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2017年3月29日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (333)    (通算2331回)

日常生活語 「つ」⑧

 

つねる【抓る】《動詞・ラ行五段活用》 指先や爪で、皮膚をつまんで強くねじる。「きつー・に・ つねら・れ・て・ あざ・が・ でけ・た。」〔⇒ひねきる【捻切る】、ひねる【捻る】、つめきる【詰め切る】、ちめきる(詰め切る)、ちみきる(詰み切る)

つの【角】《名詞》 動物の頭の上に突き出ている、堅く尖ったもの。「鹿・の・ つの」「牛・の・ つの」「でんでん虫・の・ つの」

つば【唾】《名詞》 口の中を潤すとともに、消化を助ける無色透明の液。「道・に・ つば・ 吐い・たら・ あか・ん・ぞ。」〔⇒つわ()

つばき【椿】《名詞》 厚くて艶のある楕円形の葉を持ち、春のはじめに赤や白などの花が咲く木。「つばき・の・ 油・を・ 髪・の・ 毛ー・に・ 塗る。」

つばす【津走】《名詞》 鰤の幼魚で、体長15㎝程度のもの。「つばす・を・ 醤油・で・ たく。」

つばめ【燕】《名詞》 春に南から来て秋に帰る、翼や背が黒く腹が白く、尾羽が二またに分かれている渡り鳥。「家・の・ 入り口・に・ つばめ・が・ 巣ー・を・ 作る。」

つぶ【粒】《名詞》 ①小さくて丸いもの。粒子。「飯・の・ つぶ」「薬・の・ つぶ」②集まっているものの、一つ一つの質や大きさ。「つぶ・の・ 揃っ・た・ 苺」〔⇒つぼ()⇒つぶつぶ【粒々】

つぶす【潰す】《動詞・サ行五段活用》 ①力を加えて、もとの形を壊したり、機能を失わせたりする。「じゃがいも・を・ つぶす。」「靴・を・ 履い・て・ つぶし・た。」②組織などを壊して、活動ができなくする。「あんな・ 会社・は・ つぶし・てまえ。」③空いている時間に何かをして費やす。時間を埋める。「お茶・ 飲ん・で・ 暇・を・ つぶし・た。」④体の機能を悪くする。「応援・を し・て・ 声・を・ つぶし・た。」「のど・を・ つぶす。」⑤面目を失わせる。顔向けができないようにする。「親・の・ 顔・を・ つぶし・やがっ・た。」⑥食べるために、家畜などを殺す。「1匹・ つぶし・て・ すき焼き・に・ する。」⑦大きな単位の金を、小銭に替える。「1万円札・を・ つぶす。」■自動詞は「つぶれる【潰れる】」

つぶつぶ【粒々】《名詞》 ①小さくて丸いもの。粒子。「仁丹・の・ つぶつぶ」②皮膚にたくさんできる、小さな盛り上がり。発疹。「つぶつぶ・を・ 掻い・たら・ 血・が・ 出る・ぞ。」③表面にたくさん並んでいる、小さな突起物。「点字・の・ つぶつぶ・を・ 押さえ・て・ 読む。」⇒つぶ【粒】、つぼ()②③⇒ぶつぶつ。⇒ほろせ〕

つぶる【瞑る】《動詞・ラ行五段活用》 目を閉じる。「塵・が・ 入り・そーに・ なっ・て・ 目ー・を・ つぶっ・た。」〔⇒つむる【瞑る】

つぶれ(釣瓶)】《名詞》 井戸から水を汲み上げるために、綱や長い竿の先に付けた桶。「つぶれ・で・ 水・を・ 汲む。」〔⇒つるべ【釣瓶】

つぶれる【潰れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①圧迫されて形が崩れたり、本来の機能が失われたりする。「卵・が・ つぶれ・た。」②組織などが壊れて、活動ができなくなる。「勤め・とっ・た・ 会社・が・ つぶれる。」③時間が無駄に過ぎる。何かを行うために、他のことができなくなる。「昼・まで・は・ 掃除・で・ つぶれ・た。」④体の機能が悪くなる。「声・が・ つぶれ・た。」⑤面目を失う。顔向けができなくなる。「親父・の・ 顔・が・ つぶれ・た。」⑤小銭に替えることができる。「5000円札・を・ つぶれる・ 人・は・ おら・へん・か。」■他動詞は「つぶす【潰す】」

