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2017年4月18日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (353)    (通算2351回)

日常生活語 「と」③

 

どうぐ〔どーぐ〕【道具】《名詞》 ものを作ったり、何かの作業をしたりするようなときに使う、さまざまな用具。「左官(しゃかん)さん・の・ どーぐ」

とうげ〔とーげ〕【峠】《名詞》 ①山道を登りきって、それを過ぎれば下りになるところ。「とーげ・まで・ 行っ・たら・ 向こー・の・ 村・が・ よー・ 見え・た。」②ものごとの勢いの最高のところ。全盛期。「暑さ・も・ そろそろ・ とーげ・やろ・なー。」

どうけ〔どーけ〕《名詞》 野原や道端にある肥料溜め。野壺。「田圃・の・ どーけ・に・ はまる。」

とうこう〔とーこー〕【登校】《名詞、動詞する》 児童や生徒などが授業を受けるために学校へ行くこと。「みんな・で・ 一緒に・ とーこーする。」■対語=「げこう【下校】」

どうこう〔どーこー〕《副詞と》 いろいろな事態を、特定しないまま述べるのに用いる言葉。あれこれ話題にしたり批判したりすることを表す言葉。「どーこー・ 言()ー・た・かて・ もー・ 間に合わ・へん。」〔⇒どないこない、どうのこうの〕

どうさ〔どーさ〕【動作】《名詞、動詞する》 何かをしようとして、手足や体を動かすこと。また、その動き。「大きな・ どうさ・を・ し・て・ みんな・に・ わかる・よーに・ 知らす。」「どーさ・が・ 鈍い。」

どうさ〔どーさ〕【動作】《形容動詞や()、動詞する》 ①ものごとに対応したり処理したりするのに、苦しんだり苦労したりする様子。「会長・に・ なっ・て・ どーさし・とっ・てや。」②手数や手間をかける様子。「細かい・ 仕事・で・ どーさな・ こと・でん・な。」③自分にとっては不可能だと思われる様子。「今月中・に・ せー・(と・) 言う・の・は・ どーさな・ 話・や。」①③⇒なんぎ【難儀】、なぎ(難儀)

とうざいなんぼく〔とーざいなんぼく〕【東西南北】《名詞》 方角を表す東と西と南と北。転じて、四方。あらゆる方角。「京都・の 町・は・ とーざいなんぼく・ 碁盤・の・ 目ー・みたい・に・ なっ・とる。」「とーざいなんぼく・ どこ・から・も・ 攻め・てこ・られ・た。」

とうじ〔とーじ〕【当時】《名詞》 何かの時代や、何かがあったり起こったりした、その時。「とーじ・は・ 食う・ もん・が・ なかっ・た。」

とうじ〔とーじ〕【冬至】《名詞》 二十四節気のひとつで、1222日頃の、一年のうちで昼間が最も短くなる日。「とーじ・に・ 南瓜(なんきん)・を・ 食べる。」■対語=「げし【夏至】」

とうじ〔とーじ〕【杜氏】《名詞》 酒蔵で日本酒などをつくる職人で、酒造会社の正社員でなく、冬季だけ酒造りに従事する人。「丹波・から・ とーじ・の・ 人・が・ 来る。」〔⇒くらびと【蔵人】

どうし〔どーし〕【同士、同志】《名詞》 ①同じような考えなどを持つ仲間。「似・た・者・ どーし・で・ 酒・を・ 飲む。」②互いにある関係や位置にある者の関係。「親子・どーし・で・ 山・に・ 登る。」「敵・どーし」

どうじ〔どーじ〕【同時】《名詞》 何かが行われるのが、時間や時刻の上でずれのないこと。同じ時や同じ瞬間。「兄弟・が・ どーじ・に・ 入学し・た・さかい・ 入学金・が・ たいへんや。」「雨・と・ どーじ・に・ 風・も・ 強ー・ なっ・た。」「どーじ・に・ テープ・を・ 切っ・た。」

