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2017年4月12日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (347)    (通算2345回)

日常生活語 「て」⑪

 

てれる【照れる】《動詞・ラ行下一段活用》 自分のことが話題になって、人に注目されることを恥ずかしく思ったり、恥ずかしそうな様子を見せたりする。「てれ・んと・ ほんま・の・ こと・を・ 白状し・てみー・な。」

でれんと《副詞、動詞する》 だらしない姿勢で、動きが鈍い様子。弱ってしまって、寝そべっている様子。「でれんと・ 寝ころん・で・ テレビ・を・ 見・とる。」「暑ー・て・ 犬・が・ てれんと・ し・とる。」

てわけ【手分け】《名詞、動詞する》 一つの仕事を何人かで分担してすること。「てわけし・て・ 探す。」

()うつ〔てー()うつ〕【手()打つ】《動詞・タ行五段活用》 ある事態を予想して、必要な処置や方法を行う。「先・に・ てーおうっ・た・ 者(もん)・が・ 勝ち・や。」

()かける〔てー()かける〕【手()掛ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①念入りに、いろいろと世話をする。「てをかけ・て・ 子ども・を・ 育てる。」②暴力を手段にして、相手に働きかける。「女・の・ 子ー・に・ てーかけ・たら・ あか・ん・がな。」⇒て()だす【手()出す】

()かす〔てー()かす〕【手()貸す】《動詞・サ行五段活用》 他人の仕事・作業などに力を注いで、負担を軽くしてやる。手をさしのべる。「重たい・さかい・ ちょっと・ てーおかし・てんか。」〔⇒すける【助ける】、たすける【助ける】、てつだう【手伝う】、てったう【手伝う】

()きる〔てー()きる〕【手()切る】《動詞・ラ行五段活用》 関わり合うことをやめる。「あの・ 人・と・は・ てーおきっ・た・ 方・が・ 良()ー・ん・と・ 違い・まっ・か。」〔⇒て()ひく【手()引く】

()だす〔てー()だす〕【手()出す】《動詞・サ行五段活用》 ①ものごとを経験したり、働きかけたりする。しなくてもよいことにまで、してしまう。「競馬・に・ てーをだす。」②暴力を手段にして、相手に働きかける。「なんぼ・ 腹・が・ 立っ・ても・ てーをだし・て・ 怪我さ・し・たら・ あか・ん・よ。」⇒て()かける【手()掛ける】

()つける〔てー()つける〕【手()付ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①ものごとにとりかかる。着手する。「何・から・ てーをつけ・たら・ えー・ん・やろ・か。」②人のものをこっそり盗んで、自分のものとする。「会社・の・ 金・に・ てーつけ・たら・ あか・ん・ぞ。」③起こっていることについて対策を施す。「大水・で・ てーつけ・られ・へん・ので・ 逃げる・の・に・ 精いっぱいやっ・た。」「子ども・が・ 泣い・て・ てーをつけ・られ・へん。」◆③の「て()つける」を、打ち消しを伴った表現にするときは、助詞が変わって、「て()つけ・られ・へん」のようになることがある。また、「大火事・で・ てーのつけよーがなかっ・た・みたいや。」のような言い方もする。

()つなぐ〔てー()つなぐ〕【手()繋ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 協力する関係を取り結ぶ。足並みを揃える。「商店街・が・ てーつない・で・ 大売り出し・を・ し・とる。」〔⇒て()にぎる【手()握る】

()にぎる〔てー()なぎる〕【手()握る】《動詞・ガ行五段活用》 協力する関係を取り結ぶ。足並みを揃える。「阪急・と・ 阪神・が・ てーにぎっ・て・ ハイキング・の・ 催し・を・ し・よる。」〔⇒て()つなぐ【手()繋ぐ】

()ぬく〔てー()ぬく〕【手()抜く】《動詞・カ行五段活用》 しなければならないことを、いいかげんにする。しなければならない過程や段階などの一部を省く。「てーをぬい・とっ・たら・ 失敗する・ぞ。」

