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2017年5月24日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (389)    (通算2387回)

日常生活語 「な」⑬

 

なんかと【何彼と】《副詞》 一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「なんかと・ 気ー・(を・) 使う・ こと・が・ 仰山(ぎょーさん)・ ある。」〔⇒なにかと【何彼と】、なにやかや【何や彼や】、なんやかや【何や彼や】、なにやかし【何やかし】、なんやかし【何やかし】、なにやかやと【何や彼やと】、なんやかやと【何や彼やと】

なんぎ【難儀】《形容動詞や()、動詞する》 ①ものごとに対応したり処理したりするのに、苦しんだり苦労したりする様子。「山・を・ 登る・の・に・ なんぎし・た。」②自分にとっては不可能だと思われる様子。「そんな・ なんぎな・ こと・ 命令せ・んとい・て。」〔⇒なぎ(難儀)、どうさ【動作】

なんきゅう〔なんきゅー〕【軟球】《名詞》 野球やテニスなどで使う、ゴム製の柔らかいボール。「なんきゅー・や・さかい・ 当たっ・ても・ 痛(いと)ー・ない。」■対語=「こうきゅう【硬球】」

なんきょく【南極】《名詞》 地球の南の端。また、その辺りの寒い地域。「なんきょく・に・ おる・ ペンギン」■対語=「ほっきょく【北極】」

なんきん【南瓜】《名詞》 蔓性で、夏に黄色の花を咲かせ、黄色く甘みを持った実が食用となる植物。「冬至・に・ なんきん・を・ 食う。」〔⇒カボチャ【ポルトガル語から】

なんきんまめ【南京豆】《名詞》 落花生の繭状の皮をむいたもの。落花生の実を煎って塩味をつけたもの。「なんきんまめ・は・ 食べだし・たら・ 止まら・へん。」〔⇒ピーナツ【英語=peanut

なんざん【難産】《名詞、動詞する》 普通以上に苦しんで子を生むこと。胎児がなかなか生まれないこと。「なんざん・やっ・た・けど・ 丈夫な・ 子ー・を・ 生ん・だ・ん・やって。」■対語=「あんざん【安産】」

なんしき【軟式】《名詞》 野球、テニスなどで、柔らかいボールを使ってするスポーツ。「なんしき・の・ 野球部・に・ 入っ・とる。」「なんしき・ テニス」■対語=「こうしき【硬式】」

なんじゃら【何じゃら】《副詞》 ①実態ははっきりしないが、ともかくそれが存在しているように思われるということを表す言葉。「なんじゃら・ わけ・が・ わから・ん・ 話・を・ 始め・やがっ・た。」②何とはなしに、ある傾向が加わってくる様子を表す言葉。「なんじゃら・ 難(むつか)しー・ 話・に・ なっ・てき・た。」〔⇒なにやら【何やら】、なんやら【何やら】

なんじゃらかんじゃら(何じゃら彼じゃら)】《副詞と》 一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「なんじゃらかんじゃら・ 説明し・てくれ・た・けど・ よー・ わから・なんだ。」〔⇒なんやか【何やか】、なんやかや【何や彼や】、なんやかい【何やかい】、なんやかし【何や彼し】、なんやらかやら【何やら彼やら】、なんやらかんやら(何やら彼やら)、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんかかんか(何か彼か)

なんしろ【何しろ】《副詞》 いろいろな事情などがあるにしても、そのことは置いておいて、最も言いたいことを言うと。「なんしろ・ あの・ 日ー・は・ 朝・から・ 土砂降り・の・ 雨・やっ・た・なー。」〔⇒なにしろ【何しろ】、なにせ【何せ】、なんせ【何せ】、なんにせえ【何にせえ】、なんにしても【何にしても】、とにかく【兎に角】

なんせ【何せ】《副詞》 いろいろな事情などがあるにしても、そのことは置いておいて、最も言いたいことを言うと。「なんせ・ ゴルフ・は・ 金・が・ かかる・なー。」「なんせ・ 問題・が・ むつかしー・て・ いっこも・ わから・なんだ。」〔⇒なにしろ【何しろ】、なんしろ【何しろ】、なにせ【何せ】 、なんにせえ【何にせえ】、なんにしても【何にしても】、とにかく【兎に角】

なんぜ【何故】《副詞》 どういう原因・理由などがあってそのようになったのかという疑問や不審の気持ちを表す言葉。「なんぜ・ わし・が・ 行か・んならん・ねん・な。」〔⇒なぜ【何故】、なで(何故)、なんで(何故)、どうして、どないして〕

なんぞいうたら〔なんぞゆーたら〕【何ぞ言うたら】《副詞》 何かというと。いざの時には。「あの・ 男・は・ なんぞゆーたら・ 金・を・ 借り・に・ 来る。」「なんぞゆーたら・ 兄貴・を・ 頼り・に・ する。」〔⇒なんぞいうと〕

なんぞいうと〔なんぞゆーと〕【何ぞ言うと】《副詞》 何かというと。いざの時には。「子ども・が・ なんぞゆーと・ 金・が・ かかる・なー。」「なんぞゆーと・ 子ども・が・ 頼り・や。」〔⇒なんぞいうたら〕

なんだ《助動詞》 過去や現在の動作や作用について、打ち消す意味をもつ言葉。仮定の内容を想定して、それを打ち消す意味をもつ言葉。「忙しゅー・て・ 本・を・ 読ま・なんだ。」「飲ま・なんでも・ 生き・とれ・る。」「要ら・なんだら・ 返し・てくれ。」「知ら・なんでん。」◆「行か・なんだら」と同様の意味を表すものとして、「行か・んなんだら」「行か・へなんだら」「行か・へんなんだら」「行か・へんかったら」「行か・んかったら」などの言い方がある。〔⇒へんかった、へなんだ〕

なんたら【何たら】《副詞と》 何であるのかよくわからない、あるいは何であるのかを忘れてしまったというようなことを表す言葉。「なんたら・ 言()ー・ 人・や・けど・ 名前・を・ 忘れ・ても・た。」〔⇒なんちゃら【何ちゃら】、なんとか【何とか】、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんとかかんとか【何とかかんとか】

なんたらかんたら【何たらかんたら】《副詞と》  一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「なんたらかんたらと・ 理屈・を・ つけ・やがる・ん・や。」②何であるのかよくわからない、あるいは何であるのかを忘れてしまったというようなことを表す言葉。「なんたらかんたら・(と・) 言()ー・ 難しー・ 名前・の・ 本」

③言葉などが長々と続いているということを表す言葉。「なんたらかんたら・ 説明・が・いっぱい・ 書い・てあっ・た。」〔⇒なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】⇒なんやか【何やか】、なんやかや【何や彼や】、なんやかい【何やかい】、なんやかし【何や彼し】、なんやらかやら【何やら彼やら】、なんやらかんやら(何やら彼やら)、なんじゃらかんじゃら(何じゃら彼じゃら)、なんかかんか(何か彼か)⇒なんたら【何たら】、なんちゃら【何ちゃら】、なんとか【何とか】、なんとかかんとか【何とかかんとか】

なんちゃら【何ちゃら】《副詞》 何であるのかよくわからない、あるいは何であるのかを忘れてしまったというようなことを表す言葉。「なんちゃら・ 難しー・ 字ー・が・ 書い・てあっ・た。」〔⇒なんたら【何たら】、なんとか【何とか】、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんとかかんとか【何とかかんとか】

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