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2017年4月23日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (358)    (通算2356回)

日常生活語 「と」⑧

 

とか《副助詞》 ①同じようなものをいくつか並べて言うときに使う言葉。「犬・とか・ 猫・とか・を・ 飼う。」②わからない場合や、あいまいに表現したい場合などに、特定しないで言うときに使う言葉。「何・とか・ 言()ー・ 人・が・ 尋ね・てき・た。」「昔・は・ この辺・に・ 住ん・どっ・た・とか・ 言()ー・てはり・まし・た。」③いくつかの事柄を対照させたり、列挙したり例示したりするときに使う言葉。「耕一・とか・ 耕二・とか・ 名乗っ・た・ 男」⇒やら、やか、たら〕

とかい【都会】《名詞》 大勢の人が住んでいて、にぎやかな土地。文化や娯楽に関する施設なども多く、洗練された感じのするところ。「神戸・の・よーな・ とかい」■対語=「いなか【田舎】」

とかげ【蜥蜴】《名詞》 光沢のある緑褐色の細長い体が後端になるにつれて細くなる、4本の短い足を持つ小さな動物。「とかげ・が・ 草・の・ 中・へ・ 逃げ・た。」

とかす【溶かす】《動詞・サ行五段活用》 ①液体の中に、粉状・粒状のものを入れて混ぜ合わせて、元の形がなくなるようにする。「湯ー・に・ 砂糖・を・ とかす。」②固まっているものに熱などを加えて、液体のようにする。「バター・を・ とかす。」③雪や氷を、水にする。「お日ーさん・が・ 照っ・て・ 氷・を・ とかし・た。」■自動詞は「とける【溶ける】」

どかす【退かす】《動詞・サ行五段活用》 今ある場所から他に移す。「じゃま・に・ なる・さかい・ あそこ・の・ 人たち・を・ どかし・てんか。」「大きな・ 石・を・ どかす。」■自動詞は「どく【退く】」〔⇒どける【退ける】、のかす【退かす】、のける【退ける】

とがる【尖る】《動詞・ラ行五段活用》 先が細くて、鋭くなる。「鉛筆・の・ 先・が・ とがっ・とる。」■他動詞は「とんがらす【尖らす】」「とんがらかす【尖らかす】」「とげる【尖げる】」〔⇒とんがる【尖る】

どかん【土管】《名詞》 排水管などとして使う、土を焼いて作った管。「道・の・ 下・に・ どかん・を・ 埋め・て・ 水・を・ 通す。」〔⇒どび【土樋】

どかん《副詞と》 ①物がぶつかって、大きな音を立てる様子を表す言葉。「強い・ 風・で・ 木ー・が・ 倒れ・て・ どかん・と・ゆー・ 音・が・ し・た。」②ものごとが大きく変化する様子を表す言葉。「野菜・の・ 値段・が・ どかんと・ 上がっ・た。」

とき【時】《名詞》 ①止まることなく続き、過去・現在・未来へとつながっているもの。「とき・の・ 流れ・は・ 速い・もんや。」②ある時点からある時点までの間。経過していく月や日の集まり。「桜・が・ 咲い・とる・ とき・は・ 短い。」「郵便局・が・ 開い・とる・ とき」③区切って設けられた一定の長さの時。「質問・の・ できる・ とき」④過去・現在・未来の流れの中での、ある決まった時刻。「郵便局・が・ 開く・ とき」⑤その際。「家・を・ 出・た・ とき・は・ 雨・が・ 降っ・とっ・た。」⑥年代。時代。「奈良・に・ 都・が・ あっ・た・ とき」⑥あることが行われている、または起こりそうな時や状況。その時々で変わってくる事情や状況。「忙しー・ とき・は・ 助け・て・な。」①②③⇒じかん【時間】⇒つきひ【月日】⇒ばあい【場合】、ばやい(場合)

どきがむねむね【どきが胸々】《形容動詞や()、動詞する》 心に苦痛や圧迫を感じて、動悸が激しくなったり緊張したりする様子。「挨拶する・ 前・は・ どきがむねむねし・て・ 困っ・た。」◆「むねがどきどき【胸がどきどき】」ということを、ふざけて言う言葉。〔⇒むねがどきどき【胸がどきどき】

ときたま【時たま】《副詞に、形容動詞や()》 そのことを行ったり、そのことが起こったりするのが稀である様子。「駅・で・ ときたま・ 出会う。」〔⇒ときどき【時々】、たま、たんま〕

