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2017年1月31日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (276)    (通算2274回)

日常生活語 「せ」⑦

 

せめる【責める】《動詞・マ行下一段活用》 相手の失敗や罪をとがめて、反省を促したり償いを求めたりする。なじったりして相手を苦しめる。しきりに要求する。「子ども・を・ せめ・たら・ あか・ん・よ。」

セメン〔せめん〕【英語=cementの省略形】《名詞》 建築材料などとして使うための、石灰岩と粘土を混ぜて焼き粉末にしたもの。「一日・ 置い・たら・ せめん・が・ 固まっ・た。」〔⇒セメント【英語=cement

セメン〔せめん〕【ラテン語=semen cinaeの省略形】 子供などに飲ませ回虫駆除薬。「天王寺・の・ せめん菓子」

セメント〔せめんと〕【英語=cement】《名詞》 建築材料などとして使うための、石灰岩と粘土を混ぜて焼き粉末にしたもの。「せめんと・で・ 壁・を・ 作る。」〔⇒セメン【英語=cementの省略形】

せり【芹】《名詞》 春の七草の一つで、湿ったところに生えて、葉や茎に強い香りがあり食用となる草。「いい・ 香り・の・ する・ せり」

せりあう【競り合う】《動詞・ワア行五段活用》 互いに負けまいと激しくきそいあう。「きょうだい・で・ せりおー・とる。」〔⇒せる【競る】

せる【競る】《動詞・ラ行五段活用》 ①互いに負けまいときそいあう。「阪神・と・ 巨人・が・ せら・ん・ こと・に・は・ 面白・ない・なー。」②混み合う。広くないところに詰め合う。「狭い・ ところ・に・ みんな・が・ せっ・て・ 座っ・とる。」⇒せりあう【競り合う】

セルロイド〔せるろいど〕【英語=celluloid】《名詞》 文房具やおもちゃなどの材料となる、植物の繊維から作る化学的な物質。「せるろいど・で・ でけ・た・ キューピー」◆燃えやすいので、今では、他の材質のものに取って代わられてしまっている。

ゼロ〔ぜろ〕【英語=zero】《名詞》 ①数がまったくないこと。正でも負でもない数字。「ずーっと・ ぜろ・ばっかり・が・ 続い・とる・ 野球・の・ 試合・は・ おもろー・ない・なー。」②能力などがまったくないこと。「指導力・は・ ぜろ・や。」〔⇒れい【零】

セロハン〔せろはん〕【フランス語=cellophane】《名詞》 透き通った、薄い紙のようなもの。「色付き・の・ せろはん」

せわ【世話】《名詞、動詞する》 ①気を配って、人の面倒を見ること。人のために力を尽くすこと。「入院し・とる・ 親・の・ せわ・を・ する。」②間を取り持つこと。人と人とを関係づけること。「お前・の・ 嫁はん・を・ わし・が・ せわし・たる・わ。」

せわ【世話】《形容動詞や()》 手数がかかって煩わしい様子。込み入って面倒な様子。人の面倒を見るのに手数がかかる様子。「せわや・けど・ なんとか・ 頼む・わ。」「わざわざ・ 役場・まで・ 行か・んならん・の・は・ せわな・ こと・や。」「あの・ 話・は・ せわやっ・た・さかい・ 断わっ・たら・ よかっ・た・なー。」「何やかや・ 頼み・に・ 来る・ せわな・ 人・や。」〔⇒やっかい【厄介】

せわがやける【世話が焼ける】《動詞・カ行下一段活用》 面倒で手数がかかる。「一人・で・ でけ・へん・の・か。せわがやける・ やつ・や・なー。」

せわしい〔せわしー〕【忙しい】《形容詞》 ①しなければならないことが重なって、ゆっくりする暇がない。「今日・は・ 仕事・が・ ぎょーさん・ あっ・て・ せわしー・ 日ー・やっ・た。」②動きなどが速くて落ち着かなく、ゆったりしていない。「せわしー・ 人・や・なー。もー・ ちょっと・ 落ち着い・たら・ えー・のに。」〔⇒いそがしい【忙しい】、せわしない【忙しない】、せからしい【急からしい】

