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2016年11月30日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (214)    (通算2212回)

日常生活語 「さ」⑩

 

ざぶん《副詞と》 水の中などに飛び込んだり落ち込んだりする様子。水の中にものを落としたり投げ入れたりする様子。また、それらのときの音。「鞄・を・ 落とし・たら・ 水たまり・に・ ざぶんと・ 落ち・た。」〔⇒どぶん、どぼん、じゃぶん〕

さほう〔さほー〕【作法】《名詞》 その社会や一定の方面で、動作や行動の仕方について、慣例などによって決まっているやり方。「人・の・ 前・で・ 話・を・ する・ とき・の・ さほー・を・ 心得る。」「お茶・の・ さほー」

サボテン〔さぼてん〕【スペイン語=sapoten】《名詞》 葉が針の形になっている、砂漠などの乾いた土地に育つ多年草。「西部劇・に・ 出・てくる・ 大きな・ さぼてん」〔⇒シャボテン【スペイン語=sapoten

サボり〔さぼり〕【フランス語=sabotageの名詞化】《名詞、形容動詞や()》 すべき仕事や勉強をしないで、ほうっておくこと。それをする時間の余裕があるのに、しないで無駄に過ごすこと。ずる休みをすること。また、そのようにする人。「あの・ さぼり・が・ また・ おら・ん・よーに・ なっ・ても・た。」〔⇒なまくら、なまくらぼうず、なまけ【怠け】

サボる〔さぼる〕【フランス語=sabotageの動詞化】《動詞・ラ行五段活用》 すべき仕事や勉強をしないで、ほうっておく。それをする時間の余裕があるのに、しないで無駄に過ごす。ずる休みをする。「学校・ さぼっ・て・ どない・ し・とっ・た・ん。」■名詞化=サボり【フランス語=sabotageの名詞化】〔⇒なまける【怠ける】、ずるける、どぶせる【ど臥せる】、なまくら(する)、なまくらぼうず【なまくら坊主】(する)

さま【様】《接尾語》[人を表す名詞などに付く] ①人の名前や職名などに付けて、敬う気持ちをあらわす言葉。「山田さま」②いろいろな言葉に付けて、丁寧さをあらわす言葉。「ご苦労さま」◆「さん」を使うよりも、改まった気持ちが強い。〔⇒さん()⇒はん、やん、たん〕

ざま【様、態】《名詞》 よくない格好や様子を、ののしって言う言葉。醜態。「なん・ちゅー・ ざま・や。」

さまざま【様々】《形容動詞や()》 種類、形、様子、考えなどが多様である様子。それぞれに異なる様子。「人・の・ 考え・は・ さまざまや。」〔⇒いろいろ【色々】

さます【冷ます】《動詞・サ行五段活用》 ①熱いものを冷たくする。「湯ー・を・ さます。」「冷蔵庫・で・ さます。」②意に反して、熱いものが冷たくなる。「お茶・を・ 入れ・た・の・を・ 忘れ・て・ さまし・ても・た。」③高まった情熱や雰囲気などが薄らぐようにさせる。「かんかんに・ なっ・とる・ 気持ち・を・ さまし・て・ 考え・させる。」■自動詞は「さめる【冷める】」

さます【覚ます】《動詞・サ行五段活用》 ①目を開けて、心の働きをはっきりさせる。「7時・に・ 目ー・を・ さまし・た。」②意識を正常な状態にする。「あいつ・の・ 女狂い・を・ さまし・たれ。」③酒の酔いを消す。「風・に・ 吹か・れ・て・ 酔い・を・ さます。」■自動詞は「さめる【覚める】」

ざまみる〔ざまーみる〕【様見る、態見る】《動詞・マ行上一段活用》 よくないことになる。よくないことを体験する。「さぼっ・たり・ する・さかい・ そんな・ ざまみ・た・ん・や。」

さみしい〔さみしー〕【寂しい】《形容詞》 ①静かで心細い。人の気配がない。ひっそりしている。「さみしー・ 海岸・や・なー。」②相手や仲間がいなかったり。心の通い合うものがなかったりして、悲しい気持ちがする。孤独でもの足りない。「仲・の・ 良かっ・た・ 友達・が・ 死ん・で・ さびしー。」③あるべきものがなくて、満ち足りた気持ちが失せている。「さみしい・さかいに・ 花・を・ 生ける。」◆「さびしい」よりも「さみしい」を使うことが多い。■対語=①「にぎやか【賑やか】」「にんやか【(賑やか)】」「にんぎゃか【(賑んぎゃか)】」〔⇒さびしい【寂しい】、さぶしい(寂しい)

