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2014年10月31日 (金)

【掲載記事の一覧】

 しだいに秋が深まってきました。

 地元(名寸隅)の秋祭りが終わりました。日本シリーズは阪神が敗れて幕を閉じました。

 10月も、「【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典」と「中山道をたどる」とを毎日掲載し続けました。

 「中山道をたどる」は、鵜沼宿(各務原市)までを歩き終えています。11月にはその続きを歩きます。

 ブログをお読みくださってありがとうございます。

 お気づきのことなどは、下記あてのメールでお願いします。

 gaact108@actv.zaq.ne.jp

 これまでに連載した内容の一覧を記します。

 

 

◆【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典 ()(664)~継続

    [2013年1月6日開始~ 最新は20141031日]

 

◆中山道をたどる ()(264)~継続

    [201311月1日開始~ 最新は20141031日]

 

◆新西国霊場を訪ねる ()(21)~継続

 2014年5月10日開始~ 最新は2014年5月30日]

 

◆放射状に歩く ()(139)一旦終了。再開する意思あり。

 2013年4月13日開始~ 最新は2014年5月9日]

 

◆新・言葉カメラ ()(18)~継続予定

    [201310月1日開始~ 最新は20131031日]

 

◆名寸隅の記 ()(138)~継続予定

    [2012年9月20日開始~ 最新は2013年9月5日]

 

◆百載一遇 ()()~継続予定

    [2014年1月1日開始~ 最新は2014年1月30日]

 

◆茜の空 ()(27)~継続予定

    [2012年7月4日開始~ 最新は2013年8月28日]

 

……【以下は、連載を終了したものです。】……………………

 

◆江井ヶ島と魚住の桜 ()()

    [2014年4月7日開始~2014年4月12日終了]

 

◆言葉カメラ ()(385)

    [2007年1月5日開始~2010年3月10日終了]

 

◆明石日常生活語辞典 ()(1116)

    [2009年7月8日開始~2012年9月13日終了]

 

◆『明石日常生活語辞典』写真版 ()()

    [2010年9月10日開始~2011年9月13日終了]

 

◆国語教育を素朴に語る ()(51)

    [2006年8月29日開始~20071212日終了]

 

◆改稿「国語教育を素朴に語る」 ()(102)

    [2008年2月25日開始~2008年7月20日終了]

 

◆消えたもの惜別 ()(10)

    [2009年9月1日開始~2009年9月10日終了]

 

◆地名のウフフ ()()

    [2012年1月1日開始~2012年1月4日終了]

 

◆ことことてくてく ()(26)

    [2012年4月3日開始~2012年5月3日終了]

 

◆テクのろヂイ ()(40)

    [2009年1月11日開始~2009年6月30日終了]

 

◆神戸圏の文学散歩 ()()

    [20061227日開始~20061231日終了]

 

◆母なる言葉 ()(10)

    [2008年1月1日開始~2008年1月10日終了]

 

◆六甲の山並み[言葉つれづれ] ()()

   [20061223日開始~20061226日終了]

 

◆おもしろ日本語・ふしぎ日本語 ()(29)

    [2007年1月1日開始~2009年6月4日終了]

 

◆西島物語 ()()

    [2008年1月11日開始~2008年1月18日終了]

 

◆鉄道切符コレクション ()(24)

    [2007年7月8日開始~2007年7月31日終了]

 

◆足下の観光案内 ()(12)

    [20081114日開始~20081125日終了]

 

◆写真特集・薔薇 ()(31)

    [2009年5月18日開始~2009年6月22日終了]

 

◆写真特集・さくら ()(71)

    [2007年4月7日開始~2009年5月8日終了]

 

◆写真特集・うめ ()(42)

    [2008年2月11日開始~2009年3月16日終了]

 

◆写真特集・きく ()()

    [20071127日開始~20081113日終了]

 

◆写真特集・紅葉黄葉 ()(19)

    [200712月1日開始~20081215日終了]

 

◆写真特集・季節の花 ()()

    [2007年5月8日開始~2007年6月30日終了]

 

◆屏風ヶ浦の四季 [2007年8月31日]

 

◆昔むかしの物語 [2007年4月18日]

 

◆小さなニュース [2008年2月28日]

 

◆辰の絵馬    [2012年1月1日]

 

◆しょんがつ ゆうたら ええもんや ()(13)

    [2009年1月1日開始~2010年1月3日終了]

 

◆文章の作成法 ()()

    [2012年7月2日開始~2012年7月8日終了]

 

◆朔日・名寸隅 ()(19)

    [200912月1日開始~2011年6月1日終了]

 

◆教職課程での試み ()(24)

    [2008年9月1日開始~2008年9月24日終了]

 

◆相手を思いやる姿勢と、自分を表現する力 ()()

    [200610月2日開始~200610月4日終了]

 

◆学力づくりのための基本的な視点 ()()

    [200610月5日開始~20061011日終了]

 

◆教員志望者に必要な読解力・表現力 ()(18)

    [20061016日開始~200611月2日終了]

 

◆教職をめざす若い人たちに ()()

    [2007年6月1日開始~2007年6月6日終了]

 

◆これからの国語科教育 ()(10)

    [2007年8月1日開始~2007年8月10日終了]

 

◆現代の言葉について考える ()()

    [2007年7月1日開始~2007年7月7日終了]

 

◆自分を表現する文章を書くために ()(11)

    [20071020日開始~20071030日終了]

 

◆兵庫県の方言 ()()

    [20061012日開始~20061015日終了]

 

◆暮らしに息づく郷土の方言 ()(10)

    [2007年8月11日開始~2007年8月20日終了]

 

◆姫路ことばの今昔 ()(12)

    [2007年9月1日開始~2007年9月12日終了]

 

◆私の鉄道方言辞典 ()(17)

    [2007年9月13日開始~2007年9月29日終了]

 

◆高校生に語りかけたこと ()(29)

    [200611月9日開始~200612月7日終了]

 

◆ゆったり ほっこり 方言詩 ()(42)

    [2007年2月1日開始~2007年5月7日終了]

 

◆高校生に向かって書いたこと ()(15)

    [200612月8日開始~20061222日終了]

 

◆1年たちました ()()

    [2007年8月21日開始~2007年8月27日終了]

 

◆明石焼の歌 ()()

    [2007年8月28日開始~2007年8月30日終了]

 

◆失って考えること ()()

    [2012年9月14日開始~2012年9月19日終了]

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中山道をたどる(264)

塩尻宿から須原宿まで(44)

 

懐かしい風景の上松

 

 全国にコミュニティバスがありますが、上松にも「ひのき号」というバスがあります。その停留所の名が「中山道ねざめ」(写真・左、1615分撮影)です。寝覚ノ床の近くですが、中山道という冠辞がついています。

 上松も例外でなくやっぱり大火で焼けています。したがって主要な建物は残っていません。上松の代表的な風景としては、越前屋(写真・中、1616)のあたりということになります。中山道の立場茶屋があったところです。たせやと越前屋の重厚な建物が街道らしさを醸しています。どこか懐かしい感じが漂います。越前屋は寿命蕎麦が売り物のようです。

 中学校の横を通って、川へ下りて行くところに石畳(写真・右、1623)が作られていますが、これは新しく観光用のものが作られた気配がします。

 この日はここまでで、民宿に泊まることにします。寄り道したりしながら歩き続けて、歩数は4万6000歩余り。距離は29㎞ほどになりました。

 夜は本降りの雨になりました。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(664)

「明石日常生活語辞典…へ」()

 

へいじつ〔へーじつ〕【平日】《名詞》 ①休みでない普通の日。月曜日から金曜日までの日。「電車・は・ へーじつ・と・ 休日・の・ ダイヤ・に・ わかれ・とる。」②特別なことのない日常。平生。「台風・が・ 来・ても・ へーじつ・の・ 通り・に・ 店・を・ 開ける。」⇒ふだん、いつも、いっつも、いっつもかっつも、いつもかも、へいじょう、ひごろ〕

へいじゅ〔べーじゅ〕【米寿】《名詞》 八十八歳。八十八歳になったお祝い。「お祖父ちゃん・の・ べーじゅ・の・ お祝い・を・ する。」

へいじょう〔へーじょー〕【平常】《名詞》 特別なことのない日常。平生。「へいじょー・の・ 通り・に・ 営業する。」〔⇒へいじつ、ふだん、いつも、いっつも、いっつもかっつも、いつもかも、ひごろ〕

へいぜい〔へーぜー〕【平生】《名詞》 特別なことのない日常。平常。「へーぜー・から・ 風邪・ ひか・ん・よーに・ 気ー・ つけ・とる。」〔⇒いつも、いっつも、いっつもかっつも、いつもかも、ひごろ、ふだん〕

へいたい〔へーたい〕【兵隊】《名詞》 ①軍隊で上司の指揮を受ける者。「へーたいさん・が・ 歩い・とる。」②兵士を軍として組織したもの。「へーたい・に・ 取ら・れる。」「へーたい・が・ 衝突する。」

へいてん〔へーてん〕【閉店】《名詞、動詞する》 ①その日の営業を終えて、店を閉めること。「へーてん・は・ 八時・です。」②商売をやめて、店を閉鎖すること。「スーパー・が・ へーてんし・ても・た。」■対語=「かいてん」

へいねつ〔へーねつ〕【平熱】《名詞》 健康なときの体温。発熱していないときの体温。「へーねつ・より・ 二度・も・ 高(たこ)ー・ なっ・とる。」

へいねん〔へーねん〕【平年】《名詞》 ①一年が365日である年。「今年・は・ へーねん・で・ 来年・が・ 閏年・や。」②普通の年。いつもの年。「今年・の・ 冬・は・ へーねん・に・ 比べ・たら・ 寒い・なー。」■対語=①「うるうどし」「うるどし」

へいへい〔へーへー〕《副詞と、動詞する》 ①応答などの掛け声として発する声。「へーへー・ 聞こえ・まっ・せ。」②相手の言うことを承知したり、同意したりしたときに発する声。「へーへー・ あんた・の・ 言()ー・とーり・に・ し・まっ・さ。」

③相手の言うことに迎合したり、機嫌をとったりする様子。相手の言うことやすることに逆らわないで、ぺこぺこ頭を下げたり従ったりする様子。「へーへーし・て・ 反対・を・ よー・ 言()わ・へん。」①②⇒へい。⇒へいこら、へいこらへいこら〕

へいや〔へーや〕【平野】《名詞》 山がなくて、平らな土地が広がっているところ。「峠・を・ 降り・て・ へーや・に・ 出てき・た。」「播州へーや」

へいわ〔へーわ〕【平和】《名詞》 ①穏やかで無事なこと。「今年・は・ へーわな・ 一年・やっ・た。」②戦争がなく、世の中が治まっていること。「世・の・中・が・ へーわ・で・ ある・ こと・が・ ありがたい。」

ペーシ〔ぺーし〕【英語=page】《名詞》 本やノートの紙の片面。また、その順序を示した数字。「ぺーし・の・ 数・の・ 多い・ 本・は・ 読む・の・が・ かなわ・ん。」〔⇒ページ〕

ページ〔ぺーじ〕【英語=page】《名詞》 本やノートの紙の片面。また、その順序を示した数字。「ぺーじ・の・ 端・を・ 折っ・て・ 目印・に・ する。」「五百ぺーじ・も・ ある・ 本・を・ 読ん・だ。」〔⇒ペーシ〕

ベージュ〔べーじゅ〕【フランス語=beige】《名詞》 明るく薄い茶色。「べーじゅ・の・ コート・を・ 着・て・ 行く。」

ベース〔べーす〕【英語=base】《名詞》 野球で、内野の四隅にある塁。また、その位置に置くもの。「ヒット・ 打っ・て・ 三るい・の・ べーす・まで・ 走っ・た。」

ペーパー〔ぺーぱー〕【英語=sandpaperから】《名詞》 ものを磨くために、厚紙や布の一面に金剛砂やガラス粉を研磨剤として付着させたもの。「ぺーぱー・で・ 木ー・の・ 箱・を・ 磨く。」

へかます〔へーかます〕【屁かます】《動詞・サ行五段活用》 ①放屁をする。「臭い・ へーかまし・やがっ・た。」②黙って盗む。ごまかす。「」③拾ったものなどを、その持ち主を探すことなどをしないで、こっそり自分のものにすること。「道・で・ 拾(ひろ)・た・ 五百円・お・ 届け・んと・ へーかまし・ても・た。」⇒ぬすむ、とる。⇒ねこばば【猫糞】する〕

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2014年10月30日 (木)

中山道をたどる(263)

塩尻宿から須原宿まで(43)

 

茂吉と藤村

 

 上松駅から少し進んだ土手に、斎藤茂吉の歌碑(写真・左、1550分撮影)があります。「駒ケ嶽見てそめけるを背後にし小さき汽車は峡に入りゆく」という歌です

 また、上松小学校の前に島崎藤村の文学碑(写真・中、1553)もあります。

 そして、小学校から少し行くと、尾張藩材木役所(写真・右、1556)があります。説明板によれば「尾張藩は木曽総山の検見を実施し、その大半が伐られ、尽山も多いことに驚き、山村代官から山に関する一切の業務を取り上げ、上松の原畑の地に直轄の材木役所を作った」そうです。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(663)

「明石日常生活語辞典…へ」()

 

へ〔へー〕【屁】《名詞、動詞する》 ①消化・発酵作用によって腸にたまったガスが尻から出たもの。「誰・か・ へー・ こい・た・ん・ちゃう・か。」②とるに足りないものの喩えとして使う言葉。「あんな・ やつ・の・ 言()ー・ こと・なんか・ へー・に・も・ なら・へん。」⇒おなら〕

へ〔え〕《格助詞》 動作・作用の進む方向を示す言葉。「エレベーター・で・ 上・へ・ 上がる。」「買い物・に・ 神戸・へ・ 行く。」「従兄弟・へ・ 電話する。」〔⇒へさして、へさいて〕

へい〔へー〕【塀】《名詞》 家の周りや、敷地の境などに立てる仕切り。「地震・で・ ブロック・の・ へー・が・ 倒れ・た。」

へい〔へー〕【丙】《名詞》 十干の、甲・乙に次ぐ三番目。第三番目のグループ。標準以下という評価を表す言葉。「小学校・の・ 時・の・ 音楽・は・ 甲・や・ 乙・で・ のー・て・ へー・やっ・た。」

へい〔へー〕《感動詞》 ①応答などの掛け声として発する声。「へー・ 何か・ 言ー・た・ん・かいな。」②相手の言うことを承知したり、同意したりしたときに発する声。「へー・ よろし・おます。」〔⇒はい、はあ、はあい、へいへい〕

へいか〔へーか〕【陛下】《名詞》 天皇、皇后などを敬って呼ぶ言葉。「へー・の・ 言葉・が・ あっ・た。」■類語=「でんか」

へいかい〔へーかい〕【閉会】《名詞、動詞する》 会を終わりにすること。「寄り合い・は・ 八時・に・ へーかいし・てん。」■対語=「かいかい」

へいかん〔へーかん〕【閉館】《名詞、動詞する》 ①映画館・図書館などのように「館」というような名の付くところが、その日の入館をうち切ること。「五時・で・ へーかん・に・ なっ・てしも・とっ・た。」②「館」というような名の付くところが、休んだり、館としての働きを停止したりすること。「改装・で・ 一か月・ へーかんする・ん・やて。」■対語=「かいかん」

へいき〔へーき〕【平気】《形容動詞や》 少しも気にかけない様子。物事に驚かないで、落ち着いている様子。「雷・が・ 鳴っ・ても・ へーきやっ・た。」「雨・が・ 降っ・ても・ へーきで・ 出かけ・てん。」〔⇒へっちゃら〕

へいきん〔へーきん〕【平均】《名詞、動詞する》 ①多い少ない、高い低いなどがないようにならすこと。「ここ・に・ ある・ 林檎・は・ 大きさ・が・ へーきんし・とる。」②釣り合いがとれること。釣り合いをとること。「体・の・ へーきん・を・ とっ・て・ 台・の・ 上・を・ 歩く。」③合計の数値を合わせた回数で割って、いくつかの数値をならした値を計算すること。また、その値。「クラス・の・ へーきん・より・ 良()ー・ 点・を・ とっ・てん。」⇒へいきんてん〕

へいきんだい〔へーきんだい〕【平均台】《名詞》 体育の授業や体操競技などで使う、細長い木が渡してある台。「へーきんだい・で・ よろけ・て・ 途中・で・ 降り・ても・た。」

へいきんてん〔へーきんてん〕【平均点】《名詞》 合計の数値を合わせた回数で割って、いくつかの数値をならした値。「隣・の・ 組・より・ へーきんてん・が・ 高かっ・た。」〔⇒へいきん〕

へいこら〔へーこら〕《副詞、動詞する》 相手の言うことに迎合したり、機嫌をとったりする様子。相手の言うことやすることに逆らわないで、ぺこぺこ頭を下げたり従ったりする様子。「反対せ・んと・ へーこら・ 言()ー。とっ・てん。」〔⇒へいこらへいこら、へいへい〕

へいこらへいこら〔へーこらへーこら〕《副詞と、動詞する》 相手の言うことに迎合したり、機嫌をとったりする様子。相手の言うことやすることに逆らわないで、ぺこぺこ頭を下げたり従ったりする様子。「周り・の・ 者(もん)・に・ へーこらへーこらし・とっ・たら・ いつ・まで・ たっ・ても・ 出世・でけ・へん・ぞ。」「へーこらへーこらせ・んと・ 自分・の・ 考え・も・ 言()ー・たら・ えー・ねん。」〔⇒へいこら、へいへい〕

へいさ〔へーさ〕【閉鎖】《名詞、動詞する》 ①入口などを閉じて、出入りできなくなるようにすること。「雪・で・ 高速道路・が・ へーさ・に・ なっ・とる・ん・やて。」②閉じて、機能を停止したり活動をやめたりすること。「インフルエンザ・が・ はやっ・て・ 学級へーさ・に・ なっ・た。」

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2014年10月29日 (水)

中山道をたどる(262)

塩尻宿から須原宿まで(42)

 

上松宿に入る

 

 上松宿の入り口(写真・左、1505分撮影)で雨が降り出しました。

 本町の一里塚(写真・中、1512)は集落の一画にあって、一里塚そのものの面影は残っていません。

 JR上松駅(写真・右、1519)でしばらく雨宿りをしました。改札口から駅の中をのぞきます。かつての様子を探してみたのですが、みごとに消えてしまっていました。

 中央本線の上松駅で乗り降りしたことはありませんが、これまでに何度か通りました。そのときの印象として、駅の裏側に伐り出した丸太などがたくさん積まれており、森林鉄道の機関車を見たこともありました。森林鉄道が廃止されたのは1975(昭和50)ですから、それより前のことです。けれども廃止後に通った時も丸太の集散場として使われていたように思うのです。

 今はその情景は消えてしまっていました。駅の裏側には丸太を置くような場所はありませんでした。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(662)

「明石日常生活語辞典…ふ」(22)

 

ふんぎり【踏ん切り】《名詞》 思い切って決断をすること。「いつ・まで・も・ ふんぎり・ つけ・なん・だら・ 話・が・ 進ま・へん。」

ぶんけ【分家】《名詞、動詞する》 家族の誰かが分かれて、別の一家を作ること。また、その家。「うち・の・ 父さん・は・ 次男・やっ・た・さかい・ ぶんけし・た・ん・や。」

ぶんしゅう〔ぶんしゅー〕【文集】《名詞》 文章や詩などを集めて作った本。「卒業する・ 時・に・ 作っ・た・ ぶんしゅー・を・ 今・でも・ 持っ・とる。」

ぶんしょう〔ぶんしょー〕【文章】《名詞》 言葉を用いてひとまとまりに表現したもの。文字を使って、まとまった考えなどを書き表したもの。「ぶんしょー・の・ 上手な・ 人・が・ うらやましー・な。」〔⇒ぶん〕

ふんすい【噴水】《名詞》 ①水を噴き上がらせる仕かけ。「駅前・の・ 公園・に・ ふんすい・が・ 出来(でけ)・た。」②噴き上げられた水。「風・が・ 吹い・て・ ふんすい・が・ 服・に・ かかっ・た。」

ぶんすう〔ぶんすー〕【分数】《名詞》 整数を整数で割った数値を、横線を使って、何分の何という形で表したもの。「ぶんすー・で・ 言()ー・たら・ 八分の三・に・ なる。」

ふんぞりかえる【ふん反り返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①上体を大きく後ろに反らす。「ふんぞりかえっ・て・ よろけ・た。」②いばって、偉そうな態度をとる。「社長・に・ なっ・て・ ふんぞりかえっ・とる。」

ぶんだい【分大】《名詞》 小豆でできた粒あんを餅で包んだ和菓子。やや小ぶりの大福。「明石・の・ お菓子・は・ ぶんだい・と・ 丁稚羊羹・が・ 有名や。」◆各地にあるが、明石の「ぶんだい」は名物である。藤江屋分大という店が有名であるが、他の店でも同じ名前で売っている。〔⇒ぶんだいもち〕

ぶんだいもち【分大餅】《名詞》 小豆でできた粒あんを餅で包んだ和菓子。やや小ぶりの大福餅。「つぶつぶの・ 餡・の・ 入っ・た・ ぶんだいもち」◆各地にあるが、明石の「ぶんだい」は名物である。藤江屋分大という店が有名であるが、他の店でも同じ名前で売っている。〔⇒ぶんだい〕

ふんだくる《動詞・ラ行五段活用》 ①乱暴に奪い取る。「道・で・ 鞄・を・ ふんだくら・れ・た。」②高額な支払いを求める。「ちょっと・ 飲ん・だ・だけ・や・のに・ 五千円・も・ ふんだくら・れ・た。」

ぶんたん【分担】《名詞、動詞する》 いくつかに分けて受け持つこと。「みんな・で・ ぶんたんし・て・ 掃除・を・ し・た。」

ぶんちん【文鎮】《名詞》 紙などを動かないように押さえる文房具。「卒業・の・ 記念品・で・ ぶんちん・を・ 貰(もろ)・た。」

ぶんつう〔ぶんつー〕【文通】《名詞、動詞する》 手紙のやりとりをすること。「外国・の・ 友だち・と・ ぶんつーする。」

ぷんと〔ぷーんと〕《副詞、動詞する》 比較的強いにおいが急に漂ってくる様子。「ガス・の・ におい・が・ ぷんとし・た。」

ぶんどき【分度器】《名詞》 金属や合成樹脂でできた半円形のものに角度の目盛りをつけて、角度を測る道具。「小学校・の・ 時・は・ ぶんどき・の・ 使い方・が・ よー・ わから・なんだ。」

ふんどし【褌】《名詞》 男の人が股を覆うためにつけた、長い布でできた下着。「ふんどし・を・ しめ・て・ 祭り・の・ たいこ〔=布団屋台〕・を・ かく。」「小学校・の・ 時・の・ 海水浴・は・ 子ども用・の・ ふんどし・を・ 使(つこ)・とっ・た。」

ふんばる【踏ん張る】《動詞・ラ行五段活用》 ①開いた足に力を入れて、倒れまいとして踏みこらえる。「土俵際・で・ ふんばっ・て・ 押し返す。」②気持ちを集中して、頑張ることを持続する。「もー・ ちょっと・ ふんばっ・たら・ 出来上がる・ぞ。」

ふんふん《感動詞》 相手の言うことにうなづくときに発する言葉。「ふんふん・ あんた・の・ 言(ゆー)・とる・ こと・は・ わかっ・た。」

ぶんぶん《副詞と、動詞する》 ①虫が羽音を立てている様子。また、その音。「蜂・が・ ぶんぶん・ 飛ん・どる。」②機械・器具などが盛んに回転して、風を切っている様子。また、その音。「独楽(ごま)・が・ ぶんぶん・ 回っ・とる。」「機械・の・ ぶんぶん・ 回る・ 音」

ぷんぷん《副詞、動詞する》 強く腹を立てている様子。「無視さ・れ・た・ 言()ー・て・ ぷんぷん・ 怒っ・とる。」

ぷんぷん《副詞と、動詞する》 ①強いにおいが立ちこめる様子。「ポマード・の・ におい・が・ ぷんぷんと・ し・とる。」②何かの気配や様相が強い様子。「あいつ・が・ みんな・に・ 指図し・た・ こと・は・ ぷんぷんし・とる。」

