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2014年3月31日 (月)

【掲載記事の一覧】

 華やいだ桜の季節を迎えようとしています。新年度、新学期になって、周りが変化していくのは気持ちのよいものです。
 「中山道をたどる」は、しばらく中断します。
 中断している「放射状に歩く」は、もうすぐ再開します。
 その間は、明日から「新・言葉カメラ」を連載します。
 ウインドウズXPのサポート期間が終了するということで、あわててウインドウズ8.1搭載のパソコンを買いました。パソコン歴は30年を超えていますが、新しいものに慣れるのにはしばらく時間が必要です。
 ブログをお読みくださってありがとうございます。
 お気づきのことなどは、下記あてのメールでお願いします。
    gaact108@actv.zaq.ne.jp
 これまでに連載した内容の一覧を記します。

◆改訂最終版・明石日常生活語辞典 (1)~(450)~継続
    [2013年1月6日開始~ 最新は2014年3月31日]

◆中山道をたどる (1)~(1209)~継続
    [2013年11月1日開始~ 最新は2014年3月31日]

◆放射状に歩く (1)~(112)~継続
        [2013年4月13日開始~ 最新は2014年3月16日]

◆百載一遇 (1)~(6)~継続
    [2014年1月1日開始~ 最新は2014年1月30日]

◆新・言葉カメラ (1)~(18)~継続
    [2013年10月1日開始~ 最新は2013年10月31日]

◆名寸隅の記 (1)~(138)~継続
    [2012年9月20日開始~ 最新は2013年9月5日]

◆茜の空 (1)~(27)~継続
    [2012年7月4日開始~ 最新は2013年8月28日]

………【以下は、連載を終了したものです。】……………………………

◆言葉カメラ (1)~(385)
    [2007年1月5日開始~2010年3月10日終了]

◆明石日常生活語辞典 (1)~(1116)
    [2009年7月8日開始~2012年9月13日終了]

◆『明石日常生活語辞典』写真版 (1)~(4)
    [2010年9月10日開始~2011年9月13日終了]

◆国語教育を素朴に語る (1)~(51)
    [2006年8月29日開始~2007年12月12日終了]

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 (0)~(102)
    [2008年2月25日開始~2008年7月20日終了]

◆消えたもの惜別 (1)~(10)
    [2009年9月1日開始~2009年9月10日終了]

◆地名のウフフ (1)~(4)
    [2012年1月1日開始~2012年1月4日終了]

◆ことことてくてく (1)~(26)
    [2012年4月3日開始~2012年5月3日終了]

◆テクのろヂイ (1)~(40)
    [2009年1月11日開始~2009年6月30日終了]

◆神戸圏の文学散歩 (1)~(5)
    [2006年12月27日開始~2006年12月31日終了]

◆母なる言葉 (1)~(10)
    [2008年1月1日開始~2008年1月10日終了]

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] (1)~(4)
   [2006年12月23日開始~2006年12月26日終了]

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 (1)~(29)
    [2007年1月1日開始~2009年6月4日終了]

◆西島物語 (1)~(8)
    [2008年1月11日開始~2008年1月18日終了]

◆鉄道切符コレクション (1)~(24)
    [2007年7月8日開始~2007年7月31日終了]

◆足下の観光案内 (1)~(12)
    [2008年11月14日開始~2008年11月25日終了]

◆写真特集・薔薇 (1)~(31)
    [2009年5月18日開始~2009年6月22日終了]

◆写真特集・さくら (1)~(71)
    [2007年4月7日開始~2009年5月8日終了]

◆写真特集・うめ (1)~(42)
    [2008年2月11日開始~2009年3月16日終了]

◆写真特集・きく (1)~(5)
    [2007年11月27日開始~2008年11月13日終了]

◆写真特集・紅葉黄葉 (1)~(19)
    [2007年12月1日開始~2008年12月15日終了]

◆写真特集・季節の花 (1)~(3)
    [2007年5月8日開始~2007年6月30日終了]

◆屏風ヶ浦の四季 [2007年8月31日]

◆昔むかしの物語 [2007年4月18日]

◆小さなニュース [2008年2月28日]

◆辰の絵馬    [2012年1月1日]

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや (1)~(13)
    [2009年1月1日開始~2010年1月3日終了]

◆文章の作成法 (1)~(7)
    [2012年7月2日開始~2012年7月8日終了]

◆朔日・名寸隅 (1)~(19)
    [2009年12月1日開始~2011年6月1日終了]

◆教職課程での試み (1)~(24)
    [2008年9月1日開始~2008年9月24日終了]

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 (1)~(3)
    [2006年10月2日開始~2006年10月4日終了]

◆学力づくりのための基本的な視点 (1)~(7)
    [2006年10月5日開始~2006年10月11日終了]

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 (1)~(18)
    [2006年10月16日開始~2006年11月2日終了]

◆教職をめざす若い人たちに (1)~(6)
    [2007年6月1日開始~2007年6月6日終了]

◆これからの国語科教育 (1)~(10)
    [2007年8月1日開始~2007年8月10日終了]

◆現代の言葉について考える (1)~(7)
    [2007年7月1日開始~2007年7月7日終了]

◆自分を表現する文章を書くために (1)~(11)
    [2007年10月20日開始~2007年10月30日終了]

◆兵庫県の方言 (1)~(4)
    [2006年10月12日開始~2006年10月15日終了]

◆暮らしに息づく郷土の方言 (1)~(10)
    [2007年8月11日開始~2007年8月20日終了]

◆姫路ことばの今昔 (1)~(12)
    [2007年9月1日開始~2007年9月12日終了]

◆私の鉄道方言辞典 (1)~(17)
    [2007年9月13日開始~2007年9月29日終了]

◆高校生に語りかけたこと (1)~(29)
    [2006年11月9日開始~2006年12月7日終了]

◆ゆったり ほっこり 方言詩 (1)~(42)
    [2007年2月1日開始~2007年5月7日終了]

◆高校生に向かって書いたこと (1)~(15)
    [2006年12月8日開始~2006年12月22日終了]

◆1年たちました (1)~(7)
    [2007年8月21日開始~2007年8月27日終了]

◆明石焼の歌 (1)~(3)
    [2007年8月28日開始~2007年8月30日終了]

◆失って考えること (1)~(6)
    [2012年9月14日開始~2012年9月19日終了]

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中山道をたどる(120)

熊谷宿から松井田宿まで(59)

今回は松井田駅で終わる

 6時45分に板鼻の宿を出発して4時間、やっと着きました。松井田駅のホームが見えて(写真・左、10時41分撮影)、これで安心です。
 駅舎(写真・中、10時42分)へは、階段を上りますが、ひっそりとしています。10時44分に横川行きの電車が着いて、絵を描くためにここを訪れたという女性が、駅員からいろいろなことを聞いていました。
 うっすらと雪の肌を見せる浅間山が前方にありますが、今回はここ、松井田駅(写真・右、11時06分)で、街道歩きはお終いにします。11時16分の高崎行き電車に乗ります。雪の季節が終わってから碓氷峠を登ることにします。長い長い冬眠です。
 実は帰ってから、安中市観光協会と軽井沢観光協会に電話で尋ねました。どちらの答えも、碓氷峠を歩けるようになるのはゴールデンウィークの後だということでした。
 江戸時代はどのようにしていたのでしょうか。冬の間の京都-江戸の交通は、中山道を避けて東海道を利用していたということなのでしょうか。
 この連載も、ここでいったんお終いです。5月頃に再開することになるでしょう。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(450)

「明石日常生活語辞典…ち」(13)

ちょういちばん〔ちょーいちばん〕【ちょう一番】《名詞、副詞に》 他のものに比べて、格別に真っ先であること。「ちょーいちばんに・ 名前・を・ 書く。」「いつも・ あの・ 人・が・ ちょーいちばんに・ やって来る。」〔⇒といちばん〕

ちょうえき〔ちょーえき〕【懲役】《名詞》 罪を償わせるために、刑務所に入れて労役をさせること。「ちょうえき・ 5年」

ちょうかい〔ちょーかい〕【朝会】《名詞》 学校や会社などで、朝の挨拶や打ち合わせをしたりする集会。「一週間・に・ 一回・ 運動場・で・ ちょーかい・が・ ある・ねん。」〔⇒ちょうれい〕

ちょうかん〔ちょーかん〕【朝刊】《名詞》 朝に発行され(配達され)る新聞。「ちょーかん・の・ 配達・は・ 五時・ごろ・や。」■対語=「ゆうかん」

チョーク〔ちょーく〕【英語=chalk】《名詞》 粉末の石膏を固めたもので、黒い黒板に書くための筆記具。「赤い・ ちょーく・で・ 横・に・ 線・を・ 引く。」〔⇒はくぼく、はこぼく〕

ちょうこく〔ちょーこく〕【彫刻】《名詞》 木・石・金属などを彫ったり削ったりして、いろいろな形を作ること。また、そのようにして作られたもの。「神戸・の・ フラワーロード・に・ ちょーこく・が・ 並ん・どる。」 

ちょうこくとう〔ちょーこくとー〕【彫刻刀】《名詞》 いろいろな形を作るために、木を彫ったり削ったりするときに使う小刀。「ゴム版・(を・) 彫り・よっ・て・ ちょーこくとー・で・ 怪我し・た。」

ちょうし〔ちょーし〕【調子】《名詞》 ①体や心の中の具合。「良(え)ー・ ちょーし・で・ 昼寝し・とっ・たら・ 蚊ー・に・ 刺さ・れ・た。」②ものごとを行うときの勢い。「そろそろ・ ちょーし・が・ 出・てき・た。」「パソコン・の・ ちょーし・が・ 悪い・ねん。」③生活する姿勢や気位。「ちょーし・の・ 高い・ 人・や・さかい・ 寄付・は・ ぎょーさん・ 出さ・んと・ 気・が・ すま・ん・ね・やろ。」「ちょーし・の・ 高い・ こと・を・ 言(ゆ)ー。」「不景気や・さかい・ ちょーし・を・ 低ー・ せ・な・ やっ・ていか・れ・へん・ぞ。」④言葉によって表現するときの、音声や文章の具合。「わかりやすい・ ちょーし・で・ 書い・てある。」⑤音楽を演奏するときの音の高低。「ちょーし・の・ 合(お)ー・た・ 音・を・ 出す。」

ちょうしにのる〔ちょーしにのる〕【調子に乗る】《動詞・ラ行五段活用》 ①仕事などがうまく進む。「仕事・が・ ちょーしにのっ・てき・た。」②おだてられて、いい気になる。うぬぼれて、いい気になる。「ちょーしにのっ・て・ みんな・の・ 前・で・ 喧(やかま)しーに・ 言(ゆ)ー・とる。」

ちょうしもん〔ちょーしもん〕【調子者】《名詞》 ①深く考えないで、そのときの自分の気分や、周りの様子にしたがって行動する者。「ちょーしもん・が・ ひとり・で・ 歌・を・ 歌(うと)・とる。」②人からのおだてに乗りやすい者。「ちょーしもん・や・さかい・ 言(ゆ)わ・れ・たら・ 仕事・を・ 引き受け・てまう。」〔①⇒おっちょこちょい〕

ちょうしょ〔ちょーしょ〕【長所】《名詞》 人の性格・力量や、ものの性能などの優れているところ。「おっとりし・た・ とこ・が・ ちょーしょ・や。」 

ちょうじょ〔ちょーじょ〕【長女】《名詞》 女のきょうだいの中で最初に生まれた女の子。「ちょーじょ・が・ 後(あと)・から・ 嫁・に・ 行く。」◆一般には「(一番)上の女の子」「二番目の女の子」「三番目の女の子」という言い方が多い。■類語=「ちょうなん」

ちょうじょう〔ちょーじょー〕【頂上】《名詞》 山のいただきなどの、一番上のところ。「富士山・の・ ちょーじょ・へ・ 登っ・てみたい。」〔⇒てっぺん〕

ちょうしょく〔ちょーしょく〕【朝食】《名詞》 朝の食事。「ちょーしょく・を・ 抜く・ 子ども・が・ 多い・ん・やって。」〔⇒あさめし〕■類語=「ちゅうしょく」「ゆうしょく」

ちょうしんき〔ちょーしんき〕【聴診器】《名詞》 医者が患者の体に当てて、体内の音を聞き、体の様子を知る道具。「お医者はん・に・ ちょーしんき・を・ 当てら・れ・た。」

ちょうず〔ちょーず〕【手水】《名詞、動詞する》 ①大便・小便をするところ。特に、大便をするところ。「急に・ ちょーず・へ・ 行き・とー・なっ・た。」②排便をすること。用便。「長い・ 時間・ ちょーずする・ 人・や。」〔⇒べんじょ〕

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2014年3月30日 (日)

中山道をたどる(119)

熊谷宿から松井田宿まで(58)

松井田の町を歩く

 妙義山が迫って見えるようになりました(写真・左、9時52分撮影)。実はあと1時間余りでJR松井田駅に着かなければなりません。帰りは高崎経由で東京へ、そして羽田空港に急がなければならないのです。
 松井田宿の街道に通じる道筋から外れて歩きます。松井田の町は集落が続いているわけではありませんが、なかなか広い町です。下りの道になって、碓氷川を渡って(写真・中、10時30分)、それから上りになります。
 道を間違えてとんでもないところへ行ってしまわないようにという思いで歩いていると、やっと信越線の線路が見えました(写真・右、10時38分)。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(449)

「明石日常生活語辞典…ち」(12)

ちゅうにち〔ちゅーにち〕【中日】《名詞》 しばらく続く期間の真ん中の日。特に、春と秋にある彼岸7日間の真ん中の日。「今年・の・ 春・の・ ちゅーにち・は・ 二十三日・や。」

ちゅうにん〔ちゅーにん〕【仲人】《名詞》 結婚の仲立ちをする人。「頼ん・で・ ちゅーにん・に・ なっ・てもらう。」〔⇒なこうど、なこど〕

ちゅうねん〔ちゅーねん〕【中年】《名詞》 青年と老年の間の年頃。40~50歳代の働き盛りの人。「ちゅーねん・の・ おっさん」 

チューブ〔ちゅーぶ〕【英語=tube】《名詞》 ①自動車や自転車などのタイヤの中にあるゴムの管。「タイヤ・が・ ぺっちゃんこに・ なっ・て・ 中・の・ ちゅーぶ・が・ 見え・とる。」②筒型で絞り出すようになっている容器。「歯磨き粉・の・ ちゅーぶ」

ちゅうぶう〔ちゅーぶー、ちゅーぶ〕【中風】《名詞》 脳卒中の発作後に現れる半身不随などの症状。「ちゅーぶー・に・ なっ・て・ 家・で・ 寝・とる。」

ちゅうぶらりん〔ちゅーぶらりん〕【宙ぶらりん】《名詞、形容動詞や》 ①空中にぶら下がっていること。「蓑虫・が・ ちゅーぶらりんに・ なっ・とる。」②どっちつかずで中途半端であること。「ちゅーぶらりんで・ まだ・ 話・が・ まとまっ・とら・へん。」 

ちゅうぶる〔ちゅーぶる〕【中古】《名詞》 使って古くなっていること。使って古くなっているもの。また、そのような状態で手に入れたもの。「バス・は・ ちゅーぶるや・さかい・ スピード・が・ 出・やへん。」〔⇒ちゅうこ、ちゅうこひん、ちゅうぶるひん〕

ちゅうぶるひん〔ちゅーぶるひん〕【中古品】《名詞》 使って古くなっているもの。また、そのような状態で手に入れたもの。「ちゅーぶるひん・の・ 機械・を・ 買う。」〔⇒ちゅうこひん、ちゅうこ、ちゅうぶる〕

ちゅうもん〔ちゅーもん〕【注文】《名詞》 ①品物を届けさせたり、作らせたりすること。「親子どんぶり・を・ ちゅーもんする。」②条件や希望を提示すること。「難しい・ ちゅーもん・は・ せ・んとい・て。」  

ちゅうもんとり〔ちゅーもんとり〕【注文取り】《名詞、動詞する》 得意先を回って、買いたい品物を聞いて回ること。ご用聞き。「八百屋・の・ ちゅーもんとり・が・ 来・た。」 

ちゅんちゅん《名詞、副詞と》 ①人家の近くに群れをなしてすむ、茶色の小さな鳥。「ちゅんちゅん・に・ 餌・を・ やる。」②雀の鳴き声を表す言葉。「朝・から・ ちゅんちゅんと・ やかましーに・ 鳴い・とる。」◆①は幼児語。〔①⇒すずめ〕

チューリップ〔ちゅーりっぷ〕【英語=tulip】《名詞》 百合に似た赤・白・黄・紫色などの大きな六弁の花を咲かせる、球根で増えていく草花。「庭・に・ ちゅーりっぷ・が・ 咲い・とる。」

ちゅうろう〔ちゅーろー〕【中老】 祭りの運営などのために、青年団員としての年齢(30歳くらいまで)を過ぎた人たちが構成している集まり。「祭り・で・ ちゅーろー・が・ 神輿・を・ かく。」

ちょいちょい《副詞、形容動詞や》 しばしばというほどではないが、時にはあるということを表す言葉。「このごろ・は・ 雨・が・ 降る・の・は・ ちょいちょいや。」「ちょいちょい・ 間違い・が・ ある。」「ちょいちょい・ 石焼き芋・を・ 売り・に・ 来る。」〔⇒ちょくちょく、ちょこちょこ、ときどき〕

ちょう〔ちょー〕【町】《名詞》 ①市や村などと同様に、地方公共団体の一つ。「加古郡・の・ 稲美ちょー」②市などの中にある、小さな地域の名前。「明石・の・ 人丸ちょー」③およそ99アールに相当する、尺貫法の広さの単位。「1ちょー・の・ 田圃・を・ 持っ・とる。」④およそ109メートルに相当する、尺貫法の距離の単位。「駅・まで・は・ 5ちょー・ほど・ ある。」

ちょう〔ちょー〕【腸】《名詞》 食物を消化したり栄養分や水分を吸い取ったりする、胃に続く部分から肛門までの器官。「ちょー・の・ 病気・に・ なる。」 

ちょう〔ちょー〕【蝶】《名詞》 美しい色彩の二対の羽をもち、それをひらひらさせて飛び、花の蜜などを吸う昆虫。「揚羽・の・ ちょー」〔⇒ちょうちょう〕

ちょう〔ちょー〕【丁】《接尾語》 豆腐、算盤、鋏、包丁などを数える言葉。「豆腐・ 2ちょー・ 買(こ)ー・てき・てんか。」 

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2014年3月29日 (土)

中山道をたどる(118)

熊谷宿から松井田宿まで(57)

妙義道と碓氷川

 郷原に、妙義道の常夜灯(写真・左、9時35分撮影)があります。安中市指定の重要文化財です。
 傍に立てられている説明板によれば、建立は1808年(文化5年)4月で、郷原を中心とした妙義神社を尊崇する妙義講の人たちが、当時原市に仮住いしていた信州伊奈郡手良郷野口村の石工向山民吉に造らせたということです。「是より妙義道」と刻んであって、常夜燈であるとともに中山道から妙義神社への道しるべとしての役割を果たしました。
  妙義神社は、妙義山の主峰である白雲山の東のふもとにあります。現在は富岡市に属しています。創建は537年と伝えられていて、そこへの参詣道は時代によって変化したことでしょう。剣撃の師範・山中貞輔氏の碑というのも傍に立っています。
 そのまま広い国道を進んでもよいのですが、本来の旧中山道は、右手に入って、急坂になっている細い道を下るようですので、そちらへ下りていきます(写真・中、9時37分)。 ぐるっと回って、大坂地下道というところで、国道の下を潜って、少し上ってくると、下に碓氷川が見えて、展望が開けます。(写真・右、9時49分)

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(448)

「明石日常生活語辞典…ち」(11)

ちゅうがっこう〔ちゅーがっこー、ちゅうがっこ〕【中学校】《名詞》 小学校を卒業した後に進む三年間の義務教育の学校。「ちゅーがっこ・へ・ 電車・に・ 乗っ・て・ 通う。」

ちゅうがやり〔ちゅーがやり〕【宙返り】《名詞、動詞する》 空中で体を回転させること。「マット・の・ 上・で・ ちゅーがやりし・て・ 見せる。」〔⇒ちゅうがえり〕

ちゅうかん〔ちゅーかん〕【中間】《名詞》 ①二つのものの間。「家・と・ 学校・と・の・ ちゅーかん」②ある期間の途中や真ん中。途中物事を行っている途中。「まだ・ ちゅーかん・や・さかい・ 出来上がっ・とら・へん・ねん。」

ちゅうこ〔ちゅーこ〕【中古】《名詞》 使って古くなっていること。使って古くなっているもの。また、そのような状態で手に入れたもの。「だいぶ・ ちゅーこに・ なっ・てき・た・さかい・ もー・ 売っ・たり・は・ でけ・へん。」〔⇒ちゅうぶる、ちゅうこひん、ちゅうぶるひん〕

ちゅうこひん〔ちゅーこひん〕【中古品】《名詞》 使って古くなっているもの。また、そのような状態で手に入れたもの。「ちゅーこひん・の・ 自転車」〔⇒ちゅうぶるひん、ちゅうこ、ちゅうぶる〕

ちゅうし〔ちゅーし〕【中止】《名詞、動詞する》 ①予定していたものを、実施前に取りやめにすること。「風邪・が・ はやっ・とる・ので・ マラソン大会・は・ ちゅーしする。」②実施している途中で、一時中断したり、とりやめにしたりすること。「雨・が・ 強(つよ)・ なっ・た・ので・ 運動会・は・ ちゅーしし・て・ やむ・の・を・ 待つ。」

ちゅうじえん〔ちゅーじえん〕【中耳炎】《名詞》 耳の鼓膜のあたりで起こる病気。「ちゅーじえん・で・ 耳垂れ・が・ 出る。」 

ちゅうしゃ〔ちゅーしゃ〕【注射】《名詞、動詞する》 針を射して、液状の薬を体の中に入れること。「予防・の・ ため・に・ ちゅーしゃ・を・する。」

ちゅうしん〔ちゅーしん〕【中心】《名詞》 ①いろいろのものが集中しているところ。非常に重要なところ。「神戸・の・ ちゅーしん・は・ 三宮・や。」②いちばん中央にあたるところ。円の弧のすべての位置から等距離にある点。「運動場・の・ ちゅーしん」〔⇒まんなか〕

ちゅうする〔ちゅーする〕《動詞・サ行変格活用》 口の中に入れているものを、口から出す。「ごろごろし〔=うがいをし〕・て・から・ ちゅーし・なさい。」「チューインガム・は・ 食べ・んと・ ちゅーしー・よ。」◆幼児語。〔⇒はく、はきだす〕

ちゅうせん〔ちゅーせん〕【抽選】《名詞、動詞する》 番号や印を付けておいたものを引くこと。また、その方法でことを決めること。「ちゅーせん・は・ 空くじ・ なし・でっ・せ。」〔⇒くじびき〕

ちゅうちゅう〔ちゅーちゅー〕《副詞と、動詞する》 液体などを吸う様子。ストローなどを使って、液体などを吸い上げる様子。◆音を立てて吸う場合に使うことが多い。「乳・を・ ちゅーちゅー・ 吸う。」◆幼児語。

ちゅうちゅう〔ちゅーちゅー〕《名詞》 家や畑などにすみ、農作物を食い荒らしたり、病原菌を媒介したりする、繁殖力が強い小動物。「天井・を・ ちゅーちゅー・が・ 走っ・とる。」◆幼児語。〔⇒ねずみ〕

ちゅうと〔ちゅーと〕【中途】《名詞》 ものごとが始まってから、まだ終わらないうち。進行しているものごとの中ほど。「ちゅーと・で・ あきらめ・んと・ 最後・まで・ やっ・てみ・ん・かいな。」〔⇒とちゅう〕

ちゅうとはん〔ちゅーとはん〕【中途半】《名詞、形容動詞や》 ①途中までしか出来上がっていないこと。「ちゅーとはん・で・ 仕事・を・ やめ・たら・ あか・ん。」②どっちつかずなやり方で徹底しないこと。「ちゅーとはんな・ 答え・を・ 言わ・れ・たら・ 迷う・がな。」〔⇒ちゅうとはんぱ〕

ちゅうとはんぱ〔ちゅーとはんぱ〕【中途半端】《名詞、形容動詞》 ①途中までしか出来上がっていないこと。「ちゅーとはんぱな・ 絵ー」②どっちつかずなやり方で徹底しないこと。「ちゅーとはんぱな・ 返事・や・さかい・ 言ー・たい・ こと・が・ よー・ わから・へん。」〔⇒ちゅうとはん〕

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2014年3月28日 (金)

中山道をたどる(117)

熊谷宿から松井田宿まで(56)

百番供養塔と荒木流

 自性寺(写真・左、9時13分撮影)のあたりも静かです。このあたりでは、地元の人にも出会うことがありません。自性寺には、新島襄先生先祖菩提寺と書かれています。市指定重要文化財・宝篋印塔とも書かれ、磯貝雲峰の墓入口とも書かれています。磯貝雲峰は明治時代の詩人で、訳詩や小説も書いています。33歳で夭折しています。
 松井田宿まであと2.9㎞の地点(写真・中、9時15分)に、道祖神と並んで、百番供養と書かれている碑があります。
  百番供養塔というのは、西国三十三カ所、坂東三十三カ所、秩父三十四カ所、合わせて百カ寺を巡礼してきた人が記念に建てたもののようで、江戸時代後期に全国に広まっています。体の弱い人やお年寄りは、遠くを巡礼できませんので、近くにある百番供養塔を巡ったと言われています。
 荒木流の道場と書かれています(写真・右、9時28分)。荒木流は日本武術の一種で、荒木流拳法とも言われているようです。安土桃山時代に創始されたようで、現在は群馬県の伊勢崎、前橋、安中あたりに継承されているようです。
 百番供養塔と言い、荒木流と言い、関東北部の地域の文化のように感じられます。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(447)

「明石日常生活語辞典…ち」(10)

ちゃわんむし【茶碗蒸し】《名詞》 卵を出し汁で溶いたものに、肉・野菜などを入れて、食器のままで蒸した料理。「ちゃわんむし・の・ 中・に・ 百合根・を・ 入れる。」〔⇒ちゃむし、ちゃんむし〕

ちゃん《名詞に接続する接尾語》 ①人の名前や人をあらわす言葉に付けて、親愛感などを表す言葉。「一郎ちゃん・は・ 元気です・か。」「叔父ちゃん・に・ 会う。」②食べ物の名前に付けて、やわらかい感じを表す言葉。「飴ちゃん」「とっぺちゃん〔=豆腐〕」■類語=「さん」「はん」

ちゃんこ《動詞の連用形に接続する接尾語》 過度に何かの動作をするということを表す言葉。「着物・を・ 踏みちゃんこ・に・ し・たら・ あか・ん・やろ。」「触りちゃんこに・ し・たら・ めげ・てまう・がな。」「壁・を・ 塗りちゃんこに・ する。」「絵の具・の・ 色・が・ 混ぜちゃんや。」「台風・が・ 暴れちゃんこに・ 通っ・ていっ・た。」〔⇒さんこ、こべ〕

