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2017年1月29日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (274)    (通算2272回)

日常生活語 「せ」⑤

 

せたかのっぽ〔せーたかのっぽ〕【背高のっぽ】《名詞、形容動詞や()》 背が水準を超えて高いこと。細くて背がたいへん高いこと。また、そのような人。「せーたかのっぽ・は・ バスケット・を・ し・たら・ とくや。」「えらい・ せーたかのっぽ・の・ 小学生・や・なー。」〔⇒のっぽ〕

せたけ【背丈】《名詞》 ①背の高さ。「6尺・ほど・の・ せたけ・の・ 人」②衣服の、体の前面と背面を覆う部分。また、その長さ。「せたけ・が・ ちょっと・ 短こー・ なっ・た。」⇒しんちょう【身長】

せちがらい【世知辛い】《形容詞》 ①面倒なことが多かったり、周囲がこせこせしたりして、生きていくのがわずらわしい。「せちがらい・ 世の中・や。」②勘定が細かすぎたり、計算高かったりしている。打算的で抜け目がない。「せちがらい・ やつ・や・さかい・ 金・は・ 出し・よら・へん。」

せつ【節】《名詞》 時間の流れの中での、過去・現在・未来のある時期。「あの・ せつ・は・ いろいろ・ お世話・に・ なり・まし・た。」「うまいこと・ いか・ん・よーに・ なっ・たら・ その・ せつ・は・ 助け・て・な。」

せっかい【石灰】《名詞》 生石灰を焼いて作る白い粉。「運動場・に・ せっかい・で・ 線・を・ 引く。」〔⇒いしばい【石灰】

せっかく【折角】《副詞》 ①そのことのために努力したり、特別の心遣いで行ったりする様子を表す言葉。「せっかく・ 来・てもろ・た・のに・ あいそなし・で・ すん・まへ・ん。」②折り悪しくうまくいかない様子を表す言葉。「せっかく・です・なー、売り切れ・です。」⇒わざわざ〕

せっきょう〔せっきょー〕【説教】《名詞、動詞する》 ①堅苦しい教訓話を言って聞かせること。小言や注意を言って聞かせること。「先生・に・ 昨日・の・ こと・を・ せっきょーさ・れ・た。」②僧侶が経文の意味などを語り聞かせること。「法事・の・ 後・で・ せっきょー・を・ 聞い・た。」

せっく【節句】《名詞》 端午や七夕などの、季節の変わり目に設けられた、お祝いをする日。「桃・の・ せっく」「端午・の・ せっく」

せっけん【石鹸】《名詞》 あかや汚れを落とすために使う、油と苛性ソーダで作ったもの。「せっけん・で・ 手・を・ 洗う。」

せっけんこ〔せっけんこー〕【石鹸粉】《名詞》 汚れを落とすために使う、油とと苛性ソーダで作ったものを粉末にしたもの。「洗濯機・に・ せっけんこー・を・ 入れる。」〔⇒こなせっけん【粉石鹸】

せっこう〔せっこー〕【石膏】《名詞》 白い鉱石の粉。「せっこー・で・ 作っ・た・ 顔・を・ 見・て・ 絵・を・ 描く。」

せっし【摂氏】《名詞》 水の凍る温度を0度、沸騰する温度を100度とした温度目盛りの単位。また、それによって計る温度。「せっし・の・ 60度」◆現在では、特に断らないかぎり、温度を表す数字は「せっし【摂氏】」で行われている。■対語=「かし【華氏】」「かっし【(華氏)】」

せっしょう〔せっしょー〕【殺生】《名詞、動詞する、形容動詞や()》 ①生きている動物を殺すこと。「むやみに・ せっしょーし・たら・ あか・ん。」②思いやりがなく、むごいこと。残酷なこと。「明日・まで・に・ せー・(と・) 言()ー・て・ そら・ せっしょーや。」③出来事などの結果としてもたらされる、可哀相なことや情けないこと。「火事・に・ 遭ー・て・ せっしょーな・ こと・や。」

