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2017年1月28日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (273)    (通算2271回)

日常生活語 「せ」④

 

せきひ【石碑】《名詞》 ①亡くなった人を葬った場所に立てる、石で作った墓標。「うち・の・ 家・の・ 古い・ せきひ・の・ 字ー・が・ 読ま・れ・へん・よーに・ なっ・ても・た。」②石で作った碑。記念や由来などの言葉を書いて建てた石。「池・の・ 改修記念・の・ せきひ」〔⇒せきとう【石塔】⇒はかいし【墓石】、はか【墓】

せきゆ〔せきゆー〕【石油】《名詞》 蒸留・精製して燃料などとして用いる、地中から出る黒くどろどろした、燃えやすい液体。「また・ せきゆー・が・ 値上がりし・た。」

せきり【赤痢】《名詞》 激しい下痢と粘液性の血便に見舞われる、菌によって起こる大腸の急性伝染病。「昔・は・ よー・ せきり・が・ はやっ・た。」

せく【急く】《動詞・カ行五段活用》 ①先を急ぐような気持ちになって、いらいらして気をもむ。そのことが実現するようにと思って、気をもんで、落ちつきを失う。「せー・たら・ こけ・て・ かえって・ 遅ー・ なる。」②すぐにするように促す。人を急がせる。「せか・れ・ても・ 今日中・に・は・ でけ・へん。」③早く終わらせようとする。短い時間で終わらせようとする。そのために、気持ちがあせる。「せか・へん・ねん・けど・ そろそろ・ 払(はろ)・てもらえ・まっ・しゃろ・か。」④目的地に早く着こうとして速く歩く。速く着こうとする。「せー・たら・ 5分・で・ 駅・まで・ 行ける。」⇒せける【急ける】、あせる【焦る】、きがせく【気が急く】⇒せかす【急かす】、せかつく【急かつく】③④⇒いそぐ【急ぐ】

せく【咳く】《動詞・カ行五段活用》 風邪を引いたり、食べ物にむせたりしたときなどに、急に激しく息を吐き出す。「えらい・ せー・て・ 苦しそうや・なー。」

せける【急ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①期限などが迫っている。「その・ 返事・(は・) せけ・ます・の・か。」②先を急ぐような気持ちになって、いらいらして気をもむ。そのことが実現するようにと思って、気をもんで、落ちつきを失う。「気持ち・が・ せけ・て・ けつまずい・て・ 怪我・を・ し・た。」⇒せく【急く】、あせる【焦る】、きがせく【気が急く】

せけん【世間】《名詞》 人々が集まって暮らしているところ。人々が生活している現実社会。自分が生きている社会。「せけん・の・ 目ー・が・ 気・に・ なる。」〔⇒よのなか【世の中】

せけんしらず【世間知らず】《名詞、形容動詞や()》 経験が乏しくて、世の中の事情や世渡りの方法などをよく知らないこと。また、そのような人。「せけんしらずで・ 挨拶・も・ よー・ せ・ん・ やつ・や。」

せけんせばい(世間狭い)】《形容詞》 他人のことを思いやる気持ちが乏しく、自己中心の考えである。周りの人々との接し方に疎くて、了見が狭い。「自分・の・ こと・ばっかり・ 言()ー・て・ せけんせばい・ 人・や。」〔⇒せけんせまい【世間狭い】

せけんせまい【世間狭い】《形容詞》 他人のことを思いやる気持ちが乏しく、自己中心の考えである。周りの人々との接し方に疎くて、了見が狭い。「せけんせまい・ こと・ 言わ・んと・ 一つ・ぐらい・ あげ・たら・ どない・や。」〔⇒せけんせばい(世間狭い)

せけんなみ【世間並み】《名詞、形容動詞や()》 世の中の他の人と同じぐらいであること。「せけんなみに・ 大学・に・も・ 行かし・てもー・た。」〔⇒ひとなみ【人並み】、しとなみ(人並み)

