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2017年5月21日 (日)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (386)    (通算2384回)

日常生活語 「な」⑩

 

なまくらぼうず〔なまくらぼーず〕【なまくら坊主】《形容動詞や()、動詞する》 ①すべき仕事や勉強をしないで、ほうっておく様子。それをする時間の余裕があるのに、しないで無駄に過ごす様子。また、そのようにする人。「うち・の・ 子ー・は・ なまくらぼーず・や・けど・ 会社・で・ 働く・ こと・に・ なり・まし・てん。」②ネジなどが利かなくなっている状態。「なまくらぼーずで・ ネジ・が・ ゆるん・でも・とる。」〔⇒なまくら。①動詞⇒なまける【怠ける】、サボる【フランス語=sabotageの動詞化】、ずるける、どぶせる【ど臥せる】①人⇒なまけ【怠け】、サボり【フランス語=sabotageの名詞化】

なまけ【怠け】《名詞、形容動詞や()》 すべき仕事や勉強をしないで、ほうっておく人。それをする時間の余裕があるのに、しないで無駄に過ごす人。また、そのような様子。「なまけ・や・さかい・ いっこも・ 試験・に・ 合格・ でけ・へん。」〔⇒なまくら、なまくらぼうず【なまくら坊主】、サボり【フランス語=sabotageの名詞化】

なまける【怠ける】《動詞・カ行下一段活用》 すべき仕事や勉強をしないで、ほうっておく。それをする時間の余裕があるのに、しないで無駄に過ごす。「勉強・を・ なまけ・とっ・たら・ 卒業・が・ でけ・へん・ぞ。」■名詞化=なまけ【怠け】〔⇒なまくら(する)、なまくらぼうず(する)、サボる【フランス語=sabotageの動詞化】、ずるける、どぶせる【ど臥せる】

なまこ【海鼠】《名詞》 海底にすむ、胡瓜のような形をして、いぼがあって柔らかい動物。「なまこ・の・ 酢のもの・が・ 好きや・ねん。」

なまざかな【生魚】《名詞》 煮たり焼いたり、あるいは干したりしていない魚。「なまざかな・の・ 刺身」

なます【膾】《名詞》 生の魚や貝などを細かく刻んで酢で調味した食べ物。大根や人参などの野菜を刻んで酢で調味した食べ物。「鯖・を・ 刻ん・で・ 入れ・た・ なます」

なまず【鯰】《名詞》 頭と口が大きく、うろこがなく体表がぬるぬるしており、池や川の底の泥の中にすむ魚。「なまず・に・は・ 大けな・ 髭・が・ 生え・とる。」

なまにえ【生煮え】《形容動詞や()》 食べ物が十分に煮えていないこと。また、そのようなもの。「この・ 芋・は・ まだ・ なまにえや。」

なまぬくい【生温い】《形容詞》 十分な熱さではないが、少し暖かくなっている。暖かみがわずかにある。「懐炉・は・ 朝・に・ なっ・ても・ なまぬくい。」〔⇒なまぬるい【生温い】、ほろぬくい【ほろ温い】、ほろぬるい【ほろ温い】

なまぬるい【生温い】《形容詞》 十分な熱さではないが、少し暖かくなっている。暖かみがわずかにある。「なまぬるい・ 風・が・ 吹い・とる。」〔⇒なまぬくい【生温い】、ほろぬくい【ほろ温い】、ほろぬるい【ほろ温い】

なまみず【生水】《名詞》 飲み水として使う、まだ沸かしていない水。「なまみず・ 飲ん・だら・ 腹・を・ こわし・まっ・せ。」

なまもん【生物】《名詞》 ①餡・クリーム・果物などを使って作った食べ物や、魚などの食べ物で、煮たり焼いたりしていないもの。「この・ 饅頭・は・ なまもん・や・さかい・ 早(はよ)ー・ 食べ・ておくれ・んか。」②命があって、永遠性を持たないもの。「人間・も・ なまもん・や。」

