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2017年2月17日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (293)    (通算2291回)

日常生活語 「た」⑤

 

ダイヤル〔だいやる〕【英語=dial】《名詞、動詞する》 ①ラジオなどの周波数を合わせるための、回転するつまみ。「昔・は・ だいやる・を・ 回し・て・ ラジオ・の・ 放送局・を・ 合わし・た。」②番号を合わせてかけるための、電話機の数字板。「出前・を・ 頼む・ だいやる・を・ し・た。」

たいよう〔たいよー〕【太陽】《名詞》 太陽系の中心にあって高い熱と光を出し、地球にも熱と光を与えて万物をはぐくんでいる星。「雲・の・ 間・から・ たいよー・が・ 出・てき・た。」〔⇒ひ【日】、おひさん【お日さん】

だいよう〔だいよー〕【代用】《名詞、動詞する》 本来用いるべきものの代わりに他のものを使って間に合わせること。また、そのようなもの。「竹・を・ 伐っ・て・ 釣り竿・の・ だいよー・に・ する。」

だいようきょういん〔だいよーきょーいん〕【代用教員】《名詞》 過去の制度にあった、正規の資格を持っていないが、臨時に教壇に立つことを認められた人。「だいよーきょーいん・に・ 教え・てもろ・た。」

だいようひん〔だいよーひん〕【代用品】《名詞》 本来用いるべきものの代わりに、間に合わせるために使う、代わりの品物。「砂糖・の・ だいよーひん・の・ サッカリン」 

たいら【平ら】《形容動詞や()》 高低差や起伏や凸凹などがない様子。「たいらな・ グランド」「底・が・ たいらに・ なっ・とる・ 鍋」

たいらげる【平らげる】《動詞・ガ行下一段活用》 ①出されたすべてのものを、食べたり飲んだりしてしまう。「ぎょーさん・ あっ・た・ 饅頭・を・ たいらげ・ても・た。」②すべてを自分のものにする。「欲しー・ もの・を・ やる・と・ 言()ー・たら・ 全部・ たいらげ・て・ 持っ・ていっ・ても・た。」

だいり【代理】《名詞》 他の人に代わって、ものごとを行うこと。また、そのようにする人。「私・の・ だいり・で・ 行っ・てき・てくれ・へん・か。」

たいりょう〔たいりょー〕【大漁】《名詞、形容動詞や()》 魚などがたくさん獲れること。「昨日・は・ たいりょーやっ・た・けど・ 今日・は・ さっぱりや。」「たいりょー・の・ 旗・を・ 立てる。」■対語=「ふりょう【不漁】」

たいりょく【体力】《名詞》 仕事や運動をしたり、病気などに耐えたりするための体の力。「たいりょく・が・ ない・さかい・ えらい・ 仕事・は・ 無理や。」

タイル〔たいる〕【英語=tile】《名詞》 壁面や床面などに張り付けるための、土や石の粉末を小さな板の形にして、色を付けて焼いたもの。「便所・に・ たいる・を・ 張る。」

たうえ【田植え】《名詞、動詞する》 苗代で育てた稲の苗を水田に移し植えること。「たうえ・が・ 済ん・だら・ 蛙・が・ やかましーに・ 鳴く。」

たおす【倒す】《動詞・サ行五段活用》 立っているものを横にする。転倒させる。「木ー・を・ 切っ・て・ たおす。」■自動詞は「たおれる【倒れる】」〔⇒こかす、ころばす【転ばす】、ころがす【転がす】

タオル〔たおる〕【英語=towel】《名詞》 木綿を小さな輪ができる織り方をして、厚く柔らかく仕上げた織物。「たおる・で・ 汗・を・ ふく。」◆用途に注目して「あせふき【汗拭き】」と言うこともある。

たおれる【倒れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①立っていたものが横になる。転倒する。「けつまずい・て・ たおれ・て・ 怪我し・た。」②病気になる。「あいつ・は・ たおれ・て・ 入院し・とる・そーや。」■他動詞は「たおす【倒す】」⇒こける、ころぶ【転ぶ】、ころがる【転がる】、ころこぶ【転がる】

