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2017年2月 4日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (280)    (通算2278回)

日常生活語 「そ」①

 

ぞ〔ぞー〕《終助詞》 相手に呼びかけたり念を押したりする働きをする言葉。「明日・は・ 日曜日・や・ぞ。」「もー・ そろそろ・ 行く・ぞー。」

そい()】《代名詞》 ①空間的にあるいは心理的に、自分よりも相手に近いもの。「ちょっと・ そい・ 取っ・てくれ・へん・か。」②時間的に、比較的に近いもの。「そい・から・ 調子・が・ 悪ー・ なっ・た・ん・や。」③前に話題や意識にのぼったこと。「そい・を・ これ・から・ 相談し・たい・ん・です。」④少し離れたところにいる、目下の人を指す言葉。「そい・が・ 行っ・てくれる・ はず・や。」〔⇒それ【其】、そい()、ほい()、ほれ()、そいつ【其奴】、ほいつ(其奴)

ぞい《終助詞》 ①疑問の気持ちを表して、相手に荒々しく問いかけたり念を押したりするときに使う言葉。「お前・は・ 何・を・ 言()ー・とる・のん・ぞい。」②思いに反したことに出会って、びっくりしたり落胆したりするような気持ちを表す言葉。「そんな・ こと・(を・) 言()ー・た・ん・は・ 誰・どえ。」◆同じような終助詞「や」「か」に比べると、相手に迫る気持ちや追及する気持ちが強いように感じられる。〔⇒ぞえ、どい、どえ、か、かい、かえ〕

そいから《接続詞》 前の事柄に後の事柄が続くという意味を表す言葉。前の事柄に後の事柄を付け加える意味を表す言葉。そのことの次に。それに加えて。「そいから・ また・ こんな・ 話・も・ あり・まん・ねん。」〔⇒ほいでから、ほんでから、ほいから、ほてから、ほでから、ほれから、それから、そいでから、そんでから〕

そい《代名詞》 ①空間的にあるいは心理的に、自分よりも相手に近いもの。「ちょっと・ そい・ 取っ・てくれ・へん・か。」②時間的に、比較的に近いもの。「そい・から・ 調子・が・ 悪ー・ なっ・た・ん・や。」③前に話題や意識にのぼったこと。「そい・を・ これ・から・ 相談し・たい・ん・です。」④少し離れたところにいる、目下の人を指す言葉。「そい・が・ 行っ・てくれる・ はず・や。」〔⇒そいつ。①②③⇒それ、ほい、ほれ〕

そいつ【其奴】《代名詞》 ①空間的にあるいは心理的に、自分よりも相手に近いもの。「そいつ・に・は・ 誰・の・ 名前・が・ 書い・てあり・まっ・か。」「そいつ・を・ 取っ・てくれ・へん・か。」②時間的に、比較的に近いもの。「そいつ・は・ 先月・の・ 事件・や。」③前に話題や意識にのぼったこと。「そいつ・は・ いつ・の・ こと・やっ・た・ん。」④少し離れたところにいる、目下の人を指す言葉。「そいつ・に・ 頼ん・だら・ し・てくれる・やろ。」「そいつ・は・ あんた・の・ 友だち・や・の。」◆「それ」よりは、ややぞんざいな言い方である。〔⇒それ【其】、そい()、ほい()、ほれ()、そいつ【其奴】、ほいつ(其奴)

そいで《接続詞》 前に述べたことを受けて、あるいは前に述べたことを理由として、後のことを述べるのに使う言葉。そうであるから。そのようなわけで。「そいで・ その・ 話・は・ どー・ なっ・た・ん・や。」◆相手に話を促したり話を続けさせたりしようとするときに、相づちのように使う場合もある。〔⇒そこで、それで、そんで、ほれで、ほいで、ほんで、ほで、さいで〕

そいでから《接続詞》 前の事柄に後の事柄が続くという意味を表す言葉。前の事柄に後の事柄を付け加える意味を表す言葉。そのことの次に。それに加えて。「そいでから・ どんな・ 話・に・ なっ・た・ん・かいな。」〔⇒ほいでから、ほんでから、ほいから、ほてから、ほでから、ほれから、それから、そんでから〕

