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2017年2月19日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (295)    (通算2293回)

日常生活語 「た」⑦

 

たきび【焚き火】《名詞、動詞する》 庭や広場や路上などで、落ち葉、木切れ、紙屑などを集めて燃やすこと。また、その火。「たきび・を・ し・て・ 焼き芋・を・ する。」〔⇒とんど〕

たきもん【焚き物】《名詞》 燃料とするもの。特に、細い枝や割った木。「たきもん・を・ 買()ー・て・ 納屋・に・ 入れ・とく。」〔⇒たきぎ【薪】

たく【炊く】《動詞・カ行五段活用》 ①食材を水やだし汁に入れ熱を加えて、やわらかくしたり味がしみ通らせたりして、食べられる状態にする。「黒豆・を・ とろとろと・ たく。」「お茶・を・ たく。」②水に入れた米に熱を加えて、わらかくして食べられる状態にする。「今夜・は・ ご飯・を・ 1升・ たい・とい・てんか。」③水を、湯にしたり沸騰させたりする。「湯ー・を たく。」「風呂・を・ たい・て・ 入る。」■自動詞は「たける【炊ける】」

たく【焚く】《動詞・カ行五段活用》 火をつけて、炎を出させる。「塵屑・を・ たく。」「落ち葉・を・ たい・て・ 芋・を・ 焼く。」〔⇒やく【焼く】、もやす【燃やす】、やきやきする【焼き焼きする】

だく【抱く】《動詞・カ行五段活用》 ①腕でかかえて胸に押し当てるようにして持つ。「赤ちゃん・を・ だく。」②雛にかえすために温める。「鶏・が・ 卵・を・ だい・とる。」

たくさん【沢山】《副詞、形容動詞や(ノ・ナ)》 数や量が多くある。基準とする数や量よりも大きい。「今日・は・ たくさんの・ 人・が・ 集まっ・た。」〔⇒おおい【多い】、おかい(多い)、ようけ、ようさん(仰山)、ぎょうさん【仰山】、じょうさん(仰山)、どっさり、たんと、やっと、いっぱい【一杯

タクシー〔たくしー〕【英語=taxi】《名詞》 距離や時間に応じて料金をもらって客を乗せる自動車。「たくしー・で・ 病院・へ・ 行く。」

たくらむ【企む】《動詞・マ行五段活用》 よくないことを計画する。人にわからないようにして企てる。「あいつ・は・ 何・を・ たくらん・どる・の・やろ・か・なー。」■名詞化=たくらみ【企み】

たくる【手繰る】《動詞・ラ行五段活用》 ①糸や綱などを、両手を代わる代わる動かして、手元へ引き寄せる。「魚・が・ 釣れ・た・さかい・ てぐす・を・ たくっ・て・ あげる。」②引き寄せるようにして、まくり上げる。「ズボン・の・ 裾・を・ たくっ・て・ 水・の・ 中・を・ 歩く。」③トランプやカルタなどのカード類を混ぜ合わせる。「ちゃんと・ たくっ・とか・な・ あか・ん・よ。」⇒たぐる【手繰る】

たぐる【手繰る】《動詞・ラ行五段活用》 ①糸や綱などを、両手を代わる代わる動かして、手元へ引き寄せる。「縄・を・ たぐる。」②切れ目なく、咳が続く。咳き込む。「たぐっ・て・ 辛・そーや・なー。」⇒たくる【手繰る】

たけ【竹】《名詞》 節の間隔が長く、幹が空洞になっており、地下茎で増えていく植物。「たけ・を・ 切っ・て・ 釣り竿・を・ こしらえる。」

たけ【丈】《名詞》 ①人や動物などの背の高さ。「6尺・の・ たけ・の・ 人」②着物の、肩から裾までの長さ。「たけ・の・ 長い・ 着物」③ものの高さや長さ。「たけ・の・ 高い・ 箪笥(たんす)

だけ《副助詞》 ①ものごとの範囲や限度を表す言葉。「千円・だけ・ あげる・さかい・ 何・ 買()ー・ても・゛かま・へん・よ。」②前に置かれた言葉を強調する気持ちを表す言葉。「人・に・ 笑わ・れる・ こと・だけ・は・ し・とー・ない。」③したことに応じて、成果がもたらされるということを表す言葉。「そないに・ 頑張っ・た・だけ・ 合格さ・し・たり・たい・なー。」◆①の場合は、「だけ」で表現すると後ろは肯定表現となるが、「しか」で表現すると後ろは打ち消し表現となる。〔⇒らけ、なけ。⇒だけだけ、なけなけ、らけらけ〕