ふんまえ【踏ん前】《名詞》 高いところのものを取ったり、高いところで何かをするときに乗る台。「ふんまえ・に・ 乗っ・て・ 棚・から・ 薬・の・ 箱・を・ 下ろす。」〔⇒ふみだい【踏み台】、あしつぎ【足継ぎ】

ぶんりょう〔ぶんりょー〕【分量】《名詞》 重さ、かさ、割合などの程度。「砂糖・の・ ぶんりょー・を・ 少ないめ・に・ する。」〔⇒りょう〕

ふんわり《副詞と、動詞する》 ①軽そうに浮いている様子。浮いて漂っている様子。「飛行船・が・ ふんわりと・ 飛ん・どる。」②柔らかく膨らんでいる様子。軽く弾力のある様子。「布団・を・ 干し・たら・ ふんわりし・た。」〔⇒ふわふわ〕

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2014年10月28日 (火)

中山道をたどる(261)

塩尻宿から須原宿まで(41)

 

桟と森林鉄道橋

 

 桟の説明板(写真・左、1414分撮影)によれば、通行人の松明で焼けた後に、尾張藩が木橋を架けて石組みを作ったそうです。その木橋も中央本線の工事で取り除かれ、石組みの部分が国道19号線の下に残されていると言います。

 右岸にも広い道が延びていますが、車はあまり通りません。その道を下流へ歩きます。桟の方を振り返ると(写真・中、1426)、山深く、切り立っている様子がよくわかります。

 木曽川の右岸を歩き続けますが、上松の集落が見えるようになるまでは、思ったより長い道のりでした。

 上松の町に入るために、木曽川を渡りますが、その橋の左側に、幅の狭い鉄橋が並んで架かっています。これは廃止された森林鉄道の橋です。橋を渡り終えたところに「木曽森林鉄道と鬼淵鉄橋」という説明板(写真・右、1456)があります。現存する国産最古のトラス橋だと書いてあります。1914(大正3年)に大阪の横河橋梁が作ったということですから、今年でちょうど100年です。木曽森林鉄道は我が国で最後まで運行された森林鉄道だそうですが、1975(昭和50)に廃止されたそうです。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(661)

「明石日常生活語辞典…ふ」(21)

 

ふろば【風呂場】《名詞》 湯船のある浴室。建物の中の、風呂のある場所。「雨・の・ 日・は・ ふろば・に・ 洗濯物・を・ 干す。」〔⇒ふろ〕

プロパン〔ぷろぱん〕【英語=propane gasから】《名詞》 家庭用燃料として使われる、石油などなら作られる液化ガス。「うち・は・ 都市ガス・やのー・て・ ぷろぱん・や。」〔⇒プロパンガス〕

プロパンガス〔ぷろぱんがす〕【英語=propane gas】《名詞》 家庭用燃料として使われる、石油などから作られる液化ガス。「うち・は・ 都市ガス・やのー・て・ ぷろぱん・や。」〔⇒プロパン〕

プロペラ〔ぷろぺら〕【英語=propeller】《名詞》 飛行機や船などを動かすための、羽根が回転する推進装置。「ぷろぺら・で・ 風・を・ 起こす。」

ふろや【風呂屋】《名詞》 お金を取って、入浴をさせるところ。銭湯。「ふろや・の・ 煙突・が・ 見える。」

プロレス〔ぷろれす〕【英語=professinal wrestling】《名詞》 興業として行われる、大衆娯楽としての格闘技。「テレビ・の・ ぷろれす・で・ 力道山・を・ 見た。」〔⇒レスリング【英語=wrestling

ふわっと《副詞、動詞する》 ①軽いものが空中に浮かんで漂う様子。「雲・が・ ふわっと・ 浮い・とる。」②軽いものや薄いものが、そっと揺れる様子。「風・が・ 吹い・て・ カーテン・が・ ふわっと・ 揺れ・た。」③上の方から広げて、軽く被せる様子。「網・を・ ふわっと・ 被せる。」④柔らかく軽い感じがしている様子。「ふわっとし・た・ パン・が・ 焼け・た。」

ふわふわ《名詞》 マシュマロやウエハースなどのような、柔らかく軽い感じの食べ物。「小さい・ 子・に・は・ ふわふわ・を・ 食べさす・の・が・ えーやろ。」

ふわふわ《副詞と、形容動詞や、動詞する》 ①軽そうに浮いている様子。浮いて漂っている様子。「風船・が・ ふわふわ・ 空・を・ 飛ん・どる。」②柔らかく膨らんでいる様子。軽く弾力のある様子。「布団・を・ 干し・たら・ ふわふわに・ なっ・た。」「ふわふわし・た・ カステラ」③動作や気持ちが落ち着きを失っている様子。「ふわふわし・た・ 気持ち・で・ おっ・たら・ あか・ん・ぞ。」①②⇒ふんわり〕

ふわんふわん《副詞と、形容動詞、動詞する》 いかにも柔らかく膨らんでいる様子。「ふあんふあん・の・ パン」

ふん〔ぷん〕【分】《名詞》 1時間の60分の1を示す、時間の単位。「6時10ぷん・に・ 起き・た。」

ふん《感動詞》 ①相手の言うことに納得したり同意したりするときに、軽く、ややぞんざいに言う言葉。「ふん・ わかっ・た・よ。」②相手の言うことに反発したり軽蔑したりする気持ちを表す言葉。「ふん・ お前ら・に・ わかる・かいや。」「ふん・ そんな・ こと・ぐらい・ ちゃんと・ わかっ・とる・わい。」

ぶん【分】《名詞》 ①それぞれの人に向けて、分けられたもの。「これ・が・ あんた・の・ ぶん・や。」②ある範囲などに相当するもの。「足ら・ん・ ぶん・は・ みんな・から・ 寄付し・てもらう。」③いくつかに分けること。「二・ぶん・の・ 一」④予想したり判断したりする程度や様子。「この・ ぶん・やっ・たら・ 晴れ・てき・そーや。」⇒わけまえ〕

ぶん【文】《名詞》 言葉を用いてひとまとまりに表現したもの。「わかりにくい・ ぶん・や・なー。」〔⇒ぶんしょう〕

ぶん【分】《接尾語》 その数字にあたる量や金額などを表す言葉。「千円ぶん・の・ 野菜・を・ 買()ー・た。」「十坪ぶん・の・ 土地」〔⇒がん、がとこ〕

ふんか【噴火】《名詞、動詞する》 地表の火山などから、水蒸気・ガス・灰などを噴き出すこと。「桜島・が・ ふんかし・た・ん・やて。」

ぶんかい【分解】《名詞、動詞する》 ①まとまっているものを個々の要素や部分に細かく分けること。「時計・を・ ぶんかいし・て・ 怒ら・れ・た。」②まとまっているものが細かく分かれたりして、本来の機能を失うこと。「大風・で・ 犬小屋・が・ ぶんかいし・ても・た。」■対語=①「くみたて」

ぶんかのひ〔ぶんかのひー〕【文化の日】《名詞》 国民の祝日のひとつで、十一月三日の新憲法公布を記念して制定され、文化が栄えることを願う日。「ぶんかのひ・の・ 休み・は・ 菊・を・ 見・に・行こ・か。」

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2014年10月27日 (月)

中山道をたどる(260)

塩尻宿から須原宿まで(40)

 

一里塚を過ぎて木曽の桟を通る

 

 神戸(ごうど)の集落、板敷野の集落を通った後に、沓掛の一里塚(写真・左、1403分撮影)があります。山側は中央本線の敷設で取り払われ、川側の一基が残ったのだそうです。江戸から71里です。

 木曽の桟(写真・中、1410)はかつての難所です。木曽の桟、太田の渡し、碓氷峠の3つが難所として併称されました。険しい崖に、丸太と板を使って橋を架け藤蔓で結わえて、わずかな通り道としたものですが、今は広い国道になっています。

 赤い鉄橋(写真・右、1412)を渡って対岸(右岸)へ行って、桟を眺められるようになっています。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(660)

「明石日常生活語辞典…ふ」(20)

 

ふるたい【風袋】《名詞》 品物を入れている箱や袋などの重さ。「ふるたい・を・ 引い・たら・ 九百グラム・や。」

ふるて【古手】《名詞》 ①使って古くなったもの。「ふるて・の・ 机・を・ 新しい・の・に・ 買い替える。」②経験を積んで、古参となった人。「この・会社・で・は・ だいぶ・ ふるて・に・ なっ・ても・てん。」〔⇒ふる〕

ふるてや【古手屋】《名詞》 何度も着て古くなった洋服や着物を売買している店。「昔・は・ 駅・の・ 近く・に・ ふるてや・が・ あっ・た・ん・や。」〔⇒ふるぎや〕

ふるどうぐや〔ふるどーぐや〕【古道具屋】《名詞》 古くなった道具や食器などを売買している店。「ふるどーぐや・で・ 杵・と・ 臼・を・ 買()ー・た。」

ぶるぶる《副詞と、動詞する》 ①恐ろしさや寒さなどによって、体などが小刻みに震える様子。「寒(さぶ)ー・て・ ぶるぶる・ 震え・とっ・てん。」②柔らかく揺れる様子。小刻みに揺れる様子。「ぶるぶる・の・ ゼリー」

ふるほん【古本】《名詞》 読んで古くなった本。読んだ後、売りに出された本。「ふるほん・で・ 買()ー・たら・ 安ー・ 手・に・入(はい)る。」

ふるわす【震わす】《動詞・サ行五段活用》 声などを小刻みに揺らす。「声・を・ ふるわし・て・ 怒っ・とる。」「綺麗な・ 声・を・ ふるわし・て・ 歌う。」■自動詞は「ふるえる」「ふるう」

ぶるんぶるん《副詞と、動詞する》 ①エンジンなどの回る様子やその音。「ヘリコプター・の・ 羽・が・ ぶるんぶるんと・ 回り始め・た。」②手などを大きく回す様子。「縄跳び・の・ 縄・を・ ぶるんぶるん・ 振り回(まー)す。」

ぷるんぷるん《形容動詞》 弾力があって揺れている様子。「ぷるんぷるん・の・ ゼリー」

ふれあるく【触れ歩く】《動詞・カ行五段活用》 あちらこちらに知らせて行き巡る。「葬式・が・ でけ・た・さかい・ 鐘・を・ 鳴らし・て・ 村中・に・ ふれあるく。」〔⇒ふれまわる〕

ブレーキ〔ぶれーき〕【英語=brake】《名詞》 回転している車軸に働いて、車を減速させたり止めたりする仕掛け。「自転車・の・ ぶれーき・を・ かける。」「車・の・ ぶれーき・を・ 踏む。」

プレゼント〔ぷれぜんと〕【英語=present】《名詞、動詞する》 人に物を贈ること。人に贈る物。「子ども・に・ クリスマス・の・ ぷれぜんと・を・ やら・んと・ いか・ん・なー。」

ふれまわる〔ふれまーる〕【触れ回る】《動詞・ラ行五段活用》 あちらこちらに知らせて行き巡る。「寄り合い・の・ 日ー・と・ 時間・を・ ふれまーる。」「夜中・に・ 拍子木・を・ たたい・て・ 火の用心・を・ ふれまわる。」〔⇒ふれあるく〕

ふれる【触れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①手など、体の一部が人やものにあたる。または、あてる。「肩・に・ ふれ・て・ 教(おせ)・てやる。」「手・を・ 挙げ・たら・ 隣・の・ 人・に・ ふれ・た。」②取り上げて言う。「厭な・ こと・に・は・ ふれ・んとこー・と・ 思う。」③あちらこちらに知らせる。言って回る。「法事・の・ 日にち・を・ 電話・で・ 親戚・に・ ふれる。」⇒さわる〕

ふろ【風呂】《名詞》 ①湯を沸かして湯船の中に入れたもの。また、その湯船。また、その湯船のある浴室。「台所・の・ 横・を・ ふろ・に・ する。」「ふろ・を・ 沸かす。」「ふろ・に・ 入っ・て・ あー・ 極楽・極楽。」②入浴をすること。「ふろ・が・ 済ん・で・から・ ビール・を・ 飲む。」⇒ふろば【風呂場】⇒ゆ【湯】

プロ〔ぷろ〕【英語=professinal から】《名詞》 それを専門にしていること。それを職業にしていること。また、そのようにしている人。「ぷろ・の・ 左官屋さん・は・ やっぱり・ 上手に・ 仕上げ・てくれる。」「ぷろ・野球」

ふろおけ【風呂桶】《名詞》 浴室で、沸かした湯をためる湯船。「ふろおけ・の・ 下・に・ げすいた・を・ 沈める。」

ふろく【付録】《名詞》 ①書籍・雑誌などの本体に添えられたもの。「ふろく・に・ カレンダー・が・ つい・とる。」②主な役割を担う人に、付き従っている人。「僕・も・ ふろく・で・ つい・てき・まし・てん。」

ふろしき【風呂敷】《名詞》 ものを包む大きくて四角い布。「ふろしき・で・ 包ん・でいか・んと・ 恰好(かっこ)悪い・やろ。」

 

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2014年10月26日 (日)

中山道をたどる(259)

塩尻宿から須原宿まで(39)

 

近くに御嶽山

 

 駅を行き過ぎると御嶽神社などがあります。このあたりには、いくつかの坂があります。そして、塩渕の一里塚(写真・左、1255分撮影)を過ぎます。

 右下に木曽川が見えて、ダムもあります。道標に従って歩くと小さなトンネルをくぐることになっているのですが、通行禁止になっていました。右側へ回り込んで通り過ぎます。

 道幅が広くなって元橋(写真・中、1330)という大きな橋が木曽川に架かっているところに出ます。御嶽山へり登山口です。黒沢口を経て、御嶽山頂へと続いていくのです。

 中山道の道は薄暗い林の中へ道は続いていき、御嶽遙拝所(写真・右、1337)があります。こんもりと木が茂っている岡の上に鳥居が設けられています。御嶽山の近くを通っている中山道ですが、御嶽山が見えるところは多くはありません。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(659)

「明石日常生活語辞典…ふ」(19)

 

ふりむく【振り向く】《動詞・カ行五段活用》 首を回すなどして、後ろの方を向く。「友だち・の・ 声・が・ し・た・ん・で・ ふりむい・た。」〔⇒ふりかえる〕

ふりょう〔ふりょー〕【不良】《名詞》 ①行いの悪いこと。また、そのような人。「ふりょー・と・ つきおー・たら・ あか・ん。」②質や状態などが優れていないこと。また、そのような状態や、そのようなもの。「ふりょう・の・ 品物・は・ 売ら・れ・へん。」「消化ふりょう・の・ 食べ物」

ふりわける【振り分ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①荷物を、前後・左右などの二つに分ける。「右・の・ 手ー・と・ 左・の・ 手ー・に・ ふりわけ・て・ 持つ。」「肩・の・ 荷ー・を・ ふりわける。」②仕事などを分配して、割り当てる。「みんな・で・ 協力する・さかい・ 仕事・を・ ふりわけ・てん・か。」⇒わりふる〕

プリント〔ぷりんと〕【英語=print】《名詞、動詞する》 ①謄写版などによって簡易的に印刷すること。簡易的に印刷したもの。「試験問題・の・ ぷりんと・が・ 配ら・れ・た。」②型紙を使って布地に模様を染めること。模様を染めた布地。「綺麗な・ 花柄・の・ ぷりんと・や・なー。」

ふる【古】《名詞》 ①使って古くなったもの。「ふる・の・ 帽子・を・ 着・ていく。」②経験を積んで、古参となった人。「ふる・の・ 社員・が・ ぎょーさん・ おる。」〔⇒ふるて〕

ふる【降る】《動詞・ラ行五段活用》 空から雨や雪などが落ちてくる。高いところから細かなものや小さなものが落ちてくる。「ぱらぱらと・ ふり出し・まし・た・なー。」「餅撒き・の・ 餅・が・ 上・から・ ふっ・てき・た。」

ふる【振る】《動詞・ラ行五段活用》 ①ものの一端を持って、全体や他の端を動かす。揺り動かす。「鈴・を・ ふっ・て・ 音・を・ 出す。」「旗・を・ ふる。」②上からまき散らす。「魚・に・ 塩・を・ ふっ・て・ ちょっと間・ 置い・とく。」③書いてあるものに、文字や記号などを書き加える。「振り仮名・を・ ふる。」「赤鉛筆・で・ 印・を・ ふる。」④仕事や役割などを割り当てる。「ひとりひとり・に・ 役割・を・ ふる。」「みんな・に・ ふら・んと・ 一人・で・は・ でけ・へん。」

ふるい【古い】《形容詞》 ①遠い昔のことである。時間が経過している。「ふるい・ 時代・の・ 話・を・ 聞く・の・は・ 好きや・ねん。」②斬新さがない。時代遅れである。「頭・が・ ふるい・さかい・ 良()ー・ 知恵・が・ 出・てこ・ん。」③変化する前のものである。「建て替える・ 前・の・ ふるい・ 駅・は・ 趣き・が・ あっ・た。」④新鮮ではない。「この・魚・は・ だいぶ・ ふるー・なっ・て・ 臭い・が・する。」

ふるう〔ふるー〕【震う】《動詞・ワア行五段活用》 ①寒さ、恐怖、高熱などによって、体が小刻みに動く。「熱・が・ あっ・て・ 体・が・ ふるー・とる。」②物や声などが小刻みに揺れる。「電車・が・ 通っ・たら・ 家・が・ ちょっと・ ふるー・ねん。」〔⇒ふるえる〕■他動詞は「ふるわす」

ふるえ【震え】《名詞》 寒さ、恐怖、高熱などによって、体が小刻みに動くこと。「寒すぎ・て・ ふるえ・が・ 止まら・へん。」

ふるえる【震える】《動詞・ア行五段活用》 ①寒さ、恐怖、高熱などによって、体が小刻みに動く。「隣・が・ 火事・に・ なっ・て・ ふるえ・とっ・てん。」②物や声などが小刻みに揺れる。「地震・で・ 雨戸・が・ ふるえ・た。」〔⇒ふるう〕■他動詞は「ふるわす」

ふるぎ【古着】《名詞》 何度も着て古くなった洋服や着物。「ふるぎ・や・けど・ 誰・か・ 着・てくれる・ん・やっ・たら・ あげ・まっ・せ。」

ふるぎや【古着屋】《名詞》 何度も着て古くなった洋服や着物を売買している店。「ふるぎや・で・ オーバー・を・ 買う。」〔⇒ふるてや〕

ふるくさい【古臭い】《形容詞》 ①ひどく古ぼけている。時代遅れである。「ふるくさい・ 型・の・ テレビ・を・ まだ・ 使(つこ)・て・ます。」「ふるくさい・ 考え方・を・ する・ 人・や。」②似たものがたくさんあって、珍しくない。「ふるくさい・ 考え・や・けど・ 間違(まちご)ー・た・ 考え・で・は・ ない・と・ 思い・ます・ねん。」

ふるさと【古里】《名詞》 生まれ育ったところ。「私・の・ ふるさと・は・ 但馬・です。」

ふるせ【古せ】《名詞》 歳を経て、大きく育った魚。「あぶらめ・の・ ふるせ・が・ 釣れ・た。」

 

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2014年10月25日 (土)

中山道をたどる(258)

塩尻宿から須原宿まで(38)

 

上の段の地区

 

 関所跡からの石段を下りて、町の中に入っていきます。銀行や旅館があります。町の中心から左に折れてから坂を上っていきます。上の段坂を上ると、高札場などもあって、上の段(写真・左、1208分撮影)の地区になります。鍵の手、桝形が残っていて、いかにも街道筋という風情になりますが、その距離は長くはありません。

 晴明社は平安時代の陰陽師の安倍晴明を祀った社です。近くに、おまつり会館(写真・中、1218)があって、展示物が並んでいますが、無人でした。

 上の段からしだいに下っていってから、木曽川の支流を渡って右折し、しばらくするとJR木曽福島駅(写真・右、1240)の前に出ます。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(658)

「明石日常生活語辞典…ふ」(18)

 

ふり【振り】《名詞》 ①竹刀やバットなどの一端を持って、全体や他の端を動かすこと。また、その動かし方。「バット・の・ ふり・が・ 上手い。」②人の振る舞いや仕草。態度や姿勢など。「知っ・とっ・て・ 知ら・ん・ ふり・を・ し・とる。」

ぶり【鰤】《名詞》 背中が濃青色で腹が銀白色をしていて美味としてもてはやされる魚で、育つにつれて名前が変わるが、そのいちばん大きくなったもの。「脂・が・ 乗っ・た・ ぶり・の・ 刺身・は・ 美味い。」◆成長するにつれて、「つばす」「はまち」「めじろ」「ぶり」と名が変わっていく。

ぶり《接尾語》 ①時間の間隔があいていることを表す言葉。「三日ぶり・に・ 晴れ・た。」「一週間ぶり・に・ 会()ー・た。」「半年ぶり」②ある数量に当たることを表す言葉。「一週間ぶり・の・ 薬」「十人ぶり・の・ ご飯・を・ 作る。」「一年ぶり・の・ 電気代」③ある分量や程度に相当ものであることを表す言葉。「小ぶり・の・ 茶碗・で・ ご飯・を・ 食べる。」⇒ぶん〕

ふりあげる【振り上げる】《動詞・ガ行下一段活用》 全体を揺り動かして、勢いよく上げる。「腹・が・ 立っ・て・ 拳骨・を・ ふりあげ・た。」「よき〔=斧〕・を・ ふりあげ・て・ たきもん〔=薪〕・を・ 割る。」

ふりおろす【振り下ろす】《動詞・サ行五段活用》 いったん上げていたものを、勢いよく下げる。「つるはし・を・ ふりおろし・て・ 穴・を・ 掘る。」

ふりかえ【振り替え】《名詞、動詞する》 他のものと取りかえること。「電車・の・ 事故・で・ 阪急・に・ ふりかえ・に・ なっ・た。」「ふりかえ休日」

ふりかえる【振り返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①首を回すなどして、後ろの方を向く。「誰・か・に・ 呼ば・れ・た・ 気・が・ し・て・ ふりかえっ・た。」②今までのことを思い出す。今までのことをじっくり考える。「この・ 一年・を・ ふりかえる。」⇒ふりむく〕

ふりがな【振り仮名】《名詞》 漢字の読み方を示すために、その漢字の右側などに書く仮名文字。「ふりがな・ 振っ・とか・んと・ 読み方・を・ 忘れ・そーや。」

ブリキ〔ぶりき〕【オランダ語=blik】《名詞》 表面に錫をメッキした、薄い鉄板。「ぶりき・の・ バケツ・が・ 少(すけ)のー・ なっ・て・ プラスチック・ばっかり・に・ なっ・てき・た。」◆商店などで「錻力」という文字遣いを見ることがある。

ふりきん【振り金】《名詞》 男子が下着などをまったく身につけていない状態。「風呂上がり・や・ 言()ー・ても・ ふりきん・で・ 歩い・たり・ する・な。」〔⇒ふりちん〕

ふりこ【振り子】《名詞》 吊り下げた重りが左右に揺れ動くようにした仕掛け。「柱時計・の・ ふりこ・が・ 止まっ・ても・とる。」

ふりそで【振り袖】《名詞》 若い女性の晴れ着として、丈を長くして、脇の下を縫い合わせていない袖の着物。「成人式・は・ ふりそで・が・ 多い。」■対語=「とめそで」

ふりだし【振り出し】《名詞》 ①双六遊びで、駒が出発する場所。「ふりだし・で・ サイコロ・を・ 振る。」②物事の出発点。改めて戻った最初の位置。「福岡・を・ ふりだし・に・ 九州・を・ 旅行する。」「水害・に・ 遭()ー・て・ 何・も・か・も・ 無()ー・なっ・た・さかい・ もー・一遍・ ふりだし・から・ やり直し・や。」

ふりちん【振りちん】《名詞》 男子が下着などをまったく身につけていない状態。「ふりちん・で・ 泳い・だ。」〔⇒ふりきん〕

ふりつけ【振り付け】《名詞、動詞する》 歌などに合わせて、踊ったり動いたりする動作を工夫すること。「盆踊り・の・ ふりつけ・を・ 変え・てみ・たら・ どない・です・か。」

