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2017年3月11日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (315)    (通算2313回)

日常生活語 「ち」⑦

 

ちびる《動詞・バ行上一段活用》 ①使い続けることによって、磨り減る。擦り切れて小さくなったり薄くなったりする。「靴・の・ 底・が・ だいぶ・ ちび・た。」「ちび・た・ 鉛筆」②大小便などを漏らす。少し出す。「寒ー・て・ 小便・を・ ちびっ・た。」③出し惜しみをする。「ちびっ・て・ なかなか・ 寄付し・てくれ・へん。」〔⇒しびる〕

ちぶさ【乳房】《名詞》 胸にあって乳を出すところ。「赤子・に・ ちぶさ・を・ 吸わ・す。」〔⇒ちち【乳】、おっぱい〕

チブス〔ちぶす〕《名詞》【ドイツ語=Typhus】 高熱や発疹をともなって腸などが侵される、細菌によって起こる感染症。「昔・は・ ちぶす・で・ 入院する・ 人・が・ おっ・た。」〔⇒チビス【ドイツ語=Typhus

ちべたい(冷たい)】《形容詞》 ①固体や気体の温度が低くて、触れると冷ややかな感じがする。「北風・が・ 吹い・て・ 手ー・が・ ちべたい。」②思いやりがない。人情味に欠ける。「ほんまに・ ちべたい・ やつ・や。」■対語①=「あつい【熱い】」「あちい【(熱い)】」〔⇒つめたい【冷たい】、つべたい(冷たい)、ちめたい(冷たい)⇒ひやこい【冷やこい】、ひやっこい【冷やっこい】、ひやい【冷やい】

ちまみれ【血塗れ】《形容動詞や()》 血がしたたっている様子。一面が血に染まっている様子。「魚・を・ 料理し・て・ 手ー・が・ ちまみれに・ なっ・た。」〔⇒ちだらけ【血だらけ】

ちまめ【血豆】《名詞》 強く撲ったり挟んだりしたときに、皮下が出血して、皮膚が豆のように盛り上がったもの。「戸ー・で・ 手ー・を・ はさん・で・ ちまめ・が・ でけ・た。」

ちみきる(詰み切る)】《動詞・ラ行五段活用》 ①指先や爪で、皮膚をつまんで強くねじる。る。「怒っ・て・ 背中・を・ ちみきり・やがっ・た。」②指先でねじって、ちぎる。「細い・ 竹・を・ ねじっ・て・ ちみきる。」〔⇒つめきる【詰め切る】、ちめきる(詰め切る)⇒ひねる【捻る】、つねる【抓る】、ひねきる【捻切る】

ちめきりそう〔ちめきりそー〕(爪切り草)】《名詞》 夏から秋にかけて、赤・白・黄色・紫色などの花を咲かせる、地面をはうように背丈の短い草。「去年・ 咲い・とっ・た・ ところ・に・ 今年・も・ ちめきりそー・が・ 生え・てき・とる。」〔⇒つめきりそう【爪切り草】、まつばぼたん【松葉牡丹】

ちめきる(詰め切る)】《動詞・ラ行五段活用》 ①指先や爪で、皮膚をつまんで強くねじる。「腹・が・ 立っ・た・さかい・ ちめきっ・たっ・た。」②指先でねじって、ちぎる。「饅頭・を・ ちめきっ・て・ 食う。」〔⇒つめきる【詰め切る】、ちみきる(詰み切る)⇒ひねる【捻る】、つねる【抓る】、ひねきる【捻切る】

ちめたい(冷たい)】《形容詞》 ①固体や気体の温度が低くて、触れると冷ややかな感じがする。驚くような低温である。「ちめたい・ ビール・を・ 飲む。」②体温が低いと感じる。「ほっぺた・が・ ちめとー・て・ 真っ白や。」③思いやりがない。人情味に欠ける。「ちめたい・ こと・ばっかり・ 言う・ 人・や。」■対語=①「あつい【熱い】」「あちい【(熱い)】」〔⇒つめたい【冷たい】、つべたい(冷たい)、ちべたい(冷たい)⇒ひやこい【冷やこい】、ひやっこい【冷やっこい】、ひやい【冷やい】

ちゃ〔ちゃー〕【茶】《名詞》 ①濃緑色で光沢のある葉を飲みもの用に使う、常緑の低木。「ちゃー・の・ 畑」②茶の木の若葉を蒸して乾燥させたもの。「歳暮・に・ ちゃー・を・ 貰(もろ)・た。」③乾燥させたり、それを粉末にしたりした茶の葉に湯を注いで作った飲み物。◆紅茶・コーヒー等を含めた意味で使うこともある。「濃いー・ ちゃー・を・ 飲む。」④黒みを帯びた黄赤色。「ちゃー・の・ 色・の・ 鞄」①②③⇒おちゃ【お茶】⇒おぶう、おぶうちゃん。⇒ちゃいろ【茶色】

