« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (349)    (通算2347回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (351)    (通算2349回) »

2017年4月15日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (350)    (通算2348回)

日常生活語 「て」⑭

 

てんと〔てーんと〕《副詞》 ①人がどっかりと腰を落ち着けた様子。ものがどっかりと存在する様子。「椅子・に・ 座っ・た・まま・ てんと・ し・て・ 動か・へん。」②無造作に、何気なく存在する様子。「玄関・に・ てんと・ 野菜・が・ 置い・てある・けど・ 誰・が・ 持っ・てき・てくれ・た・ん・やろ。」⇒でんと〕

でんと〔でーんと〕《副詞》 人がどっかりと腰を落ち着けた様子。ものがどっかりと存在する様子。「大きな・ 壺・が・ でんと・ 置い・てある。」「椅子・に・ でーんと・ 座っ・とる。」◆「てんと」よりも重々しさや不動の様子が強く感じられる。〔⇒てんと〕

てんとうむし〔てんとーむし、てんとむし〕【天道虫】《名詞》 半球の形をして、赤い背面には黒い斑点がある小さな昆虫。「かいらしー・ てんとーむし・が・ 葉ー・に・ とまっ・とる。」

でんねつ【電熱】《名詞》 電気コンロなどの、ニクロム線に電流を通して熱を出させる器具。また、そのように熱を出させる作用。「でんねつ・の・ スイッチ・を・ 切り忘れ・たら・ 危ない・よ。」

てんねんしょく【天然色】《名詞》 写真、印刷物、映画などで、自然に近い色を用いて表現してあること。また、そのように表現されたもの。「てんねんしょく・の・ 映画」◆映画のうたい文句には「総天然色」という言葉が使われた。どうして「総」と言う文字がつくのか不思議に思ったことがあるが、第一次南極探検を扱った記録映画の一部がモノクロであったのを見て、「総」とつけることを、妙に納得した記憶がある。◆「カラー【英語=color】」という言葉が広く使われるにつれて「てんねんしょく【天然色】」は急速に使われなくなった。テレビが白黒からカラーに移行する過渡期に、テレビ画面の片隅に「カラー」という文字が書かれていたことがあったのが、妙に懐かしい。■対語=「しろくろ【白黒】」〔⇒カラー【英語=color、いろつき【色付き】

てんのう〔てんのー〕【天皇】《名詞》 日本の国の象徴である君主。「てんのー・が・ フランス・を・ 訪問する。」〔⇒てんのうへいか【天皇陛下】

てんのうたんじょうび〔てんのーたんじょーび〕【天皇誕生日】《名詞》 国民の祝日の一つで1223日に設定されており、天皇の誕生を祝う日。「昔・は・ 4月・の・ 29日・が・ てんのーたんじょーび・やっ・た。」

てんのうへいか〔てんのーへーか〕【天皇陛下】《名詞》 日本の国の象徴である君主。「てんのーへーか・が・ 大相撲・を・ 見る。」〔⇒てんのう【天皇】

てんばつ【天罰】《名詞》 悪いことに対して、人の仕返しなどで行うことではなく、天が与えるという罰。自然のむくい。「そら・ みー・ てんばつ・が・ あたっ・た・ん・や。」

てんぴ【天日】《名詞》 太陽の光や熱。「魚・を・ 割い・て・ てんぴ・で・ 乾かす。」

てんびき【天引き】《名詞、動詞する》 支払う額から、決まった額をあらかじめ差し引くこと。「親睦会費・が・ 給料・から・ てんびきさ・れ・とる。」「税金・は・ てんびき・や。」

でんぴょう〔でんぴょー〕【伝票】《名詞》 お金の出し入れや、商品の受け渡しなどを確認して連絡するのに使う書き付け。「忘れ・ん・よーに・ でんぴょー・を・ 貰(もろ)・とき・たい・ねん。」

てんぷく【転覆】《名詞、動詞する》 車両や船などがひっくり返ったり、横倒しになったりすること。「電車・が・ 衝突し・て・ てんぷくし・た。」動詞⇒でんぐりがえる【でんぐり返る】、でんぐりがやる【でんぐり返る】

