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2017年4月14日 (金)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (349)    (通算2347回)

日常生活語 「て」⑬

 

でんしゃみち【電車道】《名詞》 ①電車などを走らせるために、レールが敷いてあるところ。「でんしゃみち・が・ ある・さかい・ 踏切・に・ 気ー・ つける・ん・や・で。」「でんしゃみち・の・ 北・に・ ある・ 田圃」②市街電車を走らせるために、レールが敷いてある道路。「でんしゃみち・に・ 大けな・ 店・が・ 並ん・どる。」■類語=「てっとうみち【(鉄道道)】」

てんじょう〔てんじょー、てんじょ〕【天井】《名詞》 部屋裏を覆い隠したり保温をしたりするために、部屋の上部に薄い板を張りつめたもの。「てんじょー・に・ 蜘蛛・が・ おる。」

でんしんばしら【電信柱】《名詞》 空中に張った電線や電話線を支えるための柱。「でんしんばしら・の・ トランス・から・ 火花・が・ 出・とる。」◆電気を送る線であっても、電信電話のための線であっても、「でんしんばしら【電信柱】」「でんしんぼう【電信棒】」と言う。〔⇒でんしんぼうぎ【電信棒木】、でんしんぼう【電信棒】、ぼうぎ【棒木】、でんちゅう【電柱】

でんしんぼう〔でんしんぼー、でんしんぼ〕【電信棒】《名詞》 空中に張った電線や電話線を支えるための柱。「犬・が・ でんしんぼー・に・ 小便・を・ かけ・とる。」〔⇒でんしんばしら【電信柱】、でんしんぼうぎ【電信棒木】、ぼうぎ【棒木】、でんちゅう【電柱】

でんしんぼうぎ〔でんしんぼーぎ〕【電信棒木】《名詞》 空中に張った電線や電話線を支えるための柱。「まるで・ でんしんぼーぎ・みたいに・ 立っ・た・まま・ 聞ー・とっ・てん。」〔⇒でんしんばしら【電信柱】、でんしんぼう【電信棒】、ぼうぎ【棒木】、でんちゅう【電柱】

てんすう〔てんすー〕【点数】《名詞》 学習成績の評価や、試合の成績などを、数字で表したもの。「合格する・よーな・ てんすー・が・ とら・れ・へん。」 

てんせん【点線】《名詞》 たくさんの点が並んでできた線。「てんせん・の・ ところ・で・ 折り曲げる。」◆実線のことは、単に「せん【線】」と言う。

でんせん【電線】《名詞》 電気を通す、金属の線。「台風・で・ でんせん・が・ 切れ・た。」〔⇒でんきのせん【電気の線】

でんせんびょう〔でんせんびょー〕【伝染病】《名詞》 赤痢・コレラ・チフスなど、病原となる微生物などによって他の人にうつっていく病気。「でんせんびょー・の・ 人・を・ 隔離する。」

でんち【電池】《名詞》 ①薬、金属、光などの働きによって、電流が起こるようにしてある仕掛け。「でんち・で・ 動く・ おもちゃ」②それを電源とする、持ち運びできる電灯。「でんち・が・ なかっ・たら・ 暗い・ぞ。」〔⇒かんでんち【乾電池】⇒かいちゅうでんとう【懐中電灯】、かいちゅうでんき【懐中電気】、かいちゅうでんち【懐中電池】

でんち【田地】《名詞》 田圃として利用する土地。耕作している田圃。「あんたとこ・は・ でんち・が・ ぎょーさん・ あっ・て・ よろしー・なー。」

でんちく【電蓄】《名詞》 手回し式ではなく、電気の力を用いてレコード盤を回転させて、音を電気的に再生する器械。電気蓄音機。「でんちく・で・ 音楽・を・ 聞く。」

でんちゅう〔でんちゅー〕【電柱】《名詞》 空中に張った電線や電話線を支えるための柱。「昔・の・ でんちゅー・は・ 木ー・で・ でけ・とっ・た・さかい・ ぼーぎ・と・ 言()ー・た・ん・や。」〔⇒でんしんばしら【電信柱】、でんしんぼうぎ【電信棒木】、でんしんぼう【電信棒】、ぼうぎ【棒木】

