとりひとりの方に向けた文章を書こうと考えているのです。
 2013年の1年間を振り返ってみますと、何人かの方々とは、1年のうちに何度も葉書のやりとりをしました。私は、1年間の折りに触れて、葉書の交換をしたいと思っているのです。もちろん、お互いの負担にならない範囲内でのことです。
 けれども、ここまでに述べてきたことに例外はあります。親戚などや、恩師や先輩の方々などには、私の勝手な考えを押し通すのははばかられます。2014年も、何人かの方々には統一的な文章で、年頭のご挨拶を申し述べる年賀状をお送りしました。統一した文章ですが、一般的な挨拶文ではなく、私の現在のあるがままを報告するような内容にしました。
 2014年の正月、どんな年賀状が届くのか楽しみです。そして、年末までに書き送っていない方には、ゆっくり拝見して、ゆっくり返事を書こうと思っています。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(361)

「明石日常生活語辞典…し」(42)

しょとく【所得】《名詞》 働いて得た金銭。事業によって得た金銭。「わしらー・ しょとく・が・ 低い・さかい・、値上げ・は・ 困り・ます・わ。」

しょとくぜい〔しょとくぜー〕【所得税】《名詞》 個人の所得に課される税金。「しょとくぜー・ 取ら・れ・て・ 消費税・ 取ら・れ・て・ あっぷあっぷ・ 言(ゆ)ー・とり・ます。」

しょなぬか【初七日】《名詞、動詞する》 人が亡くなって七日目の日。また、その日に行う法要。「葬式・の・ 日ー・に・ しょなぬか・も・ 一緒に・ し・てしまう・ 家・が・ 増え・てき・た。」

しょにち【初日】《名詞》 なんにちかにわたる行事の、一日目。「相撲・は・ 明日・が・ しょにち・や。」

じょのくち【序の口】《名詞》 ①ものごとの初期段階。「へこたっ・たら・ あか・ん・で。まだまだ・ じょのくち・や・で。」②相撲の番付でいちばん下の位。「じょのくち・の・ 次・は・ 序二段・や。」

じょほ【両方】《名詞》 二つのものや、二つの事柄の双方。「じょほ・とも・ 買い・たい・ねん。」⇒じょうほう、りょうほう、りょほ〕

しょぼしょぼ《副詞と、動詞する》 ①陰気な感じで小雨が降る様子。「雨・が・ しょぼしょぼ・ 降る・ 晩・に・ まめだ・が・ とっくり・ 持っ・て・ 酒・ 買い・に。」②目を見開いておれず、まばたきをして不快な様子。「目ー・が・ しょぼしょぼし・て・ 気持ち・が・ 悪い・ねん。」

しょぼつく《動詞・カ行五段活用》 ①陰気な感じで小雨が降る。「しょぼつい・とっ・て・ なかなか・ 止ま・へん・の・や・なー。」②目を見開いて折れず、まばたきをして不快な状態である。「目ー・ しょぼつい・て・ 気持ち・が・ 悪い。」

しょぼんと《副詞、動詞する》 孤立した感じで寂しそうな様子。気力を失って元気のない様子。「しょぼんと・ し・とる・さかい・ 元気づけ・たっ・てー・な。」〔⇒しょんぼり〕

しょめい〔しょめー〕【署名】《名詞、動詞する》 書類などに自分の名前を書くこと。また、書かれたもの。サイン。「ダム・反対・の・ しょめー」

じょやのかね【除夜の鐘】《名詞》 大晦日の夜に、お寺の鐘を108回つき鳴らすこと。また、その鐘の音。「じょやのかね・を・ 撞き・に・ 行く。」

じょゆう〔じょゆー〕【女優】《名詞》 女性の俳優。「じょゆー・は・ じょゆー・や。タレント・ 言ー・たら・ 軽ー・ 聞こえ・まん・がな。」

じょり【草履】《名詞》 ①足に履くもの。「体育館・の・ 中・は・ 別・の・ じょり・を・ 履か・んと・ いか・ん・ねん。」②藁・藺草・竹皮などで編み、鼻緒をすげた履き物。「小学校・の・ 時・は・ 毎日・ ゴム・の・ じょーり・ 履い・て・ 学校・へ・ 行っ・た。」〔⇒じょじょ、はきもん。②⇒じょうり、ぞうり〕 

しょるい【書類】《名詞》 文字で書かれた書き付け。「しょるい・に・ 判・を・ 押し・てもらえ・ませ・ん・か。」

しょわる【性悪】《名詞、形容動詞や、動詞する》 意地悪く他人に接すること。悪戯をすることが過ぎること。意地の悪い人。悪戯をする人。「人・の・ もの・を・ 隠し・たり・ し・て・ しょわるや・なー。」「しょわるせ・んと・ 仲良ー・ し・たっ・て・な。」

しょんがつ【正月】《名詞》 ①新年を祝う3日間、または7日間。「しょんがつ・の・ 料理・を・ 作る。」②一年の最初の月。「しょんがつ・ 二月・ 三月・は・ あっという間・に・ 過ぎ・ても・た。」〔⇒しょうがつ〕

しょんべん【小便】《名詞、動詞する》 血液の中の老廃物や水分が、体外に排出されるもの。また、それを体の外へ出すこと。「田圃・の・ はた・で・ しょんべん・を・ する。」「立ち・しょんべん」「寝・しょんべん」〔⇒しょうべん、おしっこ、しっこ〕

しょんべんたれ【小便垂れ】《名詞、形容動詞や》 ①しばしば放尿する傾向のある人。「わし・は・ しょんべんたれや・さかいに・ 観光バス・に・ 乗っ・たら・ 早(はよ)ー・ 休憩し・てほしー・ねん。」②じゅうぶん成熟していない人。◆あしざまに言うときに使う言葉。「こいつ・は・ 学校・ 出たて・の・ しょんべんたれ・や・さかいに・ ちゃんと・ 仕事・を・ 教え・たら・んと・ 何・も・ わかっ・とら・へん。」〔⇒しょんべんたれ〕

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 偶然と言えば偶然ですが、「じょやのかね【除夜の鐘】」を聞いて1年が終わり、2014年の「しょんがつ【正月】」を迎えました。今日の語句の中に入っています。
 ほぼ1年の連載が過ぎようとしていますが、全体の半ばには達していません。今年も連載を続けます。

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