ふりまく【振りまく】《動詞・カ行五段活用》 辺り一面にばらまく。きちんと整頓されていない状態にある。「餌(えさ)・を・ ふりまい・とっ・たら・ ぎょーさん・の・ 鳥・が・ 来・た。」〔⇒まきちらす、まきちらかす〕

ふりまわす〔ふりまーす〕【振り回す】《動詞・サ行五段活用》 ①勢いよく回す。「手ー・の・ 指・を・ ふりまーし・て・ 合図する。」②自分を中心とした広い範囲で回す。「バット・を・ ふりまーし・たら・ 危ない・やろ。」③思い通りに人を指図する。言動で周囲の人に強い影響を与える。「彼奴(あいつ)・の・ 言()ー・こと・に・ ふりまーさ・れ・たら・ あか・ん。」

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2014年10月24日 (金)

中山道をたどる(257)

塩尻宿から須原宿まで(37)

 

関所跡と資料館

 

 関所跡(写真・左、1149分撮影)には、関所跡の復元図が示されています。東門跡、番所跡、西門跡などと記した石が置かれて、石組なども作られています。狭い場所ですから、すぐ後ろ(東側)を中央線の電車が通り過ぎていきます。

 関所資料館(写真・中、1150)がありますが、時間の都合で素通りです。

 高瀬資料館(写真・右、1158)もあります。高瀬家は島崎藤村の姉「園」の嫁ぎ先です。藤村の小説「家」のモデルとして知られています。高瀬家は代官の山村氏に家臣として仕えました。藤村に関する資料や、関所番や生活に関する資料が収められているといいます。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(657)

「明石日常生活語辞典…ふ」(17)

 

ぶらさがり【ぶら下がり】《名詞》 店頭に吊り下げられている、既製の服など。「ぶらさがり・を・ 買()ー・て・ 着る。」

ぶらさがる【ぶら下がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①上の方にあるものを手でつかんで、体を垂らす。「鉄棒・に・ ぶらさがる。」 ②上の方にあるものにくっついたりして、垂れ下げる。「蓑虫・が・ 木ー・に・ ぶらさがっ・とる。」■他動詞は「ぶらさげる」

ぶらさげる【ぶら下げる】《動詞・ガ行下一段活用》 上の方にあるものにくくりつけたりはさんだりして、垂れ下げる。「腰・に・ 手拭い・を・ ぶらさげる。」〔⇒ぶらくる、つらくる、つらさげる〕■自動詞は「ぶらさがる」

ブラシ〔ぶらし〕【英語=brush】《名詞》 細かいほこりや汚れを取り除いたり、こすって磨いたりするための刷毛。「背広・に・ ぶらし・を・ かける。」

プラスチック〔ぷらすちっく〕【英語=plastics】《名詞》 熱や圧力を加えて、様々な形に加工できる合成樹脂。「ぷらすちっく・の・ 筆箱」

ふらつく《動詞・カ行五段活用》 ①足元が不安定で体が揺れ動く。ふらふらとよろける。「酒・を・ 飲ん・で・ ふらつき・ながら・ 歩い・た。」②気持ちが不安定で落ち着かない状態である。「頭・が・ 痛(いと)ー・て・ ふらつい・とる・ねん。」

ぶらつく《動詞・カ行五段活用》 きちんとした目的地もなく歩く。あちらこちらを動き回る。「買い物・がてら・ 三宮・を・ ぶらつく。」〔⇒うろつく、ぶらぶら(する)

ふらっと《副詞、動詞する》 ①特別な目的や当てもなく行動する様子。十分に考えないで行動する様子。「ふらっと・ 散歩し・とっ・たら・ 友だち・に・ 会()ー・た。」②前触れがなく行われる様子。「友だち・が・ ふらっと・ 家・へ・ 寄っ・てき・た。」③体の平衡を失ってよろめく様子。「暑い・さかい・ 道・で・ ふらっとし・て・ 電信柱・に・ もたれ・た。」⇒ぶらっと。①③⇒ふらふら〕

ぶらっと《副詞、動詞する》 特別な目的や当てもなく行動する様子。「ふらっと・ 散歩し・とっ・たら・ 友だち・に・ 会()ー・た。」「ぶらっとする・の・も・ 暇つぶし・に・は・ もってこいや。」〔⇒ふらっと〕

プラットホーム〔ぷらっとほーむ〕【英語=plat-form】《名詞》 駅で、乗客が列車に乗り降りするために、線路に沿って高く作ってある場所。「ぷらっとほーむ・に・ 電車・が・ 入っ・てき・た。」〔⇒ホーム〕

ふらふら《副詞と、形容動詞や、動詞する》 ①体の平衡を失ってよろめく様子。「年・を・ とる・と・ 足元・が・ ふらふらし・まん・なー。」「頭・を・ ふらふら・ 動かす。」②体に異常があって、揺れ動くように感じる様子。「熱・が・ あっ・て・ 頭・が・ ふらふらする。」③疲れ切っている様子。「一日中・ 立ちっぱなしやっ・た・ん・で・ ふらふらに・ なっ・た。」④心が揺れ動いて、思いが定まらない様子。「人・に・ 言わ・れ・たら・ 余計に・ 気持ち・が・ ふらふらし・てまう。」⑤特別な目的や当てもなく行動する様子。十分に考えないで行動する様子。「町・の・ 中・を・ ふらふらと・ 歩き回っ・とっ・てん。」⑥ものが力無く揺れ動く様子。「提灯・が・ ふらふら・ 揺れ・とる。」①⑤⇒ふらっと〕

ぶらぶら《副詞と、形容動詞や、動詞する》 ①大きく揺れ動く様子。不安定に動く様子。揺れ動かせる様子。「椅子・に・ 座っ・て・ 足・を・ ぶらぶらと・ さす。」②きちんとした目的地もなく歩き回る様子。あちらこちらを動き回る様子。「ぶらぶら・ 歩い・とっ・たら・ 海・に・ 出・た。」③仕事をしないで暮らす様子。怠惰に過ごしている様子。「ぶらぶらせ・んと・ 仕事・ し・なはれ・や。」

ぶらんこ《名詞》 つり下げた二本の綱や鎖の先に横木を渡して、そこに乗って前後に揺れ動かせる遊具。「ぶらんこ・を・ こぐ。」

ぶらんと《副詞、動詞する》 ①ものにつかまって、ぶら下がっている様子。「鉄棒・に・ ぶらんと・ ぶら下がっ・とっ・てん。」②ものが垂れ下がっている様子。「瓢箪・が・ ぶらんとし・とる。」

ぶらんぶらん《副詞と、動詞する》 垂れ下がって、不安定である様子。「足・を・ ぶらんぶらんし・て・ 椅子・に・ 坐っ・とる。」

ふり【降り】《名詞》 雨や雪が降ること。雨や雪が降っている様子や程度。「今日・の・ ふり・やっ・たら・ 傘・や・のー・て・ 合羽・を・ 着・ていく・ 方・が・ えー・やろ。」

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2014年10月23日 (木)

中山道をたどる(256)

塩尻宿から須原宿まで(36)

 

関所の町・福島

 

 「関所のまち木曽福島」という大看板(写真・左、1138分撮影)が立ちはだかるように見えます。福島は木曽の政治や文化の中心地であり、関所のある町です。

 関町というところを通って進んでいくと、道路の上に大きな門(写真・中、1142)が立っていて、そのあたりが観光バスの乗降場になっています。

 左側に細い坂道が見えてきて、それを上っていくと「木曽福島関所跡」の碑(写真・右、1146)が建っています。

 東海道は箱根と新居、中山道は碓氷と福島が重要な関所でした。福島の関所は、木曽川の断崖に位置した、狭い場所に設けられています。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(656)

「明石日常生活語辞典…ふ」(16)

 

ふみふみする【踏み踏みする】《動詞・サ行変格活用》 足を乗せて押しつける。「種・を・ 蒔い・た・ ところ・を・ ふみふみし・たら・ あか・ん・よ。」◆幼児語。〔⇒ふむ〕

ふみぬく【踏み抜く】《動詞・カ行五段活用》 ①踏んだ足で、ものに穴を開ける。「廊下・の・ 床板・を・ ふみぬい・た。」②踏んで、足に突き刺す。「釘・を・ ふみぬい・て・ 怪我・を・ し・た。」

ふむ【踏む】《動詞・マ行五段活用》 ①足を乗せて押しつける。「田圃・の・ 土・を・ ふむ。」②予想をする。見当をつける。「来・ん・やろ・と・ ふん・どっ・てん・けど・ やっぱり・ 来・なんだ。」⇒ふみふみする〕

ふめい〔ふめー〕【不明】《名詞、形容動詞や》 よくわからないこと。「火事・の・ 原因・は・ ふめーや・そーや。」「作者・は・ ふめいや。」

ふやかす《動詞・サ行五段活用》 水を吸わせて、柔らかく膨れるようにする。「餅米・を・ ふやかし・て・から・ 炊く。」■自動詞は「ふやける」

ふやける《動詞・カ行下一段活用》 ①水を吸って、柔らかく膨れる。「浸けすぎ・て・ 寒天・が・ ふやけた。」②だらしない行動や状態である。「熱心に・ 仕事・を・ せ・んと・ ふやけ・ても・とる。」■他動詞は①「ふやかす」

ふやす【増やす・殖やす】《動詞・サ行五段活用》 ①数や量が多くなるようにする。「人数・を・ ふやさ・んと・ 仕事・が・ 終わら・へん。」②利益を得て財産などが多くなるようにする。「株・でも・ 買()ー・て・ ふやし・たい・けど・ 失敗し・たら・ えらい・ 損・を・ する・やろ・なー。」■対語=「へらす」■自動詞は「ふえる」

ふやふや《副詞と、形容動詞や、動詞する》 ①柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。しっかりした姿勢でない様子。「この・ 竹輪・は・ 細ー・て・ ふやふやや・なー。」②言行がしっかりしていない様子。「ふやふやし・て・ 当て・に・ なら・ん・ 人・や。」〔⇒ふにゃふにゃ〕

ふゆ【冬】《名詞》 四季の一つで秋と春の間にあって、二十四節気では立冬から立春の前日まで、現在の暦では十二月から二月までの期間。「今年・の・ ふゆ・は・ 温い・ 日ー・も・ 多かっ・た。」■関連語=「はる」「なつ」「あき」

ふゆもん【冬物】《名詞》 ①冬に着るための衣服。「そろそろ・ ふゆもん・の・ シャツ・を・ 出さ・んと・ いか・ん・なー。」②冬に出盛る食べ物など。「ふゆもん・の・ おでん」③冬にふさわしい品など。「ふゆもん・の・ 掛け軸・に・ 換える。」■対語=「なつもん【冬物】」

ふゆやすみ【冬休み】《名詞》 学校や職場などで、年末・年始などに休むこと。また、その期間。「ふゆやすみ・は・ 宿題(しくだい)・が・ 少ない・さかい・ 嬉しー・ねん。」■類語=「なつやすみ【夏休み】」「はるやすみ【春休み】」

ふようかぞく〔ふよーかぞく〕【扶養家族】《名詞》 生活の面倒を見て養う、配偶者や親・子など。「家内・は・ ふよーかぞく・に・ 入っ・て・ます・ねん。」

ぶよぶよ《副詞と、形容動詞や、動詞する》 ①水分を含んで、膨らんだり凹凸が生じたりしている様子。やわらかくて弾力がない様子。「ぶよぶよし・た・ ボール紙」②太りすぎて締まりがない様子。「ぶよぶよし・た・ 体」

フライ〔ふらい〕【英語=fry】《名詞》 魚・肉・野菜などにパン粉や溶いた小麦粉をつけて、油で揚げた料理。「海老・を・ ふらい・に・ する。」〔⇒あげもん、てんぷら、てんぽら〕

フライ〔ふらい〕【英語=fly】《名詞》 野球で、バッターが高く打ち上げた球。「ふらい・を・ 捕ら・れ・て・ アウト・に・ なっ・た。」

フライパン〔ふらいぱん〕【英語=frying panから】《名詞》 揚げもの、炒めものなどを作るときに使う、柄の付いた浅い鍋。「ふらいぱん・で・ 卵・を・ 焼く。」

ぶらく【部落】《名詞》 家がひとかたまりになっている、集落の単位としての地域。「小学校・の・ 運動会・で・ ぶらく対抗リレー 言()ー・の・が・ あっ・て・ ごっつい・ 熱・が・ 入り・まし・た・なー。」〔⇒むら〕

ぶらくる《動詞・ラ行五段活用》 上の方にあるものにくくりつけたりはさんだりして、垂れ下げる。「軒(のき)・に・ 風鈴・を・ ぶらくる。」「タオル掛け・に・ タオル・を・ ぶらくる。」◆無造作に行っているような印象が伴う。〔⇒つらくる、ぶらさげる、つらさげる〕

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2014年10月22日 (水)

中山道をたどる(255)

塩尻宿から須原宿まで(35)

 

谷底の木曽福島の町が近づく

 

 小沢という集落を過ぎて、小さな川の流れを越えたりしていると、栗本集落を過ぎて、木曽福島が近づいてきます、

 「木曽路のまんなか関所の町」(写真・左、1112分撮影)という言葉を見かけるようになりました。この場合の木曽路は、中山道ぜんたいを指す言葉としての木曽路のことでしょう。大雑把に言えば奈良井(塩尻市)から木曽福島までが、中山道の真ん中ということなのでしょう。

 福島は文字通り関所の町です。谷底に開けたような町ですから、関所としてふさわしいところだったのでしょう。

 出尻の一里塚跡(写真・中、1113)がありますが、これは文字通り「跡」であって一里塚の姿はありません。

 経塚(写真・右、1127)は木曽の代官・山村良候が家臣を伴って、全国の霊場を巡って大乗経を納め、塚を築いて松を植えたことを偲んで、子孫が碑文を刻んで建立したものです。○の中に一の文字は、山村氏の家紋です。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(655)

「明石日常生活語辞典…ふ」(15)

 

ふのり【布海苔】《名詞》 着物などにつける糊の材料にするために煮る、赤紫色の海藻。「ふのり・を・ 炊い・て・ 糊・に・ する・」

ぶひん【部品】《名詞》 機械・器具などを組み立てている、いろいろな部分の一つ一つの品。「ぶひん・を・ 取り寄せ・て・から・ 修繕し・まっ・さ。」

ふぶき【吹雪】《名詞》 強い風に吹かれながら降る雪。「ここら辺・は・ ふぶき・に・ なる・ こと・なんか・ 滅多に・あら・へん。」

ふふん《副詞と》 相手を馬鹿にしたような態度を見せる様子。軽くあしらうような様子。「ふふんと・ 鼻・で・ 笑い・やがっ・た。」〔⇒へへん〕

ぶぶん【部分】《名詞》 全体をいくつかに分けたものの一つ。「なんぼ・か・の・ ぶぶん・に・ 分け・て・ こしらえ・て・から・ 一つ・に・ つなぐ。」

ふへい〔ふへー〕【不平】《名詞》 思い通りにならなくて、気に入らないこと。気に入らないことを態度にあらわすこと。「ごたごた・ 人・の・ ふへー・を・ 並べ・たら・ あか・ん・よ。」「ふへー・そーな・ 顔・を・ し・とる。」

ふべん【不便】《名詞、形容動詞や》 ①移動するのに都合がよくないこと。「電車・は・ 一時間・に・ 一本・だけ・の・ ちょっと・ ふべんな・ 所(とこ)・や。」②役立たず具合が悪いこと。「使う・の・が・ 難しー・て・ ふべんな・ 機械・や。」〔⇒べんりわるい〕■対語=「べんり」

ふまじめ【不真面目】《名詞、形容動詞や》 真剣に取り組んでいないこと。誠実でないこと。「あんな・ ふまじめな・ 奴(やつ)・と・は・ 一緒に・ 仕事・でけ・へん。」■対語=「まじめ」

ふまん【不満】《名詞、形容動詞や》 思い通りにならなくて、気に入らないこと。「何・が・ ふまんで・ そんな・ 顔・を・ する・ん・や。」■対語=「まんぞく」

ふみあらす【踏み荒らす】《動詞・サ行五段活用》 踏んで押さえつけて、めちゃめちゃにする。「昨日・ 種・を・ 蒔い・た・ ところ・を・ 子ども・が・ ふみあらし・てしも・とる。」〔⇒ふみにじる〕

ふみいし【踏み石】《名詞》 ①玄関などの履き物を脱ぐところに置く石。「ふみいし・の・ 上・の・ 草履・を・ 揃える。」②庭などに一定の間隔で飛び飛びに置いてある石。「ふみいし・を・ 踏ま・なんだら・ 靴・が・ 汚れる・よ。」

ふみきり【踏切】《名詞》 ①鉄道線路と道路とが交差するところ。「ふみきり・で・ 右・と・ 左・を・ よー・ 見る。」②跳び上がるために、強く力を入れて足を踏むこと。また、そのようにする場所。「思い切っ・て・ ふみきり・を・ せ・な・ あか・ん。」

ふみきりばん【踏切番】《名詞》 鉄道線路と道路とが交差するところの安全を確かめて、遮断機の上げ下げをする人。◆踏切の自動遮断機や安全装置の設置に伴って、「ふみきりばん」がいる踏切は、もはや見かけなくなった。

ふみだい【踏み台】《名詞》 高いところのものを取ったり、高いところで何かをするときに乗る台。「棚・の・もん・を・ 下ろす・さかいに・ ふみだい・を・ 持っ・てき・てんか。」〔⇒ふんまえ【踏ん前】、あしつぎ【足継ぎ】

ふみたおす【踏み倒す】《動詞・サ行五段活用》 ①踏みつけて、立ててあったものや植えてあったものなどを倒す。「花・を・ ふみたおし・た・ん・は・ 犬・やろ・か。」②代金や借金を、払わないままにする。「貸し・た・ 金・を・ ふみたおさ・れ・ても・てん。」

ふみちゃんこ《形容動詞や、動詞する》 踏みにじっている様子。繰り返して何度も踏みつける様子。「犬・が・ 花・を・ ふみちゃんこに・ し・とる。」

ふみつける【踏み付ける】《動詞・カ行下一段活用》 踏んで押さえつける。「缶・を・ ふみつけ・て・ ぺちゃんこに・ する。」

ふみにじる【踏みにじる】《動詞・ラ行五段活用》 ①踏んで押さえつけて、めちゃめちゃにする。「花壇・を・ ふみにじっ・た・ 奴(やつ)・が・ おる。」②人の考えや気持ちを無視したり傷つけたりする。「親切で・ 言()ー・てやっ・た・のに・ 人・の・気持ち・を・ ふみにじり・やがっ・た。」⇒ふみあらす〕

ふみはずす【踏み外す】《動詞・サ行五段活用》 踏むところを間違える。踏むところを間違えて、落ちる。「階段・を・ ふみはずし・て・ ひょろけ・た。」

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2014年10月21日 (火)

中山道をたどる(254)

塩尻宿から須原宿まで(34)

 

正真正銘のど真ん中

 

 宮ノ越(樋口)の一里塚(写真・左、9時51分撮影)がありますが、これは地点を示すだけのもののようです。三叉路の傍らに作られています。

 単線の第5仲仙道踏切(写真・中、1004)を越えて原野の集落へ入ります。いくつもの石造物が一カ所に集められているところがあります。大きなものから小さなものまで30体ほどが並んでいました。

 JR原野駅を過ぎたあたりに、中山道の中間地点(写真・右、1021)があります。中山道のど真ん中というキャッチフレーズは奈良井のあたりから見かけるようになりましたが、ここが距離の上では正真正銘の真ん中のようです。京からも江戸からも6728町、およそ266㎞の地点です。東西文明を結んだ中山道の真ん中は、山に抱かれたような木曽の村にありました。

 中山道歩きが半分を過ぎたのですが、まだ半分なのかという気持ちもないわけではありません。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(654)

「明石日常生活語辞典…ふ」(14)

 

ぶどう〔ぶどー〕【葡萄】《名詞》 秋に小さな丸い実が房になって垂れ下がる、蔓のような茎をした植物。「この・ ぶどー・は・ 甘(あも)ー・て・ おいしー・なー。」

ぶどうしゅ〔ぶどーしゅ〕【葡萄酒】《名詞》 葡萄の果汁を発酵させて作った酒。「江井ヶ嶋酒造・は・ ぶどーしゅ・も・ 作っ・とる・ねん。」

ふところ【懐】《名詞》 ①身につけている着物と胸との間。「着物・の・ ふところ・まで・ 風・が・ 入っ・て・ 寒い。」②持っている金。自由に使える金。「今・は・ ふところ・が 寂しー・ねん。」〔⇒ぽっぽ、ほところ〕

ふとじ【太字】《名詞》 線の幅が広く書いてある文字。「ふとじ用・の・ 筆・で・ 書く。」■対語=「ほそじ」

ふとみしかい【太短い】《形容詞》 周りが大きくて、両端までの長さが小さい。太っていて、背丈が小さい。「ふとみしかい・ 足・の・ 人」〔⇒ふとみじかい〕■対語=「ほそながい」

ふとみじかい【太短い】《形容詞》 周りが大きくて、両端までの長さが小さい。太っていて、背丈が小さい。「ふとみじかい・ 人参」〔⇒ふとみしかい〕■対語=「ほそながい」

ふとめ【太め】《形容動詞や》 ①周りが大きい様子。太っている様子。「ふとめ・の・ ズボン・を・ はく。」②かなりの幅がある様子。「ふとめの・ ガムテープ・を・ 買()ー・てくる。」③かなりの厚みがある様子。「ふとめの・ 板・を・ 二枚・に・ 割る。」〔⇒ふといめ。⇒ぶあついめ、ぶあつめ〕■対語=①②「ほそめ」、③「うすめ」

ふとる【太る】《動詞・ラ行五段活用》 体に肉がついて膨らむ。肉付きがよくなる。「よー・ ふとっ・た・ 豚」〔⇒こえる〕■対語=「やせる」

ふとん【布団】《名詞》 ①縫い合わせた布の間に綿や羽毛などを入れて作った寝具。「寒い・さかい・ ふとん・から・ 出とー・ない。」②座るときに敷くために使う、縫い合わせた布の間に綿などを入れて作った小さなもの。「どーぞ・ ふとん・を・ 当て・てください。」◆①の場合、体の下になるのを「しきぶとん」と言い、体の上になるのを「おぶとん」「うわぶとん」と言う。⇒ざぶとん、おざぶ〕

ふな【鮒】《名詞》 鯉に似ているが口ひげがなく、川や池にすむ、食用にする小さな魚。「琵琶湖・の・ ふな・の・ 佃煮・を・ 買()ー・た。」

ふなあし【船足】《名詞》 船の進む速さ。「ふなあし・の・ 速い・ 船」

ふなぞこ【船底】《名詞》 船のいちばん下の部分。「ふなぞこ・から・ あか〔=水〕・が・ しみ込む。」

ふなちん【船賃】《名詞》 船に乗ったときに払う料金。船で物を運んだときの輸送料。「岩屋・まで・の・ ふなちん・は・ なんぼ・です・か。」

ふなのり【船乗り】《名詞》 船に乗って働くことを職業にしている人。「子ども・も・ ふなのり・に・ する・つもり・や。」

ふなむし【船虫】《名詞》 体長3センチほどの平らな卵形の体をしていて、海岸や船の中などにすんで、素早く動き回る節足動物。「伝馬・の・ 上・を・ ふなむし・が・ 這い回っ・とる。」

ふなよい【船酔い】《名詞、動詞する》 船の揺れによって気分が悪くなること。「べら釣り・の・ お客さん・が・ ふなよいし・た。」

ふにゃっと《副詞、動詞する》 柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。「薄い・ セルロイド・の・ 鉛筆入れ・や・さかい・ つかん・だら・ ふにゃっとする。」

ふにゃふにや《副詞と、形容動詞、動詞する》 ①柔らかく、曲がりやすかったり、ねじれやすかったりする様子。しっかりした姿勢でない様子。「炊きすぎ・て・ 大根・が・ ふにゃふにゃに・ なっ・ても・た。」「ふにゃふにゃし・た・ 歩き方・は・ やめ・とき。」②言行がしっかりしていない様子。「ふにゃふにゃ 言()ー・て・ 何・を・ 考え・とる・ん・か・ よー・ わから・ん。」〔⇒ふやふや〕

