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2017年5月27日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (392)    (通算2390回)

日常生活語 「な」⑯

 

なんのことやら【何の事やら】《副詞》 出来事などを詠嘆的に述べるときに使う言葉。何とまあ。「なんのことやら・ えーかげんな・ こと・しか・ 喋ら・へん・ねん。」〔⇒なんのことや【何のことや】、なんのこっちゃ(何の事や)、なんのこっちゃら(何の事やら)

なんば(南蛮)】《名詞》 高さ2メートルぐらいになる植物の葉の付け根にできるもので、円柱形の軸に黄色い実がぎっしり並んでついている作物。「終戦後・は・ なんば・の・ 粉(こー)・を 食べ・た・ こと・が・ あっ・た。」〔⇒とうきび【唐黍】、きび【黍】

なんぼ《名詞、副詞》 ①金額の多少を問題にしたり、尋ねたりするときに使う言葉。どれほどの値段。「この・ 時計・ なんぼ・で・ 買()ー・た・ん・や。」②数量の多少を問題にしたり、尋ねたりするときに使う言葉。「なんぼ・ほど・ いっぺん・に・ 積める・ん・やろ・か。」③年齢を尋ねるときに使う言葉。「お父さん・は・ おいくつ・です・か。」④どのように、あるいは何度も、そうしたところで、大きな変化がないような場合に使う言葉。「なんぼ・ 聞ー・ても・ 頭・に・ 入ら・へん。」①②④⇒いくら【幾ら】②③⇒いくつ【幾つ】

なんぼか《副詞》 どれほどであっても。僅かではあるが。「そっち・の・ 箱・・ 方・が・ なんぼ・か・ まし・や。」

なんぼでも《副詞》 どれほど高額であっても。いくらの数量や金額であっても。「なんぼでもかんぼでも・ 言わ・れ・た・ 通り・に・ 金・を・ 払う。」〔⇒なんぼでもかんぼでも〕

なんぼでもかんぼでも《副詞》 どれほど高額であっても。いくらの数量や金額であっても。「なんぼでもかんぼでも・ 分け・てほしー・ん・や。」〔⇒なんぼでも〕

なんぼなんでも《副詞》 いろいろなことを勘案したとしても。いくらなんでも。どう考えても。「なんぼなんでも・ 1万円・は・ 高すぎる・やろ。」「なんぼなんでも・ 今度・の・ やり方・は・ おかしー・と・ 思う。」「なんぼなんでも・ あんた・から・は・ 借金・は・ でけ・へん。」◆相手を非難する場合などに使うことが多い。

なんぼも《副詞》 とりたてて言うほどでもないことを表す言葉。さほどには。◆後ろに打ち消しの言葉が伴う。「負け・た・(と・) 言()ー・た・かて・ 点数・は・ なんぼも・ 違い・が・ あら・へん。」◆後ろに打ち消しの言葉が伴うことが多い。〔⇒あまり【余り】、あまし【余し】、あんまり【余り】、あんまし【余し】、たいして【大して】

なんまいだ(南無阿弥陀)】《名詞》 阿弥陀仏に帰依する気持ちを表して唱える言葉。〔⇒なんまいだぶつ(南無阿弥陀仏)、なむあみだぶつ【南無阿弥陀仏】

なんまいだぶつ(南無阿弥陀仏)】《名詞》 阿弥陀仏に帰依する気持ちを表して唱える言葉。〔⇒なんまいだ(南無阿弥陀)、なむあみだぶつ【南無阿弥陀仏】

なんも【何も】《副詞》 ①そのようにする理由がないという気持ちを表す言葉。「なんも・ あんた・が・ 謝る・ 必要・は・ あら・へん。」②そのような事実や行為がないということを表す言葉。「なんも・ 痛い・ こと・は・ ない。」◆②は、後ろに打ち消しの言葉が伴う。〔⇒なにも【何も】、なんにも【何も】

なんもかも【何も彼も】《名詞、副詞》 さまざまなものを含んでいる、その全体。それがすべてに行きわたっていること。一つ残らずすべて。「なんもかも・で・ 1万円・に・ し・とき・ます。」「なんもかも・ 燃え・て・ 灰・に・ なっ・ても・た。」〔⇒すっかり、こっきり、こっきら、こっきらこ、こっきらこい、なにもかも【何も彼も】、なんにもかも【何にも彼も】、なんもかんも(何も彼も)

なんもかんも(何も彼も)】《名詞、副詞》  さまざまなものを含んでいる、その全体。それがすべてに行きわたっていること。一つ残らずすべて。「問題・は・ なんもかんも・ わから・なんだ。」〔⇒すっかり、こっきり、こっきら、こっきらこ、こっきらこい、なにもかも【何も彼も】、なんにもかも【何にも彼も】、なんもかも【何も彼も】

なんや【何や】《副詞》 何であるのか。なんとなく。「なんや・ よー・ わから・ん・ 話・やっ・た。」〔⇒なにや【何や】

なんや〔なんやー〕【何や】《感動詞》 驚いたり、問い返したりするときに使う言葉。「なんや・ わし・を・ 騙し・た・ん・や・なー。」〔⇒なに【何】

なんやか【何やか】《副詞》 一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「なんやか・ あっ・て・ おもろい・ 店・や。」〔⇒なんやかや【何や彼や】、なんやかい【何やかい】、なんやかし【何や彼し】、なんやらかやら【何やら彼やら】、なんやらかんやら(何やら彼やら)、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんじゃらかんじゃら(何じゃら彼じゃら)、なんかかんか(何か彼か)