せわしない【忙しない】《形容詞》 ①しなければならないことが重なって、ゆっくりする暇がない。「ここ・ 一週間・ほど・は・ せわしない・ 日ー・が・ 続い・とる・ねん。」②動きなどが速くて落ち着かなく、ゆったりしていない。「せわしない・ 話し方・を・ する・さかい・ よー・ わから・なんだ。」「せわしない・ 歩き方・を・ する・ 人・や・なー。」◆「せわしい【忙しい】」の強調表現としての「せわしない【忙しない】」と言う。〔⇒いそがしい【忙しい】、せわしい【忙しい】、せからしい【急からしい】

せわずき【世話好き】《形容動詞や()、名詞》 他の人の面倒を見るのが好きな様子。また、そのような人。「せわずきな・ おばちゃん」

せわにん【世話人】《名詞》 会や催しの中心になって面倒を見る人。「忘年会・の・ せわにん・を・ 決める。」

せわやき【世話焼き】《名詞》 ①進んであれこれと他人の面倒を見ること。頼まれもしないのに他人のために尽力すること。また、そのような人。「せわやき・の・ 人・が・ おっ・てくれ・たら・ ありがたい・のに・なー。」②人が嫌がるほど、面倒を見ようとする人。おせっかい。「うち・の・ 母親(はほや)・は・ せわやき・で・ うるさい・ねん。」

せわ()やく【世話を焼く】《動詞・カ行五段活用》 進んであれこれと他人の面倒を見る。「親・に・ 何でもかんでも・ せわをやい・てもろー・とる。」■名詞化=せわやき【世話焼き】

せん【線】《名詞》 ①点が動いた跡が、連なったもの。「鉛筆・で・ せん・を・ 引く。」②糸のように、細長く続くもの。「せん・に・ なっ・て・ 並ん・どる。」③電車、バスや、道路の通る経路。「隣・の・ せん・に・ 乗り換える。」「山陽せん・の・ 電車」。④人の度量や性格などから受ける感じ。「せん・の・ 細い・ 人」①②③⇒すじ【筋】

せん【栓】《名詞》 ①瓶などの口につけて、中身が漏れないようにするもの。「葡萄酒・の・ 瓶・の・ せん・が・ なかなか・ 開か・へん。」②外のものが入ってくるのを防ぐためのもの。「耳・に・ せん・を・ する。」③水道管やガス管などに取り付けて、流れる量の調節をしたり開閉をしたりするためのもの。蛇口。「水道・の・ せん・から・ 水・が・ ぽたぽた・ 落ち・とる。」①②⇒つめ【詰め】、ふた【蓋】①③⇒かぶせ【被せ】⇒キャップ【英語=cap⇒コック【英語=cock

せん【先】《名詞》 現在をさかのぼった以前のこと。「あんた・と・は・ せん・に・ 会()ー・た・ こと・が・ おまし・た・なー。」

せん【千】《名詞》 数の単位で、百の10倍。十の100倍。「1個・ せん・円・で・ 買える。」

せん【銭】《助数詞》 お金の単位で、1円の100分の1にあたるもの。「100円・で・ 200個・ ある・ん・やっ・たら・ 1個・ 50せん・や。」

ぜん【膳】《名詞》 ①食べ物を載せる、一人用の小さな台。「仏さん・の・ おぜん」②折り畳みができる、脚の付いた低い食卓。卓袱台。「おぜん・を・ 畳む。」③客に向けて準備した、台に乗せて整えた食事。「10人分・の・ ぜん・を・ 注文する。」〔⇒おぜん【お膳】

ぜん【前】《名詞》 ①現在から隔たった、過去のある時期。「ぜん・は・ 去年・に・ 会い・まし・た・かいな。」②反復したり継続したりすることがらの、この前のとき。今回のひとつ前のとき。「ぜん・は・ どこ・まで・ お話し・まし・た・か。」〔⇒まえど【前度】、まいど(前度)⇒まえ【前】、まい()⇒ぜんかい【前回】、まえのかい【前の回】、まいのかい(前の回)

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