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2014年4月30日 (水)

【掲載記事の一覧】

 爽やかな青葉若葉の季節になってきました。

 「明石日常生活語辞典」は、前編(2012年9月13日終了)が連載1116回、改訂最終版が連載480回に達しました。合計でほぼ1600回です。「日常生活語辞典」という名称を使っており、方言記録とお気づきにならない方もいらっしゃるようなので、タイトルに【明石方言】という文字を加えました。これだけの回数を通してみていただくことは無理なので、連載終了後には書籍化するつもりです。ただし、2~3年後のことになると思います。

 「中山道をたどる」は、碓氷峠の雪が溶けましたので、5月7日から歩いて、連載は早期に再開します。

 「放射状に歩く」は、もうすぐ終了します。

 「新・言葉カメラ」は、断続的に随時掲載をします。

 ブログをお読みくださってありがとうございます。

 お気づきのことなどは、下記あてのメールでお願いします。

 gaact108@actv.zaq.ne.jp

 これまでに連載した内容の一覧を記します。

 

 

◆【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典 ()(480)~継続

    [2013年1月6日開始~ 最新は2014年4月30日]

 

◆中山道をたどる ()(120)~継続

    [201311月1日開始~ 最新は2014年3月31日]

 

◆放射状に歩く ()(130)~継続

 2013年4月13日開始~ 最新は2014年4月30日]

 

◆百載一遇 ()()~継続

    [2014年1月1日開始~ 最新は2014年1月30日]

 

◆新・言葉カメラ ()(26)~継続

    [201310月1日開始~ 最新は2014年4月8日]

 

◆名寸隅の記 ()(138)~継続

    [2012年9月20日開始~ 最新は2013年9月5日]

 

◆茜の空 ()(27)~継続

    [2012年7月4日開始~ 最新は2013年8月28日]

 

………【以下は、連載を終了したものです。】……………………………

 

◆江井ヶ島と魚住の桜 ()()

    [2014年4月7日開始~2014年4月12日終了]

 

◆言葉カメラ ()(385)

    [2007年1月5日開始~2010年3月10日終了]

 

◆明石日常生活語辞典 ()(1116)

    [2009年7月8日開始~2012年9月13日終了]

 

◆『明石日常生活語辞典』写真版 ()()

    [2010年9月10日開始~2011年9月13日終了]

 

◆国語教育を素朴に語る ()(51)

    [2006年8月29日開始~20071212日終了]

 

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 ()(102)

    [2008年2月25日開始~2008年7月20日終了]

 

◆消えたもの惜別 ()(10)

    [2009年9月1日開始~2009年9月10日終了]

 

◆地名のウフフ ()()

    [2012年1月1日開始~2012年1月4日終了]

 

◆ことことてくてく ()(26)

    [2012年4月3日開始~2012年5月3日終了]

 

◆テクのろヂイ ()(40)

    [2009年1月11日開始~2009年6月30日終了]

 

◆神戸圏の文学散歩 ()()

    [20061227日開始~20061231日終了]

 

◆母なる言葉 ()(10)

    [2008年1月1日開始~2008年1月10日終了]

 

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] ()()

   [20061223日開始~20061226日終了]

 

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 ()(29)

    [2007年1月1日開始~2009年6月4日終了]

 

◆西島物語 ()()

    [2008年1月11日開始~2008年1月18日終了]

 

◆鉄道切符コレクション ()(24)

    [2007年7月8日開始~2007年7月31日終了]

 

◆足下の観光案内 ()(12)

    [20081114日開始~20081125日終了]

 

◆写真特集・薔薇 ()(31)

    [2009年5月18日開始~2009年6月22日終了]

 

◆写真特集・さくら ()(71)

    [2007年4月7日開始~2009年5月8日終了]

 

◆写真特集・うめ ()(42)

    [2008年2月11日開始~2009年3月16日終了]

 

◆写真特集・きく ()()

    [20071127日開始~20081113日終了]

 

◆写真特集・紅葉黄葉 ()(19)

    [200712月1日開始~20081215日終了]

 

◆写真特集・季節の花 ()()

    [2007年5月8日開始~2007年6月30日終了]

 

◆屏風ヶ浦の四季 [2007年8月31日]

 

◆昔むかしの物語 [2007年4月18日]

 

◆小さなニュース [2008年2月28日]

 

◆辰の絵馬    [2012年1月1日]

 

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや ()(13)

    [2009年1月1日開始~2010年1月3日終了]

 

◆文章の作成法 ()()

    [2012年7月2日開始~2012年7月8日終了]

 

◆朔日・名寸隅 ()(19)

    [200912月1日開始~2011年6月1日終了]

 

◆教職課程での試み ()(24)

    [2008年9月1日開始~2008年9月24日終了]

 

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 ()()

    [200610月2日開始~200610月4日終了]

 

◆学力づくりのための基本的な視点 ()()

    [200610月5日開始~20061011日終了]

 

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 ()(18)

    [20061016日開始~200611月2日終了]

 

◆教職をめざす若い人たちに ()()

    [2007年6月1日開始~2007年6月6日終了]

 

◆これからの国語科教育 ()(10)

    [2007年8月1日開始~2007年8月10日終了]

 

◆現代の言葉について考える ()()

    [2007年7月1日開始~2007年7月7日終了]

 

◆自分を表現する文章を書くために ()(11)

    [20071020日開始~20071030日終了]

 

◆兵庫県の方言 ()()

    [20061012日開始~20061015日終了]

 

◆暮らしに息づく郷土の方言 ()(10)

    [2007年8月11日開始~2007年8月20日終了]

 

◆姫路ことばの今昔 ()(12)

    [2007年9月1日開始~2007年9月12日終了]

 

◆私の鉄道方言辞典 ()(17)

    [2007年9月13日開始~2007年9月29日終了]

 

◆高校生に語りかけたこと ()(29)

    [200611月9日開始~200612月7日終了]

 

◆ゆったり ほっこり 方言詩 ()(42)

    [2007年2月1日開始~2007年5月7日終了]

 

◆高校生に向かって書いたこと ()(15)

    [200612月8日開始~20061222日終了]

 

◆1年たちました ()()

    [2007年8月21日開始~2007年8月27日終了]

 

◆明石焼の歌 ()()

    [2007年8月28日開始~2007年8月30日終了]

 

◆失って考えること ()()

    [2012年9月14日開始~2012年9月19日終了]

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放射状に歩く(130)

海岸沿いに白浜の宮まで⑦

 

 別府という交差点から、北の方角に山陽電鉄別府駅の方向を眺めつつ(写真番号①、撮影時刻1032)、そのまま西に向かいます。

 別府川(②、1035)を渡り、別府幼稚園で鯉のぼり(③、1045)を見ます。初夏が近づいたのだなぁと実感します。

 加古川市東消防署南分署(④、1049)の隣に、県立松陽高等学校浜の宮分校跡という碑(⑤、1049)が作られています。校歌とともに「銘」が刻まれて、次のように書かれています。

 

 学舎の灯消えて 三十星霜 同窓の朋友 数えて五百余名 蒼松さやかに語る わが青春譜 なつかしの母校 偲びて ここ跡地に 記念の碑を建立す

 

 県立松陽高等学校(高砂市)は全日制の学校として現在も続いていますが、当初は定時制高等学校で、あちこちに分校を持っていました。実は、私の卒業した明石市立大久保中学校にも、松陽高等学校大久保分校が併設されていました。私が中学校に入学して、そのことを知ったのは1955(昭和30)です。勉学の意思を強く持った人たちが定時制高等学校に進むことも多かった時代です。

 1996年建立の碑に「学舎の灯消えて三十星霜」とありますから、浜の宮分校が閉鎖されたのは1965(昭和40)前後のことでしょうか。身近に感じる学校です。卒業生が五百余名という数字には驚きますが、その少ない卒業生が学校を懐かしんで、この碑を建立したのです。私と同世代の人たちであろうと思います。

 別府西小学校(⑥、1051)から子どもたちの声が聞こえてきます。ウイークデーの午前中、学校から聞こえてくる声や音に活気を感じます。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(480)

「明石日常生活語辞典…て」()

 

でそろう【出揃う】《動詞・ワア行五段活用》 ①一斉にたくさん出る。「朝顔・の・ 二葉・が・ でそろっ・た。」②出るはずのものが、みんな出る。「予定し・とっ・た・ 候補者・が・ でそろー・た。」

てだし【手出し】《名詞、動詞する》 ①そばから余計な世話を焼くこと。「子ども・の・ 宿題・に・ てだしする。」②争い事などをしかけたり、加わったりすること。「人・の・ 喧嘩・に・ てだしし・て・ あべこべに・ 恨ま・れ・ても・た。」

でだし【出出し】《名詞》 ものごとの始めの部分。「でだし・は・ よかっ・た・けど・ だんだん・ 追い抜か・れ・た。」

てだすけ【手助け】《名詞、動詞する》 他人の仕事・作業などに力を注いで、負担を軽くしてやること。「田圃仕事・の・ てだすけ・を・ する。」〔⇒てつだい、てったい〕

でたとこしょうぶ〔でたとこしょーぶ〕【出たとこ勝負】《名詞、形容動詞や》 十分に計画しないで、その場の成り行き次第でものごとを方向付けること。「でたとこしょーぶ・で・ なんとか・ 勝て・た。」

てたらめ【出鱈目】《名詞、形容動詞や》 思いつくままに、いいかげんなことを言ったり行ったりすること。「でたらめ・を・ 言()ー・たら・ あか・ん・やろ。」「でたらめな・ やり方」

てちがい【手違い】《名詞》 やり方や段取りを間違えること。「てちがい・が・ あっ・て・ 来・られ・へん・そーや。」

てちょう〔てちょー〕【手帳】《名詞》 予定や備忘録を書いておく小さな帳面。「てちょー・に・ 書い・とか・なんだら・ 忘れる。」

てつ【鉄】《名詞》 元素の一つで、重工業の基礎的な資材として使われる、光沢があって白色の金属。「てつ・に・ 焼き・を・ 入れる。」

てっかん【鉄管】《名詞》 鉄で作った管。「道・に・ 水道・の・ てっかん・を・ 埋め・ていく。」

てっかんビール〔てっかんびーる〕【鉄管  オランダ語=bier】《名詞》 水。◆鉄管から出るビールという見立ての、戯れた言葉。「顔・を・ 洗(あろ)・て・ てっかんびーる・で・ 乾杯や。」

てつき【手つき】《名詞》 物事をするときの手の様子や動かし方。「包丁(ほちょ)・を・ 使う・ てつき・が・ 一人前や。」■類語=「かおつき」「こしつき」「あしつき」

てっきょう〔てっきょー〕【鉄橋】《名詞》 鉄道用などの、鉄で造った橋。「国鉄・の・ 明石川・の・ てっきょー」

てっきん【鉄筋】《名詞》 コンクリートで構造物を作るときに、芯として使われる鉄の棒。「ブロック・の・ 塀・に・ てっきん・を・ 入れる。」

てっきん【鉄琴】《名詞》 長さの違う鉄の板を並べて、小さな玉の付いた棒で鳴らす楽器。「てっきん・で・ 合奏する。」■類語=「もっきん」

てっきんコンクリ〔てっきんこんくり〕【鉄筋  英語=concrete】《名詞》 鉄の棒を芯にしてコンクリートで固めたもの。「てっきんこんくり・の・ 橋」〔⇒てっきんコンクリート〕

てっきんコンクリート〔てっきんこんくりーと〕【鉄筋  英語=concrete】《名詞》 鉄の棒を芯にしてコンクリートで固めたもの。「てっきんこんくりーと・の・ 新校舎・が・ でけ・た。」〔⇒てっきんコンクリ〕

てづくり【手作り】《名詞》 ①直接、自分で作ること。また、そのように作ったもの。「お母さん・の・ てづくり・の・ 弁当」②機械によるのではなく、手を使って作ること。また、そのように作ったもの。「謄写版・は・ 一枚・ずつ・ てづくり・で・ 刷っ・た・ん・や。」 

てっころ《名詞》 木でできた槌。◆藁を打つためなどに使う道具。「てっころ・で・ たたい・て・ 藁・を・ 柔(やろ)こー・ する。」

てつだい【手伝い】《名詞、動詞する》 他人の仕事・作業などに力を注いで、負担を軽くしてやること。また、そのようにする人。「田植え・の・ 時期・に・は・ てつだい・の・ 人・が・ 欲しー・と・ 思う。」「てつだい・を・ 三人・ 雇う。」〔⇒てだすけ、てったい〕

てったい【手伝い】《名詞、動詞する》 他人の仕事・作業などに力を注いで、負担を軽くしてやること。また、そのようにする人。「葬式・に・は・ 隣保・の・ 人・が・ てったい・に・ 行く。」〔⇒てだすけ、てつだい〕

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2014年4月29日 (火)

放射状に歩く(129)

海岸沿いに白浜の宮まで⑥

 

 古い集落の中には魚屋さん(写真番号①、撮影時刻1005)やお菓子屋さんなどがありますが、道はくねって続いています。

 やがて右側に見えてくる阿神社(②、1011)の前で道が広くなります。播磨町の旧称は阿村で、阿というのは古い地名です。神社では白い藤が花を咲かせています。

 少し歩くと道の左側に多木肥料という表示(③、1016)が見えます。現在の社名は多木化学ですが、旧称が広く知られています。かつては別府鉄道という路線を持って、山陽本線を経て肥料を全国に送り出していました。

 その工場が続いている途中で、歩いている道が右からカーブしてきた広い道に吸収されてしまいます(④、1018)。県道718号です。

 水田川という小さな流れ(⑤、1021)を渡ると、すぐに加古川市(⑥、1022)に入ります。播磨町はわずか45分程度で通り抜けたことになります。工場群は播磨町から加古川市別府町にかけて続いています。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(479)

「明石日常生活語辞典…て」()

 

てごたえ【手応え】《名詞》 ①自分から相手に何かを仕掛けたときや、相手が自分に何かを仕掛けたときなどに、手などに受ける感覚。「打っ・た・ 瞬間・に・ ホームラン・の・ てごたえ・が・ あっ・た。」「魚・が・ 食いつい・た・よーな・ てごたえ・やっ・た。」②何かの行為について、自分が得る感覚や反応。張り合いを感じること。「今日・の・ 試験・は・ 合格し・そーな・ てごたえ・が・ あっ・た。」

てこてこ《副詞と》 同じ調子で、長い距離を歩き続ける様子。「てこてこ・ 歩い・とっ・たら・ 駅・に・ 着い・た。」〔⇒てくてく〕

てこにあう【梃子に合う】《動詞・ワア行五段活用》 持っている力で対応できる。手に負える。「あれ・ぐらい・の・ 力・の・ チーム・やっ・たら・ てこにあう・やろ。」◆「てこにあわぬ」という打ち消し表現で使うことが多い。

でこぼこ【凸凹】《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①ものの表面が高くなったり低くなったりしていること。「砂利・の・ 道・が・ でこぼこし・とっ・て・ 歩きにくい。」②ものごとが一定でないこと。不均衡であること。「野菜・の・ 値段・は・ 店・に・ よっ・て・ でこぼこや。」

てこます〔でこます〕《補助動詞・サ行五段活用》 ①相手に向かって、わざと何かをしてやろうとする意味を表す言葉。相手をやりこめようとするような気持ちを表す言葉。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ 言()ー・てこまし・たっ・てん。」「あいつ・を・ いっぺん・ い・てこます〔=やっつけてやる。〕」②何かをする意志が強いことを、少しぞんざいに言うときに使う言葉。「今日中・に・ この・ 本・を・ 読ん・でこまし・たろ。」

てごろ【手頃】《形容動詞や》 才能、力量、値段などが自分にとってふさわしい度合いである様子。「てごろな・ 値ー・の・ 贈り物」

でざかり【出盛り】《名詞》 野菜・果物などが市場や店頭にたくさん出回ること。また、その時期。「でざかり・の・ 西瓜・は・ うまい・なー。」

てさげ【手提げ】《名詞》 鞄・籠・袋などで、片手に下げて持つもの。「てさげ・の・ 鞄・を・ 買()ー・た。」

てざわり【手触り】《名詞》 手に持った感じ。手で触れたときの感覚。「ごつごつし・た・ てざわり」

でし【弟子】《名詞》 学問・技芸などを、先生について教えを受ける人。「大工さん・の・ でし・に・ なり・たい・と・ 思う・ねん。」 

てじな【手品】《名詞》 いろいろな道具や仕掛けを使って、見る人が不思議に思う芸をすること。「余興・に・ てじな・でも・ し・まほ・ー・か。」

でしな【出しな】《名詞》 ①出かけようとするとき。「でしな・に・ 定期・を・ 忘れ・て・ 駅・で・ 気・が・ つい・た。」②出かけたすぐ後。「でしな・に・ コンビニ・に・ 寄っ・て・ 買い物する。」〔⇒でがけ〕

でしゃばる【出しゃばる】《動詞・ラ行五段活用》 自分に関係のないことまで口出しや手出しをする。「お前・が・ でしゃばら・ん・でも・ えー・やろ。」〔⇒ですぎる〕

でしゃばり【出しゃばり】《名詞、形容動詞や》 自分に関係のないことまで口出しや手出しをする人。「でしゃばり・は・ 人・に・ 嫌わ・れ・まっ・せ。」

てしょう〔てしょー〕【手塩】《名詞》 少量のおかずや漬け物を盛るのに使う小皿。「てしょー・に・ 漬け物・を・ 入れる。」

でしょう〔でしょー〕【出所】《名詞》 ①嫁や養子の実家。「嫁はん・の・ でしょー・は・ 加古川・の・ 平岡・や。」②出身の家柄。血統。「えー・ でしょー・の 人」

です《助動詞》 断定の意味を、丁寧な言い方で表現する言葉。「運動会・は・ 次・の・ 日曜日・です。」〔⇒だす〕

ですぎる【出過ぎる】《動詞・ガ行上一段活用》 ①自分に関係のないことまで口出しや手出しをする。「ですぎ・たら・ みんな・に・ 叩か・れる・ぞ。」②余分に出る。「湯ー・が・ ですぎ・て・ 風呂・に・ いっぱいに・ なっ・た。」⇒でしゃばる〕

てすり【手摺り】《名詞》 橋や階段などを移動するときに、手をかけたり、つかまったりできるようにした長い棒。「てすり・を・ 持っ・て・ 転ば・ん・よーに・ 歩き・なはれ。」

てそう〔てそー〕【手相】《名詞》 運勢を判断したりするときの糸口とする、手のひらの筋や形の様子。「町・で・ てそー・を・ 見・てもろ・た。」

 

 

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2014年4月28日 (月)

放射状に歩く(128)

海岸沿いに白浜の宮まで⑤

 

 明石市から播磨町にかけて海岸埋め立て部分に作られている公園は、明石市側には名前の表示がありませんが、播磨町側には望海公園(写真番号①、撮影時刻9時40)という表示があります。散策にも運動競技にも利用できる、広い施設です。

 少し歩くと、今度は、はりまシーサイドドーム(②、9時46)という屋内運動施設があります。ちょうどテニスに興じている人の姿が見えました。

 そして、古宮の住吉神社(③、9時50)があります。この神社もかつては海に面していました。歩いているのは海岸線に沿って作られている防潮堤の内側の道(④、9時52)ですが、その内側に住吉神社は位置しています。その外側(左側)はかつての海で、今は埋め立て地になっているのです。

 川に行き着いたところに、新聞の父・ジョセフヒコ生誕の地の碑(⑤、9時59)があります。ツツジが花を咲かせています。浜田彦蔵は1837(天保8年)に、現在の播磨町古宮に生まれています。難破・漂流してアメリカの商船に救助され、サンフランシスコに滞在します。洗礼名がジョセフヒコです。1864(元治元年)に英字新聞を日本語訳した「海外新聞」を発行し、これが最初の日本語の新聞だといわれています。

 記念碑のすぐ西側を喜瀬川(⑥、1000)が流れています。橋を渡って集落の中の古い道を西に向かいます。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(478)

「明石日常生活語辞典…て」()

 

でけあがり【出来上がり】《名詞》 ①完成したものの良し悪し。「でけあがり・は・ 美味そーに・ なっ・た・なー。」「でけあがり・が・ しっかり・ し・とる。」②完成した状態。「でけあがり・は・ いつ・ごろ・に・ なり・ます・か。」「焼きたてパン・の・ でけあがり・だっ・せ。」⇒できあがり、でき、でけ、できばえ、でけばえ〕

でけあがる【出来上がる】《動詞・ラ行五段活用》 すっかり完成する。「宿題・の・ 絵ー・が・ でけあがっ・た。」「良()ー・ お宅・が・ でけあがり・まし・た・なー。」〔⇒できあがる〕

でけごころ【出来心】《名詞》 その場面や状況の中で、ふと浮かんだ悪い考え。「でけごころ・でも・ 悪い・ こと・(を・) し・たら・ 刑務所行き・だっ・せ。」〔⇒できごころ〕

でけごと【出来事】《名詞》 世の中で起こるさまざまなこと。不意に起こること。「今年・も・ いろんな・ でけごと・が・ おまし・た・なー。」〔⇒できごと〕

でけそこない【出来損ない】《名詞、形容動詞や》 ①うまく出来上がっていないこと。うまく出来上がっていないもの。「味付け・が・ うまいこと・ いか・んで・ でけそこないに・ なっ・ても・た。」「窯・を・ 開け・たら・ 茶碗・の・ でけそこない・が・ ぎょーさん・ あっ・た。」②性格などが円満でない人。「あいつ・は・ でけそこないや・さかい・ じっきに・ 怒り出し・よる・ねん。」「喧嘩好きの・ でけそこない・の・ おっさん」〔⇒できそこない〕

でけた【出来た】《連体詞》 ①心の優しい。心の細やかな。人柄などが円満である。「でけた・ 人・や・さかい・ ちょっと・の・ こと・で・は・ 怒ら・へん。」②組み立てられた。仕組まれた。「よー・ でけた・ 話・や・さかい・ 信用でけ・へん。」〔⇒できた〕

でけたて【出来立て】《名詞、形容動詞や》 できたばかりのもの。できたばかりの状態。「でけたて・の・ あつあつの・ 饂飩・は・ うまい・なー。」「でけたて・の・ 飯・は・ うまい。」〔⇒できたて、でけでけ、できでき〕

てけつかる〔でけつかる〕《補助動詞・カ行五段活用》 相手の動作や状況をけなすときに使う言葉。「あんな・ とこ・で・ 昼寝・を・ し・てけつかる。」「何・を・ ぬかし・てけつかる・のん・どい。」〔⇒てやがる〕

でけでけ【出来出来】《名詞、形容動詞や》 できたばかりのもの。できたばかりの状態。「でけでけの・ 新製品・や・さかい・ 値ー・が・ 高い。」「でけでけ・の・ 北陸新幹線」〔⇒できでき、できたて、でけたて〕

でけもん【出来物】《名詞》 打撲や炎症などによって皮膚の一部がふくれあがること。また、そのようにしてできたもの。「痒(かい)ー・やろ・けど・ でけもん・を・ かい・たら・ あか・ん・ぞ。」「でけもん・の・ よー・ でける・ 子ー・や・なー。◆「できもん」とも言うが、単に「もの」と言うことも多い。〔⇒できもん、はれもん、もの

でける【出来る】《動詞・カ行上一段活用》 ①ものごとが生じる。発生する。「地震・で・ 道・に・ ひび割れ・が・ でけ・た。」②作り上げられる。完成する。「駅前・に・ スーパー・が・ でける・ん・や・そーや。」③農作物などが採れる。「大きな・ トマト・が・ でけ・た。」④終わる。済む。「やっと・ 宿題・が・ でけ・た。」⑤能力などがある。なし得る力がある。「そんな・ 難しー・ 問題・は・  でけ・へん。」⑥することが可能である。「東京・やっ・たら・ 新幹線・でも・ 飛行機・でも・ 行く・ こと・が・ でける。」〔⇒できる〕

