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2017年3月20日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (324)    (通算2322回)

日常生活語 「ち」⑯

 

ちょろまかす《動詞・サ行五段活用》 ①人にわからないように盗む。所有者に黙ったままで自分のものにしてしまう。「お賽銭・を・ ちょろまかす・よーな・ 悪い・ やつ・が・ おる・ん・や・て。」②ごまかして不当な利益を得る。「税金・を・ ちょろまかし・たら・ あか・ん・ぞ。」⇒ぱくる、へ()かます【屁()かます】

ちょんぎる【ちょん切る】《動詞・ラ行五段活用》 無造作に切る。簡単に切り落とす。「横・に・ 出・とる・ 枝・を・ ちょんぎる。」

ちょんちょん《副詞と》 ①細いものを、簡単に切る様子。「人参・を・ ちょんちょんと・ 切る。」②間隔を置いて、飛び飛びに行う様子。「一握り・ずつ・の・ 土・を・ ちょんちょんと・ 置い・ていく。」

ちょんな(手斧)】《名詞》 木を粗く削り取って平らにするのに使う刃物。「ちょんな・で・ 木ー・を・ きれーに・ 削る。」〔⇒ちょうな【手斧】

ちょんなご(手斧鍬)】《名詞》 土や雑草を掘り起こしたりするときに使う、幅の広くない鍬。「ちょんなご・で・ 草・を・ かじい・て・ 取る。」〔⇒ちょうなご(手斧鍬)、ちょうのんが(手斧鍬)

ちょんまげ【丁髷】《名詞》 ①男性の前頭部から頭頂部にかけ頭髪を剃って、残りの頭髪を結った、江戸時代までの男子の髪形。「相撲取り・が・ ちょんまげ・を・ し・とる。」②その髪型をしている男性。「ちょんまげ・が・ 出・てくる・ 芝居。」

ちらかす【散らかす】《動詞・サ行五段活用》 あちらこちらにものを乱雑に広げる。整理されているものを乱れさせる。「部屋中・ いっぱい・ ちらかし・とる。」■自動詞は「ちらかる【散らかる】」〔⇒ちらばす【散らばす】、かきさがす【掻き探す】、かきまわす【掻き回す】

ちらかる【散らかる】《動詞・ラ行五段活用》 一か所にあったもの、まとまってあるべきものが、あちらこちらに乱雑に広がる。「紙切れ・が・ ちらかっ・とる。」■他動詞は「ちらかす【散らかす】」■名詞化=ちらかり【散らかり】《名詞》〔⇒ちらばる【散らばる】

ちらし【散らし】《名詞》 広告・宣伝などのために人々に配る、印刷した紙。「新聞・に・ スーパー・の・ ちらし・が・ 入っ・とる。」〔⇒びら〕

ちらし【散らし】《名詞》 寿司飯の上に刺身、卵焼き、海苔、味をつけた野菜などをのせた料理。刺身、卵焼き、海苔、味をつけた野菜などを細かく切って、寿司飯に混ぜたもの。「昼・は・ ちらし・を・ 食べる。」〔⇒ちらしずし【散らし寿司】、ごもくずし【五目寿司】、ばらずし【ばら寿司】

ちらしずし【散らし寿司】《名詞》 寿司飯の上に刺身、卵焼き、海苔、味をつけた野菜などをのせた料理。刺身、卵焼き、海苔、味をつけた野菜などを細かく切って、寿司飯に混ぜたもの。「大阪・で・ ちらしずし・の・ 店・に・ 入っ・た。」〔⇒ちらし【散らし】、ごもくずし【五目寿司】、ばらずし【ばら寿司】

ちらす【散らす】《動詞・サ行五段活用》 ①まとまっていたものを離れ離れにする。散り散りにする。「風・が・ 紙・を・ ちらす。」②いくつかのものを、離れた位置に配置する。「紅葉・を・ ちらし・た・ 模様」③腫れ物や膿を手術をしないでなくすようにする。「薬・で・ 腫れ・を・ ちらす。」「盲腸・を・ ちらす。」■自動詞は「ちる【散る】」

ちらす《接尾語・サ行五段活用》[動詞の連用形に付く] 手当たり次第にする様子を表す言葉。荒々しくする様子を表す言葉。「周り・の・ 者・に・ 当たりちらす。」「下手な・ 字ー・を・ 書きちらす。」「喋りちらす」