ちゃい《感動詞》 人や動物を追い払うときに口にする言葉。こちらへ来るな、あっちへ行け、という気持ちをこめた言葉。「ちゃい・ こっち・へ・ 来・たら・ あか・ん。」「ちゃい・ ちゃい・ あっち・へ・ 行け。」

ちゃいする《動詞・サ行変格活用》 ①要らないものとして、置いたり投げ出したりする。「その・ 石・は・ 汚い・さかい・ ちゃいし・とき。」

②手につかんでいたものを、反動を利用して空中に放り出す。手の力で遠くへ飛ばす。「ボール・を・ 向こう・へ・ ちゃいする。」◆幼児語。〔⇒ぽいする、ほかす【放下す】、ほりなげる【放り投げる】⇒すてる【捨てる】、してる(捨てる)、ほったらかす【放ったらかす】、ほっちらかす【放っ散らかす】、ほっとく【放っとく】、ぶつける。⇒ほる【放る】、なげる【投げる】、ぶつける〕

ちゃいちゃい《名詞、動詞する》 ①湯を沸かして湯船の中に入れたもの。また、その湯船。また、その湯船のある浴室。「ちゃいちゃい・で・ 足・を・ 洗い・なはれ。」②入浴をすること。行水をすること。「盥・で・ ちゃいちゃいする。」◆幼児語。〔⇒ふろ【風呂】、ちゃぶちゃぶ。⇒ふろば【風呂場】⇒ゆ【湯】

ちゃいろ【茶色】《名詞》 黒みを帯びた黄赤色。「昔・の・ 電車・は・ ちゃいろ・ばっかり・やっ・た。」〔⇒ちゃ【茶】

ちゃう(違う)】《動詞・ワア行五段活用》 ①正しいものと異なる。「そんな・ 答え・と・ ちゃう・さかい・ もー・ いっぺん・ 考え・てみー。」②考えや思いなどが合わなくて、差がある。「昨日・ 言()ー・た・ こと・と・ ちゃう・やない・か。」③他と異なって優れている。「やっぱり・ ひと味・ ちゃう・なー。」④述べていることを否定するときに言葉。「ちゃう・ぞー・ そんな・ こと・を・ 言()ー・た・ 覚え・は・ あら・へん。」■他動詞は「ちがえる【違える】」〔⇒ちがう【違う】

ちゃうちゃう【違う違う】《感動詞》 強く否定するときに発する言葉。まったく、そうではない。「ちゃうちゃう・ それ・は・ 間違い・や。」

ちゃがし【茶菓子】《名詞》 お茶を飲むときにいっしょに食べる嗜好品。茶請け。「何・ぞ・ ちゃがし・が・ 欲しー・なー・」〔⇒ちゃがしん【茶菓子ん】、ちゃのこ【茶の子】

ちゃがしん【茶菓子ん】《名詞》 お茶を飲むときにいっしょに食べる嗜好品。茶請け。「子ども・に・も・ ちゃがしん・を・ 買()ー・たろ・か。」〔⇒ちゃがし【茶菓子】、ちゃのこ【茶の子】

ちゃかす【茶滓】《名詞》 茶を煎じた後に残った茶の葉。「畳・の・ 上・を・ 掃く・ 時・に・ ちゃかす・を・ 使う。」〔⇒ちゃがら【茶柄】

ちゃかす【茶化す】《動詞・サ行五段活用》 人の話を真面目に取り合わないで、冗談のようにしてしまう。冗談のようにして、からかう。横合いから、要らぬことを言う。「こっち・は・ 真面目な・ん・や・さかい・ ちゃかし・た・ 話・に・ せ・んとい・てんか。」〔⇒ちゃちゃ()いれる【茶々()入れる】

ちゃかちゃか《副詞と、動詞する》 落ち着きなく慌ただしく動き回る様子。口数が多く、忙しくしゃべる様子。「ちゃかちゃかと・ 走り回っ・て・ 忙しー・ 人・や・なー。」

ちゃがま【茶釜】《名詞》 茶の湯などで、湯を沸かすために使う釜。「文福ちゃがま・の・ 話」〔⇒ちゃまが(茶釜)

ちゃがら【茶柄】《名詞》 茶を煎じた後に残った茶の葉。「ちゃがら・を・ 撒い・て・ 座敷・を・ 掃く。」〔⇒ちゃかす【茶滓】

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