でけるだけ《副詞》 可能な範囲で、望ましいものを選んだり、望ましいようにすることを表す言葉。「でけるだけ・ 勉強し・まっ・さかい・ 買()ー・てんか。」〔⇒なるべく、できるだけ〕

てこ【梃子】《名詞》 ①力の原理を利用して、小さな力を大きな力に変えて、重いものを動かすようにした棒。「てこ・で・ 石・を・ 動かす。」②自分の持っている力。「わし・の・ てこ・に・は・ あわ・ん。」

でこ《名詞》 顔の眉毛の上から、髪の毛の生えているところまでの部分。「でこ・に・ 墨・が・ つい・とる・ぞ。」〔⇒でぼちん、おでこ、ひたい

てこずる【手こずる】《動詞・ラ行五段活用》 扱うのに骨が折れる。処置に困る。「息子・は・ 入学試験・に・ てこずっ・てます・ねん。」

 

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2014年4月27日 (日)

放射状に歩く(127)

海岸沿いに白浜の宮まで④

 

 二見港(写真番号①、撮影時刻9時25)は、今は二見人工島との間の細長い入江になってしまっています。モーターボートなどの係留施設(②、9時25)もあります。前の海へ出るには東の方を迂回して東二見橋の下を通らなければなりません。

 二見人工島へのメインの橋(③、9時33)は工場へ行き交う車がひっきりなしです。車の姿の見えない瞬間というのは珍しいのです。

 その橋のたもとから西を見ると(④、9時33)、工場と海に挟まれた道がありますが、ここは、通り抜けられません。前方の道をガードレールが塞いでいます。

 南側の海岸部は公園(⑤、9時34)になっています。公園は西の方に続いているのですが、道路はカードレールで遮断されています。

 その遮断されているところが明石市と加古郡播磨町の境界です。明石市が終わって播磨町(⑥、9時36)に入ります。南側の公園部分は、歩いて自由に行き来ができます。なんとも不思議な構造です。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(477)

 

「明石日常生活語辞典…て」()

 

できばえ【出来映え】《名詞》 完成したものの良し悪し。「見事な・ できばえ・の・ 刺繍・や。」〔⇒でき、できあがり、でけばえ

てきめん《形容動詞や》 結果や効果がすぐに現れる様子。「てきめんに・ 罰(ばち)・が・ あたる。」

できもん【出来物】《名詞》 打撲や炎症などによって皮膚の一部がふくれあがること。また、そのようにしてできたもの。「でぼちん〔=おでこ〕・の・ できもん」◆「でけもん」とも言うが、単に「もの」と言うことも多い。〔⇒でけもん、はれもん、もの

できる【出来る】《動詞・カ行上一段活用》 ①ものごとが生じる。発生する。「差し支え・が・ できる。」②作り上げられる。完成する。「木ー・で・ でき・た・ 家」③農作物などが採れる。「今年・は・ えー・ 米・が・ でき・た。」④終わる。済む。「明日・の・ 準備・が・ でき・た。」⑤能力などがある。なし得る力がある。「器械体操・が・ できる。」「ピアノ・が・ できる。」⑥することが可能である。「どっち・でも・ 選ぶ・ こと・が・ できる。」〔⇒でける〕

できるだけ《副詞》 可能な範囲で、望ましいものを選んだり、望ましいようにすることを表す言葉。「できるだけ・ 安ー・ し・とい・てー・な。」〔⇒なるべく、でけるだけ〕

てくさり【手腐り】《名詞》 あぜ道などに群生し、秋の彼岸の頃に輪のようになった赤い花が咲く草。また、その球根のこと。曼珠沙華。彼岸花。「てくさり・を・ 掘っ・てき・て・ 蛸釣り・の・ えさ・に・ 使う。」〔⇒しびとばな〕

テクシー〔てくしい〕《名詞》 歩いて行くこと。「駅・まで・ テクシー・で・ 行く。」◆戯れ言葉。「タクシー」に乗ることに対して、車に乗らないで歩くことを表す。

てぐす【天蚕子】《名詞》 魚釣りに使う、ナイロンなどで作られた透明の糸。「てぐす・が・ からん・でも・た。」

てくせ【手癖】《名詞》 手の癖。特に、盗みをする悪癖。「てくせ・が・ 悪い・ やつ・や・さかい・ あいつ・に・は・ 気ーつけ・なはれ。」

てくださる〔でくださる〕《補助動詞・ラ行五段活用》 ①相手が自分に対して、好意的に何かをすることを、敬意を込めて表す言葉。「先生・が・ 読ん・でくださっ・てん。」②へりくだりながら、相手が何かの動作などをすることを求めるときに使う言葉。「ちょっと・ 待っ・てください。」〔⇒てくだはる〕

てくだはる〔でくだはる〕《補助動詞・ラ行五段活用》 相手が自分に対して、好意的に何かをすることを、敬意を込めて表す言葉。「こらえ〔=許し〕・てくだはっ・た。」②へりくだりながら、相手が何かの動作などをすることを求めるときに使う言葉。「安ー・ 売っ・てくだはい。」〔⇒てくださる〕

でぐち【出口】《名詞》 建物、部屋、乗り物などの内側から外へ出るところ。「バス・の・ でぐち」「映画館・の・ でぐち」

てくてく《副詞と》 同じ調子で、長い距離を歩き続ける様子。「てくてくと・ 一里・も・ 歩い・た。」〔⇒てこてこ〕

てくび【手首】《名詞》 手のひらと腕のつながるところ。「てくび・に・ リボン・を・ 巻く。」■類語=「あしくび」

てくらがり【手暗がり】《名詞、形容動詞や》 光が遮られて、手元が影のようになって、よく見えなくなっている様子。また、そのような場所や位置。「てくらがりで・ 字ー・が・ 書き・にくい。」

てくる〔でくる〕《補助動詞・カ行変格活用》 ①何かの動作や状態が起こりそうであることを表す言葉。「腹・が・ 立っ・てき・て・ しょーがなかっ・てん。」②何かの動作をしようとすることを表す言葉。「時間・が・ ある・さかい・ 一遍 いん・でこい。」

てくれる〔でくれる〕《補助動詞・ラ行下一段活用》 ①相手が自分に対して、好意的に何かをすることを表す言葉。「道・を・ 教(おせ)・てくれ・た。」②少しへりくだりながら、相手が何かの動作などをすることを求めるときに使う言葉。「すま・ん・けど・ 留守番・ し・とっ・てくれる・か。」〔⇒とくれる〕

でけ【出来】《名詞》 ①完成したものの良し悪し。「でけ・の・ 悪い・ 息子」②完成するまでの度合い。「今・は・ どれ・ぐらい・の・ でけ・です・か。」〔⇒でき。⇒できあがり、でけあがり、できばえ、でけばえ〕

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2014年4月26日 (土)

放射状に歩く(126)

海岸沿いに白浜の宮まで③

 

 東播磨にある明石市は、魚住町より東は旧・明石郡ですが、二見町は旧・加古郡です。今はそんなことを意識する人はいないと思いますが、二見港が始まるあたりからが加古郡の範囲です。旧・加古郡から市制を敷いたのは加古川市と高砂市です。

 さて、その二見港(写真番号①、撮影時刻9時01)は突堤が突き出して、小さな灯台もあります。

 港に沿って新しい道が通じており、その脇にみなと記念ホール(②、9時06)というのがあります。地域の集会施設のようになっています。

 そのすぐ近くに二見浦築港記念碑(③、9時07)が立っています。漢字ばかりの文章が刻まれていますが、市教育委員会が作った説明板には次のように書かれています。

 

 一 二見港は、肥料問屋・増本忠兵衛を中心に、安政2年(1855)に着手し、4年の歳月を経て、民衆の力と汗で完成した。

   海港により、綿、小麦、かますなどの積み出し、肥料の積み下ろし港、高砂・明石への中間港、避難港として役立った。

 一 記念碑は、築港の労苦をねぎらうため、明治30(1897)に立てられた。

 

 その隣に、波切不動明王(④、9時07)があります。ここには、たぶん地元の人が作った説明板があって、弘法大師が唐からの帰国の際、難破しかかったのを安全に切り開いたという由来が説明されています。

 二見人工島にいたる橋が南に続いています。この東二見橋(⑤、9時09)は、かつては人が通るだけの橋でしたが、二見人工島にある工場への往来が増えたことにより、工事を施して自動車も通れるようになりました。

 人工島には寄らずに、集落の中の道を西に向かいます。港を望んで小高くなったところに白沙荘(⑥、9時17)があります。今は丸尾カルシウム会社が管理しているようですが、画家の橋本関雪が景勝の地として選んだところです。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(476)

「明石日常生活語辞典…て」()

 

てがとどく〔てーがとどく〕【手が届く】《動詞・カ行五段活用》 ①頃合いな値段で買いやすい。なんとか買える状態になる。「もー・ ちょっと・ 安ー・ なっ・たら・ てーがとどく・ねん・けど。」②その年齢、時期、範囲などに達する。「還暦・に・ てーがとどく・ 年・に・ なっ・ても・た。」◆慣用的表現でない場合は、例えば「天井・に・ てー・が・ とどい・た。」⇒て()でる〕

てがはなれる〔てーがはなれる〕【手が離れる】《動詞・ラ行下一段活用》 子どもが大きくなって、世話がいらなくなる。「子ども・の・ てーがはなれ・た・ので・ パート・に・ 行っ・て・ 働く。」◆慣用的表現でない場合は、例えば「ピアノ・から・ てー・が・ はなれる。」

てがふさがる〔てーがふさがる〕【手が塞がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①していることがあって、他のことができない。「今・は・ てーがふさがっ・とる・さかい・ その・ 仕事・は・ 引き受け・られ・へん。」②手に持っているものがあって、他のものが持てない。「てーがふさがっ・とる・ので・ その辺・に・ 置い・とい・てください。」

てがみ【手紙】《名詞》 ①封書で書き送る郵便物。「てがみ・は・ 80円・や。」「友達・から・ ひさしぶりに・ てがみ・が・ 来・た。」②用件や安否などを書いて、人に渡すもの。「メモ・の・ てがみ・を・ 机・の・ 上・に・ 置い・とく。」

てがら【手柄】《名詞》 人に賞賛されるような、立派な働き。「これ・は・ あんた・の・ てがら・や。」

てがる【手軽】《形容動詞や》 労力、時間、金銭などの負担が少なくて、簡単でたやすい様子。「てがるに・ 入(はい)・れる・ 食いもん屋」

てき【敵】《名詞》 ①戦争、競争、試合などで、戦ったり争ったりする相手。「てき・と・ 味方・に・ 分かれ・て・ 競争する。」②恨みを持つ相手。「てき・を・ とことん・ やっつけ・な・ 気・が・ すま・ん。」〔⇒かたき〕

でき【出来】《名詞》 ①完成したものの良し悪し。「でき・の・ 悪い・ 野菜」②完成するまでの度合い。「一週間・で・ どれ・ぐらい・の・ でき・まで・ いき・まし・た・ん・か。」〔⇒でけ。⇒できあがり、でけあがり、できばえ、でけばえ〕

できあがり【出来上がり】《名詞》 ①完成したものの良し悪し。「なかなか・ 格好(かっこ)・の・ えー・ できあがり・や。」「できあがり・は・ もひとつや。」②完成した状態。「できあがり・の・ 大きさ・は・ どのぐらい・に・ なる・ん・やろ。」⇒でけあがり、でき、でけ、できばえ、でけばえ〕

できあがる【出来上がる】《動詞・ラ行五段活用》 すっかり完成する。「新しい・ 校舎・が・ できあがっ・た。」〔⇒でけあがる〕

できごころ【出来心】《名詞》 その場面や状況の中で、ふと浮かんだ悪い考え。「なんぼ・ できごころ・や・ 言()ー・た・かて・ 人・の・ もの・を・ 盗ん・だら・ あか・ん。」〔⇒でけごころ〕

できごと【出来事】《名詞》 世の中で起こるさまざまなこと。不意に起こること。「十年前・の・ できごと・を・ 思い出す。」〔⇒でけごと〕

できそこない【出来損ない】《名詞、形容動詞や》 ①うまく出来上がっていないこと。うまく出来上がっていないもの。「できそこない・の・ 胡瓜・で・ 恰好(かっこ)・が・ 悪い・ねん・けど・ 食べ・てくれる・か。」②性格などが円満でない人。「あの・ できそこない・が・ また・ おかしな・ こと・を・ 言い始め・た。」〔⇒でけそこない〕

できた【出来た】《連体詞》 ①心の優しい。心の細やかな。人柄などが円満である。「親・が・ よー・ できた・ 人・やっ・た・さかい・ 子ども・も・ 落ち着い・て・ 育っ・とる。」②組み立てられた。仕組まれた。「前もって・ できた・ 話・に・ なっ・とっ・た・みたいや。」〔⇒でけた〕

できたて【出来立て】《名詞、形容動詞や》 できたばかりのもの。できたばかりの状態。「できたて・の・ 饅頭」〔⇒でけたて、でけでけ、できでき〕

できでき【出来出来】《名詞、形容動詞や》 できたばかりのもの。できたばかりの状態。「できできの・ 建物」〔⇒でけでけ、できたて、でけたて〕

てきとう〔てきとー〕【適当】《形容動詞や》 ①ある目的や状況にうまく当てはまる様子。「てきとーな・ 大きさ・の・ 箱」②物事が中途半端である様子。投げやりである様子。その場しのぎである様子。でたらめだ。粗略だ。「てきとーな・ こと・を・ 言()ー・て・ ごまかし・たら・ 許さ・へん・ぞ。」〔⇒ええかげん〕

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2014年4月25日 (金)

放射状に歩く(125)

海岸沿いに白浜の宮まで②

 

 西に向かって歩くにつれて、自然の渚がなくなります。明石市の西端の二見町から、埋め立ての海岸が始まります。加古郡播磨町から加古川市にかけての海岸はすべて埋め立て地になっています。加古川が播磨灘に流れ入るところまでは、海岸線はすべて工場用地です。加古川を渡った西側の高砂市の海岸も同様です。

 自然の海岸が残されているのは、明石市の明石港から、二見町(人工島)の手前までです。自然の海岸と言っても、養浜事業によって手が加えられていますが、それにしても、自由に海岸線を歩けるところは少なくなっています。

 瀬戸川の河口から東の方を振り返ります(写真番号①、撮影時刻8時52)。防潮堤の外側は、海岸に降りて、水の親しむことができるようになっています。

 河口の西側は整備されて、ちょっとした休憩施設(②、8時52)が作られています。目の前の海に、杭のように立ち並んでいる(③、8時52)のは、もともとあった波止(小さな突堤)のあとです。今は干潮ですが、満潮になると杭のようなものは隠れてしまう状態になります。

 再び小さな漁港(④、8時54)があります。魚住町西岡です。そして、漁港の西側からは海岸が公園のように整備されています(⑤、8時56)。海岸の水に触れることもできます。目の前に二見人工島が迫ってきて、東二見橋のカーブが見えてきます(⑥、8時58)。貴重な海岸線が、このあたりで終わります。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(475)

「明石日常生活語辞典…て」()

 

テーブル〔てーぶる〕【英語=table】《名詞》 洋室などで用いる、脚の長い机。「食事・を・ する・ てーぶる」

ておくれ【手遅れ】《名詞、形容動詞や》 手当や処置などが遅れて、回復などの見込みがなくなること。「締め切り・が・ 済ん・だ・さかい・ もー・ ておくれや。」

でおくれる【出遅れる】《動詞・ラ行下一段活用》 何かをし始めるのが遅くなる。他の人よりも始めるのが遅くなる。「田圃・の・ 仕事・を・ する・の・が・ でおくれ・た。」

ておくれる〔でおくれる〕《補助動詞・ラ行下一段活用》 相手に何かを要請したり懇願したりするようなときに使う言葉。「すん・まへ・ん・が・ 許し・ておくれ・ん・か。」〔⇒ておくんなはる〕

ておくんなはる〔でおくんなはる〕《補助動詞》 ①相手に何かを要請したり懇願したりするようなときに使う言葉。◆「ておくれる」よりも丁寧な言い方である。「もー・ ちょっと・だけ・ 待っ・ておくんなはれ。」②相手の行為に敬意を表して言うときに使う言葉。「良()ー・ 話・を・ 持っ・ておくんなはっ・た。」⇒ておくれる〕

ておち【手落ち】《名詞》 行為や手続きなどに、ぬかりがあること。すべきことをしていないこと。「あんた・の・ ておち・や・さかい・ 人・の・ せー・に・ し・たら・ あか・ん・よ。」

ておます〔でおます〕《補助動詞・サ行五段活用》 断定の意味を、丁寧な言い方で表現する助動詞「です」「だす」を、さらに丁寧に、相手に対する敬意を込めて表現する言葉。「そー。その・ 通り・でおます。」「その・ こと・は・ 昨日・ 言()ー・ておます。」〔⇒てがいます〕

てがあく〔てーがあく〕【手が空く】《動詞・カ行五段活用》 ①仕事の区切りがつく。暇になる。「てーがあい・て・から・ 電話・を・ かける。」②手に持っている物がなくなる。「荷物・を・ 渡し・たら・ てーがあい・た。」

てがいます〔でがいます〕《補助動詞・サ行五段活用》 断定の意味を、丁寧な言い方で表現する助動詞「です」「だす」を、さらに丁寧に、相手に対する敬意を込めて表現する言葉。◆「ておます」よりも「てがいます」の方が、やや丁寧さが強いと感じられる。「これ・が・ うち・の・ 息子・でがいます・ねん。」〔⇒ておます〕

てがかかる〔てーがかかる〕【手が掛かる】《動詞・ラ行五段活用》 世話や援助が必要である。世話や援助に時間・労力を費やす。「子ども・に・ てーがかかる。」「新米さん・は・ 一人前・に・ なる・まで・ てーがかかる。」 

てがかり【手掛かり】《名詞》 解決するためや、ものごとを行うための糸口となるもの。「てがかり・を・ 探す。」

てがき【手書き】《名詞、動詞する》 印刷文字などによらないで、肉筆で書くこと。「てがき・の・ 年賀状・が・ 少(すけ)の・ なっ・た。」

でがけ【出がけ】《名詞》 ①出かけようとするとき。「でがけ・に・ 玄関・で・ こけ・た。」②出かけたすぐ後。「でがけ・に・ 郵便局・に・ 寄る。」〔⇒でしな〕

でかける【出かける】《動詞・カ行下一段活用》 ①出ていく。出ていっていて、ここにはいない。「家内・は・ でかけ・て・ 留守・です。」②出ていこうとする。出ていく動作を始める。「でかけ・たら・ ちょーど・ その・ 時・に・ 電話・が・ 鳴っ・た。」

てがこむ〔てーがこむ〕【手が込む】《動詞・マ行五段活用》 仕事や細工が綿密で、入念である。「てがこん・だ・ 編み方」

でかせぎ【出稼ぎ】《名詞、動詞する》 生活している土地を離れて、ある期間、よその土地で働くこと。「酒蔵・の・ 蔵人(くらびと)・に・は・ 丹波・から・の・ でかせぎ・の・ 人・が・ おっ・て・や・ねん。」

てがたる〔てーがたる〕【手が足る】《動詞・ラ行五段活用》 人手がじゅうぶんである。仕事量に応じた人数が集まっている。◆「てがたらん」という打ち消しの形で使われることが多い。「注文・が・ ぎょーさん・ ある・けど・ てーがたらん・さかい・ 作ら・れ・へん・ねん。」

()でる〔てー()でる〕【手()出る】《動詞・ダ行下一段活用》 ①頃合いな値段で買いやすい。なんとか買える状態になる。「安月給・で・は・ そんな・ 高い・ もん・に・は・ 買い・とー・ても・ てーがでー・へん。」②つい買おうとする気持ちになる。「通信販売・の・ カタログ・を・ 見・とっ・たら・ てーがで・てまう。」③取り組み方などがわかるので、行おうとする。「やり方・が・ わから・へん・さかい・ てーがでーへん。」◆①③は「てがでん」「てがでえへん」という打ち消しの形で使われることが多い。◆慣用句でない場合は、例えば「寒ー・て・ ふところ・から・ てーが・ でー・へん。」⇒てがとどく〕

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2014年4月24日 (木)

放射状に歩く(124)

海岸沿いに白浜の宮まで①

 

 2013(平成25)4月1日に海岸線に沿って東に向かって須磨まで歩いたときから、数えて10回目の「放射状に歩く」です。いよいよ最終回になりました。今回は海岸線に沿って西に向かいます。

 2014(平成26)4月24日、自宅出発は8時20分、快晴です。海岸に沿って防潮堤が作られている道路を歩きます。防潮堤は、人の背の高さを超えていますが、しだいに低くなっていきます。道路がそれだけ高くなっていっているのです。顔より低くなったところ(写真番号①、撮影時刻8時29)で、ようやく海岸線が見えるようになります。

 明石市大久保町から魚住町に変わって、魚住町中尾の漁港(②、8時37)があります。道路のすぐ傍まで、漁船が引き上げられています。

 住吉神社の南側を通ります(③、8時39)。北側が正面になっている神社ですが、海に向かっても鳥居が建てられています。近在では最大の初詣客を集める神社です。住吉神社は海の神様でもありますが、目の前は播磨灘です。

 神社を過ぎても、海岸の道路は続いています(④、8時40)。このあたりは車の乗り入れが禁止されていますから、出会うのは歩く人、走る人、自転車、そして時にはバイクです。

 瀬戸川の河口に突き当たったところで、道はすこし遡って、住吉小橋(⑤、8時49)を渡ります。この橋の上流側に住吉橋があって車も通りますが、こちらは人専用の橋です。瀬戸川は小さな流れです(⑥、8時49)が、河口には砂州ができています。橋を渡ってすぐに下流に向かいます。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(474)

「明石日常生活語辞典…て」(2)

てあみ【手編み】《名詞、動詞する》 毛糸などを、機械を使わず手で編むこと。また、手で編んだもの。「てあみ・の・ 首巻き・を・ 貰(もろ)・た。」■対語=「きかいあみ」

ていか〔てーか〕【定価】《名詞》 ある商品に付けられた、定められた価格。「てーか・の・ 二割引・で・ 売る。」

ていき〔てーき〕【定期】《名詞》 ①乗り物などで、一定の期間は自由に利用できるように定めた券。「神戸・まで・の・ てーき・を・ 持っ・とる・ねん。」「駐車場・を・ 一月・ずつ・の・ てーき・で・ 借っ・とる。」②期間を定めて預かる預金。「一年・の・ てーき・で・ 預け・た。」

ていきゅうび〔てーきゅーび〕【定休日】《名詞》 会社・商店などで決めている、業務を行わない日。「せっかく・ 買い・に・ 行っ・た・のに・ てーきゅーび・で・ 閉まっ・とっ・た。」

ていさい〔てーさい〕【体裁】《名詞》 ①外から見たときの様子や形。「どんな・ てーさい・の・ 品物(しなもん)・でっ・か。」②他人から見られたときの格好や様子。世間からの評判。見栄え。「ちょっと・ 小(こ)もー・て・ てーさい・が・ 悪い。」〔②⇒なり〕

ていじ〔てーじ〕【定時】《名詞》 決められた時刻。特に、勤務の開始や終了の時刻。「仕事・を・ てーじ・で・ 終わる。」

ていしゅ〔てーしゅ〕【亭主】《名詞》 一家の主人。夫婦のうち、男の人。「うち・の・ てーしゅ・は・ 酒・が・ 好きや。」〔⇒おっと〕

ていせい〔てーせー〕【訂正】《名詞、動詞する》 間違いを正しく改めること。「線・を・ 引ー・て・ てーせーする。」 

ていてつぼう〔てーてつぼー〕【低鉄棒】《名詞》 校庭に設けられている鉄棒のうち、低い高さのもの。「てーてつぼー・で・ 逆上がり・の・ 稽古・を・ する。」■対語=「こうてつぼう」