てんぶくろ【天袋】《名詞》 押入などの上に作った、小さな戸棚。「大事な・ もん・や・さかい・ てんぶくろ・に・ 入れ・とく・わ。」

てんぷら【ポルトガル語=temperoから。天麩羅】《名詞、動詞する》 ①魚、肉、野菜などに、水で溶いた小麦粉を付けて、油で揚げた料理。「白身・の・ 魚・の・ てんぷら」②すり身にした魚肉に人参や牛蒡などを混ぜて、油で揚げた食べ物。(すり身だけで作ることもある。)「牛蒡・の・ 入っ・た・ てんぷら」③手に何も持たないこと。土産などを持参しないこと。◆ふざけて、「てぶら」をこのように発音することがある。「てんぷら・で・ 寄せ・てもらい・まし・てん。」◆③は、ふざけて「てぶら【手ぶら】」をこのように発音することがある。〔⇒てんぽら【ポルトガル語=temperoから】⇒あげもん【揚げ物】、フライ【英語=fry

でんぷん【澱粉】《名詞》 ①米、麦、芋などに多く含まれている成分である炭水化物。「でんぷん・の・ 多い・ 食べ物」②馬鈴薯などをすりつぶし、水にさらして取る白い粉。「でんぷん・を・ 入れ・て・ 粘り・を・ 出す。」

でんぽう〔でんぽー〕【電報】《名詞》 文字や符号を電信で送ること。また、それを印した書類。「お祝い・の・ でんぽー・を・ 打つ。」

でんぽう〔でんぽー、でんぽ〕《名詞》 体を撲ったときにできる、こぶのような膨らみ。腫れ物。「こけ・て・ でぼちん・に・ 赤い・ 大きな・ でんぽ・が・ でけ・た。」

てんぽら【ポルトガル語=temperoから。天麩羅】《名詞、動詞する》 ①魚、肉、野菜などに、水で溶いた小麦粉を付けて、油で揚げた料理。「野菜・を・ てんぽら・に・ する。」②すり身にした魚肉に人参や牛蒡などを混ぜて、油で揚げた食べ物。(すり身だけで作ることもある。)「てんぽら・を・ おでん・に・ 入れる。」③手に何も持たないこと。土産などを持参しないこと。「来る・ん・やっ・たら・ てんぽら・で・ 来()・なはれ・よ。」◆③は、ふざけて「てぶら【手ぶら】」をこのように発音することがある。〔⇒てんぷら【ポルトガル語=temperoから】⇒あげもん【揚げ物】、フライ【英語=fry

てんま【伝馬】《名詞》 釣りなどに使う、小さな木の船。「てんま・に・ 乗っ・て・ 釣り・を・ する。」◆一回り大きいものを「かりこ」と言う。

てんまく【天幕】《名詞》 雨や日光をさえぎるために張るもので、取り外して容易に移動できるようにした、骨組みと布などからできている仮設の幕や小屋。「キャンプ・に・ てんまく・を・ 持っ・ていく。」〔⇒テント【英語=tent

てんまど【天窓】《名詞》 光を入れたり、煙を出したりするために、屋根にあけた窓。「台風・で・ 瓦・が・ 飛ん・で・ てんまど・が・ めげ・た。」「てんまど・から・ お月さん・が・ 見える。」

てんや【てん屋】《名詞》 金属や衣類や紙類などの廃品を回収する業者。「時々・ てんや・が・ 金物・を・ 寄せ・に・ 来る。」〔⇒よせや【寄せ屋】、ぼろや【襤褸屋】、くずや【屑屋】

てんらんかい【展覧会】《名詞》 作品や製品などを並べて、大勢の人に見せる催し。「夏休み・の・ 宿題・の・ てんらんかい」

でんわ【電話】《名詞、動詞する》 音声を電気信号に変えて、遠くの人と話ができるようにした機械。また、その機械を用いて話をすること。「中止・の・ 連絡・を・ でんわ・で・ する。」「携帯・やのー・て・ 家・の・ でんわ・に・ かかっ・てき・た。」

 

 

|

« 【書籍版】明石日常生活語辞典 (349)    (通算2347回) | トップページ | 【書籍版】明石日常生活語辞典 (351)    (通算2349回) »