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2017年2月 2日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (278)    (通算2276回)

日常生活語 「せ」⑨

 

せんせい〔せんせー、せんせ〕【先生】《名詞》 ①学者、教員、医師、弁護士、議員、芸術家など、その道の専門家や、ものごとを教える立場にいる人。「せんせー・ この・ 怪我・は・ いつ・ 治る・ん・です・か。」「学校(がっこ)・の・ せんせー」②相手を敬ったり、また、からかったりする気持ちのあるときに、相手や第三者に向かって使う言葉。「あの・ 人・は・ わし・の・ 将棋・の・ せんせー・や。」「あの・ しゃべり・の・ せんせー・の・ 耳・に・ 入れ・たら・ あか・ん・ぞ。」

せんぜん【戦前】《名詞》 戦争が始まる前。特に、第2次世界大戦が始まる前。「せんぜん・より・も・ 景気・が・ 悪ー・ なっ・た。」■対語=「せんちゅう【戦中】」「せんご【戦後】」

ぜんぜん【全然】《副詞、形容動詞や()》 打ち消し表現の度合いを高めるために使う言葉。そのことを強く否定する気持ちを表す言葉。「難(むつか)しー・ 話・や・さかい・ ぜんぜん・ わから・へん。」「試験・の・ 出来・は・ ぜんぜんやっ・た。」〔⇒ちっとも、ちいとも、ちょっとも【一寸も】、いっこも【一個も】、ひとつも【一つも】、ひとっつも【一っつも】、しとつも(一つも)、しとっつも(一っつも)、とっつも、なにひとつ【何一つ】、なにしとつ(何一つ)、なんにも【何にも】、なにも【何も】、ねっから【根っから】、ねからはから【根から葉から】、まるきり【丸きり】、まるっきり【丸っきり】、てんで、とんと、てんと〕

せんぞ【先祖】《名詞》 今の家族よりも前の、その家の代々の人たち。「せんぞ・の・ 墓・に・ 参る。」

せんそう〔せんそー〕【戦争】《名詞》 ①国と国、軍隊と軍隊とが武器を用いて戦うこと。「太平洋せんそー」「せんそ・は・ し・てほしー・ない・なー。」②社会における激しい戦いや混乱。「大学受験・の・ せんそー」「スーパー・の・ 安売り・の・ とき・は・ 客同士・の・ せんそー・に・ なる。」

ぜんそく【喘息】《名詞》 激しい咳と、呼吸の苦しみとが発作的に出る病気。「ぜんそく・の・ 発作・が・ 起きる。」

ぜんそくりょく【全速力】《名詞》 人や乗り物や機械などの、出せる限りの速さ。「追わえ・られ・て・ ぜんそくりょく・で・ 逃げ・た。」

せんだい【先代】《名詞》 ①前の代の主人。「せんだい・が・ 店・を・ 大きく・ し・た。」②同じ名前を踏襲している場合の、一代前の人。「せんだい・から・ 名前・を・ 引き継ぐ。」

ぜんたい【全体】《名詞》 物や事柄のすべて。ひとまとまりのものの残らず全部。「ぜんたい・の・ 人数・は・ 何人・ぐらい・です・やろ。」

せんたく【洗濯】《名詞、動詞する》 衣類などの汚れを洗ってすすいで、きれいにすること。「汗・ かい・た・ シャツ・を・ せんたくする。」〔⇒せんだく【洗濯】

せんだく【洗濯】《名詞、動詞する》 衣類などの汚れを洗ってすすいで、きれいにすること。「たらい・で・ ごしごし・ せんだくする。」◆「せんたく【洗濯】」よりも、「せんだく【洗濯】」と言う方が多い。〔⇒せんたく【洗濯】

せんたくいた〔せんだくいた〕【洗濯板】《名詞》 衣類などの汚れをごしごしと洗ってきれいにするために、水の流れのそばや盥で使う板。「せんだくいた・で・ こする。」

せんたくき〔せんだくき〕【洗濯機】《名詞》 電力を用いて自動で衣類などの汚れを洗ってきれいにする器械。「せんたくき・で・ 下着・を・ 洗う。」〔⇒せんたっき(洗濯機)、でんきせんたくき【電気洗濯機】、でんきせったっき(電気洗濯機)