たけうま【竹馬】《名詞、動詞する》 2本の竹に足置きの横棒をつけて、竹の上部を握ってそれに乗って歩くようにした遊び道具。また、それを使った遊び。「2段〔=節2つの高さに足置きをつけたもの〕・の・ たけうま・に・ 乗る。」〔⇒たけんま(竹馬)

だけだけ《副助詞》 ものごとの範囲や限度を強く言おうとするときに使う言葉。「こん・だけだけ・しか・ 有ら・へん・さかい・ 気ー・ つけ・て・ 使い・なはれ。」〔⇒なけなけ、らけらけ、だけ、らけ、なけ〕

たけど〔だけど〕《接続助詞》 一つの文の中で、前半に述べた事柄に対して、後半で反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「読ん・だけど・ 意味・が・ わから・へん。」〔⇒たが、たけども、たけんど、たけんども、たんやが〕

だけど《接続詞》 前に述べた事柄に対して、反対したり対立したりする事柄を述べようとするときに使う言葉。「3時・に・ なっ・ても・た・ だけど・ 今・から・でも・ 間に合う・と・ 思う・よ。」〔⇒けど、けんど、けども、けんども、そやけど、そやけども、そやけんど、そやけんども、だけども、だけんど、だけんども、だが、ほやけど、ほやけども、ほやけんど、ほやけんども、しかし〕

たけども〔だけども〕《接続助詞》 一つの文の中で、前半に述べた事柄に対して、後半で反対・対立する事柄を述べようとするときに使う言葉。「行っ・たけども・ 見付から・なんだ。」〔⇒たが、たけど、たけんど、たけんども、たんやが〕

だけども《接続詞》 前に述べた事柄に対して、反対したり対立したりする事柄を述べようとするときに使う言葉。「途中・で・ こけ・ても・てん・ だけども・ 最後・まで・ 走っ・てん。」〔⇒けど、けんど、けども、けんども、そやけど、そやけども、そやけんど、そやけんども、だけど、だけんど、だけんども、だが、ほやけど、ほやけども、ほやけんど、ほやけんども、しかし〕

たけとんぼ【竹蜻蛉】《名詞》 竹を薄く削ってプロペラの形にして、真ん中に軸をさして、両方の手のひらでひねって飛ばす玩具。「たけとんぼ・の・ 飛ばし合い・を・ する。」◆単に「とんぼ【蜻蛉】」とも言う。

たけのこ【筍】《名詞》 好んで食用にされる、幾重にもうろこ状の皮に覆われた、竹の根茎の節から伸びる若い芽。「たけのこ・と・ 若布・を・ たく。」

たけひご【竹籤】《名詞》 籠や提灯などを作るときなどに使う、竹を細く割って削ったもの。「たけひご・に・ 紙・を・ 貼っ・て・ 凧・を・ 作る。」〔⇒ひご【籤】

たげます〔だげます〕《補助動詞・サ行五段活用》[動詞の連用形に付く] 相手や第三者に対して何かの動作をしてあげるという意味を表す言葉。「あんた・の・ 代わり・に・ し・たげます。」〔⇒たげる、たいます〕

たけやぶ【竹藪】《名詞》 竹が集まって生えているところ。「たけやぶ・で・ 蚊ー・に・ 刺さ・れ・た。」〔⇒やぶ【藪】

たける【炊ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①水やだし汁に入れて熱を加えた食べ物が、やわらかくなったり味がしみ通ったりして、食べられる状態になる。「よー・ たけ・て・ やろこい・ 蛸・や。」②水に入れて熱を加えた米が、やわらかくなって食べられる状態になる。「上手に・ たけ・た・ ご飯・や。」③水が、湯になったり沸騰したりする。「たけ・て・ 湯気・が・ 吹い・とる。」■他動詞は「たく【炊く】」①③⇒にえる【煮える】、ねえる【煮える】

たける【長ける】《動詞・カ行下一段活用》 盛りの時期を過ぎて、成熟し過ぎている。収穫に適した時期を過ぎている。「この・ トマト・は・ たけ・ても・とる。」

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