ちゃんちゃらおかしい〔ちゃんちゃらおかしー〕《形容詞》 取るに足りないほど、実に馬鹿げている。「お前・の・ 言(ゆ)ー・ こと・なんか・ ちゃんちゃらおかしー・て・ 聞い・とら・れ・へん・わい。」

ちゃんちゃんと《副詞、動詞する》 ①ものごとを確実に行う様子。「落ち着い・て・ ちゃんちゃんと・ 書き・なはれ。」②手際よく、素早く行う様子。「ちゃんちゃんとせ・な・ 間に合わ・へん・ぞ。」〔⇒ちゃっちゃっと、ちゃんちゃんと。①⇒ちゃんと。②⇒さっさと、さっさっと、ちゃっと〕

ちゃんと〔ちゃーんと〕《副詞、動詞する》 ①ものごとを確実に行う様子。「ちゃんと・ 鉄棒・に・ つかまっ・て・ 落ち・ん・よー・に・ せー・よ。」「ちゃんと・ 計算する。」②整っていて乱れがない様子。几帳面な様子。「ちゃーんとし・た・ 服装・を・ しー・よ。」③規則正しい様子。決まり通りである様子。「朝・に・ なっ・たら・ ちゃんと・ お日さん・が・ 昇る。」④はっきりしている様子。正確で間違いがない様子。「あんた・の・ 腹・の・ 中・は・ ちゃーんと・ わかっ・とる。」〔①⇒ちゃんちゃんと。②③④⇒きちんと。③⇒ちんと〕

ちゃんぽん《名詞、副詞に、動詞する》 いろいろな食べ物を混ぜること。また、混ぜた食べ物。「肉・と・ 野菜・を・ ちゃんぽんに・ し・て・ 炒める。」

ちゃんむし【茶ん蒸し】《名詞》 卵を出し汁で溶いたものに、肉・野菜などを入れて、食器のままで蒸した料理。「会席・に・ ちゃんむし・が・ 付い・とる。」〔⇒ちゃむし、ちゃわんむし〕

ちゅう〔ちゅー〕【中】《名詞》 ①程度や度合いが普通であること。程度や度合いが真ん中あたりであること。「ご飯・は・ 大盛り・や・ のー・て・ ちゅー・に・ し・てんか。」②中学校。中学生。「ちゅー三・に・も・ なっ・た・ん・かいな。」■対語=「だい」「しょう」

ちゅう〔ちゅー〕【中】《接尾語》 何かをしている途中であることを表す言葉。「今・ 勉強ちゅー・や・ねん。」

ちゅう〔ちゅー〕【宙】《名詞》 ①地面から離れている空間。「風船・が・ ちゅー・に・ 浮い・とる。」「ちゅー・で・ くるりと・ 回る。」②書いてあるものを見ないで、言ったりしたりすること。「きちんと・ 覚え・て・ ちゅー・で・ 言(ゆ)ー・てみ・なさい。」

ちゅう〔ちゅー〕《助詞》 「という」がつづまった形。「何・ちゅー・ 話・や。」「何・とか・ちゅー・ 人」「明日・ 来る・ちゅー・とる・のに・ 聞い・てくれ・へん・ねん。」「払う・ちゅー・ても・ 信用でけ・へん。」

ちゅうい〔ちゅーい〕【注意】《名詞、動詞する》 ①特に気をつけること。用心すること。「事故・に・ ちゅーいし・て・ 運転する。」②他の人から諭すこと。気をつけさせること。「先生・に・ ちゅーいさ・れ・た。」

チューインガム〔ちゅーいんがむ〕【英語=chewing gum】《名詞》 噛んで味わうようにした、ゴムのような合成樹脂に風味や糖分などをつけた菓子。「ちゅーいんがむ・の・ かす・が・ 靴・に・ ひっつい・て・ 腹・が・ 立つ。」〔⇒ガム〕

ちゅうがえり〔ちゅーがえり〕【宙返り】《名詞、動詞する》 空中で体を回転させること。「燕・が・ ちゅーがえりし・た。」〔⇒ちゅうがやり〕

ちゅうがくせい〔ちゅーがくせー〕【中学生】《名詞》 中学校に通っている生徒。「ちゅーがくせー・から・は・ 電車賃・は・ 大人・や。」 

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2014年3月27日 (木)

中山道をたどる(116)

熊谷宿から松井田宿まで(55)

妙義山がゆっくりと近づいて

 家々の間の道を歩いていると、山の姿はすっきりとは見えないものですが、左手にある特異な形をした妙義山が時々は目に入ります。前方にははるかに浅間山の姿もあります。そして、山はゆっくりとゆっくりと近づいてきます。
 松井田宿まで3.9㎞という表示(写真・左、8時59分撮影)があります。安中から松井田までの道のりの半分を過ぎました。このあたりにも、やっぱり道祖神があって、いかにも街道筋という感じの道が続いています。
 番匠屋敷というバス停(写真・中、9時08分)を通り過ぎます。番匠というのは木造建築に関わった人たちのことで、宮廷の営繕に従事した大工さんなどを指すことが多いようですが、そのような仕事をした人が住んでいたところなのでしょうか。
 日枝神社(写真・右、9時12分)があります。郷原という地名です。説明板によれば、本社は滋賀県大津市坂本の日吉大社だと書いてありますが、諏訪神社、白山神社などいくつかの神社を合祀したものだとも書いてあります。社殿の真ん前に神楽殿があって、それをくぐって参拝するという様式は珍しいようです。
 ともかく、昔の街道風景を想像するのにふさわしいところです。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(446)

「明石日常生活語辞典…ち」(9)

ちゃっちゃっと《副詞、動詞する》 ①きちんと、確実に行う様子。「あの・ 人・は・ ちゃっちゃっとする・さかい・ 間違い・が・ あら・へん。」②手際よく、素早く行う様子。「掃除・は・ ちゃっちゃっと・ 済まし・てしまい・よ。」〔⇒ちゃっちゃと、ちゃんちゃんと。②⇒さっさと、さっさっと、ちゃっと〕

ちゃっちゃと《副詞、動詞する》 ①きちんと、確実に行う様子。「よそ見・を・ せ・んと・ ちゃっちゃと・ 歩け。」②手際よく、素早く行う様子。「ちゃっちゃと・ 嫁入り・を・ し・たら・ どない・や。」〔⇒ちゃっちゃっと、ちゃんちゃんと。②⇒さっさと、さっさっと、ちゃっと〕

ちゃづつ【茶筒】《名詞》 茶の葉を入れておく、円柱形の容器。「湿ら・ん・よーに・ ちゃずつ・に・ 入れ・とく。」

ちゃっと《副詞、動詞する》 手際よく、素早く行う様子。「ちゃっと・ 部屋・の・ 掃除・を・ 済まし・てしも・た。」〔⇒ちゃっちゃっと、ちゃっちゃと、ちゃんちゃんと、さっさと、さっさっと、さっと〕

ちゃつみ【茶摘み】《名詞、動詞する》 茶の木から、新しい芽や葉を摘み取ること。「宇治・で・ ちゃつみ・を・ 見・た。」

ちゃない【汚い】《形容詞》 ①不潔・不衛生で汚れている。「ちゃない・さかい・ 掃除し・とい・ておくれ。」②乱暴で、きちんとしていない。見苦しかったり聞き苦しかったりする。美観を損ねる。「ちゃない・ 絵ー・や・さかい・ 何・を・ 描い・とる・の・か・ わから・へん。」③心が正しくない。ずるくて、腹黒い。「金・に・ ちゃない・ やつ・や。」〔⇒きたない、きちゃない、たない。①②⇒ばっちい、ばばい、ばばちい、ばばっちい〕

ちゃのこ【茶の子】《名詞》 ①お茶を飲むときにいっしょに食べる嗜好品。茶請け。「手伝い・に・ 来・てくれ・た・ 人・に・ ちゃのこ・を・ 出す。」②法事などのときの配り物。「近所・に・ ちゃのこ・を・ 配る。」〔①⇒ちゃがし、ちゃがしん〕

ちゃばしら【茶柱】《名詞》 茶碗に注いだ茶の中に、縦になって浮かぶ茶の茎。「ちゃばしら・が・ 立つ。」

ちゃばら【茶腹】《名詞》 茶をたくさん飲んで、腹がいっぱいになっている状態。また、そのときの腹具合。「飯・が・ 足ら・なんだ・さかい・ ちゃばら・に・ し・た。」

ちゃびん【茶瓶】《名詞》 ①湯を沸かすときに用いる、陶器や金属でできているもの。「ちゃびん・で・ 湯ー・を・ 沸かす。」②毛髪の抜け落ちた頭。「あの・ ちゃびん・が・ うち・の・ 親父・や。」〔②⇒はげちゃびん、はげちゃん、はげあたま〕

ちゃぶちゃぶ《名詞、動詞する》  ①入浴するための場所。浴室。また、その湯。「ちゃぶちゃぶ・で・ 足・を・ 洗い・なはれ。」②入浴をすること。行水をすること。「ゆっくり・ ちゃぶちゃぶし・なはれ。」◆幼児語。〔⇒ふろ、ちゃいちゃい〕

ちやほや《副詞と、動詞する》 おだてたり甘やかしたりして、相手の機嫌をとる様子。「ちやほやさ・れ・て・ 育っ・た。」

ちゃまが【茶釜】《名詞》 茶の湯などで、湯を沸かすために使う釜。「鉄・の・ ちゃまが・で・ お茶・を・ わかす。」〔⇒ちゃがま〕

ちゃみせ【茶店】《名詞》 人出の多い所などにあって、菓子などを売ったり、お茶を飲ませたりする店。「公園・に・ ちゃみせ・が・ ある。」

ちゃむし【茶蒸し】《名詞》 卵を出し汁で溶いたものに、肉・野菜などを入れて、食器のままで蒸した料理。「ちゃむし・は・ 熱い・うち・に・ 食べ・てください。」〔⇒ちゃわんむし、ちゃんむし〕

ちゃらちゃら《副詞と、動詞する》 ①華美で目立つ様子。「ちゃらちゃらし・た・ 服・を・ 着・とる。」②男女が人前で親しくする様子。「町・の・ 真ん中・で・ ちゃらちゃらせ・んとい・てんか。」③硬貨などが触れ合って軽く音を出す様子。「ポケット・から・ ちゃらちゃらと・ 音・が・ し・とる。」

ちゃらんぽらん《名詞、形容動詞や》 ①しっかりした考えを持たず、その場限りでいい加減なこと。「ちゃらんぽらんに・ もの・を・ 言(ゆ)ー。」②仕事に責任感を持たず、投げやりに行うこと。「ちゃらんぽらんな・ 仕事・を・ し・たら・ 注文・を・ もらわ・れ・へん。」

ちゃわん【茶碗】《名詞》 ご飯を食べたり、お茶を飲んだりするときに使う食器。「新しい・ ちゃわん・を・ 買う。」

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2014年3月26日 (水)

中山道をたどる(115)

熊谷宿から松井田宿まで(54)

百年一度御開帳の秘仏

 地域を結ぶかわいいバス(写真・左、8時36分撮影)に出会いました。信越線の磯部駅と北陸(長野)新幹線の安中榛名駅とを結ぶバスです。磯部温泉はこの地域では知られた温泉で、バスは遠来の客を新幹線から運んでいるようです。
 地蔵堂があって、市指定文化財の地蔵菩薩像(写真・中、8時44分)があります。次のような説明が書かれています。

 当地蔵堂の御本尊地蔵菩薩像は、大永五年(一五二五)松井田小屋城主安中忠清が、原市に榎下城を築いて移り住むとき、かつての故郷越後国新発田より、近戸明神、米山薬師と共に城の守護仏として勧請したと伝えられている。
 像は木造寄木造りで総高一、一五米、金箔半跏趺坐像で、室町時代初期の作と推定される。霊験灼かな秘仏として百年に一度御開帳される。
 なお、日本三地蔵(新発田、八本木、壬生)の一つとして善男善女の崇敬を集めた。

 百年に一度とはずいぶんなもので、拝めるはずもありません。
 このあたりでは、道祖神(写真・右、8時47分)が次々と目に入ります。その都度写真を撮りますが、いちいち掲載はしません。その中でも、これは注連縄が張られた立派なものです。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(445)

「明石日常生活語辞典…ち」(8)

ちゃいろ【茶色】《名詞》 黒みを帯びた黄赤色。「昔・の・ 電車・は・ ちゃいろ・ばっかり・やっ・た。」〔⇒ちゃ〕

ちゃう【違う】《動詞・ワア行五段活用》 ①正しいものと異なる。間違う。「そんな・ 答え・と・ ちゃう・さかい・ もー・ いっぺん・ 考え・てみー。」②考えや思いなどが合わなくて、差がある。「昨日・ 言(ゆ)ー・た・ こと・と・ ちゃう・やない・か。」③他と異なって優れている。「やっぱり・ ひと味・ ちゃう・なー。」④上に述べていることを否定するときに言葉。「ちゃう・ぞー。そんな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・た・ 覚え・は・ あら・へん。」〔⇒ちがう〕■他動詞は「ちがえる」

ちゃうちゃう【違う違う】《感動詞》 強く否定するときに発する言葉。まったく、そうではない。「ちゃうちゃう・ それ・は・ 間違い・や。」

ちゃがし【茶菓子】《名詞》 お茶を飲むときにいっしょに食べる嗜好品。茶請け。「何・ぞ・ ちゃがし・が・ 欲しー・なー・」〔⇒ちゃがしん、ちゃのこ〕

ちゃがしん【茶菓子】《名詞》 お茶を飲むときにいっしょに食べる嗜好品。茶請け。「子ども・に・も・ ちゃがしん・を・ 買(こ)ー・たろ・か。」〔⇒ちゃがし、ちゃのこ〕

ちゃかす【茶化す】《動詞・サ行五段活用》 真面目に取り合わないで、冗談めかしてはぐらかす。冗談のようにして、からかう。「こっち・は・ 真面目な・ん・や・さかい・ ちゃかし・た・ 話・に・ せ・んとい・てんか。」〔⇒ちゃちゃ(を)いれる〕

ちゃかちゃか《副詞と、動詞する》 落ち着きなく慌ただしく動き回る様子。騒がしく動き回る様子。「ちゃかちゃかと・ 走り回っ・て・ 忙しー・ 人・や・なー。」

ちゃがま【茶釜】《名詞》 茶の湯などで、湯を沸かすために使う釜。「文福ちゃがま」〔⇒ちゃまが〕

ちゃがら【茶柄】《名詞》 茶を入れた後に残った茶の葉。「ちゃがら・を・ 撒い・て・ 座敷・を・ 掃く。」

ちゃきちゃき《形容動詞や、動詞する》 ①言葉や行動が、整っていて敏速である様子。言葉や態度がはっきりしている様子。「ちゃきちゃきと・ 言(ゆ)ー・てくれ・た・さかい・ よー・ わかった。」②やや自己中心的な言葉や行動がある様子。「ちゃきちゃきし・た・ 人・や・さかい・ 他人・の・ こと・なんか・ 気ー・に せー・へん。」〔①⇒しゃきしゃき、しゃかしゃか、はきはき〕

ちゃく【着】《接尾語》 到着した順番や時刻、衣服の数などを数える言葉。「一ちゃく・で・ ゴールインし・た。」「六時・ちゃく・の・ 電車」「背広・を・ 二ちゃく・ いっぺんに・ 買(こ)ー・た。」

ちゃくせき【着席】《名詞、動詞する》 席に腰をかけること。席に腰をかけたままであること。「椅子・に・ ちゃくせきする。」「ちゃくせき・で・ 自己紹介する。」「起立・ 礼・ ちゃくせき」

ちゃくりく【着陸】《名詞、動詞する》 飛行機などが、地上に降りること。「飛行機・に・ 乗っ・たら・ ちゃくりくする・まで・ 生き・た・ 心地・が・ せー・へん・ねん。」

ちゃこし【茶漉し】《名詞》 湯を注ぐときに、小さな網を用いて茶の葉のかすを取り除く道具。「ちゃこし・の・ 目ー・が・ 詰まっ・た。」

ちゃさじ【茶匙】《名詞》 ①抹茶や薬などをすくうときに使う竹などでできた匙。「ちょっと・の・ 量・を・ ちゃさじ・で・ すくう。」②コーヒーなどを飲むときに使う金属製の匙。「ちゃさじ・で・ 混ぜ・て・ 砂糖・を・ 溶かす。」

ちゃしつ【茶室】《名詞》 茶の湯のときに使う部屋。「ちゃしつ・の・ ある・ 別荘」

ちゃたく【茶托】《名詞》 湯飲み茶碗を載せる、小さな受け皿。「竹・で・ でけた・ ちゃたく」

ちゃだんす【茶箪笥】《名詞》 茶碗や食器などを入れておく、棚のついた家具。「ちゃだんす・から・ 急須・を・ 出す。」

ちゃちゃ(を)いれる【茶々(を)入れる】《動詞・ラ行下一段活用》 真面目に取り合わないで、冗談めかしてはぐらかす。冗談のようにして、からかう。横合いから、要らぬことを言う。「ちゃちゃいれ・んと・ よー・ 聞ー・てくれ・へん・か。」〔⇒ちゃかす〕

チャック〔ちゃっく〕《名詞、動詞する》 ①服や鞄などに付けて開け閉めするために、金属または樹脂の細かい歯を並べて、その間に金具を滑らせるようにしたもの。ファスナー。ジッパー。「ズボン・の・ ちゃっく・が・ 開い・てまっ・せ。」②開くことがないようにすること。「口・に・ チャックし・て・ もの・を・ 言わ・ん・よーに・ する。」◆「チャック」は、一見すると外来語のようにも見えるが、「巾着(きんちゃく)」をもじって「チャック印」としてファスナーを販売したことに由来すると言われている。

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2014年3月25日 (火)

中山道をたどる(114)

熊谷宿から松井田宿まで(53)

杉並木の指定と御小休所の指定

 安中原市の杉並木についての説明板(写真・左、8時14分撮影)がありました。それによりますと、杉の本数は天保15年には安中に387本、原市に345本、合わせて732本がありました。安中の方は昭和42年に67本になりましたが翌年・昭和43年にはすべて伐採されています。その昭和42年、原市は94本に減っています。安中はすべて消滅ですが、原市は14本が残り、その後に54本の植樹が行われたことが書かれています。
 酒屋さん(写真・中、8時26分)があって、「水芭蕉」「上州安中杉街道」という銘柄が大きく書かれています。杉街道がお酒の銘柄だけに残るようにならないことを祈るばかりです。
 原市高札場跡(写真・右、8時28分)の表示があって、その近くに明治天皇原市御小休所という立派な石碑が建っています。「明治十一年北陸東海巡幸の際九月五日御小休所となりたる処にして主要部分はよく旧規模を存せり」という説明板があります。石碑には「史跡名勝天然記念物保存法により史跡として昭和九年十一月文部大臣指定」という文字が見えます。戦前の時代のあり方を彷彿とさせられます。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(444)

「明石日常生活語辞典…ち」(7)

ちびりちびり《副詞と》 ①飲み物を、間を置いて少しずつ飲む様子。「苦い・さかい・ ちびりちびり・ 飲ん・だ。」②物事を一度に進めないで、すこしずつ行っていく様子。「借金・を・ ちびりちびり・ 返す。」〔⇒ちびちび、ちょびちょび〕

ちびる《動詞・バ行上一段活用》 ①磨り減る。擦り切れて小さくなったり薄くなったりする。「靴・の・ 底・が・ だいぶ・ ちび・た。」「ちび・た・ 鉛筆」②大小便などを漏らす。少し出す。「寒ー・て・ 小便・を・ ちびっ・た。」③出し惜しみをする。「ちびっ・て・ なかなか・ 寄付し・てくれ・へん。」〔⇒しびる〕

ちぶ《名詞》 ものをまとめるようなときに使う、輪の形にした紐状のゴム。「紙・を・ 束・に・ し・て・ ちぶ・で・ とめる。」◆飴色の輪ゴムを「あめちぶ」と言う。〔⇒わゴム〕

ちぶさ【乳房】《名詞》 胸にあって乳を出すところ。「赤子・に・ ちぶさ・を・ 吸わ・す。」〔⇒ちち〕

チブス〔ちぶす〕《名詞》【ドイツ語=Typhus】 高熱や発疹をともなう、細菌によって起こる感染症。「昔・は・ ちぶす・で・ 入院する・ 人・が・ おっ・た。」〔⇒チビス〕

ちべたい【冷たい】《形容詞》 ①固体や気体の温度が低くて、触れると冷ややかな感じがする。冷えている。「北風・が・ 吹い・て・ 手ー・が・ ちべたい。」②思いやりがない。人情味に欠ける。「ほんまに・ ちべたい・ やつ・や。」〔⇒つめたい、つべたい、ちめたい。①⇒ひやこい〕■対語=①「あつい」「ぬくい」

ちまみれ【血塗れ】《形容動詞や》 血がしたたっている様子。一面、血に染まる様子。「魚・を・ 料理し・て・ 手ー・が・ ちまみれに・ なっ・た。」〔⇒ちだらけ〕

ちまめ【血まめ】《名詞》 強く撲ったり挟んだりしたときに、皮下が出血して、皮膚が豆のように盛り上がったもの。「戸ー・で・ 手ー・を・ はさん・で・ ちまめ・が・ でけ・た。」

ちみきる《動詞・ラ行五段活用》 ①指先や爪で、皮膚をつまんで強くひねる。「怒っ・て・ 背中・を・ ちみきり・やがっ・た。」②指先でちぎる。「細い・ 竹・を・ ねじっ・て・ ちみきる。」〔⇒つめきる、ちめきる。①⇒つねる、ひねる、ひねきる〕

ちめきりそう〔ちめきりそー〕【爪切り草】《名詞》 夏から秋にかけて、赤、白、黄色、紫色などの花を咲かせる、背丈の短い草。松葉牡丹。「去年・ 咲い・とっ・た・ ところ・に・ 今年・も・ ちめきりそー・が・ 生え・てき・とる。」〔⇒つめきりそう〕

ちめきる《動詞・ラ行五段活用》 ①指先や爪で、皮膚をつまんで強くひねる。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ ちめきっ・たっ・た。」②指先でちぎる。「饅頭・を・ ちめきっ・て・ 食う。」〔⇒つめきる、ちみきる。①⇒つねる、ひねる、ひねきる〕

ちめたい【冷たい】《形容詞》 ①固体や気体の温度が低くて、触れると冷ややかな感じがする。冷えている。「ちめたい・ ビール・を・ 飲む。」②思いやりがない。人情味に欠ける。「ちめたい・ こと・ばっかり・ 言う・ 人・や。」〔⇒つめたい、つべたい、ちべたい。①⇒ひやこい〕■対語=①「あつい」「ぬくい」

ちゃ〔ちゃー〕【茶】《名詞》 ①濃緑色で光沢のある葉を引用に使う、常緑の低木。「ちゃー・の・ 畑」②茶の木の若葉を蒸して乾燥させたもの。「歳暮・に・ ちゃー・を・ 貰(もろ)・た。」③乾燥させたり、それを粉末にしたりした茶の葉に湯を注いで作った飲み物。「濃いー・ ちゃー・を・ 飲む。」④黒みを帯びた黄赤色。「ちゃー・の・ 色・の・ 鞄」〔④⇒ちゃいろ〕

ちゃい《感動詞》 人や動物を追い払うときに口にする言葉。「ちゃい。こっち・へ・ 来・たら・ あか・ん。」「ちゃい・ ちゃい・ あっち・へ・ 行け。」

ちゃいする《動詞・サ行変格活用》 要らないとして投げ出す。「その・ 石・は・ 汚い・さかい・ ちゃいし・とき。」◆幼児語。〔⇒ぽいする、ほかす、すてる、してる〕■対語=「ひろう」「ひらう」

ちゃいちゃい《名詞、動詞する》 ①入浴するための場所。浴室。また、その湯。「ちゃいちゃい・で・ 足・を・ 洗い・なはれ。」②入浴をすること。行水をすること。「盥・で・ ちゃいちゃいする。」◆幼児語。〔⇒ふろ、ちゃぶちゃぶ〕

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2014年3月24日 (月)

中山道をたどる(113)

熊谷宿から松井田宿まで(52)

安中原市の杉並木

 新島襄旧宅への入り口(写真・左、7時52分撮影)があります。これは新島襄の父母の家で、現在は資料館として、襄の生い立ちをたどれるものになっており、米国留学許可状や脱国を許し通訳に任命された書面なども見ることができるようです。時間の都合で、通り過ぎます。
 天然記念物安中杉並木(写真・中、7時54分)の碑があります。これは1933年(昭和8年)に国の天然記念物に指定されたときのものです。かつての杉並木は321本という多数の杉が延長1㎞に及んでいたと言いますが、枯死がはなはだしく、1967年(昭和42年)に指定が解除されています。この日の当たりに木の姿はありません。
 歩き続けると、原市杉並木(写真・右、8時09分)で、やっと中山道らしさを感じることができます。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(443)

「明石日常生活語辞典…ち」(6)

ちっと《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「ちっと・ 待っ・てんか。」「ちっと・は・ わかっ・てほしー・なー。」〔⇒ちいと、ちと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

ちっとばかし《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「野菜・を・ ちっとばかし・ 分け・てくれ・へん・か。」〔⇒ちいと、ちと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

ちっとばかり《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「ちっとばかり・ 頭・を・ 働かし・なはれ。」〔⇒ちいと、ちと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちょっとばかり〕

ちっとま【ちっと間】《名詞》 ほんのしばらくの間。わずかの時間。「ちっとま・ 油断し・とっ・たら・ 財布・を・ 盗ら・れ・た。」〔⇒ちいとま、ちょっとま〕

ちっとも《副詞》 少しも。まったく。「この・ 問題・は・ 難(むつか)しー・て・ ちっとも・ わから・へん。」〔⇒ちいとも、ちょっとも、ひとっつも、、しとっつも、とっつも、ぜんぜん、いっこも〕

ちと《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「ちと・ 金・が・ 足ら・へん。」〔⇒ちいと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

ちとばかし《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「ちとばかし・ 時間・あら・へん・やろ・か。」〔⇒ちいと、ちと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

ちとばかり《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「野菜・を・ ちとばかり・ 分け・てくれ・まへ・ん・か。」〔⇒ちいと、ちと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

ちぬ《名詞》 黒灰色をした鯛。「えー・ ちぬ・が・ 釣れ・た。」

ちのけ【血の気】《名詞》 ①顔や皮膚などの様子に現れる生気。「病気・を・ し・て・ ちのけ・が・ のーなっ・た。」②荒々しい性格。感情の高まり。「ちのけ・の・ 多い・ やつ・や・さかい・ じっきに・ 喧嘩・を・ し・てまう。」③普段の心の状態。「事故・を・ 起こし・そーに・ なっ・て・ ちのけ・が・ 引ー・た。」

