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2017年4月17日 (月)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (352)    (通算2350回)

日常生活語 「と」②

 

とう〔どう、とー、どー〕《助動詞》 ①動作や状態が継続していることを表す言葉。…しつつある。…している。「日・が・ 照っ・とー。」「1時間・も・ 停電・を・ し・とー。」「朝・から・ ずっと・ 漫画・を・ 読ん・どー。」②過去の習慣や経験などを表す言葉。「昔・は・ 煙草・を・ 吸ー・とー・ 時期・が・ あっ・てん。」③相手や第三者の行動を非難する気持ちで使う言葉。自分・の・ 言ー・たい・ こと・だけ・を・ 言()ー・とー。」④動作や状態が終了したり完結したりしていることを表す言葉。…してしまっている。「油・の・ 値ー・が・ 高ー・ なっ・とー。」「西瓜・が・ 大きー・ なっ・とー。」〔⇒とる。①②②⇒よる。①④⇒ている【て居る】、ておる【て居る】

どう〔どー〕【銅】《名詞》 曲げたり延ばしたりの加工がしやすく、熱や電気をよく伝える、赤みがかった金属(元素)。「10円・の・ お金・は・ どー・で・ でき・とる。」〔⇒あか【銅、赤()、あかがね【銅、赤金】

どう〔どー〕【胴】《名詞》 ①頭や首や手足などを除いた、体の中ほどの部分。「どー・の・ 周り・が・ 90センチ・も・ ある。」②ものの腹部にあって、付属の部分を除いた真ん中のあたり。「この・ 壺・は・ どー・の・ あたり・が・ きれーや・なー。」〔⇒どうたい【胴体】

どう〔どー〕《副詞》 どのように。「どー・ し・たら・ えー・ねん・やろ。」■類語=「こう」「そう」「ほう」「ああ」〔⇒どない〕

どういう〔どーゆー〕【どう言う】《連体詞》 どのような。「どーゆー・ 具合・に・ 言()ー・たら・ わかっ・てくれる・ん・やろか。」

どういうよう〔どーゆーよー〕【どう言う様】《形容動詞や()》 どのような様子。「凧・は・ どーゆーよーな・ 揚げ方・を・ し・たら・ うまいこと・ いく・ん・やろ・か。」

とうお【十】《名詞(数詞+助数詞) ①自然数の9に、1を加えた数で、個数などをかぞえる場合に使う言葉。「箱・が・ とうお・ 要り・ます・ねん。」②10歳。「孫・は・ もーじき・ とうお・に・ なる。」◆1から10までの数え方は、ふつう、「ひとつ【一つ】、ふたつ【二つ】、みっつ【三つ】、よっつ【四つ】、いつつ【五つ】、むっつ【六つ】、ななつ【七つ】、やっつ【八つ】、ここのつ【九つ】、とうお【十】」と言う。その次は「じゅういち【十一】、じゅうに【十二】、じゅうさん【十三】、じゅうし【十四】、じゅうご【十五】、じゅうろく【十六】、じゅうひち【十七】、じゅうはち【十八】、じゅうく【十九】、にじゅう【二十】」と言う。〔⇒とお【十】

とうおい【遠おい】《形容詞》 ①そのものとの距離の隔たりが大きい。「とうおい・ ところ・まで・ 来・てくれ・て・ おーきに。」②そのものとの時間の隔たりが大きい。「とうおい・ 前・の・ こと・や。」③そのものとの血縁やつながりが薄い。「とうおい・ 親戚・や。」④ある数値から離れている。「利益・は・ 100万円・に・は・ だいぶ・ とうおい。」⑤近くの細かい字などをはっきりと見ることができない目である。「年・を・ とっ・て・ 目・が・ とうおー・ なっ・た。」⑥よく聞こえない。「耳・が・ とうおー・て・ よー・ 聞こえ・へん。」■対語=「ちかい【近い】」〔⇒とおい【遠い】

どうか〔どーか〕《動詞する》 いろいろな工夫や努力をして、課題などを実現しようとする気持ちを表す言葉。「どーかし・て・ 留学し・たい・ねん。」〔⇒どないか、なんとか〕

どうか〔どーか〕《副詞》 ①自分の願いが実現するように神仏などに祈る気持ちを表す言葉。「どーか・ 合格・を・ さし・てください。」②人に勧めたり頼んだりして、自分の願いをかなえたいという気持ちを表す言葉。「どーか・ 力・に・ なっ・てください・な。」〔⇒なんとか【何とか】、どうぞ、どないか〕