ていでん〔てーでん〕【停電】《名詞、動詞する》 電気の送電が止まること。また、それによって電灯が消えること。「昔・は・ 毎日・の・よーに・ てーでんし・た・ こと・が・ あっ・た。」

ていど〔てーど〕【程度】《名詞》  ①ものごとの程合い。「あいつ・は・ 口・が・ 悪い・さかい・ 上品さ・の・ てーど・が・ あら・へん。」②おおよその数値。「プレゼント・は・ 五百円・ほど・の・ てーど・で・ 良(え)ー・やろ。」「三日間・てーど」〔①⇒ど〕

ていねい〔てーねー、てーね〕【丁寧】《形容動詞や》 ①心がこもっていて、丁寧であったり親切であったりする様子。「てーねー・な・ 手紙・を・ 貰(もろ)・た。」②注意深く念入りである様子。「てーねーに・ 細かく・ 調べ・てくれ・た。」「てーねーに・ 字ー・を・ 書く。」

ていねん〔てーねん〕【定年】《名詞、動詞する》 会社などで、退職するように決められている年齢。また、その年齢で退職すること。「てーねん・の・ 後・も・ 働かし・てくれる。」「あんた・は・ 年・ なんぼ・で・ てーねんし・た・ん・や。」

でいり【出入り】《名詞、動詞する》 ①建物や施設などに出ることと入ること。「車・の・ でいり・が・ 多い。」②金銭の出し入れ。収入と支出。「子ども・が・ 学校・へ・ 行く・よーに・ なっ・て・ でいり・が・ 多(お)ー・ なっ・た。」

ていりゅうしょ〔てーりゅーしょ、てーりゅーじょ〕【停留所】《名詞》 バスや市内電車などが止まるように決まっている場所。「市電・の・ てーりゅーしょ・の・ すぐ・ そば・に・ ある。」

ている〔でいる〕《補助動詞》 ものごとが継続している様子を表す言葉。「店・が・ 閉まっ・ている。」「本・を・ 読ん・でいる。」〔⇒とる、ておる〕

ていれ【手入れ】《名詞、動詞する》 良い状態を保持するために、直したり、綺麗にしたり、世話をしたりすること。「庭・の・ 花・の・ ていれ・が・ 私・の・ 日課・です。」 

テープ〔てーぷ〕【英語=tape】《名詞》 ①紙や布などで作った、幅が狭くて長い紐。「舞台・に・ 向かっ・て・ てーぷ・を・ ほり投げる。」「運動会・で・ 一番・の・ てーぷ・を・ 切る。」②セロファンなどでできた、紐状の接着用素材。「封筒・を・ てーぷ・で・ とめる。」③合成樹脂の表面に磁性物質を塗って、録音・録画などのために使う紐状の素材。「てーぷ・が・ 録音機・に・ 巻き付い・た。」

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2014年4月23日 (水)

放射状に歩く(123)

加古川・宝殿を経て、曽根へ⑪

 

 北には高御位(たかみくら)山の姿が見えます(写真番号①、撮影時刻1337)。標高は300メートル余りですが、姿の美しい山です。播磨富士と呼ぶ人もいます。

 このあたりは阿弥陀町阿弥陀(②、1338)という地名です。なんとも有り難い地名だと思います。

 少し歩くと鹿島口(③、1344)という交差点があります。鹿島神社への入り口です。鹿島神社は受験の神様として知られています。私も、大昔のことになりますが、高校受験の時だったと思いますが、母と一緒に歩いたことを憶えています。加古川から乗ったバスを鹿島口で降りて、そこからかなり距離があるのですが、歩きました。今も受験生で賑わうところです。なお、さきほど見えた北山鹿島神社とは別の社です。

 さて、しばらく進んでから、国道を南に折れて、JR曽根駅へ行きます。今日の終着点です。曽根駅は、周辺の駅が建て替えられていく中で、古い面影を伝えている、稀少な駅です(④、1357)。幹線の駅とは思えないほどのたたずまいです。曽根駅の一つ先はもう姫路市です(⑤、1406)

 歩き始めてからちょうど6時間。3万2000歩余り、およそ21㎞の距離です。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(473)

「明石日常生活語辞典…て」(1)

て〔てー〕【手】《名詞》 ①体の肩から左右に出ている部分。「てー・を・ 上・に・ 上げる。」②手首から先の部分。「てー・を・ たたい・て・ 拍子・を・ とる。」③道具などの本体から分かれ出ている取っ手。「てー・の・ つい・た・ 鍋」④仕事をする人や労力。「仕事・が・ いっぱい・ あっ・て・ てー・が・ 足ら・ん。」⑤ものごとを行うときの手間。「てー・の・ かかる・ ややこしー・ 仕事・や・なー。」⑥ものごとの腕前。技量。「てー・が・ 上がっ・た。」⑦相手などとのつながり。関係。「てー・を・ 切る。」⑧ものごとを行う手段ややり方。「うまい・ てー・が・ ない・やろ・か。」〔①②⇒てて〕

て〔で〕【手】《名詞などにつく接尾語》 ①方向・方面を表す言葉。「下(した)て・に・ 出・て・ 話・を・ する。」「浜て・の・ 方・に・ 公園・が・ ある。」「山て」「右て」「左て」②程度や状態を表す言葉。「古て・の・ 手袋・を・ はく。」「二番て・の・ 選手」「安で・の・ 野菜」

て〔で〕《接続助詞》 ①事柄を並べて、それらが次々と起こったり行われたりしていることを表す言葉。「食べ・て・ 飲ん・で・ 大騒ぎ・を・ し・た。」②ある事柄が終わって、次のことにつながることを表す言葉。「走っ・て・ 間に合(お)ー・た。」③方法や手段を表す言葉。「叩い・て・ 割る。」

て〔で〕《副助詞》 相手や第三者に対する敬意を表すときに使う言葉。「そこ・に・ おっ・て・の・ 人・は・ どなた・です・か。」◆一般に「てや敬語」と言われていて、「先生・が・ 来・て・やっ・た。」のような使い方も多いが、必ずしも「て」に「や」が接続する必要はない。

で〔でー〕【出】《名詞》 ①その人の生地や出身校。「あんた・は・ どこ・の・ でー・です・か。」「わし・は・ 姫路・の・ でー・や。」「大学・でー・でも・ 役・に・ 立た・ん・ やつ・が・ おる。」②出ること。顔を見せること。「月・の・ でー・が・ 遅なっ・た。」「インキ・の・ でー・が・ 悪い。」「会社・は・ 9時・から・の・ でー・や。」

で《格助詞》 ①場所を表す言葉。「図書館・で・ 借(か)っ・た。」「学校・で・ 勉強する。」②方法や、用いた道具などを表す言葉。「ボールペン・で・ 書い・た。」「クレヨン・で・ 塗る。」③材料・原料などを表す言葉。「小麦粉・で・ ケーキ・を・ 作る。」「金・で・ メッキする。」④理由・原因などを表す言葉。「台風・で・ 臨時休校・に・ なる。」⑤数量を表す言葉。「電車・やっ・たら・ 一時間・で・ 着く。」

で〔でー〕《終助詞》 念を押したり、呼びかけたりするときに使う言葉。「ここ・に・ おます・で。」◆「ぜ」にも、「で」にも聞こえる。〔⇒ぜ〕

で〔でー〕《動詞の連用形につく接尾語》 そうする甲斐や手応えなどがあることを表す言葉。そうするためにはかなりの負担や努力が要ることを表す言葉。「食いで・の・ ある・ 芋」「読みで・の・ ある・ 本」「世話・の・ しで・の・ ある・ 人」「この頃・は・ 一万円札・は・ 使いで・が・ ない。」〔⇒がい〕

てあし【手足】《名詞》 ①体の肩から左右に出ている部分と、骨盤より下の部分。広くは、からだ全体を指すこともある。「てあし・が・ 動く・ 間・は・ 働く・ つもり・や。」「年・ とっ・て・ てあし・が・ 不自由に・ なっ・てき・た。」②手首から先の部分と、足首から先の部分。「てあし・が・ 冷たい・さかい・ こたつ・に・ 入る。」③動物の4本の足。「亀・が・ てあし・を・ ばたばたと・ さし・とる。」

であし【出足】《名詞》 ①ものごとを始めるときの速さや意気込みなど。「であし・は・ よかっ・た・ん・や・けど・ 途中・で・ 追い抜か・れ・ても・た。」②人々が外出したり、どこかの場所へ出かけたりする様子や、その人数。「お客さん・の・ であし・が・ 多い。」

てあたりしだい【手当たり次第】《副詞に》 区別などをしないで、手に触れるものや、近くにあるものは何でも。「カタログ・ 見・とっ・たら・ てあたりしだいに・ 買い・とー・ なる。」〔⇒なんでもかんでも〕

てあて【手当】《名詞、動詞する》 病気や怪我を治すために処置を施すこと。「血ー・を・ 止める・ てあて」

てあて【手当】《名詞》 ①働いたことへの報酬として支払う賃金。「人・を・ 雇(やと)ー・たら・ てあて・の・ 心配・を・ せ・ん・ならん。」②賃金他に、それぞれの名目で支払うお金。「通勤・の・ てあて」「扶養家族・の・ てあて」

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2014年4月22日 (火)

放射状に歩く(122)

加古川・宝殿を経て、曽根へ⑩

 

 高砂市に入ります(写真番号①、撮影時刻1248)。とは言え、このあたりは加古川市と高砂市が入り組んだ形になっています。このあたりは米田町ですが、合併に際して、米田町は両市に別れて入りましたので、どちらの市にも米田町があります。近年まで宝殿中学校は加古川市と高砂市の組合立として運営されてきました。

 国道2号がJRを越えるために、しだいに坂道になって、右にカーブしていきます(②、1300)。直角に近い形でJRを越えて(③、1303)北側に出ます。

 下っていったところで法華山谷川(④、1309)を渡ります。細い流れです。

 しだいに田園風景が広がるようになって、北山鹿島神社の鳥居が見えます(⑤、1327)。南側には、国道と直角に桜並木が続いているのが見えます(⑥、1333)。鹿島川の桜並木は高砂市の花の名所でもあります。山陽電気鉄道・曽根駅の方に続いています。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(472)

「明石日常生活語辞典…つ」(15)

つるってん《形容動詞や》 表面に凹凸がなく、滑らかな様子。「つるってん・の・ お面・を・ かぶる。」〔⇒つるってんぴーか〕

つるってんぴいか〔つるってんぴーか〕《形容動詞や》 ①表面に凹凸がなく、滑らかな様子。「つるってんぴーかの・ 花瓶・や・さかい・ 落とし・そーや。」②光沢があって輝いている様子。「磨い・たら・ つるってんぴーかに・ なっ・た。」〔①⇒つるってん。②⇒つるつる、つるんつるん〕

つるつる《名詞》 饂飩・蕎麦などの麺類。「つるつる・ 作っ・た・けど・ 食べ・へん・か。」◆幼児語。〔⇒つうつう〕

つるつる《形容動詞や》 ①光沢があって輝いている様子。「廊下・を・ つるつるに・ 磨く。」②動きが滑らかで、滑りやすい様子。「廊下・が・ つるつるで・ 滑り・そーや。」③うどん・蕎麦などを、滑らかに飲み込む様子。「ところてん・を・ つるつると・ 食う。」〔⇒つるんつるん。①⇒つるってんぴいか〕

つるんつるん《形容動詞や》 ①光沢があって輝いている様子。「鏡・を・ つるんつるんに・ 磨く。」②動きが滑らかで、滑りやすい様子。「道・が・ 凍っ・て・ つるんつるんに・ なっ・とる。」③うどん・蕎麦などを、滑らかに飲み込む様子。「蕎麦・を・ つるんつるんと・ 飲み込む。」〔⇒つるつる。①⇒つるってんぴいか〕

つるつるする《動詞・サ行変格活用》 饂飩・蕎麦などを、飲み込むようにして食べる。「噛ま・んと・ つーつーし・て・ 食べ・なはれ。」〔⇒つうつうする〕

つるはし【鶴嘴】《名詞》 両方の先端が鶴のくちばしのように細くとがっている、堅い土などを掘り崩すときに使う道具。「つるはし・で・ 堅い・ 土・を・ 掘る。」

つるべ【釣瓶】《名詞》 井戸から水を汲み上げるために、綱や長い竿の先に付けた桶。「つるべ・で・ 汲ん・だ・ 水・で・ 顔・を・ 洗う。」〔⇒つぶれ〕

つるむ《動詞・マ行五段活用》 動物が交尾する。「とんぼ・が・ つるん・で・ 飛ん・どる。」〔⇒さかる〕

つるん《副詞と》  ①表面に凹凸がなく、滑らかな様子。「つるんと・ し・た・ 頭・の・ 人」②滑らかに抜け落ちる様子。滑ったり滑り落ちたりする様子。「つるんと・ 手ー・から・ 抜け・て・ 落ち・た。」「バナナ・の・ 皮・を・ 踏ん・で・ つるんと・ 滑っ・た。」〔⇒つるっ〕
つれ【連れ】《名詞》 一緒に行動する人。「つれ・と・ はぐれ・てしも・た。」

つれだつ【連れ立つ】《動詞・タ行五段活用》 何人かで一緒に出かける。「つれだっ・て・ 花見・に・ 行く。」〔⇒つんだつ〕

つれしょんべん【連れ小便】《名詞、動詞する》 一人が小便をすると、仲間も引かれて同じように小便をすること。「お前・が・ する・なら・ わし・も・ つれしょんべんする・わ。」

つれる【連れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①一緒に出かける。「子ども・を・ つれ・て・ 遊園地・へ・ 行く。」②子守をする。「一時間・ほど・ この・ 子・を・ つれ・とっ・てほしー・ねん」

つれる【釣れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①魚などが釣り上げられる。「大きー・ あぶらめ・が・ つれ・た。」②釣果が上がる。「つれる・ 所・は・ どの・ 辺・やろ・か。」

つわ【唾】《名詞》 口の中に出る消化液。「扁桃腺・で・ つわ・が・ 喉・に・ ひっかかる。」〔⇒つば〕

つんだかつんだか【積んだか積んだか】《形容動詞や》 積み重なっている様子。積み上げている様子。「脱い・だ・ シャツ・を・ つんだかつんだかに・ し・とる。」「集め・た・ ごみ・が・ つんだかつんだかで・ 崩れ・そーや。」

つんだつ【連ん立つ】《動詞・タ行五段活用》 何人かで一緒に出かける。「みんな・で・ つんだっ・て・ 行き・まほ。」〔⇒つれだつ〕

つんつん《副詞と、動詞する》 不機嫌で無愛想な様子。とりつくことができないような様子。「つんつんし・て・ 返事・も・ ろくに・ せ・ん・ やつ・や。」

つんぼ《名詞》 ①耳が聞こえないこと。聴覚に障害がある人。「年・を・ とっ・て・ つんぼ・に・ なっ・た。」②感覚が十分に働かないこと。「風邪・ ひー・て・ 鼻・が・ つんぼ・に・ なっ・とる。」

つんりゃい【釣り合い】《名詞》 重さ、強さ、力などが同じ程度で、どちらにも偏っていないこと。「あんた・が・ そないに・ 寄付・を・ し・たら・ みんな・と・ つんりゃい・が・ とれ・へん。」〔⇒つりあい〕

つんりゃう【釣り合う】《動詞・ワア行五段活用》 重さ、強さ、力などが同じ程度で、どちらにも偏っていない状態になっている。「二人・の・ 力・は・ つんりょー・とる。」〔⇒つりあう〕

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2014年4月21日 (月)

放射状に歩く(121)

加古川・宝殿を経て、曽根へ⑨

 

 国道2号が緩やかな坂にかかって、加古川の流れ(写真番号①、撮影時刻1209)に出ます。兵庫県内随一の河川です。長さ96㎞ですが、支流の数が多いのです。東播磨、丹波南西部、神戸市の六甲山北側などを流域にして、その面積は1730平方キロに及びます。

 加古川橋から上流を見る(②、1212)と、JR山陽本線の橋が横たわっています。川には中州もありますが、両岸は整備されて(③、1215)、堤防内に道路も作られています。

 川を渡ると、ニッケの略称で知られる日本毛織の印南工場(④、1223)があります。1896(明治29)に神戸に設立された会社で、現在も毛織物で国内トップクラスです。加古川左岸にあった加古川工場は大規模商業施設に再開発されましたが、加古川右岸の印南工場は操業を続けています。ノコギリ型の屋根(⑤、1224)1919(大正8年)竣工という歴史の古さを感じさせます。

 国道を歩き続けるとJR宝殿駅の駅近く(⑥、1245)を通り過ぎます。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(471)

「明石日常生活語辞典…つ」(14)

つりあう【釣り合う】《動詞・ワア行五段活用》 重さ、強さ、力などが同じ程度で、どちらにも偏っていない状態になっている。「右・と・ 左・の・ 重さ・が・ つりおー・とる。」〔⇒つりやう〕

つりがき【釣書】《名詞》 縁談のために、本人の略歴や親族などについて書いたもの。「写真・と・ つりがき・を・ 預かっ・てき・まし・てん。」

つりがね【釣り鐘】《名詞》 金属でできており、時を知らせるなどの目的で、寺などに吊してある大きな鐘。「つりがね・を・ つく。」〔⇒かね〕

つりかわ【吊革】《名詞》 電車・バスなどで、立っている乗客がつかまるために吊してあるもの。「ひょろけ・て・ つりかわ・に・ つかまっ・た。」〔⇒つりわ〕

つりこまれる【釣り込まれる】《動詞・ラ行下一段活用》 周りの人の言葉や行動に引き入れられる。「面白ー・て・ 話・に・ つりこまれ・てしも・た。」

つりざお【釣り竿】《名詞》 魚を釣るために使う細い棒状のもの。「つりざお・を・ 持っ・て・ 池・へ・ 行く。」〔⇒さお〕

つりせん【釣り銭】《名詞》 受け取るべき額以上の金銭で支払いを受けたときに、相手に戻す差額の金銭。「つりせん・に・ 小銭・が・ 要る。」〔⇒つり〕

つりばし【吊り橋】《名詞》 橋桁を設けないで、両岸から張り渡した綱に吊してある橋。「つりばし・が・ 揺れ・て・ 恐い。」

つりばり【釣り針】《名詞》 魚を釣るのに使う、先の曲がった針。「魚・の・ 口・に・ つりばり・が・ つい・とる。」〔⇒はり〕

つりぼし【吊り干し】《名詞》 大根などを切って、冷えた空気の戸外に吊って干したもの。「つりぼし・に・ し・たら・ ひしぼっ・ても・た。」

つりやい【釣り合い】《名詞》 重さ、強さ、力などが同じ程度で、どちらにも偏っていないこと。「つりやい・の・ とれ・る・ 家・と・の・ 縁談」〔⇒つりあい〕

つりやう【釣り合う】《動詞・ワア行五段活用》 重さ、強さ、力などが同じ程度で、どちらにも偏っていない状態になっている。「力・が・ つりよー・て・ 綱引き・の・ 勝負・が・ つか・へん。」〔⇒つりあう〕

つりわ【吊り輪】《名詞》 電車・バスなどで、立っている乗客がつかまるために吊してあるもの。「つりわ・が・ 高(たこ)ー・て・ 子ども・に・は・ 届か・へん。」〔⇒つりかわ〕

つる【鶴】《名詞》 吉祥であると考えられている、首と脚が長くて、水辺にいる大きな渡り鳥。「つる・は・ 長生き・を・ する。」

つる【蔓】《名詞》 植物の茎などが長く伸びて、木に巻き付いたり、地面を這ったりするもの。「朝顔・の・ つる・が・ 日に日に・ 延び・てき・た。」

つる【釣る】《動詞・ラ行五段活用》 ①糸に針を付けて、魚を捕る。「鯛・を・ つる。」②引っかけて上に上げる。「落とし・た・ 帽子・を・ 竿・で・ つる。」③興味を引くようなものを見せたりして、相手を引きつける。おびき寄せたり誘い出したりする。「うまい・ もの・で・ つったら・ 人・が・ ぎょーさん・ 集まっ・た。」

つる【吊る】《動詞・ラ行五段活用》 ①上からぶらさげる。「軒・に・ 風鈴・を・ つる。」②高いところに、渡しかける。「棚・を・ つる。」「橋・を・ つる。」

つる《動詞》 筋肉が引っ張られて収縮する。「水泳し・とっ・て・ 足・が・ つっ・た。」〔⇒ひきつる〕

つるし【吊るし】《名詞》 ①店頭に吊して売っている衣服。既製の衣服。「安物・の・ つるし・を・ 買(こ)ー・て・ 着・とる・ねん。」②甘くするために、渋柿の皮をむいて干したもの。「赤い・ つるし・を・ 食べる。」〔②⇒つるしがき、ほしがき〕

つるしがき【吊るし柿】《名詞》 甘くするために、渋柿の皮をむいて干したもの。「つるしがき・の・ 柿串」〔⇒つるし、ほしがき〕

つるっ《副詞と》 ①表面に凹凸がなく、滑らかな様子。「つるっと・ し・た・ 瀬戸物(せともん)・の・ 茶碗」②滑らかに抜け落ちる様子。滑ったり滑り落ちたりする様子。「手ー・が・ つるっと・ 滑っ・て・ スプーン・を・ 落とし・た。」「靴・が・ 滑っ・て・ つるっと・ ひっくり返っ・た。」〔⇒つるん〕

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2014年4月20日 (日)

放射状に歩く(120)

加古川・宝殿を経て、曽根へ⑧

 

 教信寺から西国街道を進むと、県指定文化財の宝印塔(写真番号①、撮影時刻1122)があります。和泉式部の墓という言い伝えがあるようです。塔(②、1122)はずいぶん大きなものです。

 西へ進むと加古川市の中心部が近づいてきますが、別府川(③、1134)の小さな流れを渡ります。西国街道から国道2号に出て、それを歩きます。

 ビルなども増えて中心市街地(④、1152)になります。JR加古川駅から真っ直ぐに延びた道(⑤、1154)にも出会いますが、駅には寄らずに進みます。

 市立の加古川公民館(⑥、1200)が道の南側にあります。この建物は古き良き時代を伝えるものでしたが、老朽化のために建て替えられました。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(470)

「明石日常生活語辞典…つ」(13)

つや【艶】《名詞》 ①表面が滑らかで光っていること。光沢。「つや・の・ ある・ 林檎」②若々しく、弾力や張りがあること。「顔・に・ つや・が・ ある。」〔①⇒ひかり〕

つやつや【艶々】《副詞と、形容動詞や、動詞する》 光沢や弾力があって美しい様子。「つやつやし・た・ 葉」

つゆ【梅雨】《名詞》 六月から七月にかけて降り続く雨。また、その時期。「今年・は・ つゆ・が・ 長い・なー。」

つゆ【露】《名詞》 空気中の水分が冷えて、細かい水滴になって、ものの表面についたもの。「窓ガラス・に・ つゆ・が・ つい・とる。」 

つゆ【汁】《名詞》 ご飯に添える、味噌汁や吸い物。「つゆ・に・ 豆腐・を・ 入れる。」◆「おつゆ」と言うことが多い。〔⇒しる、おつゆ、おつい、おしる〕

つよい【強い】《形容詞》 ①ものが丈夫である。耐える力がある。「つよい・ 糸・や・さかい・ なかなか・ 切れ・へん。」②力が優れていて、他に負けない。「もっと・ つよい・ チーム・に・ なら・んと・ あか・ん・がな。」③意志などがしっかりしていて、屈することがない。「気持ち・の・ つよい・ 人・が・ 成功する。」④勢いがある。激しい。程度が甚だしい。「つよい・ 風・が・ 吹い・とる。」〔⇒つおい〕■対語=「よわい」

