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2017年5月11日 (木)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (376)    (通算2374回)

日常生活語 「と」26

 

とんぶりがえす【とんぶり返す】《動詞・サ行五段活用》 ①表と裏を反対にする。裏返しにする。「いっぱいに・ なっ・たら・ とんぶりがえし・て・ 裏・に・ 書き・なはれ。」②転覆させる。横倒しにさせる。「台風・が・ 船・を・ とんぶりがえし・た。」③関係や立場を逆転させる。「選挙・で・ 勝っ・て・ とんぶりがえし・ても・た。」■自動詞は「とんぶりがえる【とんぶり返る】」〔⇒ひっくりかえす【ひっくり返す】、ひっくりかやす(ひっくり返す)、ひっくりかいす(ひっくり返す)、とんぶりがやす(とんぶり返やす)、とんぶりがいす(とんぶり返やす)⇒かえす【返す】、かやす(返す)、かいす(返す)

とんぶりがえって あっぱっぱ【とんぶり返って あっぱっぱ】《唱え言葉》 体をぐるっと回転させるときに、口にする言葉。2人が向き合って両手をつないだ状態から、くるりと回って背中合わせになるときに、口にする言葉。

とんぶりがえる【とんぶり返る】《動詞・ラ行五段活用》 ①表と裏が反対になる。裏返しになる。「亀・が・ とんぶりがえっ・て・ もと・に・ よー・ 戻ら・へん。」②転覆する。横倒しになる。「ボート・が・ とんぶりがえっ・て・ 海・に・ はまっ・た。」③倒れる。「走っ・とっ・て・ 足・が・ もつれ・て・ とんぶりがえっ・た。」④関係や立場が逆転する。「勝っ・とっ・た・のに・ とんぶりがえっ・て・ 負け・ても・た。」■他動詞は「とんぶりがえす【とんぶり返す】」〔⇒とんぶりがやる(とんぶり返る)、とんぶりがいる(とんぶり返る)、ひっくりかえる【ひっくり返る】、ひっくりかやる(ひっくり返る)、ひっくりかいる(ひっくり返る)⇒かえる【返る】、かやる(返る)、かいる(返る)

とんぶりがやす(とんぶり返やす)】《動詞・サ行五段活用》 ①表と裏を反対にする。裏返しにする。「焼け・てき・たら・ とんぶりがやし・て・ 裏側・を・ 焼き・なはれ。」②転覆させる。横倒しにさせる。「相撲・で・ 相手・を・ とんぶりがやす。」③関係や立場を逆転させる。「もー・ 二点・ 取っ・て・ 試合・を・ とんぶりがやし・てまえ。」■自動詞は「とんぶりがやる【(とんぶり返る)】」〔⇒ひっくりかえす【ひっくり返す】、ひっくりかやす(ひっくり返す)、ひっくりかいす(ひっくり返す)、とんぶりがえす【とんぶり返す】、とんぶりがいす(とんぶり返やす)⇒かえす【返す】、かやす(返す)、かいす(返す)

とんぶりがやる(とんぶり返る)】《動詞・ラ行五段活用》 ①表と裏が反対になる。裏返しになる。「裏・と・ 表・が・ とんぶりがやっ・て・ 印刷さ・れ・とる。」②転覆する。横倒しになる。「風・で・ 植木鉢・が・ とんぶりがやっ・とる。」③倒れる。「石・に・ けつまづい・て・ とんぶりがやっ・た。」④関係や立場が逆転する。「途中・まで・は・ 勝っ・とっ・てん・けど・ とんぶりがやっ・て・ 負け・ても・た。」■他動詞は「とんぶりがやす【(とんぶり返やす)】」〔⇒とんぶりがえる【とんぶり返る】、とんぶりがいる(とんぶり返る)、ひっくりかえる【ひっくり返る】、ひっくりかやる(ひっくり返る)、ひっくりかいる(ひっくり返る)⇒かえる【返る】、かやる(返る)、かいる(返る)

どんぶりこ《副詞と》 水などに浮かんでいる様子を表す言葉。浮き沈みしながら漂っている様子を表す言葉。「丸太・が・ どんぶりこと・ 浮い・て・ 流れ・とる。」〔⇒どんぶらこ〕

どんぶりばち【丼鉢】《名詞》 深くて厚みのある、陶器の鉢。「大食い・で・ 飯・を・ どんぶりばち・で・ いっぱい・ 食う。」〔⇒どんぶり【丼】

どんぶりめし【丼飯】《名詞》 ①深くて厚みのある陶器の鉢に飯を入れて、おかずを上に盛った食べ物。「昼・は・ どんぶりめし・に・ し・まほ・か。」②普通の茶碗でなく、鉢のように大きな茶碗に盛った飯。「あいつ・は・ どんぶりめし・を・ 3ばい・も・ 食う。」⇒どんぶり【丼】

とんぼ【蜻蛉】《名詞》 目は複眼で大きく、細長い体をして、薄く透き通った羽が左右2枚ずつある昆虫。「とんぼ・が・ 飛ん・どる。」◆種類によって、「やんま」「いととんぼ【糸蜻蛉】」「あかとんぼ【赤蜻蛉】」等の言葉も使う。

どんま【胴馬】《名詞》 馬乗り遊び。◆電柱・壁・塀などを背にして一人が立ち、その股の間に次の者が首を入れて腰を低くする。その後ろに次々と同じ姿勢の者が続いて、「馬」を作る。別のチームの者がその馬に次々と飛び乗って、馬が崩れたら何度でも繰り返す。馬が崩れなかった場合は、立っている一人と、先頭で飛び乗った一人とがじゃんけんをして、飛び乗った者が負けると馬になる。

とんや【問屋】《名詞》 生産者から品物を集めて、小売店などに卸売りをする店。「とんや・や・けど・ 小売り・も・ し・てくれる・ 店」〔⇒といや【問屋】

どんより《副詞と、動詞する》 ①雲が空を覆って、薄暗い様子。「雨・は・ 降ら・ん・けど・ どんよりし・とる。」②目つきや色合いなどが濁っていて、生気に欠ける様子。「寝とぼけ・た・ どんよりし・た・ 目」

とんりゃい(取り合い)】《名詞、動詞する》 同一のものや、少ない数量のものを、互いに争って奪い合うこと。「今日・の・ 試合・は・ 点・の・ とんりゃい・に・ なっ・た。」〔⇒とりあい【取り合い】、とりやい(取り合い)

とんりゃう(取り合う)】《動詞・ワア行五段活用》 互いに争って奪い合う。「点・を・ とんりゃう・ 試合・は・おもろい・なー。」■名詞化=とんりゃい(取り合い)〔⇒とりあう【取り合う】、とりやう(取り合う)

とんりゃげる(取り上げる)】《動詞・ガ行下一段活用》 ①奪って自分のものとする。「子ども・から・ とんりゃげ・た・ 金・は・ 貯金・を・ し・とい・たる。」②没収する。無理に取る。しばらく預かる。「とんりゃげ・た・ 携帯電話・を・ 返し・たる。」③手に取って上げる。「受話器・を・ とんりゃげる。」■名詞化=とんりゃげ(取り上げ)〔⇒とりあげる【取り上げる】

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