ちのつながり【血の繋がり】《名詞》 先祖から続いている、親子・兄弟などのつながり。血縁。「ちのつながり・の・ ある・ 親戚」

ちのみご【乳飲み子】《名詞》 まだ乳を飲んでいる幼児。「ちのみご・が・ おる・さかい・ 目ー・が・ 離さ・れ・へん。」

ちのめぐり【血の巡り】《名詞》 頭脳の働き。「ぼーっと・ し・て・ ちのめぐり・が・ 悪い・ねん。」

ちび《名詞、形容動詞や》 ①背が低いこと。また、そのような人。「小学校・の・ 頃・は・ ちび・やっ・てん。」②幼い者。子ども。「うち・に・は・ ちび・が・ 二人・ おる。」

チビス〔ちびす〕《名詞》【ドイツ語=Typhus】 高熱や発疹をともなう、細菌によって起こる感染症。「この頃・は・ ちびす・の・ 人・は・ 聞か・ん・よーに・ なっ・た。」〔⇒チブス〕

ちびちび《副詞と》 ①飲み物を、間を置いて少しずつ飲む様子。「ひとり・で・ ちびちび・ 酒・を・ 飲ん・どっ・た。」②物事を一度に進めないで、すこしずつ行っていく様子。「難しい・さかい・ ちびちびと・  読ん・だ。」〔⇒ちょびちょび、ちびりちびり〕

ちびっと《副詞》 少しだけ。「ちびっと・ 間・を・ 空け・てください・な。」〔⇒ちょびっと、ちょぼっと、ちょこっと〕

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2014年3月23日 (日)

中山道をたどる(112)

熊谷宿から松井田宿まで(51)

民間最初の図書館としての便覧舎

 安中宿を歩き続けます。便覧舎址(写真・左、7時42分撮影)があります。有田屋3代目当主の湯浅治郎が日本で始めて設立した私設図書館です。明治5年(1872年)に私費を投じて和漢や西洋の古書や新刊書を購入し、約3000冊の本をそろえて便覧舎を創設しましています。便覧舎は無料で利用でき、自由な閲覧が可能でした。人々は一心不乱に本を読み、新しい思想を身につけようとしたといいます。便覧舎は明治20年(1887年)の火災で全焼して、現在は碑があるだけです。
 その有田屋(写真・中、7時43 分)は、天保3年(1832年)の創業以来、180余年にわたって醤油を作り続けています。
 安中大木戸址(写真・右、7時49分)も石碑が残るだけになっています。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(442)

「明石日常生活語辞典…ち」(5)

ちぢかむ【縮かむ】《動詞・マ行五段活用》 寒さや恐怖などのために、体や手足などが小さくなって、思うように動かなくなる。「寒ー・て・ 手ー・が・ ちじかん・でも・とる。」〔⇒かじかむ、かじける〕

ちちばなれ【乳離れ】《名詞、動詞する》 ①赤ん坊が母親の乳を吸わなくなるまで成長すること。「ちちばなれし・て・ おかゆ・を・ 食べる・よーに・ なっ・た。」②子どもが親の手を離れて独り立ちをすること。人が自主性をそなえて成長すること。「いつ・まで・も・ ちちばなれ・を せ・ん・ 子・や。」

ちぢまる【縮まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①小さくなる。短くなる。「年・を・ とっ・て・ 背ー・が・ ちょっと・ ちぢまっ・た。」②数量や距離などの差が小さくなる。「点数・が・ だいぶ・ ちぢまっ・た。」〔⇒ちぢむ〕■対語=「あく」■他動詞は「ちぢめる」

ちぢみ【縮み】《名詞》 木綿や絹で、よりの強い糸を使って、縮ませるようにした織物。「ちぢみ・の・ すててこ・を・ はく。」

ちぢむ【縮む】《動詞・ラ行五段活用》 ①小さくなる。短くなる。「洗濯し・たら・ 服・が・ ちじん・だ。」②数量や距離などの差が小さくなる。「前・の・ 選手・と・の・ 差ー・が・ が・ だいぶ・ ちぢん・だ。」〔⇒ちぢまる〕■対語=「あく」■他動詞は「ちぢめる」

ちぢめる【縮める】《動詞・マ行下一段活用》 ①小さくする。短くする。「ズボン・の・ 裾・を・ ちぢめる。」②数量や距離などの差を小さくする。「前・の・ 車・と・の・ 距離・を・ ちじめる。」■自動詞は「ちぢむ」「ちぢまる」

ちぢれる【縮れる】《動詞・ラ行下一段活用》 皺が寄って縮まる。頭髪が波打ったり巻いたりした状態になる。「ちじれ・た・ 髪・の・ 毛ー・が・ かいらしー。」

ちっか【竹輪】《名詞》 すりつぶした魚肉を細い竹に巻いて、焼くか茹でるかして作った食べ物。「ちっか・を・ てんぷら・に・ する。」〔⇒ちくわ〕

ちっこい【小っこい】《形容詞》 ①面積、体積、身長などの値がわずかである。「ちっこい・ 皿・に・ 漬け物・を・ 入れる。」②程度や規模などがわずかである。「ちっこい・ お金・が・ あら・へん・さかい・ 一万円札・を・ つぶす。」③隙間などが少ない。繊細である。「網・が・ ちっこー・て・ 魚・が・ よー・ 逃げ・へん。」④年齢が少ない。幼い。「ちっこい・ 子・を・ 泣かし・たら・ あか・ん。」⑤音量が弱い。「ちっこい・ 声・で・ 内緒話・を・ する。」⑥大事に影響を与えない。心配は要らない。「一遍・ぐらい・ 失敗し・ても・ ちっこい・ こと・や・ぜ・」〔⇒ちさい、ちいさい、ちっさい、ちいこい、ちっちゃい、こまい、こんまい〕

ちっさい【小っさい】《形容詞》 ①面積、体積、身長などの値がわずかである。「背ー・の・ ちっさい・ 人」②程度や規模などがわずかである。「ちっさい・ お金・に・ つぶす。」③隙間などが少ない。繊細である。「とーし〔=篩い〕・の・ 目ー・が・ ちっさい・さかい・ 振っ・ても・ 砂・が・ 落ち・へん。」④年齢が少ない。幼い。「公園・で・ ちっさい・ 子ー・が・ 遊ん・どる。」⑤音量が弱い。「テレビ・の・ 音・が・ ちっそー・て・ よー・ 聞こえ・へん。」⑥大事に影響を与えない。心配は要らない。「ちっさい・ 失敗・は・ 気・に・ する・な。」〔⇒ちさい、ちいさい、ちいこい、ちっこい、ちっちゃい、こまい、こんまい〕

ちっそく【窒息】《名詞、動詞する》 息が詰まったり酸素がなくなったりして、呼吸ができなくなること。「海・に・ 潜っ・て・ ちっそくし・そーに・ なっ・た。」

ちいそなる〔ちーそなる、ちーそーなる〕【小そなる】《動詞・ラ行五段活用》 ①面積、体積、身長などの値がわずかになる。「風船・の・ 空気・が・ 抜け・て・ ちーそなっ・た。」②程度や規模などがわずかになる。「この頃・は・ 貯金・の・ 利息・が・ ちーそなっ・た・なー。」③隙間などが少なくなる。「どんどん・ 人・が・ 増え・て・ 会場・が・ ちーそなっ・てき・た。」⑤音量が弱くなる。「スピーカー・の・ 音・は・ もっと・ ちーそなら・へん・か。」⑥恐縮してちぢこまる。「怒ら・れ・ん・よーに・ ちーそなっ・とっ・てん。」〔⇒こまなる、こもなる〕■対語=「おおけなる」「おおきなる」

ちっちゃい【小っちゃい】《形容詞》 ①面積、体積、身長などの値がわずかである。「ちっちゃい・ 皿・しか・ あら・へん。」②程度や規模などがわずかである。「ちっちゃい・ 会社・に・ 合格し・た。」③隙間などが少ない。繊細である。「ちっちゃい・ 隙・に・ 手ー・が・ 挟まっ・て・ 抜け・へん。」④年齢が少ない。幼い。「ちっちゃい・ 子・の・ 面倒・を・ みる。」⑤音量が弱い。「ラジオ・は・ ちっちゃい・ 音・で・ 聞け。」⑥大事に影響を与えない。心配は要らない。「お前・の・ 失敗・は・ ちっちゃい・ こと・や。」〔⇒ちさい、ちいさい、ちっさい、ちいこい、ちっこい、こまい、こんまい〕

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2014年3月22日 (土)

中山道をたどる(111)

熊谷宿から松井田宿まで(50)

寂しい風情の安中の町

 碓氷川から少し上っていって台地のようになったところに安中宿があります。国道18号の南側に並行している道が街道筋です。
 「ようこそ安中へ」(写真・左、7時22分撮影)という旗が掲げられていますが、人通りの少ない道を歩きます。下野尻という地名です。
 下ノ木戸跡(写真・中、7時25分)というのは標柱だけです。板鼻宿に比べて安中宿は規模の小さな宿場のようです。
 古い家の姿を見ながら歩いていくと、上ノ木戸跡(写真・右、7時30分)がありますが、これも標柱だけです。いかにも観光地という感じの宿場町もどうかと思いますが、うち置かれたままの宿場町というのも、ちょっと寂しい気持ちになります。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(441)

「明石日常生活語辞典…ち」(4)

ちきゅうぎ〔ちきゅーぎ〕【地球儀】《名詞》 地球の模型で、表面に地図が描かれているもの。「ちきゅーぎ・を・ くるくる・ 回す。」

ちぎる【千切る】《動詞・ラ行五段活用》 ①手で細かく分ける。「パン・を・ ちぎっ・て・ 食べる。」②作物などをもぎ取る。「茄子(なすび)・を・ ちぎる。」③力を入れて、切り離す。「犬・が・ 鎖・を・ ちぎっ・て・ 逃げ・た。」

ちくしょう〔ちくしょー〕【畜生】《名詞》 獣、鳥、虫などの動物。「ちくしょー・に・は・ 人間・の・ 言葉・は・ わから・へん・やろ。」〔⇒ちきしょう〕

ちくしょう〔ちくしょー〕《感動詞》 悔しく思うときに出す言葉。人を悪く言うときに使う言葉。「ちくしょー・ 今度・は・ 勝っ・たる・ぞ。」〔⇒ちきしょう〕

ちくちく《副詞と、動詞する》 針で刺すような、鋭いけれども、強くない痛みがある様子。「ちくちくと・ 傷口・が・ 痛む。」「栗・を・ 触っ・たら・ ちくちくし・た。」

ちぐはぐ《形容動詞や》 食い違って、揃わない様子。不揃いで、調和がとれていない様子。「お互い・の・ 考え・が・ ちぐはぐで・ 会議・が・ まとまら・へん。」「右・と・ 左・は・ ちぐはぐの・ 靴・を・ 履い・とる。」

ちくび【乳首】《名詞》 ①乳房の先の、出っ張った部分。「赤ちゃん・が・ ちくび・に・ 吸い付い・とる。」②乳房の形に似せて作り、赤ん坊にくわえさせる器具。「ちくび・を・ しゃぶらし・とく。」

ちくわ【竹輪】《名詞》 すりつぶした魚肉を細い竹に巻いて、焼くか茹でるかして作った食べ物。「かんとだき・に・ ちくわ・を・ 入れる。」〔⇒ちっか〕

ちこく【遅刻】《名詞、動詞する》 決められた時刻に遅れること。「昨日・も・ ちこくし・た・やろ。」

ちさい【小さい】《形容詞》 ①面積、体積、身長などの値がわずかである。「袋・が・ ちそー・て・ 全部・は・ 入ら・へん。」②程度や規模などがわずかである。「ちさい・ 金額・やっ・たら・ 持っ・とる・よ。」③隙間などが少ない。繊細である。「ちさい・ 模様・が・ いっぱい・ 書い・てある。」④年齢が少ない。幼い。「ちさい・ 子ー・を・ 泣かし・たら・ あか・ん。」⑤音量が弱い。「うるさい・なー。ちさい・ 声・で・ しゃべれ。」⑥大事に影響を与えない。心配は要らない。「そんな・ こと・ぐらい・で・ 泣く・な。ちさい・ こと・や・さかい。」〔⇒ちいさい、ちっさい、ちいこい、ちっこい、ちっちゃい、こまい、こんまい〕

ちじ【知事】《名詞》 都道府県の政治に携わる、いちばん上の人。「大阪・の・ ちじ・は・ えらい・ 元気や・なー。」

ちしゃ【苣】《名詞》 葉を食用とする植物。◆海岸の砂地に生えるものを「はまぢしゃ」と言う。「ちしゃ・の・ おひたし」

ちず【地図】《名詞》 ①地上のありさまを縮めて書き表した図。「ちず・を・ 書い・て・ 道筋・を・ 教える。」②布団に残した、寝小便の跡。「今日・も・ また・ ちず・を・ 描い・た・ん・かいな。」

ちすじ【血筋】《名詞》 先祖から子孫へと続く、親子や兄弟姉妹のような血縁。血統。「手先・の・ 器用な・ ちすじ」「うち・の・ ちすじ・に・は・ 癌・で・ 死ん・だ・ 人・は・ おら・ん。」〔⇒ち〕

ちだらけ【血だらけ】《形容動詞や》 血がしたたっている様子。一面、血に染まる様子。「こけ・て・ 擦りむい・て・ 脚・が・ ちだけや。」〔⇒ちまみれ〕

ちち【父】《名詞》 (話し手から見て)親のうちの男性。◆改まった場合などに使うことが多く、日常的には別の言い方をすることが多い。◆実父、継父、義父なども含めて使うことがある。「うち・の・ ちち・は・ 長生きし・とり・ます・ねん。」■対語=「はは」

ちち【乳】《名詞》 ①子を生んだ母親の乳房からから出る、白い液体。母乳。「ちち・の・ 出ー・が・ 悪い。」②胸にあって乳を出すところ。「大きな・ ちち・を・ し・た・ 人」〔①⇒ち。②⇒ちぶさ〕

ちちうし【乳牛】《名詞》 乳を搾ることを目的にして、飼育する牛。「牧場・で・ ちちうし・を・飼う。」

ちちおや【父親】《名詞》 男の親。「ちちおや・より・も・ 背ー・が・ 高(たこ)ー・ なっ・た。」◆父・子という関係を示す場合に使うことが多い。◆動物の場合にも使う。〔⇒てておや、てとや〕■対語=「ははおや」

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2014年3月21日 (金)

中山道をたどる(110)

熊谷宿から松井田宿まで(49)

新島襄の安中の町

 JR安中駅(写真・左、7時01分撮影)は、ひっそりと静かです。高崎方面行きの列車は7時台に2本あります。
 新島襄先生旧宅下車駅という標柱(写真・中、7時02分)があります。
 のちの同志社大学を興した新島襄は、安中藩士の新島民治の子で、1843年(天保14年)に上州安中藩の江戸屋敷で生まれています。1875年(明治8年)11月にアメリカから帰った新島は故郷の安中に3週間滞在しキリスト教について講演をしています。1878年(明治11年)には安中教会が設立されています。
 NHKの大河ドラマは「八重の桜」を放送しています。安中としてはゆかりの新島襄に脚光を当てたいという思いであるのでしょう。
 駅からはしばらく線路に沿った道を歩き、途中で右に折れて、碓氷川を渡って(写真・右、7時12分)、安中の旧市内に向かいます。妙義山が近づいてきました。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(440)

「明石日常生活語辞典…ち」(3)

ちかく【近く】《名詞》 ①距離が離れていないところにある場所。「この・ ちかく・に・ 郵便局・は・ あり・ます・か。」②時間があまり離れていない時点。「彼岸・の・ ちかく・に・ 寄せ・てもらい・まっ・さ。」〔⇒ちか〕■対語=「とおく」

ちがこいい〔ちがこいー、ちがこい、ちーがこいー、ちーがこい〕【血が濃い】《形容詞》 近い親戚である。「ちがこいー・さかい・ 結婚さ・され・へん・ねん。」■対語=「ちがうすい」

ちかごろ【近頃】《名詞》 ①少し前から今に至るまでの時分。「ちかごろ・ 野菜・が・ 高(たこ)・なり・まし・た・なー。」②今の時代。「ちかごろ・は・ 平均年齢・が・ 伸び・た・なー。」〔⇒さいきん、このごろ。②⇒こんにち。〕

ちかぢか【近々】《副詞》 時間の上で、すぐに。「ちかじか・ また・ 寒(さぶ)・なる・そーや。」

ちかづく【近づく】《動詞・カ行五段活用》 ①時間の離れ方が小さくなる。「娘・の・ 結婚式・が・ ちかづい・た。」②距離の間隔が小さくなる。「終点・の・ 梅田駅・が・ ちかづい・た。」「あいつ・に・は・ ちかづか・ん・ 方・が・ えー。」■他動詞は「ちかづける」

ちかづける【近づける】《動詞・カ行下一段活用》 距離の間隔を小さくするように、寄ったり寄せたりする。「目ー・を・ ちかづけ・て・ よー・ 見・てみ。」「本・を・ ちかづけ・て・ 読む。」■自動詞は「ちかづく」

ちかてつ【地下鉄】《名詞》 地面の下にトンネルを作って走る鉄道。「三宮・の・ ちかてつ・の・ 駅」「山陽電車・は・ 板宿・から・ ちかてつ・に・ なっ・とる。」

ちかまわり〔ちかまーり〕【近回り】《名詞、動詞する》 ある場所への距離が小さい経路を通って行くこと。「ちかまーりし・た・けど・ 時間・は・ 余計(よけ)に・ かかっ・た。」■対語=「とおまわり」

ちかみち【近道】《名詞、動詞する》 中心的な道ではなくて、あるところへ短い距離で通じている道。また、その道を通って行くこと。「細い・けど・ こっち・が・ ちかみち・や・ねん。」〔⇒ぬけみち〕

ちかめ【近眼】《名詞》 遠くのものがはっきり見えにくい目。「暗い・ とこ・で・ 本・を・ 読ん・どっ・たら・ ちかめ・に・ なる・ぞ。」〔⇒きんし〕

ちかよる【近寄る】《動詞・ラ行五段活用》 位置をそばに移動する。「ちかよっ・たら・ 魚・が・ さっと・ 逃げ・た。」

ちから【力】《名詞》 ①自ら動いたり他のものを動かしたりする、筋肉の働き。「動か・へん・さかい・ もっと・ ちから・を・ 入れ・てんか。」②ものごとを行う能力や勢い。「ちから・が・ つい・て・ 負け・へん・ 試合・が・ でける・よーに・ なっ・た。」「国語・の・ ちから」③効き目。働き。おかげ。「薬・の・ ちから・で・ 治っ・た。」「電気・の・ ちから・で・ モーター・が・ 回る。」

ちからいっぱい【力一杯】《形容動詞や》 筋肉の働きや気力などを限りなく発揮させる様子。「ちからいっぱい・ 走り回っ・た。」〔⇒つついっぱい、いっぱいいっぱい、ぎりぎりいっぱい〕

ちからこぶ【力瘤】《名詞》 力を入れて腕を曲げたときにできる、筋肉の盛り上がり。「固い・ ちからこぶ」

ちからしごと【力仕事】《名詞、動詞する》 特に強い力の要る仕事。肉体労働。「田んぼ・で・ ちからしごとし・とる・さかい・ よー・ 日・に・ 焼け・た。」

ちからもち【力持ち】《名詞、形容動詞や》 ものを持ち上げたり、筋肉を働かせたりすることに優れている様子。また、そのような人。「あんた・は・ ごっつい・ ちからもちや・なー。」

ちきしょう〔ちきしょー〕【畜生】《名詞》 獣、鳥、虫などの動物。「ちきしょー・や・さかい・ いつ・ かぶりつい・てくる・か・ わから・へん・ぞ。」〔⇒ちくしょう〕

ちきしょう〔ちきしょー〕《感動詞》 悔しく思うときに出す言葉。人を悪く言うときに使う言葉。「ちきしょー・ 覚え・とき・やがれ。」「ちきしょー・ 騙さ・れ・た。」〔⇒ちくしょう〕

ちきゅう〔ちきゅー〕【地球】《名詞》 人類や多くの生物が生きている、この天体。「ブラジル・ 言(ゆ)ー・たら・ ちきゅー・の・ 裏側・や。」

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2014年3月20日 (木)

中山道をたどる(109)

熊谷宿から松井田宿まで(48)

碓氷川と安中精錬所

 今回の中山道歩きの最終日になりました。11月14日早朝、空は晴れています。日の出は6時15分です。宿舎は碓氷川のすぐ近くですから、歩き始めてすぐに鷹之巣橋(写真・左、6時46分撮影)を渡ります。かつては増水で足止めを食うことも多かったでしょうが、今は立派な橋を、車がスピードをあげて通っていきます。
 道の左前方に東邦亜鉛の安中精錬所(写真・中、6時46分)が見えます。幾筋もの蒸気が立ち上っています。思い浮かぶのは安中公害訴訟で、1937年(昭和12年)の創業当初から、製錬所の排煙、廃液によってカドミウム汚染が起きています。1審で企業側の責任を認めた特異な例です。東邦亜鉛は鉱山開発から金属製錬までを一貫して行っており、亜鉛の国内シェアの2割を占めているようです。
 中宿というところを通って、県道171号(写真・右、6時51分)を歩きます。中宿というのは、板鼻宿と安中宿のどちらに属すのでしょうか。それとも、その中間ということなのでしょうか。いったんJR安中駅に出て、碓氷川を渡り返して、安中宿の中を歩くことにします。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(439)

「明石日常生活語辞典…ち」(2)

ちいとばかり《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「ちいとばかり・ 金・が・ 貯まっ・た。」〔⇒ちいと、ちと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

ちいとま【ちいと間】〔ちーとま〕《名詞》 ほんのしばらくの間。わずかの時間。「ちーとま・ 待っ・とい・てくれ・へん・か。」〔⇒ちっとま、ちょっとま〕

ちいとも〔ちーとも〕《副詞》 少しも。まったく。「そんな・ 話・は・ ちーとも・ 知ら・なんだ。」〔⇒ちっとも、ちょっとも、ひとっつも、しとっつも、とっつも、ぜんぜん、いっこも〕

ちえ【知恵】《名詞》 ものごとを覚えたり考えたりする、頭の働き。「ちえ・が・ つい・てき・た・ 犬」

ちえっ《感動詞》 残念に思ったり、相手をさげすんだりしたときなどに、思わず口に出る言葉。「ちえっ・ また・ はずれ・や。」

ちがい【違い】《名詞》 異なっていること。離れていること。「どっち・が・ 良(え)ー・ 品物・か・ ちがい・が・ わかり・ます・か。」「年・は・ 三つちがい・で・ おます・ねん。」

チーズ〔ちーず〕【英語=cheese】《名詞》 牛乳などに乳酸菌を加えて発酵させて固めた食べ物。「パン・と・ ちーず・を・ 食べる。」

チェーン〔ちぇーん〕【英語=chain】《名詞》 ①金属の輪をつないで、紐のようにしたもの。「ちぇーん・に・ 錨・を・ くくる。」②自転車などで、ペダルなどで得た推進力を車輪に伝えるためのもの。「自転車・の・ ちぇーん・が・ 外れ・た。」〔①⇒くさり〕

チェック〔ちぇっく〕【英語=check】《名詞》 碁盤の目のような模様。格子縞。「ちぇっく・の・ 服・を・ 着・とる・ 人」

チェンジ〔ちぇんじ〕【英語=change】《名詞、動詞する》 ①人が入れ替わること。代わり合うこと。「あんた・の・ 席・と・ ちぇんじし・てくれ・へん・か。」②スポーツで攻守やコートなどを入れ替わること。「やっと・ ちぇんじ・に・ なっ・た。」〔⇒こうたい〕

ちか【地下】《名詞》 ①地面の下。地の中。「ちか・に・ 埋め・てある・ 下水管・から・ 水・が・ 漏れ・とる。」②地下にできている商店街や施設。「この・ 服・は・ 三宮・の・ ちか・で・ 買(こ)ー・た・ん・や。」

ちか【近】《名詞》 ①距離が離れていないところにある場所。「バス・の・ 停留所・は・ ちか・に・ あり・まっ・せ。」②時間があまり離れていない時点。「ちかに・ 来る・と・ 言(ゆ)ー・とっ・た。」「抽選日・は・ ちかに・ ある・ねん。」〔⇒ちかく〕■対語=「とおく」

ちかい【近い】《形容詞》 ①時間が離れていない。「ちかい・ うち・に・ 寄せ・てもらい・ます。」②距離の間隔が離れていない。「家・から・ 小学校・まで・は・ ちかい・ねん。」③つながりが深い。「ちかい・ 親戚」④ある数値に届こうとしている。「五百人・に・ ちかい・ 出席者・が・ あっ・た。」■対語=「とおい」

ちがう【違う】《動詞・ワア行五段活用》 ①正しいものと異なる。間違う。「計算・が・ ちご・とる・やろ。」②考えや思いなどが合わなくて、差がある。「ちがう・ 考え・ばっかり・ 言(ゆ)ー・たら・ まとまり・が・ つか・へん・やろ。」③他と異なって優れている。「回転寿司・と・は・ 品物・が・ ちがう・わい。」④上に述べていることを否定するときに言葉。「それ・は・ お前・のん・と・ ちがう・ぞ。」〔⇒ちゃう〕■他動詞は「ちがえる」

ちがえる【違える】《動詞・ア行下一段活用》  ①正しいものと異ならせる。間違える。誤る。「答え・を・ ちがえ・ても・た。」②考えや思いなどを合わせなくて、差を生じさせる。「人・と・ ちがえた・ こと・ばっかり・ 言(ゆ)ー・ やつ・は・ 困る・なー。」③他と異なって優れたものにする。「よそ・の・ 会社・と・ ちがえ・た・ もの・を・ 作ら・んと・ 売れ・へん。」④捻って痛める。「筋・を・ ちがえ・た・みたいや。」⑤違った経路や方法などを選ぶ。「道・を・ ちがえ・て・ 歩い・ていく。」■自動詞は「ちがう」「ちゃう」

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2014年3月19日 (水)

中山道をたどる(108)

熊谷宿から松井田宿まで(47)

海音寺潮五郎と渓斎英泉

 中仙道板鼻宿のモニュメント(写真・左、16時26分撮影)があります。海音寺潮五郎の筆です。海音寺潮五郎は鹿児島の出身の作家で、「武道伝来記」で直木賞を受けています。郷土出身の西郷隆盛をライフワークにしていましたが、中山道とはどのような縁があったのでしょうか。裏側を見ると、1973年(昭和48年)6月19日の建立となっています。海音寺は1977年(昭和52年)12月に亡くなっていますから、晩年の書です。
 板鼻宿本陣跡(写真・中、16時27分)は皇女和宮の宿泊所でもあります。標柱には、皇女和宮宿泊の書院、山岡鉄舟書扁額、江戸時代の高札、荒木寅三郎書扁額、とあります。あたりは静まり返っていますし、夕闇が迫ってきていますので、通り過ぎます。
 慶長年間に開削された用水路(写真・右、16時32分)が宿場を流れています。渓斎英泉の木曽街道六十九次の浮世絵の板鼻宿は雪景色で、堰に架かる橋も描かれています。
 この日はここ板鼻までです。本庄を出発したのが7時35分。それからちょうど9時間、歩き続けました。歩数は4万8000歩、距離は31㎞ほどになります。日の入りの時刻に着いたことになります。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(438)