なまやけ【生焼け】《形容動詞や()》 食べ物が十分に焼けていないこと。また、そのようなもの。「なまやけで・ 中・の・ 方・が・ まだ・ 冷たい・まま・や。」

なまり【鉛】《名詞》 重くて柔らかく、青みがかった灰色をした金属。「てぐす・の・ 先・に・ なまり・の・ 重り・を・ 付ける。」

なまる【鈍る】《動詞・ラ行五段活用》 ①使っているうちに、刃物の切れ味が悪くなる。「包丁・が・ なまっ・た・さかい・ 研が・な・ いか・ん。」②その人の技量、勢い、決心などが以前よりも劣った状態になる。「料理・の・ 腕・が・ なまっ・てき・た。」③体力などが弱くなる。「最近・は・ 電車・に・ 乗る・ こと・が・ 増え・て・ 体・が・ なまっ・てき・た。」

なみ【波】《名詞》 ①風や振動などによって、海・川・池などの水面が、高くなったり低くなったりして伝わっていくこと。また、水面が高く盛り上がっているところ。「沖・から・ なみ・が・ 寄し・てくる。」②ものに皺や起伏があること。「畳・の・ 表・に・ なみ・が・ でけ・とる。」「田圃・の・ 稲・が・ なみ・を・ うっ・とる。」③ものごとの調子が、良くなったり悪くなったりすること。「成績・に・ なみ・が・ あっ・て・ 安定せー・へん。」

なみ【並み】《名詞、形容動詞や()》 とりわけ良くもなく、とりわけ悪くもなく、普通であること。また、そのようなもの。「なみ・の・ 人間・に・は・ でけ・へん。」「なみの・ 料理」

なみ【並み】《接尾語》[名詞に付く] 他のものや話題となっているものと、同じ程度であることを表す言葉。同じようなものが続くことを表す言葉。「寄付・の・ 額・は・ 人なみ・で・ 良()ー・やろ。」「店・は・ 軒なみ・ みんな・ 閉まっ・とる。」「去年なみ・の・ 暑さ・が・ 続い・とる。」

なみうちぎわ【波打ち際】《名詞》 海や湖などで、沖から波がうち寄せてきて形作られる、水と陸との境界になるところ。「なみうちぎわ・に・ ごみ・が・ 流れ・てき・とる。」

なみだ【涙】《名詞》 感極まったときや痛みなどがあるときなどに、目からあふれ出る透明な液体。「花粉症・で・ なみだ・が・ 出・て・ かなん・なー。」〔⇒あめ【雨】、あめこんこん【雨こんこん】

なむあみだぶつ【南無阿弥陀仏】《名詞》 阿弥陀仏に帰依する気持ちを表して唱える言葉。〔⇒なんまいだぶつ(南無阿弥陀仏)、なんまいだ(南無阿弥陀)

なめくじ【蛞蝓】《名詞》 湿ったところにすみ、かたつむりに似ているが、殻を持たない軟体動物。「なめくじ・に・ 塩・を・ かける。」〔⇒なめくじら(蛞蝓)

なめくじら(蛞蝓)】《名詞》 湿ったところにすみ、かたつむりに似ているが、殻を持たない軟体動物。「井戸・に・ なめくじら・が・ 上っ・とる。」〔⇒なめくじ【蛞蝓】

なめる【舐める】《動詞・マ行下一段活用》 ①口の中に入れて、舌先で触れてもてあそぶ。歯でかまないで、舌先で触れながら味わう。「なめ・たら・ ちょっと・ 辛すぎ・た。」「喉・が・ 痛い・さかい・ 飴・を・ なめる。」②舌でものに触って濡らす。「切手・を・ なめ・て・ 貼る。」③相手をあなどって軽く見る。馬鹿にする。「わし・を・ なめ・とっ・たら・ あか・ん・ぞ。」⇒ねぶる、しゃぶる。⇒しがむ〕

なや【納屋】《名詞》 物を入れてしまっておくための建物や、建物の一部。「スコップ・やっ・たら・ なや・に・ ある・やろ。」

なやすい【な易い】《形容詞》 自分の力からすれば、行うことが容易である。大した努力をしなくても、そのことを行うのは容易である。「試験・は・ なやすい・ 問題・ばっかり・が・ 出・た。」■対語=「むつかしい【難しい】」〔⇒やすい【易い】、ぼろかす【襤褸滓】、ぼろくそ【襤褸糞】

なやむ【悩む】《動詞・マ行五段活用》 精神的に苦しんだり難儀に感じたりする。負担を感じたりして、強く心配する。「勉強・が・ わから・へん・ので・ なやん・だ・ 時期・が・ あっ・てん。」■名詞化=なやみ【悩み】

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