つら【面】《名詞》 ①目・鼻・口などがある、頭の前の部分。「下・を・ 向い・て・ つら・を・ 隠し・たら・ あか・ん・ぞ。」②その時々の気持ちが表れた、顔の様子。顔つき。「つぶとい・ つら・を・ し・とる。」③生まれついて持っている顔の様子。「親・に・ もろ・た・ つら」◆①②③については、罵って言う場合に使うことが多い。④ものの表面。「二枚・の・ 板・の・ つら・が・ 合わ・いで・ 凸凹し・とる。」「右・と・ 左・の・ つら・が・ ちょっと・ 違う・ 色・に・ なっ・とる。」〔⇒かお。②⇒かおつき。③⇒かおだち〕

つらい【辛い】《形容詞》 ①我慢できないほど、気持ちが苦しい。「友達・が・ 死ん・で・ つらい・ こと・や。」②他人に対する態度などがむごい。非情だ。「子ども・に・ つろー・ 当たっ・たら・ 可哀想や。」

づらい《動詞の連用形につく接尾語》 その動作をしにくい。することが難しい。することをためらう。「言いづらい・ 話・や。」「聞きづらい・ しゃべり方・やさかい・ 困る。」

つらくる《動詞・ラ行五段活用》 上の方にあるものにくくりつけたりはさんだりして、垂れ下げる。「営業中・の・ 札・を・ つらくる。」「腰・に・ 手拭い・を・ つらくっ・て・ 歩く。」◆無造作に行っているような印象が伴う。〔⇒ぶらくる、ぶらさげる、つらさげる〕

つらさげる《動詞・ガ行下一段活用》 上の方にあるものにくくりつけたりはさんだりして、垂れ下げる。「玉葱・を・ 竿・に・ つらさげる。」〔⇒ぶらくる、つらくる、ぶらさげる〕

つらのかわがあつい《形容詞》 ものの考え方や行動の仕方が図々しい。羞恥心や反省心に欠ける。「つらのかわがあつー・て・ こんな・ こと・を・ し・ても・ 恥ずかしー・と・ 思わ・ん・ 人・や。」

つらら【氷柱】《名詞》 水の滴が氷って、軒下や岩などから垂れ下がったもの。「つらら・なんか・ めったに・ でけ・へん。」

つられる【釣られる】《動詞・ラ行下一段活用》 相手や周囲に引き込まれて、影響を受ける。誘導される。「つられ・て・ 映画・を・ 見・に・ 行っ・た。」「つられ・て・ 泣く。」

つり【釣り】《名詞、動詞する》 ①糸に針を付けて、えさなどを用いて魚を捕ること。「日曜日・に・ つり・に・ 行っ・た。」②受け取るべき額以上の金銭で支払いを受けたときに、相手に戻す差額の金銭。「千円札・を・ 出し・て・ つり・を・ もらう。」〔②⇒おつり、つりせん〕

つりあい【釣り合い】《名詞》 重さ、強さ、力などが同じ程度で、どちらにも偏っていないこと。「つりあい・が・ とれ・る・よーに・ 桶・を・ になう。」〔⇒つりやい〕

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2014年4月19日 (土)

放射状に歩く(119)

加古川・宝殿を経て、曽根へ⑦

 

 教信寺は念仏道場としても知られています(写真番号①、撮影時刻1056)。また境内の桜もよく知られていますが、今は、こぼれんばかりに満開です(②、1057)

 鐘楼(③、1057)の周りに家族連れが集まって、幼い子どもたちがはしゃいでいます。本堂(④、1059)も桜が覆い尽くして、その西側に開山堂(⑤、1101)があります。

 4月8日ですので、花祭りのような行事がありはしないかと思ったのですが、お坊さんの姿を見ることはなく、花がお寺の主役であるような感じ(⑥、1107)で、青空の下に広がっています。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(469)

「明石日常生活語辞典…つ」(12)

つむ【詰む】《動詞・マ行五段活用》 ①時間や空間の隙間がなくなる。「朝・は・ バス・の・ 時間・が・ つん・どる。」「目・が・ つん・だ・ 織物」②混み合う。「電車・が・ つん・で・ 動かれ・へん。」「切符売り場・が・ つん・で・ 長い・ 行列・に・ なっ・とる。」③将棋で王が逃げられなくなる。「もー・ 一手・で・ つんで・まう・やろ。」

つむる《動詞・ラ行五段活用》 目を閉じる。「片っ方ー・の・ 目ー・を・ つむる。」〔⇒つぶる〕

つめ【爪】《名詞》 手足の指の先にあって、皮が固く変わったもの。「足・の・ つめ・を・ 切る。」

つめ【詰め】《名詞》 瓶や穴などの口を塞ぐもの。「つめ・が・ なかなか・ 開か・へん。」「一升瓶・の・ つめ」「キルク・の・ つめ」〔⇒せん、ふた〕

つめえり【詰め襟】《名詞》 洋服の襟を立てた形のもの。「つめえり・の・ 学生服・が・ 懐かしー。」

つめきり【爪切り】《名詞》 手足の爪を挟み切るための道具。「携帯用・の・ つめきり」

つめきりそう〔つめきりそー〕【爪切り草】《名詞》 夏から秋にかけて、赤、白、黄色、紫色などの花を咲かせる、背丈の短い草。松葉牡丹。「足元・の・ つめきりそー・を・ 踏ん・だら・ あか・ん・よ。」〔⇒ちめきりそう〕

つめきる《動詞・ラ行五段活用》 ①指先や爪で、皮膚をつまんで強くねじる。「つめきら・れ・て・ あざ・が・ でけ・ても・た。」②指先でちぎる。「竹輪・を・ つめきっ・て・ 食べる。」〔①⇒ひねきる、ひねる、つねる。②⇒ちめきる、ちみきる〕

つめこむ【詰め込む】《動詞・マ行五段活用》 人やものなどを、部屋や入れ物などいっぱいに入れる。押し入れる。「一つ・の・ 教室・に・ 五十人・も・ つめこま・れ・た。」「鞄・に・ 本・を・ つめこむ。」「弁当箱・に・ ご飯・を・ つめこむ。」

つめたい【冷たい】《形容詞》 ①固体や気体の温度が低くて、触れると冷ややかな感じがする。冷えている。「つめたい・ 風・が・ 吹い・とる。」②思いやりがない。人情味に欠ける。「つめたい・ やつ・や・なー。」〔⇒つべたい、ちめたい、ちべたい。①⇒ひやこい、ひやっこい、ひやい〕■対語=①「あつい」「ぬくい」

つめぬき【詰め抜き】《名詞》 瓶などの蓋を取り除くための器具。「つめぬき・で・ 押さえ・て・ ラムネ・の・ 瓶・を・ 開ける。」〔⇒せんぬき〕

つめる【詰める】《動詞・マ行下一段活用》 ①人やものなどを、部屋や入れ物などに入れていっぱいにする。「リュック・に・ 下着・を・ つめる。」②短く縮める。「ズボン・の・ 裾・を・ つめる。」③ものを入れて塞ぐ。「破れ・た・ 穴・を・ つめる。」④挟む。「戸ー・の・ 間・に・ 指・を・ つめ・た。」⑤休みなく、かかりきりになる。「根(こん)・ つめ・て・ 働く。」

つもむ【抓む】《動詞・マ行五段活用》 ①小さなものを、箸や指で挟む。「上手に・ つもま・なんだら・ 落ちる・よー。」②手で取って食べる。「寿司・を・ つまむ。」〔⇒つまむ〕

つもり【心算】《名詞》 ①前もって考えたり、思ったりしていること。意図を持っていること。「明日・ 行く・ つもり・や。」②そうではないが、そのように考えること。事実に反する気持ち。「死ん・だ・ つもり・で・ やり直す。」「使(つこ)・た・ つもり・で・ 貯金する。」

つもりする【心算する】《動詞・サ行変格活用》 あらかじめ準備をする。準備のために工面する。「宿替えし・たい・ねん・さかい・ どこど・で・ トラック・を・ 一台・ つもりし・てくれ・へん・か。」

つもる【積もる】《動詞・ラ行五段活用》 ①細かいものが重なってたまって、かさが高くなる。「ちり・が・ つもる。」「雪・が・ つもっ・た。」②増加する。「積立貯金・が・ つもっ・て・ 百万円・に・ なっ・た。」

つや〔つーや〕【通夜】《名詞》 葬式の前に、死んだ人を偲んで、縁者が夜を明かすこと。「つや・は・ 六時・から・や。」

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2014年4月18日 (金)

放射状に歩く(118)

加古川・宝殿を経て、曽根へ⑥

 

 野口神社の桜(写真番号①、撮影時刻1045)も満開です。2本の大きな石柱には注連縄もはってあります(②、1048)が、実はこれは頼山陽の文学碑(③、1049)なのです。

 近くに松柏をめぐらした威厳に満ちた深い森を見、はるか向こうに瀬戸内の波を眺め、人を豊かにし幸福をもたらす恵みが一面に広がっていることがわかる、という意味の漢詩です。

 野口神社からほんの少し歩くと、教信寺(④、1054)があります。やはり西国街道に沿ったところです(⑤、1055)。天台宗のお寺で、沙弥教信が開き、教信の廟もあるところです(⑥、1055)

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(468)

「明石日常生活語辞典…つ」(11)

つぼ【壺】《名詞》 口が狭くて胴が丸く膨らんだ入れ物。「信楽焼・の・ 大けな・ つぼ」

つぼ【粒】《名詞》 ①小さくて丸いもの。粒子。「大けな・ つぼ・の・ 薬」②集まっているものの、一つ一つの質や大きさ。「つぼ・の・ 良(え)ー・ 林檎」〔①⇒つぶ、つぶつぶ〕

つぼみ【蕾】《名詞》 咲こうとする前に、花が開かないでふくらんでいるもの。「桜・の・ つぼみ・が・ 大きなっ・てき・た。」

つま【妻】《名詞》 ①夫婦のうちの女性の方。「あの・ 人・は・ 誰・の・ つま・なん・や。」◆自分の妻の場合は「にょーぼー」「かない」「うちの やつ」などと言うことの方が多い。②料理に添えて出す、少しの量の野菜や海藻。「刺身・の・ つま」

つまさき【爪先】《名詞》 足や履き物の先の部分。「つまさき・で・ 立っ・て・ 背伸びする。」「けつまずい・て・ つまさき・が・ 痛い。」

つまみ【抓み】《名詞》 ①つまんで持ったり回したりするようにしたところ。「鍋・の・ つまみ・を・ 持つ。」「ラジオ・の・ つまみ・を・ 回す。」②酒などを飲むときに食べる簡単な料理。「何・ぞ・ うまい・ つまみ・を・ 作っ・てんか。」

つまみぐい【抓み食い】《名詞、動詞する》 ①人に知られないようにして、こっそり食べること。「饅頭・を・ つまみぐいし・た・ん・は・ 誰・や。」②箸などを使わないで、手でつまんで食べること。「つまいぐいせ・んと・ 箸・を・ 使い・なはれ。」

つまむ【抓む】《動詞・マ行五段活用》 ①小さなものを、箸や指で挟む。「豆・を・ つまむ。」②手で取って食べる。「ビール・を・ 飲ん・で・ 南京豆・を・ つまむ。」〔⇒つもむ〕

つまようじ〔つまよーじ〕【爪楊枝】《名詞》 歯に詰まった物を取り除いたり、食べ物を差して取ったりするときに使う、小さな細い棒。「つまよーじ・で・ 歯ー・を・ せせる。」〔⇒ようじ〕

つまらん《動詞+助動詞》 ①面白くない。「つまらん・ 漫画・や。」②値打ちがない。美味しくない。「つまらん・ 物(もん)・や・けど・ 食べ・てくれ・へん・か。」③苦労に対する報いがない。「そんな・ 給料・やっ・たら・ つまらん・さかい・ やめや。」 

つまる【詰まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①穴や通路などにものが詰まって塞がっている。進もうとするところにものが詰まって先へ進めなくなる。「車・が・ つまっ・て・ 動か・へん。」②隙間や余地がないほどいっぱいになる。「体育館・に・ お客さん・が・ いっぱい・ つまっ・た。」〔②⇒つかえる〕

つみ【罪】《名詞》 法律や道徳などに背いた行い。「物・を・ 盗ん・だ・ つみ」

つみ【罪】《形容動詞や》 思いやりがなく、意地悪な様子。相手を萎れさせてしまうような様子。よくないことを引き起こす様子。「つみな・ こと・を・ し・たら・ あか・ん。」「見せびらかし・て・ やら・へん・の・は・ つみな・ こと・や。」

つみおろし【積み下ろし】《名詞、動詞する》 荷物を車や船に載せたり下ろしたりすること。「トラック・の・ つみおろし・に・ 時間・が・ かかる。」

つみかさなる【積み重なる】《動詞・ラ行五段活用》 あるものの上に、他のものが次々に高く加わる。「台風・で・ 折れ・た・ 枝・が・ つみかさなっ・とる。」■他動詞は「つみかさねる」

つみかさねる【積み重ねる】《動詞・ナ行下一段活用》 あるものの上に、他のものを次々に高く加える。「ブロック・を・ つみかさね・て・ 塀・に・ する。」■自動詞は「つみかさなる」

つみこむ【積み込む】《動詞・マ行五段活用》 車や船に荷物を載せる。「やどがえ〔=引っ越し〕・の・ 荷物・を・ つみこむ。」

つみたてる【積み立てる】《動詞・タ行下一段活用》 お金を少しずつ貯めて、だんだん増やしていく。「旅行・の・ ため・に・ つみたてる。」

つむ【積む】《動詞・マ行五段活用》 ①重ねるようにして、ものを置く。「広場・に・ ごみ・を・ つん・どく。」②まっすぐ上の方に重ねて置く。「煉瓦・を・ つん・で・ 煙突・を・ 作る。」③車や船に荷物を載せる。「トラック・に・ つむ。」

つむ【摘む】《動詞・マ行五段活用》 爪先や指でつまんで取る。「れんげ・の・ 花・を・ つむ。」

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2014年4月17日 (木)

放射状に歩く(117)

 

加古川・宝殿を経て、曽根へ⑤

 

 県道383号は加古川新在家交差点(写真番号①、撮影時刻1023)で、国道2号と直角に交わります。ここはJR東加古川駅より少し西に当たります。ここからは国道2号を西に向かいます。

 しばらくして、国道から北側の道に入ります。旧道で西国街道と呼ばれた道ですが、それをたどって野口神社(②、1038)に立ち寄ります。五社宮と称される神社(③、1038)は、比叡山延暦寺の守護神日吉大社から分霊を迎えたという言い伝えがあります。約350年前の創建といういわれも書かれています(④、1039)が、静かな森になっています。大きな絵馬(⑤、1040)も掲げられ、本殿(⑥、1042)は厳かなたたずまいです。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(467)

「明石日常生活語辞典…つ」(10)

つなひき【綱引き】《名詞、動詞する》 二組に分かれて、一本の綱を両方から引き合って力比べをする競技。「運動会・の・ つなひき」

つなみ【津波】《名詞》 地震の後などで急に、土手のような大きな波が海岸に押し寄せてくること。また、そのような波。「海・に・ 近い・ 家・や・さかい・ 地震・の・ つなみ・が・ 心配や。」

つなわたり【綱渡り】《名詞、動詞する》 空中に張った綱の上を、芸などをしながら渡り歩く軽業。「お猿・が・ 傘・ 持っ・て・ つなわたりする・ 芸」

つねる【抓る】《動詞・ラ行五段活用》 指先や爪で、皮膚をつまんで強くねじる。「きつー・に・ つねら・れ・て・ あざ・が・ でけ・た。」〔⇒ひねきる、つめきる、ひねる〕

つの【角】《名詞》 動物の頭の上に出ている、堅く尖ったもの。「鹿・の・ つの」「牛・の・ つの」「でんでん虫・の・ つの」

つば【唾】《名詞》 口の中に出る消化液。「道・に・ つば・ 吐い・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒つわ〕

つばき【椿】《名詞》 厚くて艶のある葉を持ち、春のはじめに赤・白などの花が咲く木。「つばき・の・ 油・を・ 髪・の・ 毛ー・に・ 塗る。」

つばす《名詞》 鰤の幼魚で、体長15㎝程度のもの。「つばす・を・ 醤油・で・ たく。」

つばめ【燕】《名詞》 春に南から来て秋に帰る、尾羽が二またに分かれている渡り鳥。「家・の・ 入り口・に・ つばめ・が・ 巣ー・を・ 作る。」 

つぶ【粒】《名詞》 ①小さくて丸いもの。粒子。「飯・の・ つぶ」「薬・の・ つぶ」②集まっているものの、一つ一つの質や大きさ。「つぶ・の・ 揃っ・た・ 苺」〔①⇒つぼ、つぶつぶ〕

つぶす【潰す】《動詞・サ行五段活用》 ①力を加えて、もとの形を壊す。「じゃがいも・を・ つぶす。」②壊して、用に立たなくする。だいなしにする。「靴・を・ 履い・て・ つぶし・た。」③空いている時間に何かをして費やす。時間を埋める。「お茶・ 飲ん・で・ 暇・を・ つぶし・た。」④体の機能を悪くする。「応援・を し・て・ 声・を・ つぶし・た。」「のど・を・ つぶす。」⑤面目を失わせる。「親・の・ 顔・を・ つぶし・やがっ・た。」⑥食べるために、家畜などを殺す。「一匹・ つぶし・て・ すき焼き・に・ する。」⑦大きな単位の金を、小銭に替える。「一万円札・を・ つぶす。」■自動詞は「つぶれる」

つぶつぶ【粒々】《名詞》 ①小さくて丸いもの。粒子。「仁丹・の・ つぶつぶ」②表面にたくさんできたり並んだりしている、小さな突起物。「点字・の・ つぶつぶ・を・ 押さえ・て・ 読む。」〔②⇒ぶつぶつ〕

つぶる《動詞・ラ行五段活用》 目を閉じる。「塵・が・ 入り・そーに・ なっ・て・ 目ー・を・ つぶっ・た。」〔⇒つむる〕

つぶれ【釣瓶】《名詞》 井戸から水を汲み上げるために、綱や長い竿の先に付けた桶。「つぶれ・で・ 水・を・ 汲む。」〔⇒つるべ〕

つぶれる【潰れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①圧迫されて形が崩れる。ぺちゃんこになる。「卵・が・ つぶれ・た。」②壊れて、だめになる。「勤め・とっ・た・ 会社・が・ つぶれる。」③時間が無駄に過ぎる。何かを行うために、他のことができなくなる。「昼・まで・は・ 掃除・で・ つぶれ・た。」④体の機能が悪くなる。「声・が・ つぶれ・た。」⑤面目を失う。「親父・の・ 顔・が・ つぶれ・た。」⑤小銭に替えることができる。「五千円札・を・ つぶれる・ 人・は・ おら・へん・か。」■他動詞は「つぶす」

つべこべ《副詞と》 ①あれこれと喋る様子。「長い・こと・ つべこべ・ 説明せ・ん・ 方・が・ えー・と・ 思う・けど・なー。」②不満や理屈をうるさく並べ立てる様子。「つべこべと・ いつ・まで・も・ 文句・を・ 言ー・な。」

つべたい【冷たい】《形容詞》 ①固体や気体の温度が低くて、触れると冷ややかな感じがする。冷えている。「ごっつい・ つべたい・ アイスクリーム・や。」②思いやりがない。人情味に欠ける。「つべたい・ 返事・を・ せ・んとい・てんか。」〔⇒つめたい、ちめたい、ちべたい。①⇒ひやこい、ひやっこい、ひやい〕■対語=①「あつい」「ぬくい」

つぼ【坪】《名詞》 尺貫法での、土地の面積の単位。「この・ 広い・ 庭・は・ 何つぼ・ あり・まん・の。」「つぼ・ 十万円・の・ 土地」

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2014年4月16日 (水)

放射状に歩く(116)

加古川・宝殿を経て、曽根へ④

 

 小さな流れである喜瀬川(写真番号①、撮影時刻9時24)を渡ります。瀬戸川も喜瀬川も、北の地域(加古郡稲美町のあたり)を歩いたときに、その上流を渡りました。

 喜瀬川を越えてしばらくすると大中遺跡、県立考古博物館への案内表示(②、9時28)があります。

 播磨町は海岸部に工場などがあって裕福な町ですが、面積は広くはありません。およそ40分で通り抜けて、加古川市(③、9時42)に入ります。

 加古川市の海岸部も工業地帯で、神戸製鋼所の工場の煙突など(④、9時45)が見えます。

 壱丁田の交差点(⑤、1000)で北に折れます。県道383号をJR東加古川駅に向かって歩きます。

 途中に新井用水(⑥、1014)の流れに出会います。新井は「しんゆ」と読みますが、田畑への灌漑用水として、江戸時代前期に作られたものです。細い流れですが、農家にとっては大切なものであって、その開発の業績は今も語り伝えられています。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(466)

「明石日常生活語辞典…つ」(9)

つつそで【筒袖】《名詞》 袂がない、筒のような袖。また、そのような袖の着物。「つつそで・の・ 浴衣」

つつぬけ【筒抜け】《名詞、形容動詞や》  ①話し声などがそのまま他の人に聞こえること。「マイク・の・ スイッチ・を・ 切っ・とら・なんだ・さかい・ 言(ゆ)ー・た・ こと・が・ つつぬけに・ 聞こえ・ても・た。」②秘密などが他の人に伝わること。「言(ゆ)ー・たら・ じっきに・ みんな・に・ つつぬけ・に・ なっ・ても・とっ・た。」

つっぱり【突っ張り】《名詞》 ものに当てて支えるもの。「家・に・ つっぱり・(を・) かます。」〔⇒つっかい、つっかえ〕

つっぱる【突っ張る】《動詞・ラ行五段活用》 ①強く張って、圧迫感を覚える。「足・が・ つっぱっ・て・ 痛い。」「食い過ぎ・て・ 腹・が・ つっぱっ・とる。」②自分の考えを押し通す。「そないに・ つっぱっ・て・ 言わ・ん・でも・ えー・やろ・がい。」

つつみ【包み】《名詞》 紙や風呂敷などでもの全体を覆い囲んだもの。「お菓子・の・ つつみ・を・ 貰(もろ)・た。」

つつみがみ【包み紙】《名詞》 ものを覆い囲むために使う紙。包装紙。「チョコレート・の・ 銀色・の・ つつみがみ」

つつむ【包む】《動詞・マ行五段活用》 ①もの全体を外から覆い囲む。「風呂敷・で・ つつん・で・ 持っ・ていく。」②慶弔、お礼、挨拶などのために、お金をのし紙などに入れる。また、そのようにして渡す。「新築祝い・に・は・ なんぼ・ つつん・だら・ 良(え)ー・ねん・やろ・か。」

つづり【綴り】《名詞》 書類を紐などで束ねたもの。「書類・の・ つづり・を・ 広げる。」

つづる【綴る】《動詞・ラ行五段活用》 ①書類を一つに束ねる。「紙・を・ つずっ・て・ 束・に・ する。」②線状に破れた部分をつなぎ合わせて繕う。「ズボン・の・ ひっかけ・た・ とこ・を・ つずる。」③文章に書き表す。「遠足・の・ こと・を・ つづっ・て・ 書く。」

つて【伝手】《名詞》 ①人とのつながり。手づる。縁故。「つて・に・ なる・ 人・が・ おら・へん・さかい・ 頼ま・れ・へん。」②活用できる、ほどのよい機会。便宜。「今日・ 市役所・へ・ 行く・ つて・は・ おまへ・ん・やろ・か。」〔②⇒ついで〕