「明石日常生活語辞典…ち」(1)

ち〔ちー〕【地】《名詞》 地面。地上。「ちー・に・ 手ー・を・ つい・て・ 逆立ちし・て・ 歩く。」「足・が・ ちー・に・ つか・へん。」〔⇒じ〕

ち〔ちー〕【血】《名詞》 ①血管を流れて体じゅうを巡る、赤い液体。血液。「怪我し・て・ ちー・が・ 出・た。」②先祖から子孫へと続く、親子や兄弟姉妹のような血縁。血統。「ちー・の・ つながり・が・ ある・ 兄弟・や・ねん。」〔②⇒ちすじ〕

ち〔ちー〕【乳】《名詞》 子を生んだ母親の乳房からから出る、白い液体。母乳。「赤ん坊・が・ ちー・ 吸ー・とる。」◆牛乳などは、「ちち」と言うことが多い。〔⇒ちち〕

ちいこい〔ちーこい〕【小こい】《形容詞》 ①面積、体積、身長などの値がわずかである。「ちーこい・ 家・を・ 建て・まし・た。」②程度や規模などがわずかである。「ちーこい・ 学校・で・ みんな・で・ 百人・も・ おら・へん・ねん。」③隙間などが少ない。繊細である。「め・の・ ちーこい・ 網・で・ すくう。」④年齢が少ない。幼い。「ちーこい・ 時・は・ 背ー・が・ 低かっ・てん。」⑤音量が弱い。「声・が・ ちーこー・て・ よー・ 聞こえ・へん。」⑥大事に影響を与えない。心配は要らない。「一点・ぐらい・ 取ら・れ・ても・ ちーこい・ こと・や。」〔⇒ちさい、ちいさい、ちっさい、ちっこい、ちっちゃい、こまい、こんまい〕

ちいさい〔ちーさい〕【小さい】《形容詞》 ①面積、体積、身長などの値がわずかである。「ちーさい・ 靴・ 履い・て・ まめ・が・ でけ・た。」②程度や規模などがわずかである。「この度・の・ 台風・の・ 損害・は・ ちーさかっ・てん。」③隙間などが少ない。繊細である。「長い・けど・ ちーさい・ 路地・や・」④年齢が少ない。幼い。「ちーさい・ 子ー」⑤音量が弱い。「ちーさい・ 音・やっ・た・さかい・ 気・が・ つか・なんだ。」⑥大事に影響を与えない。心配は要らない。「その・ぐらい・の・ 損・やっ・たら・ ちーさい・さかい・ 気・に・ せ・んとき・なはれ。」〔⇒ちさい、ちっさい、ちいこい、ちっこい、ちっちゃい、こまい、こんまい〕

ちいさいめ〔ちーさいめ〕【小さい目】《形容動詞や》 ①面積、体積、身長などの値が乏しい様子。「この 手袋・は・ ちょっと・ ちーさめやっ・た。」②音量が弱い様子。「ちーさめの・ 音・で・ ラジオ・を・ 聞く。」〔⇒ちいさめ、こまいめ、こんまいめ〕■対語=「おおきめ」

ちいさすぎる〔ちーさすぎる〕【小さ過ぎる】《動詞・ガ行上一段活用》 ①面積、体積、身長などの値がわずかであって、よくない。「ちーさすぎる・さかい・ 別・の・ 箱・に・ 替え・まほ。」②程度や規模などがわずかであって、よくない。「ちーさすぎる・ 会社・に・ 注文する・の・は・ ちょっと・ 心配や。」④年齢が少なくて、よくない。「ちーさすぎ・て・ ピアノ・を・ 習わ・す・の・は・ 無理や。」⑤音量が弱くて、よくない。「スピーカー・の・ 音・が・ ちーさすぎ・て・ よー・ わから・へん。」〔⇒こますぎる〕

ちいさな〔ちーさな〕【小さな】《連体詞》 ①面積、体積、身長などの値がわずかである。「ちーさな・ 畑・を・ 借(か)っ・て・ 野菜・を・ 作る。」②程度や規模などがわずかである。「ちーさな・ 店・や・けど・ 繁盛し・とる。」③年齢が少ない。幼い。「ちーさな・ 時・の・ 思い出」⑤音量が弱い。「ちーさな・ 声・で・ 聞こえにくい。」■対語=「おおきな」

ちいさめ〔ちーさめ〕【小さ目】《形容動詞や》 ①面積、体積、身長などの値が乏しい様子。「ちーさめ・の・ 箱・に・ 入れる。」②音量が弱い様子。「ちーさめの・ 音・で・ 聞きにくい。」〔⇒ちいさいめ、こまいめ、こんまいめ〕■対語=「おおきめ」

ちいと〔ちーと〕《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「金・が・ ちーと・ 足ら・ん・なー。」「ちーと・は・ 勉強し・たら・ どない・や・ねん。」〔⇒ちと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

ちいとばかし《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「合格点・まで・に・ ちーとばかし・ 足ら・なんだ。」〔⇒ちいと、ちと、ちっと、ちょっと、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

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2014年3月18日 (火)

中山道をたどる(107)

熊谷宿から松井田宿まで(46)

板鼻の大きな宿場

 板鼻下町という交差点からは、国道18号を離れて右寄りの道をとります。宿場の中を通る道です。板鼻地区に入ってから10分余り、やっと「板鼻宿0.5㎞」という立て札(写真・左、16時05分撮影)がありました。今日の宿は、板鼻宿を通り抜けて、碓氷川の手前にあります。
 双体の道祖神(写真・中、16時08分)があります。瓢箪と杯を持った男女が酒を酌み交わしている姿で、ほのぼのとした雰囲気が漂います。台座の文字はしっかりとは読めませんが、京都、江戸、日光、善光寺への道程が示されているようです。
 JR信越線の踏切に出くわします。「第九中仙道踏切」(写真・右、16時14分)です。高崎駅から8キロと369メートル隔たっているのです。信越線は旧中山道の北側を走っていたのですが、ここから南寄りになります。東側は群馬八幡駅、西側は安中駅であって、板鼻の近くに駅はありません。この踏切を過ぎると、いよいよ宿場町らしくなってきました。
 板鼻宿は、本陣1、脇本陣1、旅籠が54軒もあったそうです。上州七宿の中では最大級の宿場であるのは、碓氷川の増水による川止めがしばしばあったという事情によるのでしょう。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(437)

「明石日常生活語辞典…た」(26)

だんちょう〔だんちょー〕【団長】《名詞》 「団」という名前の集団の代表者。「青年団・の・ だんちょー・を・ 務める。」

たんと《副詞、形容動詞や》 数や量が多い様子。「大根・を・ たんと・ 貰(も)ろ・た。」「たんと・ 食べ・ておくん・なはれ。」◆「よおけ」や「ぎょうさん」に比べると、上品な言葉遣いのように感じられる。〔⇒どっさり、たくさん、ぎょうさん、じょうさん、やっと、ようさん、ようけ〕

だんどり【段取り】《名詞、動詞する》 ものごとを進める順序。また、そのための準備。「だんどり・を・ 上手に・ せ・なんだら・ 仕事・が・ 遅れる。」「明日・まで・に・ ちゃんと・ だんどりし・とけ・よ。」

だんな【旦那】《名詞》 一家の主人。店などの男の主人。「お店・の・ だんなはん」

だんない《形容詞》 とりわけ差し支えは生じない。大丈夫であるから気にしなくてよい。「だんない・ だんない・ 気・に・ せ・んとき。」「断っ・ても・ だんない・ 人・や。」◆語尾が活用することはない。〔⇒だんだい、だいじない、べっちょない、かまへん、かめへん、かまん〕

たんにん【担任】《名詞、動詞する》 一つの仕事を担当すること。学校で一つの学級受け持つこと。また、学級を受け持つ教員。「たんにん・は・  西海先生・や・ねん。」

たんねる【尋ねる】《動詞・ナ行下一段活用》 ①わからないことを、他の人に質問する。「たんね・とる・ こと・に・ 答え・てくれ・へん・ねん。」②人を訪問する。「留守・の・ 時・に・ たんね・てき・た。」③病気や事故などの見舞いに行く。「入院し・とる・そーや・さかい・ いっぺん・ たんね・たら・んと・いか・ん。」〔⇒たずねる、①⇒とう〕

たんねん【丹念】《形容動詞や》 ものごとに対して心をこめて丁寧に行う様子。「たんねんな・ 仕事・を・ する・ 人・や。」

たんのうする〔たんのーする、たんのする〕【堪能する】《動詞・サ行変格活用》 ①十分に満足する。「今年・は・ 西瓜・を・ よーけ・ 食(く)・て・ たんのーし・た。」「面白い・ テレビ・を・ たんのーし・た。」②嫌になって飽きる。もうたくさんだと思う。「長ったらしー・ 話・を・ 聞ー・て・ たんのーし・ても・た。」

だんのした【壇の下】《名詞》 床の下ぜんたい。「長い・ 棒・は・ だんのした・に・ 入れ・とき・なはれ。」〔⇒えんのした〕

たんぼ【田】《名詞》 水を張って稲を育てるところ。「たんぼ・に・ 水・を・ 入れる。」〔⇒た〕■対語=「はたけ」

たんぼする【田圃する】《動詞・サ行変格活用》 農作業をする。「日曜日・は・ たんぼし・た・さかい・ 疲れ・た。」

たんぼつくる【田圃作る】《動詞・ラ行五段活用》 農業に従事する。耕作をする。「もー・ たんぼつくる・だけ・の・ 家・は・ 少(すけ)のー・ なっ・て・ みんな・ 勤め・に・ 行っ・とる。」〔⇒ひゃくしょうする〕

たんま《名詞、形容動詞や》  そのことを行うのが稀であること。「宝くじ・が・ 当たる・の・は・ たんまや・ねん。」「映画館・へ・は・ たんまに・ 行く。」〔⇒ときたま、ときどき、たま〕

たんま《名詞、動詞する》 試合や遊びなどにおいて、要求して、少しの間、中断すること。◆「タイム」の発音が変化したと思われる。「たんま・ たんま・ ちょっと・ 待っ・てんか。」〔⇒たいむ、みった、みっき〕

たんやが〔だんやが〕《接続助詞》 一つの文の中で、前半に述べた事柄に対して、後半で反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「腹・が・ 立っ・たんやが・ 黙っ・て・ 戻っ・てき・た。」〔⇒たが、たけど、たけども、たけんど、たけんども〕

だんばしご【段梯子】《名詞》 民家に作られている、幅広で上の階へ通じる階段。「だんばしご・で・ 二階・へ・ 上がる。」◆簡単な作りつけのものも多い。学校などにある頑丈なものは「かいだん」であって、「だんばしご」とは言わない。

たんび【度】《名詞、副詞に》 何かが繰り返される機会。また、繰り返される機会ごとに。「古本屋・へ・ 行く・ たんび・に・ 何・か・ 買(こ)ー・てくる。」〔⇒たび〕

だんぼう〔だんぼー〕【暖房】《名詞、動詞する》 部屋の中を暖めること。また、そのために使う装置。「ストーブ・で・ だんぼーする。」

だんボール〔だんぼーる〕【段 + 英語=board】《名詞》 二枚の厚手のボール紙の内側に、波形の紙を張り合わせて作ったもの。また、それで作った箱。「だんぼーる・で・ 風よけ・を・ 作る。」「本・を・ だんぼーる・に・ 詰める。」

たんぽこ【蒲公英】《名詞》 野原に生えて、春に黄色の花が咲き、綿毛のついた実が風で飛んでいく植物。「たんぽこ・を・ おしたし・に・ する。」〔⇒たんぽぽ〕

たんぽぽ【蒲公英】《名詞》 野原に生えて、春に黄色の花が咲き、綿毛のついた実が風で飛んでいく植物。「あぜ道・に・ たんぽぽ・が・ 咲い・とる。」〔⇒たんぽこ〕

たんま《名詞、形容動詞や》 時間や回数について、稀であること。時々であること。「たんまに・ 映画・を・ 見ー・に・ 行く。」〔⇒たま〕

たんもん【反物】《名詞》 一反の長さに仕上げてある織物。「たんもん・を・ 買(こ)ー・て・ 着物・に・ 仕立てる。」

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2014年3月17日 (月)

中山道をたどる(106)

熊谷宿から松井田宿まで(45)

安中市に入る

 国道18号は安中市に入ります(写真・左、15時44分撮影)。安中市は人口6万人余りですが、2006年(平成18年)に旧安中市と松井田町が合併して市域が広がっています。中山道の宿駅としては板鼻宿、安中宿、松井田宿、坂本宿が安中市内です。上州7宿のうち4つが安中市内です。西隣は長野県軽井沢町です。昔も今も交通の要衝であることに変わりはなく、旧中山道からは離れていますが、新幹線には安中榛名駅があります。
 国道脇に、「碓氷峠鉄道施設 世界遺産へ」と大きく書かれています(写真・中、15時46分)。めがね橋の絵が描かれて、安中碓氷ユネスコ協会、その他の名前が書かれています。旧信越本線は、北陸(長野)新幹線の開通によって、横川-軽井沢間が廃止されました。碓氷峠を越えることは鉄道の大きな課題であった時代が長く続きました。めがね橋として知られる碓氷第三橋梁や、アプト式鉄道線路、旧丸山変電所、そして横川の碓氷峠鉄道文化むらなど、価値あるものがいっぱいあって、鉄道ファンとしては実に楽しい場所なのです。このあたりは自然にも恵まれています。文化遺産としての指定が簡単に行えるとは思いませんが、大きな夢を実現できたら楽しいだろうと思います。
 高崎から8㎞、安中市板鼻という地名表示(写真・右、15時53分)に出会って、元気が出てきました。けれども、急がないといけません。11月の中旬ですから、日暮れが早いのです。しかも普段の生活のの感覚ではいけません。こちらの日暮れは関西よりも早いのです。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(436)

「明石日常生活語辞典…た」(25)

だんご【団子】《名詞》 ①米などの粉をこねて、小さく丸めて、蒸したり焼いたりした食べ物。「蓬・を・ 入れ・た・ だんご・が・ うまい。」②丸くまとまった形のもの。「泥・の・ だんご」

たんごのせっく【端午の節句】《名詞》 鯉のぼりを立てたり、柏餅を作ったり、菖蒲を差したりする風習が残っている、男の子の五月五日の節句。「たんごのせっく・が・ 済ん・だら・ こいのぼり・を・ しまう。」

たんざく【短冊】《名詞》 細長い形の紙。「七夕・の・ 竹・に・ つける・ たんざく」

たんさん【炭酸】《名詞》 炭酸ガスを水に溶かすとできる弱い酸。「たんさん・の・ 入っ・た・ 水」

だんし【男子】《名詞》 おとこ。おとこの子。「だんし・は・ 一列・に・ 並べ。」「だんし・と・ 女子・から・ 一人・ずつ・ 代表・を・ 選ぶ。」■対語=「じょし」

だんじょ【男女】《名詞》 おとことおんな。「昔・は・ 学校・の・ 組・が・ だんじょ・に・ 分かれ・とっ・た・そーや。」

たんじょう〔たんじょー〕【誕生】《名詞》 ①人などに、子どもが生まれること。「たんじょー・まで・に・ いろんな・ 準備・を・ し・とく。」②満一歳を迎えること。「この・ 子・は・ もーじき・ たんじょー・です・ねん。」

たんじょうび〔たんじょーび〕【誕生日】《名詞》 ①その人が生まれた年・月・日。「たんじょーび・から・ 一年・ 経っ・た。」②毎年巡ってくる、生まれた月と日。「たんじょーび・は・ 六月十日・です。」

だんじり【壇尻】《名詞》 飾り立ててかき上げたり曳き回ったりして、祭礼で奉納される布団太鼓。「だんじり・に・ 乗っ・て・ 太鼓・を・ 叩く。」〔⇒たいこ〕

たんす【箪笥】《名詞》 木で作って引き出しや戸をつけた、衣類などを入れておくための家具。「たんす・に・ ナフタリン・を・ 入れる。」

ダンス〔だんす〕【英語=dance】《名詞、動詞する》 西洋風の踊り。「お前・の・ だんすは・ 阿波踊り・みたいや。」

だんたい【団体】《名詞》 大勢の人が集まって、一つの仲間となったもの。「だんたい・やっ・たら・ 入場料・は・ 割り引き・に・ なる・ねん。」

だんだい《形容詞》 とりわけ差し支えは生じない。大丈夫であるから気にしなくてよい。「いっぺん・ぐらい・ 失敗し・た・かて・ だんだい・で。」◆語尾が活用することはない。〔⇒だんない、だいじない、べっちょない、かまへん、かめへん、かまん〕

だんだら《名詞、形容動詞や》 横しまの方向で、違う色がところどころに混じっていること。全体が一様に整っていないこと。「田圃・が・ だんだらに・ 見える。」〔⇒だんだらもよう〕

だんだらもよう〔だんだらもよー〕【だんだら模様】《名詞、形容動詞や》 横しまの方向で、違う色がところどころに混じっていること。全体が一様に整っていないこと。「下手な・ 散髪・で・ 頭・が・ だんがらもよーに・ なっ・た。」〔⇒だんだら〕

たんたん《名詞》 ①足袋。靴下。「たんたん・を・ 履か・んと・ 足・が・ 冷たい・よ。」②たもと。ポケット。「お金・は・ たんたん・に・ 入れ・とか・なんだら・ 落とす・ぞ。」◆幼児語。

だんだん【段々】《名詞》 ①民家に作られている、上の階への階段。「二階・へ・ だんだん・を・ 上る。」②石段。「お宮さん・の・ だんだん」③段差のあるところ。「ここ・は・ 道・が・ だんだん・に・ なっ・とる・さかい・ 気ー・ つけ・なはれ。」

だんだん【段々】《副詞と》 順を追って進む様子を表す言葉。次第に。「これ・から・は・ だんだん・ 暑ー・ なっ・ていく。」

だんだんもり【だんだんだ漏り】《名詞、形容動詞や、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「たらい・が・ はっしゃい・で・ だんだんもりし・とる。」「だんだんもり・が・ 止まら・へん。」〔⇒ざざもり、ざざもれ、ざんざんもり、ざんざんもれ、じゃじゃもり、じゃじゃもれ、じゃんじゃんもり、じゃんじゃんもれ、だだもり、だだもれ、だんだんもれ〕

だんだんもれ【だんだん漏れ】《名詞、形容動詞や、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「樋・から・ 雨・が・ あふれ・て・ だんだんもれし・とる。」〔⇒ざざもり、ざざもれ、ざんざんもり、ざんざんもれ、じゃじゃもり、じゃじゃもれ、じゃんじゃんもり、じゃんじゃんもれ、だだもり、だだもれ、だんだんもり〕

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2014年3月16日 (日)

放射状に歩く(112)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑬

 小野市内を歩きます。黍田町です。やはり不法投棄排除のための告知が書かれた板(写真番号①、撮影時刻13時38分)があります。その中に「区長」という文字があります。黍田町全体の責任者のようですが、選挙で選ばれる市町村の「長」と違いますから、「区長」と名付けているようです。昔々は黍田村であったのかもしれませんが、現在の区画に「長」を設けているのは珍しいのではないでしょうか。
 小さな流れ、黍田谷川を渡ります(②、13時41分)。すぐそばの加古川に流れ入る川です。梅の花(③、13時44分)の香りをかいで歩きます。
 黍田地区の集落に入ってきましたので、右(東)の方角へ進みます。駅があるだろうと推測したのです。古い集落の中に、突然のように洋風の建物が見えてきました。「ぶらりきびた」(④、13時51分)と書いてあります。JR加古川線が電化したのは2004年(平成16年)12月ですが、そのときに市場駅の駅舎が建て替えられて、コミュニティホール「ぶらりきびた」が生まれたようです。
 市場駅は2つ、あります。JR加古川線の市場駅と神戸電鉄粟生線の市場駅です。2つの市場駅は加古川の右岸と左岸に別れて離れています。歴史の古いのはJRの方です。
 今日のウオーキングはここでおしまいにします。5時間40分歩いて、3万2000歩余り。距離は21㎞ほどになります。
 加古川線の昼間は1時間に1本というダイヤで、加古川方面行きの電車には時間があります。市場駅は両側に入り口がありますので、線路に沿ってもう少し歩いて、踏切を渡ってから反対側の道を駅に戻ります。駅全体の様子(⑤、14時05分)を眺めてから、切符を買ってホーム(⑥、14時12分)に入ります。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(105)

熊谷宿から松井田宿まで(44)

だるま街道を行く

 高崎宿から板鼻宿までは1里30町、およそ7.1㎞の道のりです。暗くなるまでに板鼻に着かなければなりません。
 国道18号を歩きます。随所にだるまが登場します(写真・左、14時58分撮影)。交通安全を祈るのもだるまです。なにしろ沿線に少林山達磨寺があるのです。だるまが縦に5つ並んでいる、塔のようなものも見ました。
 黄檗宗の達磨寺(だるまじ)は、「高崎のだるま市」で知られています。もともとは前橋藩を守護する寺院です。ただし、このお寺へ行くには国道18号から左の方へ入っていかなければなりません。今回は時間の都合で断念します。
 「中仙道 歩行旅の方 トイレ・水補給ご利用ください」(写真・中、15時30分)という嬉しい立て札もあります。
 だるまを売る店(写真・右、15時31分)に入ってみました。店の中には無数のだるまが並んでいます。だるまは赤いものとは限りません。金色のもありますし、黄色のだるまやピンクのだるまもあります。「五輪だるま」と名付けられた、五色の小さな達磨がセットで2020円となっていました。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(435)

「明石日常生活語辞典…た」(24)

だれ【誰】《代名詞》 ①名前や立場などがわからない人を指して使う言葉。「あれ・は・ だれ・です・か。」②特定の人を指さないで使う言葉。「だれ・か・が・ 届け・てくれ・た・みたいや。」「だれ・でも・ えー・さかい・ 三人・ 来・ておくれ。」〔⇒だい〕■類語=「これ」「それ」「あれ」「どれ」

だれだれ【誰々】《代名詞》 名前や立場などがわからない、複数の人を指して使う言葉。「明日・は・ だれだれ・が・ 来・て・です・か。」

だれでもかでも【誰でも彼でも】《副詞》 相手を選ぶことなどをせずに、どのような人であっても。「だれでもかでも・ 良(え)ー・さかい・ この・ 部屋・の・ 掃除・を・ し・てほしー・ねん。」〔⇒だいでもかいでも、だれでもかれでも、だいでもかでも〕

だれでもかれでも【誰でも彼でも】《副詞》 相手を選ぶことなどをせずに、どのような人であっても。「だれでもかれでも・に・ でける・よーな・ 仕事・では・ あら・へん。」〔⇒だいでもかいでも、だいでもかでも、だれでもかでも〕

だれどかれど【誰ど彼ど】《副詞》 どのような人であってもよいから、その人が。「だれどかれど・ 手伝(てつど)ー・てくれ・へん・やろ・か。」〔⇒だいどかいど〕

だれなとかれなと【誰なと彼なと】《副詞》 どのような人であろうとも。特定の人にこだわることをしないで。「だれなとかれなと・ この・ 本・を・ 貸し・たる・よ。」〔⇒だいなとかいなと〕

たれる【垂れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①下に向くようになっている。だらりと下がる。「暑ー・ なっ・て・ 朝顔・の・ 花・が・ たれ・ても・とる。」②流れるままになっている。しずくになって流れ出る。「桶・から・ 水・が・ ずっと・ たれ・とる。」③液体が少しずつ落ちる。「ぽつぽつと・ 水・が・ たれ・とる・さかい・ 水道・を・ きちんと・ 締め・なはれ。」■他動詞は「たらす」

だれる《動詞・ラ行下一段活用》 ①意欲を失って、緊張感が緩む。「だれ・ても・とっ・たら・ 試合・に・ 勝た・れ・へん。」②興味を失って退屈する。「話・が・ 面白(おもろ)ない・さかい・ 会場・が・ だれ・た。」

たわし〔たーし〕【束子】《名詞》 食器などをこすって洗うために、藁や棕櫚を束ねたもの。「たわし・で・ こすっ・て・ 汚れ・を・ 落とす。」

たわら〔たーら〕【俵】《名詞》 米や炭などを入れるために、藁などで編んだ入れ物。「炭だーら」

たん【反】《名詞》 ①およそ100アールにあたる、尺貫法で田畑などの広さを表す単位。「たんぼ・が・ 一たん・ あっ・てん。」②幅34センチ、長さ10メートル余で、一人分の衣服を作ることができる布の長さの単位。「一たん・の・ 反物」

たん【痰】《名詞》 喉から吐き出される、ねばねばした分泌物。「風邪・ ひー・て・ たん・が・ 出・て・ 困る。」

たん《接尾語》 人の名前などに付けて、敬う気持ちをあらわす言葉。「うち・の・ 家号・は・ せーはったん・と・ 言ー・ます・ねん。」〔⇒さん〕

だん【団】《名詞》 人の集まり。集団。「夜回り・の・ だん・を・ 作る。」「青年だん」「消防だん」「警防だん」

だん【段】《名詞》 ①高さの違う、いくつかに分かれた区切り。「梯子・の・ 上・の・ だん」「だん・に・ なっ・た・ お腹」②上下に重ねたものの区切り。「たんす・の・ 上・の・ だん・に・ 入っ・とる。」③武芸などの腕前を示す、いくつかに分かれた位。「初だん・の・ 腕前」

だん【壇】《名詞》 ①周りよりも高くなった場所。土などが高く盛ってある場所。「だん・の・ 上・で・ 喋ら・んと・ みんな・に・ 聞こえ・へん。」②周りと区別した場所。「区切っ・て・ 花だん・を・ 作る。」

タンク〔たんく〕【英語=tank】《名詞》 液体や気体を貯めておく、大きな入れ物。「大けな・ 丸い・ ガス・の・ たんく」

たんけん【探検】《名詞、動詞する》 知られていないところを、危険を冒しつつも実地に調べる。「洞穴・を・ たんけんし・ょー・か。」「南極たんけん隊」

たんご《名詞》 ①小便などを入れて、天秤棒で担って持ち運びできるようにもなっている桶。「畑・へ・ 肥え・の・ たんご・を・ 担い・でいく。」②男性用の小便器。「たんご・が・ 三つ・ 並ん・どる。」「小便(しょんべん)たんご」〔⇒たご〕

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2014年3月15日 (土)

放射状に歩く(111)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑫

 常楽寺から、さらに上り坂にかかります。上っていって行き止まりになるかもしれませんが、ともかく進むことにします。
 左手に大規模な加古川市日光山墓園(写真番号①、撮影時刻13時07分)があります。トラックが止まって、工事をしているところがあります。このあたりで、坂の上の方から自転車で下りてくる若者を見かけました。墓園などに用があるようには見えませんから、上の方へ道が続いており、どこか北の方に抜けられるのだろうと判断しました。
 歩き続けますが、雑木林の中の道(②、13時18分)は車がほとんど通りません。動物慰霊碑(③、13時22分)や、加古川市斎場(④、13時26分)があります。どうやら、このあたりが加古川市の北端、野辺の送りの地域のようです。
 斎場を過ぎると、三叉路があります。それぞれがどこへ通じる道かわかりません。加古川の流れから遠ざからないように右側の道を選びます。そのあたりから道は下り坂になります。このようなところには不法投棄も多いのでしょう、ゴミ捨て禁止の看板(⑤、13時32分)があって、社警察署・小野市という文字が見えます。小野市域に入りました。山陽自動車道(⑥、13時32分)も見えました。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(104)