ちらちら《副詞と、動詞する》 ①細かいものが、ひるがえりながら舞い落ちる様子。「雪・が・ ちらちらし・てき・た。」②小さな光が見えたり見えなかったりする様子。遠くのものが見えたり隠れたりする様子。「沖・の・ 方・の・ 船・の・ 明かり・が・ ちらちらと・ 見える。」「人・が・ ちらちら・ 入っ・たり・ 出・たり・ し・とる。」③ときどき、中が見えてしまう様子。また、ときどき、中を見せようとする様子。「短い・ 服・や・さかい・ ちらちら・ ひざ・が・ 見え・てまう。」「ちらちら・ すね・を・ 見せる。」④ときどき視線を向ける様子。「ちらちら・ こっち・を・ 気ー・に・ し・て・ 見・とる。」⑤少しずつ、かすかである様子。「昔・の・ こと・を・ ちらちら・ 思い出す。」

ちらつく【散らつく】《動詞・カ行五段活用》 ①小さなものが、微かに舞い落ちる。「朝・から・ 雪・が・ ちらつい・とる。」②見えたり見えなかったりする。かすかに見える。光が明滅する。「勝ち進ん・で・ 優勝旗・が・ ちらつい・てき・た。」■名詞化=ちらつき【散らつき】

ちらっと《副詞》 ①わずかな動きであったり、しばらくの間の動きであったりする様子。「ちらっと・ 足・を・ 止め・た。」「ちらっと・ 横・を・ 見る。」②わずかに見聞きなどをする様子。「その・ 話・は・ ちらっと・ 知っ・とる。」

ちらばす【散らばす】《動詞・サ行五段活用》 ①あちらこちらにものを乱雑に広げる。整理されているものを乱れさせる。「紙切れ・を・ ちらばし・て・ 遊ん・どる。」②広くゆきわたらせる。「あっちこっち・に・ ちらばし・て・ 配る。」■自動詞は「ちらばる【散らばる】」⇒ちらかす【散らかす】、かきさがす【掻き探す】、かきまわす【掻き回す】

ちらばる【散らばる】《動詞・ラ行五段活用》 一か所にあった人やもの、まとまってあるべき人やものが、あちらこちらに乱雑に広がる。一か所にあった人やものが、あちらこちらに広がる。「桜・の・ 花びら・が・ ちらばる。」■他動詞は「ちらばす【散らばす】」■名詞化=ちらばり【散らばり】〔⇒ちらかる【散らかる】

ちらほら《副詞と》 ①まばらに、あちらこちらに少しずつある様子。「梅・の・ 花・が・ ちらほら・ 咲き始め・た。」②時たま、ある様子。「あんた・の・ うわさ・を・ ちらほらと・ 聞き・まし・た・よ。」

ちり【塵】《名詞》 舞い上がるほどの細かな粉末や粒子となって飛び散っている、小さなもの。また、それが舞い降りて、たまったもの。「隅・の・ 方・に・ ちり・が・ たままっ・とる。」〔⇒ほこり【埃】

ちりがみ【塵紙】《名詞》 鼻をかむときなどに使う、薄くて柔らかい紙。「古い・ 新聞・を・ ちりがみ・と・ 交換し・てもろ・た。」 

ちりちり《名詞》 足でペダルを踏み、2つの車輪を回して進む乗り物。「ちりちり・に・ 乗れる・よーに・ なっ・た。」◆幼児語。〔⇒ちりんちりん、ちんちん、じてんしゃ【自転車】

ちりちり〔ちりぢり〕【散り散り】《形容動詞や()》 一つのところにかたまっていなくて、互いに離れている様子。「卒業し・て・から・は・ みんな・ ちりちりで・ なかなか・ 集まら・れ・へん。」〔⇒ちりちりばらばら【散り散りばらばら】

ちりちり《形容動詞や()》 毛が縮れている様子。毛が焼ける様子。「天然パーマ・で・ ちりちりの・ 髪・の・ 毛ー・や。」「ろうそく・に・ 近づい・たら・ 前・の・ 髪・が・ ちりちり・ 焼け・た。」

ちりちりばらばら〔ちりぢりばらばら〕【散り散りばらばら】《形容動詞や()》 一つのところにかたまっていなくて、互いに離れている様子。「風・が・ 吹い・て・ 机・の・ 上・の・ 紙・が・ ちりじりばらばらに・ 飛ん・でいっ・た。」〔⇒ちりちり【散り散り】

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