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2017年5月 2日 (火)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (367)    (通算2365回)

日常生活語 「と」⑰

 

とばしるる】《動詞・ラ行五段活用》 しぶきなどが、瞬間的に広がる。水滴などが飛び続ける。「水道管・が・ 破裂し・て・ 周り・に・ 水・が・ とばしっ・た。」「鍋・が・ 吹い・て・ とばしっ・とる・さかい・ 火ー・を・ 止め・なはれ。」〔⇒とびちる【飛び散る】

とばす【飛ばす、跳ばす】《動詞・サ行五段活用》 ①空中を動いて進むようにする。「紙飛行機・を・ とばす。」②空中に散らす。跳ね上げる。「トラック・が・ 泥・を・ とばし・て・ 行き・やがっ・た。」③勢いよく、速く行き来させる。「自転車・を・ とばす。」④間を抜いて、先へ移らせる。「1列・ とばし・て・ 当てる。」「10ページ・ほど・ とばし・て・ 読む。」⑤それまでよりも低い地位に落としたり、遠い任地に変えたりする。「九州・に・ とばさ・れ・とっ・た・けど・ 戻っ・てき・た。」■自動詞は「とぶ【飛ぶ】」■名詞化=とばし【飛ばし、跳ばし】

どばっ《副詞と》 液体を大量にかけたり注いだりする様子。「おひたし・に・ どばっと・ 醤油・を・ かけ・た。」

とばん【塗板】《名詞》 白墨で字や絵などを書くための、黒色や緑色の板。「とばん・に・ 白墨・で・ 字ー・を・ 書く。」「教室・の・ とばん」〔⇒こくばん【黒板】

とばんけし【塗板消し】《名詞》 白墨で板に書いた字や絵などを消す道具。「とばんけし・を・ はたい・た・ 跡・が・ 教室・の・ 窓・の・ 外・に・ 残っ・とる。」〔⇒こくばんけし【黒板消し】、こくばんふき【黒板拭き】、とばんふき【塗板拭き】

とばんふき【塗板拭き】《名詞》 白墨で板に書いた字や絵などを消す道具。「とばんふき・が・ 汚れ・とる・さかい・ 塗板・も・ 真っ白けや。」〔⇒こくばんけし【黒板消し】、こくばんふき【黒板拭き】、とばんけし【塗板消し】

どび【土樋】《名詞》 排水管などとして使う、土を焼いて作った管。「どび・が・ 詰まっ・て・ 水・が・ 流れ・へん。」〔⇒どかん【土管】

とびあがる【飛び上がる、跳び上がる】《動詞・ラ行五段活用》 ①勢いをつけて、高いところへはね上がる。身をおどらせるようにして、低いところから上に動く。「勝っ・て・ とびあがっ・て・ 喜ぶ。」「忍者・が・ 屋根・の・ 上・に・ とびあがる。」■対語=「とびおりる【飛び下りる、跳び下りる】」〔⇒とんびゃがる(飛び上がる)(跳び上がる)

とびあるく【飛び歩く】《動詞・カ行五段活用》 同じところに長く留まらずに、方々へ行く。忙しくあちこち動き回る。「貧乏暇なし・で・ 毎日・ とびあるい・ており・ます。」〔⇒とんびゃるく(飛び歩く)

とびいし【飛び石】《名詞》 伝って歩くために、庭などに間隔をおいて並べてある石。「とびいし・に・ 打ち水・を・ する。」

とびいり【飛び入り】《名詞、動詞する》 仲間でない人や予定していなかった人が、不意に加わること。また、そのような人。「とびいり・の・ 人・が・ 来・た・ので・ 料理・が・ 足ら・ん。」「とびいり・で・ 歌・を・ 歌う。」

とびうお【飛び魚】《名詞》 細長い体をしていて、胸鰭を広げて海上を飛ぶ銀青色の魚。「いまさっき・ とびうお・が・ 飛ん・だ・ぞー。」

とびおきる【飛び起きる】《動詞・カ行上一段活用》 眠っていたり横になっていたりしていた者が、急に眠りから覚めたり勢いよく立ち上がったりする。「遅刻し・た・と・ 思っ・て・ あわて・て・ とびおき・た。」〔⇒はねおきる【跳ね起きる】