つべこべ《副詞と》 ①あれこれと喋る様子。「長い・こと・ つべこべ・ 説明せ・ん・ 方・が・ えー・と・ 思う・けど・なー。」②不満や理屈をうるさく並べ立てる様子。「つべこべと・ いつ・まで・も・ 文句・を・ 言ー・な。」

つべたい(冷たい)】《形容詞》 ①固体や気体の温度が低くて、触れると冷ややかな感じがする。「ごっつい・ つべたい・ アイスクリーム・や。」②思いやりがない。人情味に欠ける。「つべたい・ 返事・を・ せ・んとい・てんか。」■対語①=「あつい【熱い】」「あちい【(熱い)】」〔⇒つめたい【冷たい】、ちめたい(冷たい)、ちべたい(冷たい)⇒ひやこい【冷やこい】、ひやっこい【冷やっこい】、ひやい【冷やい】

つぼ【壺】《名詞》 口が狭くて胴が丸く膨らんだ入れ物。「信楽焼・の・ 大けな・ つぼ」

つぼ()】《名詞》 ①小さくて丸いもの。粒子。「大けな・ つぼ・の・ 薬」②集まっているものの、一つ一つの質や大きさ。「つぼ・の・ 良()ー・ 林檎」〔⇒つぶ【粒】⇒つぶつぶ【粒々】

つぼ【坪】《名詞》 尺貫法での土地の広さの単位で、1坪はおよそ3.3平方メートルの広さ。1間四方の広さ。「この・ 広い・ 庭・は・ 何つぼ・ あり・まん・の。」「つぼ・ 10万円・の・ 土地」

っぽい《接尾語》 その傾向が強いということを表す言葉。「理屈っぽい・ もの・の・ 言ー方」「忘れっぽい・ 性格」「嘘っぽい・ 話」「鼠っぽい」〔⇒こい、っこい〕

つぼみ【蕾】《名詞》 花がこれから咲こうとする前に、開かないでふくらんでいるもの。「桜・の・ つぼみ・が・ 大きなっ・てき・た。」

つま【妻】《名詞》 ①夫婦のうちの女性の方。「あの・ 人・は・ 誰・の・ つま・なん・や。」②刺身などの料理に添えて出す、少しの量の野菜や海藻。「刺身・の・ つま」◆①は、自分の妻の場合は「にょーぼー【女房】」の他に、「かない【家内】」「うちの やつ【家の奴】」などと言うことの方が多い。〔⇒にょうぼう【女房】

つまさき【爪先】《名詞》 足や手の先の部分。履き物の先の部分。「つまさき・で・ 立っ・て・ 背伸びする。」「つまさき・で・ 碁石・を・ はじく。」「けつまずい・て・ つまさき・が・ 痛い。」

つまみ【抓み】《名詞》 ①機械や器具などで、指先で持ったり回したりするようにしたところ。「鍋・の・ つまみ・を・ 持つ。」「ラジオ・の・ つまみ・を・ 回す。」②酒などを飲むときに食べる簡単な料理。「何・ぞ・ うまい・ つまみ・を・ 作っ・てんか。」⇒あて【当て】

つまみぐい【抓み食い】《名詞、動詞する》 ①人に知られないようにして、こっそり食べること。「饅頭・を・ つまみぐいし・た・ん・は・ 誰・や。」②箸などを使わないで、手でつまんで食べること。「つまいぐい・なんか・ やめ・て・ 箸・を・ 使い・なはれ。」

つまむ【抓む】《動詞・マ行五段活用》 ①小さなものを、箸や指先で挟む。「豆・を・ つまむ。」②ちょっとした食べ物を手で取って食べる。「ビール・を・ 飲ん・で・ 南京豆・を・ つまむ。」■名詞化=つまみ【抓み】〔⇒つもむ(抓む)

つまようじ〔つまよーじ〕【爪楊枝】《名詞》 歯に挟まったものを取り除いたり、食べ物を差して取ったりするときに使う、先の尖った小さな棒。「つまよーじ・で・ 歯ー・を・ せせる。」〔⇒ようじ【楊枝】

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