ふね【船】《名詞》 ①人や物を乗せて水の上を進む乗り物。「ふね・で・ 釣り・に・ 行く。」②刺身などを入れる、底の浅い入れ物。「ふね・に・ 入っ・た・ お造り・を・ 買う。」

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2014年10月20日 (月)

中山道をたどる(253)

塩尻宿から須原宿まで(33)

 

宮ノ越宿を行く

 

 徳音寺の集落を通って、それから田圃の中の道をたどっていきます。右手にある山が山吹山でお盆の夜には義仲の霊をとむらって「木」という文字が燃えると言います。京都の大文字を思わせるものなのでしょう。道は左に折れて、またもや木曽川を渡ります。その橋の名が義仲橋(写真・左、9時29分撮影)です。ちょっと現代的な作りになっています。

 宮ノ越宿の本陣跡には、可愛らしいモニュメント(写真・中、9時35)が作られています。宮ノ越本陣も1865(元治2年)の大火で焼けて再建されたようです。

 深さが8メートルある井戸は御膳水(写真・右、9時39)と言われています。明治天皇の巡幸の折に、この井戸水でお茶を献上したことによるのだそうです。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(653)

「明石日常生活語辞典…ふ」(13)

 

ぷっぷ〔ぷっぷー〕《名詞》 ①エンジンの力で車輪を回して進む乗り物。「家・の・ 前・を・ ぷっぷ・が・ 通る・さかい・ 気ー・(を・) つけ・なはれ。」②電気の力で車輪を回して、レールの上を走る乗り物。「駅・で・ ぷっぷ・に・ 乗っ・て・ 神戸・へ・ 行く。」◆幼児語。⇒じどうしゃ、じとうしゃ、ぽっぽ。⇒でんしゃ〕

ぶつぶつ《名詞》 ①皮膚にできる小さな盛り上がり。発疹。「汗・ かい・て・ 背中・に・ ぶつぶつ・が・ でけ・た。」②表面にたくさん並んでいる、小さな突起物。「胡瓜・の・ ぶつぶつ」〔⇒つぶつぶ。⇒ほろせ。〕

ぶつぶつ《副詞と》 ①小さい声で、続けてものを言う様子。また、その声。「ぶつぶつと・ 独り言・を 言()ー。」②不平・不満を言う様子。また、その声。「会議・が・ すん・で・から・ ぶつぶつ・ 言()ー・ても・ しょがない・やろ。」③小さな粒がたくさんある様子。「蟹・が・ ぶつぶつ・ 泡・を・ ふい・とる。」④長いものを次々に勢いよく切る様子。また、その音。「大根・を・ ぶつぶつ・ 輪切り・に・ する。」①②⇒ぶつくさ〕

ぷつぷつ《副詞と》 ①小さいものをつぶす様子。また、その音。「数の子・を・ ぷつぷつと・ 噛む。」②長いものを切り分ける様子。「葱・を・ ぷつぷつと・ 短く・ 切る。」〔⇒ぷちぷち、ぷつんぷつん〕

ぶつめつ【仏滅】《名詞》 六曜の一つで、何をするにも不吉であるとされる日。「今日・は・ ぶつめつ・や・さかい・ お祝い・ 持っ・ていか・れ・へん。」■対語=「だいあん」

ぷつんと《副詞》 ①細いものに力が加わって瞬時に切れる様子。また、その音。「パンツ・の・ ゴム・が・ ぷつんと・ 切れ・た。」②話や放送などが突然切れる様子。「電話・が・ ぷつんと・ 切れる。」③丸くて小さなものをつぶす様子。また、その音。「蚤・を・ ぷつんと・つぶす。」〔⇒ぷっつんと、ぷちんと〕

ぷつんぷつん《副詞と》 ①小さいものをつぶす様子。また、その音。「ぷつんぷつんと・ し・た・ 歯ごたえ・の・ イクラ」②力が加わっていくつにも切れたり折れたりする様子。いくつにも切ったり折ったりする様子。「針金・を・ ペンチ・で・ ぷつんぷつんと・ 切っ・ていく。」「鋏・で・ 紐・を・ ぷつんぷつんと・ 切る。」⇒ぷちぷち、ぷつぷつ。⇒ぷちんぷちん〕

ふで【筆】《名詞》 細い軸の先に束にした毛をつけた、文字や絵を書くための道具。毛筆。「ふで・で・ 年賀状・を・ 書く。」

ぶてこい《形容詞》 弾力性があって、かなりの厚みがある。「ぶてこい・ きれ・や・さかい・ 鋏・で・ 切ら・れ・へん。」「ぶてこい・ ボール紙」〔⇒べたこい〕

ふでばこ【筆箱】《名詞》 鉛筆や消しゴムなどを入れておく箱。「セルロイド・の・ ふでばこ・を・ 買()ー・てもろ・た。」

ふと《副詞》 ①何の気なしにする様子。思わず何かの動作をする様子。「隣・の・ 知ら・ん・ 人・に・ ふと・ 声・を・ かけ・た。」②思いがけず起こる様子。特別な理由もなく起こる様子。「子ども・の・ 時・の・ こと・を・ ふと・ 思い出し・た。」〔⇒ふっと〕

ぶと《名詞》 草地や藪などにいる、蝿に似た小さな虫。ぶよ。「ぶと・が・ 飛び回っ・て・ 気色(きしょく)・が・ 悪い。」

ふとい【太い】《形容詞》 ①周りが大きい。太っている。「ふとい・ 大根・が・ 穫れ・た。」②かなりの幅がある。「ふとい・ 道」③かなりの厚みがある。「ふとい・ 本・や・さかい・ 読む・のに・ 時間・が・ かかる。」「ふとい・ 字引」④声が低くて、音量がある。「ふとい・ 声・で・ どなる。」◆対語=①②④「ほそい」、③「うすい」〔⇒ぶっとい、ぶとい〕

ぶとい《形容詞》 ①周りが大きい。太っている。「ぶとい・ 体・の・ 相撲(すもん)取り」②かなりの幅がある。「ぶとい・ テープ・で・ 留める。」「ぶとい・ レール・の・ 幅」③かなりの厚みがある。「ぶとい・ 書類・は・ 一日・で・は・ 読ま・れ・へん。」④声が低くて、音量がある。「ぶとい・ 声・で・ 野良猫・が・ 鳴い・とる。」◆対語=①②④「ほそい」、③「うすい」〔⇒ふとい、ぶっとい〕

ふといめ【太いめ】《形容動詞や》 ①周りが大きい様子。太っている様子。「ふといめの・ 大根・を・ 漬ける。」②かなりの幅がある様子。「もー・ ちょっと・ ふといめの・ 線・を・ 引い・てほしー・ねん。」③かなりの厚みがある様子。「ふといめの・ 帳面・を・ 買う。」〔⇒ふとめ。⇒ぶあついめ、ぶあつめ〕■対語=①②「ほそいめ」、③「うすいめ」

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2014年10月19日 (日)

中山道をたどる(252)

塩尻宿から須原宿まで(32)

 

巴渕の伝説地

 

 巴渕と書いた石碑(写真・左、9時03分撮影)あって、謡曲の説明板も立てられています。

 町の立てた説明板(写真・中、9時04)もあります。このあたりは川が弧になっていて、水の流れが巴を描いて流れるから名付けられたようです。この渕に龍神が住んで、化身して娘として生まれ、巴御前と名乗ったと言われます。女武者の巴の名は、琵琶湖畔の粟津のあたりで木曽義仲とともに戦ったとして有名ですが、死後の魂はこの渕に帰ってきたと考えられているようです。近くの寺は義仲の菩提寺になっていると言います。

 青く澄んだ巴渕(写真・右、9時04)は、いかにも伝説を生みそうなところです。今は、その近くを鉄道線路が越えていて、轟音を響かせて電車が通っていきました。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(652)

「明石日常生活語辞典…ふ」(12)

 

ぶつける《動詞・カ行下一段活用》 ①空中に物を放り出して、当てる。手の力で遠くへ飛ばして当てる。「野良犬・が・ 来・た・さかい・ 石・を・ ぶつけ・て・ 追い払(はろ)・た。」②無造作に放置する。「脱い・だ・ もん・を・ ぶつけ・んと・ きちんと・ たたみ・なはれ。」⇒なげる。⇒ほかす〕

ふっしん【普っ請】《名詞、動詞する》 ①建物を建てたり、直したりすること。「ふっしん・が・ 済ん・で・ 親戚・に・ 見・てもらう。」②道路を作ったり、直したりすること。「みんな・で・ たんぼ道・の・ ふっしん・を・ する。」〔⇒ふしん〕

ぶっそう〔ぶっそー〕【物騒】《形容動詞や》 世の中が穏やかでない様子。何かが起こりそうで、危険を感じる様子。「ぶっそーな・ 事・が・ 続い・とる・さかい・ 戸締まり・は・ きちんと・ し・とき・よ。」「ぶっそーや・さかい・ 財布・に・ 気ー・ つけよ。」「夜・の・ 一人歩き・は・ ぶっそーや。」「ぶっそーな・ 所・へ・は・ 行く・な・よ。」

ぶつぞう〔ぶつぞー〕【仏像】《名詞》 彫刻したり絵に描いたりした、仏の姿。「お寺・の・ ぶつぞー・まで・ 盗む・ 罰当たり・が・ おる・ん・や・て。」

ぶつだん【仏壇】《名詞》 家の中で、祖先の位牌や、仏像などをまつっておく場所。「床の間・の・ 横・に・ ぶつだん・が・ ある。」〔⇒ぶったん〕

ぶったん【仏壇】《名詞》 家の中で、祖先の位牌や、仏像などをまつっておく場所。「ぶったん・に・ 花・を・ 供える。」〔⇒ぶつだん〕

ぶっちゃける【ぶち明ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①知っていることをすべて言う。隠さないで言う。「昨日・の・ 話・を・ 内緒・に・ せ・んと・ ぶっちゃける。」②中のものをすべて外に放り出す。「箱・の・ 中・の・ おもちゃ・を・ 部屋中・に・ ぶっちゃけ・ても・た。」

ぶつっと《副詞》 ①ものを断ち切る様子。また、その音。「魚・の・ 身ー・を・ ぶつっと・ 2つ・に・ 切る。」②やわらかいものに勢いよく突き刺さる様子。やわらかいものを刺す様子。「蒸せ・た・か・ どー・か・ 芋・に・ 割り箸・を・ ぶつっと・ 刺し・てみる。」③口数が少なく、愛想がなく、機嫌が悪そうな様子。「ぶつっと・ し・とっ・たら・ 誰・も・ 買()ー・てくれ・へん・ぞ。」〔⇒ぶすっと。⇒むすっと、むつっと、むっつり〕

ぷっつり《副詞と》 ものごとがすっかり途切れる様子。「あれ・から・ ぷっつり・ 何・の・ 連絡・も・ あら・へん。」

ぷっつんと《副詞》 ①細いものに力が加わって瞬時に切れる様子。また、その音。「糸・が・ ぷっつんと・ 切れ・ても・た。」②話や放送などが突然切れる様子。「停電・で・ テレビ・が・ ぷっつんと・ 切れる。」③丸くて小さなものをつぶす様子。また、その音。「風船・を・ 針・で・ 突い・て・ ぷっつんと・ 割る。」〔⇒ぷつんと、ぷちんと〕

ふっと《副詞》 ①息を吹きかける様子。風が当たる様子。また、その音。「ろうそく・が・ 風・で・ ふっと・ 消え・た。」②急に何かが心に浮かんだりする様子。「ふっと・ 去年・の・ こと・を・ 思い出し・た。」⇒ふうと〕

ぷっと《副詞》 ①汽笛や放屁の音などがする様子。また、その音。「おなら・を・ ぷっと・ 落とし・た。」②ふくらんでいる様子。ふくれている様子。「ほっぺた・を・ ぷっと・ ふくらし・た。」③不平の気持ちや、気合いを入れた気持ちが現れている様子。「怒っ・て・ ぷっと・ 横・を・ 向い・た。」〔⇒ぷうと〕

ふっと《副詞》 ①何の気なしにする様子。思わず何かの動作をする様子。「ふっと・ 空・を・ 見・たら・ 飛行機雲・が・ 出来・とっ・た。」②思いがけず起こる様子。特別な理由もなく起こる様子。「窓・の・ 外・を・ 見・とっ・て・ ふっと・ 去年・の・ 出来事・を・ 思い出し・た。」③口をすぼめて息を吹きかける様子。「ケーキ・の・ 蝋燭・を・ ふっと・ 消す。」①②⇒ふと〕

ぶっとい《形容詞》 ①周りが大きい。太っている。「ぶっとい・ 腕・の・ 人」②かなりの幅がある。「ぶっとい・ 線・を・ 引く。」③かなりの厚みがある。「ぶっとい・ 木ー・を・ かんな・で・ 削る。」④声が低くて、音量がある。「ぶっとい・ 声・で・ 歌・を・ 歌う。」◆対語=①②④「ほそい」、③「うすい」〔⇒ふとい、ぶとい。⇒ぶあつい〕

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2014年10月18日 (土)

中山道をたどる(251)

塩尻宿から須原宿まで(31)

 

木曽町の宮ノ越宿へ

 

 トンネルから出ると木祖村が終わって、木曽町(写真・左、8時47分撮影)になります。このあたりの木曽川の流れはまだ細い流れですが、深い谷あいを作っていて、静かな感じです。

 宮ノ越は木曽大工の故郷であり、木曽義仲の故郷でもあります。木曽義仲が旗揚げをしたことにちなんで義仲館が作られていて、その案内板(写真・中、8時56)がありますが、その施設には寄らないで進みます。

 宮ノ越宿の入り口(写真・右、8時58)からは、国道を離れて、右側の旧道へと進みます。宮ノ越宿は脇街道の伊那へ抜ける権兵衛街道の追分になっていました。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(651)

「明石日常生活語辞典…ふ」(11)

 

ぶちっと《副詞》 急に勢いよく断ち切られる様子。また、その音。「ゴム・が・ ぶちっと・ 切れ・た。」

ぷちぷち《副詞と》 ①小さいものをつぶす様子。また、その音。「指・で・ ぷちぷちと・ つぶす。」②長いものを切り分ける様子。「長い・ 糸蒟蒻・を・ ぷちぷちと・ 切る。」〔⇒ぷつぷつ、ぷつんぷつん〕

ぶちます《動詞・サ行五段活用》 強く殴る。思い切り殴る。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ ぶちまし・たっ・てん。」◆「ます」「まーす」には「回す」のイメージが伴う。似た言葉として「どつきます」「かちます」「はります」などがある。

ぶちゃたる《動詞・ラ行五段活用》 ①突き当たる。衝突する。「自転車・に・乗っ・とっ・て・ 電信柱・に・ ぶちゃたっ・た。」②困難なことに直面する。どうにもならない事柄に会う。「難(むつか)しー・ 問題・に・ ぶちゃたっ・て・ 何・にも・ わから・へん。」◆「ぶち当たる」がつづまったものであるが、「ぶちあたる」と言えば全国共通語のような意識になる。

ぶちょうほう〔ぶちょーほー〕【不調法】《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①慣れていなくて、下手なこと。行き届かないこと。体裁が悪いこと。「ぶちょーほーな・ 挨拶・に・ なっ・ても・て・ すん・まへん・でし・た。」②失敗をすること。しくじること。「ぶちょーほーし・て・ コップ・を・ ひっくり返し・て・ 恥ずかしかっ・てん。」③酒が飲めないこと。「ぶちょーほーで・ 一滴・も・ あき・まへ・ん・ねん。」

ぷちんと《副詞》 ①細いものに力が加わって瞬時に切れる様子。また、その音。「輪ゴム・が・ ぷちんと・ 切れる。」②話や放送などが突然切れる様子。「チャイム・が・ 鳴っ・た・さかい・ 話・を・ ぷちんと・ 止め・ても・た。」③丸くて小さなものをつぶす様子。また、その音。「しらみ・を・ ぷちんと・ つぶす。」〔⇒ぷつんと、ぷっつんと〕

ぷちんぷちん《副詞と》 力が加わっていくつにも切れたり折れたりする様子。いくつにも切ったり折ったりする様子。「あっちこっち・で・ ぷちんぷちんと・ 切れる。」〔⇒ぷつんぷつん〕

ふつう〔ふつー〕【普通】《名詞、形容動詞や》 ①他の多くのものと変わっていないこと。ごくありふれたものであること。「勉強・の・ 出来・は・ ふつーやっ・た。」②標準的なものであって、格別変わったものでないこと。「ふつー・の・ 値段・の・ 帳面・を・ 買()ー・た。」③すべての駅や停留所に止まる電車やバス。「うち・の・ 近く・の・ 駅・は・ ふつー・しか・ 止まら・へん。」■対語=②「とくべつ」、③「きゅうこう」「とっきゅう」

ふつう〔ふつー〕【普通】《副詞》 ほとんどすべてが、そのようである様子。「朝・は・ ふつー・ 六時・に・ 起きる。」〔⇒たいがい、たいてい、だいたい〕

ふつか【二日】《名詞》 ①月の二番目の日。「来月・の・ ふつか・は・ 日曜日・や。」②日数としての、一日の二倍。「この・仕事・に・は・ ふつか・ かかる。」

ぶっきょう〔ぶっきょー〕【仏教】《名詞》 釈迦如来が説いた教え。「うち・は・ ぶっきょー・の・ 真言宗・や。」

ぶっきょう〔ぶっきょー〕【不器用】《形容動詞や》 ①手先でする仕事が上手でないこと。「ぶっきょーで・ 細かい・ 豆・は・ つまま・れ・へん。」②ものごとを進める手際が上手でないこと。ものごとをうまく処理できない様子。「包丁・ 持たし・たら・ ぶっきょーで・ じっきに・ 怪我し・てまう。」③要領よく立ち回れない様子。「ぶっきょーで・ 出世・なんか・ でけ・へん。」〔⇒ぶきよう〕■対語=「きよう」

ふっきん【布巾】《名詞》 食器や食卓などを拭く、小さな布きれ。「醤油・(を・) こぼし・た・さかい・ ふっきん・を・ 持っ・てき・てんか。」〔⇒ふきん〕

ぶつくさ《副詞と》 ①小さい声で、続けてものを言う様子。また、その声。「ぶつくさと・ 何か・ 言()ー・とる・けど・ 聞こえ・へん・がな。」②不平・不満を言う様子。また、その声。「ぶつくさ・ ぶつくさ・ 文句・を・ ぬかし・やがっ・た。」〔⇒ぶつぶつ〕

ふっくら《副詞と、動詞する》 ①柔らかくふくらんでいる様子。「豚まん・を・ 蒸し・たら・ ふっくらと・ 出来(でけ)上がっ・た。」②丸々としている様子。「ふっくらし・た・ 顔・の 人」

 

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2014年10月17日 (金)

中山道をたどる(250)

塩尻宿から須原宿まで(30)

 

洞門とトンネルを通る

 

 再び木曽川を渡ります。このあたりは、本来の中山道と考えられている道は通れないようです。国道をそのまま進みます。吉田洞門(写真・左、8時14分撮影)がありますが、歩行者用道路は洞門の外側(西側)にありますので、それを歩きます。木曽川の向こうに集落が見えます。

 木曽川が蛇行しているので、また川を渡ります。しばらく行くと吉田の一里塚(写真・中、8時38)があります。この一里塚も、ほぼこのあたりにあったのだろうという推定で碑を設けているようです。木祖中学校の生徒による説明板が設けられています。

 山吹トンネル(写真・右、8時40)300メートル余りのトンネルですが、洞門ではなくトンネル内を歩かなければなりません。トンネル内は右にカーブをしていきますが、歩道が作られていますから危険を感じません。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(650)

「明石日常生活語辞典…ふ」(10)

 

ふた【蓋】《名詞》 瓶や穴などの口を塞ぐもの。「箱・の・ ふた・を・ 開ける。」「瓶・の・ ふた」◆瓶などの場合は「つめ」と言うことが多い。〔⇒つめ、せん〕

ふだ【札】《名詞》 ①文字や記号などを書いた、小さな板や紙。「名前・を・ 書い・た・ ふだ・を・ 机・の・ 上・に・ 置く。」②神や仏の加護がこもっているとされる、神社や寺で出すお守り。「おふだ・を・ 買()ー・てき・て・ 祀る。」③乗り物や映画館・球場などで、料金を払ったしるしとして渡される紙。「芝居・を・ 見・に・いく・ ふだ・が・ 手・に・ 入ら・へん。」⇒おふだ。⇒きっぷ、けん〕

ぶた【豚】《名詞》 肉を食べる目的で飼育する、鼻と耳が大きく、ずんぐり太っている家畜。「ぶた・の・ 肉・を・ 食べる。」

ぶたい【舞台】《名詞》 ①芝居や歌や踊りなどの演技をするために設けられている場所。「ぶたい・で・ 劇・を・ する。」②一段と高くなっている場所。「体育館・の・ ぶたい・に・ 上がっ・て・ 話・を・ する。」

ふたいとこ【二従兄弟、二従姉妹】《名詞》 従兄弟・従姉妹の子ども同士の関係。父母の従兄弟・従姉妹にあたる人の子。「いっしょの・ 職場・の・ 人・が・ ふたいとこ・やっ・た・ こと・が・ わかっ・た。」〔⇒またいとこ〕

ふたえ【二重】《名詞》 ①二つ重なっていること。「数珠・を・ ふたえ・に・ し・て・ 使う。」②上まぶたが二重であること。「ふたえ・の・ かいらしー・ 女・の・ 子・やっ・た。」⇒ふたかわめ〕

ふたおや【二親】《名詞》 その人を生み育てた、父親と母親。「ふたおや・とも・ 会社・に・ 勤め・とる。」〔⇒りょうしん【両親】

ふたかわめ【二皮目】《名詞》 上まぶたが二重であること。「ふたかわめ・の・ 可愛(かい)らしー・ 子ども」〔⇒ふたえ【二重】

ふたご【双子】《名詞》 同じ母親から、同時に生まれた二人の子。「ふたご・や・さかい・ ほんまに・ よー・似・とる・なー。」

ぶたご《名詞、形容動詞や》 行うことが不器用であること。「何・を・ さし・て・も・ ぶたごで・ 上手に・でけ・へん・ 子ー・や。」

ふたたび【再び】《副詞》 重ねて、もう一度。「ふたたび・ 同窓会・を・ し・た・の・は・ 二十年後・やっ・た。」「高校時代・は・ ふたたび・ 戻っ・てくる・ こと・なんか・ あら・へん。」

ふたつ【二つ】《名詞(数詞+助数詞) ①自然数の1に、1を加えた数で、個数などをかぞえる場合に使う言葉。「眼鏡・を・ ふたつ・ 持っ・とる。」「ふたつ・とも・ 欲しー・ねん・けど 無理やろ・か。」②2歳。「孫・は・ もーじき・ ふたつ・に・ なり・ます。」⇒に【二】、ふ【二】

ふたば【双葉】《名詞》 草木などが芽を出したばかりの、二枚の小さな葉。「朝顔・の・ ふたば・が・ 出・てき・た。」

ぶたまん【豚饅】《名詞》 豚肉を具として挟んだ饅頭。「肉饅・は・ 牛肉・で・ ぶたまん・は・ 豚肉・や。」

ふたり【二人】《名詞》 一人と一人。両人。「向こー・から・ 来る・ ふたり・とも・ 知っ・た・人・や。」

ふだん【普段】《名詞、副詞》 特別なことのない日常。平常。「式服・や・のー・て・ ふだん・の・まま・の・ 服・で・ 来・てください。」「ふだん・ 体・に・ 気ー・つけ・てますか。」〔⇒いつも、いっつも、いっつもかっつも、いつもかも、へいぜい、ひごろ〕

ふち【縁】《名詞》 ①ものの周りや端の方。中心をはずれた辺り。「お茶碗・の・ ふち・が・ 欠け・た。」「池・の・ ふち・を・ 一周する。」②あたり。近く。「学校・の・ ふち・に・ 家・が・ 立っ・とる。」〔⇒へり【縁】⇒きわ【際】⇒はた【端】