熊谷宿から松井田宿まで(43)

烏川を渡って万日堂に寄る

 大がかりな橋(写真・左、14時31分撮影)ですが、この君ケ代橋を渡って安中市の方へ向かいます。
 渡る川は再び烏川です(写真・中、14時36分)。町を離れましたので、北の方の山々が近くに感じられます。
 渡り終えると万日堂(写真・右、14時40分)があります。万日堂に安置されている、桧の寄せ木造の本尊仏を見返り阿弥陀というそうです。本尊は全国で5体、関東では唯一の見返り阿弥陀像だそうです。「阿弥陀伝説」という説明板には詳しい経緯が書かれていますが、その一部を書き抜きます。

 昔、永観律師が不断念仏を思い立ち、本尊をめぐって行道念仏中つい眠くなって立ちどまっていたところ、本尊が「永観遅いぞ」と、うしろをふり向いて声をかけられたという。
 みかえり阿弥陀尊はその故事によってつくられた。京都禅林寺にあるものは国の重要文化財になっている。ここのはそれらより時代は下るが、それでも室町時代と推定される。関東では唯一のみかえり阿弥陀であろう。
 この像を明治時代に盗み出して売り払おうとした男があったが、君が代橋を渡る途中急死してしまい仏像は事なきを得た。
 大正時代にもう一度盗まれたが、この男も君が代橋上で大雷雨に遭い、男は感電死したが、仏像は無事であったという。

 ここからはまっすぐ安中市の板鼻宿を目指して歩き続けます。このあたりで3万7000歩を超えました。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(434)

「明石日常生活語辞典…た」(23)

たり【足り】《名詞》 ①足りないところを補うもの。◆特に、わずかの数量を指して言うことが多い。「わずか・や・けど・ 本代・の・ たり・に・ し・てください・な。」②補って役に立つもの。参考となるもの。「たり・にも・ なら・ん・ 話・を・ 聞かし・やがっ・た。」〔⇒たし〕

たり〔だり〕《接続助詞》 ①二つ以上の動作が混じっていることを表す言葉。「歩い・たり・ 走っ・たり・ し・て・ やっと・ 着い・た。」②一つの動作を強調したり、例示したりするときに使う言葉。「泣い・たり・ し・たら・ あか・ん・ぞ。」

たりぐるしい〔たりぐるしー〕【足り苦しい】《形容詞》 予定しているものに足りない。少し乏しく思われる。「十人・で・ 食べる・に・は・ 飯・の・ 量・が・ たりぐるしー・みたいや。」〔⇒たりぐろしい、たしない〕

たりぐろしい〔たりぐろしー〕【足り苦しい】《形容詞》 予定しているものに足りない。少し乏しく思われる。「旅行・の・ 金・が・ たりぐろしー・さかい・ 始末せ・んと・ あか・ん・なー。」〔⇒たりぐるしい、たしない〕

ダリヤ〔だりや〕【ラテン語=dahlia】《名詞》 根で増えて、夏から秋にかけて大形の赤・紫・黄・白などの花をつける、メキシコ原産の植物。「食べ・られる・ だりや・も・ ある・ん・やて。」

たる【足る】《動詞・ラ行五段活用》 ①必要なだけある。十分である。「この・ 仕事・は・ 五人・ おっ・たら・ たる。」「貯金・を・ 下ろし・たら・ なんとか・ たっ・た。」②余っている。間に合っている。「人数・は・ もー・ たり・とる・さかい・ あんた・は・ 別・の・ ところ・へ・ 行っ・てください。」

たる〔だる〕《助動詞》 ①他の人やものことを考えて、何かの動作を行ったり、行う意志があったりすることを表す言葉。「あいつ・を・ 殴っ・たろ・と・ 思(おも)・とる・ねん。」「聞い・たる・さかいに・ 話・を・ し・てみ・なはれ。」「玩具・を・ 買(こ)ー・たる。」「本・を・ 読ん・だる。」②自分の強い意志や決意を表す言葉。「絶対に・ 優勝し・たる。」「百点・ とっ・たる。」「何遍・ 言わ・れ・ても・ 行っ・たら・へん。」③(後ろに過去の助動詞「た」が続いて、)首尾よく行ったという意味を表す言葉。「酒・を・ 一升・ 飲ん・だっ・た。」◆「てやる(でやる)」のつづまった形。〔⇒てやる〕

たる【樽】《名詞》 酒・醤油などを入れるための、木で作った蓋付きの円い容器。「酒・の・ たる」

たるい【怠い】《形容詞》 ①疲れたりして、力を入れられず、活気に欠ける。「たるい・ 歩き方・を・ する・な。」②気力に欠けて、真剣みに乏しい。「試験・で・ たるい・ 点・を・ 取っ・たら・ あか・ん・ぞ。」③あるべき分量などに、ほんの少し、足りない。「一貫目・に・は・ ちょっと・  たるい。」〔①②⇒だるい、だるこい〕

だるい【怠い】《形容詞》 ①疲れたりして、力を入れられず、活気に欠ける。「足・が・ だるー・て・ 歩か・れ・へん。」②気力に欠けて、真剣みに乏しい。「だるい・ 書き方・の・ 字ー・や・なー。」〔⇒たるい、だるこい〕

たるき【垂木】《名詞》 屋根の面を作るために、棟から桁へわたす長い木。「太い・ たるき・を・ 使(つ)こ・て・ 屋根・を・ 丈夫に・ する。」

だるこい【怠こい】《形容詞》 ①疲れて元気を出せず、活気に欠ける。「よー・ 歩い・て・ 足・が・ だるこー・ なっ・た。」②気力に欠けて、真剣みに乏しい。「だるこい・ 返事・を・ せ・んと・ しっかり・ 考え・て・から・ 言い・なはれ。」〔⇒たるい、だるい〕

だるま【達磨】《名詞》 倒れてもすぐに起き上がれるように、底に重りを入れて、中国の達磨大師の姿に似せて作った、赤くて丸い人形。「うまいこと・ いっ・たら・ だるま・に・ 目ー・を・ 入れる。」〔⇒おきあがりこぼし、おきゃがりこぼし〕

たるむ【弛む】《動詞・マ行五段活用》 ①ぴんと張っていたものが緩んで、だらんとした状態になる。「台風・の・ 風・で・ 電線・が・ たるん・だ。」②意欲や緊張感が弱くなる。気持ちにしまりがなくなる。「たるん・どる・さかい・ 試験・に・ 落ちる・ん・や。」

たれ〔だれ〕《接尾語》 よくないことが現れている人をあしざまに言うときに付ける言葉。「あかんたれ」「あほたれ」「あほんだれ」「おびんたれ」「不精(ぶしょ)たれ」「貧乏(びんぼ)たれ」

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2014年3月14日 (金)

放射状に歩く(110)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑪

 加古川市立漕艇センター(写真番号①、撮影時刻12時41分)があります。川へ下りる雁木(②、12時42分)も作られています。加古川のコースは1,000mが5レーンあります。日本ボート協会の公認コースB級の認定を受け、国体などの全国大会の開催もできるそうです。
 さて、今回の道については、3万分の1という縮尺の「兵庫県道路地図」で調べましたが、加古川右岸を遡ることについては、加古川・小野の市境地域で懸念を持っていました。川沿いの道はないのかもしれないと思いましたが、西の方に迂回すればなんとか抜けられるだろうと考えました。
 けれども、現実に行き止まりの表示(③、12時45分)を見ると、気持ちがふさぎます。加古川の土手の上に道はなくなりました。堤の内側、つまり河原を見てみましたが、そこを歩くのは無理だと判断しました。
 川から離れて左の方への道をたどるしかありません。井之口第三踏切(④、12時48分)を渡るときに、線路に沿って延びる道があるので進んでみましたが、結局は無理でした。引き返す途中で、西脇市行きの電車(⑤、13時00分)に出会いました。
 改めて踏切を渡って、少しずつ上り坂になってきた道を歩きます。日光山常楽寺(⑥、13時05分)があります。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(103)

熊谷宿から松井田宿まで(42)

音楽センターと高崎経済大学

 紅葉した城址公園の中を歩きます。現代的であるとともに落ち着いた雰囲気を漂わせている群馬音楽センター(写真・左、13時57分撮影)があります。解説板には次のように書かれています。

 この建物は、1961年に音楽堂を熱望する高崎市民の期待に応え、建築家アントニン・レーモンドの設計で建設されました。コンクリート打ち放しと折板構造、全面ガラス張りのロビーなどが直截的に造形美に結びついています。
 城址地区におけるシンボル的な景観を形成するとともに、2000年に「文化遺産としてのモダニズム建築・日本の20選」に選ばれるなど、日本国内はもとより世界的に注目されています。

 少し行くと、高崎経済大学開学の地の碑(写真・中、14時00分)があります。近年は各地に公立大学が増えていますが、高崎経済大学は私が高校生の頃に、既にありました。1957年(昭和32年)4月に開学したと書いてあります。半世紀以上の歴史を刻んでいるのです。
 和田橋に出て、橋の手前を、川に沿って君ケ代橋まで歩きます。君ケ代橋にはかつての親柱(写真・右、14時27分)が保存されており、次のように説明されています。

 君ケ代橋という名は、明治十一年九月、明治天皇が北陸東海御行幸のとき、馬車で木橋を渡られたことを記念して命名されました。
 この君ケ代橋親柱は、昭和六年に木橋から鋼橋に架け替えられたときのものですが、昭和五十二年より十年の歳月をかけて、三層構造のインターチェンジが建設され、君ケ代橋も新たに架け替えられた為、ここに移設されたものです。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(433)

「明石日常生活語辞典…た」(22)

たよりない【頼りない】《形容詞》 ①人の言動などが、心細くてあてにならない。「たよりない・ 返事・しか・ くれ・へん・なんだ。」②物が貧弱で、安心感に欠ける。「たよりない・ 骨・や・なー。この・ 傘・は・ 風・が・ 吹い・ても・ べっちょない・の・かいな。」〔⇒たよんない〕

たよる【頼る】《動詞・ラ行五段活用》 ①他人の力や助けを期待する。「人・を・ たよら・んと・ 自分・で・ 考え・なはれ。」②物をあてにして、すがる。「計算機・に・ たよら・んと・ 自分・で・ かけ算・を・ し・てみ・なはれ・」

たよんない【頼んない】《形容詞》 ①人の言動などが、心細くてあてにならない。「たよんない・ やつ・を・ 代表・に・ 選ん・だら・ あか・ん・ぞ。」②物が貧弱で、安心感に欠ける。「たよんない・ほど・ 細い・ 綱・で・ 今にも・ 切れ・そーや。」〔⇒たよりない〕

たら【鱈】《名詞》 体長が1メートルにもなり、食用や肝油の材料にも使われる、北の海にすむ魚。「歳暮・に・ 北海道・の・ たら・を・ 贈っ・てもろ・た。」

たら《副助詞》 いくつかの事柄を対照させたり、列挙したり例示したりするときに使う言葉。「行く・たら・ 行か・ん・たら・ 言(ゆ)ー・て・ はっきり・ 決め・とら・へん・ねん。」「何・たら・ か・たら・ やかましー・に・ 言(ゆ)ー・」「昔・は・ この辺・に・ 住ん・どっ・た・たら・ 言(ゆ)ー・てはり・まし・た。」〔⇒とか〕

たらい【盥】《名詞》 湯や水を入れて使う、平たく大きな桶。「たらい・で・ 行水する。」

だらけ《名詞につく接尾語》 好ましくないものやことが、たくさんあるという意味を表す言葉。「説明・は・ 間違いだらけ・やっ・た。」「嘘だらけ・の・ 話」「傷だらけ・の・ 脚」

だらける《動詞・カ行下一段活用》 ①形が崩れたりして、締まりがなくなる。緩くなる。「帯・が・ だらけ・て・ 着物・が・ おかしな・ 格好・に・ なっ・とる。」②緊張感が失せて怠ける。「だらけ・て・ きちんと・ し・た・ 仕事・を・ せー・へん。」

たらす【垂らす】《動詞・サ行五段活用》 ①下に向くようにする。だらりと下げる。「幕・を・ たらす。」②流れるにまかせたままにしておく。しずくにして流れ出す。「鼻水・ たらし・て・ 汚い・ 顔・を・ し・とる。」③液体を、少し注ぐ。「おしたし・に・ 醤油・を・ たらす。」■自動詞は「たれる」

たらず【足らず】《名詞》 足りない分。不足の量。「たらず・は・ みんな・で・ ちょっと・ずつ・ 出し合い・まほ・か。」「たらず・は・ あと・ 五千円・や。」「たらず・は・ わし・が・ 引き受け・たる。」

たらず【足らず】《接尾語》 ①その数値に少し足りないという意味を表す言葉。「千円たらず・で・ 買える。」「半時間たらず・で・ 行ける。」「一年たらず・で・ 会社・を・ 辞め・た。」②十分でないということを表す言葉。「舌たらず・の・ 説明」

だらすけ【陀羅助】《名詞》 草の根、木の皮などを原料として、吉野(奈良県)などで作られている、下痢止めや胃腸薬として使われている薬。正式には、陀羅尼助(だらにすけ)と言い、丸薬状にしたものは陀羅尼助丸と言う。「腹痛(はらいた)・に・は・ だらすけ・を・ 飲まし・とけ。」

たらたら《副詞と》 ①不平・不満などを次々と口に出す様子。「たらたらと・ 文句・を・ 並べる。」「言ー・たい・ こと・を・ たらたら・ ぬかし・やがっ・た。」②水などが止まることなく流れている様子。「こけ・て・ 怪我し・て・ 血ー・が・ たらたら・ 出・た。」〔②⇒だらだら〕

だらだら《副詞と、動詞する》 ①ものごとが長々と続いて、締まりがない様子。「だらだらし・た・ 話・で・ 面白(おもろ)・なかっ・た。」②動作がきびきびしていない様子。「だらだらと・ 走る。」③傾きが緩やかに続いている様子。「だらだらし・た・ 坂道」④水などが止まることなく流れている様子。「汗・が・ だらだらと・ 流れる。」〔②⇒とろとろ。④⇒たらたら〕

だらん〔だらーん〕《副詞と》 ①力なく、またはだらしなく垂れたり寄りかかったりしている様子。「風・が・ ない・さかい・ 鯉のぼり・が・ だらーんと・ し・とる。」②力がみなぎっておらず、だらしがない様子。「だらんと・ せ・んと・ 力・を・ 入れ・て・ 走れ。」〔②⇒とろん〕

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2014年3月13日 (木)

放射状に歩く(109)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑩

 加古川左岸の堤防上の県道は、車の行き来は激しいのですが、ここも歩道は整備されていません。10分間ほど、道の片隅を歩いて上荘橋東詰の交差点(写真番号①、撮影時刻12時11分)にたどり着きます。上荘の読みはローマ字表記で「かみそう」となっています。
 その上荘橋を左岸から右岸に渡ります(②、12時11分)。このあたりは、上流の橋もずっと彼方ですし、下流の橋も見えません。
 渡り終えて、橋の名前を見ると「かみしょうばし」(③、12時16分)です。上荘は「かみそう」か「かみしょう」か、私は「かみしょう」という発音に馴れていました。郵便番号簿のルビは「かみそう」ですから、今はそれを基本にしているのでしょう。佐世保は「させほ」か「させぼ」かいう疑問に、「〔させほ〕」も〔させぼ〕も〔ほぼ〕同じ」という洒落言葉がありますから、上荘は「〔そう〕とも言うし〔しょう〕とも言う」と笑ってすませることにしましょう。
 ここからは加古川市上荘町。堤防上の広くて、車の通らない道(④、12時16分)をゆったりと歩きます。
 しだいにJR加古川線の鉄橋が見えてきて、加古川行きの単行電車がゆっくり通り過ぎていくのが見えます。(⑤、12時21分)。堤防を歩き続けて、井之口第一踏切でJRを渡ります。鉄橋の方を見ると、中央部分だけがトラスになっています(⑥、12時36分)。この中央部分だけ橋脚の間隔が広いのです。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(102)

熊谷宿から松井田宿まで(41)

高崎城の櫓と門

 高崎城が近づきました。堀(写真・左、13時44分撮影)を渡ります。紅葉が鮮やかで、風に揺らめいています。
 高崎城の乾櫓(写真・中、13時51分)があります。傍の説明板の最初の部分を書きます。

 高崎城の本丸は、烏川の縁りに近いところ(現在の日本たばこ産業倉庫、NTT別館付近)に土塁と堀をめぐらし、その四隅に、西側の土塁の中央に建てられた三層(三階建て)の櫓を取り囲むように四棟の隅櫓を配していた。その乾(北西)の角にあったのがこの櫓である。
 二層(二階建て)で、本瓦葺き入母屋造りの屋根をのせ、腰櫓をめぐらした平入りの建物であり、梁間二間(十二尺)桁行三間(十八尺)の規模である。外壁は柱を塗り込めた大壁で、白漆喰で仕上げている。現状は初層(一階)の西壁(当時とは方位は逆)中央(中の間)に土戸を引く戸口を設け、初層のこの壁以外の三面と二層の四面には、それぞれ太い竪格子をはめた窓を二カ所ずつあけている。ところが、明治六(一八七三)年に、城内に置かれた東京鎮台高崎分営(十五連隊の前身)を撮影した写真では、初層の正面(東壁)右の間に戸口があり、左の間には同様な窓一カ所が認められる。妻飾りは狐格子で破風板に懸魚をかけている。

 すぐ傍に高崎城東門(写真・右、13時53分)があります。高崎城にある16の城門のうち、本丸門、刎橋門、東門の3つは平屋門であって、そのうちくぐり戸がついていたのは東門だけで通用門として使われていた、という説明が書いてあります。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(432)

「明石日常生活語辞典…た」(21)

だまし【騙し】《名詞》 ①本物のように思わせる偽物。「舶来品・の・ だまし・を・ 買わさ・れ・た。」②嘘を言って、それを本当だと思わせること。欺くこと。「だまし・に・ 遭(お)ー・て・ 買わさ・れ・ても・た。」〔①⇒だましもん〕

だましもん【騙し物】《名詞》 本物のように思わせる偽物。「夜店・で・ 買(こ)ー・たら・ だましもん・やっ・た。」〔⇒だまし〕

だます【騙す】《動詞・サ行五段活用》 嘘を言って、それを本当だと思わせる。欺く。「だまさ・れ・て・ 偽物・を・ 買ー・ても・た。」〔⇒だまかす、だまくらかす〕

たまねぎ【玉葱】《名詞》 地下の茎が球状になって刺激臭のあるものを食用にする野菜。「淡路島・の・ たまねぎ・は・ うまい。」

たまらん《動詞+助動詞》 ①どうにも忍耐できない。我慢できない。「今日・は・ 暑(あつ)ー・て・ たまらん。」②何とも言えないほど良い。「この・ 酒・は・ なんとも・ たまらん・なー。」

だまりこむ【黙り込む】《動詞・マ行五段活用》 ①ものを言わないことをずっと続ける。「だまりこん・どる・けど・ 何・ぞ・ 心配事・でも・ ある・ん・か。」②これまで話していた者が、何も言わなくなる。「急に・ だまりこん・だ。」

たまる【貯まる】《動詞・ラ行五段活用》 金銭や財産などが増える。「金・が・ たまる。」■他動詞は「ためる」

たまる【溜まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①水や栄養分などが集まる。「道・の・ へっこんだ〔=窪み〕・に・ 水・が・ たまっ・とる。」「腹・に・ 脂肪・が・ たまっ・た。」②ものが集まって増える。「借金・が・ たまる。」③処理できなくて、後まで残る。「仕事・が・ たまっ・ても・た。」■他動詞は「ためる」

だまる【黙る】《動詞・ラ行五段活用》 ものを言わないでいる。ものを言うことをやめる。「だまっ・とっ・たら・ わから・へん・や・ないか。」

ため【為】《名詞》 ①何かの役に立つこと。「ため・に・ なる・ 話・を・ 聞かし・てもろ・た。」「子ども・の・ ため・に・ しつけ・を・ する。」②理由であること。原因となっているもの。「雨・の・ ため・に・ 川・の・ 水・が・ 増え・た。」「頭痛・の・ ため・に・ 会社・を・ 休む。」③何かの目的を持っていること。「金・の・ ため・に・ 働い・とる・ん・と・ 違う・ん・や。」

ためいき【溜め息】《名詞》 悩んだり、苦しんだり、落胆したりしたときなどに、思わず長く吐く息。「失敗し・て・ ためいき・を・ つく。」

ためいけ【溜め池】《名詞》 田圃の灌漑用に作って、たくさんの水をためておくところ。「ここら・は・ ためいけ・が・ いっぱい・ ある。」

ためし【試し】《名詞》 良し悪し、正誤、真偽などを実際にあたって調べること。仮に試みること。「作っ・た・ 玩具・の・ 舟・を・ ためし・に・ 水・に・ 浮かばし・てみる。」

ためす【試す】《動詞・サ行五段活用》 良し悪し、正誤、真偽などを実際にあたって調べる。仮に試みる。「ちゃんと・ 覚え・た・か・ ためし・たろ・か。」

ためる【貯める】《動詞・マ行下一段活用》 金銭や財産などを増やす。「切手・を・ 集め・て・ ため・とる。」■自動詞は「たまる」

ためる【溜める】《動詞・マ行下一段活用》 ①水や栄養分などを集める。「風呂・に・ 水・を・ ためる。」②ものを集めて増やす。「木ー・の・ 葉ー・を・ ため・て・ 燃やす。」③処理しないで、後まで残す。「宿題(しくだい)・を・ ため・たら・ あか・ん・やろ。」■自動詞は「たまる」

たもと【袂】《名詞》 着物の袖の下の、袋のようになっている部分。「たもと・に・ 財布・を・ 入れる。」

たより【頼り】《名詞》 力や助けとなってくれる人やもの。「困っ・た・ 時・に・ たより・に・ なる・ 人」

たより【便り】《名詞》 ①消息や連絡などを伝えるもの。「何・の・ たより・も・ あら・へん・さかい・ 心配し・とっ・た・ん・や。」②葉書や手紙。「たより・ぐらい・ 書い・たら・ どない・や。」〔①⇒しらせ〕

たよりがい【頼り甲斐】《名詞》 助けであると考える価値。助けとなる人やものの値打ち。「あの・ 人・は・ たよりがい・の・ ない・ 人・や。」

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2014年3月12日 (水)

放射状に歩く(108)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑨

 既に加古川市神野町に入っていて、市立神野小学校(写真番号①、撮影時刻11時19分)の運動場には児童の姿が見えます。
 このあたりの道は歩道が整備されていなくて、細い県道です。しょっちゅう車と出会いますから気を緩められません。道路の左側に若宮大明神・吉生姫大明神・黒田大明神という3つの名が書かれている社がありますが、木の姿に引かれました(②、11時27分)。つい先日、神戸でターナー展を鑑賞したのですが、漱石が「坊っちゃん」でターナー島と名付けた由来になっている、ターナーの絵を見ました。その木の姿を思わせる一本です。
 またしても小粒の雨がひとしきり降りました。JR加古川線の線路が近づいて、中西条踏切(③、11時50分)を渡ります。渡った直後に警報機が鳴りだして、しばらくすると西脇市行きの2両編成(④、11時52分)がゆっくり通り過ぎていきます。
 歩いてきた道が、加古川左岸を北上してきた道と合流します。県道18号で、加古川小野線という名の主要道です。草谷川が加古川に流れ込むところ(⑤、11時56分)を過ぎて、加古川の堤防上の道を歩きます。県内最大の河川である加古川の広々とした流れが見えるようになりました。加古川大堰(⑥、12時02分)が見えます。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(101)

熊谷宿から松井田宿まで(40)

高崎市街を歩く

 上信電鉄の踏切を渡ってからは、高崎市街を歩きます。少し離れたところに高崎駅の正面が見えます。駅ビルの商業施設の名称でしょうか、モントレーという文字が読みとれます。
 あら町諏訪神社(写真・左、13時38分撮影)の前を通ります。「新町諏訪神社本殿及び御宝石」という説明板が立っています。小さなお社ですが高崎市指定重要文化財です。社前の石柱が「あら町」となっているのは、「しんまち」との読み違えを防ぐ意図があるのでしょうか。説明板の一部を抜き書きします。

 新町諏訪神社は、江戸時代の高崎について記した地誌『高崎志』によれば、慶長四年(一五九九)、箕輪城下の下ノ社を勧請したことにはじまるという。本殿は土蔵のような外観を持つ珍しい総漆喰の塗籠造で、しばしば大火に見舞われた高崎の町にあって、大切な社を火災から守るための工夫だったとも考えられる。 (中略)
 信州諏訪にゆかりのある御宝石は、重さ約八キロの鶏卵型の石で、宝篋印塔の屋蓋を裏返しにしたものを使った台座に安置されている。

 そして、あら町山車蔵(写真・中、13時38分)があります。石造の説明盤によれば、高さ6.14メートルの山車には、大正6年作の人形が備えられているようです。
 高崎市内中心部には38台の山車があるそうですから、8月に開かれる高崎山車祭りはさぞ絢爛としたものでしょう。
 並木道に「高崎の第九」(写真・右、13時43分)の旗がひらめいています。高崎第九合唱団は、ベートーヴェン第九交響曲合唱等の普及発展とその演奏及び鑑賞等をとおし、社会教育とまちづくり等に関する事業を行い、地域文化の振興と国際文化交流に寄与することを目的としているということです。1974年(昭和49年)の第1回演奏会以来、2013年で第40回を迎えるとのことです。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(431)

「明石日常生活語辞典…た」(20)

たぼこ【煙草】《名詞》 タバコという植物の葉を乾かし発酵させて、火を付けて吸うようにしたもの。「たぼこ・は・ 体・に・ 悪い・さかい・ 早(はよ)ー・ やめ・なはれ。」〔⇒たばこ〕

たぼこぼん【煙草盆】《名詞》 ①煙草を吸うときに使う灰皿。「灰・は・ たぼこぼん・の・ 中・へ・ 入れ・なはれ。」②煙草、灰落とし、きせるなどをセットにして、小さな箱などに収めたもの。「たぼこぼん・の・ 掃除・を・ し・て・ 灰・を・ 捨てる。」〔⇒たばこぼん〕

だぼざいら《名詞》 開かないで、まるのままで塩をした秋刀魚(さんま)。「だぼざいら・を・ 焼く。」

だぼだぼ《形容動詞や》 ①身につけるものが、体に対して大きすぎて合わない様子。「服・が・ だぼだぼし・て・ 格好・が・ 悪い。」「痩せ・て・ 服・が・ だぼだぼに・ なっ・てき・た。」②入れ物などが大きすぎる様子。「封筒・が・ 大きすぎ・て・ 中・で・ だぼだぼに・ 動い・とる。」③液体がいっぱいである様子。「醤油・を・ だぼだぼと・ かける。」〔⇒だぶだぶ〕

