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2017年2月16日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (292)    (通算2290回)

日常生活語 「た」④

 

だいでもかでも(誰でも彼でも)】《副詞》 人を選ぶことなどをせずに、どのような人であっても。「だいでもかでも・に・は・ でけ・ん・ 難しー・ 仕事」〔⇒だいでもかいでも(誰でも彼でも)、だれでもかれでも【誰でも彼でも】、だれでもかでも【誰でも彼でも】

たいてやない《形容詞》 並大抵のことではない。一通りの苦労ではない。「子ども・を・ 育てる・の・は・ たいてやない・ こと・や。」「嫁入り・ さす・の・も・ たいてやない。」

たいど【態度】《名詞》 考えたり感じたり決意したりしたことなどが動作や表情や言葉などに現れたもの。ものを言ったり、したりするときの様子。「たいど・が・ 悪い・(と・) 言()ー・て・ 怒ら・れ・た。」「落ち着い・た・ たいど・の・ 生徒」

だいどかいど(誰ど彼ど)】《副詞》 どのような人であってもよいから、その人が。「だいどかいど・ 一緒に・ 行っ・てほしー・なー。」〔⇒だれどかれど【誰ど彼ど】

だいどこ(台所)】《名詞》 家庭で食事の支度をするところ。また、食事の支度。「だいどこ・の・ 隅・に・ 火消し壺・を・ 置い・とく。」〔⇒だいどころ【台所】、たなもと〕

だいどころ【台所】《名詞》 家庭で食事の支度をするところ。また、食事の支度。「だいどころ・は・ きれいに・ し・とき・なはれ。」〔⇒だいどこ(台所)、たなもと〕

だいなし【台無し】《形容動詞や()》 根本にかかわるような打撃を受けて、全体がすっかりだめになる様子。ものが傷んですっかり役に立たなくなる様子。「化粧し・とっ・た・のに・ 涙・ 流し・て・ だいなしやっ・た。」

だいなとかいなと(誰なと彼なと)】《副詞》 どのような人であろうとも。特定の人にこだわることをしないで。「だいなとかいなと・ 希望する・ 人・は・ 手ー・ 挙げ・なはれ。」〔⇒だれなとかれなと【誰なと彼なと】

だいにん【大人】《名詞》 運賃や入場料などでの、一人前の扱いを受ける人。「中学生・から・は・ だいにん・の・ 運賃・を・ 払う。」■対語=「しょうにん【小人】」〔⇒おとな【大人】、だい【大】

だいの【大の】《連体詞》 ①一人前の。「だいの・ 大人・が・ びくびくする・な。」②非常な。何よりもまして。「水泳・は・ だいの・ 苦手や。」

だいのじ〔だいのじー〕【大の字】《名詞》 「大」という文字のように、人が両手と両足を広げたようなかっこう。「だいのじ・に・ なっ・て・ 寝・とる。」

だいのつき【大の月】《名詞》 太陽暦で、1か月が31日ある月。「7月(ひちがつ)・も・ 8月・も・ だいのつき・や。」■対語=「しょうのつき【小の月】」

たいばう《動詞・ワア行五段活用》 後の用のために、物や金銭などを使わないで貯える。大切にとっておく。「たいぼ・ても・ 腐っ・ても・たら・ 損や・で。」〔⇒たいぼとく〕

たいびょう〔たいびょー〕【大病】《名詞、動詞する》 治りにくくて、重い病気。治るまでに時間がかかる病気。「たいびょーし・て・ 入院する。」

だいひょう〔だいひょー〕【代表】《名詞、動詞する》 多くの人や団体などに代わって、その意思や意向などを他に伝えること。技能や能力などが優れているとして、ある集団の中から特に選ばれること。また、そのような立場の人や人たち。「隣保・の・ だいひょー・を・ 決める。」「兵庫県・の・ だいひょー・で・ 全国大会・へ・ 行く。」

だいぶ【大分】《副詞》 ものごとの状況や数量などがかなりの程度に達していることを表す言葉。「風邪・は・ だいぶ・ 治っ・てき・た。」〔⇒だいぶん【大分】

たいふう〔たいふー〕【台風】《名詞》 夏や秋の季節を中心にして、熱帯地方の海上で発生して、日本やアジア大陸沿岸などを襲う強い暴風雨。「今年・は・ たいふー・が・ 上陸せ・なんだ。」〔⇒おおかぜ【大風】