ぶちかます《動詞・サ行五段活用》 強くぶつかっていく。「思いきり・ ぶちかまさ・なんだら・ 勝た・れ・へん・ぞ。」

ぶちこわす【ぶち壊す】《動詞・サ行五段活用》 ①物を荒々しく叩いて、使えないようにする。物をだめにする。「古ー・なっ・た・ 犬小屋・を・ ぶちこわし・ても・た。」②物事をだいなしにする。「縁談・を・ ぶちこわさ・れ・ても・た。」

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2014年10月16日 (木)

中山道をたどる(249)

塩尻宿から須原宿まで(29)

 

一里塚と壁画

 

 7月3日、薮原から寝覚を目指して歩き始めます。線路をくぐって西側に出て、薮原の一里塚(写真・左、7時40分撮影)を見ます。1604(慶長9年)に、高さ1丈(およそ3メートル)の土を丸く盛り上げて榎や松を植えたと言われますが、現在は原形をとどめていません。

 すぐそばに蒸気機関車(写真・中、7時41)が展示されています。D51238号です。かつては中央西線を地響きをたてて走っていたことでしょう。そばに宝泉開拓団記念碑などが建っています。

 線路をくぐって東側に出て、国道19号を歩きます。名古屋から151㎞の距離標があります。

 国道が木曽川を渡ってしばらく行くと、道路脇に大きな壁画(写真・右、8時06)があります。中山道鳥居峠というタイトルで、往時の旅姿などが描かれています。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(649)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

ぶしょうたれ〔ぶしょーたれ〕【無精垂れ】《名詞、形容動詞や、動詞する》 体を動かすのを面倒がる様子。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない様子。怠け心のある様子。また、そのような人。「ぶしょたれ・が・ 部屋・を・ 散らかし・て・ばっかり・ し・とる。」〔⇒ぶしょう、ぶしょたれ、じやまくさがり、ぶしょたれもん〕

ぶしょたれ【無精垂れ】《名詞、形容動詞や、動詞する》 体を動かすのを面倒がる様子。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない様子。怠け心のある様子。また、そのような人。「座っ・た・まま・で・ ぶしょたれせ・んと・ 立っ・て・ 取り・に・ 行き・なはれ。」〔⇒ぶしょう、ぶしょうたれ、じやまくさがり、ぶしょたれもん〕

ぶしょたれもん【無精垂れ者】《名詞、形容動詞や》 体を動かすのを面倒がる様子。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない様子。怠け心のある様子。また、そのような人。「ぶしょたれもん・に・ 掃除・を・ さし・たら・ 真ん中・だけ・ 掃き・やがっ・た。」〔⇒ぶしょう、ぶしょうたれ、ぶしょたれ、じやまくさがり〕

ふしん【普請】《名詞、動詞する》 ①建物を建てたり、直したりすること。「久しぶりに・ 家・を・ ふしんする。」②道路を作ったり、直したりすること。「新道・を・ ふしんし・とる。」〔⇒ふっしん〕

ふじんかい【婦人会】《名詞》 地域の女性たちが集まって活動する集団。「ふじんかい・が・ 敬老会・の・ 世話・を・ する。」

ぶすっと《副詞、動詞する》 ①ものを断ち切る様子。また、その音。「藁・の・ 束・を・ ぶすっと・ 輪切り・に・ し・ていく。」②やわらかいものに勢いよく突き刺さる様子。やわらかいものを刺す様子。「包丁・で・ ぶすっと・ やら・れ・たら・ えらい・ こと・や。」③口数が少なく、愛想がなく、機嫌が悪そうな様子。「ぶすっと・ し・て・ もの・を・ 言()わ・へん。」〔⇒ぶつっと。⇒むすっと、むつっと、むっつり〕

ふすま【襖】《名詞》 部屋の仕切や押入の戸などに使う、木の骨組みの上に、両側から紙や布を張った建具。「引き違い・の・ ふすま」

ふせぐ【防ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①攻めてこられないように守る。「打ち込ま・れる・の・を・ ふせぐ。」②日光や寒さ・風などを遮る。「目張りし・て・ 風・を・ ふせぐ。」「日焼け・を・ ふせぐ。」③よくないことが起こらないように、くい止める。「交通事故・を・ ふせぐ。」「火事・を・ ふせぐ。」

ふせっせい〔ふせっせー〕【不摂生】《名詞、形容動詞や、動詞する》 暴飲暴食や不規則な生活などをして、健康に注意した生活をしないこと。「徹夜し・て・ ふせっせーし・とっ・たら・ 病気・に・ なる・ぞ。」

ふせる【臥せる】《動詞・ラ行五段活用》 ①横になって寝る。「昼間・から・ ふせっ・とっ・たら・ みっともない。」②病気で寝る。病床につく。「一週間・ほど・ ふせっ・て・まし・てん。」◆あしざまに言うときは「どぶせる」になる。〔⇒どぶせる〕

ふせる【伏せる】《動詞・サ行下一段活用》 ①顔や物を下に向ける。「読みさし・の・ 本・を・ ふせる。」②内緒にする。「この・ 話・は・ まだ・ ふせ・とい・て・ほしー・ねん。」⇒うつむける、うつぶける〕

ふそく【不足】《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①十分でないこと。足りないこと。「小銭・が・ ふそくし・とる・ので・ お釣り・の・ 要ら・ん・よーに・ 払(はろ)・て・ください。」②思い通りにならなくて、気に入らないこと。気に入らないことを態度にあらわすこと。「周り・の・ 人・の・ ふそく・を・ 言ー・たら・ あき・まへん・で。」⇒ふへい、ふまん〕■対語=「まんぞく」

ふぞく【附属・付属】《名詞、動詞する》 ①主であるものに付いていること。「機械・に・ コード・は・ ふぞくし・て・ます。」②大学などの上級学校に付いている学校。「孫・は・ ふぞく・の・ 小学校・に・ 行っ・とる・ねん。」

ふそくたらたら【不足たらたら】《形容動詞や》 他人に対する不平・不満などを次々に言う様子。「ふそくたらたらと・ 言ー・に・ 来・た。」〔⇒もんくたらたら〕

ふた【二】《名詞》 二つ。「やり方・が・ ふた通り・ ある。」「ふた道・ あっ・て・ 迷ー・た。」◆「通り」に続く言い方を、一から順に言えば、「ひと通り」「ふた通り」「み通り(または、さん通り)」「よ通り(または、よん通り)」「いつ通り(または、ご通り)」「む通り(または、ろく通り)」「なな通り(または、ひち通り)」「や通り(または、はち通り)」「く通り(または、きゅー通り)」「じっ通り(または、じゅー通り)」となる。

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2014年10月15日 (水)

中山道をたどる(248)

塩尻宿から須原宿まで(28)

 

お六櫛で知られる薮原宿

 

 防火高塀跡(写真・左、1658分撮影)があります。薮原宿には1695(元禄8年)に大火がありました。その後、防火対策として、各戸が1間につき1寸を提供し合って広小路を作り、その後、土を盛って石垣を築いて、その上に高い土塀を作って防火壁としました。その跡です。

 お六櫛問屋(写真・中、1705)があります。伝統のお六櫛は、今も村の特産品として作られ、売られています。

 木内昇さんの『櫛挽道守』を読んで、木曽路での宿泊地は薮原にしたいと思いました。櫛挽名人である父と同じ道を目指そうとした少女・登瀬の生きる姿を描く作品です。取り立てて大きな事件は起こりませんが、幕末の薮原宿で生きる人模様が描かれていて、引き込まれて読みました。

 JR薮原駅(写真・右、1719)は、宿場全体からすれば南のはずれの位置にあります。今日の宿泊先は薮原駅前にあります。宿についてすぐに、割と激しい夕立が通り過ぎました。このような雨はこのあたりでよくあることだと聞きました。

 洗馬から薮原まで歩いた一日でした。歩数は4万4392歩、距離は28㎞余りになります。小休止の時間はありましたが、9時間20分をほぼ歩き続けた一日でした。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(648)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

ふざける《動詞・カ行下一段活用》 ①おどけたことを言ったり、騒いだりする。戯れて遊ぶ。「ふざけ・とっ・て・ ガラス・を・ めん・だ。」②真面目に取り組まない。真剣でないような振る舞いをする。「ふざけ・とら・んと・ ちゃんと・ 勉強し・なさい。」〔⇒じゃれる、ほたえる〕

ふさふさ《形容動詞や、動詞する》 細長いものがたくさん集まって垂れ下がっている様子。「髪・が・ ふさふさし・とる。」「あの・ 犬・の・ しっぽ・は・ ふさふさや。」

ぶさほう〔ぶさほー〕【不作法】《名詞、形容動詞や》 礼儀に外れること。みっともない様子であること。「何に・も・ 知ら・ん・さかい・ ぶさほーな・ こと・を・ し・ても・ 堪忍し・て・な。」「ぶさほーな・ 話し方」

ぶざま【不様】《形容動詞や》 見苦しい様子。見るに耐えられない様子。やり方が下手な様子。「ぶざまな・ 恰好」「ぶざまな・ 負け方・を・ し・たら・ なり・が・ わるい。」

ふさわしい〔ふさわしー〕【相応しい】《形容詞》 よく似合っている様子。望ましい様子。「新入社員・に・ ふさわしー・ 服装・を・ し・なはれ。」

ふし【節】《名詞》 ①竹などの茎にある、盛り上がってこぶのようになっている区切り。「ふし・の・ 上側・で・ 切る。」②木の幹から出た枝のあと。「ふし・の・ 少ない・ 材木」③歌や曲の音の流れ。「上手な・ ふし・で・ 歌う。」④話し方の調子や抑揚。「ふし・を・ 付け・て・ 喋る。」

ふじ【藤】《名詞》 幹が蔓のように巻き付いて延びる木で、春に長い房のようになった花を咲かせる木。「中尾・の・ 住吉神社・の・ ふじ・は・ 有名な・ん・や・で。」

 

ぶじ【無事】《名詞、形容動詞や》 ①特別な事件・事故などが起こらずに、変わったことがないこと。「長い・ 休み・が・ ぶじに・ 終わっ・た。」②大した病気もなく健康であること。達者であること。「爺ちゃん・は・ ぶじに・ 八十歳・に・ なっ・た。」

ふしあな【節穴】《名詞》 板などの節が取れてできた穴。「板囲い・の・ ふしあな・から・ 中・を・ のぞく。」

ふしぎ【不思議】《名詞、形容動詞や》 普通では考えられないこと。疑問に思うこと。怪しいこと。「あの・ 材料・が・ こんな・ 美味しー・ 料理・に・ なる・や・なんて・ ふしぎや・なー。」「いつ・の・ 間・に・やら・ 財布・が・ 無()ーなっ・て・ ふしぎな・ こと・や。」

ふしぎがる【不思議がる】《動詞・ラ行五段活用》 普通ではないように感じて、疑問を持つ。怪しいと感じる。「子ども・は・ 何・でも・ ふしぎがっ・て のぞき込む・ん・や。」

ふしぶし【節々】《名詞》 手足などの、あちらこちらの関節。「冬・に・ なっ・たら・ ふしぶし・が・ 痛む。」

ふしまつ【不始末】《名詞》 ①ものごとの処理が悪いこと。「火ー・の・ ふしまつ・は・ えらい・ こと・に・ なり・まっ・せ。」②対応の悪さによって起こる、他人に迷惑をかける出来事。「ふしまつ・を・ お詫び・に・ 行く。」

ふしまわし〔ふしまーし〕【節回し】《名詞》 歌などの流れにおける、音の高低や調子の変化。「ふしまーし・の・ 上手な・ 歌い方」

ふじゆう〔ふじゆー〕【不自由】《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①思うようにならないこと。不便であること。「バス・の・ 便・が・ 減っ・て・ ふじゆー・に・ なっ・た。」②物資などが欠乏すること。「戦後・は・ ふじゆーな・ 思い・を・ し・てき・た。」〔⇒ふじゅう〕

ふじゅう〔ふじゅー〕【不自由】《名詞、形容動詞や、動詞する》 ①思うようにならないこと。不便であること。「年・ とっ・て・ 足・が・ だいぶ・ ふじゅーに・ なっ・てき・た。」②物資などが欠乏すること。「食べる・ もの・に・ ふじゅーする。」「何・の・ ふじゅー・も・ なく・ 大きなっ・た。」〔⇒ふじゆう〕

ぶしょう〔ぶしょー〕【無精】《形容動詞や、動詞する》 体を動かすのを面倒がる様子。途中の経過を省いたりして、きちんと取り組まない様子。怠け心のある様子。「ぶしょーし・て・ 髭・を・ 伸ばし・とる。」「ぶしょーで・ ちゃんと・ 掃除・を・ せー・へん・さかい・ 家・が・ 汚れ・とる。」〔⇒ぶしょうたれ、ぶしょたれ、ぶしょたれもん、じゃまくさがり〕

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2014年10月14日 (火)

中山道をたどる(247)

塩尻宿から須原宿まで(27)

 

野麦峠や上高地への道

 

 飛騨街道追分(写真・左、1647分撮影)の地点があります。飛騨街道(奈川道)は、野麦峠を経て飛騨高山へ通じる道です。松本から木曽谷に入り、薮原から寄合渡を通って野麦峠を越えるルートであるようです。

 そばにある説明板によると「明治44年に中央西線が開通すると、この街道は岡谷の製糸工場で働く飛騨の女工達がひんぱんに往来するようになった」と書いてあります。飛騨から野麦峠を越えて薮原まで歩き、ここから鉄道で岡谷に向かったというのです。高山線が全通するのは1934(昭和9年)まで待たねばなりませんでした。

 野麦峠と言えば、1968(昭和43)に山本茂実さんが発表した『あ野麦峠-ある製糸工女哀史』を読んだことがあります。吹雪の中を峠道を越えて岡谷や諏訪に出て、厳しい環境の中で働いた、農家出身の若い娘達の姿が描かれていました。

 そう言えば、上高地へはいるのも、古くから薮原からのルートが開かれていたようです。

 さて、薮原宿本陣跡(写真・中、1653)がありますが、この本陣には皇女和宮も宿泊しています。

 米屋旅館(写真・右、1654)は昔のままの雰囲気を残している古い宿屋ですが、今は営業を終えているようです。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(647)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

ふけ【雲脂】《名詞》 頭の皮膚が乾いて、白く小さく剥がれたもの。「髪・の・ 毛ー・に・ ふけ・が・ つい・とる。」

ふけいき〔ふけーき〕【不景気】《名詞、形容動詞や》 ①社会全体の経済活動の状況が不振であること。「世・の・中・ みんな・ ふけーきに・ なっ・とる。」②会社や店などが繁盛しないこと。「店・が・ ふけーきに・ なっ・て・ 潰れ・た。」■対語=「けいき」

ふけいざい〔ふけーざい〕【不経済】《名詞、形容動詞や》 無駄なものが多いこと。無駄に費用などがかかること。「余っ・た・ もん・を・ 捨て・たり・し・て・ ふけーざいな・ 食べ方・ せ・んとき。」

ふけつ【不潔】《形容動詞や》 ①汚れていて、さっぱりしていない様子。「あいつ・の・ 下宿・は・ ふけつな・ 部屋・やっ・た。」②細菌などが付いて、衛生上、よくない様子。「ふけつな・ まま・で・ ほっとか・んと・ 手ー・を・ 洗え。」■対語=「せいけつ」

ふける【耽る】《動詞・カ行五段活用》 一つのことに一生懸命になって心を奪われる。夢中になって、おぼれる。「本・を・ 読む・の・に・ ふける。」「パチンコ・に・ ふけっ・とる。」

ふける【老ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①老齢になる。年を重ねる。「去年・より・ 一つ・ ふけ・た。」②見た目が老人ぽくなる。「劇・で・ ふけ・た・ 役・を・ する。」「ふけ・て・ 見える。」

ふける【更ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①夜が深まる。夜になってから時間が経過する。「だいぶ・ ふけ・て・ 寒なっ・てき・た。」②その時になってから、かなりの時間が経過する。「秋・が・ ふけ・てき・た。」

ふご《名詞》 藁などを編んで作った、口の開いた大きな袋状の用具。「ふご・に・ 弁当・ 入れ・て・ 田圃・へ・ 持っ・ていく。」

ふこう〔ふこー〕【不幸】《名詞、形容動詞や》 ①不満を感じたり心配したりすることがあって、恵まれた状態であると感じられないこと。「奥さん・が・ 早死にし・て・ ふこーな・ 人・や。」②家族や親戚などの、身近な人が死ぬこと。「あんたとこ・ ごふこー・が・ あっ・た・ん・や・て・なー。」◆①は、「しあせが わるい」という言い方をすることが多い。■対語=①「こうふく」

ふこう〔ふこー〕【不孝】《名詞、形容動詞や、動詞する》 子どもが親の心に従って行動せず、親を大切にしないこと。「親・を・ 大事に・ せ・ん・ ふこーな・ やつ・や。」◆親以外の人に対して使うこともある。〔⇒おやふこう〕■対語=「こうこう」

ふごう〔ふごー〕【符号】《名詞》 ものごとの意味や内容を表すために、他と区別するように決めた文字や図形。「その・ ふごー・の・ 席・は・ 向こー・の・ 方・や。」〔⇒きごう、しるし〕

ふごうかく〔ふごーかく〕【不合格】《名詞、動詞する》 ①一定の資格や条件などにかなうかどうかを調べるために、学校、会社、団体などが行う試験に受からないこと。「勉強し・た・けど・ また・ ふごーかく・やっ・てん。」②品物などが決められた基準に合わないこと。「ふごーかく・の・ 品物・は・ 市場・に・は・ 出さ・れ・へん。」■対語=「ごうかく」

ふこうへい〔ふこーへー〕【不公平】《名詞、形容動詞や》 判断や対応の仕方などがかたよっていること。一方をひいきにすること。「こないに・ 税金・ 取ら・れる・や・なんて・ ふこーへーや。」

ふさ【房】《名詞》 ①花や実などがたくさん集まって、一つにまとまって垂れ下がったもの。「バナナ・の・ ふさ」②糸などを束ねて、その先をばらばらに散らしたもの。「提灯・の・ ふさ」

ぶさいく【不細工】《名詞、形容動詞や》 ①出来上がりが不格好であること。不器用であること。「ぶさいくな・ 花・の・ 活け方・を・ する。」②器量や立ち居振る舞いが良くないこと。「電信柱・に・ いかたっ・て・ ぶさいくな・ こと・や。」「ぶさいくな・ 顔」「ぶさいくな・ 歩き方」③扱い方が無礼であったり、体裁が悪かったりすること。「ぶさいくな・ こと・を・ し・ても・た・さかい・ 謝り・に・ 行か・んならん。」

ふさがる【塞がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①閉じる。閉まる。くっつく。「傷口・が・ ふさがっ・た。」②差し支えがあって、通れなくなっている。「道・が・ 工事・で・ ふさがっ・とる。」③手や体、器具などや、日時・日程などが、使われていたり予定がきまっていたりして、空いていない状態になっている。「今・は・ 手ー・が・ ふさがっ・とる・さかい・ 手伝わ・れ・へん。」■対語=「あく」

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2014年10月13日 (月)

中山道をたどる(246)

塩尻宿から須原宿まで(26)

 

清水でのどを潤して

 

 石畳道(写真・左、1625分撮影)になっているところなどもあって、歩きやすい道です。登りでの疲れも消えていって、一気に下り降りていきます。

 降りてくると消防署があって、そのあたりからは人家が並んでいます。

 原町清水(写真・中、1639)で水をうんと飲みました。渇いたのどには何ともおいしい水です。

 急な坂を下っていくと、尾州御鷹匠役所跡(写真・右、1645)に出ます。御鷹匠役所には、毎年春になると尾張藩から鷹匠と役人がやってきて、鷹の飼育や調教などを観察し、巣山の管理や巡視などをしていたと言います。

 薮原の町が足元に広がっています。奈良井からトンネルをくぐってきたJR線も見えます。奈良井の鎮神社からここまで、鳥居峠を1時間50分で歩いたことになります。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(646)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

ぶくぶく《名詞》 液体の中に空気が入って、丸くふくれた玉。「下・から・ ぶくぶく・が・ 上がっ・てき・た。」「蟹・の・ ぶくぶく」◆幼児語。〔⇒あわ【泡】、あぶく()

ぶくぶく《名詞、動詞する》 口に水を含んで強くゆすぐこと。うがいをすること。「ぶくぶくし・て・ 水・を・ 吐き出す。」◆幼児語。〔⇒がらがら〕

ぶくぶく《副詞と》 ①液体の中に空気が入って丸くふくれた玉を出している様子。また、それが浮き上がってくる様子。「蟹・が・ ぶくぶくと・ 泡・を・ 出し・とる。」②軽いものがゆっくりと水中に沈んでいく様子。「落とし・た・ 財布・が・ 水・に・ ぶくぶくと・ 沈ん・だ。」③体が肥え太っている様子。「最近・ 体・が・ ぶくぶと・ し・てき・た。」⇒ぷくぷく〕

ぷくぷく《副詞と》 ①液体の中に空気が入って丸くふくれた玉を出している様子。また、それが浮き上がってくる様子。「池・の・ 底・から・ 泡・が・ ぷくぷく・ わい・てくる。」②柔らかくふくらんでいる様子。「赤ちゃん・の・ ぷくぷくと・ し・た・ ほっぺた」「ぷくぷくと・ おいしそーな・ 大福餅」⇒ぶくぶく〕

ふくぶくしい〔ふくぶくしー〕【福々しい】《形容詞》 顔が丸々としていて、いかにも幸福そうに見える様子。「ふくぶくしー・ 顔・を・ し・た・ 男・の・ 子」

ぶくぶくする《動詞・サ行変格活用》 ①水の中で溺れそうになってもがく。水に溺れる。「沖・の・ 方・へ・ 行っ・たら・ ぶくぶくする・さかい・ 危ない。」②水の中に深く入る。「金槌・を・ 落とし・たら・ 水・の・ 底・に・ ぶくぶくし・ても・た。」③泡が立ち続ける。「池・が・ ぶくぶくし・とる。」④体が柔らかくふくらむ。「食べ過ぎ・て・ 体・が・ ぶくぶくし・てき・た。」

⇒あっぷあっぷ(する)、あっぷっぷ(する)⇒しずむ。〕

ふくむ【含む】《動詞・マ行五段活用》 ①中身に加える。中に包み持つ。「交通費・も・ 入場料・も・ ふくん・で・ある。」②相手の考えや気持ちなどを理解する。「こっち・の・ 事情・も・ ふくん・どい・てください。」

ふくめる【含める】《動詞・マ行下一段活用》 中身に加えるようにする。「食費・も・ ふくめ・た・ 宿賃」

ふくめん【覆面】《名詞、動詞する》 布などで顔を覆い包むこと。また、そのように使う布など。「ふくめんし・た・ 強盗・が・ 入っ・た・ん・や・て。」

ふくらす【膨らす】《動詞・サ行五段活用》 中から盛り上がって大きくなるようにする。「ふくらし粉・を・ 入れ・て・ パン・を・ 大きく・ ふくらす。」「怒っ・て・ ほっぺた・を・ ふくらし・とる。」〔⇒ふくらます〕■自動詞は「ふくらむ」「ふくれる」

ふくらます【膨らます】《動詞・サ行五段活用》 中から盛り上がって大きくなるようにする。「風船・を・ ふくらます。」〔⇒ふくらす〕■自動詞は「ふくらむ」「ふくれる」

ふくらむ【膨らむ】《動詞・マ行五段活用》 中から盛り上がって大きくなる。中身が大きくなる。「蕾・が・ ふくらん・でき・た。」「怪我し・た・ ところ・が・ 膿ん・で・ ふくらん・だ。」■他動詞は「ふくらす」「ふくらます」

ふくれる【膨れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①中から押して、外側が出っ張る。「焼い・とる・ 餅・が・ ふくれ・てき・た。」②不機嫌そうな顔をする。「ふくれ・て・ もの・を・ 言わ・へん。」■他動詞は「ふくらす」「ふくらます」

ふくろ【袋】《名詞》 ①紙や布などで作り、中に物を入れて、口を閉じるようにしたもの。「紙・の・ ふくろ」②植物の実などで、薄皮などで覆われているもの。「蜜柑・の・ ふくろ」