さみしなる【寂しなる】《動詞・ラ行五段活用》 ①人の気配が失せる。ひっそりしていく。「来・とっ・た・ 孫・が・ 去()ん・で・ さみしなっ・た。」②相手や仲間がいなくなったり、心の通い合うものがなくなったりして、悲しい気持ちがつのる。孤独でもの足りなく感じる。「同窓会・も・ この頃・は・ だいぶ・ さみしなっ・てき・た。」③あるべきものがなくなって、もの足りない気持ちになる。「要ら・ん・と・ 思(おも)・て・ 捨て・たら・ かえって・ さみしなっ・てき・た。」〔⇒さびしなる【寂しなる】、さぶしなる(寂しなる)

さむい【寒い】《形容詞》 気温や体で感じる温度が適温より低い。苦痛を覚えるほどに気温が低い。自分の体温より著しく低く感じられる。「今朝・は・ ごっつい・ さむい・なー。」■対語=「あつい【暑い】」〔⇒さぶい【寒い】

さむいぼ【寒疣】《名詞》 寒さ、恐ろしさ、感動などのために、皮膚が反射的に収縮して、毛穴が際立ってぶつぶつして見えるもの。鳥肌。「びっくりし・て・ さむいぼ・が・ でけた。」〔⇒さぶいぼ【寒疣】

さむがり【寒がり】《名詞》 他の人よりよけいに寒さを感じること。また、そのように感じる人。寒くて仕方がないという姿勢や態度をとっていること。また、そのような人。「さむがり・が・ とんど・に・ あたっ・とる。」■対語=「あつがり【暑がり】」〔⇒さぶがり【寒がり】、かじけ〕

さむけ【寒気】《名詞》 病気や恐怖などのために、体に身震いするほどの寒さを感じること。悪寒。「昨日・の・ 晩・は・ さむけ・が・ し・た・・ので・ 早(はよ)ー・ 寝・た。」〔⇒さぶけ【寒気】

さむさ【寒さ】《名詞》 気温が低いこと。気温の低い程度。「今年・の・ さむさ・は・ 特別や・なー。」■対語=「あつさ【暑さ】」〔⇒さぶさ【寒さ】

さむらい【侍】《名詞》 昔、朝廷や公家などに仕えて身辺警護などにあたった者。武士。「時代祭・の・ 行列・に・ さむらい・も・ 出・とる。」〔⇒さぶらい【侍】

さめ【鮫】《名詞》 紡錘形をした体の表面はざらざらして、鋭い歯をもって凶暴な海の魚。「海水浴・の・ 時・は・ さめ・に・ 気ーつけ・んと・ いか・ん。」〔⇒ふか【鱶】

さめる【冷める】《動詞・マ行下一段活用》 ①熱いものが冷たくなる。「お茶・が・ さめ・ても・た。」②高まった情熱や雰囲気などが薄らぐ。「試験・に・ 落ち・て・ やる気・が・ さめ・た。」■他動詞は「さます【冷ます】」

さめる【覚める】《動詞・マ行下一段活用》 ①目が開いて、心の働きがはっきりする。「まだ・ 目ー・が・ さめ・とら・へん。」②意識が正常な状態になる。「博打・に・ 熱中し・とっ・た・けど・ やっとこさ・ さめ・た。」③酒の酔いが消える。「二日酔い・が・ やっとこさ・ さめ・た。」■他動詞は「さます【覚ます】」■対語=①「ねむる【眠る】」「ねぶる【(眠る)】」

さや【鞘、莢】《名詞》 ①刀を納めておくための、その形に合わせて作った筒状のもの。「刀・を・ さや・から・ 抜く。」②豆の実を包んでいる、外側のもの。「豌豆・の・ さや」

さゆ〔さゆー〕【白湯】《名詞》 沸かしただけで、何も混ざっていない飲用の湯。「さゆー・で・ 薬・を・ のむ。」

さゆう〔さゆー〕【左右】《名詞》 北に向いたとき、東に当たる方と西に当たる方。まわり。「横断歩道・は・ さゆー・を・ よー・ 見・て・ 渡れ・よ。」〔⇒みぎひだり【右左】

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