どうか〔どーか〕《副詞》 十分ではないが、行為や状態などが、曲がりなりにも目的にかなうことを表す言葉。良い結果に到達するまでに時間や手数がかかることを表す言葉。何とかして。やっとのことで。「一月・ 経っ・て・ どーか・ 出来上がっ・た。」〔⇒どうにかこうにか、どうぞこうぞ、どうやらこうやら、どうなとこうなと、どうにか、どうぞ、どうやら、どうなと、どうなりこうなり、なんとか【何とか】、なんとかかんとか【何とかかんとか】

とうがき〔とーがき、とがき〕【唐柿】《名詞》 大きな葉をしている背の低い木で、秋に鶏卵ぐらいの大きさで黒紫色をした甘い実をつける木。また、その実。「庭・に・ とーがき・を・ 植える。」〔⇒いちじく【無花果】

どうかしたら〔どーかしたら〕《副詞》 何かの事情が生じた場合は。都合や場合によっては。「景気・は・ どーかしたら・ そろそろ・ 良()ーなる・やろ。」〔⇒どうかすると、どうやすると、どうやしたら、どないかしたら、どないかすると、どないやしたら、どないやすると、ひょっとしたら、ひょっとすると、もしかすると【若しかすると】、もしかしたら【若しかしたら】

どうかすると〔どーかすると〕《副詞》 何かの事情が生じた場合は。都合や場合によっては。「頑張っ・た・さかい・ どーかすると・ 成績・は・ 上がる・か・ わから・ん・ぞ。」〔⇒どうかしたら、どうやすると、どうやしたら、どないかしたら、どないかすると、どないやしたら、どないやすると、ひょっとしたら、ひょっとすると、もしかすると【若しかすると】、もしかしたら【若しかしたら】

とうがたつ〔とーがたつ〕【薹が立つ】《動詞・タ行五段活用》 ①野菜などが堅くなって、盛りを過ぎる。「とーがたっ・た・ キャベツ・や・さかい・ 美味(うも)ない・なー。」②活動するのに最適の年齢を過ぎる。若さがなくなる。「わしらー・は・ もー・ とーがたっ・とる・さかい・ 若い・ 人・に・ 頑張っ・てもろ・たら えー・ねん。」

とうから〔とーから〕【疾うから】《副詞》 ずっと以前から。早くから。既に。「とーから・ わかっ・とっ・た・ん・や。」「とーから・ 来・て・ 待っ・てまし・た・ん・や・でー。」〔⇒とうに【疾うに】

とうがらし〔とーがらし〕【唐辛子】《名詞》 細長い実が深紅色になり、香辛料として使われる植物。また、その実を乾燥させて粉にしたもの。「とうがらし・が・ ききすぎ・て・ 辛い・なー。」〔⇒とんがらし(唐辛子)

どうき〔どーき〕【同期】《名詞》 入学や卒業や、入社などが同じ時であること。また、そのような間柄の人。「どーき・の・ 友達・と・ 時々・ 一緒に・ 飲み・ます・ねん。」〔⇒どうきゅう【同級】

どうき〔どーき〕【動悸】《名詞、動詞する》 不快や不安を感じるほどに、心臓が普段に比べて激しく打つこと。「思いっ切り ・ 走っ・た・さかい・ どーき・が・ とまら・へん。」

とうきび〔とーきび〕【唐黍】《名詞》 高さ2メートルぐらいになる植物の葉の付け根にできるもので、円柱形の軸に黄色い実がぎっしり並んでついている作物。「とーきび・を・ 焼い・て・ 食う。」〔⇒なんば(南蛮)、きび【黍】

どうきゅう〔どーきゅー〕【同級】《名詞》 入学や卒業が同じ時であること。学年が同じであること。「どーきゅー・の・ 者・ 同士・ 仲・が・ えー。」〔⇒どうき【同期】

どうきゅうせい〔どーきゅーせー〕【同級生】《名詞》 入学や卒業が同時期である人。クラスが同じである人。「どーきゅーせー・の・ 集まり」◆在校時にはクラスが同じである人を言うことが多く、卒業後には入学や卒業が同時期である人を言うことが多い。

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