だぼになる《動詞・ラ行五段活用》 ①釘やネジなどが利かなくなる。空回りをしてしまう。「木ー・が・ 腐っ・て・ 釘・が・ だぼになっ・とる。」②機能や働きが失われる。「今日・は・ 鼻・が・ だぼになっ・ても・とる。」

だぼはぜ【だぼ鯊】《名詞》 食用にならないような、はぜの小さなもの。「石・の・ 周り・を・ だぼはぜ・が・ いっぱい・ 泳い・どる。」◆馬鹿みたいに釣れるので「だぼはぜ」と言うのだろうと思っていたことがあった。

たま【玉】《名詞》 ①球形のもの。球形にしたもの。「ラムネ・の・ 瓶・の・ 中・に・ たま・が・ 入っ・とる。」②円くまとめたもの。「うどん・の・ たま」③球技で使うボール。「野球・の・ 硬い・ たま・が・ 体・に・ 当たっ・た・」「バレー・の・ たま・を・ 受ける。」「ピンポン・の・ たま」④電球。「たま・が・ 切れ・た。」⑤円形のレンズ。「眼鏡・の・ たま」⑥算盤で、長方形の枠の中に串刺しにされている一つ一つのもの。「五つ・の・ たま・の・ 算盤」◆④は、「でんきのたま」とも言う。

たま【弾】《名詞》 鉄砲に込めて発射するもの。「鉄砲・の・ たま」

たま《名詞》 魚や虫を捕らえるために、柄の先に網をつけたもの。「たま・で・ 魚・を・ すくう。」「蝶々・を・ たま・で・ 捕まえる。」

たま《名詞、形容動詞や》 そのことを行うのが稀であること。「たまに・しか・ 会わ・へん。」「たまに・は・ 顔・を・ 見せ・なはれ。」〔⇒ときたま、ときどき、たんま〕

だまかす《動詞・サ行五段活用》 嘘を言って、それを本当だと思わせる。欺く。「うまいこと・ だまかさ・れ・てん。」〔⇒だます、だまくらかす〕

たまぐし【玉串】《名詞》 神前に供える榊の枝。また、それに紙や布を付けたもの。「地鎮祭・で・ たまぐし・を・ 供える。」

だまくらかす《動詞・サ行五段活用》 嘘を言って、それを本当だと思わせる。欺く。「戦争・の・ 時・は・ 勝っ・た・ 勝っ・た・と・ だまくらかさ・れ・とっ・た。」〔⇒だます、だまかす〕
たまご【卵】《名詞》 ①鳥・魚・虫などの雌が生む、丸い形をしたもの。「蛙・が・ 水・の・ 中・に・ たまご・を・ 生ん・どる。」②その中で特に、鶏が生んだもの。「たまご・を・ かけ・て・ ご飯・を・ 食べる。」③一人前になろうとして勉強している人。修業中の人。まだ一人前でない人。「先生・の・ たまご」

たまごやき【卵焼き】《名詞》 鶏の卵をといて、調味料などを加えて、薄く焼いて、折り畳んだり、巻いたりして仕上げたもの。「弁当・の・ おかず・に・ たまごやき・を・ 入れる。」

たまごやき【玉子焼き】《名詞》 明石発祥の郷土料理で、鶏卵、浮粉、出汁などを溶いて、その生地の中に蛸を入れて直径3センチほどの球形に焼き上げ、出汁にひたして食べる物。◆大阪発祥と言われる「たこ焼き」と区別して、「玉子焼き」と言うが、他地域の人には「明石焼き」とも呼ばれている。「たまごやき・の・ うまい・ 店・は・ だし・が・ 良(え)ー・ねん。」〔⇒たこやき〕

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2014年3月11日 (火)

放射状に歩く(107)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑧

 歩いている道は県道383号(写真番号①、撮影時刻10時46分)です。八幡別府線と言って、加古川市八幡町と加古川市別府町を結ぶ道路です。ここは野口町北野ですが、さっきまでは平岡町を歩いてきました。野口町を少しかすめて、すぐに神野町に入ります。
 小さな神社ですが五社大神社(②、10時51分)と書いてあります。野口町にある五社宮・野口神社は近隣に知られていますが、ここはその流れを汲むところのようです。
 目の前に建設中の高速道路が現れます(③、11時01分)。東播磨南北道というのだそうです。高架下に掲げられた横断幕(④、11時02分)には、加古川中央ジャンクションと八幡稲美ランプの間が3月23日に開通すると書いてあります。
 右手(北側)に兵庫県立加古川医療センター(⑤、11時13分)が見えます。あたりの風景の中では際立って高く見えます。旧名は兵庫県立加古川病院で、このあたりの中核病院です。
 曇川(⑥、11時16分)を渡ります。工事の手があまり入っていなくて、自然な感じがして好ましいです。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(100)

熊谷宿から松井田宿まで(39)

鉄道の要衝・高崎

 高崎市役所とか高崎駅西口とかの細かな地点の表示(写真・左、13時07分撮影)に出会います。いよいよ市街地に入ります。
 新幹線をくぐって、振り返ると高崎駅が見えます(写真・中、13時15分)。高崎駅は、上越新幹線と北陸新幹線(高崎が起点)の2路線が乗り入れています。在来線は、高崎線、上越線、信越線の起終点です。実際には八高線、両毛線、吾妻線の列車も乗り入れている交通の要衝です。
 汽車を描いた交通標識があって、単線の線路があります。上信電鉄です。
 1897年(明治30年)に高崎-下仁田間、およそ34㎞が全通していますから、地方の民鉄の中では抜きん出て早い開業です。上信という命名は上野と信濃ということで、佐久鉄道(現在のJR小海線)と結ぶ計画があったようです。
 警報機が鳴ってちょうど電車が通過していきます(写真・右、13時19分)。鉄道ファンの気持ちとしては、この可愛らしい電車に乗って下仁田まで行ってみたいのですが、高崎から下仁田まではおよそ1時間かかりますから、乗車のためには日を改めて計画しなければなりません。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(430)

「明石日常生活語辞典…た」(19)

たのしむ【楽しむ】《動詞・マ行五段活用》 ①良さを味わって、心の満足を感じる。「落語・を・ 聞ー・て・ たのしむ。」②好きなことをして心を慰める。「花・を・ 作っ・て・ たのしん・どる・ねん。」〔⇒たのしゅむ〕

たのしゅむ【楽しゅむ】《動詞・マ行五段活用》 ①良さを味わって、心の満足を感じる。「どーぞ・ 旅行・を・ たのしゅん・でき・てください。」②好きなことをして心を慰める。「暇な・ 時・は・ パン作り・を・ たのしゅん・どる・ねん。」〔⇒たのしむ〕

たのみ【頼み】《名詞》 ①婚約が成立したしるしに、互いに取り交わす金品。「娘・に・ たのみ・が・ 届い・た。」②力になってくれるように願って、助力を働きかける内容。「わし・の・ たのみ・を・ 聞い・てくれ・へん・か。」〔①⇒ゆいのう、いいのう〕

たのむ【頼む】《動詞・マ行五段活用》 何かをしてほしいと、他人にお願いする。他人をあてにする。他人に任せる。「娘・に・ 留守番・を・ たのむ。」「無理・を・ たのむ。」

たば【束】《名詞》 細長いものや紙などを一つにまとめたもの。または、それを縛ったもの。「稲・の・ たば」「焚き物(もん)・の・ たば」

たばこ【煙草】《名詞》 タバコという植物の葉を乾かし発酵させて、火を付けて吸うようにしたもの。「たばこ・なんか・ 吸ー・の・は・ やめ・とき。」〔⇒たぼこ〕

たばこぼん【煙草盆】《名詞》 ①煙草を吸うときに使う灰皿。「瀬戸物・の・ たばこぼん」②煙草、灰落とし、きせるなどをセットにして、小さな箱などに収めたもの。「縁側・で・ たばこぼん・を・ 出し・て・ たばこ・を・ 吸う。」〔⇒たぼこぼん〕

たばねる【束ねる】《動詞・ナ行下一段活用》 細長いものや紙などを一つにまとめる。または、それを縛る。「刈っ・た・ 稲・を・ たばねる。」「髪・の・ 毛ー・を・ たばねる。」

たび【足袋】《名詞》 主に和服を着るときに履く、布で作って足先を親指と他の四指とに分けて、くるぶしの後ろで小はぜで留めるようにしたもの。「子ども・の・ 頃・は・ 学童服・を・ 着・て・ たび・ 履い・て・ 学校・へ・ 行っ・た。」

たび【旅】《名詞、動詞する》 住んでいるところを離れて、一時、遠くへ出かけること。「お伊勢参り・の・ たび」

たび【度】《名詞、副詞に》 何かが繰り返される機会。また、繰り返される機会ごとに。「雨・が・ 降る・ たび・に・ かび・が・ 生える。」「見る・ たび・に・ 大きく・ なっ・てき・た。」〔⇒たんび〕

たびたび【度々】《副詞》 ものごとが何度も繰り返される様子を表す言葉。「そないに・ たびたび・ 遅刻し・たら・ あか・ん・やろ。」

だぶだぶ《形容動詞や、動詞する》 ①身につけるものが、体に対して大きすぎて合わない様子。「だぶだぶの・ ズボン・を・ はく。」②入れ物などが大きすぎる様子。「袋・が・ 大き過ぎ・て・ 中・が・ だぶだぶや。」③液体がいっぱいである様子。「水・を・ 飲み過ぎ・て・ 腹・が・ だぶだぶする。」〔⇒だぼだぼ〕

だぶる【英語=doubleの動詞化】《動詞・ラ行五段活用》 重なる。二重になる。二回、繰り返す。「おんなじ・ 人・から・ 年賀状・が・ だぶっ・て・ 届い・た。」「落第し・て・ 二年生・を・ だぶっ・た。」

たぶん【多分】《副詞》 ものごとを推測したり判断したりするときに使う言葉。「明日・は・ たぶん・ 風・が・ 強(つよ)・ なる・やろ。」◆確実性が高くない場合にも使う。〔⇒たしか〕

たべもん【食べ物】《名詞》 人や動物が、生きるために口にするもの。食品。「たべもん・の・ 好き嫌い・は・ あら・へん・ねん。」〔⇒くいもん〕

たべもんや【食べ物屋】《名詞》  人に食事を提供する店。「駅前・に・ たべもんや・が・ でけ・た。」〔⇒くいもんや、しょくどう〕

たべる【食べる】《動詞・バ行下一段活用》 ①飲食物を体内に取り入れる。「パン・を・ たべる。」②暮らしを立てる。生活する。「たべる・だけ・は・ 何・とか・ 稼い・どる。」〔⇒くう〕

だぼ《名詞、形容動詞や》 愚かな人。愚かなこと。馬鹿。「あー・ だぼな・ こと・を・ し・ても・た。」「あの・ だぼ・が・ おる・さかい・ 負け・た・ん・や。」◆「だぼ」の後ろに言葉が付いて、「だぼ作」「だぼ天」「だぼけつ」「だぼちん」「だぼ助」「だぼ垂れ」などと言うことがある。〔⇒あほう、あっぽ、あほうだら、あほうたれ、あほんだら、あほんだれ、ばか、ぼけ〕

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2014年3月10日 (月)

放射状に歩く(106)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑦

 図書館とセンターの敷地を、北西方向に斜めに通り抜けます。右側の建物が加古川市立中央図書館(写真番号①、撮影時刻10時29分)で、その先に加古川総合文化センター(②、10時30分)があります。
 この2つの施設の北側、道路の向かい側に加古川警察署(③、10時32分)があります。このあたりはもともと川崎重工業の工場があったところで、その跡地を再開発しています。
 南から来た道が左右に分かれる三叉路のところに、県立農業高等学校(④、10時38分)があります。1897年(明治30年)に明石で創立され、1922年(大正11年)にこの地に移ったという歴史があります。現在は多彩な7学科を持っています。
 向かい合うようにして高齢者向け教育施設への入り口(⑤、10時38分)があります。県立いなみ野学園(高齢者大学)と高齢者放送大学(ひょうごラジオカレッジ)です。このあたりは若者と高齢者の文教地区です。
 農業高校の校地が終わったところに、今池という溜め池(⑥、10時44分)が水をたたえています。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(99)

熊谷宿から松井田宿まで(38)

国定忠治と上州空っ風

 藤岡市内で見た二十二夜というのに、再び出会います。二十二夜堂(写真・左、12時25分撮影)があります。説明板の中に「…浄土宗宗本寺第十九世哲誉上人と国定忠治一家代貸空っ風(小山)の長四郎とが奇遇し…」とあります。国定忠治といい空っ風といい、さすがに上州を歩いているのだという気持ちになります。
 高崎市指定史跡の安楽寺異形板碑(写真・中、12時25分)があります。板という文字からは木片を連想してしまいますが、説明板には次のように書いてありました。

 板碑は「板仏」・「平仏」・「板石塔婆」などとも呼ばれ、追善供養などのために建てられた、板状の石材を使用した卒塔婆の一種である。中世の関東地方において多く作られた。形状は、上部を三角形にして、その下に二条の線が切り込まれ、梵字や仏像などが刻まれる。

 板碑の右側は高さ138㎝、左側は112㎝と書かれています。
 歩き続けていると高崎弁当会社(写真・右、12時45分)がありました。ちょうどお昼時刻です。高崎名物だるま弁当が思い浮かんで食べたくなりましたが、公園などでゆっくり休む時間もありません。横目でにらんで通過します。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(429)

「明石日常生活語辞典…た」(18)

たな【棚】《名詞》 ①物を載せるために、板などを水平に掛け渡して作ったもの。「本・を・ 並べる・ たな」②蔓植物などを這わせるために作ったもの。「藤・の・ たな」

たない【汚い】《形容詞》 ①清潔でない。汚れている。美観を損ねる。「花瓶・を・ ひっくり返し・て・ 畳・が・ たのー・ なっ・た。」②乱暴で、きちんとしていない。見苦しい。聞き苦しい。「たない・ 色・の・ 塗り方・や。」③ずるい。心が正しくない。腹黒い。寄付・を・ せー・へん・ たない・ やつ・や。」「金・に・ たない。」〔⇒ちゃない、きちゃない、きたない〕

たなおち【棚落ち】《名詞、動詞する》 西瓜、南瓜などが熟れすぎて、中心部が離れて空洞ができること。「たなおちし・た・ 西瓜」

たなばた【七夕】《名詞》 ①旧暦七月七日に、牽牛星と織女星が会うという伝説から起こった祭り・行事。「たなばた・の・ 日ー・に・ 雨・が・ 降っ・た。」②七夕の日に作る笹飾り。「学校・で・ たなばた・を・ 作っ・た。」◆学校などでは七月七日に行い、家庭では月遅れの八月七日に行うことが多かったが、今では八月の方は廃れてきた。

たなもと《名詞》 ①食事の支度をする部屋。「たなもと・に・ はしり・を・ 置く。」②食事の支度。「わし・が・ おら・なんだら・ 誰・が・ たなもと・を・ する・ん。」〔①⇒だいどこ、たなもと〕

たなもとする《動詞・サ行変格活用》 食事の準備をする。炊事をする。「朝・の・ 六時・に・ 起き・て・ たなもとする。」

たなもとしまう《動詞・ワア行五段活用》 食事の後片づけをする。「誰・ぞ・ たなもとしまう・の・を・ 手伝ー・てくれ・へん・か。」

たに【谷】《名詞》 山と山の間の窪んだところ。あたりに比べて急に低くなっている地形。「学校・の・ 裏・は・ たに・に・ なっ・とる。」

だに【壁蝨】《名詞》 人などに寄生しようとする、蜘蛛に似た八本足のごく小さな虫。「だに・に・ 噛ま・れ・て・ かいい。」

たにし【田螺】《名詞》 食用にできる、田や池にすむ小さな巻き貝。「池・に・ たにし・が・ ぎょーさん・ おる。」

たにぞこ【谷底】《名詞》 山の間の最も窪んだところ。最も低くなって、急角度で落ち込んでいる地形。「たにぞこ・に・ 向かっ・て・ かわらけ・を・ 投げる。」

たにん【他人】《名詞》 ①自分以外の人。「たにん・の・ 迷惑・も・ よー・ 考え・なはれ。」②血のつながりのない人。「夫婦・ ゆー・た・かて・ 元々・は・ たにん・や。」③親しくない人。「たにん・みたいな・ 挨拶し・たら・ かえって・ 失礼や。」

たぬき【狸】《名詞》 ①山にすんで夜行性で、人を騙すと思われている動物。「たぬき・が・ ごそごそ・ 歩い・とる。」②ずる賢く、平気で嘘をつく人。「あいつ・は・ たぬき・や・さかい・ 用心しー・や。」③油揚げをのせた蕎麦。「きつねうどん・より・も・ たぬき・が・ 好きや。」〔⇒たのき〕

たね【種】《名詞》 ①草木の芽が出るもとのもの。「たね・を・ まい・たら・ じっきに・ 芽・が・ 出・てき・た。」②ものごとの出発点や原因になるもの。「喧嘩・の・ たね・は・ お前・が・ まい・た・ん・やろ。」

たねいも【種芋】《名詞》 土に埋めて芽を出させるために使う馬鈴薯や薩摩芋。「畝(うね)・に・ たねいも・を・ 埋め・ていく。」

たねまき【種蒔き】《名詞、動詞する》 草木の種を土に埋めたり、ばらまいたりすること。「温(ぬく)なっ・たら・ たねまきせ・んなん・なー。」

たのき【狸】《名詞》 ①山にすんで夜行性で、人を騙すと思われている動物。「たのき・に・ 騙さ・れ・た・ おとぎ話」②ずる賢く、平気で嘘をつく人。「世の中・に・は・ たのき・が・ ぎょーさん・ おる・ぞ。」③油揚げをのせた蕎麦。「たのき・と・ 飯・の・ 定食」〔⇒たぬき〕

たのしい〔たのしー〕【楽しい】《形容詞》 心が満ち足りて伸び伸びして、気持ちが良い。「山登り・の・ 遠足・は・ たのしー・なー。」

たのしみ【楽しみ】《名詞》 心が満ち足りて伸び伸びして、気持ちが良い事柄。趣味。「子ども・が・ 大きーなる・の・が・ たのしみ・です。」「山登り・が・ わし・の・ たのしみ・や。」

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2014年3月 9日 (日)

放射状に歩く(105)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑥

 東加古川駅は2階が自由通路で改札口があります。2階コンコースから駅の南側をながめます(写真番号①、撮影時刻10時17分)。ロータリーの向こう側が、歩いてきた方角です。
 駅から、東の方(神戸方面)の線路(②、10時18分)を見下ろします。
 雨粒は、あっと言う間に落ちてこなくなりました。駅の北側へ出て、歩き続けます。駅の北側入り口(③、10時22分)は南側と同じような建て方になっています。
 1分ほど北へ歩くと、加古川バイパスです。高架になつている道路の上を、階段を上って越えます(④、10時25分)。神戸・明石からの第2神明道路(有料)に続いている道路ですが、ここは無料区間です。国道2号のバイパスの役割を果たしています。
 階段を下りきると加古川市立平岡北小学校(⑤、10時27分)があります。人口増に伴う新設校です。
 そのすぐ北に、加古川総合文化センターと加古川市立中央図書館の入口(⑥、10時29分)があります。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(98)

熊谷宿から松井田宿まで(37)

道路元標と高札場

 道端に、倉賀野町道路元標(写真・左、12時09分撮影)があります。日本全体の元標はお江戸日本橋ですが、大阪にも元標がありますし、兵庫県にも元標があります。けれども、一つの町の元標が残っているのは珍しいのではないでしょうか。大きな街道の分岐点、舟運の基地である町にふさわしいと思います。
 伝説「樅の木」の由来の説明板(写真・中、12時14分)があります。1855年(安政2年)3月、倉賀野宿に大火があり一面焼け野原となった中でただ一軒だけ焼け残った旧家があったというという話です。説明板には、次のような話が書かれています。ちょっと長いのでダイジェストで書きます。
 荒れ狂う猛火の中を、どこからともなく大天狗が姿を現し、旧家に植えられた楓の老木から樅の老木へ、さらには屋根の上に飛び移りながら、法文を唱えていたと言い伝えています。天狗を目撃した人々は、この旧家は普段から古峯様を信仰しているので、神社の天狗が来て助けてくれたに違いない、と話していたといいます。この物語に出てくる楓と樅の老木は、その後も道行く人々に出来事を語っていましたが、ついに枯死して現在の木に植え替えられたそうです。
 上町交差点近くに、中山道倉賀野宿時代の高札場(写真・右、12時15分)が復元されています。このあたりが本陣や脇本陣があったところで、JR倉賀野駅への入り口にもあたります。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(428)

「明石日常生活語辞典…た」(17)

だてら《接尾語に》 性別、身分、立場などを表す言葉に付いて、それらにふさわしくないという気持ちを表す言葉。~のくせに。「女だてらに・ 柔道・を・ 習い・よる・ん・や。」「子どもだてら・ 生意気な・ 歌・を・ 歌う。」

たてらかす【立てらかす】《動詞・サ行五段活用》 ①横になっているものを縦に起こす。「風・で・ 倒れ・とる・ 稲・を・ たてらかす。」②座らせないで、立ったままにする。「あて・られ・て・ わから・なんだ・さかい・ たてらかさ・れ・た。」〔⇒たちらかす〕

たてり【立てり】《名詞》 ①区切りや目印のために立てておくもの。「間・に・ たてり・を・ 置い・とく。」②立てかけたり、縦に並行して設けたりするもの。「ひまわり・の・ 苗・を・ たてり・の・ 棒・を・ くくる。」

たてる【立てる】《動詞・タ行下一段活用》 ①横になっているものを縦にまっすぐに置く。「柱・を・ たてる。」②倒れているものを起こす。「こけた・ 稲・を・ たてる。」③座ったり横になったりしていた姿勢から、身を起こす。立ったままの状態を続ける。「宿題・を・ 忘れ・た・ 人・は・ その場・に・ たてっ・てください。」「一時間・ たてっ・とっ・た。」④働かせたり、効果を上げさせたりする。「役・に・ たてる。」⑤ものごとを決める。「計画・を・ たてる。」⑥尊敬して扱う。「先輩・を・ たて・んと・ あか・ん。」〔③⇒たちる〕■自動詞は「たつ」

たてる【建てる】《動詞・タ行下一段活用》 建物などを新たに作る。「池・を・ 埋め立て・て・ 学校・を・ たてる。」「半鐘・を・ たてる。」■自動詞は「たつ」

たとい《副詞》 もしそうであっても。仮に。「たとい・ そんな・ こと・を・ 言(ゆ)わ・れ・ても・ 賛成・は・ でけ・へん。」〔⇒たとえ〕

たとえ【喩え】《名詞》 わかりやすく説明するために、何か別のものを引き合いに出して言うこと。また、引き合いに出したもの。「たとえ・が・ かえって・ 難しすぎ・た。」

たとえ《副詞》 もしそうであっても。仮に。「たとえ・ それ・が・ ほんまの・ 話・やっ・ても・ わし・に・は・ 信じ・られ・へん。」〔⇒たとい〕

たとえば【例えば】《副詞》 例をあげて言えば。何か別のものを引き合いに出して言えば。「たとえば・ ビール・の・ 詰め合わせ・なんか・ どない・やろ・か。」

たとえる【喩える】《動詞・ア行下一段活用》 わかりやすく説明するために、何か別のものを引き合いに出す。「ミーティング・(と・) 言(ゆ)ー・の・は・ 日本・の・ こと・で・ たとえ・たら・ 寄り合い・みたいな・ もの・やろ。」

たとこが〔だとこが〕《接続助詞》 仮にそのようにしたとしても。仮にそのようにしても。「説明し・たとこが・ わかっ・てくれ・なんだ。」「思い切り・ 飲ん・だとこが・ 五千円・も・ 要ら・ん・やろ。」「読ん・だ・とこが・ わから・なんだ。」〔⇒たとこで、たとて、ても〕

たとこで〔だとこで〕《接続助詞》 ①前後の言葉で逆接になることを表す言葉。「ちょっと・ぐらい・ 勉強し・たとこで・ 合格・は・ せー・へん・やろ。」②仮にそのようにしたとしても。仮にそのようにしても。「聞い・たとこで・ どーせ・ わから・へん・やろ。」〔①⇒たところで、ても。②⇒たとこが、たとて、ても〕

たところで〔だところで〕《接続助詞》 前後の言葉で逆接になることを表す言葉。…したとしても。「走っ・たところで・ 間に合わ・へん・やろ。」〔⇒たとこで、ても〕

たとて〔だとて〕《接続助詞》 仮にそのようにしたとしても。仮にそのようにしても。「言(ゆ)ー・たとて・ 賛成し・てくれ・へん・やろ。」〔⇒たとこが、たとこで、ても〕

たとむ【畳む】《動詞・マ行五段活用》 ①布や紙などを、折り返して重ねる。「新聞・を・ たとん・で・ 鞄・に・ 入れる。」②広がっているものをすぼめる。「雨・が・ 降っ・てき・た・ん・で・ 鯉のぼり・を・ たとん・で・ 下ろし・た。」③片づけて、商売をやめる。「親父・が・ 死ん・で・ 商売・を・ たとん・だ。」〔⇒たたむ〕

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2014年3月 8日 (土)

放射状に歩く(104)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ⑤

 国道2号の南側の建物が途切れたところで、やや後方に大中遺跡のあるあたりが見えます(写真番号①、撮影時刻9時50分)。復元された住居跡などがあり、播磨町郷土資料館と県立考古博物館があるのですが、その建物は見えません。
 加古川市立平岡小学校(②、10時01分)の前を通ります。創立120年を超える、古くからの学校です。
 国道2号の両側にいろいろな建物が建ち並び(③、10時07分)、加古川東消防署(④、10時07分)があります。
 国道東加古川というバス停(⑤、10時11分)があります。他の地域でも行われているのでしょうが、このあたりでは国道上のバス停には「国道」を冠した名称が多く見られます。
 天気予報は晴れなのですが、そして、実際に青空も見えるのですが、ポツポツと降り出しました。小雨からしだいに大粒に変わってきました。狐の嫁入りです。急ぎながら少し進んでから、右側に直角に折れるとJR東加古川駅(⑥、10時15分)に出ます。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(97)

熊谷宿から松井田宿まで(36)

日光例幣使街道との分岐点

 工場地域を抜けていくと、倉賀野宿まで0.5㎞という案内表示(写真・左、11時53分撮影)があります。
 そしてしばらく行くと閻魔堂、常夜灯、道標(写真・中、12時00分)があります。倉賀野は日光例幣使街道との分岐点です。
 高崎市教育委員会が設置している説明板には、次のようにあります。

 江戸時代、日光東照宮には毎年四月に朝廷からの使いが派遣されていた。これを日光例幣使と言う。例幣使は、京都を出発し中山道を下り上野国倉賀野で玉村への道をとり、下野国楡木で壬生道、同国今市で日光道中に入った。例幣使道(街道)は、一般的に倉賀野から楡木までとされる。