どぎつい《形容詞》 いやな感じがするほど、刺激が強い様子である。「どぎつい・ 色・の・ 服・を・ 着・とる。」「どぎつい・ 言い方・を・ し・ても・て・ 怒ら・れ・た。」〔⇒きつい〕

どきっと《副詞、動詞する》 驚いたり恐れたりして、激しく動悸をうつ様子。「急に・ 当て・られ・て・ どきっと・ なっ・た。」〔⇒どきんと、ぎくっと〕

ときどき【時々】《副詞に、名詞》 ①そのことを行ったり、そのことが起こったりするのが稀である様子。「外食する・の・は・ ときどきや。」②その時その時。しばらくの間隔を置いて。季節季節に応じて。「ときどき・ 余震・が・ 続い・た。」⇒ときたま【時たま】、たま、たんま。⇒おりおり【折々】

どきどき《副詞と、動詞する》 嬉しいとき、緊張したとき、激しく体を動かしたときなどに、心臓がふだんより速く強く動く様子。動悸が激しい様子。「コンクール・に・ 出る・ 前・は・ どきどきし・て・ ご飯・が・ 食べ・られ・なんだ。」

ときには【時には】《副詞》 しばしば起こることではないが、決して珍しくないことを表す言葉。状況や場合によっては。「ときには・ 腹・が・ 立つ・ こと・も・ ある。」

どきょう〔どきょー〕【度胸】《名詞》 どんなことが起こっても、恐れたり動じたりしない心の持ち方。「どきょー・が・ ある・ 人・や・さかい・ あがら・へん・ね・やろ。」〔⇒はら【腹】

ときょうそう〔とーきょーそー〕【徒競争】《名詞、動詞する》 一緒に走って、走る速さを競う競技。「すっぽん足袋・を・ 履い・て・ とーきょーそー・に・ 出る。」◆小学校の運動会などでよく行われた。〔⇒はしり【走り】、よういどん【用意どん】

とぎれとぎれ【途切れ途切れ】《名詞、形容動詞や()》 途中で切れながらも続いている様子。滑らかには続かない様子。「あがっ・て・ とぎれとぎれ・の・ 話・に・ なっ・ても・た。」

とぎれる【途切れる】《動詞・ラ行下一段活用》 ①続いていたものが途中で止まって、続かなくなる。「皆勤・が とぎれ・ても・た。」②人の行き来がなくなる。「昼から・は・ お客さん・が・ とぎれ・た。」⇒ちょちょぎれる【ちょちょ切れる】

どきんと《副詞、動詞する》 驚いたり恐れたりして、激しく動悸をうつ様子。「難しい・ 問題・が・ 出・て・ どきんとし・た。」〔⇒どきっと、ぎくっと〕

とく【得】《名詞、形容動詞や(ナ・ノ)、動詞する》 ①売買や交換、事業などで、差し引きをすると入ってくる金額が多いこと。他と比較すると、金銭上の利益が多いこと。「くじ・に・ 当たっ・て・ とくし・た。」「夜行バス・で・ 行く・ 方・が・ とくや。」②有利であったり、報われたりすること。苦労をした以上に、利益や効果が大きいこと。「ここ・は・ 黙っ・とる・の・が・ とくや。」■対語=「そん【損】」

とく【溶く】《動詞・カ行五段活用》 固形物などに水や液体などを加えて、混ぜ合わせて均質な柔らかいものにする。「絵の具・を・ 水・で・ とく。」「小麦粉・を・ とく。」

とく〔どく〕《助動詞》 何かにそなえてあらかじめ何かをするという意味を表す言葉。きちんと何かをするという意味を表す言葉。「練習・で・ 毎朝・ 走っ・とく・ こと・に・ する。」「前もって・ 読ん・どか・んと・ 失敗する・ぞ。」「お金・を・ 貯め・とき・なはれ。」「しっかり・ 聞ー・とけ。」

とぐ【研ぐ】《動詞・ガ行五段活用》 ①金属製品や鉱物などを、砥石などでこすって、滑らかにしたり切れ味をよくしたりする。「包丁(ほちょ)・を・ とぐ。」②米などを水の中でこすり合わせて洗う。「米・を・ とい・で・ 釜・に・ 入れる。」■名詞化=とぎ【研ぎ】

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