()はなす〔てー()はなす〕【手()離す、手()放す】《動詞・サ行五段活用》 ①握ったりつかんだりしていたのを止める。「鉄棒・から・ てをはなし・たら・ あか・ん・ぞ。」②集中して行っていることを一時中断する。「てーはなさ・れ・へん・ 仕事・が・ ある・さかい・ 誘わ・れ・ても・ 行か・れ・へん・ねん。」◆「て()はなす」を、打ち消しを伴った表現にするときは、助詞が変わって、「て()はなさ・れ・へん」のようになることがある。

()ひく〔てー()ひく〕【手()引く】《動詞・カ行五段活用》 関わり合うことをやめる。「あんた・に・ てーひか・れ・たら・ 困る・ねん。」〔⇒て()きる【手()切る】

()ひろげる〔てー()ひろげる〕【手()広げる】《動詞・ガ行五段活用》 仕事や関わる内容の範囲や規模を大きくする。「てーをひろげ・過ぎ・たら・ 会社・が・ 潰れる・ぞ。」

()やく〔てー()やく〕【手()焼く】《動詞・カ行五段活用》 自分の力では対応できないようなものに対して、持て余す。「暴走族・が・ 走り回っ・て・ 警察・も・ てーをやい・とる・みたいや。」

()やすめる〔てー()やすめる〕【手()休める】《動詞・マ行下一段活用》 集中して取り組んでいた仕事などから離れて、一休みする。「てーをやすめ・て・ お茶・でも・ 飲み・まへ・ん・か。」

てん【天】《名詞》 ①地上の上に広がっている空間。「てん・から・ 雨・が・ 降っ・てくる。」②神のいるところ。また、神。「神さん・が・ てん・から・ 見・とっ・て・や。」■対語=「ち【地】」⇒そら【空】

てん【点】《名詞》 ①一画で書いたり、筆記具の先を置いただけで施したりしたような、小さなしるし。「五人・の・ 名前・に・ てん・の・ 印・が・ つい・とる・の・は・ どーゆー・ 意味・かいなー。」②句読点のうちの、文の途中につける読点。「てん・の・ ない・ 文章・は・ 読みにくい。」③特に強調する言葉の横に施すしるし。「字ー・に・ てん・が・ つけ・てある・ ところ・は・ 大事な・ ところ・や・さかい・ 忘れ・ん・よーに・ し・なはれ。」④試験の正誤。成績評価を表す数。「答案・に・ てん・を・ 付ける。」①②③⇒てぼ、ちょぼ〕

てん《終助詞》 過去に関することで、相手に念を押したり、強調したりするときに使う言葉。「神戸・で・ 買い・まし・てん。」◆現在および未来に関することを述べる場合は「ねん」を使う。

でん〔でーん〕《感動詞》 子どもの遊びで、相手にタッチするときに、相手に気付かせるために発する言葉。「でーん・ つかまえ・た・ぞー。」

てんいん【店員】《名詞》 店に勤めている人。店で働いている人。「てんいんさん・の・ 教育・が・ えー・ 店・で・ 買い・たい・もんや。」

てんか《終助詞》 相手に対して勧誘や依頼の気持ちを伝える言葉。してくれないか。「安ー・ する・さかい・ 買()ー・てんか。」「もっと・ わかる・よーに・ 説明し・てんか。」

でんか【殿下】《名詞》 天皇・皇后など以外の皇族を敬って呼ぶ言葉。「皇太子でんか」

てんかす【天滓】《名詞》 天ぷらを揚げるときにできる、小さなころもの集まり。「うどん・に・ てんかす・を・ 載せる。」

てんかふん〔てんかふ〕【天花粉】《名詞》 あせもの治療や予防のために使う、瓜の根からとった白い粉。「風呂上がり・に・ てんかふ・を・ つけ・たら・ 気持ち・が・ 良()ー。」

てんかん《名詞》 発作的に意識障害や痙攣が起こる病気。「てんかん・(を・) かく。」

てんき【天気】《名詞》 ①晴れ・曇り・雨、気温、風の具合などの空模様。「明日・の・ てんき・は・ 雨・やろ・か。」②雨が降ったり雲が出たりしていなくて、青空が見えて空模様がよいこと。「てんき・が・ 続い・とる。」③人の心が外に現れる様子。「あいつ・の・ てんき・は・ 急に・ 変わる。」①②⇒ひより【日和】、おてんき【お天気】⇒はれ【晴れ】

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