 この説明にもあるとおり、例幣使は朝廷から日光東照宮の例大祭に差遣された使いです。日光東照宮では毎年4月15日から家康の命日の17日まで大祭が行われますが、この祭礼に朝廷からの幣物を持って行くのです。
 4月1日に京都を出発して、中山道を通って、倉賀野宿から例幣使街道を経て、日光に4月15日に到着するのを慣例としたようです。4月16日に儀式を終えると日光を発ち、江戸浅草寺を経て、東海道を通って京に帰ったと言われます。全行程に30日を要したそうです。
 もう一枚の案内板「例幣使街道と倉賀野常夜燈」(写真・右、12時00分)には、街道について、次のような説明があります。

 道しるべには左日光道、右江戸道とある。ここから日光例幣使街道は始まる。
 日光例幣使街道は十三宿中、上州五宿(玉村・五料・芝・木崎・太田)野州八宿となっている。正保四年(一六四七)に第一回の日光例幣使の派遣があって以来、慶應三年(一八六七)の最後の例幣使派遣まで、二百二十一年間、一回の中止もなく継続された。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(427)

「明石日常生活語辞典…た」(16)

だっちょもない《形容詞》 くだらない。価値がない。興味・関心を引かない。「だっちょもない・ 小説・やっ・た。」「だっちょもない・ もん・しか・ 売っ・とら・なんだ。」「誰・も・ せー・へん・よーな・ だっちょもない・ 間違い・を・ し・ても・た。」

たつのおとしご【竜の落とし子】《名詞》 立ったまま泳ぐ、竜の形に似た小さな魚。「馬・の・ 顔・に・ 似・とる・ たつのおとしご」

たっぷり《副詞》 満ちあふれるほど、量が十分にある様子。余裕がある様子。「時間・は・ たっぷり・ ある・さかい・ よー・ 考え・てください・な。」「お茶・を・ たっぷり・ 淹れ・てんか。」

たつまき【竜巻】《名詞》 積乱雲から垂れ下がって、地上の様々なものを巻き上げてしまう、空気の大きな渦。「強い・ 風・が・ 吹い・て・ たつまき・が・ 起き・た。」

たて【縦】《名詞》 上下または前後の方向。垂直の方向。また、その長さ。「たて・の・ 方・が・ 横・より・も・ 長い。」「たて・に・ 穴・を・ 掘る。」〔⇒たつ〕

たて〔だて〕《接続助詞》 ①そのようにしても、思うようにはいかないという気持ちを表す言葉。「聞ー・たて・ わから・なんだ。」「飲ん・だて・ 酔わ・へん。」②よくない条件や状況になっても、考えや行動を変えないということを表す言葉。「反対さ・れ・たて・ 後・へ・は・ さがら・へん。」〔⇒たかて、ても〕

たて《動詞の連用形に続く接尾語》 その動作や状況が終わったばかりであることを表す言葉。「炊きたて・の・ ご飯・は・ うまい・なー。」「ペンキ・の・ 塗りたて」

だて【伊達】《名詞、形容動詞や》 ①粋であったり派手であったりする様子。「だてな・ 服・を・ 着・てき・やがっ・た。」②見栄を張る様子。外見を飾る様子。「無理し・て・ だて・を・ こい・とる。」③実質的でない様子。役に立っていない様子。「だての・ 眼鏡・を・ かける。」

だて【建て】《接尾語》 建物の建て方を表す言葉。「三階だて・の・ 家」「一戸だて・の・ 家」

たてかえる【立て替える】《動詞・ア行下一段活用》 人に代わって、一時、お金を払っておく。「細かい・ もん・が・ あれ・へん・さかい・ たてかえ・とい・てくれ・へん・か。」〔⇒とりかえる〕

たてかえる【建て替える】《動詞・ア行下一段活用》 古い建物を壊して、新しい建物を作る。「古い・ 校舎・を・ たてかえる。」〔⇒たてなおす〕

たてぐ【建具】《名詞》 戸・障子・襖など、開け閉めして部屋を仕切るもの。「たてぐ・が・ 古ー・ なっ・た。」

だてこき【伊達こき】《名詞、形容動詞や》 粋であったり派手であったりすることを好むこと。見栄を張ること。また、そのようにする人。「蝶ネクタイ・を・ し・た・ だてこき・の・ おっさん」

たてつぼ【建坪】《名詞》 建物が建っている地面の広さ。「たてつぼ・は・ 二十坪・ほど・や。」

たてなおす【建て直す】《動詞・サ行五段活用》 ①古い建物を壊して、新しい建物を建てる。「地震・で・ 壊れ・た・ 家・を・ たてなおす。」②古い建物を解体して、移築する。「古い・ 家・を・ たてなおし・て・ 公園・の・ 休憩所・に・ する。」〔①⇒たてかえる〕

たてふだ【立て札】《名詞》 人に知らせることなどを板などに書いて立てるもの。「花・の・ 種・を・ まい・た・ とこ・に・ たてふだ・を・ 立て・て・ 踏ま・れ・ん・よーに・ する。」

たてまえ【建て前】《名詞、動詞する》 家を建てるときに、主な骨組みができて、棟木を上げること。「たてまえ・に・ 餅撒き・を・ する。」◆かつては、餅撒きなどをしたが、その風習は完全に廃れてしまった。〔⇒むねあげ〕

たてまし【建て増し】《名詞、動詞する》 今まであった建物に、新しい部分を付け加えること。増築。「納屋・を・ たてましする。」

たてむすび【縦結び】《名詞、動詞する》 結び目が縦にできるような結び方。「たてむすび・に・ し・て・ 紐・を・ つなぐ。」〔⇒たつむすび〕

たてもん【建て物、立て物】《名詞》 ①人が住んだり仕事をしたりするための家やビルなど。「木造・の・ たてもん」②大きな仮設物のようなもの。「大風・で・ 看板・の・よーな・ たてもん・が・ 飛ばさ・れ・た。」〔⇒たちもん〕

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2014年3月 7日 (金)

放射状に歩く(103)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ④

 国道が左にカーブしながら、上り道になります(写真番号①、撮影時刻9時38分)。JR山陽本線を越えて南側に移ります。線路は複線(②、9時39分)ですが、運転本数は多いのです。
 五重塔のようにみえるもの(③、9時40分)がありますが、これはお寺が建設した作り物です。けれども風情は醸し出しています。
 野添城という地名表示(④、9時45分)があって、ちょっとびっくりします。お城とは関係がありません。加古川市に城の宮(じょうのみや)という古い地名があるのですが、野添は播磨町の地名です。たぶん、その両方を勘案して作られた、新しい地名表示のようです。播磨町が国道2号と接しているあたりです。
 県立考古博物館と大中遺跡への案内表示(⑤、9時46分)があります。大中遺跡は、1962年(昭和37年)に町内の中学生3人によって発見された弥生時代後期遺跡です。1967年(昭和42年)に国の史跡に指定され、播磨大中古代の村として整備されました。隣接する兵庫県立考古博物館は2007年(平成19年)に開設されました。
 そして、城の宮(⑥、9時47分)は加古川市平岡町の地名です。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(96)

熊谷宿から松井田宿まで(35)

烏川を渡って再び高崎市に

 烏川を渡り終えるところで藤岡市が終わって、再び高崎市(写真・左、11時28分撮影)に入ります。「旧中山道」という道路表示があります。安心感とともに、懐かしい思いになります。
 国道17号に帰って、倉賀野町(写真・中、11時40分)に入ります。振り返ると東京まで99㎞という表示が見えます。今日、歩き始めた本庄からは11㎞ですが、国道とは違った道を歩いた部分が多いので、もっと長い距離になるでしょう。
 倉賀野は宿場町であるとともに、水運でも栄えた町です。もとは群馬郡の町ですが、高崎市へ編入して半世紀が経っています。倉賀野町の区域は広いのです。倉賀野宿はまだ先です。
 高崎線を越えます(写真・右、11時45分)が、上下線が別れた位置を走っているようです。もう一線を渡った記憶がなくて、ちょっと不思議な気持ちになりました。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(426)

「明石日常生活語辞典…た」(15)

たつ【縦】《名詞》 上下または前後の方向。垂直の方向。また、その長さ。「たつ・に・ 線・を・ 引く。」「たつ・と・ 横・に・ 縞・が・ ある。」◆「たて」と言う方が圧倒的に多い。〔⇒たて〕

たつ【立つ】《動詞・タ行五段活用》 ①地面などに対して、まっすぐ縦になる。「電信柱・が・ たっ・とる。」②座ったり横になったりしていた姿勢から、身を起こす。「椅子・から・ たつ。」③いた場所から立ち去ったり飛んだりする。「木ー・から・ 鳥・が・ たっ・た。」④これまでなかった現象が、形となって現れる。「風・が・ 吹い・て・ 波・が・ たつ。」⑤動かなかったものが舞い上がる。散乱する。「風・で・ 伝票・が・ たっ・ても・た。」⑥とげとげしくなったり、気持ちが激しくなったりする。「腹・が・ たつ。」「かど・が・ たつ・ 言い方・を・する。」⑦ものごとに優れている。「筆・が・ たつ・ 人・は・ えー・なー。」「口・が・ たつ・ 人・に・は・ 勝た・れ・へん。」〔④⇒おこる、おきる。⑤⇒とぶ〕■他動詞は「たてる」

たつ【建つ】《動詞・タ行五段活用》 建物などが新たにできる。「講堂・が・ たっ・た。」■他動詞は「たてる」

たつ【裁つ】《動詞・タ行五段活用》 つながつていた布や紙を、目指す大きさや形に切る。「大きな・ きれ・を・ 二つ・に・ たつ。」

たつ【経つ】《動詞・タ行五段活用》 時刻や時間が過ぎる。「あれ・から・ 半時間・ たっ・た。」「一か月・ たっ・た・けど・ 仕事・が・ 終わら・ん。」

たっきゅう〔たっきゅー〕【卓球】《名詞、動詞する》 真ん中にネットを張った台の両側から、セルロイド製の小さなボールを打ち合う競技。「旅館・に・ 泊まっ・た・ とき・は・ よー・ たっきゅーし・た・なー。」〔⇒ピンポン〕

だっきゅう〔だっきゅー〕【脱臼】《名詞、動詞する》 骨の関節がはずれること。「腕・を・ だっきゅーする。」

だっこく【脱穀】《名詞、動詞する》 穀物の粒を、穂から取り去ること。「だっこく・を・ 機械・で・ する。」

たっこむ【炊き込む】《動詞・マ行五段活用》 ①野菜や魚・肉などをご飯に具を混ぜて炊く。「牡蠣・を・ ご飯・に・ たっこむ。」②長い時間、炊き続ける。「もっと・ たっこん・だ・ 方・が・ うまい・やろ。」〔⇒たきこむ〕

だっしめん【脱脂綿】《名詞》 脂気を取り去って、吸水性を持たせて、消毒した綿。「だっしめん・に・ アルコール・(を・) 付け・て・ 消毒する。」

たっしゃ【達者】《形容動詞や》 ①体が丈夫で、しっかりしている様子。「年・を・ とっ・ても・ たっしゃで・ おり・たい・なー。」②ある分野が上手であったり、優れたりしている様子。「英語・が・ たっしゃや。」③抜け目がなく、したたかである様子。「口・が・ たっしゃな・ 人・や・さかい・ 言い返さ・れ・へん・ねん。」

だっしゃい【出し合い】《名詞、動詞する》 ①金銭や物品などを互いに出して協力し合うこと。「だっしゃい・で・ 忘年会・を・ 開か・へん・か。」②同時に両方から出すこと。「じゃんけん・の・ だっしゃい」〔⇒だしあい〕

だっしゃいばなし【出し合い話】《名詞》 順序立てず、話題も絞らず、思い思いに(自由に)発言する話し合い。「だっしゃいばなし・を・ し・とる・うち・に・ なんぞ・ 良(え)ー・ 知恵・が・ 出・たら・ 嬉しー・ねん・けど。」〔⇒だしあいばなし〕

だっしゃう【出し合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①金銭や物品などを互いに出して協力し合う。「兄弟・で・ だっしょー・て・ 店屋・を・ 始める。」②同時に両方から出す。「交換する・ もの・を・ だっしゃう。」〔⇒だしあう〕

だっせん【脱線】《名詞、動詞する》 ①電車などの車輪が線路からはずれること。「だっせん・の・ 事故・で・ 電車・が・ 遅れ・た。」②話などが本題からそれること。「だっせんし・た・ 話・を・ もと・に・ 戻す。」

たった《副詞の》 ①ほんの僅かの数量である様子。「一日・ 働い・て・ たった・ 三千円・しか・ くれ・へん。」②わずかの違いである様子。「たった・ 今・ 電車・が・ 出・てしも・た・ とこ・です。」「あいつ・が・ 去(い)ん・だ・ん・は・ たった・ さっき・や。」

たった《名詞、動詞する》 背負うこと。背中にのせること。「たったし・てー。」◆幼児語。〔⇒おんぶ〕

たっち《名詞、動詞する》 小さな子どもが、ひとりで立ち上がること。「たっち・が・ でける・よーに・ なっ・た。」◆幼児語。

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2014年3月 6日 (木)

放射状に歩く(102)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ③

 加古郡播磨町野添にあるJR山陽本線(愛称は神戸線)の土山駅(写真番号①、撮影時刻9時23分)は近年、改築されました。正面から見上げる駅舎(②、9時24分)は、近くにある県立考古学博物館と似通ったデザインになっています。
 駅前から国道2号までの間には、両側に商店が並んでいます。この通りは加古郡播磨町に属しています。その中に「つっちゃまのあんぱん」(③、9時25分)という看板の店があります。土山の発音は「つっちゃま」となることがあります。
 土山、福知山、石山を「つっちゃま」「ふくっちやま」「いっしゃま」と発音することがあります。〔花火を打ち上げる〕が「うっちやげる」となったりします。それは、言葉の二拍目より後ろにイ段かウ段の音があり、その次に母音や「ヤ」「ユ」「ヨ」「ワ」がくる場合、二拍が結びついて拗音(キャ・キュ・キョなど)一拍となって、減った一拍を「ッ」または「ン」で補うのです。関西に広くある現象です。
 国道2号との交差点の名称は土山(④、9時27分)です。このあたりが播磨町・明石市・加古川市の境界にあたります。少し北へ進むと加古郡稲美町です。
 国道2号を西に向かって歩きます。本土山という名称のバス停(⑤、9時33分)があります。JRの駅名が土山で、国道2号に土山という交差点がありましたが、本当の土山というのはこの地点だと主張しているようなバス停の名前です。ここは加古川市で、平岡町土山です。土山駅の由来の本家本元であるという気持ちが「本土山」に込められているのでしょう。
 細い流れの喜瀬川(⑥、9時36分)を渡ります。南に流れて播磨灘に流れ入ります。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(95)

熊谷宿から松井田宿まで(34)

悠然とした烏川

 烏川は、旧倉渕村(現在は高崎市)の鼻曲山が源流で、途中で碓氷川、鏑川、神流川を合わせてから、利根川に合流しています。
 サイクリングロード(写真・左、11時05分撮影)を楽しんでいる人に出会いましたが、ここに「利根川合流地点より7㎞」という表示があります。堤防の内側にサッカー場があります。堤防内に林もありますし、4が土佐眼の距離はかなりのものです。悠々とした流れのように見えて、支流のようには見えません。上信国境の山が高く、雪解け水などの水量が多くなることがあるのでしょうか。
 柳瀬橋が近づいたという表示(写真・中、11時22分)があります。堤防の道がゆるやかに左カーブして、「利根川合流地点より8㎞」という表示があり、右側に橋が見えます。
 烏川を渡ります。車の橋と、人と自転車用の橋の2本が架かっています。橋から、東南の方角(歩いてきた方角)を眺めます(写真・右、11時26分)。川幅は広いのですが、流れは浅いように感じられます。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(425)

「明石日常生活語辞典…た」(14)

たたり【祟り】《名詞》 神仏や死者の魂が引き起こす災い。「たたり・が・ ある・ 家」
ただれる【爛れる】《動詞・ラ行下一段活用》 皮膚などが腫れて、くずれる。「湿布し・とっ・た・ ところ・が・ ただれ・た。」

たち【質】《名詞》 ①人が生まれつき持っている性格。「何・でも・ 一生懸命に・ なっ・てしまう・ たち・や・ねん。」②そのものの持つ質。「たち・の・ 悪い・ 風邪・に・ かかっ・た。」〔①⇒しょうぶん〕

たち【達】《名詞つく接尾語》 人や動物が複数であることを表す言葉。「そこ・に・ おる・ お前・たち」〔⇒ら〕

たちあう【立ち会う】《動詞・ワア行五段活用》 その場に居合わせる。関係者としてその場に臨む。「事故・の・ 現場・に・ たちおー・ても・た。」「銭勘定・に・ たちあう。」

たちあがる【立ち上がる】《動詞・ラ行五段活用》 座ったりしゃがんだりしていた姿勢から、体を起こして、まっすぐに立つ。「腰掛け・から・ たちあがる。」〔⇒たちる〕

たちどまる【立ち止まる】《動詞・ラ行五段活用》 歩くのを、しばらく、やめる。「たちどまっ・て・ 話・を・ する。」

たちなおる【立ち直る】《動詞・ラ行五段活用》 良くない状況であったものが、もとの良い状態に戻る。「いっぺん・ 失敗し・たら・ たちなおる・の・が・ たいへんだっ・せ。」

たちのく【立ち退く】《動詞・カ行五段活用》 求めに応じて、居たところから別の場所へ動く。土地や住まいを明け渡して、別の場所に移る。「広い・ 道・が・ でける・ こと・に・ なっ・て・ たちのい・た。」

たちば【立場】《名詞》 その人が置かれている状況や地位。また、それに伴う体面や名誉など。「従業員・の・ たちば・から・ もの・を・ 言う。」「そんな・ こと・ 言わ・れ・たら・ わし・の・ たちば・が・ あら・へん。」

たちばさみ【裁ち鋏】《名詞》 布を裁断するのに使う、大きな鋏。「たちばさみ・で・ 布(きれ)・ 切る。」◆ちょっとした糸などを切るときに使う鋏は、「にぎりばさみ」「つかみばさみ」と言う。

たちばなし【立ち話】《名詞、動詞する》 立ったまま話をすること。また、そのようなときの、ちょっとした話題。「店・の・ 前・で・ たちばなし・を・ し・た。」「たちばなし・で・ 聞ー・た・ん・や・さかい・ あんまり・ あて・に・は・ なら・へん。」

たちはばとび【立ち幅跳び】《名詞》 止まったままの姿勢から、できるだけ遠くへ飛んで、距離を競う競技。「砂場・で・ たちはばとび・を・ する。」〔⇒はばとび〕

たちもん【建ち物、立ち物】《名詞》 ①人が住んだり仕事をしたりするための家やビルなど。「百貨店・の・ 大きな・ たちもん」「たちもん・が・ でけ・て・ 日当たり・が・ 悪ー・ なっ・た。」②大きな仮設物のようなもの。「ぐるり・に・ たちもん・ 立て・て・ 工事・を・ し・とる。」〔⇒たてもん〕

だちょう〔だちょー〕【駝鳥】《名詞》 アフリカの草原にすむ、翼が退化して飛ぶことができない、鳥の中で最大の大きさの動物。「だちょー・の・ 卵・は・ ごっつー・ 大きー・そーや。」

たちよる【立ち寄る】《動詞・ラ行五段活用》 目的の場所へ行くついでに、別の場所も訪ねる。「帰り・に・ 本屋・に・ たちよる。」

たちらかす【立ちらかす】《動詞・サ行五段活用》 ①横になっているものを縦に起こす。「鯉のぼり・の・ 竿・を・ たちらかし・た。」②座らせないで、立ったままにする。「授業中・に・ 怒ら・れ・て・ たちらかさ・れ・た。」〔⇒たてらかす〕

たちる【立ちる】《動詞・ラ行五段活用》 ①座ったりしゃがんだりしていた姿勢から、体を起こして、まっすぐに立つ。「前・の・ 方・で・ たちっ・たら・ 後ろ・の・ 人・が・ 見え・へん・や・ない・か。」②座らないで、立ったままである。「たちっ・て・ する・ 仕事・は・ えらい・なー。」「バス・の・ 終点・まで・ たちっ・た・まま・やっ・た。」〔①⇒たちあがる〕

たつ【辰】《名詞》 十二支の五番目のもの。「たつ・の・ 年・の・ 生まれ」

たつ【竜】《名詞》 体は大蛇に似て、頭に二本の角があり、口のあたりに長い髭をもった、想像上の動物。「たつ・を・ 描(か)い・た・ ふすま・の・ 絵ー」〔⇒りゅう〕

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2014年3月 5日 (水)

放射状に歩く(101)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ②

 東二見から土山に向かう道路は、昔からの道路です。途中、左側(西側)にイオンのショッピングセンター(写真番号①、撮影時刻9時08分)があります。
 しばらく行くと右側に東洋機械金属の本社・工場(②、9時12分)があります。もともとは紡績機械を作っていた会社ですが、今はプラスチック射出成形機などを作っているようです。
 立体交差をしている道路の下をくぐって(③、9時15分) 西二見岡の上というバス停(④、9時17分)を過ぎます。
 歩行者用の大きな歩道橋がありますので、それを上ってJRの線路を越えます。下には旧来の踏切がありますので、歩道橋を利用する人は少ないようです。歩道橋からは西に土山駅(⑤、9時19分)が見えます。
 その歩道橋を下って、線路に沿った道を駅に近づきます。長いホームの駅ですが、駅舎が目の前に近づいたところに加古郡播磨町の表示(⑥、9時23分)があります。土山駅の周辺は、明石市(二見町)、加古郡播磨町、加古川市(平岡町)、加古郡稲美町が接するところです。駅の本屋は播磨町にあります。そもそも「土山」という地名はどこに由来するのかという問題がありますが、その土山という場所は、この後で歩きます。

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【写真番号は、上段が左から右 へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(94)

熊谷宿から松井田宿まで(33)

烏川の堤防を行く

 藤岡市内で関越自動車道(写真・左、10時52分撮影)をくぐります。くぐっている道は狭く暗いのですが、抜けると景色が変わります。
 烏川の堤に上っていくサイクリングロードがあって、あたりの風景が開けます。烏川は幅の広い川で、堤防の内側には畑などがあります(写真・中、10時55分)。グランドのように整備されているところも見えます。水の流れているところまではだいぶ距離があります。
 藤岡市の市花は藤、サルビア、冬桜だそうで、サイクリングロードにも藤の花のデザイン(写真・右、11時01分)が見えます。冬桜は11月頃の咲きそろった状態から、1か月ほど見頃が続くようです。
 サイクリングロードは、歩くのにも快適な道ですが、周囲の景色が雄大で 歩いても歩いても 前へ進んでいるという実感が伴いません。烏川を柳瀬橋で渡って倉賀野宿に近づくはずですが、のんびり歩くことにします。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(424)

「明石日常生活語辞典…た」(13)

ただ【只】《名詞、形容動詞や》 代価がいらないこと。無料。「ただ・ほど・ 高い・ もの・は・ ない。」〔⇒ただこ〕

ただ《副詞》 ①それ一つだけをとりたてて限定する言葉。「ただ・ それ・だけ・の・ こと・やっ・てん。」「ただ・ 百円・だけ・ 払う。」②事柄がそれだけであるということを強調する言葉。もっぱら。ひたすら。「ただ・ 歩く・だけ・の・ 遠足」〔①⇒たった〕

ただいま【ただ今】《感動詞》 出かけていった先から帰ってきたときの、挨拶の言葉。「ただいま・ 言(ゆ)ー・たら・ じっきに・ 遊び・に・ 行っ・てまう・ねん。」

たたかう【戦う】《動詞・ワア行五段活用》 ①勝ち負けを決める。優劣を競う。「一回戦・は・ どこ・と・ たたかう・ん・です・か。」②力を込めて争う。「組合・が・ 会社・と・ たたかう。」③戦争をする。「アメリカ・と・ たたかっ・た。」

たたきうり【叩き売り】《名詞、動詞する》 安い値段で売ること。台を叩きながら売ること。「バナナ・の・ たたきうり」

たたく【叩く】《動詞・カ行五段活用》 ①力を込めて打つ。「ほかんばち・を・ 思いきり・ たたい・たっ・た。」②音の出るものを打って、音を出す。「太鼓・を・ ドンドンと・ たたく。」「鉦(かね)・を・ たたい・て・ 念仏・を・ 言(ゆ)ー。」③値段を負けさせる。「もーちょっと・ たたい・たら・ 安ー・ なる・ん・と・ ちゃう・か。」④相手が「言う」ということを、さげすんだように表現する言い方。◆言わなくてもよいことを言う、言ってほしくないことを言う、というような気持ちが伴う。「文句・ばっかり・ たたき・やがる・ やつ・や。」「言わ・ん・でも・ えー・ こと・を・ たたき・やがっ・て・ 腹・が・ 立つ。」「あんな・ 口・を・ たたい・て・ しょーのない・ 人・や。」〔①⇒なぐる。④⇒ぬかす〕

ただこ【只こ】《名詞、形容動詞や》 代価がいらないこと。無料。「欲しー・ 言(ゆ)ー・たら・ ただこ・で・ くれ・た。」〔⇒ただ〕

たださえ《副詞》 ある状況のもとにあるだけでも。◆その上に別のことが加わるような場合に使う言葉。「たださえ・ 寒い・のに・ 風・まで・ 出・てきや・がっ・た。」「たださえ・ 給料・が・ 安い・のに・ 消費税・が・ 上がっ・たら・ どないも・ しょーがない・やんか。」

ただしい〔ただしー〕【正しい】《形容詞》 ①真理や規範にかなっている。「ただしー・ 答え・に・ まる・を・ 付ける。」②形が整っている様子。きちんとしている様子。「ただしー・ 姿勢・で・ 座り・なはれ。」◆①は、「まちごとらへん」というような言い方をすることが多い。

ただの《連体詞》 格別の価値がない。変哲がない。ごく普通の。「ただの・ 紙切れ・や。」

ただばたらき【只働き】《名詞、形容動詞や、動詞する》 お金をもらわずに働くこと。奉仕作業などを行うこと。「ただばたらきし・とる・のに・ 何やかや・ 文句・ 言わ・れ・たら・ 立つ瀬・が・ あら・へん・やん。」

ただまい【只米、尋常米】《名詞》 粘りけが少なく、飯として食べる米。「ただまい・と・ 餅米・を・ 混ぜ・て・ 赤飯・を・ 炊く。」■対語=「もちごめ」

たたみ【畳】《名詞》 藁を固めたものに藺草で編んだ表を付けて、日本家屋の床に敷くもの。「病院・やのー・て・ 家・の・ たたみ・の・ 上・で・ 死に・たい・もんや。」

たたむ【畳む】《動詞・マ行五段活用》 ①布や紙などを、折り返して重ねる。「蒲団・を・ たたむ。」②広がっているものをすぼめる。「傘・を・ たたむ。」③片づけて、商売をやめる。「店・を・ たたん・でしも・た。」〔⇒たとむ〕