そいでは《接続詞》 ①それより前に述べられている内容を前提にして、次の内容に続けていこうとするときに言う言葉。「そいでは・ 私・が・ 行か・し・てもらい・ます。」②話が始まったり終わったりするときの切れ目を表す言葉。「そいでは・ ぼちぼち・ 始め・さし・てもらい・ます。」〔⇒それでは、そんでは、ほいでは、ほれでは、ほんでは、そいなら、それなら、そんなら、ほんなら、ほいなら、ほれなら、ほなら、ほな〕

そいでも《接続詞》 今まで述べてきたことと反対の意味で次に続けようとするときに使う言葉。それにもかかわらず。「そいでも・ 誰・も・ 手ー・を・ 上げ・へん・ねん。」〔⇒それでも、そんでも、ほれでも、ほいでも、ほんでも〕

そいどころか《接続詞》 前に述べたようなことだけでは、とうてい収まらないということを表す言葉。「そいどころか・ 雨・が・ 強(つよ)ー・に・ なっ・てき・てん。」〔⇒それどころか、ほれどころか、ほいどころか〕

ぞいな《終助詞》 相手に尋ねるときに、語気を強めて使う言葉。「会議・は・ 明日・の・ 何時・から・ぞいな。」〔⇒やいな、いな、かいな〕

そいなら《接続詞》 ①それより前に述べられている内容を前提にして、次の内容に続けていこうとするときに言う言葉。「そいなら・ あんた・に・ 弁償し・てもらい・ます。」②話が始まったり終わったりするときの切れ目を表す言葉。「そいなら・ これ・で・ 終わり・に・ しま・す。」〔⇒そいでは、それでは、そんでは、ほいでは、ほれでは、ほんでは、それなら、そんなら、ほんなら、ほいなら、ほれなら、ほなら、ほな〕

そいに《接続詞》 直前に述べた事柄に加えて。「そいに・ 雨・まで・ 降っ・てき・やがっ・てん。」〔⇒それに、ほれに、ほいに、そのうえ【その上】、そのうえに【その上に】

そう〔そー〕【沿う】《動詞・ワア行五段活用》 基準になるものから近いところに位置する。長く続いているものから離れないようにして進む。「線路・に・ そー・た・ 公園」「川・に・ そー・て・ 歩い・ていく。」

そう〔そー〕【然う】《形容動詞や()》 その通りである。そのようである。「そーやっ・たら・ もー・ じきに・ 帰っ・てくる・やろ。」〔⇒さよう【左様】、さい(左様)

そう〔そー〕【然う】《副詞》 そのように。「そー・やっ・たら・ みんな・ 賛成し・てくれる・やろ。」「ほんまに・ そー・やろ・か。」「そー・ 思・た・ん・やっ・たら・ 思い切っ・て・ やっ・てみ・なはれ。」■類語=「ああ」「こう」「どう」〔⇒そない、ほう、ほない〕

そう〔そー〕《感動詞》 相手の言うことを肯定したり、自分の思いなどを確かめたりするときに使う言葉。「そー・ あんた・は・ 良()ー・ 考え・を・ し・とる・なー。」「そー・ わし・も・ その・ 考え・に・ 賛成や。」〔⇒さい(左様)、さよ【左様】、ほう〕

ぞう〔ぞー〕【象】《名詞》 長い鼻と大きな牙とを持ち、全体が灰色をした、陸にすむものの中では最も大きな動物。「遠足・で・ 王子動物園・へ・ 行っ・て・ ぞー・を・ 見・た。」

そういう〔そーゆー〕【然う言う】《連体詞》 そのような。「そーゆー・ とき・は・ 謝っ・た・ 方・が・ 良()ー。」〔⇒ほういう【ほう言う】

そういうよう〔そーゆーよー〕【然う言う様】《形容動詞や()》 そのような様子。「そーゆーよーな・ やり方・の・ 真似・を・ さし・てください。」〔⇒ほういうよう【ほう言う様】

そうか〔そーか〕《感動詞》 相手の言うことを聞いて、それを納得したり、それに疑問を感じたりするときに使う言葉。「そーか・ その・ 話・は・ わし・(は・) 知ら・なんだ。」〔⇒さよか【左様か】、さいか(左様か)、ほうか〕

ぞうか〔ぞーか〕【造花】《名詞》 本物に似せて、紙や布やプラスチックなどで作った花。「ぞーか・の・ 花・を・ 花瓶・に・ 挿す。」

そうかい〔そーかい〕【総会】《名詞》 その団体の意思を決定するために、その会を構成する全員が集まって開く会合。「今度・の・ 日曜・に・ 自治会・の・ そーかい・が・ ある。」

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