つとまる【務まる・勤まる】《動詞・ラ行五段活用》 仕事をやり遂げることができる。職務に堪えることができる。「飽き症・や・さかい・ 仕事・が・ つとまる・か・ 心配や。」◆可能動詞

つとめ【務め】《名詞》 当然しなくてはならない事柄。「みんな・の・ 意見・を・ 聞く・ こと・は・ 自治会長・の・ つとめ・や。」

つとめ【勤め・務め】《名詞》 ①働くこと。それによって生計を立てていくための職業。勤務。「つとめ・は・ 朝・の・ 八時・に・ 始まる。」②自分に課したり、人から与えられたりする任務。「親・と・して・の・ つとめ」〔⇒しごと〕

つとめさき【勤め先】《名詞》 仕事場のあるところ。働きに行っているところ。「つとめさき・は・ 神戸・の・ 三宮・や。」

つとめる【勤める】《動詞・マ行下一段活用》 命じられたり頼まれたりした職務や役割を行い果たす。それによって生計を立てていくために勤務する。「今・の・ 会社・に・は・ 二十年・ つとめ・とる。」

つな【綱】《名詞》 太くて長い縄。ロープ。「牛・に・ つな・ 付け・て・ 引っ張る。」

つながり【繋がり】《名詞》 結ばれたり連なったりしていること。関係。「同じ・ 学校・の・ 同級生・や・と・ 言(ゆ)ー・ つながり」

つながる【繋がる】《動詞・ラ行五段活用》 結ばれたり連なったりする。離れているものが結ばれる。「橋・が・ 架かっ・て・ 道・が・ つながっ・た。」「電話・が・ つながっ・た。」

つなぎめ【繋ぎ目】《名詞》 別々になっているものを、結び合わせたところ。「ロープ・の・ つなぎめ・が・ ほどける。」

つなぐ【繋ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①離れないように結びつける。「船・を・ 波止・に・ つなぐ。」「手・を・ つない・で・ はぐれ・ん・よーに・ する。」②別々になっているものを結び合わせる。「切れ・た・ 糸・を・ つなぐ。」

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2014年4月15日 (火)

放射状に歩く(115)

加古川・宝殿を経て、曽根へ③

 

 国道250号は明姫幹線道路(写真番号①、撮影時刻8時56)と呼ばれているのですが、これから約1時間は、その道を西に向かって歩きます。

 道の南側に溜め池があって、明石市立二見西小学校の校舎(②、8時57)が水に映っています。

 国道250号は山陽新幹線と交差して北側に出るのですが、このあたりの新幹線の下は姫路明石自転車道(③、8時59)になつています。

 明石市の西端にあたるところですが、新幹線の南側に県立明石西高等学校(④、9時03)が見えます。

 やがて、加古郡播磨町に入ります。この町は交通安全・核廃絶のまちを宣言しており(⑤、9時12)、歩道橋に大きく書かれています。

 国道250号の愛称は明姫グリーンロード(⑥、9時20)ですが、ここでは大中遺跡にちなんで古代の住居がデザインされています。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(465)

「明石日常生活語辞典…つ」(8)

つっきゃう【付っきゃう】《動詞・ワア行五段活用》 ①人と交際する。親しくする。「つっきょー・とる・ 彼氏・は・ おる・のん・か。」②一緒に同じ行動をする。「今日・は・ わし・に・ つっきょー・てくれ・へん・か。」〔⇒つっきゃう〕

つっきゃえす【突っきゃえす】《動詞・サ行五段活用》 ①受け取らないで、無愛想に返す。「つっきゃえさ・れ・たら・ 持っ・てかえり・なはれ。」②突いてきた相手に、こちらからも突く。「つっきゃえし・た・けど・ 相手・の・ 方・が・ 強かっ・た。」〔⇒つきかえす、つきかやす、つっかえす、つっかやす、つっきゃやす〕

つっきゃかり【月っ明かり】《名詞》 月の光による夜の明るさ。月の光で夜が明るいこと。「つっきゃかり・で・ 歩きやすい。」〔⇒つきあかり〕 

つっきゃたり【突っ当たり】《名詞》 道などの行き止まりのところ。「道・が・ つっきゃたり・に・ なる。」〔⇒つきあたり、つきゃたり〕

つっきゃたる【突っきゃたる】《動詞・ラ行五段活用》 ①行き合ってぶつかる。「人・が・ ぎょーさんで・ つっきゃたり・そーに・ なる。」②行き着く。「真っ直ぐ・ 歩い・とっ・たら・ 川・に・ つっきゃたっ・た。」③これ以上は進めないところに来る。行き詰まる。「会社の・ 塀・に・ つっきゃたっ・て・ 後戻りし・た。」〔⇒つきあたる、つきゃたる、しょうとつ(する)。①⇒どっしゃげる〕

つっきゃやす【突っ返す】《動詞・サ行五段活用》 ①受け取らないで、無愛想に返す。「そんな・ もん・(を・) 貰われ・へん・(と・) 言(ゆ)ー・て・ つっきゃやし・くさっ・た。」②突いてきた相手に、こちらからも突く。「つっきゃし・たら・ つっきゅやさ・れ・た。」〔⇒つきかえす、つきかやす、つっかえす、つっかやす、つっきゃえす〕

つっきゃわす【突き合わす】《動詞・サ行五段活用》 ①二つのものを照らし合わせて比べる。「つっきゃわし・たら・ 数字・が・ 合わ・へん・やないか。」②すぐ近くに居て、向かい合う。「顔・を・ つっきゃわし・て・ 相談する。」〔⇒つきあわす〕

つっきゅび【突っき指】《名詞、動詞する》 指先を物に強く突き当てて、関節を痛めること。指の関節の捻挫。「つっきゅび・が・ 治ら・へん。」〔⇒つきゆび〕

つっきょ【月っき夜】《名詞》 形の大きくなった月が、明るく出ている夜。「今晩・は・ えー・ つっきょ・や・なー。」〔⇒つきよ〕

つづく【続く】《動詞・カ行五段活用》 ①時間的にあるいは空間的に同じ様子が連なる。「ずーっと・ 向こー・まで・ 田圃・が・ つずい・とる。」②間を置かずに、次々に起きる。「今年・は・ 台風・が・ つずい・て・ 上陸し・た。」

つづくり《名詞、動詞する》 衣服などの破れたところに、他の布をあてて修繕すること。そのようにして修繕したもの。「夜なべ・に・ つづくり・を・ する。」〔⇒つぎ、つづくりもん〕

つづくりもん《名詞、動詞する》 衣服などの破れたところに、他の布をあてて修繕すること。そのようにして修繕したもの。「破っ・た・さかい・ また・ つづくりもん・を・ せ・んならん。」〔⇒つぎ、つづくり〕

つづくる《動詞・ラ行五段活用》 破れたところに、他のものを補ったりして修繕する。「破れ・た・ 足袋・を・ つづくる。」「服・を・ つづくる。」「庭・の・ 垣・の・ 破れ・を つづくる。」

つっけ【机】《名詞》 本を読んだり、字を書いたりするときに使う台。「インク・を・ こぼし・て・ つっけ・の・ 上・が・ 汚れ・た。」「つっけ・を・ 汚し・たら・ あか・ん。」〔⇒つくえ〕〔

つづける【続ける】《動詞・カ行下一段活用》 間を置かずに、途切れないようにする。「定年・の・ 後・も・ 仕事・を・ つづける。」

つづける【続ける】《動詞につく接尾語・カ行下一段活用》 同じことを連続して行うことを表す言葉。「絵ー・を・ 描きつづける。」「毎日・ 走りつづけ・とる・ねん。」

つっこむ【突っ込む】《動詞・マ行五段活用》 ①勢いよく入れる。「自転車・の・ スピード・を・ 出し過ぎ・て・ 田圃・の・ 中・に・ つっこん・でも・た。」②中に入れる。「ズボン・に・ 手・を・ つっこん・で・ 歩く。」「ハンカチ・を・ ポケット・に・ つっこむ。」

つつじ【躑躅】《名詞》 春から夏にかけて赤・白・紫などの花をつける、落葉する低木。「離宮公園・の・ つつじ・は・ 綺麗や。」

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2014年4月14日 (月)

放射状に歩く(114)

加古川・宝殿を経て、曽根へ②

 

 瀟洒な建物があって、杉玉がつるされています。ここも酒蔵で茨木酒造(写真番号①、撮影時刻8時25)です。大きな酒蔵があって、タンクには「来楽」という銘柄が書かれています(②、8時25)

 瀬戸川(③、8時27)の住吉橋を渡ってから、右岸を北に折れて、県道718号に出ます。市の水道部の西岡ポンプ場(④、8時29)が県道の北側にありますが、構内の桜が見頃を迎えています。

 県道は高砂市に続くのですが、山陽電気鉄道の東二見駅(⑤、8時45)の手前の踏切を北に折れます。東二見駅の西側には車庫や工場があって、全線の中核的な役割を果たしています。大阪-姫路間の直通特急をはじめ、すべての電車が停車します。駅の北側は整備されて広場になっています(⑥、8時46)

 ここから細い道を通って国道250号に出ます。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(464)

「明石日常生活語辞典…つ」(7)

つたわる【伝わる】《動詞・ラ行五段活用》 ①他の人から知らせを受ける。話が広がる。「お前・の・ 噂・が・ 伝わっ・とる・ぞ。」②受け継がれて残る。「家・に・ つたわっ・とる・ 系図」

つち【土】《名詞》 岩や石が砕けて粉になったもの。「つち・が・ 痩せ・とる・さかい・ 肥料・を・ 撒く。」「黒い・ つち」

つち【槌】《名詞》 木でできたり金属でできたりしている、物をたたくのに使う道具。「つち・で・ 杭・を・ 打つ。」

つちけぶり【土煙】《名詞》 細かい土が吹き上げられて、煙のように見えるもの。「風・が・ 吹い・て・ えらい・ つちけぶり・が・ 上がっ・とる。」〔⇒つちけむり〕

つちけむり【土煙】《名詞》 細かい土が吹き上げられて、煙のように見えるもの。「バス・が・ 走っ・た・ あと・は・ つちけむり・や。」〔⇒つちけぶり〕

つちしょうが〔つちしょーが〕【土生姜】《名詞》 掘り出して、洗っただけの生姜。「素麺・に・ つちしょーが・を・ 擦っ・て・ 添える。」

つちつかず【土付かず】《名詞》 足の裏の凹んでいるところ。「つちつかず・が・ あら・へん・ 足」〔⇒つちふまず〕

つちふまず【土踏まず】《名詞》 足の裏の凹んでいるところ。「つちふまず・の・ ない・ べた足」〔⇒つちつかず〕

つつ【筒】《名詞》 円くて細長くて、中が空いているもの。「卒業証書・を・ 入れる・ つつ」

つついっぱい《形容動詞や》 ①限界にまで達していて、それ以上に余地がない様子。「つついっぱいに・ おまけ・を・ し・て・ 千円・や。」②筋肉の働きや気力などを限りなく発揮させる様子。「つついっぱい・ 走っ・た・けど・ 追い抜け・なんだ。」〔⇒いっぱいいっぱい、ぎりぎりいっぱい。②⇒ちからいっぱい〕

つっかい《名詞》 ものに当てて支えるもの。「トマト・の・ 木ー・に・ つっかい・を・ 立てる。」〔⇒つっかえ、つっぱり〕

つっかいぼう〔つっかいぼー〕【つっかい棒】《名詞》 ものに当てて支える棒。「垣・に・ つっかいぼー・を・ 立てる。」〔⇒つっかえぼう〕

つっかえ《名詞》 ものに当てて支えるもの。「風・が・ 強い・さかい・ つっかえ・を・ 立て・んと・ こけ・てまう。」〔⇒つっかい、つっぱり〕

つっかえす【突っ返す】《動詞・サ行五段活用》 ①受け取らないで、無愛想に返す。「貰(もろ)・たら・ いか・ん・ 物・や・さかい・ つっかえし・てん。」「つっかえさ・れ・ても・ 置い・てき・たら・ えー・ねん。」②突いてきた相手に、こちらからも突く。「突か・れ・たら・ つっかえせ。」〔⇒つきかえす、つきかやす、つっかやす、つっきゃえす、つっきゃやす〕

つっかえぼう〔つっかえぼー〕【つっかい棒】《名詞》 ものに当てて支える棒。「田圃・の・ 小屋・に・ つっかえぼー・を・ かまし・とく。」〔⇒つっかいぼう〕

つっかかる《動詞・ラ行五段活用》 ①動作または言葉によって、相手に逆らって手向かう。「えらそーに・ つっかかっ・てき・やがる・ねん。」②荒々しくぶつかる。「街・で・ つっかかっ・たら・ 殴ら・れる・かもしれん・ぞ。」〔②⇒つきゃたる〕

つっかけ【付っかけ】《名詞》 スリッパ、下駄などのように、無造作に足の指先に軽くかけて履くことができるもの。「つっかけ・で・ 電車・に・は・ 乗ら・んとき。」〔⇒ひっかけ〕

つっかやす【突っ返す】《動詞・サ行五段活用》 ①受け取らないで、無愛想に返す。「せっかくの・ もん・を・ つっかやし・たら・ 失礼だっ・せ。」②突いてきた相手に、こちらからも突く。「思いきり・ つっかやし・たら・ 相手・が・ よろけ・た。」〔⇒つきかえす、つきかやす、つっかえす、つっきゃえす、つっきゃやす〕

つづき【続き】《名詞》 同じようなものが連続すること。また、そのようなもの。「この・ 話・の・ つづき・は・ 明日・に・ する。」

つづきもん【続き物】《名詞》 読み物やドラマなどで、一回では終わらずに、回を重ねて完結するもの。「つづきもん・の・ テレビ番組」

つっきゃい【付っ合い】《名詞》 人と交際すること。社交上の必要や義理によって、一緒に同じ行動をすること。「つっきゃい・の・ 悪い・ やつ・は・ 誘(さそ)・ても・ 来(こ)・ん・やろ。」〔⇒つきあい〕

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2014年4月13日 (日)

放射状に歩く(113)

加古川・宝殿を経て、曽根へ①

 

 2014年4月8日、桜満開の好季節です。「放射状に歩く」の9回目は西に向かって、加古川市の中心部を通ってから、JR山陽本線(神戸線)に沿って歩きます。

 穏やかな朝です。海岸の高い防潮堤(写真番号①、撮影時刻8時05)に沿って歩き始めます。住民にとっては、海を目隠しにされたような壁ですが、津波に備えて、半世紀ほど前に作られたものです。

 酒の本場である神戸市の灘に対して、水に恵まれたこのあたりも酒造の盛んな土地で、西灘と称しています。たくさんの酒蔵が立ち並んでいましたが、一つ減り一つ減りして、今では数が少なくなりました。残っているのは中核となってきた江井ヶ嶋酒造株式会社などです。その酒蔵群(②、8時08)と、工場への入り口(③、8時08)を通り過ぎます。「神鷹」の名で知られている会社です。ウイスキーの醸造場(④、8時09)もあります。

 集落の中を貫いて延びている古い道を西に向かいます。魚住町中尾に入ると、こんもりとした森(⑤、8時16)が見えてきて、このあたりの鎮守の住吉神社(⑥、8時18)の前を通ります。

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【写真番号は、上段が左から右へ①、②、③、下段が左から右へ④、⑤、⑥です。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(463)

「明石日常生活語辞典…つ」(6)

つけ【付け】《名詞》 ①書き留めてもらっておいて、お金を後で払うこと。掛け売り・掛け買い。「月末払い・の・ つけ・で・ 買う。」「つけ・に・ し・とい・てください・な。」②支払いを求める書類。勘定書。「月末・や・さかい・ つけ・を・ 持っ・てき・まし・てん。」 

づけ【漬け】《接尾語》 調味料などに漬けたものにすることを表す言葉。また、そのようにして出来上がったものを表す言葉。「胡瓜・を・ 味噌づけ・に・ する。」「醤油づけ」「砂糖づけ」

つけたす【付け足す】《動詞・サ行五段活用》 既にあるものの上に、べつのものを加える。「忘れ・とっ・た・ こと・を・ つけたし・て・ 説明する。」「ご飯・の・ おかず・を・ 一つ・ つけたす。」

つけね【付け根】《名詞》 ①草や木の、根の出ているところ。「大きな・ 木ー・の・ 枝・の・ つけね・に・ 腰かける。」②ものとものとが接したり付いたりしている根元。「腰・の・ つけね・が・ 痛い。」〔①⇒ねもと〕

つけもん【漬物】《名詞》 野菜などを塩や糠などで漬けたもの。「大根・を・ つけもん・に・ する。」

つけやき【付け焼き】《名詞、動詞する》 魚や野菜などに、醤油やたれなどを付けて焼くこと。また、そのようにして焼いたもの。「さんま・の・ つけやき」「煎餅・を・ つけやきする。」

つける【漬ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①野菜などを塩や糠などにまぶしておいて、味や質に変化をもたらす。「大根・を・ つける。」②液体にひたす。「汚れ・た・ 洗濯物・を・ 一晩・ 水・に・ つけ・とく。」

つける【付ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①ものとものとが、ぴったり寄り添うようにする。「机・を・ つけ・て・ 話・を・ する。」②ものを接合させて、離れないようにする。「表札・を・ つける。」「接着剤・で・ つける。」③ものの表面に力を加えて、印や跡を残す。「ズボン・に・ 折り目・を・ つける。」④元のものに何かを加わえる。「塩味・を・ つける。」⑤添っているようにさせる「家庭教師・を・ つけ・て・ 勉強・を・ さす。」⑥それまでになかったものを、得るようにさせる。「読ん・だり・ 書い・たり・ する・ 力・を・ つける。」⑦施して、決める「野菜・の・ 値ー・を・ つける。」⑧文字を書き込む。書き記す。「寝る・ 前・に・ 日記・を・ つける。」〔①⇒ひっつける〕■自動詞は「つく」

つける【着ける】《動詞・カ行下一段活用》 身に備えるようにする。「ネクタイ・を・ つける。」「バッジ・を・ つける。」「ブローチ・を・ つける。」「首巻き・を・ つける。」

つける【着ける】《動詞・カ行下一段活用》 ある場所に寄せる。「船・を・ 浜・に・ つける。」

つける【点ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①灯心などに火をつけたり、電気器具のスイッチを入れたりして、明るくする。「電気・を・ つける。」「蝋燭・を・ つける。」②炭や薪などを燃やし始める。「くど・に・ 火・を・ つけ・た。」③スイッチを入れて始動させる。「テレビ・を・ つけ・て・ 天気予報・を・ 見る。」〔①⇒とぼす、ともす〕

つける《動詞につく接尾語・カ行下一段活用》 ①その動作に慣れていたり習慣となっていたりすることを表す言葉。「行きつけ・とる・ ところ・や・さかい・ 迷わ・んと・ 行ける。」「食べつけ・とる・ 味」②勢いよくその動作をすることを表す言葉。「呼びつけ・て・ 怒る。」

つごう〔つごー〕【都合】《名詞》 ①ものごとの有様。ものごとの加減。程度。「えー・ つごー・に・ いく。」②そのことに関わる事情。「つごー・が・ あっ・て・ 行か・れ・へん・ねん。」〔①⇒ぐあい、ぐわい、がい、あんばい。②⇒わけ〕

つじ【辻】《名詞》 道が交差するところ。「つじ・が・ 三つ・に・ 分かれ・とる。」

つたう【伝う】《動詞・ワア行五段活用》 あるものから離れないように沿いながら動いていく。「水・が・ ガラス窓・を・ つとー・て・ 流れ・とる。」「広い・ 道・を・ つとー・て・ 歩く。」 

つたえる【伝える】《動詞・ア行下一段活用》 ①言葉で知らせる。言葉を取り次ぐ。「話・を・ みんな・に・ 伝え・とい・てんか。」②受け継いで後に残す。「家宝・を・ 子ー・に・ つたえる。」

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2014年4月12日 (土)

江井ヶ島と魚住の桜(6)

中尾親水公園

 

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな 村上鬼城

 

 中尾親水公園は、言葉のとおり、池を前にした公園です。北側は山陽新幹線と、その向こうにJR山陽線(神戸線)が走り抜けますが、騒がしさはありません。

 真ん中を道路が通っていますが、親水公園の西半分は広場で、東半分は遊具などが設けられています。近くに明石市立西部文化会館と西部図書館とがあって、いつも家族連れなどの姿があります。

 新幹線が通り過ぎると「ゆさゆさと大枝ゆるる桜」のようには感じますが、水辺の落ちついた公園です。

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【写真は、2014(平成26)4月7日に撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(462)

「明石日常生活語辞典…つ」(5)

つく【着く】《動詞・カ行五段活用》 進んで行って、ある場所に届く。「向こー・に・ つい・たら・ 電話し・なはれ・よ。」「神戸・に・ つい・た。」 

つく【突く】《動詞・カ行五段活用》 ①尖ったものや棒の形のもので強く押す。「鉛筆・の・ 先・で・ つく。」②ものに押し当てる。「判子・を・ つい・てもらう。」③細長い物を持って、支えにする。「杖・を・ つい・て・ 歩く。」④当てて鳴らす。「夕方・に・ 鐘・を・ つく。」⑤前の方に押す。押し上げる。「急な・ 坂道・やっ・た・ん・で・ 自転車・を・ 降り・て・ つい・て・ あがっ・た。」「リヤカー・を・ つい・ていく。」◆⑤の場合、自転車を「つく」のは自転車の真横の位置で、リヤカーを「つく」のはリヤカーの後ろの位置からである。自転車の場合もリヤカーの場合も「おす」という言い方もできる。リヤカーの場合、人とリヤカーの位置が逆になると「リヤカー・を・ ひー・ていく。」(または、「ひっぱっ・ていく。」)ということになる。

つく【搗く】《動詞・カ行五段活用》 杵などで強く打って、軟らかくしたり押しつぶしたり混ぜ合わせたりする。「正月(しょんがつ)・の・ 餅・を・ つく。」

つく【点く】《動詞・カ行五段活用》 ①明かりがともる。「電気・が・ つい・た。」②燃え始める。「練炭・が・ つい・た。」「湿っ・とる・さかい・ 火ー・が・ つか・ん。」

つく《動詞・カ行五段活用》 口にする。「でたらめな・ 話・を・ つき・やがっ・た。」「嘘・を・ つか・ん・よーに・ し・なはれ。」〔⇒ゆう〕

つく《接尾語・カ行五段活用》 そのような動作・状態であることを表す言葉。「足元・が・ ふらつい・とる。」「うろつく」「ぐらつく」「がたつく」

つぐ【継ぐ・接ぐ・注ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①二つのものを繋ぎ合わせる。「折れ・た・ 木ー・を・ つぐ。」「骨・を・ つぐ。」②初めて入れる。「自分・で・ ご飯・を・ つい・で・ 食べ・なはれ。」「お汁・を・ つい・でくれ・なんだら・ 食べ・られ・へん・やん。」③後から付け加える。補充する。「ご飯・を・ つぐ。」「お汁・を・ つぐ。」「茶瓶・に・ 水・を・ つぐ。」

つくえ【机】《名詞》 本を読んだり、字を書いたりするときに使う台。「つくえ・の・ 上・に・ ラジオ・を・ 置く。」〔⇒つっけ〕〔

つくし【土筆】《名詞》 春のはじめに生える、胞子を付けた杉菜の茎。「温ー・ なっ・た・さかい・ つくし・が・ 出・とる・やろ。」

つくだに【佃煮】《名詞》 魚・貝・昆布などを、醤油・砂糖などで濃い味に煮詰めた食べ物。「ご飯の・ 上・に・ つくだに・を・ のせる。」

つくなむ《動詞・マ行五段活用》 腰を落として、膝を曲げてしゃがむ。うずくまる。「電車・の・ 中・で・ つくなん・だら・ あか・ん・やろ。」〔⇒かがむ、かごむ、つくぼる、つくばる〕

