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2017年4月30日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (365)    (通算2363回)

日常生活語 「と」⑮

 

とどく【届く】《動詞・カ行五段活用》 ①送ったり差し出したりしたものが、相手のもとに着く。「宅急便・は・ とどい・た・か。」②あるところに達する。「竿・が・ 天井・に・ とどく。」「70・に・ 手ー・が・ とどく。」■他動詞は「とどける【届ける】」

とどけ【届】《名詞》 ①相手のもとに着くようにすること。「おとどけ・は・ 明日・に・ し・ます。」②役所や定められたところへ申し出ること。また、そのために用いる書類。「とどけ・に・ 判・を・ 押し・てんか。」

とどける【届ける】《動詞・カ行下一段活用》 ①送ったり差し出したりして、相手のもとに着くようにする。「これ・を・ 明日・まで・に・ とどけ・とい・てください。」②役所や定められたところへ申し出る。「欠席する・ こと・を・ とどける。」■自動詞は「とどく【届く】」■名詞化=とどけ【届】

どない《副詞に》 どのように。「この・ 話・は・ どない・ なっ・とる・ん・や。」「どないに・も・ なら・ん。」■類語=「こない」「そない」「ほない」「どない」〔⇒どう〕

どないか《動詞する》 いろいろな工夫や努力をして、課題などを実現しようとする気持ちを表す言葉。「宿題・が・ どないか・ でけ・た。」〔⇒どうか、なんとか〕

どないか《副詞》 ①自分の願いが実現するように神仏などに祈る気持ちを表す言葉。「どないか・ うまいこと・ いき・ます・よーに・ お頼みし・ます。」②人に勧めたり頼んだりして、自分の願いをかなえたいという気持ちを表す言葉。「どないか・ 助け・てほしい・ねん・けど。」〔⇒なんとか【何とか】、どうか、どうぞ〕

どないかしたら《副詞》 何かの事情が生じた場合は。都合や場合によっては。「明日・は・ どないかしたら・ 大雨・に・ なる・かも・ わから・へん。」〔⇒どうかしたら、どうかすると、どうやすると、どうやしたら、どないかすると、どないやしたら、どないやすると、ひょっとしたら、ひょっとすると、もしかすると【若しかすると】、もしかしたら【若しかしたら】

どないかすると《副詞》 何かの事情が生じた場合は。都合や場合によっては。「だいぶ・ 強ーなっ・てき・た・ので・ どないかすると・ 今年・あたり・は・ 阪神・が・ 優勝する・かも・ しれ・へん・ぞ。」〔⇒どうかしたら、どうかすると、どうやすると、どうやしたら、どないかしたら、どないやしたら、どないやすると、ひょっとしたら、ひょっとすると、もしかすると【若しかすると】、もしかしたら【若しかしたら】

どないこない《副詞と》 いろいろな事態を、特定しないまま並べるのに用いる言葉。あれこれ話題にしたり批判したりすることを表す言葉。「どないこない・ 言()ー・ても・ やっぱり・ 親子・や・さかい・ 最後・は・ わかっ・てくれる・やろ。」〔⇒どうこう、どうのこうの〕

どないして《副詞》 ①そこに至った経緯・経過や方法などを尋ねるのに用いる言葉。「どないして・ こんな・ 大きな・ 魚・を・ 釣っ・た・ん・か・ やり方・を・ 教え・てくれ・へん・か。」②どういう原因・理由などがあってそのようになったのかという疑問や不審の気持ちを表す言葉。「どないして・ そんな・ こと・が・ 決まっ・た・ん・や。」〔⇒どうして。⇒なぜ【何故】、なんぜ(何故)、なで(何故)、なんで(何故)、どうして〕

どないしても《副詞》 ①あれこれしても実現しそうにないということを表す言葉。「どないしても・ 入選する・よーな・ 絵ー・は・ 描け・へん。」②そのことが不可避であることを表す言葉。どのようにしても必ず。「どないしても・ あいつ・に・は・ 勝た・んと・ あか・ん。」◆①②ともに、後ろに、打ち消しの言葉が伴う。〔⇒どうしても。⇒とても、とっても〕

どないでも《副詞》 ①相手の意志や自然の成り行きに任せるような姿勢を表す言葉。「どないでも・ 勝手に・ し・やがれ。」②何とか工夫をして成功させなければならないということを表す言葉。「どないでも・ 明日・まで・に・ 仕上げる・ つもり・や。」〔⇒どないでもこないでも、どないなと、どないなとこないなと、どないなり、どないなりこないなり、どうでも、どうでもこうでも〕

どないでもこないでも《副詞》 ①相手の意志や自然の成り行きに任せるような姿勢を表す言葉。「どないでもこないでも・ なる・よーに・しか・ なら・ん・やろ。」②何とか工夫をして成功させなければならないということを表す言葉。「どないでもこないでも・ 来年・は・ 頑張ら・な・ あか・ん・ぞ。」〔⇒どないでも、どないなと、どないなとこないなと、どないなり、どないなりこないなり、どうでも、どうでもこうでも〕

どないど《副詞》 方法を何とか工夫して望みを実現しようとすることを表す言葉。何とかそのようになってほしいという願望を表す言葉。「どないど・ 昼まで・に・ 仕事・を・ 済まそ・う・と・ 思う・ねん。」「どないど・ 合格し・てほしー・ねん。」〔⇒どないどこないど〕

どないどこないど《副詞》 方法を何とか工夫して望みを実現しようとするを表す言葉。何とかそのようになってほしいという願望を表す言葉。「どないどこないど・ 合格する・ つもり・や。」「どないどこないど・ 来年・は・ 良()ー・ こと・が・ あっ・てほしい。」〔⇒どないど〕

どないな《連体詞》 形や状態などが、どのような。どれほどの程度の。「どないな・ 値段・の・ ケーキ・を・ 買う・ つもり・や。」「どないな・ やり方・で・ やっ・たら・ でき・ます・ん・やろ。」「どないな・ 太さ・の・ 木ー・が・ 良()ー・の・かいなー。」〔⇒どんな〕

どないなと《副詞》 ①相手の意志や自然の成り行きに任せるような姿勢を表す言葉。「自分・で・ 考え・て・ どないなと・ せー。」②何とか工夫をして成功させなければならないということを表す言葉。「どないなと・ 子どもたち・も・ 就職し・てくれ・まし・た。」〔⇒どないでも、どないでもこないでも、どないなとこないなと、どないなり、どないなりこないなり、どうでも、どうでもこうでも〕

どないなとこないなと《副詞》 ①相手の意志や自然の成り行きに任せるような姿勢を表す言葉。「どないなとこないなと・ 欲しい・ もん・が・ あっ・たら・ 持っ・ていけ。」②何とか工夫をして成功させなければならないということを表す言葉。「どないなとこないなと・ 税金・を・ 払え・た。」「どないなとこないなと・ し・て・ 合格でける・よーに・ し・なはれ。」〔⇒どないでも、どないでもこないでも、どないなと、どないなり、どないなりこないなり、どうでも、どうでもこうでも〕

どないなり《副詞》 ①相手の意志や自然の成り行きに任せるような姿勢を表す言葉。「どないなり・ あんた・の・ 良()ー・よーに・ し・なはれ。」②何とか工夫をして成功させなければならないということを表す言葉。「どないなり・ 明日・の・ 試合・だけ・は・ 勝ち・たい・ねん。」〔⇒どないでも、どないでもこないでも、どないなと、どないなとこないなと、どないなりこないなり、どうでも、どうでもこうでも〕

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