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2017年5月31日 (水)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (396)    (通算2394回)

日常生活語 「に」④

 

にせもん【贋物、偽物、贋者、偽者】《名詞》 ①本物に似せて作っているが本物でないこと。また、そのようなもの。「にせもん・や・けど・ よー・ でけ・た・ 品物・や。」②その人にように見せかけた別の人。ごまかして他の職業や身分を装う人。「にせもん・の・ お医者はん・が・ 捕まっ・た・そーや。」■対語=①「ほんまもん【本間物】」「ほんもの【本物】」「ほんもん【本物】」〔⇒にせ【贋、偽】⇒まがいもん【紛い物】、だまし【騙し】、だましもん【騙し物】

にたかよったか【似たか寄ったか】《形容動詞や()》 よく似ていて、優劣や異同や変化に、大きな違いがない様子。「あいつら・ 二人・は・ にたかよったかの・ 点数・を・ 取っ・とる。」〔⇒にたりよったり【似たり寄ったり】

にたっと《副詞、動詞する》 一瞬、気味悪い感じの笑いや、皮肉を込めたような表情などを表す様子。「横・を・ 向い・て・ にたっと・ し・やがっ・た・ので・ 気・に・ なっ・た。」

にたにた《副詞と、動詞する》 気味悪い感じの笑いや、皮肉を込めたような表情などを表す様子。「にたにたし・て・ 気持ち・が・ 悪い。」

にたりよったり【似たり寄ったり】《形容動詞や()》 よく似ていて、優劣や異同や変化に、大きな違いがない様子。「どこ・の・ 店・も・ にたりよったり・の・ 値ー・や。」〔⇒にたかよったか【似たか寄ったか】

にち【日】《名詞》 1週間の7日間のうちの最初の日で、前の週の土曜日の次で、月曜日前にある日。「土ー・にち・は・ 連休や。」〔⇒にちよう【日曜】、にっちょう(日曜)、にちようび【日曜日】、にっちょうび(日曜日)

にち【日】《助数詞》 ①日数を数えるときに使う言葉。「1にち・か・ 2日・は・ 様子・を・ 見・とこ。」②日の順番を数えるときに使う言葉。「2月・の・ 13にち・に・ 開催する。」◆1日から10日までは、「いちにち【一日】」「ふつか【二日】」「みっか【三日】」「よっか【四日】」「いつか【五日】」「むいか【六日】」「なぬか【七日】」「ようか【八日】」「ここのか【九日】」「とおか【十日】」と数えて、「か」を使うことが多いが、「ににち【二日】」「さんにち【三日】」…という数え方もする。11日から20日までは、「じゅういちにち【十一日】」「じゅうににち【十二日】」「じゅうさんにち【十三日】」「じゅうよっか【十四日】」「じゅうごにち【十五日】」「じゅうろくにち【十六日】」「じゅうななにち(または、じゅうひちにち)【十七日】」「じゅうはちにち【十八日】」「じゅうくにち【十九日】」「はつか【二十日】」となって「にち」を使うことが多くなる。21日以後は、11日から20日までの数え方に準じるが、30日は「さんじゅうにち【三十日】」となる。

にち(満ち)】《名詞》 海面が周期的に沖の方から海岸へ寄せてきて、海面が高くなること。また、そのようになっている状況。「今日・は・ 昼から・に・ にち・に・ なる。」■対語=「ひき【引き】」〔⇒みち【満ち】、みちしお【満ち潮】、にちしお(満ち潮)

にちしお(満ち潮)】《名詞》 海面が周期的に沖の方から海岸へ寄せてきて、海面が高くなること。また、そのようになっている状況。「だんだん・ にちしお・に・ なっ・てき・た。」■対語=「ひきしお【引き潮】」〔⇒みち【満ち】、にち(満ち)、みちしお【満ち潮】

にちにちそう〔にちにちそー〕【日日草】《名詞》 先が5つに裂けた筒状の花を、夏から秋にかけて次々と咲かせる、長楕円形の葉の草。「にちにちそー・の・ かいらしー・ ピンク・の・ 花」

