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2017年3月13日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (317)    (通算2315回)

日常生活語 「ち」⑨

 

ちゃらちゃら《副詞と、動詞する》 ①華美で目立つ様子。軽薄な様子。「ちゃらちゃらし・た・ 服・を・ 着・とる。」②男女が人前で親しくする様子。「町・の・ 真ん中・で・ ちゃらちゃらせ・んとい・てんか。」③硬貨などがたくさん触れ合って音をたてている様子。また、その音。「ポケット・から・ ちゃらちゃらと・ 音・が・ し・とる。」②③⇒じゃらじゃら〕

ちゃらんぽらん《名詞、形容動詞や()》 ①しっかりした考えを持たず、その場限りでいい加減なこと。「ちゃらんぽらんに・ もの・を・ 言()ー。」②仕事などに責任を持たず、投げやりに行うこと。「ちゃらんぽらんな・ 仕事・を・ し・たら・ 注文・を・ もらわ・れ・へん。」

ちゃわん【茶碗】《名詞》 ①ご飯を入れるための、陶器などで作った半球形の容器。「ちゃわん・を・ 左・に・ 汁碗・を・ 右・に・ 置く。」②お茶を入れるための、陶器などで作った半球形または円筒形の容器。「抹茶・を・ ちゃわん・で・ 飲む。」⇒めしわん【飯椀】

ちゃわんむし【茶碗蒸し】《名詞》 卵を出し汁で溶いたものに、肉や野菜などを入れて、食器のままで蒸した料理。「ちゃわんむし・の・ 中・に・ 百合根・を・ 入れる。」〔⇒ちゃむし【茶蒸し】、ちゃんむし【茶ん蒸し】

ちゃん《接尾語》 ①人の名前や人をあらわす言葉につけて、親愛感などを表す言葉。「一郎ちゃん・は・ 元気です・か。」「叔父ちゃん・に・ 会う。」②食べ物の名前につけて、やわらかい感じを表す言葉。「飴ちゃん」「とっぺちゃん〔=豆腐〕」

ちゃんこ《接尾語》[動詞の連用形に付く] 過度に何かの動作をするということを表す言葉。「着物・を・ 踏みちゃんこ・に・ し・たら・ あか・ん・やろ。」「触りちゃんこに・ し・たら・ めげ・てまう・がな。」「壁・を・ 塗りちゃんこに・ する。」「絵の具・の・ 色・が・ 混ぜちゃんや。」「台風・が・ 暴れちゃんこに・ 通っ・ていっ・た。」「めぎちゃんこ」〔⇒さんこ、こべ〕

ちゃんちゃらおかしい〔ちゃんちゃらおかしー〕《形容詞》 取るに足りないほど、実に馬鹿げている。問題にならなくて、聞いただけで笑い出したくなるほどである。「お前・の・ 言()ー・ こと・なんか・ ちゃんちゃらおかしー・て・ 聞い・とら・れ・へん・わい。」

ちゃんちゃんと《副詞、動詞する》 ①ものごとを十分に、着実に行う様子。「落ち着い・て・ ちゃんちゃんと・ 書き・なはれ。」②ためらうことなく、ものごとを手際よく素早く行う様子。「ちゃんちゃんとせ・な・ 間に合わ・へん・ぞ。」〔⇒ちゃっちゃっと、ちゃっちゃと。⇒きちきち、きちんと、きっちり、ちゃんと、かっちり、しっかり、きっちり。⇒さっさと、さっさっと、ちゃっと〕

ちゃんと〔ちゃーんと〕《副詞、動詞する》 ①ものごとを十分に、着実に行う様子。「ちゃんと・ 鉄棒・に・ つかまっ・て・ 落ち・ん・よー・に・ せー・よ。」「ちゃんと・ 計算する。」②基準や慣例や法則などから外れていない様子。「朝・に・ なっ・たら・ ちゃんと・ お日さん・が・ 昇る。」③整っていて乱れがない様子。几帳面に整えている様子。「ちゃーんとし・た・ 服装・を・ しー・よ。」④ものが堅く引き締まっている様子。ものがぴったり合って、すき間がない様子。「ちゃんと・ 箱・の・ 中・に・ 収める。」①②④⇒きちきち。①②⇒きちんと、きっちり。①④⇒かっちり、しっかり、きっちり。③④⇒きちんと。⇒ちゃんちゃんと、ちゃっちゃっと、ちゃっちゃと〕

ちゃんぽん《名詞、副詞に、動詞する》 いろいろな食べ物を混ぜること。また、混ぜた食べ物。いろんな種類の食べ物をいっしょに食べること。「肉・と・ 野菜・を・ ちゃんぽんに・ し・て・ 炒める。」