だいぶつ【大仏】《名詞》 人の背丈よりもかなり大きな仏像。「奈良・の・ だいぶっつぁん」

だいぶん【大分】《副詞》 ものごとの状況や数量などがかなりの程度に達していることを表す言葉。「雨・が・ だいぶん・ 強(つよ)ー・ なっ・てき・た。」「今年・の・ 阪神・は・ だいぶん・ 調子・が・ えー・なー。」〔⇒だいぶ【大分】

たいほう〔たいほー〕【大砲】《名詞》 太い筒から、大きな弾を、遠くまでうち出す兵器。「舞子・の・ 浜・に・ 昔・ たいほー・を・ 撃つ・ ところ・が・ あっ・た・ん・や。」

たいぼとく《動詞・カ行五段活用》 後の用のために、物や金銭などを使わないで貯える。大切にとっておく。「あんた・は・ だいぶ・ 金・を・ たいぼとん・ね・やろ。」「雨・の・ 水・を・ たらい・に・ たいぼとく。」◆動詞「たいばう」に助動詞「とく」が接続して熟したものである。〔⇒たいばう〕

たいます〔だいます〕《補助動詞・サ行五段活用》[動詞の連用形に付く] 相手や第三者に対して何かの動作をしてあげるという意味を表す言葉。「そんな・ こと・なら・ わし・が・ し・たいます。」「私・が・ 代わっ・て・ 行っ・たいます。」「先生・の・ 鞄・を・ 持っ・たいまし・なはれ。」〔⇒たげる、たげます〕

たいまつ【松明】《名詞》 松や竹などの割り木や葦などを束ねて火をつけて、明かりにするもの。「奈良・の・ お水取り・の・ たいまつ」

タイム〔たいむ〕【英語=time】《名詞、動詞する》 試合や遊びなどをしている途中で、少しの間、中断したりメンバーから抜け出したりすること。また、そのときに発する合図の言葉。「あー・ しんど。ちょっと・ たいむ・や。」〔⇒みっき、みった、みっち、たんま〕

たいや【逮夜】《名詞》 人が亡くなった後に、7日目ごとに営む法要。また、その前夜のこと。「この頃・は・ たいや・を・ 土曜・か・ 日曜・ごとに・ する・ 家・が・ 多い。」◆「ひとたいや【一逮夜】」「ふたたいや【二逮夜】」「みたいや【三逮夜】」「よたいや【四逮夜】」「いつたいや【五逮夜】」「むたいや【六逮夜】」「ななたいや【七逮夜】」と続き、「ななたいや」は「ちゅーいあけ【(中陰空け)】」「しじゅうくにち【四十九日】」となる。月末に亡くなった場合は「たいや【逮夜】」の期間が3か月に及ぶことになるが、3か月にわたることを忌み嫌って、2か月までで繰り上げて終えることも行われている。

タイヤ〔たいや〕【英語=tire】《名詞》 自動車や自転車などで、車輪の外側にはめるゴム製の輪。「自転車・が・ バンクし・て・ たいや・が・ ぺっちゃんこに・ なっ・た。」

ダイヤ〔だいや〕【英語=diamondの省略形】《名詞》 無色透明の結晶をした宝石で、堅くて、美しい光沢をもって光り、最高の宝石とされているもの。「だいや・の・ レコード針」〔⇒ダイヤモンド【英語=diamond

たいやき【鯛焼き】《名詞》 鯛の形をした型に小麦粉を溶いて流し、中に餡を入れて焼いた菓子。「餡・が・ いっぱい・ 詰まっ・た・ たいやき」

たいやく【大役】《名詞》 責任の重い、大切な役目。また、それを担うこと。「今日・は・ たのみ〔=結納〕・を・ 届け・に・ 行く・ たいやく・や。」

ダイヤモンド〔だいやもんど〕【英語=diamond】《名詞》 無色透明の結晶をした宝石で、堅くて、美しい光沢をもって光り、最高の宝石とされているもの。「だいやもんど・の・ 指輪」〔⇒ダイヤ【英語=diamond】の省略形

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