なんやかい【何やかい】《副詞》 一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「なんやかい・ 腹・の・ 立つ・ こと・が・ ある。」〔⇒なんやか【何やか】、なんやかや【何や彼や】、なんやかし【何や彼し】、なんやらかやら【何やら彼やら】、なんやらかんやら(何やら彼やら)、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんじゃらかんじゃら(何じゃら彼じゃら)、なんかかんか(何か彼か)

なんやかし【何やかし】《副詞》 一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「引っ越しし・て・ なんやかし・ 買い物・を・ し・まし・た。」「なにやかし・ 世話・に・ なり・まし・た。」〔⇒なんやか【何やか】、なんやかや【何や彼や】、なんやかい【何やかい】、なんやらかやら【何やら彼やら】、なんやらかんやら(何やら彼やら)、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんじゃらかんじゃら(何じゃら彼じゃら)、なんかかんか(何か彼か)

なんやかや【何や彼や】《副詞と》 一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「これから・ なんやかや・ 教(おせ)・てください・な。」「なにやかや・ わから・ん・ こと・が・ ぎょーさん・ ある。」「なんやかやと・ 宿題・を・ いっぱい・ 出さ・れ・た。」〔⇒なんやか【何やか】、なんやかい【何やかい】、なんやかし【何や彼し】、なんやらかやら【何やら彼やら】、なんやらかんやら(何やら彼やら)、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんじゃらかんじゃら(何じゃら彼じゃら)、なんかかんか(何か彼か)

なんやったら【何やったら】《副詞》 あなたが了解するならば。もし、それでよければ。「なんやったら・ 私・が・ 代わっ・てあげ・ても・ よろしー・けど。」〔⇒なんなら【何なら】

なんやて【何やて】《感動詞》 相手につっけんどんに対応したり、疑問・非難・反発する気持ちが強かったりするときに、口をついて出る言葉。相手を威嚇するときに発する言葉。「なんやて。 もー・ いっぺん・ 言()ー・てみー。」◆もとは「なん」(代名詞)+「や」(助動詞)+「て」(接続助詞)である。「なんじゃて【何じゃて】」となることもある。〔⇒なんどい【何どい】、なんどいや【何どいや】

なんやら【何やら】《副詞》 ①実態ははっきりしないが、ともかくそれが存在しているように思われるということを表す言葉。「なんやら・ よー・ わから・へん・ 説明を・ 聞かさ・れる・の・は・ しんどい・なー。」②何とはなしに、ある傾向が加わってくる様子を表す言葉。「なんやら・ 雨・が・ 降り・そーに・ なっ・てき・た・ぞ。」〔⇒なにやら【何やら】、なんじゃら【何じゃら】

なんやらかやら【何やら彼やら】《副詞と》 一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「なんやらかやら・ 品物・を・ 見せ・てくれ・た。」「なんやらかやら・ あっ・て・ 目移り・が・ する。」〔⇒なんやか【何やか】、なんやかや【何や彼や】、なんやかい【何やかい】、なんやかし【何や彼し】、なんやらかんやら(何やら彼やら)、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんじゃらかんじゃら(何じゃら彼じゃら)、なんかかんか(何か彼か)

なんやらかんやら【何やら彼んやら】《副詞》 一つのことに限らず、いろいろな事柄や内容にわたっている様子を表す言葉。さまざまなものが混じって存在していることを表す言葉。「なんやらかんやら・ 金・の・ 要る・ こと・ばっかり・や。」「古物屋・に・は・ なんやらかんやら・ わけ・の・ わから・ん・ もん・が・ ぎょーさん・ あっ・た。」〔⇒なんやか【何やか】、なんやかや【何や彼や】、なんやかい【何やかい】、なんやかし【何や彼し】、なんやらかやら【何やら彼やら】、なんたらかんたら【何たらかんたら】、なんちゃらかんちゃら【何ちゃらかんちゃら】、なんじゃらかんじゃら(何じゃら彼じゃら)、なんかかんか(何か彼か)

なんより【何より】《副詞、形容動詞や()》 それに比べると、ほかのものは問題にならない(あるいは、価値が低い)ということを表す言葉。「怪我・を・ せ・なんだ・の・が・ なんよりや。」「なんより・ 体・を・ 動かす・の・が・ 好きな・ 人・や。」〔⇒なにより【何より】、なによりかより【何より彼より】、なんよりかより【何より彼より】

なんよりかより【何より彼より】《副詞、形容動詞や()》 それに比べると、ほかのものは問題にならない(あるいは、価値が低い)ということを表す言葉。「順位・は・ 後ろ・でも・ 棄権せ・なんだ・ん・が・ なんよりかよりや。」「なによりかより・ 釣り・が・ 大好きな・ やつ・や。」〔⇒なにより【何より】、なんより【何より】、なによりかより【何より彼より】

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