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2017年6月 3日 (土)

【書籍版】明石日常生活語辞典 (399)    (通算2397回)

日常生活語 「に」⑦

 

にゅうせん〔にゅーせん〕【入選】《名詞、動詞する》 優れた作品などを決める選考で、選ばれること。「にゅーせんし・た・さかい・ 展覧会・に・ 出し・てもらえる。」◆作品などの評価段階の一つとして使われる場合は、「入選」の上に「特選」が設けられたりする。■対語=「らくせん【落選】」〔⇒とうせん【当選】

にゅうどうぐも〔にゅーどーぐも〕【入道雲】《名詞》 夏空に、もくもくと立ち上るように見える雲。積乱雲。「にゅーどーぐも・が・ 出・て・ 今日・も・ 暑い・なー。」

によい(匂い、臭い)】《名詞》 ①漂ってきて、鼻に好ましく心地よく感じるもの。「煎餅屋・から・ こばしー〔=香ばしい〕・ によい・が・ し・てくる。」②漂ってきて、鼻に気持ち悪くくさく感じるもの。「煙草・の・ によい・は・ 嫌いや・ねん。」〔⇒におい【匂い、臭い】、かざ()、かだ()⇒かおり【香り、薫り】

によう(匂う、臭う)】《動詞・ワア行五段活用》 ①漂ってくるものが鼻に好ましく、心地よく感じる。「食堂・から・ カレー・が・ によー・てくる。」②漂ってくるものが鼻に気持ち悪く、くさく感じる。「饐()え・て・ によー・てくる。」■名詞化=によい(匂い、臭い)〔⇒におう【匂う、臭う】、かざる(香る)、かだる(香る)⇒かおる【香る、薫る】

にょうぼう〔にょーぼー、にょーぼ〕【女房】《名詞》 夫婦のうちの女性の方。「にょーぼー・が・ こしらえ・てくれ・た・ 弁当・ 持っ・て・ 会社・へ・ 行っ・とる・ん・や。」「あの・ 人・は・ 誰・の・ にょーぼー・や・ねん。」◆親しみを込めて言っている感じがするが、ややくだけた言い方でもある。他人の妻について言うことは少ない。〔⇒つま【妻】

にら【韮】《名詞》 細長くて平たく、強い匂いがする葉を食用とする野菜。「にら・と・ 卵・で・ お吸い物・を・ 作る。」

にらみあい【睨み合い】《名詞、動詞する》 ①仲が悪く、敵意を持って対立すること。また、そのような間柄。「あいつ・と・は・ いつも・ にらみあい・や。」②子ども同士が向かい合って口をつぐんで相手を見つめあって、笑い出した方を負けとする遊び。「にらみあいし・たら・ いっつも・ 笑(わろ)・て・ 負け・てまう・ねん。」〔⇒にらんみゃい(睨み合い)⇒にらめっこ【睨めっこ】、にらみっこ【睨みっこ】、にらみごく【睨みごく】

にらみあう【睨み合う】《動詞・ワア行五段活用》 ①仲が悪く、敵意を持って対立する。「あの・ 2人・は・ いっつも・ にらみおー・て・ばっかり・や。」②鋭い目つきで、互いにじっと見つめる。「道・で・ 犬・が・ にらみおー・とる。」③子ども同士が向かい合って口をつぐんで相手を見つめあって、笑い出した方を負けとする遊びをする。「炬燵・で・ みかん・を・ 食べ・ながら・ にらみおー・て・ 遊ぶ。」■名詞化=にらみあい【睨み合い】〔⇒にらんみゃう(睨み合う)

にらみごく【睨みごく】《名詞、動詞する》 子ども同士が向かい合って口をつぐんで相手を見つめあって、笑い出した方を負けとする遊び。「にらみごく・を・ し・たら・ おかしー・て・ 笑(わろ)・て・ いつも・ 負け・てまう。」〔⇒にらめっこ【睨めっこ】、にらみっこ【睨みっこ】、にらみあい【睨み合い】、にらんみゃい(睨み合い)