てんちょう〔てんちょー〕【店長】《名詞》 店の責任者。「コンビニ・の・ てんちょー・を・ し・とる。」

てんで《副詞》 そのことを強く否定する気持ちを表す言葉。まったく問題にならない様子を表す言葉。そのようにする意志がまったくない様子を表す言葉。「てんで・ わから・なんだ。」「てんで・ 話・に・ なら・へん。」◆後ろに打ち消しの言葉を伴うことが多い。〔⇒ねっから【根っから】、ねからはから【根から葉から】、まるきり【丸きり】、まるっきり【丸っきり】、とんと、てんと、ぜんぜん【全然】

てんてき【点滴】《名詞、動詞する》 薬や栄養分の入った液を、少しずつ静脈に注入すること。「1本・の・ てんてき・を・ 打つ・の・に・ 時間・が・ かかる。」

てんてこまい【てんてこ舞い】《形容動詞や()、動詞する》 忙しく慌てふためいて休む隙なく立ち動く様子。「昔・は・ 家・で・ 葬式・(を・) し・とっ・た・さかい・ てんてこまいし・とっ・た。」〔⇒きりきりまい【きりきり舞い】

てんでばらばら《副詞に》 思い思いに行動して、まとまりがない様子。「てんでばらばらに・ 逃げる。」〔⇒てんてんばらばら〕

てんてん【点々】《名詞》 ①一画で書いたり、筆記具の先を置いただけで施したりしたような、小さなしるしが2つ並んでいるもの。「印・の・ てんてん・を・ 付ける。」②小さなしるしを2つ、重なりそうに書いて、同じであることを表す符号。「上・と・ 同じや・さかい・ てんてん・を・ 打っ・とき・なはれ。」③仮名文字の右肩につけて、濁音であることを表す符号。「てんてん・を・ つけ・たら・ [か]・が・ [が]・に・ なる。」◆一つであっても「てんてん【点々】」と言うことがある。〔⇒てぼてぼ、ちょぼちょぼ〕

てんてん【点々】《副詞と》 ①小さく見えるものが、あちらこちらに散らばっている様子。「てくさり〔=曼珠沙華〕・が・ あっちこっち・に・ てんてんと・ 咲い・とる。」②しずくなどが一滴ずつしたたる様子。「指・を・ 切っ・た・ので・ 血・が・ てんてんと・ 落ち・た。」

てんてん《名詞》 額よりも上の部分。体のいちばん上の部分。「今日・は・ 熱い・さかいに・ てんてん・に・ 帽子・を・ かぶり・よ。」◆幼児語。〔⇒おつむ、あたま【頭】

てんてん《名詞》 顔や体を拭くために使う、日本風の木綿の細長い布。「てんてん〔=頭のてっぺん〕・に・ てんてん〔=手拭い〕・を・ 載せ・て・ 風呂・に・ つかる。」◆西洋風のタオルのことを言う場合もある。◆幼児語。〔⇒てぬぐい【手拭い】、てのごい(手拭い)、てのぐい(手拭い)

てんてんする《動詞・サ行変格活用》 軽く、やさしくたたく。「おつむ〔=頭〕・を・ てんてんする・」「おつむ・ てんてん。」◆幼児語。

てんてんばらばら《副詞に》 思い思いに行動して、まとまりがない様子。「てんてんばらばらに・ なっ・て・ 運動場・を・ 走り回る。」〔⇒てんでばらばら〕

でんでんむし【でんでん虫】《名詞》 木の葉などのような湿ったところにすむ、渦巻き状の殻を背負った貝。「でんでんむし・が・ 雨・に・ 濡れ・とる。」〔⇒かたつむり【蝸牛】

テント〔てんと〕【英語=tent】《名詞》 雨や日光をさえぎるために張るもので、取り外して容易に移動できるようにした、骨組みと布などからできている仮設の幕や小屋。「運動会・の・ 準備・に・ てんと・を・ はる。」〔⇒てんまく【天幕】

てんと《副詞》 ①そのことを強く否定する気持ちを表す言葉。まったく問題にならない様子を表す言葉。「てんと・ あいつ・に・は・ 勝た・れ・へん。」②全くそのようである様子。すっかり。「てんと・ 忘れ・ても・とっ・た。」◆①は、後ろに打ち消しの言葉を伴うことが多い。〔⇒とんと。⇒ねっから【根っから】、ねからはから【根から葉から】、まるきり【丸きり】、まるっきり【丸っきり】、てんで、ぜんぜん【全然】

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