せんたくのり〔せんだくのり〕【洗濯糊】《名詞》 衣類などの汚れを洗ってきれいにしたのち、それをぴんとさせるために使う、粘りけのあるもの。「せんたくのり・が・ 利きすぎ・て・ ワイシャツ・の・ 首・が・ 固い・」

せんたくもん〔せんだくもん〕【洗濯物】《名詞》 ①汚れているので、洗ってきれいにしなければならない衣類。「せんたくもん・が・ たまっ・た。」②汚れを洗ってきれいにした衣類。「雨・が・ 降っ・てき・た・ので・ せんたくもん・を・ 取り入れる。」

せんたっき〔せんだっき〕(洗濯機)】《名詞》 電力を用いて自動で衣類などの汚れを洗ってきれいにする器械。「せんたっき・で・は・ 汚れ・が・ ちゃんと・ 落ち・へん。」〔⇒せんたくき【洗濯機】、でんきせんたくき【電気洗濯機】、でんきせったっき(電気洗濯機)

せんだって【先だって】《名詞、副詞》 あまり遠くない過去のあるとき。今日より少し前のとき。「せんだって・は・ お世話・に・ なり・まし・た。」「せんだって・ お知らせし・た・ 通り・です。」〔⇒さきごろ【先頃】、せんじつ【先日】、こないだ、このあいだ【この間】

せんち【戦地】《名詞》 戦争をしている場所。出征をした場所。「せんち・に・ 慰問・の・ 葉書・を・ 出す。」

せんち《名詞》 大便や小便をするための設備のあるところ。「せんち・へ・ 行っ・て・から・ 家・を・ 出る。」◆「せんち」という発音は「せっちん【雪隠】」から転じたもの。〔⇒せっちん【雪隠】、せんちょ、べんじょ【便所】、ちょうず【手水】

センチ〔せんち〕【英語=centi】《名詞》 メートル法の長さの単位で、1センチは、1メートルの100分の1の長さ。「30せんち・の・ 物差し」

せんちづめ(雪隠詰め)】《名詞、動詞する》 ①相手の動きをとれなくすること。また、そのようになること。「難しい・ 理屈・ばっかり・ ぬかし・やがっ・て・ せんちづめさ・れ・ても・た。」②将棋で、相手の王将を盤の隅に追い込んで、動きをとれなくすること。また、そのようになること。「せんちずめ・に・ し・て・ 勝っ・た。」〔⇒せんちょづめ(雪隠詰め)

せんちむし【せんち虫】《名詞》 便所にいる、蝿や虻などの幼虫。「せんちむし・が・ うじゃうじゃし・とる。」◆「せんちむし」という発音は「せっちんむし【雪隠虫】」から転じたもの。〔⇒せんちょむし【せんちょ虫】

せんちゅう〔せんちゅー〕【戦中】《名詞》 戦争が行われているとき。特に、第2次世界大戦が行われているとき。「せんちゅー・は・ 食べる・ もん・に・ 不自由し・た・なー。」■対語=「せんぜん【戦前】」「せんご【戦後】」〔⇒せんじちゅう【戦時中】

せんちょ(雪隠)】《名詞》 大便や小便をするための設備のあるところ。「せんちょ・に・ 置く・ しりふき・の・ 紙」◆「せんちょ」という発音は「せっちん【雪隠】」から転じたもの。〔⇒せっちん【雪隠】、せんち、べんじょ【便所】、ちょうず【手水】

せんちょう〔せんちょー〕【船長】《名詞》 船の航行を指揮し、乗組員を統率する責任を持つ人。「せんちょー・が・ お客さん・に・ 挨拶・を・ し・た。」

せんちょづめ(雪隠詰め)】《名詞、動詞する》 ①相手の動きをとれなくすること。また、そのようになること。「誰・も・ 賛成し・てくれ・へん・さかい・ せんちょづめ・に・ なっ・ても・た。」②将棋で、相手の王将を盤の隅に追い込んで、動きをとれなくすること。また、そのようになること。「もー・ ちょっと・で・ せんちょづめ・に・ でけ・そーや。」〔⇒せんちづめ(雪隠詰め)

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