にらみだい【睨み鯛】《名詞》 祝いものとして飾り、その場では食べることをしない、焼いた鯛。大きく目を見開いたように見える、焼いた鯛。「正月・に・ にらみだい・を・ 置い・て・ 祝う。」

にらみつける【睨み付ける】《動詞・カ行下一段活用》 相手を恐がらせるために、鋭い目つきで、強く目を見据える。「きつい・ 目ー・で・ にらみつけら・れ・た。」

にらみっこ【睨みっこ】《名詞、動詞する》 子ども同士が向かい合って口をつぐんで相手を見つめあって、笑い出した方を負けとする遊び。「怒っ・た・ 顔・を・ し・て・ にらみっこする。」〔⇒にらめっこ【睨めっこ】、にらみごく【睨みごく】、にらみあい【睨み合い】、にらんみゃい(睨み合い)

にらむ【睨む】《動詞・マ行五段活用》 ①鋭い目つきで相手をじっと見つめる。「電車・の・ 中・で・ 足・を・ 踏ん・で・ にらま・れ・た。」②落ち着いて、見当をつける。「たぶん・ あいつ・が・ し・た・ん・やろ・と・ にらん・どん・ねん・けど・な。」③特別な見方で監視したり警戒したりする。「失敗し・て・ 課長・に・ にらま・れ・とる・ねん。」

にらめっこ【睨めっこ】《名詞、動詞する》 子ども同士が向かい合って口をつぐんで相手を見つめあって、笑い出した方を負けとする遊び。「にらめっこし・て・ 相手・を・ 笑わし・て・ 勝っ・た。」〔⇒にらみっこ【睨みっこ】、にらみごく【睨みごく】、にらみあい【睨み合い】、にらんみゃい(睨み合い)

にらんみゃい(睨み合い)】《名詞、動詞する》 ①仲が悪く、敵意を持って対立すること。また、そのような間柄。「仲・が・ 良()ー・のー・て・ にらんみゃい・ばっかし・ し・とる。」②子ども同士が向かい合って口をつぐんで相手を見つめあって、笑い出した方を負けとする遊び。「にらんみゃい・は・ 負ける・さかい・ し・とー・ない・ねん。」〔⇒にらみあい【睨み合い】⇒にらめっこ【睨めっこ】、にらみっこ【睨みっこ】、にらみごく【睨みごく】

にらんみゃう(睨み合う)】《動詞・ワア行五段活用》 ①仲が悪く、敵意を持って対立する。「にらんみょー・て・ 喧嘩し・て・ばっかり・ し・とる。」②鋭い目つきで、互いにじっと見つめる。「相撲取り・が・ 土俵・で・ にらんみゃう。」③子ども同士が向かい合って口をつぐんで相手を見つめあって、笑い出した方を負けとする遊びをする。「兄弟・で・ にらんみょー・て・ 遊ん・どる。」■名詞化=にらんみゃい(睨み合い)〔⇒にらみあう【睨み合う】

にりゅう〔にりゅー〕【二流】《形容動詞や()、名詞》 質、程度、等級などが最上のものより劣っている様子。また、そのようなもの。「にりゅー・の・ 選手・や・さかい・ エラー・を・ よー・ する・なー。」■対語=「いちりゅう【一流】」「さんりゅう【三流】」〔⇒にばんて【二番手】

にる【似る】《動詞・ナ行上一段活用》 何かの共通点などがあって、互いに同じように見える。「よー・ に・た・ 親子・や。」「あんた・と・ に・とる・よーな・ 考え方・を・ し・てます。」◆「にる【似る】」は瞬間的なことを表す言葉でないから、継続を表す助動詞「とる」とつながって、「に・とる」という言い方をすることが多い。「にる」の活用は、ナ行上一段活用であるが、未然形は「にー・へん(にー・ひん)」「にや・へん」「にら・へん」などになることもあり、五段活用に近づいているようにも思われる。■名詞化=【似】

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