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2016年12月21日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (235)    (通算2233回)

日常生活語 「し」⑰

 

しゃかしゃか《副詞と、動詞する》 ①ものが擦れ合って、小刻みに音がする様子。また、その音。「豆・を・ 筒・に・ 入れ・て・ しゃかしゃか・ 振る。」②ものの言い方や態度が、はっきりして要領がよい様子。つかえたりためらったりすることなく、言葉や態度に表す様子。「しゃかしゃかと・ 動き回る・ 人」⇒はきはき、ちゃきちゃき、しゃきしゃき〕

じゃかましい〔じゃかましー〕(喧しい)】《形容詞》 ①声や音が大きく騒がしくて、気持ちが落ち着かない。騒がしくて我慢ができない。「車・が・ 通っ・て・ じゃかましー・ 所(とこ)・や。」②他の人の行動などに対して、細かいことまで言って、指示や拘束をする度合いが高い。「やかましーに・ 指図・を・ し・やがっ・た。」◆「やかましい【喧しい】」の発音が崩れた形であるが、「やかましい」よりも、腹立たしさや苛立たしさが強いときに使う傾向がある。〔⇒やかましい【喧しい】、うるさい【煩い】⇒そうぞうしい【騒々しい】

しやがる《動詞・ラ行五段活用》 「する」のぞんざいな言い方。「お前・の・ 好きな・よーに・ しやがれ。」◆動詞「する」に補助動詞「やがる」が続いた「しやがる」が一語に熟した言葉である。〔⇒さらす〕

しゃかん(左官)】《名詞》 壁塗りなどを専門にしている職人。「しゃかんさん・は・ やっぱり・ 塗る・の・が・ うまい。」〔⇒さかん【左官】

しゃきしゃき《副詞と、動詞する》 ①歯触りや歯切れの良い様子。また、その音。「しゃきしゃきし・た・ キャベツ」②ものの言い方や態度が、はっきりして要領がよい様子。つかえたりためらったりすることなく、言葉や態度に表す様子。「人・に・ 言わ・れ・ん・でも・ しゃきしゃき・ 動く・ 人」⇒はきはき、ちゃきちゃき、しゃかしゃか〕

しやく《動詞・ヤ行五段活用》 ①あちらこちらで、何かをしてまわる。「暇な・ 時・に・は・ あっちこっち・で・ 写生・を・ しやい・とり・ます・ねん。」②相手の行為を非難するときに使う言葉で、「する」を意味する。「そんな・ こと・を・ しやい・たら・ 人・が・ 迷惑する・やない・か。」⇒しやるく(し歩く)、しあるく【し歩く】⇒しくさる〕

しゃく【尺】《名詞》 ①ものの長さや幅。「あんた・の・ 家・の・ 前・の・ 道・の・ しゃく・は・ どれ・ぐらい・ あり・まん・の。」②長さを測ったり、あてがって直線を引いたりするするときに使う、横に長い道具。「そこ・に・ ある・ しゃく・を・ 取っ・てくれ・へん・か。」⇒ものさし【物差し】、さし【差し】、せんひき【線引き】、じょうぎ【定規】

しゃく【杓】《名詞》 筒または椀のような形のものに柄を取り付けた、水を汲む道具。「しゃく・で・ 道・に・ 水・を・ 撒く。」

しゃく【勺】《助数詞》 尺貫法での容積の単位で、1勺はおよそ0.018リットル(すなわち、18ミリリットル)の量。「1合5しゃく・の・ 米」◆「ごう【合】」のひとつ下の単位である。

しゃく【尺】《助数詞》 尺貫法で長さを表す単位であり、1尺は30.3センチの長さ。「6しゃく・の・ ふんどし」

しやくしょ【市役所】《名詞》 市長がいて、地方公共団体である市が行政事務を取り扱うところ。「しやくしょ・で・ 戸籍謄本・を・ 取る。」

しゃくとりむし【尺取り虫】《名詞》 細長い体を曲げたり伸ばしたりして進む、蛾の幼虫。「しゃくとりむし・が・ 葉・の・ 上・に・ おる。」

しゃくはち【尺八】《名詞》 竹の根元の部分で作った、長さが1尺8寸(およそ55センチ)ある縦笛。「しゃくはち・の・ 練習・を・ し・た・けど・ 上手に・ なら・なんだ。」

