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2016年12月19日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (233)    (通算2231回)

日常生活語 「し」⑮

 

しまい【姉妹】《名詞》 姉または妹。姉と妹。また、その間柄。「3人・しまい」■対語=「きょうだい【兄弟】」〔⇒おんなきょうだい【女兄弟】

しまい【終い】《名詞》 ①続いていたものが途切れたりなくなったりすること。また、そのようなとき。「もー・ これで・ 今日・は・ しまい・に・ しょ・ー。」「ここが 行列の しまいや。」②ものごとが駄目になること。「地震・で・ 何もかも・ しまい・や・と・ 思(おも)・た・けど・ 何とか・ 立ち直っ・た。」③食事などの後始末。後片づけ。「しまい・を・ きちんと・ せ・な・ あか・ん・やろ。」①②⇒おわり【終わり】、おしまい【お終い】⇒しまいごと【終い事】

しまい〔じまい〕【終い】《接尾語》[動詞の連用形に付く] それが最後の機会であったということを表す言葉。「見舞い・に・ 行っ・た・ とき・が・ 顔・の・ 見じまい・やった。」「5年前・が・ 全国大会・へ・の・ 出じまい・やっ・てん。」■対語=「はじめ【初め、始め】」

しまいごと【終い事】《名詞、動詞する》 食事などの後始末。後片づけ。「しまいごとし・て・から・ テレビ・を・ 見る。」〔⇒しまい【終い】

しまいごろ【終い頃】《名詞》 その期間や時代が、それから先はないというあたり。「冬休み・の・ しまいごろ」「試合・の・ しまいごろ・は・ だらけ・ても・た。」■対語=「はじめごろ【初め頃】」〔⇒おわりごろ【終わり頃】

しまう【終う、仕舞う】《動詞・ワア行五段活用》 ①取り組んでいることを終わりにする。仕事を終える。「今日・の・ 仕事・は・ これ・で・ しまい・まほ。」②元の位置に片付ける。元の様子に復元する。「道具・を・ 箱・の・ 中・に・ しまう。」⇒なおす〕

しまうま【縞馬】《名詞》 アフリカにすむ、全身に白と黒の縞のある馬。「動物園・で・ しまうま・を・ 見・た。」〔⇒しまんま(縞馬)

しまつ【始末】《名詞、動詞する》 何かをすることによって汚れたり散らかったりしたものなどを元通りに整理すること。混乱した物事に決着をつけること。他人の行った、良くないことがらを収拾すること。「落ち・とる・ 塵・を・ しまつする。」「この・ 問題・を・ しまつせ・なんだら・ 年・が・ 越さ・れ・へん。」「火ー・の・ しまつ・を・ する。」〔⇒あとしまつ【後始末】、あとかたづけ【後片付け】、かたづけ【片付け】

しまつ《形容動詞や()、動詞する》 お金を無駄使いしない様子。浪費しないで、倹約している様子。「しまつな・ 人」「しまつし・て・ 貯金する。」

しまへん《助動詞》[動詞や助動詞の未然形に付く] 前にある言葉を打ち消すときに使う言葉。打ち消しの意味を、丁寧な気持ちを添えて表現する言葉。「雨・が・ 降っ・てき・た・さかい・ 行か・れ・しまへん。」「明日・は・ どこ・へ・も・ 行か・しまへん。」「そんな・ こと・は・ せー・しまへん。」◆「する」という動詞+丁寧の意味の助動詞+打ち消しの助動詞から成り立って、それが熟したものである。動詞や助動詞に接続し、形容詞や形容動詞には接続しない。形容詞の打ち消しは「まぶし・あら・しまへん」、形容動詞の打ち消しは「元気や・あら・しまへん」というように、「あら」を介してつながる。〔⇒ない、へん、ひん、ん、まへん、やへん、しやへん

しまり【締まり】《名詞》 ①弛みがないこと。緊張感があること。「顔・に・ しまり・の・ ある・ 人」「しまり・の・ 良()ー・ ねじ」②ものごとの決着。「しまり・を・ つける。」

しまる【閉まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①すき間のないように閉じる。「風・で・ 戸ー・が・ ぴしゃんと・ しまる。」②活動が終わる。店などが営業していない。「今日・は・ 百貨店・が・ しまっ・とる。」■他動詞は「しめる【閉める】」

