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2017年3月12日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (316)    (通算2314回)

日常生活語 「ち」⑧

 

ちゃきちゃき《形容動詞や()、動詞する》 ①ものの言い方や態度が、はっきりして要領がよい様子。つかえたりためらったりすることなく、言葉や態度に表す様子。「ちゃきちゃきと・ 言()ー・てくれ・た・さかい・ よー・ わかった。」②やや自己中心的な言葉や行動がある様子。「ちゃきちゃきし・た・ 人・や・さかい・ 他人・の・ こと・なんか・ 気ー・に せー・へん。」⇒はきはき、しゃきしゃき、しゃかしゃか〕

ちゃく【着】《助数詞》 ①到着した順番や時刻などを数える言葉。「1ちゃく・で・ ゴールインし・た。」「6時・ちゃく・の・ 電車」②衣服の数などを数える言葉。「背広・を・ 2ちゃく・ いっぺんに・ 買()ー・た。」

ちゃくせき【着席】《名詞、動詞する》 立ち上がった状態から、席に腰をかけること。席に腰をかけたままであること。「礼・を・ し・て・から・ 椅子・に・ ちゃくせきする。」「ちゃくせき・の・まま・で・ 自己紹介する。」「起立・ 礼・ ちゃくせき」■対語=「きりつ【起立】」

ちゃくりく【着陸】《名詞、動詞する》 飛行機などが空中から降下して、地上に降りること。「飛行機・に・ 乗っ・たら・ ちゃくりくする・まで・ 生き・た・ 心地・が・ せー・へん・ねん。」

ちゃこし【茶漉し】《名詞》 湯を注ぐときに、小さな網を用いて茶の葉のかすを取り除く道具。「ちゃこし・の・ 目ー・が・ 詰まっ・た。」

ちゃさじ【茶匙】《名詞》 ①抹茶や薬などをすくうときに使う、竹などでできた匙。「ちょっと・の・ 量・を・ ちゃさじ・で・ すくう。」②コーヒーや紅茶などを飲むときに使う金属製の匙。「ちゃさじ・で・ 混ぜ・て・ 砂糖・を・ 溶かす。」

ちゃしつ【茶室】《名詞》 茶の湯のときに使う小さな部屋。「ちゃしつ・の・ ある・ 別荘」

ちゃたく【茶托】《名詞》 湯飲み茶碗を載せて客にすすめる、小さな受け皿のような台。「竹・で・ でけた・ ちゃたく」

ちゃだんす【茶箪笥】《名詞》 茶碗や食器などを入れておく、棚や引き出しのついた家具。「ちゃだんす・から・ 急須・を・ 出す。」

ちゃちゃ()いれる【茶々()入れる】《動詞・ラ行下一段活用》 人の話を真面目に取り合わないで、冗談のようにしてしまう。冗談のようにして、からかう。横合いから、要らぬことを言う。「ちゃちゃいれ・んと・ よー・ 聞ー・てくれ・へん・か。」〔⇒ちゃかす【茶化す】

チャック〔ちゃっく〕《名詞、動詞する》 ①服や鞄などに付けて開け閉めするために、金属または樹脂の細かい歯を並べて、その間に金具を滑らせるようにしたもの。ファスナー。ジッパー。「ズボン・の・ ちゃっく・が・ 開い・てまっ・せ。」②開くことがないようにすること。「口・に・ チャックし・て・ もの・を・ 言わ・ん・よーに・ する。」◆「チャック」は、一見すると外来語のようにも見えるが、「巾着(きんちゃく)」をもじって「チャック印」としてファスナーを販売したことに由来すると言われている。

ちゃっちゃっと《副詞、動詞する》 ①ものごとを十分に、着実に行う様子。「あの・ 人・は・ ちゃっちゃっとする・さかい・ 間違い・が・ あら・へん。」②ためらうことなく、ものごとを手際よく素早く行う様子。「掃除・は・ ちゃっちゃっと・ 済まし・てしまい・よ。」〔⇒ちゃんちゃんと、ちゃっちゃと。⇒きちきち、きちんと、きっちり、ちゃんと、かっちり、しっかり、きっちり。⇒さっさと、さっさっと、ちゃっと〕

ちゃっちゃと《副詞、動詞する》 ①ものごとを十分に、着実に行う様子。「よそ見・を・ せ・んと・ ちゃっちゃと・ 歩け。」②ためらうことなく、ものごとを手際よく素早く行う様子。「ちゃっちゃと・ 嫁入り・を・ し・たら・ どない・や。」〔⇒ちゃんちゃんと、ちゃっちゃっと。⇒きちきち、きちんと、きっちり、ちゃんと、かっちり、しっかり、きっちり。⇒さっさと、さっさっと、ちゃっと〕