ふくろう〔ふくろー、ふくろ〕【梟】《名詞》 円形の頭部が大きく、森に住んで夜に活動する鳥。「遠い・ とこ・で・ ふくろー・が・ 鳴い・とる。」〔⇒ほくろう〕

ふくろべ【綻べ】《名詞》 ①衣服や靴下などが破れること。また、そうなったところ。「ふくろべ・に・ つぎ・を・ あてる。」②服などの縫い目が解けること。また、そうなったところ。「ふくろべ・が・ でけ・て・ 中・が・ 見え・とる。」〔⇒ほくろべ、ほころべ〕

ふくろべる【綻べる】《動詞・バ行下一段活用》 ①衣服や靴下などが破れる。「いつ・の・ 間・に・やら・ 靴下・が・ ふくろべ・とる。」②服などの縫い目が解ける。「背中・の・ 真ん中・が・ ふくろべ・とる。」〔⇒ほくろべる、ほころべる〕

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2014年10月12日 (日)

中山道をたどる(245)

塩尻宿から須原宿まで(25)

 

鳥居峠の頂上

 

 頂上までが塩尻市で、ここからは木祖村になります。鳥居峠のトチノキ群(写真・左、1553分撮影)は巨木が見事です。

 峠の頂上神社(写真・中、1556)には、標高3063メートルの御嶽山を望むことのできる場所として、御嶽神社の遙拝所があります。ここに鳥居があることから、鳥居峠の名がついたと言われています。遙拝所の境内には石造物が立ち並び御嶽信仰の強さがわかります。

 戦国時代には木曽義元が松本の小笠原氏との戦いで、御嶽に向かって戦勝を祈願してその効があったという言い伝えがあります。

 峠から少し下って平らになったところに丸山公園(写真・右、1607)があります。江戸時代以降の俳諧の句碑がいくつも並んでいます。町人の富裕層が文学に親しんでいたという状況を物語っているようです。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(645)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

ふきぶり【吹き降り】《名詞、形容動詞》 強い雨が落ちているときに、強い風が加わること。「ふきぶりや・さかい・ 傘・を・ 差さ・れ・へん。」

ふきもどし【吹き戻し】《名詞》 ◆実は、この言葉は方言語彙にはない。細長い筒から大きく息を吹き込むと、ゼンマイのような巻紙がピーンと伸びて、口を離すとヒュルヒュルと巻き戻るという、笛の玩具である。駄菓子屋や祭りの出店で買ったように思う。けれども、きちんとした名前がなかった。「ひゅるひゅる」とか言っていたようにも思うが、自信はない。淡路市に「吹き戻しの里」というところがあり、そこが現在の生産拠点と言ってよい。八幡光雲堂という会社である。

ぶきよう〔ぶきよー〕【不器用】《形容動詞や》 ①手先でする仕事が上手でないこと。「ぶきよーで・ 細かい・ 仕事・は・ でけ・へん。」②ものごとを進める手際が上手でないこと。ものごとをうまく処理できない様子。「仕事・が・ ぶきよーで・ いつも・ 怒ら・れ・て・ばかり・や。」③要領よく立ち回れない様子。「わし・は・ 生き方・が・ ぶきよーや・ねん。」〔⇒ぶっきょう〕■対語=「きよう」

ふきん【布巾】《名詞》 食器や食卓などを拭く、小さな布きれ。「ふきん・で・ お膳・ ふい・とい・てんか。」〔⇒ふっきん〕

ふく【服】《名詞》 ①体に着るもの。「遊ん・どっ・て・ ふく・を・ 汚し・た。」②体に着るもので、日本風のもの。和服。「ふく・の・ 袖・が・ ひっかかっ・た。」〔⇒きもの、きもん、きりもん、きるもん〕

ふく【福】《名詞》 幸い。幸せを呼ぶもの。「ふく・の・ 神さん・に・ 来・てほしー・と・ 思(おも)・とる・ねん。」

ふく【副】《接頭語》 主なものや、中心となるものの次に位置するもの。「ふく委員長」「自治会・の・ ふく会長」◆「あいつ・は・ 会長・と・ 違(ちゃ)う・ねん。ふく・や・ねん」というように、名詞としても使うことがある。

ふく【吹く】《動詞・カ行五段活用》 ①風が起きる。風が通り抜ける。「風・が・ ふい・て・ 涼しー。」②口をすぼめて息を出す。「熱い・ お茶・を・ ふい・て・ 冷ます。」③息を出して鳴らす。「ハモニカ・を・ ふく。」④大げさな言い方をする。「ほら・を・ ふく。」②③⇒ふきふきする〕

ふく【噴く】《動詞・カ行五段活用》 ①火や岩などが、内側から勢いよく飛び出る。「山・が・ 火ー・を・ ふく。」②粉などが表面に現れ出る。「粉ー・を・ ふい・た・ 正月・の・ 柿串」

ふく【拭く】《動詞・カ行五段活用》 紙や布などでこすって、汚れや水分を取り除く。磨く。「汚れ・た・ 窓・を・ ふく。」〔⇒ふきふきする〕

ふく【葺く】《動詞・カ行五段活用》 屋根を瓦・藁・トタンなどで覆う。「藁・で・ 屋根・を・ ふく。」

ふく《動詞・カ行五段活用》 魚のうろこを、こすったり削ったりして取る。「べら・の・ うろこ・を・ ふく。」

ふぐ【河豚】《名詞》 美味なものとして賞賛されるが、体が丸くて、口が小さく、うろこがなく、猛毒を持った魚。「ふぐ・を・ 食い・たい・けど・ 恐い・なー。」

ぶく《動詞・ガ行五段活用》 子どもの遊びなどで、手持ちの札などがなくなって、負けてしまう。「全部・ 取ら・れ・て・ ぶい・ても・た。」

ふくじ【服地】《名詞》 洋服を仕立てるのに使う布地。洋服の生地。「ふくじ・を・ 買()ー・て・ 仕立て・てもらう。」

ふくしゅう〔ふくしゅー〕【復習】《名詞、動詞する》 一度学んだことを、繰り返して勉強したり練習したりすること。「宿題・と・ ふくしゅー・を・ 忘れ・たら・ あか・ん・ぜ。」■対語=「よしゅう【予習】」

ふくそう〔ふくそー〕【服装】《名詞》 衣服や装飾具などを付けた身なり。身につけている衣服など。「きちんと・し・た・ ふくそー・で・ 行き・なはれ。」

ぶくっと《副詞》 一部分だけが、ふくれたり、浮き上がったりしている様子。「蚊ー・に・ かま・れ・て・ 腕・が・ ぶくっと・ はれ・た。」〔⇒ぷくっと〕

ぷくっと《副詞》 一部分だけが、ふくれたり、浮き上がったりしている様子。「かばん・が・ ぷくっと・ ふくれ・とる。」〔⇒ぶくっと〕

ふくびき【福引き】《名詞、動詞する》 当たった人に、お金や景品を出すくじ。また、そのようなことをする催し。「大売り出し・の・ ふくびき・で・ 当たっ・た。」「会社・の・ 忘年会・で・ ふくびきする。」

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2014年10月11日 (土)

中山道をたどる(244)

塩尻宿から須原宿まで(24)

 

一里塚を経て、登り続ける

 

 中の茶屋(写真・左、1519分撮影)は荒れ果てていて、途中の休憩所としての役割を放棄してしまっている様相です。

 鳥居峠の一里塚(写真・中、1535)というのは、実際には所在不明のようです。新しい感じの塚が設けられていますが、距離から判断して設置されたものなのでしょう。この道はところどころに金属のプレートがあって、鳥居峠(頂上)までの距離が記されていますが、かなり歩いたのに距離が減らないようなプレートもあります。

 車道と合流したところに茶屋の跡があって、しばらく車の通る道を歩くと、いよいよ頂上が近づきます。熊除けの鐘(写真・右、1549)がありますので、何度もカランカランと鳴らします。リュックに付けている熊除けの鈴に比べると、安心感が増した思いになります。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(644)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

ふがふが《副詞と、形容動詞や》 ①他の人には聞き取りにくい、鼻に抜けたような発音の様子。「歯ー・が・ 抜け・て・ ふがふが・ 言()ー・とる・さかい・ 聞こえにくい。」②噛みごたえがない様子。「鬆()ー・の・ 入っ・た・ ふがふがの・ 大根」

ぶかぶか《形容動詞や》 服、帽子、靴、入れ物などが大きすぎて、中に隙間が多い状態。「ぶかぶか・の・ 帽子・が・ 風・で・ 飛ん・だ。」「兄貴・から・ 貰(もろ)ー・た・ 服・が・ 大きすぎ・て・ ぶかぶかやっ・た。」「箱・が・ 大きすぎ・て・ 中・が・ ぶかぶかで・ 動き回る。」

ふかぶかと【深々と】《副詞》 深さが普通以上である様子。◆丁寧に動く様子、ゆったりとした様子などの印象が伴う言葉である。「ふかぶかと・ 頭・を・ さげる。」「椅子・に・ ふかぶかと・ 座る。」

ぶかぶか《副詞と》 管楽器やアコーデオンなどを勢いよく鳴らす様子。また、その大きく低い感じの音。「チンドン屋・が・ ぶかぶか・ やっ・とる。」〔⇒ぷかぷか〕

ぷかぷか《副詞と》 ①管楽器やアコーデオンなどを勢いよく鳴らす様子。また、その軽い感じの音。「笛・を・ ぷかぷか・ 吹く。」②ものが水などに浮かんでいる様子。「死ん・だ・ 魚・が・ ぷかぷか・ 浮い・とる。」⇒ぶかぶか〕

ふかまる【深まる】《動詞・ラ行五段活用》 程度や様子が、ますます進む。「秋・も・ ふかまっ・てき・まし・た・なー。」

ふき【蕗】《名詞》 早春に、薹と呼ばれる穂を出して、白い花を咲かせる植物。「ふき・の・ 葉ー・を・ 佃煮・に・ する。」

ふきあれる【吹き荒れる】《動詞・ラ行下一段活用》 風が激しく吹く。「台風・が・ 一日中・ ふきあれ・た。」

ふきおろす【吹き下ろす】《動詞・サ行五段活用》 風が、低い方に向かって強く吹く。「六甲山・から・ ふきおろす・ 冷たい・ 風」

ふきげん【不機嫌】《名詞、形容動詞や》 心持ちが悪いこと。駄々をこねること。「朝・から・ 子ども・が・ ふきげんや・ねん。」■対語=「きげん」

ふきこむ【吹き込む】《動詞・マ行五段活用》 ①風や雪などが吹いて、中へ入ってくる。「戸ー・の・ 隙間・から・ 風・が・ ふきこん・でくる。」②息を強く出して、空気を入れる。「風船・に・ 息・を・ ふきこん・で・ 膨らす。」

ふきさらし【吹き曝し】《名詞》 囲いなどがなくて、風や雨が直接あたること。また、そのような場所。「バス・の・ 停留所・は・ 囲い・も・ 何(なん)に・も・ 無()ー・て・ ふきさらし・で・ 困っ・た。」

ふきだす【吹き出す】《動詞・サ行五段活用》 ①風が動いて通り始める。「そろそろ・ 北風・が・ ふきだす・ 頃・や。」②内にあるものが勢いよく外へ出る。「走っ・たら・ 汗・が・ ふきだし・た。」

ふきだす【噴き出す】《動詞・サ行五段活用》 水や蒸気などが、外に向かって勢いよく出る。「釜・から・ 湯気・が・ ふきだし・とる。」「水道・が・ 破裂し・て・ 水・が・ ふきだす。」

ふきつける【吹き付ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①風が勢いよく動いて通る。「北風・が・ ふきつける。」②息などを強く出して、かけたり当てたりする。「ガラス・に・ 息・を・ ふきつける。」③水やペンキなどを、霧のように勢いよく出す。「板・に・ ペンキ・を・ ふきつける。」

ふきとばす【吹き飛ばす】《動詞・サ行五段活用》 ①風が勢いよく動いて通って、ものを遠くまで空中を動かす。「台風・が・ 店・の・ 看板・を・ ふきとばし・た。」②息を強く出して、ものを飛ばせる。「机・の・ 上・の・ 消しゴム・の・ 屑・を・ ふきとばす。」③それまでの気持ちを一気に払いのける。「びくびくし・た・ 気持ち・を・ ふきとばす。」

ふきながし【吹き流し】《名詞》 輪のようにした布を竿の先につけて、風になびかせるもの。「鯉のぼり・の・ ふきながし」

ふきぬける【吹き抜ける】《動詞・カ行下一段活用》 風が勢いよく動いて、通り過ぎる「小路(しょーじ)・を・ 風・が・ ふきぬける。」

ふきふきする《動詞・サ行変格活用》 ①口をすぼめて息を出す。「熱い・さかい・ ふきふきし・て・ 冷まし・なはれ。」「熱い・ お粥(かい)さん・を・ ふきふきし・ながら・ 食べる。」②息を出して鳴らす。「笛・を・ ふきふきし・て・ 鳴らす。」③紙や布などでこすって、汚れや水分を取り除く。「お茶碗・を・ ふきふきする。」①②⇒ふく【吹く】⇒ふく【拭く】◆幼児語。

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2014年10月10日 (金)

中山道をたどる(243)

塩尻宿から須原宿まで(23)

 

鳥居峠に分け入る

 

 鎮神社(写真・左、1451分撮影)は奈良井宿の鎮守です。もともとは鳥居峠にあったものが現在地に移されたそうです。本殿には覆屋をかけて、その前面を拝殿にしています。 神社を過ぎて、右手の細い石段(写真・中、1455)を登ります。ここからが鳥居峠です。奈良井宿と薮原宿を結ぶ、およそ6㎞の山道が始まります。北への奈良井川と南への木曽川の分水嶺です。

 実は鳥居峠は、かなり昔に歩いたことがあります。木曽路を列車で旅したときに途中下車して、やはり奈良井から薮原に向かって歩きました。もう30年以上前のことですが、峠への登り口のあたりの様子を思い出しました。

 細い山道を通ったと思うと、車道を歩くところもあったりして、峠のはじめは中山道らしくありません。

 しばらく行くと、石段からしだいに石畳道に変わっていくところ(写真・右、1503)があります。かつて歩いたとは言え、記憶が薄らいでしまっているところもあります。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(643)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

ふうりん〔ふーりん〕【風鈴】《名詞》 金属、陶器、ガラスなどで作られて、小さな釣り鐘のような形の鈴で、風に吹かれて鳴る音を楽しむもの。「ふーりん・が・ りんりん・ 鳴っ・とる。」「姫路・の・ 明珍・の・ ふーりん・は・ 火箸・で・ でけ・とる。」

プール〔ぷーる〕【英語=pool】《名詞》 水を貯めるように作った水泳用の施設。「ぷーる・で・ 泳ぐ・ 練習する。」

ぶうん〔ぶーん〕《副詞と》 ①小さな虫が飛んでくる様子。また、その音。「蚊ー・が・ 耳元・で・ ぶーんと・ 言()ー。」②低く小さく聞こえる音。「飛行機・が・ ぶーんと・ 飛ん・どる。」

ぷうんと〔ぷーんと〕《副詞、動詞する》 においが強く漂ってくる様子。「腐っ・た・ におい・が・ ぷーんとする。」

ふえ【笛】《名詞》 ①竹・木・金属などの管に穴を空けて、息を吹き込んで鳴らす楽器。「ふえ・と・ 太鼓・で・ 合奏する。」②合図のために、吹いて音を出す道具。「電車・の・ 車掌・が・ ふえ・を・ 吹い・た。」

ふえいせい〔ふえーせー〕【不衛生】《名詞、形容動詞や》 体や環境が汚れていて、健康のために良くないこと。「ふえーせーな・ 手ー・で・ 食べ物・を・ 触っ・たら・ あか・ん。」

フェリー〔ふぇりー〕【英語=ferry】《名詞》 旅客や貨物を、自動車ごと載せて運ぶ船。「淡路島・へ・の・ たこ()-ふぇりー・が・ 無()ーなっ・た。」〔⇒ヘリー、フェリーボート、ヘリーボート〕

フェリーボート〔ふえりーぼーと〕【英語=ferry boat】《名詞》 旅客や貨物を、自動車ごと載せて運ぶ船。「明石海峡・の・ ふぇりーぼーと」〔⇒フェリー、ヘリー、ヘリーボート〕

ふえる【増える・殖える】《動詞・ア行下一段活用》 ①数や量が多くなる。「参加する・ 希望者・が・ ふえ・た。」「今年・の・ 夏・は・ 蚊ー・が・ ふえ・た。」「梅雨・に・は・ 黴菌・が・ ふえる。」②利益を得て財産などが多くなる。「利子・で・ 貯金・が・ ふえ・た。」■対語=「へる」■他動詞は「ふやす」

フォーク〔ふぉーく〕【英語=fork】《名詞》 洋食で、食べ物を刺して口へ運ぶ道具。「スパゲティ・を・ ふぉーく・で・ 食べる。」〔⇒ホーク〕

ふか【鱶】《名詞》 紡錘形をした体の表面はざらざらして、鋭い歯をもって凶暴な海の魚。「ふか・が・ 泳い・どる・さかい・ 海水浴・は・ 気ー・ つけ・なはれ。」〔⇒さめ〕

ぶか【部下】《名詞》 仕事などで、上司の下にいて、監督・指図を受けて動く人。「会社・で・は・ ぶか・が・ 十人・ おり・ます。」

ふかい【深い】《形容詞》 ①表面までの距離が長い。「ふかい・ 堀・や・さかい・ はまっ・たら・ えらい・ こと・に・ なる。」「ふかい・ とこ・まで・ 潜る。」②外までの距離が長い。奥行きが遠い。「奥・が・ ふかい・ 洞穴(ほらあな)・や。」③内容が詳しく濃い。内容を理解するのに骨が折れる。「ごっつー・ ふかい・ 話・やっ・た・さかい・ よー・ わから・なんだ。」④色・香りなどが濃い。「ふかい・ 青い・ 色・が・ 好きや。」⑤とても親しい。関係が並みの程度ではない。「ふかい・ 付き合い」■対語=「あさい」、④「うすい」

ふかさ【深さ】《名詞》 表面までの距離の長さ。「池・の・ ふかさ」■対語=「あささ」

ふかす【吹かす】《動詞・サ行五段活用》 ①吹くようにさせる。「子ども・に・ シャボン玉・を・ ふかす。」②煙草の煙を吐き出す。「人・の・ はた・で・ 煙草・を・ ふかさ・んとい・て。」③エンジンの回転を速くする。「ふかし・て・ 車・を・ 走らす。」

ふかす【蒸かす】《動詞・サ行五段活用》 食べ物を蒸して柔らかくする。「芋・を・ ふっくらと・ ふかす。」

ぶかつ【部活】《名詞、動詞する》 学校や会社などで、同好の者が行う活動。◆「ぶかつどう【部活動】」を短く言ったもの。「ぶかつし・て・ 帰っ・たら・ 八時・に・ なる。」

ふかふか《形容動詞や》 ふっくらと柔らかくなっている状態。◆熱や蒸気などが加えられて、そのようになることを言うことが多い。「ふかふかの・ 蒸しパン・が・ でけ・た。」「干し・て・ ふかふかに・ なっ・た・ 布団・で・ 寝る。」

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2014年10月 9日 (木)

中山道をたどる(242)

塩尻宿から須原宿まで(22)

 

古い宿場をロケ地にして

 

 2011(平成23)のNHK連続テレビ小説は「おひさま」でした。ロケ地の説明板(写真・左、1443分撮影)が掲げられていますが、宿場は鍵の手から鎮神社までのおよそ200メートルにわたって大規模なセットが組まれたそうです。それによって昭和初期の町並みが作り出されたとのことです。

 その鍵の手(写真・中、1444)には道祖神もまつられています。

 資料館の一つである、中村邸(写真・右、1446)は、19世紀前半の天保年間の建築です。こちらは塩尻市指定の有形文化財です。もとは櫛問屋の家でした。間口が狭くて奥に長い作りになっています。正面は蔀になっています。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(642)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

ふうがわり〔ふーがーり〕【風変わり】《形容動詞や》 様子が普通と変わっていること。「ふーがーりな・ 家・が・ 建っ・とる。」

ふうけい〔ふーけー〕【風景】《名詞》 見渡して目に入る、自然や人工物のありさまや風物の様子。また、そこから醸し出される趣。その場の有様。「電車・の・ 窓・から・ 見える・ ふーけー・が・ だんだん・ 春らしゅー・ なっ・てき・た。」〔⇒けしき、ながめ〕

ふうさい〔ふーさい〕【風采】《名詞》 身なりや容貌などの様子。「ふーさい・の・ 上がら・ん・ 人」〔⇒みかけ、みため、かんろく〕

ふうせん〔ふーせん〕【風船】《名詞》 紙やゴムの袋の中に空気などを入れて、膨らませる玩具。◆「かみふーせん」「ごむふーせん」と言い分けることがある。◆ゴム風船の中に水を入れて、ゴムなどの紐をつけて、手で打ち付ける遊びがあった。

ふうせんガム〔ふーせんがむ〕【風船ガム】《名詞》 かむことよりも、ふくらませて遊ぶことを目的に作られているチューインガム。「ふーせんがむ・を・ ぷーと・ 吹い・て・ 風船・を・ こしらえる。」

ふうと〔ふーと〕《副詞》 息を吹きかける様子。また、その音。「熱い・ お茶・を・  ふーと・ 吹く。」〔⇒ふうと〕

ぷうと〔ぷーと〕《副詞》 ①汽笛や放屁の音などがする様子。また、その音。「ぷーと・ クラクション・が・ 鳴っ・て・ びっくりし・た。」「大きな・ 音・で・ ぷーと・ 屁・を・ こい・た。」②ふくらんでいる様子。ふくれている様子。「風船・が・ ぷーと・ ふくらん・どる。」③不平の気持ちや、気合いを入れた気持ちが現れている様子。「ほっぺた・を・ ぷーと・ ふくらし・て・ 怒っ・とる。」◆強調すると、「ぷうっ〔ぷーっ〕になる。」〔⇒ぷっと〕

ふうとう〔ふーとー〕【封筒】《名詞》 手紙などを入れる紙の袋。「お金・を・ ふーとー・に・ 入れ・て・ 渡す。」

ふうふ〔ふーふ〕【夫婦】《名詞》 結婚している、一組の男の人と女の人。「ふーふ・で・ 山登り・に・ 行く。」〔⇒みょうと【夫婦】、みおと【夫婦】

ふうふう〔ふーふー〕《副詞と、動詞する》 ①熱い食べ物や飲み物を、吹いて冷ますこと。熱いものを冷ますために、口をすぼめて、繰り返して吹く様子。また、その音。「おかいさん・を・ ふーふーし・て・ 食べる。」「お汁・が・ 熱い・さかい・ ふーふーし・て・から・ 食べ・なはれ。」②吹いて火を消すこと。また、その息づかい。「ふーふーし・て・ 蝋燭・を・ 消し・て・ ケーキ・を・ 食べる。」③苦しそうな息づかいをしている様子。生活が苦しそうな様子。「給料・が・ 少(すけ)のー・て・ ふーふー・ 言()ー・て・ます・ねん。」◆①②は幼児語。

ぶうぶう〔ぶーぶー〕《名詞》 ①豚。「ぶーぶー・を・ 飼う。」②自動車。バス。「広い・ 道・は・ ぶーぶー・が・ 走っ・とる・さかい・ 気ーつけ・や。」「ぶーぶー・に・ 乗っ・て・ 動物園・へ 行く。」◆幼児語。

ぶうぶう〔ぶーぶー〕《副詞と》 ①不平や不満を述べる様子。「ぶーぶー・ 言()ー・たら・ 新しー・ 品物・と・ 換え・てくれ・た。」②自動車の警笛などが鳴っている様子。また、その音。「後ろ・の・ 車・が・ ぶーぶーと・ 鳴らし・た。」③豚が鳴く様子。また、その鳴き声。「ぶーぶーと・ 鳴い・とる。」

ぷうぷう〔ぷーぷー〕《副詞と、動詞する》 ①らっぱの演奏や放屁などをしている様子。また、その音。「ぷーぷー・ こい・たら・ 臭い・やないか。」②湯が沸いて、湯気などが勢いよく吹き出している様子。また、その音。「茶瓶・が・ ぷーぷー・ 沸い・とる。」