しまる【締まる、絞まる】《動詞・ラ行五段活用》 ①力が加わって、緩みがなくなる。きつくなる。「蓋・が・ しまっ・て・ 開け・にくい。」「しまっ・た・ 体格・の・ 人」②相手にすきを見せない。「もー・ ちょっと・ しまっ・た・ 試合・に・ せ・な・ 面白ない。」③酢や塩によって、魚の身が少し堅くなる。「しまっ・た・ 身ー・に・ なっ・た。」■他動詞は「しめる【締める】」■対語=①「ゆるむ【緩む】」■名詞化=しまり【締まり、絞まり】

じまん【自慢】《名詞、動詞する》 自分に関することの良さを他人に示して得意になること。「足・の・ 速い・ こと・を・ じまんする。」

しまんま(縞馬)】《名詞》 アフリカにすむ、全身に白と黒の縞のある馬。「しまんま・の・ 模様・の・ 横断歩道」〔⇒しまうま【縞馬】

しみ【染み】《名詞》 ①油や汁などが付いて、汚れたところ。また、その汚れ。「醤油・が・ こぼれ・て・ ズボン・に・ しみ・が・ つい・た。」②皮膚にできる茶色の斑点。「年・ とっ・て・ 顔・に・ しみ・が・ でけ・た。」

しみ【紙魚】《名詞》 本や着物などを食い荒らす、銀白色の小さな虫。「本・を・ 開け・たら・ しみ・が・ 這()ー・とっ・た。」

じみ【地味】《形容動詞や()》 ①姿形、図柄、色使いなどに目立ったところがなく落ち着いている様子。「じみな・ 色・の・ 絵」②着る人の年齢に比べて着物などが年寄りっぽい様子。「同窓会・や・ さかい・ じみな・ 服・は・ やめ・とく。」③性格や行動などに飾り気がなく、落ち着いている様子。他に比べて目立たない様子。「じみな・ 人・や・さかい・ みんな・に・は・ 知ら・れ・とら・へん。」■対語=「はで【派手】」

しみこむ【染み込む】《動詞・マ行五段活用》 液体やにおいなどが深く広がり、取り除けないような状態になる。水分などが表面に残らず、深いところに達する。「水・を・ 撒い・た・けど・ じっきに・ しみこん・でも・た。」〔⇒しゅみこむ(染み込む)

じみち【地道】《形容動詞や()》 しっかりした姿勢で、物事に取り組む様子。手堅く着実である様子。「じみちに・ やっ・とっ・たら・ そのうち・ なんとか・ なる・やろ。」

しみとおる〔しみとーる〕【染み通る】《動詞・ラ行五段活用》 ①熱さ冷たさ、風味などが体の中まで強く感じられる。「歯ー・に・ しみとーる・ほど・ 冷たい・ アイスクリーム」②痛みを感じて、体にこたえる。「虫歯・が・ しみとーる。」〔⇒しゅみとおる(染み通る)⇒しむ【染む】、しゅむ(染む)

じみょう〔じみょー〕(寿命)】《名詞》 ①生きている間。生命の長さ。「日本人・の・ じみょー・が・ 伸び・た。」②物が役に立って使える期間。「電池・の・ じみょー・は・ 3年間・ぐらい・や。」③物が壊れて使えなくなるとき。「この・ ワープロ・は・ もー・ じみょー・みたいや。」〔⇒じゅみょう【寿命】⇒いのち【命】

しむ【染む】《動詞・マ行五段活用》 ①水や液体が周囲に広がって、内部に及んでいく。食べ物の中に味などがしっかりついている。「この・ 関東(かんと)炊き・は・ よー・ 味・が・ しゅん・どる。」②痛みを感じて、体にこたえる。「虫歯・が・ しん・で・ 痛い。」「塗り薬・が・ しむ。」③心に深く感じる。「胸・に・ しむ・ 話」〔⇒しゅむ(染む)⇒しみとおる【染み通る】、しゅみとおる(染み通る)

じむ【事務】《名詞》 ①主に机の上でする、書類などを扱う仕事。「仕事・は・ 部屋・の・ 中・で・ する・ じむ・や。」②書類などを扱う仕事をする人。「じむ・の・ 人・に・ 頼ん・でください。」⇒じむいん【事務員】

じむいん【事務員】《名詞》 書類などを扱う仕事をする人。「じむいん・で・ 会社・に・ 勤め・とる・ねん。」〔⇒じむ【事務】

じむしょ【事務所】《名詞》 書類などを扱う仕事をするところ。「2階・が・ じむしょ・に・ なっ・とる。」

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