ちゃづつ【茶筒】《名詞》 茶の葉を入れておく、円柱形の容器。「湿ら・ん・よーに・ ちゃずつ・に・ 入れ・とく。」

ちゃっと《副詞、動詞する》 ためらうことなく、ものごとを手際よく素早く行う様子。「ちゃっと・ 部屋・の・ 掃除・を・ 済まし・てしも・た。」〔⇒ちゃっちゃっと、ちゃっちゃと、ちゃんちゃんと、さっさと、さっさっと〕

ちゃつみ【茶摘み】《名詞、動詞する》 茶の木から、新しい芽や葉を摘み取ること。「宇治・で・ ちゃつみ・を・ 見・た。」

ちゃない(汚い)】《形容詞》 ①よごれていて、不潔であったり不衛生であったりしている。「ちゃない・さかい・ 掃除し・とい・ておくれ。」②乱暴であって、きちんとしていない。見苦しかったり聞き苦しかったりする様子だ。美観を損ねている。「ちゃない・ 絵ー・や・さかい・ 何・を・ 描い・とる・の・か・ わから・へん。」③心が正しくない。自己中心的で、ずるくて腹黒い。「金・に・ ちゃない・ やつ・や。」■対語=「きれい【綺麗】」〔⇒きたない【汚い】、きちゃない(汚い)、たない(汚い)①②⇒ばばい、ばばちい、ばっちい、ばばっちい〕

ちゃのこ【茶の子】《名詞》 ①お茶を飲むときにいっしょに食べる嗜好品。茶請け。「手伝い・に・ 来・てくれ・た・ 人・に・ ちゃのこ・を・ 出す。」②仏事などの参会者や、近隣の人などに配るお菓子など。「近所・に・ ちゃのこ・を・ 配る。」⇒ちゃがし【茶菓子】、ちゃがしん【茶菓子ん】⇒おちゃのこ【お茶の子】

ちゃばしら【茶柱】《名詞》 茶碗に注いだ茶の中に、縦になって浮かぶ茶の茎。「ちゃばしら・が・ 立つ。」

ちゃばら【茶腹】《名詞》 茶をたくさん飲んで、腹がいっぱいになっている状態。また、そのときの腹具合。「飯・が・ 足ら・なんだ・さかい・ ちゃばら・に・ し・た。」

ちゃびん【茶瓶】《名詞》 ①湯を沸かすときに用いる、陶器や金属でできているもの。「ちゃびん・で・ 湯ー・を・ 沸かす。」②頭のあるべきところに毛がないこと。また、頭の毛がない場所。また、頭に毛がない人。「あの・ ちゃびん・が・ うち・の・ 親父・や。」⇒はげ【禿げ】、はげちゃびん【禿げ茶瓶】、はげちゃん【禿げちゃん】、はげあたま【禿げ頭】

ちゃぶちゃぶ《名詞、動詞する》 ①湯を沸かして湯船の中に入れたもの。また、その湯船。また、その湯船のある浴室。「ちゃぶちゃぶ・で・ 足・を・ 洗い・なはれ。」②入浴をすること。行水をすること。「ゆっくり・ ちゃぶちゃぶし・なはれ。」◆幼児語。〔⇒ふろ【風呂】、ちゃいちゃい。⇒ふろば【風呂場】⇒ゆ【湯】

ちやほや《副詞と、動詞する》 おだてたり甘やかしたりして、相手の機嫌をとる様子。「ちやほやさ・れ・て・ 育っ・とる・さかい・ わがままな・ 子ー・や。」

ちゃまが(茶釜)】《名詞》 茶の湯などで、湯を沸かすために使う釜。「鉄・の・ ちゃまが・で・ お茶・を・ わかす。」〔⇒ちゃがま【茶釜】

ちゃみせ【茶店】《名詞》 人出の多い所などにあって、菓子などを売ったり、お茶を飲ませたりする店。「公園・に・ ちゃみせ・が・ ある。」

ちゃむし【茶蒸し】《名詞》 卵を出し汁で溶いたものに、肉や野菜などを入れて、食器のままで蒸した料理。「ちゃむし・は・ 熱い・うち・に・ 食べ・てください。」〔⇒ちゃわんむし【茶碗蒸し】、ちゃんむし【茶ん蒸し】

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