せけんばなし【世間話】《名詞》 世の中の出来事や他人のうわさなどについての、気楽な話。「お茶・ 飲ん・で・ せけんばなし・を・ する。」

せこい《形容詞》 ①自分の利益のために、正しくないことをする。狡猾で、横着である。「せこい・ 金儲け・を・ し・たら・ あか・ん・ぞ。」②金品を出すのを惜しんでいる。計算高い。「みみっちー・なー・ せこい・ こと・を・ せ・んとい・てんか。」〔⇒こすい。⇒すこい、ずるい【狡い】、ずるっこい【狡っこい】、すっこい、いしこい。⇒けち、けちけち、けちんぼう、けっちんぼう、いじぎたない【意地汚い】

せすじ【背筋】《名詞》 背骨に沿って縦に通っている筋肉。背中の中心線。「背筋・を・ 伸ばし・て・ 立ち・なさい。」

ぜぜ()】《名詞》 紙幣と貨幣を合わせたもの。金銭。また、特に、金属で作られた貨幣。「貯金箱・に・ ぜぜ・を・ 貯める。」「細かい・ ぜぜ・を・ 持っ・てき・とら・へん。」「何・ぞ・ ぜぜ・に・ なる・ 商売・ あら・へん・やろ・か。」◆幼児語。老人語。〔⇒ぜに【銭】、じぇに()、かね【金】、おかね【お金】

せせくりまわす〔せせくりまーす〕【せせくり回す】 ①隅々までつつくようにして、中のものを取り出す。また、そのようにして食べる。「蟹・を・ せせくりまーし・て・ 食う。」②手でやたら触ったり動かしたりする。過度にもてあそぶ。「やばたい・ 箱・や・さかい・ せせくりまーし・たら・ めげ・てまう・がな。」〔⇒せせりまわす【せせり回す】⇒いじる【弄る】、いじくる(弄る)、いらう、せせくる、せせる、いじりまわす【弄り回す】、いじくりまわす(弄り回す)、いらいまわす【いらい回す】

せせくる《動詞・ラ行五段活用》 ①つつくようにして、中のものを取り出す。また、そのようにして食べる。「爪楊枝・で・ 歯ー・を・ せせくる。」②手で触ったり動かしたりする。もてあそぶ。「庭・の・ 石・を・ せせくり・まし・てん。」■名詞化=せせくり〔⇒せせる。⇒ほじくる、ほじる、ほでくる、ほでる。⇒いじる【弄る】、いじくる(弄る)、いらう、せせる、いじりまわす【弄り回す】、いじくりまわす(弄り回す)、いらいまわす【いらい回す】、せせくりまわす【せせくり回す】、せせりまわす【せせり回す】

せせこましい〔せせこましー〕《形容詞》 ①面積や間隔が小さくて、周りとの間でゆとりがなく、不自由な感じがする。「せせこましー・ 部屋・しか・ 空い・とら・んで・ すん・まへ・ん。」②性質がこせこせしていて、ゆとりがない。おおらかに人を受け入れようとする姿勢に欠けている。「お前・の・ 考え方・は・ せせこましー・なー。」⇒せまくるしい【狭苦しい】、せまくろしい(狭苦しい)、せばくるしい(狭苦しい)、せばくろしい(狭苦しい)

せせりまわす〔せせりまーす〕【せせり回す】 ①隅々までつつくようにして、中のものを取り出す。また、そのようにして食べる。「せせりまーし・て・ 魚・の・ あら・を・ 食べる。」②手でやたら触ったり動かしたりする。過度にもてあそぶ。「せせりまーし・とっ・たら・ 風船・が・ はぜっ・ても・た。」〔⇒せせくりまわす【せせくり回す】⇒いじる【弄る】、いじくる(弄る)、いらう、せせくる、せせる、いじりまわす【弄り回す】、いじくりまわす(弄り回す)、いらいまわす【いらい回す】

せせる《動詞・ラ行五段活用》 ①つつくようにして、中のものを取り出す。また、そのようにして食べる。「魚・の・ 粗(あら)・を・ せせる。」②手で触ったり動かしたりする。もてあそぶ。「植木鉢・の・ 中・を・ せせり・過ぎ・たら・ 枯れ・てまう・ぞ。」■名詞化=せせり〔⇒せせくる。⇒ほじくる、ほじる、ほでくる、ほでる。⇒いじる【弄る】、いじくる(弄る)、いらう、せせくる、いじりまわす【弄り回す】、いじくりまわす(弄り回す)、いらいまわす【いらい回す】、せせくりまわす【せせくり回す】、せせりまわす【せせり回す】

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