ふうみ〔ふーみ〕【風味】《名詞》 飲食物がもたらす上品な味わい。「ふーみ・が・ 無()ー・て・ 物足ら・ん。」

ふうらいぼう〔ふーらいぼー〕【風来坊】《名詞》 ①気まぐれで、落ち着きのない人。「あいつ・は・ 町・の・ 中・を・ うろうろし・とる・ ふーらいぼーや。」②決まった職業を持っていない人。無職の人。「ふーらいぼー・を・ せ・んと・ 働い・たら・ どない・や。」

ふうりゅう〔ふーりゅー〕【風流】《名詞、形容動詞や》 心を動かす、上品で味わいのあること。「ふうりゅーな・ 琴・の・ 音・が・ 聞こえる。」

 

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2014年10月 8日 (水)

中山道をたどる(241)

塩尻宿から須原宿まで(21)

 

水場を大切に守る

 

 奈良井千軒と言われた宿場には6つの水場と5つの寺があるそうですが、その一つの水場(写真・左、1434分撮影)です。地域の人たちが大切に守っていることがよくわかります。

 街道の店先(写真・中、1436)には、様々なものが飾られています。漆器や曲げ物、土人形などもあちこちで見かけました。

 資料館の一つである上問屋史料館(写真・右、1441)は、手塚家の住まいで国の重要文化財になっています。江戸時代を通じて代々にわたって問屋を務め、後に庄屋も務めています。他の家に比べて間口が広くなっています。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(641)

「明石日常生活語辞典…ふ」()

 

【二】《名詞》 数を一音節で言うときの「二」を表す言葉。◆一から十までを「ひ」「ふ」「み」「よ」「い」「む」「な」「や」「こ」「と」と言う。長音化して「ひー【一】」「ふー【二】」「みー【三】」…と言うこともある。〔⇒に【二】、ふたつ【二つ】

ふ〔ふー〕【麩】《名詞》 小麦粉の蛋白質で作った食品。「すき焼き・に・ ふー・を・ 入れる。」

ふ〔ふー〕【歩】《名詞》 将棋の駒のひとつで、前に一つだけ動くことのできるもの。「相手・の・ ふー・を・ 取る。」

ぶ〔ぶー〕【部】《名詞》 ①同じ趣味や目的を持った者で構成しているまとまり。会社・団体などの組織を区分けした単位。「バレー・の・ ぶー・に・ 入っ・て・ 練習する。」②評価などによって物事を区分けしたもの。「走り・は・ 足・の・ 遅い・ ぶー・に・ 入っ・とる。」「上・の・ ぶー」

ぶ〔ぶー〕【分】《名詞》 ①全体を十としたときの割合。「桜・は・ まだ・ 三ぶ・ぐらい・の・ 咲き・や。」②全体を百としたときの割合。「割」という数値の十分の一を表す単位。「一割二ぶ」③気温・体温などの数値を表す「度」の十分の一を表す単位。「熱・が・ 三十八度六ぶ・ ある。」④尺貫法の長さの単位で「寸」の十分の一を表す単位。「一寸三ぶ・の・ 長さ・で・ 切る。」⑤うまくいく程度。自分の方が有利な割合。「どーも・ こっち・に・ ぶー・が・ ない・みたいや。」⇒ぶあい〕

ファール〔ふぁーる〕【英語=foul】《名詞》 野球で、打球が一塁線、三塁線の外に出ること。「えー・ 当たり・や・けど・ ふぁーる・に・ なっ・た。」〔⇒ハール〕

ぶあい【歩合】《名詞》 うまくいく程度。自分の方が有利な割合。「勝つ・ ぶあい・は・ あら・へん・やろ・なー。」〔⇒ぶ〕

ぶあいそう〔ぶあいそー、ぶあいそ〕【無愛想】《名詞、形容動詞や》 人に好感を持たれるような動作が乏しいこと。愛らしさがなくて、素っ気ないこと。「ぶあいそな・ もの・の・ 言い方・を・ する。」「あの・ 人・は・ ぶあいそーする・さかい・ みんな・に・ 好か・れ・へん。」■対語=「あいそう」

ぶあつい【分厚い】《形容詞》 かなりの厚みがある。「ぶあつい・ 本・を・ 一月・ かかっ・て・ やっと・ 読ん・でも・た。」「ぶあつい・ 卵焼き・を・ 食べ・た。」〔⇒ふとい、ぶとい、ぶっとい〕

ふあん【不安】《名詞、形容動詞や》 気がかりで落ち着かないこと。「明日・の・ 試験・が・ ふあんで・ 寝ら・れ・へん。」

フアン〔ふあん〕【英語=fan】《名詞》 ①スポーツ・芸能などが好きな人。「野球・の・ ふあん」②特定の選手や芸能人などを熱心に応援する人。「美空ひばり・の・ ふあん」◆「ふぁん」でなく、「ふあん」という発音が多い。

ぶいぶい《名詞》 卵形で光沢のある金緑色をした昆虫。黄金虫。「電気・の・ 灯(ひー)・ めがけ・て・ ぶいぶい・が・ 飛ん・でき・た。」

フイルム〔ふいるむ〕【英語=film】《名詞》 ①写真撮影に使う、薄いセルロイド製の品物。「写真機・に・ ふいるむ・を・ 入れる。」②薄いセルロイドに焼き付けた映画やスライドなど。「映画・の・ ふいるむ」◆「ふぃるむ」でなく、「ふいるむ」という発音が多い。

ぶいん【部員】《名詞》 同じ趣味や目的を持った者で構成しているまとまりに入っている人。会社・団体などの組織を区分けした単位に所属する人。「野球・の・ ぶいん」「会社・の・ 部員・で・ 忘年会・を・ する。」

ふう〔ふー〕【風】《名詞》 ①慣例として行ってきている習わし。しきたり。「そない・ する・の・が・ 村・の・ ふー・や。」「宗派・が・ 違(ちご)・たら・ 葬式・の・ ふー・も・ 違う。」②ものごとのやり方。具合。様子。「知ら・ん・ ふー・やっ・た。」「こんな・ ふー・に・ する・ん・や・さかい・ 真似し・て・ やっ・てみな・はれ。」③他人から見られたときの格好や様子。身に付けている服装。体裁。体面。「もっと・ ましな・ ふー・を・ し・なはれ。」「ふー・を・ かまう。」⇒なり、かっこう、ていさい〕

ふう〔ふー〕【封】《名詞、動詞する》 ①袋のような形のものの口を閉じること。「手紙・の・ ふー・を・ する。」②袋のようなものがしっかり閉じられていること。また、そのようになっているもの。「ふー・を・ 切っ・たら・ 早(はよ)ー・ 食べ・んと・ いか・ん。」

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2014年10月 7日 (火)

中山道をたどる(240)

塩尻宿から須原宿まで(20)

 

大火のなかった奈良井の町

 

 しばらく駅のベンチで休んでから、奈良井宿(写真・左、1417分撮影)を歩き始めます。駅のあたりから町並みが始まります。奈良井川に沿って緩やかに下りながら、およそ1㎞にわたると言いますから、中山道最長の宿場町です。

 前方に山並みを見ながら、落ち着いた奈良井の宿(写真・中、1426)を歩きます。近代以降に大火がなかったことが、江戸時代の姿を色濃く残して魅力のある家並みを作っています。

 1978(昭和53)に指定を受けた「楢川村奈良井伝統的建造物群保存地区」(写真・右、1433)は、宿場町保存の先駆的な役割を果たしました。古い村名が刻まれたものが、そのまま残っているのですが、現在の奈良井宿は塩尻市です。保存地区の指定から30年以上たちます。いわば一世代を経過しているのですが、修景がきちんと行われています。このような美しい町で日常の生活が営まれているのですが、たいへんな努力のたまものなのでしょう。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(640)

「明石日常生活語辞典…ひ」(32)

 

ひんけつ【貧血】《名詞》 血液の中の赤血球などが少なくなること。「ひんけつ・で・ ふらふらする。」

ひんしつ【品質】《名詞》 品物の性質やよしあし。「食べる・ もん・は・ ひんしつ・の・ えー・の・を・ 買わ・んと・ あき・まへん。」

ひんしゅ【品種】《名詞》 農作物や家畜の、同じ種の中での分類の単位。品物の種類。「稲・の・ ひんしゅ」

ピンセット〔ぴんせっと〕【オランダ語=pincet】《名詞》 小さなものをつまむための、V字形をした道具。「脱脂綿・を・ ぴんせっと・で・ つまん・で・ 消毒する。」

びんせん【便箋】《名詞》 手紙を書くための用紙。「びんせん・ 三枚・に・ びっしり・ 書い・て・ 送っ・た。」

ひんそう〔ひんそー、ひんそ〕【貧相】《名詞、形容動詞や》 ①顔つきや姿がみすぼらしいこと。「ひんそな・ 恰好」②品物などが豪華でないこと。「ひんそーな・ 歳暮・や・けど・ 贈ら・ん・より・は・ ましやろ。」

びんづめ【瓶詰め】《名詞、動詞する》 食品を瓶に詰めること。また、瓶に詰められた食品。「海苔・の・ 佃煮・を・ びんづめする。」

ぴんと〔ぴーんと〕《副詞、動詞する》 ①線状のものを、勢いよく引っ張る様子。真っ直ぐに張りつめている様子。引き締まっている様子。「糸・の・ 両端・を・ ぴんと・ 引っ張る。」「ゴム・が・ ぴーんと・ 張っ・て・ 切れ・そーに・ なっ・とる。」②広い面が、引っ張られた状態になっている様子。「セロファン・を・ ぴーんと・ 張る。」③一瞬のうちに、心に浮かぶ様子。緊張している様子。「あいつ・が・ 怪しー・と・ ぴーんと・ き・た。」「幕・が・ 開く・ 前・は・ みんな・ ぴーんとし・とっ・た。」⇒ぴんぴん〕

ひんね【昼寝】《名詞、動詞する》 昼間に寝ること。「あー・ よー・ ひんねし・た。」〔⇒ひるね〕

ぴんぴん《副詞に、形容動詞や、動詞する》 ①勢いよく、跳ね上がったり反り返ったりして動く様子。新鮮である様子。「釣っ・た・ばっかり・で・ 魚・が・ ぴんぴんし・とる」②健康で元気がよい様子。「八十・を・ 過ぎ・た・けど・ まだ・ ぴんぴんし・て・ 働い・て・ます。」③線状のものを、勢いよく引っ張る様子。真っ直ぐに張りつめている様子。「ロープ・を・ ぴんぴんに・ 張る。」④真新しくて、柔らかさがない様子。「ぴんぴん・の・ 一万円札・で・ 払う。」「ぴんぴん・の・ 帽子」⇒ぴんと〕

びんぼう〔びんぼー、びんぼ〕【貧乏】《名詞、形容動詞や、動詞する》 お金が乏しくて、生活するのが苦しいこと。財産などが少ないこと。「戦争・の・ 後・は・ みんな・が・ みんな・ びんぼーやっ・た・ん・や。」「火事・が・ いっ・て・から・は・ びんぼーし・て・ます・ねん。」〔⇒びんぼうたれ〕

びんぼうたれ〔びんぼーたれ、びんぼたれ〕【貧乏垂れ】《名詞、形容動詞や、動詞する》 お金が少なくて、生活するのが苦しいこと。「わし・は・ びんぼたれや・さかい・ 寄付する・の・は・ やめ・とく。」◆「びんぼう」であることを口汚く言う言葉。〔⇒びんぼう〕

ピンぼけ〔ぴんぽけ〕【オランダ語=brandpuntから  呆け】《名詞、動詞する》 ①写真で、ピントが合わず、ぼやけて写ること。ぼやけた写真。「ぴんぼけし・て・ 誰・を・ 写し・た・ん・やら・ わから・へん・ねん。」②言動などが的はずれであること。「あいつ・の・ 言()ー・ こと・は・ ぴんぼけ・ばっかり・や。」

ピンポン〔ぴんぽん〕【英語=ping-pong】《名詞、動詞する》 真ん中にネットを張った台の両側から、セルロイド製の小さなボールをラケットで打ち合う競技。「昼休み・に・ ぴんぽんし・て・ 遊ぶ。」〔⇒たっきゅう〕

ひんやり【冷んやり】《副詞と、動詞する》 肌や舌が冷たく感じる様子。体が涼しく感じる様子。寒さを感じる様子。不安やおそれを感じる様子。「西瓜・が・ ひんやりと・ うまい。」「朝晩・ ひんやりし・てき・て・ 気持ち・が・ えー。」「ひんやりし・た・ 風・が・ 吹い・てくる。」〔⇒ひいやり〕

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2014年10月 6日 (月)

中山道をたどる(239)

塩尻宿から須原宿まで(19)

 

中山道のど真ん中

 

 奈良井道踏切(写真・左、1350分撮影)を渡って、線路の西側に出ます。ここの踏切の名称は「仲仙道」というのを使っていません。

 左側の眼下の方にJR奈良井駅(写真・中、1355)のホームが見えます。南側に跨線橋がありますが、ホームには屋根がまったくありませんから、明るく開放的な駅に感じられます。

 奈良井駅の玄関には「中山道六十九次どまん中」という文字が書かれています(写真・右、1359)。中山道六十九次の板橋宿を1番とすると、奈良井宿は34番となります。宿場の数から言うと確かにほぼ半分の位置にあたります。

 そのことで思い出すのは、東海道を歩いたときの袋井宿で、江戸・京都のどちらから歩いても27番目に当たるところで「東海道ど真ん中」をキャッチフレーズにしていました。中山道の場合は江戸・京都のどちらから歩いても35番目は薮原宿ということにはなるのですが…。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(639)

「明石日常生活語辞典…ひ」(31)

 

ひろさ【広さ】《名詞》 面積の大きさ。面積が大きいこと。面積の大きさの程度。「運動場・の・ ひろさ・は・ 千坪・や。」■類語=「せまさ」

ひろす【飛龍頭】《名詞》 豆腐を崩した中に、細かく刻んだ野菜・昆布などを入れて、油で揚げたもの。がんもどき。「よー・ 味・が・ しみこん・どる・ ひろす」〔⇒ひろうす〕

ビロド【ポルトガル語=veludo】《名詞》 表面の毛を立てた、柔らかくて艶のある織物。「びろど・の・ 上着」〔⇒ビロード〕

ひろば【広場】《名詞》 大勢の人が集まることのできるような、面積の大きい場所。「駅前・の・ ひろば」

ひろびろ【広々】《副詞と、動詞する》 面積が大きい様子。面積が十分にあって、窮屈さを感じない様子。「田圃・が・ ひろびろと・ 続い・とる。」「ひろびろし・た・ 体育館」

ひろま【広間】《名詞》 大勢の人が集まることのできる、面積の大きい部屋。面積の大きい座敷。「ひろま・で・ 宴会・を・ する。」◆より大きいものは「おおひろま〔おーひろま〕」。

びわ【枇杷】《名詞》 背の高い常緑樹で、夏の初めに、だいだい色の実が生る木。また、その実。「びや・の・ 実ー・が・ 好きや。」「びわ・の・ 実ー・を・ ちぎる。」〔⇒びや〕

ひわり【日割り】《名詞》 ①給料などを一日ごとに計算すること。「ひわり・で・ 日当・を・ 計算する。」②前もって、一日ごとの仕事の予定などを決めること。また、その決めた内容。「出・てくる・ 人数・を・ ひわり・で・ 決め・とく。」

()あらためる〔ひー()あらためる〕【日()改める】《動詞・マ行下一段活用》 その日はやめて、別の日にする。「ひーをあらため・て・ 出直し・てき・まっ・さ。」〔⇒ひをかえる〕

ひをかえる〔ひーをかえる〕【日を変える】《動詞・ア行下一段活用》 その日はやめて、別の日にする。「明日・は・ 都合・が・ 悪い・さかい・ ひーをかえ・てんか。」〔⇒ひ()あらためる〕

ひん【品】《名詞》 ①人やものにそなわっている値打ち。品位。品格。品性。「ひん・の・ えー・ 柄・の・ 着物」②品物。「高級ひん」「二流ひん」

ひん《助動詞》 打ち消しの意味を表す言葉。「一人・で・ よー・ 降り・ひん。」◆動詞の未然形に接続する。◆「へん」を使う方が圧倒的に多いが、「ひん」を多用する人もいる。〔⇒へん〕

びん【便】《名詞》 ①人、物、手紙などを運ぶ手段。「空・の・ びん・で・ 行く。」「船・の・ びん・が・ ない・さかい・ 届け・られ・へん。」②都合の良い機会や伝手。「誰・ど・が・ 行っ・てくれる・ びん・は・ ない・やろ・か。」「バス・の・ 良()ー・ びん・が・ ある・ん・やっ・たら・ 行き・たい・ねん・けど・な。」

びん【瓶】《名詞》 ガラス、陶器、金属などで作った、液体などを入れる容器。「びん・を・ 落とし・て・ 割っ・ても・た。」「一升・ 入る・ びん」「ビール-びん」「空-びん」◆明石市大久保町西島にある酒造会社の中で最大の会社は江井ヶ嶋酒造であるが、その会社の瓶詰めをする蔵を、「びんば【瓶場】」と呼んでいた。「びんば・に・ 行っ・とる。」と言えば、その会社でその仕事をしているということがわかった。同様に「しょうちゅうば【焼酎場】」という言葉もあり、今だに、それら言葉を聞くことがある。

ピン〔ぴん〕【英語=pin】《名詞》 ①ものを突き刺して留めるための針。「壁・に・ カレンダー・を・ ぴん・で・ 留める。」「紙・を・ 五枚・ずつ・ ぴん・で・ 留める。」②衣服などに留めつける用具。「ネクタイ・の・ ぴん」③髪の形を整えたり、乱れるのを防ぐために使う用具。「前髪・を・ ぴん・で・ 留める。」

ひんがらぼし《名詞、形容動詞や》 干からびたもの。干からびた様子。「蛙・が・ ひんがらぼし・に・ なっ・とる。」

ひんがらめ《名詞》 左右二つの目の視線が異なった方に向いているように見える目の様子。斜視。やぶにらみ。「あの・ 子・は・ ひんがらめ・や。」

ピンきゅう〔ぴんきゅー〕【英語=ping-pongの略  球】《名詞》 卓球の競技で使う、セルロイド製のたま。「ぴんきゅー・が・ へちゃがっ・た。」

 

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2014年10月 5日 (日)

中山道をたどる(238)

塩尻宿から須原宿まで(18)

 

奈良井宿に近づく

 

 平沢を出て奈良井へ向かいます。JRの線路をくぐります。折しも2両編成の普通電車が通り過ぎます(写真・左、1333分撮影)

 奈良井川に沿った堤防の道が続いています。天気が良すぎて、疲れ気味です。ゆっくり歩いていきます。

 母沢の勿忘草の群生区(写真・中、1337)と書いてあります。勿忘草はヨーロッパ原産で、日本への渡来は明治時代です。「小さう咲いて勿忘草や妹(いも)が許(もと)」という村上鬼城の句を思い出しました。

 道がぐっと右に折れて、奈良井川を渡って奈良井宿に近づいていきます。奈良井宿の案内塔とともに、平仮名で「ならい」と書いた草の文字(写真・右、時分)が見えます。奈良井は、木曽路最大の難所である鳥居峠を控えて、交通の要のような役割を果たしています。この町も檜物細工、塗櫛などの木工品で知られた町です。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(638)

「明石日常生活語辞典…ひ」(30)

 

ひるから【昼から】《名詞》 ①正午を過ぎた頃を大まかに指す言葉。「ひるから・は・ 庭・を・ 掃除し・よー・と・ 思う。」「ひるから・は・ 風・が・ 無()ーなっ・て・ 暑い。」②正午から夜の十二時までの時間帯。または、昼から夕方までの時間帯。「ひるから・の・ 三時・に・ 集まる。」⇒ごご〕■対語=「ひるまで」

ビルデング〔びるでんぐ〕【英語=building】《名詞》 鉄筋コンクリートなどで造った高層の建物。「五階建て・の・ びるでんぐ」◆「ビルジング」など発音もある。〔⇒ビル〕

ひるね【昼寝】《名詞、動詞する》 昼間に寝ること。「保育園・で・は・ 毎日・ ひるね・が・ ある・そーや。」〔⇒ひんね〕

ひるのひなか【昼の日中】《名詞》 昼の盛りの時間帯。「ひるのひなか・に・ 火事・が・ 起き・た。」〔⇒ひなか、ひるひなか、まっぴるま〕

ひるひなか【昼日中】《名詞》 昼の盛りの時間帯。「ひるひなか・に・ 酒・ 飲ん・どっ・たら・ 笑わ・れる・で。」〔⇒ひなか、ひるのひなか、まっぴるま〕

ひるま【昼間】《名詞》 朝から夕方までの間で、太陽が昇って、明るい間。◆同様の時間帯であれば、どのような天候であっても使う。「ひるま・は・ 晴れ・とっ・た・けど・ 晩方・から・ 曇っ・てき・た。」〔⇒にっちゅう【日中】

ひるまで【昼まで】《名詞》 ①正午までの頃を大まかに指す言葉。「ひるまで・に・ 仕上げ・てしまう。」②夜の十二時から正午までの時間帯。または、朝から昼までの時間帯。(ただし、深夜・早朝を指すことはない。)「ひるまで・の・ 九時」「⇒ごぜん〕■対語=「ひるから」

ひるやすみ【昼休み】《名詞、動詞する》 昼食や疲労回復のために、正午前後にしばらく休むこと。また、その時間。「ひるやすみ・は・ 一時間・ ある・ねん。」

ひれ【鰭】《名詞》 魚の背・尾・胸・腹などにあって扇子のような形をして、泳ぐときに使うもの。「鯛・の・ ひれ・は・ 硬い。」

ひろい【広い】《形容詞》 ものとものとの間隔や幅が大きい。空間の余裕がある。「ひろい・ 庭・で・ 遊ぶ。」「ひろい・ 道・が・ でけ・た。」■対語=「せまい」「せばい」

ひろいもん【拾い物】《名詞》 ①落ちているのを取り上げたもの。誰かが落としていって、気づいていないもの。「ひろいもん・を・ 警察・に・ 届け・ておい・た。」②思いがけない儲けもの。予想していなかった幸運なこと。「三つ・ 受け・たら・ 三つ・とも・ 通っ〔=合格し〕・て・ えらい・ ひろいもん・やっ・た。」〔⇒ひらいもん〕

ひろう【拾う】《動詞・ワア行五段活用》 ①落ちているものを取り上げて、手にする。「海・で・ 貝殻・を・ ひろう。」②失うはずのものを、失わずに済む。「負け・とっ・た・ 試合・を・ ひろ・た。」〔⇒ひらう〕■対語=「すてる」「してる」

ひろうえん〔ひろーえん〕【披露宴】《名詞》 結婚したことを広く知らせるために、客を招いて催す宴席。「ホテル・で・ ひろーえん・を・ する。」

ひろうす〔ひろーす〕【飛龍頭】《名詞》 豆腐を崩した中に、細かく刻んだ野菜・昆布などを入れて、油で揚げたもの。がんもどき。「関東(かんと)炊き・に・ ひろーす・を・ 入れる。」〔⇒ひろす〕

ビロード〔びろーど〕【ポルトガル語=veludo】《名詞》 表面の毛を立てた、柔らかくて艶のある織物。「しっくり・ し・た・ びろーど・の・ 服」〔⇒ビロド〕

ひろがる【広がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①範囲・規模などが大きくなる。「狭かっ・た・ 運動場・が・ ひろがっ・た。」②広々と見渡せる。「町・の・ 周り・に・は・ 田圃・が・ ひろがっ・とる。」③かたまっていたものが、ばらばらになる。「運動場・に・ ひろがっ・て・ 体操・を・ する。」④行きわたる。流行する。「インフルエンザ・が・ ひろがる。」■他動詞は「ひろげる」

ひろげる【広げる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①範囲・規模などを大きくする。「売場・を・ ひろげる。」「狭い・ 道・を・ ひろげる。」②閉じたり畳んだり、収めてあったりしたものを開く。「本・を・ ひろげ・て・ 読む。」「店・を・ ひろげ・とっ・たん・や・けど・ 誰・も・ 来・なんだ。」③かたまっていたものを、ばらばらにする。「積み木・を・ ひろげ・て・ 遊ん・どる。」⇒あける〕■自動詞は「ひろがる」