つくねる《動詞・ナ行下一段活用》 乱雑に積み重ねる。だらしなく放置しておく。「汚れ・た・ シャツ・を・ つくね・とる。」

つくばる《動詞・マ行五段活用》 腰を落として、膝を曲げてしゃがむ。うずくまる。「柱・の・ そば・で・ つくばっ・て・ 話・を・ 聞く。」〔⇒かがむ、かごむ、つくなむ、つくぼる〕

つくぼる《動詞・マ行五段活用》 腰を落として、膝を曲げてしゃがむ。うずくまる。「便所・で・ 長い・こと・ つくぼっ・とっ・た。」〔⇒かがむ、かごむ、つくなむ、つくばる〕

つくり【作り・造り】《名詞》 ①新鮮な魚や貝などの肉を、薄く切った食べ物。「鮪・の・ つくり・で・ 酒・を・ 飲む。」②作ること。出来上がった様子。「丈夫な・ つくり・の・ 箱」〔⇒さしみ〕

つくりごと【作り事】《名詞》 実際にはないことを、あるように作って言うこと。「つくりごと・を・ 言(ゆ)ー・の・は・ やめ・なはれ。」〔⇒うそ〕

つくりばなし【作り話】《名詞》 実際にはないことを、あるように作って言う話。嘘。「つくりばなし・を・ 信用し・たら・ あか・ん・ぜ。」

つくる【作る・造る】《動詞・ラ行五段活用》 ①形あるものに作り上げる。製造する。「工作・を・ つくる。」「申請書・を・ つくっ・て・ 出す。」②準備をする。整える。「朝ご飯・を・ つくる。」③それまでになかったものを、新たに生み出す。「会社・を・ つくる。」「高速道路・を・ つくる。」③植物などを育てる。「カーネーション・を・ つくる。」④職業として、あるいは専門家として、農作物を栽培して生産する。「あんたとこ・ 何反・ つくっ・とっ・てや・ねん。」◆④は、「田圃つくる」「畑つくる」とも言う。〔①②③⇒こしらえる、こっさえる、こさえる〕

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2014年4月11日 (金)

江井ヶ島と魚住の桜(5)

金ヶ崎公園

 

青空や花は咲くことのみ思ひ 桂信子

 

 金ヶ崎公園は紅葉の季節には何度も来ているのですが、桜の木がこんなに多いとは気がついていませんでした。雑木林の山を中心とした、広い公園です。自然に恵まれているにかかわらず、訪れる人が多くはないので、好ましく感じるところです。

 桜の木の多さは、ぱっと一斉に咲いて、それがわかるのです。一斉に咲く花は美しいものです。まさに「花は咲くことのみ思ひ」です。

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【写真は、2014(平成26)4月7日に撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(461)

「明石日常生活語辞典…つ」(4)

つきさす【突き刺す】《動詞・サ行五段活用》 尖ったもので、ものの表面を破って食い込ませる。貫いて刺し通す。「鰻・に・ 串・を・ つきさす。」■自動詞は「つきささる」

つきずえ【月末】《名詞》 一か月の終わりの日。一か月の終わりの頃。「つきずえ・に・ 集金・に・ 来・ます。」〔⇒げつまつ〕■類語=「としずえ」

つきそい【付き添い】《名詞》 病人、年少者、身分・地位が高い人などの傍に付いていること。また、そのようにしている人。「お祖父ちゃん・の・ つきそい・を・ する。」

つきそう【付き添う】《動詞・ワア行五段活用》 病人、年少者、身分・地位が高い人などの傍に付いている。「母親・に・ つきそー・て・ 病院・へ・ 行っ・た。」

つきだす【突き出す】《動詞・サ行五段活用》 ①勢いよく押して外へ出す。相撲で、相手を勢いよく押して土俵の外へ出す。「土俵・の・ 外・へ・ つきだす。」②ものを勢いよく前に出す。「腕・を・ つきだす。」③悪いやつを警察に引き渡す。「泥棒・を・ つかまえ・て・ つきだす。」

つぎたす【継ぎ足す】《動詞・サ行五段活用》 少なくなったものに、後から加える。「お茶・を・ つぎたす。」

つきづき【月々】《名詞、副詞》 決まったようなこととして、毎月。月ごとに。「つきづき・ 月謝・を・ 持っ・ていき・ます・ねん。」

つぎつぎ【次々】《副詞に・と》 続けざまに、後から後から続く様子。「つぎつぎに・ 人・が・ 来・た。」「つぎつぎと・ 問題・が・ 起こっ・とる。」

つきつける【突きつける】《動詞・カ行下一段活用》 強い態度で、目の前に差し出す。「請求書・を・ つきつけら・れ・た。」

つきでる【突き出る】《動詞・ダ行下一段活用》 ものを突き破って外に現れる。「長い・ 釘・が・ 裏側・に・ つきで・とる。」

つきとおす〔つきとーす〕【突き通す】《動詞・サ行五段活用》 ものを突き破って、裏側まで通す。貫く。「紙・の・ 束・を・ 千枚通し・で・ つきとーす。」 

つきとばす【突き飛ばす】《動詞・サ行五段活用》 激しく突いたりぶつかったりして、跳ね飛ばす。激しく突いたりぶつかったりして、相手を退かせる。「犯人・が・ 通行人・を・ つきとばし・て・ 逃げ・ていっ・た。」

つきはじめ【月初め】《名詞》 一ヶ月の最初の日々。「つきはじめ・に・ 予定・を・ 立てる。」

つきひ【月日】《名詞》 月や日の集まり。ある時点からある時点までの、比較的長くまとまった期間。「つきひ・が・ たつ・の・は・ 早い・なー。」〔⇒じかん〕

つきみ【月見】《名詞、動詞する》 ①月を見て楽しむこと。「つきみ・に・ 団子・を・ そなえる。」②生卵を入れた饂飩や蕎麦。「饂飩・の・ つきみ・を・ 一杯・ 食べ・た。」

つぎめ【継ぎ目】《名詞》 物と物とを繋ぎ合わせたところ。「柱・の・ つぎめ」「レール・の・ つぎめ・が・ ガタンガタン・ 言(ゆ)ー。」

つきゃたり【突当たり】《名詞》 道などの行き止まりのところ。「つきゃたり・で・ 思案し・た。」〔⇒つきあたり、つっきゃたり〕

つきゃたる【突きゃたる】《動詞・ラ行五段活用》 ①行き合ってぶつかる。「角・で・ 知ら・ん・ 人・に・ つきゃたっ・た。」「自転車・に・ つきゃたっ・て・ こけ・た。」②行き着く。「今年・ほど・ 寒い・ 冬・に・ つきゃたっ・た・ こと・は・ ない・なー。」③これ以上は進めないところに来る。行き詰まる。「金・が・ 足ら・ん・ちゅー・ 問題・に・ つきゃたっ・ても・た。」〔⇒つきあたる、つっきゃたる、しょうとつ(する)。①⇒どっしゃげる〕

つきゆび【突き指】《名詞、動詞する》 指先を物に強く突き当てて、関節を痛めること。指の関節の捻挫。「バレーボール・で・ つきゆびし・た。」〔⇒つっきゅび〕

つきよ【月夜】《名詞》 形の大きくなった月が、明るく出ている夜。「つきよ・や・さかい・ 懐中電灯・は・ いら・ん。」〔⇒つっきょ〕

つく【付く・着く】《動詞・カ行五段活用》 ①二つ以上のものの隙間がなくなる。ものがくっつく。離れない状態になる。「手・に・ 砂・が・ つい・た。」②跡がそのまま残る。「髪・に・ 寝癖・が・ つい・とる。」③技能・知識などが備わる。「大工・の・ 技術・が・ 身・に・ つい・た。」④体力・知力などが加わる。「うまい・ もん・を・ 食(く)・て・ 元気・が・ つい・た。」⑤感覚として知る。「小さな・ ごみ・が・ 目・に・ つい・た。」「忘れもん・に・ 気・が・ つい・た。」⑥ものごとに結果や結論が出る。おさまりがつく。「あいつ・と・の・ 話・が・ つい・た。」⑦後に従う。付き添う。「子ども・に・ つい・て・ 出かける。」「病院・で・ 親・の・ そば・に・ つい・とる。」⑧あるものに他のものが加わる。「貯金・に・ 利子・が・ つく。」「消費税・が・ つく。」⑨新しいものが生じたり、効果が現れたりする。「新幹線・が・ つい・た。」⑩草木が根をおろす。「植え替え・た・ 松・の・ 木ー・が・ つい・た。」⑪費用や値段がかかる。「高(たこ)ー・ つい・た。」⑫運が向く。「今日・は・ 朝・から・ つい・とる・なー。」■他動詞は「つける」

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2014年4月10日 (木)

江井ヶ島と魚住の桜(4)

柳井の赤根川河畔

 

さくら咲きあふれて海へ雄物川 森澄雄

 

 「名も美しき赤根川」というのは江井島小学校の校歌の一節ですが、柳井地区の赤根川の沿って桜が植えられて、今では付近の名所の一つになりました。

 小さな川ですが、海が近いので、散った花びらが海まで流れていくことがあるかもしれません。秋田県の雄物川のような大河ではありませんが、赤根川でも江井島小学校近くでは花筏の様子が見られます。柳井地区でもきっと川面を花びらが埋めることになるでしょう。

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【写真は、2014(平成26)4月7日に撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(460)

「明石日常生活語辞典…つ」(3)

つかる【浸かる・漬かる】《動詞・ラ行五段活用》 ①水などの中にひたる。「ゆっくりと・ 風呂・に・ つかる。」「大水・で・ 家・が・ つかっ・た。」②漬け物が熟成して、程良い状態になる。「よー・ つかっ・た・ 茄子・は・ うまい・なー。」 

つかれる【疲れる・ラ行下一段活用】《動詞》 体や心の元気がなくなる。「一日・ 立ちっぱなしで・ つかれ・た。」〔⇒くたびれる、くたぶれる〕

つき【月】《名詞》 ①地球の周りを回る衛星で、地球に最も近い天体。「綺麗な・ つき・が・ 出・とる。」「つき・の・ 出・が・ 遅ーなっ・た。」②時間の単位で、一年を十二に分けた一つ。「つき・に・ いっぺん・ 散髪する・ねん。」

つき【付き】《名詞》 ある働きや効果などが生じること。ある結果や効果が現れること。「火・の・ つき・が・ 早い。」「運・の・ つき・が・ えー。」 

つき《接尾語》 (体に関係のある名詞などについて)体の様子などを表す言葉。「顔つき」「目つき」「体つき」

つぎ【次】《名詞》 すぐ後に続くこと。また、続くもの。「つぎ・の・ 電車・が・ 来・た。」

つぎ【継ぎ】《名詞》 衣服などの破れたところに、他の布をあてて修繕すること。繕いのため破れ目にあてる布など。「ズボン・に・ つぎ・を・ あてる。」〔⇒つづくり、つづくりもん〕

つきあい【付き合い】《名詞》 人と交際すること。社交上の必要や義理によって、一緒に同じ行動をすること。「誘(さそ)・たら・ 断ら・へん・ つきあい・の・ 良(え)ー・ 人・や。」〔⇒つっきゃい〕

つきあう【付き合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①人と交際する。親しくする。「つきおー・とる・ 人・を・ 紹介し・てくれ・た。」②一緒に同じ行動をする。「買い物・に・ つきあわ・され・た。」〔⇒つっきゃう〕

つきあかり【月明かり】《名詞》 月の光による夜の明るさ。月の光で夜が明るいこと。「今夜・は・ つきあかり・が・ ある。」〔⇒つっきゃかり〕 

つきあたり【突き当たり】《名詞》 道などの行き止まりのところ。「つきあたり・に・ ある・ 家」〔⇒つっきゃたり、つきゃたり〕

つきあたる【突き当たる】《動詞・ラ行五段活用》 ①行き合ってぶつかる。「電信柱・に・ つきあたっ・た。」②行き着く。「行き当たりばったりに・ 歩い・とっ・たら・ 駅・に・ つきあたっ・た。」③これ以上は進めないところに来る。行き詰まる。「大けな・ 問題・に・ つきあたっ・た。」〔⇒つっきゃたる、つきゃたる、しょうとつ(する)。①⇒どっしゃげる〕

つきあわす【突き合わす】《動詞・サ行五段活用》 ①二つのものを照らし合わせて比べる。「書類・を・ つきあわし・て・ 調べる。」②すぐ近くに居て、向かい合う。「会社・で・ 毎日・ 顔・を・ つきあわし・とる。」〔⇒つっきゃわす〕

つきかえす【突き返す】《動詞・サ行五段活用》 ①受け取らないで、無愛想に返す。「せっかく・ 持っ・ていっ・てやっ・た・のに・ つきかえし・やがっ・た。」②突いてきた相手に、こちらからも突く。「負け・ん・よーに・ 槍・で・ つきかえす。」〔⇒つきかやす、つっかえす、つっかやす、つっきゃえす、つっきゃやす〕

つきかやす【突き返す】《動詞・サ行五段活用》 ①受け取らないで、無愛想に返す。「受け取ら・れ・へん・(と・) 言(ゆ)ー・て・ つきかやし・とけ。」②突いてきた相手に、こちらからも突く。「つきかやさ・なんだら・ 負け・てまう・ぞ。」〔⇒つきかえす、つっかえす、つっかやす、つっきゃえす、つっきゃやす〕

つぎき【接ぎ木】《名詞、動詞する》 木の枝や芽を切り取って、他の木の幹や枝に接ぐこと。「柿・の・ つぎき・を・ し・た。」

つききり〔つきっきり〕【付き切り】《名詞、形容動詞や》 ①いつも傍に付き添っている状態。「怪我し・た・ 人・に・ つききりやっ・てん。」②一つのことに関わっている状態。「朝・から・ 晩・まで・ 子ども・の・ こと・に・ つきっきりや・さかい・ パート・に・は・ 行か・れ・へん。」

つぎこむ【注ぎ込む】《動詞・マ行五段活用》 ①液体を注ぎ入れる。液体を加えて入れる。「水筒・に・ お茶・を・ つぎこむ。」②何かに多額のお金を使う。「給料・を・ 競馬・に・ つぎこん・どる。」 

つきささる【突き刺さる】《動詞・ラ行五段活用》 尖ったものが、ものの表面を破って食い込む。貫いて刺し通される。「指・に・ とげ・が・ つきささっ・た。」◆「ささる」よりも鋭く、強い印象が伴う。〔⇒ささる〕■他動詞は「つきさす」

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2014年4月 9日 (水)

江井ヶ島と魚住の桜(3)

 明石市立少年自然の家

 

さくら満ち一片をだに放下せず 山口誓子

 

 満開です。そして、まさに「一片をだに放下せず」という状況はほんのひとときだけのことだと思います。

 明石市立少年自然の家は青少年たちの活動の場であり、江井ヶ島の地域はオリエンテーリングや海岸行事などで、多くの人たちを迎えます。

 ここは、かつての江井島小学校の跡地です。私が通ったのはこの場所です。グラウンドの北端に沿って桜が並んでいますが、ここのところ、桜の元気がすこし衰えているように見えるのが残念なことです。

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【写真は、2014(平成26)4月7日に撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(459)

「明石日常生活語辞典…つ」(2)

つおい【強い】《形容詞》 ①ものが丈夫である。耐える力がある。「つおい・ 針金・で・ しっかりと・ 止める。」②力が優れていて、他に負けない。「試合・の・ 相手・が・ つおー・て・ 勝た・れ・へん。」③意志などがしっかりしていて、屈することがない。「勝と・う・と・ する・ 気ー・が・ つおい。」④勢いがある。激しい。程度が甚だしい。「つおい・ 台風・で・ 瓦・が・ 飛ん・だ。」〔⇒つよい〕■対語=「よわい」

つか【塚】《名詞》 墓などとして、土を盛って作ったもの。「昔・の・ 人・の・ つか・が・ 残っ・とる。」

つかい【使い】《名詞、動詞する》 人から頼まれて用を足しに行くこと。また、その人。「つかい・が・ まだ・ 戻ら・へん。」

つかいこむ【使い込む】《動詞・マ行五段活用》 ①自分のものでない金を勝手に使う。「会社・の・ 金・を・ つかいこむ。」②予定していた以上の金を使ってしまう。「今年・ つかいこん・だら・ 来年・が・ 苦しい・ぞ。」〔②⇒つかいすぎる〕

つかいすぎる【使い過ぎる】《動詞・ガ行上一段活用》 予定していた以上の金を使ってしまう。「冷房費・を・ つかいすぎ・た。」〔⇒つかいこむ〕

つかいすて【使い捨て】《名詞、動詞する》 一度使っただけで捨てること。修理や中身補充などをしないで、使うのをやめること。「この・ 瓶は・ つかいすて・んと・ 洗(あろ)・て・ もーいっぺん・ 使う・ こと・に・ する。」「つかいすて・の・ ライター」

つかいばしり【使い走り】《名詞、動詞する》 人に用を言いつけられて、あちこちを動き回ること。また、それをする人。「会社・で・ つかいばしり・の・ 仕事・を・ し・とっ・た。」

つかいはたす【使い果たす】《動詞・サ行五段活用》 金品を全部を使ってしまう。「給料・を・ パチンコ・で・ つかいはたし・たら・ あか・ん・で。」

つかいみち【使い道】《名詞》 金や品物の、使う方法や内容。「この・ タンス・は・ もー・ 要ら・ん・ねん・けど・ 何・ぞ・ つかいみち・は・ ない・やろ・か。」

つかいもん【使い物】《名詞》 ①使って役に立つもの。「めげ・て・〔=壊れて〕 もー・ つかいもの・に・ なら・へん。」②贈答の品。「つかいもの・に・ 酒・を・ 二本・ 持っ・ていく。」

つかう【使う】《動詞・ワア行五段活用》 ①何かのことに、ものを役立てる。「鉛筆・を・ つこ・て・ 絵ー・を・ 描く。」②人を働かせる。「五人・の・ 人・を・ つこ・て・ 店・を・ やっ・とる。」「大勢・の・ 人・を・ つこー・て・ 仕事・を・ する。」③工夫して動かす。心を配る。「周り・の・ 人・に・ 気・を・ つこ・て・ 肩・が・ 凝っ・た。」「人形・を・ つこー・て・ 芝居・を・ する。」④お金や時間を用いる。「二時間・も・ つこ・た・けど・ まだ・ 出来上がら・ず・や。」「五千円・ つこ・て・ タクシー・に・ 乗る。」

つかえる【支える】《動詞・ア行下一段活用》 ①居場所など狭かったり低かったりして、ものに突き当たる。「飯・が・ 喉・に・ つかえる。」「天井・に・ つかえ・て・ 腰・を・ かがめる。」「車・が・ つかえる。」②穴や通路などにものが詰まって塞がっている。進もうとするところにものが詰まって先へ進めなくなる。「土管・の・ 中・に・ 塵・が・ つかえ・とる。」「前・に・ 電車・が・ つかえ・て・ 信号待ち・に・ なっ・た。」〔②⇒つまる〕

つかまえる【捕まえる】《動詞・ア行下一段活用》 ①手や道具を使って、しっかりと押さえる。しっかりと確保する。「蝶々・を・ 網・で・ つかまえる。」②動いたり逃げたりしているものを捕らえる。引き留める。「追わえ・ていっ・て・ 泥棒・を・ つかまえ・た。」〔①⇒つかむ〕

つかまる【捕まる・掴まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①動いたり逃げたりしようとして、引き留められる。「犯人・が・ つかまっ・た。」②出会ったり声をかけられたりして、動きを止める。「友達・に・ つかまっ・て・ 立ち話・を・ し・た。」③手でものにしっかりとしがみつく。「電車・の・ 吊革・に・ つかまる。」

つかむ【掴む】《動詞・マ行五段活用》 ①手や道具を使って、しっかりと押さえる。しっかりと確保する。「腕・を・ つかん・で・ 離さ・へん。」②手でものをしっかりと握る。「電車・の・ 吊革・を・ つかむ。」〔①⇒つかまえる。〕

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2014年4月 8日 (火)

江井ヶ島と魚住の桜(2)

明石市立江井島小学校

 

さまざまのこと思ひ出す桜かな 松尾芭蕉

 

 江井島小学校は私の母校です。校歌に「明治四年に始まれり」と歌われているように、校史は一世紀半に近づいています。

 小学校の前はしょっちゅう通っているのですが、桜の季節はひとしおです。日本の新学期が4月になっていて、ちょうどその頃に桜が満開を迎えるというのは嬉しいことです。今日は始業式の日です。

 孫が小学校に通っている年齢になっても、自分の小学校時代のことを、「さまざまのこと思ひ出す」という気持ちになります。一年に一度巡り会う桜の季節は、自分の年輪も感じさせられます。

 一斉に咲き誇っている桜を見ながら、親に手を引かれた新一年生が校門をくぐるというのは、4月の風物詩の最たるものでしょう。

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【写真は、2014(平成26)4月7日に撮影。】

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新・言葉カメラ(26)

「とまれ」はバツ印

 鉄道の踏切には警報機と標識が設置されています。踏切内を通行しようとする歩行者や運転者などに対して、音と光によって列車の接近を警告しています。音と光のように動きのあるもの以外にも、標識があります。
 その標識は、黄色と黒が交互に塗られた板がたすき掛けにされて、バツ印のような形になっているのが一般的な形です。クロス状に交差していますからクロスマークとも呼ばれているようです。
 かつての鈴鹿郡関町は、中山道の宿場町であるとともに、鉄道(関西本線)の駅もあります。今は亀山市に入っています。
 小学校PTAの設置した「とまれ」の標識は、踏切のものではありません。道路を通行するときに、危険な場所で安全確認をするように促しているのです。
 この「とまれ」がバツ印の形になっているのは、踏切標識を連想して作られたものではないかと思います。

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【左の写真は、「とまれ」が交差する文字。2013年(平成25年)4月24日、三重県亀山市内で撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(458)

「明石日常生活語辞典…つ」(1)

つ《接尾語》 ものを数えるときに使う語。「みっつ・で・ 千円・に・ し・とき・ます・」◆「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」「よっつ」「いつつ」「むっつ」「ななつ」「やっつ」「ここのつ」で、一から九までの言葉につく。十台の言葉につけて「二十ひとつ」「二十ふたつ」とは言わないが、桁が増えて「百ひとつ」「二百みっつ」とは言う。

つい【対】《名詞》 ①二つで一組になるもの。「葬式・の・ 花輪・を・ つい・で・ 供える。」②色、柄、形、材料などが同じであること。「親子・で・ つい・の・ 服・を・ 着・とる。」

つい《副詞》 ①意識しないのに、そのようになってしまう様子。思わず。「すんま・へん。つい・ 忘れ・とり・まし・てん。」②時間や距離がわずかしか離れていない様子。「つい・ 三日・ほど・ 前・の・ こと・です。」「つい・ そこ・まで・ 行き・より・ます・ねん。」〔①⇒うっかり〕

ついか【追加】《名詞、動詞する》 他のものを後から付け加えること。「ビール・を・ もー・ 一本・ ついかし・てー・な。」

ついたち【一日】《名詞》 月のはじめの日。「三月・の・ ついたち」

ついたて【衝立】《名詞》 部屋を仕切ったり、外から見えなくするようにしたりするために、立てておく家具。「玄関・に・ ついたて・を・ 置く。」

ついて《動詞+接続助詞》 そのことに関して。「自治会・の・ 会費・の・ 値上げ・の・ こと・に・ ついて・ 話し合う。」

ついで【序で】《名詞》 活用できる、ほどのよい機会。便宜。「何・ぞ・の・ ついで・が・ あっ・たら・ うち・に・ 寄っ・てください。」〔⇒つて〕

ついでに【序でに】《副詞》 何かと一緒に。何かの機会をとらえて。「病院・へ・ 行っ・た・ ついでに・ 買い物・を・ し・てき・た。」「ついでに・ 文句・を・ 聞かさ・れ・た。」