とびおりる【飛び下りる、跳び下りる】《動詞・ラ行上一段活用》 ①身をおどらせるようにして、高いところから下に動く。「台・の・ 上・から・ とびおりる。」②動いている乗り物などから、果敢に離れる。「自転車・の・ 荷台・から・ とびおりる。」■対語=①「とびあがる【飛び上がる、跳び上がる】」「とんびゃがる【(飛び上がる、跳び上がる)】」、②「とびのる【飛び乗る】」

とびかかる【飛び掛かる、跳び掛かる】《動詞・ラ行五段活用》 身をおどらせて、相手に突き当たる。「騎馬戦・で・ 相手・に・ とびかかる。」

とびこえる【飛び越える】《動詞・ア行下一段活用》 ①障害となるものなどの上を身を躍らせて通って、その向こうに達する。「低い・ 垣・を・ とびこえる。」②他の人を抜いて順位を上げる。順序を抜かして先の段階に進む。「順番・を・ とびこえ・て・ 練習し・たら・ 怪我・を・ する・ぞ。」〔⇒とびこす【飛び越す】

とびこす【飛び越す】《動詞・サ行五段活用》 ①障害となるものなどの上を身を躍らせて通って、その向こうに達する。「走っ・てき・て・ 溝・を・ とびこす。」②他の人を抜いて順位を上げる。順序を抜かして先の段階に進む。「他・の・ 人・を・ とびこし・て・ 出世する。」〔⇒とびこえる【飛び越える】

とびこみ【飛び込み】《名詞、動詞する》 ①水の中などに勢いよく入ること。「波止・の・ 先・から・ 海・へ・ とびこみ・を・ し・て・ 遊ぶ。」②約束をしないままで、先方を訪れる。「とびこみ・で・ もの・を・ 売り・に・ 来・やがっ・た。」

とびこむ【飛び込む、跳び込む】《動詞・マ行五段活用》 勢いよく何かの中に入り込む。特に、水の中などに勢いよく入る。「体操・を・ し・て・から・ プール・に・ とびこむ。」■名詞化=とびこみ【飛び込み】

とびすけ【飛び助】《名詞》 外出するのが好きな人。「あの・ 人・は・ とびすけ・や・から・ 誘ー・たら・ 来る・よ。」

とびだす【飛び出す】《動詞・サ行五段活用》 ①内から外へ勢いよく出る。走って出る。「道・に・ とびだし・たら・ 危ない・ぞ。」②もとの場所から、よそへ行ってしまう。「家・を・ とびだし・て・ 一人・で・ 住ん・どる。」③前または外に、不自然に突き出る。「板・の・ 裏・へ・ 釘・が・ とびだし・とる。」〔⇒とびでる【飛び出る】

とびちる【飛び散る】《動詞・ラ行五段活用》 ①しぶきなどが、瞬間的に広がる。水滴などが飛び続ける。「大きな・ 石・を・ 放()りこん・だら・ しぶき・が・ とびちっ・た。」②ものや火花などが飛んで広がる。「風・が・ 吹い・て・ 木・の・ 葉ー・が・ とびちっ・とる。」「溶接・の・ 火花・が・ とびちる。」⇒とばしるる】

とびつく【飛び付く】《動詞・カ行五段活用》 ①身をまかせるようにして躍りかかって、取りついたり抱きついたりする。「子ども・が・ 後ろ・から・ とびつい・てき・た。」②待っていたとばかりに、対象となるものに手を出す。欲しいものや興味あるものを手に入れようとする。「新しい・ 写真機・を・ とびつい・て・ 買()ー・た。」

とびでる【飛び出る】《動詞・ダ行下一段活用》 ①内から外へ勢いよく出る。走って出る。「とびでる・ 前・に・ いっぺん・ 止まれ。」②もとの場所から、よそへ行ってしまう。「教室・から・ とびで・て・ もどっ・てこ・ん。」③前または外に、不自然に突き出る。「道・に・ とびで・た・ 松・の・ 枝・を・ 切る。」〔⇒とびだす【飛び出す】

とびとび【飛び飛び】《形容動詞や()》 ①連続しないで、散らばって並んでいる様子。「山・に・ 近い・ 村・に・は・ 家・が・ とびとびに・ ある。」「庭・に・ とびとびに・ 石・を・ 並べる。」②間隔をあけて続いている様子。「月末・に・は・ とびとびに・ 休み・が・ ある。」「本・を・ 面白い・ 所・だけ・ とびとびに・ 読む。」 

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