たか【鷹】《名詞》 森や山にすみ、嘴や爪の尖った、目の鋭い、大型の鳥。◆大きなものを「わし【鷲】」と言い、やや小さなものを「たか【鷹】」という区別もあるようである。「たか・が・ 向こー・て・ 飛ん・でき・たら・ ちょっと・ 恐ろしー・なー。」〔⇒わし【鷲】

たが【箍】《名詞》 木の桶や樽などの回りにはめてある竹や金属の輪。「たが・が・ 緩ん・で・ 水・が・ 漏れ・とる。」

だが《接続詞》 前に述べた事柄に対して、反対したり対立したりする事柄を述べようとするときに使う言葉。「あんた・は・ 賛成し・てくれ・た・ だが・ あいつ・は・ 賛成し・てくれ・へん・やろ。」〔⇒けど、けんど、けども、けんども、そやけど、そやけども、そやけんど、そやけんども、だけど、だけども、だけんど、だけんども、ほやけど、ほやけども、ほやけんど、ほやけんども、しかし〕

たが〔だが〕《接続助詞》 一つの文の中で、前半に述べた事柄に対して、後半で反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「読ん・だが・ わから・なんだ。」〔⇒たけど、たけども、たけんど、たけんども、たんやが〕

たかい【高い】《形容詞》 ①上に伸びている。上の方にある。下からの長さや隔たりが大きい。「たかい・ ところ・に・ 手ー・が・ 届か・ん。」②序列、身分、地位などが上の方にある。「あんな・ たかい・ とこ・まで・ 出世し・た・ん・や・なー。」③目盛りなどの数字が大きい。度合いが強い。「今日・は・ 気温・が・ だいぶ・ たかい。」「熱・が・ たかい。」④音声の振動が多い。高音である。「たかい・ きんきん声・や・さかい・ 聞き取りにくい。」⑤値段が張る。予想していた以上に金がかかる。「たこー・て・ 手・が・ 出・ん。」■対語=①②③④「ひくい【低い】」、⑤「やすい【安い】」

たかいたかい【高い高い】《名詞、動詞する》 ①幼児などの体を、大人が両腕で支えて、上の方に差し上げること。「この・ 子・は・ たかいたかいし・たら・ 喜ぶ。」②どちらが上の方に伸びているのかを比べ合うこと。背比べ。「友達・と・ たかいたかいし・た。」◆①は、寝ころんだ大人が、幼児などを両足で支えることもある。

たがいちがい【互い違い】《名詞、形容動詞や()》 2つのものが交互になっていること。2つのものが入り混じったり入り組んだりしていること。「竹・を・ たがいちがいに・ 組ん・でいく・ねん。」「バス・が・ あっちこっち・から・ たがいちがいに・ 出・とる。」〔⇒こうたいごうたい【交代交代、交替交替】

たかいめ〔たかいめー〕【高いめ】《名詞、形容動詞や()》 ①ものの高さやものごとの程度などが、少し高いこと。比較的高いこと。「ストライク・より・も・ ちょっと・ たかいめの・ 球」②ものの値段が少し高いこと。比較的高いこと。「ちょっと・ たかいめー・の・ 値段・や・けど・ えー・ 品物・や・ねん。」◆「たかめ【高め】」よりは、「たかいめ【高いめ】」と言うことの方が多い。■対語=①「ひくいめ【低いめ】」、②「やすいめ【安いめ】」〔⇒たかめ【高め】

たかが【高が】《副詞》 数量、程度、金額などを、どんなに高く評価しても問題とするには及ばないという気持ちを表す言葉。「たかが・ 100円・や・けど・ 安い・の・は・ やっぱり・ 嬉しー。」「たかが・ 風邪・ぐらい・で・ 休ん・だら・ あか・ん。」「たかが・ 1枚・の・ 紙切れ・や・けど・ 卒業証書・は・ やっぱり・ 欲しい。」

たかげた【高下駄】《名詞》 歯が長い下駄。「今日・は・ よー・ 降り・そーや・さかい・ たかげた・を・ 履い・ていく。」

たかさ【高さ】《名詞》 上に伸びている程度。上の方に届いている程度。「日照り・で・ 野菜・の・ たかさ・に・ びっくりし・とる・ねん。」「六甲山・の・ たかさ・は・ 千メートル・に・も・ なら・へん。」■対語=「ひくさ【低さ】」

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