ついに【遂に】《副詞》 ものごとの最終的な結果が現れる様子。ものごとの最終的な段階に行き着いた様子。「何遍・ 言(ゆ)ー・ても・ ついに・ 来・なんだ。」「一年・ かかっ・た・けど・ ついに・ 出来上がっ・た。」〔⇒とうとう、けっきょく〕

ついらく【墜落】《名詞、動詞する》 空中や高いところなどから落ちること。「二階・から・ ついらくする。」「ついらくする・の・が・ 恐(おとろ)しー・さかい・ 飛行機・に・は・ 乗り・とー・ない。」〔動詞⇒かちゃだける、かちゃらける〕

つうがく〔つーがく〕【通学】《名詞、動詞する》 児童・生徒・学生などが学校に通うこと。「電車・で・ つーがくする。」

つうがくろ〔つーがくろ〕【通学路】《名詞》 児童・生徒・学生などが学校に通うときに通る道。または、そのように指定されている道。「朝晩・ つーがくろ・に・ 立っ・て・ 子どもたち・を・ 見守る。」

つうきん〔つーきん〕【通勤】《名詞、動詞する》 勤め先に通うこと。「山陽電車・で・ つーきんする。」

つうしんぼ〔つーしんぼ〕【通信簿】《名詞》 学校での学習成績や行動の記録などを家庭に知らせるために書き記したもの。「つーしんぼ・の・ 点・が・ 上がっ・た。」◆「つうちぼ〔つーちぼ〕【通知簿】」という言い方もある。

つうち〔つーち〕【通知】《名詞、動詞する》 ものごとを知らせること。また、その知らせの紙。「税金・の・ つーち・が・ 来・た。」 

つうちょう〔つーちょー〕【通帳】《名詞》 ①金融機関などがお金の出し入れなどを書き記して、利用者に渡す帳面。「銀行・の・ 貯金・の・ つーちょー」②商店などが客に向けて品物の掛け売りなどを書き付けておく帳面。「金・(を・) 忘れ・た・さかい・ つーちょー・に・ 書い・とい・てんか。」◆②の場合は、「かよい」と言うことが圧倒的に多い。〔⇒かよい〕

つうつう〔つーつー〕《名詞》 饂飩・蕎麦などの麺類。「お昼・は・ つーつー・に・ しょ・-・か。」◆幼児語。〔⇒つるつる〕

つうつうする〔つーつーする〕《動詞・サ行変格活用》 饂飩・蕎麦などを、飲み込むように食べる。「箸・で・ はそん・で・ つーつーし・て・ 食べる。」〔⇒つるつるする〕

つえ【杖】《名詞》 歩きやすいように、手に持つ細長い棒。「つえ・を・ 突い・て・ 石段・を・ 上る。」 

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2014年4月 7日 (月)

江井ヶ島と魚住の桜(1)

赤根川緑地の「春の歳時記園」

 

 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり 高浜虚子

 桜まっ盛りの四月初め、花を愛でて、江井ヶ島と魚住を巡ります。自宅からぐるりと一周して歩こうと思います。

 まずは、赤根川緑地の「春の歳時記園」です。小さな公園ですが、花は満開です。まさに「こぼるる花もなかりけり」です。

 ところで、明石市が設けた歳時記園には歌碑が立っています。

 「夏まけて咲きたる唐棣ひさかたの雨うち降らばうつろひなむか」という歌です。

 万葉集の巻八、国歌大観番号では1485番の歌です。この歌の詞書きは「大伴家持の唐棣の花の歌一首」となっています。

 「唐棣」はハネズと読みます。ハネズがどんな花であるのかは未詳ですが、「にわうめ」と考えられているようです。

 歌の意味は、夏になるのを待って咲いたハネズは雨がちょっと降ったら散りはしないだろうか、ということです。

 残念ながら、この歌は桜を詠んだものではありません。なぜ、この緑地にこの歌が選ばれたのか、経緯は知りませんが、大伴家持がこの地を訪れたはずはありません。

 梅ならば桜の時期より早いのですが、じつは万葉集の巻八の、この歌の前後には時鳥(ほととぎす)を詠んだ歌が並んでいますから、この歌も、桜の時期よりも少し後、初夏が近づいた頃の歌のように感じられます。園の名前は「春の歳時記園」なのですが。

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【写真は、2014年(平成26年)4月7日に撮影。】

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新・言葉カメラ(25)

市名と同じ町名

 小さな村や町から発展して市制を施行することになった場合、その市の名前と、中心部にある町の名前が同じということがあります。
 「深谷市深谷」というのと「本庄市本庄」というのを続けて見ました。比較的小さな町にある地名のようですが、人口の多い市にもあります。埼玉県は市の数が多いのですが、このような地名がたくさんあります。
 日本郵政の郵便番号簿で調べてみると、市名と町名が一致するところが、埼玉県内にはたくさんありました。
 川口市川口、北本市北本、行田市行田、熊谷市熊谷、鴻巣市鴻巣、越谷市越ヶ谷、坂戸市坂戸、幸手市幸手、狭山市狭山、白岡市白岡、草加市草加、新座市新座、蓮田市蓮田、羽生市羽生、飯能市飯能、本庄市本庄、三郷市三郷、八潮市八潮、吉川市吉川です。
 深谷市は、深谷ではなく深谷町のようですが、それでも町の中心に位置することは間違いありません。
 他にも、春日部市粕壁があり、さいたま市に合併する前には岩槻市岩槻がありました。興味深いのは、上尾市には上尾村、上尾宿、上尾下という地名があります。上尾市上尾村というのには歴史を感じさせられます。

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【左の写真は、「深谷市深谷」という表示、右の写真は、「本庄市本庄」という表示。どちらも、2013年(平成25年)11月12日、埼玉県深谷市内と同本庄市内で撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(457)

「明石日常生活語辞典…ち」(20)

ちん【賃】《名詞》 ①子どもに与えるおやつ。「ちん・を・ やっ・とか・んと・ やかましー・に・ 言(ゆ)ー。」②労働などに対して支払われる報酬の金。「もー・ ちょっと・ ちん・を・ 上げ・てもらえ・まへ・ん・か。」〔①⇒なんど。②⇒ちんぎ、ちんぎん〕

ちん《名詞》 チンという音を出す、鈴や小さな鐘。「仏壇・の・ ちん・を・ 鳴らす。」

ちん《接尾語》 そのような状態であるということを表す言葉。「逆ちん」「渋ちん」「でぼちん」

ちんあげ【賃上げ】《名詞、動詞する》 労働などに対して支払われる報酬の額を上げること。「ちんあげし・てもらわ・な・ やっ・ていか・れ・へん。」 

ちんぎ【賃金】《名詞》 労働などに対して支払われる報酬の金。「ちんぎ・は・ 二十五日・に・ もらう・ねん。」〔⇒ちん、ちんぎん〕

ちんぎ《名詞》 吊り下げて計るはかり。竿ばかり。◆平衡秤のことを指すが、吊り下げて秤るものもあった。「ちんぎ・で・ 魚・を・ かける〔=計る〕。」

ちんぎん【賃金】《名詞》 労働などに対して支払われる報酬の金。「一月分・の・ ちんぎん・を・ じっきに・ 使(つ)こ・てまう。」〔⇒ちん、ちんぎ〕

ちんこい《形容詞》  ①面積、体積などの値がわずかである。「ちんこい・ 入れ物」②背が低い。「ちんこい・ 馬」〔⇒ちんまい〕

ちんちくりん《名詞、形容動詞や》 ①人の背丈がとても低いこと。動物の胴の部分が短いこと。また、そのような人や動物。「ちんちくりんの・ 犬・や・けど・ かいらしー・なー。」②服などが、背丈に比べて短いこと。「背ー・が・ 伸び・て・ 服・が・ ちんちくりんに・ なっ・とる。」〔②⇒ちょっぴん、ちょっぴんぴん、ぴんぴん〕

ちんちん《名詞》 ①足でペダルを踏み、二つの車輪を回して進む乗り物。「ちんちん・の・ 横乗り・を・ する。」②レールの上を電力によって運転する車両。「ちんちん・に・ 乗っ・て・ 明石・へ・ 行く。」◆幼児語。〔①⇒ちりんちりん、ちりちり、じてんしゃ。②⇒でんしゃ〕

ちんちん《名詞》 男性の生殖器である、円柱状の突起物。陰茎。「ちんちん・を・ 出さ・んと・ ちゃんと・ パンツ・を・ はき・なさい。」〔⇒ちんぽ〕

ちんちんでんしゃ【ちんちん電車】《名詞》 路面に敷かれたレールの上を電力によって運転する車両。路面電車。「神戸・の・ ちんちんでんしゃ・は・ 須磨・が・ 終点・やっ・た。」
ちんと《副詞》 整っていて乱れがない様子。几帳面な様子。「ちんと・ 座っ・て・ 待っ・とり・なはれ。」「ちんと・ 謝れ。」〔⇒きちんと、ちゃんと〕

ちんどんや【チンドン屋】《名詞》 宣伝のために、人目に付く服装をし、楽器を鳴らして歩く仕事。また、それをする人。「ちんどんや・の・ 音・が・ 聞こえ・てき・た・さかい・ 見・に・ 行(い)・こ。」

ちんば《名詞》 片方の足の具合がよくなくて、普通の歩行ができないこと。また、そのような人。「ちんば・ ひー・て・ 歩く。」〔⇒びっこ〕

チンパンジー〔ちんぱんじー〕【英語=chimpanzee】《名詞》 アフリカの森林にすむ、知能の進んだ猿。「動物園・に・ まっくろけ・の・ ちんぱんじー・が・ おっ・た。」

ちんぴら《名詞》 ①品行の良くない少年少女。「街・で・ ちんぴら・に・ 脅さ・れ・た。」②小者のくせに偉そうに振る舞う者。「あんな・ ちんぴら・に・ 仕事・は・ 任せ・られ・へん。」〔①⇒ふりょう〕

ちんぷんかんぷん《形容動詞や》 わけがわからない様子。理解ができない様子。「今日・の・ 話・は・ 難(むつか)しー・て・ ちんぷんかんぷんやっ・た。」

ちんぽ《名詞》 男性の生殖器である、円柱状の突起物。陰茎。「みみず・に・ 小便(しょんべん)・ かけ・たら・ ちんぽ・が・ 腫れる・ぞ。」〔⇒ちんちん〕

ちんぼつ【沈没】《名詞、動詞する》 船などが水中に沈んで見えなくなること。「漁船・が・ ちんぼつし・た・そーや。」

ちんまい《形容詞》 ①面積、体積などの値がわずかである。「ちんまい・ 饅頭・や・けど・ うまい・なー。」②背が低い。「ちんまい・ 男・の・ 子」〔⇒ちんこい〕

ちんれつ【陳列】《名詞、動詞する》 人に見せるために、品物を並べること。「店・の・ 前・に・ ちんれつする。」

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2014年4月 6日 (日)

新・言葉カメラ(24)

「着」は、〔つく〕と〔きる〕だから

 「新着古着あります」という言葉を見て、誤解する人はいないでしょう。
 「新着」は〔あらたに到着した〕ものであり、「古着」は〔着ふるした〕ものであると判断できます。
 「新入荷」としないで「新着」とし、「中古衣料」としないで「古着」としたのは、二つの対応する言葉(一見、反意語のように見える言葉)をうまく活用しようという意図があったのかもしれません。

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【写真は、「新着古着」の店。2013年(平成25年)12月17日、兵庫県明石市内で撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(456)

「明石日常生活語辞典…ち」(19)

ちらす《動詞の連用形に付く接尾語・サ行五段活用》 手当たり次第にする様子を表す言葉。荒々しくする様子を表す言葉。「周り・の・ 者・に・ 当たりちらす。」「下手な・ 字ー・を・ 書きちらす。」「喋りちらす」

ちらちら《副詞と、動詞する》 ①細かいものが舞い落ちる様子。「雪・が・ ちらちらし・てき・た。」②小さな光が見えたり見えなかったりする様子。遠くのものが見えたり隠れたりする様子。「沖・の・ 方・の・ 船・の・ 明かり・が・ ちらちらと・ 見える。」「人・が・ ちらちら・ 入っ・たり・ 出・たり・ し・とる。」③ときどき、中が見えてしまう様子。また、ときどき、中を見せようとする様子。「短い・ 服・や・さかい・ ちらちら・ ひざ・が・ 見え・てまう。」「ちらちら・ すね・を・ 見せる。」④ときどき視線を向ける様子。「ちらちら・ こっち・を・ 気ー・に・ し・て・ 見・とる。」⑤少しずつ、かすかである様子。「昔・の・ こと・を・ ちらちら・ 思い出す。」

ちらつく【散らつく】《動詞・カ行五段活用》 ①小さなものが、微かに舞い落ちる。「朝・から・ 雪・が・ ちらつい・とる。」②見えたり見えなかったりする。かすかに見える。「勝ち進ん・で・ 優勝旗・が・ ちらつい・てき・た。」

ちらっと《副詞》 ①わずかな動きであったり、しばらくの間の動きであったりする様子。「ちらっと・ 足・を・ 止め・た。」「ちらっと・ 横・を・ 見る。」②わずかに見聞きなどをする様子。「その・ 話・は・ ちらっと・ 知っ・とる。」 

ちらばす【散らばす】《動詞・サ行五段活用》 ①あちらこちらにものを乱雑に広げる。「紙切れ・を・ ちらばし・て・ 遊ん・どる。」②広くゆきわたらせる。「あっちこっち・に・ ちらばし・て・ 配る。」〔①⇒ちらかす〕

ちらばる【散らばる】《動詞・ラ行五段活用》 あちらこちらにものが乱雑に広がる。「桜・の・ 花びら・が・ ちらばる。」〔⇒ちらかる〕

ちらほら《副詞と》 ①まばらに、あちらこちらに少しずつある様子。「梅・の・ 花・が・ ちらほら・ 咲き始め・た。」②時たま、ある様子。「あんた・の・ うわさ・を・ ちらほらと・ 聞き・まし・た・よ。」

ちり【塵】《名詞》 粉末や粒子となって飛び散っている、小さなごみ。「隅・の・ 方・に・ ちり・が・ 溜まっ・とる。」〔⇒ほこり〕

ちりがみ【ちり紙】《名詞》 鼻をかむときなどに使う、薄くて柔らかい紙。「古い・ 新聞・を・ ちりがみ・と・ 交換し・てもろ・た。」 

ちりちり《副詞に、形容動詞や》 毛が縮れている様子。毛が焼ける様子。「天然パーマ・で・ ちりちりの・ 髪・の・ 毛ー・や。」「ろうそく・に・ 近づい・たら・ 前・の・ 髪・が・ ちりちり・ 焼け・た。」

ちりちり《名詞》 足でペダルを踏み、二つの車輪を回して進む乗り物。「ちりちり・に・ 乗れる・よーに・ なっ・た。」◆幼児語。〔⇒ちりんちりん、ちんちん、じてんしゃ〕

ちりちりばらばら【散り散りばらばら】《形容動詞や》 一つのところにかたまっていなくて、互いに離れている様子。「風・が・ 吹い・て・ 机・の・ 上・の・ 紙・が・ ちりじりばらばらに・ 飛ん・でいっ・た。」「卒業し・て・から・は・ みんな・ ちりちりばらばらで・ なかなか・ 集まら・れ・へん。」〔⇒てんでばらばら、てんでんばらばら〕

ちりとり【塵取り】《名詞》 掃き集めた塵やほこりを入れるための用具。「落ち葉・を・ 集め・て・ ちりとり・に・ 入れる。」

ちりめん【縮緬】《名詞》 よりをかけた糸を使って、布の表面を縮ませてある絹織物。「丹後・の・ ちりめん」

ちりんちりん《名詞》 足でペダルを踏み、二つの車輪を回して進む乗り物。「ちりんちりん・が・ 通る・さかい・ 気ーつけ・なはれ。」◆幼児語。〔⇒ちりちり、ちんちん、じてんしゃ〕

ちる【散る】《動詞・ラ行五段活用》 ①まとまっていたものが、ばらばらになって落ちたり飛んだりする。元の場所から離れて落ちる。「庭じゅー・に・ ごみ・が・ ちっ・とる。」②草木の花や葉が、その草木から離れる。「桜・が・ ちる。」③集中できなくなる。「気ー・が・ ちっ・て・ 勉強・が・ でけ・へん。」■他動詞は「ちらす」

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2014年4月 5日 (土)

新・言葉カメラ(23)

「茹がき煎て」の麺類を食べる気持ちになるか

 「茹」という文字は、菜(名詞)、食べる(動詞)、やわらかい(形容詞)などの意味がありますが、日本では「茹でる」という意味にも用いています。
 「煎」という文字は、煮詰める、火にかけてからからにする、という意味で、煎餅という言葉はその意味で使われています。また、「煎」という文字には、せんじる、という意味もあって、煎茶という言葉はその意味で使われています。
 さて、この麺類を食べさせてくれる店の「茹がき煎て」を食べる気持ちになるでしょうか。煮え湯に浸すことは「湯がく」と書きますが、「茹でる」→「湯がく」というのは自然な連想が可能です。
 「煎て」た麺類とは、どういうものでしょうか。煮詰められたり、からからにされたりした蕎麦は食べる気にはなりません。せんじられた饂飩もご免こうむりたいと思います。けれども、「茹がき煎て」の文字からは「湯がきたて」の熱あつを連想してしまいます。あの店の看板は健在でしょうか。店は今も繁盛しているのでしょうか。

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【写真は、「茹がき煎て」の店。2003年(平成15年)5月11日、大阪市此花区内で撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(455)

「明石日常生活語辞典…ち」(18)

ちょろくさい《形容詞》 ①人の動いたり考えたりする力が鈍い。まだるっこい。気が利かない。「ちょろくそー・て・ 仕事・が・ でけ・ん・ やつ」②ものの動きや回転が弱くて遅い。「前・の・ 車・が・ ちょろくそーに・ 走っ・とっ・て・ じゃまや。」③水や液体の流れが遅く弱い。「ちょろくさい・ 水道・や。」④たいしたことではない。「こんな・ 問題・なんか・ ちょろくさい・ もん・や。」〔⇒とろい、とろこい、とろくさい、ちょろい、ちょろこい、のろい〕

ちょろこい《形容詞》 ①人の動いたり考えたりする力が鈍い。まだるっこい。気が利かない。「ちょろこい・ 点・を・ 取っ・て・ なさけない・ やつ・や・なー。」「ちょろこい・ もの・の・ 言い方・を・ する。」②ものの動きや回転が弱くて遅い。「ちょろこい・ モーター・で・ じっきに・ 止まっ・てまう・ねん。」③水や液体の流れが遅く弱い。「水・が・ ちょろこーに・ 流れ・とる。」④たいしたことではない。「一点・ぐらい・ 入れ・られ・ても・ ちょろこい・ こと・や。」〔⇒とろい、とろこい、とろくさい、ちょろい、ちょろくさい、のろい〕

ちょろちょろ《副詞と、形容動詞、動詞する》 ①水や液体が少しずつ流れ出る様子。「ホース・の・ 水・は・ ちょろちょろ・しか・ 出ー・へん。」②ものがゆっくり動いたり回転したりする様子。「風・が・ ちょろちょろ・ 吹い・てき・た。」③小さなものが、ゆっくりと動き回る様子。「ねずみ・が・ 天井・を・ ちょろちょろと・ 走り回っ・とる。」〔⇒とろとろ〕

ちょろっと《副詞》 ①時間や回数が、少しだけである様子。「ちょろっと・ 顔・を・ 出し・た。」「ちょろっと・ 見せ・てくれ・た・けど・ よー・ わから・なんだ。」②出し抜けに。気まぐれに。「ちょろっと・ へそ・を・ 出し・た・ので・ みんな・が・ 笑(わろ)・た。」

ちょろまかす《動詞・サ行五段活用》 ①人にわからないように盗む。所有者に黙ったままで少しだけ貰う。「お賽銭・を・ ちょろまかす・よーな・ 悪い・ やつ・が・ おる・ん・や・て。」②ごまかして自分のものにする。「ちょろまかし・て・ 余分に・ 金・を・ 取り・やがっ・た。」〔⇒へ(を)かます。①⇒ぱくる〕

ちょんぎる【ちょん切る】《動詞・ラ行五段活用》 無造作に切る。簡単に切り落とす「横・に・ 出・とる・ 枝・を・ ちょんぎる。」

ちょんちょん《副詞と》 ①細いものを、簡単に切る様子。「人参・を・ ちょんちょんと・ 切る。」②間隔を置いて、飛び飛びに行う様子。「一握り・ずつ・の・ 土・を・ ちょんちょんと・ 置い・ていく。」

ちょんな【手斧】《名詞》 木を削り取って平らにするのに使う刃物。「ちょんな・で・ 木ー・を・ きれーに・ 削る。」〔⇒ちょうな〕

ちょんなご【手斧鍬】《名詞》 土や雑草を掘り起こしたりするときに使う、幅の広くない鍬。「ちょんなご・で・ 草・を・ かじい・て・ 取る。」〔⇒ちょうなご、ちょうのんが〕

ちょんまげ【丁髷】《名詞》 ①男性の前頭部から頭頂部にかけ頭髪を剃って、残りの頭髪を結った、江戸時代までの男子の髪形。「相撲取り・が・ ちょんまげ・を・ し・とる。」②武士。「ちょんまげ・が・ 出・てくる・ 芝居。」

ちらかす【散らかす】《動詞・サ行五段活用》 あちらこちらにものを乱雑に広げる。「部屋中・ いっぱい・ ちらかし・とる。」〔⇒ちらばす〕■自動詞は「ちらかる」

ちらかる【散らかる】《動詞・ラ行五段活用》 あちらこちらにものが乱雑に広がる。「紙切れ・が・ ちらかっ・とる。」〔⇒ちらばる〕■他動詞は「ちらかす」

ちらし【散らし】《名詞》 広告・宣伝などのために配る、印刷した紙。「新聞・に・ スーパー・の・ ちらし・が・ 入っ・とる。」

ちらし【散らし】《名詞》 寿司飯の上に刺身、卵焼き、海苔などをのせた料理。「昼・は・ ちらし・を・ 食べる。」〔⇒ちらしずし〕

ちらしずし【散らし寿司】《名詞》 寿司飯の上に刺身、卵焼き、海苔などをのせた料理。「大阪・で・ ちらしずし・の・ 店・に・ 入っ・た。」〔⇒ちらし〕

ちらす【散らす】《動詞・サ行五段活用》 ①まとまっていたものを離れ離れにする。散り散りにする。「風・が・ 紙・を・ ちらす。」②いくつかのものを、離れた位置に配置する。「紅葉・を・ ちらし・た・ 模様」③腫れ物や膿を手術をしないでなくすようにする。「薬・で・ 腫れ・を・ ちらす。」「盲腸・を・ ちらす。」■自動詞は「ちる」

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2014年4月 4日 (金)

新・言葉カメラ(22)

英文の右横書き

 トラックの荷台などに書かれている文字は、車の進む方向を考えて書くことがあります。日本語の場合は、車の右側の面には、右からの横書きになっていることがあります。それでも日本語の場合は、ほぼ瞬時に、逆方向から読むことができます。
 アルファベット表記の場合は、右から書くということは無理でしょう。タクシーの側面に「IXAT」と書いてあるのを見たことはありますが、長い綴りを右から順に書くことは混乱をもたらしてしまいます。
 さて、見かけたトラックに書かれていた「CO.,LTD.HOKUTORA」と文字は、どういう意図によるものなのでしょうか。
 たぶん、普通に書けば、会社名の表記は、HOKUTORA CO.,LTD.だろうと思います。例えば、「株式会社」という文字が前に付いている「株式会社永谷園」の英文表示は、「NAGATANIEN CO., LTD」であって、「CO.,LTD NAGATANIEN」と書くことはないと思います。
 このトラックの場合、「CO.,LTD.HOKUTORA」という文字列を、車の右側にも左側にも書いておけば、日本語の場合は右横書きとなるような場所に書かれていても「HOKUTORA」というまとまりと、「CO.,LTD.」というまとまりとを瞬時に理解してもらえるという気持ちがあったのではないかと思ったのです。