どうして〔どーして〕《副詞》 ①そこに至った経緯・経過や方法などを尋ねるのに用いる言葉。「ここ・まで・ 独り・で・ どーして・ やって来・た・ん・や。」「どーして・ 運ん・だら・ えー・ん・やろ。」②どういう原因・理由などがあってそのようになったのかという疑問や不審の気持ちを表す言葉。「どーして・ わかっ・てくれ・へん・の・や。」「どーして・ みんな・は・ 反対せ・なんだ・ん・や。」〔⇒どないして。⇒なぜ【何故】、なんぜ(何故)、なで(何故)、なんで(何故)、どないして〕

どうしても〔どーしても〕《副詞》 ①あれこれしても実現しそうにないということを表す言葉。「どうしても・ 借金・は・ 返さ・れ・へん。」②そのことが不可避であることを表す言葉。どのようにしても必ず。「どーしても・ 負け・られ・へん・ 試合・や。」◆①②ともに、後ろに、打ち消しの言葉が伴う。〔⇒どないしても。⇒とても、とっても〕

とうじなんきん〔とーじなんきん〕【冬至南瓜】《名詞》 冬至の日に食べるのが良いとされているカボチャ。冬至の頃まで保存するカボチャ。「とーじなんきん・ 食()ー・て・ 元気・を・ 出す。」

どうじょう〔どーじょー〕【道場】《名詞》 柔道や剣道などの武術を教えたり練習したりするところ。「1週間・に・ 1回・ 柔道・の・ どーじょー・に・ 通(かよ)・てます。」

とうしん〔とーしん〕【燈芯】《名詞》 ランプなどの、灯油に浸して火をともす紐状のもの。「真っ白・な・ とーしん・に・ 火・を・ つける。」

どうせ〔どーせ〕《副詞》 自分の意志や希望に反して、好ましくない状況などが成り立ってしまうように決まっていると思って、そのことについてあきらめの気持ちやふてくされた気持ちなどを表す言葉。「いろいろ・ やっ・てみ・ても・ どーせ・ うまい・こと・ いか・ん・やろ。」

どうせやったら〔どーせやったら〕《副詞》 相手に負担や迷惑をかけているのであるが、さらに願えることであれば、もうひとつ負担をかけたいという場合に言う言葉。選択肢が2つ以上考えられるときに、できればこちらを選んでほしいという気持ちを表す言葉。「どーせやったら・ 一緒に・ ついてき・てくれ・へん・か。」〔⇒どうせなら〕

どうせなら〔どーせなら〕《副詞》 相手に負担や迷惑をかけているのであるが、さらに願えることであれば、もうひとつ負担をかけたいという場合に言う言葉。選択肢が2つ以上考えられるときに、できればこちらを選んでほしいという気持ちを表す言葉。「どーせなら・ ちゃんと・ 洗(あろ)・て・から・ 返し・てほしい・なー。」〔⇒どうせやったら〕

とうせん〔とーせん〕【当籤】《名詞、動詞する》 抽選などで選ばれること。くじに当たること。「大売り出し・の・ くじ・で・ とーせんし・た。」〔⇒あたり【当たり】

とうせん〔とーせん〕【当選】《名詞、動詞する》 ①選挙での得票数が多くて、選ばれること。「市会議員・に・ とーせんする。」②優れた作品などを決める選考で、選ばれること。「とーせんし・た・ 小説・が・ 本・に・ なる。」■対語=「らくせん【落選】」⇒にゅうせん【入選】

とうぜん〔とーぜん〕【当然】《形容動詞や()》 どう考えても、そのようであるべきだと思われる様子。「あんた・は・ とーぜん・ 行か・んと・ あか・ん。」「税金・を・ 払う・の・は・ とーぜんの・ こと・やろ。」〔⇒あたりまえ【当たり前】、あたりまい(当たり前)、あたりき【当たりき】、あたりきしゃりき【当たりきしゃりき】

どうぞ〔どーぞ〕《副詞》 ①自分の願いが実現するように神仏などに祈る気持ちを表す言葉。「どーぞ・ 幸せな・ 一年・で・ あり・ます・よーに。」②人に勧めたり頼んだりして、自分の願いをかなえたいという気持ちを表す言葉。「どーぞ・ よろしゅー・に・ お頼(たの)申し・ます。」③相手にものを与えたり許可をしたりするときに使う言葉。「どーぞ・ 入っ・てください。」「どーぞ・ 好きな・よーに・ し・てください。」①②⇒なんとか【何とか】、どうか、どないか〕

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