だだもり〔だーだーもり〕【だだ漏り】《名詞、形容動詞や、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「天井・から・ 雨・が・ だだもり・に・ なる。」〔⇒ざざもり、ざざもれ、ざんざんもり、ざんざんもれ、じゃじゃもり、じゃじゃもれ、じゃんじゃんもり、じゃんじゃんもれ、だだもれ、だんだんもり、だんだんもれ〕

だだもれ〔だーだーもれ〕【だだ漏れ】《名詞、形容動詞や、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「桶・が・ はっしゃい・で・ 水・が・ だだもれし・とる。」〔⇒ざざもり、ざざもれ、ざんざんもり、ざんざんもれ、じゃじゃもり、じゃじゃもれ、じゃんじゃんもり、じゃんじゃんもれ、だだもり、だんだんもり、だんだんもれ〕

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2014年3月 4日 (火)

放射状に歩く(100)

平岡・神野を経て、黍田(市場)へ①

 「放射状に歩く」を再開します。
 2014年3月3日、あちらこちらから梅の便りが聞こえてきます。もう春です。
 放射状に歩くのは8回目になりますが、だんだんと西寄りのコースになってきました。加古郡播磨町の一部をかすめてから、加古川市の平岡町・野口町・神野町を経て、加古川の右岸に渡って上荘町を通り、小野市を目指します。
 出発は8時10分。自宅から西向きに、集落の中の道を通って、少し行ってから県道718号(旧・浜国道)へ出ます。同じ道を通らないというルールに添うためです。
 山陽電気鉄道の魚住駅(写真番号①、撮影時刻8時32分)の傍を通って、市立錦浦小学校の北にあたるところで、県道から斜めに別れる道に入り、すぐに山陽電気鉄道の踏切(②、8時37分)を越えます。小学校の登校時刻を過ぎていますが、幼稚園や保育園に向かう子どもや親と次々に出会います。
 国道250号(明姫幹線道路)との交差点(③、8時43分)に出ます。交通量の多い道です。国道の側道を歩いて西に向かいます。気温は低くありませんが、風があります。風速は7~8メートルです。
 しばらくすると瀬戸川(④、8時49分)を渡ります。そして、明姫東二見という交差点(⑤、8時55分)があります。この道路には「明姫〇〇」という交差点の名があちこちにあります。この交差点から、JR土山駅に向かう道路に入ります。すぐに山陽新幹線(⑥、8時57分)をくぐります。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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中山道をたどる(93)

熊谷宿から松井田宿まで(32)

藤岡市と伊勢島神社

 高崎市内を歩いたままで倉賀野宿を経て高崎宿へと続くのかと思いきや、藤岡市に入るという表示(写真・左、10時40分撮影)があります。藤岡は関越自動車道と上信越自動車道がクロスするところです。高崎市に接していますが、旧中山道の一部は藤岡市内を通っているのです。
 立石新田というところに伊勢島神社(写真・中、10時46分)があります。「弐十二夜」という碑(写真・右、10時46分)が立っています。
 二十二夜というのは民間信仰のようですが、関西ではあまり聞いたことがありませんので、ホームページで見てみました。二十二夜塔は、埼玉県の北西部から群馬県の中西部域に濃く分布していると書かれていました。
 村の女性たち、特に嫁仲間が22日の夜に集まり、飲食などをともにして、月の出を待つ行事のようです。旧暦22日というのは下弦の月で半月の大きさです。月の出は満月からしだいに遅くなっていき、十六夜(16日)、立ち待ちの月(17日)、居待ちの月(18日)、臥し待ちの月(19日)と経ていきます。22日の月の出はかなり遅くなって、夜明けになっても沈まない月(すなわち、有明の月)です。月の出を待って、それからどうするのか、何を祈り、どんなことを催すのか……、興味はありますが、明確な答えを示しているホームページには、まだ巡り会っていません。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(423)

「明石日常生活語辞典…た」(12)

たしざん【足し算】《名詞、動詞する》 二つ以上の数を合わせる計算。「たしざん・を・ 間違える。」

だしじゃこ【出し雑魚】《名詞》 煮出して、汁物や煮物に使う汁を取るために使う、小さな干し鰯。「だしじゃこ・で・ 味噌汁・の・ だし・を・ とる。」〔⇒いり、いりこ、いりじゃこ〕

だしじる【出し汁】《名詞》 汁物や煮物に使うために、鰹節、昆布、椎茸などを煮出した汁。「とろろ芋・を・ 擦っ・て・ だしじる・を・ 入れ・て・ 混ぜる。」〔⇒だし〕

たしない【足しない】《形容詞》 予定しているものに足りない。少し乏しく思われる。「飲み過ぎ・て・ 集め・とっ・た・ 金・で・は・ たしのー・ なった。」〔⇒たりぐるしい、たりぐろしい〕

たしょう〔たしょー〕【多少】《副詞》 大なり小なり。いくらか。「二つ・の・ もの・の・ 値段・は・ たしょー・ 違い・ます。」〔⇒だいしょう〕

たす【足す】《動詞・サ行五段活用》 ①足りない分を補う。加えて増やす。「茶瓶・に・ 水・を・ たし・とい・ておくれ。」「みずくさい・さかい・ 塩・を・ たし・た。」②二つ以上の数を合わせる。ある数量に更に数量を加える。「百・に・ 五十・を・ たす。」

だす【出す】《動詞・サ行五段活用》 ①中にあるものを外へ移す。「袋・から・ お菓子・を・ だし・て・ 食べる。」「夏物・の・ 服・を・ だし・て・ 着る。」「食(く)・た・ もん・を・ だす。」②人の前に用意する。人の前に発表する。「お客さん・に・ お茶・を・ だす。」「合格し・た・ 人・の・ 番号・を・ 貼り紙・で・ だす。」③出発させる。ある場所に行くようにし向ける。「使い・の・ 人・を・ だす。」「舟・を・ だし・て・ 釣り・に・ 行く。」④それまでとは違った様子を生じさせる。なかったものが姿を現す。「スピード・を・ だす。」「朝顔・が・ 芽・を・ だし・た。」⑤金品などを差し出す。提出する。「寄付金・を・ だす。」「展覧会・に・ 絵ー・を・ だす。」⑥ものごとを起こす。生じさせる。「火事・を・ ださ・ん・よーに・ 気ー・ つけ・てください。」⑦便りなどを送る。「返事・を・ だす。」

だす《助動詞》 断定の意味を、丁寧な言い方で表現する言葉。「それ・は・ 千円・だす。」「これ・は・ 誰(だい)・のん・だっ・か。」◆「だす」を「だー」と延ばす言い方もあるが、敬意の込められていない「だ」と混同される恐れが生じる。「私・が・ 考え・た・ん・だー。」〔⇒です〕

たすかる【助かる】《動詞・ラ行五段活用》 ①死の危険が伴う病気、事件・事故などから逃れる。「津波・から・ 逃げ・て・ たすかっ・た。」②費用や苦労が少なくてすんで、楽になる。「今年・は・ 転勤せ・んで・ たすかっ・た。」③望ましい状況で嬉しく感じる。「会費・が・ 安い・さかいに・ たすかり・ます。」■他動詞は「たすける」。

たすき【襷】《名詞》 動きやすくするために、和服の袖をたくし上げて、背中で十文字にかける紐。また、一方の肩から他方の腰へ斜めにかける細い紐や布。「たすき・を・ し・て・ 大掃除・を・ する。」「候補者・が・ たすき・を・ かけ・て・ 演説し・とる。」

たすけ【助け】《名詞》 他の人の費用や労力などが軽くなるように支援すること。また、そのようなことをする人。「みんな・の・ たすけ・が・ あっ・て・ 山・に・ 登れ・た。」

たすける【助ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①他の人を、死の危険が伴う病気、事件・事故などから救って逃れるようにさせる。「おぼれ・そーな・ 人・を・ たすける。」「潰れ・た・ 家・から・ 人・を・ たすける。」②他人の仕事・作業などに力を注いで、負担を軽くしてやる。手をさしのべる。「当選・できる・よーに・ たすけ・たっ・た。」「仕事・の・ 遅い・ 人・を・ たすける。」〔②⇒てつだう、てったう、て(を)かす〕■自動詞は「たすかる」。

たずねる【尋ねる】《動詞・ナ行下一段活用》 ①わからないことを、他の人に質問する。「病院・へ・ 行く・ 道・を・ たずねる。」②人を訪問する。「友だち・の・ 家・を・ たずね・た・けど・ わから・んで・ 行け・なんだ。」③病気や事故などの見舞いに行く。「水害・に・ 遭(お)ー・た・ 親戚・を・ たずね・て・ 手伝う。」〔⇒たんねる、①⇒とう〕

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2014年3月 3日 (月)

中山道をたどる(92)

熊谷宿から松井田宿まで(31)

本陣跡と弁財天公園

 小林本陣跡(写真・左、10時33分撮影)がありますが、標柱だけです。新町は比較的新しい宿場町ですが、本陣や旅籠は残っていないのは残念なことです。
 空が広くなった感じがして 弁財天公園(写真・中、10時35分)があります。小さな祠、庚申塚、道祖神などがあります。そばを温井川が流れていますが、この弁財天のある場所は温井川の中の島に当たるところのようです。もともとは天明の頃に祀られたもののようです。
 道の右側に、日本スリーデーマーチ発祥の地を記念する碑(写真・右、10時38分)があります。今ではツーデーマーチやスリーデーマーチは全国で開かれていますが、その先駆けを示すものなのでしょう。1987年に作られた記念碑のそばに説明板があって、次のような言葉がありました。

 毎年七月、オランダの田園都市ナイメーヘンを中心に「歩けオリンピック」と愛称される世界最大の歩け歩け大会が開催され、世界三十数ケ国、三万人余の歩く仲間が四日間、国境を越え歩け歩けの祭典を楽しんでいます。一九七七年の第六十一回大会に初めて日本選手団を派遣した私達は、同大会の素晴らしさに感動しました。その感動の波が…(中略)…全国の歩く仲間に呼びかけ、一九七八年十一月、新町において「歩け歩け全国大会・全日本スリーデーマーチ」を開催し歩くふれあいの輪を大きく拡げました。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(422)

「明石日常生活語辞典…た」(11)

たけんま【竹馬】《名詞、動詞する》 竹の棒に足置きをつけて、それに乗って歩く遊び道具。「たけんま・の・ 脚・を・ 高(たこ)ー・に・ する。」〔⇒たけうま〕

たこ【凧】《名詞》 細い竹などの骨組みに紙などを貼って絵や字を書き、風の力で空高くあげるもの。「正月・に・ たこ・を・ あげる。」〔⇒いか〕

たこ【蛸】《名詞》 柔らかな体で骨がなく、八本の足に疣状の吸盤を持って海にすむ動物。「たこ・を・ 酢ーのもん・に・ する。」「大だこ」「くもだこ」◆明石は蛸が名物である。淡路通いの自動車航送船に「たこフェリー」という愛称を付けていたが廃止された。コミュニティバスには「たこバス」の愛称を付けている。

たこ【胼胝】《名詞》 手足などの、よく使う部分の皮膚が固くなったもの。「ペン・の・ たこ・が・ でき・た。」

たご《名詞》 ①小便などを入れて、天秤棒で担って持ち運びできるようにもなっている桶。「肥え・の・ たご」②男性用の小便器。「たご・を・ 汚し・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒たんご〕

たこあげ【凧上げ】《名詞、動詞する》 細い竹などの骨組みに紙などを貼って絵や字を書いたものを空高くあげること。「浜・で・ たこあげする。」〔⇒いかあげ〕

たこつり【蛸釣り】《名詞、動詞する》 蛸を釣ること。蛸を釣る道具。「ペコペコ・の・ たこつり・を・ する。」■類語=「べらつり」

たこやき【蛸焼き】《名詞》 ①明石発祥の郷土料理で、鶏卵、浮粉、出汁などを溶いて、その生地の中に蛸を入れて直径3センチほどの球形に焼き上げ、出汁にひたして食べる物。◆②の食べ物と区別して、「玉子焼き」と言うが、他地域の人には「明石焼き」とも呼ばれている。「明石・の・ たこやき・に・は・ ソース・なんか・ かけ・へん。」②大阪発祥と言われ、小麦粉の生地の中に蛸を入れて直径3センチほどの球形に焼き上げた食べ物。「たこやき・の・ 店・を・ 出す。」〔①⇒たまごやき〕

たこ(を)つる【蛸(を)釣る】《動詞・ラ行五段活用》 強く叱責する。つるしあげて、いじめる。「失敗し・た・さかい・ みんな・に・ たこつら・れ・た。」

たし【足し】《名詞》 ①足りないところを補うもの。◆特に、わずかの数量を指して言うことが多い。「ちょっと・だけ・や・けど・ 旅行・の・ 費用・の・ たし・に・ し・てください・な。」「こんな・ もん・は・ 腹・の・ たし・に・も・ なら・へん。」②補って役に立つもの。参考となるもの。「良(え)ー・ 話・を・ 聞ー・て・ たし・に・ なっ・た。」〔⇒たり〕

だし【出汁】《名詞》 ①鰹節、昆布、椎茸など、煮て味を出すのに使うもの。「だし・の・ こぶ〔昆布〕・を・ 買う。」②汁物や煮物に使うために、鰹節、昆布、椎茸などを煮出した汁。「余っ・た・ だし・を・ 野菜・を・ たく・の・に・ 使う。」〔②⇒だしじる〕

だしあい【出し合い】《名詞、動詞する》 ①金銭や物品などを互いに出して協力し合うこと。「だしあい・で・ 田圃・の・ 機械・を・ 買う。」②同時に両方から出すこと。「トランプ・の・ だしあい・を・ し・て・ 遊ぶ。」〔⇒だっしゃい〕

だしあいばなし【出し合い話】《名詞》 順序立てず、話題も絞らず、思い思いに(自由に)発言する話し合い。「だしあいばなし・から・ 始め・て・ 決まり・を・ こしらえ・まほ・か。」〔⇒だっしゃいばなし〕

だしあう【出し合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①金銭や物品などを互いに出して協力し合う。「村中・で・ だしおー・て・ 祭り・の・ 太鼓〔=布団屋台〕・を・ 作り替える。」②同時に両方から出す。「手・の・ 中・に・ 握っ・た・ もん・を・ だしあう。」〔⇒だっしゃう〕

たしか【確か】《形容動詞や》 かなりの確実性を持って、ものごとを推測したり判断したりするときに使う言葉。「たしか・ 去年・の・ 八月頃・やっ・た・と・ 思う。」◆「たぶん」と言うよりも、確実性の高い場合に使う言葉。〔⇒たぶん〕

たしかに【確かに】《副詞》 絶対に間違いなく。「たしかに・ 受け取ら・し・てもらい・まし・た。」

たしかめる【確かめる】《動詞・マ行下一段活用》 調べたり尋ねたりして、はっきりさせる。「この・ お金・ たしかめ・てください。」

だしこぶ【出し昆布】《名詞》 煮出して、汁物や煮物に使う汁を取るために使う昆布。「だしこぶ・を・ 切っ・て・ 鍋・に・ 入れる。」

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2014年3月 2日 (日)

中山道をたどる(91)

熊谷宿から松井田宿まで(30)

行在所を記念する公園

 諏訪神社(写真・左、10時18分撮影)を通り過ぎていくと、現在の道しるべがあります(写真・中、10時21分)。一方が高崎市・新町駅となっているのは通常の書き方ですが、他方が埼玉県となっていて、これはずいぶんと大雑把な感じがします。普通は、埼玉県上里町という程度の書き方をすると思います。
 新町の行在所公園(写真・右、10時24分)は、1878年(明治11年)に明治天皇が北陸・東海の巡幸を行った際の宿泊所が残るところを、公園にしたものです。
  明治天皇が行幸の際に休息をとった場所というのは、東海道や中山道に限らず、各地に残っていますから、とりわけ珍しいものでもありません。明治時代の初めは旧街道に沿って行幸が行われたと思いますから、天皇にとっても、お供の人にとっても苦難であったろうと思います。その途中に休息所や宿泊所が設けられたはずですが、行在所が建てられたというのは珍しいのでしょう。
 日本鉄道(当時)が新町駅まで延伸されたのは1883年(明治16)年であり、高崎や前橋まで延びたのはその翌年です。鉄道には後年、お召し列車が走り始めますが、それまでの行幸はたいへんなものであったろうと想像できます。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(421)

「明石日常生活語辞典…た」(10)

たけど〔だけど〕《接続助詞》 一つの文の中で、前半に述べた事柄に対して、後半で反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「読ん・だけど・ 意味・が・ わから・へん。」〔⇒たが、たけども、たけんど、たけんども、たんやが〕

だけど《接続詞》 前に述べた事柄に対して、反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「三時・に・ なっ・ても・た。だけど・ 今・から・でも・ 間に合う・と・ 思う・よ。」〔⇒だけども、だけんど、だけんども、けど、けども、けんど、けんども、そやけど、そやけども、そやけんど、そやけんども、ほやけど、ほやけども、ほやけんど、ほやけんども〕

たけども〔だけども〕《接続助詞》 一つの文の中で、前半に述べた事柄に対して、後半で反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「行っ・たけども・ 見付から・なんだ。」「」〔⇒たが、たけど、たけんど、たけんども、たんやが〕

だけども《接続詞》 前に述べた事柄に対して、反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「途中・で・ こけ・ても・てん。だけども・ 最後・まで・ 走っ・てん。」〔⇒だけど、だけんど、だけんども、けど、けども、けんど、けんども、そやけど、そやけども、そやけんど、そやけんども、ほやけど、ほやけども、ほやけんど、ほやけんども〕

たけとんぼ【竹蜻蛉】《名詞》 竹を薄く削ってプロペラの形にして、真ん中に軸をさして、両方の手のひらでひねって飛ばす玩具。◆単に「とんぼ」とも言う。「たけとんぼ・の・ 飛ばし合い・を・ する。」

たけのこ【筍】《名詞》 好んで食用にされる、竹の根茎の節から伸びる若い芽。「たけのこ・と・ 若布・を・ たく。」

たけひご【竹籤】《名詞》 竹を割って削った細い棒。「たけひご・に・ 紙・を・ 貼っ・て・ 凧・を・ 作る。」◆単に「ひご」とも言う。

たげます《補助動詞・サ行五段活用》 相手に何かをしてあげるという意味を表す敬語。「あんた・の・ 代わり・に・ し・たげます。」〔⇒たげる、たいます〕

たけやぶ【竹藪】《名詞》 竹が集まって生えているところ。「たけやぶ・で・ 蚊ー・に・ 刺さ・れ・た。」

たける【炊ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①水やだし汁に入れて熱を加えた食べ物が、やわらかくなったり味がしみ通ったりして、食べられる状態になる。「よー・ たけ・て・ やろこい・ 蛸・や。」②水に入れて熱を加えた米が、やわらかくなって食べられる状態になる。「上手に・ たけ・た・ ご飯・や。」〔①⇒にえる、ねえる〕■他動詞は「たく」

たける【長ける】《動詞・カ行下一段活用》 盛りの時期を過ぎて、成熟し過ぎている。収穫時期を過ぎている。「この・ トマト・は・ たけ・ても・とる。」

たげる《補助動詞・ガ行下一段活用》 相手に何かをしてあげるという意味を表す敬語。「重たい・ 荷物・を・ 持っ・たげる。」「熱・を・ 測っ・たげ・よー。」「本・を・ 読ん・だげ・まほ・か。」◆「たげる」よりも高い敬意を表す言葉が「たいます」「たげます」である。〔⇒たいます、たげます〕

たけんど〔だけんど〕《接続助詞》 一つの文の中で、前半に述べた事柄に対して、後半で反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「頑張っ・たけんど・ 勝て・なんだ。」〔⇒たが、たけど、たけども、たけんども、たんやが〕

だけんど《接続詞》 前に述べた事柄に対して、反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「頑張っ・てくれ・た・なー。だけんど・ 勝て・なんだ・ん・は・ 残念やっ・た。」〔⇒だけど、だけども、だけんども、けど、けども、けんど、けんども、そやけど、そやけども、そやけんど、そやけんども、ほやけど、ほやけども、ほやけんど、ほやけんども〕

たけんども〔だけんども〕《接続助詞》 一つの文の中で、前半に述べた事柄に対して、後半で反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「腹・が・ 減っ・たけんども・ 我慢し・た。」〔⇒たが、たけど、たけども、たけんど、たんやが〕

だけんども《接続詞》 前に述べた事柄に対して、反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「傘・を・ 忘れ・ていっ・てん。だけんども・ 雨・が・ 降ら・なんだ・さかい・ 助かっ・た。」〔⇒だけど、だけども、だけんど、けど、けども、けんど、けんども、そやけど、そやけども、そやけんど、そやけんども、ほやけど、ほやけども、ほやけんど、ほやけんども〕

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2014年3月 1日 (土)

中山道をたどる(90)

熊谷宿から松井田宿まで(29)

八坂神社と柳茶屋芭蕉句碑

 新町は昔から俳諧の盛んな土地であったそうです。
 新町八坂神社と柳の茶屋の説明板(写真・左、10時13分撮影)があります。茶屋の風景を描いた絵も添えられていますが、柳の茶屋については、次のように説明されています。

 新町宿東入口の右側に土蔵造りの八坂神社がある。横に幹の細い若柳が芽をふき、その下に「傘(からかさ)におしわけみたり柳かな」の芭蕉の句碑が立っている。高さ八十㎝横五十㎝ぐらいの雲母岩に陰刻され、新町の俳人、小渕湛水と笛木白水が建てたと「諸国翁墳記」に記載されているが、寛政五年(一七九三)から天保五年(一八三四)の間といわれている。
 宿の東端に柳の大樹あり、往来する旅人たちは緑のあざやかさにみとれ、傍らの茶屋に休んで旅情を慰め、いつしか柳茶屋と呼ばれるようになった。

 その芭蕉の句碑(写真・中、10時13分)は小ぶりの石です。「傘(からかさ)におしわけみたり柳かな」という句の意味は、春雨がしとしと降っていて、枝垂れた柳の枝からはしずくがぽとりぽとりと落ちている。傘をさして出てみたが、ふとその柳の枝をわけてみたくなって、傘をすぼめながら押し分けてみたことである、ということです。
 そして、赤い鳥居を前にした、土蔵風の八坂神社(写真・右、10時14分)があります。

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改訂最終版・明石日常生活語辞典(420)

「明石日常生活語辞典…た」(9)

たきこむ【炊き込む】《動詞・マ行五段活用》 ①野菜や魚・肉などをご飯に具を混ぜて炊く。「蛸・を・ たきこん・だ・ ご飯」②長い時間、炊き続ける。「カレー・を・ 二時間・ たきこん・だ。」〔⇒たっこむ〕

たきたき【炊き炊き】《名詞、形容動詞や》 炊き上げたばかりの、ご飯などの食べ物。「たきたき・の・ ほこほこの・ ご飯・は・ うまい。」〔⇒たきたて〕

たきたて【炊き立て】《名詞、形容動詞や》 炊き上げたばかりの、ご飯などの食べ物。「たきたて・の・ 飯・を・ ちょっと間・ 蒸らす。」〔⇒たきたき〕

たきつけ【焚き付け】《名詞》 炭や薪などを燃やし始めるときに使う、紙や鉋屑のような火のつきやすいもの。「新聞紙・を・ たきつけ・に・ する。」

たきつける【焚き付ける】《動詞・カ行下一段活用》 炭や薪などに火をつけて燃やす。炭や薪などを燃やし始める。「風呂・を・ たきつけ・とい・てくれ・へん・か。」

たきび【焚き火】《名詞、動詞する》 庭、広場、路上などで、落ち葉、木切れ、紙屑などを集めて燃やすこと。また、その火。「たきび・を・ し・て・ 焼き芋・を・ する。」〔⇒とんど〕

たきもん【焚き物】《名詞》 燃料とする、細い枝や割った木。「たきもん・を・ 買(こ)ー・て・ 納屋・に・ 入れ・とく。」〔⇒たきぎ〕

たく【炊く】《動詞・カ行五段活用》 ①火を通して食べ物や飲み物にする。「今夜・は・ ご飯・を・ 一升・ たい・とい・てんか。」「おかず・を・ たく。」「お茶・を・ たく。」②水の温度を高める。「湯ー・を たく。」「風呂・を・ たい・て・ 入る。」■自動詞は「たける」

たく【焚く】《動詞・カ行五段活用》 火をつけて燃やす。「塵屑・を・ たく。」「落ち葉・を・ たい・て・ 芋・を・ 焼く。」

だく【抱く】《動詞・カ行五段活用》 ①腕でかかえて持つ。「赤ちゃん・を・ だく。」②雛にかえすために温める。「鶏・が・ 卵・を・ だい・とる。」

たくさん【沢山】《副詞、形容動詞や》 数や量が多い様子。「今日・は・ たくさんの・ 人・が・ 集まっ・た。」〔⇒どっさり、ぎょうさん、じょうさん、たんと、やっと、ようさん、ようけ〕

タクシー〔たくしー〕【英語=taxi】《名詞》 距離や時間に応じて料金をもらって客を乗せる自動車。「たくしー・で・ 病院・へ・ 行く。」

たくらむ【企む】《動詞・マ行五段活用》 よくないことを計画する。「あいつ・は・ 何・を・ たくらん・どる・の・やろ・か・なー。」

たくる【手繰る】《動詞・ラ行五段活用》 ①糸や綱などを両手で代わる代わる手元へ引き寄せる。「魚・が・ 釣れ・た・さかい・ てぐす・を・ たくっ・て・ あげる。」②トランプやカルタなどのカード類を混ぜ合わせる。「ちゃんと・ たくっ・とか・な・ あか・ん・よ。」〔①⇒たぐる〕

たぐる【手繰る】《動詞・ラ行五段活用》 ①糸や綱などを両手で代わる代わる手元へ引き寄せる。「縄・を・ たぐる。」②切れ目なく、咳が続く。咳き込む。「たぐっ・て・ 辛・そーや・なー。」〔①⇒たくる〕

たけ【丈】《名詞》 ①背の高さ。「六尺・の・ たけ・の・ 人」②着物の、肩から裾までの長さ。「たけ・の・ 長い・ 着物」③ものの高さや長さ。「たけ・の・ 高い・ 箪笥(たんす)」

たけ【竹】《名詞》 地下茎で増えていく、幹は中が空洞になっていて節のある植物。「たけ・を・ 切っ・て・ 釣り竿・を・ こしらえる。」

だけ《副助詞》 物事の範囲や程度を限定する言葉。「千円・だけ・ あげる・さかい・ 何・ 買(こ)ー・ても・゛かま・へん・よ。」「人・に・ 笑わ・れる・ こと・だけ・は・ し・とー・ない。」〔⇒なけ、だけだけ、なけなけ〕

たけうま【竹馬】《名詞、動詞する》 竹の棒に足置きをつけて、それに乗って歩く遊び道具。「二段〔=節二つの高さに足置きをつけたもの〕・の・ たけうま・に・ 乗る。」〔⇒たけんま〕

だけだけ《副助詞》 物事の範囲や程度を強く限定する言葉。「こん・だけだけ・しか・ 有ら・へん・さかい・ 気ー・ つけ・て・ 使い・なはれ。」〔⇒だけ、なけ、なけなけ〕

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