しゃくや【借家】《名詞》 ①人から借りて住んでいる家。「家・を・ 建て・て・ しゃくや・から・ 出る。」②人に貸すための家。「しゃくや・を・ ぎょーさん・ 持っ・とる・ 金持ち」

しゃくやく【芍薬】《名詞》 夏の初めに赤や白の大きな花が咲く、牡丹に似た草花。「背ー・の 高い・ しゃくやく・の・ 花」

しゃくる《動詞・ラ行五段活用》 ①力まかせに、ぐいぐいと引っ張る。急に引っ張る。「その・ 竿・ 大きな・ 魚・が・ しゃくっ・とる・ぞ。」②息を急に吸い込むような動作を繰り返しながら泣く。「可哀想に・ しゃくっ・て・ 泣い・とる・がな。」③下からすくうように動かす。「あご・で・ しゃくっ・て・ 命令し・やがっ・た。」⇒なきじゃくる【泣きじゃくる】

じゃくろ(石榴)】《名詞》 夏のはじめに花が咲き、秋に酸っぱくて球状の熟した種が食べられる庭木。「じゃくろ・が・ はぜっ・て・〔=はじけて〕 中・の・ 実ー・が・ 見え・とる。」〔⇒ざくろ【石榴】

しゃけ()】《名詞》 寒いところの川で生まれ、海に下って育ち、再びその川をさかのぼる、淡紅色の肉をした体長の大きな魚。「荒巻・の・ しゃけ・を・ 貰()ろ・た。」〔⇒さけ【鮭】

しゃこ【車庫】《名詞》 電車やバスや乗用車などを入れておく、建物やスペース。「昔・ 山陽電車・は・ 西新町・に・ しゃこ・が・ あっ・た・ん・や。」

しゃこ【蝦蛄】《名詞》 海老に似ているが平たく腹部の広い、浅い海にすむ動物。「しゃこ・を・ 天ぷら・に・ する。」〔⇒しゃこえび【蝦蛄蝦】

じゃこ【雑魚】《名詞》 ①いろいろな種類が入り交じった、小さな魚。値打ちの低い魚。また、それを干した食べ物。「網・に・ じゃこ・が・ いっぱい・ 入っ・た。」②つまらない者。地位の低い者。「じゃこ・に・ 相手・に・ なっ・ても・ しょがない。」〔⇒ざこ【雑魚】

しゃこえび【蝦蛄蝦】《名詞》 海老に似ているが平たく腹部の広い、浅い海にすむ動物。「しゃこえび・を・ 茹で・て・ 皮・を・ 剥()く。」〔⇒しゃこ【蝦蛄】

じゃことり【雑魚捕り】《名詞、動詞する》 いろいろな種類の小さな魚を、網などで捕ること。「田圃・の・ 溝・で・ じゃことりする。」

しゃじ()】《名詞》 液体や粉末の食べ物をすくい取るための、小皿のような頭部に柄をつけた小さな道具。「おかいさん・を・ しゃじ・で・ 食べる。」〔⇒さじ【匙】、スプーン【英語=spoon

しゃしゃき《名詞》 山地に生える常緑で背の低い木で、香気があり、枝を仏に供える木。「彼岸・の・ 前・に・ 山・で・ しゃしゃき・を・ 採っ・てくる。」〔⇒しきび()

じゃじゃもり〔じゃーじゃーもり〕【じゃじゃ漏り】《形容動詞や()、動詞する》 液体が隙間や穴などから盛んに出続けること。雨水などが激しくあふれ落ちること。「水道・が・ 破裂し・て・ じゃじゃもりに・ なっ・とる。」〔⇒ざざもり【ざざ漏り】、ざざもれ【ざざ漏れ】、ざんざんもり【ざんざん漏り】、ざんざんもれ【ざんざん漏れ】、じゃじゃもれ【じゃじゃ漏れ】、じゃんじゃんもり【じゃんじゃん漏り】、じゃんじゃんもれ【じゃんじゃん漏れ】、だだもり【だだ漏り】、だだもれ【だだ漏れ】、だんだんもり【だんだん漏り】、だんだんもれ【だんだん漏れ】

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