ちゃんむし【茶ん蒸し】《名詞》 卵を出し汁で溶いたものに、肉や野菜などを入れて、食器のままで蒸した料理。「会席・に・ ちゃんむし・が・ 付い・とる。」〔⇒ちゃむし【茶蒸し】、ちゃわんむし【茶碗蒸し】

ちゅう〔ちゅー〕【中】《名詞》 ①数量、形、範囲などが小さくもなく大きくもないもの。程度や度合いが普通であること。「ご飯・は・ 大盛り・や・ のー・て・ ちゅー・に・ し・てんか。」②価値や程度が、水準より優れているでもなく劣っているでもないこと。また、そのようなもの。「学校・の・ 成績・は・ ちゅー・ぐらい・やっ・た。」③全体を3つに分けたときの、真ん中の部分。順序が真ん中あたりであること。「長い・ 小説・や・けど・ ちゅう・まで・ 読ん・だ。」④中学校の生徒。また、その学年。「ちゅー3・に・も・ なっ・た・ん・かいな。」■対語=①「だい【大】」「しょう【小】」。②③「じょう【上】」「げ【下】」

ちゅう〔ちゅー〕【宙】《名詞》 ①地面から離れている空間。地上の上に広がっている空間。「風船・が・ ちゅー・に・ 浮い・とる。」「ちゅー・で・ くるりと・ 回る。」②書いてあるものを見ないで、言ったりしたりすること。「きちんと・ 覚え・て・ ちゅー・で・ 言()ー・てみ・なさい。」〔⇒そら【空】

ちゅう〔ちゅー〕《副助詞》 「という【と言う】」という言葉がつづまった形。「何・ちゅー・ 話・や。」「何・とか・ちゅー・ 人」「明日・ 来る・ちゅー・とる・のに・ 聞い・てくれ・へん・ねん。」「払う・ちゅー・ても・ 信用でけ・へん。」◆品詞としては動詞のような活用はしない。自立語とはみなしにくいので助詞とするが、助詞の中での分類も難しい。一応、副助詞としておく。

ちゅう〔ちゅー〕【中】《接尾語》 何かをしている途中であることを表す言葉。「今・ 勉強ちゅー・や・ねん。」

ちゅうい〔ちゅーい〕【注意】《名詞、動詞する》 ①大事なことや見過ごしてはいけないことなどについて、特に気をつけること。気持ちを集中して、用心すること。「事故・に・ ちゅーいし・て・ 運転する。」②他の人が言い聞かせて諭すこと。気をつけさせること。「先生・に・ ちゅーいさ・れ・た。」

チューインガム〔ちゅーいんがむ〕【英語=chewing gum】《名詞》 噛んで味わうようにした、ゴムのような合成樹脂に風味や糖分などをつけた菓子。「ちゅーいんがむ・の・ かす・が・ 靴・に・ ひっつい・て・ 腹・が・ 立つ。」〔⇒ガム【英語=gum

ちゅうか〔ちゅーか〕【中華】《名詞》 ①中国特有の材料などをもとに調理した食べ物。中国風に調理した食べ物。「ちゅうか・の・ 饅頭」②中国風の麺を茹でてスープに入れて、焼き豚などを加えた食べ物。「ちゅーか・を・ 一杯・ ください。」⇒ちゅうかりょうり【中華料理】⇒ラーメン【中国語から。拉麺】、しなそば【支那蕎麦】、ちゅうかそば【中華蕎麦】

ちゅうがえり〔ちゅーがえり〕【宙返り】《名詞、動詞する》 空中で体を回転させること。「燕・が・ ちゅーがえりし・た。」〔⇒ちゅうがやり(宙返り)

ちゅうがく〔ちゅーがく〕【中学】《名詞》 小学校を卒業した後に進む3年間の義務教育の学校。「息子・が・ ちゅーがく・に・ 入っ・た。」〔⇒ちゅうがっこう【中学校】

ちゅうがくせい〔ちゅーがくせー〕【中学生】《名詞》 中学校に通っている生徒。「ちゅーがくせー・から・は・ 電車賃・は・ 大人・や。」 

ちゅうかそば〔ちゅーかそば〕【中華蕎麦】《名詞》 中国風の麺を茹でてスープに入れて、焼き豚などを加えた食べ物。「駅・で・ ちゅーかそば・を・ 食ー・て・ 電車・に・ 乗る。」〔⇒ラーメン【中国語から。拉麺】、しなそば【支那蕎麦】、ちゅうか【中華】

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