せっせい〔せっせー〕【摂生】《名詞、動詞する》 病気にかからないように、欲望などを慎んで、気をつけること。健康を維持するために、体を大事にすること。「せっせーし・て・ 酒・と・ 煙草・を・ 止()め・まし・てん。」■対語=「ふせっせい【不摂生】」〔⇒ようじょう【養生】

せっせっせ《唱え言葉》 相手と向かい合って、体の前で互いの両手を合わせるときに言う言葉。◆「せっせっせ」と言っておいてから、「夏も近づく八十八夜……」という歌に合わせて、手を合わせてたたき合うことなどをする。

せっせと《副詞》 休むことなく、何かを一生懸命にする様子。周りのことを気にせず、ものごとを進める様子。「せっせと・ 苗・を・ 植え・ていく。」

せった【雪駄】《名詞》 裏に皮を張ったり、かかとに金物を打ったりした草履。「せった・ 履い・た・ おっちゃん・が・ 来・た。」

せったい【接待】《名詞、動詞する》 ①やって来た客の相手をして、もてなすこと。「お客さん・の・ せったい係」②供養などのために、集まった人に少しずつの茶菓を渡すこと。「地蔵盆・に・ おせったい・を・ する。」

ぜったい【絶対】《副詞に》 ①どんな場合でもそのことが必ず起こるということを表す言葉。間違いなく必ず。「明日・の・ 天気・は・ ぜったい・ 晴れ・や。」「ぜったい・ 嘘・は・ 言()ー・とら・へん。」②決して。とうてい。「ぜったいに・ 負け・たら・ あか・ん・で。」◆後ろに打ち消しの意味か、それに相当する言葉が伴う。⇒ぜっぺ〕

せっちん【雪隠】《名詞》 大便や小便をするための設備のあるところ。「せっちん・は・ 家・の・ 外・に・ ある。」〔⇒せんち、せんちょ、べんじょ【便所】、ちょうず【手水】

せっぱつまる【切羽詰まる】《動詞・ラ行五段活用》 ものごとが行き詰まったり差し迫ったりして、どうしようもなくなる。最後のところまで来てしまって、しかたがなくなる。「せっぱつまっ・て・ 兄貴・に・ 金・を・ 借()る。」

せっぷく【切腹】《名詞、動詞する》 責任をとったり体面を保ったりするために、自分で腹を切って死ぬこと。「侍・が・ せっぷくする・ 映画・を・ 見・た。」

せつぶん【節分】《名詞》 立春の前日で2月3日頃にあたり、豆を撒いて悪鬼をはらう習慣のある日。「あっちこっち・の・ 宮・で・ せつぶん・に・は・ 豆・を・ 撒く。」〔⇒としこし【年越し】

ぜっぺ《副詞》 どんな場合でもそのことが必ず起こるということを表す言葉。間違いなく必ず。「今度・は・ 行か・なんで・も・ いつか・ ぜっぺ・ 行か・んならん・やろ。」「見・とっ・てみー。あいつ・は・ ぜっぺ・ 来る・さかいに。」〔⇒ぜったい【絶対】

せつめい〔せつめー〕【説明】《名詞、動詞する》 ことがらの内容・経緯・理由・意義などについて、相手によくわかるように話すこと。「きちんと・ せつめーし・てくれ・なんだら・ わから・へん・がな。」

せつやく【節約】《名詞、動詞する》 無駄を省いて、出費や使用量を切り詰めること。「昼飯代・を・ せつやくし・て・ 弁当・を・ 持っ・ていく。」「水道・を・ せつやくする。」

せともん【瀬戸物】《名詞》 土や石の粉で形を作り、うわぐすりを塗って焼いた器。陶磁器。「食堂・に・は・ せともん・が・ 少(すけ)のー・ なっ・て・ プラスチック・の・ 食器・が・ 増え・た。」〔⇒やきもん【焼き物】

せなか【背中】《名詞》 ①人や動物の体の後ろ側で、肩と腰の間の部分。「せなか・を・ 冷水摩擦する。」②人やものの正面とは反対の部分。人や動物の体の裏側。「カバン・の・ せなか・に・ 名前・を・ 書く。」⇒うしろ【後ろ】、おしろ(後ろ)

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