にちばん【日番】《名詞》 一日ごとに代わり合って何らかの用をする仕事。また、その役目を持った人。「にちばん・が・ 最後・の・ 戸締まり・を・ する。」〔⇒にっちょく【日直】

にちひき(満ち引き)】《名詞》 海面が周期的に沖の方から海岸へ寄せてきて海面が高くなり、また、逆に海面が低くなること。「潮干狩り・は・ にちひき・の・ 大きー・ とき・が・ 良()ー・ねん。」〔⇒みちひき【満ち引き】

にちゃこい《形容詞》 ①不快に感じるほど、粘り気がある。「にちゃこい・ チューインガム・が・ 歯ー・に・ ひっつい・た。」②なかなかあきらめることをしないで、どこまでもつきまとったり、ものに執着したりする感じだ。「にちゃこい・ もの・の・ 言い方・を・ する・ 人・や。」〔⇒ねちゃこい。⇒ねつい、ねちこい、ねつこい、ひつこい、しつこい、ねばこい【粘こい】、ねばっこい【粘っこい】、しゅうねんぶかい【執念深い】

にちゃつく《動詞・カ行五段活用》 粘り気のあるものが取れないで、くっついたまま粘っている。「握り飯・を・ 握っ・た・さかい・ ご飯粒・が・ 手ー・の・ 先・で・ にちゃつい・とる。」〔⇒ねちゃつく〕

にちゃにちゃ《形容動詞や()、動詞する》 粘り気のあるものが付いて、不快に感じる様子。「ガム・を・ 踏ん・で・ 靴・の・ 裏・が・ にちゃにちゃや。」〔⇒ねちねち、ねちゃねちゃ、ねばねば、ねとねと〕

にちよう〔にちよー〕【日曜】《名詞》 ①1週間の7日間のうちの最初の日で、前の週の土曜日の次で、月曜日前にある日。「にちよー・は・ 野球・を・ 見・に・ 行く。」②休みであって、活動をしないこと。また、そのような日や時。「今日・は・ 耳・が・ にちよー・や。」〔⇒にっちょう(日曜)、にちようび【日曜日】、にっちょうび(日曜日)⇒にち【日】

にちようび〔にちよーび〕【日曜日】《名詞》 ①1週間の7日間のうちの最初の日で、前の週の土曜日の次で、月曜日前にある日。「にちよーび・は・ 朝・ ゆっくりと・ 起きる。」②休みであって、活動をしないこと。また、そのような日や時。「時計・が・ にちよーび・に・ なっ・とる。」〔⇒にちよう【日曜】、にっちょう(日曜)、にっちょうび(日曜日)⇒にち【日】

にちようひん〔にちよーひん〕【日用品】《名詞》 家庭でふだん、毎日のように使う品物。「コンビニ・で・ にちよーひん・を・ 買う。」

につ(満つ)】《動詞・タ行五段活用》 海面が沖の方から海岸へ寄せてきて、海面が高くなる。潮が寄せてくる。「潮干狩り・は・ にっ・てくる・ 前・に・ 終わり・に・ し・ょー。」■対語=「ひく【引く】」■名詞化=にち(満ち)〔⇒ねつ(満つ)、ねる(満る)

にっか【日課】《名詞》 毎日きまってする仕事や任務。日々に割り当ててする仕事や任務。「風呂掃除・は・ 子ども・の・ にっか・に・ し・てます。」

にっき【日記】《名詞》 毎日の出来事や感じたことなどを、一日ごとにまとめて記録するもの。「夏休み・の・ 宿題(しくだい)・の・ にっき」

にっき(肉桂)】《名詞》 暖かい土地にはえる肉桂(にっけい)の木の枝や根の皮を乾燥させて、独特の香りと辛みのある香料としたもの。「にっき・の・ 入っ・た・ ケーキ」

にっきゅう〔にっきゅー〕【日給】《名詞》 勤め先から1日いくらと決めて支払われる給料。「アルバイト・は・ にっきゅー・で・ 貰(もろ)・とる・ん・や。」

にづくり【荷造り】《名詞、動詞する》 送ったり運んだりするために、荷物をまとめてくくったり、包んだりすること。「しっかり・ にづくりし・とか・んと・ ほどけ・て・ 割れ・まっ・せ。」

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