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2017年4月26日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (361)    (通算2359回)

日常生活語 「と」⑪

 

ところで《接続詞》 話題を変えるときに使う言葉。前の話を打ち切って、別の話を始めるときに使う言葉。「ところで・ あんた・は・ 何年生まれ・です・か。」◆「さて」に比べると、前にある話と極端に異なる話にしようとする意識は薄いように思われる。〔⇒さて〕

ところてん【心太】《名詞》 テングサを煮た汁を冷やして固めた食べ物。「床几・の・ 上・で・ ところてん・を・ 食べる。」

ところどころ【所々】《名詞》 全体に一様ではなく、あちらこちらに異なりがある様子。また、その異なりのある場所。「朝・ 早かっ・てん・けど・ ところどころ・の・ 店・が・ 開い・とっ・た。」「ところどころ・に・ 塵・が・ 溜まっ・とる。」

ところのふう〔ところのふー〕【所の風】《名詞》 それぞれの地域が持っている風俗や習慣など。「お盆・の・ 三が日・の・ 晩・に・ 行灯・を・ 持っ・て・ 墓・へ・ 行く・の・は・ このへん・の・ ところのふー・や。」「雑煮・は・ ところのふー・に・ よっ・て・ いろいろや。」

ところばんち【所番地】《名詞》 住んでいる場所。所在する場所。また、その地名や番地。「ところばんち・が・ わから・なんだら・ 行か・れ・へん・がな。」「年賀状・に・ ところばんち・を・ きちんと・ 書い・とく。」◆「ところ【所】」に比べて、「ところばんち【所番地】」は、より詳しい場所を示す場合に使うことが多い。〔⇒ところ【所】

どころや《副助詞》 そんな生やさしいものではないという意味を表す言葉。「地震・に・ なっ・て・ 正月・どころや・ あら・へん。」「明日・は・ 試験・や・さかい・ テレビ・どころや・ あら・へん・ねん。」

とさか【鶏冠】《名詞》 鶏などの頭の上にある、赤い冠のような突起。「大きな・ とさか・の・ 鶏」

どさくさ《名詞》 急な出来事や仕事などによって、普段の落ち着きや秩序を失ってごった返していること。「どさくさ・に・ 紛れ・て・ いつの間ーにか・ おら・ん・よーに・ なっ・た。」

とざん【登山】《名詞、動詞する》 ある程度の高さの山に登ること。「とざん・に・ 履く・ 靴・を・ 買()ー・た。」〔⇒やまのぼり【山登り】

どさんと《副詞》 ①数量がまとまって、多くある様子。どっさり。「魚・が・ どさんと・ 釣れ・た。」「正月・の・ 新聞・は・ どさんと・ 分厚い。」②落ちたり置かれたりするときに、太く鈍い音をたてる様子。また、その音。「屋根・の・ 雪・が・ どさんと・ 落ち・た。」

とし【年】《名詞》 ①1年の12か月をまとめて表す言葉。「とし・に・ 1回・ 旅行する。」②1月から12月までの間。「とし・が・ 変わら・ん・ うち・に・ 見舞い・に・ 行こ・ー。」③生まれてからの経過時間を年という単位で表したもの。「とし・を・ とっ・て・ 子ども・の・ 世話・に・ なる。」⇒ねん【年】⇒ねんれい【年齢】

としあけ【年明け】《名詞》 一年が始まるとき。「としあけ・に・ 歓送迎会・を・ する。」〔⇒あけ【明け】

としうえ【年上】《名詞》 生まれてからの年数が、他の人より多いこと。また、その人。「あの・ 人・の・ 方・が・ としうえ・や。」「としうえ・の・ 人・を・ 大事に・ せ・な・ あか・ん。」■対語=「としした【年下】」〔⇒ねんぱい【年配・年輩】

としおとこ【年男、歳男】《名詞》 その年の干支(十二支)と同じ年に生まれた男性。「新年会・で・ 今年・の・ としおとこ・が・ 前・に・ 並ん・だ。」

としおんな【年女、歳女】《名詞》 その年の干支(十二支)と同じ年に生まれた女性。「三べんめ・の・ としおんな・や。」

としかさ【年嵩】《名詞》 他の人よりも年齢を重ねていること。高齢であること。また、そのような人。「だいぶん・の・ としかさ・の・ 人・や。」◆ある程度の年齢を重ねている人について言う場合には、年齢という意味で使うことがある。「新しく・ 来る・ 人・の・ としかさ・は・ なんぼ・や。」