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【写真は、会社名の英文表記。2013年(平成25年)11月13日、群馬県安中市内で撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(454)

「明石日常生活語辞典…ち」(17)

ちょっとも《副詞》 少しも。まったく。「難(むつか)しゅー・て・ ちょっとも・ わから・へん。」〔⇒ちいとも、ちっとも、ひとっつも、、しとっつも、とっつも、ぜんぜん、いっこも〕

ちょっぴん《形容動詞や》 服などが、背丈に比べて短い様子。「長い・ 間・ 着・とっ・た・ 服・が・ ちょっぴんに・ なっ・ても・た。」◆子どもの成長に伴って、衣服が短くなったようなときに使う。〔⇒ちょっぴんぴん、ちんちくりん、ぴんぴん〕

ちょっぴんぴん《形容動詞や》 服などが、背丈に比べて短い様子。「ちょっぴんぴんで・ 足・が・ 出・てまう。」〔⇒ちょっぴん、ちんちくりん、ぴんぴん〕

ちょびちょび《副詞と》 ①飲み物を、間を置いて少しずつ飲む様子。「ウイスキー・を・ ちょびちょびと・ なめる・よーに・ 飲む。」②物事を一度に進めないで、すこしずつ行っていく様子。「仕事・は・ ちょびちょび・ 進ん・どり・ます。」〔⇒ちびちび、ちびりちびり〕

ちょびっと《副詞》 少しだけ。「今日・は・ ちょびっと・ お日ーさん・が・ 照っ・た・だけ・や。」「畳・の・ 上・に・ 水・を・ ちょびっと・ こぼし・た。」〔⇒ちびっと、ちょぼっと、ちょこっと〕

ちょびっとばかし《名詞、形容動詞や》 少しの程度。「ちょびっとばかし・ 金・が・ 足ら・ん。」〔⇒ちょびっとばかり、ちびっとばかし、ちびっとばかり、ちょぼっとばかし、ちょぼっとばかり、ちょこっとばかし、ちょこっとばかり〕

ちょびっとばかり《名詞、形容動詞や》 少しの程度。「宿題・が・ ちょびっとばかり・ でけ・とら・へん・ねん。」〔⇒ちょびっとばかし、ちびっとばかし、ちびっとばかり、ちょぼっとばかし、ちょぼっとばかり、ちょこっとばかし、ちょこっとばかり〕

ちょぼ《名詞》 ①一画で書いたり、筆記具の先を置いただけで施したりしたような、小さなしるし。「参加する・ 人・の・ 名前・に・ ちょぼ・を・ 打っ・て・ 数える。」②句読点のうちの、読点。「一行・に・ ひとつ・ぐらい・は・ ちょぼ・を・ つけ・なはれ。」③特に強調する言葉の横に施すしるし。「ちょぼ・が・ つけ・てある・さかい・ ここ・は・ 大事な・ とこ・やろ。」〔⇒てぼ、てん〕

ちょぼちょぼ《名詞》 ①一画で書いたり、筆記具の先を置いただけで施したりしたような、小さなしるしが二つ並んでいるもの。「この・ 人・に・も・ ちょぼちょぼ・の・ 印・が・ つい・とる・なー。」②小さなしるしを二つ、重なりそうに書いて、同じであることを表す符号。「このへん・は・ みんな・ ちょぼちょぼ・の・ 印・が・ いれ・てある。」③仮名文字の右肩につけて、濁音であることを表す符号。「ひらがな・に・ ちょぼちょぼ・を・ 打つ。」〔⇒てんてん、てぼてぼ〕

ちょぼちょぼ《形容動詞や》 程度や勢いなどが同じぐらいで、優劣がつけられない様子。力などが釣り合っている様子。互角である様子。「味方・も・ 敵・も・ 力・は・ ちょぼちょぼや。」「体重・は・ 去年・の・ 今頃・と・ ちょぼちょぼで・ 変わら・へん。」〔⇒どっこいどっこい、とんとん〕

ちょぼっと《副詞》 少しだけ。「ちょぼっと・ お腹・が・ 空い・てき・まし・た。」「ちょぼっと・しか・ あり・ませ・ん・けど・ どーぞ・ 食べ・てください。」〔⇒ちびっと、ちょびっと、ちょこっと〕

ちょぼっとばかし《名詞、形容動詞や》 少しの程度。「ちょぼっとばかしや・けど・ 何ぞ・の・ 足し・に・ し・てください。」〔⇒ちょびっとばかし、ちょびっとばかり、ちびっとばかし、ちびっとばかり、ちょぼっとばかり、ちょこっとばかし、ちょこっとばかり〕

ちょぼっとばかり《名詞、形容動詞や》 少しの程度。「ちょぼっとばかり・の・ 餞別・や・けど・ 取っ・とい・てください。」〔⇒ちょびっとばかし、ちょびっとばかり、ちびっとばかし、ちびっとばかり、ちょぼっとばかし、ちょこっとばかし、ちょこっとばかり〕

ちょろい《形容詞》 ①人の動いたり考えたりする力が鈍い。まだるっこい。気が利かない。  「ちょろい・ 歩き方・ せ・んと・ さっさと・ 歩け。」「ちょろい・ 人・や・さかい・ 言(ゆ)ー・とる・ こと・を・ わかっ・てくれ・へん。」「力・の・ 入ら・ん・ ちょろい・ 話し方」②ものの動きや回転が弱くて遅い。「扇風機・の・ 風・が・ ちょろい。」③水や液体の流れが遅く弱い。「ちょろい・ 流れ・の・ 川」「溝・の・ 水・の・ 流れ・が・ ちょろい。」④たいしたことではない。「今・から・ 逆転する・の・は・ ちょろい・ こと・や。」〔⇒とろい、とろこい、とろくさい、ちょろこい、ちょろくさい、のろい〕

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2014年4月 3日 (木)

新・言葉カメラ(21)

終わりは何時でしょうか

 営業時間が「18:00~深夜」という表示がありました。一般的には、深夜というのは真夜中を指していると思いますが、具体的には「深夜0時まで営業」とか「深夜2時まで」とか書いてあるのが普通です。この店の場合は、何時まで営業するのでしょうか。客にとっては不安でしょうが、もしかしたら、臨機応変な対応をしているのかもしれませんね。
 ラストオーダーが「AM1:00~」という表示がありました。「ラストオーダーは12時まで」というような表示を見かけることが多いのですが、この店の場合は、何時まで受け付けるのでしょうか。1時以降も受け付けるということはわかるのですが、いつまでなのかが不安になるかもしれません。この店も、もしかしたら、臨機応変な対応をしているのかもしれませんね。

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【左の写真は、「~深夜」という表示。2013年(平成25年)4月19日、神戸市垂水区内で撮影。右の写真は、「AM1:00~」という表示。2013年(平成25年)5月6日、神戸市西区内で撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(453)

「明石日常生活語辞典…ち」(16)

チョコレート〔ちょこれーと〕【英語=chocolate】《名詞》 カカオの実を原料にして、砂糖・ミルクなどを混ぜて固めた菓子。「板・の・ ちょこれーと」 

ちょこんと《副詞、動詞する》 ①きちんと可愛らしく、かしこまっている様子。「ちょこんと・ 座る。」②軽く行う様子。わずかに行う様子。「ちょこんと・だけ・ お辞儀・を・ した。」「ちょこんと・ 名前・だけ・ 書い・てくれ・へん・か。」〔②⇒ちょこっと、ちょっくら、ちょっと〕

ちょちょぎれる《動詞・ラ行下一段活用》 ①続いていたものが途中でとだえる。「ずっと・ 勝っ・とっ・た・のに・ 今年・は・ ちょちょぎれ・た。」②少しだけ出る。「こけ・て・ 向こう脛・を・ 撲っ・て・ 涙・が・ ちょちょぎれ・た。」◆おどけた感じの言葉。悲壮感が強くない場合や、悲壮感を隠そうとするときなどに使う。〔①⇒とぎれる〕

ちょっかい《名詞、動詞する》 横から余計な口出しや手出しをすること。物事に介入すること。「関係・の・ ない・ 人・が・ ちょっかい・を・ 出さ・んとい・てんか。」「ちょっかいし・て・ 赤ん坊・を・ 泣かし・ても・た。」

ちょっかいかう《動詞・ワア行五段活用》 横から余計な口出しや手出しをする。物事に介入する。「話・に・ ちょっかいかわ・んと・ ちゃんと・ 聞け。」

ちょっかく【直角】《名詞》 二つの直線が交わってできる、九十度の角。「道・を・ ちょっかく・に・ 曲がる。」「ちょっかく・の・ 三角形」

チョッキ〔ちょっき〕【フランス語=jaqueからか】《名詞》 袖なしで丈の短い胴着。「寒(さむ)ー・ なっ・てき・た・さかい・ 背広・の・ 下・に・ ちょっき・を・ 着る。」

ちょっきし《副詞》 寸法・分量・時間・時刻などが、ある基準に一致することを表す言葉。過不足などがない様子を表す言葉。「この・ 服・は・ ちょっきし・ 自分・の・ 体・に・  合う。」「ちょっきし・ 千円・で・ 食べら・れる・ 定食」「十時・ ちょっきし・に・ 会う・ 約束・を・ し・た。」〔⇒ちょうど、きっちり、ちょっきり、ぴったり〕

ちょっきり《副詞》 寸法・分量・時間・時刻などが、ある基準に一致することを表す言葉。過不足などがない様子を表す言葉。「今・ ちょっきり・ 仕事・が・ 済ん・だ・ とこ・や。」「ここから・ ちょっきり・ 一里・ ある。」〔⇒ちょうど、きっちり、ちょっきし、ぴったり〕

ちょっくら《副詞》 軽く行う様子。わずかに行う様子。「ちょっくら・ 出かけ・てくる・わ。」〔⇒ちょこんと、ちょこっと、ちょっと〕

ちょっちょっ《副詞と、動詞する》 ①小さい歩幅で動き回る様子。「坂道・を・ ちょっちょっと・ 歩い・て・ 上がる。」②簡単な動作を繰り返す様子。「ちょっちょっと・ 算盤・を・ はじく。」〔⇒ちょこちょこ〕

ちょっと《感動詞》 相手に呼びかける言葉。「ちょっと。こっち・へ・ 来・てくれ・へん・か。」

ちょっと《名詞、副詞》 ①ほんの少しのものやこと。「ちょっと・だけ・ 待っ・てんか。」「手持ち・の・ 金・は・ ちょっと・だけ・や。」②軽く行う様子。わずかに行う様子。「ちょっと・ 行っ・てき・まつ・さ。」③簡単にはできないという気持ちを表す言葉。「明日・まで・に・は・ ちょっと・ 出来上がら・へん。」〔①⇒ちいと、ちと、ちっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり。②⇒ちょっくら、ちょこっと、ちょこんと。③⇒なかなか〕

ちょっとばかし《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「ちょっとばかし・ 金・を・ 貸し・てくれ・へん・か。」〔⇒ちいと、ちと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり、ちょっとばかり〕

ちょっとばかり《名詞、副詞》 ほんの少しのものやこと。「ここ・で・ ちょっとばかり・ 待っ・とい・てんか。」〔⇒ちいと、ちと、ちっと、ちょっと、ちいとばかし、ちとばかし、ちっとばかし、ちょっとばかし、ちいとばかり、ちとばかり、ちっとばかり〕

ちょっとま【ちょっと間】《名詞》 ほんのしばらくの間。わずかの時間。「ちょっとま・ 温い・ 日ー・が・ 続き・まし・た・なー。」〔⇒ちいとま、ちっとま〕

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2014年4月 2日 (水)

新・言葉カメラ(20)

関西への入り口

 三重県は近畿(関西)地方か東海(中部)地方かという議論があります。名張市のあたりは大阪くの通勤圏になっていますが、津市や四日市市は名古屋との結びつきが強いと思われます。
 そんな三重県で、「関西口」という文字を見ると、一瞬、どきりとします。三重県は関西への入り口であるということを主張しているように感じられるのです。
 西部Aルートと書かれていますが、コミュニティバスの停留所のようです。場所は亀山市ですが、かつては鈴鹿郡関町です。関の宿場は、江戸時代の東海道五十三次で、鈴鹿峠を目の前にして、大和街道・伊勢別街道へ分岐する宿場町として栄えました。
 「関西・口」ではなく「関・西口」であることはすぐに理解できるのですが、もしかしたら「関西口」だけでなく「関東口」という停留所もあるのかもしれません。そうであるのならば、その2つの停留所の間が「中部」という地域になるのでしょう。

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【写真は、「関西口」という停留所。2013年(平成25年)4月25日、三重県亀山市内で撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(452)

「明石日常生活語辞典…ち」(15)

ちょうれい〔ちょーれー〕【朝礼】《名詞》 学校や会社などで、朝の挨拶や打ち合わせをしたりする集会。「月曜日・は・ ちょーれい・が・ ある。」〔⇒ちょうかい〕

チョーク〔ちょーく〕【英語=choke】《名詞》 黒板などに書くための、石膏の粉末などを練って棒状に作ったもの。「道・に・ ちょーく・で・ 落書きし・とる。」〔⇒はくぼく、はくぼこ〕

ちょか《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①お節介なことや軽率なことをすること。おどけたことをすること。また、そのような人。「ちょか・が・ いら・ん・ こと・を・ する。」②盛んに動き回ること。落ちつきなく動き回ること。また、そのような人。「大きなっ・ても・ ちょか・が・ 直ら・へん。」〔⇒ちょかちょか〕

ちょかちょか《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①お節介なことや軽率なことをすること。おどけたことをすること。また、そのような人。「人・の・ こと・に・ ちょかちょか・ 口・を・ 出さ・んとい・てんか。」②盛んに動き回ること。落ちつきなく動き回ること。また、そのような人。「ちょかちょかと・ 走り回っ・て・ 仕事・を・ する。」〔⇒ちょか〕

ちょかまか《副詞と、動詞する》 労をいとわず、かいがいしく動く様子。「ちょかまかと・ 動き回っ・て・ よー・ 仕事・を・ する・ 人・や・なー。」〔⇒ちょこまか〕

ちよがみ【千代紙】《名詞》 折り紙などに使う、花や図柄などの模様を色刷りにした和紙。「ちよがみ・で・ 鶴・を・ 折る。」

ちょきん【貯金】《名詞、動詞する》 お金をためること。ためたお金。「働い・て・ ちょきん・を・ し・なはれ。」「ちょきん・が・ だいぶ・ でけ・た。」

ちょく【直】《名詞、副詞に》 間に何も入れないで、接したり対応したりすること。じかに。「あの・ 人・に・ ちょく・に・ 頼ん・でみる・の・が・ えー。」〔⇒ちょくせつ〕

ちょくせつ【直接】《名詞、副詞に》 間に何も入れないで、接したり対応したりすること。じかに。「紹介者・も・ なし・に・ ちょくせつ・ 話・を・ する。」「外国・と・ ちょくに・ 商売する。」〔⇒ちょく〕

ちょくせん【直線】《名詞》 まっすぐな線。二つの点を結ぶ最も短い線。「線路・が・ ちょくせん・に・ なっ・とる。」 

ちょくちょく《副詞と、形容動詞や》 しばしばというほどではないが、時にはあるということを表す言葉。「あいつ・は・ ちょくちょく・ やっ・てき・まっ・せ。」〔⇒ちょいちょい〕〔⇒ちょいちょい、ちょこちょこ、ときどき〕

ちょけ《名詞》 ふざけること。戯れること。おどけること。また、そのようにする人。「ときどき・ ちょけ・が・ 出・ます・なー。」「あんな・ ちょけ・は・ 他・に・は・ おら・へん。」

ちょける《動詞・カ行下一段活用》 ふざける。戯れる。おどける。「ちょけ・て・ 道・ 歩い・とっ・たら・ 溝・へ・ はまる・ぞ。」「ちょけ・て・ みんな・を・ 楽します。」

ちょこざいな《形容動詞や》 年齢や立場などに不相応なほど、小生意気である様子。「若い・のに・ ちょこざいな・ こと・を・ 言(ゆ)ー・ やつ・や。」

ちょこちょこ《副詞と、動詞する》 ①小さい歩幅で動き回る様子。「店・の・ 中・で・ ちょこちょこと・ 走り回っ・とる。」②簡単な動作を繰り返す様子。「店・の・ 中・を・ ちょこちょこ・ 動い・て・ 働い・とる。」〔⇒ちょっちょっ〕

ちょこちょこ《副詞と、形容動詞や》 しばしばというほどではないが、時にはあるということを表す言葉。「ちょこちょこ・ 顔・を・ 見せ・に・ 来る。」〔⇒ちょいちょい、ちょくちょく、ときどき〕

ちょこっと《副詞》 ①少しだけ。「しんどい・さかい・ ここら・で・ ちょこっと・ 休み・まへ・んか。」「間違い・が・ ちょこっと・ あり・ます・な。」②軽く行う様子。わずかに行う様子。「ちょこっと・ にっこり・ し・てくれ・た。」〔⇒ちびっと、ちょびっと、ちょぼっと。②⇒ちょこんと、ちょっくら、ちょっと〕

ちょこまか《副詞と、動詞する》 労をいとわず、かいがいしく動く様子。「ちょこまかと・ みんな・の・ 世話・を・ し・てくれ・た。」〔⇒ちょかまか〕

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2014年4月 1日 (火)

新・言葉カメラ(19)

「空番」は「くうばん」?「あきばん」?

 文字を見れば意味はわかるのですが、どう読むのかが決まっていない言葉があります。そのような言葉で、国語辞典の見出しに採用されていないようなものもあります。
 アパートの部屋とか、駐車場とかに「空(あき)」があるときに、いろいろな表現をしているのを見かけます。「空室」のアパート、「空きスペース」の駐車場というのは自然な言い方でしょうが、「空番」となるとちょっと事情が異なってきます。
 「空番」という言葉は、その数字を割り振っていない場合をも表すことがあります。「4」や「9」を忌み嫌って客室番号にしないホテルがあります。これも「空番」と言えるでしょう。
 2枚の写真の「空番」は、番号を割り振っているけれども、契約者がいないという意味であることはわかります。
 それにしても、この「空番」は、「くうばん」と読むのか「あきばん」と読むのかすら、定まっていないように思います。

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【左の写真は、アパートの「空番」という表記、右の写真は、駐車場の「空番」という表記。どちらも、2013年(平成25年)4月19日、どちらも兵庫県明石市内で撮影。】

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(451)

「明石日常生活語辞典…ち」(14)

ちょうずばち〔ちょーずばち〕【手水鉢】《名詞》 用便後に手を洗うための水を溜めた鉢。「ちょーずばち・で・ 手ー・ 洗う。」

ちょうせつ〔ちょーせつ〕【調節】《名詞、動詞する》 ものごとの釣り合いや調子をちょうど良いように整えること。「ガス・の・ 火ー・を・ ちょーせつする。」

ちょうだい〔ちょーだい〕【頂戴】《動詞する》 ①もらうことのへりくだった言い方。「えー・ もん・を・ ちょーだいし・て・ ありがとー。」②ものを与えてくれること、売ってくれることを、親しみを込めて促すときに使う言葉。「なんど〔=おやつ〕・ ちょーだい。」◆活用はしない。〔①⇒いただく〕

ちょうちょう〔ちょーちょー、ちょーちょ〕【蝶】《名詞》 美しい色彩の二対の羽をもち、それをひらひらさせて飛び、花の蜜などを吸う昆虫。「青虫・が・ ちょーちょー・に・ なっ・た。」〔⇒ちょう〕

ちょうちょう〔ちょーちょー〕【町長】《名詞》 地方公共団体としての町の政治を行う、一番上の人。「今度・の・ 日曜・が・ ちょーちょー・の・ 選挙・の・ 日ー・や。」

ちょうちん〔ちょーちん〕【提灯】《名詞》 細い割り竹を骨として、周りに紙などを張り、中に蝋燭などを灯して明かりとして使い、折り畳みのできる道具。「お盆・に・は・ ちょーちん・を・ 吊る。」

ちょうつがい〔ちょーつがい〕【蝶番】《名詞》 ①一方の端を軸として、ドアや蓋などを自由に開け閉めできるように取り付ける金具。「戸ー・の・ ちょーつがい」②関節のつなぎ目。「顎・の・ ちょーつがい・が・ 外れ・た。」

ちょうど〔ちょーど〕【丁度】《副詞》 ①寸法・分量・時間・時刻などが、ある基準に一致することを表す言葉。過不足などがない様子を表す言葉。「ちょーど・ 五千円・の・ 買い物・を・ し・た。」「ちょーど・ 三時・に・ 着い・た。」②具合良く、または具合悪く、期待や予想などに合致することを表す言葉。その時に合わせて。「電車・を・ 降り・たら・ ちょーど・ 雨・が・ やん・だ。」「ちょーど・ その・ 時・に・ 地震・が・ 起き・た。」③他の事物とよく似ていることを表す言葉。「ちょーど・ 昼・の・よーな・ 明るさ・や。」〔⇒ちょっきし、ちょっきり〕〔①⇒きっちり、ちょっきし、ちょちっきり、ぴったり。③⇒まるで〕

ちょうな〔ちょーな〕【手斧】《名詞》 木を削り取って平らにするのに使う刃物。「上手に・ ちょーな・で・ 削っ・ていく。」〔⇒ちょんな〕

ちょうなご〔ちょーなご〕【手斧鍬】《名詞》 土や雑草を掘り起こしたりするときに使う、幅の広くない鍬。「ちょーなご・で・ 足・を・ かじか・ん・よーに・ し・なはれ。」〔⇒ちょんなご、ちょうのんが〕

ちょうなん〔ちょーなん〕【長男】《名詞》 きょうだいの中で最初に生まれた男の子。「ちょーなん・が・ 学校・を・ 卒業し・た。」◆一般には「(一番)上の男の子」「二番目の男の子」「三番目の男の子」という言い方が多い。■類語=「ちょうじょ」

ちょうにん〔ちょーにん〕【町人】《名詞》 江戸時代の商人や職人のこと。「ちょーにん・が・ 住ん・どっ・た・ 街」

ちょうのんが〔ちょーのんが〕【手斧鍬】《名詞》 土や雑草を掘り起こしたりするときに使う、幅の広くない鍬。「ちょーのんが・で・ 草・を・ かじく。」〔⇒ちょうなご、ちょんなご〕

ちょうぼ〔ちょーぼ〕【帳簿】《名詞》 金銭や物品などの出し入れなどを書き記す帳面。「ちょーぼー・を・ つける・ 仕事」

ちょうほうけい〔ちょーほーけー〕【長方形】《名詞》 四つの角がすべて直角である四辺形。「ちょーほーけー・の・ 土地」〔⇒ながしかく〕

ちょうほんにん〔ちょーほんにん〕【張本人】《名詞》 良くない事件や問題の起こる元になった人。「今日・の・ 試合・に・ 負け・た・ん・は・ お前・が・ ちょーほんにん・なんや。」

ちょうめん〔ちょーめん〕【帳面】《名詞》 ものを書くために、紙を綴じたもの。「ちょーめん・に・ メモ・を・ する。」〔⇒ノート〕

ちょうめんづら【帳面面】《名詞》 帳簿などに記入された、表面上の数字や事柄。表向きの計算。「ちょーめんずら・は・ なんとか・ なっ・とる・けど・ ほんま・は・ 赤字・や・ねん。」

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