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2014年10月 4日 (土)

中山道をたどる(237)

塩尻宿から須原宿まで(17)

 

漆器の町、平沢

 

 国道から左に入って長瀬の集落を旧道で通ってから、再び国道19号に出て歩きます。しばらくは特別に見るべきものはありません。平沢北という交差点から右に折れて、平沢の町に近づきます。

 諏訪神社の近くに、芭蕉の句碑(写真・左、1312分撮影)があります。「送られつ送りつ果ては木曽の秋」の句は、木曽路に赴く際の留別吟です。見送られたり見送ったりを繰り返した末に、秋の木曽路に向かうことだ、という意味です。旅と人生が一体となったような句ですが、特定の地点での作ではないと思います。

 平沢の町に入ります(写真・中、1317)。ここは宿場ではなく、漆器の伝統工芸の職人町として知られています。漆器はもともと行商で売りに出かけていたと言います。ここも明治時代に大火があって、特別古い建物は多く残っているわけではありませんが、洗練された感じが漂う町で、重要伝統的建造物群保存地区になっています。

 道の曲がり具合によって、建物は雁行して建てられています。建物の側面が連続して見えるという、独特の景観が面白いと思います。(写真・右、1320)

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(637)

「明石日常生活語辞典…ひ」(29)

 

びらびら《副詞と、動詞する》 比較的薄いものが、輝いたりしながら揺れ動く様子。「ポスター・が・ 取れ・そーで・ びらびらし・とる。」「銀紙・が・ びらびら・ 揺れ・とる。」

ひらべったい【平べったい】《形容詞》 ぺちゃんとして平らである。薄くて横に広い。扁平である。「ひらべったい・ 花瓶」「粘土・を・ ひらべっとー・に・ 延ばす。」〔⇒へべたい、べちゃこい、ひらたい〕

ひらめ【平目】《名詞》 海底の砂地にすむ、両眼は体の左側にあって、体が薄く円く広がっている魚。「これ・は・ 鰈(かれ)・やのー・て・ ひらめ・や。」

ひらめく《動詞・カ行五段活用》 考えや思いが急に思い浮かぶ。良い考えが出てくる。「寝・とっ・て・ えー・ 考え・が・ ひらめー・た。」

ひらや【平屋】《名詞》 一階建ての建物。「ひらや・の・ 大けな・ 家」■類語=「にかいだて」「にかいや」

びり《名詞》 順番をつけたときの最後尾。最も下の順位。最下位。「びり・で・ ゴール・に・ 入っ・た。」〔⇒げつ、しり、けつ、げっつう、げっとう、げっとくそ、げっとうしょう〕

ぴりつく《動詞・カ行五段活用》 ①微かな雨が降り始める。「ぴりつい・てき・た・ので・ 早()よ・ 去()の・か。」②やや辛くて刺激のある味である。「唐辛子・の・ 味・が・ 強ー・て・ ちょっと・ ぴりつい・とる。」

びりっと《副詞、動詞する》 紙や布などが瞬間的に勢いよく裂ける様子。また、その音。「腰掛け・た・ とたん・に・ ズボン・の・ 尻・が・ びりっと・ 破れ・た。」

ぴりっと《副詞、動詞する》 ①電気に感電したような刺激や痛みを感じる様子。「濡れ・た・ 手ー・で・ 触っ・たら・ ぴりっとし・た。」②鋭く辛みを感じる様子。瞬間的に刺激を受けて、しびれる様子。「ぴりっと・ 辛い・ 山椒」③微かな雨が降り始める様子。「ぴりっとし・てき・た・さかい・ 洗濯物・を・ 入れ・よー。」

ぴりっとも《副詞》 まったく動かない様子。びくともしない様子。◆後ろに打ち消しの表現を伴う。「押し・たり・ 叩い・たり・ した・けど・ ぴりっとも・ 動か・なんだ。」

ひりひり《副詞と、動詞する》 ①皮膚や神経が刺されるように痛み続ける様子。「日ー・に・ 焼け・て・ 背中・が・ ひりひりする。」②辛いものを食べたとき、口の中がほてるように感じ続ける様子。「唐辛子(とんがらし)・で・ 舌・が・ ひりひりする。」

びりびり《副詞と、動詞する》 ①紙などを破る様子。紙などを破るときに音が出る様子。また、その音。「帳面・を・ びりびり・ 破る。」②ものを細かく振動させるほど、大きな音が出ている様子。また、その音。「雷・が・ 鳴っ・て・ 障子・が・ びりびりし・た。」◆①は、ゆっくり引き裂いているような感じである。

ぴりぴり《副詞と、動詞する》 ①微かな雨が降り始める様子。「ぴりぴりし・てき・た・さかい・ 洗濯物・を・ しまい・ましょ・ー。」②刺されるように痛く感じる様子。「口・の・ 中・が・ ぴりぴり・ 辛い。」③神経が張りつめている様子。「みんな・ ぴりぴりと・ 緊張し・とる。」④紙や布などが続けざまに裂ける様子。また、その音。「紙・を・ ぴりぴりと・ 破る。」

ひりょう〔ひりょー〕【肥料】《名詞》 植物の成長をよくするために、土に与える栄養分。「花・の・ 土・に・ ひりょー・を 入れる。」〔⇒こえ、こやし〕

ぴりり《副詞と》 ①刺されるように痛く感じる様子。「唐辛子(とんがらし)・が・ ぴりりと・ 辛い。」②神経が張りつめている様子。「二人・で・ にらみ合()ー・て・ ぴりりと・ しとっ・た。」③紙や布などが続けざまに裂ける様子。また、その音。「溝・を・ 跳び越え・たら・ パンツ・が・ ぴりり・と・ 破れ・た。」

ひる【昼】《名詞》 ①朝から夕方までの間。「だんだん・ ひる・が・ 長(なご)ー・ なっ・てき・た。」②真昼。正午。「ひる・の・ ニュース・を・ 見る。」③正午の頃の食事。「ひる・は・ もー・ 食べ・た・か。」■対語=「よる」「ばん」

ビル〔びる〕【英語=buildingの略】《名詞》 鉄筋コンクリートなどで造った高層の建物。「駅前・に・ びる・が・ 増え・た。」〔⇒ビルデング〕

ひるい【蛭】《名詞》 川や溝などにすんで、人の血を吸う環形動物。「足・に・ ひるい・が・ ひっつい・とる。」

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2014年10月 3日 (金)

中山道をたどる(236)

塩尻宿から須原宿まで(16)

 

贄川も大火に見舞われた

 

 贄川御関跡(写真・左、1151分撮影)は復元されたものですが、太い柱と石置き屋根がいかにも重厚な感じをかもし出します。最初に贄川に関所が設けられたのは14世紀の頃のようです。往時の木曽路の防衛拠点ですから、にらみを利かせていたに違いありません。円の中に「一」の文字が書かれた紋があたりを圧するように書かれています。

 贄川宿は何度か大火に見舞われたようですが、今でも水場を大切に守っているようです。商家の深澤家(写真・中、1157)は、大火を逃れて、わずかに残った建物で、国の重要文化財に指定されています。三棟の建物が残っています。加納屋という屋号で、贄川を拠点にしてあちらこちらの土地との商売を続けてきた家だと言われています。贄川の宿を抜けて、再び線路の西側に出て、歩き続けます。

 桃岡の集落を過ぎるところに押込一里塚(写真・右、1219)があります。ちょっと開けた感じのところで、一里塚のあったしるしに松の木が一本残っています。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(636)

「明石日常生活語辞典…ひ」(28)

 

ぴょんぴょん《副詞と》 何度も、軽く跳んで越える様子。何度も、身軽に跳び上がる様子。「兎・が・ ぴょんぴょんと・ 跳ねる。」「縄跳び・を・ ぴょんぴょん・ 跳ん・どる。」〔⇒ぴょいと、ぴょんと〕

ひら【平】《名詞》 組織の中などで役職に就いていないこと。「ひら・の・ 社員」

びら《名詞》 広告や宣伝などのために、人々に配ったり張り付けたりするもの。「駐在所・に・ 貼っ・てある・ 犯人手配・の・ びら・を・ 見・た。」◆似た言葉に「ちらし」がある。

ひらいしん【避雷針】《名詞》 落雷の害を防ぐために、高い建物の上や煙突などに取り付けた金属の棒。「ひらいしん・の・ ある・ 建物・は・ 見・ん・よーに・ なっ・た・なー。」〔⇒かみなりよけ〕

ひらいもん【拾い物】《名詞》 ①落ちているのを取り上げたもの。誰かが落としていって、気づいていないもの。「ひらいもん・は・ ちゃんと・ 届け・なはれ。」②思いがけない儲けもの。予想していなかった幸運なこと。「今度・ 買()ー・た・ 宝くじ・は・ ひらいもん・やっ・た。」〔⇒ひろいもん〕

ひらう【拾う】《動詞・ワア行五段活用》 ①落ちているものを取り上げて、手にする。「ごみ・を・ ひらう。」②失うはずのものを、失わずに済む。「命・を・ ひろ・た。」〔⇒ひろう〕■対語=「すてる」「してる」

ひらおよぎ【平泳ぎ】《名詞、動詞する》 体を伏せて、両手・両足を蛙のように縮めたり伸ばしたりして進む泳ぎ方。「ひらおよぎ・は・ しんどい・なー。」

ひらがな〔ひらかな〕【平仮名】《名詞》 漢字を崩して書いた字をもとにして作った、日本の文字。「漢字・の・ 読み方・を・ ひらがな・で・ 書く。」■対語=「かたかな」

ひらき【開き】《名詞》 ①あき広がること。あき方。「ひらき・の・ 悪い・ 戸ー」②一方を蝶番などでくっつけて、もう一方を前後に開くようにした戸。「ひらき・の・ 押し入れ」③隔たり。違い。「考え・に・ ひらき・が・ ある。」④魚を切り開いて干したもの。干物。「秋刀魚・の・ ひらき」⇒ひらきど〕

ひらきど【開き戸】《名詞》 一方を蝶番などでくっつけて、もう一方を前後に開くようにした戸。「門・の・ ひらきど」〔⇒ひらき〕

ひらきなおる【開き直る】《動詞・ラ行五段活用》 急に違った態度をとったり、違ったことを言ったりする。ふてぶてしく反抗的になる。「オートバイ・の・ 音・に・ 文句・を・ 言()ー・たら・ ひらきなおら・れ・た。」

ひらく【開く】《動詞・カ行五段活用》 ①閉じていたものが、あき広がる。「風・で 戸ー・が・ ひらい・た。」②閉じていたものを、あけ広げる。「歳暮・の・ 包み・を・ ひらく。」③畳んであるもの、くっついているものなどを広げる。④花が咲く。つぼみがほころぶ。「チューリップ・が・ ひらい・た。」⑤新しいことを始める。「パン屋・を・ ひらく。」⑥開催する。「金曜日・に・ 忘年会・を・ ひらく。」⑦とまっていたものが、飛び上がる。「木ー・から・ 蝉・が・ ひらい・た・ので・ びっくりし・た。」■対語=①「しまる」、②⑤「しめる」

ひらける【開ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①展望などが広がる。見晴らせる。「山・の・ てっぺん・から・ 見・たら・ 向こう側・が・ ひらけ・た。」②文化が進んでくる。「世の中・が・ ひらけ・て・ 住みよー・ なっ・た。」③開発が進み、住宅・商店などが増える。「駅・の・ 北側・が・ ひらけ・てき・た。」④物わかりがよい。「ひらけ・た・ 人間・や・さかい・ 怒ら・へん。」⑤良い方に向かう。「運・が・ ひらけ・てき・た。」

ひらたい【平たい】《形容詞》 ①薄くて、横に広い。「ひらたい・ 皿」②平坦で、凸凹や傾斜がない。「ひらたい・ 田圃」⇒ひらべったい、へべたい〕

ひらひら《副詞と、動詞する》 ①紙・布・花びらなどの軽くて薄いものが、空中で揺れ動く様子。「旗・が・ ひらひらする。」「ひらひらと・ 花・が・ 散る。」「蝶々・が・ ひらひらと・ 飛ん・でき・た。」②小刻みに揺れ動く様子。「紙・を・ ひらひらさ・せる。」

びらびら《名詞》 垂れて動いているもの。「洋服・の・ 裾・に・ 付い・とる・ びらびら」

 

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2014年10月 2日 (木)

中山道をたどる(235)

塩尻宿から須原宿まで(15)

 

贄川の関所跡

 

 贄川宿(写真・左、1134分撮影)は、木曽路11宿の北の入り口で関所が置かれていました。国道19号は名古屋まで165㎞と示しています。

 少し進んでから、JRの線路を越える橋(写真・中、1139)で東側に出ます。この眼鏡橋は木曽節の歌が書かれていて、たたくとメロディが聞こえてくるのだそうです。

 坂を下ろうとするところに贄川関所(写真・右、11時42分)があります。1976(昭和51)に復元されたものですが、元の位置とは少し異なっているようです。ここの関所は、豊臣秀吉の時代に木曽の木材の監視のために、南の方にある妻籠番所とともに設置されました

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(635)

「明石日常生活語辞典…ひ」(27)

 

ひょっとして《副詞》 未来のことについて、仮にそのようになったらという意味を表す言葉。「ひょっとして・ 警報・が・ 出・たら・ 中止・に・ する。」

ひょっとすると《接続詞》 何かの事情が生じた場合は。都合や場合によっては。「ひょっとすると・ 明日・は・ 来・られ・へん・かも・ わから・へん。」〔⇒ひょっとしたら、もしかすると、もしかしたら〕

ひょとくる《動詞・ラ行五段活用》 面白がって、弱い者をからかう。相手を馬鹿にする。「人・を・ ひょとくっ・とっ・たら・ 承知せー・へん・ぞ。」〔⇒おちょくる、なぶる〕

ひよひよ《形容動詞や、動詞する》 よくないことが起こるのではないかと、気が気でない様子。ものにおびえる様子。「初めて・ 自転車・に・ 乗っ・た・ とき・は・ こけ・へん・か・と・ 思(おも)・て・ ひよひよやっ・た。」「ばれ・へん・よーに・ ひよひよし・とっ・た。」〔⇒ひやひや〕

ひよひよ《副詞で》 辛うじて。なんとか。わずかの差で。「ひよひよ・ 合格でき・た。」〔⇒ひやひや〕

ぴよぴよ《名詞》 鳥の子。特に、鶏の子。「ぴよぴよ・が・ 二匹・ 歩い・とる。」◆幼児語。〔⇒ひよこ〕

ぴよぴよ《副詞と》 ひよこなどが鳴く様子。また、その鳴き声。「ぴよぴよと・ 鳴い・て・ 親鶏・の・ 後・を・ 付い・て・ まわっ・とる。」

ひより【日和】《名詞》 ①晴れ・曇り・雨、気温、風の具合などの空模様。「明日・は・ どんな・ ひより・やろ・か。」②雨が降ったり雲が出たりしていなくて、青空が見えて天気がよいこと。「朝・から・ ひより・に・ なっ・て・ 嬉しー・ こと・や。」〔⇒てんき。⇒はれ〕

ひょろ《接頭語》 どことなく頼りなさそうな感じを表す言葉。安定感に欠けていることを表す言葉。「ひょろ長い」「ひょろ短い」

ひょろかす《動詞・サ行五段活用》 体の安定を失わせて、転びそうにさせる。足元が定まらないようにさせる。「相手・を・ 突い・て・ ひょろかす。」■自動詞は「ひょろける」

ひょろける《動詞・カ行下一段活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。また、実際に転んでしまう。「ひょろけ・て・ 電信柱・に・ つかまっ・た。」〔⇒よろける、ひょろつく、ひょろひょろする〕

ひょろつく《動詞・カ行五段活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。「退院し・て・ 久しぶりに・ 歩い・たら・ 足元・が・ ひょろつい・た。」〔⇒よろける、ひょろける、ひょろひょろする〕

ひょろっと《副詞》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「探し・とっ・た・ もん・が・ ひょろっと・ 見つかっ・た。」②突然に現れる様子。三年・ぶり・に・ ひょろっと・ 出席し・た・ん・で・ びっくりし・た。」〔⇒ひょこっと、ひょこんと、ひょっこり、ひょこたん〕

ひょろひょろ《副詞と、形容動詞や、動詞する》 ①細いものが、不安定に長く伸びている様子。「細ー・て・ ひょろひょろの・ 胡瓜」②体が不安定でよろめきそうな様子。足元がしっかりせずに、ふらついている様子。「退院し・た・ばっかり・や・さかい・ 道・を・ 歩い・たら・ ひょろひょろや・ねん。」⇒よろよろ〕

ひょろひょろする《動詞・サ行変格活用》 体が安定を失って、転びそうになる。足元が定まらないで動く。「ひとり・で・ 歩ける・けど・ まだ・ 足・が・ ひょろひょろし・とる。」〔⇒よろける、ひょろける、ひょろつく〕

ひょろんと《副詞、動詞する》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「さっき・まで・ 晴れ・とっ・た・のに・ ひょろんと・ 雨・に・ なっ・た。」②突然に現れる様子。「友だち・が・ ひょろんと・ 家・に・ 来・た。」③細長くて弱々しい様子。背が高くて痩せている様子。「ひょろんと・ のっぽの・ 人」④力強さに欠けて、頼りない様子。「ひょろんと・ し・とる・さかい・ 重たい・ 物・は・ よー・ 持た・へん・やろ。」①②⇒ひょこっと、ひょこんと、ひょっこり、ひょこたんと、ひょろんと。③④⇒ひょろひょろ〕

ぴょんと《副詞》 軽く跳んで越える様子。身軽に跳び上がる様子。「立ち幅跳び・を・ ぴょんと・ 跳ぶ。」「田圃・の・ はた・の・ 溝・を・ ぴょんと・ 越える。」「バッタ・が・ ぴょんと・ とん・だ。」〔⇒ぴょいと、ぴょんぴょん〕

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2014年10月 1日 (水)

中山道をたどる(234)

塩尻宿から須原宿まで(14)

 

木曽路の山の中を歩く

 

 道から少し上ったところに若神子一里塚(写真・左、1053分撮影)があります。

 このあたりの中山道は、あちらへ行ったりこちらへ行ったり、上ったり下りたりして続いていきます(写真・中、1106)。草に覆われた道もあります。高いところから眺めると、JRと国道とが寄り添うように走っていて、そこだけが開けている感じです。奈良井川はどこへ行ったのやら谷底のあたりだろうという推測しかできません。本当に山の中を歩いている様相を呈しています。青空と緑の谷間だけです。

 JR贄川駅(写真・右、1123)の手前あたりの中山道は、もともとは線路の東側を回り込んで贄川関所へ続いていたようですが、その道は消えてしまっているようです。贄川駅の手前からは国道19号を歩きます。JRの贄川駅にも宿場の香りがたちこめています。

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【明石方言】 改訂最終版・明石日常生活語辞典(634)

「明石日常生活語辞典…ひ」(26)

 

ぴょこたん《副詞と》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「一週間・ぶり・に・ ぴょこたんと・ 現れ・た。」「あいつ・は・ ぴょこたんと・ ホームラン・を・ 打つ・ とき・が・ ある。」②弾みをつけて軽く動く様子。「ぴょこたんと・ 幅跳び・を・ 跳ぶ。」③びっこをひいている様子。「松葉杖・で・ ぴょこたんと・ 歩く。」〔⇒ぴょこっ、ぴょこん、ひょこっ、ひょこん、ひょこたん。⇒ひょっこり。⇒ひょこたん、へこたん、ひょこたんひょこたん、ぴょこたんぴょこたん、へこたんへこたん〕

ひょこたんひょこたん《副詞と》 びっこをひいている様子。「怪我・を・ し・た・さかい・ ひょこたんひょこたんと・しか・ 歩か・れ・へん。」〔⇒ひょこたん、ぴょこたん、へこたん、ぴょこたんぴょこたん、へこたんへこたん〕

ぴょこたんぴょこたん《副詞と》 びっこを曳いている様子。「ぴょこたんぴょこたんと・ 足・を・ ひきずっ・て・ 歩く。」〔⇒ひょこたん、ぴょこたん、へこたん、ひょこたんひょこたん、へこたんへこたん〕

ひょこっ《副詞と》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「阪神タイガース・も・ ひょこっと・ 優勝する・ こと・が・ ある・ねん。」「駅・で・ ひょこっと・ 友だち・に・ 会()ー・た。」「同窓会・に・ ひょこっと・ 出・てき・た・ 友達・に・ びっくりし・た。」「店・に・ ひょこっと・ やってき・た。」「親父・の・ 顔・を・ 見ー・に・ ひょこっと・ 寄っ・てみ・た。」②弾みをつけて軽く動く様子。「ひょこっと・ 立ち上がる。」〔⇒ぴょこっ、ぴょこん、ぴょこたん、ひょこん、ひょこたん。⇒ひょっこり〕

ぴょこっ《副詞と》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「ネズミ・が・ ぴょこっと・ 飛び出し・た。」②弾みをつけて軽く動く様子。「ぴょこっと・ お辞儀・を・ する。」〔⇒ぴょこん、ぴょこたん、ひょこっ、ひょこん、ひょこたん。⇒ひょっこり〕

ひょこひょこ《副詞と》 ①小刻みに、弾むように動く様子。「こおろぎ・が・ ひょこひょこ・ 跳ん・どる。」②次々と現れる様子。「証拠・が・ ひょこひょこ・ 出・てき・た。」⇒ぴょこぴょこ〕

ぴょこぴょこ《副詞と》 小刻みに、弾むように動く様子。「ひよこ・が・ ぴょこぴょこ・ 走っ・とる。」〔⇒ひょこひょこ〕

ひょこん《副詞と》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「ひょこんと・ 足・が・ つっ・て・ 歩け・ん・よーに・ なっ・た。」「ひょこんと・ 駅・で・ 会()ー・た。」②弾みをつけて軽く動く様子。「ペンギン・が・ ひょこんと・ 歩い・た。」「ひょこんと・ 手・を・ 挙げ・て・ 質問する。」〔⇒ぴょこっ、ぴょこん、ぴょこたん、ひょこっ、ひょこたん。⇒ひょっこり〕

ぴょこん《副詞と》 ①思いがけなくそのような状況になる様子。「道・の・ 角・から・ ぴょこんと・ 自転車・が・ 出てき・た。」②弾みをつけて軽く動く様子。「両足・を・ 揃え・て・ ぴょこんと・ 幅跳び・を・ する。」〔⇒ぴょこっ、ぴょこたん、ひょこっ、ひょこん、ひょこたん。⇒ひょっこり〕

ひょっこり《副詞と》 思いがけなくそのような状況になる様子。「一週間・ぶり・に・ ひょっこり・ 出席し・た。」「今日・は・ ひょっこり・ よー・ 釣れ・た。」〔⇒ぴょこっ、ぴょこん、ぴょこたん、ひょこっ、ひょこん、ひょこたん〕

ひよそい【日止そい】《名詞》 日光を遮るための覆い。「夏・の・ 間・は・ 庭・に・ ひよそい・を・ する。」〔⇒ひよけ〕

ひょったん【瓢箪】《名詞》 白い花が咲き、途中がくびれた形の実がなる蔓草。また、その実を乾かしたもの。「ひょったん・に・ 水・を・ 入れ・て・ 持っ・ていく。」〔⇒ひょうたん〕

ひょっとこ《名詞》 ①口がとがって、片方の目が小さい、滑稽な顔をした男の面。「ひょっとこ・の・ 面・を・ かぶる。」②相手を侮って言う場合に使う言葉。「あの・ ひょっとこ・が・ また・ 失敗し・やがっ・た。」

ひょっとしたら《接続詞》 何かの事情が生じた場合は。都合や場合によっては。「明日・は・ ひょっとしたら・ 雨・や・で。」◆ふざけた調子で、「ひょっとせ・んでも・ 明日・は・ 雨・や。」と言うことがあるが、これは、〔確実に。間違いなく〕という意味である。〔⇒ひょっとすると、もしかすると、もしかしたら〕

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