としかっこう〔としかっこー、としかっこ〕【年格好】《名詞》 外見などから判断する、およその年齢。「50・ぐらい・の・ としかっこ・の・ 人」

としご【年子】《名詞》 同じ母親から一年違いで生まれた兄弟姉妹。「わし・と・ 兄貴・と・は・ としご・なん・や。」

としこし【年越し】《名詞、動詞する》 ①前の年を送って、新しい年を迎えること。1年の最後の日である1231日。(ただし、旧暦の場合は、1229日または30日が年末となった。)「今年・は・ 寒い・ としこし・や。」「紅白歌合戦・を・ 見・て・ としこしする。」②立春の前日で2月3日頃にあたり、豆を撒いて悪鬼をはらう習慣のある日。「としこし・や・けど・ まだ・ 寒い・なー。」⇒せつぶん【節分】

としこしそば【年越し蕎麦】《名詞》 前の年を送って、新しい年を迎える時に食べる蕎麦。「夜中・に・ としこしそば・を・ 食べる。」

としごろ【年頃】《名詞》 ①何かの観点から判断した、だいたいの年齢。「どれ・ぐらい・の・ としごろ・の・ 人・に・ 来・てもらい・たい・の・やろ・か。」②あることがらにふさわしい年齢。「遊び回っ・ており・たい・ としごろ・なんや。」③結婚するのにふさわしい年齢。「あそこ・に・は・ としごろ・の・ 娘はん・が・ おっ・て・や。」⇒としのころ【年の頃】

としした【年下】《名詞》 生まれてからの年数が、人より少ないこと。また、その人。「嫁はん・は・ 3つ・ としした・や。」■対語=「としうえ【年上】」

としつき【年月】《名詞》 長い間にわたる、年と月。長い時間の流れ。「あれ・から・ としつき・が・ だいぶ・ たっ・た。」〔⇒ねんげつ【年月】

どしっと《副詞、動詞する》 ①落ち着いている様子。威厳をもって構えている様子。「慌て・んと・どしっとし・て・ おり・なはれ。」②手に持って、重みを感じる様子。「どしっと・ し・て・ 重たい・ 本」〔⇒どっしり〕

どしどし《副詞》 ①同じようなものごとがとどこおりなく、次々と続いていく様子。「どしどし・ 手紙・を・ 書い・てください。」②遠慮せずにものごとを行う様子。「どしどし・ 応募し・てください。」〔⇒どんどん〕

としのくれ【年の暮れ】《名詞》 一年の終わりの頃。歳末。「としのくれ・は・ せわしない・なー。」〔⇒ねんまつ【年末】、くれ【暮れ】

としのころ【年の頃】《名詞》 何かの観点から判断した、だいたいの年齢。「としのころ・なら・ 30過ぎ・の・よーに・ 見え・た。」〔⇒としごろ【年頃】

とじまり【戸締まり】《名詞、動詞する》 盗難予防などのために、家の門や戸を閉めて、外から入れないようにすること。「ちゃんと・ とじまりし・とい・て・な。」

とじめ【戸閉め】《名詞、動詞する》 ①家の戸を閉めること。戸を閉めて会わないこと。「行っ・た・けど・ とじめ・で・ 会え・なんだ。」②戸締まりをして、留守にすること。「とじめし・て・ 旅行・に・ 行く。」

どしゃくずれ【土砂崩れ】《名詞、動詞する》 激しい雨などによって、切り立ったような地形のところが、壊れたりばらばらになったりして落ちること。「どしゃくずれ・で・ 道・が・ 通れ・ん・よーに・ なっ・とる。」〔⇒がけくずれ【崖崩れ】

どしゃぶり【土砂降り】《名詞》 短時間のうちに、雨が多量に激しく降ること。また、その雨。「台風・が・ 来・て・ どしゃぶり・に・ なっ・た。」

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